JP2014059500A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常撮影モードと静音撮影モードの両方の撮影モードにおいて、ストロボ撮影時の目つぶり写真を防止する。
【解決手段】撮像装置は、モータがミラーカムギアを第1の方向に回転させることによって、ミラーは第1の速度で第1の位置から第2の位置に移動する第1のミラー駆動モードと、モータがミラーカムギアを第1の方向とは反対方向となる第2の方向に回転させることによって、ミラーは第1の速度より遅い第2の速度で第1の位置から第2の位置に移動する第2のミラー駆動モードにて動作することができ、発光手段は、レリーズボタンによって撮影の開始が指示されると、撮像装置が第1のミラー駆動モードにて動作する際にはミラーカムギアが回転を開始するまでに予備発光動作を開始し、撮像装置が第2のミラー駆動モードにて動作する際にはミラーカムギアが回転を開始した後に予備発光動作を開始すること。
【選択図】図6

Description

本発明は、撮影のための本発光動作および前記本発光動作の発光量を決定するための予備発光動作を行う発光手段を備える撮像装置に関する。
撮像装置のうち一眼レフカメラには、撮影光路内に進入した位置と撮影光路外に退避した位置とを往復運動する、いわゆる、クイックリターンミラー(以下、単にミラーという)が設けられている。
ミラーは、撮影光路内に進入したミラーダウン位置において光学ファインダに撮影光束を導き、撮影光路外に退避したミラーアップ位置において撮像素子に撮影光束を導く。
撮像に伴うミラーアップ動作においては、ミラーがそのアップ端に設けられた位置決め部材に衝突することで衝突音が発生する。
そのため、ミラーの駆動時に発生する衝突音を小さくするために、ミラーの駆動速度を変更することが提案されている。
特許文献1には、ミラーアップ動作の際、ミラーを駆動するための駆動機構を制御するモータを第1の方向に動作させてミラーを駆動する機構と、第1の方向とは反対方向となる第2の方向に動作させてミラーを駆動する機構を備えた撮像装置が開示されている。このとき、モータを第2の方向に動作させる場合には、モータを第1の方向に動作させる場合よりミラーの駆動速度を遅くすることで、ミラーアップ時の衝突音を軽減している。すなわち、モータを第1の方向に動作させる通常撮影モードと、モータを第2の方向に動作させる静音撮影モードを切り替えることで、ミラーの動作速度が変更可能な撮像装置となっている。
特開2008−175920号公報
しかしながら、特許文献1にて開示された撮像装置では、静音撮影モードにおいてミラーの駆動速度を遅くすることでミラーアップ時の衝突音を低減しているため、レリーズタイムラグが長くなってしまう。
ストロボ撮影を使用しての撮影時には、レリーズボタンが押された直後に予備発光動作を行って測光動作を行う。そのため、静音撮影モードにおいては、予備発光動作と露光時の本発光動作の間隔が長くなってしまい、被写体が予備発光動作によって反射的に目をつぶってしまうことで、目つぶり写真になってしまうことが多くあった。
このような課題を鑑みて本発明は、通常撮影モードと静音撮影モードの両方の撮影モードにおいて、ストロボ撮影時の目つぶり写真を防止するために好適なストロボ発光制御を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての撮像装置は、撮影の開始を指示するレリーズボタンと、前記撮影のための本発光動作および前記本発光動作の発光量を決定するための予備発光動作を行う発光手段と、撮影光路内に進入し撮影光束をファインダに導く第1の位置と、前記撮影光路から退避した第2の位置との間を移動可能なミラーと、前記ミラーを駆動するミラー駆動部材と、モータと、前記ミラー駆動部材に前記モータからの駆動力を伝達するミラーカムギアと、を備える撮像装置であって、前記撮像装置は、前記モータが前記ミラーカムギアを第1の方向に回転させることによって、前記ミラーは第1の速度で前記第1の位置から前記第2の位置に移動する第1のミラー駆動モードと、前記モータが前記ミラーカムギアを前記第1の方向とは反対方向となる第2の方向に回転させることによって、前記ミラーは前記第1の速度より遅い第2の速度で前記第1の位置から前記第2の位置に移動する第2のミラー駆動モードにて動作することができるものであって、前記発光手段は、前記レリーズボタンによって前記撮影の開始が指示されると、前記撮像装置が前記第1のミラー駆動モードにて動作する際には前記ミラーカムギアが回転を開始するまでに前記予備発光動作を開始し、前記撮像装置が前記第2のミラー駆動モードにて動作する際には前記ミラーカムギアが回転を開始した後に前記予備発光動作を開始することを特徴とする。
本発明によれば、通常撮影モードと静音撮影モードの両方の撮影モードにおいて、ストロボ撮影時の目つぶり写真を防止するために好適なストロボ発光制御を備えた撮像装置を提供することができる。
本発明の実施形態の一例である撮像装置の斜視図および中央断面図である。 撮像装置のブロック図である。 撮像装置のミラー駆動機構の斜視図および分解斜視図である。 撮像装置のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示す図である。 撮像装置のミラーカムギアに具備された位置検知部材とフレキシブルプリント基板に設けられたパターン部の関係を示す図である。 撮像装置の処理動作を示すフローチャート(初期状態から露光完了まで)である。 撮像装置の処理動作を示すフローチャート(露光完了後から終了まで)である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1(a)は本発明の実施形態の一例である撮像装置の斜視図であり、図1(b)は撮像装置の中央断面図である。
撮像装置101はCCDやCMOS等の撮像素子により被写体像を光電変換して画像情報を生成し、任意のメモリ等の電子的記録媒体にその画像情報を記録するデジタルカメラである。
撮影を指示するためのレリーズボタン2は、二段スイッチとなっており、1段目まで軽く押下し、第1スイッチがオンの状態を「半押し」(SW1)といい、この状態で測光およびAF(自動焦点調節)が行われる。半押しからさらに2段目まで押下し、第2スイッチがオンの状態を「全押し」(SW2)といい、全押しすることで撮影の開始が指示される。
内蔵ストロボ3は、ストロボボタン4の指示によりポップアップ動作を行う。内蔵ストロボ3を使用した撮影においては、撮影直前に本発光時の発光量を決定するための予備発光動作と撮影のための本発光動作の両方の動作を行う。
ミラー駆動モード選択ボタン5は、メインミラー6を含むミラーユニットを高速で駆動させる通常撮影モード(第1のミラー駆動モード)と、低速で駆動させる静音撮影モード(第2のミラー駆動モード)を任意に選択するために撮影者によって操作される。
