JP2000228735A - モニタ付き電子カメラ - Google Patents

モニタ付き電子カメラ

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JP2000228735A
JP2000228735A JP11028707A JP2870799A JP2000228735A JP 2000228735 A JP2000228735 A JP 2000228735A JP 11028707 A JP11028707 A JP 11028707A JP 2870799 A JP2870799 A JP 2870799A JP 2000228735 A JP2000228735 A JP 2000228735A
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Hiroshi Watanabe
渡辺  弘
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファインダ内の被写体像を観察する際、モニ
タ手段からの光により被写体像が観察し難くなることの
ない電子カメラを提供する。 【解決手段】 レリーズボタンを半押しして撮影準備状
態に入り、(S509参照)、その後レリーズボタンを
最後まで押して撮影動作状態になり(S513)、撮影
動作が終了してミラーがダウンする(S523)前ま
で、モニタ手段の表示動作を禁止する(S511)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モニタ装置を具備
したデジタルカメラなどの電子カメラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、バックライト照明付きのLCD
(液晶表示器)モニタ装置を備えたデジタルカメラが市
場の大勢を占めるようになってきた。LCDモニタ装置
が装備されると、撮影した画像の出来栄えがその場で確
認でき、また、撮影に満足の得られない画像データは、
その場で消去したり、再度撮影することができるため、
限られた記憶容量を持つ記憶装置でも最大限に活用する
ことができる。例えば、現在流通しているハードデイス
ク装置等の記憶装置は、30枚から50枚程度の画像デ
ータの記録が限界であり、コスト的にもまだ高価といわ
ざるを得ない状況にある。従って、撮影現場で不要な画
像データはその場で消去し、新たに撮影可能な容量を確
保することが求められる。
【0003】しかし、撮影レンズが交換可能な一眼レフ
タイプのデジタルカメラの場合、カメラ本体の前面に撮
影レンズ固定用のマウント部が、カメラ本体の上面に撮
影時の主な操作部材等が備えられているため、このよう
なカメラ本体部分を利用したデジタルカメラに、新たに
LCDモニタ装置を配置する際には、カメラの背面にL
CDモニタ装置を配置するのがもっとも一般的となる。
【0004】図7は、従来の一眼レフタイプのデジタル
カメラの断面図であり、同図において、700はカメラ
本体、701は被写体を撮影する撮影レンズで、カメラ
本体700に対して本体マウント702を介して交換可
能である。703はクイックリターンミラーで、撮影レ
ンズ701の撮影光路内に設けられ且つ撮影レンズ70
1からの被写体光をファインダ光学系に導く位置と撮影
光路外に退避する位置(退避位置)との間で移動可能
で、図においては退避位置にある。
【0005】704はピント板で、ファインダ光学系に
導かれる被写体光を結像する。705はコンデンサレン
ズで、ファインダの視認性を向上させる。706はペン
タゴナルダハプリズムで、コンデンサレンズ705を通
った被写体光をファインダ観察用の接眼レンズ708及
び測光センサ707に導く。
【0006】709,710はシャッタを構成する後幕
と先幕で、これら後幕709と先幕710の開放によ
り、後方に配置されている固体撮像素子であるCCD7
12に必要な露光を与える。撮影時にCCD712に蓄
積された画像データは、別に設けられた不図示の画像処
理回路を通して記憶装置に送られる。
【0007】711はプリント基板で、CCD712を
保持しており、このプリント基板711の後方にもう1
枚のプリント基板である表示基板713が配置してあ
る。この表示基板713の外側の面にLCDモニタ装置
