JP2000275723A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2000275723A
JP2000275723A JP11085803A JP8580399A JP2000275723A JP 2000275723 A JP2000275723 A JP 2000275723A JP 11085803 A JP11085803 A JP 11085803A JP 8580399 A JP8580399 A JP 8580399A JP 2000275723 A JP2000275723 A JP 2000275723A
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JP
Japan
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distance
photographing
shooting
lens
mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP11085803A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Omura
紘 大村
Shigeaki Ushiro
成明 後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP11085803A priority Critical patent/JP2000275723A/ja
Priority to US09/536,701 priority patent/US6330399B1/en
Priority to CNB001060082A priority patent/CN1141617C/zh
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 擬似変倍撮影が可能なカメラで接写撮影の拡
大を図る。 【解決手段】 通常倍率よりも大きい拡大プリント倍率
でのプリントを予定した擬似変倍撮影モード下では、そ
の撮影コマに対応づけて当該撮影モード下での撮影であ
ることを表すデータをフイルムに記録する。測距機構3
0は、測距の近点(0.5m) が、撮影レンズの至近セット
位置で決まる至近撮影距離(0.8m) よりも一定距離だけ
近距離側に設定されている。被写体が至近撮影距離より
も近く、かつ近点以遠にあることが測距機構で検知され
たことに応答して撮影レンズを至近セット位置に位置決
めするとともに、通常撮影モードから擬似変倍撮影モー
ドに撮影モードを切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真カメラに関し、
詳しくは撮影画面内の一部のエリアを拡大プリントする
トリミングプリントサービスを利用することによって、
近接撮影効果が得られるようにしたカメラに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】普及型のカメラでは、撮影可能な距離範
囲が1m程度から無限遠となっているが、この通常の距
離範囲のほかに、例えば40〜50cm程度の撮影距離
についてもピント合わせが可能な近接撮影機能付きのカ
メラがある。このようなカメラでは、通常の距離範囲に
相当するフォーカス用のレンズの移動範囲のほかに、フ
ォーカス用のレンズを近接撮影位置に移動させるための
機構が必要になる。
【0003】ピント合わせのためにフォーカス用のレン
ズを移動させるとき、例えば、近距離側の1mから2m
の範囲でピント合わせするときの移動量は、遠距離側の
4mから5mの範囲でピント合わせするときよりも大き
くなる。したがって、上記のように40〜50cmの近
接撮影位置までピント合わせができるようにするために
は、フォーカス用のレンズの移動範囲を近距離側に大き
く延ばしておかなくてはならない。
【0004】また、撮影レンズとしてズームレンズを用
いたカメラの中にも、ズームレンズをワイド端又はテレ
端に設定してから適宜のレンズを移動させたり、あるい
は撮影光路中にコンバージョンレンズを挿脱して近接撮
影ができるようにしたものもある。このようなカメラで
も、通常の距離範囲でピント合わせを行うためのレンズ