撮像装置101に対して着脱可能な撮影レンズ201は、撮像装置101と一体となって、撮像システムを構成する。撮影レンズ201は、撮像装置101側のマウント部102と撮影レンズ201側のマウント部202によって固定される。撮影レンズ201が装着されると、撮像装置101の接点部103と撮影レンズ201の接点部203が接触する。これにより電気的な接続がなされ、撮像装置101は撮影レンズ201が装着されたことを検知する。さらに、接点部103および203を介して撮像装置101から撮影レンズ201へ電力の供給や撮影レンズ201を制御するための通信を行う。撮影レンズ201のレンズ群204を透過した撮影光束は、メインミラー6に入射する。絞り205によって、レンズ群204を透過する撮影光束は調整されている。
メインミラー6はハーフミラーとなっており、メインミラー保持部材7に固着されている。メインミラー6により反射された撮影光束はファインダへと導かれる。また、メインミラー6を透過した撮影光束は、サブミラー保持部材109に固着されたサブミラー105により下方へ反射され、焦点検出ユニット106へと導かれる。メインミラー6、メインミラー保持部材7、サブミラー105、サブミラー保持部材109でミラーユニットが構成されている。
焦点検出ユニット106は、レンズ群204のデフォーカス量を検出し、レンズ群204が合焦状態となるように移動するためのレンズ駆動量を演算する。演算したレンズ駆動量は、接点部103および203を介して撮影レンズ201へ送出される。撮影レンズ201は、不図示のレンズ側モータを制御して、レンズ群204の一部であるフォーカスレンズを移動させて焦点調節を行う。
メインミラー6は、撮影光路内に進入したミラーダウン位置(第1の位置)で撮影光束をファインダへと導き、撮影光束がピント板110へと入射して被写体像を結ぶ。撮影者はペンタプリズム111及び接眼レンズ112を介してピント板110上の被写体像を観察するように構成されている。また、ファインダ近傍に被写体からの反射光により被写体輝度を測定する測光センサー9と、測光センサー9に被写体からの撮影光束を結像させるための測光レンズ10が配置されている。
サブミラー105の後方にはフォーカルプレンシャッタ1が配置されている。
フォーカルプレンシャッタ1の後方には、光学ローパスフィルタ114が配置されている。光学ローパスフィルタ114の後方には、撮像素子ホルダー115によって保持された光学画像を電気信号に変換する撮像素子116と、撮像素子116を保護するカバー部材117が配置されている。保持部材118は、光学ローパスフィルタ114を保持すると共に、光学ローパスフィルタ114とカバー部材117の間を密閉している。
メインミラー6を含むミラーユニットは、撮影光路内に進入したミラーダウン位置と撮影光路から退避したミラーアップ位置(第2の位置)との間を移動可能である。メインミラー6を含むミラーユニットは、撮影時に撮影光路から退避したミラーアップ位置(第2の位置)に移動し、光学ローパスフィルタ114、カバー部材117を透過した撮影光束が、撮像素子116へと入射するように構成されている。
次に、撮像装置101の制御系の構成を図2に示した撮像装置101のブロック図を用いて説明する。
A/D変換部50は、撮像素子116からのアナログの画像信号をデジタルの画像データに変換する。A/D変換部50から出力されるデータは、画像処理部54、メモリ制御部52を介して、あるいは直接、メモリ制御部52を介して、画像表示メモリ55あるいはメモリ57に書き込まれる。
タイミング発生回路51は、撮像素子116、A/D変換部50にクロック信号や制御信号を供給しており、メモリ制御部52及びシステム制御部53により制御されている。
メモリ制御部52は、A/D変換部50、タイミング発生回路51、画像処理部54、画像表示メモリ55、表示制御部56、メモリ57、圧縮伸長部58を制御する。
システム制御部53は、CPUを含むマイクロコンピュータユニットから構成されており、メモリ66に格納されたプログラムを実行することでカメラ全体を制御する。
画像処理部54は、A/D変換部50あるいはメモリ制御部52からの画像データに対して画素補間処理や色変換処理等の所定の画像処理を行う。
メモリ57は、所定枚数の撮影画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
圧縮伸長部58は、メモリ57から読み出した画像データを所定の画像圧縮方法(例えば、適用離散コサイン変換など)に従って画像データを圧縮・伸長する。処理を終えた画像データは、メモリ57に書き込まれると同時にフラッシュメモリ等の不揮発性メモリによって構成された着脱可能な記録媒体59に記録される。また、圧縮伸長部58は、記録媒体59の画像データをメモリ57に読み出し、画像処理部54やメモリ制御部52を介して画像表示メモリ55に画像データを書き込む処理をし、表示制御部56により画像表示部60に表示する場合にも使用される。
ミラー制御部61はメインミラー6を含むミラーユニットを動作させるためのモータ47を制御し、シャッタ制御部62はフォーカルプレンシャッタ1を制御する。絞り制御部63は絞り205を制御し、測距制御部64は撮影レンズ201のフォーカシングを制御する。ストロボ制御部65は、内蔵ストロボ3のストロボ光の発光を制御する。
メモリ66は、システム制御部53の動作用の定数、変数、プログラムなどを記憶し、撮影に伴う処理に関する各種プログラムが記録されている。
電源制御部67は、電源検出回路、DC−DCコンバータ、電力を供給する回路ブロックを切換えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部67は、電源部の装着の有無、電源の種類、電池残量の検出等を行い、検出結果及びシステム制御部53の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、各部へ電力を供給する。
以下、図3を参照して、ミラー駆動機構の構成について説明する。
図3(a)は撮像装置101のミラー駆動機構の斜視図、図3(b)は撮像装置101のミラー駆動機構の分解斜視図である。
メインミラー6、メインミラー保持部材7、サブミラー105、サブミラー保持部材109で構成されたミラーユニットは、ミラーボックス8の内部に配置される。
メインミラー6はメインミラー保持部材7に固着され、メインミラー保持部材7の軸部7aにおいてミラーボックス8に対して回転可能に軸支されている。また、サブミラー105は、サブミラー保持部材109に固着されている。サブミラー保持部材109は、ヒンジ穴109aにおいてメインミラー保持部材7の軸部7bに対して回転可能に軸支されている。
ミラーアップストッパー11は、メインミラー6を含むミラーユニットが撮影光路外のアップ位置に退避したときに位置を決めるための部材であり、ミラーボックス8に固定されるミラーアップストッパー保持部材12に配置されている。
ミラーカムギア22は、ミラーボックス8の側面に配置され、モータ47から減速ギア48を介して軸部8aを中心に回転する。なお、モータ47は、振動型モータやリニアモータのような特殊なモータではなく、一般的な直流モータである。モータ47への通電はシステム制御部53を介してミラー制御部61により制御される。
