JP4306886B2 - 撮像装置及び表示装置 - Google Patents

撮像装置及び表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4306886B2
JP4306886B2 JP23971299A JP23971299A JP4306886B2 JP 4306886 B2 JP4306886 B2 JP 4306886B2 JP 23971299 A JP23971299 A JP 23971299A JP 23971299 A JP23971299 A JP 23971299A JP 4306886 B2 JP4306886 B2 JP 4306886B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
temperature
display device
predetermined time
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23971299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001069397A (ja
JP2001069397A5 (ja
Inventor
渡辺  弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP23971299A priority Critical patent/JP4306886B2/ja
Publication of JP2001069397A publication Critical patent/JP2001069397A/ja
Publication of JP2001069397A5 publication Critical patent/JP2001069397A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4306886B2 publication Critical patent/JP4306886B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば撮影画像を随時表示可能なLCDモニター装置(液晶表示器)装置等の表示手段を有した撮像装置及び表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、被写体を撮影する撮影手段と、該撮影手段を通過した被写体像を撮像するために前記撮影手段の焦点位置に配置した撮像手段と、該撮像手段により撮像される被写体の画像信号を記録する記録手段と、画像を表示する表示手段とを具備したデジタルカメラにおいて、特にバックライト照明付きの大型液晶表示器を使用した、撮影画像を随時表示可能なLCDモニター装置と、撮像した被写体の画像信号を記録する携帯可能(デジタルカメラ本体に着脱可能)な大容量の外部記憶装置を備えたデジタルカメラが市場の大半を占めるようになってきている。これらの2つの装置を備えたデジタルカメラを利用すると、LCDモニター装置で撮影した画像の出来栄えが撮影現場で確認でき、満足の得られない画像データはその場で消去したり、また必要に応じて再撮影したり、いわゆる撮影現場でも、外部記憶装置の編集作業が可能になり、写真撮影の効率が飛躍的に高まっている。
【0003】
例えば、現在流通しているハードディスク装置等の記憶装置は、30枚から50枚程度の画像データが記録できるが、撮影現場で不要な画像データを消去すれば、新たに撮影可能な容量を確保することでき、比較的高価なハードディスク装置を有効に活用する事ができ、大変便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のでデジタルカメラにおいては、携帯用電池の電源を用いたデジタルカメラの場合、カメラ本体に備えられたLCDモニター装置を必要以上に長時間使用していると、その消費電力が大きいため、比較的早く電池が消耗してしまい、1個の携帯用電池での撮影枚数や使用時間にも限界が生じてしまう。
【0005】
例えば、不用意にLCDモニター装置をオン状態で放置してしまうと、いざ撮影しようとした時に、電池容量が不足して撮影できないという事態にもなり兼ねない。
【0006】
そこで、一定の所定時間、カメラが何も操作されない時は自動的にLCDモニター装置をオフ状態にする、いわゆる、スリープタイマー機構というものが、すでに製品化されて公知となっている。これらの公知事例の場合は、スリープタイマーの時間が一定(固定)であり、電池の残量や、環境に応じて変化するものではないため、まだ省エネ対策が不十分であるという問題点があった。
【0007】
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、より効率的な省エネ対策を図った撮像装置及び表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置及び表示装置は次のように構成したものである。
【0009】
(1)被写体を撮像する撮像素子と、前記撮像素子で撮像した被写体画像を表示する表示手段と、時間を計測する計測手段と、操作入力が所定時間なかったときに前記表示手段の表示動作を停止させるように制御する制御手段とを有する撮像装置であって、前記撮像装置の内部温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段によって検出された温度に応じて前記所定時間を変更する変更手段と、使用者が前記所定時間を設定する時間設定手段と、前記使用者が前記所定時間に変更するための温度を設定する温度設定手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置
(2)前記制御手段は、前記表示手段の表示動作を停止させて所定の待機状態とするように制御することを特徴とする前記(1)に記載の撮像装置。
(3)前記表示手段は、表示素子と、前記表示素子を照明するバックライト照明とを有するとともに、前記制御手段は、少なくとも前記バックライト照明の照明動作を停止させることを特徴とする前記(2)に記載の撮像装置。
(4)画像を表示する表示手段を有する表示装置において、前記表示装置に操作入力が所定時間なかったときに前記表示手段の表示動作を停止させるように制御する制御手段と、前記表示装置本体を動作させるための電源を供給する電池と、前記表示装置内部の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段によって検出された温度に応じて前記所定時間を変更する変更手段と、使用者が前記所定時間を設定するための設定手段と、前記使用者が前記所定時間を変更するための温度を設定する温度設定手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。
(5)画像を表示する表示手段を有する表示装置において、前記表示装置に操作入力が所定時間なかったときに前記表示手段の表示動作を停止させるように制御する制御手段と、前記表示装置本体を動作させるための電源を供給する電池と、前記電池の出力電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段によって検出された前記電池の出力電圧に応じて前記所定時間を変更する変更手段と、使用者が前記所定時間を設定するための設定手段と、前記使用者が前記所定時間を変更するための前記電池の出力電圧を設定する電圧設定手段と、を備えたことを特徴とする表示装置。
(6)被写体を撮像する撮像素子を備え、前記表示手段は、前記撮像素子で撮像した被写体画像を表示することを特徴とする前記(4)または(5)に記載の表示装置。
