JP2008003501A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Mitsuyoshi Okamoto
充義 岡本
Yasuhiro Shingu
泰弘 新宮
Kenichi Honjo
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Abstract

【課題】レンズを現在位置から目標位置へ移動させる際に、高速かつ正確に移動させることができるレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】フォーカスレンズ204を駆動させるモータ203と、モータ203の駆動速度を検出するエンコーダ206と、エンコーダ206で検出された駆動速度に基づいてモータ203の駆動速度を制御するレンズマイコン201とを備え、レンズマイコン201は、モータ203の速度を上げた後、複数の定速段階を経て、モータ203を停止させるよう制御するとともに、複数の定速段階のうちいずれかの定速段階から次の定速段階へ連続的に移行させるようモータ203の速度を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルスチルカメラなどの撮像装置に搭載されるレンズを駆動制御するレンズ駆動装置に関する。
近年のデジタルスチルカメラのほとんどには、自動制御により被写体に焦点を合わせるオートフォーカス(以下、AFと称する)機能が搭載されている。AF機能は、レンズ鏡筒内に光軸方向へ移動可能なAFレンズを配し、そのAFレンズを光軸方向へ所定量移動させて焦点位置を調節し、焦点を合わせる機能である。
AF機能において、AFレンズを駆動させるには、一般的にステッピングモータが用いられる。ステッピングモータは、入力されるパルス電力に同期して回転子をパルス駆動させることができるため、回転子の回転角を正確に制御することができる。すなわち、AFレンズの移動量を高精度に制御することができる。しかしながらステッピングモータは比較的高価であるため、安価な直流モータ(以下DCモータと称する)でAFレンズを駆動させる構成が提案されている(例えば特許文献1参照)。
DCモータは、入力される電流や電圧に比例したトルクや回転速度で回転子を回転させることができるが、回転を停止させる際、モータへの印加電流を遮断しても回転子は慣性により回転を続け、正確な位置(回転角)で停止させることが困難である。よって、DCモータでAFレンズを駆動させると、AFレンズを正確な位置で停止させるのが困難で、高精度な合焦を行うことができない。
このようなDCモータの問題を解消するために、特許文献1に開示されている構成は、AFレンズを移動させる際、モータに最大電圧を印加させてフル加速させる第1の領域と、モータを減速(急制動)させる第2の領域と、モータを低速にて定速駆動させて動作を安定させる第3の領域と、モータの印加電圧をオフにして慣性で停止状態へ移行させる第4の領域とに基づいてモータを駆動制御し、AFレンズを駆動させている。
特開平5−257060号公報
しかしながら特許文献1に開示されている構成では、第1の領域(フル加速)から第3の領域(定速駆動)へ移行させる際に急制動させているため、第3の領域に相当する時間が長くなり、レンズを目標位置へ移動させるまでの時間が長くなってしまうという問題がある。
また、モータの負荷や性能の個体差などにより、第2の領域(急制動)においてモータの回転速度が不安定になる可能性があり、レンズを目標位置へ正確に到達させることができないという問題がある。例えば、モータの負荷が大きい場合は、第2の領域においてアンダーシュートが発生し、モータの回転が一時的に停止してしまう可能性がある。すると、モータの速度制御に基づいて算出されるレンズ移動量と、実際のレンズ移動量との間にズレが生じ、レンズを正確に目標位置に到達させることができない。
本発明は、上記課題に鑑み、レンズを現在位置から目標位置へ移動させる際に、高速かつ正確に移動させることができるレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のレンズ駆動装置は、レンズを駆動させる駆動部と、前記駆動部の駆動速度を検出する速度検出部と、前記速度検出部で検出された駆動速度に基づいて前記駆動部の駆動速度を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記駆動部を制御して前記レンズを駆動させる際、前記駆動部の速度を上げた後、複数の定速段階を経て、前記駆動部を停止させるよう制御するとともに、前記複数の定速段階のうちいずれかの定速段階から次の定速段階へ連続的に移行させるよう、前記駆動部の速度を制御するものである。
また、本発明のレンズ駆動方法は、モータでレンズを駆動させる際、前記モータを最大回転速度で駆動する第1の回転速度領域と、第1の定速回転速度で駆動する第2の回転速度領域と、前記第1の定速回転速度から連続的に減速する第3の回転速度領域と、前記第1の定速回転速度よりも低い第2の定速回転速度で駆動する第4の回転速度領域とを設けて制御するものである。
