JP2001069397A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法

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JP2001069397A JP23971299A JP23971299A JP2001069397A JP 2001069397 A JP2001069397 A JP 2001069397A JP 23971299 A JP23971299 A JP 23971299A JP 23971299 A JP23971299 A JP 23971299A JP 2001069397 A JP2001069397 A JP 2001069397A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置等の表示装置を有する撮像装置
において、より効率的な省エネ対策を図る。 【課題】 デジタルカメラ本体の動作用電源としての電
池417の出力電圧を電池電圧検出回路404により検
出してその検出結果に応じた操作入力がない際のスリー
プ動作に入るまでの時間つまり表示手段としてのLCD
モニター418及びバックライト照明装置419の表示
動作を停止させて待機状態に入るまでの時間を選択し、
また同様にデジタルカメラ本体内部の温度を温度検出回
路403により検出してその検出結果に応じたスリープ
動作に入るまでの時間を選択し、それぞれ選択された時
間のうち短い方の所定時間に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば撮影画像を
随時表示可能なLCDモニター装置(液晶表示器)装置
等の表示手段を有した撮像装置及びその制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、被写体を撮影する撮影手段と、該
撮影手段を通過した被写体像を撮像するために前記撮影
手段の焦点位置に配置した撮像手段と、該撮像手段によ
り撮像される被写体の画像信号を記録する記録手段と、
画像を表示する表示手段とを具備したデジタルカメラに
おいて、特にバックライト照明付きの大型液晶表示器を
使用した、撮影画像を随時表示可能なLCDモニター装
置と、撮像した被写体の画像信号を記録する携帯可能
(デジタルカメラ本体に着脱可能)な大容量の外部記憶
装置を備えたデジタルカメラが市場の大半を占めるよう
になってきている。これらの2つの装置を備えたデジタ
ルカメラを利用すると、LCDモニター装置で撮影した
画像の出来栄えが撮影現場で確認でき、満足の得られな
い画像データはその場で消去したり、また必要に応じて
再撮影したり、いわゆる撮影現場でも、外部記憶装置の
編集作業が可能になり、写真撮影の効率が飛躍的に高ま
っている。
【0003】例えば、現在流通しているハードディスク
装置等の記憶装置は、30枚から50枚程度の画像デー
タが記録できるが、撮影現場で不要な画像データを消去
すれば、新たに撮影可能な容量を確保することでき、比
較的高価なハードディスク装置を有効に活用する事がで
き、大変便利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のでデジタルカメラにおいては、携帯用電池
の電源を用いたデジタルカメラの場合、カメラ本体に備
えられたLCDモニター装置を必要以上に長時間使用し
ていると、その消費電力が大きいため、比較的早く電池
が消耗してしまい、1個の携帯用電池での撮影枚数や使
用時間にも限界が生じてしまう。
【0005】例えば、不用意にLCDモニター装置をオ
ン状態で放置してしまうと、いざ撮影しようとした時
に、電池容量が不足して撮影できないという事態にもな
り兼ねない。
【0006】そこで、一定の所定時間、カメラが何も操
作されない時は自動的にLCDモニター装置をオフ状態
にする、いわゆる、スリープタイマー機構というもの
が、すでに製品化されて公知となっている。これらの公
知事例の場合は、スリープタイマーの時間が一定(固
定)であり、電池の残量や、環境に応じて変化するもの
ではないため、まだ省エネ対策が不十分であるという問
題点があった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、より効率的な省エネ対策を
図った撮像装置及びその制御方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置及びそ
の制御方法は次のように構成したものである。
【0009】(1)撮像装置において、被写体を撮像す
る撮像素子と、該撮像した被写体画像を表示する表示手
段と、時間を計測する計測手段と、操作入力が所定時間
なかったときに前記表示手段の表示動作を停止させるよ
うに制御する制御手段と、撮像装置本体の動作状況に応
じて前記所定時間を変更する変更手段とを備えた。
【0010】(2)上記(1)の撮像装置において、撮
像装置本体の動作用電源としての電池と、該電池の出力
電圧を検出する電池電圧検出手段とを有し、変更手段は
前記検出された出力電圧に応じて前記所定時間を変更す
るようにした。
【0011】(3)上記(2)の撮像装置において、複
数の異なる所定時間を設定する時間設定手段と、前記各
々の所定時間に変更するための複数の基準電圧を所定の
電圧よりも高い電圧で任意に設定可能な基準電圧設定手
段とを有し、変更手段は電池電圧検出手段により検出し
た出力電圧と前記複数の基準電圧との比較結果に応じて
前記所定時間を変更するようにした。
【0012】(4)上記(3)の撮像装置において、所
定の電圧は撮影を禁止するための基準電圧とした。
【0013】(5)上記(1)の撮像装置において、撮
像装置本体内部の温度を検出する温度検出手段を有し、
変更手段は前記検出された温度に応じて前記所定時間を
変更するようにした。
【0014】(6)上記(5)の撮像装置において、複
数の異なる所定時間を設定する時間設定手段と、前記各
々の所定時間に変更するための複数の基準温度を任意に
設定可能な基準温度設定手段とを有し、変更手段は温度
検出手段により検出した撮像装置本体内部の温度と前記
複数の基準温度との比較結果に応じて前記所定時間を変
更するようにした。
【0015】(7)上記(1)の撮像装置において、撮
像装置本体の動作用電源としての電池と、該電池の出力
電圧を検出する電池電圧検出手段と、前記撮像装置本体
内部の温度を検出する温度検出手段と、複数の異なる所
定時間を設定する時間設定手段と、前記各々の所定時間
に変更するための複数の基準電圧を所定の電圧よりも高
い電圧で任意に設定可能な基準電圧設定手段と、前記各
々の所定時間に変更するための複数の基準温度を任意に
設定可能な基準温度設定手段とを有し、変更手段は前記
電池電圧検出手段により検出した出力電圧と前記複数の
基準電圧との比較結果に応じて前記所定時間を選択する
とともに、前記温度検出手段により検出した前記撮像装
置本体内部の温度と前記複数の基準温度との比較結果に
応じて前記所定時間を選択し、それぞれ選択された所定
時間のうち短い方の所定時間に変更するようにした。
【0016】(8)上記(3)または(6)の撮像装置
において、時間設定手段により複数の異なる所定時間を
それぞれ任意に設定可能な構成とした。
【0017】(9)上記(1)の撮像装置において、制
御手段は表示手段の表示動作を停止させて所定の待機状
態とするように制御するようにした。
【0018】(10)上記(1)の撮像装置において、
表示手段はバックライト照明装置と画像表示装置とによ
り構成され、制御手段は少なくとも前記バックライト照
明装置の照明動作を停止させるようにした。
【0019】(11)上記(1)の撮像装置において、
撮像した画像信号を記録する撮像装置本体に着脱可能な
記録手段を有し、前記記録手段からの画像を表示手段に
再生表示可能な構成とした。
