JP3188742B2 - カメラ - Google Patents
カメラInfo
- Publication number
- JP3188742B2 JP3188742B2 JP04073492A JP4073492A JP3188742B2 JP 3188742 B2 JP3188742 B2 JP 3188742B2 JP 04073492 A JP04073492 A JP 04073492A JP 4073492 A JP4073492 A JP 4073492A JP 3188742 B2 JP3188742 B2 JP 3188742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- field
- camera
- exposure mode
- narrow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/099—Arrangement of photoelectric elements in or on the camera
- G03B7/0993—Arrangement of photoelectric elements in or on the camera in the camera
- G03B7/0997—Through the lens [TTL] measuring
- G03B7/09979—Multi-zone light measuring
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Description
1の露出モ−ドと、通常の露出モ−ドとしての第2の露
出モ−ドを選択可能なカメラの改良に関するものであ
る。
の初行程(レリ−ズボタンの第1ストロ−ク)で測距
し、次行程(第2ストロ−ク)でレンズ駆動させて後に
シャッタを開放し、露光動作を行うものが殆どであっ
た。しかし、前述のレリ−ズ操作の初行程及び次行程を
連続して行ったとしても、レリ−ズ操作開始から実際に
撮影が開始されるまでに時間を要し、速写性に欠けると
いった欠点があった。そこで、レリ−ズ操作の初行程で
測距及びそれに基づくレンズ駆動を行い、次行程でシャ
ッタを開放し、露光動作をするカメラが提案されてい
る。
従来例においては、測距視野は単一であり、複数の測距
視野と単一測距視野の切換えを有するカメラについて何
も考慮されていなかった。また、測光視野についても分
割された測光視野及び中央測光視野についても考慮され
ていなかった。更に、最近製品化されている赤目緩和用
プリ照明の切換えについても考慮されていなかった。ま
た更に、手振れ防止の為の防振装置を応用した発明につ
いても考慮されていなかった。
た露出モードを選択できるカメラにおいて、該露出モー
ドが選択されている場合、それに適した焦点調節を行わ
せることのできるカメラを提供することである。
た露出モードを選択できるカメラにおいて、該露出モー
ドが選択されている場合、それに適した測光を行わせる
ことのできるカメラを提供することである。
するために、請求項1及び2記載の本発明は、速写性に
対応した第1の露出モ−ドと、通常の露出モ−ドとして
の第2の露出モ−ドを選択するための露出モ−ド選択手
段と、複数の焦点調節情報検出領域それぞれからの情報
より焦点調節情報を得る広視野焦点調節モ−ド、複数の
焦点調節情報検出領域の内の限定された焦点調節情報検
出領域からの情報より焦点調節情報を得る狭視野焦点調
節モ−ドの切り換えを行う切換手段とを備えたカメラで
あって、前記露出モ−ド選択手段により第1の露出モ−
ドが選択された場合は、前記切換手段へ前記狭視野焦点
調節モ−ドを選択すべく指示を行う指示手段を設けたカ
メラとするものである。
に、請求項3及び4記載の本発明は、速写性に対応した
第1の露出モ−ドと、通常の露出モ−ドとしての第2の
露出モ−ドを選択するための露出モ−ド選択手段と、複
数の測光領域それぞれからの情報より測光情報を得る広
視野測光モ−ド、複数の測光領域の内の限定された測光
領域からの情報より測光情報を得る狭視野測光モ−ドの
切り換えを行う切換手段とを備えたカメラであって、前
記露出モ−ド選択手段により前記第1の露出モ−ドが選
択された場合は、前記切換手段へ前記狭視野測光モ−ド
を選択すべく指示を行う指示手段を設けたカメラとする
ものである。
に説明する。
ラの主要部分の構成を示すブロック図であり、1はカメ
ラの各種動作を制御するマイクロコンピュ−タ、2は画