本発明は、レンズを、現在位置から目標位置まで高速に移動させることができるとともに、目標位置へ正確に移動させることができる。
本発明のレンズ駆動装置は、前記制御部は、前記駆動部における制御可能な回転速度領域に、前記複数の定速段階を設け、前記制御可能な回転速度領域よりも高い回転速度領域に、速度制御を行わない回転速度領域を設けた構成としてもよい。この構成により、レンズを高速かつ高精度に目標位置へ移動させることができる。
また、前記駆動部は、直流モータで構成されていることが好ましい。この構成により、コストダウン、小型化、高トルク化を実現することができる。
また、前記駆動部は、入射光軸方向へ移動させることで、焦点位置を調節可能なフォーカスレンズを駆動させる構成としてもよい。この構成により、オートフォーカス動作を行う際に、フォーカスレンズを迅速かつ正確に合焦位置へ移動させることができるというメリットがある。
(実施の形態1)
〔1.全体構成及び基本動作〕
図1は、本発明の実施の形態1にかかるレンズ駆動装置が搭載されているカメラシステムの構成を示す図である。なお、本実施の形態では、レンズ駆動装置が搭載されているカメラシステムの一例として、デジタル一眼レフカメラシステムを挙げて説明する。
デジタル一眼レフカメラシステムは、ボディユニット1と、ボディユニット1に対して着脱交換可能なレンズユニット2とから構成される。
図1において、ボディユニット1は、ボディユニット制御部101、焦点検出部102、メインミラー103、サブミラー104、ペンタプリズム105、接眼レンズ106、第1の接点107、撮像素子108、シャッター109、信号処理部110、表示部111、記録部112、操作部113、撮像素子駆動部114、焦点板115を備えている。
ボディユニット制御部101は、ボディユニット1内の動作シーケンスをコントロールする。また、ボディユニット制御部101は、本実施の形態ではマイクロコンピューターで構成されているため、以下の説明では「ボディマイコン」と称する。また、ボディマイコン101は、第1の接点107及び第2の接点207を介してレンズユニット制御部(以下、レンズマイコンと称する)201に接続され、レンズマイコン201との間で各種データや制御信号の通信を行っており、レンズマイコン201から各種レンズデータなどの情報を受信したり、レンズマイコン201に対して各種命令を送信したりすることができる。また、ボディマイコン101は、焦点検出部102で検出された焦点位置情報に基づき、デフォーカス量(合焦位置からのズレ量)を検出する。また、ボディマイコン101は、信号処理部110との間で各種データや制御信号の通信を行うことができる。また、ボディマイコン101は、ユーザーによって操作部113に入力された情報が入力され、入力される情報に応じた各種命令や制御を行う。また、ボディマイコン101は、操作部113によって撮影命令が入力された際に、シャッター109の動作制御を行う。また、ボディマイコン101は、撮像素子駆動部114に対して、露光制御などを行うことができる。
焦点検出部(以下、AFセンサーと称する)102は、入射される光学画像を結像し、光電変換する光電変換素子で構成されている。AFセンサー102は、例えばラインセンサーやCMOSセンサーなどで構成されている。AFセンサー102は、結像した光学画像の焦点位置を検出し、その検出結果をボディマイコン1へ出力している。
メインミラー103は、半透過ミラーで構成され、光軸3上においてレンズユニット2の次段に配されている。また、メインミラー103は、入射される光学画像を焦点板115側へ反射するとともに。サブミラー104側へ透過している。なお、メインミラー103は、別途設けられたメカニズム制御部(不図示)によって、例えば上方へ退避可能な構造になっており、撮影時にメインミラー103を退避させることで、入射される光学画像を撮像素子108に導くことができる。
サブミラー104は、光軸3上においてメインミラー103の次段に配され、入射される光学画像をAFセンサー102側へ反射している。なお、サブミラー104は、別途設けられたメカニズム制御部(不図示)によって、例えば上方へ退避可能な構造になっており、撮影時にサブミラー104を退避させることで、入射される光学画像を撮像素子108に導くことができる。
ペンタプリズム105は、光軸3上において焦点板115の次段に配され、焦点板115に結像された光学画像を内部で反射させ、正立画像を得る。
接眼レンズ106は、ボディユニット1の背面(撮影者側の面)に配されているビューファインダー内に配され、撮影時にユーザーが覗き込んで、光学画像を目視確認することができる。
第1の接点107は、レンズユニット2の第2の接点207と電気的に接続可能であり、第2の接点207と接続されている状態で、ボディユニット1とレンズユニット2との間でデータ通信を行うことができる。
