JP2000275722A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
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- JP2000275722A JP2000275722A JP11085802A JP8580299A JP2000275722A JP 2000275722 A JP2000275722 A JP 2000275722A JP 11085802 A JP11085802 A JP 11085802A JP 8580299 A JP8580299 A JP 8580299A JP 2000275722 A JP2000275722 A JP 2000275722A
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- JP
- Japan
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- magnification
- pseudo
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- print range
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 常に一定水準以上の良好なプリント画質を維
持した種々のフォーマットのプリント写真が得られるカ
メラを提供する。 【解決手段】 カメラボディ2の背面にプリント範囲選
択レバー17が設けられている。プリント範囲選択レバ
ー17を文字「C」,「C+Z」,「H」,「H+
Z」,「P」のいずれかに合わせると、プリント範囲
C,C+Z,H,H+Z,Pから1つが一元的に選択さ
れるととともに、このプリント範囲選択に応じたファイ
ンダ視野がファインダに表示される。プリント範囲H+
Z,C+Zでは、プリント範囲Hの引伸し倍率を1とし
たとき、各々の引伸し倍率が共に1.7倍となって鑑賞
に堪える一定水準以上のプリント画質を得るが、プリン
ト範囲Pと擬似変倍を組み合わせるプリント範囲P+Z
を選択可能にすると、引伸し倍率が2.9倍にも達して
プリント画質が著しく低下するため、プリント範囲P+
Zが前記プリント範囲の選択肢から予め除かれている。
持した種々のフォーマットのプリント写真が得られるカ
メラを提供する。 【解決手段】 カメラボディ2の背面にプリント範囲選
択レバー17が設けられている。プリント範囲選択レバ
ー17を文字「C」,「C+Z」,「H」,「H+
Z」,「P」のいずれかに合わせると、プリント範囲
C,C+Z,H,H+Z,Pから1つが一元的に選択さ
れるととともに、このプリント範囲選択に応じたファイ
ンダ視野がファインダに表示される。プリント範囲H+
Z,C+Zでは、プリント範囲Hの引伸し倍率を1とし
たとき、各々の引伸し倍率が共に1.7倍となって鑑賞
に堪える一定水準以上のプリント画質を得るが、プリン
ト範囲Pと擬似変倍を組み合わせるプリント範囲P+Z
を選択可能にすると、引伸し倍率が2.9倍にも達して
プリント画質が著しく低下するため、プリント範囲P+
Zが前記プリント範囲の選択肢から予め除かれている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類のプリン
ト範囲と擬似変倍との組み合わせ選択によって種々のト
リミングプリントが得られるようにしたカメラに関する
ものである。
ト範囲と擬似変倍との組み合わせ選択によって種々のト
リミングプリントが得られるようにしたカメラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年一般に市販されているアドバンスト
フォトシステムに基づくカメラにおいては、撮影時に写
真フイルムの磁気記録層等に記録されたプリント範囲指
定情報に基づいて、プリント処理時に指定されたプリン
ト範囲を引き伸ばし、プリントするようになされてい
る。一方、擬似的に撮影変倍情報を写真フイルムの磁気
記録層に記録し、前記擬似変倍情報に基づいて、本来の
撮影レンズの焦点距離よりも長い焦点距離で撮影を行っ
たのと同様の効果を得る擬似トリミングプリント写真を
作成可能とした擬似トリミングプリントシステム、及び
このシステムに対応したカメラについての発明が知られ
ている。
フォトシステムに基づくカメラにおいては、撮影時に写
真フイルムの磁気記録層等に記録されたプリント範囲指
定情報に基づいて、プリント処理時に指定されたプリン
ト範囲を引き伸ばし、プリントするようになされてい
る。一方、擬似的に撮影変倍情報を写真フイルムの磁気
記録層に記録し、前記擬似変倍情報に基づいて、本来の
撮影レンズの焦点距離よりも長い焦点距離で撮影を行っ
たのと同様の効果を得る擬似トリミングプリント写真を
作成可能とした擬似トリミングプリントシステム、及び
このシステムに対応したカメラについての発明が知られ
ている。
【0003】この擬似トリミングプリントシステムによ
れば、本来の撮影レンズの焦点距離よりも擬似的に長い
焦点距離で撮影したプリント写真(以降擬似変倍による
プリント写真という)を得ることができる。したがっ
て、カメラの撮影レンズがズームレンズでなくても被写
体像の一部を拡大したプリント写真を得ることができ、
擬似的なズームアップ効果が得られる。また、撮影レン
ズがズームレンズの場合には、撮影レンズによるズーム
機能に併せて前述の擬似的なズームアップ効果を得るこ
とができるため、最終的にユーザーが得るプリント写真
は、カメラのズーム倍率がより一層高められて撮影され
たと同様の結果となり、ユーザーにとって効果的なだけ
でなく、撮影ズームレンズの高倍率化をカメラのコンパ
クト性を維持しつつ、コストアップさせることなく達成
することができ、カメラメーカーサイドでの利点も大き
い。
れば、本来の撮影レンズの焦点距離よりも擬似的に長い
焦点距離で撮影したプリント写真(以降擬似変倍による
プリント写真という)を得ることができる。したがっ
て、カメラの撮影レンズがズームレンズでなくても被写
体像の一部を拡大したプリント写真を得ることができ、
擬似的なズームアップ効果が得られる。また、撮影レン
ズがズームレンズの場合には、撮影レンズによるズーム
機能に併せて前述の擬似的なズームアップ効果を得るこ
とができるため、最終的にユーザーが得るプリント写真
は、カメラのズーム倍率がより一層高められて撮影され
たと同様の結果となり、ユーザーにとって効果的なだけ
でなく、撮影ズームレンズの高倍率化をカメラのコンパ
クト性を維持しつつ、コストアップさせることなく達成
することができ、カメラメーカーサイドでの利点も大き
い。
【0004】一方、前述したように撮影時に写真フイル
ムの磁気記録層等に記録されたプリント範囲の指定情報
に基づいて、上記擬似トリミングプリントシステムと同
様に、プリント処理時に指定されたプリント範囲のプリ
ント領域を引き伸ばし、プリント写真を提供するアドバ
ンストフォトシステム、及びこのシステムに対応したカ
メラについて詳細に記述する。
ムの磁気記録層等に記録されたプリント範囲の指定情報
に基づいて、上記擬似トリミングプリントシステムと同
様に、プリント処理時に指定されたプリント範囲のプリ
ント領域を引き伸ばし、プリント写真を提供するアドバ
ンストフォトシステム、及びこのシステムに対応したカ
メラについて詳細に記述する。
【0005】最近普及してきたアドバンストフォトシス
テムにおいては、上記プリント範囲が異なる複数のプリ
ントフォーマットとしては、標準プリントであるハイビ
ジョンテレビ放送での画面のプリント範囲に近似した8
9mm×158mmのHフォーマットプリント(アスペ
クト比:1.8),従来の標準プリントである89mm
×127mmのCフォーマットプリント(アスペクト
比:1.5),またパノラマフォーマットプリントであ
る横方向に細長い89mm×252mmのPフォーマッ
トプリント(アスペクト比:3.0)がある。
テムにおいては、上記プリント範囲が異なる複数のプリ
ントフォーマットとしては、標準プリントであるハイビ
ジョンテレビ放送での画面のプリント範囲に近似した8
9mm×158mmのHフォーマットプリント(アスペ
クト比:1.8),従来の標準プリントである89mm
×127mmのCフォーマットプリント(アスペクト
比:1.5),またパノラマフォーマットプリントであ
る横方向に細長い89mm×252mmのPフォーマッ
トプリント(アスペクト比:3.0)がある。
【0006】前記アドバンストフォトシステムのカメラ
においては、撮影画面はHフォーマットであり、図6な
いし図9に示すように、カメラの露光枠101によって
写真フイルム21が露光される撮影範囲102は、およ
そ縦16.7mm×横30.2mmであり、この撮影範
囲102の中から、Hフォーマットでは縦15.6mm
×横27.4mmのプリント範囲104、Cフォーマッ
トでは縦15.6mm×横22.3mmのプリント範囲
105、Pフォーマットでは縦9.6mm×横27.4
mmのプリント範囲106が引き伸ばされてプリントさ
れる。なお、カメラの露光枠101付近の縦断面を概略
的に示す図6において、符号107,108,109
は、それぞれフイルム圧板,圧板バネ,カメラボディの
背板を示す。
