JP2010096977A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の撮影方式を崩すことなく、撮影者が自在に自動合焦エリアの移動を行う。
【解決手段】ズーム電動操作手段にズーム操作機能を割り付ける場合と、自動合焦エリアの移動機能を割り付ける場合に、S101でズームのモードが電動か手動駆動かを判断し、手動モードの場合はS104に移行し、ズーム電動操作手段に自動合焦エリアの移動機能が割り付け、S105に移行する。また、電動モードの場合はS102でAUXスイッチが押されてONされた場合はS104に移行し、ズーム電動操作手段に自動合焦エリアの移動機能が割り付けられる。
S105で再度AUXスイッチが押されてONされるとS103に移行し、ズーム電動操作手段に通常のズーム操作の機能が割り付けられる。S102でAUXスイッチが押されずOFFのときにはS103に移行し、ズーム電動操作手段には通常のズーム操作の機能が割り付けられる。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動合焦機能を有する撮像装置に関するものである。
従来、自動合焦機能を有しているハンディタイプの撮像装置において、より高度なフォーカス操作を行うために、撮影者が自動合焦エリアを意図的に移動させる手法が用いられている。
特許文献1、2には、三脚設置時にビューファ上に表示される自動合焦エリアを、撮影者がジョイスティック、トラックボールのコントロールユニット等を用いて自在に移動させる方法が開示されている。
また特許文献3には、肩担ぎ時に撮影者が指で直接タッチパネルに触れることで、自動合焦エリアを指示するという方法が開示されている。
特開2006−79054号公報 特開2006−113265号公報 特開平10−173980号公報
しかし上述の従来例では、何れも自動合焦エリアを移動するための専用のユニット又は部品が必要となるため、システム全体が大型化したり、部品点数が増えて構成が複雑化したりする。また同様の理由で、撮影者が自動合焦エリアの移動を行うためにはジョイスティックを操作したり、タッチパネルを指で操作したりする等の自動合焦エリア移動のための専用の動作が必要となり、撮影の自由度が損われるといった不具合が生じている。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、部品点数、コストを増やすことなく、また通常の撮影スタイルを維持することで、撮影の自由度も損うことのない自動合焦エリアを選択できる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る撮像装置は、ズームを電動駆動するズーム電動操作手段と、前記ズームを電動駆動か手動駆動とするかを切換えるズーム駆動切換手段とを備える撮像装置であって、撮影画面の内の複数の自動合焦エリアそれぞれの被写体の合焦状態を検出する合焦検出手段と、前記複数の自動合焦エリアから1つの自動合焦エリアを選択するエリア選択手段と、該エリア選択手段により選択された前記自動合焦エリアの被写体に対しフォーカスレンズ群を駆動して合焦状態とする自動合焦手段とを有し、前記ズーム駆動切換手段において前記ズームを前記手動駆動とするときは、前記ズーム電動操作手段が前記エリア選択手段として機能することを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、自動合焦エリアの選択に専用の部材を設けることなく、既存の操作部材で対応することが可能となる。そのため、部品点数を増やすことなく、また撮影者の撮影の自由度も損うこともなく、フォーカス操作の利便性を高めることができる。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1の撮像装置のブロック回路構成図である。図1に示す撮像装置は所謂位相差方式の自動合焦レンズであり、レンズ本体1にはドライブユニット2が取り付けられている。レンズ本体1には、光軸に沿ってフォーカスレンズ群3、ハーフミラー4、ズームレンズ群5が配列されており、その後方にはカメラ本体6が設けられている。ハーフミラー4の反射方向にはミラー7、撮像レンズ8、TCL(Through Camera Lens)モジュール9が配置されている。
