JP6672000B2 - 撮像装置、及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ストロボ撮影が可能な一眼レフカメラ等の撮像装置に関し、特にストロボ撮影時のクイックリターンミラーの動作を制御する技術に関する。
一眼レフカメラ等の撮像装置には、メインミラーを保持するメインミラーホルダと、サブミラーを保持してメインミラーホルダに対して回動可能に支持されるサブミラーホルダとを有するミラーユニットが搭載されている。ミラーユニットは、ファインダ観察時に、撮影光路内に進入してミラーダウン位置に配置され、撮影時に、撮影光路から退避してミラーアップ位置に配置される。
そして、ミラーユニットのミラーダウン位置では、撮影光学系を通過した被写体光束をメインミラーで反射させてファインダ光学系に導くとともに、メインミラーを透過した被写体光束をサブミラーで反射して焦点検出ユニットに導く。ファインダ光学系に導かれた被写体光束は、ペンタプリズムにより2つの光束に分離されて一方の光束が接眼レンズに導かれ、他方の光束が測光センサに導かれて測光される。ミラーユニットのミラーアップ位置では、撮影光学系を通過した被写体光束が撮像素子の結像面に導かれて光電変換される。
また、ストロボ撮影を行う場合、メインミラーが所定の位置にあるときに、予備発光を行い、予備発光時の測光センサによる測光結果に基づいて本発光の発光量を決定して撮影時の本発光を行う技術が提案されている(特許文献1)。
特開2007−322895号公報
ところで、ミラーユニットのメインミラーの多くは、焦点検出ユニットに光束を導く必要があることから、ハーフミラーで構成されている。このため、ミラーダウン位置でメインミラーに到達してサブミラー側に透過した光束の分だけファインダ光学系に反射される光束の光量が減少し、測光センサに導かれる光量も減少する。そのため、上記特許文献1では、暗く、被写体距離が遠い撮影シーン等で正確なストロボ本発光量を得るためには、ストロボ予備発光量を大きくする必要があり、消費電力量が増大する。
そこで、本発明は、ミラーユニットを備える撮像装置において、ストロボ予備発光に必要な電力量を増やすことなく、正確なストロボ本発光量を得ることができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、第1のミラーを保持して撮影光路内に位置する第1の位置と撮影光路から退避する第2の位置との間を移動が可能な第1のミラーホルダと、前記第1のミラーホルダに回動可能に取り付けられており、第2のミラーを保持して前記撮影光路内に位置する第3の位置と前記撮影光路から退避する第4の位置との間を移動が可能な第2のミラーホルダと、を有し、ファインダ観察時に、前記第1のミラーホルダが前記第1の位置に位置するとともに、前記第2のミラーホルダが前記第3の位置に位置して、レンズユニットの撮影光学系を通過した被写体光束を前記第1のミラーで反射してファインダ光学系に導くとともに、前記第1のミラーを透過した被写体光束を前記第2のミラーで反射して焦点検出手段に導き、撮影時に、前記第1のミラーホルダが前記第2の位置に移動するとともに、前記第2のミラーホルダが前記第4の位置に移動して、前記撮影光学系を通過した被写体光束を撮像素子に導くミラーユニットと、前記第2のミラーホルダを前記第3の位置と前記第4の位置との間で駆動し、前記第2のミラーホルダを前記第3の位置から前記第4の位置に移動させることで、前記第1のミラーホルダを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させるミラー駆動手段と、前記ファインダ光学系に導かれた被写体光束を測光する測光手段と、操作部材の第1の操作により前記焦点検出手段による焦点検出を指示し、前記操作部材の第2の操作により前記撮像素子による撮像を指示する指示手段と、被写体に向けて光を照射する発光部を駆動する発光駆動手段と、前記指示手段の前記第2の操作に基づく前記撮像素子による撮像の指示があったとき、前記ミラー駆動手段により前記第1の位置にある前記第1のミラーホルダに向けて前記第3の位置にある前記第2のミラーホルダを回動させて、前記第2のミラーホルダを前記第1のミラーホルダに対して閉じて重なった位置に待機させ、この状態で前記発光駆動手段により前記発光部を予備発光させて前記ファインダ光学系に導かれた被写体光束の前記測光手段による測光値に基づき、前記発光部の本発光量を算出して、前記ミラー駆動手段により前記第2のミラーホルダを前記閉じて重なった位置から前記第4の位置に向けて回動させて前記第1のミラーホルダを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させ、前記算出された本発光量で前記発光駆動手段により前記発光部を本発光させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ミラーユニットを備える撮像装置において、ストロボ予備発光に必要な電力量を増やすことなく、正確なストロボ本発光量を得ることができる。