移動機構のほかに、適宜のレンズを近接撮影位置まで移
動させるレンズ移動機構が必要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、近接撮
影が可能な従来のカメラでは、通常の撮影範囲内でピン
ト合わせを行うときに用いられているフォーカス用のレ
ンズを近接撮影位置まで移動させ、あるいは近接撮影時
には他の適宜のレンズを近接撮影位置に移動させている
ため、レンズ鏡胴の大型化やレンズ移動機構の複雑化が
避けられない。したがって、近接撮影機能を設けること
はカメラのコンパクト化やローコスト化を妨げる一因と
なっている。
【0006】本発明は上記背景を考慮してなされたもの
で、カメラの大型化あるいはコストアップを避けるとと
もに、撮影者には面倒な切替え操作を強いることなく簡
便に近接撮影と同等の撮影機能が得られるようにしたカ
メラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、規定サイズの
プリント写真を作成するときに、フイルム上の撮影画面
内の一部のエリアをプリント範囲とし、通常のプリント
倍率よりも大きい拡大プリント倍率のもとでプリントし
たときには、近接撮影を行ったときと同様のプリント写
真が得られることに着目し、撮影者が近接撮影を意図し
ていることを識別したときには、自動的に上記のトリミ
ングプリントが行われるようにしたものである。なお、
このようなトリミングプリント手法及びカメラを含むプ
リントシステムは、特開昭54−26721号公報など
で公知のものである。
【0008】上記課題達成のために、本発明を用いたカ
メラは、撮影画面のほぼ全域をプリント範囲にして通常
倍率でのプリントを予定した通常撮影モードと、撮影画
面内の一部のエリアをプリント範囲にして通常倍率より
も大きい拡大プリント倍率でのプリントを予定した擬似
変倍撮影モードとの切替えが可能に構成され、擬似変倍
撮影モード下での撮影時には、その撮影コマに対応づけ
て当該撮影モード下での撮影であることを表すデータ
が、フイルムあるいはフイルムを収納するカートリッジ
に光学的,磁気的あるいは電気的に記録される。
【0009】そして、近撮影者が接撮影を意図している
か否かを識別するために、本発明のカメラには、測距の
近点が、撮影レンズの至近セット位置で決まる至近撮影
距離よりも一定距離だけ近距離側に設定された測距装置
と、測距装置で得られた被写体距離に対応し、至近セッ
ト位置から無限遠セット位置までのレンズセット域内で
撮影レンズを位置決めするレンズセット機構と、被写体
が前記至近撮影距離よりも近く、かつ前記近点以遠にあ
ることが前記測距装置で検知されたことに応答し、撮影
レンズを至近セット位置に位置決めするとともに通常撮
影モードから擬似変倍撮影モードに移行させる制御手段
とが設けられている。
【0010】さらに、擬似変倍撮影モード下での撮影時
には、プリント倍率の拡大に伴う画像の鮮鋭度の低下を
考慮し、当該撮影モード下では十分な被写界深度を得る
ために絞り開口を所定口径以下に抑えるとともに、スト
ロボを併用した撮影が行われるように構成される。ま
た、当該撮影モード下では、ファインダ視野内に撮影画
面内の前記一部のエリアに対応した視野枠を表示すると
ともに、ファインダパララックスの補正を行うことも効
果的である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を用いたカメラの外観を図
1に示す。カメラボディ10の前面には、撮影レンズ1
1を内蔵した鏡胴12が設けられている。撮影レンズ1
1は、ワイド位置とテレ位置との間で連続的に焦点距離
を変えるズームレンズとなっている。また、カメラボデ
ィ10の前面には、ファインダ光学系を構成する対物レ
ンズ13、測距用の投光窓14及び受光窓15が設けら
れている。
【0012】投光窓14及び受光窓15には、赤外光を
透過し可視光をカットするフィルターが組み込まれてい
る。投光窓14の奥には、被写体に向けて近赤外光を投
光する投光器が、また、受光窓15の奥には被写体から
反射された近赤外光を受光する受光器がそれぞれ配置さ
れている。さらに、鏡胴12の前面には測光窓16が配
置され、その奥には被写体輝度を測光するための測光素
子が配置されている。
【0013】カメラボディ10の上面には、シャッタボ