(7)前記制御手段は、前記表示手段の表示動作を停止させて所定の待機状態とするように制御することを特徴とする前記(4)乃至(6)のいずれか1項に記載の表示装置。
(8)前記表示手段は、表示素子と、前記表示素子を照明するバックライト照明とを有するとともに、前記制御手段は、少なくとも前記バックライト照明の照明動作を停止させることを特徴とする前記(7)に記載の表示装置。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、各実施例を図1から図20に基づき説明する。
【0030】
(第1の実施例)
まず、本実施例を図1〜図8に基づき説明する。
【0031】
図1は、本発明の第1の実施例による一眼レフタイプのデジタルカメラの構成を示す上面図、図2は同デジタルカメラの構成を示す背面図、図3は同デジタルカメラの構成を示す断面図である。各図において、100はカメラ本体、111はファインダー観察用の接眼窓である。図1及び図2において、112はAE(自動露出)ロックボタン、113はAF(オートフォーカス)の測距点選択ボタンである。114は撮影操作をするためのレリーズボタンであり、115が他の操作釦と併用して、カメラに数値を入力したり、撮影モードを切り換えたりするための多機能信号入力用の電子ダイヤルである。
【0032】
図1及び図2において、117は撮影モード選択ボタン、118はAFモード選択ボタン、119は測光モード選択ボタンで、調光補正ボタンも兼ねている。図2及び図3において、120は撮影された画像を表示する表示手段としてのLCDモニター装置(液晶表示器)である。図2において、121はLCDモニター装置120をオン/オフするためのモニタースイッチである。
【0033】
本実施例によるLCDモニター装置120は透過型であるため、LCDモニター装置の駆動だけでは、画像を視認することはできず、必ずその裏面には図3に示すようにバックライト照明装置214が必要である。LCDモニター装置120とバックライト照明装置214により表示手段を構成している。
【0034】
図1及び図2において、116は入力用電子ダイヤル115と同様の機能を備えた、本デジタルカメラの撮影条件等を選択するためのサブ電子ダイヤルである。
【0035】
図2において、122はこのサブ電子ダイヤル116による入力機能をロックするダイヤルロックスイッチ、123は本デジタルカメラの全ての動作を禁止するメインスイッチである。124はLCDモニター装置120に画像を表示する際や、カメラの初期設定の際にモードを選択するためのメニューボタンで、各モードを選択する時は、このメニューボタン124を押しながらサブ電子ダイヤル116を回転して希望のモードを選択する。希望のモードが選択された時、メニューボタン124を離すと選択が完了する。
【0036】
140は撮影条件等を表示する外部表示機能を備えた液晶表示装置よりなる外部表示装置である。
【0037】
撮影レンズ200は、図3に示すようにカメラ本体100に対して、本体マウント202を介して交換可能であって、撮影手段を構成している。図3において、201は撮影光軸、203はクイックリターンミラー(反射手段)で、撮影光路内に設けられていて(斜設されて)撮影レンズ200からの被写体光をファインダー光学系に導く位置(斜設位置)と撮影光路外に退避する位置との間で移動可能であり、図3においては斜設位置にある。
【0038】
図3において、204はピント板で、ファインダー光学系に導かれる被写体光を結像する。205はファインダーの視認性を向上させるためのコンデンサーレンズ、206はペンタゴナルダハプリズムで、ピント板204およびコンデンサーレンズ205を通った被写体光をファインダー観察用の接眼レンズ208および測光センサ207に導く。また、111はファインダー観察用の接眼窓である。
【0039】
209,210はそれぞれシャッターを構成する後幕と先幕で、これら後幕209、先幕210の開放によって、後方に配置されている固体撮像素子であるCCD(撮像手段)212に必要な露光を与える。撮影時にCCD212に蓄積された画像データは、別に設けられた不図示の画像処理回路を通して後述する記録手段に送られる。
【0040】
211はプリント基板で、CCD(撮像手段)212が保持されている。このプリント基板211の後方にもう1枚のプリント基板である表示基板215が配置してある。この表示基板215の外側の面にLCDモニター装置(液晶表示器)120及びバックライト照明装置214が配置してある。216は画像データを記録するハードディスク装置(記録手段)、217が電池(携帯用電源手段)である。このハードディスク装置216、及び電池217は着脱可能である。218は、温度検出器(温度検出手段)である。
【0041】
図4は、本発明の第1の実施例による一眼レフタイプのデジタルカメラの電気回路構成を示すブロック図である。同図において、401はプリント基板で、カメラの動作の全てを制御するマイクロコンピューター(変更手段(選択手段),時間設定手段,基準電圧設定手段,基準温度設定手段)402、温度検出手段の一部である温度検出回路403、電池電圧検出回路(電池電圧検出手段)404、省エネ制御回路(省エネ制御手段)405、CCD420の出力である画像データを処理する画像処理回路406等が搭載されている。
【0042】
407はレンズ制御回路で、本実施例では、一眼レフタイプのデジタルカメラであるので、撮影レンズ200(図1及び図3参照)との通信及びAF(オートフォーカス)時の撮影レンズ200の駆動や絞り羽根の駆動の制御をこのレンズ制御回路407が受け持っている。また図4において、408は外部表示の制御回路で外部表示装置409や、ファインダー内の表示装置(不図示)の制御を行う。410はスイッチセンス回路で、カメラ内に設けられた電子ダイヤル411を含む多数のスイッチ類の信号をマイクロコンピューター402に伝える働きをしている。
【0043】
412はストロボ発光調光制御回路で、X接点412aを介して接地されており、外部ストロボの制御を行う。413は測距回路で、AF(オートフォーカス)のための被写体に対するディフォーカス量を検出する機能を有する。414は測光回路で、被写体の輝度を測定する機能を有する。415はシャッターの制御を行うシャッター制御回路で、CCD420に対して適正な露光を行う。416は温度検出手段であるところの温度検出器、417は携帯用電源手段であるところの電池である。LCDモニター装置418とバックライト照明装置419は表示手段を構成している。421は記録手段であるところのコンパクトフラッシュ等の記憶装置(ハードディスク装置)である。
【0044】
次に本発明の第1の実施例によるデジタルカメラの制御動作を図5に基づき説明する。図5は第1の実施例によるデジタルカメラの制御動作を示すフローチャートである。なお、本動作はマイクロコンピューター402内のROMに格納されているプログラムに基づいてマイクロコンピューター402内のCPUによって実行されている。
【0045】
まず、ステップS501でメインスイッチが123(図2参照)がオン(ON)したか否かを判断する。ここでいうオンは、図2でメインスイッチ123が‘A’の位置にあるときである。もしここで、メインスイッチ123がオフ(‘L’の位置)であれば、ステップS502に進んでモニタースイッチ121(図2参照)がオン(ON)しているか否かを判断し、モニタースイッチ121がオンであれば、次のステップS503で表示手段の一部であるバックライト照明装置214(図3参照)の駆動を止めて消灯させる。
【0046】
