JP2001056493A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001056493A
JP2001056493A JP11232749A JP23274999A JP2001056493A JP 2001056493 A JP2001056493 A JP 2001056493A JP 11232749 A JP11232749 A JP 11232749A JP 23274999 A JP23274999 A JP 23274999A JP 2001056493 A JP2001056493 A JP 2001056493A
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JP
Japan
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film
camera
exposure
mode
recording medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP11232749A
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English (en)
Inventor
Tsuyako Matsushita
艶子 松下
Masanaga Nakamura
正永 中村
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用する記録媒体、例えばフィルムの種類に
よって、それに応じた適切な撮影を行なうことができる
カメラを提供することを目的とする。 【解決手段】 判別手段によって判別された記録媒体の
種類に応じて、撮影効果に影響を与える制御因子を変更
し、この制御因子に基づいて撮影動作を実行するという
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、 例えば日付等
の情報をフィルム面上に写し込む機能を備えたカメラや
露出補正機構を備えたカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 上述したようなカメラ、すなわち日
付等の情報をフィルム面上に写し込む機能を備えたカメ
ラが一般的に知られている。このようなカメラでは日付
等の情報をフィルム面上に写し込むか否か、あるいは日
付を写し込むか時刻を写し込むかを撮影者が任意に選択
することができる。
【0003】 また、露出補正機構を有するカメラも
今や一般的である。露出補正機構は画面の濃さを作画意
図に合うように露出レベルを意図的に制御するものであ
る。例えば、±2EV程度の範囲で1/3ステップ刻み
の露出変化を与えることができる。この段階的な露出変
化を複数のフィルムコマに対して与えるものをブラケッ
ティング撮影(段階露光)という。とくにリバーサルフ
ィルムを使っての撮影時は、ほんのわずかな露出値の違
いで写真の仕上がり結果が大きく左右されるので、この
ブラケッティング撮影は効果的である。
【0004】 さらに、電子スチルカメラでは、CC
Dなどの撮像素子により撮影した画像データをいったん
バッファーメモリに取り込んで記憶し、画像データの圧
縮後にフラッシュメモリなどの取り外し可能な記録媒体
に圧縮した画像データを記録している。画像データの圧
縮率は選択される画質モードによって異なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、撮
影者が一度日付等の情報を写し込むように設定したか否
かは、例えばカメラ背面等に設けられるデータバックの
表示を撮影のたびにわざわざ確認しなければならない。
また、撮影者は記録媒体の一種であるフィルムにおい
て、特にリバーサルフィルムでは、作画状態を重視する
撮影であるにも関わらず、誤ってデータを印字してしま
った際には、撮影の後になってこれを取り除くことはで
きない、あるいは取り除くことができたとしても、その
作業は容易ではないという不都合を生じていた。さら
に、データの写し込みを行なったとしても、撮影条件
(例えば被写界の明るさなど)によってはこれが見えに
くいなどの問題を生ずることもある。
【0006】 露出補正機構は露出レベルを意図的に
制御することができるが、どれくらいの露出変化を与え
れば作画意図に見合った画面の濃さが得られるかは経験
によるものであって、これが初心者にとって決して容易
なことではない。とくにリバーサルフィルムを使っての
撮影時はブラケッティング撮影が効果的であるけれど
も、ブラケッティング撮影を行なうか否かは撮影者の意
志に委ねられており、ともすればリバーサルフィルムで
あるにも関わらずブラケッティング撮影を忘れてしま
い、露出ミスを生ずるということもあり得る。さらにリ
バーサルフィルムのみならず、ネガフィルムを使用する
撮影者の多くは、単純な操作方法のミス等によって、失
敗写真を多く発生させてしまうという問題点もあった。
【0007】 一方、電子スチルカメラでは、記録媒
体の記憶容量に見合った、画像データの圧縮率を選択し
なければ容量不足となり画像データの記録を失敗してし
まう。かといって、記録媒体の記憶容量を撮影者がその
都度、確認して適切な圧縮率を選択するのは煩わしく、
その結果シャッタチャンスを逃してしまうといった事態
を生じかねない。
【0008】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、使用する記録媒体、例えばフィルムの種
