JPH0720542A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JPH0720542A JPH0720542A JP18316893A JP18316893A JPH0720542A JP H0720542 A JPH0720542 A JP H0720542A JP 18316893 A JP18316893 A JP 18316893A JP 18316893 A JP18316893 A JP 18316893A JP H0720542 A JPH0720542 A JP H0720542A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distance
- strobe
- subject
- predicted
- light emission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ストロボ調光用センサを有していなくとも、
ぶれた写真となったり、シャッタチャンスを逃してしま
うことを防止すると共に、動体被写体に対して適正露出
を与え、しかもストロボ撮影可能枚数を増やすことを可
能とする。 【構成】 被写体の動きに応じて所定時間後の被写体距
離を予測する機能を有するオートフォーカス手段2〜5
と、ストロボ撮影時には、前記オートフォーカス手段に
て予測された被写体距離が所定の距離よりも近いか否か
を判別し、近い場合は前記予測被写体距離に基づいてス
トロボ発光時間を算出するストロボ発光時間予測手段5
とを設け、動きのある被写体の際におけるストロボ撮影
時には、予測被写体距離に基づいてストロボ発光時間を
算出し、ストロボ調光機能の働きを持たせるようにして
いる。
ぶれた写真となったり、シャッタチャンスを逃してしま
うことを防止すると共に、動体被写体に対して適正露出
を与え、しかもストロボ撮影可能枚数を増やすことを可
能とする。 【構成】 被写体の動きに応じて所定時間後の被写体距
離を予測する機能を有するオートフォーカス手段2〜5
と、ストロボ撮影時には、前記オートフォーカス手段に
て予測された被写体距離が所定の距離よりも近いか否か
を判別し、近い場合は前記予測被写体距離に基づいてス
トロボ発光時間を算出するストロボ発光時間予測手段5
とを設け、動きのある被写体の際におけるストロボ撮影
時には、予測被写体距離に基づいてストロボ発光時間を
算出し、ストロボ調光機能の働きを持たせるようにして
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカメラに近づい
て来る被写体を撮影する際に好適な動体予測AFモード
を有する、ストロボ発光量を直列的に調整するストロボ
装置を内蔵した、或は外付け可能なカメラの改良に関す
るものである。
て来る被写体を撮影する際に好適な動体予測AFモード
を有する、ストロボ発光量を直列的に調整するストロボ
装置を内蔵した、或は外付け可能なカメラの改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばカメラに近づいて来る
被写体を撮影する場合、この被写体の一定時間間隔毎の
位置(距離)をそれぞれ前回と今回の測距結果より予測
し、この予測結果に基づいて予めレンズ駆動を行い、常
にピントの合った写真撮影を可能とする、いわゆる動体
予測AF機能を有したカメラは知られている。
被写体を撮影する場合、この被写体の一定時間間隔毎の
位置(距離)をそれぞれ前回と今回の測距結果より予測
し、この予測結果に基づいて予めレンズ駆動を行い、常
にピントの合った写真撮影を可能とする、いわゆる動体
予測AF機能を有したカメラは知られている。
【0003】この種のカメラにおいて、該動体予測AF
モードにおいてストロボ撮影を行う際、ストロボ光の主
被写体での反射光を調光センサにて受光し、フィルム面
において所定の露光量となった時点で前記ストロボ光を
停止させることで、適正露光を得る構成となっている。
また、ストロボ調光用のセンサを備えていないものにお
いては、カメラの絞りとシャッタ速度のみでフィルム面
が所定の露光量になるように構成されている。
モードにおいてストロボ撮影を行う際、ストロボ光の主
被写体での反射光を調光センサにて受光し、フィルム面
において所定の露光量となった時点で前記ストロボ光を
停止させることで、適正露光を得る構成となっている。
また、ストロボ調光用のセンサを備えていないものにお