次のステップS504で、表示手段の一部であるLCDモニター装置120(図2,3参照)の表示動作を停止させて、画像の表示を止める。このあとスタートに戻って、またステップS501に進む。一方、ステップS502でモニタースイッチ121(図2参照)がオフ(OFF)していれば、そのまま何もせずリターンし、スタートに戻ってステップS501に進む。つまり、電池が入っていてもメインスイッチが‘L’の位置で、かつLCDモニター装置120が消灯していれば、ステップS501からステップS502、リターン、スタートの間のループを繰り返して待機していることになる。
【0047】
一方、ステップS501でメインスイッチがオン(ON)していれば、ステップS505に進んで、モニタースイッチ121(図2参照)がオン(ON)しているか否かを判断し、モニタースイッチ121がオンであれば、次のステップS506で表示手段の一部であるバックライト照明装置214(図3参照)を駆動して点灯させる。
【0048】
次のステップS507で、表示手段であるLCDモニター装置120(図2,3参照)の表示動作を行い、メニュー画面または、画像を表示する。このあとステップS508のタイマー選択ルーチンAに進む。タイマー選択ルーチンAは、所定時間、カメラが何も操作されない時は、自動的にLCDモニター装置をオフ状態にする、スリープタイマー機構(省エネ制御手段)の所定時間を選択するルーチンであって、詳細については後述する。
【0049】
ステップS509は計時装置(計測手段)のリセットで、リセット動作が行われると、直ちにそれ以降の時間の計時を開始する。一方、ステップS505でモニタースイッチ121がオフ(OFF)していれば、LCDモニター装置への表示動作は行わず、そのままステップS510に進む。
【0050】
ステップS510では、本デジタルカメラの各操作スイッチがオン(ON)したか否かを判断する。そして、いずれの操作スイッチも操作されていない時は、ステップS511に進み、LCDモニター装置120(図2,3参照)が動作しているか否かを判断し、もし、LCDモニター装置120が動作している時は、ステップS512で、ステップS508のタイマー選択ルーチンAで選択されたタイマー時間(スイッチ類からの信号を入力して次のスイッチ類からの信号を入力するまでの遅延時間)とステップS509でリセットされた計時装置の計時時間を比較する。
【0051】
そして、計時装置の計時時間が選択ルーチンAで選択されたタイマー時間を越えているか否かを、つまり、タイムアップしているかどうかを、ステップS513で判断し、タイムアップしていなければステップS510に戻り、タイムアップしていれば、次のステップS514でバックライト照明装置214を消灯し、ステップS515でLCDモニター装置120の動作を停止する。そして、ステップS510に戻る。以上述べたうち、ステップS510からステップS515までが、本実施例の特徴とする省エネ制御動作であり、一般的には省エネモードと呼ばれている。
【0052】
ここで、表示動作を停止する手段として、上記では、ステップS514でバックライト照明装置214を消灯し、ステップS515でモニター表示の動作を停止するとしているが、ステップS514でバックライト照明装置214を消灯するのみを実行し、ステップS515はスキップしてもよい。なぜならば、表示動作における消費電力の大部分は、このバックライト照明装置214によるものであるので、少なくともバックライト照明装置214を消灯すれば、ほとんど同様の省エネ効果が得られるからである。
【0053】
ステップS510で本デジタルカメラの各操作スイッチの内のいずれかがオンすると、次のステップS516でモニタースイッチ121(図2参照)がオン(ON)しているか否かを判断し、モニタースイッチ121がオフ(OFF)であれば、ステップS520に進む。モニタースイッチ121がオンであれば、次のステップS517で表示手段であるLCDモニター装置120及びバックライト照明装置214がオフしているか否かを判断する。このステップS517でLCDモニター装置120(図2,3参照)がオンしていればステップS520に進む。一方、ステップS517でLCDモニター装置120がオフしていれば、ステップS518で、表示手段の一部であるバックライト照明装置214(図3参照)を駆動して点灯させる。次のステップS519で、表示手段の一部であるLCDモニター装置120(図2,3参照)の表示動作を行い、メニュー画面または、画像を表示する。
【0054】
つまり、ステップS510からステップS515までの、省エネ制御動作により、操作部材が何も操作されない時にLCDモニター装置120が消灯されていても、いずれかの操作部材が操作されることにより、モニタースイッチ121(図2参照)がオン状態であれば、ステップS516からステップS519の実行により速やかに省エネモードから通常のスタンバイ状態に復帰することができる。
【0055】
次に、ステップS520で、前記ステップS510で判断した、オンした操作スイッチに対応した処理をマイクロコンピューター402(図4参照)により行う。この処理は、例えば、本デジタルカメラの各操作部材を操作して、撮影モードを変えたり、撮影済の画像を読み出したりする処理である。ステップS521では、スイッチ1がオン(ON)したか否かを判断する。このスイッチ1はレリーズボタン114(図1参照)の半押し状態のことであり、このスイッチ1がオンすると本デジタルカメラは撮影準備状態になる。そして、スイッチ1がオフ(OFF)していれば前記ステップS501へ戻り、またスイッチ1がオンすると、本デジタルカメラは次のステップS522へ進む。
【0056】
ステップS522では、測光(AE)動作及び測距(AF)動作がそれぞれ行われ、撮影手段である撮影レンズ200(図1,3参照)が駆動されて焦点合わせが行われる。
【0057】
次にステップS523でスイッチ2がオン(ON)されたか否かを判断する。このスイッチ2は、レリーズボタン114(図1参照)が最後まで押された状態のことであり、このスイッチ2がオンすると本デジタルカメラは撮影動作を開始する。そして、スイッチ2がオフ(OFF)していれば前記ステップS521へ戻り、また、スイッチ2がオンすると、次のステップS524の撮像処理ルーチンに進み、撮影動作が開始される。
【0058】
次に、前述した図5のフローチャートのなかの、ステップS508のタイマー選択ルーチンAとステップS524の撮像処理ルーチンについて説明する。
【0059】
図6は、本発明の第1の実施例によるデジタルカメラの動作フローチャートの中のタイマー選択ルーチンAにおける制御動作を示すフローチャートである。このタイマー選択ルーチンAが実行されると、ステップS601で電池電圧の読み取りが行われる。
【0060】
これは、図4における電池電圧検出回路(電池電圧検出手段)404によってなされ、このデータをマイクロコンピューター402内蔵のメモリー(v)に収納される。次のステップS602でこの検出された電池電圧vと設定された基準電圧V1とを比較する。基準電圧V1は任意に設定された電圧で、本実施例では、図7(a)に示すように5vに設定されている。
【0061】
ステップS602で基準電圧V1より電池電圧vが大きいか等しい時は、ステップS605に進みタイマーはTime1(遅延時間)が選択される。Time1は本実施例では、図7(b)のように30sに設定されている。また、ステップS602で基準電圧V1より電池電圧vが小さければ、ステップS603に進み、電池電圧vと基準電圧V2を比較する。基準電圧V2は任意に設定された電圧で、本実施例では、基準電圧V1同様に、図7(a)に示すように4.5vに設定されている。
【0062】
ステップS603で基準電圧V2より電池電圧vが大きいか等しい時は、ステップS606に進みタイマーはTime2(遅延時間)が選択される。Time2は本実施例では、Time1同様に、図7(b)に示すように15sに設定されている。
【0063】
