JPH08328068A - 連続シーン撮影機能付カメラ - Google Patents

連続シーン撮影機能付カメラ

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Publication number
JPH08328068A
JPH08328068A JP7156711A JP15671195A JPH08328068A JP H08328068 A JPH08328068 A JP H08328068A JP 7156711 A JP7156711 A JP 7156711A JP 15671195 A JP15671195 A JP 15671195A JP H08328068 A JPH08328068 A JP H08328068A
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JP
Japan
Prior art keywords
mode
continuous scene
switch
photographing
shooting
Prior art date
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JP7156711A
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English (en)
Inventor
Osamu Harada
修 原田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続シーン撮影モードの解除を忘れたとして
も、意図しない色合いで写真が出来上がってしまうとい
ったことを防止する。 【構成】 連続シーン撮影モードが設定されている際
に、少なくとも1駒の撮影が終了した後において、該モ
ード時には使用されることの無い操作部材、例えばズー
ムスイッチ205,画面サイズ切換スイッチ215,ス
トロボモードスイッチ等が操作された事を検知した場合
には、解除手段201により該モードを自動的に解除
し、撮影駒に対して該モードによる撮影である事を示す
情報の記録が行われないようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続シーン撮影モード
を設定するモード設定手段を備えた連続シーン撮影機能
付カメラの改良に関するものである。
【0002】ここで、上記連続シーン撮影モードとは、
動体被写体の連続写真や、風景などの静止被写体のつな
ぎパノラマ写真撮影(例えばカメラをパンニングしなが
ら複数回の撮影を行い、プリント後につなぎ合わせるこ
とによりあたかもパノラマ撮影を行ったかの状態を形成
する撮影手法)を容易ならしめるモードをいう。
【0003】
【従来の技術】近年、撮影時にフィルム上に該撮影に関
する情報を磁気的或は光学的に記録しておき、現像所に
おいて、現像されたフィルムをプリントする際に前記諸
情報を用いて各種の補正を行い、より高画質なプリント
写真をカメラユーザーに提供していくといったシステム
が確立しつつある。
【0004】また、レーシングカーなどの動体被写体の
連続写真や、風景などの静止被写体のつなぎパノラマ写
真撮影を容易ならしめる連続シーン撮影モードを具備し
たカメラはよく知られているが、この種のカメラにおい
ても、該連続シーン撮影モードの情報をフィルムに磁気
的に或は光学的に記録することで、プリント時に輝度ム
ラ等の補正を可能にするようにしている。なお、前記情
報の磁気記録に関する技術については、米国特許第50
27140号等において既に知られている。
【0005】ここで、前記連続シーン撮影モードにおけ
るカメラの動作について、図4を用いて簡単に説明す
る。
【0006】レリーズ前に連続シーン撮影モードであれ
ば(ステップ#401)、マイクロコンピュータ内の記
憶手段に該モードの情報を撮影情報として記憶し(ステ
ップ#402)、その後レリーズボタンの第1ストロー
クによりスイッチSW1がONすると(ステップ#40
3)、測光及び測距動作を行う(ステップ#404,#
405)。次いで、レリーズボタンの第2ストロークに
よりスイッチSW2がONすると(ステップ#40
6)、レンズセット,撮影フィルムの露光,撮影フィル
ムの1駒巻上げと撮影情報の磁気記憶の動作を行う(ス
テップ#407,#408,#409)。
【0007】以上の動作が終了すると、前記スイッチS
W1の状態検知のステップ#401へ戻り、該スイッチ
SW1のONが継続されていれば、前述のステップ#4
03〜#409までの動作を断続して行うものである。
【0008】このような条件における撮影済フィルム
は、現像所において現像されたフィルムをプリントする
際に、該フィルムに書込まれた撮影情報を基に、連続シ
ーン撮影モードで撮られた写真については均一された明