位置検知部材23は、ミラーカムギア22の回転位置を検出するためにミラーカムギア22の側面に固定配置されている。ミラーカムギア22の回転位置に応じて、位置検知部材23がフレキシブルプリント基板に設けられたパターン部38と接触することによって、撮像装置101はミラーカムギア22の回転位置を検出する。
ミラー駆動レバー(ミラー駆動部材)36は、ミラーボックス8の側面に配置され、軸部8bを中心に往復回転する。ミラー駆動レバー36には、ミラーカムギア22のカムトップ部22a(リフトが0の部分)およびカムリフト部22b(カムボトムとカムトップを繋ぐ部分)と当接するカムフォロワー36aが設けられている。ミラーカムギア22により伝達されたモータ47の駆動力を用いることで、ミラー駆動レバー36は、ミラーユニットのダウン位置からアップ位置へのミラーアップ動作と、アップ位置からダウン位置へのミラーダウン動作とを行う。
ミラーアップバネ39は、その腕部39aがミラー駆動レバー36に掛けられており、ミラー駆動レバー36を図3の右側面をA方向から見たときの反時計回り方向に付勢する。
ミラーダウンバネ13は、その腕部13aがメインミラー保持部材7の軸部7cにかけられ、メインミラー6を図3の右側面をA方向から見たときの反時計回り方向に付勢する。
以下、メインミラー6を含むミラーユニットのダウン位置からアップ位置へのミラーアップ動作と、アップ位置からダウン位置へのミラーダウン動作におけるミラー駆動機構の各構成部品の状態について図4を用いて説明する。なお、各々の図においてミラーカムギア22についてはカム部のみを表示し、ミラーボックス8は省略している。
また、図5にミラーカムギア22に具備された位置検知部材23とフレキシブルプリント基板に設けられたパターン部の関係を示す。フレキシブルプリント基板に設けられたパターン部38の各区間38a〜38dとグラウンド部38eが位置検知部材23によって導通することで、撮像装置101はミラーカムギア22の位置を検知する。
最初に、メインミラー6を含むミラーユニットを高速(第1の速度)で駆動させる通常撮影モード(第1のミラー駆動モード)におけるミラー駆動機構の各構成部品の状態について説明する。
<ミラーアップ動作>
1:初期状態
図4(a)は、初期状態におけるミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
ミラー駆動レバー36は、ミラーアップバネ39の付勢力によりカムフォロワー36aがミラーカムギアのカムトップ部22aと当接することで、ミラー駆動レバー36の反時計回りの回転が阻止されている。
また、メインミラー6を保持するメインミラー保持部材7の軸部7cはミラーダウンバネ13によってミラーダウン動作方向(反時計回り方向)に付勢されている。また、メインミラー保持部材7はミラーボックス8の内部に配置されたメインミラーダウンストッパー14に当接している。これにより、メインミラー6およびメインミラー保持部材7はミラーダウン位置に保持されている。このとき、メインミラー保持部材7の軸部7cとミラー駆動レバー36のカム部36bとの間には隙間が空いている。そのため、ミラー駆動レバー36の位置に誤差が生じてもメインミラー6およびメインミラー保持部材7の位置は正しい位置に保持され、撮影レンズ201を通過した撮影光束はメインミラー6によりファインダへ導かれる。
サブミラー105を保持するサブミラー保持部材109は、不図示のバネによってミラーダウン動作方向に付勢されており、ミラーボックス8の内部に配置されたサブミラーダウンストッパー24に当接している。これにより、サブミラー105およびサブミラー保持部材109はミラーダウン位置に保持されている。
ミラーカムギア22は、図に示す位置で停止している。このとき、ミラーカムギア22の位置を検知するためにミラーカムギア22に配置された位置検知部材23は、フレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーダウン本ブレーキ区間38d(図5中の(1)の位置)に位置する。
レリーズボタン2による撮影指示動作の開始により、モータ47に通電し、減速ギア48を介してミラーカムギア22がミラーボックス8の軸部8aを中心に反時計回り(第1の方向)に回転し、ミラーアップ開始状態に遷移する。
内蔵ストロボ3を使用しての撮影時には、レリーズボタン2の押下後、ミラーアップ開始状態に遷移する間、すなわちミラーカムギア22の回転開始時までに内蔵ストロボ3の予備発光動作による測光動作を行う。内蔵ストロボ3の予備発光動作を行い、被写体で反射されて撮影レンズ201のレンズ群204を通過した撮影光束は、ダウン位置にあるメインミラー6によりファインダ近傍に設けられた測光センサー9に導かれ、測光動作が行われる。
なお、ミラーカムギア22の回転速度は後述する静音撮影モード(第2のミラー駆動モード)におけるミラーアップ動作における回転速度よりも高速に設定される。
2:ミラーアップ開始状態
図4(b)は、ミラーアップ開始直前のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
以下、説明は前述した状態から変化のある部分について説明し、変化のない部分については説明を省略する。
ミラーカムギア22の反時計回りの回転により、ミラーカムギア22のカムトップ部22aとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aの当接が解除される直前の状態まで遷移する。
このとき、ミラーカムギア22の位置を検知するためにミラーカムギア22に配置された位置検知部材23はフレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーダウン本ブレーキ区間38dの終了位置(図5中の(2)の位置)に到達する。
この状態まで、メインミラー6を含むミラーユニットはミラーダウン位置に保持されている。
さらに、モータ47への通電を継続し、減速ギア48を介してミラーカムギア22を回転させ、ミラーアップ中の状態に遷移する。
3:ミラーアップ中の状態
図4(c)は、ミラーアップ中のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
ミラーカムギア22の反時計回りの回転により、ミラーカムギア22のカムトップ部22aとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aの当接が解除され始める。ミラー駆動レバー36は、ミラーアップバネ39の付勢力によりミラーボックス8の軸部8bを中心に反時計回り方向に回転し始める。
ミラー駆動レバー36が所定量回転した後、ミラー駆動レバー36のカム部36bがメインミラー保持部材7の軸部7cと当接して押すことで、メインミラー6を含むミラーユニットはミラーアップ動作方向(時計回り方向)に駆動され始める。
メインミラー6およびメインミラー保持部材7の動作に連動して、サブミラー105およびサブミラー保持部材109もミラーアップ動作方向に駆動され始める。