撮像素子108は、入射される光学画像を撮像し、電気信号に変換して出力する。なお、撮像素子108は、CCDイメージセンサーやCMOSイメージセンサー等で構成される。
シャッター109は、サブミラー104と撮像素子108との間に配され、ボディマイコン101からの制御によって開閉動作するものである。シャッター109は、撮影待機時は閉じた状態になっており、撮像素子108へ光が入射されないようにしている。そして、撮影動作時は、ボディマイコン1からの制御により所定のシャッター速度に応じた時間開いて、光学画像を撮像素子108へ入射させている。
信号処理部110は、撮像素子108で撮像された画像や、記録部112において情報媒体から読み出されたデジタル画像の信号処理を行う。信号処理としては、例えばノイズ除去、ホワイトバランス調整、YC処理(輝度信号、色差信号の処理)、圧縮伸張処理などである。具体的な信号処理の内容は、周知であるため省略する。また、信号処理部110は、撮像素子108で撮像された画像を記録部112を介して情報媒体に記録させることができる。また、信号処理部110は、撮像された画像や情報媒体から読み出された画像などを、表示部105に表示させることができる。なお、本実施の形態では、信号処理部110は、デジタル信号処理マイクロコンピューターにて構成されている。
表示部111は、2〜3インチ程度の液晶ディスプレイで構成され、ボディユニット1の背面(接眼レンズ106が配されている面)に配されている。また、表示部111は、本カメラシステムで撮影された画像、情報媒体に記録されている画像、OSD(オンスクリーンディスプレイ)による撮影日時や撮影枚数などの各種情報を、表示させることができる。なお、表示部111は、液晶ディスプレイに限らず、EL(electro-luminescent)素子など他のディスプレイで構成されていてもよい。
記録部112は、信号処理部110から出力される画像データなどの各種情報信号を情報媒体に記録したり、情報媒体に記録されている画像データなどの各種情報信号を読み出すことができる。情報媒体は、ボディユニット1に内蔵された半導体メモリーやハードディスクドライブで構成されていてもよいし、ボディユニット1に着脱可能な半導体メモリーカードや光ディスクなどで構成されていてもよい。本実施の形態では、ボディユニット1に着脱可能な半導体メモリーカードとした。
操作部113は、レリーズボタン、ズームスイッチ、電源スイッチ、シャッタースピード設定ダイアルなど、本カメラシステムを操作するために必要な操作手段が含まれている。操作部113が操作された際、その操作内容の情報はボディマイコン101へ出力される。
撮像素子駆動部114は、ボディマイコン101からの制御により、撮像素子108を駆動させることができる。例えば、撮像素子108がCCDイメージセンサーで構成されている場合は、撮像素子108における露光制御、垂直転送、水平転送、信号増幅など動作制御を行っている。
焦点板115は、光軸3上においてメインミラー103の次段に配され、レンズユニット2を介して入射される光学画像を結像する。
図1において、レンズユニット2は、ボディユニット1に着脱可能である。レンズユニット2は、レンズマイコン201、ドライブ回路202、モータ203、フォーカスレンズ204、位置センサー205、エンコーダ206、第2の接点207、対物レンズ208を備えている。なお、レンズユニット2内には、フォーカスレンズ204及び対物レンズ208の他に、入射される光学画像を変倍させるズームレンズや、いわゆる光学式手振れ補正を行うことができる補正レンズなどのレンズを、光軸3上に備えていてもよいが、本実施の形態では説明を簡単にするためにフォーカスレンズ204及び対物レンズ208のみ図示した。
レンズマイコン201は、ドライブ回路202、位置センサー205、エンコーダ206、第2の接点207と接続されている。また、レンズマイコン201は、第1の接点107及び第2の接点207を介して、ボディマイコン101との間でデータ通信を行うことができる。また、レンズマイコン201は、メモリーが内蔵され、そのメモリーにレンズユニット2のレンズ情報が記録されている。レンズ情報とは、レンズの明るさを示すFナンバーや、ズーム倍率、設定可能な絞り値など、レンズユニット2のスペックに関する情報である。
ドライブ回路202は、レンズマイコン201からの指示により、モータ203を駆動制御する。本実施の形態では、モータ203はDCモータで構成されているため、レンズマイコン201から送信されるレンズ移動量情報に応じた電圧または電流がモータ203に印加されるよう制御している。
モータ203は、DCモータで構成され、印加される電圧または電流の大きさに応じた回転速度で駆動する。モータ203が駆動することにより、フォーカスレンズ204を矢印AまたはB方向に移動させることができる。なお、DCモータは、ステッピングモータや超音波モータに比べて安価であるため、コストダウンに貢献することができる。また、DCモータは、印加される電圧の大きさに対して、回転特性が比例する特性を持つ。したがって、DCモータを高速回転させる際は高い電圧を印加させ、低速回転させる際は低い電圧を印加させる。本実施の形態では、5Vの電圧を印加した時に、最大回転速度にて駆動するDCモータを用いている。