においては、撮影画面はHフォーマットであり、図6な
いし図9に示すように、カメラの露光枠101によって
写真フイルム21が露光される撮影範囲102は、およ
そ縦16.7mm×横30.2mmであり、この撮影範
囲102の中から、Hフォーマットでは縦15.6mm
×横27.4mmのプリント範囲104、Cフォーマッ
トでは縦15.6mm×横22.3mmのプリント範囲
105、Pフォーマットでは縦9.6mm×横27.4
mmのプリント範囲106が引き伸ばされてプリントさ
れる。なお、カメラの露光枠101付近の縦断面を概略
的に示す図6において、符号107,108,109
は、それぞれフイルム圧板,圧板バネ,カメラボディの
背板を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述したよう
なプリントフォーマットが異なる複数のプリント範囲に
加え、該複数のプリント範囲の縦横の縁を含まない中央
領域を所定の擬似変倍倍率でプリント指定することによ
って特定される複数の擬似変倍プリント範囲の中から、
1つを選択してトリミングプリントするシステムが考え
られる。ところで、前記所定の擬似変倍倍率をPフォー
マットプリントと同じ1.7倍として、Hフォーマット
のプリント範囲に対する各擬似変倍プリント範囲の相対
的引伸し倍率について言及すると、Hフォーマットの擬
似変倍プリント範囲では1.7(1×1.7)倍,Cフ
ォーマットの擬似変倍プリント範囲では1.7(1×
1.7)倍,Pフォーマットの擬似変倍プリント範囲で
は2.9(1.7×1.7)倍となる。
なプリントフォーマットが異なる複数のプリント範囲に
加え、該複数のプリント範囲の縦横の縁を含まない中央
領域を所定の擬似変倍倍率でプリント指定することによ
って特定される複数の擬似変倍プリント範囲の中から、
1つを選択してトリミングプリントするシステムが考え
られる。ところで、前記所定の擬似変倍倍率をPフォー
マットプリントと同じ1.7倍として、Hフォーマット
のプリント範囲に対する各擬似変倍プリント範囲の相対
的引伸し倍率について言及すると、Hフォーマットの擬
似変倍プリント範囲では1.7(1×1.7)倍,Cフ
ォーマットの擬似変倍プリント範囲では1.7(1×
1.7)倍,Pフォーマットの擬似変倍プリント範囲で
は2.9(1.7×1.7)倍となる。
【0008】上記Pフォーマットの擬似変倍プリント範
囲を選択した場合には、引伸し倍率が高くなり過ぎて、
プリント画像の粒状性やシャープネスから判断されるプ
リント画質が著しく低下して鑑賞に堪えなくなることが
十分考えられる。しかしながら、このような擬似変倍プ
リント範囲の選択がユーザによってなされる可能性があ
り、問題となることが十分予測される。
囲を選択した場合には、引伸し倍率が高くなり過ぎて、
プリント画像の粒状性やシャープネスから判断されるプ
リント画質が著しく低下して鑑賞に堪えなくなることが
十分考えられる。しかしながら、このような擬似変倍プ
リント範囲の選択がユーザによってなされる可能性があ
り、問題となることが十分予測される。
【0009】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであり、常に一定水準以上の良好なプリント画
質を維持しつつ種々のプリント範囲選択によるプリント
写真を得ることができるカメラを提供することを目的と
する。
れたものであり、常に一定水準以上の良好なプリント画
質を維持しつつ種々のプリント範囲選択によるプリント
写真を得ることができるカメラを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカメラは、撮影画面内における相異なる複
数のプリント範囲の選択と該複数のプリント範囲内の縦
横の縁を含まない中央領域を所定の擬似変倍倍率でプリ
ント指定する複数の擬似変倍倍率プリント指定の選択と
が一元的に行われるように設けられた選択手段と、該選
択手段により選択されたプリント範囲もくしは擬似変倍
倍率プリント指定を示すプリント用データを写真フイル
ム又はフイルムカートリッジに設けられたデータ記録部
に書き込むデータ記録手段とを設けたものである。ま
た、前記複数の擬似変倍倍率プリント指定は、プリント
画質が一定水準より劣化するものが除かれているもので
ある。
に、本発明のカメラは、撮影画面内における相異なる複
数のプリント範囲の選択と該複数のプリント範囲内の縦
横の縁を含まない中央領域を所定の擬似変倍倍率でプリ
ント指定する複数の擬似変倍倍率プリント指定の選択と
が一元的に行われるように設けられた選択手段と、該選
択手段により選択されたプリント範囲もくしは擬似変倍
倍率プリント指定を示すプリント用データを写真フイル
ム又はフイルムカートリッジに設けられたデータ記録部
に書き込むデータ記録手段とを設けたものである。ま
た、前記複数の擬似変倍倍率プリント指定は、プリント
画質が一定水準より劣化するものが除かれているもので
ある。
【0011】また、撮影画面内における少なくともパノ
ラマフォーマットのプリント範囲を含む異なる複数のプ
リント範囲及び該複数のプリント範囲の縦横の縁を含ま
ない中央領域をそれぞれ所定の擬似変倍倍率でプリント
指定することによって特定される擬似変倍による複数の
プリント範囲の中から、パノラマフォーマットのプリン
ト範囲の中央領域を所定の擬似変倍倍率でプリント指定
することによって特定されるプリント範囲を除いて、1
つのプリント範囲を一元的に選択し得るように設けられ
たプリント範囲選択手段と、該プリント範囲選択手段に
より選択されたプリント範囲で撮影された撮影コマに対
して写真フイルム又はフイルムカートリッジに設けられ
たデータ記録部に、前記プリント範囲選択手段により選
択されたプリント範囲を示すプリント用データを書き込
むデータ記録手段とを設けたものである。また、前記プ
リント範囲選択手段は、選択したプリント範囲に応じて
ファインダ視野を変更するファインダ視野変更手段であ
るものである。また、前記プリント範囲選択手段の選択
操作に連動して、選択したプリント範囲に応じたファイ
ンダ視野が切り換えられるものである。
ラマフォーマットのプリント範囲を含む異なる複数のプ
リント範囲及び該複数のプリント範囲の縦横の縁を含ま
ない中央領域をそれぞれ所定の擬似変倍倍率でプリント
指定することによって特定される擬似変倍による複数の
プリント範囲の中から、パノラマフォーマットのプリン
ト範囲の中央領域を所定の擬似変倍倍率でプリント指定
することによって特定されるプリント範囲を除いて、1
つのプリント範囲を一元的に選択し得るように設けられ
たプリント範囲選択手段と、該プリント範囲選択手段に
より選択されたプリント範囲で撮影された撮影コマに対
して写真フイルム又はフイルムカートリッジに設けられ
たデータ記録部に、前記プリント範囲選択手段により選
択されたプリント範囲を示すプリント用データを書き込
むデータ記録手段とを設けたものである。また、前記プ
リント範囲選択手段は、選択したプリント範囲に応じて
ファインダ視野を変更するファインダ視野変更手段であ
るものである。また、前記プリント範囲選択手段の選択
操作に連動して、選択したプリント範囲に応じたファイ
ンダ視野が切り換えられるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を実施したカメラの外観を
図2に示す。カメラボディ2の前面には、鏡胴3が設け
られている。この鏡胴3は、カメラのメインスイッチを
投入すると沈胴位置から図示した撮影位置に繰り出され
る。鏡胴3には撮影レンズ4が組み込まれている。撮影
レンズ4は、最短焦点距離f1(広角端)と最長焦点距
離f2(望遠端)との間で焦点距離fを可変できるズー
ムレンズとなっている。この撮影レンズ4は、例えば最
短焦点距離f1が35mm、最長焦点距離f2が70m
mとされ、倍率「f2/f1」が1〜2の範囲で変倍
(ズーミング)される。
図2に示す。カメラボディ2の前面には、鏡胴3が設け
られている。この鏡胴3は、カメラのメインスイッチを
投入すると沈胴位置から図示した撮影位置に繰り出され
る。鏡胴3には撮影レンズ4が組み込まれている。撮影
レンズ4は、最短焦点距離f1(広角端)と最長焦点距
離f2(望遠端)との間で焦点距離fを可変できるズー
ムレンズとなっている。この撮影レンズ4は、例えば最
短焦点距離f1が35mm、最長焦点距離f2が70m
mとされ、倍率「f2/f1」が1〜2の範囲で変倍
(ズーミング)される。
【0013】カメラボディ2の前面には、測距用の投・
受光窓6,7、ズームファインダ8のファインダ対物窓
8aが設けられている。また、鏡胴3の前面には測光窓
9が設けられている。投・受光窓6,7の奥には投光器
と受光器とが組み込まれており、測光窓9の奥には受光
素子が設けられている。カメラボディ2の上面のレリー
ズボタン10を半押しすると、投光窓6の奥の投光器か
ら被写体に向けて測距光が投光され、その反射光を受光
窓7の奥の受光器で受光することによって被写体距離が
測定され、また測光窓9を通して受光素子で被写体輝度
が測定される。引き続きレリーズボタン10を全押しす
ると、測定された被写体距離に対応して撮影レンズ4の
ピント合わせが行われ、測定された被写体輝度のもとで
シャッタ羽根の開閉制御が行われる。
受光窓6,7、ズームファインダ8のファインダ対物窓