類、あるいは記録媒体の容量に応じた適切な撮影を行な
うことができるカメラを提供することを目的とする。さ
らに、本発明の別の目的は、測光結果に応じた適切なデ
ータ写し込みを行なうことができるカメラを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、判別手段によって判別された記録媒体の種類に応じ
て、撮影効果に影響を与える制御因子を変更し、この制
御因子に基づいて撮影動作を実行するというものであ
る。請求項2に記載の発明は、フィルムがリバーサルフ
ィルムであることが判別されたときは、写込手段による
情報の写し込み動作を変更するというものである。
【0010】請求項3に記載の発明は、フィルムがリバ
ーサルフィルムであることが判別されたときは、写込手
段による情報の写し込み動作を警告あるいは禁止すると
いうものである。請求項4に記載の発明は、写し込み動
作を行なわせる写し込みモードが選択されているとき
に、フィルムがリバーサルフィルムであることが判別さ
れたときは、写し込みモードを自動的に解除するという
ものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、写し込み動作を
行なわせる写し込みモードが選択され、かつフィルムが
リバーサルフィルムであることが判別されたときであっ
ても、セルフタイマあるいはリモコンモードが選択され
ているときは、写し込みモードを保持するというもので
ある。請求項6に記載の発明は、フィルムがリバーサル
フィルムであることが判別されたときは、写込手段によ
る情報の写し込みを、フィルム面上の撮影画面外に行な
わせるというものである。
【0012】請求項7に記載の発明は、判別手段によっ
て判別されたフィルムの種類に応じて、露出補正手段に
よって加えることのできる露出補正幅を制限するという
ものである。請求項8に記載の発明は、フィルムがネガ
フィルムであることが判別手段によって判別されたとき
は、露出補正手段によって加えることのできる露出補正
幅を第一の補正幅に制限するというものである。
【0013】請求項9に記載の発明は、フィルムがリバ
ーサルフィルムであることが判別手段によって判別され
たときは、露出補正手段によって加えることのできる露
出時のステップ幅を、第一の補正幅よりも狭い第二の補
正幅に制限するというものである。請求項10に記載の
発明は、フィルムがリバーサルフィルムであることが判
別されたときは、複数のフィルムコマに対して段階的に
露出をずらすブラケッティング手段の作動を推奨もしく
は自動設定するというものである。
【0014】請求項11に記載の発明は、測光手段によ
る測光結果に応じて写込手段の写し込み光の色を変更す
るというものである。請求項12に記載の発明は、フォ
トクロミズムの特性を用いて写込手段の写し込み光の色
を変更するというものである。請求項13に記載の発明
は、LED照明を用いて写込手段の写し込み光の色を変
更するというものである。
【0015】請求項14に記載の発明は、撮像素子によ
り撮影した画像データを圧縮して記録媒体に記録するカ
メラにおいて、記録媒体の記憶容量を検出し、この検出
された記録媒体の記憶容量に応じて自動的に圧縮率を変
更するというものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明のカメラの
構成例を示す図である。撮影レンズ1は、被写界の光を
入射させ、反射ミラー2は、この入射された光をフォー
カシングスクリーン3に反射させる。この反射された光
は、フォーカシングスクリーン3において、結像するよ
うになされている。また、ペンタプリズム4は、フォー
カシングスクリーン3において結像した光を反射し、接
眼レンズ5において像を結ぶようになされ、撮影者はフ
ァインダ20を構成する接眼レンズ5を観察することに
よって、フォーカシングスクリーン3に結像した被写界
を確認することができる。測光レンズ6は、ペンタプリ
ズム4から出てきた光を、測光素子7に入射させる。測
光素子7は、この光をレッド(R)、グリーン(G)、
ブルー(B)の各色成分毎に測光し、各成分毎の測光値
をCPU8に送るようになされている。
【0017】CPU8では、各色分毎の測光値に基づい
て適正露出値としてのシャッタ速度及び絞り値を演算す
る。セレクトダイヤル13は、図1ではカメラボディ3
0の内部に示されているが、実際にはカメラボディ30
の外部に配置されている。このセレクトダイヤル13
は、セルフタイマーモードを設定したり、また露出補正
量を設定するときに操作されるようになされている。さ
らにこのセレクトダイヤル13は、オートブラケティン
グ撮影を行う際の撮影駒数nや1駒ごとの露出補正量x
を設定することもできる。ここで、オートブラケティン
グ撮影は、カメラ本体側で演算された露出値(適正露出
値)を中心として、露出オーバ側および露出アンダー側
に所定の露出補正量(1駒ごとの露出補正量)ずつ露出
値をシフトさせて所定駒数の撮影を行なうというもので
ある。
【0018】図2は、図1の測光素子7の一構成例を示
す図である。この測光素子7は、ストライプフィルタを
用いたワンチップ形のカラーセンサで構成されており、
本実施例においては、9分割した短冊形の光センサの全
面に色フィルタを取り付けた構成とされている。つま
り、光センサ71R,72R,73Rには、レッド
(R)の色フィルタを、光センサ71G,72G,73
