JP2002214684A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002214684A
JP2002214684A JP2001014234A JP2001014234A JP2002214684A JP 2002214684 A JP2002214684 A JP 2002214684A JP 2001014234 A JP2001014234 A JP 2001014234A JP 2001014234 A JP2001014234 A JP 2001014234A JP 2002214684 A JP2002214684 A JP 2002214684A
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JP
Japan
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screen
film
camera
feeding direction
area
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JP2001014234A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kakita
剛 垣田
Sadahito Katagiri
禎人 片桐
Eihiko Yasui
映彦 安井
Hiroyuki Kobayashi
宏至 木林
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で約半分の画面サイズのプリント
を得ることができる。 【解決手段】 所定のパーフォレーションに対して画面
の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
おいて、前記画面を形成する画枠より小さい画枠に切り
換える画枠切換手段を設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のパーフォレ
ーションに対して画面の位置が予め規定されているフィ
ルムを用い、約半分の画面サイズを形成する画枠に切り
換え可能に構成したカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】135フィルムを用いた通常のカメラに
おいて、通常の画面サイズは36mm×24mmである
が、横方向の長さを約1/2の17mmとし、画面サイ
ズを17mm×24mmとしたハーフサイズカメラが多
数市販されていたときがあった。また、中には36mm
×24mmのフルサイズと17mm×24mmのハーフ
サイズとに切り換え可能なカメラもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の如きフルサイズ
とハーフサイズとに切り換え可能なカメラで撮影し、1
本のフィルムに双方の画面サイズが混在すると、各画面
が等間隔で配置されないことが生じた。このために、ラ
ボでプリント処理を行うときに、画面サイズの相違によ
って引き延ばし倍率が異なる上に、長辺方向が異なり、
更に各画面が等間隔でないために、非常に面倒な作業で
あった。
【0004】なお、現在においてはハーフサイズカメラ
は製造されておらず、135フィルムを用いたフルサイ
ズのカメラや、IX240フィルムを用いたカメラが主
流である。そして、通常のユーザーはプリントを依頼す
るとき、サービスサイズのプリントを指定している。プ
リントの大きさは一般的に82mm×117mmのEサ
イズか89mm×127mmのLサイズである。
【0005】このようなプリントはアルバムに貼るのに
は適正な大きさである。しかし、若者の中には友人の写
真を定期入れ等に入れておく人がいて、より小型のプリ
ントを求めている。しかし、このような一部の顧客のた
めに小型のプリントを作成する処理機を開発したり、設
置したりすることは非常に困難である。
【0006】また、このようなことが仮に実現したとし
ても、例えばEサイズの半分の大きさのプリントの価格
が、現在のEサイズのプリントの価格の半値になること
はあり得ず、Eサイズのプリントの価格に近い価格にな
ることが予想される。
【0007】本発明は上述の如き小型のプリントを簡単
に得ることができるようにすることを研究した結果、発
明されたものであり、簡単な構成で約半分の画面サイズ
のプリントを得ることができるようにしたカメラを提案
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は下記の何れか
の手段により達成される。
【0009】所定のパーフォレーションに対して画面
の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
おいて、前記画面を形成する画枠より小さい画枠に切り
換える画枠切換手段を設けたことを特徴とするカメラ。
【0010】所定のパーフォレーションに対して画面
の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
おいて、前記画面を形成する画枠における前記フィルム
の給送方向の両端を各々約1/4の面積で遮光して、前
記画枠に対して約1/2の面積の半画枠に切り換え可能
な画枠切換手段を設けたことを特徴とするカメラ。
【0011】所定のパーフォレーションに対して画面
の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
おいて、前記画面を形成する画枠の略中央から前記フィ
ルムの給送方向における一方の約1/2の面積を遮光す
ることと、他方の約1/2の面積を遮光することとを交
互に行う画枠切換手段を設けたことを特徴とするカメ
ラ。
【0012】所定のパーフォレーションに対して画面