いては、カメラの絞りとシャッタ速度のみでフィルム面
が所定の露光量になるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、ストロボ調光用のセンサを有する一眼レフレ
ックスカメラ等においては問題ないが、低価格化を狙っ
た小型カメラの様に、この調光用センサを有しないもの
においての動体ストロボ撮影の場合、主被写体の距離に
関係なく常に一定のストロボ発光量を与える様に構成さ
れているため、適正露光量を得にくい(例えば露出オー
バーとなってしまう)といった問題点があった。
来例では、ストロボ調光用のセンサを有する一眼レフレ
ックスカメラ等においては問題ないが、低価格化を狙っ
た小型カメラの様に、この調光用センサを有しないもの
においての動体ストロボ撮影の場合、主被写体の距離に
関係なく常に一定のストロボ発光量を与える様に構成さ
れているため、適正露光量を得にくい(例えば露出オー
バーとなってしまう)といった問題点があった。
【0005】また、主被写体が動体であることから、主
コンデンサに充電されたエネルギーの発光時の放電バラ
ツキが大きくなってストロボ撮影可能枚数が減ってしま
ったり(カメラの方向に向かってくる様な動体被写体の
場合)、絞りとシャッタ時間のみで適正露光量を得よう
とすると、ぶれた写真となる他、シャッタチャンスを逃
してしまうといった問題もあった。
コンデンサに充電されたエネルギーの発光時の放電バラ
ツキが大きくなってストロボ撮影可能枚数が減ってしま
ったり(カメラの方向に向かってくる様な動体被写体の
場合)、絞りとシャッタ時間のみで適正露光量を得よう
とすると、ぶれた写真となる他、シャッタチャンスを逃
してしまうといった問題もあった。
【0006】(発明の目的)本発明の目的は、ストロボ
調光用センサを有していなくとも、ぶれた写真となった
り、シャッタチャンスを逃してしまうといったことを防
止すると共に、動体被写体に対して適正露出を与えるこ
とができ、しかもストロボ撮影可能枚数を増やすことの
できるカメラを提供することである。
調光用センサを有していなくとも、ぶれた写真となった
り、シャッタチャンスを逃してしまうといったことを防
止すると共に、動体被写体に対して適正露出を与えるこ
とができ、しかもストロボ撮影可能枚数を増やすことの
できるカメラを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体の動き
に応じて所定時間後の被写体距離を予測する機能を有す
るオートフォーカス手段と、ストロボ撮影時には、前記
オートフォーカス手段にて予測された被写体距離が所定
の距離よりも近いか否かを判別し、近い場合は前記予測
被写体距離に基づいてストロボ発光時間を算出するスト
ロボ発光時間予測手段とを設け、動きのある被写体の際
におけるストロボ撮影時には、予測被写体距離に基づい
てストロボ発光時間を算出し、ストロボ調光機能の働き
を持たせるようにしている。
に応じて所定時間後の被写体距離を予測する機能を有す
るオートフォーカス手段と、ストロボ撮影時には、前記
オートフォーカス手段にて予測された被写体距離が所定
の距離よりも近いか否かを判別し、近い場合は前記予測
被写体距離に基づいてストロボ発光時間を算出するスト
ロボ発光時間予測手段とを設け、動きのある被写体の際
におけるストロボ撮影時には、予測被写体距離に基づい
てストロボ発光時間を算出し、ストロボ調光機能の働き
を持たせるようにしている。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例におけるスト
ロボ内蔵カメラの要部構成を示すブロック図である。
ロボ内蔵カメラの要部構成を示すブロック図である。
【0010】同図において、1は電源であるところの電
池、2はAF用の複数の投光素子であるところのIRE
D、3はAF用の複数の受光センサ(この実施例では、
複数の測距点を有する場合を想定している)、4は前記
IRED2と受光センサ3の駆動制御を行う投受光回
路、5はカメラの各種制御を行うメインCPU、6はシ
ャッタ駆動用のマグネット、7はフィルム給送,ズーム
駆動,フォーカス駆動用のそれぞれモータ、8は前記シ
ャッタ駆動用マグネット6や各種のモータ7を駆動する
ドライバ回路、9はストロボ回路、10はストロボ発光
用のキセノン管、11はストロボ発光用(充電用)の主
コンデンサである。
池、2はAF用の複数の投光素子であるところのIRE
D、3はAF用の複数の受光センサ(この実施例では、
