JP2010175839A - 光学機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子を適用する撮像装置等に適用される光学機構において、連写撮影時におけるモータ動作を効率的に行うことにより消費電力を抑えることができ、高速連写にも対応可能な光学機構を提供する。
【解決手段】撮像光学系の光路上にミラーダウン位置と上記撮像光学系の光路上から退避するミラーアップ位置との間を往復する可動ミラー、または、撮像素子の露光時間を調節する機械式シャッタを付勢するバネのチャージを行うチャージレバー7と、回動を行う部材であって、チャージレバー7が行う上記チャージの量を調節するカム5と、上記チャージが解放されてから再度上記チャージが開始されるまでの期間中は、上記チャージが解放されるときのカム5の速度よりも低速でカム5を回動させ続ける回動速度制御を行う制御部15とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像光学系から取り込まれた被写体光束の状態を切り替えるための光学機構に関する。
従来、撮像装置である一眼レフカメラは、可動ミラーを待機(進入)位置と退避位置との間を往復させる可動ミラー装置と光量を調整するためのシャッタ幕を有するシャッタ装置とを備えている。上記可動ミラー、シャツタ幕は、その動作を行うためにチャージバネにより付勢されており、動作前に上記チャージバネをチャージする必要がある。
上記チャージ機構は、チャージモータによりカムなどを回動させ、そのカムによりチャージレバーを必要分押すように構成されているのが一般的である。
従来の一眼レフカメラは、撮像動作を一度実行する単写撮影モードおよび撮像動作を繰り返し実行する連写撮影モードが備えており、カムを回動させるチャージモータの制御は、単写モード選択時、連写モード選択時とも1コマ撮影毎にチャージモータを完全に停止させている。
図14は、上記従来のチャージ機構における連写撮影モードにおけるチャージモータの回転角速度の変化を示す線図である。チャージモータは、始動後、タイミングt1でチャージ完了し、チャージモータ減速後、タイミングt2,t3の間、停止する。タイミングt3で再度チャージモータが始動し、以下、同様の状態が繰り返される。
上述した従来の一眼レフカメラにおける連写モードにおいては、1コマ毎にチャージモータが停止した状態から駆動させているのでモータ起動時に大きな電流が流れ、その結果、消費電力が増えるといった問題があった。
本発明は、上述の不具合を解決するためになされたものであり、撮像装置等に適用される光学機構において、連写撮影時におけるモータ動作を効率的に行うことにより消費電力を抑えることができ、高速連写にも対応可能な光学機構を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の光学機構は、第一のバネを有するチャージ部材であって、撮像光学系の光路上に入る第一の位置と上記撮像光学系の光路上から退避する第二の位置との間を往復する可動ミラー、または、撮像素子の露光時間を調節する機械式シャッタを付勢する第二のバネのチャージを行う上記第一のバネで行うチャージ部材と、回動を行う部材であって、上記チャージ部材が行う上記第二のバネのチャージの量を調節する回動部材と、上記第一のバネのチャージが解放されてから再度上記第二のバネのチャージが開始されるまでの第一の期間中は、上記第二のバネがチャージされるときの上記回動部材の速度よりも低速で当該回動部材を回動させ続ける回動速度制御を行う制御部とを有する。
本発明の請求項2に記載の光学機構は、請求項1に記載の光学機構において、上記制御部は、撮像条件に応じて上記回動速度制御を行う。
本発明の請求項3に記載の光学機構は、請求項2に記載の光学機構において、上記撮像条件は、上記機械式シャッタの光量調節、オートフォーカス処理のための測距の時間、撮影レンズの駆動時間、秒間撮影コマ数のうち少なくとも1つである。
本発明の請求項4に記載の光学機構は、請求項1に記載の光学機構において、上記制御部は、上記第二のバネがチャージが開始されてから上記第一のバネが解放されるまでの第二の期間中に上記回動部材に供給されるチャージエネルギーよりも弱いエネルギーを、上記第一の期間中に当該回動部材に供給することで上記回動速度制御を行う。
本発明の請求項5に記載の光学機構は、請求項1に記載の光学機構において、上記制御部は、上記第一の期間中に上記回動部材に対してショート・ブレーキを間欠的に行うことで上記回動速度制御を行う。
本発明の請求項6に記載の光学機構は、請求項1に記載の光学機構において、上記制御部は、上記第一の期間中に上記回動部材に対してショート・ブレーキを行う期間を調節することで上記回動速度制御を行う。
本発明の請求項7に記載の光学機構は、請求項1に記載の光学機構において、上記回動部材の位置又は速度の検出を行う検出部を更に有し、上記制御部は、上記検出部の検出結果に基づいて上記回動速度制御を行う。