面内の狭視野の測距を行う狭視野測距回路、3は不図示
の撮影レンズを駆動してピント合せを行う為のレンズ駆
動回路、4は画面内の狭視野の測光を行う狭視野測光回
路、5は画面内の広視野の測距を行う広視野測距回路、
6は画面内の広視野の測光を行う広視野測光回路、7は
シャッタの開閉を行う為のシャッタ駆動回路、SW1は
レリ−ズボタンの第1ストロ−クにてオンするスイッ
チ、SW2はレリ−ズボタンの第2ストロ−クにてオン
するスイッチ、SWRTは後述するRTモ−ドが設定さ
れることによりオンするスイッチ、8,9,10はそれ
ぞれプルアップ抵抗である。
を示す図である。
り、M1〜M7は画面内の異なる領域をそれぞれ分割し
て測光する測光領域である。
り、後述する様に自動的に狭視野測光が選択され、例え
ば画面中央部の測光領域M1〜M3での測光が前述した
狭視野測光回路4により行われ、又、通常の露出モ−ド
が設定されることにより、自動的に広視野測光が選択さ
れ、測光領域M1〜M7すべての測光領域での評価測光
が前述した広視野測光回路6により行われる。
は、測光領域M1等単一の測光領域を狭視野として外部
より選択できるものとする。
を示す図である。
枠であり、Z1〜Z3は画面内の異なる領域を測距する
測距領域である。
り、後述する様に自動的に狭視野測距が選択され、例え
ば画面中央部の測光領域Z2での測距が前述した狭視野
測距回路2により行われ、又、通常の露出モ−ドが設定
されることにより、自動的に広視野測距が選択され、測
距領域Z1〜Z3すべての測距領域での評価測距が前述
した広視野測距回路5により行われる。
は、測距領域Z1等単一の測距領域を狭視野として外部
より選択できるものとする。
内の所望とする位置に来るであろう場所の測距及びこれ
によって得られたピント位置へのレンズ駆動を予め行っ
ておき(レリ−ズボタンの第1ストロ−クにより)、そ
の後被写体が前記画面内の所望の位置に来たらレリ−ズ
ボタンの第2ストロ−クを行って測光並びにシャッタ開
閉制御(露光動作)を行う露出モ−ド(これをRTモ−
ドと称している)と、レリ−ズボタンの第1ストロ−ク
で測光及び測距を行い、レリ−ズボタンの第2ストロ−
クで前記の測距情報に基づいたレンズ駆動を行うと共に
シャッタ開閉制御を行う通常の露光モ−ドを選択可能と
なっている。
動作の概要について、図4に示す撮影シ−ンを想定して
以下に詳述する。なお、図4において、11は被写体で
あるところの車、12は地面、13は背景となる岩であ
るものとする。
して露出モ−ドをRTモ−ドとすると共に、不図示の測
光領域選択スイッチにより測光領域M1を選択を、不図
示の測距領域選択スイッチにより測距領域Z1を選択す
る。尚、単にRTモ−ドを設定した場合には、測光領域
M1〜M3及び測距領域Z2のそれぞれ狭視野側が自動
的に設定される。次に被写体であるところの車11を捕
らえるべく測距領域Z1での測距及びこれに基づくレン
ズ駆動をレリ−ズボタンの第1ストロ−クにより行う。
なお、この時点では当然車11はまだ画面内(測距領域
Z1の位置)に来ていないので、地面12等の等距離の
物体に測距領域Z1を合せてレリ−ズボタンの第1スト
ロ−クを行うことになる。その後、図4に示す様に車1
1が画面の左端に入ってくると、レリ−ズボタンの第2
ストロ−クを行う。これにより、選択されている測光領
域M1での測光が行われ、得られる測光値に基づいたシ
ャッタの開閉制御、つまり露光動作が実行される。
撮影が瞬時に可能となる。
動作を図5のフロ−チャ−トにしたがって説明する。
ることにより、マイクロコンピュ−タ1に電源電圧VD
が印加され、ステップ1よりの動作を開始する。 [ステップ1] 不図示の測光領域選択スイッチ及び測
距領域選択スイッチにより単一の測光及び測距領域が選
択されていれば、これを読み取り、ステップ2へ進む。 [ステップ2] ここではカメラの露出モ−ドがRTモ
−ドであるか通常の露出モ−ドかをスイッチSWRTの
状態にて判別し、RTモ−ドであった場合にはステップ
3へ進み、通常の露出モ−ドであった場合にはステップ
10へ進む。 [ステップ3] レリ−ズボタンの第1ストロ−クがな
され、スイッチSW1がオンしているか否かを調べ、オ
ンしていなければこのステップに留まり、オンしたこと
を判別することによりステップ4へ進む。 [ステップ4] 現在の露出モ−ドがRTモ−ドである
ので、上記のステップ3において、被写体と等距離に位
置する物体を画面内の所望とする位置においての第1ス
トロ−クがなされており、ここでは狭視野測距回路2を
駆動して狭視野測距領域における前述の物体の測距動作
