JPH11275455A - 撮像装置の自動光量調節装置および方法 - Google Patents

撮像装置の自動光量調節装置および方法

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JPH11275455A
JPH11275455A JP10072049A JP7204998A JPH11275455A JP H11275455 A JPH11275455 A JP H11275455A JP 10072049 A JP10072049 A JP 10072049A JP 7204998 A JP7204998 A JP 7204998A JP H11275455 A JPH11275455 A JP H11275455A
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light amount
image
instruction
image pickup
subject
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JP10072049A
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Yutaka Yoshida
豊 吉田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明の開始時にも適切に光量調節を行うこと
ができ、安定した撮影を行うことを可能にする。 【解決手段】 コントローラ20は、ライトモード選択
スイッチ33からの信号S3を監視することにより、ラ
イト点灯モードがオート点灯モードであるか否かを判断
する。MPU20は、ライト点灯モードがオート点灯モ
ードであった場合に、記録操作部21においてビデオラ
イト3の点灯開始の指示に相当する記録動作開始の指示
がなされた場合には、一時的に入射光量を通常よりも制
限するよう、レンズ部2の絞りを制御する。また、オー
トアイリス機能における光量調節の輝度変化に対する応
答性を通常よりも高めるような制御を行い、ビデオライ
ト3の点灯に伴う輝度変化に対してオートアイリス機能
が追従できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像手段に入射す
る光量を自動的に調節するため撮像装置の自動光量調節
装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ等の撮像装置には、撮影し
ようとする映像の明るさに応じて入射光量を自動的に調
節する、いわゆるオートアイリス機能を備えたものがあ
る。このオートアイリス機能では、撮影した映像の輝度
に関する情報をフィードバックして、光学系の絞り(ア
イリス)を調節することで、映像の明るさに応じた入射
光量の自動調節が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビデオカメ
ラによる撮影では、必要に応じて被写体を照明で照らし
て撮影が行われる。この照明を用いた撮影において、オ
ートアイリス機能を働かせた場合には、照明を点灯させ
た瞬間に被写体の輝度が急激に上がるので、オートアイ
リス機能の応答性が悪いと(光量調節の速さが遅い
と)、照明による輝度変化に対して光量調節の速さが追
従できず、撮影した映像を再生した場合に、再生画面全
体が白くなるいわゆる白跳びを起こしてしまうという問
題がある。ここで、照明を点灯させた瞬間における急激
な輝度変化に追従できるよう、オートアイリス機能の応
答性をあらかじめ速めておくという手段も考えられる
が、この場合には、照明を点灯させた瞬間におけるオー
トアイリス機能の応答性は良くなるものの、一方で被写
体の僅かな変化にもオートアイリス機能が過剰に反応し
てしまい、オートアイリス機能が不安定になるいわゆる
ハンチング現象を引き起こしてしまうという問題が生ず
る。
【0004】このように、従来のビデオカメラでは、照
明の開始時に適切な光量調節を行うことが困難であり、
必ずしも常に安定した撮影を行うことができないという
問題があった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、照明の開始時にも適切に光量調節を
行うことができ、安定した撮影を行うことを可能にした
撮像装置の自動光量調節装置および方法を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による撮像装置の
自動光量調節装置は、撮像手段に入射する光量を被写体
の輝度に応じて自動的に調節するための自動光量調節手
段と、被写体に対する照明開始の指示に応じて、光量調
節の輝度変化に対する応答性を一時的に高めるように、
自動光量調節手段を制御する制御手段とを備えたもので
ある。
【0007】また、本発明による他の撮像装置の自動光
量調節装置は、撮像手段に入射する光量を被写体の輝度
に応じて自動的に調節するための自動光量調節手段と、
被写体に対する照明開始の指示に応じて、撮像手段に入
射する光量を一時的に制限するように、自動光量調節手
段を制御する制御手段とを備えたものである。
【0008】また、本発明による更に他の撮像装置の自
動光量調節装置は、撮像手段に入射する光量を被写体の
輝度に応じて自動的に調節するための自動光量調節手段
と、被写体に対する照明開始の指示に応じて、撮像手段
に入射する光量を一時的に制限すると共に、光量調節の
輝度変化に対する応答性を一時的に高めるように、自動