複数の測距点を有する場合を想定している)、4は前記
IRED2と受光センサ3の駆動制御を行う投受光回
路、5はカメラの各種制御を行うメインCPU、6はシ
ャッタ駆動用のマグネット、7はフィルム給送,ズーム
駆動,フォーカス駆動用のそれぞれモータ、8は前記シ
ャッタ駆動用マグネット6や各種のモータ7を駆動する
ドライバ回路、9はストロボ回路、10はストロボ発光
用のキセノン管、11はストロボ発光用(充電用)の主
コンデンサである。
【0011】12(SW1)はレリーズボタンの第1ス
トロークによりONする撮影準備動作開始用のスイッチ
であり、13(SW2)はレリーズボタンの第2ストロ
ークによりONする撮影動作開始用(レリーズ用)のス
イッチである。14は動体予測AFモードを選択するか
否かのAFモード切換スイッチ、15は連写モードを選
択するか否かの切換スイッチ、16は被写体輝度を測光
する測光回路、17は測光用センサである。
トロークによりONする撮影準備動作開始用のスイッチ
であり、13(SW2)はレリーズボタンの第2ストロ
ークによりONする撮影動作開始用(レリーズ用)のス
イッチである。14は動体予測AFモードを選択するか
否かのAFモード切換スイッチ、15は連写モードを選
択するか否かの切換スイッチ、16は被写体輝度を測光
する測光回路、17は測光用センサである。
【0012】次に、上記構成におけるカメラの動作(動
体予測AFモード時の動作)について、図2及び図3の
フローチャートにしたがって説明する。 [ステップ100] AFモード切換スイッチ14がO
Nされているか否かを判別し、ONされている場合はス
テップ101以降の動体予測AFモードへと進む。 [ステップ101] ここではストロボ回路9を介して
主コンデンサ11への充電を開始する。 [ステップ102] ストロボ回路9より主コンデンサ
11の充電電圧情報を入力し、所定の充電完了レベルに
達しているか否かを判別する。もし、所定の充電完了レ
ベルに達していなければステップ101へ戻り、充電動
作を継続する。そして、所定の充電電圧レベルに達する
ことによりステップ103へ進む。 [ステップ103] 測距回数をカウントするカウンタ
Nの値を「0」に初期設定する。 [ステップ104] スイッチSW1の状態を判別し、
OFFであればステップ100へ戻り、以下上記のステ
ップ100からステップ103までの動作を繰り返す。
また、ONであった場合にはステップ105へ進む。 [ステップ105] 上記測距回数をカウントするカウ
ンタNの値を「+1」する。 [ステップ106] 上記ステップ105においてカウ
ントされた回数目の測距データを得るべく測距動作を行
う。
体予測AFモード時の動作)について、図2及び図3の
フローチャートにしたがって説明する。 [ステップ100] AFモード切換スイッチ14がO
Nされているか否かを判別し、ONされている場合はス
テップ101以降の動体予測AFモードへと進む。 [ステップ101] ここではストロボ回路9を介して
主コンデンサ11への充電を開始する。 [ステップ102] ストロボ回路9より主コンデンサ
11の充電電圧情報を入力し、所定の充電完了レベルに
達しているか否かを判別する。もし、所定の充電完了レ
ベルに達していなければステップ101へ戻り、充電動
作を継続する。そして、所定の充電電圧レベルに達する
ことによりステップ103へ進む。 [ステップ103] 測距回数をカウントするカウンタ
Nの値を「0」に初期設定する。 [ステップ104] スイッチSW1の状態を判別し、
OFFであればステップ100へ戻り、以下上記のステ
ップ100からステップ103までの動作を繰り返す。
また、ONであった場合にはステップ105へ進む。 [ステップ105] 上記測距回数をカウントするカウ
ンタNの値を「+1」する。 [ステップ106] 上記ステップ105においてカウ
ントされた回数目の測距データを得るべく測距動作を行
う。
【0013】この測距データは、投受光回路2を介して
IRED3を駆動し、受光センサ3より得られる受光信
号から算出される。 [ステップ107] 前回(N−1回目)の測距データ
と今回(N回目)測距データを比較し、この差情報と前
回と今回の測距の時間間隔とから所定時間後の被写体位
置を予測する。なお、第1回目の測距時には直ちに次の
ステップ108へ進む。 [ステップ108] 測光値(被写体の輝度情報)Ev
を得るべく測光動作を行う。
IRED3を駆動し、受光センサ3より得られる受光信