本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタル一眼レフカメラのシステム構成を示すブロック図である。 デジタル一眼レフカメラの概略側断面図である。 ミラーユニットの分解斜視図である。 ミラーユニットの動作を説明する概略図である。 デジタル一眼レフカメラの動作を説明するフローチャート図である。 本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタル一眼レフカメラの動作を説明するフローチャート図である。 本発明の撮像装置の第3の実施形態であるデジタル一眼レフカメラの動作を説明するフローチャート図である。 予備発光モード2が選択された場合のカメラ動作を説明するフローチャート図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタル一眼レフカメラのシステム構成を示すブロック図である。
本実施形態のデジタル一眼レフカメラ(以下、カメラという。)は、図1に示すように、カメラ本体1に交換式のレンズユニット210がマウント接点部21を介して着脱可能に装着されている。
まず、カメラ本体1について説明する。図1において、マイクロコンピュータ100(以下、MPU100という)は、カメラ全体の制御を司る。MPU100には、ミラー駆動ユニット101、焦点検出回路102、シャッタ駆動回路103、ストロボ駆動回路600、映像信号処理回路104、スイッチセンス回路105、及びファインダ光学系4の測光回路24が接続されている。また、MPU100には、表示駆動回路107、バッテリチェック回路108、及び電源供給回路110も接続され、これらの回路は、MPU100の制御により駆動される。
ミラーユニット500は、ハーフミラーで構成されたメインミラー501、及びサブミラー503を有し、撮影時に撮影光路から退避する位置(ミラーアップ位置)に移動し、ファインダ観察時に撮影光路内に進入する位置(ミラーダウン位置)に移動する。
メインミラー501は、ミラーユニット500のミラーダウン位置でレンズユニット210の撮影光学系を構成する撮影レンズ200を通過した被写体光束を反射してファインダ光学系4へ導くとともに、被写体光束の一部を透過させてサブミラー503に導く。サブミラー503は、メインミラー501を透過した被写体光束を反射して焦点検出ユニット31へ導く。また、ミラーユニット500のミラーアップ位置では、撮影レンズ200を通過した被写体光束は、撮像素子33の結像面に導かれて光電変換される。
ファインダ光学系4に導かれた被写体光束は、ペンタプリズム22へ導かれる。ペンタプリズム22は、メインミラー501によって反射された撮影光束を正立正像に変換して反射する光学部材である。ユーザは、ペンタプリズム22を介して接眼レンズ18から被写体像を観察することができる。また、ペンタプリズム22は、被写体光束の一部を測光センサ23にも導く。
測光センサ23は、撮影光束の一部を観察面上の各エリアに対応して分割された受光素子で検出する。測光回路24は、測光センサ23の出力値に基づき、観察面上の各エリアの輝度信号に変換し、MPU100に出力する。MPU100は、測光回路24から出力された輝度信号に基づき、露出値を算出する。また、ストロボ本発光時は、MPU100は、ストロボの予備発光時に測光回路24から出力される輝度信号に基づき、ストロボ本発光に必要な光量を算出する。
ストロボ駆動回路600は、ストロボユニット601を発光させるためのコンデンサを含み、MPU100により算出されたストロボ本発光量で発光するようにストロボユニット601を制御する。ストロボユニット601は、Xe管、反射傘、及びフレネルパネル等を含み、ストロボ駆動回路600のコンデンサから電力を得て発光して被写体に向けてストロボ光を照射する。ここで、ストロボユニット601は、本発明の発光部の一例に相当し、ストロボ駆動回路600は、本発明の発光駆動手段の一例に相当する。なお、ストロボユニット601の光源がXe管に限定されず、LEDなど継続発光可能な光源であってもよい。
ミラー駆動ユニット101は、ミラーユニット500をミラーアップ位置(図2(c)参照)とミラーダウン位置(図2(a)参照)との間で回動させるモータやギア列等で構成される。
焦点検出ユニット31は、不図示の結像面近傍に配置されたフィールドレンズ、反射ミラー、2次結像レンズ、絞り、複数のCCDセンサ等から成るラインセンサ等から構成されている。焦点検出ユニット31から出力された信号は、焦点検出回路102へ供給され、被写体の像信号に換算された後、MPU100へ送信される。MPU100は、供給された被写体の像信号に基づいて、位相差検出法による焦点検出演算を行う。
そして、MPU100は、デフォーカス量及びデフォーカス方向を算出し、算出結果に基づき、レンズユニット210のレンズ制御回路201及びAF駆動回路202を介して撮影レンズ200のフォーカスレンズを合焦位置まで駆動する。