8aが設けられている。また、鏡胴3の前面には測光窓
9が設けられている。投・受光窓6,7の奥には投光器
と受光器とが組み込まれており、測光窓9の奥には受光
素子が設けられている。カメラボディ2の上面のレリー
ズボタン10を半押しすると、投光窓6の奥の投光器か
ら被写体に向けて測距光が投光され、その反射光を受光
窓7の奥の受光器で受光することによって被写体距離が
測定され、また測光窓9を通して受光素子で被写体輝度
が測定される。引き続きレリーズボタン10を全押しす
ると、測定された被写体距離に対応して撮影レンズ4の
ピント合わせが行われ、測定された被写体輝度のもとで
シャッタ羽根の開閉制御が行われる。
【0014】ズームファインダ8は、例えば実像式のも
のが用いられ、撮影レンズ4の変倍に連動してファイン
ダ倍率が1〜2の範囲で変倍される。これにより、ファ
インダ接眼部8b(図1参照)を通して、ズームファイ
ンダ8のファインダ視野内には撮影レンズ4の焦点距離
fによる撮影範囲を観察することができる。
のが用いられ、撮影レンズ4の変倍に連動してファイン
ダ倍率が1〜2の範囲で変倍される。これにより、ファ
インダ接眼部8b(図1参照)を通して、ズームファイ
ンダ8のファインダ視野内には撮影レンズ4の焦点距離
fによる撮影範囲を観察することができる。
【0015】鏡胴3が沈胴位置から撮影位置に繰り出さ
れることに連動してストロボ発光部13がカメラボディ
2の上面に突出する。そして、被写体輝度が所定レベル
以下であったときには、シャッタ羽根の開閉に同期して
ストロボ発光部13からストロボ光が照射される。カメ
ラボディ2の上面に設けられた液晶表示パネル14に
は、フイルムコマ数等の撮影情報が表示される。
れることに連動してストロボ発光部13がカメラボディ
2の上面に突出する。そして、被写体輝度が所定レベル
以下であったときには、シャッタ羽根の開閉に同期して
ストロボ発光部13からストロボ光が照射される。カメ
ラボディ2の上面に設けられた液晶表示パネル14に
は、フイルムコマ数等の撮影情報が表示される。
【0016】カメラボディ2の底面に装填蓋15が開閉
自在に組み付けられ、蓋開閉レバー16を図示のロック
解除位置に回動すると装填蓋15が開放する。また、装
填蓋15を閉じると蓋開閉レバー16がロック位置に自
動的に回動し、装填蓋15が閉じ位置でロックされる。
自在に組み付けられ、蓋開閉レバー16を図示のロック
解除位置に回動すると装填蓋15が開放する。また、装
填蓋15を閉じると蓋開閉レバー16がロック位置に自
動的に回動し、装填蓋15が閉じ位置でロックされる。
【0017】このカメラに使用されるフイルムカートリ
ッジ20は、現在市販されているIX240型式のもの
であり、写真フイルム21を先端まで巻きつけたスプー
ル22がプラスチック製のカートリッジシェル23の内
部に収納されている。また、カートリッジシェル23に
は、スプール22と一体に回動するバーコード板23a
が設けられている。このフイルムカートリッジ20をカ
メラのカートリッジ装填室に装填して装填蓋15を閉じ
ると、カメラ側の機構によってカートリッジシェル23
のフイルム送出口に組み込まれた遮光蓋が開放された後
に、先ずスプール22がフイルム送り出し方向と反対の
方向に回転され、写真フイルム21が未使用であるか、
写真フイルム21のフイルム感度がいくつかであるかを
バーコード板23aの回転開始位置、バーコード板23
の読み取り結果から検知した後に、カメラ側の給送機構
でスプール22がフイルム送り出し方向に回転され、写
真フイルム21がカートリッジシェル23から送り出さ
れる。
ッジ20は、現在市販されているIX240型式のもの
であり、写真フイルム21を先端まで巻きつけたスプー
ル22がプラスチック製のカートリッジシェル23の内
部に収納されている。また、カートリッジシェル23に
は、スプール22と一体に回動するバーコード板23a
が設けられている。このフイルムカートリッジ20をカ
メラのカートリッジ装填室に装填して装填蓋15を閉じ
ると、カメラ側の機構によってカートリッジシェル23
のフイルム送出口に組み込まれた遮光蓋が開放された後
に、先ずスプール22がフイルム送り出し方向と反対の
方向に回転され、写真フイルム21が未使用であるか、
写真フイルム21のフイルム感度がいくつかであるかを
バーコード板23aの回転開始位置、バーコード板23
の読み取り結果から検知した後に、カメラ側の給送機構
でスプール22がフイルム送り出し方向に回転され、写
真フイルム21がカートリッジシェル23から送り出さ
れる。
【0018】写真フイルム21は、その乳剤面と反対側
のベース面側に透明な磁気記録層が形成されている。こ
の磁気記録層には、ストロボ発光の有無,撮影日,撮影
時に指定したプリント写真のプリント枚数等の各種デー
タを書き込むためのデータ記録部である磁気データトラ
ック24(図4参照)が設定されている。
のベース面側に透明な磁気記録層が形成されている。こ
の磁気記録層には、ストロボ発光の有無,撮影日,撮影
時に指定したプリント写真のプリント枚数等の各種デー
タを書き込むためのデータ記録部である磁気データトラ
ック24(図4参照)が設定されている。
【0019】図1において、カメラボディ2の背面に
は、ファインダ接眼部8bの側方に、5種類のプリント
範囲C,C+Z,H,H+Z,Pから1種類を選択する
プリント範囲選択手段であり、また選択したプリント範
囲に応じてファインダ視野を変更するファインダ視野変
更手段でもあるプリント範囲選択レバー17と、撮影レ
ンズ4の変倍を行うためのズーム操作部25とが設けら
れている。
は、ファインダ接眼部8bの側方に、5種類のプリント
範囲C,C+Z,H,H+Z,Pから1種類を選択する
プリント範囲選択手段であり、また選択したプリント範
囲に応じてファインダ視野を変更するファインダ視野変
更手段でもあるプリント範囲選択レバー17と、撮影レ
ンズ4の変倍を行うためのズーム操作部25とが設けら
れている。
【0020】プリント範囲選択レバー17は、カメラボ
ディ2の背面に形成された細長開口18から左右方向に
スライド自在に突出されている。カメラボディ2の背面
には、細長開口18の上側縁に沿って各プリント範囲を
示す「C」,「C+Z」,「H」,「H+Z」,「P」
の各文字が印字されており、これら各文字にプリント範
囲選択レバー17を合わせることにより、Cフォーマッ
ト,Hフォーマット,Pフォーマットのプリント範囲
C,H,P及びプリント範囲C,Hと擬似変倍Zとが組
み合わせられたプリント範囲C+Z,H+Zから1つを
一元的に選択できる。
ディ2の背面に形成された細長開口18から左右方向に
スライド自在に突出されている。カメラボディ2の背面
には、細長開口18の上側縁に沿って各プリント範囲を
示す「C」,「C+Z」,「H」,「H+Z」,「P」
の各文字が印字されており、これら各文字にプリント範
囲選択レバー17を合わせることにより、Cフォーマッ
ト,Hフォーマット,Pフォーマットのプリント範囲
C,H,P及びプリント範囲C,Hと擬似変倍Zとが組
み合わせられたプリント範囲C+Z,H+Zから1つを
一元的に選択できる。
【0021】標準のプリント範囲であるプリント範囲H
を選択すると、撮影レンズ4の実際の焦点距離fによる
撮影画面のほぼ全範囲がトリミングすることなくプリン
ト写真とされ、ズーム操作部25を自由に操作できる。
このプリント範囲Hが選択された状態で撮影された撮影
コマは、写真フイルム21に露光された撮影範囲102
(図7参照)のほぼ全部であるHフォーマットのプリン
ト範囲104が通常Hフォーマット(縦89mm×横1
58mm)の印画紙上に引き伸ばされた焼き付けが行わ
れる。
を選択すると、撮影レンズ4の実際の焦点距離fによる
撮影画面のほぼ全範囲がトリミングすることなくプリン
ト写真とされ、ズーム操作部25を自由に操作できる。
このプリント範囲Hが選択された状態で撮影された撮影
コマは、写真フイルム21に露光された撮影範囲102
(図7参照)のほぼ全部であるHフォーマットのプリン
ト範囲104が通常Hフォーマット(縦89mm×横1
58mm)の印画紙上に引き伸ばされた焼き付けが行わ
れる。
【0022】プリント範囲H+Zを選択すると、Hフォ
ーマットを選択した際の最長焦点距離f2に対して1つ
の特定の擬似変倍倍率βを掛け合わせて求められる最長
焦点距離f2よりも長い擬似焦点距離f3に相当する撮
影範囲がプリント写真とされるもので、Hフォーマット
のプリント範囲104の縦横の縁を含まない中央領域で
あるプリント範囲26(図4参照)が通常の引伸し倍率
に対して擬似変倍倍率βを掛けた引伸し倍率のもとで前
記Hフォーマットの印画紙上にプリントされる。これに
より、擬似焦点距離f3で撮影したとときと同様なズー
ムアップ効果を有するトリミングプリント写真が作成さ
れる。Hフォーマットの印画紙を用いた通常のプリント
処理時の基準引伸し倍率を「1」としたときに、この例
における特定の擬似変倍倍率βの値は「1.7」とされ
ており、擬似焦点距離f3は約120mm(=f2×
β)である。
ーマットを選択した際の最長焦点距離f2に対して1つ
の特定の擬似変倍倍率βを掛け合わせて求められる最長
焦点距離f2よりも長い擬似焦点距離f3に相当する撮
影範囲がプリント写真とされるもので、Hフォーマット
