JPH10307316A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH10307316A
JPH10307316A JP11572897A JP11572897A JPH10307316A JP H10307316 A JPH10307316 A JP H10307316A JP 11572897 A JP11572897 A JP 11572897A JP 11572897 A JP11572897 A JP 11572897A JP H10307316 A JPH10307316 A JP H10307316A
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JP
Japan
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function
correction value
focusing screen
setting
function change
Prior art date
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JP11572897A
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English (en)
Inventor
Shintaro Oshima
慎太郎 大嶋
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フォーカシングスクリーンの光学特性の補正変
更設定手段として、新たな操作部材や表示装置または、
検出装置等を必要としない低コスト、省スペースでか
つ、従来のカスタムファンクション機能及び操作性を阻
害しないカメラを提供する。 【解決手段】カスタムファンクション機能に、交換され
るフォーカシングスクリーン14に応じた補正情報を設
定可能とし、カスタムファンクション機能変更記憶手段
に記憶された設定内容を機能変更解除手段6により初期
状態に戻しても、補正値記憶手段5に記憶された前記補
正値が初期状態へ戻るのを禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォーカシングス
クリーンを交換可能とするカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりユーザー自身が撮影目的に合わ
せたフォーカシングスクリーンへ交換することができる
カメラは種々提供されている。一般に拡散特性の低いフ
ォーカシングスクリーンを使用すれば、ファインダーが
明るくなると共にクリアーな像が観察でき、拡散特性の
高いフォーカシングスクリーンを使用すれば、ファイン
ダーは暗くなるがマニュアルでのピント合わせの精度は
上がり、オートフォーカス苦手とする被写体を撮影する
時に有効である。
【0003】この様にフォーカシングスクリーンはその
種類によって透過率、拡散特性等の光学特性が異なるの
で、通常ファインダー光路変更用のペンタプリズムの後
方に配置され、撮影画面内の被写体輝度を測定するため
の測光センサへ達する光量に大きく影響し、その結果測
光値には誤差が生じることがある。
【0004】そこで標準装備されているフォーカシング
スクリーンと光学特性の異なるフォーカシングスクリー
ンを使う場合には、測光センサの測定誤差を補正するた
めに、所定の露出補正を行うことが必要とされている。
【0005】実公平7−3394号公報においては、交
換式フォーカシングスクリーンの光学特性を補正するた
めに、交換式ファインダー装置内に専用の操作部材及び
専用の表示手段をそれぞれ設ける事により、補正値の設
定変更ができるカメラが提案されている。
【0006】また、特開平1−109330号公報で
は、交換式フォーカシングスクリーンの種類をカメラ側
の検出装置により判別し、カメラ内にある露出補正情報
をもとに、露出補正を自動的に行うという方法が提案さ
れている。
【0007】一方、前記した実公平7−3394号公報
とは異なり、専用の操作部材や表示手段を設けずに、既
存の操作部材や表示手段を用いてユーザー自身がカメラ
の種々の動作等を任意に変更できる機能として、特開平
2−97924号公報にて開示されている、機能変更設
定手段(以下「カスタムファンクション機能」と称し、
CFと略す)がある。
【0008】以下にカスタムファンクション機能につい
て説明する。図5と図6は本発明の第1の実施の形態の
一眼レフカメラの各部の操作部材を示し、30はレリー
ズ釦、31は電子ダイアル、32は外部表示装置、33
はカスタムファンクション機能セット釦、34はカスタ
ムファンクションクリア釦である。図14はカスタムフ
ァンクション機能を設定する場合の従来の外部表示装置
32の表示状態を表したものである。図15は従来のカ
スタムファンクション機能のCF機能番号、選択番号、
機能内容を示す。
【0009】カスタムファンクション機能セット釦33
をONすると、外部表示装置32は例えば32aまたは
32bの様に表示される。表示態様32a、32bで
「F−2」は、図15におけるCF機能番号の「2」を
表しており、その下の「0」または「1」は同じく図1
5における選択番号を表している。つまり、表示態様3
2aでは、図15に示した機能内容である「巻き戻し