るさ,色合いになるよう補正が行われる。よって、プリ
ント後にこれらの写真をつなぎ合わせることにより、あ
たかもパノラマ撮影を行ったかの様な綺麗な擬似パノラ
マ写真を得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記連
続シーン撮影モードはモードスイッチにより設定及び解
除が可能であることから、例えば前記連続シーン撮影モ
ードを設定してつなぎパノラマの風景写真を撮影した後
に、該モードの解除を忘れて別の被写体を撮影した際に
は、該撮影駒には連続シーン撮影モードで撮影されたと
いう撮影情報がフィルムに記録され、現像所において前
記風景写真と同じ明るさ,色合いに補正されていまい、
ユーザーが満足する適正な写真を得ることができなくな
るといった問題を有していた。
【0010】(発明の目的)本発明の目的は、連続シー
ン撮影モードの解除を忘れたとしても、意図しない色合
いで写真が出来上がってしまうといったことを防止する
ことのできる連続シーン撮影機能付カメラを提供するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1〜8記載の本発明は、連続シーン撮影モー
ドを設定するモード設定手段と、連続シーン撮影モード
による撮影駒に対し、該モードによる撮影である事を示
す情報を記録する記録手段と、連続シーン撮影モードが
設定されている際に、少なくとも1駒の撮影が終了した
後において、該モード時には使用されることの無い操作
部材が操作された事を検知した場合には、該モードを自
動的に解除する解除手段とを設け、連続シーン撮影モー
ドが設定されている際に、少なくとも1駒の撮影が終了
した後において、該モード時には使用されることの無い
操作部材、例えばズームスイッチ,画面サイズ切換スイ
ッチ,ストロボモードスイッチ等が操作された事を検知
した場合には、該モードを自動的に解除し、撮影駒に対
して該モードによる撮影である事を示す情報の記録が行
われないようにしている。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例における連続
シーン撮影機能付カメラの概略構成を示すブロック図で
ある。
【0014】図1において、201はカメラの各種動作
を制御するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記
す)、202は直流電源を供給する電池、203はレリ
ーズ釦であり、測距情報,測光情報を得る為の第1スト
ロークスイッチ(以下、スイッチSW1と記す)と、露
光を開始する為の第2ストロークスイッチ(以下、スイ
ッチSW2)から構成される。204は連続シーン撮影
モードの設定,非設定の切換えを行う為の連続シーン撮
影モードスイッチであり、該スイッチ204が押される
とマイコン201にON信号が入力され、後述する表示
装置206に前記連続シーン撮影モードが設定されてい
る事が表示される。205は後述する鏡筒ブロックの撮
影倍率を変倍する為のズームスイッチであり、該ズーム
スイッチ205は広角及び望遠方向に撮影倍率を変倍で
きるよう二つのスイッチから構成されている。206は
液晶表示器等より成り、撮影フィルムの残量や撮影モー
ド,日時などを表示する表示装置である。
【0015】207は上記スイッチSW1がONの時に
被写体の輝度を不図示のAEセンサにより測定し、該結
果を基に測光演算する測光回路であり、208は前記ス
イッチSW1がONの時にカメラから被写体までの距離
を不図示のAFセンサにより測定し、該結果を基に測距
演算する測距回路であり、これらの演算結果はマイコン
201に入力され、各々露出,ピントの制御に供され
る。209は磁気記憶部を具備したフィルム、210は
前記フィルム209の巻上げ,巻戻しをする為の給送モ
ータ、211はマイコン201からの制御信号を受けて
前記給送モータ210を駆動する給送駆動回路である。
【0016】212は選択される画面サイズモードに応
じた視野枠に切換えることのできるファインダブロッ
ク、213は画面サイズモードに応じてフィルム209
をマスクする為のマスク部材、214は後述する画面サ
イズ切換スイッチ215の状態により前記ファインダブ
ロック212及びマスク部材213を介して画面サイズ
の制御を行う画角切換制御部である。215は撮影画面
サイズをパノラマサイズ又は普通のサイズに切換える為
の画面サイズ切換スイッチであり、該スイッチはマイコ
ン201にパノラマモードのON,OFF情報を入力す
るとともに、前記画角切換制御部214とは機械的に連
動する構造になっている。
【0017】216はシャッタ、217はマイコン20
1から出力された情報に応じて前記シャッタ216の開
閉を行うシャッタ駆動回路、218は撮影レンズやズー
ミング部材から構成される鏡筒ユニット、219はマイ
