JPH1090779A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH1090779A
JPH1090779A JP8240165A JP24016596A JPH1090779A JP H1090779 A JPH1090779 A JP H1090779A JP 8240165 A JP8240165 A JP 8240165A JP 24016596 A JP24016596 A JP 24016596A JP H1090779 A JPH1090779 A JP H1090779A
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JP
Japan
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mode
distance
changed
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focal length
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Pending
Application number
JP8240165A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ishiguro
稔 石黒
Takao Umetsu
隆夫 梅津
Yasuhiro Nishitani
泰浩 西谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Priority to US08/927,315 priority patent/US5970261A/en
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  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 焦点の合わない写真撮影を未然に防止する。 【解決手段】 マニュアルフォーカスモードで領域W
2,T2を操作して所定の撮影距離を設定すると、マイ
クロコンピュータ40は、電動式ズームレンズ12の変
倍レンズの位置を検出し、これに対応した変倍位置デー
タをデータ記憶領域から読み込み、更にこの変倍位置デ
ータに対応した最短撮影距離を別のデータ記憶領域から
読み込む。そして、設定した撮影距離(設定距離)と最
短撮影距離とを比較し、設定距離が最短撮影距離より小
さい場合には、設定距離の変更を促すように、設定距離
を点滅表示する。設定距離の変更を開始すると、設定距
離を最短撮影距離に変更した後、設定距離の変更を受け
付ける。設定距離が最短撮影距離より小さいままシャッ
タボタン22を半押しすると、設定距離を最短撮影距離
に変更した後、シャッタボタン22の全押し待ち状態に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズ付き
のカメラに関し、更に詳しくはマニュアルフォーカスモ
ードを有するズームレンズ付きのカメラに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、コンパクトカメラの多くは、オー
トフォーカス方式のズームレンズを搭載しており、通常
の撮影では、誰でも簡単にピントの合った写真を撮るこ
とができる。ところが、動きの速い被写体を撮影するよ
うな場合には、オートフォーカスが追随できない場合が
多い。
【0003】一方、一眼レフでは、オートフォーカス方
式の他、手動でピント合わせを行うマニュアルフォーカ
スモードを備えたものが多く、例えば予め所望の撮影距
離にセットしておき、被写体が撮影距離に到達したと同
時にシャッタボタンをレリーズする等の撮影が行うこと
ができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、コンパクトカ
メラでもマニュアルフォーカスモードを設けることが考
えられるが、コンパクトカメラに搭載されている小さく
てローコストなズームレンズの場合、変倍操作によって
変化する焦点距離毎に最短撮影距離が変化するものが多
い。このため、マニュアルフォーカスモードで所定の撮
影距離に設定した後、変倍操作を行って焦点距離を変更
すると、前に設定した撮影距離が新たな焦点距離の最短
撮影距離より短い場合がある。このような場合に、その
まま撮影を行うと、ユーザーが設定した撮影距離ではな
く、新たな焦点距離の最短撮影距離で撮影が行われるた
め、得られた写真は焦点が合っていないものとなる。
【0005】本発明は、焦点の合わない写真撮影を未然
に防止するカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のカメラは、手動によってピント合わ
せを行うマニュアルフォーカスモードを有し、変倍操作
により変更される焦点距離によって最短撮影距離が変化
するズームレンズを備えたカメラにおいて、マニュアル
フォーカスモードで設定した所定の焦点距離における撮
影距離が、ズームレンズの変倍操作で変更された新たな
焦点距離における最短撮影距離より短かった場合に、所