機械式のフォーカルプレーンシャッタ106は、ファインダ観察時には、撮像素子33に導かれる被写体光束を遮り、また、撮像時には、レリーズ信号に応じて、不図示の先羽根群と後羽根群が走行する時間差により所望の露光時間を得るように動作する。フォーカルプレーンシャッタ106は、MPU100の指令によりシャッタ駆動回路103によって制御される。
撮像素子ユニット114は、撮像素子33、積層型の圧電素子112及び光学ローパスフィルタ113等により構成される。撮像素子33には、CCDセンサ、CMOSセンサ又はCIDセンサ等が用いられる。クランプ/CDS(相関二重サンプリング)回路34は、A/D変換する前の基本的なアナログ処理を行うとともに、クランプレベルの変更も可能である。AGC(自動利得調整装置)35は、A/D変換する前の基本的なアナログ処理を行うとともに、AGC基本レベルの変更も可能である。A/D変換器36は、撮像素子33から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
赤外線カットフィルタ32は、略矩形状に形成され、撮像素子33に入射する被写体光束の不要な赤外光をカットする。赤外線カットフィルタ32は、異物の付着を防止するために、導電性物質で表面が覆われている。光学ローパスフィルタ113は、水晶からなる複屈折板及び位相板を複数枚貼り合わせて積層し、更に赤外線カットフィルタを貼り合わせて構成される。積層型の圧電素子112は、MPU100に指令を受けた圧電素子駆動回路111によって加振され、その振動が光学ローパスフィルタ113に伝達される。
映像信号処理回路104は、デジタル画像データに対してガンマ/ニー処理、フィルタ処理、モニタ表示用の情報合成処理など、ハードウエアによる画像処理全般を実行する。映像信号処理回路104から出力されたモニタ表示用のカラー画像データは、モニタ駆動回路115を介してモニタ19に表示される。
また、映像信号処理回路104は、MPU100の指示により、メモリコントローラ38を通じてバッファメモリ37に画像データを保存することも可能である。更に、映像信号処理回路104は、JPEGなどの画像データ圧縮処理を行う機能も有している。また、映像信号処理回路104は、連写撮影など連続して撮影が行われる場合は、一旦バッファメモリ37に画像データを格納し、メモリコントローラ38を通して未処理の画像データを順次読み出すことも可能である。これにより、映像信号処理回路104は、A/D変換器36から出力される画像データの速度に関わらず、画像処理や圧縮処理を順次行うことが可能となる。
メモリコントローラ38は、USB出力用コネクタ等の外部インタフェース40から出力される画像データをメモリ39に記憶することや、メモリ39に記憶されている画像データを外部インタフェース40に出力する機能を有する。なお、メモリ39は、カメラ本体1に対して着脱可能なフラッシュメモリ等が例示できる。
レリーズスイッチ(SW1)7aは、不図示のレリーズボタンの第1の操作(例えば半押し操作等)でオンして撮影準備開始の指示信号をスイッチセンス回路105を介してMPU100に送信する。レリーズスイッチ(SW2)7bは、レリーズボタンの第2の操作(例えばを全押し操作等)でオンして撮影開始の指示信号をスイッチセンス回路105を介してMPU100に送信する。レリーズボタンは、本発明の操作部材の一例に相当する。
また、スイッチセンス回路105には、メイン操作ダイアル8、サブ操作ダイアル20、撮影モード設定ダイアル14、フォーカスモード切り替えSW45、メインSW43、及びAFモード切り替えSW44が接続されている。フォーカスモード切り替えSW45は、フォーカスモードを選択するスイッチであり、AF(オートフォーカス)/MF(マニュアルフォーカス)のいずれかを選択可能である。AFモード切り替えSW44は、AFモードを選択するスイッチであり、ワンショットAF/AIサーボAF/AIフォーカスAFのいずれかを選択可能である。
表示駆動回路107は、MPU100の指示に従って、外部表示装置9やファインダ内表示装置41を駆動する。バッテリチェック回路108は、MPU100からの指示に従って、バッテリチェックを所定時間行い、そのチェック結果をMPU100へ送る。電源部42は、MPU100からの電源供給回路110を介した指示に従って、カメラの各要素に対して必要な電源を供給する。
次に、レンズユニット210について説明する。レンズユニット210は、レンズ制御回路201を有し、レンズ制御回路201は、マウント接点部21を介してカメラ本体1のMPU100と通信を行う。マウント接点部21は、カメラ本体1にレンズユニット210が接続されると、MPU100へ信号を送信する機能も備えている。
これにより、レンズ制御回路201は、MPU100との間で通信を行い、AF駆動回路202及び絞り駆動回路203を介して撮影レンズ200及び絞り204を駆動する。なお、図1では、説明の便宜上、1枚の撮影レンズ200を図示しているが、実際には、撮影レンズ200は、多数枚のレンズ群により構成されている。