フォーカスレンズ204は、鏡筒内における光軸3上に配置され、矢印AまたはBに示す方向へ移動させることにより、焦点位置を微調整して光学画像を合焦させることができる。フォーカスレンズ204の移動制御は、モータ203からの駆動力に基づいて行われる。
位置センサー205は、フォーカスレンズ204の光軸方向における位置を検出することができる。位置センサー205は、例えば磁気センサーで構成されている。なお、本実施の形態では、位置センサー205における位置検出動作は、フォーカスレンズ204が停止している時のみ行われる構成としているが、例えばコンティニアスAF機能(レリーズボタンを連続的に半押し状態にしている時に、連続的に合焦動作を行わせる機能)を動作させている時はフォーカスレンズ204の移動中にも検出動作が行われる。検出された位置情報は、レンズマイコン201へ出力される。
第2の接点207は、ボディユニット1の第1の接点107と電気的に接続されている状態で、ボディユニット1とレンズユニット2との間でデータ通信などを行うことができる。なお、第1の接点107と第2の接点207は、レンズユニット2をボディユニット1に装着させた時に、互いに電気的に接触する状態になるような位置に配されている。
エンコーダ206は、モータ203の回転子の回転速度などを検出することができる。エンコーダ206は、具体的には、図5(a)に示すように、モータ203の主軸251に固定され多数のスリット255が形成されているパルス円板254と、パルス円板254の裏面側に配されている発光ダイオード252と、スリット255を挟んで発光ダイオード252に対向する位置に配されているフォトセンサー253と、フォトセンサー253における検出信号をアナログ/デジタル変換(以下A/D変換と称する)してパルスを生成するパルス生成部256と、パルス生成部256で生成されたパルス数をカウントし回転速度や回転数などを算出する演算部257とから構成されている。
図5(a)において、モータ203を駆動させると、主軸251及びパルス円板254が矢印Cまたはその逆方向に回転される。それとともに、発光ダイオード252を発光させると、フォトセンサー253はスリット255を通った発光ダイオード252の光を受光して、光電変換して電気信号を出力する。パルス生成部256は、フォトセンサー253から出力される電気信号をA/D変換し、図5(b)や図5(c)に示すようなパルスを出力する。なお、スリット255はパルス円板254において一定間隔おきに形成されているため、パルス生成部256においては、フォトセンサー253が光を受光した時のみHighとなるパルスが生成される。したがって、パルス生成部256で生成されるパルスは、モータ203の回転速度が低ければ図5(b)に示すように周期は長くなり、モータ203の回転速度が高ければ図5(c)に示すように周期は短くなる。演算部257は、パルス生成部256で生成されたパルスをカウントしパルス数の情報を出力するとともに、単位時間当たりのパルス数をカウントし、モータ203の回転数や回転速度を算出することができる。演算部257で算出されたパルス数や回転速度などの情報は、レンズマイコン201へ出力される。
以下、動作について説明する。
図1において、被写体側から光軸3に沿って入射される光学画像は、レンズユニット2における対物レンズ208や、フォーカスレンズ204などのレンズ群を通して、メインミラー103で上方へ曲げられ、焦点板115で結像される。結像された光学画像は、現時点では反転画像になっており、ペンタプリズム105の内部を反射することで正立画像が得られる。撮影者は、接眼レンズ106を通して、正立画像を視認することができる。また、被写体側から入射される光学画像の一部は、メインミラー103を透過し、サブミラー104にて下方へ曲げられ、AFセンサー102へ導かれている。
次に、操作部113におけるレリーズボタンが、撮影者によって半分だけ押されると、ボディマイコン101は第1の接点107及び第2の接点207を介して、レンズマイコン201に対してAF動作を行うよう命令する。レンズマイコン201は、各部を制御してフォーカスレンズ204を駆動させて、被写体のAF動作を行う。なお、詳しいAF動作については後述する。
次に、操作部113におけるレリーズボタンが、撮影者によって完全に押されると、ボディマイコン201はメカニズム制御部(不図示)を制御して、メインミラー103及びサブミラー104を、撮像素子108へ入射される光学画像を妨げない位置へ退避させる。次に、ボディマイコン101は撮像素子駆動部114に対して撮像命令を出力する。撮像素子駆動部114は、入力される撮像命令に基づき、撮像素子108を撮像動作させる。