定の警告手段により警告を行うものである。
【0007】また、請求項2記載のカメラは、手動によ
ってピント合わせを行うマニュアルフォーカスモードを
有し、変倍操作により変更される焦点距離によって最短
撮影距離が変化するズームレンズを備えたカメラにおい
て、マニュアルフォーカスモードで設定した所定の焦点
距離における撮影距離が、ズームレンズの変倍操作で変
更された新たな焦点距離における最短撮影距離より短か
った場合に、所定の警告手段により警告を行うととも
に、この状態からシャッタのレリーズ操作を行った場合
には、前記撮影距離を前記新たな焦点距離における最短
撮影距離に基づいて変更するものである。
【0008】また、請求項3記載のカメラは、手動によ
ってピント合わせを行うマニュアルフォーカスモードを
有し、変倍操作により変更される焦点距離によって最短
撮影距離が変化するズームレンズを備えたカメラにおい
て、マニュアルフォーカスモードで設定した所定の焦点
距離における撮影距離が、ズームレンズの変倍操作で変
更された新たな焦点距離における最短撮影距離より短か
った場合に、所定の警告手段により警告を行うととも
に、この状態から前記撮影距離の変更を開始した場合に
は、撮影距離を前記新たな焦点距離における最短撮影距
離に変更した後、前記撮影距離の変更を受け付けるもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のカメラの外観を示す図2
において、カメラ10はコンパクト化を図ったもので、
未使用状態では撮影レンズが完全にボディ内に隠れた状
態に収納されるように、撮影レンズとして鏡胴11が沈
胴式の電動式ズームレンズ12を採用するとともに、こ
れが最も短く引っ込んだ状態で電動式ズームレンズ12
の前面を開閉するレンズバリア13を左右方向にスライ
ド自在に設けてある。
【0010】電動式ズームレンズ12を挟んでレンズバ
リア13と反対側の前面上部には、ストロボ発光部15
が設けられている。また、レンズバリア13を開けた際
に露呈される電動式ズームレンズ12の上方には、スト
ロボ発光部15側から順番に、ファインダ17の対物側
窓17a,アクティブ方式オートフォーカス用の投光部
18,自動露出用の測光部19,セルフタイマ表示用の
LED20,アクティブ方式オートフォーカス用の受光
部21がそれぞれ配置されている。そして、カメラ本体
14の上部には、シャッタボタン22が設けられてい
る。
【0011】カメラ10の背面を示す図3において、裏
蓋24の上部左側には、ファインダ17の接眼窓17b
と、測距完了時に点灯されるLED27とが配置され、
カメラ10を構えた状態で右手親指で操作しやすい上部
右側には、電動式ズームレンズ12の変倍を行う他、各
種のモード設定を行う際に押圧操作されるモード設定ボ
タン30が配置されている。
【0012】モード設定ボタン30は、1個の円盤状の
操作部材30aと、この背後に設けられた4個のスイッ
チSW1,SW2,SW3,SW4(図1参照)とから
なる。操作部材30aが押圧操作される領域は十字状に
4分割してあり、領域W1,W2,T1,T2の各々は
同じ面積の扇形をしている。前記スイッチSW1,SW
2,SW3,SW4は、領域W1,W2,T1,T2の
背後にそれぞれ配置されており、領域W1,W2,T
1,T2の押圧/非押圧によってそれぞれ独立にON/
OFFされる。
【0013】モード設定ボタン30を電動式ズームレン
ズ12の変倍に用いる場合には、左側の領域W1,W2
の押圧操作によるスイッチSW1,SW2のON信号は
ワイド側への変倍操作信号として認識され、また右側の
領域T1,T2の押圧操作によるスイッチSW3,SW
4のON信号はテレ側への変倍操作信号として認識され
る。
【0014】モード設定ボタン30の周囲には、領域W
1,W2,T1,T2に対応してそれぞれ1個ずつLE
D31,32,33,34が配置されている。これらL
ED31〜34は、詳しくは後述するように、裏蓋24
の下部に配置されたモード切換ボタン35を押圧しなが
らの各種のモード設定に応じて点灯される。そして、各
種のモード設定に対応した表示がモード切換ボタン35
の上方に配置された液晶表示板38に表示される。
【0015】また、モード切換ボタン35の側方には、
デートの写し込みモードを変更する際に押圧操作される
デート切換ボタン39が配置されている。なお、図面の
液晶表示板38には、全ての表示を同時に表示した状態
を示しているが、実際にこのような表示になることはな
い。
【0016】カメラ10の制御系の概略を示す図1にお
いて、前記モード設定ボタン30のスイッチSW1〜S
W4の他、モード切換ボタン35,デート切換ボタン3
9の下方にも同様のスイッチSW5,SW6が配置され
ている。また、レンズバリア13の開閉操作に連動して
カメラ10の電源をON/OFFするメインスイッチS
W7がレンズバリア13の近傍に設けられている。そし
て、これらスイッチSW1〜SW7は、マイクロコンピ
ュータ40に接続されている。
【0017】マイクロコンピュータ40には、スイッチ
SW1〜SW7の他、電動式ズームレンズ12,LED
20,27,LED31〜34が接続され、また、スト