コン201から出力された情報に応じて撮影倍率を制御
する為のズーム駆動回路、220はマイコン201から
出力された情報に応じて撮影レンズの繰り出しを制御す
る為のレンズ駆動回路である。221はフィルム209
にマイコン201でコード化されている撮影情報を磁気
記録する為の磁気ヘッドであり、該記録はレリーズ後の
フィルム巻上げ時に行われる。
【0018】次に、上記構成におけるカメラの動作につ
いて、図2のフローチャートに従って説明する。
【0019】まず、ステップ#101においては、連続
シーン撮影モードであるかそうでないかを判別し、連続
シーン撮影モードスイッチ204により前記モードが設
定されていなければ、通常モードでの撮影であるからス
テップ#106のスイッチSW1のON待機状態に移行
する。また、前記連続シーン撮影モードスイッチ204
により連続シーン撮影モードが設定されていれば、ステ
ップ#102へ進む。
【0020】ステップ#102においては、連続シーン
撮影モードによる撮影回数の判定を行う。なお、この撮
影回数は、連続シーン撮影モードスイッチ204により
連続シーン撮影モードが設定されたときに、マイコン2
01内にある不図示の記憶手段に初期値“0”として記
憶される。上記の判定の結果、撮影回数が”0”である
ときは、連続シーン撮影モードスイッチ204によりモ
ード設定状態にしてから該モードでの撮影が1回も行わ
れていないので、該モードの自動解除をする必要がない
ことから、ステップ#115へ移行し、これから撮影す
るモードは連続シーンであることをマイコン201内の
不図示の記憶手段に撮影情報として記憶する。そして、
ステップ#106のスイッチSW1のON待機状態に進
む。
【0021】一方、前記ステップ#102において撮影
回数が”0”でないと判定した場合にはステップ#10
3へ進み、ここでズームスイッチ205のON,OFF
状態の判定を行う。この結果、ズームスイッチ205が
ONされていたときはステップ#103からステップ#
104へ進み、ここで連続シーン撮影モードを解除す
る。そして、次のステップ#105において、マイコン
内の不図示の記憶手段内の撮影情報をクリアする。そし
て、ステップ#106のスイッチSW1のON待機状態
に進む。
【0022】ここで、上記ズームスイッチ205がON
されていた時に、前述した様に連続シーン撮影モードを
解除し、マイコン内の不図示の記憶手段内の撮影情報を
クリアするのは、撮影モードが連続シーン撮影モードで
ある時には操作しないと考えられる部材が操作された場
合は該モードでの撮影は終了したものと判定し、自動的
に前記モードを解除する為であり、第1の実施例では該
ズームスイッチ205が、連続シーン撮影モードである
時には操作しないと考えられる部材として想定している
からである。
【0023】また、ズームスイッチ205がOFFであ
った場合には、連続シーン撮影モードの自動解除をする
必要がないことから、前述したステップ#115へ移行
し、これから撮影するモードは連続シーンであることを
マイコン201内の不図示の記憶手段に撮影情報として
記憶する。そして、ステップ#106のスイッチSW1
のON待機状態に進む。
【0024】又、撮影モードが一旦連続シーンであると
してステップ#115で撮影情報を記憶した後、後述す
る様にステップ#106においてスイッチSW1がON
されない場合は、ステップ#101に戻り、以下同様の
ステップが繰り返されるが、この際に今度はズームスイ
ッチがONされた場合(ステップ#115→#106→
#101→#102→#103)、連続シーン撮影モー
ドが解除されたことになるとして、前述と同様にステッ
プ#105においてマイコン内の不図示の記憶手段内の
撮影情報をクリアすることになる。
【0025】ステップ#106においては、スイッチS
W1のON,OFFを判定し、該スイッチSW1がOF
Fの場合は次のステップには進まずにステップ#101
に戻り、ONの場合は次のステップ107へ進む。そし
て、このステップ#107において、測光回路208を
駆動して被写体の輝度情報(測光情報)を得、次のステ
ップ#108において、測距回路208を駆動して被写
体距離情報(測距情報)を得る。
【0026】次のステップ#109においては、スイッ
チSW2のON,OFFを判定し、該スイッチSW2が
OFFの場合は次のステップには進まずにステップ#1
01に戻り、同様の動作を繰り返す。また、ONの場合
は次のステップ110へ進む。そして、このステップ#
110においては、上記ステップ#108にて得た測距
情報に基づいてレンズ駆動回路220を介して撮影レン
ズを被写体距離に相当した位置へセットする。続くステ
ップ#111においては、上記ステップ#107にて得
た測光情報に基づいてシャッタ駆動回路217を駆動
し、シャッタ216の開閉制御を行い、フィルム209