号から算出される。 [ステップ107] 前回(N−1回目)の測距データ
と今回(N回目)測距データを比較し、この差情報と前
回と今回の測距の時間間隔とから所定時間後の被写体位
置を予測する。なお、第1回目の測距時には直ちに次の
ステップ108へ進む。 [ステップ108] 測光値(被写体の輝度情報)Ev
を得るべく測光動作を行う。
【0014】この測光値Evは、測光回路16,測光セ
ンサ17を駆動することにより得られる。 [ステップ109] 上記ステップ106と108とで
得られた測距データと測光値Ev及び撮影レンズのFN
o.より絞り値とシャッタ速度を設定する。 [ステップ110] 上記ステップ108で得られた測
光値Evとストロボモードとするか否かのしきい値レベ
ルαとを比較し、もし測光値Evがしきい値レベルα以
上の値であればストロボ発光は不要であるので直ちにス
テップ114へ進む。一方、測光値Evがしきい値レベ
ルα未満であれば、被写体輝度が暗いためにストロボモ
ードに設定してステップ111ヘ進む。 [ステップ111] 上記ステップ107によって予測
された被写体距離とストロボ到達距離Xとを比較し、ス
トロボ到達距離X以遠に予測被写体距離があればステッ
プ112へ進み、そうでなければステップ113へ進
む。 [ステップ112] ストロボ到達距離X以遠に予測被
写体距離があるので、ストロボフル発光モードに設定す
る。 [ステップ113] 予測被写体距離はストロボ到達距
離Xより近距離側であるので、この時の予測被写体距離
よりストロボ発光時間(ストロボ発光開始から停止させ
るまでの時間)を算出する。
ンサ17を駆動することにより得られる。 [ステップ109] 上記ステップ106と108とで
得られた測距データと測光値Ev及び撮影レンズのFN
o.より絞り値とシャッタ速度を設定する。 [ステップ110] 上記ステップ108で得られた測
光値Evとストロボモードとするか否かのしきい値レベ
ルαとを比較し、もし測光値Evがしきい値レベルα以
上の値であればストロボ発光は不要であるので直ちにス
テップ114へ進む。一方、測光値Evがしきい値レベ
ルα未満であれば、被写体輝度が暗いためにストロボモ
ードに設定してステップ111ヘ進む。 [ステップ111] 上記ステップ107によって予測
された被写体距離とストロボ到達距離Xとを比較し、ス
トロボ到達距離X以遠に予測被写体距離があればステッ
プ112へ進み、そうでなければステップ113へ進
む。 [ステップ112] ストロボ到達距離X以遠に予測被
写体距離があるので、ストロボフル発光モードに設定す
る。 [ステップ113] 予測被写体距離はストロボ到達距
離Xより近距離側であるので、この時の予測被写体距離
よりストロボ発光時間(ストロボ発光開始から停止させ
るまでの時間)を算出する。
【0015】上記ステップ110において測光値Evが
しきい値レベルα以上の値であると判別された場合、或
はステップ112の動作終了後、或はステップ113の
動作終了後は、いずれもステップ114へと進む。 [ステップ114] 撮影レンズ中のフォーカスレンズ
の位置を不図示のエンコーダにて検出し、該フォーカス
レンズの駆動方向を調べる。 [ステップ115] 上記ステップ107において得ら
れた予測被写体距離に基づいてレンズ駆動量を算出し、
これにしたがってドライバ回路8及びレンズ駆動用のモ
ータ7を介してフォーカスレンズの駆動を開始する。 [ステップ116] 所望とする位置までレンズ駆動が
なされたか否かを判別し、なされていなければステップ
115へ戻り、レンズ駆動を継続する。その後、所望の
位置までレンズ駆動がなされると、ステップ117へ進
む。 [ステップ117] ドライバ回路8を介してレンズ駆
動用のモータ7の駆動を停止する。 [ステップ118] スイッチSW2の状態を判別し、
OFFであればステップ100へ戻り、以下上記のステ
ップ100からステップ117までの動作を繰り返す。
また、ONであった場合にはステップ119へ進む。 [ステップ119] 上記ステップ109にて得られた
絞り値に基づいて絞り制御を行う。 [ステップ120] ドライバ回路8を介してシャッタ
駆動用マグネット6への通電を開始し、不図示のシャッ
タを開く。 [ステップ121] ここではストロボモードが設定さ
れているか否かを判別し、設定されていなければ直ちに
ステップ124へ進み、設定されていればステップ12
2へ進む。 [ステップ122] ストロボ回路9を介して閃光放電
管10によるストロボ発光を開始させる。 [ステップ123] 上記ステップ113において得ら