のプリント範囲104の縦横の縁を含まない中央領域で
あるプリント範囲26(図4参照)が通常の引伸し倍率
に対して擬似変倍倍率βを掛けた引伸し倍率のもとで前
記Hフォーマットの印画紙上にプリントされる。これに
より、擬似焦点距離f3で撮影したとときと同様なズー
ムアップ効果を有するトリミングプリント写真が作成さ
れる。Hフォーマットの印画紙を用いた通常のプリント
処理時の基準引伸し倍率を「1」としたときに、この例
における特定の擬似変倍倍率βの値は「1.7」とされ
ており、擬似焦点距離f3は約120mm(=f2×
β)である。
【0023】なお、擬似変倍倍率βは、値「1.7」に
限られるものではなく、プリンタが設定可能な引伸し倍
率の範囲で各種の値に設定することができる。しかしな
がら、このように擬似変倍倍率βを値「1.7」とする
と、IX240型式の写真フイルム21からパノラマフ
ォーマットのプリント写真(縦89mm×横252m
m)を作成する際の引伸し倍率と同じ引伸し倍率でトリ
ミングプリント写真を作成することができる。すなわ
ち、従来から利用されている引伸し倍率でトリミングプ
リント写真が作成されるため、プリンタの対応が容易に
なるといった利点がある。
限られるものではなく、プリンタが設定可能な引伸し倍
率の範囲で各種の値に設定することができる。しかしな
がら、このように擬似変倍倍率βを値「1.7」とする
と、IX240型式の写真フイルム21からパノラマフ
ォーマットのプリント写真(縦89mm×横252m
m)を作成する際の引伸し倍率と同じ引伸し倍率でトリ
ミングプリント写真を作成することができる。すなわ
ち、従来から利用されている引伸し倍率でトリミングプ
リント写真が作成されるため、プリンタの対応が容易に
なるといった利点がある。
【0024】プリント範囲Cを選択すると、Hフォーマ
ットの撮影画面の左右両端がわずかにトリミングされ、
従来の標準プリントであったと同様のフォーマットであ
る印画紙上(縦89mm×横127mm)に焼き付けら
れる。また、プリント範囲C+Zを選択すると、Cフォ
ーマットのプリント範囲105の縦横の縁を含まない中
央領域であるプリント範囲27(図5参照)が擬似変倍
されてCフォーマットの印画紙に焼き付けられる。
ットの撮影画面の左右両端がわずかにトリミングされ、
従来の標準プリントであったと同様のフォーマットであ
る印画紙上(縦89mm×横127mm)に焼き付けら
れる。また、プリント範囲C+Zを選択すると、Cフォ
ーマットのプリント範囲105の縦横の縁を含まない中
央領域であるプリント範囲27(図5参照)が擬似変倍
されてCフォーマットの印画紙に焼き付けられる。
【0025】プリント範囲Pを選択すると、Hフォーマ
ットの撮影画面の天地両端をトリミングしたアスペクト
比3.0の領域106(図9参照)がパノラマフォーマ
ットの印画紙(縦89mm×横252mm)に通常焼き
付けられる。なお、本実施形態では、プリント範囲Pの
選択による引伸し倍率が最も高くなる。
ットの撮影画面の天地両端をトリミングしたアスペクト
比3.0の領域106(図9参照)がパノラマフォーマ
ットの印画紙(縦89mm×横252mm)に通常焼き
付けられる。なお、本実施形態では、プリント範囲Pの
選択による引伸し倍率が最も高くなる。
【0026】このように引伸し倍率が最も高いプリント
範囲P選択のもとでは、擬似変倍の選択を行わせない。
これは、ユーザに提供するプリント写真の画質を常に一
定水準以上に維持するためである。すなわち、プリント
範囲H+Z,C+Zでは、プリント範囲Hの引伸し倍率
を1としたとき、いずれも引伸し倍率が1.7であって
鑑賞に堪える一定水準内のプリント画質を得ることがで
きるのに対し、仮にプリント範囲P+Zを選択可能にす
ると、引伸し倍率が2.9(1.7×1.7)倍にも達
してプリント画像の粒状性やシャープネスが悪化し、鑑
賞に堪えるプリント画質が得られないためである。
範囲P選択のもとでは、擬似変倍の選択を行わせない。
これは、ユーザに提供するプリント写真の画質を常に一
定水準以上に維持するためである。すなわち、プリント
範囲H+Z,C+Zでは、プリント範囲Hの引伸し倍率
を1としたとき、いずれも引伸し倍率が1.7であって
鑑賞に堪える一定水準内のプリント画質を得ることがで
きるのに対し、仮にプリント範囲P+Zを選択可能にす
ると、引伸し倍率が2.9(1.7×1.7)倍にも達
してプリント画像の粒状性やシャープネスが悪化し、鑑
賞に堪えるプリント画質が得られないためである。
【0027】ズーム操作部25は、シーソ式スイッチと
なっており、カメラボディ2の背面に記された「T」字
側を押圧操作することにより望遠操作位置(望遠側)
に、また「W」字側を押圧操作することにより広角操作
位置(広角側)にそれぞれ揺動される。ズーム操作部2
5は、押圧操作を解除した場合には、望遠操作位置と広
角操作位置との間の中立位置に戻るように図示しない付
勢手段で付勢されている。
なっており、カメラボディ2の背面に記された「T」字
側を押圧操作することにより望遠操作位置(望遠側)
に、また「W」字側を押圧操作することにより広角操作
位置(広角側)にそれぞれ揺動される。ズーム操作部2
5は、押圧操作を解除した場合には、望遠操作位置と広
角操作位置との間の中立位置に戻るように図示しない付
勢手段で付勢されている。
【0028】ズーム操作部25を広角操作位置とする
と、撮影レンズ4の焦点距離fが短くされ、望遠操作位
置とすると撮影レンズ4の焦点距離fが長くされる。な
お、ズーム操作部25は、上記のものに限らない。例え
ば、左右あるいは上下にスライド可能にされたレバーを
ズーム操作部25としたり、ズーム操作部25を2個の
ボタンから構成し、一方のボタンを押圧することで撮影
レンズ4の焦点距離fが短くされ、他方のボタンを押圧
操作することで焦点距離fが長くされるようにしたもの
でもよい。
と、撮影レンズ4の焦点距離fが短くされ、望遠操作位
置とすると撮影レンズ4の焦点距離fが長くされる。な
お、ズーム操作部25は、上記のものに限らない。例え
ば、左右あるいは上下にスライド可能にされたレバーを
ズーム操作部25としたり、ズーム操作部25を2個の
ボタンから構成し、一方のボタンを押圧することで撮影
レンズ4の焦点距離fが短くされ、他方のボタンを押圧
操作することで焦点距離fが長くされるようにしたもの
でもよい。
【0029】図3に上記カメラの電気的構成及びズーム
機構の概略を示す。ズーム操作部25が操作されると、
ズーム操作信号発生回路29からCPU30にズーム操
作信号が入力される。ズーム操作信号は、ズーム操作部
25が広角操作位置に操作されたときに発生する広角用
と、望遠操作位置に操作されたときに発生する望遠用と
がある。
機構の概略を示す。ズーム操作部25が操作されると、
ズーム操作信号発生回路29からCPU30にズーム操
作信号が入力される。ズーム操作信号は、ズーム操作部
25が広角操作位置に操作されたときに発生する広角用
と、望遠操作位置に操作されたときに発生する望遠用と
がある。
【0030】ズーム操作信号の入力を受けるとCPU3
0は、モータドライバ32に駆動信号を送り、ズーム操
作部25の操作位置に対応して撮影レンズ用のズームモ
ータ33を正転,逆転させる。ズームモータ33の駆動
により鏡胴3内に組み込まれたズームリングが回転し、
撮影レンズ4の変倍が行われる。モータドライバ32に
は、ズームモータ33の回転位置を検知するためのエン
コーダが内蔵されており、ズームモータ33の回転位置
情報はCPU30にフィードバックされる。CPU30
は、この回転位置情報に基づいて撮影レンズ4の焦点距
離fを検知する。なお、撮影レンズ4の焦点距離fは、
ズームリングの回転位置検出によって得ることも可能で
ある。
0は、モータドライバ32に駆動信号を送り、ズーム操
作部25の操作位置に対応して撮影レンズ用のズームモ
ータ33を正転,逆転させる。ズームモータ33の駆動
により鏡胴3内に組み込まれたズームリングが回転し、
撮影レンズ4の変倍が行われる。モータドライバ32に
は、ズームモータ33の回転位置を検知するためのエン
コーダが内蔵されており、ズームモータ33の回転位置
情報はCPU30にフィードバックされる。CPU30
は、この回転位置情報に基づいて撮影レンズ4の焦点距
離fを検知する。なお、撮影レンズ4の焦点距離fは、
ズームリングの回転位置検出によって得ることも可能で
ある。
【0031】ズームファインダ8は、ポロプリズム35
よりも物体側の対物光学系に変倍機能が付与されてい
る。この対物光学系によるファインダ画像はポロプリズ
ム35の最初の入射面に結像され、これをポロプリズム
35及びアイピースを通してファインダ接眼部8bより
正立像として観察することができる。
よりも物体側の対物光学系に変倍機能が付与されてい
る。この対物光学系によるファインダ画像はポロプリズ
ム35の最初の入射面に結像され、これをポロプリズム
35及びアイピースを通してファインダ接眼部8bより
正立像として観察することができる。
【0032】ファインダ画像の結像面に接近して、前記
プリント範囲選択レバー17の操作に連動して左右方向
に移動されるマスク板12が設けられている。このマス
ク板12には、5種類の視野開口が形成され、各視野開
口は、それぞれプリント範囲C,C+Z,H,H+Z,