へ適性露光を行う。
【0027】次のステップ#112においては、給送駆
動回路211を介して給送モータ221を駆動し、撮影
フィルムの1駒分の巻上げを行いながら、マイコン20
1からの撮影情報を磁気ヘッド221を介して撮影フィ
ルム209に記憶する。
【0028】撮影フィルム巻上げ後はステップ#113
へ進み、連続シーン撮影モードであるか否かを判定し、
そうでなければステップ#101へ戻るが、そうであっ
た場合にはステップ#114へ進み、該連続シーン撮影
モードにおける撮影回数を「1」加算し、該撮影回数を
マイコン201内にある不図示の記憶手段に記憶する。
そして、スイッチSW1のONが継続されたままであれ
ば、ステップ#106〜114を繰返し行う。これによ
り、連続シーンの撮影がなされ、かつ、この際の各撮影
フィルム209上には撮影情報が記録されることにな
る。
【0029】以上により、一連の動作が終了する。
【0030】この第1の実施例によれば、連続シーン撮
影モードにおいて、1駒以上の写真を撮影した場合、該
モード中には操作しないズームスイッチ205がONさ
れたときは連続シーン撮影は終了したものと判別して自
動的に該モードを解除するようにしている為、連続シー
ン撮影モードの解除を忘れとしても、撮影フィルムに撮
影情報が記録されてしまい、意図しない写真が出来上が
るといった不都合を回避することができる。更に、モー
ド解除忘れにより誤って連写することも無くすことがで
きる。
【0031】(第2の実施例)上記第1の実施例では、
連続シーン撮影モードを自動的に解除する手段として、
ズームスイッチを用いたが、この第2の実施例では、ズ
ームスイッチ同様連続シーン撮影モード中には操作しな
い、画面サイズ切換スイッチを用いた場合について説明
する。
【0032】図3は本発明の第2の実施例における連続
シーン撮影機能付カメラの動作を示すローチャートであ
る。なお、該カメラの回路構成は図1と同様であるの
で、ここでは省略する。
【0033】まず、ステップ#301においては、連続
シーン撮影モードであるかそうでないかを判別し、連続
シーン撮影モードスイッチ204により前記モードが設
定されていなければ、通常モードでの撮影であるからス
テップ#306のスイッチSW1のONN待機状態に移
行する。また、前記連続シーン撮影モードスイッチ20
4により連続シーン撮影モードが設定されていれば、ス
テップ#302へ進む。
【0034】ステップ#302においては、連続シーン
撮影モードによる撮影回数の判定を行う。なお、この撮
影回数は、連続シーン撮影モードスイッチ204により
連続シーン撮影モードが設定されたときに、マイコン2
01内にある不図示の記憶手段に初期値“0”として記
憶される。上記の判定の結果、撮影回数が”0”である
ときは、連続シーン撮影モードスイッチ204によりモ
ード設定状態にしてから該モードでの撮影が1回も行わ
れていないので、該モードの自動解除をする必要がない
ことから、ステップ#315へ移行し、これから撮影す
るモードは連続シーンであることをマイコン201内の
不図示の記憶手段に撮影情報として記憶する。そして、
ステップ#306のスイッチSW1のON待機状態に進
む。
【0035】一方、前記ステップ#302において撮影
回数が”0”でないと判定した場合にはステップ#30
3へ進み、ここで画面サイズ切換スイッチ215のO
N,OFF状態の判定を行う。この結果、画面サイズ切
換スイッチ215がONされていたときはステップ#3
03からステップ#304へ進み、ここで連続シーン撮
影モードを解除する。そして、次のステップ#305に
おいて、マイコン内の不図示の記憶手段内の撮影情報を
クリアする。そして、ステップ#306のスイッチSW
1のON待機状態に進む。
【0036】ここで、上記画面サイズ切換スイッチ21
5がONされていた時に、連続シーン撮影モードを解除
し、マイコン内の不図示の記憶手段内の撮影情報をクリ
アするのは、撮影モードが連続シーン撮影モードである
時には操作しないと考えられる部材が操作された場合
は、該モードでの撮影は終了したものと判定し、自動的
に前記モードを解除する為であり、前述した様にこの第
2の実施例では該画面サイズ切換スイッチ215が、連
続シーン撮影モードである時には操作しないと考えられ
る部材として想定しているからである。
【0037】また、画面サイズ切換スイッチ215がO
FFであった場合には、連続シーン撮影モードの自動解
除をする必要がないことから、前述したステップ#31
5へ移行し、これから撮影するモードは連続シーンであ
ることをマイコン201内の不図示の記憶手段に撮影情
報として記憶する。そして、ステップ#306のスイッ
チSW1のON待機状態に進む。
【0038】又、撮影モードが一旦連続シーンであると
してステップ#315で撮影情報を記憶した後、後述す
る様にステップ#306においてスイッチSW1がON