次に、ボディマイコン101は、操作部113におけるシャッタースピード設定ダイアルまたはボディマイコン101において設定されているシャッタースピードに対応する時間、シャッター109を開閉動作させる。例えば、操作部113におけるシャッタースピード設定部において設定されているシャッタースピードが「1/2000秒」であった場合は、ボディマイコン101はシャッター109に対して1/2000秒間だけ開いて、光学画像が撮像素子108に入射されるように制御している。
シャッター109が所定時間開閉動作を行って、撮像素子108に光学画像が入射されると、撮像素子108(本実施の形態ではCCDイメージセンサー)における光電変換素子が、入射される光に基づき電荷を出力する。出力される電荷は、撮像素子108における垂直転送レジスタ、水平転送レジスタ、増幅器を介して出力される。出力される電気信号は、撮像素子駆動部114を介して信号処理部110に入力される。
信号処理部110は、入力される電気信号に基づき、ホワイトバランス調整やYC処理などを行って画像信号を生成する。生成された画像信号は、表示部111へ出力されて、画像信号に基づく画像を表示させることができる。すなわち、撮影された画像を撮影操作直後に表示部111へ表示させることができ、撮影者は表示された画像を目視確認することができる。
また、信号処理部110は、撮影された画像信号(アナログ信号)をデジタル変換して圧縮符号化し、画像データを生成する。生成された画像データは、記録部112に出力される。記録部112は、入力される画像データを半導体メモリカードなどの情報媒体へ記録させる。
撮影動作が終われば、ボディマイコン101はメカニズム制御部を制御して、メインミラー103とサブミラー104とを元の位置(図1に示す位置)へ復帰させるとともに、シャッター109や撮像素子駆動部114などの各部に対してリセット命令を出力する。
以上のように動作させることで、本実施の形態のカメラシステムで被写体画像を撮影することができる。
〔2.AF動作〕
〔2-1.AFの基本動作〕
まず、AF動作の概要について説明する。
図2は、AF動作の一連の流れを示すフローチャートである。まず、操作部113におけるレリーズボタンが、撮影者によって半分だけ押されると(ステップS1)、ボディマイコン101はAFセンサー102から出力される焦点位置情報に基づき、デフォーカス量を検出する(ステップS2)。
次に、ボディマイコン101は、検出したデフォーカス量が所定値よりも大きいか小さいかについて判断する(ステップS3)。デフォーカス量が所定値よりも小さい場合は、現時点での焦点位置が合焦位置にあると判断し、AF動作を終了させる。一方、デフォーカス量が所定値よりも大きい場合は、現時点での焦点位置が合焦位置から離れていると判断し、AF動作を継続させる。
次に、ボディマイコン101は、検出したデフォーカス量の情報を、第1の接点107及び第2の接点207を介してレンズマイコン201へ送信する(ステップS4)。
次に、レンズマイコン201は、ボディマイコン101から送信されるデフォーカス量の情報と、位置センサー205から送信されるフォーカスレンズ204の現在位置情報とに基づき、フォーカスレンズ204の移動量、すなわちモータ203の回転量の算出を行う。モータの回転量は、パルス数として算出される(ステップS5)。
次に、レンズマイコン201は算出したパルス数に基づき、ドライブ回路202に対してモータ203を駆動させるよう命令する。ドライブ回路202は、レンズマイコン201において算出されたパルス数に基づき、モータ203を駆動させる。具体的には、そのパルス数に応じた電圧をモータ203に印加させるよう制御する。モータ203は、印加される電圧によって回転駆動されて、フォーカスレンズ204を矢印AまたはB方向へ移動させる(ステップS6)。
フォーカスレンズ204の移動中は、エンコーダ206でモータ203の回転パルスを検出している。エンコーダ206は、検出したパルスの情報をレンズマイコン201へ送信するとともに、検出したパルスに基づきモータ203の回転速度を算出し、その回転速度情報もレンズマイコン201へ送信している。
モータ203が、ステップS5で算出された回転量だけ回転駆動されると(ステップS7)、次にステップS2へ戻って、デフォーカス量の算出を行う。算出されたデフォーカス量と所定値とを比較し(ステップS3)、デフォーカス量が所定値よりも小さければ、フォーカスレンズ204が合焦位置に到達したと判断し、AF動作を終了させる。一方、デフォーカス量が所定値よりもまだ大きい場合は、デフォーカス量が所定値よりも小さくなるまでステップS2〜S7の処理を繰り返す。
〔2-2.レンズの現在位置と目標位置との距離が大きい場合の動作〕
次に、フォーカスレンズ204の現在位置と目標位置とが離れている場合(すなわち、フォーカスレンズ204を大きく移動させる必要がある場合)の動作について詳しく説明する。現在位置と目標位置とが離れている場合とは、図1のAFセンサー102で検出されるデフォーカス量が大きい場合のことである。