れたストロボ発光時間の経過後、或はフル発光モード時
ではフル発光がなされる時間が経過した後、上記閃光放
電管10によるストロボ発光を停止する。
しきい値レベルα以上の値であると判別された場合、或
はステップ112の動作終了後、或はステップ113の
動作終了後は、いずれもステップ114へと進む。 [ステップ114] 撮影レンズ中のフォーカスレンズ
の位置を不図示のエンコーダにて検出し、該フォーカス
レンズの駆動方向を調べる。 [ステップ115] 上記ステップ107において得ら
れた予測被写体距離に基づいてレンズ駆動量を算出し、
これにしたがってドライバ回路8及びレンズ駆動用のモ
ータ7を介してフォーカスレンズの駆動を開始する。 [ステップ116] 所望とする位置までレンズ駆動が
なされたか否かを判別し、なされていなければステップ
115へ戻り、レンズ駆動を継続する。その後、所望の
位置までレンズ駆動がなされると、ステップ117へ進
む。 [ステップ117] ドライバ回路8を介してレンズ駆
動用のモータ7の駆動を停止する。 [ステップ118] スイッチSW2の状態を判別し、
OFFであればステップ100へ戻り、以下上記のステ
ップ100からステップ117までの動作を繰り返す。
また、ONであった場合にはステップ119へ進む。 [ステップ119] 上記ステップ109にて得られた
絞り値に基づいて絞り制御を行う。 [ステップ120] ドライバ回路8を介してシャッタ
駆動用マグネット6への通電を開始し、不図示のシャッ
タを開く。 [ステップ121] ここではストロボモードが設定さ
れているか否かを判別し、設定されていなければ直ちに
ステップ124へ進み、設定されていればステップ12
2へ進む。 [ステップ122] ストロボ回路9を介して閃光放電
管10によるストロボ発光を開始させる。 [ステップ123] 上記ステップ113において得ら
れたストロボ発光時間の経過後、或はフル発光モード時
ではフル発光がなされる時間が経過した後、上記閃光放
電管10によるストロボ発光を停止する。
【0016】上記ステップ121においてストロボモー
ドが設定されていなかった場合、或は上記ステップ12
3の動作終了後は、ステップ124へ進む。 [ステップ124] 上記ステップ109にて得られた
シャッタ速度経過後にドライバ回路8を介してシャッタ
駆動用マグネット6への通電を停止し、不図示のシャッ
タを閉じる。 [ステップ125] ドライバ回路8を介してフィルム
給送用のモータ7を駆動し、フィルムの巻上げを開始す
る。 [ステップ126] フィルムのパーフォレーション検
知等により所定量のフィルム巻上げが終了したことを検
知すると、上記フィルム給送用のモータ7の駆動を止
め、フィルムの巻上げを停止する。 [ステップ127] 切換えスイッチ15により連続撮
影モードが設定されているか否かを判別し、設定されて
いなければステツプ127へ進み、設定されている場合
はステップ128へ進む。 [ステップ128] ストロボ回路9より主コンデンサ
11の充電電圧情報を入力し、現在の充電電圧レベルが
ストロボ発光可能レベルβよりも高いか否かを判別し、
高ければステップ104へ戻り、以下同様の動作を繰り
返す。また、現在の充電電圧レベルがストロボ発光可能
レベルβ以下であればステップ100へ戻り、以下同様
の動作を繰り返す。
ドが設定されていなかった場合、或は上記ステップ12
3の動作終了後は、ステップ124へ進む。 [ステップ124] 上記ステップ109にて得られた
シャッタ速度経過後にドライバ回路8を介してシャッタ
駆動用マグネット6への通電を停止し、不図示のシャッ
タを閉じる。 [ステップ125] ドライバ回路8を介してフィルム
給送用のモータ7を駆動し、フィルムの巻上げを開始す
る。 [ステップ126] フィルムのパーフォレーション検
知等により所定量のフィルム巻上げが終了したことを検
知すると、上記フィルム給送用のモータ7の駆動を止
め、フィルムの巻上げを停止する。 [ステップ127] 切換えスイッチ15により連続撮
影モードが設定されているか否かを判別し、設定されて
いなければステツプ127へ進み、設定されている場合
はステップ128へ進む。 [ステップ128] ストロボ回路9より主コンデンサ
11の充電電圧情報を入力し、現在の充電電圧レベルが
ストロボ発光可能レベルβよりも高いか否かを判別し、
高ければステップ104へ戻り、以下同様の動作を繰り
返す。また、現在の充電電圧レベルがストロボ発光可能
