JP2008042471A - 撮像装置及びその処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】定常光が明るい場合にも適切なストロボ撮影が可能な撮像装置及びその処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】第1の画素領域及び第2の画素領域を含み、光電変換により画素データを生成する撮像素子を有する撮像装置の処理方法であって、ストロボの発光を行い(S3031)、前記撮像素子の第1の画素領域の画素データを読み出す第1の読み出しステップ(S3032)と、ストロボの発光を行い(S3033)、前記撮像素子の第2の画素領域の画素データを読み出す第2の読み出しステップ(S3034)と、前記第1の画素領域の画素データ及び前記第2の画素領域の画素データを基に発光量を演算し(S3035、S305)、ストロボの発光を行い(S310)、前記撮像素子の画素データを読み出す第3の読み出しステップ(S312)とを有することを特徴とする撮像装置の処理方法が提供される。
【選択図】図6

Description

本発明は、撮像装置及びその処理方法に関する。
昨今撮像素子として、CCDに変わるものとして、CMOSセンサーが注目を浴びている。その最大の特徴は回路がMOSトランジスタで構成されているので、消費電力が非常に小さく、またCCDの様に電荷の転送のために負電圧を含めた複数の電源を必要としないことである。光電変換手段であるフォトダイオードは暗電流とよばれ、周囲温度により光が当たっていなくても電流が発生し、その量は温度8℃の増加で2倍に増えてしまう。従って、消費電力が小さいことは発熱が少ないことであり、特に露出時間が長い場合にはCMOSセンサーは画像ノイズがCCDと比べて非常に少ない特徴がある。
以下、XYアドレス型の走査方法を採るCMOS撮像素子について説明する。まず、画素又はライン毎に、画素に蓄積された不要電荷を除去する走査すなわちリセット走査を実行し、その後、画素又はライン毎に、それぞれ所定の時間を経過してから信号電荷を読み出す走査を行うことで電子シャッタ動作が実現できる。このような電子シャッタを、以下、「ローリング電子シャッタ」と呼ぶ。
図11及び図12を用いてCMOS撮像素子の構造及びローリング電子シャッタ動作について説明する。
図11はXYアドレス型の走査方法を採る撮像素子の構成を示したものである。図11において、601は単位画素である。なお、図11では図の簡略化のために、画素単位601を2行×2列のみ示しているが、実際には多数の画素単位601が2次元に配置されている。また、602は光を電荷に変換するフォトダイオード(PD)である。603は転送パルスφTXによってPD602で発生した電荷を後述する蓄積領域(フローティングデフュージョン:FD)に転送する転送スイッチである。604は電荷を一時的に蓄積しておく蓄積領域(FD)である。605はソースフォロアとして機能する増幅MOSアンプである。606は選択パルスφSELによって画素を選択する選択スイッチであり、607はリセットパルスφRESによってFD604に蓄積された電荷を除去するリセットスイッチである。FD604、増幅MOSアンプ605、及び後述する定電流源609でフローティングディフュージョンアンプが構成され、選択スイッチ606で選択された画素の信号電荷が電圧に変換され、信号出力線608を経て読み出し回路613に出力される。609は増幅MOSアンプ605の負荷となる定電流源である。610は読み出し回路613から出力信号を選択する選択スイッチであり、水平走査回路614によって駆動される。611は信号を撮像素子外部に出力するための出力アンプである。また、612はスイッチ603、606、607を選択するための垂直走査回路である。
なお、パルス信号φTX、φRES、φSELそれぞれについて、垂直走査回路612によって走査選択された、例えばn番目の走査ラインに印加するパルス信号をφTXn、φRESn、φSELnと記述する。
図12はローリング電子シャッタ動作における駆動パルスと動作シーケンスを示したものである。なお図11では説明を簡略にするために垂直走査回路612によって走査選択されたnラインからn+1ラインの2行分の駆動制御に関して記述する。
nラインにおいて、まず時刻t31からt32の期間、φRESnとφTXnを印加して、転送スイッチ603及びリセットスイッチ607をオンにし、nライン目のPD602とFD604に蓄積されている不用電荷を除去するリセット動作を行う。時刻t32で転送スイッチ603がオフになり、PD602で発生した光電荷が蓄積される蓄積動作が開始される。次に時刻t34においてφTXnを印加して、転送スイッチ603をオンにし、PD602に蓄積された光電荷をFD604に転送する転送動作を行う。なお、リセットスイッチ607は、転送動作に先んじてオフする必要があり、図12に示す駆動制御では、時刻t32で転送スイッチ603と同時にオフとなる。ここで、リセット動作終了の時刻t32から、転送開始の時刻t34までが蓄積時間となる。
nライン目の転送動作終了後、φSELnを印加して選択スイッチ606をオンにすることにより、FD604に保持した電荷が電圧に変換され、読み出し回路613に出力される。読み出し回路613で一時的に保持された信号が水平走査回路614によって時刻t36より順次出力される。時刻t34の転送開始から時刻t37の読み出し終了までの時間をT3readとし、時刻t31から時刻t33までの時間をT3waitとする。他のラインにおいても同様に、転送開始から読み出し終了までの時間がT3readとなり、あるラインのリセット開始から次のラインのリセット開始までの間の時間がT3waitとなる。
また、リセット動作及び読み出し動作を一括で行う場合の動作シーケンスを図13に示す。
図13において、時刻t41から時刻t42にすべてのラインのリセット動作が同時に行われる。時刻t43から時刻t44までの転送動作も同時に行われ、全画素の蓄積電荷を一括してFDに転送する。時刻t43においてφTXnを印加して、転送スイッチ603をオンにし、PD602に蓄積された光電荷をFD604に転送する転送動作を行う。次に転送動作終了後、t44においてφSELnを印加して選択スイッチ606をオンにすることにより、FD604に保持した電荷が電圧に変換され、読み出し回路613に出力される。読み出し回路613で一時的に保持された信号が水平走査回路614によって時刻t46より順次出力され、1ラインの読み出しが終了すると、次のラインを同様にして読み出す。このような電子シャッタを、以下、「一括電子シャッタ」と呼ぶ。一括電子シャッタを行うと蓄積時間は全ラインでt42からt44までとなり、蓄積時刻が画面の上下で同一の電子シャッタを得ることができる(例えば、特許文献1を参照)。
次にこの一括電子シャッタを用いた場合のストロボ撮影動作に関して図14を用いて説明する。同図において、(A)はストロボ発光波形、(B)及び(C)は前述したn画素目とn+1画素目のCMOS撮像素子のリセットパルスφRESn及びφRESn+1であり、リセット解除とともに入射光の蓄積を開始する。また、(D)及び(E)はn画素目とn+1画素目のCMOS撮像素子の転送パルスφTXn及びφTXn+1であり、蓄積終了タイミングを示す。(F)及び(G)はn画素目とn+1画素目のCMOS撮像素子の選択パルスφSELn及びφSELn+1であり、電荷転送タイミングを示す。(H)は画素データを読み出すクロック信号HSRである。
図13と同様に、リセット解除後のt1からt2がプリ発光の蓄積時間であり、この間に(A)で示す様にプリ発光を行い、被写体反射光をセンサーの各画素で蓄積を行い、蓄積終了後のt3から(H)の信号HSRに同期して、各ラインの画像信号を読み出す。