ロボ発光部15を駆動するストロボ装置36,投光部1
8及び受光部21を前面に備えたオートフォーカスモジ
ュール37,自動露出用の測光部19,シャッタボタン
22,液晶表示板38が接続されている。
【0018】以下に、モード設定ボタン30の各種機能
を説明する。レンズバリア13を開け、モード切換ボタ
ン35を押圧操作せず、LED31〜34が非点灯であ
る待機状態では、モード設定ボタン30は、前述したよ
うに、変倍用のボタンとして機能する。
【0019】待機状態からモード切換ボタン35を押圧
すると、図4に示すように、LED31〜34の全てが
一斉に点灯して、モード設定待機状態になる。なお、こ
のときには、液晶表示板38の表示は、待機状態と同じ
状態が保持される。
【0020】モード設定待機状態からモード切換ボタン
35を押圧したまま、例えば領域W2を押圧すると、図
5に示すように、LED32のみを残して他のLED3
1,33,34が消灯し、ストロボモード設定に入る。
なお、以下の各モード設定操作は、モード切換ボタン3
5を押圧したまま行う。
【0021】領域W2を1回押圧する毎に、ストロボモ
ードが現在のモードからマルチプログラムモード(M
P)→プレ発光モード(PRE)→強制発光モード(O
N)→発光禁止モード(OFF)→逆光補正モード(B
LC)→夜景モード→マルチプログラムモード(MP)
→・・・の順序に従って変更される。そして、マルチプ
ログラムモードの場合を除き、各々に対応したマーク4
1,42,43,44,45が、図6に示すように、液
晶表示板38に表示される。なお、液晶表示板38の下
段の左側にはデート47,右側にはフイルム残りコマ数
48が表示されている。また、上段の右側には、電池残
量マーク49が表示されている。
【0022】なお、マルチプログラムモードとは、被写
体の明るさや距離などに応じてストロボの光量を自動調
節する標準モードで、モード切換を行わない通常状態で
は、このモードになっている。また、プレ発光モードと
は、いわゆる赤目現象を軽減するために撮影の直前に数
回連続発光させて目を慣らすモードである。また、逆光
補正モードとは、+1EV露出補正するモードであっ
て、主要被写体と背景との輝度差から最適の光量を発光
するようにしてもよい。
【0023】後述するフォーカスモード設定で無限遠モ
ード(INF)またはマニュアルフォーカスモードで無
限遠に設定してから、ストロボモードを変更すると、図
7に示すように、マルチプログラムモード(MP)→発
光禁止モード(OFF)→逆光補正モード(BLC)→
マルチプログラムモード(MP)→・・・の順序に従っ
て変更される。なお、符号51は、フォーカスモード設
定で無限遠モード(INF)またはマニュアルフォーカ
スモードで無限遠に設定された際に表示される山形状の
マークである。
【0024】次に、図4に示すモード設定待機状態か
ら、領域T2を押圧すると、LED34だけを残して他
のLED31,32,33が消灯し、セルフタイマモー
ド設定に入る。セルフタイマモード設定に入ってから領
域T2を押圧すると、領域T2の押圧毎に、セルフタイ
マモードが現在の設定状態からノーマルモード→セルフ
1モード→セルフ2モード→セルフ3モード→ノーマル
モード→・・・の順序に従って変更される。セルフタイ
マモード設定に入ると、液晶表示板38には、図8に示
すように、セルフタイママーク53が表示される。
【0025】また、セルフ1モード,セルフ2モード,
セルフ3モードの各数字1,2,3は、セルフタイマに
よって連続的に撮影されるコマ数を示しており、このコ
マ数を示す数字55がフイルム残りコマ数48の代わり
に液晶表示板38に表示される。勿論、セルフタイマに
よって連続的に撮影されるコマ数は、フイルム残りコマ
数を越えることができないから、例えばフイルム残りコ
マ数が2枚の場合には、図9に示すように、モード設定
待機状態から領域T2を押圧する毎に、セルフタイマモ
ードは現在の設定状態からノーマルモード→セルフ1モ
ード→セルフ2モード→ノーマルモード→・・・の順序
に従って変更され、セルフ3モードは表示されない。
【0026】次に、モード設定待機状態から領域W1を
押圧すると、LED31が点灯したままLED32,3
3,34が消灯し、フォーカスモード設定に入る。この
フォーカスモード設定に入ると、領域W1を押圧する毎
に、フォーカスモードが現在の設定状態からオートフォ
ーカスモード(AF)→無限遠モード(INF)→マニ
ュアルフォーカスモード(MF)→オートフォーカスモ
ード(AF)→・・・の順序に従って変更される。これ
に従って、図10に示すように、液晶表示板38には、
無限遠モードでは山形状のマーク51,マニュアルフォ
ーカスモードでは「MF」文字を白抜きにしたマーク5
7が表示される。また、マニュアルフォーカスモード設
定時には、マーク57が表示される他、デート47の代
わりに、手動によって設定した撮影距離(以下、設定距
離という)LM が点滅表示され、更に、図11に示すよ
うに、LED32,34が点滅される。なお、LED3
2,34の点滅周波数は、例えば2Hzである。
【0027】また、ストロボモードがプレ発光モード,
強制発光モード,夜景モードのいずれかに設定されてい