【0020】(12)上記(2)または(7)の撮像装
置において、電池を撮像装置本体に着脱可能な構成とし
た。
【0021】(13)撮像装置の制御方法において、被
写体を撮像する撮像素子により撮像した被写体画像を表
示手段に表示させ、計測手段により時間を計測して操作
入力が所定時間なかったときに前記表示手段の表示動作
を停止させるように制御し、撮像装置本体の動作状況に
応じて前記所定時間を変更するようにした。
【0022】(14)上記(13)の撮像装置の制御方
法において、撮像装置本体の動作用電源としての電池の
出力電圧を電池電圧検出手段により検出し、該検出され
た出力電圧に応じて前記所定時間を変更するようにし
た。
【0023】(15)上記(14)の撮像装置の制御方
法において、複数の異なる所定時間を時間設定手段によ
り設定し、前記各々の所定時間に変更するための複数の
基準電圧を所定の電圧よりも高い電圧で任意に設定可能
な基準電圧設定手段により設定し、前記電池電圧検出手
段により検出した出力電圧と前記複数の基準電圧との比
較結果に応じて前記所定時間を変更するようにした。
【0024】(16)上記(13)の撮像装置の制御方
法において、撮像装置本体内部の温度を温度検出手段に
より検出し、前記検出された温度に応じて前記所定時間
を変更するようにした。
【0025】(17)上記(16)の撮像装置の制御方
法において、複数の異なる所定時間を時間設定手段によ
り設定し、前記各々の所定時間に変更するための複数の
基準温度を任意に設定可能な基準温度設定手段により設
定し、温度検出手段により検出した撮像装置本体内部の
温度と前記複数の基準温度との比較結果に応じて前記所
定時間を変更するようにした。
【0026】(18)上記(13)の撮像装置の制御方
法において、撮像装置本体の動作用電源としての電池の
出力電圧を電池電圧検出手段により検出し、前記撮像装
置本体内部の温度を温度検出手段により検出し、複数の
異なる所定時間を時間設定手段により設定し、前記各々
の所定時間に変更するための複数の基準電圧を所定の電
圧よりも高い電圧で任意に設定可能な基準電圧設定手段
により設定し、前記各々の所定時間に変更するための複
数の基準温度を任意に設定可能な基準温度設定手段によ
り設定し、前記電池電圧検出手段により検出した出力電
圧と前記複数の基準電圧との比較結果に応じて前記所定
時間を選択するとともに、前記温度検出手段により検出
した前記撮像装置本体内部の温度と前記複数の基準温度
との比較結果に応じて前記所定時間を選択し、それぞれ
選択された所定時間のうち短い方の所定時間に変更する
ようにした。
【0027】(19)上記(13)の撮像装置の制御方
法において、表示手段の表示動作を停止させて所定の待
機状態とするように制御するようにした。
【0028】(20)上記(13)の撮像装置の制御方
法において、表示手段はバックライト照明装置と画像表
示装置とにより構成され、少なくとも前記バックライト
照明装置の照明動作を停止させるようにした。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、各実施例を図1から図20
に基づき説明する。
【0030】(第1の実施例)まず、本実施例を図1〜
図8に基づき説明する。
【0031】図1は、本発明の第1の実施例による一眼
レフタイプのデジタルカメラの構成を示す上面図、図2
は同デジタルカメラの構成を示す背面図、図3は同デジ
タルカメラの構成を示す断面図である。各図において、
100はカメラ本体、111はファインダー観察用の接
眼窓である。図1及び図2において、112はAE(自
動露出)ロックボタン、113はAF(オートフォーカ
ス)の測距点選択ボタンである。114は撮影操作をす
るためのレリーズボタンであり、115が他の操作釦と
併用して、カメラに数値を入力したり、撮影モードを切
り換えたりするための多機能信号入力用の電子ダイヤル
である。
【0032】図1及び図2において、117は撮影モー
ド選択ボタン、118はAFモード選択ボタン、119
は測光モード選択ボタンで、調光補正ボタンも兼ねてい
る。図2及び図3において、120は撮影された画像を
表示する表示手段としてのLCDモニター装置(液晶表
示器)である。図2において、121はLCDモニター
装置120をオン/オフするためのモニタースイッチで
ある。
【0033】本実施例によるLCDモニター装置120
は透過型であるため、LCDモニター装置の駆動だけで
は、画像を視認することはできず、必ずその裏面には図
3に示すようにバックライト照明装置214が必要であ
る。LCDモニター装置120とバックライト照明装置
214により表示手段を構成している。
【0034】図1及び図2において、116は入力用電
子ダイヤル115と同様の機能を備えた、本デジタルカ
メラの撮影条件等を選択するためのサブ電子ダイヤルで
ある。
【0035】図2において、122はこのサブ電子ダイ
ヤル116による入力機能をロックするダイヤルロック
スイッチ、123は本デジタルカメラの全ての動作を禁
止するメインスイッチである。124はLCDモニター
装置120に画像を表示する際や、カメラの初期設定の
際にモードを選択するためのメニューボタンで、各モー
ドを選択する時は、このメニューボタン124を押しな
がらサブ電子ダイヤル116を回転して希望のモードを
選択する。希望のモードが選択された時、メニューボタ
ン124を離すと選択が完了する。
【0036】140は撮影条件等を表示する外部表示機
能を備えた液晶表示装置よりなる外部表示装置である。
【0037】撮影レンズ200は、図3に示すようにカ
メラ本体100に対して、本体マウント202を介して
交換可能であって、撮影手段を構成している。図3にお
いて、201は撮影光軸、203はクイックリターンミ
ラー(反射手段)で、撮影光路内に設けられていて(斜
設されて)撮影レンズ200からの被写体光をファイン
ダー光学系に導く位置(斜設位置)と撮影光路外に退避
する位置との間で移動可能であり、図3においては斜設
位置にある。
【0038】図3において、204はピント板で、ファ
インダー光学系に導かれる被写体光を結像する。205
はファインダーの視認性を向上させるためのコンデンサ
ーレンズ、206はペンタゴナルダハプリズムで、ピン
ト板204およびコンデンサーレンズ205を通った被
写体光をファインダー観察用の接眼レンズ208および
測光センサ207に導く。また、111はファインダー
観察用の接眼窓である。
【0039】209,210はそれぞれシャッターを構
成する後幕と先幕で、これら後幕209、先幕210の
開放によって、後方に配置されている固体撮像素子であ
るCCD(撮像手段)212に必要な露光を与える。撮
影時にCCD212に蓄積された画像データは、別に設
けられた不図示の画像処理回路を通して後述する記録手
段に送られる。
【0040】211はプリント基板で、CCD(撮像手
段)212が保持されている。このプリント基板211
の後方にもう1枚のプリント基板である表示基板215
が配置してある。この表示基板215の外側の面にLC
Dモニター装置(液晶表示器)120及びバックライト
照明装置214が配置してある。216は画像データを
記録するハードディスク装置(記録手段)、217が電
池(携帯用電源手段)である。このハードディスク装置
216、及び電池217は着脱可能である。218は、
温度検出器(温度検出手段)である。
【0041】図4は、本発明の第1の実施例による一眼
レフタイプのデジタルカメラの電気回路構成を示すブロ
ック図である。同図において、401はプリント基板
で、カメラの動作の全てを制御するマイクロコンピュー
ター(変更手段(選択手段),時間設定手段,基準電圧
設定手段,基準温度設定手段)402、温度検出手段の
一部である温度検出回路403、電池電圧検出回路(電
池電圧検出手段)404、省エネ制御回路(省エネ制御