また、ステップS603で基準電圧V2より電池電圧vが小さければ、ステップS604に進み、電池電圧vと基準電圧V3を比較する。基準電圧V3は任意に設定された電圧で、本実施例では、基準電圧V1同様に、図7(a)に示すように4.0vに設定されている。ステップS604で基準電圧V3より電池電圧vが大きいか等しい時は、ステップS607に進みタイマーはTime3(遅延時間)が選択される。Time3は本実施例では、Time1同様に、図7(b)に示すように6sに設定されている。
【0064】
また、ステップS604で基準電圧V3より電池電圧vが小さければ、ステップS608に進みタイマーはTime4(遅延時間)が選択される。Time4は本実施例では、Time1同様に、図7(b)に示すように3sに設定されている。以上のようにして、本実施例では、電池の電圧に応じた所望のタイマーが選択される。
【0065】
次に、前述した図5のフローチャートのなかの、ステップS524の撮像処理ルーチンについて説明する。
【0066】
図8は、撮像処理ルーチンにおける制御動作を示すフローチャートである。この撮像処理ルーチンが実行されると、ステップS801で図3のクイックリターンミラー203が作動して、いわゆるミラーアップして、撮影光路外にクイックリターンミラーが退避する。次に、ステップS802で撮像手段であるCCD212(図3参照)の蓄積が開始され、次のステップS803では、シャッターの露光、即ち、先幕210(図3参照)、後幕209(図3参照)がそれぞれ走行する。
【0067】
そして、ステップS804でCCD212(図3参照)の蓄積が終了され、次のステップS805でCCD212から画像信号が読み出されて、画像処理回路322(図4参照)に内蔵されている内部メモリーに一時記憶される。次のステップS806で全ての画像信号の読み出しが終了し、ステップS807で図3のクイックリターンミラーが作動して、いわゆるミラーダウンして、クイックリターンミラー203が被写体光をファインダー光学系に導く位置(斜設位置)に 戻り、一連の撮像動作が終了する。
【0068】
したがって、本発明の第1の実施例によるデジタルカメラの動作フローチャートでは、一定の所定時間、カメラが何も操作されない時は自動的にLCDモニター装置(表示手段)をオフ状態にする、いわゆる、スリープタイマー機構(省エネ制御手段)というものが、動作する際に、電池(携帯用電源手段)の残量を図6のステップS601で読み取り、その電池電圧に応じて、図6のステップS605からステップS608で所定時間を設定し、図5のステップS510からステップS515で、本デジタルカメラの操作部材が何も操作されない時、LCDモニター装置120をオフ状態にするので、電池残量が少なくなってきた時は、スリープモードに入るまでの時間を短くして、さらに省エネを図ることができる。
【0069】
本実施例では、電池の電圧に応じて、スリープタイマーの時間を設定し、本デジタルカメラの操作部材が何も操作されない時、いわゆる、撮影者がLCDモニター装置120を観察する機会の無い間は、少なくともバックライト照明装置214の表示動作を停止するので、無駄な電力を消費することが無く、従来公知となっているスリープタイマー機構付きのカメラと比べて、更に省エネを図ることができる。このため、電池消耗によって、急に撮影が不可能になるトラブルを防止することができる。
【0070】
また、従来製品と比べても、さらなる省エネルギーのデジタルカメラを提供することができるため、電池217(図3参照)の寿命が長くなり、1回の電池交換での撮影コマ数も増やすことができる。
【0071】
(第2の実施例)
次に、本実施例の図9〜図11に基づき説明する。なお、本実施例によるデジタルカメラの基本的な構成は、上述した第1の実施例における図1〜図4と同一であるから、これら各図を流用して説明する。
【0072】
図9は本発明の第2の実施例によるデジタルカメラの制御動作を示すフローチャートである。なお、本動作はマイクロコンピューター402内のROMに格納されているプログラムに基づいてマイクロコンピューター402内のCPUによって実行される。
【0073】
同図におけるステップS901〜ステップS907までの処理及びステップS909〜ステップS924の処理は、上述した第1の実施例における図5のステップS501〜ステップS507の処理及びステップS509〜ステップS524の処理と同一であるから、その説明は省略し、本実施例特有の処理についてのみ説明する。
【0074】
本実施例においては、図9のステップS908のタイマー選択ルーチンBのみが第1の実施例と異なる点である。
【0075】
図10は図9のタイマー選択ルーチンBにおける制御動作を示すフローチャートであり、このタイマー選択ルーチンBが実行されると、ステップS1001で温度データの読み取りが行われる。これは、図4における温度検出回路(温度検出手段)403、及び温度検出器(温度検出手段)416によってなされ、このデータを図4のマイクロコンピューター402内蔵のメモリー(t)に収納される。
【0076】
次のステップS1002でこの検出された検出温度tと基準温度値Tem1とを比較する。基準温度値Tem1は任意に設定された電圧で、本実施例では、図11(a)に示すように15℃に設定されている。ステップS1002で基準温度値Temlより検出温度tが大きいか等しい時は、ステップS1005に進み、タイマーはTimel(遅延時間)が選択される。Timelは本実施例では、図11(b)に示すように30sに設定されている。
【0077】
また、ステップS1002で基準温度値Temlより検出温度tが小さければ、ステップS1003に進み、検出温度tと基準温度値Tem2を比較する。基準温度値Tem2は任意に設定された電圧で、本実施例では、基準温度値Teml同様に、図11(a)に示すように7℃に設定されている。ステップS1003で基準温度値Tem2より検出温度tが大きいか等しい時は、ステップS1006に進みタイマーはTime2(遅延時間)が選択される。Time2は本実施例では、Time1同様に、図11(b)に示すように15sに設定されている。
【0078】
また、ステップS1003で基準温度値Tem2より検出温度tが小さければ、ステップS1004に進み、検出温度tと基準温度値Tem3(2℃)を比較する。基準温度値Tem3は任意に設定された電圧で、本実施例では、基準温度値Tem1同様に、図11(a)に示すように2℃に設定されている。
【0079】
ステップS1004でTem3より検出温度tが大きいか等しい時は、ステップS1007に進みタイマーはTime3(遅延時間)が選択される。Time3は本実施例では、Time1同様に、図11(b)に示すように6sに設定されている。また、ステップS1004で基準温度値Tem3より検出温度tが小さければ、ステップS1008に進みタイマーはTime4(遅延手段)が選 択される。Time4は本実施例では、Time1同様に、図11(b)に示すように3s設定されている。以上のようにして、本実施例では、本デジタルカメラ内部の温度に応じた、所望のタイマー(所定時間)が選択される。
【0080】
したがって、本実施例によるデジタルカメラの動作フローチャートでは、一定の所定時間、カメラが何も操作されない時は自動的にLCDモニター装置(表示手段)120をオフ状態にする、いわゆる、スリープタイマー機構(省エネ制御手段)というものが動作する際に、本デジタルカメラ内部の温度を図10のステップS1001で読み取り、その温度データに応じて、図10のステップS1005からステップS1008で所定時間を設定し、図9のステップS910からステップS915で、本デジタルカメラの操作部材が何も操作されない時、LCDモニター装置120をオフ状態にするので、カメラ内部の温度が低くなってきた時は、スリープモードに入るまでの時間を短くして、必要以上に電池(携帯用電源手段)217が消耗するのをを防止することができる。
【0081】