Gには、グリーン(G)の色フィルタを、光センサ71
B,72B,73Bには、ブルー(B)の色フィルタを
それぞれ取り付けた構成となっている。このようにする
ことで、光センサ71R乃至73RにおいてはR成分の
測光値が、光センサ71G乃至73GにおいてはG成分
の測光値が、光センサ71B乃至73BにおいてはB成
分の測光値が、それぞれ得られることになる。これらの
各成分毎の測光値はそれぞれ加算され、R成分のセンサ
データDR 、G成分のセンサデータDG 、B成分のセン
サデータDB 、としてCPU8に送られる。なお、本実
施例においては、簡単のため、測光素子7が9分割され
た短冊形の光センサ71R乃至73R、71G乃至73
G、71B乃至73Bによって構成されているが、実際
には、入射した光の各色成分の情報を取り込むために、
非常に多数に分割されている。また、測光素子7は、あ
る程度ピントがぼける位置に配置されており、均一な光
が、短冊形の各光センサ71R乃至73R、71G乃至
73G及び71B乃至73Bに照射するようになされて
いる。また、本実施例においては、測光素子7は、被写
界から入射する光を、レッド、グリーン、ブルーの色成
分毎に分割して測光しているが、他に、イエロー、マゼ
ンタ、シアンの色成分毎に分割して測光することも可能
である。
【0019】図3は、実際に記録媒体上に印字した場合
の一例を示す図である。以下、図1乃至図3に示した実
施の形態の動作を図4乃至図7および図10のフローチ
ャートを参照して説明する。 「リバーサル時はデート記録を変更」 (請求項2、3に対応する発明の実施の形態)まず最初
の実施の形態は、リバーサルフィルムである場合にはデ
ート記録(写し込み)を警告あるいは禁止しようという
ものであり、これは請求項2、3の発明に対応する。
【0020】図4の処理は、カメラのメインスイッチ
(電源スイッチ:不図示)がオンされた後に、レリーズ
ボタン(不図示)12が半押しされるか、または、レリ
ーズボタンの半押しによって起動される時限タイマ(不
図示)が起動しているときに開始される。ステップS1
1においてフィルムのDXコードから情報の読み取りを
行なう。コード領域にはフィルム感度、カラー/白黒、
ネガ/リバーサル(ポジ)情報、フィルム枚数情報が記
録されている。
【0021】次に、ステップS12において、DXコー
ドからの情報読み取りに基づいて、フィルムタイプがリ
バーサルフィルムであるかどうかを判別する。リバーサ
ルフィルムであると判別された場合は、ステップS13
へ進み、データ記録を警告するか、または禁止するよう
にする。なぜなら、リバーサルフィルムでは、作画状態
を重視する撮影であることから、日付などのデータをフ
ィルムに写し込むと作画としての品位を落としかねない
からである。したがって、リバーサルフィルムの場合、
データ記録を警告あるいは禁止することによって撮影の
失敗を未然に防止できる。もちろん、リバーサルフィル
ムであっても、デート記録が元々設定されていなければ
警告、禁止処理を行なうまでもない。データ記録の警告
は例えばファインダ内のLEDを点滅させることが望ま
しいが、これに限定される訳ではない。一方、ステップ
S12において、リバーサルフィルムでないと判別され
た場合には、このルーチィンを終了する。つまり、リバ
ーサルフィルムでないとき、例えばネガフィルムである
場合は、データ記録がとりわけ警告あるいは禁止される
訳ではない。ネガフィルムの場合は、リバーサルフィル
ムに比べて作画状態を重視する傾向が低いからである。
【0022】なお、データ記録をあえて警告あるいは禁
止せずに、このデータ記録を撮影画面内ではなく、撮影
画面外(例えばフィルムコマ間などが好ましい)に行な
えば、作画品位を落とすことなしにデータ記録を行なう
ことができる。このような写し込み装置は、デート記録
を、画面内のみに行なうか、画面外(コマ間)のみに行
なうか、画面内と画面外とに同時に行なうかの何れかを
任意に選択することができる。この場合、リバーサルフ
ィルムが装填されていることが判別されたとき、画面内
写し込みモードから画面外写し込みモードへ自動的に切
り替えるように構成することが望ましい。これは請求項
6の発明に対応する。
【0023】「リバーサル時は写し込みモードを解除、
但しリモコン、セルフ時は解除せず」 (請求項4、5に対応する発明の実施の形態)次の実施
の形態は、リバーサルフィルムである場合にはデート記
録(写し込み)モードを自動的(強制的)に解除しよう
というものであるが、セルフタイマーモードあるいはリ
モコンモードである場合に限っては、たとえリバーサル
フィルムであってもデート記録モードは解除しないとい
うものである。請求項4、5の発明に対応する。
【0024】図5の処理は、ステップS21において、
図4のステップ11と同様の動作を行なう。 次に、ス
テップS22において、写し込みモードを選択している
かどうかを判別する。写し込みモードが選択されている
と判別された場合には、ステップ23に進んで、DXコ
ードからの情報読み取りに基づいて、フィルムタイプが
リバーサルフィルムであるかどうかを判別する。リバー
サルフィルムであると判別された場合には、ステップS
24へ進む。次にステップS24において、セルフタイ
マーモードかあるいはリモートコントロールによる操作
が行われていると判定された場合はこのルーチィンを終
了する。つまり、写し込みモードはキャンセルされな
い。一方、ステップS24において、セルフタイマーモ