る場合に、図12に示すように、無限遠モードまたはマ
ニュアルフォーカスモードに切り換えると、ストロボモ
ードはマルチプログラムモードに変更され、そのままフ
ォーカスモード設定を終了すると、ストロボモードはマ
ルチプログラムモードに確定される。なお、フォーカス
モード設定を終了する前に、設定距離LM が無限遠以外
のマニュアルフォーカスモードに切り換えた場合は、も
とのストロボモード(図12に示す例ではプレ発光モー
ド)に復帰する。
【0028】マニュアルフォーカスモード設定状態にお
いて、モード設定ボタン30の領域T2または領域W2
を押圧することにより、設定距離LM を変更できる。領
域T2を押圧すると、設定距離LM が長くなり、領域W
2を押圧すると、設定距離L M が短くなる。この設定距
離LM は、フォーカスモードが変更されるまでは、その
値がそのまま保持され、フォーカスモードが変更される
と、図13に示すように、例えば2mに初期化される。
また、領域T2または領域W2を例えば1秒以上継続し
て押圧すると、設定距離LM が例えば0.5秒周期でア
ップ/ダウンされる。また、設定距離LM が上限値
(∞)/下限値(例えば0.8m)に達した場合には、
それぞれダウン/アップ操作のみ受け付ける。なお、下
限値については、その時点での焦点距離(変倍操作によ
って変わる)に対応した値となる。
【0029】フォーカスモードはオートフォーカスがデ
フォルトのモードになっており、他のフォーカスモード
に設定されていても、通常はレリーズ完了毎にオートフ
ォーカスモードに復帰される。しかし、無限遠モードま
たはマニュアルフォーカスモードに切り換えた状態で、
領域W1を3秒間押圧したままにすると、図14に示す
ように、液晶表示板38のフォーカスモードの表示(こ
の場合は無限遠を示すマーク51)が2Hzで点滅表示さ
れ、レリーズ完了毎にオートフォーカスモードに復帰し
ないラッチモードとなる。このラッチモードは、レンズ
バリア13を閉じることにより、または、再びフォーカ
スモードを設定しなおすことで解除される。なお、ラッ
チモードにおけるフォーカスモードを表示するマークの
点滅表示は、ラッチモードが解除されるまで継続され
る。
【0030】マニュアルフォーカスモードに設定された
状態で、領域W1を押圧すると、フォーカスモード設定
状態となり、図15に示すように、マニュアルフォーカ
スモードを保持したまま、デート47の代わりに、現在
の設定距離LM ,例えば1.2mが表示される。以降、
領域W1を押圧する毎に、マニュアルフォーカスモード
(MF)→オートフォーカスモード(AF)→無限遠モ
ード(INF)→マニュアルフォーカスモード(MF)
→・・・の順序に従って変更される。なお、領域W1の
1度目の押圧操作では、現在の設定距離LM の表示のみ
が行われ、モードの変更は行われない。
【0031】次に、モード設定待機状態から領域T1を
押圧すると、図16に示すように、LED33が点灯す
るとともに、LED31は消灯し、LED32,34は
2Hzで点滅して、露出補正設定状態になる。これと同時
に、図17に示すように、液晶表示板38のデート47
が消えて、この位置に露出補正値61が点滅表示され
る。そして、領域T1を押圧する毎に、露出補正値61
が点滅表示される露出補正設定がONの状態と、デート
47が点灯表示されるOFFの状態とが交互に切り換わ
る。なお、モード切換ボタン35を離し、設定操作を終
了した場合、露出補正設定はOFFになる。また、露出
補正設定がONの状態では、フイルム残りコマ数48と
電池残量マーク49との間に露出補正マーク63が表示
される。また、露出補正設定がOFFの状態では、図1
8に示すように、LED33のみが点灯される。
【0032】前記露出補正値61を変更するには、図1
6に示す露出補正設定がON状態のときに、領域T2も
しくは領域W2を押圧する。図19に示すように、領域
T2を押圧すると、露出補正値61がアップし、領域W
2を押圧すると、露出補正値61がダウンする。なお、
露出補正値61のアップ/ダウンは、0.5EVステッ
プで行われ、上限/下限である+2.0/−2.0で停
止される。また、設定した露出補正値61は、露出補正
設定がON状態の間はそのまま保持されるが、露出補正
設定をOFFにすると、デフォルトである「0.0」E
Vに初期化される。
【0033】また、図20に示すように、露出補正設定
がON状態で露出補正値61を「0.0」EVにして、
モード切換ボタン35を離し、設定操作を終了した場
合、露出補正設定はOFFになる。
【0034】また、図21に示すように、露出補正設定
がON状態で、領域T1を3秒間押圧したままにする
と、露出補正値61,露出補正マーク63が2Hzで点滅
表示され、ラッチモードになる。この場合、レリーズ動
作完了による露出補正値61のリセットは行われず、レ
ンズバリア13の閉じ操作によるメインスイッチのOF
Fにより露出補正値61のリセットが行われる。なお、
露出補正マーク63の点滅表示は、設定操作終了後の待
機状態においても継続され、露出補正値61はデート4
7になる。
【0035】また、露出補正設定がON状態の待機状態
から露出補正値61の変更操作が行われた場合には、領