の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
おいて、2回の露光により前記画面の略中央から給送方
向下流側約1/2の面積の第1半画面と給送方向上流側
約1/2の面積の第2半画面とを形成可能に構成し、前
記第1半画面と前記第2半画面との境界を二重露光され
た境界帯とすることを特徴とするカメラ。
【0013】所定のパーフォレーションに対して画面
の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
おいて、2回の露光により前記画面の略中央から給送方
向下流側約1/2の面積の第1半画面と給送方向上流側
約1/2の面積の第2半画面とを形成可能に構成し、前
記第1半画面と前記第2半画面との境界を未露光の境界
帯とすることを特徴とするカメラ。
【0014】所定のパーフォレーションに対して画面
の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
おいて、前記画面を形成する画枠における前記フィルム
の給送方向の一端を遮光する第1の遮光板と、前記画枠
における前記フィルムの給送方向の他端を遮光する第2
の遮光板とにより前記画枠に対し約1/2の面積の半画
枠に切り換えたとき、2回の露光により前記画面の略中
央から給送方向下流側約1/2の面積の第1半画面と給
送方向上流側約1/2の面積の第2半画面とを形成可能
に構成し、前記第1の遮光板若しくは前記第2の遮光板
の少なくとも何れか一方を前記フィルムの給送方向にお
いて短めに形成することにより、前記第1半画面と前記
第2半画面との境界を二重露光された境界帯とすること
を特徴とするカメラ。
【0015】所定のパーフォレーションに対して画面
の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
おいて、前記画面を形成する画枠における前記フィルム
の給送方向の一端を遮光する第1の遮光板と、前記画枠
における前記フィルムの給送方向の他端を遮光する第2
の遮光板とにより前記画枠に対し約1/2の面積の半画
枠に切り換えたとき、2回の露光により前記画面の略中
央から給送方向下流側約1/2の面積の第1半画面と給
送方向上流側約1/2の面積の第2半画面とを形成可能
に構成し、前記第1の遮光板若しくは前記第2の遮光板
の少なくとも何れか一方を前記フィルムの給送方向にお
いて長めに形成することにより、前記第1半画面と前記
第2半画面との境界を未露光の境界帯とすることを特徴
とするカメラ。
【0016】所定のパーフォレーションに対して画面
の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
おいて、前記画面を形成する画枠における前記フィルム
の給送方向の一端を遮光する第1の遮光板と、前記画枠
における前記フィルムの給送方向の他端を遮光する第2
の遮光板とにより前記画枠に対し約1/2の面積の半画
枠に切り換えたとき、2回の露光により前記画面の略中
央から給送方向下流側約1/2の面積の第1半画面と給
送方向上流側約1/2の面積の第2半画面とを形成可能
に構成し、前記画枠の近傍にて前記フィルムの給送方向
と直交する方向に配設したLEDアレイの点灯により前
記第1半画面と前記第2半画面との境界を二重露光され
た境界帯とすることを特徴とするカメラ。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明のカメラにおける実施の形
態を図を参照して詳細に説明する。
【0018】先ず、本発明に係わるカメラの外装部材の
一例を図1及び図2に基づいて説明する。図1はカメラ
を前方から見た斜視図、図2はカメラを後方から見た斜
視図である。
【0019】図1において、カメラの前面中央には撮影
レンズLを保持したレンズ鏡胴1が配置され、その上方
にはファインダの対物レンズ窓2が配置されている。レ
ンズ鏡胴1の右上には被写体光を測光する測光窓3が配
置され、対物レンズ窓2の左右には測距のために赤外光
を発光する発光窓4、被写体で反射した赤外光を受光す
る受光窓5が配置されている。そして、受光窓5の右方
にはストロボ光を発光するストロボ発光窓6が配置され
ている。
【0020】また、カメラの上面にはレリーズボタン7
が配置されている。図2において、カメラの背面中央に
はファインダの接眼レンズ窓11が配置され、その上方
にはプリントタイプ切換レバー12が配置されている。
本カメラはIX240フィルムを使用するカメラであ
り、プリントタイプ切換レバー12を左右に摺動するこ
とにより、通常撮影モードであるC,H,Pのプリント
タイプに切り換え可能である。周知の如く、プリントタ
イプの切り換えに応じてファインダ内部の図示してない
視野枠が切り換えられ、撮影時には選択したプリントタ
イプに対応した情報がフィルムに磁気記録される。な
お、本カメラは後述するように一つの画面を左右に二分
割して半画面をそれぞれ別個に撮影可能にした半画面撮
影モードを有している。この半画面撮影モードに設定す
るときは、プリントタイプ切換レバー12を最も右方に
摺動して指標をWに合致させればよい。
【0021】接眼レンズ窓11の下方には液晶板からな
る表示部13が配置され、撮影コマ数、撮影モード、フ
ィルムに写し込む日付等を表示する。
【0022】表示部13の下方には後述するメインスイ
ッチを作動させるメインスイッチレバー14が配置さ
れ、表示部13の左方には撮影モードを切り換える撮影
モードボタン15、フィルムに写し込む日付等を変更す
るデートボタン16、及び全コマ撮影前にフィルムを巻
き戻す途中巻戻しボタン17が配置されている。
【0023】なお、撮影モードボタン15を押す度に撮
影モードはオートモード以外にストロボオンモード、ス
トロボオフモード、ポートレート夜景モード、赤目低減
モード、露出補正モード等に切り換わる。
【0024】また、撮影レンズLはズームレンズである