時、フィルム先端をパトローネ内に巻き込む」と言った
カスタムファンクション機能であることを表している。
【0010】表示態様32aと32bのいずれを選択す
るかは、カスタムファンクション機能セット釦33のO
Nを繰り返す事により可能となる。また、図15におけ
るその他のカスタムファンクション機能を設定する場合
には、表示態様32aまたは32bから電子ダイアル3
1を回して行く毎にCF機能番号が移り変わって行き、
前記と同様にカスタムファンクション機能セット釦33
のONを繰り返す事により選択番号を選択して行く。カ
スタムファンクション機能から通常の撮影状態に復帰す
るには、レリーズ釦30を半押し(SW1をON)をす
る事により可能となる。
【0011】図15に示した従来のカスタムファンクシ
ョン機能の機能内容について簡単に説明する。CF機能
番号は1〜14までの機能があり、更に各CF機能番号
毎に少ないものは0と1、多いものは0〜3の選択番号
がある。各CF機能番号における選択番号「0」の機能
内容は初期状態であり、後に説明する様な場合にカスタ
ムファンクションクリア釦34によって全てのCF機能
番号における選択番号を「0」に設定が可能である。
【0012】CF機能番号「1」、選択番号「3」の設
定状態においては、フィルムを全駒数撮影し終わった時
にカメラが自動的にフィルムの巻き戻しを行わない様に
し、更には巻き戻し釦を押した場合には低速(静粛)巻
き戻しとする機能である。この機能は、劇場や静かな場
所、プロゴルファーの撮影等、突然のフィルム巻き戻し
音がその場の雰囲気上好ましくないときに有効な機能で
ある。
【0013】以上説明したように、カスタムファンクシ
ョン機能は、主に撮影者がカメラを操作する上での様々
な状況や、ユーザーの好みに応じて操作スイッチやカメ
ラの機能をカスタマイズする為の機能である。しかし、
これらカスタムファンクション機能を用いて操作スイッ
チやカメラの機能をカスタマイズして撮影した後に、撮
影状況の変化や、また撮影者がカスタムファンクション
機能を設定した人とは別の人に変わった場合などでは、
本来使いやすくしていたつもりが逆に使いにくくなる場
合が発生する。
【0014】また、最近ではこのカスタムファンクショ
ン機能の数が多くなってきて、それらの機能解除をする
ために設定した機能をひとつひとつ選択解除していたの
では非常に時間を要してしまう場合があった。この様な
場合に、このカスタムファンクション機能を一括解除す
る目的でEEPROM等に記憶されたカスタムファンク
ション機能の設定内容を機能変更解除手段(カスタムフ
ァンクションクリア釦34)により、すばやく初期状態
に戻す機能も備えている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
公平7−3394号公報では、フォーカシングスクリー
ンの光学特性を補正するためのに新たな設定操作部材及
び表示装置が必要となるため、コストアップおよびスペ
ース確保の問題があった。
【0016】また、前記実公平7−3394号公報の特
徴である交換式ファインダー装置内に前記設定操作部材
及び表示装置および設定変更を配置しているために、別
方式のファインダー装置(例えばウエストレベルファイ
ンダー、ハイアイポイントファインダー等)においても
同様の設定操作部材及び表示装置が必要となり、これら
別方式のファインダー装置においてもコストアップにつ
ながる。
【0017】また、別方式のファインダー装置に交換し
た場合では、再度フォーカシングスクリーンの光学特性
を、交換したファインダー装置に対して設定しなおす場
合がある。
【0018】つまり、交換式ファインダー装置内にフォ
ーカシングスクリーンの光学特性を補正する装置を配置
する事は、これらの点からは非常に効率が悪いものであ
る。前記特開平1−109330号公報では、フォーカ
シングスクリーンの種類を検出する専用の検出装置が必
要となるため、コストアップ及びスペース確保という問
題およびフォーカシングスクリーンの種類分の補正情報
を予めカメラ側のROM等に記憶して置く必要があっ
た。
【0019】しかし、CPUがあらかじめ持っているメ
モリーには、フォーカシングスクリーンの露出補正デー
タ以外のデータも記憶する必要があるので、フォーカシ
ングスクリーンの種類が多い場合には、メモリーが足り
なくなると言った問題もある。
【0020】また、実際にカメラが測光を行う場合に必
要なフォーカシングスクリーンの露出補正データは1種
類(装着されているフォーカシングスクリーン)だけで
よく、その他のフォーカシングスクリーンの露出補正デ
ータをカメラ内に記憶、保持していることは、メモリー
を無駄に使っている事である。
【0021】また、撮影者によっては、フォーカシング
スクリーンの種類を変えない事もあり、全ての種類のフ
ォーカシングスクリーンの露出補正データをカメラのメ
モリーに記憶しているのは、非効率的である。
【0022】また、カメラに記憶されていない拡散特性
を持つフォーカシングスクリーンを使うことが出来ない
ため、新しいタイプのフォーカシングスクリーンが開発
された時には、新しい露出補正データをカメラのメモリ
ーに記憶させる必要がある。しかし、前述したように、
メモリーは有限のものであり、新しい露出補正データを
記憶させる事が出来ないことがある。たとえ、メモリー
容量に余裕があったとしても、撮影者が簡単にできるも