AF駆動回路202は、たとえばステッピングモータ等によって構成され、レンズ制御回路201の制御によって撮影レンズ200のフォーカスレンズの光軸方向の位置を変化させることにより、合焦動作を行う。絞り駆動回路203は、たとえばオートアイリス等によって構成され、レンズ制御回路201の制御によって絞り204の開口径を変化させることにより、光学的な絞り値を得るように構成されている。
図2(a)はミラーユニット500がミラーダウン位置にあるときのカメラの概略側断面図、図2(b)はミラーダウン位置のメインミラー501に対してサブミラー503が閉じて重なった待機位置にあるときのカメラの概略側断面図である。図2(c)は、ミラーユニット500がミラーアップ位置にあるときのカメラの概略側断面図である。
図2に示すように、ミラーユニット500のメインミラー501は、メインミラーホルダ502に保持され、サブミラー503は、サブミラーホルダ504に保持されている。また、メインミラーホルダ502は、ミラーボックス400に対して回動可能に支持され、サブミラーホルダ504は、メインミラーホルダ502に対して回動可能に支持されている。そして、ミラーユニット500は、ミラー駆動ユニット101により駆動され、図2(a)に示すミラーダウン位置と図2(c)に示すミラーアップ位置との間を回動する。
図2(a)に示すミラーダウン位置では、ミラーユニット500は、撮影光路に進入し、撮影レンズ200を通過した被写体光束は、メインミラー501で反射するとともに、一部がメインミラー501を透過してサブミラー503で反射する。メインミラー501で反射した被写体光束は、ファインダ光学系4に導かれてペンタプリズム22により2つの光束に分離され、一方の光束が接眼レンズ18に導かれるとともに、他方の光束が測光センサ23に導かれて測光される。また、サブミラー503で反射した被写体光束は、焦点検出ユニット31に導かれる。
したがって、図2(a)に示す状態では、撮影レンズ200を通過した被写体光束は、撮像素子33に導かれない。このとき、ファインダ光学系4の接眼レンズ18を介して撮影者が確認できる被写体像の光量、及び測光センサ23により測光される光束の光量は、焦点検出ユニット31へ導かれる光量だけ減じられたものとなる。
図2(b)に示す状態では、ミラーダウン位置のメインミラー501に対してサブミラー503が閉じて重なった待機位置に配置されている。このため、メインミラー501に到達した被写体光束は、焦点検出ユニット31に導かれることなくすべて反射されて、ファインダ光学系4のペンタプリズム22に導かれる。したがって、接眼レンズ18を介して撮影者が確認できるファインダ像の光量は増加し、被写体の視認性が向上する。また、測光センサ23に導かれる光束の光量も増加するため、低輝度環境下における測光精度を向上させることが可能である。
図2(c)に示すミラーアップ位置では、ミラーユニット500は、撮影光路から退避し、撮影レンズ200を通過した被写体光束は、ファインダ光学系4及び焦点検出ユニット31に導かれることなく、撮像素子33に導かれて結像して光電変換される。
図3は、ミラーユニット500の分解斜視図である。図3に示すように、メインミラーホルダ502には、回動軸502a,502bが設けられており、回動軸502aがミラーボックス400に対して回動可能に支持される。また、メインミラーホルダ502には、開口部502cが形成されており、メインミラー501を透過した被写体光束は、開口部502cを通してサブミラー503へ達する。
サブミラーホルダ504には、穴部504aが形成されており、穴部504aは、メインミラーホルダ502の回動軸502bに対して回動可能に支持される。また、サブミラーホルダ504には、駆動軸504cが形成されており、駆動軸504cにミラー駆動ユニット101から動力が伝達されることにより、サブミラーホルダ504が回動動作する。
ミラーユニット500のミラーダウン状態において、サブミラーホルダ504がメインミラーホルダ502に向けて回動することにより、サブミラーホルダ504がメインミラーホルダ502に当接してメインミラーホルダ502が押し上げられる。これにより、ミラーアップ動作が行われる。一方、ミラーユニット500のミラーアップ状態において、メインミラーホルダ502がサブミラーホルダ504に引き下げられることで、ミラーダウン動作が行われる。
ここで、メインミラー501は、本発明の第1のミラー、サブミラー503は、本発明の第2のミラー、メインミラーホルダ502は、本発明の第1のミラーホルダ、サブミラーホルダ504は、本発明の第2のミラーホルダの一例にそれぞれ相当する。また、メインミラーホルダ502のミラーダウン位置は、本発明の第1の位置、メインミラーホルダ502のミラーアップ位置は、本発明の第2の位置の一例にそれぞれ相当する。更に、サブミラーホルダ504のミラーダウン位置は、本発明の第3の位置、サブミラーホルダ504のミラーアップ位置は、本発明の第4の位置の一例にそれぞれ相当する。