714及びバックライト照明装置715が配置してあ
る。716は外装カバー、717が画像データを記録す
るハードデイスク装置、718は電池で、719はファ
インダ観察用の接眼窓である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来例にあっては、LCDモニタ装置714がカメラ
本体700の背面側に配置されることから、どうしても
ファインダ観察用の接眼窓719の近傍に配置されてし
まい、撮影者が接眼窓719を覗いてファインダ内の被
写体像を観察する際、LCDモニタ装置714のバック
ライト照明装置715の光が、撮影者の目に入射してし
まって、ファインダ内の被写体像を観察し難いという問
題があった。また、ファインダ内の被写体像を観察して
いる時は、LCDモニタ装置714の画像を観察するの
は物理的に不可能で、LCDモニタ装置714に画像を
表示することは不必要であるばかりでなく、大電力を消
費するバックライト照明装置715の消費電力が無駄に
なっていた。
【0009】本発明は前述した従来の技術の有するこの
ような問題に鑑みてなされたものであり、その第1の目
的とするところは、カメラの背面にモニタを配置して
も、ファインダ内の被写体像を観察する際、モニタの光
により被写体像が観察し難くなることない電子カメラを
提供することである。
【0010】また、本発明の第2の目的とするところ
は、モニタの表示動作を必要最小限にして、カメラの消
費電力を低くし、同じ電池であっても長時間使用できる
電子カメラを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明ではモニタ付き電子カメラを次の(1)〜
(4)のとおりに構成する。
【0012】(1)被写体を撮影する撮影手段と、該撮
影手段を通過した被写体像を撮像するために前記撮影手
段の予定焦点位置に配置した撮像手段と、該撮像手段に
より撮像される被写体の画像信号を記録する記録手段
と、画像を表示するモニタ手段とを具備したモニタ付き
電子カメラにおいて、前記撮像手段が撮影準備状態、ま
たは撮影動作状態であるときは前記モニタ手段の表示動
作を禁止する表示制御手段を設けたモニタ付き電子カメ
ラ。
【0013】(2)前記(1)記載のモニタ付き電子カ
メラにおいて、前記モニタ手段は、バックライト照明装
置と画像表示装置とを備え、前記表示制御手段は、前記
撮像手段が撮影準備状態、または撮影動作状態であると
きは、少なくとも前記バックライト照明装置の照明動作
を禁止することによって表示動作を禁止するモニタ付き
電子カメラ。
【0014】(3)ファインダ観察用の接眼窓の近傍に
バックライト付LCDモニタ装置を配置したモニタ付き
電子カメラにおいて、撮影準備状態および撮影動作状態
であるときは前記バックライト付LCDモニタ装置の表
示動作を禁止する表示制御手段を設けたモニタ付き電子
カメラ。
【0015】(4)前記(3)記載のモニタ付き電子カ
メラにおいて、前記バックライト付LCDモニタ装置の
表示動作の禁止は前記バックライトの照明動作の禁止で
あるモニタ付き電子カメラ。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子カメラの実施
の形態をデジタルカメラの実施例に基づき説明する。な
お実施例は、バックライト照明装置を備えるモニタ手段
を用いる例であるが、本発明は、これに限らず、バック
ライト照明装置を備えないモニタ手段を用い、撮影準備
状態または撮影動作状態であるときにモニタ手段の表示
動作を禁止する形で同様に実施することができる。
【0017】(実施例1)実施例1を図1〜図5に基づ
き説明する。
【0018】図1は、実施例1である一眼レフタイプの
“デジタルカメラ”の構成を示す平面図、図2は同デジ
タルカメラの構成を示す背面図、図3は同デジタルカメ
ラの構成を示す断面図である。各図において、100は
カメラ本体、111はファインダ観察用の接眼窓であ
る。図1及び図2において、112はAE(自動露出)
ロックボタン、113はAF(オートフォーカス)の測
距点選択ボタンである。114は撮影操作をするための
レリーズボタンであり、115が他の操作釦と併用し
て、カメラに数値を入力したり、撮影モードを切り換え
たりするための多機能信号入力用の電子ダイヤルであ
る。