レベルβ以下であればステップ100へ戻り、以下同様
の動作を繰り返す。
【0017】(第2の実施例)図4は本発明の第2の実
施例におけるストロボ内蔵カメラの主要部分の動作を示
すフローチャートであり、図2のステップ108とステ
ップ109の間に以下のステップ201とステップ20
2が挿入されることになる。その他は図2及び図3と同
様である。なお、回路構成は図1と同様であるので省略
する。
施例におけるストロボ内蔵カメラの主要部分の動作を示
すフローチャートであり、図2のステップ108とステ
ップ109の間に以下のステップ201とステップ20
2が挿入されることになる。その他は図2及び図3と同
様である。なお、回路構成は図1と同様であるので省略
する。
【0018】図5は、測光値Evに応じて選択される、
予め被写体距離とストロボ発光時間との関係より定めら
れているプログラム線図A,B,C,……を示す図であ
り、いずれのプログラム線図を選択するかによってスト
ロボ到達距離Xが変化することになる。尚、上記のスト
ロボ到達距離Xは、以下の式にて表せる。
予め被写体距離とストロボ発光時間との関係より定めら
れているプログラム線図A,B,C,……を示す図であ
り、いずれのプログラム線図を選択するかによってスト
ロボ到達距離Xが変化することになる。尚、上記のスト
ロボ到達距離Xは、以下の式にて表せる。
【0019】 X=Ev×√(2)×(GNo/主レンズの最大絞り値) 次に、図4にしたがって動作説明を行う。 [ステップ201] ステップ108にて得られた測光
値Evからプログラム線図A,B,C,……の何れかを
選択する。 [ステップ202] 上記ステップ210において選択
したプログラム線図よりストロボ到達距離Xを算出す
る。
値Evからプログラム線図A,B,C,……の何れかを
選択する。 [ステップ202] 上記ステップ210において選択
したプログラム線図よりストロボ到達距離Xを算出す
る。
【0020】上記第1及び第2の実施例によれば、動体
予測AFモード時において、所定の距離よりも予測被写
体距離が近距離側である場合には、ストロボ光量もこの
予測被写体距離に応じて予測するようにしているため、
調光用センサを備えていなくとも動体被写体に対して適
正な露出を与えることができる。また、このことによ
り、動体被写体がカメラに向かって動いているような場
合、従来の常に一定のストロボ発光量とするカメラに比
べて、無駄なストロボ発光がなされないため、ストロボ
撮影枚数を増やすことが可能となる。
予測AFモード時において、所定の距離よりも予測被写
体距離が近距離側である場合には、ストロボ光量もこの
予測被写体距離に応じて予測するようにしているため、
調光用センサを備えていなくとも動体被写体に対して適
正な露出を与えることができる。また、このことによ
り、動体被写体がカメラに向かって動いているような場
合、従来の常に一定のストロボ発光量とするカメラに比
べて、無駄なストロボ発光がなされないため、ストロボ
撮影枚数を増やすことが可能となる。
【0021】また、主被写体が動体であることから、調
光用センサを備えていない為に絞りとシャッタ時間のみ
で適正露光量を得ようとすると、ぶれた写真となった
り、シャッタチャンスを逃してしまうといった問題があ
ったが、この点も解消することができる。
光用センサを備えていない為に絞りとシャッタ時間のみ
で適正露光量を得ようとすると、ぶれた写真となった
り、シャッタチャンスを逃してしまうといった問題があ
ったが、この点も解消することができる。
【0022】また、第2の実施例の様に、得られるEV
値に応じてプログラム線図を切換えることにより、スト
ロボ発光時間を制御できるため、ストロボ撮影可能枚数
を増やすことができるといったことがより顕著となる。
値に応じてプログラム線図を切換えることにより、スト
ロボ発光時間を制御できるため、ストロボ撮影可能枚数
を増やすことができるといったことがより顕著となる。
【0023】また、連続撮影モード時には、撮影に先立
ってストロボ充電電圧を検知し、もしストロボ発光可能
レベル以下であった場合は、連続撮影を禁止するように
しているため、露出の不適正な写真が得られるといった
ことがなくなる。
ってストロボ充電電圧を検知し、もしストロボ発光可能
レベル以下であった場合は、連続撮影を禁止するように
しているため、露出の不適正な写真が得られるといった
ことがなくなる。
【0024】(変形例)本実施例によれば、ストロボ内
蔵カメラを例にしているが、外付けタイプのカメラであ