ので、接眼レンズ窓11の右方には広角側及び望遠側に
ズーミングを行うズームボタン18が配置されており、
ズームボタン18の下方にはフィルムを装填するために
カートリッジ蓋19を開放させるカートリッジ蓋開放レ
バー20が配置されている。
【0025】なお、本発明に係わるカメラは上述のカメ
ラに限るものではなく、プリントタイプ切換レバーは摺
動させる形式でなくて回動させる形式であってもよい。
【0026】次に、半画面撮影モードについて図3及び
図4に基づいて説明する。図3は画枠切換機構の横断面
図、図4はフィルム給送の説明図である。
【0027】先ず、画枠切換機構について図3に基づい
て説明する。被写体光はシャッタ31が開放すると、撮
影レンズLによってフィルムFを露光する。プリントタ
イプ切換レバー12をC,H,Pの何れかに設定したと
きは、図3(A)の状態であり、画枠32によってフィ
ルムFに27.4mm×15.6mmの画面が形成され
る。なお、フィルムは図3の左右に給送される。
【0028】次に、プリントタイプ切換レバー12をW
に設定すると、後述するCPUによって遮光板モータが
駆動され、遮光板33を時計方向に回動させ、遮光板3
4を反時計方向に回動させる。これにより、画枠32に
おけるフィルム給送方向の両端を各々約1/4の面積で
遮光して図3(B)の状態になり、このときに形成され
た新しい画枠は画枠32の略1/2の面積となる。以
下、この画枠を半画枠と称す。これにより、フィルムF
に形成される画面も約1/2の面積となるが、以下、こ
の画面を半画面と称す。
【0029】なお、画枠切換機構は上述の機構に限定さ
れるものではなく、遮光板が左右若しくは上下に摺動す
る形式であってもよい。
【0030】次に、フィルム給送について図4に基づい
て説明する。本実施の形態のフィルムはIX240フィ
ルムであり、露光により形成される画面Faの位置が画
面Faの両端に位置している2個のパーフォレーション
P1,P2によって予め規定されている。そして、パー
フォレーションP1,P2を検知するためのフォトリフ
レクタ等からなる第1フォトセンサPA、第2フォトセ
ンサPB、第3フォトセンサPCが画枠32の近傍に配
置されている。また、図4においてはフィルムFは巻上
げ時に右方から左方に給送されるものとする。即ち、フ
ィルムFを収納するカートリッジが右方に配置され、フ
ィルムFを巻き取るリールが左方に配置されている。
【0031】図4(A)はプリントタイプ切換レバー1
2をC,H,Pの何れかに設定したときのフィルムの図
であり、撮影によりフィルムFに画面Faが形成され
る。すると、CPUは図示していないフィルム給送モー
タを正転方向に始動して1画面分のフィルム巻上げを行
うが、第1フォトセンサPAは右上に位置する二つのパ
ーフォレーションP2,P1が通過したことを検知し、
これによりCPUはフィルム給送モータを停止させる。
なお、第1フォトセンサPAの真上でパーフォレーショ
ンP1が停止していないのは、フィルム給送モータが完
全に停止するまでの間に若干のタイムラグがあるからで
ある。
【0032】次に、プリントタイプ切換レバー12をW
に設定したとする。すると、図3(B)の如く遮光板3
3,34が回動すると共に、フィルム給送モータを逆転
させてフィルムの巻戻しを開始する。即ち、図4(A)
とは逆方向にフィルムFは給送される。このときは、第
2フォトセンサPBは左上に位置するパーフォレーショ
ンP1,P2が通過したことを検知し、これによりCP
Uはフィルム給送モータを停止させ、再びフィルム給送
モータを正転させて図4(A)と同方向にフィルムFを
巻き上げる。そして、第2フォトセンサPBが同じパー
フォレーションP2,P1が通過したことを検知し、こ
れによりCPUはフィルム給送モータを停止させると、
図4(B)の状態になる。ここで、撮影を行うと、遮光
板33,34で形成される半画枠によって画面Faの左
半分が露光されて第1半画面Fbが形成される。
【0033】第1半画面Fbが形成されると、CPUは
フィルム給送モータを正転方向に始動するが、このとき
は第3フォトセンサPCは図4(B)の左上に位置する
パーフォレーションP2,P1が通過したことを検知
し、これによりフィルム給送モータを停止させる。この
結果、図4(C)の状態になる。ここで撮影を行うと、
遮光板33,34で形成される半画枠によって画面Fa
の右半分が露光されて第2半画面Fcが形成される。
【0034】第2半画面Fcが形成されると、CPUは
フィルム給送モータを正転方向に始動するが、このとき
は第2フォトセンサPBは図4(C)の右上に位置する
パーフォレーションP2,P1が通過したことを検知し
て、フィルム給送モータを停止させる。これにより、次
は図4(B)の状態になる。
【0035】なお、ラボにおけるプリント時には、第1
半画面Fb及び第2半画面Fcは1コマとして画面Fa
と同等にプリントされる。即ち、第1半画面Fb及び第
2半画面Fcによって得られたプリントは接続された状
態でユーザーに手渡される。従って、第1半画面Fb及
び第2半画面Fcによって得られたプリントをユーザー
は自分で切り離すことになる。
【0036】このように、別個に撮影した第1半画面F
b及び第2半画面Fcであるが、1コマとして画面Fa
と同等にプリントされるので、プリントの処理機は従来
のものをそのまま使用できる。しかし、左右の第1半画
面Fb及び第2半画面Fcのネガにあまり濃度差がある
と、適正な露出のプリントになり難い。そこで、本カメ
ラは第1半画面Fbを形成した後、第2半画面Fcが形
成されていないときには画面Faを形成する状態に戻す
ことができないように構成されている。この説明は後述
するフローチャートの説明で行うが、図4(C)の状態
で撮影して第2半画面Fcを形成しない内には、図4
(A)の状態に戻すことはできない。
【0037】なお、図4(B)の状態で、第1半画面F
bが形成されていないときは図4(A)の状態に戻すこ