のではない。
【0023】つまり、カメラがフォーカシングスクリー
ンの種類を判別し、カメラが持っているフォーカシング
スクリーンの種類毎の拡散特性の違いによる露出補正デ
ータによって露出補正を行うという方法では、フォーカ
シングスクリーン一つ一つの拡散特性の違いを補正する
事が出来ない。また、新しい拡散特性を持ったフォーカ
シングスクリーンへの対応が困難である事から、カメラ
測光システムとしての発展性を阻害する要因となる事が
考えられる。
【0024】特開平2−97924号公報におけカスタ
ムファンクション機能の応用によって、フォーカシング
スクリーンの光学特性を補正値として変更設定を行う場
合では、前記した様にユーザーが設定したカスタムファ
ンクション機能を用いて、機能変更記憶手段に記憶され
た設定内容をユーザー自身が機能変更解除手段により一
括で初期状態に戻した場合、フォーカシングスクリーン
を交換していないにも係わらず補正値記憶手段に記憶さ
れた設定内容まで初期状態へ戻ってしまうという問題点
があった。
【0025】つまり、従来のカスタムファンクション機
能とフォーカシングスクリーンの光学特性の補正値と
は、機能上性格が異なるものである。
【0026】一方、特開平2−97924号公報におけ
カスタムファンクション機能の応用によって、フォーカ
シングスクリーンの光学特性を補正値として変更設定を
行わせることは、新たな設定部材や表示装置、設定操作
方法等を追加する必要がないので、コストアップ、カメ
ラの大型化、操作の複雑化の問題を防ぐ事となる。
【0027】しかしながら前記したように、カスタムフ
ァンクション機能は主に撮影者がカメラを操作や撮影を
する上での様々な状況や、ユーザーの好みに応じて操作
スイッチやカメラの機能をカスタマイズする為の機能で
あるため、フォーカシングスクリーンの光学特性の補正
値を変更設定する手段としては機能上の性格は多少異な
る。補正値の設定変更手段としての機能は従来のカスタ
ムファンクション機能の様に、撮影途中で設定を変更す
る事は通常はあまり有り得ず、むしろフォーカシングス
クリーンを交換した時のみに必要な機能である。
【0028】したがって、従来のカスタムファンクショ
ンと全く同様な設定操作方法であったならば、フォーカ
シングスクリーンを交換した後に行う補正値の設定操作
は、カスタムファンクション機能の補正値変更モードを
選択してから、補正値を入力するという操作を撮影者が
自ら行わなければならなかった。つまり、光学特性の異
なるフォーカシングスクリーンに交換した場合、補正値
の設定を変更する事を忘れてしまっても撮影者は気が付
かずにそのまま撮影を続けて、不適切な露出の写真を撮
ってしまう問題があった。
【0029】また、たとえ補正値を適切に設定したとし
ても交換したフォーカシングスクリーンが適切に装着さ
れていない状態のままで撮影した時、測光値は適切とは
ならず前記と同様に不適切な露出の写真となってしまう
問題もあった。
【0030】更には、フォーカシングスクリーン交換後
に撮影者自身が所定の操作を行い、カスタムファンクシ
ョン機能の補正値変更モードを呼び出す必要があるため
に、素早い補正値の設定ができないという問題もあっ
た。
【0031】本出願に係わる第1の発明の目的は、フォ
ーカシングスクリーンの光学特性の補正変更設定手段と
して、新たな操作部材や表示装置または、検出装置等を
必要としない低コスト、省スペースでかつ、従来のカス
タムファンクション機能及び操作性を阻害しないフォー
カシングスクリーン交換式一眼レフカメラ等のカメラを
提供することにある。
【0032】本出願に係わる第2の発明の目的は、フォ
ーカシングスクリーン交換時の補正値変更の設定忘れ、
及びフォーカシングスクリーンの装着ミスを防止し、ま
た、フォーカシングスクリーン交換後の素早い設定操作
を可能とし、かつ、新たな操作部材や表示装置を必要と
しない低コストで小型なフォーカシングスクリーン交換
式一眼レフカメラ等のカメラを提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】本出願に係わる第1の発
明の目的を実現する構成は、撮影機能や操作部材の機能
を変更可能とする機能変更設定手段と、前記機能変更設
定手段により設定された設定内容を電気的に読み書き可
能な不揮発性メモリに記憶する機能変更記憶手段と、前
記機能変更記憶手段に記憶された設定内容を初期状態へ
戻す機能変更解除手段と、撮影レンズからの被写体像を
観察するために、撮影光束の少なくとも一部が結像され
る予定結像面に他の種類に交換可能に配置されたフォー
カシングスクリーンと、前記機能変更設定手段によっ
て、前記フォーカシングスクリーンの光学特性を補正値
として変更設定を可能とし、かつ前記補正値を電気的に
読み書き可能な不揮発性メモリに記憶する補正値記憶手
段と、を有するカメラにおいて、前記機能変更記憶手段
に記憶された設定内容を前記機能変更解除手段により初
期状態に戻しても、前記補正値記憶手段に記憶された設
定内容が初期状態へ戻るのを禁止する禁止手段を有する
ものである。
【0034】本出願に係わる第2の発明の目的を実現す
る構成は、撮影レンズからの被写体像を観察するため
に、撮影光束の少なくとも一部が結像される予定結像面
に他の種類に交換可能に配置されたフォーカシングスク
リーンと、前記フォーカシングスクリーンが所定の状態
か否かを検出する検出手段と、撮影機能や操作部材の機