さらに、モータ47への通電を継続し、減速ギア48を介してミラーカムギア22を回転させ、ミラーアップ位置到達状態に遷移する。
4:ミラーアップ位置到達状態
図4(d)は、ミラーアップ位置到達時のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
ミラー駆動レバー36のカム部36bがメインミラー保持部材7の軸部7cと当接して押すことで、メインミラー6を保持するメインミラー保持部材7はミラーアップストッパー保持部材12に配置されたミラーアップストッパー11に当接する。これにより、メインミラー6およびメインミラー保持部材7はミラーアップ位置に保持される。
メインミラー6およびメインミラー保持部材7の動作に連動して、サブミラー105およびサブミラー保持部材109もミラーアップ位置に到達する。不図示のバネによってミラーアップ動作方向に付勢されるサブミラー保持部材109は、メインミラー保持部材7に当接する。これにより、サブミラー105およびサブミラー保持部材109はミラーアップ位置に保持される。
上記動作とほぼ同時(撮影条件、環境条件、部品公差等によって多少前後する)のタイミングで、位置検知部材23はフレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーアップ予備ブレーキ区間38aの開始位置(図5中の(3)の位置)に到達する。なお、ミラーアップ予備ブレーキ区間38aは、ミラーカムギア22の回転を減速するための区間である。
ミラーカムギア22は、システム制御部53を介してミラー制御部61によりモータ47への出力が制御され減速される。ここで、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力制御は、PWM制御(本実施形態では、電源電圧に依らずに出力が一定になるようなDuty比を設定)を行う。なお、Duty比は1周期の時間に対する出力ON時間の比である。PWM制御によるミラーカムギア22の減速は、後述するミラーアップ本ブレーキ区間38bでのミラーカムギア22の停止位置のばらつきを抑えるために行う。
さらに、モータ47へのPWM制御による出力を継続し、減速ギア48を介してミラーカムギア22を回転させ、ミラーアップ本ブレーキ開始状態に遷移する。
5:ミラーアップ本ブレーキ開始状態
図4(e)は、ミラーアップ本ブレーキ開始時のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
位置検知部材23は、フレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーアップ本ブレーキ区間38bの開始位置(図5中の(4)の位置)に到達する。なお、ミラーアップ本ブレーキ区間38bは、ミラーアップ動作完了時にミラーカムギア22の回転を停止するための区間である。
この状態でモータ47の回路をショートさせ、減速ギア48を介してミラーカムギア22の回転を停止する制御を行うと、各構成部品は停止し始め、ミラーアップ動作完了状態に遷移する。
6:ミラーアップ動作完了状態
図4(f)はミラーアップ動作完了時のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示しており、ミラーカムギア22を含む各構成部品は図4(f)に示す状態で停止する。
位置検知部材23は、フレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーアップ本ブレーキ区間38b(図5中の(5)の位置)に位置する。
<ミラーダウン動作>
前述のミラーアップ動作完了状態において、モータ47に通電し、減速ギア48を介してミラーカムギア22をミラーボックス8の軸部8aを中心に反時計回りに回転させ、ミラーダウン開始直前状態に遷移する。
7:ミラーダウン開始直前状態
図4(g)は、ミラーダウン開始直前のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
ミラーカムギア22の反時計回りの回転により、ミラーカムギア22のカムリフト部22bがミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aと当接し始める。
このとき、位置検知部材23は、フレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーアップ本ブレーキ区間38bの終了位置(図5中の(6)の位置)に到達する。
この状態まで、メインミラー6を含むミラーユニットはミラーアップ位置に保持されている。
さらに、モータ47への通電を継続し、減速ギア48を介してミラーカムギア22を回転させ、ミラーダウン中の状態に遷移する。
8:ミラーダウン中の状態
図4(h)は、ミラーダウン中のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
ミラーカムギア22の回転に伴い、ミラーカムギア22のカムリフト部22bがミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aを押すことで、ミラー駆動レバー36はミラーアップバネ39の付勢力に抗して図中の時計回り方向に回転する。
メインミラー6を保持するメインミラー保持部材7の軸部7cがミラーダウンバネ13によりダウン方向に付勢されており、メインミラー6を含むミラーユニットはミラー駆動レバー36の動作に伴い、ミラーダウン動作方向に駆動される。
このとき、位置検知部材23は、フレキシブルプリント基板のパターン部38のグラウンド部38eの位置(図5中の(7)の位置)に位置する。
さらに、モータ47への通電を継続し、減速ギア48を介してミラーカムギア22を回転させ、ミラーダウン位置到達状態に遷移する。
9ミラーダウン位置到達状態
図4(i)は、ミラーダウン位置到達時のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
ミラーカムギア22の反時計回りの回転により、ミラーカムギア22のカムリフト部22bの終了箇所かつカムトップ部22aの開始箇所とミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aが当接する状態まで遷移する。
ミラーアップ位置からミラーダウン位置への移動後、ミラーアップバネ39は、ミラー駆動レバー36を介してチャージされた状態で保持される。
メインミラー6を保持するメインミラー保持部材7の軸部7cがミラーダウンバネ13によってミラーダウン方向に付勢されており、メインミラー保持部材7はミラーボックス8の内部に配置されたメインミラーダウンストッパー14に当接する。これにより、メインミラー6およびメインミラー保持部材7はミラーダウン位置に保持される。
メインミラー6およびメインミラー保持部材7の動作に連動して、サブミラー105およびサブミラー保持部材109もミラーダウン位置に到達する。不図示のバネによってミラーダウン方向に付勢されるサブミラー保持部材109は、ミラーボックス8の内部に配置されたサブミラーダウンストッパー24に当接する。これにより、サブミラー105およびサブミラー保持部材109はミラーダウン位置に保持される。