【0019】図1及び図2において、117は撮影モー
ド選択ボタン、118はAFモード選択ボタン、119
は測光モード選択ボタンで、調光補正ボタンも兼ねてい
る。
【0020】図2及び図3において、120は撮影され
た画像を表示するLCDモニタ装置である。図2におい
て、121はLCDモニタ装置120をオン/オフする
ためのモニタスイッチである。
【0021】本実施例に係るLCDモニタ設置120は
透過型であるため、LCDモニタ装置の駆動だけでは、
画像を視認することは出来ず、必ずその裏面には図3に
示すようにバックライト照明装置214(後述、図3,
4)が必要である。LCDモニタ装置120とバックラ
イト照明装置214はモニタ手段を構成している。
【0022】図1及び図2において、116は入力用電
子ダイヤル115と同様の機能を備えた本デジタルカメ
ラの撮影条件等を選択するためのサブ電子ダイヤルであ
る。図2において、122はこのサブ電子ダイヤル11
6による入力機能をロックするダイヤルロックスイッ
チ、123は本デジタルカメラの全ての動作を禁止する
メインスイッチである。124はLCDモニタ装置12
0に画像を表示する際や、カメラの初期設定の際にモー
ドを選択するためのメニュー釦で、各モードを選択する
時は、このメニュー釦124を押しながらサブ電子ダイ
ヤル116を回転して希望のモードを選択する。希望の
モードが選択された時、メニュー釦124を離すと選択
が完了する。
【0023】140は撮影条件等を表示する外部表示機
能を備えた液晶表示装置よりなる外部表示装置である。
【0024】撮影レンズ200は、図3に示すようにカ
メラ本体100に対して、本体マウント202を介して
交換可能である。図3において、201は撮影光軸、2
03はクイックリターンミラー(反射手段)で、撮影光
路内に設けられていて(斜設されて)撮影レンズ200
からの被写体光をファインダ光学系に導く位置(斜設位
置)と撮影光路外に退避する位置との間で移動可能であ
り、図においては斜設位置にある。
【0025】図3において、204はピント板で、ファ
インダ光学系に導かれる被写体光を結像する。205は
ファインダの視認性を向上させるためのコンデンサレン
ズ、206はペンタゴナルダハプリズムで、ピント板2
04およびコンデンサレンズ205を通った被写体光を
ファインダ観察用の接眼レンズ208および測光センサ
207に導く。また、111はファインダ観察用の接眼
窓である。
【0026】209,210はシャッタを構成する後幕
と先幕で、これら後幕209,先幕210の開放によっ
て、後方に配置されている固体撮像素子であるCCD
(撮像手段)212に必要な露光を与える。撮影時にC
CD212に蓄積された画像データは、別に設けられた
不図示の画像処理回路を通して後述する記録手段に送ら
れる。
【0027】211はプリント基板で、CCD212が
保持されている。このプリント基板211の後方にもう
1枚のプリント基板である表示基板215が配置してあ
る。この表示基板215の外側の面にLCDモニタ装置
120及びバックライト照明装置214が配置してあ
る。216は画像データを記録するハードデイスク装置
(記録手段)、217が電池である。
【0028】図4は、本実施例のデジタルカメラの電気
回路構成を示すブロック図である。同図において、31
0はプリント基板で、カメラの動作の全てを制御するマ
イクロコンピュータ311、表示制御手段である画像表
示制御回路321、CCD212の出力である画像デー
タを処理する画像処理回路322等が搭載されている。
【0029】312はレンズ制御回路で、本実施例は、
一眼レフタイプのデジタルカメラであるので、撮影レン
ズ200(図1及び図3参照)との通信及びAF(オー
トフォーカス)時の撮影レンズ200の駆動や絞り羽根
の駆動の制御をこのレンズ制御回路312が受け持って
いる。また図4において、313は外部表示の制御回路
で外部表示装置140(図1及び図2参照)や、ファイ
ンダ内の表示装置の制御を行う。314はスイッチセン
ス回路で、カメラ内に設けられた電子ダイヤル115
(図1参照)を含む多数のスイッチ類の信号をマイクロ
コンピュータ311に伝える働きをしている。
【0030】315はストロボ発光調光制御回路で、X
接点315aを介して接地されており、外部ストロボの