域T1を押圧することにより、図22に示すように、露
出補正マーク63が表示されたまま、デート47が消え
て、この代わりに現在の露出補正値61が表示される。
以降、領域T1を押圧する毎に、現在の状態から露出補
正設定のON/OFFが交互に切り換えられる。なお、
1度目の領域T1の押圧では、露出補正設定のON/O
FFは行われない。
【0036】次に、待機状態からデート切換ボタン39
を押圧すると、図23に示すように、デート写し込みモ
ードに入る。このモードに入ってからデート切換ボタン
39を押圧する毎に、デート47の表示モードが年月日
→月日年→日月年→日時分→OFF→年月日→・・・の
順序に従って変更される。なお、「日時分」表示モード
では、デジタル時計65が表示される。
【0037】デート47を修正するには、デート写し込
みモードに入ってからデート切換ボタン39を2秒間押
圧したままにする。すると、図24に示すように、デー
ト47の表示モードが「年月日」になるとともに、
「年」の桁が2Hzで点滅表示され、時計計時が停止す
る。以降、デート切換ボタン39を押圧する毎に、年→
月→日→時→の順に修正桁(点滅桁)が変更され、最後
の修正桁である分を修正した後、デート切換ボタン39
を押圧すると、デート修正状態は終了し、デフォルトで
ある「年月日」表示モードになり、時計計時が再開され
る。なお、秒は「0」からスタートする。また、デート
修正状態で修正操作を行わずに5分経過すると、鏡胴1
1が沈胴し、LED31〜34が消灯するとともに、液
晶表示板38の表示が消える。
【0038】デート修正状態では、図25に示すよう
に、LED32,34が2Hzで点滅する。領域T2もし
くは領域W2を押圧すると、点滅表示されている桁の数
値を変更できる。領域T2を押圧すると、桁の数値が大
きくなり、領域W2を押圧すると、桁の数値が小さくな
る。領域T2または領域W2を1秒以上継続して押圧し
ていると、125ms毎に桁の数値が変更する。桁の数
値が各桁毎に定められた上限/下限に達した場合は、そ
れぞれ下限値/上限値に戻る。例えば、「日」の桁の場
合、・・・→30→31→1→・・・となる。なお、図
26に示すように、設定された「年月」に対して存在し
ない「日」を設定した場合は、デート修正状態が終了し
た時点で、「日」の桁が「1」に修正される。
【0039】セルフタイマモード設定でセルフ1モー
ド,セルフ2モード,セルフ3モードのいずれがに設定
した後、シャッタボタン22を全押しすると、セルフタ
イマ表示LED20とLED34が点灯し、セルフタイ
マが動作を開始する。セルフタイマの動作開始後、7秒
経過すると、セルフタイマ表示LED20とLED34
は2Hzの点滅表示に切り換わり(図27参照)、更に3
秒経過した後、カメラ10のシャッタが作動する。この
セルフタイマ動作を途中解除する場合には、レンズバリ
ア13を閉じるか、領域T2を押圧する。
【0040】フォーカスモードがマニュアルフォーカス
に設定された状態または露出補正が設定された状態で、
シャッタボタン22を半押し操作すると、測光,鏡胴繰
り出し等の動作が完了し、シャッタボタン22の全押し
待ち状態になった時点で、LED27が点灯表示される
とともに、図28に示すように、設定距離LM または露
出補正設定値が表示される。この表示状態は、シャッタ
ボタン22の押圧解除またはレリーズ完了まで継続され
る。
【0041】図29に示すように、マニュアルフォーカ
スと露出補正がともに設定されている場合に、シャッタ
ボタン22を半押し操作すると、デート47の表示が消
えて、この代わりに設定距離LM と露出補正値61とが
交互に表示される。なお、この表示期間を0.5秒,非
表示期間を0.25秒とする。
【0042】図30に示すように、フォーカスモードが
マニュアルフォーカスに設定されている場合に、変倍操
作を行い、焦点距離を変更すると、この焦点距離によっ
ては、変倍操作開始前の設定距離LM がマニュアルフォ
ーカスの設定可能範囲外になることがある。このような
場合には、警告手段として設定距離LM が液晶表示板3
8に2Hzで点滅表示される。ただし、その後、給送動
作,ストロボ充電,変倍操作を行った場合には、その間
は、設定距離LM の表示からデート47の表示に戻る。
【0043】設定距離LM がマニュアルフォーカスの設
定可能範囲外になり、設定距離LMが点滅表示されてい
るマニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状態で、モ
ード切換ボタン35またはデート切換ボタン39を押圧
すると、図31に示すように、液晶表示板38はデート
47が表示される通常状態に戻り、各モード設定に従っ
た表示が行われる。各モード設定が終了してマニュアル
フォーカスモードに復帰した時点で、マニュアルフォー
カス設定距離範囲外警告状態のままであれば、各モード
設定に入る前と同様に、設定距離LM が2Hzで点滅表示
される。
【0044】図32に示すように、マニュアルフォーカ
ス設定距離範囲外警告状態で、モード切換ボタン35を
押圧してフォーカスモードの変更操作を行った場合は、
マニュアルフォーカスモードに復帰した時点で、設定範
囲外の設定距離LM が設定範囲内の限界値,例えば0.