ードかあるいはリモートコントロールによる操作が行わ
れていない場合には、ステップS25へ進み、写し込み
モードをキャンセルする。セルフタイマーモードあるい
はリモートコントロールによる撮影は記念撮影であるこ
との可能性がきわめて高く、このような場合、日付など
の写し込みを行なうのが一般的であるので、セルフタイ
マーモードあるいはリモートコントロール操作が実行さ
れている場合はリバーサルフィルムであってもあえて写
し込みモードをキャンセルしないということである。ス
テップS23でリバーサルフィルムではない場合はこの
ルーチィンは終了する。なお、セルフタイマーモードか
あるいはリモートコントロールによる操作が行われてお
り、写し込みモードがキャンセルされた場合であって
も、撮影者が再度写し込みモードを選択した場合には、
これを優先する、すなわち写し込みモードの選択を有効
にしてもよい。
【0025】「フィルム種類に応じて露出時の補正(ス
テップ)幅を所定範囲内に制限」 (請求項7〜9に対応する発明の実施の形態)続く実施
の形態は、フィルムの種類に応じて露出時の幅(ステッ
プ幅)を制限しようというものであり、ネガ時は、基準
値(例えば適正露出値)を中心としてオーバー側および
アンダー側でそれぞれ1〜1.5EVの範囲内に制限
し、リバーサル時はこれよりも狭い1/2〜1/3EV
の範囲内に制限するというものである。請求項7〜9の
発明に対応する。なお、ここでいう露出時の幅は、単な
る露出補正時の補正幅および後述するブラケッティング
モード時のステップ幅を含む。
【0026】図6の処理は、ステップS31において、
図4のステップ11と同様の動作を行なう。 次に、ス
テップS32において、DXコードからの情報読み取り
に基づいて、フィルムタイプがネガフィルムとリバーサ
ルフィルムの何れであるかを判別する。リバーサルフィ
ルムであれば、ステップS33で露出時のステップ幅を
1/2〜1/3EVの範囲内に制限し、ネガフィルムで
あれば、ステップS34で露出時のステップ幅を1〜
1.5EVの範囲内に制限する。このようにフィルムの
種類に応じて露出時のステップ幅に制限を加えることに
よって、作画意図に見合った画面の濃さを、初心者にと
っても容易に得ることができる。とくにわずかな露出値
の違いによって写真の仕上がりが大きく変化するリバー
サルフィルムの使用時にあっては、露出時のステップ幅
がネガ時(ネガは感度に対するラチチュードに余裕があ
るので露出時のステップ幅に広がりを持たせても露出ミ
スとなる虞れが少ない)におけるそれよりも狭く制限さ
れるので、露出ミスが少なくなる。
【0027】なお、本実施の形態では、フィルムの種類
に応じて露出時のステップ幅を制限したが、フィルムの
ラチチュードに応じて、ステップ幅の基準値からオーバ
ー寄り、またはアンダー寄りに露出時のステップ幅を広
くしてもよい。つまり、上述の実施の形態では、基準値
(例えば適正露出値)を中心としてオーバー側およびア
ンダー側でそれぞれ均等に1〜1.5EVの範囲内に制
限したが、必ずしも均等に範囲を制限しなくてもよく、
例えばオーバー側では1EVに制限し、マイナス側では
0.5EVに制限してもよい。
【0028】「リバーサル時はオートブラケッティング
を自動設定」 (請求項10に対応する発明の実施の形態)さらに次な
る実施の形態は、リバーサルフィルムである場合にはオ
ートブラケッティングモードを自動的に設定しようとい
うものであり、請求項10の発明に対応する。
【0029】図7において、ステップS41において、
図4のステップ11と同様の動作を行なう。 次に、ス
テップS42において、DXコードからの情報読み取り
に基づいて、フィルムタイプがリバーサルフィルムであ
るか否かを判別する。リバーサルフィルムであれば、ス
テップS43で「オートブラケッティングモード」を自
動的に設定する。この「オートブラケティングモード」
では、カメラ本体側で演算された露出値(適正露出値)
を中心として、露出オーバー側および露出アンダー側に
所定の露出補正量(1駒ごとの露出補正量)ずつ露出値
をシフトさせて所定駒数の撮影を行なうことができる。
オートブラケティング撮影を行う際の撮影駒数nや1駒
ごとの露出補正量xは、セレクトダイヤル13によって
設定する。このように、リバーサルフィルムを使用する
場合、オートブラケティング撮影を行なうことが露出ミ
スを防ぐためにきわめて有効であるが、本実施の形態で
はリバーサルフィルムであることが検出されたときには
「オートブラケッティングモード」を自動的に設定する
ので、撮影者によるモード設定忘れを未然に防止するこ
とができる。なお、「オートブラケッティングモード」
が自動的に設定された後であっても、撮影者の意図によ
りこれをキャンセルできるようにしても構わない。この
際、「オートブラケッティングモード」が自動設定ある
いはキャンセルされたことを、ファインダー内表示ある
いはLCD等の外部表示を利用して撮影者に知らしめる
ことが望ましい。さらに、リバーサルフィルム使用時に
おけるオートブラケッティングモードの露出時のステッ
プ幅を1/2〜1/3EVの範囲内に制限することも考
えられるが、必ずしもこれを制限する必要はない。
【0030】なお、本実施の形態では、リバーサル時は
オートブラケットを行なうようにしたが、フィルムの種
類に応じてブラケットの基準値をオーバー寄りまたはア
ンダー寄りにずらしてもよい。つまり、本実施の形態で
は、露出値(適正露出値)を中心としてオーバー側およ
びアンダー側に所定の露出補正量ずつ均等に露出値をシ