手段)405、CCD420の出力である画像データを
処理する画像処理回路406等が搭載されている。
【0042】407はレンズ制御回路で、本実施例で
は、一眼レフタイプのデジタルカメラであるので、撮影
レンズ200(図1及び図3参照)との通信及びAF
(オートフォーカス)時の撮影レンズ200の駆動や絞
り羽根の駆動の制御をこのレンズ制御回路407が受け
持っている。また図4において、408は外部表示の制
御回路でで外部表示装置409や、ファインダー内の表
示装置(不図示)の制御を行う。410はスイッチセン
ス回路で、カメラ内に設けられた電子ダイヤル411を
含む多数のスイッチ類の信号をマイクロコンピューター
402に伝える働きをしている。
【0043】412はストロボ発光調光制御回路で、X
接点412aを介して接地されており、外部ストロボの
制御を行う。413は測距回路で、AF(オートフォー
カス)のための被写体に対するディフォーカス量を検出
する機能を有する。414は測光回路で、被写体の輝度
を測定する機能を有する。415はシャッターの制御を
行うシャッター制御回路で、CCD420に対して適正
な露光を行う。416は温度検出手段であるところの温
度検出器、417は携帯用電源手段であるところの電池
である。LCDモニター装置418とバックライト照明
装置419は表示手段を構成している。421は記録手
段であるところのコンパクトフラッシュ等の記憶装置
(ハードディスク装置)である。
【0044】次に本発明の第1の実施例によるデジタル
カメラの制御動作を図5に基づき説明する。図5は第1
の実施例によるデジタルカメラの制御動作を示すフロー
チャートである。なお、本動作はマイクロコンピュータ
ー402内のROMに格納されているプログラムに基づ
いてマイクロコンピューター402内のCPUによって
実行されている。
【0045】まず、ステップS501でメインスイッチ
が123(図2参照)がオン(ON)したか否かを判断
する。ここでいうオンは、図2でメインスイッチ123
が‘A’の位置にあるときである。もしここで、メイン
スイッチ123がオフ(‘L’の位置)であれば、ステ
ップS502に進んでモニタースイッチ121(図2参
照)がオン(ON)しているか否かを判断し、モニター
スイッチ121がオンであれば、次のステップS503
で表示手段の一部であるバックライト照明装置214
(図3参照)の駆動を止めて消灯させる。
【0046】次のステップS504で、表示手段の一部
であるLCDモニター装置120(図2,3参照)の表
示動作を停止させて、画像の表示を止める。このあとス
タートに戻って、またステップS501に進む。一方、
ステップS502でモニタースイッチ121(図2参
照)がオフ(OFF)していれば、そのまま何もせずリ
ターンし、スタートに戻ってステップS501に進む。
つまり、電池が入っていてもメインスイッチが‘L’の
位置で、かつLCDモニター装置120が消灯していれ
ば、ステップS501からステップS502、リター
ン、スタートの間のループを繰り返して待機しているこ
とになる。
【0047】一方、ステップS501でメインスイッチ
がオン(ON)していれば、ステップS505に進ん
で、モニタースイッチ121(図2参照)がオン(O
N)しているか否かを判断し、モニタースイッチ121
がオンであれば、次のステップS506で表示手段の一
部であるバックライト照明装置214(図3参照)を駆
動して点灯させる。
【0048】次のステップS507で、表示手段である
LCDモニター装置120(図2,3参照)の表示動作
を行い、メニュー画面または、画像を表示する。このあ
とステップS508のタイマー選択ルーチンAに進む。
タイマー選択ルーチンAは、所定時間、カメラが何も操
作されない時は、自動的にLCDモニター装置をオフ状
態にする、スリープタイマー機構(省エネ制御手段)の
所定時間を選択するルーチンであって、詳細については
後述する。
【0049】ステップS509は計時装置(計測手段)
のリセットで、リセット動作が行われると、直ちにそれ
以降の時間の計時を開始する。一方、ステップS505
でモニタースイッチ121がオフ(OFF)していれ
ば、LCDモニター装置への表示動作は行わず、そのま
まステップS510に進む。
【0050】ステップS510では、本デジタルカメラ
の各操作スイッチがオン(ON)したか否かを判断す
る。そして、いずれの操作スイッチも操作されていない
時は、ステップS511に進み、LCDモニター装置1
20(図2,3参照)が動作しているか否かを判断し、
もし、LCDモニター装置120が動作している時は、
ステップS512で、ステップS508のタイマー選択
ルーチンAで選択されたタイマー時間(スイッチ類から
の信号を入力して次のスイッチ類からの信号を入力する
までの遅延時間)とステップS509でリセットされた
計時装置の計時時間を比較する。
【0051】そして、計時装置の計時時間が選択ルーチ
ンAで選択されたタイマー時間を越えているか否かを、
つまり、タイムアップしているかどうかを、ステップS
513で判断し、タイムアップしていなければステップ
S510に戻り、タイムアップしていれば、次のステッ
プS514でバックライト照明装置214を消灯し、ス
テップS515でLCDモニター装置120の動作を停
止する。そして、ステップS510に戻る。以上述べた
うち、ステップS510からステップS515までが、
本実施例の特徴とする省エネ制御動作であり、一般的に
は省エネモードと呼ばれている。
【0052】ここで、表示動作を停止する手段として、
上記では、ステップS514でバックライト照明装置2
14を消灯し、ステップS515でモニター表示の動作
を停止するとしているが、ステップS514でバックラ
イト照明装置214を消灯するのみを実行し、ステップ
S515はスキップしてもよい。なぜならば、表示動作
における消費電力の大部分は、このバックライト照明装
置214によるものであるので、少なくともバックライ
ト照明装置214を消灯すれば、ほとんど同様の省エネ
効果が得られるからである。
【0053】ステップS510で本デジタルカメラの各
操作スイッチの内のいずれかがオンすると、次のステッ
プS516でモニタースイッチ121(図2参照)がオ
ン(ON)しているか否かを判断し、モニタースイッチ
121がオフ(OFF)であれば、ステップS520に
進む。モニタースイッチ121がオンであれば、次のス
テップS517で表示手段であるLCDモニター装置1
20及びバックライト照明装置214がオフしているか
否かを判断する。このステップS517でLCDモニタ
ー装置120(図2,3参照)がオンしていればステッ
プS520に進む。一方、ステップS517でLCDモ
ニター装置120がオフしていれば、ステップS518
で、表示手段の一部であるバックライト照明装置214
(図3参照)を駆動して点灯させる。次のステップS5
19で、表示手段の一部であるLCDモニター装置12
0(図2,3参照)の表示動作を行い、メニュー画面ま
たは、画像を表示する。
【0054】つまり、ステップS510からステップS
515までの、省エネ制御動作により、操作部材が何も
操作されない時にLCDモニター装置120が消灯され
ていても、いずれかの操作部材が操作されることによ
り、モニタースイッチ121(図2参照)がオン状態で
あれば、ステップS516からステップS519の実行
により速やかに省エネモードから通常のスタンバイ状態
に復帰することができる。
【0055】次に、ステップS520で、前記ステップ
S510で判断した、オンした操作スイッチに対応した
処理をマイクロコンピューター402(図4参照)によ
り行う。この処理は、例えば、本デジタルカメラの各操
作部材を操作して、撮影モードを変えたり、撮影済の画
像を読み出したりする処理である。ステップS521で
は、スイッチ1がオン(ON)したか否かを判断する。