この読み出した画像の輝度を基に、本発光量を演算して、所望の光量でメイン発光を行い、プリ発光と同様にして撮像を行い、ストロボ撮影を行う。
特開2005−176105号公報(段落0028、段落0029、段落0043、図5等)
しかしながら、CMOS撮像素子を用いて、図13及び図14で説明した方法にて、ストロボ同調画像を得ようとした場合に、定常光(外光)が明るい場合に、図11で説明した、受光素子であるフォトダイオード602に強い光が当たり続ける。これにより、フォトダイオード602で発生した電荷が電荷蓄積部であるフローティングディフュージョン部604に流れ込み、画素データが飽和してしまい、正しく測光することが出来なくなるという問題を生じる。特に蓄積終了後の読み出しまでの時間が遅い画素程その影響を受けやすくなってしまい、正しい本発光量を求めることが出来ず、結果として適正な本発光量による撮影が出来なくなると言う問題が生じる。
本発明の目的は、定常光が明るい場合にも適切なストロボ撮影が可能な撮像装置及びその処理方法を提供することである。
本発明の撮像装置は、第1の画素領域及び第2の画素領域を含み、光電変換により画素データを生成する撮像素子と、ストロボの発光を行い、前記撮像素子の第1の画素領域の画素データを読み出す第1の読み出し手段と、ストロボの発光を行い、前記撮像素子の第2の画素領域の画素データを読み出す第2の読み出し手段と、前記第1の画素領域の画素データ及び前記第2の画素領域の画素データを基に発光量を演算し、ストロボの発光を行い、前記撮像素子の画素データを読み出す第3の読み出し手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の処理方法は、第1の画素領域及び第2の画素領域を含み、光電変換により画素データを生成する撮像素子を有する撮像装置の処理方法であって、ストロボの発光を行い、前記撮像素子の第1の画素領域の画素データを読み出す第1の読み出しステップと、ストロボの発光を行い、前記撮像素子の第2の画素領域の画素データを読み出す第2の読み出しステップと、前記第1の画素領域の画素データ及び前記第2の画素領域の画素データを基に発光量を演算し、ストロボの発光を行い、前記撮像素子の画素データを読み出す第3の読み出しステップとを有することを特徴とする。
定常光が明るい場合に画素データの飽和を防止し、適切なストロボ撮影を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態によるカメラシステム(撮像装置)の構成例を示す図である。カメラシステムは、一眼レフレックスカメラ100と該カメラに装着される交換レンズ200及びストロボ400とによって成る。
1は主ミラーであり、ファインダー観察状態では撮影光路内に斜設され、撮影状態では撮影光路外に退避する。また、主ミラー1はハーフミラーとなっており、撮影光路内に斜設されているときは、後述する焦点検出光学系へ被写体からの光線の約半分を透過させる。2はピント板であり、後述の撮影レンズ201で結像された被写体像が投影される。
3はサブミラーであり、主ミラー1とともに、ファインダー観察状態では撮影光路内に斜設され、撮影状態では撮影光路外に退避する。このサブミラー3は、斜設された主ミラー1を透過した光線を下方に折り曲げて、後述の焦点検出ユニット8に導くものである。
4はファインダー光路変更用のペンタプリズム、5はアイピースであり、撮影者はこの窓からピント板2を観察することで、撮影画面を観察することができる。
この状態を光学ファインダーモード(OVFモード)と称す。
6と7はファインダー観察画面内の被写体輝度を測定するための結像レンズと測光センサーであり、測光センサーは内部に公知の対数圧縮回路を持っているので、その出力は対数圧縮されたものとなる。8は公知の位相差方式の焦点検出ユニットである。
9はフォーカルプレーンシャッタである。フォーカルプレーンシャッタ9は、走行準備状態では撮像素子の覆う位置から退避し、走行完了状態で撮像素子を覆うシャッタ先幕と、走行準備状態では撮像素子を覆い、走行完了状態で撮像素子を覆う位置から退避するシャッタ後幕とを備えている。このシャッタ先幕とシャッタ後幕は、駆動バネの付勢力を利用して走行準備状態の位置から走行完了状態の位置へと走行する。14は、CMOS等の撮像素子であり、前述の図11と同様の構成を持つ。
16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、 A/D変換器16、 D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステムコントローラ50により制御される。
20は画像処理回路であり、 A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
前述の主ミラー1及びサブミラー3がアップし、シャッタ9が開いた状態で、画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能であり、この状態を電子ファインダーモードと称す。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
また、メモリ30はシステムコントローラ50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40はフォーカルプレンシャッタ9を制御するシャッタ制御回路であり、41は主ミラー1をアップ、ダウンさせるためのモータと駆動回路からなるミラー制御回路である。
50はカメラ本体100全体を制御するシステムコントローラ、52はシステムコントローラ50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステムコントローラ50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、カメラ本体100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置される。表示部54は、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能がピント板2の下部に表示されている。表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体120の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、ピント板2の下部に表示するものとしては、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタスピード表示、絞り値表示、露出補正表示、等がある。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、62、64、66、68及び70は、システムコントローラ50の各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。60はモードダイアルスイッチで、電源オフ、撮影モード(静止画撮影モード、動画撮影モード)、再生モード、消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