光量調節手段を制御する制御手段とを備えたものであ
る。
【0009】また、本発明による撮像装置の自動光量調
節方法は、撮像手段に入射する光量を被写体の輝度に応
じて自動的に調節すると共に、被写体に対する照明開始
の指示があったときには、光量調節の輝度変化に対する
応答性を一時的に高めるようにしたものである。
【0010】また、本発明による他の撮像装置の自動光
量調節方法は、撮像手段に入射する光量を被写体の輝度
に応じて自動的に調節すると共に、被写体に対する照明
開始の指示があったときには、撮像手段に入射する光量
を一時的に制限するようにしたものである。
【0011】また、本発明による更に他の撮像装置の自
動光量調節方法は、撮像手段に入射する光量を被写体の
輝度に応じて自動的に調節すると共に、被写体に対する
照明開始の指示があったときには、撮像手段に入射する
光量を一時的に制限すると共に、光量調節の輝度変化に
対する応答性を一時的に高めるようにしたものである。
【0012】本発明による撮像装置の自動光量調節装置
では、被写体に対する照明開始の指示に応じて、光量調
節の輝度変化に対する応答性が一時的に高められるよ
う、自動光量調節手段が制御される。
【0013】また、本発明による他の撮像装置の自動光
量調節装置では、被写体に対する照明開始の指示に応じ
て、撮像手段に入射する光量が一時的に制限されるよ
う、自動光量調節手段が制御される。
【0014】本発明による更に他の撮像装置の自動光量
調節装置では、被写体に対する照明開始の指示に応じ
て、撮像手段に入射する光量が一時的に制限されると共
に、光量調節の輝度変化に対する応答性が制御される。
【0015】本発明による撮像装置の自動光量調節方法
では、被写体に対する照明開始の指示に応じて、光量調
節の輝度変化に対する応答性が一時的に高められる。
【0016】また、本発明による他の撮像装置の自動光
量調節方法では、被写体に対する照明開始の指示に応じ
て、撮像手段に入射する光量が一時的に制限される。
【0017】本発明による更に他の撮像装置の自動光量
調節方法では、被写体に対する照明開始の指示に応じ
て、撮像手段に入射する光量が一時的に制限されると共
に、光量調節の輝度変化に対する応答性が一時的に高め
られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0019】[第1の実施の形態]まず、本発明の第1
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1
の実施の形態に係る自動光量調節装置を含むビデオカメ
ラの外観を示す側面図である。このビデオカメラ1は、
カメラ本体1aと、このカメラ本体1aの前端中央部に
接続され、被写体からの光を結像するための光学系から
なるレンズ部2と、カメラ本体1aの前端上部に取り外
し可能に設けられ、被写体を照明するためのビデオライ
ト3とを備えている。カメラ本体1aには、カメラ本体
1a側の電源のオン、オフを選択するための電源スイッ
チ4が設けられている。レンズ部2およびビデオライト
3は、それぞれ接続ケーブル2a,3aを介してカメラ
本体1aに電気的に接続されるようになっている。ビデ
オライト3には、使用者がビデオライト3をマニュアル
で点灯させるためのマニュアル用点灯スイッチ3bが設
けられている。
【0020】図2は、レンズ部2の内部構成を示す説明
図である。レンズ部2は、焦点調節を行うためのフォー
カス用レンズ41、ズーミングを行うためのズーム用レ
ンズ42および光量を調整するための絞り43を有して
いる。フォーカス用レンズ41の下部には、フォーカス
用レンズ41を駆動するフォーカス用レンズ駆動部44
が設けられている。フォーカス用レンズ駆動部44は、
カメラ本体1aから出力される制御信号S12に基づい
て、フォーカスの合う位置にフォーカス用レンズ41を
移動すると共に、フォーカス用レンズ41の位置に対応
するフォーカス位置情報を表すフォーカス位置信号S1
2aを出力するようになっている。また、ズーム用レン
ズ42の下部には、ズーム用レンズ42を駆動するズー
ム用レンズ駆動部45が設けられている。ズーム用レン
ズ駆動部45は、カメラ本体1aから出力される制御信
号S11に基づいて、ズームレンズ42を移動すると共
に、ズーム用レンズ42の位置データ等を表すズーム位
置信号S11aを出力するようになっている。更に、絞
り43の下部には、絞り43を開閉する絞り駆動部46
が設けられている。絞り駆動部46は、カメラ本体1a
から出力されるアイリス制御信号S1に基づいて、絞り
43を駆動すると共に、絞り43の開閉データ等の絞り
位置信号S1aを出力するようになっている。なお、制
御信号S1,S11,S12は、接続ケーブル2aを介
して、カメラ本体1aから各駆動部44,45,46へ
送られるようになっている。また、各駆動部44,4
5,46からの位置信号S1a,S11a,S12a
は、接続ケーブル2aを介して、カメラ本体1aへ送ら
れるようになっている。
【0021】図3は、図1に示したビデオカメラ1の回
路構成を表すブロック図である。ビデオカメラ1は、レ
ンズ部2から取り込まれ、図示しないカラーフィルタや
色分解プリズム等の撮像光学系によって、赤色(R)
光,緑色(G)光および青色(B)光に分解された被写
体像が結像される撮像手段としての3つのCCD(電荷
結合素子)11R,11G,11Bを備えている。この
CCD11R,11G,11Bによって、それぞれ赤色