次に、図4を参照して、ミラーユニット500の動作を説明する。図4(a)及び図4(f)はミラーユニット500がミラーダウン位置にあるときの図、図4(c)及び図4(d)はミラーユニット500がミラーアップ位置にあるときの図である。図4(b)及び図4(e)は、ミラーダウン位置のメインミラー501に対してサブミラー503が閉じて重なった待機位置にあるときの図である。
図4(a)に示すミラーユニット500のミラーダウン状態では、サブミラーホルダ504は、不図示のバネにより付勢された状態でミラーボックス400に取り付けられた位置決め軸508に当接している。また、メインミラーホルダ502は、不図示のバネにより付勢された状態でミラーボックス400に取り付けられた位置決め軸507に当接してミラーダウン状態を保っている。
この状態で、ミラー駆動ユニット101によりサブミラーホルダ504の駆動軸504cに図の矢印F方向に動力が伝達されると、サブミラーホルダ504は、回動軸502bを中心としてメインミラーホルダ502に向けて回動する。そして、サブミラーホルダ504は、メインミラーホルダ502に対して閉じて重なる位置、即ち、図4(b)に示す位置まで回動する。
図4(b)に示す位置では、サブミラーホルダ504は、メインミラーホルダ502に当接し、このときの付勢力は、メインミラーホルダ502が位置決め軸507から離れない力であればよい。この状態で、ミラー駆動ユニット101によりサブミラーホルダ504の駆動軸504cに矢印F方向に動力が伝達されると、サブミラーホルダ504が回動してメインミラーホルダ502が押し上げられる。そして、サブミラーホルダ504は、メインミラーホルダ502とともに図4(c)に示すミラーアップ位置まで回動する。
図4(c)に示すミラーアップ状態では、サブミラーホルダ504によってメインミラーホルダ502がミラーボックス400に取り付けられた弾性ストッパ部505に押し付けられ、ミラーユニット500は、撮影光路から退避する位置を保っている。図4(c)に示すミラーアップ状態で、図4(d)に示すように、ミラー駆動ユニット101によりサブミラーホルダ504の駆動軸504cに図示F方向に動力を伝達することによりサブミラーホルダ504のミラーダウン動作が開始される。
このとき、メインミラーホルダ502は、サブミラーホルダ504に連結された不図示のバネまたはカムによりサブミラーホルダ504と同時に押し下げられる。そして、メインミラーホルダ502が位置決め軸507に当接し、サブミラーホルダ504がメインミラーホルダ502に対して閉じて重なった図4(e)に示す状態となる。
図4(e)に示す状態でミラー駆動ユニット101によりサブミラーホルダ504の駆動軸504cに矢印F方向の動力を伝達することで、サブミラーホルダ504は、ダウン方向に回動して位置決め軸508に当接する。これにより、サブミラーホルダ504は、図4(f)に示すミラーユニット500のミラーダウン位置に戻る。
次に、図5を参照して、カメラの動作について説明する。図5に示す処理は、不図示のROM等の記憶部に格納されたプログラムが不図示のRAMに展開されてMPU100等により実行される。
図5において、MPU100は、ステップS501でレリーズスイッチSW1(7a)がオンされると、ステップS502で測光センサ23による測光動作及び焦点検出ユニット31による焦点検出動作を行い、ステップS503に進む。ステップS503では、MPU100は、ステップS502での測光結果に基づき、ストロボ発光が必要か否か判断し、必要と判断した場合は、ステップS504に進み、そうでない場合は、ステップS516に進む。
ステップS504では、MPU100は、レリーズスイッチ(SW2)7bがオンされると、ステップS505に進む。ステップS505では、MPU100は、ミラー駆動ユニット101を作動させ、ミラー駆動ユニット101によりサブミラーホルダ504をミラーダウン位置にあるメインミラーホルダ502に向けてミラーアップ方向に回動させ、ステップS506に進む。
ステップS506では、MPU100は、ミラーダウン位置のメインミラーホルダ502に対してサブミラーホルダ504が閉じて重なった位置(待機位置)に到達したかを判断し、到達した場合は、ステップS507に進む。ステップS507では、MPU100は、ストロボ駆動回路600によりストロボユニット601を予備発光させ、ステップS508に進む。ここでの予備発光により、被写体で反射して撮影レンズ200を通過した光束は、待機位置にあるミラーユニット500のメインミラー501及びサブミラー503で反射し、ファインダ光学系4を介して測光センサ23に導かれる。
ステップS508では、MPU100は、ストロボユニット601の予備発光時に測光センサ23による測光を行って、測光回路24から出力される輝度信号に基づき、ストロボ本発光に必要な光量を算出して測光動作を終了し、ステップS509に進む。
ステップS509では、MPU100は、MPU100は、ミラー駆動ユニット101によりサブミラーホルダ504を待機位置からミラーアップ方向に回動させ、ステップS510に進む。ステップS510では、MPU100は、ミラーユニット500がミラーアップ位置(図4(c))に到達したかを判断し、到達した場合は、ステップS511に進む。
