JPH04349416A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH04349416A
JPH04349416A JP12366591A JP12366591A JPH04349416A JP H04349416 A JPH04349416 A JP H04349416A JP 12366591 A JP12366591 A JP 12366591A JP 12366591 A JP12366591 A JP 12366591A JP H04349416 A JPH04349416 A JP H04349416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
focus
release
distance measurement
camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12366591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Sugitani
一三 杉谷
Kenji Ishibashi
賢司 石橋
Kimihiko Nakamura
公彦 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP12366591A priority Critical patent/JPH04349416A/ja
Publication of JPH04349416A publication Critical patent/JPH04349416A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体までの距離を測
距し、合焦位置に向けてレンズを駆動する、いわゆるオ
ートフォーカス(AF)機能を備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラにおけるAF機能は、先ず
測距手段で被写体までの距離を測距し、得られたデフォ
ーカス量に基づいてレンズを合焦位置に駆動させ、レン
ズ停止後に再度確認的に測距を行って、合焦であればレ
リーズ(露光)を行うようにしている。
【0003】また、連続写真の撮影を実現するために、
シャッタ押し込み状態で繰返しレリーズを行う、いわゆ
る連写機能を備えたカメラが提案されている。この連写
が指示されたときは、測距動作とレリーズ動作とが周期
に拘らず、交互に繰り返されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カメラ撮影において、
一瞬の撮影チャンスを逃さないため、また、意図した写
真を得るためには、レリーズの指示から実際のレリーズ
までの時間は短縮されることが望ましい。しかしながら
、従来のカメラのように、レンズ駆動後に確認的に再測
距を行うものでは、その分の時間遅れを有することとな
る。
【0005】また、連写動作も被写体の状況に併せて、
従来の高速連写に比して、例えば1秒間に1枚〜数枚程
度の周期的な撮影を可能にする低速連写が望まれる。と
ころが、低速連写ではレリーズとレリーズとの間に被写
体距離が変わる可能性が高く、かかる場合に各周期に入
った時点から測距を開始してレンズを合焦位置に向けて
駆動させ、レンズ停止後に再測距を行うと、やはり周期
的なレリーズ指示時点からの時間遅れ(低速連写周期に
対する位相的な遅れ)を生じることとなる。
【0006】それゆえ、本発明の目的は、レリーズ指示
から実際のレリーズ動作までの時間を短縮して好適なカ
メラ撮影を実現するカメラを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、測距手段と、
測距結果に基づいて合焦位置にレンズを駆動して停止さ
せるレンズ駆動手段と、レンズ駆動開始後に測距動作を
繰り返し行わす測距制御手段と、測距結果から合焦の有
無を判別する合焦判別手段と、レリーズ手段とを備え、
レンズ駆動中、レンズ停止中に拘らず合焦判別手段を作
動させ、上記合焦判別手段からの合焦判別結果が合焦で
あるときは、直ちにレリーズ動作を行わすようにしたも
のである(請求項1)。
【0008】上記において、測距時の積分期間が所定時
間を越えたとき、あるいはデフォーカス量を駆動量に変
換する係数が小さいときは、レンズ駆動中に合焦判別手
段の作動を禁止するようにしてもよい(請求項2,3)