を行う。 [ステップ5] レンズ駆動回路7を駆動して上記のス
テップ4において得られた測距情報に基づいて不図示の
撮影レンズの駆動、つまりピント合せを行う。 [ステップ6] レリ−ズボタンの第2ストロ−クがな
され、スイッチSW2がオンしているか否かを調べ、オ
ンしていなければこのステップに留まり、オンしたこと
を判別することによりステップ7へ進む。 [ステップ7] 現在の露出モ−ドがRTモ−ドである
ので、上記のステップ6において、画面内の所望とする
位置に被写体が来たときに第2ストロ−クがなされてお
り、ここでは狭視野測光回路4を駆動して狭視野測光領
域における前述の被写体の測光動作を行う。 [ステップ8] シャッタ駆動回路7を駆動し、不図示
のシャッタの開動作を行う。 [ステップ9] シャッタ駆動回路7を駆動し、前記ス
テップ7において得られた測光情報に基づいた時間が経
過後(シャッタ開より)に不図示のシャッタの閉制御を
行う。これにより、露光動作が終了する。
ドがRTモ−ドではなく、通常の露出モ−ドであると判
別した場合には、前述したようにステップ10へ進む。 [ステップ10] レリ−ズボタンの第1ストロ−クが
なされ、スイッチSW1がオンしているか否かを調べ、
オンしていなければこのステップに留まり、オンしたこ
とを判別することによりステップ11へ進む。 [ステップ11] 現在の露出モ−ドは通常の露出モ−
ドであるので、広視野測距回路5を駆動して測距領域Z
1〜Z3それぞれについての測距動作を行う。 [ステップ12] 現在の露出モ−ドは通常の露出モ−
ドであるので、広視野測光回路6を駆動して測光領域M
1〜M7それぞれについての測光動作を行う。 [ステップ13] レリ−ズボタンの第2ストロ−クが
なされ、スイッチSW2がオンしているか否かを調べ、
オンしていなければこのステップに留まり、オンしたこ
とを判別することによりステップ14へ進む。 [ステップ14] レンズ駆動回路7を駆動して上記の
ステップ11において得られた測距情報に基づいて不図
示の撮影レンズの駆動、つまりピント合せを行う。その
後、前述したステップ8以降の動作へと進行する。
写性を考慮したRTモ−ドが設定されている場合には、
レリ−ズボタンの第1ストロ−クにより、狭視野による
測距を行うと共にこの結果に基づいたレンズ駆動を行
い、次いで行われる第2ストロ−クにより、狭視野によ
る測光を行うと共にこれに基づいたシャッタ開閉制御を
行うようにしている為、意図する被写体にピント及び露
出値の合った写真撮影を可能とすることができる。
施例におけるカメラの概略構成を示すブロック図であ
り、図1と同じ部分は同一符合を付してある。
あり、測光回路4又は6により、ストロボ発光を必要と
する程に低輝度であると判断された場合、ストロボ発光
の前に使用され、赤目現象を抑えるため、つまり照明光
を発して目の瞳孔を或る程度開かせ、赤目を抑制するた
めのものである。但し、この実施例では、後述する様に
RTモ−ド時には、速写性を考慮してこの赤目緩和照明
は行わない。22は、公知のストロボ回路である。
のマイクロコンピュ−タ1の動作について説明する。
ることにより、マイクロコンピュ−タ1に電源電圧VD
が印加され、ステップ101よりの動作を開始する。 [ステップ101] 不図示の測光領域選択スイッチ及
び測距領域選択スイッチにより単一の測光及び測距領域
が選択されていれば、これを読み取り、ステップ102
へ進む。 [ステップ102] ここではカメラの露出モ−ドがR
Tモ−ドであるか通常の露出モ−ドかをスイッチSWR
Tの状態にて判別し、RTモ−ドであった場合にはステ
ップ103へ進み、通常の露出モ−ドであった場合には
ステップ113へ進む。 [ステップ103] レリ−ズボタンの第1ストロ−ク
がなされ、スイッチSW1がオンしているか否かを調
べ、オンしていなければこのステップに留まり、オンし
たことを判別することによりステップ104へ進む。 [ステップ104] 現在の露出モ−ドがRTモ−ドで
あるので、上記のステップ103において、被写体と等
距離に位置する物体を画面内の所望とする位置において
の第1ストロ−クがなされており、ここでは狭視野測距
回路2を駆動して狭視野測距領域における前述の物体の
測距動作を行う。 [ステップ105] レンズ駆動回路7を駆動して上記
のステップ104において得られた測距情報に基づいて
不図示の撮影レンズの駆動、つまりピント合せを行う。 [ステップ106] レリ−ズボタンの第2ストロ−ク
がなされ、スイッチSW2がオンしているか否かを調