画像,緑色画像および青色画像が撮像され、赤色信号,
緑色信号および青色信号が出力されるようになってい
る。
【0022】ビデオカメラ1は、更に、CCD11R,
11G,11Bより出力される赤色信号,緑色信号およ
び青色信号の各信号を増幅するプリアンプ(図では、P
Aと記す。)12R,12G,12Bと、このプリアン
プ12R,12G,12Bの各出力信号を入力し、これ
らの間のブラックレベルやホワイトレベルを合わせるた
めのビデオアンプ(図では、VAと記す。)13R,1
3G,13Bと、このビデオアンプ13R,13G,1
3Bの各出力信号をアナログ−ディジタル(以下、A/
Dと記す。)変換するA/D変換器14R,14G,1
4Bと、このA/D変換器14R,14G,14Bの出
力信号から被写体の輝度に相当する映像レベルを検出し
て出力するオートアイリス検出回路15と、輪郭強調回
路による輪郭強調処理や、ニー回路による高輝度部分の
圧縮処理およびガンマ補正回路によるガンマ補正処理等
を行うと共に、A/D変換器14R,14G,14Bの
出力信号から色変調処理,同期信号の付加処理,輝度信
号と色信号との加算処理等を行ってNTSC方式やPA
L方式等のカラー映像信号を生成し出力するカメラプロ
セス回路16と、このカメラプロセス回路16からのカ
ラー映像信号をビデオテープに記録する記録部17とを
備えている。
【0023】ビデオカメラ1は、更に、オートアイリス
機能に係る制御を行うと共に、ビデオカメラ1の全体の
制御を行うコントローラ20と、このコントローラ20
に接続され、使用者が記録動作の開始および停止を指示
するための記録操作部21と、例えば、+12Vの直流
電圧(DC12V)が入力されてビデオライト3の点灯
に必要な電力を供給するライト用電源回路31と、コン
トローラ20の制御の下で、ライト用電源回路31を制
御してビデオライト3の点灯制御を行うライト点灯制御
回路32と、ビデオカメラ1の記録動作に連動してビデ
オライト3の点灯を行うか否かを選択するためのライト
モード選択スイッチ33とを備えている。ライト用電源
回路31は、ビデオライト3に供給する電源電圧を安定
化するためのDC(直流)−DCコンバータを含む安定
化回路と、ライト点灯制御回路32を介してコントロー
ラ20に制御され、ビデオライト3に供給する電源電圧
をオン/オフするためのオン/オフ回路とを有してい
る。コントローラ20は、例えば、CPU(中央処理装
置)、ROM(リード・オンリ・メモリ)およびRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)を含むマイクロコンピ
ュータによって構成されるものである。ここで、コント
ローラ20が、本発明における制御手段に相当する。
【0024】ビデオカメラ1は、記録操作部21による
記録動作の開始の指示に応じてビデオライト3の点灯を
開始すると共に、記録操作部21による記録動作の停止
の指示に応じてビデオライト3の消灯を行うオート点灯
モードと、使用者が必要に応じてビデオライト3の点灯
操作を行うことが可能なマニュアル点灯モードの2つの
ライト点灯モードを有している。ライトモード選択スイ
ッチ33は、これら2つのライト点灯モードの選択を行
うためのものである。このライトモード選択スイッチ3
3における選択結果を示す信号S3は、コントローラ2
0において検出されるようになっている。また、ライト
モード選択スイッチ33における選択結果は、ライト点
灯制御回路32にも通知され、ライト点灯制御回路32
においてライト点灯モードがいずれであるのかを判断で
きるようになっている。なお、オート点灯モードにおけ
るビデオライト3の点灯開始動作は、コントローラ20
が、記録操作部21からの信号S2を監視し、この信号
S2がビデオライト3の点灯開始の指示に相当する記録
動作開始の指示の信号である場合に行われるようになっ
ている。マニュアル点灯モードにおけるビデオライト3
の点灯動作は、ビデオライト3に設けられたマニュアル
用点灯スイッチ3b(図1)の操作に基づいて行われる
ようになっている。マニュアル点灯モードにおけるビデ
オライト3の点灯動作は、マニュアル用点灯スイッチ3
bからの信号S4に基づいて、コントローラ20におい
て監視されるようになっている。
【0025】ビデオカメラ1は、オートアイリス検出回
路15,コントローラ20、レンズ部2内の絞り43お
よび絞り駆動部46によって、CCD11R,11G,
11Bに入射する光量を被写体の輝度に応じて調節する
ためのオートアイリス機能を実現するようになってい
る。オートアイリス機能は、オートアイリス検出回路1
5において被写体の輝度に応じた映像レベルを検出する
と共に、コントローラ20においてオートアイリス検出
回路15で検出された映像レベルに応じて、絞り駆動部
46に対してアイリス制御信号S1を送信することによ
り行われるようになっている。ここで、コントローラ2
0においては、オートアイリス検出回路15からの映像
レベルデータが所定の周期で取り込まれると共に、取り
込んだ映像レベルデータを所定単位毎に平均化して、オ
ートアイリスの制御に必要なデータを算出するようにな
っている。レンズ部2においては、コントローラ20か
ら出力されたアイリス制御信号S1に基づいて、絞り駆
動部46が絞り43を駆動するようになっている。な
お、アイリス制御信号S1は、接続ケーブル2aを介し
て、カメラ本体1a内のコントローラ20からレンズ部
2内の絞り機構部へ送られるようになっている。ここ
で、オートアイリス検出回路15,コントローラ20、