このスイッチ1はレリーズボタン114(図1参照)の
半押し状態のことであり、このスイッチ1がオンすると
本デジタルカメラは撮影準備状態になる。そして、スイ
ッチ1がオフ(OFF)していれば前記ステップS50
1へ戻り、またスイッチ1がオンすると、本デジタルカ
メラは次のステップS522へ進む。
【0056】ステップS522では、測光(AE)動作
及び測距(AF)動作がそれぞれ行われ、撮影手段であ
る撮影レンズ200(図1,3参照)が駆動されて焦点
合わせが行われる。
【0057】次にステップS523でスイッチ2がオン
(ON)されたか否かを判断する。このスイッチ2は、
レリーズボタン114(図1参照)が最後まで押された
状態のことであり、このスイッチ2がオンすると本デジ
タルカメラは撮影動作を開始する。そして、スイッチ2
がオフ(OFF)していれば前記ステップS521へ戻
り、また、スイッチ2がオンすると、次のステップS5
24の撮像処理ルーチンに進み、撮影動作が開始され
る。
【0058】次に、前述した図5のフローチャートのな
かの、ステップS508のタイマー選択ルーチンAとス
テップS524の撮像処理ルーチンについて説明する。
【0059】図6は、本発明の第1の実施例によるデジ
タルカメラの動作フローチャートの中のタイマー選択ル
ーチンAにおける制御動作を示すフローチャートであ
る。このタイマー選択ルーチンAが実行されると、ステ
ップS601で電池電圧の読み取りが行われる。
【0060】これは、図4における電池電圧検出回路
(電池電圧検出手段)404によってなされ、このデー
タをマイクロコンピューター402内蔵のメモリー
(v)に収納される。次のステップS602でこの検出
された電池電圧vと設定された基準電圧V1とを比較す
る。基準電圧V1は任意に設定された電圧で、本実施例
では、図7(a)に示すように5vに設定されている。
【0061】ステップS602で基準電圧V1より電池
電圧vが大きいか等しい時は、ステップS605に進み
タイマーはTime1(遅延時間)が選択される。Ti
me1は本実施例では、図7(b)のように30sに設
定されている。また、ステップS602で基準電圧V1
より電池電圧vが小さければ、ステップS603に進
み、電池電圧vと基準電圧V2を比較する。基準電圧V
2は任意に設定された電圧で、本実施例では、基準電圧
V1同様に、図7(a)に示すように4.5vに設定さ
れている。
【0062】ステップS603で基準電圧V2より電池
電圧vが大きいか等しい時は、ステップS606に進み
タイマーはTime2(遅延時間)が選択される。Ti
me2は本実施例では、Time1同様に、図7(b)
に示すように15sに設定されている。
【0063】また、ステップS603で基準電圧V2よ
り電池電圧vが小さければ、ステップS604に進み、
電池電圧vと基準電圧V3を比較する。基準電圧V3は
任意に設定された電圧で、本実施例では、基準電圧V1
同様に、図7(a)に示すように4.0vに設定されて
いる。ステップS604で基準電圧V3より電池電圧v
が大きいか等しい時は、ステップS607に進みタイマ
ーはTime3(遅延時間)が選択される。Time3
は本実施例では、Time1同様に、図7(b)に示す
ように6sに設定されている。
【0064】また、ステップS604で基準電圧V3よ
り電池電圧vが小さければ、ステップS608に進みタ
イマーはTime4(遅延時間)が選択される。Tim
e4は本実施例では、Time1同様に、図7(b)に
示すように3sに設定されている。以上のようにして、
本実施例では、電池の電圧に応じた所望のタイマーが選
択される。
【0065】次に、前述した図5のフローチャートのな
かの、ステップS524の撮像処理ルーチンについて説
明する。
【0066】図8は、撮像処理ルーチンにおける制御動
作を示すフローチャートである。この撮像処理ルーチン
が実行されると、ステップS801で図3のクイックリ
ターンミラー203が作動して、いわゆるミラーアップ
して、撮影光路外にクイックリターンミラーが退避す
る。次に、ステップS802で撮像手段であるCCD2
12(図3参照)の蓄積が開始され、次のステップS8
03では、シャッターの露光、即ち、先幕210(図3
参照)、後幕209(図3参照)がそれぞれ走行する。
【0067】そして、ステップS804でCCD212
(図3参照)の蓄積が終了され、次のステップS805
でCCD212から画像信号が読み出されて、画像処理
回路322(図4参照)に内蔵されている内部メモリー
に一時記憶される。次のステップS806で全ての画像
信号の読み出しが終了し、ステップS807で図3のク
イックリターンミラーが作動して、いわゆるミラーダウ
ンして、クイックリターンミラー203が被写体光をフ
ァインダー光学系に導く位置(斜設位置)に戻り、一連
の撮像動作が終了する。
【0068】したがって、本発明の第1の実施例による
デジタルカメラの動作フローチャートでは、一定の所定
時間、カメラが何も操作されない時は自動的にLCDモ
ニター装置(表示手段)をオフ状態にする、いわゆる、
スリープタイマー機構(省エネ制御手段)というもの
が、動作する際に、電池(携帯用電源手段)の残量を図
6のステップS601で読み取り、その電池電圧に応じ
て、図6のステップS605からステップS608で所
定時間を設定し、図5のステップS510からステップ
S515で、本デジタルカメラの操作部材が何も操作さ
れない時、LCDモニター装置120をオフ状態にする
ので、電池残量が少なくなってきた時は、スリープモー
ドに入るまでの時間を短くして、さらに省エネを図るこ
とができる。
【0069】本実施例では、電池の電圧に応じて、スリ
ープタイマーの時間を設定し、本デジタルカメラの操作
部材が何も操作されない時、いわゆる、撮影者がLCD
モニター装置120を観察する機会の無い間は、少なく
ともバックライト照明装置214の表示動作を停止する
ので、無駄な電力を消費することが無く、従来公知とな
っているスリープタイマー機構付きのカメラと比べて、
更に省エネを図ることができる。このため、電池消耗に
よって、急に撮影が不可能になるトラブルを防止するこ
とができる。
【0070】また、従来製品と比べても、さらなる省エ
ネルギーのデジタルカメラを提供することができるた
め、電池217(図3参照)の寿命が長くなり、1回の
電池交換での撮影コマ数も増やすことができる。
【0071】(第2の実施例)次に、本実施例の図9〜
図11に基づき説明する。なお、本実施例によるデジタ
ルカメラの基本的な構成は、上述した第1の実施例にお
ける図1〜図4と同一であるから、これら各図を流用し
て説明する。
【0072】図9は本発明の第2の実施例によるデジタ
ルカメラの制御動作を示すフローチャートである。な
お、本動作はマイクロコンピューター402内のROM
に格納されているプログラムに基づいてマイクロコンピ
ューター402内のCPUによって実行される。
【0073】同図におけるステップS901〜ステップ
S907までの処理及びステップS909〜ステップS
924の処理は、上述した第1の実施例における図5の
ステップS501〜ステップS507の処理及びステッ
プS509〜ステップS524の処理と同一であるか
ら、その説明は省略し、本実施例特有の処理についての
み説明する。
【0074】本実施例においては、図9のステップS9
08のタイマー選択ルーチンBのみが第1の実施例と異
なる点である。
【0075】図10は図9のタイマー選択ルーチンBに
おける制御動作を示すフローチャートであり、このタイ
マー選択ルーチンBが実行されると、ステップS100
1で温度データの読み取りが行われる。これは、図4に
おける温度検出回路(温度検出手段)403、及び温度
検出器(温度検出手段)416によってなされ、このデ
ータを図4のマイクロコンピューター402内蔵のメモ
リー(t)に収納される。