能を変更する事が可能な機能変更設定手段と、前記機能
変更設定手段により設定された設定内容を電気的に読み
書き可能な不揮発性メモリに記憶する機能変更記憶手段
と、前記機能変更設定手段によって、前記フォーカシン
グスクリーンの光学特性を補正値として変更設定を可能
とする補正値変更モードを持ち、かつ前記補正値を電気
的に読み書き可能な不揮発性メモリに記憶する補正値記
憶手段と、前記検出手段が前記フォーカシングスクリー
ンが取り外された事を検出すると撮影を禁止し、フォー
カシングスクリーンが装着された事を検出すると、前記
機能変更設定手段の補正値変更モードを設定する設定手
段と、を有するものである。
【0035】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1〜図8は本発明の第1の実施
の形態を示す。
【0036】図1は、本実施の形態におけるカメラの特
著部分のブロック図である。
【0037】図1において、測光手段1は、被写体から
の光を撮影レンズ11、絞り12を通し、主ミラー13
によって反射され、フォーカシングスクリーン14を通
して受光、測光を行う。フォーカシングスクリーン14
は交換可能とされている。CF(カスタムファンクショ
ン)機能変更設定手段3は、カメラ本体に内蔵されたマ
イクロコンピユータの中央処理装置(以下「CPU」と
いう。)に付随した記憶手段であるCF機能変更記憶手
段4とフォーカシングスクリーンの補正値を記憶してい
る補正値記憶手段5の両方の変更設定を行う操作部材で
ある。
【0038】CF機能変更解除手段6は、CF機能変更
記憶手段4に記憶してる情報に対してのみ初期化を行う
操作部材である。測光手段1によって得られた測光値B
v’は、フォーカシングスクリーン14を別のフォーカ
シングスクリーンに交換すると、その光学特性の変化に
よって測光値Bv’も変化するが、補正値記憶手段5に
記憶された補正値を基にCPU内の補正手段2によっ
て、測光値の変化誤差を打ち消し測光値Bvとして演算
出力する。
【0039】図2は本実施形態の一眼レフカメラの要部
概略図である。
【0040】11は撮影レンズで、便宜上2枚のレンズ
で示したが、実際はさらに多数のレンズから構成されて
いる。13は主ミラーで、ファインダー系による披写体
像の観察状態と披写体像の撮影状態に応じて撮影光路へ
斜設されあるいは退去される。17はサブミラーで、主
ミラー13を透過した光束をカメラボディの下方の後述
する焦点検出装置18へ向けて反射する。19はシヤッ
ター、20は感光部材で、銀塩フィルムあるいはCCD
やMOS型等の固体撮像素子あるいはビディコン等の撮
像管より成っている。18は焦点検出装置であり、結像
面近傍に配置されたフィールドレンズ18a、反射ミラ
ー18b及び18c、2次結像レンズ18d、絞り18
e、複数のCCDからなるラインセンサー18f等から
構成されている。
【0041】本実施の形態における焦点検出装置18
は、周知の位相差方式を用いている。14は撮影レンズ
11の予定結像面に配置されたフォーカシングスクリー
ン、15はファインダー光路変更用のペンタダハプリズ
ム、16、1は各々観察画面内の披写体輝度を測定する
ための結像レンズと測光センサーである。結像レンズ1
6はペンタダハプリズム15内の反射光路を介してフォ
ーカシングスクリーン14と測光センサー1を共役に関
係付けている。
【0042】次にペンタダハプリズム15の射出面後方
には接眼レンズ21が配され、撮影者眼によるフォーカ
シングスクリーン14の観察に使用される。22は明る
い披写体の中でも視認できる高輝度のスーパーインポー
ズ用LEDで、発光された光は投光用プリズム23を介
し、主ミラー13で反射してフォーカシングスクリーン
14の表示部に設けた微小プリズムアレー14aで垂直
方向に曲げられ、ペンタダハプリズム15、接眼レンズ
21を通って撮影者眼に達する。そこでフォーカシング
スクリーン14の焦点検出領域に対応する複数の位置
(焦点検出点)にこの微小プリズムアレイ14aを枠状
に形成し、これを各々に対応した5つのスーパーインポ
ーズ用LED22(各々をLED−L1、LED−L
2、LED−C、LED−R1、LED−R2とする)
によって照明する。
【0043】図3は本実施の形態のカメラに内蔵された
電気回路図で、カメラ本体に内蔵されたマイクロコンピ
ユータの中央処理装置(以下CPU)100には、測光
回路101、自動焦点検出回路102、信号入力回路1
03、LCD駆動回路104、シャッタ制御回路10
5、モーター制御回路106が接続されている。また、
撮影レンズ内に配置された焦点調節回路107と絞り駆
動回路108とは図2で示したマウント接点24を介し
て信号の伝達がなされる。CPU100に付随したEE
PROM100a内には記憶手段としてカスタムファン
クションの機能変更記憶手段4および補正値記憶手段5
を有している。
【0044】測光回路101は、測光センサー1からの
出力を増幅後、対数圧縮、A/D変換し、各センサーの
輝度情報としてCPU100に送られる。測光センサー
1は、ファインダー視野内の予め決められた4つの領域
を測光するフォトダイオード(SPC−L、SPC−
C、SPC−R、SPC−A)から構成されている。
【0045】ラインセンサー18fは、フォーカシング
スクリーン14の表示部に設けた微小プリズムアレー1