フトさせたが、必ずしも均等に露出値をシフトさせる必
要はなく、例えばオーバー側では1EV分、露出値をシ
フトし、マイナス側では0.5EV分、露出値をシフト
させてもよい。
【0031】また、上述の実施の形態では、フィルムの
種類の判別を行なうために、フィルムのDXコードの読
み取りによって行なうものを対象にしたが、撮影者がフ
ィルムの種類を選択するような選択スイッチ等を設けて
もよい。また、フィルムのDX読み取りはIX240フ
ィルムで見られるようなデータディスクからの読み取り
でもよい。
【0032】「測光結果に応じてデータ写し込み光の色
を変更」 (請求項11〜13に対応する発明の実施の形態)この
実施の形態は、測光結果に応じてデータ写し込み光の色
を変化させようというものであり、請求項11〜13の
発明に対応する。図8は、測光結果によって、データ印
字部分(例えば撮影画面の右下部分)がある程度以上、
明るい場合の印字方法を説明するものである。撮影レン
ズ1を通ってきた光は文字発生器9を通り、フォトクロ
ミック材料10を通過して、フィルム面11において結
像する。ここで、フォトクロミック材料10はフォトク
ロミズムの性質を利用して、光(この場合、撮影レンズ
1を通過した写し込み光のこと)が照射されるとそれ自
体が変色する。例えば、フォトクロミック材料として無
機質であるハロゲン化銀を使用して、黒色に着色するよ
うにする。したがって、印字されるデータも黒色とな
る。こうすることによって、データ印字部分が明るくて
も、データが見えにくくなるという問題は解消される。
【0033】図9は、測光結果によって、データ印字部
分がある程度以上、暗い場合の印字方法を説明するもの
である。撮影レンズ1を通ってきた光は文字発生器9を
通り、拡散板101を通過して、フィルム面11におい
て結像する。ここで、拡散板101の横からLED照明
を照射して、光を拡散させるようにする。したがって、
印字されるデータはLEDの発光色(例えば橙色など)
に依存する。こうすることによって、データ印字部分が
暗くても、データが見えにくくなるという問題はやはり
解消される。なお、2色発光LED等を用いることによ
り、その割合によって、いろいろな色の種類の光を状況
に応じて発光させるようにすることもできる。また、図
8および図9において、結像レンズを用いないでデータ
を結像させる例を説明したが、像を鮮明に写すために文
字発生器の近傍にマスク板等を設置することが望まし
い。
【0034】図10は、データ写し込み動作の処理を示
すフローチャートである。同図において、ステップS6
1で測光処理が行なわれ、ステップS62で測光結果に
基づいて輝度が所定値以上であるか否かを判別する。輝
度が所定値以上である場合(すなわち明るい)、ステッ
プS63に進み、LED照明を行なうことなく、フォト
クロミズムの性質を利用してのデータ写し込み(黒色)
が行なわれる。一方、ステップS62にて輝度が所定値
以上ではないとき(すなわち暗い)は、ステップS64
で拡散板101に対するLED照明を行ない、LEDの
発光色に依存したデータ写し込み(例えば橙色)がステ
ップS65で行なわれる。。
【0035】なお、本実施の形態では、データ印字部分
の明るさに基づいてデータ写し込み光の色を変更した
が、各色成分毎の測光値を用いてデータ印字部分の色を
判別し、それに応じてデータ写し込み光の色を変更する
ようにしてもよい。また、本実施の形態では文字発生用
にLED(発光ダイオード)を用いたが、LCD(液晶)を
用いてもよい。
【0036】さらに、本実施の形態では、記録媒体が銀
塩カメラのフィルムを対象としたが、電子カメラの磁気
ディスク等に記録するようにしてもよく、その方式が本
実施の形態に限定されるものではない。 「記録媒体の記憶容量に応じて自動的に圧縮率を変更す
る」 (請求項12に対応する発明の実施の形態)この実施の
形態は、記録媒体の記憶容量に応じて自動的に圧縮率を
変更しようというものであり、請求項14の発明に対応
する。
【0037】図11は一実施の形態の構成を示す図であ
る。CCD110は撮影光学系(不図示)により結像さ
れた被写体像を撮影する撮像素子であり、被写体像の明
るさに応じたアナログ信号を画素ごとに出力する。入力
回路210は、CCD110からのアナログ画像信号に
対して利得調整などの処理を行なった後、A/D変換し
てホワイトバランス調整、輪郭補償、ガンマ補正などの
画像処理を行い、原画像データとして出力する。圧縮/
伸長回路310は、原画像データをJPEGなどの所定
の圧縮率で圧縮するとともに、圧縮画像データをもとの
原画像データに伸長する。
【0038】この実施の形態では、ファインモード、ノ
ーマルモードおよびベーシックモードの3種類の画質モ
ードを例に上げて説明する。表1に、各画質モードの原
画像データ量を基準にした圧縮率と、画像1枚当たりの
データ量と、後述するバッファーメモリ410からメモ
リカード510への転送時間とを示す。
【0039】
【表1】
【0040】これらの画質モードは、後述する画質モー
ドスイッチ1700を操作するごとに順に切り替わる。
なお、画質モードの種類はこの実施の形態に限定されな
い。バッファーメモリ410は撮影後の原画像データお
よび圧縮後の圧縮画像データを一時的に記憶するメモリ
であり、SRAM、VRAM、SDRAMなどを用いる
ことができる。メモリカード510は取り外し可能な記
録媒体であり、フラッシュメモリなどを用いることがで