62はシャッタスイッチSW1で、不図示のシャッタボタンの操作途中でオンとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタスイッチSW2で、不図示のシャッタボタンの操作完了でオンとなり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理を行う。そして、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体120に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66はファインダーモード設定スイッチで、撮影時に前述の光学ファインダー(OVF)モードと、電子ビューファインダー(EVF)モードを選択する。
EVFモードを設定した場合は、前述の主ミラー1及びサブミラー3が撮影画面から退避し、シャッタ9が開かれ、撮像素子14で撮像された画像は常時、画像表示器28で表示される。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。そして、電源制御手段80は、検出結果及びシステムコントローラ50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
90はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェースである。92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92に記録媒体120が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知手段である。
インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成している。
72は通信手段で、RS232CやUSB、IEEE1394、無線通信、等の各種通信機能を有する。73は通信手段72によりカメラ本体100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。 120はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体120は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部122、カメラ本体100とのインタフェース124、カメラ本体100と接続を行うコネクタ126を備えている。
399は後述の交換レンズ200とカメラ側システムコントローラ50との通信を行う通信線であり、499は後述の外付けストロボ400とカメラ側システムコントローラ50との通信を行う通信線である。
次に撮影レンズ200の説明をする。201は被写体像を撮像素子10に結像し、フォーカス調整を行う為のフォーカシングレンズである。202はフォーカシングレンズ201を光軸方向に駆動して、ピントを合わせるためのフォーカス駆動アクチュエータで、211はレンズ制御マイコン206からの指令に基づき、フォーカス駆動アクチュエータ202を制御するフォーカス制御回路である。
203は撮影レンズ201の位置から被写体距離を検出する為のエンコーダからなる被写体距離検出手段である。204は撮影時の光量を調整する為の絞り、250は絞り駆動アクチュエータで、205はレンズ制御マイコン206からの指令に基づき、絞り駆動アクチュエータ250を制御する絞り制御回路である。
207は変倍のための焦点距離調整を行うためのズーミングレンズである。208はズーミングレンズ207を光軸方向に駆動して、電気的に焦点距離調節を行うためのズーム駆動アクチュエータで、212はズーム駆動アクチュエータ207を制御するズーム制御回路である。
206は前述のフォーカス駆動や絞り駆動などを制御するとともに、カメラ本体側のシステムコントローラ50と通信を制御するレンズ制御マイコンである。レンズ200はレンズマウント209を介して、着脱可能にカメラ本体100に装着される。また、レンズ200は、電気的にはシリアル通信線と電源からなるコネクタ210でカメラ本体100に接続される。
次に400はストロボ装置であり、カメラ本体100にホットシュー410と接点411にて接続される。
次に図2を用いて、ストロボ400の内部回路を説明する。401は電源電池である。402はDC−DCコンバータであり、電池電圧を数100Vに昇圧する。
403は発光エネルギーを蓄積するメインコンデンサである。404,405は抵抗であり、メインコンデンサ403の電圧を所定比に分圧する。
406は発光電流を制限するためのコイル、407は発光停止時に発生する逆起電圧を吸収するためのダイオード、410はXe(キセノン)管である。411はトリガ発生回路、412はIGBTなどの発光制御回路である。
430はデータセレクタであり、Y0,Y1の2入力の組み合わせにより、D0,D1,D2を選択してYに出力する。431はフラット発光の発光レベル制御用のコンパレータ、432は閃光発光時の発光量制御用のコンパレータである。
435はフラット発光制御用の受光センサであるフォトダイオードであり、Xe管410の光出力をモニタする。434はフォトダイオード435に流れる微少電流を増幅すると共に光電流を電圧に変換する測光回路である。
438は閃光発光制御用の受光センサであるフォトダイオードであり、Xe管410の光出力をモニタする。436はフォトダイオード438に流れる光電流を対数圧縮するとともにXe管410の発光量を圧縮積分するための積分測光回路である。
440はストロボ400全体の動作を制御するストロボマイコン、411はカメラ本体100との通信を行うためにホットシューに設けられた接点群である。
次に、ストロボマイコン440の各端子について説明する。CNTはDC/DCコンバータ402の充電を制御する制御出力端子、CLKはカメラ本体100とのシリアル通信のための同期クロックの入力端子である。DOは同期クロックに同期して、ストロボ400からカメラ本体100にシリアルデータを転送するためのシリアル出力端子である。DIは同期クロックに同期して、カメラ本体100からストロボ400にシリアルデータを転送するためのシリアルデータ入力端子である。CHGはストロボ400からカメラ本体100にメインコンデンサがストロボ発光に必要なだけの発光エネルギーを蓄積していることを示すデータを転送するための出力端子である。Xはカメラ本体100からストロボ400にフォーカルプレンシャッタ9の先幕が走行完了したことを示す信号を転送するための入力端子である。
INTは測光積分回路436の積分制御出力端子であり、AD0は測光積分回路436の発光量を示す積分電圧を読み込むためのA/D変換入力端子、DA0はコンパレータ431及び432のコンパレート電圧を出力するためのD/A出力端子である。
Y0,Y1は前述のデータセレクタ430の選択状態の出力端子であり、TRIGは発光トリガの出力端子である。
次に図3乃至図8を参照して、本実施形態の動作を説明する。図3及び図4は本実施形態のカメラ本体100の主ルーチンのフローチャートを示し、同図を用いてシステムコントローラ50の動作を説明する。
電源投入により、システムコントローラ50はフラグや制御変数等を初期化し(S101)、画像表示部28の画像表示をオフ状態に初期設定する(S102)。
システムコントローラ50は、モードダイアル60の設定位置を判断する(S103)。モードダイアル60が電源オフに設定されていたならば、S105に進み、各表示部の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に記録する。そして、電源制御手段80により画像表示部28を含むカメラ本体100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行った後、S103に戻る。