図3は、モータ203の駆動制御の流れを示しており、図2におけるステップS6及びS7の処理内容を詳細に示したものである。図4(a)はモータ203の回転速度と時間との関係を示している。図4(b)はフォーカスレンズ204の移動量(すなわちモータ203の回転積算量に相当)と時間との関係を示している。また、図4において、タイミングt0〜t1はモータ203を最大回転速度で駆動している期間、タイミングt1〜t2はモータ203への印加電流をオフにしている期間、タイミングt2〜t3は第1の定速駆動を行っている期間、タイミングt3〜t4は第1の定速駆動から第2の定速駆動へ速度移行を行っている期間、タイミングt4〜t5は第2の定速駆動を行っている期間、タイミングt5〜t6はモータ203への印加電流をオフにしている期間である。各期間におけるモータ203の動作状態、移動パルス数、所要時間を(表1)に示す。なお、(表1)における各数値は一例である。
Figure 2008003501
AF動作を行う際は、まずレンズマイコン201は、ボディマイコン101からデフォーカス量の情報を取得し、その情報に基づきフォーカスレンズ204の現在位置から目標位置までのレンズ移動量(パルス数)を算出する。
本実施の形態では、デフォーカス量が大きい場合のレンズ移動に関する実施形態であり、例えば目標移動パルス数P1=221以上の場合を示している。なお、目標移動パルス数とは、フォーカスレンズ204を現在位置から目標位置(合焦位置)まで移動させるのに必要な、モータ203の回転パルス数のことである。また、P1=221以上に設定されている根拠は、(表1)に示すように、タイミングt0〜t1におけるパルス数N1を「10≦N1≦1473」に設定し、タイミングt1〜t3におけるパルス数N2を「120」に設定し、タイミングt3〜t4におけるパルス数N3を「57」に設定し、タイミングt4〜t5におけるパルス数N4を「30」に設定し、タイミングt5〜t6におけるパルス数N5を「4」に設定し、P1をパルス数N1〜N5の総和としたからである。
次に、フォーカスレンズ204の駆動制御について説明する。
レンズマイコン201からドライブ回路202に、モータ203の回転駆動命令が出力されると、図4(a)のタイミングt0〜t1に示すように、ドライブ回路202はモータ203に最大電圧を印加させる。これにより、モータ203は最大速度で駆動され、フォーカスレンズ204は高速で移動される(図3のステップS11)。この時、モータ203に印加される最大電圧は例えば5Vで、回転速度は7700Hzである。また、モータ203を最大速度で駆動させている間、速度制御は行っていない。また、タイミングt0〜t1に示す期間の長さは、目標移動パルスP1の値に応じてパルス数N1=10〜1473の範囲内の値に設定され、N1の値が大きいほどt0〜t1に示す期間は長くなる。
モータ203を最大速度で回転駆動させている間、エンコーダ206は、モータ203の回転パルスをカウントしている。レンズマイコン201は、所定間隔(例えば2000Hz間隔)でエンコーダ206からパルス数を取得し、取得したパルス数を目標移動パルス数から減算して、目標位置までの残りパルス数を算出している。
レンズマイコン201で算出される残りパルス数が「221」に到達すれば(図3のステップS12)、レンズマイコン201はドライブ回路202に対して、モータ203への印加電流をオフにする命令を出力する(タイミングt1)。これにより、モータ203は、駆動力がオフになり、慣性のみで回転が継続されるため、図3(a)のタイミングt1〜t2に示すようにモータ203の回転速度は徐々に低下する(図3のステップS13)。
図3(a)のタイミングt1〜t2の間、エンコーダ206はモータ203のパルス数に基づいて回転速度を算出している(図3のステップS14)。エンコーダー206は、算出した回転速度が2000Hzまで低下すれば、レンズマイコン201に対して回転速度の情報を出力する(タイミングt2)。レンズマイコン201は、エンコーダー206から回転速度情報を取得すれば、再びモータ203に電圧を印加させて駆動を開始させるようドライブ回路202に命令を出力するとともに、モータ203の回転速度が1800Hzになるように速度制御を開始する。
モータ203は、タイミングt2〜t3の期間において、フィードバック制御を行いながら1800Hzの回転速度で第1の定速駆動を行う(ステップS15)。
なお、第1の定速駆動の終了タイミングであるt3は、(表1)に示すようにモータ203が減速を開始するタイミングt1からカウントされているパルス数N2が「120」に到達するタイミングに設定されている。これは、モータ203を減速させる際に、負荷や外乱によって、t1〜t2の時間が多少変動することを考慮しているためである。例えば、モータ203における負荷や外乱が大きければt1〜t2の時間は長くなり、負荷や外乱が小さければ時間は短くなる。そのため、t2のタイミングが多少変動しても速度制御に悪影響が出ないように、t1〜t3の間のパルス数に基づいて制御を行っている。