タン17、ストロボ発光部18が設けられている。カメ
ラボディ10の背面には、通常撮影モードと擬似変倍撮
影モードとの間で撮影モードを切り替えるモード切替え
レバー19が設けられている。通常撮影モードは、写真
フイルムの撮影画面の略全域をプリント範囲にしてプリ
ンターの焼付けレンズの通常倍率でのプリントを予定し
たモードであり、また、擬似変倍撮影モードは、撮影画
面と略同じアスペクト比を有する撮影画面の一部のエリ
アをプリント範囲にして通常倍率よりも大きい拡大プリ
ント倍率でのプリントを予定したモードである。擬似変
倍撮影モードに切り替えると、その時点でファインダ視
野範囲が変更される。
【0014】擬似変倍撮影モードを選択して撮影を行っ
たときには、擬似変倍撮影モードで撮影されたことを表
す擬似データがフイルムに磁気記録される。なお、磁気
記録の代わりに、光学記録でもよい。カートリッジにI
Cメモリを組み込んだ場合には、ICメモリに電気的に
上記データを書き込んでもよい。
【0015】また、モード切替えレバー19の隣には、
ズーム操作を行うためのズームレバー20が設けられて
いる。このズームレバー20を指標T側に操作するとズ
ームレンズがテレ側へ変倍され、また、指標W側に操作
するとワイド側に変倍される。
【0016】カメラボディ10の側面には、開閉レバー
24が設けられている。この開閉レバー24を図示の位
置まで回動操作してロック解除を行うと、底蓋23が開
き、写真フイルムカートリッジ22の装填、取り出しを
行うことができる。また、底蓋23を閉じると開閉レバ
ー24が図示の位置から反時計方向に回動し、底蓋23
は閉じ位置にロックされる。
【0017】写真フイルムカートリッジ22は、バック
面に透明な磁気記録層が塗布された写真フイルム25
と、この写真フイルム25をロール状に収納するカート
リッジ26とからなり、カートリッジ26の内部に回転
自在に組み込まれたスプール27に写真フイルムが巻回
された状態で収納されている。また、カートリッジ26
の内部には、スプール27をフイルム送り出し方向に回
転させることで写真フイルムをその先端からカートリッ
ジの外部に送り出すフイルム送り出し機構が内蔵されて
いる。
【0018】図2に上記カメラの要部構成をブロック図
で示す。カメラには、測距機構30、測光機構31、フ
ァインダ光学系32、ファインダ変倍機構33、撮影レ
ンズ11、撮影系変倍機構35、フイルム給送機構3
6、ストロボ回路37、ROM38、RAM39、磁気
記録装置40、フォーカスレンズ移動機構41、ズーム
位置検出機構42、及びこれらを統括的に制御するコン
トローラ43等が内蔵されている。ROM38には、コ
ントローラ43が各種の制御を行うためのプログラムや
データが記憶されている。RAM39は、コントローラ
43が制御に必要なパラメータやデータを一時的に記憶
するワークメモリとして用いられる。
【0019】コントローラ43には、モード切替えレバ
ー19、ズームレバー20、及びシャッタボタン17が
接続されており、モード信号、ズームレバー20の操作
に応じたズーム信号、及びシャッタボタン17を押圧操
作したときのレリーズ操作信号がそれぞれ入力される。
なお、レリーズ操作信号には、シャッタボタン17を全
ストロークの略半分のストロークまで押圧したときに出
力される半押し信号と、ストロークの全部を押圧したと
きに出力されるレリーズ信号とが含まれる。
【0020】コントローラ43は、ズーム信号に応答し
てドライバ65を介して変倍用モータ45を駆動する。
撮影レンズ11は、被写体側から順に第1ないし第4レ
ンズ群からなる4群ズームレンズであり、第1レンズ群
(以下「フォーカスレンズ」と称す。)を繰り出してフ
ォーカスを行う。変倍用モータ45は、例えばカム機構
やヘリコイド機構等からなる撮影系変倍機構35を駆動
し、第2及び第3レンズ群をこれらの間隔が変化するよ
うに撮影光軸に沿って移動させて撮影レンズ11の焦点
距離を連続的に変化させる。
【0021】変倍位置検出機構42は、例えばコード板
と摺動子等から構成され、第2又は第3レンズ群の移動
量を検出する。変倍位置検出機構42は、この移動量を
コントローラ43にリアルタイムで送る。コントローラ
43は、移動量からその時点の変倍位置を認識する。
【0022】第3レンズ群と第4レンズ群との間には、