っても良い。
蔵カメラを例にしているが、外付けタイプのカメラであ
っても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被写体の動きに応じて所定時間後の被写体距離を予測す
る機能を有するオートフォーカス手段と、ストロボ撮影
時には、前記オートフォーカス手段にて予測された被写
体距離が所定の距離よりも近いか否かを判別し、近い場
合は前記予測被写体距離に基づいてストロボ発光時間を
算出するストロボ発光時間予測手段とを設け、動きのあ
る被写体の際におけるストロボ撮影時には、予測被写体
距離に基づいてストロボ発光時間を算出し、ストロボ調
光機能の働きを持たせるようにしている。
被写体の動きに応じて所定時間後の被写体距離を予測す
る機能を有するオートフォーカス手段と、ストロボ撮影
時には、前記オートフォーカス手段にて予測された被写
体距離が所定の距離よりも近いか否かを判別し、近い場
合は前記予測被写体距離に基づいてストロボ発光時間を
算出するストロボ発光時間予測手段とを設け、動きのあ
る被写体の際におけるストロボ撮影時には、予測被写体
距離に基づいてストロボ発光時間を算出し、ストロボ調
光機能の働きを持たせるようにしている。
【0026】よって、ストロボ調光用センサを有してい
なくとも、ぶれた写真となったり、シャッタチャンスを
逃してしまうといったことを防止すると共に、動体被写
体に対して適正露出を与えることができ、しかもストロ
ボ撮影可能枚数を増やすことが可能となる。
なくとも、ぶれた写真となったり、シャッタチャンスを
逃してしまうといったことを防止すると共に、動体被写
体に対して適正露出を与えることができ、しかもストロ
ボ撮影可能枚数を増やすことが可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例におけるストロボ内蔵カ
メラの要部構成を示すブロック図である。
メラの要部構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図3】図2の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】本発明の第2の実施例におけるストロボ内蔵カ
メラの主要部分の動作を示すフローチャートである。
メラの主要部分の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例におけるストロボ発光用
プログラム線図を示す図である。
プログラム線図を示す図である。
2 IRED 3 受光素子 4 投受光回路 5 メインCPU 9 ストロボ回路 10 閃光放電管 16 測光回路 17 測光センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体の動きに応じて所定時間後の被写
体距離を予測する機能を有するオートフォーカス手段
と、ストロボ撮影時には、前記オートフォーカス手段に
て予測された被写体距離が所定の距離よりも近いか否か
を判別し、近い場合は前記予測被写体距離に基づいてス
トロボ発光時間を算出するストロボ発光時間予測手段と
を設けたことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18316893A JPH0720542A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18316893A JPH0720542A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720542A true JPH0720542A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=16130981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18316893A Pending JPH0720542A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720542A (ja) |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18316893A patent/JPH0720542A/ja active Pending
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