べ、オンしていなければこのステップに留まり、オンし
たことを判別することによりステップ107へ進む。 [ステップ107] 現在の露出モ−ドがRTモ−ドで
あるので、上記のステップ106において、画面内の所
望とする位置に被写体が来たときに第2ストロ−クがな
されており、ここでは狭視野測光回路4を駆動して狭視
野測光領域における前述の被写体の測光動作を行う。 [ステップ108] ここでは上記ステップ107にお
いて得られた測光情報より、ストロボ発光を必要とする
程低輝度であるか否かの判別を行う。そして、この結
果、低輝度である場合にはステップ109へ進み、低輝
度でない場合はステップ112へ進む。 [ステップ109] シャッタ駆動回路7を駆動し、不
図示のシャッタの開動作を行う。 [ステップ110] ストロボ回路22を駆動し、スト
ロボ発光を行う。 [ステップ111] シャッタ駆動回路7を駆動し、前
記ステップ107において得られた測光情報に基づいた
時間が経過後(シャッタ開より)に不図示のシャッタの
閉制御を行う。これにより、ストロボ使用による露光動
作が終了する。
モ−ドがRTモ−ドではなく、通常の露出モ−ドである
と判別した場合には、前述したようにステップ113へ
進む。 [ステップ113] レリ−ズボタンの第1ストロ−ク
がなされ、スイッチSW1がオンしているか否かを調
べ、オンしていなければこのステップに留まり、オンし
たことを判別することによりステップ114へ進む。 [ステップ114] 現在の露出モ−ドは通常の露出モ
−ドであるので、広視野測距回路5を駆動して測距領域
Z1〜Z3それぞれについての測距動作を行う。 [ステップ115] 現在の露出モ−ドは通常の露出モ
−ドであるので、広視野測光回路6を駆動して測光領域
M1〜M7それぞれについての測光動作を行う。 [ステップ116] ここでは上記ステップ115にお
いて得られた測光情報より、ストロボ発光を必要とする
程低輝度であるか否かの判別を行う。そして、この結
果、低輝度である場合にはステップ117へ進み、低輝
度でない場合はステップ123へ進む。 [ステップ117] 赤目緩和照明回路21を駆動し、
被写体へ向けて照明を発する。 [ステップ118] レリ−ズボタンの第2ストロ−ク
がなされ、スイッチSW2がオンしているか否かを調
べ、オンしていなければこのステップに留まり、オンし
たことを判別することによりステップ119へ進む。 [ステップ119] レンズ駆動回路7を駆動して上記
のステップ114において得られた測距情報に基づいて
不図示の撮影レンズの駆動、つまりピント合せを行う。 [ステップ120] シャッタ駆動回路7を駆動し、不
図示のシャッタの開動作を行う。 [ステップ121] ストロボ回路22を駆動し、スト
ロボ発光を行う。 [ステップ122] シャッタ駆動回路7を駆動し、前
記ステップ115において得られた測光情報に基づいた
時間が経過後(シャッタ開より)に不図示のシャッタの
閉制御を行う。これにより、ストロボ使用による露光動
作が終了する。
判別された場合には、前述した様にステップ123へ進
む。 [ステップ123] レリ−ズボタンの第2ストロ−ク
がなされ、スイッチSW2がオンしているか否かを調
べ、オンしていなければこのステップに留まり、オンし
たことを判別することによりステップ124へ進む。 [ステップ124] レンズ駆動回路7を駆動して上記
のステップ114において得られた測距情報に基づいて
不図示の撮影レンズの駆動、つまりピント合せを行う。 [ステップ125] シャッタ駆動回路7を駆動し、不
図示のシャッタの開動作を行う。この後、前述したステ
ップ122へ進む。
Tモ−ドが設定されている場合には、レリ−ズボタンの
第1ストロ−クにより、狭視野による測距を行うと共に
この結果に基づいたレンズ駆動を行い、次いで行われる
第2ストロ−クにより、狭視野による測光を行い、この
測光の結果、ストロボ発光が必要である程低輝度である
とした場合でも、赤目緩和照明を行わずに直ちにこの時
の測光値に基づいたシャッタ開閉並びにストロボ発光の
制御を行うようにしている為、赤目現象を生じる恐れは
あるが、速写性を失うことなく、意図する被写体にピン
ト及び露出値の合ったストロボ写真撮影を可能とするこ
とができる。
施例におけるカメラの動作を示すフロ−チャ−トであ
り、以下これにしたがって説明する。なお、カメラの概
略構成は第2の実施例と同様であるので、ここでは省略
する。
ることにより、マイクロコンピュ−タ1に電源電圧VD