位置検知部材23は、フレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーダウン予備ブレーキ区間38cの開始位置(図5中の(8)の位置)に到達する。なお、ミラーダウン予備ブレーキ区間38cは、ミラーカムギア22の回転を減速するための区間である。
ミラーカムギア22は、システム制御部53を介してミラー制御部61によりモータ47への出力が制御され減速される。ここで、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力制御はPWM制御を行う。PWM制御によるミラーカムギア22の減速は、後述するミラーダウン本ブレーキ区間38dでのミラーカムギア22の停止位置のばらつきを抑えるために行う。
さらに、モータ47へのPWM制御による出力を継続し、減速ギア48を介してミラーカムギア22を回転させ、ミラーダウン本ブレーキ開始状態に遷移する。
10:ミラーダウン本ブレーキ開始状態
図4(j)は、ミラーダウン本ブレーキ開始時のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
位置検知部材23は、フレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーダウン本ブレーキ区間38dの開始位置(図5中の(10)の位置)に到達する。なお、ミラーダウン本ブレーキ区間38dは、ミラーダウン動作完了時にミラーカムギア22の回転を停止するための区間である。
この状態でモータ47の回路をショートさせ、減速ギア48を介してミラーカムギア22の回転を停止する制御を行うと、各構成部品は停止し始め、前述した初期状態と同じ状態に遷移する。
次に、メインミラー6を含むミラーユニットを低速(第2の速度)で駆動させる静音撮影モード(第2のミラー駆動モード)におけるミラー駆動機構の各構成部品の状態を説明する。
<ミラーアップ動作>
11:初期状態
各構成部品の状態については、通常撮影モードにおける「1:初期状態」で説明した状態とほぼ同じである。
レリーズボタン2による撮影指示動作の開始により、モータ47に通電し、減速ギア48を介してミラーカムギア22をミラーボックス8の軸部8aを中心に時計回り(第2の方向)に回転させ、12:予備発光動作開始の状態に遷移する。すなわち、静音撮影モードでは、通常撮影モードにおけるミラーカムギア22の回転方向と反対方向に回転させる。
なお、ミラーカムギア22の回転速度は前述した通常撮影モードにおけるミラーアップ動作における回転速度よりも低速に設定される。ここで、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力制御はPWM制御を行う。
12:予備発光動作開始時の状態
図4(k)は、内蔵ストロボ3による予備発光動作開始時のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
ミラーカムギア22の時計回りの回転開始後、ミラーカムギア22のカムトップ部22aとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aの当接が維持されたまま、初期状態から図4(k)の状態まで遷移する。
このとき、位置検知部材23は、フレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーダウン本ブレーキ区間38dを通過し、ミラーダウン予備ブレーキ区間38cの開始位置(図5中の(9)の位置)に到達する。
内蔵ストロボ3を使用しての撮影時には、このタイミングで測光動作のための内蔵ストロボ3の予備発光動作を行う。
さらに、モータ47へのPWM制御による出力を継続し、減速ギア48を介してミラーカムギア22を回転させ、ミラーアップ開始直前状態に遷移する。
13:ミラーアップ開始直前状態
図4(m)は、ミラーアップ開始直前のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
ミラーカムギア22の時計回りの回転により、ミラーカムギア22のカムトップ部22aの終了箇所かつカムリフト部22bの開始箇所とミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aが当接する状態まで遷移する。
このとき、位置検知部材23はフレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーダウン予備ブレーキ区間38cの終了位置(図5中の(8)の位置)に到達する。
この状態まで、メインミラー6を含むミラーユニットはミラーダウン位置に保持されている。
内蔵ストロボ3を使用しての撮影時には、予備発光動作開始時の状態からミラーアップ開始直前状態に遷移する間に内蔵ストロボ3の予備発光動作による測光動作を行う。内蔵ストロボ3の予備発光動作を行い、被写体で反射されて撮影レンズ201のレンズ群204を通過した撮影光束はダウン位置にあるメインミラー6によりファインダ近傍に設けられた測光センサー9に導かれ、測光動作が行われる。
なお、ミラーカムギア22の回転速度は、ミラーダウン予備ブレーキ区間38cの開始位置到達から終了位置到達までの時間を内蔵ストロボ3の予備発光動作による測光動作に必要な時間よりも長くなるように第1の回転速度に設定する。
さらに、モータ47へのPWM制御による出力を継続し、減速ギア48を介してミラーカムギア22を回転させ、ミラーアップ中の状態に遷移する。
以降の静音撮影モードのミラーアップ動作にて、ミラーカムギア22の回転速度をミラーアップ開始直前状態までの第1の回転速度よりも速く、通常撮影モードのミラーアップにおける回転速度よりも遅く設定しても良い。
14:ミラーアップ中の状態
図4(m)は、ミラーアップ中のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
ミラーカムギア22の時計回りの回転により、ミラー駆動レバー36はミラーアップバネ39の付勢力によりミラーボックス8の軸部8bを中心にミラーアップ動作方向に回転し始める。このとき、ミラーカムギア22のカムリフト部22bとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aの当接は維持されたままである。
ミラー駆動レバー36が所定量回転した後、ミラー駆動レバー36のカム部36bがメインミラー保持部材7の軸部7cと当接して押すことで、メインミラー6を含むミラーユニットはミラーアップ動作方向に駆動され始める。
メインミラー6およびメインミラー保持部材7の動作に連動して、サブミラー105およびサブミラー保持部材109もミラーアップ動作方向に駆動され始める。
このとき、位置検知部材23は、フレキシブルプリント基板のパターン部38のグラウンド部38eの位置(図5中の(7)の位置)に位置する。