次に、モータ203が第1の定速駆動を行っている間、レンズマイコン201はエンコーダ206から出力されるパルスをカウントし、残りパルス数を算出しており、算出される残りパルス数が「91」になったか否かについて判断している(図3のステップS16)。
レンズマイコン201で算出される残りパルス数が「91」になれば、図3のタイミングt3に示すように、モータ203へ電流を印加させて速度制御を行いながら、モータ203の回転速度を減速させる(図3のステップS17)。
なお、ステップS17における減速動作は、期間t2〜t3のようにエンコーダー206でカウントされるパルス数により速度制御されるのではなく、第1の定速駆動の速度(1800Hz)から第2の定速駆動の速度(700Hz)に到達するまでの時間幅に基づき制御される。本実施の形態では、第1の定速駆動から第2の定速駆動へ40msecの時間で到達するように、モータ203への印加電圧を徐々に低下させて速度制御している。なお、減速時間は固定値であるため、モータ203の負荷や外乱によって減速度合いが多少変動しても、全体の駆動時間t0〜t6にはほとんど影響を与えない。ただし、減速度合いが変動すると、タイミングt4におけるモータ203の回転速度は必ずしも700Hzにはならないが、700Hzから大きく外れることはほとんど無く、全体の駆動時間t0〜t6が大幅に長くなることはない。
ここで、期間t3〜t4において、モータ203に急制動をかけず、モータ203への印加電圧を徐々に下げて速度制御を行いながら減速させる理由は、目標位置へ短時間で到達させるためである。例えば、タイミングt3において、モータ203への印加電流をオフにして急激に減速(急制動)させた場合、図4(a)の点線の特性に示すように、アンダーシュートなどが発生して回転動作が不安定になる可能性がある。このように動作が不安定になると、目標位置に到達するタイミングがt6よりも遅くなってしまう。したがって、モータ203の回転開始から、フォーカスレンズ204を目標位置へ到達させるまでの時間が長くなってしまう。そこで本実施の形態では、期間t3〜t4において、モータ203を速度制御しながら減速させることで、回転動作が不安定になることはなく、安定した状態で第2の定速駆動へ移行させることができる。
次に、モータ203は、図4のタイミングt4〜t5に示すように第2の定速駆動を行う。第2の定速駆動における速度は、第1の定速駆動における速度よりも低く、本実施の形態では700Hzである(ステップS18)。
レンズマイコン201は、第2の定速駆動中もエンコーダ206から取得しているパルス数に基づいて残りパルス数を算出している(図3のステップS19)。残りパルス数が「4」に到達すれば、レンズマイコン201は、モータ203に対する印加電流をオフにするようドライブ回路202に命令を出力する(図3のステップS20)。これにより、モータ203は、駆動力がオフになり、慣性のみで回転を続け、図4のt5〜t6に示すように回転速度が徐々に低下する。やがて、モータ203は、タイミングt5から4パルス移動したタイミングt6で回転が停止する。
以上のように本実施の形態によれば、フォーカスレンズ204を現在位置から目標位置へ移動させる際、モータ203を高速駆動、高速駆動よりも低速な第1の定速駆動、第1の定速駆動よりも低速な第2の定速駆動に、順次切り換えて動作させ、かつ第1の定速駆動から第2の定速駆動へ速度制御を行いながら減速させることにより、フォーカスレンズ204を目標位置へ高速かつ正確に移動させることができる。
特に、本実施の形態の制御は、レンズの高度な位置精度が要求されるフォーカス制御において好適である。
また、図4における期間t0〜t1(制御不可能な速度領域)は、フィードバックによる速度制御を行わず、モータ203に最大電圧を印加して最高速度で回転させているため、フォーカスレンズ204を目標位置へ到達させるまでの時間を短縮することができる。
また、第1の定速駆動領域を設けたことにより、エンコーダー206から出力されるパルスのパルス数を確実にカウントすることができ、モータ203の速度制御を行うことができる。
また、第1の定速駆動及び第2の定速駆動を介して速度制御することにより、回転速度が不安定になることを防ぎ、フォーカスレンズ204を目標位置へ到達させるまでの時間を短縮することができる。
また、モータ203をDCモータで構成したことにより、コストダウンすることができる。また、DCモータで構成したことにより、レンズ駆動装置の小型化が可能になり、本実施の形態のレンズ駆動装置を搭載したカメラシステムを小型化することができる。また、DCモータは高トルク駆動が可能であるため、レンズを高速移動させることができ、目標位置までの所要時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態のレンズ駆動装置は、フォーカスレンズを駆動させる構成としたが、ズームレンズを駆動させる構成にも適用可能である。