ステップS511では、MPU100は、フォーカルプレーンシャッタ106を制御して先幕を走行させて撮像素子33への露光を開始し、ステップS512に進む。ステップS512では、MPU100は、ストロボ駆動回路600によりステップS508で算出された本発光に必要な発光量でストロボユニット601を本発光させ、ステップS513に進む。ステップS513では、MPU100は、フォーカルプレーンシャッタ106を制御して後幕を走行させて撮像素子33への露光を終了し、ステップS514に進む。
ステップS514では、MPU100は、ミラー駆動ユニット101によりサブミラーホルダ504をメインミラーホルダ502とともにミラーダウン方向に回動させ、ステップS515に進む。ステップS515では、MPU100は、ミラーユニット500がミラーダウン位置(図4(f))に到達したかを判断し、到達した場合は、処理を終了し、次の撮影動作までミラーユニット500をミラーダウン位置に待機させる。
一方、ステップS503でストロボ発光が不要と判断された以降のステップS516〜S522の処理は、ステップS504、ステップS505、ステップS510、ステップS511,ステップS513〜S515と同様であるので、その説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態では、合焦後にミラーダウン位置にあるサブミラーホルダ504をメインミラーホルダ502の位置近傍の待機位置まで回動させて待機させ、この状態でストロボ予備発光を行っている。このため、測光センサ23には、メインミラー501及びサブミラー503の両方で反射して光束が導かれて光量が増加する。
これにより、従来に比べて少ないストロボ予備発光量で効率的に測光を行って正確なストロボ本発光量を得ることができ、ストロボ駆動回路600のコンデンサも容量の少ない小サイズのものを選択可能となる。また、ストロボ予備発光時に使用する電力も従来に比べて低減させることができるため、ストロボ予備発光及び本発光に使用する電力をチャージする時間が速くなり、ストロボ発光を要する連続撮影における連写速度が向上する。
また、本実施形態では、予備発光後にサブミラーホルダ504がミラーアップ位置まで移動する時間を短縮することができる。このため、レリーズタイムラグの短縮が可能となるとともに、被写体が人物の場合は、予備発光に反応して目を閉じる前に撮像動作を行うことができ、失敗写真を減らすことが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、図6を参照して、本発明の撮像装置の第2の実施形態であるカメラについて説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図及び符号を流用して説明する。
図6は、カメラの動作について説明するフローチャート図である。図6に示す処理は、不図示のROM等の記憶部に格納されたプログラムが不図示のRAMに展開されてMPU100等により実行される。なお、本実施形態では、上記第1の実施形態に対して、図6のステップS605が追加された点、及びこれに伴いステップS609の処理が相違する点を除いて、上記第1の実施形態と同様である。即ち、図6のステップS601〜S604、ステップS606〜S608、ステップS610〜S623は、それぞれ図5のステップS501〜S504、ステップS505〜S507、ステップS509〜S522と同様であるので、相違点についてのみ説明する。
図6において、ステップS605では、ミラーユニット500がミラーダウン位置にあるときに、MPU100は、測光センサ23による測光を行い、被写体の測光値を測光回路24を介して不図示のRAM等に記録し、ステップS606に進む。
ステップS609では、MPU100は、ステップS605で得られた測光値とステップS608のストロボ予備発光時に得られた測光値とを比較して、その差分値に基づき、ストロボ本発光に必要な光量を算出して測光動作を終了し、ステップS610に進む。
本実施形態では、ミラーユニット500がミラーダウン位置にあるときの測光センサ23の測光値とサブミラー503の待機位置で予備発光が行われたときの測光センサ23の測光値との差分に基づきストロボ本発光に必要な光量を算出している。これにより、レリーズスイッチ(SW2)7bがオンしてから露光開始までの時間(レリーズタイムラグ)を大きく変化させることなく、自然光による反射の影響を除去して更に正確なストロボ本発光量を得ることが可能となる。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次に、図7及び図8を参照して、本発明の撮像装置の第3の実施形態であるカメラについて説明する。なお、上記第1及び第2の実施形態に対して重複又は相当する部分については、図及び符号を流用して説明する。