が印加され、ステップ201よりの動作を開始する。 [ステップ201] 不図示の測光領域選択スイッチ及
び測距領域選択スイッチにより単一の測光及び測距領域
が選択されていれば、これを読み取り、ステップ202
へ進む。 [ステップ202] ここではカメラの露出モ−ドがR
Tモ−ドであるか通常の露出モ−ドかをスイッチSWR
Tの状態にて判別し、RTモ−ドであった場合にはステ
ップ203へ進み、通常の露出モ−ドであった場合には
ステップ214へ進む。 [ステップ203] レリ−ズボタンの第1ストロ−ク
がなされ、スイッチSW1がオンしているか否かを調
べ、オンしていなければこのステップに留まり、オンし
たことを判別することによりステップ204へ進む。 [ステップ204] 現在の露出モ−ドがRTモ−ドで
あるので、上記のステップ203において、被写体と等
距離に位置する物体を画面内の所望とする位置において
の第1ストロ−クがなされており、ここでは狭視野測距
回路2を駆動して狭視野測距領域における前述の物体の
測距動作を行う。 [ステップ205] レンズ駆動回路7を駆動して上記
のステップ204において得られた測距情報に基づいて
不図示の撮影レンズの駆動、つまりピント合せを行う。 [ステップ206] レリ−ズボタンの第2ストロ−ク
がなされ、スイッチSW2がオンしているか否かを調
べ、オンしていなければこのステップに留まり、オンし
たことを判別することによりステップ207へ進む。 [ステップ207] 現在の露出モ−ドがRTモ−ドで
あるので、上記のステップ206において、画面内の所
望とする位置に被写体が来たときに第2ストロ−クがな
されており、ここでは狭視野測光回路4を駆動して狭視
野測光領域における前述の被写体の測光動作を行う。 [ステップ208] ここでは上記ステップ207にお
いて得られた測光情報より、ストロボ発光を必要とする
程低輝度であるか否かの判別を行う。そして、この結
果、低輝度である場合にはステップ209へ進み、低輝
度でない場合はステップ213へ進む。 [ステップ209] 赤目緩和照明回路21を駆動し、
0.5 sec の間、被写体へ向けて照明を発する。つまり、
後述するステップ218における通常の露出モ−ド時の
照明時間よりも、このRTモ−ド時には短時間としてい
る。 [ステップ210] シャッタ駆動回路7を駆動し、不
図示のシャッタの開動作を行う。 [ステップ211] ストロボ回路22を駆動し、スト
ロボ発光を行う。 [ステップ212] シャッタ駆動回路7を駆動し、前
記ステップ207において得られた測光情報に基づいた
時間が経過後(シャッタ開より)に不図示のシャッタの
閉制御を行う。これにより、ストロボ使用による露光動
作が終了する。
モ−ドがRTモ−ドではなく、通常の露出モ−ドである
と判別した場合には、前述したようにステップ214へ
進む。 [ステップ214] レリ−ズボタンの第1ストロ−ク
がなされ、スイッチSW1がオンしているか否かを調
べ、オンしていなければこのステップに留まり、オンし
たことを判別することによりステップ215へ進む。 [ステップ215] 現在の露出モ−ドは通常の露出モ
−ドであるので、広視野測距回路5を駆動して測距領域
Z1〜Z3それぞれについての測距動作を行う。 [ステップ216] 現在の露出モ−ドは通常の露出モ
−ドであるので、広視野測光回路6を駆動して測光領域
M1〜M7それぞれについての測光動作を行う。 [ステップ217] ここでは上記ステップ216にお
いて得られた測光情報より、ストロボ発光を必要とする
程低輝度であるか否かの判別を行う。そして、この結
果、低輝度である場合にはステップ218へ進み、低輝
度でない場合はステップ224へ進む。 [ステップ218] 赤目緩和照明回路21を駆動し、
充分に赤目現象を緩和可能な1.5 sec の間、被写体へ向
けて照明を発する。つまり、RTモ−ド時の3倍の時間
赤目緩和の為の照明を行う。 [ステップ219] レリ−ズボタンの第2ストロ−ク
がなされ、スイッチSW2がオンしているか否かを調
べ、オンしていなければこのステップに留まり、オンし
たことを判別することによりステップ220へ進む。 [ステップ220] レンズ駆動回路7を駆動して上記
のステップ215において得られた測距情報に基づいて
不図示の撮影レンズの駆動、つまりピント合せを行う。 [ステップ221] シャッタ駆動回路7を駆動し、不
図示のシャッタの開動作を行う。 [ステップ222] ストロボ回路22を駆動し、スト
ロボ発光を行う。 [ステップ223] シャッタ駆動回路7を駆動し、前