プログラムシャッタ46が配置されている。このシャッ
タ46は、第3レンズ群と一緒に移動する。コントロー
ラ43は、被写体輝度に基づいて適正露出となるように
プログラムシャッタ46の絞りを制御する。
【0023】フォーカスレンズ移動機構41は、合焦用
モータ47の駆動を利用してフォーカスレンズを撮影光
軸に沿って繰り出して合焦を行う。合焦時の繰り出し位
置(以下、「レンズセット位置」と称す。)は、各変倍
位置に対する被写体距離ごとで異なる。被写体距離に応
じたレンズセット位置は、詳しくは後述する測距機構3
0の検出可能な被写体距離(AFステップ)に対応して
予め決められており、これらのデータは予めROM38
に記憶されている。
【0024】ファインダ光学系32は、対物レンズ13
と、2つの群からなる変倍レンズ、正立プリズム、及び
接眼レンズとからなる実像式のズームファインダーであ
る。ファインダ変倍機構33は、変倍用モータ45の駆
動を利用して2つの変倍レンズ群をファインダ光軸方向
に移動させて、撮影レンズ11の撮影範囲と同じ視野範
囲となるようにファインダ光学系32を変倍する。
【0025】ファインダ光学系33の結像位置には、透
明な液晶表示板53が配置されている。コントローラ4
3は、擬似変倍撮影モードが選択された場合に、ファイ
ンダ視野範囲が撮影画面内の一部のエリアに対応した視
野範囲となるように、液晶表示板53に視野枠を表示さ
せる。また、コントローラ43は、被写体が至近撮影距
離よりも近く、かつ近点以遠にあることが測距装置で検
知されたときに、液晶表示板53に表示する視野枠をず
らしてパララックスの補正を行う。この液晶表示板53
がファインダ視野範囲変更手段とパララックス補正手段
とを構成する。なお、液晶表示板53の代わりに、可変
式のフレームを用いてもよい。
【0026】フイルム給送機構36は、写真フイルム4
8の移送量を計測しながら、写真フイルム48を給送す
る。磁気記録装置40は、フイルム給送中に擬似データ
を写真フイルムの撮影コマ外の範囲に磁気記録する。
【0027】ストロボ装置37は、ストロボ発光部18
からストロボ光を所定時間発光させる。コントローラ4
3は、被写体輝度が所定輝度値よりも低い場合、及び被
写体が至近撮影距離よりも近く、かつ近点以遠にあるこ
とが測距装置で検知されたときに、ストロボ装置37を
作動させる。
【0028】測距装置30は、図3に示すように、投光
窓14,受光窓15の奥に設けられた投光器14a,受
光器15aと、演算回路70とから構成されている。投
光器14aは、シャッタボタン17が半押しされたとき
に被写体に向かって近赤外光を投光する。受光器15a
は例えばPSD(半導体位置検出器)で構成され、被写
体から反射されてきた近赤外光が被写体距離に応じた位
置に入射する。そして、受光器15aは近赤外光の入射
位置に対応した受光信号を出力し、演算回路70は受光
信号に基づいて被写体距離を算出した後、被写体距離に
対応した距離信号をコントローラに入力する。
【0029】受光器15aの光電面は、0.8m〜8m
までの距離範囲にある被写体からの反射光を受ける通常
受光エリアAと、0.5m〜0.8mまでの距離範囲に
ある被写体からの反射光を受ける近接受光エリアBと、
0.5mよりも近くにある被写体からの反射光を受ける
警告受光エリアCに区画されている。8m以遠にある被
写体からの反射光は微弱になるため通常受光エリアAで
検出することはできない。このため、受光器15aから
受光信号が得られないときには被写体が無限遠にあると
判定すう。したがって通常受光エリアAは0.8m〜無
限遠までの通常の距離範囲にある被写体について測距を
行う。結果的に上記測距機構30は、測距の近点である
0.5m〜無限遠までの距離範囲について測距可能で、
それぞれ被写体距離に対応した距離信号を出力し、さら
に0.5mよりも近い距離範囲に被写体があるときに
は、その被写体からの反射光を警告受光エリアCで検知
して近距離警告信号を出力する。
【0030】フォーカスレンズ移動機構41は、測距機
構30から得られた被写体距離に応じ、フォーカスレン
ズを図4に示すレンズセット位置S1〜S5のいずれか
に移動させる。レンズセット位置S1は、通常の距離範
囲で最も近い至近撮影距離0.8mに対して最適ピント
が得られる至近セット位置となっており、またレンズセ