制御を行う。316は測距回路で、AF(オートフォー
カス)のための被写体に対するディフォーカス量を検出
する機能を有する。317は測光回路で、被写体の輝度
を測定する機能を有する。318はシャッタの制御を行
う回路で、CCD212に対して適正な露光を行う。1
15は電子ダイヤル、120はLCDモニタ装置、14
0は外部表示装置、212はCCD、214はバックラ
イト照明装置、216は記録手段であるところの記憶装
置(ハードデイスク)である。
【0031】次に本実施例のデジタルカメラの動作を図
5に基づき説明する。図5は本実施例のデジタルカメラ
の動作の流れを示すフローチャートである。まず、ステ
ップ501(図ではS501と略記する、以下同様)で
メインスイッチ123(図2参照)がオン(ON)した
か否かをオンするまで判断する。そして、メインスイッ
チ123がオンすると、次のステップ502でモニタス
イッチ121(図2参照)がオンしたか否かを判断す
る。そして、モニタスイッチ121がオンすると、次の
ステップ503でバックライト照明装置214を点灯
し、次のステップ504でLCDモニタ装置120の表
示動作を行い、LCDモニタ装置120に撮影した画像
を表示した後、次のステップ507へ進む。
【0032】一方、前記ステップ502においてモニタ
スイッチ121がオフ(OFF)していれば、ステップ
505でバックライト照明装置214を消灯し、次のス
テップ506でLCDモニタ装置120の表示動作を停
止した後、ステップ507へ進む。
【0033】このステップ507では、本デジタルカメ
ラの各操作スイッチがオンしたか否かを判断する。そし
て、各操作スイッチの内のいずれかがオンすると、次の
ステップ508で前記オンした操作スイッチに対応した
処理をマイクロコンピュータ311により行った後、次
のステップ509へ進む。前記処理は、例えば、本デジ
タルカメラのモードを変えたり、メニューを選択して撮
影済の画像を読み出したりする処理である。
【0034】一方、前記ステップ507において、本デ
ジタルカメラの各操作スイッチがオフしていれば前記ス
テップ508をスキップしてステップ509へ進む。
【0035】このステップ509では、スイッチ1がオ
ンしたか否かを判断する。このスイッチ1はレリーズボ
タン114(図1参照)の半押し状態のことであり、こ
のスイッチ1がオンすると本デジタルカメラは“撮影準
備状態”になる。そして、スイッチ1がオフしていれば
前記ステップ501へ戻り、またスイッチ1がオンする
と、本デジタルカメラは次のステップ510へ進む。
【0036】このステップ510では、モニタスイッチ
121(図2参照)がオンしているか否かを判断する。
モニタスイッチ121がオンしてLCDモニタ装置12
0(図2,3参照)が表示状態であれば、ステップ51
1でモニタ手段を消灯する。即ちモニタ手段の構成要素
であるところのLCDモニタ装置120とバックライト
照明装置214(図3参照)とを消灯させる。
【0037】前記ステップ510においてモニタスイッ
チ121がオフしていれば、前記ステップ511をスキ
ップしてステップ512で測光(AE)動作及び測距
(AF)動作がそれぞれ行われ、撮影レンズ200(図
1,3参照)が駆動されて焦点合わせが行われる。
【0038】次にステップ513でスイッチ2がオンさ
れたか否かを判断する。このスイッチ2は、レリーズボ
タン114(図1参照)が最後まで押された状態のこと
であり、このスイッチ2がオンすると本デジタルカメラ
は“撮影動作状態”になる。そして、スイッチ2がオフ
していれば前記ステップ512へ戻り、また、スイッチ
2がオンすると、次のステップ514でクイックリター
ンミラー203(図3参照)がアップして撮影動作が開
始される。
【0039】以降は通常のデジタルカメラの撮影動作で
ある。即ち、ステップ515でCCD212(図3参
照)の蓄積が開始され、次のステップ516及びステッ
プ517でCCD212の露光、即ち、ステップ516
では先幕210(図3参照)が、ステップ517では後
幕209(図3参照)がそれぞれ走行される。次のステ
ップ518でCCD212の蓄積が終了され、次のステ
ップ519で、CCD212から画像信号が読み出され
て、画像処理回路322(図4参照)に内蔵されている
内部メモリに一時記憶される。次のステップ520で全