レンズ部2内の絞り43および絞り駆動部46が、本発
明における自動光量調節手段および自動光量調節装置に
相当する。
【0026】コントローラ20は、ビデオライト3の点
灯制御に応じて、レンズ部2の絞り43を制御すると共
に、オートアイリス機能における光量調節の輝度変化に
対する応答性を制御するようになっている。例えば、コ
ントローラ20は、ビデオライト3のライト点灯モード
がオート点灯モードであった場合には、記録操作部21
においてビデオライト3の点灯開始の指示に相当する記
録動作開始の指示がなされたときに、一時的に入射光量
を通常よりも制限するよう、レンズ部2の絞り43を制
御すると共に、オートアイリス機能における光量調節の
輝度変化に対する応答性を通常よりも高めるような制御
を行うようになっている。また、このようなコントロー
ラ20による制御は、ライト点灯モードがマニュアル点
灯モードであった場合において、マニュアル用点灯スイ
ッチ3bがオンされた場合にも同様に行われるようにな
っている。
【0027】なお、オートアイリス機能における光量調
節の輝度変化に対する応答性は、コントローラ20にお
けるオートアイリス検出回路15からの映像レベルデー
タの取り込み周期に応じて変わるようになっている。例
えば、コントローラ20における映像レベルデータの取
り込み周期を短くすることで、オートアイリス機能にお
ける応答性が高まるようになる。また、オートアイリス
機能における応答性は、コントローラ20における映像
レベルデータの平均化処理に応じても変わるようになっ
ている。例えば、コントローラ20において、1回の平
均化処理に用いる映像レベルデータの加算回数を減らす
ことで、オートアイリス機能における応答性が高まるよ
うになる。本実施の形態では、コントローラ20が、例
えば、映像レベルデータの取り込み周期を短くすると共
に、平均化処理に用いる映像レベルデータの加算回数を
減らすことで、オートアイリス機能における応答性を一
時的に高めるようになっている。
【0028】次に、図4および図5の流れ図を参照し
て、ビデオカメラ1の動作について説明する。なお、以
下の説明は、本実施の形態に係る光量調節方法の説明を
兼ねている。
【0029】図4は、記録操作部21からの記録開始の
指示に基づく動作を説明するための流れ図である。カメ
ラ本体1aに設けられた電源スイッチ4(図1)がオン
されると、コントローラ20は、記録操作部21からの
信号S2を監視することにより、記録開始の指示がなさ
れた否かを判断する(ステップS101)。コントロー
ラ20は、記録操作部21からの記録開始を指示する信
号が検出されなかった場合には(ステップS101;
N)、ステップS101の判断を繰り返す。一方、コン
トローラ20は、記録操作部21からの記録開始を指示
する信号を検出した場合には(ステップS101;
Y)、次に、ライトモード選択スイッチ33からの信号
S3を監視することにより、ライト点灯モードがオート
点灯モードであるか否かを判断する(ステップS10
2)。
【0030】ここで、コントローラ20が、ライト点灯
モードがオート点灯モードであると判断した場合には
(ステップS102;Y)、CCD11R,11G,1
1Bに入射する光量が通常よりも制限されるよう、コン
トローラ20によって、レンズ部2の絞り43が制御さ
れると共に(ステップS103)、オートアイリス機能
における光量調節の輝度変化に対する応答性が通常より
も高くなるようオートアイリス検出回路15,コントロ
ーラ20およびレンズ部2内の絞り駆動部46からなる
オートアイリス系が制御される(ステップS104)。
【0031】ここで、絞り43の制御は、コントローラ
20から、レンズ部2内の絞り駆動部46に対してアイ
リス制御信号S1が送られることにより行われる。な
お、ここでの入射光量の制限は、ビデオライト3の点灯
に伴う輝度の上昇分を見込んで、例えば、レンズ部2の
F値(Fナンバー)を通常時のF値の値F0に対して1
〜2程度大きくすることで、通常時に対して入射光量が
{F0/(F0+1)}2〜{F0/(F0+2)}2程度に
制限されるように行われる。一方、オートアイリス機能
の応答性は、例えば、コントローラ20が、映像レベル
データの取り込み周期を短くすると共に、平均化処理に
用いる映像レベルデータの加算回数を減らすことによっ
て高められる。
【0032】コントローラ20の制御によって、入射光
量の制限が行われると共に、オートアイリス機能の応答
性が高められると、次に、コントローラ20は、ライト
点灯制御回路32を介してライト用電源回路31を制御
し、ビデオライト3を点灯する(ステップS105)。
【0033】ビデオライト3が点灯を開始すると、次
に、ビデオカメラ1では、実質的な記録動作を開始する
(ステップS106)。すなわち、ビデオカメラ1で
は、まず、レンズ部2から取り込まれた被写体像が、C
CD11R,11G,11Bに結像される。CCD11
R,11G,11Bでは、赤色画像,緑色画像および青
色画像が撮像され、赤色信号,緑色信号および青色信号
が出力される。CCD11R,11G,11Bより出力
される赤色信号,緑色信号および青色信号は、それぞ
れ、プリアンプ12R,12G,12Bによって増幅さ
れ、ビデオアンプ13R,13G,13Bによって、ブ
ラックレベルやホワイトレベルが合わせられ、A/D変
換器14R,14G,14BによってA/D変換され
て、オートアイリス検出回路15およびカメラプロセス
回路16に入力される。カメラプロセス回路16は、A