ット位置S2,S3,S4はそれぞれ1.5m,3.5
m,8mに対して最適ピントとなる位置である。
【0031】撮影レンズ11には、絞り値に応じた幅の
被写界深度がある。例えば、このカメラ10では、フォ
ーカスレンズがレンズセット位置S1にセットされ、し
かもプログラムシャッタが開放F値(F5.6)で駆動
されたとしても、図4に破線で示すように、0.6m〜
1.2mの距離範囲にある被写体については、合焦状態
とみなせる錯乱円径δ以下の範囲内で結像させることが
できる。同様に、フォーカスレンズがレンズセット位置
S4にセットされた状態では、無限遠が被写界深度内に
含まれるようにしてある。
【0032】したがって、被写体が0.8m〜無限遠ま
での通常の距離範囲にあるときには、測距装置30で検
出された被写体距離に応じてフォーカスレンズをレンズ
セット位置S1〜S4のいずれかにセットすることによ
って、至近撮影距離0.8mよりも近距離の0.6m〜
無限遠までの距離範囲についてピントを合わせることが
できる。しかし、測距の近点0.5mにある被写体につ
いては、その錯乱円径がδ’となって許容錯乱円径δよ
りも大きくなるため、ピントがあまい状態となる。
【0033】絞り開口をF14まで絞ると、図4に実線
で示すように撮影レンズ11の被写界深度が深くなり、
フォーカスレンズがレンズセット位置S1にセットされ
ているときには、測距の近点0.5mにある被写体も余
裕をもって合焦とみなせる被写界深度内に含ませること
が可能となる。
【0034】次に上記構成の作用について簡単に説明す
る。フイルム装填は、開閉レバー24を操作して底蓋2
3を開き、内部のカートリッジ装填室に写真フイルムカ
ートリッジ22を装填する。装填後、底蓋23を閉じ
る。これにより、底蓋23は、開閉レバー24で自動的
にロックされる。
【0035】開閉レバー24の閉じロックが行われる
と、所定時間経過後にフイルム給送機構36が作動し
て、写真フイルム48の第1番目の撮影画面をアパーチ
ャーにセットする。
【0036】カメラの初期状態は、撮影レンズ11がワ
イド端で、且つフォーカスレンズがレンズセット位置S
4にセットされている。ファインダ光学系32も、撮影
レンズ11のワイド端のときの撮影範囲と同じ視野範囲
となるように変倍され、液晶表示板53には、視野枠が
表示されていない状態となっている。
【0037】撮影者は、モード切替えレバー19を操作
して通常撮影撮影モードと擬似変倍撮影モードとの何れ
か一方を選択する。なお、カメラの初期状態では、通常
撮影モードが選択されている。コントローラ43は、図
5に示したフォローチャートに表した如く、通常撮影モ
ードが選択されている場合にはKフラグを「0」に、ま
た、擬似変倍撮影モードが選択されると、Kフラグを
「1」にする。擬似変倍撮影モードが選択されると、コ
ントローラ43は、液晶表示板53に視野枠を表示して
擬似変倍撮影モードのときのプリント範囲となる撮影画
面内の一部のエリアに対応した視野範囲にファインダ視
野範囲を変更する。
【0038】撮影者は、ファインダを覗き、ズームレバ
ー20を操作しながらフレーミングを行う。ズームレバ
ー20を「T」側に向けて操作すると、これに応答して
変倍用モータ45が一方向に向けて駆動される。この駆
動は、撮影系変倍機構35とファインダ変倍機構33と
にそれぞれ入力される。
【0039】撮影系変倍機構35は、モータ45の駆動
を利用して第2及び第3レンズ群をこれらの間隔が異な
るようにそれぞれ撮影光軸に沿って移動させて撮影レン
ズ11の焦点距離をテレ端に向けて連続的に可変する。
【0040】ファインダ変倍機構33は、前記モータ4
5の駆動を利用して2つの変倍レンズ群をこれらの間隔
が異なるようにそれぞれファインダ光軸方向に移動させ
て撮影レンズ11の撮影範囲と同じ視野範囲となるよう
にファインダ光学系32の焦点距離を可変する。
【0041】ファインダを覗くと中央部にオートフォー
カス用フレームが表示されている。撮影者は、オートフ
ォーカス用フレームに被写体の任意の部位、例えば顔が
位置するようにフレーミングを決めた後にレリーズ半押
し操作を行う。この半押し操作に応答して測距機構30
及び測光機構31を作動させる。測距機構30及び測光
機構31から入力された距離及び輝度信号はRAM39
に書き込まれる。
【0042】コントローラ43は、測距装置30から入