きる。LCD610は、連写モード、画質モード、バッ
テリー残量、撮影枚数などの撮影に必要な情報を表示す
るための表示パネルである。モニター710は撮影した
画像を表示する液晶表示器であり、撮影モード設定時に
はCCD110により撮影した原画像データからモニタ
画像生成回路810により表示用画像データを生成して
表示するとともに、再生モード設定時にはメモリカード
510から読み出した圧縮画像データを圧縮/伸長回路
310により伸長し、モニタ画像生成回路810により
表示用画像データを生成して表示する。
【0041】バッテリー910はカメラに内蔵される各
種回路および機器に電力を供給する電源であり、所定の
形式のものを所定の個数装填する。この実施の形態で
は、1.5Vの単3形乾電池を4本装填する。このバッ
テリー910にはアルカリ乾電池、ニカド電池、ニッケ
ル水素電池、リチウム乾電池などを用いることができ
る。バッテリー910にはまた、バッテリー電圧Vbを
検出するためのA/D変換器1000が接続されてい
る。
【0042】コントローラー1100はマイクロコンピ
ューターとその周辺部品から構成され、カメラの各種演
算とシーケンス制御を実行する。コントローラー110
0には、上述した入力回路210、圧縮/伸長回路31
0、バッファーメモリ410、メモリカード510、L
CD610、モニター画像生成回路810、A/D変換
器1000の他に、電源スイッチ1200、レリーズス
イッチ1300、ズームアップ(T)スイッチ140
0、ズームダウン(W)スイッチ1500、メニュー画
面スイッチ1600、画質モードスイッチ1700、コ
マンドダイアルスイッチ1800,1900、ブザー2
000などが接続される。
【0043】ズームスイッチ1400,1500は、不
図示のズームレンズのズーミングの他に、モニター71
0に表示されたメニュー画面上でのカーソル移動や、各
種モードの切り替えや、撮影枚数の設定などにも兼用さ
れる。撮影モード設定時にメニュー画面スイッチ160
0を操作すると、モニター710に露出補正、測光方
式、連写などの撮影メニューが表示され、ズームスイッ
チ1400,1500によりカーソルを移動していずれ
かを選択する。また、再生モード設定時にメニュー画面
スイッチ1600を操作すると、モニター710にサム
ネイル、記録画像削除、スライドショーなどの再生メニ
ューが表示され、ズームスイッチ1400,1500に
よりカーソルを移動していずれかを選択する。コマンド
ダイアルスイッチ1800,1900はコマンドダイア
ル(不図示)の所定の回転角ごとにオン、オフするスイ
ッチであり、時計方向回転でスイッチ1800がオン、
オフし、反時計方向回転でスイッチ1900がオン、オ
フする。コマンドダイアルは、連写モードの撮影枚数や
露出値などを設定する時に用いる。
【0044】撮影メニューの中から連写を選択すると、
モニター710に単写、連写、高速連写などのサブメニ
ューが表示され、ズームスイッチ1400,1500に
よりカーソルを移動していずれかを選択する。連写モー
ドまたは高速連写モードを設定した場合には、予め設定
した連写枚数だけ連続して撮影動作が繰り返される。な
お、レリーズスイッチ1300がオンしている間だけ撮
影動作を繰り返す連写も可能である。連写モードでは、
選択した画質モードの被写体像データをフルファイルサ
イズで記録する。フルファイルサイズとは、CCD1の
ほぼすべての有効画素データから構成される画像のファ
イルサイズであり、例えばこの実施の形態では1280
×960画素のデータファイルサイズとする。また、高
速連写モードでは、”ノーマル”画質モードの被写体像
データをVGAファイルサイズ(640×480画素)
で記録する。なお、VGAファイルサイズの生成方法に
は、フル画像から画面中央の画像のみを取り出すトリミ
ング方法と、フル画像から画像データを間引く方法とが
ある。
【0045】図12は一実施の形態の撮影動作を示すフ
ローチャートである。このフローチャートにより、一実
施の形態の動作を説明する。コントローラー1100の
マイクロコンピューターは、電源スイッチ1200が投
入されて撮影モードが選択されるとこの撮影モード制御
を実行する。ステップ71において、画質モードの設定
値を読み込む。ステップ72で画質モードに見合った、
バッファーメモリ410とメモリカード510に1枚分
の空き容量があるかどうかを確認する。バッファーメモ
リ410とメモリカード510に1枚分の空き容量があ
る場合にはステップ73へ進み、レリーズスイッチ13
00がオンされたか否かを判断する。
【0046】レリーズスイッチ1300がオンされると
撮影動作を実行する。すなわち、ステップ74でCCD
110により撮影を行い、続くステップ75で入力回路
210から原画像データを取り込み、バッファーメモリ
410へ記憶する。次にステップ76で、バッファーメ
モリ410から原画像データを読み出し、圧縮/伸長回
路310により設定画質モードと設定ファイルサイズに
したがって圧縮し、圧縮画像データをふたたびバッファ
ーメモリ410へ記憶する。この後、ステップ77で撮
影した駒の圧縮画像データをメモリカード510へ転送
する。
【0047】一方、ステップ72でメモリカード510に
1枚分の圧縮画像データを記録する空き容量がない場合
には、ステップ78へ進み、LCD610により警告す
るとともにブザー2000により警報し、選択された画
質モードでの撮影が不可能であることを知らせる。この
後、ステップ79で1枚分の空容量に見合った(撮影が