4aの5つの焦点検出点に対応した5組のラインセンサ
ー(CCD−L2、CCD−L1、CCD−C、CCD
−R1、CCD−R2)から構成される公知のCCDラ
インセンサーである。
【0046】自動焦点検出回路102は、これらライン
センサー18fから得た電圧をA/D変換し、CPU1
00に送る。
【0047】SW1はレリーズ釦30の第1ストローク
でONし、測光、AF動作等を開始するスイッチ、SW
2はレリーズ釦30の第2ストロークでONするレリー
ズスイッチ、SW−DIAL1とSW−DIAL2は、
電子ダイヤル31内に設けたダイヤルスイッチで信号入
力回路103に付随したアップダウンカウンタに入力さ
れ、電子ダイヤル31の回転クリック量をカウントす
る。
【0048】104は液晶表示素子LCDを表示駆動さ
せるための公知のLCD駆動回路で、CPU100から
の信号に従い絞り値、シャッター秒時、撮影モード、カ
スタムファンクション機能等の表示をモニター用LCD
32とファインダー内LCD35の両方に同時に表示さ
せることができる。
【0049】LED駆動回路109は照明用LED(F
−LED)22を点灯、点滅制御する。シャッター制御
回路105は通電すると先幕を走行させるマグネットM
G−1と、後幕を走行させるマグネットMG−2を制御
し、感光部材に所定光量を露光させる。モーター制御回
路106はフイルムの巻き上げ、巻戻しを行なうモータ
ーM1と主ミラー2及びシヤッター22のチャージを行
なうモーターM2を制御するためのものである。これら
シャッター制御回路105、モーター制御回路106に
よって一連のカメラのレリーズシーケンスが動作する。
【0050】図4は本実施の形態のカメラの動作を示す
フローチャートで、CF(カスタムファンクション)機
能変更設定手段による、カスタムファンクションの設定
手順及びフォーカシングスクリーンの補正値の設定手順
及びCF機能変更解除手段による解除手順をステップ毎
に説明する。
【0051】[ステップ1]CF(機能変更設定手段)
機能セットスイッチ33のONを検出したら、ステップ
2へ進みCF機能変更ルーチンに入る。
【0052】[ステップ2]CF機能番号(図8で示し
た「CF機能番号」)をモニター用LCD32に表示
し、ステップ3へ進む。
【0053】[ステップ3]CFクリア(機能変更解除
手段)スイッチ34がOFFならば、ステップ4へ進
む。CFクリアスイッチ34のONを検出したならば、
ステップ11へ進む。
【0054】[ステップ4]レリーズ釦30が押し込ま
れないで第1ストロークスイッチSW1がOFFなら
ば、ステップ5へ進む。レリーズ釦30が押し込まれて
第1ストロークスイッチSW1のONを検出したなら
ば、ステップ9へ進む。
【0055】[ステップ5]電子ダイヤル31の回転に
よる信号、CW(正回転)を検出したならばCF機能番
号をカウントアップし、ステップ2へ進む。CCW(逆
回転)を検出したならばCF機能番号をカウントダウン
し、ステップ2へ進む。
【0056】[ステップ6]CFスイッチ33がOFF
ならば、ステップ2へ進む。CFスイッチ33がONな
らば、選択番号をカウントアップしステップ7へ進む。
【0057】[ステップ7]ステップ6でカウントアッ
プした選択番号をモニター用LCD32に表示しステッ
プ8へ進む。
【0058】[ステップ8]ステップ2で表示したCF
機能番号が「15」ならば、ステップ9へ進む。CF機
能番号が「15」以外ならば、ステップ10へ進む。
【0059】[ステップ9]ステップ7で表示した番号
を補正値記憶手段5に記憶する。
【0060】[ステップ10]ステップ7で表示した番
号をCF機能変更記憶手段4(EEPROM)に記憶す
る。
【0061】[ステップ11]CF機能変更記憶手段4
の内容を全て初期状態(「0」)に変更する。
【0062】図5と図6は一眼レフカメラの各部の操作
部材を示した図である。30はレリーズ釦、31は電子
ダイアル、32は外部表示装置、33はカスタムファン
クション機能セット釦、34はカスタムファンクション
クリア釦である。
【0063】図7は本実施の形態のカスタムファンクシ
ョン機能を設定する場合の、外部表示装置32の表示状
態を表したものである。図8は本実施の形態のカスタム
ファンクション機能のCF機能番号、選択番号、機能内
容をまとめた一覧である。
【0064】カスタムファンクション機能セットスイッ
チ33をONすると、外部表示装置32は例えば32c
または32d、32e、32f、32gの何れかの様に
表示される。表示態様32c〜32gにおける「F−1
5」は、図8におけるCF機能番号の「15」を表して
おり、その下の「0」〜「4」は同じく図8における選
択番号を表している。
【0065】つまり、表示状態32cでは図8に示した
機能内容である「測光値を+1.0補正をする」と言っ
たカスタムファンクション機能であることを表してい
る。表示態様32c〜32gのいずれを選択するには、
カスタムファンクション機能セットスイッチ33のON
を繰り返す事により可能となる。
【0066】また、図8におけるその他のカスタムファ
ンクション機能を設定する場合には、表示状態32c〜
32gの表示状態から電子ダイアル31を回して行く毎
にCF機能番号が移り変わって行き、前記と同様にカス
タムファンクション機能セットスイッチ33のONを繰
り返す事により選択番号を選択して行く。