力された距離信号に基づいて、最適なレンズセット位置
を決める。距離信号にレンズセット位置を対応づけする
ためのデータはROM38に用意されている。測距装置
からの距離信号が通常の距離範囲(0.8m〜無限遠)
に相当するものであるときには、距離信号に応じてレン
ズセット位置S1〜S4の中から所定のものを選択して
フォーカスレンズ移動機構41に入力する。フォーカス
レンズ移動機構41は、その位置にフォーカスレンズを
移動してオートフォーカスが完了する。
【0043】測距装置30から入力された距離信号が、
測距の近点0.5m以遠であって至近撮影距離0.8m
よりも近いものであるときには、コントローラ43はJ
フラグを「1」にして、通常撮影モードが選択された状
態であっても自動的に擬似変倍撮影モードに切り替え、
さらに近接撮影処理を行う。近接撮影処理の開始により
ファインダのパララックス補正が行われ、またコントロ
ーラ43はROM38のデータからレンズセット位置S
1を読み込んでフォーカスレンズ移動機構41に入力す
る。
【0044】ファインダパララックス補正については、
図7(B)に示すように、通常撮影モードに対して狭く
なった擬似変倍撮影モード用の視野枠57の表示位置を
近接撮影距離0.5mに対応する位置にずらして補正す
る。ファインダ視野範囲56と視野枠57との間にはマ
スク55が表示される。なお、図7(A)は、通常撮影
モードでのファインダ視野範囲56を示しており、この
ときには、液晶表示板53には、パララックス補正用フ
レーム62オートフォーカス用フレーム63、至近距離
補正用オートフォーカスフレーム64とが表示される。
【0045】また、視野枠57の表示は、半押し操作に
応答して測距し、その結果に基づいて行われるため、タ
イミング的には半押し操作してから一定時間経過後とな
る。また、視野枠57の表示制御としては、半押し操作
を解除しても半押し操作してから一定時間表示されるよ
うにしておくのが好適である。また、視野枠57を表示
中に再び半押し操作を行った場合には、その時点での測
距結果に応じて、例えば被写体が合焦可能範囲内に位置
している場合には視野枠57の表示を消灯し、被写体が
最短検出距離に位置している場合には視野枠57の表示
を継続する。
【0046】近接撮影処理(J=1)の場合には、コン
トローラ43はプログラムシャッタ46に最大開口径が
絞り値F14で規制されるように露出制御信号を送り、
同時に自動的にストロボ撮影に切り替える。ストロボ装
置37は、通常撮影モードあるいは擬似変倍撮影モード
では低輝度自動発光で用いられるが、上記のように近接
撮影処理では自動式に強制発光される。なお、前記絞り
値F14は、ストロボのガイドナンバーと被写体距離
0.5mを考慮して決められた値となっている。
【0047】測距装置30から近距離警告信号が出力さ
れたときには、コントローラ43はレリーズロック信号
を出力してシャッタボタン17の全押し操作を禁止する
とともに、ファインダ内に近距離警告表示を行う。
【0048】露光完了後、コントローラ43は、近接撮
影処理の場合にファインダパララックス補正を解除し、
Jフラグを「0」にして近接撮影処理を終了してから、
フイルム給送機構36を作動させて1コマ分の長さだけ
写真フイルム48を給送する。そして、擬似変倍撮影モ
ード(K=1)の場合には擬似変倍撮影モード下での撮
影であることを表すデータをフイルム給送中に写真フイ
ルムに磁気記録する。
【0049】全部の撮影コマ51に撮影を完了した後に
は、フイルム給送機構36が写真フイルム48をカート
リッジ26に巻き戻す。その後は、底蓋23を開放して
写真フイルムカートリッジ22をカメラから取り出す。
取り出した写真フイルムカートリッジ22は、現像所に
提出される。
【0050】擬似変倍撮影モードで撮影されたコマにつ
いては、通常のプリント倍率に対して例えばすでに実用
化されているパノラマプリントサービスのときと同じプ
リント倍率で行う場合、1.7倍の拡大プリント倍率で
プリント処理が行われる。これにより、印画紙は通常サ
イズのまま行え、現状の設備のままでラボでも簡単に対
応することができる。
【0051】本実施形態では、撮影画面51の一部のエ
リアとして、撮影画面51と同じアスペクト比の1種類
としているが、それとは縦又は横寸法が異ったエリアで