本実施例では、カメラ内部の温度に応じて、スリープタイマーの時間を設定し、本デジタルカメラの操作部材が何も操作されない時、いわゆる、撮影者がLCDモニター装置120を観察する機会の無い間は、LCDモニター装置120とバックライト照明装置214の表示動作を停止するので、低温環境下での無駄な電力を消費することが無く、従来公知となっているスリープタイマー機構付きのカメラと比べて、低温環境において更に省エネを図ることができる。このため、電池消耗によって、急に撮影が不可能になるトラブルを防止することができる。いかなる電池であっても、その特性上、低温下では、エネルギー効率が著しく低下するのが一般的である。
【0082】
また、従来製品と比べても、さらなる省エネルギーのデジタルカメラを提供することができるため、電池217(図3参照)の寿命が長くなり、低温下であっても、1回の電池交換での撮影コマ数も増やすことができる。
【0083】
(第3の実施例)
次に、本実施例の図12〜図13に基づき説明する。なお、本実施例によるデジタルカメラの基本的な構成は、上述した第1の実施例における図1〜図4と同一であるから、これら各図を流用して説明する。
【0084】
図12は本発明の第2の実施例によるデジタルカメラの制御動作を示すフローチャートである。なお、本動作はマイクロコンピューター402内のROMに格納されているプログラムに基づいてマイクロコンピューター402内のCPUによって実行される。
【0085】
同図におけるステップS1201〜ステップS1207までの処理及びステップS1209〜ステップS1224の処理は、上述した第1の実施例における図5のステップS501〜ステップS507の処理及びステップS509〜ステップS524の処理と同一であるから、その説明は省略し、本実施例特有の処理についてのみ説明する。
【0086】
本実施例においては、図12のステップS1208のタイマー選択ルーチンCのみが第1の実施例と異なる点である。
【0087】
図13は図12のタイマー選択ルーチンCにおける制御動作を示すフローチャートであり、このタイマー選択ルーチンCが実行されると、ステップS1301で電池電圧の読み取りが行われる。これは、図4における電池電圧検出回路(電池電圧検出手段)404によってなされ、このデータを図4のマイクロコンピューター402内蔵のメモリー(v)に収納される。
【0088】
次のステップS1302でこの検出された電池電圧vと基準電圧V1とを比較する。基準電圧V1は任意に設定された電圧で、本実施例では、図7(a)(第1の実施例と同じ)に示すように5.0vに設定されている。ステップS1302で基準電圧V1より電池電圧vが大きいか等しい時は、ステップS1305に進み、タイマーAはTimel(遅延時間)が選択される。Timelは本実施例では、図7(b)(第1の実施例と同じ)のように30sに設定されている。
【0089】
また、ステップS1302で基準電圧V1より電池電圧vが小さければ、ステップS1303に進み、電池電圧vと基準電圧V2を比較する。基準電圧V2は任意に設定された電圧で、本実施例では、基準電圧V2同様に、図7(a)(第1の実施例と同じ)のように4.5vに設定されている。
【0090】
ステップS1303で基準電圧V2より電池電圧vが大きいか等しい時は、ステップS1306に進みタイマーAはTime2(遅延時間)が選択される。Time2は本実施例では、Time1同様に、図7(b)(第1の実施例と同じ)に示すように15sに設定されている。
【0091】
また、ステップS1303で基準電圧V2より電池電圧vが小さければ、ステップS1304に進み、電池電圧vと基準電圧V3を比較する。基準電圧V3は任意に設定された電圧で、本実施例では、基準電圧V1同様に、図7(a)(第1の実施例と同じ)に示すように4.0vに設定されている。
【0092】
ステップS1304で基準電圧V3より電池電圧vが大きいか等しい時は、ステップS1307に進みタイマーAはTime3(遅延時間)が選択される。Time3は本実施例では、Time1同様に、図7(b)(第1の実施例と同じ)に示すように6sに設定されている。また、ステップS1304で基準電圧V3より電池電圧vが小さければ、ステップS1308に進みタイマーAはTime4(遅延手段)が選択される。Time4は本実施例では、Time1同様に、図7(b)(第1の実施例と同じ)に示すように3s設定されている。以上のようにして、電池の電圧により、所望のタイマーAが選択される。
【0093】
次にステップS1309では、温度データの読み取りが行われる。これは、図4における温度検出回路(温度検出手段)403、及び温度検出器(温度検出手段)416によってなされ、このデータを図4のマイクロコンピューター402内蔵のメモリー(t)に収納される。
【0094】
次のステップS1310でこの検出された検出温度tとあらかじめ設定された基準温度値Tem1とを比較する。基準温度値Tem1は任意に設定された基準温度値で、本実施例では、図11(a)(第2の実施例と同じ)に示すように15℃に設定されている。ステップS1310で基準温度値Temlより検出温度tが大きいか等しい時は、ステップS1313に進み、タイマーBはTimel(遅延時間)が選択される。Timelは本実施例では、図11(b)(第2の実施例と同じ)に示すように30sに設定されている。
【0095】
また、ステップS1310で基準温度値Temlより検出温度tが小さければ、ステップS1311に進み、検出温度tと基準温度値Tem2を比較する。基準温度値Tem2は任意に設定された基準温度値で、本実施例では、基準温度値Teml同様に、図11(a)(第2の実施例と同じ)に示すように7℃に設定されている。ステップS1311で基準温度値Tem2より検出温度tが大きいか等しい時は、ステップS1314に進みタイマーBはTime2(遅延時間)が選択される。Time2は本実施例では、Time1同様に、図11(b)(第2の実施例と同じ)に示すように15sに設定されている。
【0096】
また、ステップS1311で基準温度値Tem2より検出温度tが小さければ、ステップS1312に進み、検出温度tと基準温度値Tem3を比較する。基準温度値Tem3は任意に設定された基準温度値で、本実施例では、基準温度値Tem1同様に、図11(a)(第2の実施例と同じ)に示すように2℃に設定されている。ステップS1312で基準温度値Tem3より検出温度tが大きいか等しい時は、ステップS1315に進みタイマーBはTime3(遅延時間)が選択される。Time3は本実施例では、Time1同様に、図11(b)(第2の実施例と同じ)に示すように6sに設定されている。
【0097】
また、ステップS1312でTem3より検出温度tが小さければ、ステップS1316に進みタイマーBはTime4(遅延手段)が選択される。Time4は本実施例では、Time1同様に、図11(b)(第2の実施例と同じ)に示すように3s設定されている。以上のようにして、本デジタルカメラ内部の温度により、所望のタイマーBが選択される。
【0098】
次に、ステップS1317で、タイマーAとタイマーBを比較し、タイマーBが小さいか、または等しい時は、ステップS1318へ進み、スリープタイマー用のタイマーにはタイマーBを設定し、タイマーAの方が小さい時は、ステップS1319で、スリープタイマー用のタイマー(所定時間)にタイマーAを設定する。
【0099】
したがって、本実施例によるデジタルカメラの動作フローチャートでは、一定の所定時間、カメラが何も操作されない時は自動的にLCDモニター装置(表示手段)120をオフ状態にする、いわゆる、スリープタイマー機構(省エネ制御手段)というものが、動作する際に、電池(携帯用電源手段)217の残量を図13のステップS1301で読み取り、その電池電圧に応じて、図13のステップS1305からステップS1308でタイマーAを選択し、続いて、本デジタルカメラ内部の温度を図13のステップ1310で読み取り、その検出温度に応じて、図13のステップS1313からステップS1316でタイマーBを選択した後、タイマーAとタイマーBのいずれか短い方のタイマー時間が、スリープタイマー用のタイマー(所定時間)として設定される。