【0067】カスタムファンクション機能から通常の撮
影状態に復帰するには、レリーズ釦30を半押し(スイ
ッチSW1をON)する事により可能となる。
【0068】図8に示したカスタムファンクション機能
の機能内容について簡単に説明する。CF機能番号は1
〜15までの機能があり、1〜14までは従来例にて説
明した図15と同一のCF機能である。CF機能番号1
5は本実施の形態の特徴とする機能であり、0〜4の選
択番号がある。撮影者は交換したフォーカシングスクリ
ーンの種類に応じて、選択番号を0〜4の何れかを選択
する。
【0069】本実施の形態では選択番号は、0〜4の5
種類、補正値は0を中心に0.5ステップとしているが
これに限定されるものではない。CF機能番号1〜14
の選択番号「0」の機能内容は初期状態であり、これら
CF機能番号1〜14まではカスタムファンクションク
リアスイッチ34の操作によって、一括して選択番号を
「0」に設定する事が可能である。
【0070】しかし、CF機能番号15は、CF機能番
号1〜14とは異なり初期値は存在せず、通常はユーザ
ー自身が設定変更を行わない限り設定内容(補正値)は
変更されない。
【0071】(第2の実施の形態)図9〜図13は第2
の実施の形態を示す。
【0072】図9、図10および図11において、基本
的な構成は第1の実施の形態における図1、図2及び図
3と同様であり、異なるところは、第1の実施の形態の
CF機能変更解除手段6を廃止し、フォーカシングスク
リーン検出手段600を設けた点であり、以下この点の
みを説明する。
【0073】図1において、フォーカシングスクリーン
検出手段600は、フォーカシングスクリーン14の着
脱を検出するスイッチであり、まずフォーカシングスク
リーン14が外された事を検知するとCPU(不図示)
の制御により撮影は禁止され、再度フォーカシングスク
リーン14が装着された事を検知すると機能変更設定手
段3を通さずに自動的に補正値変更モードに入る。補正
値を入力するか、または補正値の確認を行うとCPUは
撮影の禁止を解除する。
【0074】測光手段1によって得られた測光値Bv’
は、フォーカシングスクリーン14を別のフォーカシン
グスクリーンに交換すると、その光学特性の変化によっ
て測光値Bv’も変化するが、補正値記憶手段5に記憶
された補正値を基にCPU内の補正手段2によって、測
光値の変化誤差を打ち消し測光値Bvとして演算出力す
る。
【0075】図12は本実施形態の動作を示すフローチ
ャートで、フォーカシングスクリーン検出手段によるフ
ォーカシングスクリーンの補正値の設定手順をステップ
毎に説明する。
【0076】[ステップ101]フォーカシングスクリ
ーン14着脱状態をフォーカシングスクリーン検出手段
60によって検出する。フォーカシングスクリーン検出
手段60の信号がOFFならばフォーカシングスクリー
ン14が取り外されたと判断し、ステップ102へ進み
フォーカシングスクリーンの補正値変更モードのルーチ
ンに入る。
【0077】[ステップ102]CPUの制御によりカ
メラの撮影を禁止し、ステップ103へ進む。
【0078】[ステップ103]フォーカシングスクリ
ーン14が再び装着されたか否かをフォーカシングスク
リーン検出手段60によって検出する。フォーカシング
スクリーン検出手段60の信号がONに変化したならば
フォーカシングスクリーン14が正常にされたと判断
し、ステップ4へ進み、信号がOFFのままならば、ス
テップ102へ戻る。
【0079】[ステップ104]CF機能番号(図8で
示した「CF機能番号」)の15番をモニター用LCD
32に表示し、ステップ105へ進む。
【0080】[ステップ105]予め設定記憶されてい
た選択番号(図8で示した「選択番号」)をモニター用
LCD32に表示しステップ6へ進む。
【0081】[ステップ106]CF機能セットスイッ
チ33がOFFならば、ステップ105へ進む。CF機
能セットスイッチ33がONならば、選択番号をカウン
トアップしステップ7へ進む。
【0082】[ステップ107]ステップ106でカウ
ントアップした選択番号をモニター用LCD32に表示
しステップ108へ進む。
【0083】[ステップ108]レリーズ釦30の押し
込みで第1ストロークスイッチSW1がOFFならば、
ステップ105へ進む。レリーズ釦30の第1ストロー
クスイッチSW1がONを検出したならば、ステップ1
09へ進む。
【0084】[ステップ109]ステップ107で表示
した選択番号を補正値記憶手段5に記憶しステップ11
0へ進む。
【0085】[ステップ110]CPUの制御によりカ
メラの撮影禁止を解除し、通常の撮影ルーチンへ戻る。
【0086】図13は機能変更設定手段によるカスタム
ファンクションの設定手順及びフォーカシングスクリー
ンの補正値の設定手順を説明するためのフローチャート
である。ステップ毎に説明する。
【0087】[ステップ111]CF機能セットスイッ
チ33のONを検出したら、ステップ112へ進み、C
F機能変更モードのルーチンに入る。
【0088】[ステップ112]CF機能番号(図8で
示した「CF機能番号」)をモニター用LCD32に表
示し、ステップ113へ進む。
【0089】[ステップ113]CFクリア(機能変更
解除手段)スイッチ34がOFFならば、ステップ11
4へ進む。CFクリアスイッチ34のONを検出したな