ての画像信号の読み出しが終了し、一連の撮影動作が終
了する。
【0040】そして、次のステップ521でモニタスイ
ッチ121がオンしたか否かを判断し、モニタスイッチ
121がオンしていれば、次のステップ522でモニタ
手段の点灯、即ち、モニタ手段の構成要素であるところ
のLCDモニタ装置120(図2,3参照)とバックラ
イト照明装置214(図3参照)とを点灯させた後、次
のステップ523に進む。また、前記ステップ521で
モニタスイッチ121がオフしていれば、前記ステップ
522をスキップしてステップ523に進む。このステ
ップ523では、クイックリターンミラー203(図3
参照)がダウンして撮影前の状態に戻る。
【0041】したがって、本実施例のデジタルカメラの
一連の撮影動作の中では、撮影準備状態から撮影動作状
態まで、即ち、ステップ509でスイッチ1がオンされ
た後から、ステップ523でクイックリターンミラー2
03がダウンする前までの間、モニタ手段の表示動作を
禁止しているので、ファインダを観察する撮影者の目に
モニタ手段の光が入って、撮影者に違和感を与えたり、
ファインダの観察に障害を与えることはない。
【0042】また、撮影者がLCDモニタ装置120を
観察する機会の無い間は、LCDモニタ装置120とバ
ックライト照明装置214の表示動作を停止するので、
無駄な電力を消費することが無く、省エネルギのデジタ
ルカメラを提供することが出来る。また、電池217
(図3参照)の寿命が長くなるため、1回の電池交換で
の撮影駒数も増やすことが出来る。なお無駄な電力消費
を少なくするという点から撮影準備状態、撮影動作状態
のいずれか一方の状態において表示動作を停止する形で
実施してもよい。
【0043】(実施例2)次に、実施例2を図6に基づ
き説明する。なお、本実施例の“デジタルカメラ”のハ
ードウエア構成は、前述した実施例1における図1〜図
4と同一であるから、これら各図を流用して説明する。
【0044】図6は本実施例のデジタルカメラの動作の
流れを示すフローチャートである。同図におけるステッ
プ601〜ステップ610までの処理及びステップ61
2〜ステップ621とステップ623の処理は、前述し
た実施例1における図5のステップ501〜ステップ5
10までの処理及びステップ512〜ステップ521と
ステップ523と同一であるから、その説明は省略し、
本実施例に特有の処理についてのみ説明する。
【0045】本実施例においては、ステップ610にお
いて、モニタスイッチ121(図2参照)がオンしてい
るか否かを判断する。モニタスイッチ121がオンして
いてLCDモニタ装置120(図2,3参照)が表示状
態であれば、ステップ611でモニタ手段の構成要素の
一部であるところのバックライト照明装置214(図3
参照)のみを消灯させる。即ち、LCDモニタ装置12
0は表示状態のままにする。しかし、本実施例のLCD
モニタ装置120は透過型であるため、LCDモニタ装
置120の駆動だけでは、画像を視認することは出来
ず、実際にはモニタ手段が消灯している状態になる。ま
た、前記ステップ610においてモニタスイッチ121
がオフしていれば、前記ステップ611をスキップして
ステップ612で測光(AE)動作及び測距(AF)動
作がそれぞれ行われ、撮影レンズ200(図1,3参
照)が駆動されて焦点合わせが行われる。
【0046】次のステップ612以降は前述した実施例
1における図5のステップ512〜ステップ521と同
一である。そして、ステップ621でモニタスイッチ1
21(図2参照)がオンしたか否かを判断し、モニタス
イッチ121がオンしていれば、次のステップ622で
モニタ手段の構成要素の一部であるところのバックライ
ト照明装置214(図3参照)を点灯させ、次のステッ
プ623に進む。また、前記ステップ621でモニタス
イッチ121がオフしていれば、前記ステップ622を
スキップしてステップ623に進む。このステップ62
3では、クイックリターンミラー203(図3参照)が
ダウンして撮影前の状態に戻る。
【0047】従って、本実施例のデジタルカメラは、モ
ニタ手段の構成要素のうちバックライト照明装置214
のみを消すようにしてモニタ手段の表示動作を禁止する
ようにしたので、特にLCDモニタ装置120の駆動回
路を操作する必要が無く、デジタルカメラのシーケンス