可能な)画質モードに自動的に切り替える。すなわち、
ファインモードからノーマルモードあるいはベーシック
モードへの切り替え、ノーマルモードからベーシックモ
ードへの切り替えが行なわれる。
【0048】なお、ベーシックモードの設定時に1枚分
の空容量がないと判断された場合には、空容量に見合っ
た画質モードへの切り替えはもはや不可能である。この
場合、LCD610により警告するとともにブザー20
00により警報し、選択された画質モードでの撮影が不
可能であることを知らせるとともに、レリーズロックな
どの処理を経て撮影を禁止することが望ましい。このよ
うに、記録媒体の空容量を検出し、この検出された記録
媒体の空容量に応じて自動的に適切な画質モード(圧縮
率)を変更するので、記憶媒体の容量不足によって画像
データの記録を失敗してしまうといった問題は解消さ
れ、記録媒体の記憶容量をその都度確認して適切な画質
モード(圧縮率)を選択する煩わしさから撮影者は解放
される。
【0049】以上説明した実施の形態に限定されること
はなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本
発明の技術範囲に含まれる。
【0050】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、記録媒
体の種類に応じて、撮影効果に影響を与える制御因子を
変更し、この変更された制御因子に基づいて撮影動作を
実行するので、記録媒体の種類に応じての適切な撮影を
行なうことができる。請求項2、3、4に記載の発明に
よれば、フィルムがリバーサルフィルムであることが判
別されたときは、情報の写し込み動作を変更、警告ある
いは禁止したり、写し込みモードを自動的にキャンセル
するので、作画状態を重視する撮影であるにも関わらず
誤ってデータを印字してしまうといった失態を未然に防
止することができる。
【0051】請求項5に記載の発明によれば、写し込み
モードが選択され、かつフィルムがリバーサルフィルム
であることが判別されたときであっても、セルフタイマ
あるいはリモコンモードが選択されているときは、写し
込みモードをこのまま保持するので、撮影者の意志を優
先し記念撮影としての記録(日付など)を残すことがで
きる。
【0052】請求項6に記載の発明によれば、フィルム
がリバーサルフィルムであることが判別されたときは、
情報の写し込みをフィルム面上の撮影画面外に行なうの
で、作画状態を重視する撮影であるにも関わらず誤って
撮影画面内にデータを印字してしまうといった失態を未
然に防止することができる。請求項7、8,9に記載の
発明によれば、フィルムの種類に応じて、露出補正手段
によって加えることのできる露出時のステップ幅を適切
な範囲で制限するので、不慣れな撮影者によっても露出
ミスを来すことなく露出補正を有効に活用することがで
きる。とくに請求項7に記載の発明によれば、わずかな
露出値の違いによって写真の仕上がりが大きく変化する
リバーサルフィルムの使用時にあっては、露出時のステ
ップ幅がネガ時におけるそれよりも狭く制限されるの
で、露出ミスが少なくなる。
【0053】請求項10に記載の発明によれば、リバー
サルフィルムである場合、ブラケッティング手段の作動
を推奨もしくは自動設定するので、ブラケッティング撮
影をつい忘れてしまうことによる露出ミスを未然に防ぐ
ことができる。請求項11〜13に記載の発明によれ
ば、測光結果に応じて写込手段の写し込み光の色を変更
するので、被写体条件(例えば輝度など)に左右され
ず、常に見やすいデータの写し込みを行なうことができ
る。とくに請求項10、11に記載される発明によれ
ば、簡単な構成により写し込み光の色を変更することが
できる。
【0054】請求項14に記載の発明によれば、記録媒
体の空容量を検出し、この検出された記録媒体の空容量
に応じて自動的に適切な画質モード(圧縮率)を変更す
るので、記憶媒体の容量不足によって画像データの記録
を失敗してしまうといった問題は解消され、記録媒体の
記憶容量をその都度確認して適切な画質モード(圧縮
率)を選択する煩わしさから撮影者は解放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態におけるカメラの構成
例を示す図である。
【図2】 測光素子の一構成例を示す図である。
【図3】 記録媒体上に印字した場合の一例を示す図
である。
【図4】 リバーサル時にデート記録を警告、禁止す
る動作を説明するフローチャートである。
【図5】 図4の動作にセルフ、リモコンモードの判
別を加えた動作を説明するフローチャートである。
【図6】 フィルム種別に応じて露出時のステップ幅
を変更する動作を説明するフローチャートである。
【図7】 リバーサル時にオートブラケットを設定す
る動作を説明するフローチャートである。
【図8】 測光結果に基づいて写し込み光の色を変更
する機構の構造図である。
【図9】 図8と同様な図である。
【図10】 図8、9に示される機構の動作を説明する
フローチャートである。
【図11】 記録媒体の空容量に応じて圧縮率を変更す
る電子スチルカメラのブロック図である。
【図12】 図11に示されるカメラの動作を説明する
フローチャートである。
【符号の説明】