8mに丸め込まれる。
【0045】図33に示すように、マニュアルフォーカ
ス設定距離範囲外警告状態で、シャッタボタン22を半
押しした場合には、シャッタボタン22を半押しした直
後に液晶表示板38の表示は通常表示になって測光が行
われる。そして、この時点の焦点距離における最短撮影
距離に基づいてピント合わせが行われ、LED27が8
Hzで点滅表示されるとともに、マニュアルフォーカスの
設定距離LM が2Hzで点滅表示され、シャッタボタン2
2の全押し待ち状態になる。ただし、設定距離LM の点
滅表示は、シャッタボタン22の全押し待ちの間のみ行
われ、レリーズ動作に入った時点で設定距離LM が設定
範囲内の限界値,例えば0.8mに変更され、点灯表示
に変わる。また、マニュアルフォーカスとともに露出補
正が設定されている場合には、マニュアルフォーカス設
定距離範囲外警告表示が優先され、露出補正値61の表
示は行われない。
【0046】このように構成されたカメラ10を使用す
るには、フイルム装填を行った後、レンズバリア13を
開け、被写体に電動式ズームレンズ12を向けてファイ
ンダ17を覗く。ファインダ17の視野内で被写体が所
望の大きさになるように、カメラ10を構えたまま右手
の親指でモード設定ボタン30の左側の領域W1または
領域W2、もしくは右側の領域T1または領域T2を押
圧操作する。このとき、マイクロコンピュータ40によ
り、スイッチSW1またはスイッチSW2のON信号は
ワイド側への変倍操作信号として認識され、またスイッ
チSW3またはスイッチSW4のON信号はテレ側への
変倍操作信号として認識される。これにより、同じ変倍
方向への操作領域が複数個(2個)になるから、変倍操
作の自由度が増し、変倍操作がし易くなる。また、隣合
う2個を合わせた広い領域を変倍操作に使えるから、操
作性が向上する。
【0047】次に、モード設定を行うには、まずモード
設定ボタン30をなんら操作していない待機状態からモ
ード切換ボタン35を押圧してモード設定待機状態に入
る。これにより、LED31〜34の全てが一斉に点灯
するから、更にモード切換ボタン35を押圧しながら、
領域W1,W2,T1,T2の何れかを押圧する。
【0048】領域W1を押圧するとフォーカスモード設
定,領域W2を押圧するとストロボモード設定,領域T
1を押圧すると露出補正設定,領域T2を押圧するとセ
ルフタイマ設定の各モードに入る。これと同時に、各押
圧領域に対応したLED31〜34の何れか1個のみを
残して他の3個が消灯するから、押圧した、またこれか
ら押圧すべき領域を確認できる。このとき、押圧すべき
領域を間違えた場合には、別の領域を押圧すれば、前に
押圧した領域のLEDは消灯し、新たに押圧した領域に
対応するLEDのみが点灯する。
【0049】例えば、モード設定待機状態から領域W1
を押圧してフォーカスモード設定に入った後、更にモー
ド切換ボタン35を押圧したまま、領域W1を2度押圧
する。液晶表示板38に山形状のマーク51が一瞬間表
示されてから、「MF」文字を白抜きにしたマーク57
が表示され、更に設定距離LM が点滅表示されて、マニ
ュアルフォーカスモードになる。また同時に、LED3
2,34が点滅し、領域W2,T2が押圧可能であるこ
とが表示される。以下、図34を参照しながら説明す
る。
【0050】領域W2を押圧すると、設定距離LM が小
さくなり、また領域T2を押圧すると、設定距離LM
大きくなるから、所望の設定距離LM が液晶表示板38
に表示された時点で領域W2,T2の押圧操作を止める
と、設定距離LM が液晶表示板38に点灯表示される。
変倍操作を行わない状態では、焦点距離が一定であるか
ら設定距離LM が変更できる範囲も一定になり、この範
囲内のみで領域W2,T2の押圧操作ができるようにな
っている。
【0051】変倍操作を行うと、マイクロコンピュータ
40は、電動式ズームレンズ12の変倍レンズの位置を
検出し、これに対応した変倍位置データをデータ記憶領
域(図示せず)から読み込み、更にこの変倍位置データ
に対応した最短撮影距離Lzを別のデータ記憶領域(図
示せず)から読み込む。更に、マイクロコンピュータ4
0は、設定距離LM を読み込んだ後、LM とLzとを比
較し、LM ≧Lzの場合には、フラグ(FL)を「0」
とし、LM <Lzの場合には、ピント合わせができない
から、フラグを「1」にした後、設定距離LM の変更を
促すように、設定距離LM を点滅表示する(図30参
照)。
【0052】設定距離LM が液晶表示板38に点滅表示
された状態から、設定距離LM の変更を開始すると、マ
イクロコンピュータ40は、設定距離LM を最短撮影距
離Lzに変更した後、設定距離LM の変更を受け入れ
る。
【0053】シャッタボタン22を半押しすると、液晶
表示板38の表示はデート47が表示された通常状態に
戻り、測光部19からの測光データがマイクロコンピュ
ータ40で処理され、シャッタ速度,絞りが設定され
る。この後、再び液晶表示板38の表示はデート47か
ら設定距離LM になり、フラグが「0」のときは、設定
距離LM が点灯表示されるとともに、設定距離LM に基
づいて電動式ズームレンズ12が駆動されてピント合わ
せが行われる。また、フラグが「1」のときは、LED
27が8Hzで、また設定距離LM が2Hzでそれぞれ点滅
表示されるとともに、最短撮影距離Lzに基づいて、電
動式ズームレンズ12が駆動されてピント合わせが行わ
れる。そして、この後シャッタボタン22を全押しする
と、シャッタが開閉される。
【0054】以上説明した実施形態では、ズームレンズ