/D変換器14R,14G,14Bからの信号に対し
て、輝度信号,赤色差信号および青色差信号を生成し、
更に、色変調処理,同期信号の付加処理,輝度信号と色
信号との加算処理等を行ってNTSC方式やPAL方式
等のカラー映像信号を生成して出力する。カメラプロセ
ス回路16から出力されたカラー映像信号は、記録部1
7においてビデオテープに記録される。
【0034】また、ビデオライト3が点灯した後、ビデ
オライト3の輝度が一定になったとみなせるような時間
(例えば、0.6秒程度)が経過すると、コントローラ
20は、オートアイリス機能の応答性が通常の設定にな
るようオートアイリス系の制御を行い(ステップS10
7)、これ以後、記録動作が行われている間、オートア
イリス機能によるアイリス制御が通常の設定で行われる
ようにする。
【0035】一方、ステップS102において、コント
ローラ20が、ライト点灯モードがオート点灯モードで
はないと判断した場合にも(ステップS102;N)、
ビデオカメラ1では、実質的な記録動作を開始する(ス
テップS106)。このとき、コントローラ20は、オ
ートアイリス機能の応答性が通常の設定になるようオー
トアイリス系の制御を行い(ステップS107)、記録
動作が行われている間、オートアイリス機能によるアイ
リス制御が通常の設定で行われるようにする。
【0036】次に、コントローラ20は、記録動作の開
始後、記録操作部21からの信号S2を監視することに
より、記録停止の指示がなされた否かを判断する(ステ
ップS108)。コントローラ20は、記録操作部21
からの記録停止を指示する信号が検出されなかった場合
には(ステップS108;N)、ステップS108の判
断を繰り返す。また、コントローラ20は、記録操作部
21からの記録停止を指示する信号を検出した場合には
(ステップS108;Y)、記録動作を停止するようビ
デオカメラ1を制御する(ステップS109)。次に、
コントローラ20は、ライトモード選択スイッチ33か
らの信号S3を監視することにより、ライト点灯モード
がオート点灯モードであるか否かを判断する(ステップ
S110)。ここで、コントローラ20は、ライト点灯
モードがオート点灯モードではないと判断した場合には
(ステップS110;N)、記録操作部21からの記録
開始の指示に基づく動作を終了する。一方、コントロー
ラ20は、ライト点灯モードがオート点灯モードである
と判断した場合には(ステップS110;Y)、ライト
点灯制御回路32を介してライト用電源回路31を制御
し、ビデオライト3を消灯させ(ステップS111)、
記録操作部21からの記録開始の指示に基づく動作を終
了する。
【0037】図5は、マニュアル点灯モードにおけるビ
デオライト3の点灯開始の指示に基づく動作を説明する
ための流れ図である。ライトモード選択スイッチ33に
おいて、マニュアル点灯モードが選択されているとき
に、ビデオライト3に設けられたマニュアル用点灯スイ
ッチ3bがオンされることで、ビデオライト3の点灯開
始の指示がなされると(ステップS201)、コントロ
ーラ20は、CCD11R,11G,11Bに入射する
光量が通常よりも制限されるよう、レンズ部2の絞り4
3を制御すると共に(ステップS202)、オートアイ
リス機能における光量調節の輝度変化に対する応答性が
通常よりも高くなるようオートアイリス系を制御する
(ステップS203)。なお、マニュアル点灯モードに
おけるビデオライト3の点灯動作は、マニュアル用点灯
スイッチ3bからの信号S4をコントローラ20が検出
することにより監視されている。
【0038】ここで、絞り43の制御は、コントローラ
20から、レンズ部2内の絞り駆動部46に対してアイ
リス制御信号S1が送られることにより行われる。な
お、ここでの入射光量の制限は、ビデオライト3の点灯
に伴う輝度の上昇分を見込んで、例えば、レンズ部2の
F値を通常時のF値の値F0に対して1〜2程度大きく
することで、通常時よりも入射光量が制限されるように
行われる。一方、オートアイリス機能の応答性は、例え
ば、コントローラ20が、映像レベルデータの取り込み
周期を短くすると共に、平均化処理に用いる映像レベル
データの加算回数を減らすことによって高められる。
【0039】コントローラ20の制御によって、入射光
量の制限が行われると共に、オートアイリス機能の応答
性が高められると、次に、コントローラ20は、ライト
点灯制御回路32を介してライト用電源回路31を制御
し、ビデオライト3を点灯する(ステップS204)。
【0040】ビデオライト3が点灯した後、ビデオライ
ト3の輝度が一定になったとみなせるような時間(例え
ば、0.6秒程度)が経過すると、コントローラ20
は、オートアイリス機能の応答性が通常の設定になるよ
うオートアイリス系の制御を行う(ステップS20
5)。次に、コントローラ20は、マニュアル用点灯ス
イッチ3bからの信号S4に基づいて、ビデオライト3
の消灯指示がなされたか否かを判断する(ステップS2
05)。コントローラ20は、マニュアル用点灯スイッ
チ3bからビデオライト3の消灯指示がなされていなか
った場合には(ステップS206;N)、ステップS2
06の判断を繰り返す。
【0041】一方、コントローラ20は、マニュアル用
点灯スイッチ3bからビデオライト3の消灯指示がなさ
れた場合には(ステップS206;N)、ビデオライト
3の消灯を開始すると共に、レンズ部2の絞り43を制
御して、CCD11R,11G,11Bに入射する光量
を一時的に増大させて(ステップS207)、動作を終