図7は、カメラの動作について説明するフローチャート図である。図7に示す処理は、不図示のROM等の記憶部に格納されたプログラムが不図示のRAMに展開されてMPU100等により実行される。なお、本実施形態では、上記第2の実施形態に対して、図7のステップS705が追加された点、及びこれに伴い図8の処理が追加された点を除いて、上記第2の実施形態と同様である。即ち、図7のステップS701〜S704、及びステップS706〜S724は、それぞれ図6のステップS601〜S604、及びステップS605〜S623と同様であるので、相違点についてのみ説明する。
図7において、ステップS705では、MPU100は、予備発光モード1及び予備発光モード2のうち、ユーザ操作、又は自動で予備発光モード1が選択されているかを判断する。そして、MPU100は、予備発光モード1が選択されている場合、ステップS706に進み、予備発光モード1が選択されていない場合は、予備発光モード2が選択されたものとして、図8のステップS801に進む。
図8は、予備発光モード2が選択された場合のカメラ動作を説明するフローチャート図である。なお、ステップS801で予備発光モード2が開始された以降のステップS802〜S811の処理は、ステップS706、ステップS707、ステップS709、ステップS710、ステップS712〜S717と同様であるので、その説明を省略する。
ここで、予備発光モード1とは、ミラーユニット500のサブミラーホルダ504が待機位置(図2(b))にある状態でストロボ予備発光を行うモードである。予備発光モード2とは、ミラーユニット500がミラーダウン位置(図2(a))にある状態でストロボ予備発光を行うモードである。
ユーザ操作により予備発光モード1を選択する場合は、例えばカメラに設けられた不図示の選択スイッチなどで選択する。カメラが自動で予備発光モード1を選択する場合は、例えばステップS702での測距動作により被写体が遠いと判断した場合は、予備発光モード1を選択し、被写体が近いと判断した場合は、予備発光モード2を選択する。
これは、ストロボユニット601の予備発光量が常に一定であると仮定したとき、予備発光モード1で得られる反射光束は、予備発光モード2で得られる反射光束の光量より大きい。
このため、仮に予備発光モード1でストロボ予備発光を行った場合、被写体との距離が近すぎると、ストロボ予備発光により得られる反射光量が大きすぎて、測光センサ23が誤動作する可能性があるため、これを防止するためである。本実施形態では、被写体との距離に応じて予備発光モードを選択することで、より好適な本発光量を得ることが可能となる。その他の構成、及び作用効果は,上記第1及び第2の実施形態と同様である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
1 カメラ本体
4 ファインダ光学系
23 測光センサ
24 測光回路
31 焦点検出ユニット
33 撮像素子
100 MPU
200 撮影レンズ
500 ミラーユニット
501 メインミラー
502 メインミラーホルダ
503 サブミラー
504 サブミラーホルダ
600 ストロボ駆動回路
601 ストロボユニット

Claims (5)

  1. 第1のミラーを保持して撮影光路内に位置する第1の位置と撮影光路から退避する第2の位置との間を移動が可能な第1のミラーホルダと、前記第1のミラーホルダに回動可能に取り付けられており、第2のミラーを保持して前記撮影光路内に位置する第3の位置と前記撮影光路から退避する第4の位置との間を移動が可能な第2のミラーホルダと、を有し、ファインダ観察時に、前記第1のミラーホルダが前記第1の位置に位置するとともに、前記第2のミラーホルダが前記第3の位置に位置して、レンズユニットの撮影光学系を通過した被写体光束を前記第1のミラーで反射してファインダ光学系に導くとともに、前記第1のミラーを透過した被写体光束を前記第2のミラーで反射して焦点検出手段に導き、撮影時に、前記第1のミラーホルダが前記第2の位置に移動するとともに、前記第2のミラーホルダが前記第4の位置に移動して、前記撮影光学系を通過した被写体光束を撮像素子に導くミラーユニットと、
    前記第2のミラーホルダを前記第3の位置と前記第4の位置との間で駆動し、前記第2のミラーホルダを前記第3の位置から前記第4の位置に移動させることで、前記第1のミラーホルダを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させるミラー駆動手段と、
    前記ファインダ光学系に導かれた被写体光束を測光する測光手段と、
    操作部材の第1の操作により前記焦点検出手段による焦点検出を指示し、前記操作部材の第2の操作により前記撮像素子による撮像を指示する指示手段と、
    被写体に向けて光を照射する発光部を駆動する発光駆動手段と、