らば、ステップ121へ進む。
【0090】[ステップ114]レリーズ釦30の押し
込みがなく第1ストロークスイッチSW1がOFFなら
ば、ステップ115へ進む。レリーズ釦30の押し込み
により第1ストロークスイッチSW1がONを検出した
ならば、CF機能変更ルーチンを終了し撮影ルーチンへ
戻る。
【0091】[ステップ115]電子ダイヤル31の回
転による信号、CW(正回転)を検出したならばCF機
能番号をカウントアップし、ステップ112へ進む。C
CW(逆回転)を検出したならばCF機能番号をカウン
トダウンし、ステップ112へ進む。信号をなにも検出
しなければステップ116へ進む。
【0092】[ステップ116]CF機能セットスイッ
チ33がOFFならば、ステップ112へ進む。CF機
能セットスイッチ33がONならば、選択番号をカウン
トアップしステップ117へ進む。
【0093】[ステップ117]ステップ116でカウ
ントアップした選択番号をモニター用LCD32に表示
しステップ118へ進む。
【0094】[ステップ118]ステップ112で表示
したCF機能番号が「15」ならば、ステップ119へ
進む。CF機能番号が「15」以外ならば、ステップ1
20へ進む。
【0095】[ステップ119]ステップ117で表示
した番号を補正値記憶手段5に記憶し、ステップ112
へ進む。
【0096】[ステップ120]ステップ117で表示
した番号をCF機能変更記憶手段4に記憶し、ステップ
112へ進む。
【0097】[ステップ121]CF機能変更記憶手段
4の内容を全て初期状態(「0」)に変更し、ステップ
112へ進む。
【0098】なお、本実施形態のカメラの外観構成は図
5及び図6に示す第1の実施の形態と同様である。ま
た、フォーカシングスクリーンの補正値を設定する場合
の外部表示装置32の表示状態も図7と同様であり、カ
スタムファンクション機能のCF機能番号、選択番号、
機能内容も図8と同様である。
【0099】本実施形態において、フォーカシングスク
リーン検出手段60がフォーカシングスクリーン14が
外され事を一旦検知し、その後再度フォーカシングスク
リーン14が装着された事を検知すると、カメラは補正
値変更モードとなり、外部表示装置32は図7に示すよ
うに、例えば32cまたは32d、32e、32f、3
2gの何れかの態様に表示される。
【0100】表示態様32c〜32gで、「F−15」
は、図8におけるCF機能番号の「15」を表してお
り、その下の「0」〜「4」は同じく図8における選択
番号を表している。つまり、表示態様32cの表示状態
では図8に示した機能内容である「測光値を+1.0補
正をする」と言ったカスタムファンクション機能である
ことを表している。表示態様32c〜32gのいずれを
選択するには、カスタムファンクション機能セットスイ
ッチ33のONを繰り返す事により可能となる。補正値
変更モードから通常の撮影状態に復帰するには、レリー
ズ釦30を半押し(第1ストロークスイッチSW1をO
N)をする事により可能となる。
【0101】本実施の形態では、第1の実施の形態同様
に、図8に示したその他のカスタムファンクション機能
の変更は、補正値変更モードからは行えない様になって
いる。その他のカスタムファンクション機能の変更を行
うには、一度通常の撮影モードに戻ってから前記図13
のフローチャートで説明した様に、カスタムファンクシ
ョン機能セットスイッチ33をONする事によりCF機
能変更モードによって可能となる。
【0102】
【発明の効果】請求項1に係わる発明によれば、以下の
ような効果が得られる。
【0103】!フォーカシングスクリーンの光学特性を
補正するためのに新たな設定操作部材及び表示装置また
は、検出装置等が必要がないので、コストアップとなら
ない、またカメラが大型化しない、デザイン上好ましい
と言った効果がある。
【0104】”ファインダー交換式のカメラの場合に置
いては、交換式ファインダー装置内にフォーカシングス
クリーンの光学特性を補正するための設定操作部材及び
表示装置および設定変更を配置しないので、他の交換フ
ァインダー装置においても同様の設定操作部材及び表示
装置が必要ないので、これら別方式のファインダー装置
においてもコストアップとならない。
【0105】#カメラが大型化しない、デザイン上好ま
しいと言った効果があり、また、他のファインダー装置
に交換した場合に、再度フォーカシングスクリーンの光
学特性を設定しなおす必要がないので煩わしさがなくな
った。
【0106】$機能変更解除手段によりカスタムファン
クションの設定を一括で初期状態に戻した場合でも、フ
ォーカシングスクリーンの光学特性を補正値は初期化さ
れないので、従来のカスタムファンクション機能及び解
除機能及び操作性を阻害することがなく、また、不用意
にフォーカシングスクリーンの補正値を変更してしまう
ことがなくなった。
【0107】請求項2に係わる発明によれば、以下のよ
うに効果が得られる。
【0108】!フォーカシングスクリーンの着脱を検知
する検出手段を設ける事により、フォーカシングスクリ
ーンの装着ミスを防止出来る。
【0109】”フォーカシングスクリーンの装着を検知
したならば自動的に補正値変更モードに入るようにした
ため、フォーカシングスクリーン交換時の補正値変更の
設定忘れの防止及び、補正値変更の素早い設定操作が可
能となる。
【0110】#カスタムファンクションの機能の一部を