ドライブユニット2には、制御回路10が内蔵されており、TCLモジュール9の出力は制御回路10に接続されている。また、制御回路10の出力はフォーカス駆動用アクチュエータ11、ズーム駆動用アクチュエータ12に接続され、フォーカス駆動用アクチュエータ11の出力はフォーカスレンズ群3に接続されている。ズーム駆動用アクチュエータ12の出力は、アクチュエータギア13、アイドラギア14、ズーム操作用リング15を介してズームレンズ群5に接続されている。アクチュエータギア13とアイドラギア14は、クラッチ等から成るズーム駆動切換手段16により連結、解除が切換えられ、検出装置17によりズーム駆動切換手段16の動きが検知できるようになっている。更に、制御回路10にはズーム電動操作スイッチ、シーソースイッチ等のズーム電動操作手段18、設定手段19、補助スイッチであるAUXスイッチ20、カメラ本体6の電気部品が接続されている。
被写体の測距情報はハーフミラー4、ミラー7、撮像レンズ8を介してTCLモジュール9に導かれる。TCLモジュール9ではA列、B列に交互にCCDセンサが並んでおり、三角測量の原理に基づいて測距を行うようになっている。
TCLモジュール9によって得られた被写体の測距情報は、ドライブユニット2内の制御回路10に送信され、合焦を行うための指令信号がフォーカス駆動用アクチュエータ11に送信される。アクチュエータ11とフォーカスレンズ群3とは機械的に連結が行われており、アクチュエータ11を所定量駆動するとねじ送り等の駆動機構を介して、フォーカスレンズ群3が光軸方向に移動し合焦状態が得られる。
ズームレンズ群5はレンズ本体1のズーム操作用リング15と機械的に連結されており、ズーム操作用リング15の外周部には駆動用のギアが設けられている。ドライブユニット2内にはアイドラギア14が設けられており、ズーム操作用リング15とアクチュエータギア13とを連結している。アクチュエータギア13はズーム駆動用アクチュエータ12と連結されており、アクチュエータ12の駆動はアクチュエータギア13、アイドラギア14を介してズーム操作用リング15に伝えられる。
撮影者は撮影状況に応じてズーム駆動切換手段16を用いて、アイドラギア14を光軸方向移動させてアクチュエータギア13との連結/解除を切換え、ズームの電動駆動か手動駆動を切換える。その際に、アイドラギア14とズーム操作用リング15との連結は何れの場合も常に保たれており、アイドラギア14とアクチュエータギア13とが連結されているときは電動ズームモード、図示の状態では連結が解除されている手動ズームモードとなる。
ここで、ズームの電動駆動を行う電動ズームモードとは、ズーム電動操作手段18を操作して、ズームレンズ群5をモータ等で駆動することにより、光学系全体の焦点距離を変化させてズーミングを行うモードのことである。換言すれば、電動ズームモードとは、ズーム電動操作手段18によってズーミングを行うモードのことであり、ズーム電動操作手段18によって与えられる指令値に基づいて、ズームレンズ群5をモータ等で駆動するモードのことである。
また、ズームの手動駆動を行う手動ズームモードとは、ズーム電動操作手段18とは異なるズーム操作用リング15等の操作手段を用いて、ズーミングを行うモードのことである。ここで、ズーム操作用リング15は、本実施例のようにズームレンズ群5と機構的に連結されていることが望ましいが、ズーム操作用リング15の回転量に基づいてズームレンズ群5をモータで移動させていても支障はない。
なお、本実施例の電動ズームモードでは、ズーム電動操作手段18によってズームレンズ群5を駆動してズーミングを行っているが、ズームレンズ群5を固定のまま画像処理で被写体を拡大、縮小してズーミングを行ってもよい。
この際に、ズーム駆動切換手段16の切換えを検出装置17で検出することで、ズームの電動/手動モードの状態を把握し、その検出結果は制御回路10に送信される。ズームの電動駆動時に、撮影者がズーム電動操作手段18を操作すると、その押込量に応じた指令値である指令が制御回路10に送信され、この指令に応じてズーム駆動用の指令信号がズーム駆動用アクチュエータ12に送出される。ズーム電動操作手段18は2方向の押し込み操作が可能なように矢印の方向に円弧状に動き、一方に倒すと望遠方向、他方に倒すと広角方向にズームレンズ群5は移動する。
図2に示すようにドライブユニット2には、スイッチの割り付け内容や電動ズームの速度等撮影に関する種々の設定を、撮影者が任意に行うことができる例えばパネル等の設定手段19が設けられている。
図3に示すように、設定手段19には手動ズーム時のズーム電動操作手段18の機能を自動合焦エリアの移動に割り付けるメニューが用意されており、本実施例ではそれを有効にした状態に設定されている。設定手段19の設定内容は制御回路10に送信され、ズーム電動操作手段18の操作が自動合焦エリアの移動機能を持つように割り付けが行われる。
その結果、撮影者がズーム電動操作手段18を操作すると、制御回路10はその操作内容に応じて、カメラ本体6に設けられたビューファに表示される自動合焦エリアを移動させるための指令信号を、カメラ本体6に送出する。図3において、前述のメニューが無効、つまり自動合焦エリアがOFFに設定されていると、撮影者がズーム電動操作手段18を操作しても制御回路10はこれに対応することはない。即ち、制御回路10からは自動合焦エリアの移動指令信号もズーム駆動用アクチュエータ12への駆動指令信号も送出されず、何らの動作も発生しない。
図4(a)〜(c)はカメラ本体6のビューファに表示される被写体の状態の代表例である。前述した通り位相差方式による位相差検出結果の測距により、それぞれの被写体の合焦状態である距離情報は全て明らかにされた状態となっている。図4(a)では撮影開始時の撮影画面の中央の合焦動作を行うべき自動合焦エリアと、それを基準として次に近い前ピントである被写体と次に遠い後ピントである被写体に対して、それぞれマークがビューファ上に表示されている。本実施例では、基準の自動合焦エリアを□、前ピントの被写体を△、後ピントの被写体を○というようにマークの形状を違えることで、複数の各自動合焦エリアを表示している。なお、これは同じマーク形状で色を違えて表示してもよいし、前ピント、後ピントの表示点数を1点ずつだけでなく、被写体距離ごとに2点以上表示することもできる。
前述したように、設定手段19による手動モードではズーム電動操作手段18には、自動合焦エリアの移動機能が割り付けられている。撮影者がズーム電動操作手段18をT方向に操作しエリア選択を行うと、図4(b)に示すように、基準の自動合焦エリアが中心の人物から、次の後方の人物に移動する。
再度、ズーム電動操作手段18をT方向に操作すると、図4(c)に示すように、更に一段と後方の被写体である木に基準の自動合焦エリアが移動する。自動合焦エリアが移動した後に、撮影者から何らの操作も一定時間行われなかった場合には、所望の自動合焦エリアに到達したと制御回路10は認識し、実際の自動による合焦検出、合焦動作が開始される。この一定時間の設定は、設定手段19によって撮影者により任意に行われ、設定時間内であれば撮影者がズーム電動操作手段18をT方向に押した回数だけ、自動合焦エリアが奥方向に随時に移動する。
同様に、撮影者がズーム電動操作手段18をW方向へ操作した場合は、逆に基準の自動合焦エリアは一段と前方の人物に移動する。ズーム電動操作手段18のT/Wと自動合焦エリアの移動の方向の関係は、本実施例と逆でもよく、その設定は設定手段19で行うことができる。
以上の説明は、手動ズームモードの場合にズーム電動操作手段18で自動合焦エリアを移動させる場合について述べたが、電動ズームモードの場合に、ズーム電動操作手段18により自動合焦エリアを移動させる場合がある。
ドライブユニット2のAUXスイッチ20に対して割り付ける機能は、設定手段19によって変更することができる。例えば、VTR、リターン、自動合焦エリアの移動に関する機能等を割り付けることができる。図5に示した例では、AUXスイッチ20に自動合焦エリアの移動に関する機能を割り付けている。撮影者がAUXスイッチ20を押すと、電動ズームモード時でも、ズーム電動操作手段18に前述と同様に自動合焦エリアの移動機能が割り付けられる。所望の合焦が得られた後に、再びAUXスイッチ20が押されると、ズーム電動操作手段18には本来のズーム操作の機能が再び割り付けられる。
図6はズーム電動操作手段18にズーム操作機能を割り付ける場合と、自動合焦エリアの移動機能を割り付ける場合のフローチャート図である。先ず、ステップS101でズームのモードが電動駆動か手動駆動かを判断する。
電動ズームモードの場合はステップS102で、AUXスイッチ20が押されてONされた場合はステップS104に移行し、ズーム電動操作手段18に自動合焦エリアの移動機能が割り付けられる。ステップS105で再度AUXスイッチ20が押されてONされると、ステップS103に移行し、ズーム電動操作手段18に通常のズーム操作の機能が割り付けられる。ステップS102でAUXスイッチ20が押されず、OFFのときにはステップS103に移行し、ズーム電動操作手段18には通常のズーム操作の機能が割り付けられ、ステップS106で終了する。
また、ステップS101で手動ズームモードと判断された場合はステップS107に移行し、ズーム電動操作手段18に自動合焦エリア(AFエリア)の移動機能を割り付け、ステップS108に移行する。ステップS108では、AUXスイッチ20が押されない場合、つまり手動ズームモードを選択しAUXスイッチ20を操作しない場合はステップS110に進み、ズーム電動操作手段18は自動合焦エリアの選択機能を持ったまま、ステップS106で終了する。ここで、AUXスイッチ20がOFFであるとは、AUXスイッチ20を操作しないこと、或いはAUXスイッチ20を偶数回操作することを意味している。
次に、手動ズームモードの状態でAUXスイッチ20が押された場合は、ステップS109に移行し、ズーム電動操作手段18への自動合焦エリアの移動機能の割り付けが解除され、ズーム電動操作手段18の操作自体が無効状態となる。ここで、AUXスイッチ20を操作するとは、1回だけ操作するつまり押す場合を含めて奇数回操作する場合である。なお、ここで、ステップS108、S109、S110は省略することもできる。つまり、手動ズームモードの場合には、必ずズーム電動操作手段18に合焦エリア選択機能を割り付けるようにしてもよい。
また、ステップS106のENDに到達した後も、AUXスイッチ20の操作によって、ズーム電動操作手段18の機能は適宜に変更可能である。また、ズーミングを手動から電動へ、或いは電動から手動へ切換える場合には、再びステップS101に戻ってもよいし、適宜にステップS102、S105、S108に戻ることもできる。
図7は図6のステップS103において、ズーム電動操作手段18にズーム操作機能又は自動合焦エリアのAF枠選択機能が割り付けられた後のフローチャート図である。ステップS201で、ズーム電動操作手段18に自動合焦エリアの移動機能が割り付けられている場合に、ステップS202に進む。このステップS202で基準の自動合焦位置と、その次の前後の被写体に自動合焦エリアの表示が行われる。その後に、ステップS203でズーム電動操作手段18が操作されたか否かを判定し、ズーム電動操作手段18が操作されていればステップS204に進み、ズーム電動操作手段18が操作されていなければ後述するステップS207に進む。
ズーム電動操作手段18が操作された場合に、ステップS204でそのズーム電動操作手段18の操作方向がT(望遠)方向に操作されたのか、W(広角)方向に操作されたのかを判定する。ここで、W方向に操作された場合にはステップS205に進み、自動合焦エリアを奥方向つまりカメラ、レンズから遠ざかる方向である後ピント方向に移動させる。また、T方向に操作された場合にはステップS206に進み、自動合焦エリアを前方向つまりカメラ、レンズに対して近づく方向である前ピント方向に移動させる。なお、ここでのT方向とW方向は逆にしてもよい。
そして、ステップS207で撮影者が所望の自動合焦(AF)を達成したと判定された場合には、ステップS208に進む。このステップS207において、所望の自動合焦を達成したか否かは、ズーム電動操作手段18の操作が行われない時間が或る一定時間を超えることにより、所望の自動合焦を達成したと判定してもよいし、その他の方法で判定してもよい。なお、この所望の自動合焦の達成は、実際にフォーカスレンズ群3を移動させて合焦を行うことを指しているのではなく、撮影者が合焦させたいエリアと表示面に表示される自動合焦エリア(AF枠)とが一致することを指す。つまり、このステップS207では、実際にピントを合わせたい自動合焦エリアに対して合焦状態を判定する。しかし、ステップS205やステップS206において、自動合焦エリアを移動させる度にフォーカスレンズ群3を駆動させて合焦動作を行っても支障はない。
次いで、ステップS208でその自動合焦エリアを目指してフォーカスレンズ群3を移動させて合焦動作を行う。
ステップS201で、ズーム電動操作手段18にズーム操作機能が割り付けられているときは、ステップS209でズーム電動操作手段18が操作されているか否かを判定する。このステップS209でズーム電動操作手段18が操作されていれば、ステップS210に進み、通常のズーム操作が行われる。
ズーム電動操作手段18を一方向に長く押し続けた場合に、その方向への自動合焦エリアの移動を連続的に行えるような設定を制御回路10に予め記憶させておくと、使い勝手がより向上する。また、その際に連続的に行われる自動合焦エリアの移動速度と、それを達成するためのズーム電動操作手段18の一方向への操作時間、つまり操作手段18の押込量は、設定手段19によって撮影者が任意に設定することにより変更可能である。
また、被写体がビューファ内に1個しか存在しない場合に、予め制御回路10は前述と同様に位相差方式の測距によりその情報を認識する。基準被写体に対する前ピント、後ピントの情報はビューファに表示されず、自動合焦エリアの移動機能が割り付けられたズーム電動操作手段18を操作しても、自動合焦エリアの移動は行われない。
上述したように、ズーム電動操作手段18に自動合焦エリアの移動機能を割り付けることで、専用の部品等を要することなく、かつ撮影者が通常の撮影スタイルを崩すことなく、自動合焦エリアの移動を行うことが可能となり、撮影の利便性、自由度が向上する。
図8は実施例2の撮像装置のブロック回路構成図であり、アクチュエータギア13とズーム操作用リング15は電磁クラッチ31により切換えられるようになっている。実施例1では、電動ズームと手動ズームとを、クラッチ等で撮影者が選択可能に切換える型式のレンズ装置を例としている。しかし、ドライブユニット2内に電磁クラッチ31を配して、電動ズームと手動ズームの切換えを、シームレスで行う型式のレンズ本体1にも適用可能である。
その場合に、レンズ装置には手動ズームで限定して使用するために、ズーム電動操作手段18の操作の有効/無効を切換えるズーム駆動切換手段32が設けられている。ズーム駆動切換手段32が無効のモードのときに、ズーム電動操作手段18の操作を前述と同様に自動合焦エリアの移動機能に割り付ける。
また、本発明では位相差方式の自動合焦レンズを前提としているが、TV−自動合焦方式の自動合焦レンズにも適用可能である。その場合に、撮影前に一旦フォーカスレンズ群1を至近端から無限端まで全域駆動し、ビューファ内の各被写体のコントラストのピーク値を記憶させることで、合焦距離を算出しておく必要がある。
このように、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことは云うまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
実施例1のブロック回路構成図である。 ドライブユニットの背面図である。 設定手段のパネルの正面図である。 カメラ装置のビューファの表示図である。 設定手段のパネルの正面図である。 ズーム電動操作手段に機能を割り付けるフローチャート図である。 実施例1の内容全体のフローチャート図である。 実施例2のブロック回路構成図である。
符号の説明
1 レンズ本体
2 ドライブユニット
3 フォーカスレンズ群
4 ハーフミラー
5 ズームレンズ群
6 カメラ本体
8 撮像レンズ
9 TCLモジュール
10 制御回路
11、12 アクチュエータ
13 アクチュエータギア
14 アイドラギア
15 ズーム操作用リング
16、32 ズーム駆動切換手段
17 検出装置
18 ズーム電動操作手段
19 設定手段
20 AUXスイッチ
31 電磁クラッチ

Claims (4)

  1. ズームを電動駆動するズーム電動操作手段と、
    前記ズームを電動駆動か手動駆動とするかを切換えるズーム駆動切換手段とを備える撮像装置であって、
    撮影画面の内の複数の自動合焦エリアそれぞれの被写体の合焦状態を検出する合焦検出手段と、
    前記複数の自動合焦エリアから1つの自動合焦エリアを選択するエリア選択手段と、
    該エリア選択手段により選択された前記自動合焦エリアの被写体に対しフォーカスレンズ群を駆動して合焦状態とする自動合焦手段とを有し、
    前記ズーム駆動切換手段において前記ズームを前記手動駆動とするときは、前記ズーム電動操作手段が前記エリア選択手段として機能することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記手動駆動の状態における前記ズーム電動操作手段は2方向の押し込み操作が可能であり、
    前記エリア選択は、前記2方向の押し込み操作に対応して、前記自動合焦手段により合焦している自動合焦エリアを基準に、前方にある自動合焦エリアと後方にある前記自動合焦エリアとを選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記ズーム電動操作手段の押込量に応じて前記自動合焦エリアの移動速度を変更可能としたことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 補助スイッチを備え、
    前記ズームを電動駆動としたとき、前記補助スイッチを操作することにより、前記ズーム電動操作手段にズームを行わせるモードと、前記エリア選択手段としての機能を与えるモードとを切換えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の撮像装置。
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