了する。ここで、絞り43の制御は、コントローラ20
から、レンズ部2内の絞り駆動部46に対してアイリス
制御信号S1が送られることにより行われる。なお、こ
こでの入射光量は、ビデオライト3の消灯に伴う輝度の
減少分を見込んで、例えば、レンズ部2のF値を通常時
のF値の値F0に対して1〜2程度小さくすることで、
通常時に対して入射光量が{F0/(F0−1)}2
{F0/(F0−2)}2程度に増大するようにして行わ
れる。
【0042】以上説明したように、本実施の形態に係る
ビデオカメラ1によれば、ビデオライト3を点灯させる
ような指示がなされた場合には、一時的に入射光量が通
常よりも制限されるよう、コントローラ20によって、
レンズ部2の絞り43が制御されると共に、オートアイ
リス機能における光量調節の応答性が通常よりも高まる
ような制御を行うようにしたので、ビデオライト3の点
灯開始時における急激な輝度増加によるCCD11R,
11G,11Bへの入射光量の急激な増大を防止できる
と共に、ビデオライト3の点灯開始時における急激な輝
度変化に対してオートアイリス機能の応答性がよくな
り、ビデオライト3による照明開始時にも適切に光量調
節を行うことができる。これにより、ビデオライト3の
使用の際にも白跳び等のない安定した映像の撮影、記録
を行うことが可能となる。
【0043】また、本実施の形態に係るビデオカメラ1
によれば、ビデオライト3の点灯時における急激な輝度
変化に対してオートアイリス機能の応答性がよくなるの
で、ビデオライト3の輝度が一定になるまで待ってから
映像の記録を開始する必要がなく、ビデオライト3の点
灯後、すぐに映像の撮影、記録を行うことが可能とな
る。
【0044】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。なお、以下の説明で
は、上記第1の実施の形態における構成要素と同一の部
分には同一の符号を付し、その説明を省略してある。
【0045】上記第1の実施の形態では、ビデオライト
3を点灯させるような指示がなされた場合には、オート
アイリス機能における光量調節の応答性が通常よりも高
められるような制御を行うことにより、光量調節の応答
性が、通常時とライト点灯開始時との2段階に変化する
ようにした。これに対し、本実施の形態は、ビデオライ
ト3の発光特性に応じて、オートアイリス機能における
光量調節の応答性を多段階に変化させることを可能にし
たものである。
【0046】図6は、本実施の形態に係るビデオカメラ
1の構成を表すブロック図である。本実施の形態におい
ては、ライト用電源回路31から、ビデオライト3の発
光特性を表すための信号、例えば、ライト用電源回路3
1に含まれる安定化回路における負荷側の電流IEを表
す信号SEがコントローラ20に対して送出されるよう
になっている。コントローラ20は、ライト用電源回路
31から送出される信号SEの変化に応じてオートアイ
リス機能における光量調節の応答性を変化させるように
なっている。
【0047】図7は、ビデオライト3を点灯させた場合
において、ライト用電源回路31に含まれる安定化回路
における電流IEの時間的な変化を表す特性図である。
電流IEの大きさは、ビデオライト3の点灯開始後に除
々に上昇し、一定時間後にほぼ一定となる。なお、ビデ
オライト3の点灯による輝度変化は、この電流IEの変
化に対応しており、点灯開始後に除々に上昇し、一定時
間後にほぼ一定となる。従って、コントローラ20は、
電流IEを表す信号SEの変化を監視することで、光量調
節の応答性をビデオライト3の発光特性に応じて変化さ
せることができる。
【0048】本実施の形態では、ビデオライト3の点灯
を開始させるような指示がなされた場合には、一時的に
入射光量が通常よりも制限されるよう、コントローラ2
0によって、レンズ部2の絞り43が制御されると共
に、オートアイリス機能における光量調節の応答性が通
常よりも高まるような制御が行われる。また、ビデオラ
イト3の点灯後には、コントローラ20が、ライト用電
源回路31からの信号SEの変化を監視することによ
り、ライト用電源回路31における電流IEの変化に応
じてオートアイリス機能の光量調節の応答性を変化させ
る。例えば、図7における時間t1〜時間t2の間は、電
流IEの変化が急激に大きくなっており、ビデオライト
3の輝度変化も急激に大きくなっている期間であるか
ら、オートアイリス機能における光量調節の応答性を最
も高めるよう、オートアイリス機能の制御を行う。一
方、例えば、時間0〜時間t1および時間t2〜時間t3
の間は、電流IEの変化が比較的緩やかであり、ビデオ
ライト3の輝度変化も緩やかに変化している期間である
から、オートアイリス機能における光量調節の応答性
を、期間t1〜t2における場合よりも低くなるよう、オ
ートアイリス機能の制御を行う。また、時間t3以後
は、電流IEの変化がほぼ一定であり、ビデオライト3
の輝度変化もほほ一定となっている期間であるから、オ
ートアイリス機能における光量調節の応答性が通常の設
定になるよう制御する。
【0049】以上説明したように、本実施の形態に係る
ビデオカメラ1によれば、ビデオライト3の発光特性に
応じて、オートアイリス機能における光量調節の応答性
を多段階に変化させるようにしたので、ビデオライト3
による照明開始時においても光量調節を自然に行うこと
ができ、より安定した映像の撮影、記録を行うことが可
能となる。
【0050】本実施の形態におけるその他の構成、動作
および効果は、第1の実施の形態と同様である。