【0076】次のステップS1002でこの検出された
検出温度tと基準温度値Tem1とを比較する。基準温
度値Tem1は任意に設定された電圧で、本実施例で
は、図11(a)に示すように15℃に設定されてい
る。ステップS1002で基準温度値Temlより検出
温度tが大きいか等しい時は、ステップS1005に進
み、タイマーはTimel(遅延時間)が選択される。
Timelは本実施例では、図11(b)に示すように
30sに設定されている。
【0077】また、ステップS1002で基準温度値T
emlより検出温度tが小さければ、ステップS100
3に進み、検出温度tと基準温度値Tem2を比較す
る。基準温度値Tem2は任意に設定された電圧で、本
実施例では、基準温度値Teml同様に、図11(a)
に示すように7℃に設定されている。ステップS100
3で基準温度値Tem2より検出温度tが大きいか等し
い時は、ステップS1006に進みタイマーはTime
2(遅延時間)が選択される。Time2は本実施例で
は、Time1同様に、図11(b)に示すように15
sに設定されている。
【0078】また、ステップS1003で基準温度値T
em2より検出温度tが小さければ、ステップS100
4に進み、検出温度tと基準温度値Tem3(2℃)を
比較する。基準温度値Tem3は任意に設定された電圧
で、本実施例では、基準温度値Tem1同様に、図11
(a)に示すように2℃に設定されている。
【0079】ステップS1004でTem3より検出温
度tが大きいか等しい時は、ステップS1007に進み
タイマーはTime3(遅延時間)が選択される。Ti
me3は本実施例では、Time1同様に、図11
(b)に示すように6sに設定されている。また、ステ
ップS1004で基準温度値Tem3より検出温度tが
小さければ、ステップS1008に進みタイマーはTi
me4(遅延手段)が選択される。Time4は本実施
例では、Time1同様に、図11(b)に示すように
3s設定されている。以上のようにして、本実施例で
は、本デジタルカメラ内部の温度に応じた、所望のタイ
マー(所定時間)が選択される。
【0080】したがって、本実施例によるデジタルカメ
ラの動作フローチャートでは、一定の所定時間、カメラ
が何も操作されない時は自動的にLCDモニター装置
(表示手段)120をオフ状態にする、いわゆる、スリ
ープタイマー機構(省エネ制御手段)というものが動作
する際に、本デジタルカメラ内部の温度を図10のステ
ップS1001で読み取り、その温度データに応じて、
図10のステップS1005からステップS1008で
所定時間を設定し、図9のステップS910からステッ
プS915で、本デジタルカメラの操作部材が何も操作
されない時、LCDモニター装置120をオフ状態にす
るので、カメラ内部の温度が低くなってきた時は、スリ
ープモードに入るまでの時間を短くして、必要以上に電
池(携帯用電源手段)217が消耗するのをを防止する
ことができる。
【0081】本実施例では、カメラ内部の温度に応じ
て、スリープタイマーの時間を設定し、本デジタルカメ
ラの操作部材が何も操作されない時、いわゆる、撮影者
がLCDモニター装置120を観察する機会の無い間
は、LCDモニター装置120とバックライト照明装置
214の表示動作を停止するので、低温環境下での無駄
な電力を消費することが無く、従来公知となっているス
リープタイマー機構付きのカメラと比べて、低温環境に
おいて更に省エネを図ることができる。このため、電池
消耗によって、急に撮影が不可能になるトラブルを防止
することができる。いかなる電池であっても、その特性
上、低温下では、エネルギー効率が著しく低下するのが
一般的である。
【0082】また、従来製品と比べても、さらなる省エ
ネルギーのデジタルカメラを提供することができるた
め、電池217(図3参照)の寿命が長くなり、低温下
であっても、1回の電池交換での撮影コマ数も増やすこ
とができる。
【0083】(第3の実施例)次に、本実施例の図12
〜図13に基づき説明する。なお、本実施例によるデジ
タルカメラの基本的な構成は、上述した第1の実施例に
おける図1〜図4と同一であるから、これら各図を流用
して説明する。
【0084】図12は本発明の第2の実施例によるデジ
タルカメラの制御動作を示すフローチャートである。な
お、本動作はマイクロコンピューター402内のROM
に格納されているプログラムに基づいてマイクロコンピ
ューター402内のCPUによって実行される。
【0085】同図におけるステップS1201〜ステッ
プS1207までの処理及びステップS1209〜ステ
ップS1224の処理は、上述した第1の実施例におけ
る図5のステップS501〜ステップS507の処理及
びステップS509〜ステップS524の処理と同一で
あるから、その説明は省略し、本実施例特有の処理につ
いてのみ説明する。
【0086】本実施例においては、図12のステップS
1208のタイマー選択ルーチンCのみが第1の実施例
と異なる点である。
【0087】図13は図12のタイマー選択ルーチンC
における制御動作を示すフローチャートであり、このタ
イマー選択ルーチンCが実行されると、ステップS13
01で電池電圧の読み取りが行われる。これは、図4に
おける電池電圧検出回路(電池電圧検出手段)404に
よってなされ、このデータを図4のマイクロコンピュー
ター402内蔵のメモリー(v)に収納される。
【0088】次のステップS1302でこの検出された
電池電圧vと基準電圧V1とを比較する。基準電圧V1
は任意に設定された電圧で、本実施例では、図7(a)
(第1の実施例と同じ)に示すように5.0vに設定さ
れている。ステップS1302で基準電圧V1より電池
電圧vが大きいか等しい時は、ステップS1305に進
み、タイマーAはTimel(遅延時間)が選択され
る。Timelは本実施例では、図7(b)(第1の実
施例と同じ)のように30sに設定されている。
【0089】また、ステップS1302で基準電圧V1
より電池電圧vが小さければ、ステップS1303に進
み、電池電圧vと基準電圧V2を比較する。基準電圧V
2は任意に設定された電圧で、本実施例では、基準電圧
V2同様に、図7(a)(第1の実施例と同じ)のよう
に4.5vに設定されている。
【0090】ステップS1303で基準電圧V2より電
池電圧vが大きいか等しい時は、ステップS1306に
進みタイマーAはTime2(遅延時間)が選択され
る。Time2は本実施例では、Time1同様に、図
7(b)(第1の実施例と同じ)に示すように15sに
設定されている。
【0091】また、ステップS1303で基準電圧V2
より電池電圧vが小さければ、ステップS1304に進
み、電池電圧vと基準電圧V3を比較する。基準電圧V
3は任意に設定された電圧で、本実施例では、基準電圧
V1同様に、図7(a)(第1の実施例と同じ)に示す
ように4.0vに設定されている。
【0092】ステップS1304で基準電圧V3より電
池電圧vが大きいか等しい時は、ステップS1307に
進みタイマーAはTime3(遅延時間)が選択され
る。Time3は本実施例では、Time1同様に、図
7(b)(第1の実施例と同じ)に示すように6sに設
定されている。また、ステップS1304で基準電圧V
3より電池電圧vが小さければ、ステップS1308に
進みタイマーAはTime4(遅延手段)が選択され
る。Time4は本実施例では、Time1同様に、図
7(b)(第1の実施例と同じ)に示すように3s設定
されている。以上のようにして、電池の電圧により、所
望のタイマーAが選択される。
【0093】次にステップS1309では、温度データ
の読み取りが行われる。これは、図4における温度検出
回路(温度検出手段)403、及び温度検出器(温度検
出手段)416によってなされ、このデータを図4のマ
イクロコンピューター402内蔵のメモリー(t)に収
納される。