1 撮影レンズ 2 反射ミラー 3 フォーカシングスクリーン 4 ペンタプリズム 5 接眼レンズ 6 測光レンズ 7 測光素子 8 CPU 9 文字発生器 10 フォトクロミック材料 101 拡散板 11 フィルム 12 フィルム圧板 13 ダイヤル 20 ファインダ接眼部 30 カメラボディ 31 LCD表示器 40 LEDランプ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体の種類を判別する判別手段と;前
    記判別手段によって判別された前記記録媒体の種類に応
    じて、撮影効果に影響を与える制御因子を変更する変更
    手段と;前記変更手段によって変更された制御因子に基
    づいて撮影動作を実行する撮影手段と;を含むことを特
    徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】フィルム上に情報を写し込む写込手段と;
    前記フィルムの種別を判別する判別手段と;前記フィル
    ムがリバーサルフィルムであることが前記判別手段によ
    って判別されたときは、前記写込手段による前記情報の
    写し込み動作を変更する変更手段と;を含むことを特徴
    とするカメラ。
  3. 【請求項3】前記変更手段は、前記情報の写し込み動作
    を警告あるいは禁止することを特徴とする請求項2に記
    載のカメラ。
  4. 【請求項4】前記写し込み動作を行なわせる写し込みモ
    ードが選択されているときに前記フィルムがリバーサル
    フィルムであることが判別されたときは、前記写し込み
    モードを自動的に解除することを特徴とする請求項2に
    記載のカメラ。
  5. 【請求項5】前記写し込み動作を行なわせる写し込みモ
    ードが選択され、かつ前記フィルムがリバーサルフィル
    ムであることが判別されたときであっても、セルフタイ
    マあるいはリモコンモードが選択されているときは、前
    記写し込みモードを保持することを特徴とする請求項4
    に記載のカメラ。
  6. 【請求項6】前記変更手段は、前記写込手段による前記
    情報の写し込みを、前記フィルム面上の撮影画面外に行
    なわせることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  7. 【請求項7】フィルムに対する露出レベルを補正する露
    出補正手段と;前記フィルムの種別を判別する判別手段
    と;前記判別手段によって判別された前記フィルムの種
    類に応じて、前記露出補正手段によって加えることので
    きる露出補正幅を制限する制限手段と;を含むことを特
    徴とするカメラ。
  8. 【請求項8】前記フィルムがネガフィルムであることが
    前記判別手段によって判別されたときは、前記露出補正
    手段によって加えることのできる露出補正幅を第一の補
    正幅に制限することを特徴とする請求項7に記載のカメ
    ラ。
  9. 【請求項9】前記フィルムがリバーサルフィルムである
    ことが前記判別手段によって判別されたときは、前記露
    出補正手段によって加えることのできる露出補正幅を、
    前記第一の補正幅よりも狭い第二の補正幅に制限するこ
    とを特徴とする請求項7に記載のカメラ。
  10. 【請求項10】複数のフィルムコマに対して段階的に露
    出をずらすブラケッティング手段と;前記フィルムの種
    別を判別する判別手段と;前記フィルムがリバーサルフ
    ィルムであることが、前記判別手段によって判別された
    ときは、前記ブラケッティング手段の作動を推奨もしく
    は自動設定することを特徴とするカメラ。
  11. 【請求項11】フィルム上に情報を写し込む写込手段
    と;被写界から入射する光を測光する測光手段と;前記
    測光手段による測光結果に応じて前記写込手段の写し込
    み光の色を変更する変更手段と;を含むことを特徴とす
    るカメラ。
  12. 【請求項12】前記変更手段は、フォトクロミズムの特
    性を用いて前記色を変更することを特徴とする請求項1
    1に記載のカメラ。
  13. 【請求項13】前記変更手段は、LED照明を用いて前
    記色を変更することを特徴とする請求項11に記載のカ
    メラ。
  14. 【請求項14】撮像素子により撮影した画像データを圧
    縮して記録媒体に記録するカメラにおいて、前記記録媒
    体の記憶容量を検出する検出手段と;前記検出手段によ
    って検出された前記記録媒体の記憶容量に応じて自動的
    に圧縮率を変更する変更手段とを含むことを特徴とする
    カメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002314922A (ja) * 2001-04-10 2002-10-25 Asahi Optical Co Ltd 画像データ記録装置、画像データ記録プログラム、そのプログラムが格納されるコンピュータ記録媒体およびそれを備えた画像入力機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002314922A (ja) * 2001-04-10 2002-10-25 Asahi Optical Co Ltd 画像データ記録装置、画像データ記録プログラム、そのプログラムが格納されるコンピュータ記録媒体およびそれを備えた画像入力機器

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