記ステップ216において得られた測光情報に基づいた
時間が経過後(シャッタ開より)に不図示のシャッタの
閉制御を行う。これにより、ストロボ使用による露光動
作が終了する。
と判別された場合には、前述した様にステップ224へ
進む。 [ステップ224] レリ−ズボタンの第2ストロ−ク
がなされ、スイッチSW2がオンしているか否かを調
べ、オンしていなければこのステップに留まり、オンし
たことを判別することによりステップ225へ進む。 [ステップ225] レンズ駆動回路7を駆動して上記
のステップ215において得られた測距情報に基づいて
不図示の撮影レンズの駆動、つまりピント合せを行う。 [ステップ226] シャッタ駆動回路7を駆動し、不
図示のシャッタの開動作を行う。この後、前述したステ
ップ222へ進む。
RTモ−ドが設定されている場合には、レリ−ズボタン
の第1ストロ−クにより、狭視野による測距を行うと共
にこの結果に基づいたレンズ駆動を行い、次いで行われ
る第2ストロ−クにより、狭視野による測光を行い、こ
の測光の結果、ストロボ発光が必要である程低輝度であ
るとした場合には、赤目緩和照明を短時間だけ行い、そ
の後この時の測光値に基づいたシャッタ開閉並びにスト
ロボ発光の制御を行うようにしている為、赤目現象を殆
ど生じることなく、速写性に対応した、意図する被写体
にピント及び露出値の合ったストロボ写真撮影を可能と
することができる。(発明と実施例の対応) 上記第1の実施例を代表して、発明との対応関係を示
す。RTモードが請求項1及び3記載の速写性に対応し
た第1の露出モードに相当し、マイクロコンピュータ1
内の図5のステップ2にてRTモードであればステップ
3以降へ、そうでなければステップ10以降へ、動作を
進める部分が請求項1及び3記載の露出モード選択手段
に相当する。また、マクロコンピュータ1内の図5のス
テップ4の動作を実行する部分が請求項1記載の指示手
段に、マクロコンピュータ1内の図5のステップ7の動
作を実行する部分が請求項3記載の指示手段に、それぞ
れ相当する。
モ−ド時には、赤目緩和照明回路21を駆動して赤目緩
和用照明を行っているが、この時の照明として、ストロ
ボ光を用い、通常の露出モ−ド時に比してRTモ−ド時
のストロボ発光回数を少なくするような構成にしても良
い。
記載の本発明によれば、速写性に対応した露出モードを
選択できるカメラにおいて、該露出モードが選択されて
いる場合、それに適した焦点調節を行わせることができ
るカメラを提供できるものである。
れば、速写性に対応した露出モードを選択できるカメラ
において、該露出モードが選択されている場合、それに
適した測光を行わせることができるカメラを提供できる
ものである。
成を示すブロック図である。
行う際について説明するための図である。
−チャ−トである。
成を示すブロック図である。
−チャ−トである。
ュ−タの動作を示すフロ−チャ−トである。
Claims (4)
- 【請求項1】 速写性に対応した第1の露出モ−ドと、
通常の露出モ−ドとしての第2の露出モ−ドを選択する
ための露出モ−ド選択手段と、複数の焦点調節情報検出
領域それぞれからの情報より焦点調節情報を得る広視野
焦点調節モ−ド、複数の焦点調節情報検出領域の内の限
定された焦点調節情報検出領域からの情報より焦点調節
情報を得る狭視野焦点調節モ−ドの切り換えを行う切換
手段とを備えたカメラであって、前記露出モ−ド選択手
段により第1の露出モ−ドが選択された場合は、前記切
換手段へ前記狭視野焦点調節モ−ドを選択すべく指示を
行う指示手段を設けたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記狭視野焦点調節モ−ドにおいて、限
定された焦点調節情報検出領域は単一の焦点調節情報検
出領域であることを特徴とする請求項1記載のカメラ。 - 【請求項3】 速写性に対応した第1の露出モ−ドと、
通常の露出モ−ドとしての第2の露出モ−ドを選択する
ための露出モ−ド選択手段と、複数の測光領域それぞれ
からの情報より測光情報を得る広視野測光モ−ド、複数
の測光領域の内の限定された測光領域からの情報より測
光情報を得る狭視野測光モ−ドの切り換えを行う切換手
段とを備えたカメラであって、前記露出モ−ド選択手段
により前記第1の露出モ−ドが選択された場合は、前記
切換手段へ前記狭視野測光モ−ドを選択すべく指示を行
う指示手段を設けたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項4】 前記狭視野測光モードにおいて、限定さ