モードダイアル60が撮影モードに設定されていたならば(S103)、S106に進む。モードダイアル60がその他のモードに設定されていたならば(S103)、システムコントローラ50は選択されたモードに応じた処理を実行し(S104)、処理を終えたならばS103に戻る。
S106では、システムコントローラ50は、電源制御手段80により電池等により構成される電源86の残容量や動作情況がカメラ本体100の動作に問題があるか否かを判断する。問題があるならば表示部54を用いて所定の警告表示を行った後に(S108)、S103に戻る。
電源86に問題が無いならば(S106)、システムコントローラ50は記録媒体120の動作状態がカメラ本体100の動作、特に記録媒体に対する画像データの記録再生動作に問題があるか否かを判断する(S107)。問題があるならば表示部54を用いて所定の警告表示を行った後に(S108)、S103に戻る。
記録媒体120の動作状態に問題が無いならば、表示部54を用いて画像や音声によりカメラ本体100の各種設定状態の表示を行う(S109)。なお、画像表示部28の画像表示がオンであったならば、画像表示部28も用いてカメラ本体100の各種設定状態の表示を行う。
システムコントローラ50は、クイックレビューオン/オフスイッチ68の設定状態を調べる(S110)。クイックレビューオンに設定されていたならばクイックレビューフラグを設定し(S111)、クイックレビューオフに設定されていたならばクイックレビューフラグを解除する(S112)。
なお、クイックレビューフラグの状態は、システムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
続いて、システムコントローラ50は、ファインダーモード設定スイッチ66の設定状態を調べる(S113)。画像表示オンに設定されていたならば、S114へ進み、EVFフラグを設定すると共に、EVF状態でない場合は、すなわち主ミラー1がダウンし、シャッタ9が閉じている場合は、ミラー制御回路41を介して主ミラー1をアップ駆動する。それと共に、シャッタ制御回路40を介して、シャッタ先幕は駆動バネの付勢力に従って走行完了状態とし、シャッタ後幕は駆動バネの付勢力に抗して走行準備状態とし、撮像素子14に撮影レンズ200の像を取り込める様にする(S114)。S115では、画像表示部28の画像表示をオン状態に設定する。そして、さらに撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態に設定して(S116)、S119に進む。
スルー表示状態に於いては、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込まれたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により逐次表示する。これにより、電子ファインダー機能を実現している。
画像表示オン/オフスイッチ66が画像表示オフに設定されていたならば(S113)、S117へ進み、EVFフラグを解除する。それと共に、OVF状態でない場合、すなわち主ミラー1がアップし、シャッタ9が開いている場合は、ミラー制御回路41を介して主ミラー1をダウン駆動する。それと共に、シャッタ制御回路40を介して、シャッタ先幕とシャッタ後幕をともに駆動バネの付勢力に従って走行完了状態とし、シャッタ9を閉じ、光学ファインダーとして、機能する様に設定する(S117)。S118では、画像表示部28の画像表示をオフ状態に設定して、S119に進む。
画像表示オフの場合は、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用せず、光学ファインダーを用いて撮影を行う。なお、EVFフラグの状態は、システムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
シャッタスイッチSW1が押されていないならば(S119)、S103に戻る。シャッタスイッチSW1が押されたならば(S119)、システムコントローラ50はシステムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるEVFフラグの状態を判断する(S120)。EVFフラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して(S121)、S122に進む。
フリーズ表示状態に於いては、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き換えを禁止する。そして、最後に書き込まれた画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示することにより、フリーズした映像を電子ファインダーに表示している。
EVFフラグが解除されていたならば(S120)、S122に進み、システムコントローラ50は、測距処理を行って撮影レンズ201の焦点を被写体に合わせ、測光処理を行って絞り値及びシャッタ時間を決定する(S122)。この測光・測距処理S122の詳細は図5を用いて後述する。
測光・測距処理S122を終えたならば、システムコントローラ50はシステムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるEVFフラグの状態を判断する(S123)。EVFフラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(S124)、S125に進む。なお、S124でのスルー表示状態は、S116でのスルー状態と同じ動作状態である。
シャッタスイッチSW2が押されずに(S125)、さらにシャッタスイッチSW1も解除されたならば(S126)、S103に戻る。
シャッタスイッチSW2が押されたならば(S125)、システムコントローラ50はシステムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるEVFフラグの状態を判断する(S127)。EVFフラグが設定されていたならば画像表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(S128)、S129に進む。
固定色表示状態について説明する。撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像データを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部28により表示する。これにより、固定色の映像を電子ファインダーに表示している。EVFフラグが解除されていたならば(S127)、S129に進む。
システムコントローラ50は、露光処理及び現像処理からなる撮影処理を実行する(S129)。露光処理は、撮像素子14、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを書き込む処理である。現像処理は、メモリ制御回路22及び必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う処理である。この撮影処理S129の詳細は図6を用いて後述する。
システムコントローラ50は、システムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶されるクイックレビューフラグの状態を判断する(S130)。クイックレビューフラグが設定されていたならば、画像表示部28の画像表示をオン状態に設定し(S131)、クイックレビュー表示を行う(S133)。この場合は、撮影中も画像表示部28が電子ファインダーとして常に表示された状態であり、撮影直後のクイックレビュー表示も行われる。