また、図4におけるタイミングt5は、モータ203が第2の定速駆動を行っている時に印加電圧をオフにすると、モータ203が慣性で4パルス回転して停止することを想定して、タイミングt6から4パルス手前に設定している。したがって、モータ203の負荷の大きさによっては、タイミングt5でモータ203の印加電流をオフにしても、実際にはタイミングt5から4パルスを超えて停止したり、4パルスよりも手前で停止する可能性がある。この問題を解消するために、フォーカスレンズ204の停止位置を位置センサー205で検出し、レンズマイコン201が位置センサー205からの検出信号に基づいて、フォーカスレンズ204の位置を補正するよう制御してもよい。このように制御することで、フォーカスレンズ204の目標位置における位置精度を、さらに高めることができる。
また、モータ203は、図4におけるタイミングt6において慣性のみで停止されるが、タイミングt6においてモータ203に逆起電力を印加して制動させてもよい。
また、(表1)に示す移動パルス数や所要時間は一例であり、他の値であってもよい。
また、本実施の形態では、ペンタプリズム105を設けることとしたが、これは必須の構成要件ではない。光学式ビューファインダを設けない場合には、ペンタプリズム105を設ける必要はない。また、光学式ビューファインダを設ける場合であっても、ペンタプリズム105の代わりにペンタミラーを設けるようにしてもよい。
また、シャッター109も必須の構成要件ではない。電子シャッター等を利用することにより、シャッター109を省略できる。また、シャッター109としてフォーカルプレーンシャッターを用いてもよい。
また、本実施の形態では、モータ203の回転速度を具体的に示したが、本発明の適用に際してはこれらの具体的な数値に限定されない。
本発明は、フォーカスレンズやズームレンズなどのように、鏡筒内でレンズを駆動させるレンズ駆動装置に関し、デジタルスチルカメラや銀塩カメラなどの撮像装置に有用である。
実施の形態1におけるレンズ駆動装置を備えたカメラシステムの全体構成を示すブロック図 AF動作を示すフローチャート AF動作を示すフローチャート モータの駆動制御を説明するための特性図 (a)エンコーダの構成を示す模式図(b)エンコーダから出力されるパルスを示すタイミングチャート(c)エンコーダから出力されるパルスを示すタイミングチャート
符号の説明
1 ボディユニット
101 ボディマイコン
102 焦点検出センサー
103 メインミラー
104 サブミラー
105 ペンタプリズム
106 接眼レンズ
107 第1の接点
108 撮像素子
109 シャッター
110 信号処理部
111 表示部
112 記録部
113 操作部
114 撮像素子駆動部
115 焦点板
2 レンズユニット
201 レンズマイコン(制御部)
202 ドライブ回路
203 モータ(駆動部)
204 フォーカスレンズ
205 位置センサー
206 エンコーダー(速度検出部)
207 第2の接点

Claims (5)

  1. レンズを駆動させる駆動部と、
    前記駆動部の駆動速度を検出する速度検出部と、
    前記速度検出部で検出された駆動速度に基づいて前記駆動部の駆動速度を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記駆動部を制御して前記レンズを駆動させる際、
    前記駆動部の速度を上げた後、複数の定速段階を経て、前記駆動部を停止させるよう制御するとともに、
    前記複数の定速段階のうちいずれかの定速段階から次の定速段階へ連続的に移行させるよう、前記駆動部の速度を制御することを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記制御部は、
    前記駆動部における制御可能な回転速度領域に、前記複数の定速段階を設け、
    前記制御可能な回転速度領域よりも高い回転速度領域に、速度制御を行わない回転速度領域を設けた、
    請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記駆動部は、
    入射光軸方向に沿ってフォーカスレンズを移動させることで、焦点位置を調節可能にする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記駆動部は、
    直流モータで構成されている請求項1記載のレンズ駆動装置。
  5. モータでレンズを駆動させる際、
    前記モータを最大回転速度で駆動する第1の回転速度領域と、
    第1の定速回転速度で駆動する第2の回転速度領域と、
    前記第1の定速回転速度から連続的に減速する第3の回転速度領域と、
    前記第1の定速回転速度よりも低い第2の定速回転速度で駆動する第4の回転速度領域と、
    を設けて制御することを特徴とするレンズ駆動方法。
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