れた測光領域は単一の測光領域であることを特徴とする
請求項3記載のカメラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04073492A JP3188742B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | カメラ |
US08/136,104 US5404192A (en) | 1992-01-31 | 1993-10-14 | Camera having a rapid picture-taking operation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04073492A JP3188742B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05216103A JPH05216103A (ja) | 1993-08-27 |
JP3188742B2 true JP3188742B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=12588867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04073492A Expired - Lifetime JP3188742B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | カメラ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5404192A (ja) |
JP (1) | JP3188742B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0743603A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-14 | Canon Inc | 自動焦点調節カメラ |
US6718051B1 (en) | 2000-10-16 | 2004-04-06 | Xerox Corporation | Red-eye detection method |
US7907786B2 (en) * | 2005-06-06 | 2011-03-15 | Xerox Corporation | Red-eye detection and correction |
US7567707B2 (en) * | 2005-12-20 | 2009-07-28 | Xerox Corporation | Red eye detection and correction |
US7764846B2 (en) * | 2006-12-12 | 2010-07-27 | Xerox Corporation | Adaptive red eye correction |
JP2017129788A (ja) * | 2016-01-21 | 2017-07-27 | キヤノン株式会社 | 焦点検出装置及び方法、及び撮像装置 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2525351B2 (ja) * | 1985-08-08 | 1996-08-21 | キヤノン株式会社 | カメラ |
JP2550386B2 (ja) * | 1988-03-25 | 1996-11-06 | 株式会社ニコン | 赤目防止装置内蔵カメラ |
JP2569444B2 (ja) * | 1988-03-25 | 1997-01-08 | 株式会社ニコン | 赤目防止制御装置 |
JP2550385B2 (ja) * | 1988-03-25 | 1996-11-06 | 株式会社ニコン | 赤目防止制御装置 |
JP2550383B2 (ja) * | 1988-03-16 | 1996-11-06 | 株式会社ニコン | カメラの赤目防止制御装置 |
JP2704960B2 (ja) * | 1988-05-20 | 1998-01-26 | キヤノン株式会社 | カメラ |
EP0364137A3 (en) * | 1988-09-29 | 1991-07-03 | Nikon Corporation | Automatic focus state detecting apparatus |