【0051】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されず種々の変形実施が可能である。例えば、上記各実
施の形態では、ビデオカメラ1が記録部17を備え、映
像の撮影と記録の両方を行うものとして説明したが、ビ
デオカメラ1は、撮影のみを行うものであってもよい。
この場合には、オート点灯モードにおける点灯動作は、
映像の記録動作ではなく、撮影動作に連動させることが
できる。このとき、オート点灯モードにおけるビデオラ
イト3の点灯開始動作は、コントローラ20が、ビデオ
ライト3の点灯開始の指示に相当する撮影動作開始の指
示信号を検出することにより行われることになる。従っ
て、上記各実施の形態で説明した、オート点灯モードに
おけるビデオライト3の点灯に伴う入射光量の制限と、
オートアイリス機能の応答性の制御は、撮影動作開始の
指示信号の検出に基づいて行うことができる。
【0052】また、上記各実施の形態では、ビデオライ
ト3の点灯開始の指示を記録操作部21からの信号S2
およびマニュアル用点灯スイッチ3bからの信号S4に
基づいて検出し、入射光量の制限と、オートアイリス機
能における光量調節の応答性の制御を行うようにした
が、例えば、ライト用電源回路31に含まれる安定化回
路における負荷側の電流IEを表す信号SEに基づいて、
ビデオライト3の点灯が開始されたことを検出し、その
後、入射光量の制限と、オートアイリス機能における光
量調節の応答性の制御を実行するような制御を行うよう
にしてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし4
のいずれか1に記載の撮像装置の自動光量調節装置また
は請求項12に記載の撮像装置の自動光量調節方法によ
れば、被写体に対する照明開始の指示に応じて、光量調
節の輝度変化に対する応答性を一時的に高めるようにし
たので、照明開始時にも適切に光量調節を行うことがで
き、安定した撮影を行うことが可能となるという効果を
奏する。
【0054】また、請求項5ないし7のいずれか1に記
載の撮像装置の自動光量調節装置または請求項13に記
載の撮像装置の自動光量調節方法によれば、被写体に対
する照明開始の指示に応じて、撮像手段に入射する光量
を一時的に制限するようにしたので、照明の点灯直後に
おいて撮像手段に入射する光量が急激に増大することが
防止され、照明開始時にも適切に光量調節を行うことが
でき、安定した撮影を行うことが可能となるという効果
を奏する。
【0055】更に、請求項8ないし11のいずれか1に
記載の撮像装置の自動光量調節装置または請求項14に
記載の撮像装置の自動光量調節方法によれば、被写体に
対する照明開始の指示に応じて、光量調節の輝度変化に
対する応答性を一時的に高めるようにすると共に、照明
の点灯直後において撮像手段に入射する光量が急激に増
大することが防止されるよう撮像手段に入射する光量を
一時的に制限するようにしたので、照明開始時にも適切
に光量調節を行うことができ、安定した撮影を行うこと
が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るビデオカメラ
の側面図である。
【図2】図1に示したビデオカメラにおけるレンズ部の
内部構成を示す説明図である。
【図3】図1に示したビデオカメラの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図4】図1に示したビデオカメラの動作を説明するた
めの流れ図である。
【図5】図1に示したビデオカメラの動作を説明するた
めの他の流れ図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るビデオカメラ
の回路構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示したビデオカメラにおいて、ライト用
電源回路に含まれる安定化回路における負荷側の電流の
時間的な変化を表す特性図である。
【符号の説明】
1…ビデオカメラ、2…レンズ部、3…ビデオライト、
11R,11G,11B…CCD、15…オートアイリ
ス検出回路、20…コントローラ、21…記録操作部、
31…ライト用電源回路、32…ライト点灯制御回路、
33…ライトモード選択スイツチ。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を撮像するための撮像手段を備
    えた撮像装置の自動光量調節装置であって、 前記撮像手段に入射する光量を被写体の輝度に応じて自
    動的に調節するための自動光量調節手段と、 被写体に対する照明開始の指示に応じて、光量調節の輝
    度変化に対する応答性を一時的に高めるように、前記自
    動光量調節手段を制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とする撮像装置の自動光量調節装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記照明の発光特性に
    応じて前記応答性を変化させることを特徴とする請求項
    1記載の撮像装置の自動光量調節装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置は、被写体像の撮像を行う
    ための撮像開始の指示または被写体像の撮像と共に映像
    の記録を行うための記録開始の指示があった場合に、自