システムコントローラ50は、メモリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回路22及び必要に応じて画像処理回路20を用いて各種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定したモードに応じた画像圧縮処理を行う。その後、記録媒体120へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行する(S134)。この記録処理S134の詳細は図10を用いて後述する。
記録処理S134が終了した際に、シャッタスイッチSW2が押された状態であったならば(S135)、システムコントローラ50はシステムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される連写フラグの状態を判断する(S136)。連写フラグが設定されていたならば、連続して撮影を行うためにS129に戻り、次の撮影を行う。連写フラグが設定されていないならば(S136)、シャッタスイッチSW2が放されるまで(S135)、現在の処理を繰り返す。
本実施形態では、撮影直後にクイックレビュー表示を行う動作設定状態の場合に、記録処理S134が終了した際にシャッタスイッチSW2が押された状態であれば、シャッタスイッチSW2が放されるまで画像表示部28でのクイックレビュー表示を継続する。これにより、撮影画像の確認を入念に行うことを可能とすることが出来る。
記録処理S134が終了した際にシャッタスイッチSW2が放された状態、又はシャッタスイッチSW2を押し続けてクイックレビュー表示を継続して撮影画像の確認を行った後にシャッタスイッチSW2を放した状態であれば(S135)、S137へ進む。S137では、所定のミニマムレビュー時間が経過した後にS138に進む。
システムコントローラ50は、EVFフラグが設定されていたならば(S138)、画像表示部28の表示状態をスルー表示状態に設定して(S139)、S141に進む。この場合、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、次の撮影のために撮像した画像データを逐次表示するスルー表示状態にすることが出来る。
EVFフラグが解除されていたならば(S138)、画像表示部28の画像表示をオフ状態に設定して(S140)、S141に進む。この場合、画像表示部28でのクイックレビュー表示によって撮影画像を確認した後に、省電力のために画像表示部28の機能を停止して、電力消費量の大きい画像表示部28やD/A変換器26等の消費電力を削減することが可能となる。
シャッタスイッチSW1が押された状態であったならば(S141)、システムコントローラ50は、S125に戻って次の撮影に備える。シャッタスイッチSW1が放された状態であったならば(S141)、システムコントローラ50は、一連の撮影動作を終えてS103に戻る。
次に図5は、図3のS122における測光・測距処理の詳細なフローチャートである。システムコントローラ50は、EVFフラグが設定されていたら(S200)、撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(S201)。この逐次読み込まれた画像データを用いて、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定の演算を行う。
なお、ここでの各処理は、撮影した全画素数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取って抽出し、演算に用いている。これにより、 TTL方式のAE、AWB、AFの各処理において、中央重点モード、平均モード、評価モードの各モードの異なるモード毎に最適な演算を行うことが可能となる。
画像処理回路20での演算結果を用いて、システムコントローラ50は露出(AE)が適正と判断されるまで(S202)、絞り制御手段205及び、撮像素子14の電子シャッタの組み合わせでAE制御を行い(S203)、S207へ進む。なお、交換レンズ200への絞り駆動指令は、カメラ、レンズ間の通信ライン399を介して、公知のシリアル通信にて指令される。
このAE制御で得られた露出(AE)が適正と判断したならば(S202)、システムコントローラ50は測定データ及び或いは設定パラメータをシステムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
画像処理回路20での演算結果及びAE制御で得た測定データを用いて、システムコントローラ50はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるまで(S206)、画像処理回路20を用いて色処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(S207)。その後、S201に戻る。
ホワイトバランス(AWB)が適正と判断したならば(S206)、システムコントローラ50は測定データ及び或いは設定パラメータをシステムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶する。
AE制御及びAWB制御で得られた測定データを用いて、システムコントローラ50は測距(AF)が合焦と判断されるまで(S208)、前述の通信線399を介して、レンズにフォーカス駆動を指令し、AF制御を行い(S209)、S201に戻る。この際レンズ制御マイコン206は、カメラから指令されたフォーカス駆動量あるいは、フォーカス駆動速度に従い、フォーカス制御手段211を制御し、撮影レンズ201を光軸方向に駆動する。合焦の判定は、この撮影レンズ201を光軸方向に駆動することで、画像のAF領域の高周波成分が最も高くなった位置を合焦位置と判定するいわゆるコントラストAFを用いている。
測距(AF)が合焦と判断したならば(S208)、システムコントローラ50は測定データ及び或いは設定パラメータをシステムコントローラ50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶し、測光・測距処理ルーチンS122を終了する。
次にEVFフラグが設定されていない場合、すなわち光学ファインダーモードの場合はS200からS210に進み、測光センサー7が測光を行う。システムコントローラ50はその測光結果と、設定されているISO感度に応じて露出値を演算する(S211)。次に公知のTTL位相差方式の焦点検出手段8で検出された、ピントずれ量が合焦範囲内であれば(S212)、測光測距処理を終了する。合焦範囲外であれば(S212)、S209で説明した様に、撮影レンズ201を駆動し、AF制御を行い(S213)、合焦判定を行うためにS212に戻る。上記一連の処理が終了すると測光、測距処理は終了する。
次に図6は、図4のS129における撮影処理の詳細なフローチャートを示す。システムコントローラ50は、内部メモリに記憶されているEVFフラグに応じて、EVFモードの時はS301に進み、ストロボ(フラッシュ)撮影モードか否か判断する。ストロボ撮影モードの場合はS302に進み、予備発光前に被写体像を撮像素子14で撮像し、その画像情報から、以下のようにして定常光による被写体輝度をもとめる。
すなわち、(電子)シャッタ秒時(TV)、設定された絞り値(AV)より、露出値EVが決定される。次に、あらかじめ設定されている適正露光時の画像レベルLVL0と、撮像された被写体の画像レベルLVL1から、被写体輝度レベルLVLB=log2(LVL1/LVL0)で求める。