【0009】また、測距手段と、レリーズ手段と、所定
時間を計時するタイマと、レリーズ動作を上記所定時間
間隔で繰返し行わすレリーズ制御手段と、レリーズ後、
上記所定時間が経過するまで測距動作を繰返し行わす測
距制御手段と、測距結果から合焦の有無を判別する合焦
判別手段とを備え、上記所定時間経過直前の測距結果が
合焦であるときは該所定時間経過後、直ちにレリーズ動
作を行わすようにしたものである(請求項4)。
【0010】更に、請求項4記載の構成において、レリ
ーズ動作期間が前記所定時間を越えたときは、レリーズ
終了後、測距を開始し、測距結果が合焦と判別されると
直ちにレリーズを開始するようにしてもよい(請求項5
)。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、先ず測距手段に
より測距が行われ、この測距結果に基づいてレンズが合
焦位置に向けて駆動開始される。レンズ駆動が開始され
るとともに、測距動作が開始され、レンズ駆動中、レン
ズ停止中に拘らず各測距動作毎に合焦判別が行われる。 そして、合焦と判別されたときは直ちにレリーズ動作が
行われる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、積分期間が
所定時間を越えるような被写体が暗いときには、レンズ
駆動中での合焦判別が禁止される。
【0013】請求項3記載の発明によれば、デフォーカ
ス量を駆動量に変換する係数(以下、K値という)が小
さいときは、レンズ駆動中での合焦判別が禁止される。
【0014】請求項4記載の発明によれば、タイマによ
り所定時間が計時され、該所定時間経過毎にレリーズ動
作が繰返し行われる。レリーズ動作が終了して上記所定
時間が経過するまでの間では測距が繰返し行われ、各測
距結果から合焦の有無が判別される。そして、上記所定
時間経過直前の測距結果が合焦であるときは該所定時間
経過後、直ちにレリーズ動作が行われる。
【0015】請求項5記載の発明によれば、計時される
レリーズ動作期間が予め設定された所定時間を越えたと
きは、予定されたレリーズ時点を既に経過しているので
レリーズ終了を待って測距が開始され、測距結果が合焦
と判別されると直ちにレリーズ動作が開始される。
【0016】
【実施例】図1は、本発明に係るカメラのブロック図で
ある。図において、1はカメラの各回路部から必要に応
じてデータを取り込み、所要の回路部に必要な制御デー
タを送出するようにしてカメラ全体のシーケンスを統括
的に制御するCPUである。このCPU1内には、タイ
マ11、AFシーケンス制御手段12、メカシーケンス
制御手段13及び後述する各処理を実行するプログラム
や演算結果等を記憶するROMやRAM等を備えている
【0017】2は撮影レンズで、該撮影レンズ2を収納
するレンズ筐体(不図示)の適所には、レンズの種類、
開放F値、K値等のレンズ固有のデータが予め書き込ま
れたROM等のレンズ情報記憶手段3が設けられている
【0018】4は焦点距離検出手段で、被写体までの距
離を測距するものである。すなわち、この焦点検出手段
4は撮影レンズ2を通過してくる被写体像をコンデンサ
レンズ及び基準部と参照部から成るライン状の固体撮像
素子(CCD)等の測距素子部に導くものである。CP
U1のAFシーケンス制御手段12は、上記焦点検出手
段4の動作を制御するとともに、得られた受光信号をC
PU1に取り込み、位相差方式を用いてデフォーカス量
を算出し、更にレンズ情報記憶手段3からK値を取り込
んで、駆動量に相当する計数値に変換計算する。また、
AFシーケンス制御手段12はレンズ駆動用信号をレン
ズ駆動手段5内のAFモータ(不図示)に送出する。
【0019】5はレンズ駆動信号を受けて撮影レンズ2
を合焦方向に向けて駆動させるものである。なお、レン
ズ駆動信号は、所定のデューティを有するパルス列を用
いることができる。また、レンズ駆動手段5の適所ある
いはレンズ側にはレンズの移動量に相当する回転量を出
力するロータリエンコーダが設けられており、AFシー
ケンス制御手段12は上記ロータリエンコーダの発生パ
ルスの個数が、前記求めた計数値に達するまで、レンズ
駆動を行わす。
【0020】6は、例えば第1幕と第2幕とを有するフ
ォーカルプレーンシャッタの場合、該第1幕及び第2幕
の走行及び元の位置への復帰(チャージ)を行わす露出
制御手段、7はレンズの絞りを所要の絞り位置にセット
するとともに、元の開放位置にチャージする絞り制御手
段である。