本発明の請求項8に記載の光学機構は、請求項7に記載の光学機構において、上記制御部は、上記検出結果から上記チャージ部材による上記チャージの量が最大になるときを予測し、当該チャージの量が最大になる前に、上記回動部材の回動速度の減速を開始する回動速度制御を行う。
本発明の請求項9に記載の光学機構は、請求項7に記載の光学機構において、上記検出部は、パルス・エンコーダである。
本発明の請求項10に記載の光学機構は、請求項1に記載の光学機構において、上記回動部材は、カムである。
本発明の請求項11に記載の光学機構は、請求項10に記載の光学機構において、
上記制御部は、上記チャージ部材の一部が上記カムの最小半径に当接している間に上記カムの回動速度の加速を開始する。
本発明の請求項12に記載の光学機構は、請求項1に記載の光学機構において、上記回動部材の回動速度制御を行うアクチュエータは、電動機であり、上記回動速度制御を行う手段は、正転駆動、逆転駆動、ショートブレーキ、モータフリーのいずれか2つ以上の組み合わせにより上記回動速度制御を行う。
本発明の請求項13に記載の光学機構は、請求項1に記載の光学機構において、トルク制御を行う電動機を更に有し、上記制御部は、上記電動機を介して上記回動速度制御を行う。
本発明の請求項14記載の光学機構は、第一のバネを有するチャージ部材であって、撮像光学系の光路上に入る第一の位置と上記撮像光学系の光路上から退避する第二の位置との間を往復する可動ミラー、または、撮像素子の露光時間を調節する機械式シャッタ、を付勢する第二のバネのチャージを行うチャージ部材と、回動を行う部材であって、上記チャージ部材が行う上記第二のバネのチャージの量を調節する回動部材と、上記第一のバネのチャージが解放されてから再度上記第二のバネのチャージが開始されるまでの第一の期間中は、上記第二のバネがチャージされてから第一のバネが解放されるまでの第二の期間中よりも低速で上記回動部材を回動させ続ける回動速度制御を行う制御部とを有する。
本発明によると、撮像素子を適用する撮像装置等に適用される光学機構において、連写撮影時におけるモータ動作を効率的に行うことにより消費電力を抑えることができ、高速連写にも対応可能な光学機構を提供することができる。
本発明の第一の実施形態である光学機構のシャッタ装置をチャージ駆動する動作状態における斜視図であり、図1(A)は、チャージ動作終了状態を示し、図1(B)は、チャージ後の状態を示す。 図1の光学機構にて上記シャッタ装置と共にチャージ駆動される可動ミラー装置の斜視図である。 図1の光学機構を備えた一眼レフカメラにおける連写撮影シーケンスの各制御要素の概略の状態を示すタイミングチャートである。 図1の光学機構におけるチャージ機構の動作状態を示す図であって、図4(A)は、カムフォロアがカムトップ位置近傍に到達したチャージ状態であり、速度制御C0の開始のタイミングの状態を示し、図4(B)は、その後、上記カムフォロアがカムボトム部に到達したチャージ完了状態を示し、図4(C)は、上記カムフォロアがカムボトム部にあって、シャッタ開き始めの状態を示す。図4(D)は、カムフォロアがカムボトム端部に到達し、上記速度制御C0が終了し、カムの加速開始状態であって、次のチャージ動作開始状態を示している。 図1の光学機構におけるチャージモータ駆動制御のメインルーチンのフローチャートである。 図5のメインルーチンで呼び出されるサブルーチン「速度制御処理C0」のフローチャートである。 図1の光学機構の連写撮影時におけるチャージモータの加速制御時および速度制御C0時の回転速度の変化を示す線図である。 本発明の第二の実施形態である光学機構のブロック構成図である。 図8の光学機構が組み込まれる一眼レフカメラの連写撮影シーケンスの各制御要素の概略の動作状態を示すタイミングチャートである。 図8の光学機構におけるチャージ機構の動作状態を示す図であって、図10(A)は、カムフォロアがカムボトムとカムトップの中間位置に到達したチャージ中の状態であり、速度制御C1−C2の開始のタイミングの状態を示し、図10(B)は、カムフォロアがカムトップ位置に到達した状態を示し、図10(C)は、その後、上記カムフォロアがカムボトム部に到達した状態を示し、図10(D)は、カムフォロアがカムボトム端部に到達し、上記速度制御C1−C2の終了、カムの加速開始状態であって、次のチャージ動作開始状態を示している。 図8の光学機構におけるチャージモータ駆動制御のメインルーチンのフローチャートである。 図11のメインルーチンで呼び出されるサブルーチン「速度制御処理C1−C2」のフローチャートである。 図8の光学機構の連写撮影時におけるチャージモータの加速制御時および速度制御C1−C2時の回転速度の変化を示す線図である。 従来の一眼レフカメラにおけるチャージモータの回転速度の変化を示す線図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態である光学機構のシャッタ装置をチャージ駆動する動作状態における斜視図であり、図1(A)は、チャージ動作終了状態を示し、図1(B)は、チャージ後の状態を示す。図2は、上記光学機構にて上記シャッタ装置と共にチャージ駆動される可動ミラー装置の斜視図である。
本実施形態の光学機構30は、デジタル式一眼レフカメラに組み込まれるシャッタ装置1および可動ミラー装置20と、該シャッタ装置およびミラー装置をチャージ駆動するためのチャージ機構2と、CPU等からなる制御部15とを含む。なお、図1,2にて撮影光学系により取り込まれる被写体光束の光軸は、「O」で示される。
そして、光学機構30は、特に連写撮影モード時、シャッタ装置1および可動ミラー装置20をチャージ機構2によりチャージ駆動を行う場合、制御部15によりチャージ機構2の速度制御を行うことによってチャージ機構2を駆動するための消費電力を抑え、かつ、高速連写も可能とするものである。
シャッタ装置1は、図1に示すように撮影光学系(図示せず)からの被写体光の光路を開閉して撮像素子(図示せず)の露光を行うため、開閉駆動されるシャッタ膜9を備えた機械式シャッタ装置である。シャッタ膜9は、チャージ機構2によりシャッタレバー8を介してチャージ駆動される第二のバネのチャージバネ(図示せず)により付勢された状態で閉位置に駆動される。また、シャッタ装置1には電磁石(図示せず)が設けられており、該電磁石のオンオフによってチャージ状態を解放し、シャッタ膜9の開閉が制御される。
可動ミラー装置201は、図2に示すように可動ミラー(メインミラー)21を備え、シャッタ装置1の前方部に配される装置である。可動ミラー21は、チャージ機構2によりミラーレバー24を介してチャージ駆動される第二のバネのチャージバネ25およびダウン付勢バネ26の付勢力によって第一の位置となる被写体光の光路に進入したミラーダウン位置P1と、第二の位置となる光路からの退避したミラーアップ位置P2とに回動駆動される。
チャージ機構2は、図1に示すようにチャージモータ3と、チャージモータ3によってギヤ列を介して時計回りに回転駆動される従動ギヤ4に固定され、カム軸10に回転可能に支持される回転部材としてのカム5と、レバー支持軸6に回動可能に支持されるチャージ部材としてのチャージレバー7と、チャージモータ3の出力軸の回転量および回転速度を検出するパルスエンコーダからなる検出部であるPI(フォトインタラプタ)12と、カム5のカムトップ位置を検出する検出部であるPI(フォトインタラプタ)13と、制御部15とからなる。
カム5は、最大半径部であるカムトップ部5aと最小半径部であるカムボトム部5bを有するカム部を備えている。なお、カムボトム部5bは、後述する図4のカム角度θ0の範囲である。
チャージレバー7は、軸穴をレバー支持軸6に嵌入した状態で回動可能に支持されており、カム5のカム部に当接し、摺動するカムフォロア7aと、シャッタ装置1のシャッタレバー8および可動ミラー装置20のミラーレバー24(図2)に当接するチャージ駆動用駆動ピン7bとを備えている。レバー支持軸6には第一のバネであるトーションバネ11が挿入され、チャージレバー7を時計回りに付勢している。従って、チャージレバー7は、カムフォロア7aがカム5の時計回りの回転に伴ってカム5のカムトップ部5aとカムボトム部5b間を当接しながら摺接することにより、上記チャージバネのチャージ位置(カムトップ位置)からチャージ完了位置(カムボトム位置)間を回動移動する。
制御部15は、CPU等からなり、光学機構30を備えた一眼レフカメラの撮像制御を司り、加えてチャージモータ3を介して後述するチャージのためのカム5の加速駆動制御およびチャージ後の速度制御C0を行う。
加速駆動制御では、カムフォロア7aがカム5のボトム端部からカムトップ部に向けて摺動移動させるようにチャージモータ3を加速し、上記チャージが行われる。
速度制御C0では、後述するようにシャッタ装置の光量調整、AFのための測距時間、撮影レンズの駆動時間、秒間コマ数などの連写撮影条件に応じた適正回転速度になるように上記加速駆動時より低速でチャージモータ3が制御され、連写撮影の制御期間中、チャージモータ3を停止させることがなく回転駆動される。また、チャージモータ3が加速指令を受けるとき、カムフォロア7aがカム5のボトム端部に位置するよう速度制御がなれる。
上述した構成を有する光学機構30の動作を含む上記一眼レフカメラの連写撮影シーケンスにおける制御部15による制御動作について、図3,4,7を用いて説明する。
なお、図3は、上記一眼レフカメラにおける連写撮影シーケンスの各制御要素の概略の状態を示すタイミングチャートである。図4は、上記光学機構におけるチャージ機構の動作状態を示す図であって、図4のうち、図4(A)は、カムフォロアがカムトップ位置近傍に到達したチャージ状態であり、速度制御C0の開始のタイミングの状態を示し、図4(B)は、その後、上記カムフォロアがカムボトム部に到達したチャージ完了状態を示し、図4(C)は、上記カムフォロアがカムボトム部にあって、シャッタ開き始めの状態を示す。図4(D)は、カムフォロアがカムボトム端部に到達し、上記速度制御C0が終了し、カムの加速開始状態であって、次のチャージ動作開始状態を示している。図7は、連写撮影時におけるチャージモータの加速制御時および速度制御C0時の回転速度の変化を示す線図である。