次に先に求めた露出値EVより被写体輝度BV=EV−SV+LVLBにて求める(S302)。なお、SVは感度を示す値である。次にS302で求めた被写体輝度があらかじめ設定された所定値より大きい場合は(S303)、分割測光を行うためにステップS3031に進み、所定以下の場合はステップS304に進む。S304では、所定の発光量、所定の発光時間でストロボ400を略一定光量で、予備(プリ)発光させる。この予備発光指令は、ストロボとカメラ間の通信線499を介して公知のシリアル通信で、カメラ側のシステムコントローラ50からストロボ制御マイコン440に指令される。ストロボ制御マイコン440は、外部ストロボの不図示の電源スイッチがオンされ、電源401の電圧を、充電回路で昇圧しているので、予備発光指令を受けると発光制御回路412を制御し、Xe管410を光らせて、所定光量、所定発光時間の予備発光を行う。
この予備発光の動作を図2を用いて説明する。ストロボ制御マイコン440は、カメラシステムコントローラ50より指示された発光量に応じた制御電圧をDA0端子に出力する。
次に、Y1,Y0にハイレベル(Hi)、ローレベル(Lo)を出力し、入力D2を選択する。この時Xe管410はまだ発光していないので、受光素子435の光電流はほとんど流れず、コンパレータ431の反転入力端子に入力されるモニタ回路434の出力が発生せず、コンパレータ431の出力はHiであるので、発光制御回路412は導通状態となる。
次に、TRIG端子よりトリガ信号を出力すると、トリガ回路411は高圧を発生したXe管410を励起し発光が開始される。
一方、ストロボ制御マイコン440は、積分回路436に積分開始を指示する。積分回路432はモニタ回路436の出力、すなわち光量積分用の受光素子438の対数圧縮された光電出力の積分を開始すると同時に、カメラシステムコントローラ50より指示された発光時間をカウントするタイマーを起動させる。
予備発光が開始されると、フラット発光の発光レベル制御用受光素子435からの光電流が多くなり、モニタ回路434の出力が上昇する。そして、モニタ回路434の出力がコンパレータ431の非反転入力に設定されている所定のコンパレート電圧より高くなると、コンパレータ431の出力はLoに反転し、発光制御回路412はXe管410の発光電流を遮断する。これにより、放電ループが断たれるが、ダイオード409及びコイル406により環流ループを形成し、発光電流は回路の遅れによるオーバーシュートが収まった後、徐々に減少する。
発光電流の減少に伴い、発光レベルが低下するので、受光素子435の光電流は減少し、モニタ回路434の出力も低下する。そして、所定のコンパレートレベル以下に低下すると、再びコンパレータ431の出力がHiに反転し、発光制御回路412が再度導通してXe管410の放電ループが形成され、発光電流が増加して発光レベルも増加する。
このように、DA0に設定された所定のコンパレート電圧を中心に、コンパレータ431は短い周期で発光レベルの増加減少を繰り返し、結果的には、所望するほぼ一定の発光レベルで発光を継続させるフラット発光の制御が行われる。
前述したタイマーのカウントにより所定の発光時間が経過すると、ストロボマイコン440はY1,Y0端子をLo,Loに設定する。これにより、データセレクタ430の入力はD0、すなわちLo入力が選択され、出力は強制的にLoとなり、発光制御回路412はXe管410の放電ループを遮断する。この様にして、所定の輝度、所定の発光量のストロボ予備発光が行われるわけである。
なお、ここではFP発光によるプリ発光に関して説明を行ったが、一般的な閃光発光で行ってもよい。その場合の動作を説明する。
ストロボ制御マイコン440は、カメラシステムコントローラ50より指示された発光量に応じた制御電圧をDA0端子に出力する。
次に、Y1,Y0にLo、Hiを出力し、入力D1を選択する。このときXe管410はまだ発光していないので、受光素子438の光電流はほとんど流れず、また、コンパレータ432の反転入力端子に入力される積分回路436は積分動作を開始していない。そのため、コンパレータ432の出力はHiであるので、発光制御回路412は導通状態となる。
次に、TRIG端子よりトリガ信号を出力すると、トリガ回路411は高圧を発生しXe管410を励起し発光が開始される。
一方、ストロボマイコン440は、積分回路436に積分開始を指示し、積分回路432は積分回路436の出力、すなわち光量積分用の受光素子438の対数圧縮された光電出力の積分を開始する。
予備発光が開始されると、発光量に応じて積分回路436の出力は高くなり、コンパレータ432の非反転入力に設定されている所定のコンパレート電圧より高くなると、コンパレータ432の出力はLoに反転する。すると、発光制御回路412はXe管410の発光電流を遮断する。これにより、放電ループが遮断され、Xe管410の発光が終了し、所定の発光量のストロボ予備発光が行われるわけである。
次に前述のストロボが予備発光をしている間に被写体での反射光を撮像素子14にて撮像する(S3041)。
この時の撮像素子全体の読み出し動作に関して図7を用いて説明する。同図において、AはCMOSなどの撮像素子、Sはストロボ発光波形、S1はシャッタ先幕の駆動バネによる走行方向における先端部の動作、S2はシャッタ後幕の駆動バネによる走行方向における先端部の動作であり、何れも縦軸はシャッタの走行方向における位置を示している。S1が図7の縦軸の下部に位置するときはシャッタ先幕が撮像素子を覆わない状態となり、上部に位置するときはシャッタ先幕が撮像素子を覆う状態となる。S2が図7の縦軸の下部に位置するときはシャッタ後幕が撮像素子を覆う状態となり、上部に位置するときはシャッタ後幕が撮像素子を覆わない状態となる。Bは前述した撮像素子のリセット解除タイミングであり、リセット解除とともに入射光の蓄積を開始する。また、Cは蓄積終了タイミングであり、BからCまでの期間が撮像素子の電荷蓄積時間に相当する。撮像素子は、光電変換により画素データを生成する。
この蓄積開始のタイミングt0と同時にストロボSはプリ発光を開始し(図7のS・P)、所定の蓄積時間終了(t1)とともにプリ発光を終了する。同時に図11のフォトダイオード602のFD部(図11の602)に蓄積された電荷は、全画素一括して、転送ゲート(図11の603)の導通がなされ、画素メモリであるFD(図11の604)に転送がなされ、撮像素子の上から画素データを読み出していく。そして、撮像素子1ラインの読み出し時間後には順次、次の1ラインの画像データを読み出し、全ラインの読み出しを終了する。
一方ステップS303にて、被写体輝度が所定輝度よりも明るい場合は、ステップS3031に分岐して、プリ発光を複数に分割して行う。本実施形態では図8に示す様に、画面全体を2回に分けてプリ発光を行う。同図において、AはCMOSなどの撮像素子、Sはストロボ発光波形であり、SP1が1回目のプリ発光、SP2が2回目のプリ発光を示している。また、S1はシャッタ先幕の動作、S2はシャッタ後幕の動作であり、図7と同様に何れも縦軸はシャッタの走行方向における位置を示している。Bは前述した、撮像素子の1回目のリセット解除タイミングであり、リセット解除とともに入射光の蓄積を開始する。また、Cは1回目の蓄積終了タイミングであり、BからCまでの期間が撮像素子の1回目の電荷蓄積時間に相当する。