【0021】8は撮影レンズ2とシャッタ間に配置され
、焦点検出の他、測光やファインダへ被写体像を導くた
めの(ハーフ)ミラーをレリーズ(露光)時に光軸上か
ら退避させるミラー制御手段で、これにより撮影レンズ
2を通過した被写体像を直接フィルム面に感光させるた
めのものである。また、ミラー制御手段8は、レリーズ
動作終了後は、再び光軸上位置にチャージされる。9は
レリーズ終了後、フィルムを1駒分だけ巻き上げるフィ
ルム給送手段である。
【0022】CPU1のメカシーケンス制御手段13は
、上記露出制御手段6〜フィルム給送手段9の駆動を制
御するものである。
【0023】また、S1は測距及び測光を指示するスイ
ッチ、S2はレリーズを指示するスイッチである。これ
らのスイッチS1,S2はカメラ本体の外部適所に設け
られたシャッタ釦内に組み込まれ、該シャッタ釦の半押
しでスイッチS1がオンし、全押しするとスイッチS2
がオンするように構成することが好ましい。
【0024】スイッチS(S/CH/CL)は1枚毎の
単写(S)、高速連写(CH)及び低速連写(CL)を
選択的に切り換えるものである。
【0025】次に、図2〜図5を用いて、レンズ駆動中
における合焦判定有り、無しの各動作及びその切り換え
動作について説明する。
【0026】図2は、レンズ駆動中における合焦判定有
りの動作を説明するタイムチャートで、少なくともスイ
ッチS1が押されると、CPU1はAFシーケンスの動
作を開始させる。なお、図2で、スイッチS1,S2が
略同時にオンしているのは、素早い撮影が意図されてい
るからである。スイッチS2オンの判断は、遅くともデ
フォーカス量の算出までに行われればよい。
【0027】先ず、AFシーケンス制御手段12の起動
が行われ、続いて測距素子であるCCDの残留電荷の消
去が行われる。この後、測距素子部へ被写体像を導いて
所定の光量が得られるまで積分的に受光(図中、Iで示
す)させ、所定光量に達すると上記積分を停止してCC
D各素子の信号を転送(図中、Dで示す)する。そして
、転送データからデフォーカス量を求め、更にK値を用
いて計数値が変換計算される。演算が終了すると、レン
ズ駆動手段5内のAFモータによりレンズの通常駆動が
開始され、合焦方向に向けて駆動される。このときAF
シーケンス制御手段12はロータリエンコーダからの発
生パルス列をカウントし、停止位置を管理している。 レンズの駆動速度が安定すると、引き続いて測距動作が
繰返し行われる。本実施例では引き続いて2回の測距動
作が繰り返され、結局3回目に合焦と判断されている。 なお、合焦の有無は、ある許容される幅内に入ったかど
うかで判断されるものである。
【0028】合焦と判断されると、続いてメカシーケン
ス制御手段13によりレリーズのための準備が開始され
る。先ず、ミラーがアップ(光軸上から退避)され、こ
の後レリーズが行われる。ミラーアップはメカ的に行わ
れるので、その動作のために所定の時間が与えられてお
り、この間にレンズの微調整のためのレリーズ前駆動が
行われる。このレリーズ前駆動は、上記許容幅内にある
レンズを合焦範囲の更にその中心位置(デフォーカス量
=0)に微調させるためのものである。
【0029】レリーズが終了すると、それぞれのチャー
ジが行われる。すなわち、絞りは開放位置へ、ミラーは
ダウン位置へ、シャッタは走行開始位置へ、そしてフィ
ルム1駒分の巻上げが行われる。かかるチャージ動作の
終了後、2枚目のフィルム撮影を待機する。
【0030】図3は、レンズ駆動中における合焦判定無
しの動作を説明するタイムチャートである。なお、同図
において、スイッチS1オン直後の測距動作によるデフ
ォーカス量の演算までは、前記図2と同一である。
【0031】レンズが通常駆動を開始されると、レンズ
駆動速度が安定した後に2回目以降の測距動作が繰返し
行われる。そして、レンズが合焦位置と見做される位置
に達すると、レンズは停止される。本実施例では、結局
3回目の測距結果に基づいてレンズの駆動が停止されて
いる。そして、4回目の測距動作終了時点ではレンズは
停止している。レンズの停止が確認されると、合焦の確
認のために再測距が行われる(最初からは5回目)。こ
の確認の測距で合焦にあると判断されると、前述同様に
、レリーズのためのメカシーケンス制御手段13の駆動
及び合焦微調整のためのレリーズ前駆動が開始される。
【0032】図4は、上記図2、図3の動作を制御する
フローチャートである。スイッチS1,S2がオンする