【0094】次のステップS1310でこの検出された
検出温度tとあらかじめ設定された基準温度値Tem1
とを比較する。基準温度値Tem1は任意に設定された
基準温度値で、本実施例では、図11(a)(第2の実
施例と同じ)に示すように15℃に設定されている。ス
テップS1310で基準温度値Temlより検出温度t
が大きいか等しい時は、ステップS1313に進み、タ
イマーBはTimel(遅延時間)が選択される。Ti
melは本実施例では、図11(b)(第2の実施例と
同じ)に示すように30sに設定されている。
【0095】また、ステップS1310で基準温度値T
emlより検出温度tが小さければ、ステップS131
1に進み、検出温度tと基準温度値Tem2を比較す
る。基準温度値Tem2は任意に設定された基準温度値
で、本実施例では、基準温度値Teml同様に、図11
(a)(第2の実施例と同じ)に示すように7℃に設定
されている。ステップS1311で基準温度値Tem2
より検出温度tが大きいか等しい時は、ステップS13
14に進みタイマーBはTime2(遅延時間)が選択
される。Time2は本実施例では、Time1同様
に、図11(b)(第2の実施例と同じ)に示すように
15sに設定されている。
【0096】また、ステップS1311で基準温度値T
em2より検出温度tが小さければ、ステップS131
2に進み、検出温度tと基準温度値Tem3を比較す
る。基準温度値Tem3は任意に設定された基準温度値
で、本実施例では、基準温度値Tem1同様に、図11
(a)(第2の実施例と同じ)に示すように2℃に設定
されている。ステップS1312で基準温度値Tem3
より検出温度tが大きいか等しい時は、ステップS13
15に進みタイマーBはTime3(遅延時間)が選択
される。Time3は本実施例では、Time1同様
に、図11(b)(第2の実施例と同じ)に示すように
6sに設定されている。
【0097】また、ステップS1312でTem3より
検出温度tが小さければ、ステップS1316に進みタ
イマーBはTime4(遅延手段)が選択される。Ti
me4は本実施例では、Time1同様に、図11
(b)(第2の実施例と同じ)に示すように3s設定さ
れている。以上のようにして、本デジタルカメラ内部の
温度により、所望のタイマーBが選択される。
【0098】次に、ステップS1317で、タイマーA
とタイマーBを比較し、タイマーBが小さいか、または
等しい時は、ステップS1318へ進み、スリープタイ
マー用のタイマーにはタイマーBを設定し、タイマーA
の方が小さい時は、ステップS1319で、スリープタ
イマー用のタイマー(所定時間)にタイマーAを設定す
る。
【0099】したがって、本実施例によるデジタルカメ
ラの動作フローチャートでは、一定の所定時間、カメラ
が何も操作されない時は自動的にLCDモニター装置
(表示手段)120をオフ状態にする、いわゆる、スリ
ープタイマー機構(省エネ制御手段)というものが、動
作する際に、電池(携帯用電源手段)217の残量を図
13のステップS1301で読み取り、その電池電圧に
応じて、図13のステップS1305からステップS1
308でタイマーAを選択し、続いて、本デジタルカメ
ラ内部の温度を図13のステップ1310で読み取り、
その検出温度に応じて、図13のステップS1313か
らステップS1316でタイマーBを選択した後、タイ
マーAとタイマーBのいずれか短い方のタイマー時間
が、スリープタイマー用のタイマー(所定時間)として
設定される。
【0100】このように本実施例では、まず、電池の電
圧により、所望のタイマーAが選択され、次に、本デジ
タルカメラ内部の温度により、所望のタイマーBが選択
されたあと、いずれか短い方のタイマーがスリープタイ
マー用のタイマーとして設定される。そして、電池残量
が少なくなってきた時、または、カメラ内部の温度が低
くなってきた時の、いずれの場合でも、スリープモード
に入るまでの時間を短くして、本デジタルカメラの操作
部材が何も操作されない時は、LCDモニター装置をオ
フ状態にすることができる。そのため、電池残量が少な
くなってきた時や、低温環境下では、スリープモードに
入るまでの時間を短くして必要以上に電池が消耗するの
を防止することができるので、されに省エネを図ること
ができる。
【0101】本実施例では、電池の電圧とカメラ内部の
温度に応じて、スリープタイマーの時間を設定し、本デ
ジタルカメラの操作部材が何も操作されない時、いわゆ
る、撮影者がLCDモニター装置120を観察する機会
の無い間は、LCDモニター装置120とバックライト
照明装置214の表示動作を停止するので、無駄な電力
を消費することが無く、従来公知となっているスリープ
タイマー機構付きのカメラと比べて、更に省エネを図る
ことができる。このため、電池消耗によって、急に撮影
が不可能になるトラブルを防止することができる。
【0102】また、従来製品と比べても、さらなる省エ
ネルギーのデジタルカメラを提供することが出来るた
め、電池217(図3参照)の寿命が長くなり、1回の
電池交換での撮影コマ数も増やすことができる。
【0103】また、図7(a)に示す比較用の電圧、図
7(b)に示すタイマーの時間、及び図11(a)に示
す比較用の温度は、(図11(b)に示すタイマーの時
間は、図7(b)に同じ)いずれも、本デジタルカメラ
の操作部材を使用して撮影者が任意に変更することがで
きる。その方法は、以下の第4の実施例で説明する。
【0104】(第4の実施例)次に、本実施例の図14
〜図20に基づき説明する。なお、本実施例の形態に係
るデジタルカメラの基本的な構成は、上述した第1の実
施例における図1〜図4と同一であるから、これら各図
を流用して説明する。
【0105】本実施例では、遅延手段、基準電圧設定手
段、及び温度設定手段の、それぞれの遅延時間、基準電
圧、及び基準温度値の設定方法について具体的に述べ
る。
【0106】これらの各設定値を設定する際は、設定値
を視認しながら所望の設定値に設定する必要があるが、
本実施例では、特に専用の表示装置、操作部材を設ける
のではなく、本来撮影条件等を表示するための外部表示
装置140(図1,図2参照)、撮影モード選択ボタン
117(図1,図2参照)、AFモード選択ボタン11
8(図1,図2参照)、測光モード選択ボタン119
(図1,図2参照)を流用して行う。これにより、特に
専用の表示装置、操作部材を設けることなく、各設定値
の設定が容易に可能になる。
【0107】図14は、本実施例による一眼レフタイプ
のデジタルカメラの外部表示装置140(図1,図2参
照)の全ての表示内容を示す図であり、本実施例では、
図14における、外部表示装置1400の中のTv表示
用の7セグメント表示部1401とAv表示用の7セグ
メント表示部1402を流用している。以下、具体的な
設定方法について述べる。
【0108】まず、電池電圧の比較のための基準電圧の
設定方法であるが、基準電圧を設定する場合は、基準電
圧設定手段である、外部表示装置140(図1,図2参
照)撮影モード選択ボタン117(図1,図2参照)と
AFモード選択ボタン118(図1,図2参照)を使用
して行う。まず、撮影モード選択ボタン117(図1,
図2参照)とAFモード選択ボタン118(図1,図2
参照)を同時に押して電子ダイヤル115(図1,図2
参照)を回転させることにより、どの設定値を変更する
かを選択することができる。
【0109】図15は、この設定値を選択する様子を示
す説明図である。撮影モード選択ボタン117とAFモ
ード選択ボタン118を同時に押して電子ダイヤル11
5を時計方向に回転させると、順次図15(a)、図1
5(b)、図15(c)、図15(a)というように切
り換わる。電子ダイヤル115を反時計方向に回転させ
るとその切り換わり方向は逆になる。ここでの表示で、
図15(a)のE1、50は、図7(a)でV1、5.