されない場合は、ステップ#301に戻り、以下同様の
ステップが繰り返されるが、この際に今度はズームスイ
ッチがONされた場合(ステップ#315→#306→
#301→#302→#303)、連続シーン撮影モー
ドが解除されたことになるとして、前述と同様にステッ
プ#305においてマイコン内の不図示の記憶手段内の
撮影情報をクリアすることになる。
【0039】ステップ#306においては、スイッチS
W1のON,OFFを判定し、該スイッチSW1がOF
Fの場合は次のステップには進まずにステップ#301
に戻り、ONの場合は次のステップ107へ進む。そし
て、このステップ#307において、測光回路208を
駆動して被写体の輝度情報(測光情報)を得、次のステ
ップ#308において、測距回路208を駆動して被写
体距離情報(測距情報)を得る。
【0040】次のステップ#309においては、スイッ
チSW2のON,OFFを判定し、該スイッチSW2が
OFFの場合は次のステップには進まずにステップ#3
01に戻り、同様の動作を繰り返す。また、ONの場合
は次のステップ110へ進む。そして、このステップ#
310においては、上記ステップ#308にて得た測距
情報に基づいてレンズ駆動回路220を介して撮影レン
ズを被写体距離に相当した位置へセットする。続くステ
ップ#311においては、上記ステップ#307にて得
た測光情報に基づいてシャッタ駆動回路217を駆動
し、シャッタ216の開閉制御を行い、フィルム209
へ適性露光を行う。
【0041】次のステップ#312においては、給送駆
動回路211を介して給送モータ221を駆動し、撮影
フィルムの1駒分の巻上げを行いながら、マイコン20
1からの撮影情報を磁気ヘッド221を介して撮影フィ
ルム209に記憶する。
【0042】撮影フィルム巻上げ後はステップ#313
へ進み、連続シーン撮影モードであるか否かを判定し、
そうでなければステップ#301へ戻るが、そうであっ
た場合にはステップ#314へ進み、該連続シーン撮影
モードにおける撮影回数を「1」加算し、該撮影回数を
マイコン201内にある不図示の記憶手段に記憶する。
そして、スイッチSW1のONが継続されたままであれ
ば、ステップ#306〜114を繰返し行う。これによ
り、連続シーンの撮影がなされ、かつ、この際の各撮影
フィルム209上には撮影情報が記録されることにな
る。
【0043】以上により、一連の動作が終了する。
【0044】この第2の実施例によれば、連続シーン撮
影モードにおいて、1駒以上の写真を撮影した場合、該
モード中には操作しない画面サイズ切換スイッチ215
がONされたときは連続シーン撮影は終了したものと判
別して自動的に該モードを解除する様にしている為、連
続シーン撮影モードの解除を忘れたとしても、撮影フィ
ルムに撮影情報が記録されてしまい、意図しない写真が
出来上がるといった不都合を回避することができる。更
に、モード解除忘れにより誤って連写することも無くす
ことができる。
【0045】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、マイクロコンピュータ201が本発明の解除手段に
相当し、磁気ヘッド221が本発明の記録手段に相当
し、連続シーン撮影モードスイッチ204が本発明のモ
ード設定手段に相当する。
【0046】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0047】(変形例)上記第1及び第2の実施例で
は、連続シーン撮影モードを自動的に解除する操作部材
として、ズームスイッチあるいは画面サイズ切換スイッ
チのいずれかを例にしていたが、これらの何れかがON
された場合に連続シーン撮影モードを自動的に解除する
様にしてもよい。
【0048】また、連続シーン撮影モードを自動的に解
除する操作部材としては上記のズームスイッチや画面サ
イズ切換スイッチに限定されるものではなく、ストロボ
モードスイッチや赤目緩和スイッチ,キャプションモー
ドスイッチ等の各種モードスイッチであってもよい。
【0049】又、本発明は、撮影情報が記録できるもの
であれば、光学的(LED等により写し込む)等の方法
であっても適用できるものである。
【0050】更に、本発明は、一眼レフカメラ,レンズ
シャッタカメラ等のカメラに適用できるものである。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連続シーン撮影モードが設定されている際に、少なくと
も1駒の撮影が終了した後において、該モード時には使
用されることの無い操作部材、例えばスームスイッチ,
画面サイズ切換スイッチ,ストロボモードスイッチ等が
操作された事を検知した場合には、該モードを自動的に
解除し、撮影駒に対して該モードによる撮影である事を
示す情報の記録が行われないようにしている。