と、AFシーケンス制御手段12が起動され、CCDの
イニシャライズ(残留電荷の消去)及び測距動作が行わ
れる(#2〜#8)。そして、AFモータが急減速して
いないことを条件に(#9でNO)、焦点検出演算が実
行される(#10)。ここで、デフォーカス量の算出自
体が不可であった場合や算出結果に信頼性が持てないか
どうか、すなわちローコンかどうかの判別が行われる(
#12)。ローコンであれば所定のローコン処理が施さ
れる(#14)。一方、ローコンでなければ測距時の積
分時にレンズが停止していたかどうかが判別される(#
16)。レンズが停止していなければ、次にレンズ駆動
中の合焦判定有りかどうかの判別が行われる(#18)
【0033】ここで、レンズ駆動中の合焦判定有りかど
うかの判別は、マニュアル操作で予め設定しておき、こ
の設定状態を判別するようにしてもよく、あるいは以下
のように自動的に判別させることもできる。すなわち、
被写体が暗いために測距時の積分時間が長くなり、レン
ズ駆動中での測距結果に信頼性が保証し得なくなること
を考慮して、タイマ等で積分時間を計時し、この積分時
間が所定時間を越えた時は自動的にレンズ駆動中の合焦
判定無しとする。また、前述のK値が小さいときはロー
タリエンコーダの発生パルスのカウント誤差等に対する
デフォーカス量の誤差が大きくなり、レンズ駆動中での
測距結果に信頼性が保証し得なくなることを考慮して、
レンズ情報記憶手段3からK値を読み取って、このK値
が所定値以下のときは自動的にレンズ駆動中の合焦判定
無しとする。
【0034】従って、図3で説明したレンズ駆動中の合
焦判定無しのときは(#18でNO)、積分時にレンズ
が駆動していると、#24に進んで通常駆動が行われ(
#24〜#32)、積分時にレンズが停止して、初めて
合焦判別(#20)に進む。なお、#30は、駆動開始
時にはレンズの駆動速度が安定するまで測距動作を禁止
するようにして測距結果の精度を確保するようにしたも
のである。
【0035】そして、#22で、合焦でなければ通常駆
動に進み、合焦と判断されるとレリーズ前駆動の処理(
#34〜#38)に進む。
【0036】一方、図2で説明したレンズ駆動中の合焦
判定有りのときは(#18でYES)、積分時にレンズ
の駆動状態の如何に拘らず合焦判定が行われる(#22
)。合焦でなければ通常駆動の処理(#24〜#32)
が施され、合焦と判断されるとレリーズ前駆動の処理(
#34〜#38)が施される。
【0037】なお、図5は、レンズ駆動手段5内のAF
モータの駆動速度特性を示すタイムチャートで、通常駆
動時のものである。すなわち、AFモータの駆動が開始
されると、速度0からTs時間経過すると速度が定速に
安定する。図4の#32の時間待ち処理はこの時間Ts
である。また、駆動制御は駆動電流を所定のデューティ
で供給することにより行われており、合焦位置に近づく
に従って、順次上記デューティを低下させていくことで
停止させるようにしている。ここで、図5のTdはそれ
までの常時通電からパルス通電に切り換えた際の急減速
時間であり、図4のステップ#9,#11はこのTd中
に行われた積分を破棄し、該Tdの期間を避けて再積分
を行わせるためのものである。このようにすることで、
所要の位置にレンズを停止させることが可能となる。
【0038】次に、図6〜図10で、高速連写及び低速
連写の動作について説明する。図6は高速連写における
2枚目以降の撮影動作を説明するタイムチャートである
。このタイムチャートの開始時点では合焦範囲に入って
おり、従ってレリーズを行うべくミラーがアップされる
。このミラーアップの期間内に、前述した微調整のため
のレリーズ前駆動が行われる。ミラーアップが終了する
と直ちにレリーズが行われ、続いてメカシーケンス制御
手段13により絞り、ミラー、シャッタ及びフィルムの
チャージが行われる(図中、期間Iで示す)。ミラーの
チャージ、すなわちダウン姿勢が安定するまでの多少の
時間を待って、測距が行われる。高速連写の場合にはレ
リーズ周期は設定されておらず、測距結果が得られると
、直ちに次にレリーズ動作に移行する。すなわち、ミラ
ーがアップされ、その間にレリーズ前駆動が行われ、ミ
ラーアップ終了後直ちにレリーズが行われ、その直後に
各部のチャージが行われる(図中、期間IIで示す)。 以下、スイッチS1,S2が押し続けられている間、上
記動作が繰返し行われる。
【0039】図7は低速連写における2枚目以降の撮影
動作を説明するタイムチャートである。低速連写では、