とができる。このときは、CPUはフィルム給送モータ
を正転方向に始動して、第1フォトセンサPAが右隣り
のパーフォレーションP1のみが通過したことを検知す
ることにより、フィルム給送モータを停止させる。
【0038】また、ユーザーは第1半画面Fbと第2半
画面Fcとの画像が接続された状態のプリントを得て、
自分で切り離すことになるが、背景が似たような画像で
あると、その境界線が分かり難い。そこで、第1半画面
Fbと第2半画面Fcとが接続する境界を、二重露光し
て白っぽい境界帯にしたり、未露光の黒い境界帯にした
りして、明瞭にすることが望ましい。二重露光された境
界帯にするためには、遮光板33若しくは遮光板34の
少なくとも何れか一方におけるフィルム給送方向の長さ
を短めに形成すればよいし、未露光の境界帯にするため
には遮光板33若しくは遮光板34の少なくとも何れか
一方におけるフィルム給送方向の長さを長めに形成すれ
ばよい。
【0039】また、フィルムFにおけるパーフォレーシ
ョンP1,P2の位置のバラツキ、第2フォトセンサP
B及び第3フォトセンサPCの位置のバラツキ、及びフ
ィルム給送モータが回転停止するまでの時間のバラツキ
等によって、第1半画面Fbと第2半画面Fcの境界は
1本の線には成り難い。そこで、第2フォトセンサPB
を理論的に設定される位置より僅かに給送方向下流側に
配置するか、若しくは第3フォトセンサPCを理論的に
設定される位置より僅かに給送方向上流側に配置するか
の少なくとも何れか一方を行えば、隣り合う第1半画面
Fbと第2半画面Fcの境界は二重露光された境界帯と
なる。また、第2フォトセンサPBを理論的に設定され
る位置より僅かに給送方向上流側に配置するか、若しく
は第3フォトセンサPCを理論的に設定される位置より
僅かに給送方向下流側に配置するかの少なくとも何れか
一方を行えば、隣り合う第1半画面Fbと第2半画面F
cの境界は未露光の黒い境界帯となる。
【0040】次に、本発明に係わるカメラの主要部の回
路構成を図5のブロック図に基づいて説明する。
【0041】CPU40は後述するフローチャートの如
く各回路や電気部品を制御する。測光回路41は測光窓
3に入射した被写体光により被写体輝度を測定する。測
距回路42は発光窓4から発光し被写体で反射して受光
窓5に入射した赤外光により被写体距離を測定する。レ
ンズ駆動回路43はレンズ駆動モータを有し、レンズ鏡
胴1を沈胴状態から繰り出し、測距回路42の測距結果
によりレンズ鏡胴1をピント位置に繰り出す。給送回路
45はフィルム給送モータを有し、前述の如くフィルム
給送を行う。ストロボ回路46はストロボ光をストロボ
発光窓6から発光する。
【0042】表示部13は図2に示したものと同一であ
り、詳細は後述する。遮光板駆動部47は遮光板モータ
を有し、図3に示した遮光板33と遮光板34とを駆動
する。第1フォトセンサPA、第2フォトセンサPB、
及び第3フォトセンサPCは図4において説明したもの
と同一である。
【0043】クラシックスイッチC−SW、ハイビジョ
ンスイッチH−SW、パノラマスイッチP−SW、半画
面撮影スイッチW−SWはプリントタイプ切換レバー1
2の操作によって逐次切り換わる。メインスイッチスイ
ッチM−SWはメインスイッチレバー14の操作によっ
てオンになる。S1−SWはレリーズボタン7の半押し
でオンになり、S2−SWは更なるレリーズボタン7の
押し込みでオンになる。R−SWは途中巻戻しボタン1
7の押圧操作でオンになる。
【0044】次に、表示部13における表示の一例を図
6に基づいて説明する。図6(A)はメインスイッチレ
バー14を操作する前で、プリントタイプ切換レバー1
2によりC,H若しくはPの何れかに設定したときの図
である。このときは、例えば24コマが撮影済みである
ことを示す撮影コマ数13aのみが表示されている。
【0045】図6(B)は同様にメインスイッチレバー
14を操作する前で、プリントタイプ切換レバー12に
より半画面撮影モードに設定したときの図である。この
ときは、撮影コマ数13aに加えて半画面撮影モードを
示す半画面撮影モード記号13bが表示される。
【0046】図6(C)は同様にメインスイッチレバー
14を操作する前で、プリントタイプ切換レバー12に
より半画面撮影モードに設定し、撮影により第1半画面
Fbのみを形成した後、通常撮影モードに切り換えた
り、巻戻し操作を行ったりしたときの図である。このと
きは、半画面撮影モード記号13bの左半分に黒と白の
反転表示を繰り返し行って警告する。
【0047】図6(D)はメインスイッチレバー14を
操作してメインスイッチM−SWをオンにし、プリント
タイプ切換レバー12によりC,H若しくはPの何れか
に設定したときの図である。このときは、撮影コマ数1
3aに加えて基本的な撮影モードであるAUTO(オー
ト)を示す撮影モード記号13cと、デート撮し込みの
ための日付(例えば、12月25日)13dとを表示す
る。
【0048】なお、撮影モードボタン15を操作する度
に、撮影モード記号13cにおけるAUTOの表示が消
え、ストロボオンモード、ストロボオフモード、ポート
レート夜景モード、赤目低減モード及び露出補正モード
を示す記号が逐次表示される。
【0049】図6(E)はメインスイッチレバー14を
操作してメインスイッチM−SWをオンにし、プリント
タイプ切換レバー12により半画面撮影モードに設定し
たときの図である。このときは、半画面撮影モードを示
す半画面撮影モード記号13bを更に表示する。なお、
これは第1半画面Fb、第2半画面Fcのいずれも撮影
していない状態である。
【0050】図6(F)はプリントタイプ切換レバー1
2により半画面撮影モードに設定し、第1半画面Fbの
みを撮影したときの図である。このときは、半画面撮影
モード記号13bの左半分を黒く表示する。
【0051】図6(G)はプリントタイプ切換レバー1