【0052】よって、連続シーン撮影モードの解除を忘
れたとしても、意図しない色合いで写真が出来上がって
しまうといったことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における連続シーン撮影
機能付カメラの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1のカメラの動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の第1の実施例における連続シーン撮影
機能付カメラの動作を示すフローチャートである。
【図4】従来の連続シーン撮影機能付カメラの動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
201 マイクロコンピュータ 203 レリーズ釦 204 連続シーン撮影モードスイッチ 205 ズームスイッチ 215 画面サイズ切換スイッチ 221 磁気ヘッド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続シーン撮影モードを設定するモード
    設定手段と、連続シーン撮影モードによる撮影駒に対
    し、該モードによる撮影である事を示す情報を記録する
    記録手段とを備えた連続シーン撮影機能付カメラにおい
    て、前記連続シーン撮影モードが設定されている際に、
    少なくとも1駒の撮影が終了した後において、該モード
    時には使用されることの無い操作部材が操作された事を
    検知した場合には、該モードを自動的に解除する解除手
    段を設けたことを特徴とする連続シーン撮影機能付カメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 連続シーン撮影モード時に使用されるこ
    との無い操作部材は、ズームスイッチであることを特徴
    とする請求項1記載の連続シーン撮影機能付カメラ。
  3. 【請求項3】 連続シーン撮影モード時に使用されるこ
    との無い操作部材は、画面サイズ切換スイッチであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の連続シーン撮影機能付カ
    メラ。
  4. 【請求項4】 連続シーン撮影モード時に使用されるこ
    との無い操作部材は、ストロボモードスイッチであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の連続シーン撮影機能付カ
    メラ。
  5. 【請求項5】 連続シーン撮影モード時に使用されるこ
    との無い操作部材は、赤目緩和スイッチであることを特
    徴とする請求項1記載の連続シーン撮影機能付カメラ。
  6. 【請求項6】 連続シーン撮影モード時に使用されるこ
    との無い操作部材は、キャプションモードスイッチであ
    ることを特徴とする請求項1記載の連続シーン撮影機能
    付カメラ。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、フィルムに具備された
    磁気記憶部へ磁気的に情報を記録する手段であることを
    特徴とする請求項1記載の連続シーン撮影機能付カメ
    ラ。
  8. 【請求項8】 前記記録手段は、フィルム面に光学的に
    情報を記録する手段であることを特徴とする請求項1記
    載の連続シーン撮影機能付カメラ。
JP7156711A 1995-06-01 1995-06-01 連続シーン撮影機能付カメラ Pending JPH08328068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7156711A JPH08328068A (ja) 1995-06-01 1995-06-01 連続シーン撮影機能付カメラ

Applications Claiming Priority (1)

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JP7156711A JPH08328068A (ja) 1995-06-01 1995-06-01 連続シーン撮影機能付カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7671905B2 (en) 1998-02-18 2010-03-02 Casio Computer Co., Ltd. Image processing apparatus and method for image processing relevant images

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