あれば複数種類としてもよい。この場合、擬似変倍撮影
モード下での撮影であることを表すデータに種類を表す
データも一緒に磁気記録しておき、プリント時にこれら
の情報を読み出すことで一部のエリアのうちから特定す
ることができる。これらの種類野リアは、撮影画面51
とはアスペクト比が異なるサイズであるため、プリント
時には焼き付けレンズの倍率を変えるだけでなく、印画
紙の長手方向の送り量を変える必要がある。
【0052】上記実施形態では、近接撮影時に所定開口
径以下となる絞り値のもとでストロボを発光させている
が、これの代わりに、日中シンクロと同様に、絞り値F
14でストロボ発光させた後に、プログラムシャッタの
開閉についてはAE情報を考慮して制御することも可能
である。
【0053】また、近接撮影時、ズーム倍率が低くて明
るさも十分であり、AEだけで絞り値F14となるとき
には、必ずしもストロボを強制発光させなくてもよい。
しかも、近接撮影が擬似変倍撮影モードで行われるか
ら、プリント写真上では鮮明さが損なわれることが懸念
されるため、強制的に小絞りにして被写体深度のアップ
による画像良化を図ることができ、その意味でもストロ
ボ強制発光を必須にする必要はない。
【0054】さらに、上記実施形態で説明した測距の近
点0.5m、至近撮影距離0.8m、絞り値F14、拡
大プリント倍率1.7倍等は必ずしもこれらの値のみに
限定されるものではない。
【0055】また、上記実施形態では、被写体距離だけ
でフォーカスレンズのセット位置が決まるズームレンズ
を撮影レンズ11にした例をもとに説明したが、例えば
2群ズームレンズのように、ズーム倍率と被写体距離と
の双方からフォーカス用レンズ群のセット位置が決まる
ものでは、ズーム倍率ごとにそれぞれレンズセット位置
S1〜S4を用意しておき、ズーム倍率と被写体距離と
から適切なレンズセット位置を選ぶようにしておけばよ
い。
【0056】上記実施形態では、ファインダ視野範囲変
更手段として液晶表示板53を用いているが、これの代
わりに、予めトリミング範囲と同じアスペクト比の開口
をもった視野変更板をファインダ光学系の結像位置に挿
入する視野変更板挿脱機構を用いてもよい。また、ファ
インダ視野範囲を画定する2枚のL字板を、その視野範
囲の対角線上に沿ってそれぞれ移動させることで視野範
囲を変更する機構でもよい。このようなメカ的なファイ
ンダ視野範囲変更手段の場合のパララックス補正手段と
しては、上記実施例で説明した液晶表示板53の他に、
例えば図8に示すように、ファインダ光学系80の前の
ファインダ光軸上に、ファインダ光軸に対して直交しな
い平面をもったプリズム81を挿脱する挿脱手段83を
設けてもよい。プリズム81を挿入すれば、ファインダ
光軸に対して直交しない平面の作用によりファインダ光
軸そのものが振られて視野枠82をファインダ全視野範
囲に対してずれた位置に視認させることができる。
【0057】また、上記実施形態では、写真用カメラに
ついて説明しているが、本発明は電子スチルカメラやプ
リンター付きカメラにも応用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のカメラに
よれば、測距の近点が、撮影レンズの至近セット位置で
決まる至近撮影距離よりも一定距離だけ近距離側に設定
された測距装置と、測距装置で得られた被写体距離に対
応し、至近セット位置から無限遠セット位置までのレン
ズセット域内で撮影レンズを位置決めするレンズセット
機構と、被写体が前記至近撮影距離よりも近く、かつ前
記近点以遠にあることが前記測距装置で検知されたこと
に応答し、撮影レンズを至近セット位置に位置決めする
とともに通常撮影モードから擬似変倍撮影モードに移行
させる制御手段とを備えたから、カメラの大型化あるい
はコストアップを招くことなく、撮影者に面倒な切替え
操作を強いることなく簡便に近接撮影と同等の撮影機能
を得ることができる。
【0059】また、請求項2記載のカメラでは、被写体
が至近撮影距離よりも近く、かつ近点以遠にあることが
測距装置によって検知されたことに応答して制御手段が
所定開口径以下となる絞り値のもとでストロボを発光さ
せるストロボ撮影に切り替えるから、撮影レンズのピン
トがあまくても位置がずれていても被写界深度でカバー
でき、見かけ上ではピントのあったプリント写真を得る