を簡略化できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子カメ
ラによれば、撮影準備状態から撮影動作状態まで、即
ち、スイッチ1がオンされた後から、クイックリターン
ミラーがダウンする前までの間、モニタ手段の表示動作
を禁止しているので、ファインダを観察する撮影者の目
にモニタ手段の光が入って、撮影者に違和感を与えた
り、ファインダの観察に障害を与えることはない。
【0049】また、撮影者がLCDモニタ装置を観察す
る機会の無い間は、LCDモニタ装置とバックライト照
明装置の表示動作を停止するので、無駄な電力を消費す
ることが無く、省エネルギの電子カメラを提供すること
ができる。また、電池の寿命が長くなるため、1回の電
池交換での撮影駒数も増やすことが出来る。
【0050】また、本発明によれば、モニタ手段の構成
要素のうちバックライト照明装置のみを消すようにして
モニタ手段の表示動作を禁止するようにしたので、特に
LCDモニタ装置の駆動回路を操作する必要が無く、電
子カメラのシーケンスを簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のデジタルカメラの構成を示す平面
【図2】 実施例1の背面図
【図3】 実施例1の断面図
【図4】 実施例1の電気回路を示すブロック図
【図5】 実施例1の動作を示すフローチャート
【図6】 実施例2の動作を示すフローチャート
【図7】 従来のデジタルカメラの構成を示す断面図
【符号の説明】
111 接眼窓 120 LCDモニタ装置 200 撮影レンズ 212 CCD 214 バックライト照明装置 216 ハードデイスク装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影する撮影手段と、該撮影手
    段を通過した被写体像を撮像するために前記撮影手段の
    予定焦点位置に配置した撮像手段と、該撮像手段により
    撮像される被写体の画像信号を記録する記録手段と、画
    像を表示するモニタ手段とを具備したモニタ付き電子カ
    メラにおいて、 前記撮像手段が撮影準備状態、または撮影動作状態であ
    るときは前記モニタ手段の表示動作を禁止する表示制御
    手段を設けたことを特徴とするモニタ付き電子カメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモニタ付き電子カメラに
    おいて、 前記モニタ手段は、バックライト照明装置と画像表示装
    置とを備え、前記表示制御手段は、前記撮像手段が撮影
    準備状態、または撮影動作状態であるときは、少なくと
    も前記バックライト照明装置の照明動作を禁止すること
    によって表示動作を禁止することを特徴とするモニタ付
    き電子カメラ。
  3. 【請求項3】 ファインダ観察用の接眼窓の近傍にバッ
    クライト付LCDモニタ装置を配置したモニタ付き電子
    カメラにおいて、 撮影準備状態および撮影動作状態であるときは前記バッ
    クライト付LCDモニタ装置の表示動作を禁止する表示
    制御手段を設けたことを特徴とするモニタ付き電子カメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のモニタ付き電子カメラに
    おいて、 前記バックライト付LCDモニタ装置の表示動作の禁止
    は前記バックライトの照明動作の禁止であることを特徴
    とするモニタ付き電子カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010093392A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Canon Inc 撮像装置、その制御方法及びプログラム

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JP2010093392A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Canon Inc 撮像装置、その制御方法及びプログラム

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