2により半画面撮影モードを選択し、第1半画面Fbの
みを撮影したときに、プリントタイプ切換レバー12を
操作して通常撮影モードに切り換えたり、巻戻しを行っ
たりしたときの図である。このときは、半画面撮影モー
ド記号13bの左半分に黒と白の反転表示を繰り返し行
って警告する。
【0052】次に、図7乃至図13を参照して本カメラ
の動作を説明する。先ず、図7のフローチャートにおい
て、カメラに電池を投入すると、CPU40を始めとし
て各回路や機構の初期化が行われる(101)。次に、
プリントタイプ切換レバー12が半画面撮影モードに設
定されているか否かを判別する(102)。
【0053】半画面撮影モードに設定されていなけれ
ば、半画面撮影スイッチW−SWはオンでなく(102
のN)、続いてフィルムが装填されてカメラ内にあるか
否かを判別する(103)。
【0054】フィルムが装填されていれば(103の
Y)、半画面撮影モードで露光したか否かを示すフラグ
であるWフラグが0か1かを判別する(104)。Wフ
ラグが0であるということは、未露光であって第1半画
面Fbと第2半画面Fcの双方が形成されていない状態
を示し、Wフラグが1であるということは、露光により
第1半画面Fbのみが形成されていて、第2半画面Fc
が形成されていない状態を示す。Wフラグが0ならば
(104の0)、表示部13に撮影コマ数13aを表示
し(106)、Wフラグが1ならば(104の1)、表
示部13に図6(C)の如き警告表示を行うと共に(1
05)、表示部13に撮影コマ数13aを表示する(1
06)。そして、図8に示す動作フローに移行する。
【0055】半画面撮影スイッチW−SWがオンでなく
(102のN)、フィルムが装填されていなければ(1
03のN)、Wフラグを0にして(107)、表示部1
3の撮影コマ数13aを0に表示して(108)、動作
フロー120に移行する。
【0056】半画面撮影モードに設定されていれば、半
画面撮影スイッチW−SWはオンであり(102の
Y)、続いてフィルムが装填されているか否かを判別す
る(109)。
【0057】フィルムが装填されていなければ(109
のN)、Wフラグを0にして(110)、表示部13に
図6(B)の如き半画面撮影モードであることの表示を
行う(111)。
【0058】フィルムが装填されていれば(109の
Y)、Wフラグが0か1かを判別する(112)。Wフ
ラグが0ならば(112の0)、図6(B)の如くその
まま表示部13に撮影コマ数13aを表示すると共に
(113)、表示部13に半画面撮影モードであること
の表示を行い(111)、図8の動作フローに移行す
る。
【0059】Wフラグが1ならば(112の1)、図6
(C)の如く表示部13に撮影コマ数13aを表示する
と共に(114)、表示部13に警告表示を行い(11
5)、図8の動作フローに移行する。
【0060】次に、図8の動作フローにおいて、途中巻
戻しボタン17を押して巻戻しスイッチR−SWをオン
にすると(121のY)、図13に示す巻戻しフローに
移行して、巻戻しをしてから、ステップ121の前に戻
る。
【0061】巻戻しスイッチR−SWをオンにせず(1
21のN)、メインスイッチレバー14を操作してメイ
ンスイッチM−SWをオンにすれば(122のY)、表
示部13に撮影モード等を表示して撮影状態になったこ
とを表示する(123)。このとき、C,H,Pの何れ
かの通常撮影モードに設定してあるならば、図6(D)
の表示になり、半画面撮影モードに設定してあるなら
ば、図6(E)の表示になる。続いて、撮影レンズを初
期位置に繰り出し(124)、ストロボを充電して(1
25)、半画面撮影モードフロー130に移行する。
【0062】図9の半画面撮影モードフローにおいて、
プリントタイプ切換レバー12を操作して半画面撮影モ
ードからC,H,Pの何れかの通常撮影モードに設定す
る動作を行わず(131のN)、通常撮影モードから半
画面撮影モードに設定する動作も行わなかったときは
(132のN)、半画面撮影モードに設定されているか
否かを判別する(133)。
【0063】半画面撮影モードに設定されていて、半画
面撮影スイッチW−SWがオンならば(133のY)、
Wフラグが0か1かを判別する(134)。Wフラグが
0ならば(134の0)、半画枠になるように図示して
いない遮光板検知手段により遮光板33,34が挿入さ
れているか否かを判別し(135)、遮光板33,34
が挿入されていなければ(135のN)、遮光板33,
34を挿入し(136)、遮光板33,34が挿入され
ていれば(135のY)、そのまま表示部13に図6
(E)の如き第1半画面Fbをこれから撮影する状態で
あることを示す表示を行う(137)。そして、図8の
ステップ161に移行する。
【0064】Wフラグが1ならば(134の1)、表示
部13に図6(F)の如き第2半画面Fcをこれから撮
影する状態であることを示す表示を行う(138)。そ
して、図8のステップ161に移行する。
【0065】半画面撮影モードに設定されていなくて、
半画面撮影スイッチW−SWがオフであり(133の
N)、Wフラグが0ならば(139の0)、図8のステ
ップ161に移行する。また、Wフラグが1ならば(1
39の1)、表示部13に図6(G)の如き警告表示を
行って(140)、ステップ133に移行する。
【0066】プリントタイプ切換レバー12による半画
面撮影モードからC,H,Pの何れかの通常撮影モード
への切り換え操作を行なったときは(131のY)、W
フラグが0か1かを判別し(141)、Wフラグが0な
らば(141の0)、フィルム給送方向の画面の長さの
1/4を巻上げて(142)、遮光板33,34を退避
させ(143)、表示部13に図6(D)の如き撮影状
態であることの表示を行って(144)、図8のステッ
プ161に移行する。Wフラグが1ならば(141の
1)、表示部13に図6(G)の如き警告表示を行って
(145)、ステップ133に移行する。