この蓄積開始のタイミングt0と同時にストロボSはプリ発光を開始し(図8のSP1)、所定の蓄積時間終了(t1)とともにプリ発光を終了する(図6のS3031に相当する)。同時に図11のフォトダイオード602のFD部(図11の602)に蓄積された電荷は、全画素一括して、転送ゲート(図11の603)の導通がなされ、画素メモリであるFD(図11の604)に転送がなされ、撮像素子の上から画素データを読み出していく。そして、撮像素子1ラインの読み出し時間後には順次、次の1ラインの画像データを読み出し、上から中央の半分までの第1の画素領域の画素データの読み出しを終了する(図6のS3032に相当する)。
次に2回目の蓄積開始のタイミングt2と同時にストロボSは2回目のプリ発光を開始し(図8のSP2)、所定の蓄積時間終了(t1a)とともにプリ発光を終了する(図6のS3033に相当する)。同時に図11のフォトダイオード602のFD部(図11の602)に蓄積された電荷は、全画素一括して、転送ゲート(図11の603)が導通され、画素メモリであるFD(図11の604)に転送がなされ、撮像素子の中央から画素データを読み出していく。そして、撮像素子1ラインの読み出し時間後には順次、次の1ラインの画像データを読み出し、中央から下までの第2の画素領域の画素データの読み出しを終了する(図6のS3034に相当する)。以上のように、撮像素子は、第1の画素領域及び第2の画素領域を有する。
そして、S3032で撮像された上半分の画像とS3034で撮像された下半分の画像が合成されて、1枚の画像が得られる(S3035)。
図7で説明した1回プリ発光の時の画像読み出し時間(図7のt1からt2)と図8で説明した2回プリ発光の時の画像読み出し時間(図8のt1からt2、及びt1aからt2a)を比較する。このような予備発光制御方式を用いることで、2回プリ発光の方が、画面上部、画面下部それぞれの読み出し完了までの時間が1回プリ発光の時に比べて半分になっていることがわかる。したがって、画素データの読み出し中の画素データの飽和は起こりにくくなる訳である。
次に、S3041又はS3035で求めた予備発光時の撮像データから、S302で求めた定常光時の撮像データを引くことにより、予備発光による被写体反射光成分のみが抽出される。この被写体反射光成分と、撮像素子14の適正受光量との差異より、本発光量を求める(S305)。なお、ステップS3035にて画像の合成を行わずとも、上半分の画像における被写体反射光成分と、下半分の画像における被写体反射光成分に適当な重み付けをして、本発光量を求めることも可能である。
次に撮影の準備のために、開放状態になっているシャッタを一度閉じるために、シャッタ先幕をチャージして撮像素子を覆う(S306及び、図7又は図8のt3に相当する)。そして、再度シャッタ制御手段40を制御し、シャッタ先幕を開くとともに(S307)、撮像素子14の露光を開始する(S308及び図7又は図8のt4に相当する)。次にフラッシュ撮影モードの時は(S309)、S305で求めた本発光量を、外付けストロボ400に指令し、外付けストロボ400は、指令された発光量で本発光を行う(S310及び図7又は図8のt5に相当する)。そして、所定の露光時間終了後に、シャッタ9の後幕を閉じる(S311及び図7又は図8のt6に相当する)。そして、撮像素子14の蓄積を終了し、撮像素子14の上の画素より順次本撮影画像を読み出す(S312及び図7又は図8のGのタイミングで蓄積を終了し、Hのタイミングで1ラインずつ画像を読み出す)。
なお、本実施形態では、S306、S307、S311で説明した様に、本撮影の露光制御は、電子シャッタではなく、わざわざメカニカルシャッタ9にて行っているが、これは高輝度スミアなどによる画質の低下を発生を防ぐ為である。
一方、EVFモードでない場合はS301から、S321に分岐し、フラッシュ撮影モードの場合は(S321)、予備発光前に被写体像を測光センサー7で測光する(S322)。すなわち、被写体像は撮影レンズ201を通してピント板2に結像され、その像は測光レンズ6を通して測光センサー7に結像され、この被写体像を測光センサー7で光電変換し、所定時間積分することで定常光における被写体の測光が行われる。
次に、S304と同等にて、所定の発光量でストロボ400を予備発光させる(S323)。次にストロボ400の予備発光による被写体での反射光を測光センサー7で測光する(S324)。
次に、S324で求めた予備発光時の測光データから、S322で求めた定常光時の測光データを引くことにより、予備発光による被写体反射光成分のみが抽出される。この被写体反射光成分と、あらかじめシステムコントローラ50の不図示のメモリに記憶されている撮像素子14のISO感度に応じた適正光量時の被写体反射光による測光センサー7の測光データとの差によって本発光量を求める(S325)。なお、前述の様に、測光センサー7の出力は対数圧縮されているので、演算は加減算にて行うことができるわけである。
次に撮影の準備が整うと、システムコントローラ50は、主ミラー1及びサブミラー3をアップさせ、光軸上から対比させるとともに、前述の様にカメラレンズ間の通信ライン399を介して、レンズに所定絞り値に絞り込む様に指令する。そして、レンズ制御マイコン206は絞り制御手段205を制御して、絞り204を所定絞り値に絞りこむ(S326)。次に、システムコントローラ50はシャッタ制御手段40を制御し、シャッタ先幕を走行させてシャッタ9を開くとともに(S327)、撮像素子14の露光を開始する(S328)。次に、フラッシュ撮影モードの時は(S329)、S325で求めた本発光量を、外付けストロボ400に指令し、外付けストロボは、指令された発光量で本発光を行う(S330)。そして、所定の露光時間終了後に、シャッタ後幕を走行させてシャッタ9を閉じ(S331)、撮像素子14の電荷蓄積を終了し、露光を終了し(S332)、同時にS326で光軸上から退避させたミラーを元の位置に戻すと共に、S326と同様に絞りを開放に駆動する(S333)。
次に、図9に示すように、撮像素子14から画素データを読み出し、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(S340)。次にシステムコントローラ50は、メモリ制御回路22及び必要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して色処理などを行う(S341)。その後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込み、メモリ制御回路22を介して画像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(S342)。
一連の処理を終えたならば、撮影処理ルーチン(S129)を終了する。
図10は、図4のS134における撮像記録処理のフローチャートを示す。システムコントローラ50は、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処理を圧縮・伸長回路32を用いて行う(S401)。その後、インタフェース90、コネクタ92を介して、メモリカードやコンパクトストロボカード等の記録媒体120へ圧縮した画像データの書き込みを行う(S402)。記録媒体への書き込みが終わったならば、記録処理ルーチンS134を終了する。
本実施形態は、フォトダイオード(図11の602)に発生した撮影画像の電荷を電荷メモリ(図11の604)へ転送し、転送された電荷メモリの情報を順次読出しが可能な撮像素子(図11及び図1の14)を有する。撮像素子は、第1の画素領域(上半分の画素領域)及び第2の画素領域(下半分の画素領域)を含み、光電変換により画素データを生成する。
図6のS302では、ストロボ発光なしの定常光(外光)による被写体の輝度を検出する。次に、S303では、その定常光による被写体の輝度に応じて第1モード又は第2のモードを選択する。定常光による被写体の輝度が所定値より大きいときには第2のモードが選択され、所定値以下のときには第1のモードが選択される。