Pの各々のフォーマットに対応した撮影範囲を示す。
プリント範囲選択レバー17の操作に連動して左右方向
に移動されるマスク板12が設けられている。このマス
ク板12には、5種類の視野開口が形成され、各視野開
口は、それぞれプリント範囲C,C+Z,H,H+Z,
Pの各々のフォーマットに対応した撮影範囲を示す。
【0033】また、視野開口の各上方のマスク板12に
は、サイズが異なる円形開口が形成されている。プリン
ト範囲選択レバー17を「C」,「C+Z」,「H」,
「H+Z」,「P」の各文字に合わせると、対応した視
野開口がファインダ光路に挿入されるとともに、その視
野開口の上方に形成された円形開口が反射型のフォトセ
ンサ19に相対する。CPU30は、常にフォトセンサ
19からの入力信号を監視しており、この変化によって
選択されたプリント範囲を検知する。
は、サイズが異なる円形開口が形成されている。プリン
ト範囲選択レバー17を「C」,「C+Z」,「H」,
「H+Z」,「P」の各文字に合わせると、対応した視
野開口がファインダ光路に挿入されるとともに、その視
野開口の上方に形成された円形開口が反射型のフォトセ
ンサ19に相対する。CPU30は、常にフォトセンサ
19からの入力信号を監視しており、この変化によって
選択されたプリント範囲を検知する。
【0034】また、ズーム操作部25の操作に応答して
撮影レンズ4の変倍が行われるが、CPU30はモータ
ドライバ32からの回転位置情報に基づいて検知した撮
影レンズ4の焦点距離fを監視しながらモータドライバ
36を作動させ、ズームファインダ用のズームモータ3
7を駆動する。ズームモータ37は、ズームファインダ
8に組み込まれたズームリングを回転し、対物光学系中
の変倍レンズを光軸方向に移動する。モータドライバ3
6には、モータドライバ32と同様にズームモータ37
の回転位置を検知するためのエンコーダが内蔵されてお
り、ズームモータ37の回転位置情報はCPU30にフ
ィードバックされる。これにより、最短焦点距離f1に
対応したファインダ倍率「1」から最長焦点距離f2に
対応したファインダ倍率「2」までの範囲でファインダ
倍率が変倍される。
撮影レンズ4の変倍が行われるが、CPU30はモータ
ドライバ32からの回転位置情報に基づいて検知した撮
影レンズ4の焦点距離fを監視しながらモータドライバ
36を作動させ、ズームファインダ用のズームモータ3
7を駆動する。ズームモータ37は、ズームファインダ
8に組み込まれたズームリングを回転し、対物光学系中
の変倍レンズを光軸方向に移動する。モータドライバ3
6には、モータドライバ32と同様にズームモータ37
の回転位置を検知するためのエンコーダが内蔵されてお
り、ズームモータ37の回転位置情報はCPU30にフ
ィードバックされる。これにより、最短焦点距離f1に
対応したファインダ倍率「1」から最長焦点距離f2に
対応したファインダ倍率「2」までの範囲でファインダ
倍率が変倍される。
【0035】CPU30は、フォトセンサ19からの入
力信号に基づいて選択されているプリント範囲が擬似変
倍を伴うH+Z,C+Zであるか否かを検知する。選択
されているプリント範囲がH+Z,C+Zのいずれかで
ある場合には、CPU30は、撮影レンズ4を最長焦点
距離f2に維持し、これに応じてズームファインダ8の
変倍レンズもファインダ倍率「2」の位置に移動した状
態に維持する。
力信号に基づいて選択されているプリント範囲が擬似変
倍を伴うH+Z,C+Zであるか否かを検知する。選択
されているプリント範囲がH+Z,C+Zのいずれかで
ある場合には、CPU30は、撮影レンズ4を最長焦点
距離f2に維持し、これに応じてズームファインダ8の
変倍レンズもファインダ倍率「2」の位置に移動した状
態に維持する。
【0036】また、CPU30は、フイルム給送機構3
9による写真フイルム21のフイルム1コマ送り中に、
ヘッドドライバ40を介してデータ記録手段としての磁
気ヘッド41を駆動し、その撮影された撮影コマの磁気
データトラック24に、選択されたプリント範囲を示す
プリント用データと、その他の撮影データとを磁気記録
する。なお、擬似変倍を伴うプリント範囲H+Z,C+
Zが選択されている場合には、プリント範囲H,Cの選
択の他に擬似変倍倍率βを示すデータも磁気記録するこ
とが好ましい。
9による写真フイルム21のフイルム1コマ送り中に、
ヘッドドライバ40を介してデータ記録手段としての磁
気ヘッド41を駆動し、その撮影された撮影コマの磁気
データトラック24に、選択されたプリント範囲を示す
プリント用データと、その他の撮影データとを磁気記録
する。なお、擬似変倍を伴うプリント範囲H+Z,C+
Zが選択されている場合には、プリント範囲H,Cの選
択の他に擬似変倍倍率βを示すデータも磁気記録するこ
とが好ましい。
【0037】露出演算回路45は、レリーズボタン10
の半押しによってレリーズ操作信号発生回路46からC
PU30に半押し信号が入力された時点で測光窓9を通
して被写体輝度を測定し、この測定値に対応した適正露
光量を算出する。こうして得られた適正露光量のデータ
はCPU30にフィードバックされ、CPU30の内部
メモリに書き込まれる。そして、レリーズボタン10の
全押し操作がレリーズ操作信号発生回路46からの信号
によって確認されると、CPU30は撮影レンズ4のピ
ント合わせ完了の後に内部メモリからデータを読み出し
てシャッタドライバ47を駆動する。これにより、撮影
レンズ4に組み込まれた絞り兼用のシャッタ羽根48が
開閉して一回の露光が行われる。
の半押しによってレリーズ操作信号発生回路46からC
PU30に半押し信号が入力された時点で測光窓9を通
して被写体輝度を測定し、この測定値に対応した適正露
光量を算出する。こうして得られた適正露光量のデータ
はCPU30にフィードバックされ、CPU30の内部
メモリに書き込まれる。そして、レリーズボタン10の
全押し操作がレリーズ操作信号発生回路46からの信号
によって確認されると、CPU30は撮影レンズ4のピ
ント合わせ完了の後に内部メモリからデータを読み出し
てシャッタドライバ47を駆動する。これにより、撮影
レンズ4に組み込まれた絞り兼用のシャッタ羽根48が
開閉して一回の露光が行われる。
【0038】測距装置50は投・受光窓6,7の奥の投
・受光器を含み、レリーズボタン10を半押ししたとき
に被写体距離を測定してCPU30に入力する。CPU
30は、レリーズボタン10の全押しを待ってモータド
ライバ51に被写体距離に対応した駆動信号を送ってフ
ォーカスモータ52を駆動する。これにより、撮影レン
ズ4の一部が光軸方向に移動され、ピント合わせが行わ
れる。
・受光器を含み、レリーズボタン10を半押ししたとき
に被写体距離を測定してCPU30に入力する。CPU
30は、レリーズボタン10の全押しを待ってモータド
ライバ51に被写体距離に対応した駆動信号を送ってフ
ォーカスモータ52を駆動する。これにより、撮影レン
ズ4の一部が光軸方向に移動され、ピント合わせが行わ
れる。
【0039】フイルム給送機構39は、周知のようにフ
イルムカートリッジ20のスプール22、及びカメラ側
のフイルム巻取りスプールを駆動して写真フイルム21
をカートリッジシェル23から送り出したり、送り出さ
れた写真フイルム21を巻取りスプールに巻き取った
り、また写真フイルム21の全コマに撮影が行われたと
きには写真フイルム21をカートリッジシェル23内に
巻き戻す。なお、フイルム給送時には反射型のフォトセ
ンサ53によってフイルムパーフォレーションの移動が
監視され、第1コマ目のセット処理やフイルム1コマ送
り制御などに用いられる。
イルムカートリッジ20のスプール22、及びカメラ側
のフイルム巻取りスプールを駆動して写真フイルム21
をカートリッジシェル23から送り出したり、送り出さ
れた写真フイルム21を巻取りスプールに巻き取った
り、また写真フイルム21の全コマに撮影が行われたと
きには写真フイルム21をカートリッジシェル23内に
巻き戻す。なお、フイルム給送時には反射型のフォトセ
ンサ53によってフイルムパーフォレーションの移動が
監視され、第1コマ目のセット処理やフイルム1コマ送
り制御などに用いられる。
【0040】撮影後の1コマ送りの間に磁気ヘッド41
を駆動することによって各種のデータが写真フイルム2
1の磁気データトラック24に磁気記録される。磁気記
録されるデータとしては、前述のプリント範囲を示すプ
リント用データの他、例えばシャッタ速度やストロボ使
用の有無、測距装置50で測定された被写体距離デー
タ、プリント枚数を指定するデータ等がある。なお、磁
気記録されるデータのうちでプリント用データを除いた
ものを撮影データと総称する。
を駆動することによって各種のデータが写真フイルム2
1の磁気データトラック24に磁気記録される。磁気記
録されるデータとしては、前述のプリント範囲を示すプ
リント用データの他、例えばシャッタ速度やストロボ使
用の有無、測距装置50で測定された被写体距離デー
タ、プリント枚数を指定するデータ等がある。なお、磁
気記録されるデータのうちでプリント用データを除いた
ものを撮影データと総称する。
【0041】磁気記録された撮影データは写真プリント
時に読み出され、プリント処理をより適正なものとする
ため、プリント写真の作成枚数を判断するため等に利用