連写周期が基本的に設定され、この周期t1はCPU1
内のタイマ11で計時され、また、TA,TB時点もC
PU1により時間管理されるようになっている。
【0040】TA時点で2枚目のレリーズを行うべくミ
ラーアップが行われる。なお、この2枚目のレリーズ及
びチャージ期間(図中、Iで示す)は前記図6と同一で
ある。この時の測距結果が、今、合焦でないと判断され
た場合、AFシーケンス制御手段12はAFモータを駆
動させてレンズの合焦方向への通常駆動を開始させる。 そして、レンズ駆動速度が安定すると、引き続いて測距
動作が繰り返し行われる。本実施例では、レンズ駆動中
の3回目の測距動作中にt1時間が終了し、しかも2回
目の測距結果で合焦と判断されている。このため、t1
時間の終了時点から次のレリーズを行うべくミラーアッ
プが行われ、その間、レリーズ前駆動が行われる。以後
同様にして、スイッチS1,S2が押し続けれられてい
る間、周期t1毎に、その周期開始時点直後でのレリー
ズ動作が繰り返し行われる。
【0041】図8は低速連写における2枚目以降の撮影
動作を説明するタイムチャートで、特に被写体が暗いた
めにレリーズ時間が長くなり、1枚分の撮影周期が設定
された周期t1を越えた場合を示している。TA時点で
2枚目のレリーズを行うべくミラーアップが行われる。 そして、レリーズ時間が周期t1の終了時点を越えたT
B時点で終了すると、次の周期t1終了時点まで待つこ
となく、直ちにチャージを開始するとともに、測距が開
始される。
【0042】次に上記図7,図8に示す低速連写の動作
を、図9,図10のフローチャートを用いて説明する。 TA時点の時刻がCPU1に取り込まれ(#50)、タ
イマ11の計時動作が開始される。続いて、メカシーケ
ンス制御手段13によりミラーアップ、絞り制御及びシ
ャッタ制御が行われてレリーズが終了する(#52〜#
56)。レリーズが終了すると、次に、スイッチS(S
/CH/CL)の状態を読み取って、低速連写(Low
連写)かどうかが判別される(#58)。低速連写でな
ければ、フィルムの巻上げを行って(#72)、次の撮
影に備える。
【0043】一方、低速連写のときは、レリーズ終了時
点TBの時刻を取り込む(#60)。そして、t2=t
1−(TB−TA)の演算を行い(#62)、続いて、
求めたt2の正負が判別される(#64)。t2>0で
あれば、レリーズ終了時点が周期t1内であるので、低
速連写待ちフラグをセットし、TB時点からt2時間経
過後の割込みを設定し、タイマ割込みを許可する(#6
6〜#70)。
【0044】そして、タイマ11(または他のタイマ)
により時間t2が計時されると、図10のタイマ割込み
がかかり、先ず、割込みがかかったので低速連写待ちフ
ラグをクリアし、次いでタイマ割込みを禁止して、リタ
ーンする。
【0045】一方、#64で、t2≦0であれば、レリ
ーズ終了時点が周期t1の終了時点を越えているので、
レリーズ終了後、次の周期t1終了時点まで待つことな
く、直ちに次のレリーズを行うべく各部のチャージ及び
測距が開始されることとなる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レンズ駆動中、レンズ停止中にも拘らず測距結果に対す
る合焦判別を行い、合焦と判別されときは直ちにレリー
ズ動作を行わすようにしたので、レリーズ指示から実際
のレリーズ動作までの時間を短縮することが出来、好適
なカメラ撮影を実現するカメラを提供し得る。
【0047】また、上記において、測距時の積分期間が
所定時間を越えたときにはレンズ駆動中の合焦判別を禁
止したので、測距精度を所要のレベルに維持することが
出来、更にK値(デフォーカス量を駆動量に変換する係
数)が小さいときにはレンズ駆動中の合焦判別を禁止し
たので、合焦位置へのレンズ駆動制御の精度を考慮する
ことなく、測距精度を向上させることが出来る。
【0048】また、レリーズ動作を所定時間間隔で繰返
し行わすとともに、レリーズ後、上記所定時間が経過す
るまで測距を繰返し、所定時間経過直前の測距結果が合
焦であるときに該所定時間経過後、直ちにレリーズ動作
を行わすようにしたので、各撮影周期の開始時点(レリ
ーズ指示時点)から実際のレリーズ動作までの時間を短
縮することが出来、またフィルム駒間のバラツキを極力
抑えられる等、好適なカメラ撮影を実現することが出来
る。
【0049】また、上記において、レリーズ動作期間が
所定時間を越えたときにはレリーズ終了後、測距を開始