第1のモード(図7及び図6のS304からS305)が選択されると、フォトダイオードの電荷蓄積中にストロボのプリ発光を行う(図7のS・P及び図6のS304)。そして、電荷蓄積終了後に電荷メモリへの転送を行い、撮像素子の電荷メモリに保存された全画素領域の画素データを読み出す(図6のS3041)。
第2のモード(図8及び図6のS3031からS3035)が選択されると、ストロボのプリ発光を行い(図8のSP1及び図6のS3031)、撮像素子の第1の画素領域の画素データを読み出す(図6のS3032)。次に、ストロボの第2の発光を行い(図8のSP2及び図6のS3033)、撮像素子の第2の画素領域の画素データを読み出す(図6S3034)。次に、第1の画素領域の画素データ及び第2の画素領域の画素データを基に1枚の画像データを生成する(図6のS3035)。次に、図6のS3035で生成された画像データ又は図6のS3041で読み出された画素データを基に本発光量を演算し(図6のS305)、ストロボの本発光を行う(図6のS310及び図7のS・M又は図8のS・M)。そして、撮像素子の画素データを読み出す(図9のS340)。
本実施形態によれば、ストロボ同調画像を得ようとした場合に、定常光が明るい場合に、フォトダイオードに強い光が当たり続け、画素データが飽和してしまい、正しく測光することが出来なくなるという問題を解決することができる。この問題は、フォトダイオードの電荷蓄積後の読み出しまでの時間が遅いことが原因である。本実施形態は、撮像素子の画素領域を複数の領域に分割し、領域毎にプリ発光及び読み出しを行うことにより、定常光が明るい場合にも、画素データの飽和を防止し、適切な測光を行うことができる。これにより、適切な本発光量を求めることができ、適正な本発光量によるストロボ撮影を行うことができる。高輝度時のデイライトシンクロ時においても、撮像素子の的確な読み出しを行うことができ、良好なストロボ撮影を行うことができる。また、画素領域の分割数は2つに限られるものではなく、被写体の輝度に応じて画素領域の分割数とプリ発光回数を更に増やしても構わない。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態に係る、一眼レフレックスカメラと該カメラに装着される交換レンズ及びストロボとによって成るカメラシステムの回路構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るストロボ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成要素であるカメラ本体及び交換レンズの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成要素であるカメラ本体及び交換レンズの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成要素であるカメラ本体及び交換レンズの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成要素であるカメラ本体及び交換レンズの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る、撮像素子の読出し方法とストロボ発光を説明する図である。 本発明の実施形態に係る、撮像素子の読出し方法とストロボ発光を説明する図である。 本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成要素であるカメラ本体及び交換レンズの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成要素であるカメラ本体及び交換レンズの動作を示すフローチャートである。 CMOS撮像素子の構成を説明する図である。 CMOS撮像素子の読み出しタイミングを説明する図である。 CMOS撮像素子の読み出しタイミングを説明する図である。 CMOS撮像素子におけるストロボ撮影を説明する図である。
符号の説明
9 シャッタ
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
40 シャッタ制御手段
41 ミラー制御手段
400 ストロボ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
60 モードダイアルスイッチ
62 シャッタスイッチSW1
64 シャッタスイッチSW2
66 ファインダーモード設定スイッチ
68 クイックレビューオン/オフスイッチ
70 操作部
80 電源制御手段
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源手段
90 インタフェース
92 コネクタ
98 記録媒体着脱検知手段
100 画像処理装置
72 通信手段
73 コネクタ(又はアンテナ)
120 記録媒体
122 記録部
124 インタフェース
126 コネクタ

Claims (4)

  1. 第1の画素領域及び第2の画素領域を含み、光電変換により画素データを生成する撮像素子と、
    ストロボの発光を行い、前記撮像素子の第1の画素領域の画素データを読み出す第1の読み出し手段と、
    ストロボの発光を行い、前記撮像素子の第2の画素領域の画素データを読み出す第2の読み出し手段と、
    前記第1の画素領域の画素データ及び前記第2の画素領域の画素データを基に発光量を演算し、ストロボの発光を行い、前記撮像素子の画素データを読み出す第3の読み出し手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. ストロボの発光を行い、前記撮像素子の第1の画素領域と第2の画素領域を含む第3の画素領域の画素データを読み出す第4の読み出し手段と、
    第1のモード又は第2のモードを選択する選択手段とを有し、
    前記第1のモードが選択されると、前記第3の画素領域の画素データを基に発光量を演算し、ストロボの発光を行い、前記第3の読み出し手段が前記撮像素子の画素データを読み出し、
    前記第2のモードが選択されると、前記第1の画素領域の画素データ及び前記第2の画素領域の画素データを基に発光量を演算し、ストロボの発光を行い、第3の読み出し手段が前記撮像素子の画素データを読み出すことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記選択手段は、定常光による被写体の輝度に応じて第1モード又は第2のモードを選択することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 第1の画素領域及び第2の画素領域を含み、光電変換により画素データを生成する撮像素子を有する撮像装置の処理方法であって、
    ストロボの発光を行い、前記撮像素子の第1の画素領域の画素データを読み出す第1の読み出しステップと、
    ストロボの発光を行い、前記撮像素子の第2の画素領域の画素データを読み出す第2の読み出しステップと、
    前記第1の画素領域の画素データ及び前記第2の画素領域の画素データを基に発光量を演算し、ストロボの発光を行い、前記撮像素子の画素データを読み出す第3の読み出しステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の処理方法。
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