【0100】
このように本実施例では、まず、電池の電圧により、所望のタイマーAが選択され、次に、本デジタルカメラ内部の温度により、所望のタイマーBが選択されたあと、いずれか短い方のタイマーがスリープタイマー用のタイマーとして設定される。そして、電池残量が少なくなってきた時、または、カメラ内部の温度が低くなってきた時の、いずれの場合でも、スリープモードに入るまでの時間を短くして、本デジタルカメラの操作部材が何も操作されない時は、LCDモニター装置をオフ状態にすることができる。そのため、電池残量が少なくなってきた時や、低温環境下では、スリープモードに入るまでの時間を短くして必要以上に電池が消耗するのを防止することができるので、さに省エネを図ることができる。
【0101】
本実施例では、電池の電圧とカメラ内部の温度に応じて、スリープタイマーの時間を設定し、本デジタルカメラの操作部材が何も操作されない時、いわゆる、撮影者がLCDモニター装置120を観察する機会の無い間は、LCDモニター装置120とバックライト照明装置214の表示動作を停止するので、無駄な電力を消費することが無く、従来公知となっているスリープタイマー機構付きのカメラと比べて、更に省エネを図ることができる。このため、電池消耗によって、急に撮影が不可能になるトラブルを防止することができる。
【0102】
また、従来製品と比べても、さらなる省エネルギーのデジタルカメラを提供することが出来るため、電池217(図3参照)の寿命が長くなり、1回の電池交換での撮影コマ数も増やすことができる。
【0103】
また、図7(a)に示す比較用の電圧、図7(b)に示すタイマーの時間、及び図11(a)に示す比較用の温度は、(図11(b)に示すタイマーの時間は、図7(b)に同じ)いずれも、本デジタルカメラの操作部材を使用して撮影者が任意に変更することができる。その方法は、以下の第4の実施例で説明する。
【0104】
(第4の実施例)
次に、本実施例の図14〜図20に基づき説明する。なお、本実施例の形態に係るデジタルカメラの基本的な構成は、上述した第1の実施例における図1〜図4と同一であるから、これら各図を流用して説明する。
【0105】
本実施例では、遅延手段、基準電圧設定手段、及び温度設定手段の、それぞれの遅延時間、基準電圧、及び基準温度値の設定方法について具体的に述べる。
【0106】
これらの各設定値を設定する際は、設定値を視認しながら所望の設定値に設定する必要があるが、本実施例では、特に専用の表示装置、操作部材を設けるのではなく、本来撮影条件等を表示するための外部表示装置140(図1,図2参照)、撮影モード選択ボタン117(図1,図2参照)、AFモード選択ボタン118(図1,図2参照)、測光モード選択ボタン119(図1,図2参照)を流用して行う。これにより、特に専用の表示装置、操作部材を設けることなく、各設定値の設定が容易に可能になる。
【0107】
図14は、本実施例による一眼レフタイプのデジタルカメラの外部表示装置140(図1,図2参照)の全ての表示内容を示す図であり、本実施例では、図14における、外部表示装置1400の中のTv表示用の7セグメント表示部1401とAv表示用の7セグメント表示部1402を流用している。以下、具体的な設定方法について述べる。
【0108】
まず、電池電圧の比較のための基準電圧の設定方法であるが、基準電圧を設定する場合は、基準電圧設定手段である、外部表示装置140(図1,図2参照)撮影モード選択ボタン117(図1,図2参照)とAFモード選択ボタン118(図1,図2参照)を使用して行う。まず、撮影モード選択ボタン117(図1,図2参照)とAFモード選択ボタン118(図1,図2参照)を同時に押して電子ダイヤル115(図1,図2参照)を回転させることにより、どの設定値を変更するかを選択することができる。
【0109】
図15は、この設定値を選択する様子を示す説明図である。撮影モード選択ボタン117とAFモード選択ボタン118を同時に押して電子ダイヤル115を時計方向に回転させると、順次図15(a)、図15(b)、図15(c)、図15(a)というように切り換わる。電子ダイヤル115を反時計方向に回転させるとその切り換わり方向は逆になる。ここでの表示で、図15(a)のE1、50は、図7(a)でV1、5.0vを意味する。以下、図15(b)のE2、45は、図7(a)でV2、4.5vを、図15(c)のE3、40は、図7(a)でV3、4.0vを表している。
【0110】
ここでの電圧値は、現在設定されている基準電圧値を示しているが、通常、変更前はこの値がイニシャルセットされている。撮影モード選択ボタン117とAFモード選択ボタン118、及び電子ダイヤル115を駆使して変更したい設定値を選択したら、撮影モード選択ボタン117とAFモード選択ボタン118を離す。ここで基準電圧値の変更モードになる。次に、電子ダイヤル115を回転することにより、基準電圧値を設定することができる。
【0111】
この様子を示したのが、図16である。電子ダイヤル115を時計方向に回転させると基準電圧値は増加し(図16(a)、図16(b)、図16(c)の順)、反時計方向に回転させると基準電圧値は減少する。但し、他の設定値で設定している値を超えることはできない。例えば、図7(a)の例でV1を変更する時、V2に4.5vが設定してある時は、V1で設定できる下限値は4.5vである。
【0112】
次に遅延時間の設定であるが、遅延時間を設定する場合は、AFモード選択ボタン118(図1,図2参照)を測光モード選択ボタン119(図1,図2参照)を同時に押して電子ダイヤル115(図1,図2参照)を回転させることにより、どの設定値を変更するかを選択することができる。図17は、この設定値を選択する様子を示す説明図である。AFモード選択ボタン118と測光モード選択ボタン119を同時に押して電子ダイヤル115を時計方向に回転させると、順次図17(a)、図17(b)、図17(c)、図17(d)、図17(a)というように切り換わる。電子ダイヤル115を反時計方向に回転させるとその切り換わり方向は逆になる。
【0113】
ここでの表示で、図17(a)のF1、30は、図7(b)でTime1、30s(秒)を意味する.以下、図17(b)のF2、15は、図7(b)でTime2、15s(秒)を、図17(c)のF3、6は、図7(b)でTime3、6s(秒)を図17(d)のF4、3は、図7(b)でTime4、3s(秒)を表している。
【0114】
ここで表示される遅延時間は、現在設定されている遅延時間を示しているが、通常、変更前はこの値がイニシャルセットされている。AFモード選択ボタン118と測光モード選択ボタン119、及び電子ダイヤル115を駆使して変更したい設定値を選択したら、AFモード選択ボタン118を測光モード選択ボタン119を離す。ここで、遅延時間の設定値の変更モードになる。
【0115】
次に、電子ダイヤル115を回転することにより、遅延時間の設定値を設定することができる。この様子を示したのが、図18である。電子ダイヤル115を反時計方向に回転させると遅延時間の設定値は減少し(図18(a)、図18(b)、図18(c)の順)、時計方向に回転させると遅延時間の設定値は増加する。但し、他の設定値で設定している値を超えることはできない。例えば、図7(b)の例でTime1を変更する時、Time2に15s(秒)が設定してある時は、Time1で設定できる下限値は15s(秒)である。
【0116】