【0067】プリントタイプ切換レバー12による半画
面撮影モードからC,H,Pの何れかの通常撮影モード
への切り換え操作を行わず(131のN)、通常撮影モ
ードから半画面撮影モードへの切り換え操作を行ったと
きは(132のY)、Wフラグが0か1かを判別する
(146)。Wフラグが1ならば(146の1)、ステ
ップ133に移行する。Wフラグが0ならば(146の
0)、フィルム給送方向の画面の長さの1/4を巻戻し
て(147)、遮光板33,34を挿入し(148)、
表示部13に図6(E)の如き第1半画面Fbをこれか
ら撮影する状態であることを示す表示を行う(14
9)。そして、図8のステップ161に移行する。
【0068】ここで、露光により第1半画面Fbのみが
形成され、第2半画面Fcが形成されていないときに、
プリントタイプ切換レバー12による半画面撮影モード
からC,H,Pの何れかの通常撮影モードへの切り換え
操作を行なったとする。すると、ステップ131のYか
らステップ141の1を経由してステップ145で図6
(G)の如き警告表示を行い、ステップ133のNから
ステップ139の1を経由してステップ140で警告表
示を行う。そして、再びステップ133の前に戻って、
フローのループから抜け出せなくなり、警告表示を続け
ることになる。ループから抜け出すためには、半画面撮
影モードに戻して露光により第2半画面Fcを形成する
必要がある。
【0069】ここで、プリントタイプ切換レバー12を
操作して通常撮影モードから半画面撮影モードに切り換
えたときや、半画面撮影モードから通常撮影モードに切
り換えたときは、確実に切り換えられたことを確認する
ために、切り換えた撮影モードに直ちに設定されず、数
秒後に設定されるようにすることが望ましい。
【0070】続いて、図8において、レリーズボタン7
を半押しして、S1−SWをオンにしたならば(161
のY)、レリーズフロー170に移行する。
【0071】図10のレリーズフローにおいて、測光手
段41で測光を行い(171)、測距手段42で測距を
行った後に(172)、更にレリーズボタン7を押し
て、S2−SWをオンにしたならば(173のY)、測
距結果に基づいて撮影レンズLをピント位置に繰り出
し、測光結果に基づいてシャッタを開閉して撮影を行う
(174)。なお、低輝度であればストロボを発光させ
る。続いて、巻上げフロー180においてフィルム巻上
げを行う。
【0072】ここで、巻上げフローを図11及び図12
に基づいて説明する。先ず、図11において、フィルム
が装填されていなければ(181のN)、元に戻るが、
フィルムが装填されていれば(181のY)、フィルム
給送モータを始動して(182)、フィルムを巻き上げ
る。ここで、半画面撮影スイッチW−SWがオフならば
(183のN)、最終コマであるか否かを判別し(18
4)、最終コマなら(184のY)、巻戻しフロー23
0で巻戻しを行って、ステップ121の前に戻る。最終
コマでなければ(184のN)、第1フォトセンサPA
で2パルスのカウントを行い(185)、フィルム給送
モータを停止する(186)。そして、表示部13の撮
影コマ数13aを1コマ繰り上げて表示して(18
7)、元に戻る。
【0073】半画面撮影スイッチW−SWがオンならば
(183のY)、図12に進み、Wフラグの判定を行い
(191)、Wフラグが0ならば(191の0)、Wフ
ラグを1にして(192)、第3フォトセンサPCで2
パルスのカウントを行い(193)、フィルム給送モー
タを停止する(194)。そして、表示部13に図6
(F)の如き第2半画面Fcをこれから撮影する状態で
あることを示す表示を行って(195)、元に戻る。
【0074】Wフラグが1ならば(191の1)、Wフ
ラグを0にして(196)、最終コマであるか否かを判
別し(197)、最終コマなら(197のY)、巻戻し
フロー230で巻戻しを行って、ステップ121の前に
戻る。最終コマでなければ(197のN)、第2フォト
センサPBで2パルスのカウントを行い(198)、フ
ィルム給送モータを停止する(199)。そして、表示
部13の撮影コマ数13aを1コマ繰り上げて表示して
(200)、表示部13に図6(E)の如き第1半画面
Fbをこれから撮影する状態であることを示す表示を行
って(201)、元に戻る。
【0075】図10に戻って、巻上げフロー180の次
にストロボの充電を行い(211)、図8のステップ1
21の前に戻る。
【0076】図10において、S2−SWがオンでなく
(173のN)、S1−SWがオンのままならば(17
5のY)、ステップ173の前に戻り、S1−SWがオ
フに戻ったならば(175のN)、図8のステップ12
1の前に戻る。
【0077】図8において、S1−SWをオンにしてい
なければ(161のN)、メインスイッチM−SWの状
態を見て(221)、メインスイッチM−SWがオンな
らば(221のN)、ステップ121の前に戻り、メイ
ンスイッチM−SWがオフならば(221のY)、レン
ズ鏡胴1を沈胴する(222)。このとき、Wフラグが
0ならば(223の0)、表示部13から図6(B)の
如く撮影状態を示す表示を消去し(224)、Wフラグ
が1ならば(223の1)、表示部13に図6(C)の
如き警告表示を行う(225)。
【0078】また、図8において、途中巻戻しボタンを
押して巻戻しスイッチR−SWをオンにすると(121
のY)、巻戻しフロー230に移行するが、巻戻しフロ
ー230を図13に基づいて説明する。
【0079】図13において、Wフラグが0ならば(2
31の0)、レンズ鏡胴1の沈胴を行ってから(23
2)、巻戻しを行い(233)、ステップ121の前に
戻る。Wフラグが1ならば(231の1)、表示部13
に図6(G)の如き警告表示を行い(234)、ステッ
プ121の前に戻る。
【0080】以上説明した実施の形態においては、通常
撮影モードのときも半画面撮影モードのときも、画面の