使用してフォーカシングスクリーンの光学特性の補正を
行っているため、新たな設定操作部材及び表示装置を必
要としないので、コストアップとならない、カメラが大
型化しない、デザイン上好ましい、操作方法が複雑化し
ないと言った効果がある。
【0111】$ファインダー交換式のカメラの場合に置
いては、交換式ファインダー装置内にフォーカシングス
クリーンの光学特性を補正するための設定操作部材及び
表示装置および設定変更部材を配置しないので、他の交
換ファインダー装置においてもコストアップとならな
い、カメラが大型化しない、デザイン上好ましいと言っ
た効果があり、更にはファインダー装置のみ交換した場
合でも、フォーカシングスクリーンの光学特性を設定し
なおす必要がないので煩わしさがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すカメラのブロ
ック図
【図2】第1の実施の形態の一眼レフカメラの要部概略
【図3】第1の実施の形態のカメラの電気回路図
【図4】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
【図5】第1の実施の形態の一眼レフカメラの外観上面
【図6】図5の一眼レフカメラの側面図
【図7】カスタムファンクション機能を設定する場合の
外部表示装置の表示状態を表した図
【図8】第1の実施の形態のカスタムファンクション機
能のCF機能番号、選択番号、機能内容をし示す図
【図9】本発明の第2の実施の形態を示すカメラのブロ
ック図
【図10】第2の実施の形態の一眼レフカメラの要部概
略図
【図11】第2の実施の形態のカメラの電気回路図
【図12】第2の実施の形態のカメラの動作を示すフロ
ーチャート
【図13】第2の実施の形態のカメラの動作を示すフロ
ーチャート
【図14】従来のカスタムファンクション設定表示を示
す図
【図15】従来のカスタムファンクション機能のCF機
能番号、選択番号、機能内容を示す図
【符号の説明】
1 測光手段 2 補正手段 3 機能変更設定手段 4CF機能変更記憶手段 5 補正値記憶手段 6CF機能変更解除手段 11 撮影レンズ 12 絞り 13 主ミラー 14 フォーカシングスクリーン 60 フォーカシングスクリーン検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影機能や操作部材の機能を変更可能と
    する機能変更設定手段と、 前記機能変更設定手段により設定された設定内容を電気
    的に読み書き可能な不揮発性メモリに記憶する機能変更
    記憶手段と、 前記機能変更記憶手段に記憶された設定内容を初期状態
    へ戻す機能変更解除手段と、 撮影レンズからの被写体像を観察するために、撮影光束
    の少なくとも一部が結像される予定結像面に他の種類に
    交換可能に配置されたフォーカシングスクリーンと、 前記機能変更設定手段によって、前記フォーカシングス
    クリーンの光学特性を補正値として変更設定を可能と
    し、かつ前記補正値を電気的に読み書き可能な不揮発性
    メモリに記憶する補正値記憶手段と、を有するカメラに
    おいて、 前記機能変更記憶手段に記憶された設定内容を前記機能
    変更解除手段により初期状態に戻しても、前記補正値記
    憶手段に記憶された設定内容が初期状態へ戻るのを禁止
    する禁止手段を有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 撮影レンズからの被写体像を観察するた
    めに、撮影光束の少なくとも一部が結像される予定結像
    面に他の種類に交換可能に配置されたフォーカシングス
    クリーンと、 前記フォーカシングスクリーンが所定の状態か否かを検
    出する検出手段と、 撮影機能や操作部材の機能を変更する事が可能な機能変
    更設定手段と、 前記機能変更設定手段により設定された設定内容を電気
    的に読み書き可能な不揮発性メモリに記憶する機能変更
    記憶手段と、 前記機能変更設定手段によって、前記フォーカシングス
    クリーンの光学特性を補正値として変更設定を可能とす
    る補正値変更モードを持ち、かつ前記補正値を電気的に
    読み書き可能な不揮発性メモリに記憶する補正値記憶手
    段と、前記検出手段が前記フォーカシングスクリーンが
    取り外された事を検出すると撮影を禁止し、フォーカシ
    ングスクリーンが装着された事を検出すると、前記機能
    変更設定手段の補正値変更モードを設定する設定手段
    と、を有することを特徴とするカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103292791A (zh) * 2013-06-17 2013-09-11 中国航天科工集团第三研究院第八三五八研究所 一种适应高速飞行平台的可见光成像像移补偿装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103292791A (zh) * 2013-06-17 2013-09-11 中国航天科工集团第三研究院第八三五八研究所 一种适应高速飞行平台的可见光成像像移补偿装置

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