次に、基準温度値の設定方法であるが、基準温度値を設定する場合は、温度設定手段である、外部表示装置140(図1,図2参照)、撮影モード選択ボタン117(図1,図2参照)と測光モード選択ボタン119(図1,図2参照)を使用して行う。まず、撮影モード選択ボタン117(図1,図2参照)を測光モード選択ボタン119(図1,図2参照)を同時に押して電子ダイヤル115(図1,図2参照)を回転させることにより、複数ある基準温度値の中の、どの基準温度値を変更するかを選択することができる。
【0117】
図19は、この基準温度値を選択する様子を示す説明図である。撮影モード選択ボタン117と測光モード選択ボタン119を同時に押して電子ダイヤル115を時計方向に回転させると、順次図19(a)、図19(b)、図19(c)、図19(a)、というように切り換わる。電子ダイヤル115を反時計方向に回転させるとその切り換わり方向は逆になる。
【0118】
ここでの表示で、図19(a)のC1、15は、図11(a)でTem1、15℃を意味する。以下、図19(b)のC2、7は、図11(a)でTem2、7℃を、図19(c)のC3、2は、図11(a)でTem3、2℃を表している。
【0119】
ここで表示される基準温度値は、現在設定されている基準温度値を示しているが、通常、変更前はこの値がイニシャルセットされている。撮影モード選択ボタン117と測光モード選択ボタン119、及び電子ダイヤル115を駆使して変更したい基準温度値を選択したら、撮影モード選択ボタン117と測光モード選択ボタン119を離す。ここで基準温度値の変更モードになる。
【0120】
次に、電子ダイヤル115を回転することにより、基準電圧値を設定することができる。この様子を示したのが、図20である。電子ダイヤル115を反時計方向に回転させると基準温度値は減少し(図20(a)、図20(b)、図20(c)の順)、時計方向に回転させると基準温度値は増加する。但し、他の基準温度値で設定している値を超えることはできない。例えば、図11(a)の例でTem1を変更する時、Tem2に7℃が設定してある時は、Tem1で設定できる下限値は7℃である。
【0121】
以上述べてきた方法により、特に専用の操作部材を設けることもなく、撮影モード選択ボタン117、AFモード選択ボタン118、測光モード選択ボタン119、それに電子ダイヤル115と外部表示装置140を流用することにより、遅延時間、基準電圧、及び基準温度値の設定を行うことができる。
【0122】
このように本実施例では、カメラの操作部材が何も操作されない時は自動的にLCDモニター装置をオフ状態にする、いわゆる、スリープタイマー機構を備えたデジタルカメラにおいて、電池電圧に応じて、スリープタイマーの時間を設定し、本デジタルカメラの操作部材が何も操作されない時、少なくともバックライト照明装置の表示動作を停止するので、無駄な電力を消費することが無く、従来公知となっているスリープタイマー機構付きのカメラと比べて、更に省エネを図ることができる。このため、電池消耗によって、急に撮影が不可能になるトラブルを防止することができる。
【0123】
また、カメラ内部の温度に応じて、スリープタイマーの時間を設定し、本デジタルカメラの操作部材が何も操作されない時、少なくともバックライト照明装置の表示動作を停止するので、低温環境下での無駄な電力を消費することがなく、従来公知となっているスリープタイマー機構付きのカメラと比べて、低温環境において更に省エネを図ることができる。低温下では、電池のエネルギー効率が著しく低下するのが一般的であるが、本実施例では、電池消耗によって、急に撮影が不可能になるトラブルを防止することができる。
【0124】
また、従来製品と比べても、さらなる省エネルギーのデジタルカメラを提供することができるため、電池の寿命が長くなり、低温下であっても、1回の電池交換での撮影コマ数も増やすことができる。
【0125】
また、スリープタイマーの時間を切り換えるための基準電圧、温度、及びスリープタイマーの時間を、デジタルカメラの操作部材を使用して任意に設定できるので、撮影者の多様化した要望に答えられるデジタルカメラを供給することができる。
【0126】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、操作入力が所定時間なかったときに表示手段の表示動作を停止させる時間を、検出された出力電圧に応じて変更することで、より効率的な省エネ対策を図ることができ、急に撮影が不可能になるというトラブルを防止することができるという効果がある。
【0128】
また、操作入力が所定時間なかったときに表示手段の表示動作を停止させる時間を、装置内部の温度により変更することで、例えば低温環境下での無駄な電力の消費を防止することができるという効果がある。
【0129】
また、操作入力が所定時間なかったときに表示手段の表示動作を停止させる時間を、検出された出力電圧および装置内部の温度により変更することで、さらに効率よく使用することができ、急に撮影が不可能になるというトラブルを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例によるデジタルカメラの構成を示す上面図
【図2】 第1の実施例によるデジタルカメラの構成を示す背面図
【図3】 第1の実施例によるデジタルカメラの構成を示す断面図
【図4】 第1の実施例によるデジタルカメラの回路構成を示すブロック図
【図5】 第1の実施例によるデジタルカメラの制御動作を示すフローチャート
【図6】 図5のタイマー選択ルーチンAにおける制御動作を示すフローチャート
【図7】 第1の実施例による基準電圧とスリープタイマー時間のテーブルを示す図
【図8】 図5の撮像処理ルーチンにおける制御動作を示すフローチャート
【図9】 第2の実施例によるデジタルカメラの制御動作を示すフローチャート
【図10】 第2の実施例によるタイマー選択ルーチンBにおける制御動作を示すフローチャート
【図11】 第2の実施例による基準温度値とスリープタイマー時間のテーブルを示す図
【図12】 第3の実施例によるデジタルカメラの制御動作を示すフローチャート
【図13】 第3の実施例によるタイマー選択ルーチンCにおける制御動作を示すフローチャート
【図14】 図1、図2の外部表示装置の表示内容を示す図
【図15】 第4の実施例による基準電圧を設定する様子を示す説明図
【図16】 第4の実施例による基準電圧を設定する様子を示す説明図
【図17】 第4の実施例によるスリープタイマーの設定値を選択する様子を示す説明図
【図18】 第4の実施例によるスリープタイマーを設定する様子を示す説明図
【図19】 第4の実施例による基準温度値の設定値を選択する様子を示す説明図
【図20】 第4の実施例による基準温度値を設定する様子を示す説明図
【符号の説明】
100 カメラ本体
120 LCDモニター装置(表示手段)
212 CCD
214 バックライト照明装置(表示手段)
216 ハードディスク装置(記録手段)
217 電池
218 温度検出器(温度検出手段)
402 マイクロコンピューター(変更手段,時間設定手段,基準電圧設定手段,基準温度設定手段)
403 温度検出回路(温度検出手段)
404 電池電圧検出回路(電圧検出回路)
405 省エネ制御回路(制御手段)
410 スイッチセンス回路
411 電子ダイアル
417 電池
418 LCDモニター装置(表示手段)
419 バックライト照明装置(表示手段)

Claims (8)

  1. 被写体を撮像する撮像素子と、前記撮像素子で撮像した被写体画像を表示する表示手段と、時間を計測する計測手段と、操作入力が所定時間なかったときに前記表示手段の表示動作を停止させるように制御する制御手段とを有する撮像装置であって、
    前記撮像装置の内部温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段によって検出された温度に応じて前記所定時間を変更する変更手段と