される。また、擬似変倍倍率βが書き込まれていない撮
影コマについては、通常の基準引伸し倍率のもとでプリ
ント処理が行われる。一方、擬似変倍倍率βが書き込ま
れている撮影コマに対しては、この擬似変倍倍率βとC
フォーマット又はHフォーマットのプリント範囲に基づ
いたトリミングプリントが行われる。
時に読み出され、プリント処理をより適正なものとする
ため、プリント写真の作成枚数を判断するため等に利用
される。また、擬似変倍倍率βが書き込まれていない撮
影コマについては、通常の基準引伸し倍率のもとでプリ
ント処理が行われる。一方、擬似変倍倍率βが書き込ま
れている撮影コマに対しては、この擬似変倍倍率βとC
フォーマット又はHフォーマットのプリント範囲に基づ
いたトリミングプリントが行われる。
【0042】CPU30には、ROMとRAMとから構
成されるメモリ30aが接続されている。ROMにはカ
メラの一連の制御を行うためのプログラムが書き込まれ
ており、このプログラムにしたがってCPU30はカメ
ラの各部を制御する。また、RAMは、制御に必要なデ
ータを一時的に記憶するワークメモリとして用いられ
る。
成されるメモリ30aが接続されている。ROMにはカ
メラの一連の制御を行うためのプログラムが書き込まれ
ており、このプログラムにしたがってCPU30はカメ
ラの各部を制御する。また、RAMは、制御に必要なデ
ータを一時的に記憶するワークメモリとして用いられ
る。
【0043】このように構成されたカメラを使用するに
は、まずカメラのメインスイッチを投入する。これによ
り、鏡筒3が撮影位置に繰り出され撮影レンズ4が最短
焦点距離f1にセットされるとともに、ズームファイン
ダ8のファインダ倍率が「1」とされる。次に、プリン
ト範囲選択レバー17を操作して文字「C」,「C+
Z」,「H」,「H+Z」,「P」のいずれかに合わせ
る。
は、まずカメラのメインスイッチを投入する。これによ
り、鏡筒3が撮影位置に繰り出され撮影レンズ4が最短
焦点距離f1にセットされるとともに、ズームファイン
ダ8のファインダ倍率が「1」とされる。次に、プリン
ト範囲選択レバー17を操作して文字「C」,「C+
Z」,「H」,「H+Z」,「P」のいずれかに合わせ
る。
【0044】例えば、プリント範囲選択レバー17を文
字「H」に合わせると、ファインダ視野がなんら制限さ
れていないから、ファインダ接眼部8bを通して撮影レ
ンズ4の最短焦点距離f1による撮影範囲が観察され
る。ユーザは、ズームファインダ8をファインダ接眼部
8bから覗きフレーミングを行い、被写体の種類や距
離、あるいは作風等に応じてズーム操作部25を操作し
てズーミングを行う。
字「H」に合わせると、ファインダ視野がなんら制限さ
れていないから、ファインダ接眼部8bを通して撮影レ
ンズ4の最短焦点距離f1による撮影範囲が観察され
る。ユーザは、ズームファインダ8をファインダ接眼部
8bから覗きフレーミングを行い、被写体の種類や距
離、あるいは作風等に応じてズーム操作部25を操作し
てズーミングを行う。
【0045】ズーム操作部25を望遠操作位置に操作す
ると、ズーム操作信号発生回路29からの望遠用ズーム
操作信号に応答して、CPU30は、モータドライバ3
2に駆動信号を送り、ズームモータ33を駆動する。こ
れにより撮影レンズ4は、ズームリングが回転して焦点
距離fが最長焦点距離f2に向かって増大(長く)する
ように変倍される。この撮影レンズ4の変倍中には、C
PU30は、モータドライバ32からの回転位置情報に
基づいた撮影レンズ4の焦点距離fを参照しながら、モ
ータドライバ36に駆動信号を送ってズームファインダ
用のズームモータ37を駆動し、ズームファインダ8の
ファインダ倍率を増大するようにして変倍する。
ると、ズーム操作信号発生回路29からの望遠用ズーム
操作信号に応答して、CPU30は、モータドライバ3
2に駆動信号を送り、ズームモータ33を駆動する。こ
れにより撮影レンズ4は、ズームリングが回転して焦点
距離fが最長焦点距離f2に向かって増大(長く)する
ように変倍される。この撮影レンズ4の変倍中には、C
PU30は、モータドライバ32からの回転位置情報に
基づいた撮影レンズ4の焦点距離fを参照しながら、モ
ータドライバ36に駆動信号を送ってズームファインダ
用のズームモータ37を駆動し、ズームファインダ8の
ファインダ倍率を増大するようにして変倍する。
【0046】また、ズーム操作部25を望遠操作位置に
操作した後に、このズーム操作部25を広角操作位置に
操作すると、CPU30は、ズーム操作信号発生回路2
9からの広角用ズーム操作信号に応答して、撮影レンズ
用及びズームファインダ用のズームモータ33,37を
逆転し、撮影レンズ4の焦点距離fが最短焦点距離f1
に向かって減少(短く)されるように変倍するととも
に、ズームファインダ8のファインダ倍率が減少するよ
うにして変倍する。
操作した後に、このズーム操作部25を広角操作位置に
操作すると、CPU30は、ズーム操作信号発生回路2
9からの広角用ズーム操作信号に応答して、撮影レンズ
用及びズームファインダ用のズームモータ33,37を
逆転し、撮影レンズ4の焦点距離fが最短焦点距離f1
に向かって減少(短く)されるように変倍するととも
に、ズームファインダ8のファインダ倍率が減少するよ
うにして変倍する。
【0047】最長焦点距離f2によるズームアップ効果
が不十分であるような場合には、プリント範囲選択レバ
ー17を操作して文字「H+Z」に合わせる。これによ
り、プリント範囲H+Zに対応した撮影範囲を示す視野
開口がファインダ光路に挿入され、最長焦点距離f2に
擬似変倍倍率βを乗じた擬似焦点距離f3によるHフォ
ーマットの撮影範囲がファインダ画像として観察できる
ようになる。これと同時に、CPU30はフォトセンサ
19からの入力信号によりプリント範囲H+Zが選択さ
れたことを検知する。
が不十分であるような場合には、プリント範囲選択レバ
ー17を操作して文字「H+Z」に合わせる。これによ
り、プリント範囲H+Zに対応した撮影範囲を示す視野
開口がファインダ光路に挿入され、最長焦点距離f2に
擬似変倍倍率βを乗じた擬似焦点距離f3によるHフォ
ーマットの撮影範囲がファインダ画像として観察できる
ようになる。これと同時に、CPU30はフォトセンサ
19からの入力信号によりプリント範囲H+Zが選択さ
れたことを検知する。
【0048】CPU30は、撮影レンズ4の焦点距離f
を最長焦点距離f2とするとともに、ズーム操作部25
の操作にかかわらず、この状態を継続的に保持する。レ
リーズボタン10が半押し操作されると、測光及び測距
が行われ、さらに全押し操作されるとモータドライバ5
1を介してフォーカスモータ52が駆動し、撮影レンズ
4のピント合わせが行われる。その後、露出演算回路4
5からのデータに基づいてシャッタドライバ47が作動
し、シャッタ羽根48が開閉して撮影が行われる。
を最長焦点距離f2とするとともに、ズーム操作部25
の操作にかかわらず、この状態を継続的に保持する。レ
リーズボタン10が半押し操作されると、測光及び測距
が行われ、さらに全押し操作されるとモータドライバ5
1を介してフォーカスモータ52が駆動し、撮影レンズ
4のピント合わせが行われる。その後、露出演算回路4
5からのデータに基づいてシャッタドライバ47が作動
し、シャッタ羽根48が開閉して撮影が行われる。
【0049】写真フイルム21の撮影コマには、指定し
たプリント範囲にかかわらず、その撮影時点での撮影レ
ンズ4の焦点距離fに応じた撮影範囲が撮影コマの全域
に露光される。したがって、プリント範囲を「H」に指
定した場合は、ズームファインダ8で観察された範囲が
撮影コマに露光される。また、プリント範囲を「H」以
外のものに指定した場合においても、ズームファインダ
8で観察されるものよりも広い範囲が撮影コマに露光さ
れる。
たプリント範囲にかかわらず、その撮影時点での撮影レ
ンズ4の焦点距離fに応じた撮影範囲が撮影コマの全域
に露光される。したがって、プリント範囲を「H」に指
定した場合は、ズームファインダ8で観察された範囲が
撮影コマに露光される。また、プリント範囲を「H」以
外のものに指定した場合においても、ズームファインダ
8で観察されるものよりも広い範囲が撮影コマに露光さ
れる。
【0050】撮影完了の後、CPU30はフォトセンサ
19から入力された信号に基づいて指定されたプリント
範囲に応じたデータをヘッドドライバ40にセットして
から、フイルム給送機構39を駆動してフイルム1コマ
送りを開始する。そして、このフイルム1コマ送りの間
に、ヘッドドライバ40により磁気ヘッド41の駆動が
行われ、ヘッドドライバ40にセットされたデータが当
該撮影コマの磁気データトラック24に磁気記録され
る。
19から入力された信号に基づいて指定されたプリント
範囲に応じたデータをヘッドドライバ40にセットして
から、フイルム給送機構39を駆動してフイルム1コマ
送りを開始する。そして、このフイルム1コマ送りの間
に、ヘッドドライバ40により磁気ヘッド41の駆動が
行われ、ヘッドドライバ40にセットされたデータが当
該撮影コマの磁気データトラック24に磁気記録され
る。
【0051】また、プリント範囲選択レバー17によっ
て一元的に選択されるプリント範囲には、P+Zが用意
されてないので、パノラマフォーマットに擬似変倍を加