0vを意味する。以下、図15(b)のE2、45は、
図7(a)でV2、4.5vを、図15(c)のE3、
40は、図7(a)でV3、4.0vを表している。
【0110】ここでの電圧値は、現在設定されている基
準電圧値を示しているが、通常、変更前はこの値がイニ
シャルセットされている。撮影モード選択ボタン117
とAFモード選択ボタン118、及び電子ダイヤル11
5を駆使して変更したい設定値を選択したら、撮影モー
ド選択ボタン117とAFモード選択ボタン118を離
す。ここで基準電圧値の変更モードになる。次に、電子
ダイヤル115を回転することにより、基準電圧値を設
定することができる。
【0111】この様子を示したのが、図16である。電
子ダイヤル115を時計方向に回転させると基準電圧値
は増加し(図16(a)、図16(b)、図16(c)
の順)、反時計方向に回転させると基準電圧値は減少す
る。但し、他の設定値で設定している値を超えることは
できない。例えば、図7(a)の例でV1を変更する
時、V2に4.5vが設定してある時は、V1で設定で
きる下限値は4.5vである。
【0112】次に遅延時間の設定であるが、遅延時間を
設定する場合は、AFモード選択ボタン118(図1,
図2参照)を測光モード選択ボタン119(図1,図2
参照)を同時に押して電子ダイヤル115(図1,図2
参照)を回転させることにより、どの設定値を変更する
かを選択することができる。図17は、この設定値を選
択する様子を示す説明図である。AFモード選択ボタン
118と測光モード選択ボタン119を同時に押して電
子ダイヤル115を時計方向に回転させると、順次図1
7(a)、図17(b)、図17(c)、図17
(d)、図17(a)というように切り換わる。電子ダ
イヤル115を反時計方向に回転させるとその切り換わ
り方向は逆になる。
【0113】ここでの表示で、図17(a)のF1、3
0は、図7(b)でTime1、30s(秒)を意味す
る.以下、図17(b)のF2、15は、図7(b)で
Time2、15s(秒)を、図17(c)のF3、6
は、図7(b)でTime3、6s(秒)を図17
(d)のF4、3は、図7(b)でTime4、3s
(秒)を表している。
【0114】ここで表示される遅延時間は、現在設定さ
れている遅延時間を示しているが、通常、変更前はこの
値がイニシャルセットされている。AFモード選択ボタ
ン118と測光モード選択ボタン119、及び電子ダイ
ヤル115を駆使して変更したい設定値を選択したら、
AFモード選択ボタン118を測光モード選択ボタン1
19を離す。ここで、遅延時間の設定値の変更モードに
なる。
【0115】次に、電子ダイヤル115を回転すること
により、遅延時間の設定値を設定することができる。こ
の様子を示したのが、図18である。電子ダイヤル11
5を反時計方向に回転させると遅延時間の設定値は減少
し(図18(a)、図18(b)、図18(c)の
順)、時計方向に回転させると遅延時間の設定値は増加
する。但し、他の設定値で設定している値を超えること
はできない。例えば、図7(b)の例でTime1を変
更する時、Time2に15s(秒)が設定してある時
は、Time1で設定できる下限値は15s(秒)であ
る。
【0116】次に、基準温度値の設定方法であるが、基
準温度値を設定する場合は、温度設定手段である、外部
表示装置140(図1,図2参照)、撮影モード選択ボ
タン117(図1,図2参照)と測光モード選択ボタン
119(図1,図2参照)を使用して行う。まず、撮影
モード選択ボタン117(図1,図2参照)を測光モー
ド選択ボタン119(図1,図2参照)を同時に押して
電子ダイヤル115(図1,図2参照)を回転させるこ
とにより、複数ある基準温度値の中の、どの基準温度値
を変更するかを選択することができる。
【0117】図19は、この基準温度値を選択する様子
を示す説明図である。撮影モード選択ボタン117と測
光モード選択ボタン119を同時に押して電子ダイヤル
115を時計方向に回転させると、順次図19(a)、
図19(b)、図19(c)、図19(a)、というよ
うに切り換わる。電子ダイヤル115を反時計方向に回
転させるとその切り換わり方向は逆になる。
【0118】ここでの表示で、図19(a)のC1、1
5は、図11(a)でTem1、15℃を意味する。以
下、図19(b)のC2、7は、図11(a)でTem
2、7℃を、図19(c)のC3、2は、図11(a)
でTem3、2℃を表している。
【0119】ここで表示される基準温度値は、現在設定
されている基準温度値を示しているが、通常、変更前は
この値がイニシャルセットされている。撮影モード選択
ボタン117と測光モード選択ボタン119、及び電子
ダイヤル115を駆使して変更したい基準温度値を選択
したら、撮影モード選択ボタン117と測光モード選択
ボタン119を離す。ここで基準温度値の変更モードに
なる。
【0120】次に、電子ダイヤル115を回転すること
により、基準電圧値を設定することができる。この様子
を示したのが、図20である。電子ダイヤル115を反
時計方向に回転させると基準温度値は減少し(図20
(a)、図20(b)、図20(c)の順)、時計方向
に回転させると基準温度値は増加する。但し、他の基準
温度値で設定している値を超えることはできない。例え
ば、図11(a)の例でTem1を変更する時、Tem
2に7℃が設定してある時は、Tem1で設定できる下
限値は7℃である。
【0121】以上述べてきた方法により、特に専用の操
作部材を設けることもなく、撮影モード選択ボタン11
7、AFモード選択ボタン118、測光モード選択ボタ
ン119、それに電子ダイヤル115と外部表示装置1
40を流用することにより、遅延時間、基準電圧、及び
基準温度値の設定を行うことができる。
【0122】このように本実施例では、カメラの操作部
材が何も操作されない時は自動的にLCDモニター装置
をオフ状態にする、いわゆる、スリープタイマー機構を
備えたデジタルカメラにおいて、電池電圧に応じて、ス
リープタイマーの時間を設定し、本デジタルカメラの操
作部材が何も操作されない時、少なくともバックライト
照明装置の表示動作を停止するので、無駄な電力を消費
することが無く、従来公知となっているスリープタイマ
ー機構付きのカメラと比べて、更に省エネを図ることが
できる。このため、電池消耗によって、急に撮影が不可
能になるトラブルを防止することができる。
【0123】また、カメラ内部の温度に応じて、スリー
プタイマーの時間を設定し、本デジタルカメラの操作部
材が何も操作されない時、少なくともバックライト照明
装置の表示動作を停止するので、低温環境下での無駄な
電力を消費することがなく、従来公知となっているスリ
ープタイマー機構付きのカメラと比べて、低温環境にお
いて更に省エネを図ることができる。低温下では、電池
のエネルギー効率が著しく低下するのが一般的である
が、本実施例では、電池消耗によって、急に撮影が不可
能になるトラブルを防止することができる。
【0124】また、従来製品と比べても、さらなる省エ
ネルギーのデジタルカメラを提供することができるた
め、電池の寿命が長くなり、低温下であっても、1回の
電池交換での撮影コマ数も増やすことができる。
【0125】また、スリープタイマーの時間を切り換え
るための基準電圧、温度、及びスリープタイマーの時間
を、デジタルカメラの操作部材を使用して任意に設定で
きるので、撮影者の多様化した要望に答えられるデジタ
ルカメラを供給することができる。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被写体を撮像する撮像素子と、該撮像した被写体画像を
表示する表示手段と、時間を計測する計測手段と、操作
入力が所定時間なかったときに前記表示手段の表示動作
を停止させるように制御する制御手段と、撮像装置本体
の動作状況に応じて前記所定時間を変更する変更手段と
を備えたため、より効率的な省エネ対策を図ることがで
きるという効果がある。
【0127】また、撮像装置本体の動作用電源としての
電池と、該電池の出力電圧を検出する電池電圧検出手段
とを有し、変更手段は前記検出された出力電圧に応じて
前記所定時間を変更するようにしたため、電池を効率よ
く使用することができるとともに、1回の電池交換で撮
影コマ数も増やすことができ、急に撮影が不可能になる
というトラブルを防止することができるという効果があ
る。
【0128】また、撮像装置本体内部の温度を検出する
温度検出手段を有し、変更手段は前記検出された温度に
応じて前記所定時間を変更するようにしたため、例えば
低温環境下での無駄な電力の消費を防止することができ
るという効果がある。
【0129】また、上記それぞれ選択された所定時間の
うち短い方の所定時間に変更するようにしたため、さら
に効率よく使用することができ、1回の電池交換で撮影
コマ数も増やすことができるとともに、急に撮影が不可
能になるというトラブルを防止することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例によるデジタルカメラの構成を
示す上面図
【図2】 第1の実施例によるデジタルカメラの構成を
示す背面図
【図3】 第1の実施例によるデジタルカメラの構成を
示す断面図
【図4】 第1の実施例によるデジタルカメラの回路構
成を示すブロック図
【図5】 第1の実施例によるデジタルカメラの制御動
作を示すフローチャート
【図6】 図5のタイマー選択ルーチンAにおける制御
動作を示すフローチャート
【図7】 第1の実施例による基準電圧とスリープタイ
マー時間のテーブルを示す図
【図8】 図5の撮像処理ルーチンにおける制御動作を
示すフローチャート
【図9】 第2の実施例によるデジタルカメラの制御動
作を示すフローチャート
【図10】 第2の実施例によるタイマー選択ルーチン
Bにおける制御動作を示すフローチャート
【図11】 第2の実施例による基準温度値とスリープ
タイマー時間のテーブルを示す図
【図12】 第3の実施例によるデジタルカメラの制御