さらに、モータ47へのPWM制御による出力を継続し、減速ギア48を介してミラーカムギア22を回転させ、ミラーアップ位置到達状態に遷移する。
15:ミラーアップ位置到達状態
図4(n)は、ミラーアップ位置到達時のミラー駆動機構の各構成部品の状態を示している。
ミラーカムギア22の時計回りの回転により、ミラーカムギア22のカムリフト部22bとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aの当接が解除される直前の状態まで遷移する。
ミラー駆動レバー36のカム部36bがメインミラー保持部材7の軸部7cと当接して押すことで、メインミラー6を保持するメインミラー保持部材7はミラーアップストッパー保持部材12に配置されたミラーアップストッパー11に当接する。これにより、メインミラー6およびメインミラー保持部材7はミラーアップ位置に保持される。
メインミラー6およびメインミラー保持部材7の動作に連動して、サブミラー105およびサブミラー保持部材109もミラーアップ位置に到達する。不図示のバネによってミラーアップ動作方向に付勢されるサブミラー保持部材109はメインミラー保持部材7に当接する。これにより、サブミラー105およびサブミラー保持部材109はミラーアップ位置に保持される。
上記動作とほぼ同時(撮影条件、環境条件、部品公差等によって多少前後する)のタイミングで、位置検知部材23はフレキシブルプリント基板のパターン部38のミラーアップ本ブレーキ区間38bの開始位置(図5中の(6)の位置)に到達する。
この状態でモータ47の回路をショートさせ、減速ギア48を介してミラーカムギア22の回転を停止する制御を行うと、各構成部品は停止し始め、ミラーアップ動作完了状態に遷移する。
16:ミラーアップ動作完了状態
各構成部品の状態については、通常撮影モードにおける「6:ミラーアップ動作完了時状態」で説明した状態とほぼ同じである。
<ミラーダウン動作>
静音撮影モードのミラーダウン動作における各構成部品の動きは、前述した通常撮影モードのミラーダウン動作における各構成部品のほぼ動きと同じである。
すなわち「16:ミラーアップ動作完了状態」において、モータ47に通電し、減速ギア48を介してミラーカムギア22をミラーボックス8の軸部8aを中心に反時計回りに回転させ、「7:ミラーダウン開始直前状態」に遷移する。
その後、各状態を経て「1:初期状態」へと遷移する。
ただし、「16:ミラーアップ動作完了状態」から「9ミラーダウン位置到達状態」までのシステム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力制御は、PWM制御を行っても良い。これにより、静音撮影モード時のミラーユニットのミラーダウン速度を通常撮影モード時よりも遅くすることができる。そのため、静音撮影モード時のミラーダウン動作音を通常撮影モード時よりも低く抑えることが可能になる。
図6および図7は、本実施形態における撮像装置101のストロボ撮影時の処理動作を示すフローチャートである。図6は初期状態から露光完了までのフローチャート、図7は露光完了後から終了(=初期状態)までのフローチャートである。
図6のステップ(図ではSと略記する)100で撮像装置101の動作が開始される。
ステップ101でミラー駆動モード選択ボタン5により選択された撮影モードが通常撮影モードか静音撮影モードかを判定する。通常撮影モードであればステップ201へと進み、静音撮影モードであればステップ301へとそれぞれ進む。
以下、通常撮影モードにおける撮像装置101の処理動作のうち、ステップ201からステップ214までの初期状態から露光完了までを説明する。
ステップ201では、レリーズボタン2が半押し操作されたか否かを判別する。レリーズボタン2の半押し操作が行われた場合にはステップ202へと進み、行われない場合にはステップ201を繰り返す。
ステップ202では、撮像準備動作としての測光動作およびAF(自動焦点調節)動作を行う。測光結果に基づいて、絞り値や露光時間を決定する。
次にステップ203に進み、レリーズボタン2が全押し操作されたか否かを判別する。レリーズボタン2の全押し操作が行われた場合にはステップ204およびステップ207へと進み、行われない場合にはステップ203を繰り返す。
ステップ204では、内蔵ストロボ3による予備発光動作を行う。
次にステップ205に進み、被写体で反射されて撮影レンズ201のレンズ群204を通過した撮影光束はダウン位置にあるメインミラー6によりファインダ近傍に設けられた測光センサー9に導かれる。被写体輝度を測定する測光動作を行った後、ステップ206へと進む。
ステップ206では、ステップ202で設定した絞り値に基づいて絞り205を駆動する。
ステップ204に進むのと同時に進むステップ207では、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力を開始してミラーカムギア22を図4における反時計回り方向に回転させる。システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力は、静音撮影モードのミラーアップ動作における出力よりも高く設定される。ここで、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力制御はPWM制御(本実施形態ではDuty比100%)を行う。
ミラーアップ動作開始前のメインミラー6はダウン位置にある。「2:ミラーアップ開始直前状態」で説明したように、ミラーカムギア22の回転開始からミラーカムギア22のカムトップ部22aとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aの当接が解除されるまで、ミラー駆動レバー36は回転しない。そのため、メインミラー6は、ダウン位置を保持する。この間に、ステップ204およびステップ205の動作が行われる。
なお、ステップ207の動作は、ステップ204および205の動作を行うための時間をさらに確保するために、ステップ204の動作から所定時間(例えば5ms)経過後に行っても良い。
さらに、ミラーカムギア22は回転し、ミラーカムギア22のカムトップ部22aとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aの当接が解除される。カムトップ部22aとの当接が解除されることで、ミラー駆動レバー36は回転し、メインミラー6のダウン位置からアップ位置へのミラーアップ動作が行われる。
次にステップ208に進み、ミラーカムギア22の回転を減速するためのミラーアップ予備ブレーキ区間38aに到達すると、ステップ209へと進む。
ステップ209では、システム制御部53を介してミラー制御部61によりモータ47への出力が制御され、ミラーカムギア22の減速が行われる。ここで、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力制御は前述したようにPWM制御を行う。
次にステップ210に進み、ミラーカムギア22の回転を停止するためのミラーアップ本ブレーキ区間38bに到達すると、ステップ211へと進む。