上記一眼レフカメラの連写撮影モード実行時、図3に示すように制御部15は、チャージモータによるチャージ機構の駆動制御において、連写撮影の第二の期間であるタイミングtd(図4(D)のカムボトム終端位置到達タイミング)から後続のタイミングta(図4(A)のカムトップ位置到達タイミング)の間、チャージモータ3の加速制御を指示する(図7)。チャージレバー7のカムフォロア7aは、カム5のカムボトム部5bからカムトップ部5aの間を摺動し、チャージレバー7がチャージバネのチャージ動作を行う。その加速制御期間において、可動ミラー装置20の可動ミラー21は、ミラーダウン位置P1に到達し、バウンド静定待ち状態となる。撮影レンズは、動体予測によって被写体を追従し合焦位置に移動している。また、AF処理,AE処理が実行され、測距、測光が行われる。
タイミングtaにて図4(A)に示すようにカムフォロア7aがカムトップ部5a近傍に到達したことが、PI13により検出されと、制御部15の指示によるチャージモータ3は、チャージ後の速度制御C0による減速過程に入る(図7)。このタイミングtaでは、チャージレバー7によるシャッタ装置1および可動ミラー装置20の各チャージバネのチャージ量が最大になる。
続いて、速度制御C0中、タイミングtbでカムフォロア7aは、カムボトム部5bに達し(図4(B))、上記撮影レンズの合焦駆動および絞り込みが行われ、さらに、チャージバネ25による可動ミラー21のミラーアップ位置P2への動作が開始され、P2位置到達信号の検出待ちの状態となる。タイミングtcでカムフォロア7aは、カムボトム部5b上を摺動する状態にあり(図4(C))、シャッタ装置1のシャッタ膜9のうち、先膜走行が開始される。タイミングtdまでの間に撮像素子の露光が開始され、後膜走行が行われ、安定待ち状態となる。さらに、撮影レンズの絞り開放がなされる。タイミングtdにてカムフォロア7aは、カムボトム部5bの端部に到達し(図4(D))、速度制御C0を終了させる。なお、タイミングtaからtdの期間が第一の期間である減速期間となる。
タイミングtdからtaにて次の連写コマ撮影のために上記チャージバネのチャージを再度実行するべくチャージモータ加速制御に切り替えられる。
上述したように速度制御C0でチャージモータ3が停止せず連写コマ数等の撮影条件に合った適正な速度で回転を続けているため、特に上記加速制御に切り替わるときの消費電力が抑えられる。
次に上記一眼レフカメラの連写撮影モード時における光学機構30のチャージモータ駆動制御について、図5,6,7を用いて詳細に説明する。
図5は、チャージモータ駆動制御のメインルーチンのフローチャートである。図6は、図5のメインルーチンで呼び出されるサブルーチン「速度制御処理C0」のフローチャートである。図7は、前述したように連写撮影時におけるチャージモータの加速制御時および速度制御C0時の回転速度の変化を示す線図である。
なお、速度制御C0の処理で適用されるデータ名を表1に示す。なお、表中*マークを付した内容のデータは、撮影条件データである。
Figure 2010175839
制御部15は、連写撮影実行中、タイミングtdからtaの間、即ち、カムフォロア7aがカムボトム部5bの端部からカムトップ部5aの間にあるとき、チャージモータ3を図7に示すように徐々に加速する加速駆動制御を実行し、チャージバネのチャージが行われる。続いて、タイミングtaにてカムトップ位置通過が検出されたとき、チャージ後の速度制御C0を開始させる。
詳しく説明すると、図5のメインルーチンのフローチャートに示すようにステップS1で連写撮影モードが選択されていることを確認し、ステップS2でチャージモータ3が加速駆動されていることを確認し、さらに、ステップS3で連写が継続していることを確認する。ステップS4でPI13によってカム5のカムトップ位置通過が検出されたかをチェックする。上記位置通過が確認された場合、即ち、タイミングta(図4(A)の状態)に達したとき、ステップS5に進み、サブルーチンの速度制御C0の処理が開始される。
速度制御C0においては、図6のステップS11にてAF処理が開始され、さらに、ステップS12にてデータSspd,Taf d,Crad,Taccの値を読み込み、ステップS13にてデータSspdとTaf dより1シーケンスの推定所要時間Tseqを算出する。
ステップS14でタイマのカウントアップを行う。即ち、TcntにTsampが加算される。
ステップS15でデータVreal、カムデータCrad,Cposを読み込み、現在のチャージモータ3の回転角度により算出されたチャージ開始推定時間Tpfを算出する。
ステップS16では、1コマ前のAF時間より早くAFが終了したかをチェックし、早く終了した場合、ステップS17に進み、早く終了しなかった場合、ステップS18に進む。
ステップS17では、データTseq,Tacc,Tcntによりモータ加速指令が出る時間Tpaccを推定する。ステップS18では、データTseq,Taf err,Tacc,Tcntによりモータ加速指令が出る時間Tpaccを推定する。
ステップS19にてデータTpf,Tpaccによりチャージ開始までの推定時間の偏差Terrを算出する。
ステップS20にて推定時間の偏差Terrが0になるようにチャージモータ3の低速速度制御が行われる。
ステップS21にてチャージモータ加速指令の受信をチェックし、受信するまでは、ステップS14の戻り、上述した処理を続行する。加速指令を受信したとき、本サブルーチンを終了し、メインルーチンに戻り、次のコマの撮影のためのチャージモータ3の制御を続行する。
上述したように加速駆動制御に続いて、速度制御C0を実行することにより連写コマ数に応じた1シーケンスに要する時間であるデータTseqを維持するように、速度制御C0期間中のチャージモータ角速度W1(図7)を調整する。そして、タイミングtdにおける加速駆動開始時のチャージモータ角速度W2>0とすることによりチャージモータ3の起動電流を必要としない緩やかな立ち上がり状態が得られる。なお、図7において1シーケンスに要する時間(Tseq)の回転速度変化で斜線で囲まれた面積(カムの回転角度相当)は、常に一定(2π)である。
速度制御C0において、チャージモータ3を減速させる場合、ショートブレーキ方式を適用し、単位時間のブレーキの回数、あるいは、ブレーキ時間幅を調整することにより所望の減速を行うように制御する。また、ショートブレーキ、モータフリー、逆転駆動、正転駆動のいずれか2つ以上の組み合わせにて所望の減速を行なうように制御してもよい。
以上、説明したように本実施形態の光学機構30を内蔵する一眼レフカメラは、連写撮影モードにおけるチャージモータ駆動制御において、チャージレバー7がカム5のカムトップ部5aに達した時、速度制御C0が開始される。該速度制御C0では、AF測距、レンズ駆動、絞込み、ミラー駆動、シャツタ駆動等が実行される連写撮影の1シーケンス時間内に加速制御に移行するタイミングでチャージモータ3を停止させることなく、カム5のカムボトム部端に達するように制御される。従って、連写撮影時の撮影条件を確実に維持した状態で、1コマ目以外は、チャージモータ3における再起動時の突入電流がなく、消費電力を抑えた状態で連写撮影を実行することができ、高速連写にも対応することができる。
なお、従来の一眼レフカメラにおいては、前述したように1コマ撮影毎にチャージモータを完全停止させ、チャージ開始時に再起動を行っていたので、再起動時に上記チャージモータに過大な電流が流れ、消費電力が増大する可能性があった。
次に本発明の第二の実装形態である光学機構について、図8〜10および図11,12を用いて説明する。
図8は、本発明の第二の実施形態である制御部を含む光学機構のブロック構成図である。
本実施形態の光学機構30Aは、図8に示すように第一の実装形態における光学機構30と同様のデジタル式一眼レフカメラに組み込まれるシャッタ装置1および可動ミラー装置20と、該シャッタ装置およびミラー装置をチャージ駆動するためのチャージ機構2とを備えているが、制御部15Aによるチャージ機構2の速度制御方式が異なっている。また、可動ミラー装置20には、可動ミラー21をミラーダウン位置P1で保持する待機用電磁石が設けられている。該電磁石をオフすることによって可動ミラー21のアップ位置への移動時期を制御することができる。
本実装形態における光学機構30Aにおけるチャージ機構2の速度制御においても連写撮影モード時、シャッタ装置1および可動ミラー装置20をチャージ機構2によりチャージ駆動を行う際のチャージモータの消費電力を抑え、かつ、高速連写が可能とする。
制御部15Aは、CPU等からなり、光学機構30Aを備えた一眼レフカメラの撮像制御を司り、加えてチャージモータ3を介して後述するカム5の加速駆動制御および速度制御C1およびC2からなる速度制御C1−C2を実行する。
加速駆動制御では、第一の実施形態の場合と同様にカムフォロア7aがカム5のボトム端部からカムトップ部に向けて摺動移動させるようにチャージモータ3を加速し、上記チャージが行われる。
速度制御C1−C2では、後述するようにシャッタ装置の光量調整、AFのための測距時間、撮影レンズの駆動時間、秒間コマ数などの連写撮影条件に応じた適正回転速度になるようにチャージモータ3が制御され、連写撮影の制御期間中、チャージモータ3を停止させることがない。また、チャージモータ3が加速指令を受けたとき、カムフォロア7aがカム5のボトム端部にあるよう速度制御がなれる。
上述した構成を有する光学機構30Aの動作を含む上記一眼レフカメラの連写撮影シーケンスにおける制御部15Aによる制御動作について、図9,10,13を用いて説明する。
図9は、一眼レフカメラに組み込まれる上記光学機構の動作を含む連写撮影シーケンスの各制御要素の概略の動作状態を示すタイミングチャートである。図10は、上記光学機構におけるチャージ機構の動作状態を示す図であって、図10のうち、図10(A)は、カムフォロアがカムボトムとカムトップの中間位置に到達したチャージ中の状態であり、速度制御C1−C2の開始のタイミングの状態を示し、図10(B)は、カムフォロアがカムトップ位置に到達した状態を示し、図10(C)は、その後、上記カムフォロアがカムボトム部に到達した状態を示し、図10(D)は、カムフォロアがカムボトム端部に到達し、上記速度制御C1−C2の終了、カムの加速開始状態であって、次のチャージ動作開始状態を示している。図13は、連写撮影時におけるチャージモータの加速制御時および速度制御C1−C2時の回転速度の変化を示す線図である。
本実施形態の光学機構30Aを備えた一眼レフカメラの連写撮影モード実行時、図9に示すように制御部15Aは、チャージモータ駆動制御において、連写撮影のタイミングth(図10(D)のカムボトム終端位置到達タイミング)から後続のタイミングte(図10(A)のカムボトムとカムトップの中間位置到達タイミング)の間、チャージモータ3によるチャージ機構2の加速制御を指示する(図13)。上記加速制御時、チャージレバー7のカムフォロア7aは、カム5のカムボトム部5bからカムトップ部5aの手前までの間を摺動し、チャージレバー7がチャージバネのチャージ動作を行う。その加速制御期間において、可動ミラー装置20の可動ミラー21は、ミラーダウン位置P1に到達し、バウンド静定待ち状態となる。撮影レンズは、動体予測によって被写体を追従し合焦位置に移動している。また、AF処理,AE処理が実行され、測距、測光が行われる。
タイミングteにて図10(A)に示すようにカムフォロア7aがカムボトムとカムトップの中間位置に到達したことが、検出されと、制御部15の指示によるチャージモータ3は、チャージ機構2の速度制御の前半部である速度制御C1による減速過程に入る(図13)。このタイミングteでは、チャージレバー7によるシャッタ装置1および可動ミラー装置20の各チャージバネのチャージ量最大に達する前の状態である。
続いて、タイミングtfで上記チャージバネのチャージ量最大に達し、カムフォロア7aがカムトップ部5aに達したことがPI13により検出されると(図10(B))、チャージ機構2の速度制御は、速度制御C1から速度制御C2に切り替えられ、上記撮影レンズの合焦駆動および絞り込みが行われる。
タイミングtfからtgにてチャージバネ25による可動ミラー21のミラーアップ位置P2への動作が開始され、P2位置到達信号の検出待ちの状態となる。タイミングtgでカムフォロア7aは、カムボトム部5b上を摺動する状態にあり(図10(C))、シャッタ装置1のシャッタ膜9のうち、先膜走行が開始される。タイミングthまでの間に撮像素子の露光が開始され、後膜走行が行われ、安定待ち状態となる。さらに、撮影レンズの絞り開放がなされる。タイミングthにてカムフォロア7aは、カムボトム部5bの端部に到達し(図10(D))、速度制御C2を終了させる。
速度制御C1−C2においては、後述するようにシャッタ装置の光量調整、AFのための測距時間、撮影レンズの駆動時間、秒間コマ数(連写コマ数)などの連写撮影条件に応じた適正回転速度になるようにチャージモータ3が制御され、連写撮影の制御期間中、チャージモータ3が停止することがない。
タイミングthにて次の連写コマ撮影のために上記チャージバネのチャージを再度実行するべくチャージモータ加速制御に切り替えられる。
上述したように速度制御C1−2によりチャージモータ3が停止することなく撮影条件に合った適正な速度で回転を続けているため、特に上記加速制御に切り替わるときの消費電力が抑えられる。
次に上記一眼レフカメラの連写撮影モード時における光学機構30Aのチャージモータ駆動制御について、図11,12,13を用いて詳細に説明する。
図11は、チャージモータ駆動制御のメインルーチンのフローチャートであり、図12は、図11のメインルーチンで呼び出されるサブルーチン「速度制御処理C1−C2」のフローチャートである。図13は、前述したように連写撮影時におけるチャージモータの加速制御時および速度制御C1−C2時の回転速度の変化を示す線図である。
なお、速度制御C1−C2の処理で適用されるデータ名を表2に示す。なお、表中*マークを付した内容のデータは、撮影条件データである。
Figure 2010175839
制御部15Aは、連写撮影実行中、タイミングthからteの間、即ち、カムフォロア7aがカムボトム部5bの端部からカムトップ部5aの手前の間にあるとき、チャージモータ3を図7に示すように徐々に加速する加速駆動制御を実行し、チャージバネのチャージが行われる。続いて、タイミングteで速度制御C1、続いて、タイミングtfで速度制御C2を開始させる。
詳しくは、図11のメインルーチンのフローチャートに示すようにステップS31で連写撮影モードが選択されていることを確認し、ステップS32でチャージモータ3が加速駆動されていることを確認し、さらに、ステップS33で連写が継続していることを確認する。ステップS34で速度制御C1−C2を開始するカム位置を通過したか(図10(A))、すなわち、タイミングteに達したかをチェックし、上記カム位置を通過した場合、ステップS35に進み、サブルーチン「速度制御C1−C2」が呼び出され、該速度制御が開始される。