動作を示すフローチャート
【図13】 第3の実施例によるタイマー選択ルーチン
Cにおける制御動作を示すフローチャート
【図14】 図1、図2の外部表示装置の表示内容を示
す図
【図15】 第4の実施例による基準電圧を設定する様
子を示す説明図
【図16】 第4の実施例による基準電圧を設定する様
子を示す説明図
【図17】 第4の実施例によるスリープタイマーの設
定値を選択する様子を示す説明図
【図18】 第4の実施例によるスリープタイマーを設
定する様子を示す説明図
【図19】 第4の実施例による基準温度値の設定値を
選択する様子を示す説明図
【図20】 第4の実施例による基準温度値を設定する
様子を示す説明図
【符号の説明】
100 カメラ本体 120 LCDモニター装置(表示手段) 212 CCD 214 バックライト照明装置(表示手段) 216 ハードディスク装置(記録手段) 217 電池 218 温度検出器(温度検出手段) 402 マイクロコンピューター(変更手段,時間設定
手段,基準電圧設定手段,基準温度設定手段) 403 温度検出回路(温度検出手段) 404 電池電圧検出回路(電圧検出回路) 405 省エネ制御回路(制御手段) 410 スイッチセンス回路 411 電子ダイアル 417 電池 418 LCDモニター装置(表示手段) 419 バックライト照明装置(表示手段)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像する撮像素子と、該撮像し
    た被写体画像を表示する表示手段と、時間を計測する計
    測手段と、操作入力が所定時間なかったときに前記表示
    手段の表示動作を停止させるように制御する制御手段
    と、撮像装置本体の動作状況に応じて前記所定時間を変
    更する変更手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 撮像装置本体の動作用電源としての電池
    と、該電池の出力電圧を検出する電池電圧検出手段とを
    有し、変更手段は前記検出された出力電圧に応じて前記
    所定時間を変更することを特徴とする請求項1記載の撮
    像装置。
  3. 【請求項3】 複数の異なる所定時間を設定する時間設
    定手段と、前記各々の所定時間に変更するための複数の
    基準電圧を所定の電圧よりも高い電圧で任意に設定可能
    な基準電圧設定手段とを有し、変更手段は電池電圧検出
    手段により検出した出力電圧と前記複数の基準電圧との
    比較結果に応じて前記所定時間を変更することを特徴と
    する請求項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 所定の電圧は撮影を禁止するための基準
    電圧であることを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 撮像装置本体内部の温度を検出する温度
    検出手段を有し、変更手段は前記検出された温度に応じ
    て前記所定時間を変更することを特徴とする請求項1記
    載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 複数の異なる所定時間を設定する時間設
    定手段と、前記各々の所定時間に変更するための複数の
    基準温度を任意に設定可能な基準温度設定手段とを有
    し、変更手段は温度検出手段により検出した撮像装置本
    体内部の温度と前記複数の基準温度との比較結果に応じ
    て前記所定時間を変更することを特徴とする請求項5記
    載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 撮像装置本体の動作用電源としての電池
    と、該電池の出力電圧を検出する電池電圧検出手段と、
    前記撮像装置本体内部の温度を検出する温度検出手段
    と、複数の異なる所定時間を設定する時間設定手段と、
    前記各々の所定時間に変更するための複数の基準電圧を
    所定の電圧よりも高い電圧で任意に設定可能な基準電圧
    設定手段と、前記各々の所定時間に変更するための複数
    の基準温度を任意に設定可能な基準温度設定手段とを有
    し、変更手段は前記電池電圧検出手段により検出した出
    力電圧と前記複数の基準電圧との比較結果に応じて前記
    所定時間を選択するとともに、前記温度検出手段により
    検出した前記撮像装置本体内部の温度と前記複数の基準
    温度との比較結果に応じて前記所定時間を選択し、それ
    ぞれ選択された所定時間のうち短い方の所定時間に変更
    することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 時間設定手段により複数の異なる所定時
    間をそれぞれ任意に設定可能な構成としたことを特徴と
    する請求項3または6記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 制御手段は表示手段の表示動作を停止さ
    せて所定の待機状態とするように制御することを特徴と
    する請求項1記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 表示手段はバックライト照明装置と画
    像表示装置とにより構成され、制御手段は少なくとも前
    記バックライト照明装置の照明動作を停止させることを
    特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 撮像した画像信号を記録する撮像装置
    本体に着脱可能な記録手段を有し、前記記録手段からの
    画像を表示手段に再生表示可能な構成としたことを特徴
    とする請求項1記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 電池を撮像装置本体に着脱可能な構成
    としたことを特徴とする請求項2または7記載の撮像装
    置。
  13. 【請求項13】 被写体を撮像する撮像素子により撮像
    した被写体画像を表示手段に表示させ、計測手段により
    時間を計測して操作入力が所定時間なかったときに前記
    表示手段の表示動作を停止させるように制御し、撮像装
    置本体の動作状況に応じて前記所定時間を変更すること
    を特徴とする撮像装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 撮像装置本体の動作用電源としての電
    池の出力電圧を電池電圧検出手段により検出し、該検出
    された出力電圧に応じて前記所定時間を変更することを
    特徴とする請求項13記載の撮像装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 複数の異なる所定時間を時間設定手段
    により設定し、前記各々の所定時間に変更するための複
    数の基準電圧を所定の電圧よりも高い電圧で任意に設定
    可能な基準電圧設定手段により設定し、前記電池電圧検
    出手段により検出した出力電圧と前記複数の基準電圧と
    の比較結果に応じて前記所定時間を変更することを特徴
    とする請求項14記載の撮像装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 撮像装置本体内部の温度を温度検出手
    段により検出し、前記検出された温度に応じて前記所定
    時間を変更することを特徴とする請求項13記載の撮像
    装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 複数の異なる所定時間を時間設定手段
    により設定し、前記各々の所定時間に変更するための複
    数の基準温度を任意に設定可能な基準温度設定手段によ
    り設定し、温度検出手段により検出した撮像装置本体内
    部の温度と前記複数の基準温度との比較結果に応じて前
    記所定時間を変更することを特徴とする請求項16記載
    の撮像装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 撮像装置本体の動作用電源としての電
    池の出力電圧を電池電圧検出手段により検出し、前記撮
    像装置本体内部の温度を温度検出手段により検出し、複
    数の異なる所定時間を時間設定手段により設定し、前記
    各々の所定時間に変更するための複数の基準電圧を所定
    の電圧よりも高い電圧で任意に設定可能な基準電圧設定
    手段により設定し、前記各々の所定時間に変更するため
    の複数の基準温度を任意に設定可能な基準温度設定手段
    により設定し、前記電池電圧検出手段により検出した出
    力電圧と前記複数の基準電圧との比較結果に応じて前記
    所定時間を選択するとともに、前記温度検出手段により
    検出した前記撮像装置本体内部の温度と前記複数の基準
    温度との比較結果に応じて前記所定時間を選択し、それ
    ぞれ選択された所定時間のうち短い方の所定時間に変更
    することを特徴とする請求項13記載の撮像装置の制御
    方法。
  19. 【請求項19】 表示手段の表示動作を停止させて所定
    の待機状態とするように制御することを特徴とする請求
    項13記載の撮像装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 表示手段はバックライト照明装置と画
    像表示装置とにより構成され、少なくとも前記バックラ
    イト照明装置の照明動作を停止させることを特徴とする
    請求項13記載の撮像装置の制御方法。
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