ステップ211では、システム制御部53を介してミラー制御部61によりモータ47の回路をショートさせ、ミラーカムギア22の回転を停止する制御が行われる。このとき、メインミラー6は、アップ位置にある。
ステップ206およびステップ211の両方の動作が完了すると、ステップ212に進む。
ステップ212では、フォーカルプレンシャッタ1の先幕を走行させてシャッタ開口を開状態にすることにより、撮像素子116への露光を開始する。
次にステップ213に進み、内蔵ストロボ3による本発光動作を行う。本発光動作における発光量は、ステップ202で設定した絞り値や露光時間で撮影画像が適切な露光になるように、ステップ205で取得した測光値に基づいて決定された発光量である。
次にステップ214に進み、フォーカルプレンシャッタ1を制御して後幕を走行させてシャッタ開口を閉状態にすることにより、撮像素子116への露光を終了する。
以上説明した通常撮影モードにおいては、ミラーカムギア22の回転速度とメインミラー6のミラーアップ動作が静音撮影モードよりも速く、レリーズタイムラグが短い撮影が可能である。すなわち、ステップ204の予備発光動作からステップ213の本発光動作までの間隔が短いため、被写体が予備発光動作によって反射的に目をつぶる前に露光動作が完了し、好適な撮影画像を得ることができる。
以下、静音撮影モードにおける撮像装置101の処理動作のうち、ステップ301からステップ313までの初期状態から露光完了を説明する。
ステップ301では、レリーズボタン2が半押し操作されたか否かを判別する。レリーズボタン2の半押し操作が行われた場合にはステップ302へと進み、行われない場合にはステップ301を繰り返す。
ステップ302では、撮像準備動作としての測光動作およびAF(自動焦点調節)動作を行う。測光結果に基づいて、絞り値や露光時間を決定する。
次にステップ303に進み、レリーズボタン2が全押し操作されたか否かを判別する。レリーズボタン2の全押し操作が行われた場合にはステップ304へと進み、行われない場合にはステップ303を繰り返す。
ステップ304では、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力を開始してミラーカムギア22を図4における時計回り方向に回転させる。システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力は、通常撮影モードのミラーアップ動作における出力よりも低く設定される。ここで、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力制御はPWM制御を行う。Duty比の設定基準については、ステップ309の説明時に詳細を述べる。
次にステップ305に進み、ミラーカムギア22がミラーダウン動作におけるミラーカムギア22の回転を減速するためのミラーダウン予備ブレーキ区間38cに達すると、ステップ306およびステップ309へと進む。
ステップ306では、内蔵ストロボ3による予備発光動作を行う。
次にステップ307に進み、被写体で反射されて撮影レンズ201のレンズ群204を通過した撮影光束はダウン位置にあるメインミラー6によりファインダ近傍に設けられた測光センサー9に導かれる。被写体輝度を測定する測光動作を行った後、ステップ308へと進む。
ステップ308では、ステップ302で設定した絞り値に基づいて絞り205を駆動する。
ステップ306に進むのと同時に進むステップ309では、ミラーカムギア22がミラーダウン動作におけるミラーカムギア22の回転を減速するためのミラーダウン予備ブレーキ区間38cを離れる。
ミラーアップ動作開始前のメインミラー6はダウン位置にある。「13:ミラーアップ開始直前状態」で説明したように、ミラーカムギア22の回転開始からミラーカムギア22のカムトップ部22aとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aの当接が解除されるステップ309まで、メインミラー6はダウン位置を保持する。
ステップ305からステップ309までの動作の間に、ステップ306およびステップ307の動作が行われる。ステップ304からステップ309までのミラーカムギア22の回転速度は、ステップ305からステップ309までの時間がステップ306およびステップ307における測光動作に必要な測定時間よりも長くなる第1の回転速度とする。
このとき、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力は、ミラーカムギア22の回転速度が第1の回転速度になるように、PWM制御される。
さらに、ミラーカムギア22は回転し、ミラーカムギア22のカムリフト部22bとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aの当接を維持したまま、ミラー駆動レバー36の回転によりメインミラー6のミラーアップ動作が行われる。
次にステップ310へと進み、ミラーカムギア22が回転を停止するためのミラーアップ本ブレーキ区間38bに達すると、ステップ311へと進む。なお、ステップ309からステップ310のミラーダウン予備ブレーキ区間38c通過後のミラーカムギア22の回転速度は、第1の回転速度以上、通常撮影モードのミラーアップ動作における回転速度よりも遅い第2の回転速度とする。
システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力は、ミラーカムギア22の回転速度が第2の回転速度になるように、PWM制御される。
ステップ311では、システム制御部53を介してミラー制御部61によりモータ47の回路をショートさせ、ミラーカムギア22の回転を停止する制御が行われる。このとき、メインミラー6は、アップ位置にある。
ステップ308およびステップ311の両方の動作が完了すると、ステップ312に進む。
ステップ312では、フォーカルプレンシャッタ1の先幕を走行させてシャッタ開口を開状態にすることにより、撮像素子116への露光を開始する。
次にステップ313に進み、内蔵ストロボ3による本発光動作を行う。本発光動作における発光量は、ステップ302で設定した絞り値や露光時間で撮影画像が適切な露光になるように、ステップ307で取得した測光値に基づいて決定された発光量である。
次にステップ314に進み、フォーカルプレンシャッタ1を制御して後幕を走行させてシャッタ開口を閉状態にすることにより、撮像素子116への露光を終了する。
以上説明した静音撮影モードにおいては、ミラーカムギア22の回転速度とメインミラー6のアップ動作が通常撮影モードよりも遅く、レリーズタイムラグが長い撮影となる。
しかしながら、静音撮影モードにおいてもステップ306の予備発光動作からステップ313の本発光動作までの間隔を短くできるため、被写体が予備発光動作によって反射的に目をつぶる前に露光動作が完了し、好適な撮影画像を得ることができる。