は電動式としたが、本発明は、これに限定されず、例え
ばズームリングを操作して変倍を行うマニュアル式とし
てもよい。この場合には、上記モード設定ボタンはモー
ド設定専用に用いる。また、上記実施形態では、マニュ
アルフォーカス設定範囲外の警告手段として、液晶表示
板の設定距離を点滅表示するようにしたが、液晶表示板
に警告用のマークを表示したり、また音で警告するよう
にしてもよい。また、本発明に係るモードの種類や数
は、上記実施形態に示した種類や数に限定されないのは
勿論である。
【0055】また、上記実施形態では、モード設定はモ
ード切換ボタンを押しながら設定していたが、モード切
換ボタンを1度押すことによって、モード設定待機状態
にラッチされ、この状態でモードを選択し、再度モード
切換ボタンを押すことによって、選択されたモードが設
定されるようにしてもよい。この場合はモード切換ボタ
ンを押しながら操作するという煩わしさがないという利
点がある。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明のカメラによれ
ば、マニュアルフォーカスモードで設定した所定の焦点
距離における撮影距離がズームレンズの変倍操作で変更
された新たな焦点距離における最短撮影距離より短かっ
た場合、所定の警告手段により警告を行うようにしたの
で、ユーザーは設定した撮影距離が撮影可能範囲外であ
ることが分かり、焦点が合わない写真を撮る失敗を未然
に防ぐことができる。
【0057】また、設定した撮影距離が撮影可能範囲外
である状態からシャッタのレリーズ操作を行った場合に
は、撮影距離を新たな焦点距離における最短撮影距離に
基づいて変更するようにしたので、焦点が合わない写真
を撮る失敗を未然に防ぐことができる。
【0058】また、設定した撮影距離が撮影可能範囲外
である状態から撮影距離の変更を開始した場合には、撮
影距離を新たな焦点距離における最短撮影距離に変更し
た後、撮影距離の変更を受け付けるようにしたので、撮
影距離を焦点が合わない状態に設定することを防止で
き、焦点が合わない写真を撮る失敗を未然に防ぐことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの制御系の概略を示すブロック
図である。
【図2】カメラの外観斜視図である。
【図3】カメラの背面を示す概略図である。
【図4】モード設定待機状態のモード設定ボタンを示す
説明図である。
【図5】ストロボモード設定状態のモード設定ボタンを
示す説明図である。
【図6】ストロボモード設定状態でストロボモードの変
更によって変化する液晶表示板の表示を示す説明図であ
る。
【図7】フォーカスモード設定で無限遠に設定した状態
でストロボモードの変更によって変化する液晶表示板の
表示を示す説明図である。
【図8】セルフタイマ設定における液晶表示板の表示を
示す説明図である。
【図9】セルフタイマ設定でフイルム残りコマ数が2枚
の場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図10】フォーカスモード設定における液晶表示板の
表示を示す説明図である。
【図11】マニュアルフォーカスモード設定時のLED
表示を示す説明図である。
【図12】ストロボモードがプレ発光に設定された状態
で無限遠に切り換えた場合の液晶表示板の表示を示す説
明図である。
【図13】マニュアルフォーカスモードで設定距離を初
期値から無限遠に変更した場合の液晶表示板の表示を示
す説明図である。
【図14】無限遠のラッチモードにした場合の液晶表示
板の表示を示す説明図である。
【図15】マニュアルフォーカスモードのままフォーカ
スモード設定状態にした場合の液晶表示板の表示を示す
説明図である。
【図16】露出補正設定状態のLED表示を示す説明図
である。
【図17】露出補正設定状態の液晶表示板の表示を示す
説明図である。
【図18】露出補正設定がOFF状態のLED表示を示
す説明図である。
【図19】露出補正値を変更する様子を示す液晶表示板
の表示を示す説明図である。
【図20】露出補正値を「0.0」EVにして設定終了
した際の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図21】露出補正設定におけるラッチモードの液晶表
示板の表示を示す説明図である。
【図22】露出補正設定のON/OFFを行う際の液晶
表示板の表示を示す説明図である。
【図23】デート写し込みモードにおける液晶表示板の
表示を示す説明図である。
【図24】デート修正状態における液晶表示板の表示を
示す説明図である。
【図25】デート修正に際して押圧されるモード設定ボ
タンの領域を示す説明図である。
【図26】デート修正状態において存在しない日を設定
した場合の液晶表示板の表示を示す説明図である。
【図27】セルフタイマ動作時に点滅されるLEDを示
す説明図である。
【図28】マニュアルフォーカス時のシャッタボタン全
押し待ち状態を示す液晶表示板の表示を示す説明図であ
る。
【図29】マニュアルフォーカスと露出補正がともに設
定されている場合の液晶表示板の表示を示す説明図であ
る。
【図30】変倍操作開始前の設定距離がマニュアルフォ
ーカスの設定可能範囲外になった場合の液晶表示板の表
示を示す説明図である。
【図31】マニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状
態でモード切換ボタンを押圧した場合の液晶表示板の表
示を示す説明図である。