速度制御C1−C2においては、図12のフローチャートに示すようにステップS41にてAF処理が開始され、さらに、ステップS42にてデータSspd,Taf d,Crad,Taccの値を読み込み、ステップS43にてデータSspdとTaf dより1撮影シーケンスの推定所要時間Tseqを算出する。
ステップS44でタイマのカウントアップを行う。即ち、データTcntにTsampが加算される。
ステップS45でデータVreal、カムデータCrad,Cposを読み込み、現在のチャージモータ3の回転角度により算出されたチャージ開始推定時間Tpfを算出する。
ステップS46では、1コマ前のAF時間より早くAFが終了したかをチェックし、早く終了した場合、ステップS47に進み、早く終了しなかった場合、ステップS48に進む。
ステップS47では、データTseq,Tacc,Tcntによりモータ加速指令が出る時間Tpaccを推定する。ステップS48では、データTseq,Taf err,Tacc,Tcntによりモータ加速指令が出る時間Tpaccを推定する。
ステップS49にてPI13によって検出されるカムトップ位置到達前のタイミング、すなわち、タイミングtf前にAF、レンズ駆動が終了したかをチェックし、終了している場合、ステップS50にてチャージレバー7とミラーレバー24およびシャッタレバー8との干渉を防止するため、可動ミラー21およびシャッタ膜9を待機状態とする。終了していない場合、可動ミラー21およびシャッタ膜9の駆動を行う。
ステップS52にてカム5の目標角速度VrefをデータCrad,Cpos,Tpaccから算出する。ステップS53にてカム5の角速度偏差VerrをデータVref,Vrealから算出する。
ステップS54にてカム5に作用する抵抗トルクMresistを考慮し、チャージモータ3の目標出力トルクMoutを算出する。
ステップS55にて上記目標出力トルクMoutに対応する目標電流Irefを算出する。ステップSS56にてチャージモータ3へ目標電流Irefを流すための印加電圧Eoutを算出する。
速度制御C1−C2の処理期間中(タイミングte〜th)、上記印加電圧Eoutをチャージモータ3に印加することによって、チャージモータ3を停止させることなく、かつ、連写撮影の連写コマ数に合ったタイミングでチャージ機構2を駆動する。
ステップS57のチェックによりモータ加速指令を受信するまでステップS44に戻り、受信した場合(タイミングth)、本サブルーチンを終了し、図11のメインルーチンに戻り、加速制御処理に切り替えられる。
以上、説明したように本実施形態の光学機構30Aを内蔵する一眼レフカメラは、連写撮影モードにおけるチャージモータ駆動制御において、チャージレバー7がカム5のカムトップ部に到達する前に速度制御C1−C2を開始する。該速度制御C1−C2では、チャージモータ3への印加電圧を上述したように制御することにより、チャージモータ3を停止させることなく、AF測距、レンズ駆動、絞込み、ミラー駆動、シャツタ駆動の1シーケンス内の各動作がチャージ開始のための加速制御移行までに終了するよう制御することができる。
従って、連写撮影時の撮影条件を確実に維持した状態で、1コマ目以外は、チャージモータ3における再起動による突入電流がなく、消費電力を抑えた状態で連写撮影を実行することができ、高速連写にも対応することができる。
なお、上述した第一、二の実施形態の光学機構30,30Aは、チャージ機構がシャッタ装置1および可動ミラー装置20をチャージ駆動する形態を採用したが、これに限らず上記光学機構の速度制御方式を上記チャージ機構がシャッタ装置1または可動ミラー装置20のいずれか一方のみをチャージ駆動するような装置にも適用することも可能である。
本発明の光学機構は、撮像素子を適用する撮像装置等に適用される光学機構において、連写撮影時におけるモータ動作を効率的に行うことにより消費電力を抑えることができ、高速連写にも対応可能な光学機構として利用可能である。
3 …チャージモータ(電動機)
5 …カム(回転部材)
5b…カムボトム部(最小半径)
7 …チャージレバー(チャージ部材)
9 …シャッタ膜(機械式シャッタ)
12 …PI(検出部)
13 …PI(検出部)
15,15A…制御部
21 …可動ミラー
P1 …ミラーダウン位置(可動ミラーの第一の位置)
P2 …ミラーアップ位置(可動ミラーの第二の位置)
ta〜td…第一の期間
td〜ta…第二の期間

Claims (14)

  1. 第一のバネを有するチャージ部材であって、撮像光学系の光路上に入る第一の位置と上記撮像光学系の光路上から退避する第二の位置との間を往復する可動ミラー、または、撮像素子の露光時間を調節する機械式シャッターを付勢する第二のバネのチャージを行う上記第一のバネで行うチャージ部材と、