また、ステップ309からステップ310までのミラーカムギア22の回転速度を第2の回転速度とすることで、ミラーアップ動作時の音を通常撮影モード時よりも抑えることが可能である。
以下、図7により、通常撮影モードおよび静音撮影モードにおける撮像装置101の処理動作のうち、ステップ401からステップ406までの露光完了後から終了(=初期状態)までを説明する。
ステップ401では、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力を開始してミラーカムギア22を図4(f)における反時計回り方向に回転させる。
ミラーカムギア22の回転により、ミラーカムギア22のカムリフト部22bとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aが当接する。
その後、カムリフト部22bの形状に沿って当接を維持することで、ミラー駆動レバー36の回転によりメインミラー6のミラーダウン動作が行われる。
ミラーカムギア22のカムトップ部22aとミラー駆動レバー36のカムフォロワー36aが当接し始めると、メインミラー6はダウン位置に達する。
ここで、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力は、通常撮影モードと静音撮影モードとでそれぞれ設定しても良い。詳しくは、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力制御は、PWM制御(本実施形態では通常撮影モード:Duty比100%、静音撮影モード:通常撮影モード以下のDuty比設定)を行う。これにより、静音撮影モード時のミラーダウン動作の速度を通常撮影モード時の速度よりも遅くすることができるため、静音撮影モード時のミラーダウン動作時の音を通常撮影モード時の音よりも抑えることが可能である。
次にステップ402に進み、ミラーカムギア22が回転を減速するためのミラーダウン予備ブレーキ区間38cに達すると、ステップ403へと進む。
ステップ403では、システム制御部53を介してミラー制御部61によりモータ47への出力が制御され、ミラーカムギアの減速が行われる。ここで、システム制御部53を介してミラー制御部61によるモータ47への出力制御はPWM制御を行う。
次にステップ404に進み、ミラーカムギア22が回転を停止するためのミラーダウン本ブレーキ区間38dに達すると、ステップ405へと進む。
ステップ405では、システム制御部53を介してミラー制御部61によりモータ47の回路をショートさせ、ミラーカムギア22の回転を停止する制御が行われる。
次にステップ406に進み、各構成部品が停止すると撮像装置101の処理動作完了となり、ステップ100と同じ状態となる。
以上説明した本発明の各部品の構成と動作タイミングにより、通常撮影モードと静音撮影モードの両方の撮影モードにおいて、ストロボ撮影時の目つぶり写真を防止するために好適なストロボ発光制御を備えた撮像装置が可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば、本実施形態では内蔵ストロボ3を使用して説明したが、撮像装置101に取り付けられるアクセサリである外部ストロボを使用しても良い。
2 レリーズボタン
3 内蔵ストロボ
6 メインミラー
22 ミラーカムギア
36 ミラー駆動レバー
47 モータ
101 撮像装置

Claims (6)

  1. 撮影の開始を指示するレリーズボタンと、
    前記撮影のための本発光動作および前記本発光動作の発光量を決定するための予備発光動作を行う発光手段と、
    撮影光路内に進入し撮影光束をファインダに導く第1の位置と、前記撮影光路から退避した第2の位置との間を移動可能なミラーと、
    前記ミラーを駆動するミラー駆動部材と、
    モータと、
    前記ミラー駆動部材に前記モータからの駆動力を伝達するミラーカムギアと、を備える撮像装置であって、
    前記撮像装置は、前記モータが前記ミラーカムギアを第1の方向に回転させることによって、前記ミラーは第1の速度で前記第1の位置から前記第2の位置に移動する第1のミラー駆動モードと、前記モータが前記ミラーカムギアを前記第1の方向とは反対方向となる第2の方向に回転させることによって、前記ミラーは前記第1の速度より遅い第2の速度で前記第1の位置から前記第2の位置に移動する第2のミラー駆動モードにて動作することができるものであって、
    前記発光手段は、前記レリーズボタンによって前記撮影の開始が指示されると、前記撮像装置が前記第1のミラー駆動モードにて動作する際には前記ミラーカムギアが回転を開始するまでに前記予備発光動作を開始し、前記撮像装置が前記第2のミラー駆動モードにて動作する際には前記ミラーカムギアが回転を開始した後に前記予備発光動作を開始することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記モータを制御する制御部を更に有し、
    前記ミラーカムギアの前記第1の方向に回転することによって前記ミラーを前記第2の位置から前記第1の位置に移動させた後、前記制御部は、前記ミラーカムギアを減速させるための予備ブレーキ区間、前記ミラーカムギアを停止させるための本ブレーキ区間の順に前記モータを制御し、
    前記撮像装置が前記第2のミラー駆動モードにて動作する際には、前記ミラーカムギアが前記本ブレーキ区間を通過し、前記予備ブレーキ区間に達したときに前記予備発光動作を開始することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記ミラーが前記第1の位置にあるときに、前記予備発光動作による被写体の反射光により被写体輝度の測定を行う測光手段を更に有し、
    前記撮像装置が前記第2のミラー駆動モードにて動作する際には、前記レリーズボタンによって前記撮影の開始が指示された後、前記ミラーカムギアが前記予備ブレーキ区間を通過するまでの前記ミラーカムギアの回転速度は、前記予備ブレーキ区間を通過する時間が前記測光手段による測定時間よりも長くなる第1の回転速度であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像装置が前記第2のミラー駆動モードにて動作する際における前記予備ブレーキ区間の通過後の前記ミラーカムギアの回転速度は、前記第1の回転速度以上であって、前記撮像装置が前記第1のミラー駆動モードにて動作する際における回転速度よりも遅い第2の回転速度であることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像装置が前記第2のミラー駆動モードにて動作する際における前記ミラーカムギアの回転速度は、PWM制御により制御されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置と、
    前記撮像装置と着脱可能な撮影レンズと、を有することを特徴とする撮像システム。
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