    使用者が前記所定時間を設定する時間設定手段と、
    前記使用者が前記所定時間に変更するための温度を設定する温度設定手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は前記表示手段の表示動作を停止させて所定の待機状態とするように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表示手段は表示素子と、前記表示素子を照明するバックライト照明とを有するとともに、前記制御手段は少なくとも前記バックライト照明の照明動作を停止させることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  4. 画像を表示する表示手段を有する表示装置において、
    前記表示装置に操作入力が所定時間なかったときに前記表示手段の表示動作を停止させるように制御する制御手段と、
    前記表示装置本体を動作させるための電源を供給する電池と、
    前記表示装置内部の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段によって検出された温度に応じて前記所定時間を変更する変更手段と、
    使用者が前記所定時間を設定するための設定手段と、
    前記使用者が前記所定時間を変更するための温度を設定する温度設定手段と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  5. 画像を表示する表示手段を有する表示装置において、
    前記表示装置に操作入力が所定時間なかったときに前記表示手段の表示動作を停止させるように制御する制御手段と、
    前記表示装置本体を動作させるための電源を供給する電池と、
    前記電池の出力電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段によって検出された前記電池の出力電圧に応じて前記所定時間を変更する変更手段と、
    使用者が前記所定時間を設定するための設定手段と、
    前記使用者が前記所定時間を変更するための前記電池の出力電圧を設定する電圧設定手段と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  6. 被写体を撮像する撮像素子を備え、
    前記表示手段は、前記撮像素子で撮像した被写体画像を表示することを特徴とする請求項4または5に記載の表示装置。
  7. 前記制御手段は、前記表示手段の表示動作を停止させて所定の待機状態とするように制御することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記表示手段は、表示素子と、前記表示素子を照明するバックライト照明とを有するとともに、前記制御手段は、少なくとも前記バックライト照明の照明動作を停止させることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
JP23971299A 1999-08-26 1999-08-26 撮像装置及び表示装置 Expired - Fee Related JP4306886B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23971299A JP4306886B2 (ja) 1999-08-26 1999-08-26 撮像装置及び表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23971299A JP4306886B2 (ja) 1999-08-26 1999-08-26 撮像装置及び表示装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001069397A JP2001069397A (ja) 2001-03-16
JP2001069397A5 JP2001069397A5 (ja) 2006-10-12
JP4306886B2 true JP4306886B2 (ja) 2009-08-05

Family

ID=17048811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23971299A Expired - Fee Related JP4306886B2 (ja) 1999-08-26 1999-08-26 撮像装置及び表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4306886B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4759190B2 (ja) * 2001-09-20 2011-08-31 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
JP4597871B2 (ja) 2006-01-05 2010-12-15 富士フイルム株式会社 デジタルカメラ
JP2010287950A (ja) * 2009-06-09 2010-12-24 Sanyo Electric Co Ltd 電子機器
JP6217237B2 (ja) * 2013-08-22 2017-10-25 カシオ計算機株式会社 撮像装置、撮像方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001069397A (ja) 2001-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4785536B2 (ja) 撮像装置
KR100879307B1 (ko) 촬상장치
JP2002344794A (ja) デジタルカメラ
JP5161443B2 (ja) カメラ
JP2009086601A (ja) カメラ
JP3501035B2 (ja) デジタルカメラ
JP4306886B2 (ja) 撮像装置及び表示装置
JP4235327B2 (ja) 撮像装置
JP2005292740A (ja) 電子カメラ
JP2006270426A (ja) 撮像装置、その制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2009122557A (ja) カメラ
JP2007312197A (ja) ライブビュー可能なカメラ
JP2006222529A (ja) 撮像装置
JPH11313278A (ja) デジタルカメラ、撮像方法、記憶媒体
JPH01180532A (ja) カメラ
JP2000152070A (ja) カメラ
JPH1073754A (ja) カメラ
JP2007312198A (ja) ライブビュー可能なカメラ
JP2002135647A (ja) 撮像装置、方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP4708959B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JPH05113599A (ja) 銀塩写真および電子スチル写真両用カメラ
JP2007013281A (ja) 画像処理装置およびその表示装置の制御方法
JP2001320612A (ja) 画像処理装置
JP2000224532A (ja) 電子カメラ
JP5465267B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060824

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees