JPH05257214A - カメラ及び写真プリントシステム - Google Patents

カメラ及び写真プリントシステム

Info

Publication number
JPH05257214A
JPH05257214A JP5390392A JP5390392A JPH05257214A JP H05257214 A JPH05257214 A JP H05257214A JP 5390392 A JP5390392 A JP 5390392A JP 5390392 A JP5390392 A JP 5390392A JP H05257214 A JPH05257214 A JP H05257214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aspect ratio
film
camera
recorded
photographic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5390392A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Watanabe
健 渡辺
Nou Tanaka
農 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5390392A priority Critical patent/JPH05257214A/ja
Publication of JPH05257214A publication Critical patent/JPH05257214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像所での作業効率の向上が図れるように撮
影を行う。 【構成】 シャッタレリーズ毎に露光枠12を縦24mm×
横36mmの標準サイズと、縦13mm×横36mmのパノラマサイ
ズとの何れか一方に切り換える操作部11が設けられて
いる。マイクロコンピュータ13は、操作部11に連動
してフイルム給送手段を、標準サイズを選択した場合に
は写真フイルムの有効撮影長のうち先端側の撮影コマか
ら順に露光位置にセットし、またパノラマサイズを選択
した場合には写真フイルムの有効撮影長のうち後端側の
撮影コマから順に露光位置にセットするように制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント時にプリント写
真のアスペクト比を指定するカメラ、及び写真プリント
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、標準サイズとパノラマサイズとの
撮影モードで撮影が行えるカメラのうちで、いつでもす
きなときに撮影モードを変更して撮影が行えるカメラが
イスム220(商品名)でオリンパス光学株式会社から
提供されている。このカメラは、写真フイルムパトロー
ネを装填した後、外部に設けたレバー操作で撮影毎に選
択された撮影モードに応じたアパーチャーに露光枠画定
機構が変更し、アスペクト比の異なった撮影コマを順次
に露光するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなカメラで撮
影された露光済フイルムを現像所でプリント処理する場
合には、現像済フイルムの一端から順番に焼付け作業を
行っているので、この焼付け作業中に標準サイズ撮影コ
マとパノラマサイズ撮影コマとがランダムに出現する
と、その都度、ネガマスクのサイズ、印画紙マスクのサ
イズ、及び引き伸ばしレンズの倍率等の変更を行う作業
が必要となる。このため、現像所での作業効率が低下
し、ユーザーへのプリント写真の返却納期が延びる等サ
ービスが低下するという欠点があった。
【0004】本発明は、現像所での作業効率の向上が図
れるようにアスペクト比の異なった写真を撮影できるよ
うにしたカメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明では、ネガフイルムに記録する画
面サイズのアスペクト比をN種類の中から選択するアス
ペクト比選択手段を備えたカメラにおいて、写真フイル
ムの有効撮影長をN個の領域に区分し、各々の領域内に
は選択されたアスペクト比が同じである撮影コマが含ま
れるようにしたものである。
【0006】また、請求項2記載の発明では、ネガフイ
ルムに記録する画面サイズのアスペクト比をN種類の中
から選択するアスペクト比選択手段と、前記同一のアス
ペクト比ごとの撮影枚数を設定する枚数予約手段と、こ
の枚数予約手段で設定されたアスペクト比ごとの撮影枚
数に応じて写真フイルムの有効撮影長をN個以下の複数
の領域に区分するとともに、前記領域をアスペクト比の
種類ごとに対応づけ、前記アスペクト比選択手段でアス
ペクト比を選択したときに、前記領域のうち、選択され
たアスペクト比の種類に対応した所定の領域内の未露光
部を露光枠背後の露光位置に移動させるフイルム給送手
段とを備えたものである。
【0007】さらに、請求項3記載の発明では、ネガフ
イルムに記録する画面サイズのアスペクト比を第1もし
くは第2のアスペクト比のいずれか一方に選択するアス
ペクト比選択手段を備えたカメラにおいて、前記第1の
アスペクト比を選択して撮影した撮影コマは写真フイル
ムの先端側から順に配列され、第2のアスペクト比を選
択して撮影した撮影コマは写真フイルムの後端側から順
に配列されるようにしたプリント時にプリント写真のア
スペクト比を指定する選択手段と、写真フイルムの全撮
影コマのうち前記選択手段に応じて区分した領域内の未
露光撮影コマを露光枠に順次にセットするコマセット手
段とから構成されているものである。
【0008】さらにまた、請求項4記載の発明では、ネ
ガフイルムに写し込まれた撮影の順番を記録する記録手
段を請求項1ないし3に記載したカメラに設けたもので
ある。また、請求項5記載の発明では、撮影すべき画面
のアスペクト比を撮影中に随時切り換え可能としたカメ
ラで、少なくとも2つのアスペクト比の異なる画面をネ
ガフイルム上で、同一のアスペクト比同志を一群のまと
まりとして記録し、このカメラで記録された撮影済のネ
ガフイルムを現像後、プリント処理を行う時には、前記
ネガフイルムの一群のフレームより順次プリントを作成
するようにした写真プリントシステムを達成した。
【0009】
【実施例】図1は、第1実施例に係るカメラの電気的構
成の概略を示す。このカメラは、撮影者の選択操作に応
じて露光枠サイズを縦24mm×横36mmの標準サイズと、縦
13mm×横36mmのパノラマサイズとの何れか一方に切り換
え、さらに写真フイルムの全撮影コマのうち選択操作に
応じて区分した領域内の未露光撮影コマを前記露光枠に
順次にセットして露光を行う。
【0010】カメラの外部には、操作部が配設されてい
る。操作部11は、露光枠12を標準サイズに変更する
標準モードと、パノラマサイズに変更するパノラマモー
ドとに切り換える撮影モード選択ボタン、及びシャッタ
ボタン、並びに電源スイッチ等からなる。これから出力
される信号はカメラのシーケンス制御を行うマイクロコ
ンピュータ13に入力される。マイクロコンピュータ1
3は撮影モード選択ボタンの変化を監視しており、変化
に応じて、写真フイルム14の全撮影コマのうち標準モ
ードで露光を行う標準撮影領域と、パノラマモードで露
光を行うパノラマ撮影領域との間でフイルム領域移送を
行い、各々の領域内の未露光撮影コマを露光枠12に順
次にセットする。セットの仕方は、標準撮影領域内の未
露光撮影コマに撮影する時には写真フイルムの先端側か
ら、またパノラマ撮影領域内の未露光撮影コマに撮影す
る時には写真フイルムの後端側から順次にセットする。
【0011】カメラには、露光枠12を挟んだ両側にパ
トローネ装填室とフイルム巻取室とが設けられている。
フイルム巻取室には、巻取軸15及びDXコード検出部
16とが配置されている。巻取軸15の回動は、巻取軸
15に内蔵されたモータ17で行われる。このモータ1
7はモータドライバ18を介して、マイクロコンピュー
タ13に接続されており、その回動と回動方向とが制御
される。モータ17の回動は駆動伝達機構19を介して
フォーク20に伝達され、パトローネ装填室に装填され
た写真フイルムパトローネ21のスプールを回動させ
る。なお、写真フイルム14を巻取軸15に巻き取ると
きには、モータ17を正転駆動し、また写真フイルム1
4をスプールに巻き戻すときには、モータ17を逆転駆
動する。
【0012】露光枠12の近傍には、写真フイルム14
のパーフォレーション23を検出するセンサ24が設け
られている。このセンサ24は、写真フイルム14に向
けて、例えば赤外光を発するLEDと、写真フイルム1
4からの反射光を受光するフォトトランジスタとで構成
されている。センサ24はパーフォレーション信号発生
器25を介して、マイクロコンピュータ13に接続され
ている。そして、パーフォレーション23を検知した場
合には、パーフォレーション信号発生器25からマイク
ロコンピュータ13にパーフォ信号が入力される。
【0013】マイクロコンピュータ13にはカウンタ回
路27が接続されており、操作部11から得られた信号
に応じてプログラムROM28に記憶されたシーケンス
を実行し、カウンタ回路27を作動させる。カウンタ回
路27はパーフォカウンタ(A)、標準用カウンタ
(B)、及びパノラマ用カウンタ(C)との構成となっ
ている。パーフォカウンタ(A)はパーフォ信号をカウ
ントする。このカウントに応じてマイクロコンピュータ
13は、モータドライバ18に停止信号を送出し、モー
タ17を瞬間的に停止させる。なお、このカメラに用い
る写真フイルム14には、周知のように1コマ当たり8
個のパーフォレーション23が設けられているので、パ
ーフォカウンタ(A)の値が「8」となった時点でモー
タ17の駆動を停止させればフイルム1コマ送りが確実
に行える。
【0014】標準用カウンタ(B)は標準サイズの露光
枠12で撮影を行った回数をカウントする。さらに、パ
ノラマ用カウンタ(C)はパノラマサイズの露光枠12
で撮影を行った回数をカウントする。これらのカウンタ
は加算モードでカウントされる。
【0015】また、マイクロコンピュータ13にはRA
M29が接続されており、RAM29にDXコード検出
部16から読み取った写真フイルムの撮影総枚数やカウ
ンタ回路27で計数された各々の値等を随時記憶する。
これらのデータは、標準撮影領域とパノラマ撮影領域と
に区分した領域間でのフイルム移送量を算出する時に用
いられる。
【0016】さらに、このマイクロコンピュータ13に
は露光枠変更機構30、ドライバ31、及びデート写し
込み用LCDドライバ32等が各々接続されている。露
光枠変更機構30は、露光枠12のサイズを標準サイズ
とパノラマサイズとに変更する。ドライバ31は、ファ
インダ内の視野枠を露光枠12のサイズに応じたアスペ
クト比となるようにフィインダ内液晶表示部33を制御
する。デート写し込み用LCDドライバ32はデート写
し込み用LCD35に、例えば年月日、及び撮影順番を
示す番号等を表示させ、これらを露光枠12に対峙する
写真フイルム12の撮影コマ内に写し込むように制御す
る。
【0017】以上のように構成されたカメラの作用を図
2に示すフローチャートを参照しながら説明する。先
ず、カメラの電源スイッチをONする。これにより、マ
イクロコンピュータ13は、カメラを初期位置状態にセ
ットする。初期位置状態は、露光枠12のサイズを標準
サイズにするとともに、ファインダ内液晶表示部33を
前記露光枠12のアスペクト比に応じた視野枠とする。
【0018】写真フイルムパトローネ21をカメラのパ
トローネ装填室に装填し、裏蓋を閉じる。この閉じ操作
に連動して、マイクロコンピュータ13は、フイルム巻
き上げ動作を行うとともに、DXコード検出器16から
撮影総枚数(D)を読み取り、これをRAM29に記憶
する。なお、電源スイッチのON−OFFに係わらず裏
蓋開閉の動作により撮影総枚数(D)、標準カウンタ
(B)、及びパノラマカウンタ(C)の値は全て「0」
にクリアされる。
【0019】フイルム巻き上げ動作シーケンスは、図3
に示すようにモータ17の正転駆動によりカウントされ
るパーフォカウンタの値(A)が予め定められた定数
「K」に達した時点でモータ17の駆動を停止させる。
これにより、カメラは、標準撮影領域のうちで写真フイ
ルム14の最先端側の未露光撮影コマが露光枠12にセ
ットされる。後、パーフォカウンタ(A)の値はクリア
される。
【0020】その後、撮影者がモード選択ボタンの操作
を行わずにシャッタレリーズを行った場合には、露光枠
19にセットされた未露光撮影コマに露光が行われる。
シャッタレリーズ完了後は、フイルム1コマ送りが行わ
れ、標準カウンタ(B)を1upさせ、この値をRAM
29に記憶する。なお、このときLCD35により年月
日と撮影順番を示す番号「1」とが写し込まれる。
【0021】次に、撮影者がモード選択ボタンの操作を
行い、パノラマモードで撮影を行う場合には、マイクロ
コンピュータ13が露光枠変更機構30を制御して、露
光枠12のサイズをパノラマサイズにするとともに、ド
ライバ31を介してファインダ内液晶表示部33を前記
露光枠12のアスペクト比に応じた視野枠となるように
制御する。
【0022】そして、マイクロコンピュータ13は、図
4に示すようにフイルム領域移送動作シーケンスを実行
する。フイルム領域移送動作が実行されると、先ず、露
光枠12にパノラマ撮影領域内のうちで写真フイルム1
4の最後端側の未露光撮影コマをセットするために、こ
れらの間のフイルム移送量(E)を算出する。このフイ
ルム移送量(E)は、撮影総枚数を(D)、標準カウン
タ(B)の値を「B」、パノラマカウンタ(C)の値を
「C」とすれば、E=D−B−C−1の式で算出でき
る。なお、このフイルム送り量(E)は撮影コマの送り
コマ数であるため、これに「8」を掛けてパーフォレー
ション23の数に換算する。
【0023】フイルム送り量(E)が算出されると、モ
ータ17を駆動させ、パーフォカウンタ(C)がフイル
ム送り量(E)に達した時点でモータ17の駆動を停止
する。これにより、露光枠17には、パノラマ撮影領域
内のうちで写真フイルム14の最後端側の未露光撮影コ
マがセットされる。
【0024】その後、シャッタレリーズが行われると露
光枠12にセットされた未露光撮影コマに露光を行う。
シャッタレリーズ完了後は、フイルム1コマ送りが行わ
れ、パノラマカウンタ(C)を1upさせ、この値をR
AM29に記憶する。なお、このときLCD35により
年月日と撮影順番を示す番号「2」とが写し込まれる。
【0025】このように、撮影モードを任意に選択して
撮影を行っていくと、写真フイルム14には、その先端
側から後端に向けて標準サイズの露光枠12で露光が行
われた撮影コマが、また、その後端側から先端に向けて
パノラマサイズの露光枠12で露光が行われた撮影コマ
が潜像として写し込まれている。そして、全撮影コマの
撮影が完了すると、マイクロコンピュータ13は、写真
フイルム14をパトローネ内に巻戻すフイルム巻戻し制
御を行う。
【0026】撮影済写真フイルムパトローネ21は、カ
メラの裏蓋を開けて取り出される。取り出した写真フイ
ルムパトローネ21は、現像所に提出される。現像所で
は、現像処理を行いプリンタに現像済写真フイルムをセ
ットし、プリント処理を行う。このとき、従来技術で説
明したカメラで撮影を行った現像済写真フイルムをプリ
ント処理する場合には、標準サイズ撮影コマとパノラマ
サイズ撮影コマとがランダムに混在しているため、一々
撮影コマのサイズを確認し、これに応じてネガマスクの
サイズ、印画紙マスクのサイズ、及び引き伸ばしレンズ
の倍率等の変更を行う作業が必要となっていたのに対
し、本実施例で説明したカメラで撮影を行った現像済写
真フイルムでは、標準サイズ撮影コマとパノラマサイズ
撮影コマとが整列されているから、ネガマスクのサイ
ズ、印画紙マスクのサイズ、及び引き伸ばしレンズの倍
率等の変更を行う作業が1回で済み、プリント作業効率
の向上が図れる。
【0027】これによりネガフイルムとともに、パノラ
マサイズ撮影コマからプリントして得られたパノラマサ
イズのプリント写真と、標準サイズ撮影コマからプリン
トして得られたサービスサイズのプリント写真とを同時
に、且つ早期に返却できる。
【0028】なお、現像済写真フイルムの長さ方向に沿
った各撮影コマの順番は、撮影を行った順番とは異なっ
ているが、出来上がったプリント写真に撮影日と撮影を
行った順番を示す番号とが写し込まれているから、プリ
ント写真を見ながら撮影順を把握することができる。
【0029】次に、本発明に係る第2実施例を説明す
る。第2実施例のカメラは、フイルムの有効撮影長領域
を2分割にし、フイルムの先端側の領域を標準撮影領
域、また、フイルムの後端側の領域をパノラマ撮影領域
とし、それぞれの領域内での撮影はフイルムの先端から
後端に向けて順番に行うようにしたものである。
【0030】パノラマ撮影領域の露光開始撮影コマは、
カメラの外部に配設された操作ダイヤルの操作によりパ
ノラマモードで撮影を行う枚数の設定を予め行うことに
より決められる。なお、パノラマ撮影モードで撮影を行
う枚数は、予約枚数と称し、カメラの外部に設けた液晶
表示部で確認できる。DXコード検出部16で読み取っ
た撮影総枚数(D)以上の数が設定された場合にはキャ
ンセルされる。
【0031】第2実施例のカメラの作用を図5〜図7を
参照しながら説明する。パノラマ撮影領域内の撮影コマ
を全部撮影した場合には、Aフラグをセットしてパノラ
マモードでの撮影を禁止し、その後は標準モードでの撮
影となる。また、標準撮影領域内の撮影コマを全部撮影
した場合には、Bフラグをセットして標準モードでの撮
影を禁止し、その後はパノラマモードでの撮影となる。
【0032】ところで、図7に示したようにAフラグの
みがセットされた場合、すなわちパノラマ撮影領域内の
撮影コマだけが全部撮影完了した場合には、予約枚数設
定変更動作を実行させる。予約枚数変更動作は、パノラ
マモードでの撮影を追加する場合に、操作ダイヤルの操
作で追加枚数を設定させ、パノラマ撮影領域外のフイル
ム先端側、すなわち標準撮影領域内のうちの未露光撮影
コマにパノラマモードで追加撮影を行わせるものであ
る。
【0033】追加枚数を例えば、標準撮影領域内のうち
未露光撮影コマ数より以下の数、すなわち追加枚数を
(F)とすると、〔F<撮影総枚数(D)−パノラマカ
ウンタ値(C)−標準カウンタ値(B)〕の式を満たす
数で設定した場合には、再度撮影モードの選択を行いな
がら撮影を行うことができる。
【0034】また、追加枚数が標準撮影領域内のうち未
露光撮影コマ数と同じ数、すなわち〔F=撮影総枚数
(D)−パノラマカウンタ値(C)−標準カウンタ値
(B)〕の式を満たす数で設定した場合には、標準撮影
領域内のうち未露光撮影コマを全てパノラマモードで撮
影が行われる。なお、追加枚数が標準撮影領域内のうち
未露光撮影コマ数を越えた数、すなわち〔F>撮影総枚
数(D)−パノラマカウンタ値(C)−標準カウンタ値
(B)〕の式を満たす数で設定した場合には、追加枚数
の設定をキャンセルさせ、再度の追加枚数設定操作を行
わせる。
【0035】なお、第1及び第2実施例のカメラでは、
プリント時にパノラマ及びサービスサイズとのプリント
写真を指定するために露光枠変更機構30を設け、この
露光枠変更機構30により被写体像を露光させる範囲を
パノラマサイズと標準サイズとにそれぞれ変更させてい
るが、別の方法としては、露光枠変更機構30の代わり
に磁気記録機構、あるいは光学記録機構を設け、この機
構により写真フイルムの撮影コマ以外の範囲にパノラマ
及び標準サイズとの何れか一方に応じた信号コードを記
録するようにしてもよい。このカメラで撮影されたフイ
ルムの撮影コマのサイズは全て標準サイズとなり、プリ
ント処理時に前記信号コードをプリンタで磁気的、ある
いは光学的に読み取り、プリンタのマスク機構を自動的
に調節してパノラマサイズ、あるいはサービスサイズの
プリント写真を作成する。
【0036】さらに、指定するプリント写真のアスペク
ト比の種類としては、他にハーフマサイズのプリント写
真(アスペクト比約0.75)等の種々のものを利用しても
よい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のカメラで
は、任意にアスペクト比を切り換えても同じアスペクト
比のネガをまとめて記録できるので、写真フイルムにア
スペクト比の同じプリント写真の指定が整列して行える
から、現像所でのプリント作業の効率向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るカメラの概略を示す図であ
る。
【図2】カメラの全体の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】フイルム巻き上げ動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】フイルム領域移送動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】第2実施例に係るカメラの動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】カメラの動作を示すフローチャートであり、図
5に示したフローチャートの続きを示す。
【図7】カメラの動作を示すフローチャートであり、図
6に示したフローチャートの続きを示す。
【符号の説明】
12 露光枠 14 写真フイルム 15 巻取軸 17 モータ 23 パーフォレーション 24 センサ 35 LCD

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネガフイルムに記録する画面サイズのア
    スペクト比をN種類の中から選択できるようにしたアス
    ペクト比選択手段を備えたカメラにおいて、写真フイル
    ムの有効撮影長をN個の領域に区分し、各々の領域内に
    は選択されたアスペクト比が同じである撮影コマが記録
    されるようにしたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 ネガフイルムに記録する画面サイズのア
    スペクト比をN種類の中から選択するアスペクト比選択
    手段と、前記同一アスペクト比ごとの撮影枚数を設定す
    る枚数予約手段と、この枚数予約手段で設定されたアス
    ペクト比ごとの撮影枚数に応じて写真フイルムの有効撮
    影長をN個以下の複数の領域に区分するとともに、前記
    領域をアスペクト比の種類ごとに対応づけ、前記アスペ
    クト比選択手段でアスペクト比を選択したときに、前記
    領域のうち、選択されたアスペクト比の種類に対応した
    所定の領域内の未露光部を露光枠背後の露光位置に移動
    させるフイルム給送手段とを備えたことを特徴とするカ
    メラ。
  3. 【請求項3】 ネガフイルムに記録する画面サイズのア
    スペクト比を第1もしくは第2のアスペクト比のいずれ
    か一方に選択するアスペクト比選択手段を備えたカメラ
    において、前記第1のアスペクト比を選択して撮影した
    撮影コマは写真フイルムの先端側から順に配列され、第
    2のアスペクト比を選択して撮影した撮影コマは写真フ
    イルムの後端側から順に配列されるようにしたことを特
    徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 ネガフイルムに写し込まれた撮影の順番
    を記録する記録手段を備えたことを特徴とする請求項1
    ないし3記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 撮影すべき画面のアスペクト比を撮影中
    に随時切り換え可能としたカメラで、少なくとも2つの
    アスペクト比の異なる画面をネガフイルム上で、同一の
    アスペクト比同志を一群のまとまりとして記録し、この
    カメラで記録された撮影済のネガフイルムを現像後、プ
    リント処理を行う時には、前記ネガフイルムの一群のフ
    レームより順次プリントを作成するようにしたことを特
    徴とする写真プリントシステム。
JP5390392A 1992-03-12 1992-03-12 カメラ及び写真プリントシステム Pending JPH05257214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5390392A JPH05257214A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 カメラ及び写真プリントシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5390392A JPH05257214A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 カメラ及び写真プリントシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05257214A true JPH05257214A (ja) 1993-10-08

Family

ID=12955680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5390392A Pending JPH05257214A (ja) 1992-03-12 1992-03-12 カメラ及び写真プリントシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05257214A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0519368A (ja) プリント写真作成方法及びこれに用いる写真フイルムカートリツジ及びカメラ並びに写真プリンタ
US6584281B2 (en) Lens-fitted photo film unit and method of producing photographic print
JPH05257214A (ja) カメラ及び写真プリントシステム
JPH04328537A (ja) カメラ
JPS63103220A (ja) インスタントカメラ
US6353712B1 (en) Dual film image and electronic image capture camera with self-timer
JPH08160523A (ja) 撮影データ写し込み装置
JP3492803B2 (ja) レンズ付きフイルムユニットの検査方法
US5510865A (en) Camera with mid-roll rewind mode
JP2553057Y2 (ja) パノラマ撮影可能なカメラ
JP2728992B2 (ja) プリント写真作成方法及びこれに用いるカメラ並びに写真プリンタ
JP2002214684A (ja) カメラ
JP2864030B2 (ja) 写真機
US6408137B1 (en) Dual film image and electronic image capture camera capable of selecting film images to be combined in a single print
JP2002214678A (ja) カメラ
JP2728991B2 (ja) カメラ
JP2002214682A (ja) カメラ
JP3655343B2 (ja) 写真フイルム及び写真フイルムパトローネ並びにレンズ付きフイルムユニットの製造方法
JP3681456B2 (ja) レンズ付きフイルムユニット
JP2002244184A (ja) カメラ
JP2868661B2 (ja) カメラ
JP2002244194A (ja) カメラ
JPH05224362A (ja) カメラ
JPH0566635U (ja) カメラ
JPH0377931A (ja) フィルムサイズ切替え可能なカメラ