して直ちにレリーズを行わすようにしたので、レリーズ
動作をより迅速に行わすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラのブロック図である。
【図2】レンズ駆動中における合焦判定有りの動作を説
明するタイムチャートである。
【図3】レンズ駆動中における合焦判定無しの動作を説
明するタイムチャートである。
【図4】図2、図3の動作を制御するフローチャートで
ある。
【図5】レンズ駆動手段内のAFモータの駆動速度特性
を示すタイムチャートである。
【図6】高速連写における2枚目以降の撮影動作を説明
するタイムチャートである。
【図7】低速連写における2枚目以降の撮影動作を説明
するタイムチャートである。
【図8】低速連写における2枚目以降の撮影動作を説明
するタイムチャートで、レリーズ時間が長い場合のもの
である。
【図9】低速連写の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図10】図9のタイマ割込みを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1  CPU 2  撮影レンズ 3  レンズ情報記憶手段 4  焦点検出手段 5  レンズ駆動手段 6  露出制御手段 7  絞り制御手段 8  ミラー制御手段 9  フィルム給送手段 11  タイマ 12  AFシーケンス制御手段 13  メカシーケンス制御手段 S1  (AF,測光の)スイッチ S2    (レリーズの)スイッチ S(S/CH/CL)  単写、高速,低速連写切り換
えスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  測距手段と、測距結果に基づいて合焦
    位置にレンズを駆動して停止させるレンズ駆動手段と、
    レンズ駆動開始後に測距動作を繰り返し行わす測距制御
    手段と、測距結果から合焦の有無を判別する合焦判別手
    段と、レリーズ手段とを備え、レンズ駆動中、レンズ停
    止中に拘らず合焦判別手段を作動させ、上記合焦判別手
    段からの合焦判別結果が合焦であるときは、直ちにレリ
    ーズ動作を行わすようにしたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のカメラにおいて、測距
    時の積分期間が所定時間を越えたかどうかを判別する判
    別手段を備え、上記積分期間が所定時間を越えたときは
    レンズ駆動中に合焦判別手段の作動を禁止するようにし
    たことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】  請求項1記載のカメラにおいて、デフ
    ォーカス量を駆動量に変換する係数の大小を判別する判
    別手段を備え、上記変換係数が小さいときはレンズ駆動
    中に合焦判別手段の作動を禁止するようにしたことを特
    徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】  測距手段と、レリーズ手段と、所定時
    間を計時するタイマと、レリーズ動作を上記所定時間間
    隔で繰返し行わすレリーズ制御手段と、レリーズ後、上
    記所定時間が経過するまで測距動作を繰返し行わす測距
    制御手段と、測距結果から合焦の有無を判別する合焦判
    別手段とを備え、上記所定時間経過直前の測距結果が合
    焦であるときは該所定時間経過後、直ちにレリーズ動作
    を行わすようにしたことを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】  請求項4記載のカメラにおいて、レリ
    ーズ動作期間を計時する計時手段と、レリーズ時間と前
    記所定時間とを比較する比較手段とを備え、レリーズ動
    作期間が前記所定時間を越えたときは、レリーズ終了後
    、測距を開始し、測距結果が合焦と判別されると直ちに
    レリーズを開始するようにしたことを特徴とするカメラ
JP12366591A 1991-05-28 1991-05-28 カメラ Pending JPH04349416A (ja)

Priority Applications (1)

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