中心が撮影レンズLの光軸に合致するようにし、このた
めに多少複雑なフィルム給送を行った。しかし、半画面
撮影モードのときは半画面の中心が撮影レンズLの光軸
に合致しないようにし、フィルムは通常撮影モードの位
置のままで左半分の画面と右半分の画面とを各々露光す
るようにすれば、半画面撮影モードに設定してもフィル
ム給送は通常撮影モードと同じでよい。
【0081】このような構成にしたときの画枠切換機構
を図14に基づいて説明する。図14において、被写体
光はシャッタ51が開放すると、撮影レンズLによって
フィルムFに露光する。プリントタイプ切換レバー12
をC,H,Pの何れかの通常撮影モードに設定したとき
は、図14(A)の状態であり、画枠52によってフィ
ルムFに27.4mm×15.6mmの画面が形成され
る。なお、フィルムは図14の左右に給送される。
【0082】プリントタイプ切換レバー12をWに切り
換えて半画面撮影モードに設定すると、CPUによって
遮光板モータが駆動され、遮光板54を反時計方向に回
動させ、フィルム給送方向における画枠52の右側に位
置する約1/2の面積を遮光して、図14(B)の状態
になる。ここで、撮影を行うと、画枠52の左側に位置
する約1/2の面積のフィルムが露光されて第1半画面
が形成される。
【0083】次は、フィルムを給送せずに、遮光板54
を時計方向に回動させて退避させ、遮光板53を時計方
向に回動させて、フィルム給送方向における画枠52の
左側に位置する約1/2の面積を遮光して、図14
(C)になる。ここで撮影を行うと、画枠52の右側に
位置する約1/2の面積のフィルムが露光されて第2半
画面が形成される。この後は、通常撮影モードと同等に
フィルム巻上げを行い、上述の作動を繰り返す。通常撮
影モードにするときは、遮光板53,54を退避させ、
図14(A)の状態にすればよい。
【0084】なお、この場合も図14(C)の状態で撮
影が終了しない内は、図14(A)の状態に戻せないよ
うに制御したり、巻戻しができないように制御すること
は可能である。
【0085】また、この場合はフィルムFの給送制御に
は前述の第1フォトセンサPAのみを用い、第2フォト
センサPB及び第3フォトセンサPCは不要である。
【0086】更に、この場合も遮光板53若しくは遮光
板54の少なくとも何れか一方のフィルム給送方向の長
さを短めにして第1半画面と第2半画面との境界線を二
重露光したり、遮光板53若しくは遮光板54の少なく
とも何れか一方のフィルム給送方向の長さを長めにして
第1半画面と第2半画面との境界線を未露光にしたりし
て、境界線を明瞭にすることが望ましい。
【0087】この他に、図3及び図14において、画枠
32,52の近傍に、フィルム給送方向と直交するLE
Dアレイを配設し、第1半画面と第2半画面との境界線
を二重露光するようにしてもよい。
【0088】また、本発明において、フィルムFとして
IX240フィルムを用い、半画面撮影モードに設定し
たときも、露光により形成された画面はHタイプに対応
している。しかし、フィルムに磁気記録するプリントタ
イプはCタイプとなるようにすることが望ましい。しか
し、Hタイプも選択できるカメラにするときは、プリン
トタイプ切換レバーにCタイプとHタイプの二つの半画
面撮影モードを選択できるようにすればよい。
【0089】また、フィルムは必ずしもIX240フィ
ルムに限定されるものではなく、110フィルムや12
6フィルムのように、所定のパーフォレーションに対し
て画面の位置が予め規定されているフィルムならば、ど
のようなフィルムであってもよい。
【0090】最後に「特許請求の範囲」で述べた用語と
「発明の実施の形態」で述べた用語との対応を説明す
る。
【0091】画枠切換手段はプリントタイプ切換レバー
12、遮光板駆動部47、遮光板33,34,53,5
4に相当する。
【0092】
【発明の効果】請求項1〜3,9に記載のカメラによれ
ば、簡単な構成で約半分の画面サイズのプリントを得る
ことができる。
【0093】請求項4,6,8,9に記載のカメラによ
れば、隣り合う二つの半画面の境界が二重露光の線とな
るので、境界線が明瞭になる。
【0094】請求項5,7,9に記載のカメラによれ
ば、隣り合う二つの半画面の境界が未露光の線、即ちプ
リントでは黒い線となるので、境界線が明瞭になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カメラを前方から見た斜視図である。
【図2】カメラを後方から見た斜視図である。
【図3】画枠切換機構の横断面図である。
【図4】フィルム給送の説明図である。
【図5】主要部の回路のブロック図である。
【図6】表示部の表示の一例である。
【図7】スタートから動作フローに至るフローチャート
である。
【図8】動作フローのフローチャートである。
【図9】半画面撮影モードフローのフローチャートであ
る。
【図10】レリーズフローのフローチャートである。
【図11】巻上げフローのフローチャートである。
【図12】巻上げフローのフローチャートである。
【図13】巻戻しフローのフローチャートである。
【図14】他の形態の画枠切換機構の横断面図である。
【符号の説明】
F フィルム Fa 画面 Fb 第1半画面 Fc 第2半画面 P1,P2 パーフォレーション L 撮影レンズ PA 第1フォトセンサ PB 第2フォトセンサ PC 第3フォトセンサ W−SW 半画面撮影スイッチ 12 プリントタイプ切換レバー 13 表示部 32,52 画枠 33,34,53,54 遮光板 40 CPU 45 給送回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木林 宏至 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2H020 MA07 MC11 MC15 MC22 MC68 MC77 MC96 MD07 MD12 2H103 AA31 BB04 CA04 CA18 ZA00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のパーフォレーションに対して画面