味したプリント処理が指定されるおそれがない。これに
より、プリント写真が過度の引伸し倍率で焼き付けられ
てプリント画質が鑑賞に堪えないほど悪化することが未
然に防止される。
て一元的に選択されるプリント範囲には、P+Zが用意
されてないので、パノラマフォーマットに擬似変倍を加
味したプリント処理が指定されるおそれがない。これに
より、プリント写真が過度の引伸し倍率で焼き付けられ
てプリント画質が鑑賞に堪えないほど悪化することが未
然に防止される。
【0052】なお、擬似変倍を伴うプリント範囲H+
Z,C+Zから擬似変倍を伴わないプリント範囲C,
H,Pに指定を変更した場合には、撮影レンズ4の最長
焦点距離f2での保持は解除され、ズーム操作部25の
操作により撮影レンズ4のズーミングが可能となる。
Z,C+Zから擬似変倍を伴わないプリント範囲C,
H,Pに指定を変更した場合には、撮影レンズ4の最長
焦点距離f2での保持は解除され、ズーム操作部25の
操作により撮影レンズ4のズーミングが可能となる。
【0053】フォトセンサ53からの信号に基づいて、
フイルム1コマ送りの完了を検知すると、CPU30は
フイルム給送機構39を停止させる。これにより1回の
撮影シーケンスの完了となる。こうして全コマに対して
撮影が行われた後には、撮影済みの写真フイルム21が
全てカートリッジシェル23に巻き込まれた状態でカメ
ラのカートリッジ装填室から取り出され、現像所に送ら
れる。現像所では、カートリッジシェル23と撮影済み
写真フイルム21との対応を保ったままフイルム現像処
理を行い、現像済み写真フイルム21は再び元のカート
リッジシェル23に巻き込まれる。
フイルム1コマ送りの完了を検知すると、CPU30は
フイルム給送機構39を停止させる。これにより1回の
撮影シーケンスの完了となる。こうして全コマに対して
撮影が行われた後には、撮影済みの写真フイルム21が
全てカートリッジシェル23に巻き込まれた状態でカメ
ラのカートリッジ装填室から取り出され、現像所に送ら
れる。現像所では、カートリッジシェル23と撮影済み
写真フイルム21との対応を保ったままフイルム現像処
理を行い、現像済み写真フイルム21は再び元のカート
リッジシェル23に巻き込まれる。
【0054】写真プリント処理に際しては、カートリッ
ジシェル23から写真フイルム21を1コマずつ引き出
しながら印画紙への焼き付けが行われるが、プリンタプ
ロセッサに設けられたデータ読み取り器が各撮影コマの
磁気データトラック24からプリント用データと撮影デ
ータの読み取りを行う。そして、プリント用データから
プリント範囲の選択内容が読み取られた撮影コマについ
ては、写真フイルム21上の写真画像がプリント範囲の
選択に対応してトリミングされ、所定フォーマット及び
サイズの印画紙に引き伸ばしてプリントするトリミング
プリントが行われる。
ジシェル23から写真フイルム21を1コマずつ引き出
しながら印画紙への焼き付けが行われるが、プリンタプ
ロセッサに設けられたデータ読み取り器が各撮影コマの
磁気データトラック24からプリント用データと撮影デ
ータの読み取りを行う。そして、プリント用データから
プリント範囲の選択内容が読み取られた撮影コマについ
ては、写真フイルム21上の写真画像がプリント範囲の
選択に対応してトリミングされ、所定フォーマット及び
サイズの印画紙に引き伸ばしてプリントするトリミング
プリントが行われる。
【0055】こうしてトリミングプリントで作成された
プリント写真に写っている範囲は、撮影時にズームファ
インダ8を通して観察されたファインダ視野と一致す
る。例えば、プリント範囲H+Zを選択した場合には、
撮影レンズ4の焦点距離fが最長焦点距離f2であるの
にもかかわらず、基準引伸し倍率に対して1.7倍の擬
似変倍倍率βでトリミングプリントが行われるため、総
合的には擬似焦点距離f3で撮影したのと同様なズーム
アップ効果を有するHフォーマットのトリミングプリン
トが得られる。
プリント写真に写っている範囲は、撮影時にズームファ
インダ8を通して観察されたファインダ視野と一致す
る。例えば、プリント範囲H+Zを選択した場合には、
撮影レンズ4の焦点距離fが最長焦点距離f2であるの
にもかかわらず、基準引伸し倍率に対して1.7倍の擬
似変倍倍率βでトリミングプリントが行われるため、総
合的には擬似焦点距離f3で撮影したのと同様なズーム
アップ効果を有するHフォーマットのトリミングプリン
トが得られる。
【0056】以上説明した実施形態では、引伸し倍率が
最も高いプリント範囲をアスペクト比3.0のPフォー
マットによるプリント範囲Pとし、このプリント範囲P
と擬似変倍との組み合わせを排除したが、プリント範囲
Pよりも更に引伸し倍率が高い特別のプリント範囲を設
けた場合には、プリント範囲Pと擬似変倍との組み合わ
せの他に、この特別のプリント範囲と擬似変倍との組み
合わせも排除する。あるいは、擬似変倍倍率が前記のβ
以外に2以上の複数の倍率が準備されている場合には、
複数のプリント範囲と複数の擬似変倍倍率の中から一定
レベルの画質を満足し得ない組み合わせを排除する。
最も高いプリント範囲をアスペクト比3.0のPフォー
マットによるプリント範囲Pとし、このプリント範囲P
と擬似変倍との組み合わせを排除したが、プリント範囲
Pよりも更に引伸し倍率が高い特別のプリント範囲を設
けた場合には、プリント範囲Pと擬似変倍との組み合わ
せの他に、この特別のプリント範囲と擬似変倍との組み
合わせも排除する。あるいは、擬似変倍倍率が前記のβ
以外に2以上の複数の倍率が準備されている場合には、
複数のプリント範囲と複数の擬似変倍倍率の中から一定
レベルの画質を満足し得ない組み合わせを排除する。
【0057】また、上記実施形態では、ファインダ視野
を切り換えるためにマスク板を用いたが、液晶パネルを
用いてもよい。また、ファインダ視野を規定するために
必ずしもその周囲を完全に遮蔽する必要はなく、フレー
ム枠等を用いてもよい。また、光学式のズームファイン
ダに代えて、イメージセンサと液晶パネルやプラズマデ
ィスプレイパネルなどの電子的表示器とを組み合わせた
電子ファインダを用いることも可能である。この場合、
擬似変倍を伴うプリント範囲では、このプリント範囲に
対応した範囲をフレーム枠等で表示すればよい。もちろ
ん、選択したプリント範囲を表す文字やマーク等を表示
してもよい。
を切り換えるためにマスク板を用いたが、液晶パネルを
用いてもよい。また、ファインダ視野を規定するために
必ずしもその周囲を完全に遮蔽する必要はなく、フレー
ム枠等を用いてもよい。また、光学式のズームファイン
ダに代えて、イメージセンサと液晶パネルやプラズマデ
ィスプレイパネルなどの電子的表示器とを組み合わせた
電子ファインダを用いることも可能である。この場合、
擬似変倍を伴うプリント範囲では、このプリント範囲に
対応した範囲をフレーム枠等で表示すればよい。もちろ
ん、選択したプリント範囲を表す文字やマーク等を表示
してもよい。
【0058】また、上記実施形態では、擬似変倍倍率β
を写真フイルムの磁気データトラックに磁気記録した
が、写真フイルムに光学的に記録してもよい。また、現
像所に撮影済の写真フイルムと一緒に提出されるもので
あれば、他の記録媒体を用いてもよく、例えば、カート
リッジシェルにメモリを内蔵させ、このメモリに擬似変
倍倍率βを書き込むようにしてもよい。また、上記実施
形態では、撮影レンズとしてズームレンズを用いたが、
単焦点レンズでもよい。
を写真フイルムの磁気データトラックに磁気記録した
が、写真フイルムに光学的に記録してもよい。また、現
像所に撮影済の写真フイルムと一緒に提出されるもので
あれば、他の記録媒体を用いてもよく、例えば、カート
リッジシェルにメモリを内蔵させ、このメモリに擬似変
倍倍率βを書き込むようにしてもよい。また、上記実施
形態では、撮影レンズとしてズームレンズを用いたが、
単焦点レンズでもよい。
【0059】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のカメラに
よれば、撮影画面内における相異なる複数のプリント範
囲の選択と該複数のプリント範囲内の縦横の縁を含まな
い中央領域を所定の擬似変倍倍率でプリント指定する複
数の擬似変倍倍率プリント指定の選択とが一元的に行わ
れ、選択されたプリント範囲もくしは擬似変倍倍率プリ
ント指定を示すプリント用データが写真フイルム又はフ
イルムカートリッジに設けられたデータ記録部に書き込
まれるようにしたので、複数のプリント範囲の選択と、
これらに組み合わされる各種の擬似変倍倍率との組み合
わせ選択が、一元的に選択操作でき、プリント画質が著
しく低下するような組み合わせ選択を簡単,確実に排除
できるから、常に一定水準以上の良好なプリント画質を
維持した種々のフォーマットのプリント写真を得ること
ができる。
よれば、撮影画面内における相異なる複数のプリント範
囲の選択と該複数のプリント範囲内の縦横の縁を含まな
い中央領域を所定の擬似変倍倍率でプリント指定する複
数の擬似変倍倍率プリント指定の選択とが一元的に行わ
れ、選択されたプリント範囲もくしは擬似変倍倍率プリ
ント指定を示すプリント用データが写真フイルム又はフ
イルムカートリッジに設けられたデータ記録部に書き込
まれるようにしたので、複数のプリント範囲の選択と、
これらに組み合わされる各種の擬似変倍倍率との組み合