【図32】マニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状
態からフォーカスモードの変更操作を行った場合の液晶
表示板の表示を示す説明図である。
【図33】マニュアルフォーカス設定距離範囲外警告状
態からシャッタボタンを半押ししてシャッタボタンの全
押し待ち状態になった場合の液晶表示板の表示を示す説
明図である。
【図34】マニュアルフォーカスモードのシーケンスを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 カメラ 12 電動式ズームレンズ 13 レンズバリア 22 シャッタボタン 24 裏蓋 30 モード設定ボタン 30a 操作部材 31〜34 LED 35 モード切換ボタン 38 液晶表示板 39 デート切換ボタン 40 マイクロコンピュータ 41〜45,51 マーク 47 デート 61 露出補正値 LM 設定距離 Lz 最短撮影距離
フロントページの続き (72)発明者 西谷 泰浩 埼玉県朝霞市泉水3ー13ー45 富士写真フ イルム株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動によってピント合わせを行うマニュ
    アルフォーカスモードを有し、変倍操作により変更され
    る焦点距離によって最短撮影距離が変化するズームレン
    ズを備えたカメラにおいて、 マニュアルフォーカスモードで設定した所定の焦点距離
    における撮影距離が、ズームレンズの変倍操作で変更さ
    れた新たな焦点距離における最短撮影距離より短かった
    場合に、所定の警告手段により警告を行うことを特徴と
    するカメラ。
  2. 【請求項2】 手動によってピント合わせを行うマニュ
    アルフォーカスモードを有し、変倍操作により変更され
    る焦点距離によって最短撮影距離が変化するズームレン
    ズを備えたカメラにおいて、 マニュアルフォーカスモードで設定した所定の焦点距離
    における撮影距離が、ズームレンズの変倍操作で変更さ
    れた新たな焦点距離における最短撮影距離より短かった
    場合に、所定の警告手段により警告を行うとともに、こ
    の状態からシャッタのレリーズ操作を行った場合には、
    前記撮影距離を前記新たな焦点距離における最短撮影距
    離に基づいて変更することを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 手動によってピント合わせを行うマニュ
    アルフォーカスモードを有し、変倍操作により変更され
    る焦点距離によって最短撮影距離が変化するズームレン
    ズを備えたカメラにおいて、 マニュアルフォーカスモードで設定した所定の焦点距離
    における撮影距離が、ズームレンズの変倍操作で変更さ
    れた新たな焦点距離における最短撮影距離より短かった
    場合に、所定の警告手段により警告を行うとともに、こ
    の状態から前記撮影距離の変更を開始した場合には、撮
    影距離を前記新たな焦点距離における最短撮影距離に変
    更した後、前記撮影距離の変更を受け付けることを特徴
    とするカメラ。
JP8240165A 1996-09-11 1996-09-11 カメラ Pending JPH1090779A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8240165A JPH1090779A (ja) 1996-09-11 1996-09-11 カメラ
US08/927,315 US5970261A (en) 1996-09-11 1997-09-11 Zoom camera, mode set up device and control method for zoom camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8240165A JPH1090779A (ja) 1996-09-11 1996-09-11 カメラ

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Family

ID=17055468

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JP (1) JPH1090779A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010096977A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Canon Inc 撮像装置
KR101120027B1 (ko) 2004-11-01 2012-03-23 삼성전자주식회사 셔터 반누름 시에 osd 처리 장치 및 방법
JP2020086306A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 キヤノン株式会社 撮像装置、その制御方法、およびそのプログラム

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JP2010096977A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Canon Inc 撮像装置
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