ことができるとともに、ストロボ撮影を行うから適正な
露出で撮影が行える。
【0060】さらに、請求項3記載の発明では、被写体
が至近撮影距離よりも近く、かつ近点以遠にあることが
測距装置によって検知されたことに応答して制御手段が
ファインダ視野を変更し、しかもパララックス補正を行
うようにしたから、プリント後の最終的なフレーミング
の確認ができ、また、確実にプリント写真の中央に被写
体を写すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの外観を示す斜視図である。
【図2】カメラの要部構成の概略を示すブロック図であ
る。
【図3】測距機構の概略を示す説明図である。
【図4】レンズセット位置に対する撮影レンズの錯乱円
径を被写体距離に対応して示したグラフである。
【図5】本発明のコントローラが実行するプログラムを
一例を示したフローチャート図である。
【図6】図5の続きを示すフォローチャート図である。
【図7】ファインダ視野範囲を示した説明図であり、
(A)は通常撮影モード時、(B)は、擬似撮影モード
時における近接撮影処理時の状態を示している。
【図8】ファインダパララックス補正手段の別の例を示
した説明図である。
【符号の説明】
11 撮影レンズ 17 シャッタボタン 19 モード切替えレバー 20 ズームレバー 22 カートリッジ 30 測距機構 32 ファインダ光学系 46 プログラムシャッタ 53 液晶表示板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 13/14 G03B 3/00 A Fターム(参考) 2H002 CD06 FB32 GA01 GA28 GA58 GA59 2H011 AA01 BA11 CA21 DA05 DA06 2H018 AA02 BA06 2H051 AA02 BB20 EA20 EB04 EB07 EB16 EB20 FA63 GA09 GA12 GB15 2H103 AA22 AA23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影画面のほぼ全域をプリント範囲にし
    て通常倍率でのプリントを予定した通常撮影モードと、
    撮影画面内の一部のエリアをプリント範囲にして通常倍
    率よりも大きい拡大プリント倍率でのプリントを予定し
    た擬似変倍撮影モードとの切替えが可能であり、擬似変
    倍撮影モード下での撮影時には、その撮影コマに対応づ
    けて当該撮影モード下での撮影であることを表すデータ
    をフイルムに記録するカメラにおいて、 測距の近点が、撮影レンズの至近セット位置で決まる至
    近撮影距離よりも一定距離だけ近距離側に設定された測
    距装置と、 測距装置で得られた被写体距離に対応し、至近セット位
    置から無限遠セット位置までのレンズセット域内で撮影
    レンズを位置決めするレンズセット機構と、 被写体が前記至近撮影距離よりも近く、かつ前記近点以
    遠にあることが前記測距装置で検知されたことに応答
    し、撮影レンズを至近セット位置に位置決めするととも
    に通常撮影モードから擬似変倍撮影モードに移行させる
    制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、被写体が前記至近撮影
    距離よりも近く、かつ前記近点以遠にあることが前記測
    距装置によって検知されたことに応答し、所定開口径以
    下となる絞り値のもとでストロボを発光させるストロボ
    撮影に切り替えることを特徴とする請求項1記載のカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、被写体が前記至近撮影
    距離よりも近く、かつ前記近点以遠にあることが前記測
    距装置によって検知されたことに応答し、ファインダ視
    野内に撮影画面内の前記一部のエリアに対応した視野枠
    を表示するとともに、ファインダパララックスの補正を
    行うことを特徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
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