わせ選択が、一元的に選択操作でき、プリント画質が著
しく低下するような組み合わせ選択を簡単,確実に排除
できるから、常に一定水準以上の良好なプリント画質を
維持した種々のフォーマットのプリント写真を得ること
ができる。
【0060】また、前記複数の擬似変倍倍率プリント指
定は、プリント画質が一定水準より劣化するものが除か
れているので、プリント画質が著しく低下するフォーマ
ットのプリント範囲と擬似変倍倍率との組み合わせをユ
ーザが選択するおそれがなく、常に一定水準以上の良好
なプリント画質を維持した種々のフォーマットのプリン
ト写真を確実に得ることができる。
定は、プリント画質が一定水準より劣化するものが除か
れているので、プリント画質が著しく低下するフォーマ
ットのプリント範囲と擬似変倍倍率との組み合わせをユ
ーザが選択するおそれがなく、常に一定水準以上の良好
なプリント画質を維持した種々のフォーマットのプリン
ト写真を確実に得ることができる。
【0061】パノラマフォーマットと擬似変倍との組み
合わせを除いた複数種類のプリント範囲から1つを選択
し、そのプリント範囲に応じたプリント用データをデー
タ記録部に書き込むようにしたので、プリント画質が著
しく低下するパノラマフォーマットのプリント範囲と擬
似変倍との組み合わせをユーザが選択するおそれがな
く、常に一定水準以上の良好なプリント画質を維持した
種々のフォーマットのプリント写真を確実に得ることが
できる。
合わせを除いた複数種類のプリント範囲から1つを選択
し、そのプリント範囲に応じたプリント用データをデー
タ記録部に書き込むようにしたので、プリント画質が著
しく低下するパノラマフォーマットのプリント範囲と擬
似変倍との組み合わせをユーザが選択するおそれがな
く、常に一定水準以上の良好なプリント画質を維持した
種々のフォーマットのプリント写真を確実に得ることが
できる。
【0062】また、前記プリント範囲選択手段として、
選択したプリント範囲に応じてファインダ視野を変更す
るファインダ視野変更手段を用いたので、ファインダを
覗きながら所望のファインダ視野を選択することによ
り、プリント範囲の選択と共にプリント範囲の確認とを
同時に行うことができ、プリント範囲の選択操作が簡
単,確実にできる。また、前記プリント範囲選択手段の
選択操作に連動して、選択したプリント範囲に応じてフ
ァインダ視野が切り換えられるようにしたので、ユーザ
がいずれのプリント範囲を選択したかを簡便に視認でき
る。
選択したプリント範囲に応じてファインダ視野を変更す
るファインダ視野変更手段を用いたので、ファインダを
覗きながら所望のファインダ視野を選択することによ
り、プリント範囲の選択と共にプリント範囲の確認とを
同時に行うことができ、プリント範囲の選択操作が簡
単,確実にできる。また、前記プリント範囲選択手段の
選択操作に連動して、選択したプリント範囲に応じてフ
ァインダ視野が切り換えられるようにしたので、ユーザ
がいずれのプリント範囲を選択したかを簡便に視認でき
る。
【図1】本発明を実施したカメラの背面側の外観を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】カメラの前面側の外観を示す斜視図である。
【図3】カメラの要部構成を示すブロック図である。
【図4】プリント範囲H+Zを示す説明図である。
【図5】プリント範囲C+Zを示す説明図である。
【図6】カメラの露光枠付近の縦断面を概略的に示す説
明図である。
明図である。
【図7】プリント範囲Hを示す説明図である。
【図8】プリント範囲Cを示す説明図である。
【図9】プリント範囲Pを示す説明図である。
4 撮影レンズ 8 ズームファインダ 12 マスク板 12a〜12e 視野開口 17 プリント範囲選択レバー 21 写真フイルム 24 磁気データトラック 25 ズーム操作部 26 プリント範囲H+Z 27 プリント範囲C+Z 30 CPU 41 磁気ヘッド 102 撮影範囲 104 プリント範囲H 105 プリント範囲C 106 プリント範囲P
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 宏 埼玉県朝霞市泉水3−13−45 富士写真フ イルム株式会社内 Fターム(参考) 2H018 AA02 AA06 BA00 BA02 2H103 AA22 ZA55
Claims (5)
- 【請求項1】 撮影画面内における相異なる複数のプリ
ント範囲の選択と該複数のプリント範囲の縦横の縁を含
まない中央領域を所定の擬似変倍倍率でプリント指定す
る複数の擬似変倍倍率プリント指定の選択とが一元的に
行われるように設けられた選択手段と、該選択手段によ
り選択されたプリント範囲もくしは擬似変倍倍率プリン
ト指定を示すプリント用データを写真フイルム又はフイ
ルムカートリッジに設けられたデータ記録部に書き込む
データ記録手段とを設けたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記複数の擬似変倍倍率プリント指定
は、プリント画質が一定水準より劣化するものが除かれ
ていることを特徴とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項3】 撮影画面内における少なくともパノラマ
フォーマットのプリント範囲を含む異なる複数のプリン
ト範囲及び該複数のプリント範囲の縦横の縁を含まない
中央領域をそれぞれ所定の擬似変倍倍率でプリント指定
することによって特定される擬似変倍による複数のプリ
ント範囲の中から、パノラマフォーマットのプリント範
囲の中央領域を所定の擬似変倍倍率でプリント指定する
ことによって特定されるプリント範囲を除いて、1つの
プリント範囲を一元的に選択し得るように設けられたプ
リント範囲選択手段と、該プリント範囲選択手段により
選択されたプリント範囲で撮影された撮影コマに対して
写真フイルム又はフイルムカートリッジに設けられたデ
ータ記録部に、前記プリント範囲選択手段により選択さ
れたプリント範囲を示すプリント用データを書き込むデ
ータ記録手段とを設けたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項4】 前記プリント範囲選択手段は、選択した
プリント範囲に応じてファインダ視野を変更するファイ
ンダ視野変更手段であることを特徴とする請求項3記載
のカメラ。 - 【請求項5】 前記プリント範囲選択手段の選択操作に
連動して、選択したプリント範囲に応じたファインダ視
野が切り換えられることを特徴とする請求項3記載のカ
メラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11085802A JP2000275722A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11085802A JP2000275722A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000275722A true JP2000275722A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13869020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11085802A Pending JP2000275722A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000275722A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7286161B2 (en) | 2002-02-21 | 2007-10-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Digital camera, image processing apparatus, image processing method, image processing system, and program for setting plural trimming areas with respect to image data |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP11085802A patent/JP2000275722A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7286161B2 (en) | 2002-02-21 | 2007-10-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Digital camera, image processing apparatus, image processing method, image processing system, and program for setting plural trimming areas with respect to image data |
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