US4999663A (en) * | 1988-12-09 | 1991-03-12 | Olympus Optical Co., Ltd. | Flash device |
US5202720A (en) * | 1989-02-02 | 1993-04-13 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Photographic camera with flash unit |
JPH0318523A (ja) * | 1989-06-15 | 1991-01-28 | Tanabe Shiko Kikai Seizo Kk | ブランクシートの供給装置 |
US5202719A (en) * | 1989-08-04 | 1993-04-13 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera having a built-in electronic flash device and a detachable flash device selectively operated to eliminate red-eye phenomena |
JP2837891B2 (ja) * | 1989-10-30 | 1998-12-16 | オリンパス光学工業株式会社 | 撮影装置 |
JPH03144427A (ja) * | 1989-10-30 | 1991-06-19 | Olympus Optical Co Ltd | 閃光発光装置 |
US5231446A (en) * | 1990-03-26 | 1993-07-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Red-eye preventing device |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP04073492A patent/JP3188742B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-10-14 US US08/136,104 patent/US5404192A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05216103A (ja) | 1993-08-27 |
US5404192A (en) | 1995-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3188742B2 (ja) | カメラ | |
JPH0611753A (ja) | カメラの電源電圧判定装置 | |
JP3139067B2 (ja) | オートフォーカスカメラ | |
JPH095843A (ja) | カメラ | |
JP2569444B2 (ja) | 赤目防止制御装置 | |
JP3947418B2 (ja) | カメラ | |
JPH08254751A (ja) | ペリクルミラーを有する一眼レフカメラ | |
JPH01128057A (ja) | カメラのインターバル撮影制御装置 | |
JP4174280B2 (ja) | カメラ | |
JP2882347B2 (ja) | カメラ | |
JP2839002B2 (ja) | カメラ | |
JP2727577B2 (ja) | カメラの動作制御装置 | |
JP2915938B2 (ja) | 撮影装置 | |
JP2003167283A (ja) | カメラ | |
JP2713284B2 (ja) | 照明装置 | |
JP2770465B2 (ja) | 自動焦点カメラ | |
JP2558270Y2 (ja) | カメラの赤目防止制御装置 | |
JP2864551B2 (ja) | 自動焦点カメラ | |
JP3008190B2 (ja) | 多重露出撮影可能なカメラ | |
JPH0764158A (ja) | カメラ | |
JPS6259941A (ja) | スチルカメラ | |
JP2004070099A (ja) | 焦点検出装置及びカメラ | |
JPH0611760A (ja) | カメラ | |
JPH0457034A (ja) | 手振れ限界シャッター速度制御装置 | |
JPH09113948A (ja) | カメラにおける手振れ防止装置およびその方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511 Year of fee payment: 11 |