    前記指示手段の前記第2の操作に基づく前記撮像素子による撮像の指示があったとき、前記ミラー駆動手段により前記第1の位置にある前記第1のミラーホルダに向けて前記第3の位置にある前記第2のミラーホルダを回動させて、前記第2のミラーホルダを前記第1のミラーホルダに対して閉じて重なった位置に待機させ、この状態で前記発光駆動手段により前記発光部を予備発光させて前記ファインダ光学系に導かれた被写体光束の前記測光手段による測光値に基づき、前記発光部の本発光量を算出して、前記ミラー駆動手段により前記第2のミラーホルダを前記閉じて重なった位置から前記第4の位置に向けて回動させて前記第1のミラーホルダを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させ、前記算出された本発光量で前記発光駆動手段により前記発光部を本発光させる制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記撮像素子による撮像が終了した後、前記ミラー駆動手段により前記第2のミラーホルダを前記第4の位置から前記第3の位置まで回動させて、前記第1のミラーホルダを前記第2の位置から前記第1の位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記指示手段の前記第2の操作に基づく前記撮像素子による撮像の指示があったとき、前記ミラー駆動手段により前記第1の位置にある前記第1のミラーホルダに向けて前記第3の位置にある前記第2のミラーホルダを回動させる前に前記ファインダ光学系に導かれた被写体光束の前記測光手段による測光値と前記第2のミラーホルダを前記閉じて重なった位置に待機させた状態で前記発光駆動手段により前記発光部を予備発光させたときに前記ファインダ光学系に導かれた被写体光束の前記測光手段による測光値との差分に基づき、前記発光部の本発光量を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記焦点検出手段より得られる被写体との距離により、前記第2のミラーホルダを前記閉じて重なった位置に待機させることなく前記発光駆動手段により前記発光部を予備発光させるモードを選択する選択手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 第1のミラーを保持して撮影光路内に位置する第1の位置と撮影光路から退避する第2の位置との間を移動が可能な第1のミラーホルダと、前記第1のミラーホルダに回動可能に取り付けられており、第2のミラーを保持して前記撮影光路内に位置する第3の位置と前記撮影光路から退避する第4の位置との間を移動が可能な第2のミラーホルダと、を有し、ファインダ観察時に、前記第1のミラーホルダが前記第1の位置に位置するとともに、前記第2のミラーホルダが前記第3の位置に位置して、レンズユニットの撮影光学系を通過した被写体光束を前記第1のミラーで反射してファインダ光学系に導くとともに、前記第1のミラーを透過した被写体光束を前記第2のミラーで反射して焦点検出手段に導き、撮影時に、前記第1のミラーホルダが前記第2の位置に移動するとともに、前記第2のミラーホルダが前記第4の位置に移動して、前記撮影光学系を通過した被写体光束を撮像素子に導くミラーユニットと、
    前記第2のミラーホルダを前記第3の位置と前記第4の位置との間で駆動し、前記第2のミラーホルダを前記第3の位置から前記第4の位置に移動させることで、前記第1のミラーホルダを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させるミラー駆動手段と、
    前記ファインダ光学系に導かれた被写体光束を測光する測光手段と、
    操作部材の第1の操作により前記焦点検出手段による焦点検出を指示し、前記操作部材の第2の操作により前記撮像素子による撮像を指示する指示手段と、
    被写体に向けて光を照射する発光部を駆動する発光駆動手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記指示手段の前記第2の操作に基づく前記撮像素子による撮像の指示があったとき、前記ミラー駆動手段により前記第1の位置にある前記第1のミラーホルダに向けて前記第3の位置にある前記第2のミラーホルダを回動させて前記第2のミラーホルダを前記第1のミラーホルダに対して閉じて重なった位置に待機させるステップと、
    前記発光駆動手段により前記発光部を予備発光させて前記ファインダ光学系に導かれた被写体光束の前記測光手段による測光値に基づき、前記発光部の本発光量を算出するステップと、
    前記ミラー駆動手段により前記第2のミラーホルダを前記閉じて重なった位置から前記第4の位置に向けて回動させて前記第1のミラーホルダを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させるステップと、
    前記算出された本発光量で前記発光駆動手段により前記発光部を本発光させるステップと、を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
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