    の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
    おいて、前記画面を形成する画枠より小さい画枠に切り
    換える画枠切換手段を設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 所定のパーフォレーションに対して画面
    の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
    おいて、前記画面を形成する画枠における前記フィルム
    の給送方向の両端を各々約1/4の面積で遮光して、前
    記画枠に対して約1/2の面積の半画枠に切り換え可能
    な画枠切換手段を設けたことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 所定のパーフォレーションに対して画面
    の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
    おいて、前記画面を形成する画枠の略中央から前記フィ
    ルムの給送方向における一方の約1/2の面積を遮光す
    ることと、他方の約1/2の面積を遮光することとを交
    互に行う画枠切換手段を設けたことを特徴とするカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 所定のパーフォレーションに対して画面
    の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
    おいて、2回の露光により前記画面の略中央から給送方
    向下流側約1/2の面積の第1半画面と給送方向上流側
    約1/2の面積の第2半画面とを形成可能に構成し、前
    記第1半画面と前記第2半画面との境界を二重露光され
    た境界帯とすることを特徴とするカメラ。
  5. 【請求項5】 所定のパーフォレーションに対して画面
    の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
    おいて、2回の露光により前記画面の略中央から給送方
    向下流側約1/2の面積の第1半画面と給送方向上流側
    約1/2の面積の第2半画面とを形成可能に構成し、前
    記第1半画面と前記第2半画面との境界を未露光の境界
    帯とすることを特徴とするカメラ。
  6. 【請求項6】 所定のパーフォレーションに対して画面
    の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
    おいて、前記画面を形成する画枠における前記フィルム
    の給送方向の一端を遮光する第1の遮光板と、前記画枠
    における前記フィルムの給送方向の他端を遮光する第2
    の遮光板とにより前記画枠に対し約1/2の面積の半画
    枠に切り換えたとき、2回の露光により前記画面の略中
    央から給送方向下流側約1/2の面積の第1半画面と給
    送方向上流側約1/2の面積の第2半画面とを形成可能
    に構成し、前記第1の遮光板若しくは前記第2の遮光板
    の少なくとも何れか一方を前記フィルムの給送方向にお
    いて短めに形成することにより、前記第1半画面と前記
    第2半画面との境界を二重露光された境界帯とすること
    を特徴とするカメラ。
  7. 【請求項7】 所定のパーフォレーションに対して画面
    の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
    おいて、前記画面を形成する画枠における前記フィルム
    の給送方向の一端を遮光する第1の遮光板と、前記画枠
    における前記フィルムの給送方向の他端を遮光する第2
    の遮光板とにより前記画枠に対し約1/2の面積の半画
    枠に切り換えたとき、2回の露光により前記画面の略中
    央から給送方向下流側約1/2の面積の第1半画面と給
    送方向上流側約1/2の面積の第2半画面とを形成可能
    に構成し、前記第1の遮光板若しくは前記第2の遮光板
    の少なくとも何れか一方を前記フィルムの給送方向にお
    いて長めに形成することにより、前記第1半画面と前記
    第2半画面との境界を未露光の境界帯とすることを特徴
    とするカメラ。
  8. 【請求項8】 所定のパーフォレーションに対して画面
    の位置が予め規定されているフィルムを用いるカメラに
    おいて、前記画面を形成する画枠における前記フィルム
    の給送方向の一端を遮光する第1の遮光板と、前記画枠
    における前記フィルムの給送方向の他端を遮光する第2
    の遮光板とにより前記画枠に対し約1/2の面積の半画
    枠に切り換えたとき、2回の露光により前記画面の略中
    央から給送方向下流側約1/2の面積の第1半画面と給
    送方向上流側約1/2の面積の第2半画面とを形成可能
    に構成し、前記画枠の近傍にて前記フィルムの給送方向
    と直交する方向に配設したLEDアレイの点灯により前
    記第1半画面と前記第2半画面との境界を二重露光され
    た境界帯とすることを特徴とするカメラ。
  9. 【請求項9】 前記フィルムはIX240フィルムであ
    ることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の
    カメラ。
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