    動的に被写体に対する照明を開始させる機能を有し、 前記制御手段は、前記撮像装置において、前記撮像開始
    の指示または記録開始の指示があった場合に、前記照明
    開始の指示があったとみなすことを特徴とする請求項1
    記載の撮像装置の自動光量調節装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、被写体に対して実際に
    照明が開始される前に、前記自動光量調節手段の制御を
    開始することを特徴とする請求項1記載の撮像装置の自
    動光量調節装置。
  5. 【請求項5】 被写体像を撮像するための撮像手段を備
    えた撮像装置の自動光量調節装置であって、 前記撮像手段に入射する光量を被写体の輝度に応じて自
    動的に調節するための自動光量調節手段と、 被写体に対する照明開始の指示に応じて、前記撮像手段
    に入射する光量を一時的に制限するように、前記自動光
    量調節手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    する撮像装置の自動光量調節装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置は、被写体像の撮像を行う
    ための撮像開始の指示または被写体像の撮像と共に映像
    の記録を行うための記録開始の指示があった場合に、自
    動的に被写体に対する照明を開始させる機能を有し、 前記制御手段は、前記撮像装置において、前記撮像開始
    の指示または記録開始の指示があった場合に、前記照明
    開始の指示があったとみなすことを特徴とする請求項5
    記載の撮像装置の自動光量調節装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、被写体に対して実際に
    照明が開始される前に、前記自動光量調節手段の制御を
    開始することを特徴とする請求項5記載の撮像装置の自
    動光量調節装置。
  8. 【請求項8】 被写体像を撮像するための撮像手段を備
    えた撮像装置の自動光量調節装置であって、 前記撮像手段に入射する光量を被写体の輝度に応じて自
    動的に調節するための自動光量調節手段と、 被写体に対する照明開始の指示に応じて、前記撮像手段
    に入射する光量を一時的に制限すると共に、光量調節の
    輝度変化に対する応答性を一時的に高めるように、前記
    自動光量調節手段を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする撮像装置の自動光量調節装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記撮像手段に入射す
    る光量を一時的に制限した後に、光量調節の輝度変化に
    対する応答性を一時的に高めることを特徴とする請求項
    8記載の撮像装置の自動光量調節装置。
  10. 【請求項10】 前記撮像装置は、被写体像の撮像を行
    うための撮像開始の指示または被写体像の撮像と共に映
    像の記録を行うための記録開始の指示があった場合に、
    自動的に被写体に対する照明を開始させる機能を有し、 前記制御手段は、前記撮像装置において、前記撮像開始
    の指示または記録開始の指示があった場合に、前記照明
    開始の指示があったとみなすことを特徴とする請求項8
    記載の撮像装置の自動光量調節装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、被写体に対して実際
    に照明が開始される前に、前記自動光量調節手段の制御
    を開始することを特徴とする請求項8記載の撮像装置の
    自動光量調節装置。
  12. 【請求項12】 被写体像を撮像するための撮像手段を
    備えた撮像装置における自動光量調節方法であって、 前記撮像手段に入射する光量を被写体の輝度に応じて自
    動的に調節すると共に、 被写体に対する照明開始の指示があったときには、光量
    調節の輝度変化に対する応答性を一時的に高めることを
    特徴とする撮像装置の自動光量調節方法。
  13. 【請求項13】 被写体像を撮像するための撮像手段を
    備えた撮像装置における自動光量調節方法であって、 前記撮像手段に入射する光量を被写体の輝度に応じて自
    動的に調節すると共に、 被写体に対する照明開始の指示があったときには、前記
    撮像手段に入射する光量を一時的に制限することを特徴
    とする撮像装置の自動光量調節方法。
  14. 【請求項14】 被写体像を撮像するための撮像手段を
    備えた撮像装置における自動光量調節方法であって、 前記撮像手段に入射する光量を被写体の輝度に応じて自
    動的に調節すると共に、 被写体に対する照明開始の指示があったときには、前記
    撮像手段に入射する光量を一時的に制限すると共に、光
    量調節の輝度変化に対する応答性を一時的に高めること
    を特徴とする撮像装置の自動光量調節方法。
JP10072049A 1998-03-20 1998-03-20 撮像装置の自動光量調節装置および方法 Pending JPH11275455A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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