    回動を行う部材であって、上記チャージ部材が行う上記第二のバネのチャージの量を調節する回動部材と、
    上記第一のバネのチャージが解放されてから再度上記第二のバネのチャージが開始されるまでの第一の期間中は、上記第二のバネがチャージされるときの上記回動部材の速度よりも低速で当該回動部材を回動させ続ける回動速度制御を行う制御部と、
    を有することを特徴とする光学機構。
  2. 上記制御部は、撮像条件に応じて上記回動速度制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学機構。
  3. 上記撮像条件は、上記機械式シャッタの光量調節、オートフォーカス処理のための測距の時間、撮影レンズの駆動時間、秒間撮影コマ数のうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項2に記載の光学機構。
  4. 上記制御部は、上記第二のバネがチャージが開始されてから上記第一のバネが解放されるまでの第二の期間中に上記回動部材に供給されるチャージエネルギーよりも弱いエネルギーを、上記第一の期間中に当該回動部材に供給することで上記回動速度制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学機構。
  5. 上記制御部は、上記第一の期間中に上記回動部材に対してショートブレーキを間欠的に行うことで上記回動速度制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学機構。
  6. 上記制御部は、上記第一の期間中に上記回動部材に対してショートブレーキを行う期間を調節することで上記回動速度制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学機構。
  7. 上記回動部材の位置又は速度の検出を行う検出部を更に有し、上記制御部は、上記検出部の検出結果に基づいて上記回動速度制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学機構。
  8. 上記制御部は、上記検出結果から上記チャージ部材による上記チャージの量が最大になるときを予測し、当該チャージの量が最大になる前に、上記回動部材の回動速度の減速を開始する回動速度制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の光学機構。
  9. 上記検出部は、パルスエンコーダであることを特徴とする請求項7に記載の光学機構。
  10. 上記回動部材は、カムであることを特徴とする請求項1に記載の光学機構。
  11. 上記制御部は、上記チャージ部材の一部が上記カムの最小半径に当接している間に上記カムの回動速度の加速を開始することを特徴とする請求項10に記載の光学機構。
  12. 上記回動部材の回動速度制御を行うアクチュエータは、電動機であり、上記回動速度制御を行う手段は、正転駆動、逆転駆動、ショートブレーキ、モータフリーのいずれか2つ以上の組み合わせで構成されることを特徴とする請求項1に記載の光学機構。
  13. トルク制御を行う電動機を更に有し、上記制御部は、上記電動機を介して上記回動速度制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の光学機構。
  14. 第一のバネを有するチャージ部材であって、撮像光学系の光路上に入る第一の位置と上記撮像光学系の光路上から退避する第二の位置との間を往復する可動ミラー、または、撮像素子の露光時間を調節する機械式シャッタ、を付勢する第二のバネのチャージを行うチャージ部材と、
    回動を行う部材であって、上記チャージ部材が行う上記第二のバネのチャージの量を調節する回動部材と、
    上記第一のバネのチャージが解放されてから再度上記第二のバネのチャージが開始されるまでの第一の期間中は、上記第二のバネがチャージされてから第一のバネが解放されるまでの第二の期間中よりも低速で上記回動部材を回動させ続ける回動速度制御を行う制御部と、
    を有することを特徴とする光学機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014059500A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Canon Inc 撮像装置
JP2015068925A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 リコーイメージング株式会社 カム駆動機構の制御装置及びカム駆動機構の制御方法
JP2015180922A (ja) * 2014-03-05 2015-10-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置

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