JPH11298793A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

撮像装置及び撮像方法

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JPH11298793A
JPH11298793A JP10114313A JP11431398A JPH11298793A JP H11298793 A JPH11298793 A JP H11298793A JP 10114313 A JP10114313 A JP 10114313A JP 11431398 A JP11431398 A JP 11431398A JP H11298793 A JPH11298793 A JP H11298793A
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strobe
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/74Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the scene brightness using illuminating means

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリ発光で得た画像の光量が適正である場合
にそれを撮影画像データとすることで発光回数を減ら
し、その分バッテリ寿命延長を図り得る撮像装置の提
供。 【解決手段】 ストロボ撮像モード設定後(S0)、シ
ャッターボタン37が押されると(S1)、プリ発光量
を決定して発光量制御パルスをストロボ発光部に送出し
てプリ発光させる(S2)。そして、ストロボ発光時の
被写体光量を検出し(S3)、撮像光量として適正か否
かを判定する(S4)。そして、プリ発光により撮像さ
れた被写体画像の光量が適正な範囲内にある場合には、
取込まれた被写体画像を撮影画像として記録する(S
8)。一方、光量が適正でない場合には取込まれた被写
体光量を元に撮像に必要な光量を決定して(S6)、ス
トロボに本発光を行なわせて画像を取込み(S7)、撮
影画像として記録する(S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストロボを備えた撮
像装置に関し、特に、撮像時にプリ発光をしてストロボ
の主発光量を制御し、撮像を行なう撮像装置及び撮像方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光量の足りない場所での撮像は、
露光時間を長くして撮像するか、或いはストロボを発光
させることで光量を補って撮像を行なっている。後者の
場合、ストロボを用いると露光時間を短くできるので、
暗所でもカメラを固定することなく撮像できる。また、
ストロボ発光による撮影技術の一つに、特開平5−44
654号公報に開示のストロボ制御技術のように、スト
ロボ撮影に際してプリ発光を行ないその際に蓄積された
画像データを用いて主発光量を制御して本発光を行なう
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平5−44654号公報に開示の技術ではプリ発光の
後に必ず本発光を行なうように構成されているので、例
えば、プリ発光で得た画像の光量が適正であった場合で
も、本来ならプリ発光で得られた画像を撮影画像として
用いることができるのに、本発光をして撮像するので本
発光のためにコンデンサへの充電を要することとなり、
その分消費電力を無駄にしバッテリの寿命を縮める結果
になるという問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、プリ発光で得た画像の光量が適正である場合に
その画像を撮影画像とすることで発光回数を減らし、そ
の分バッテリ寿命の延長を図り得る撮像装置及び撮像方
法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明の撮像装置は、ストロボ発光部を備え
た撮像装置であって、ストロボ発光部に1回目のストロ
ボ発光を行なわせるプリ発光制御手段と、1回目のスト
ロボ発光による被写体光量を得て、該被写体光量値が適
正な値か否かを判定する光量判定手段と、被写体光量値
が適正でない場合には、被写体光量に基づいて撮像に適
正なストロボ発光量を決定して該光量によりストロボ発
光部に2回目のストロボ発光を行なわせ、前記被写体光
量値が適正である場合には、2回目のストロボ発光を行
なわないようにする本発光制御手段と、1回目のストロ
ボ発光による被写体光量値が撮像に適正な場合にはそれ
により得た被写体画像を記録/保存し、2回目のストロ
ボ発光を行なった場合にはそれにより得た被写体画像を
記録/保存する画像記録制御手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0006】また、第2の発明は前記第1の発明の撮像
装置において、プリ発光制御手段は、被写体が存在する
可能性が最も高い距離に対しての適正なストロボ発光量
でストロボ発光を行なわせることを特徴とする。
【0007】また、第3の発明は前記第1の発明の撮像
装置において、プリ発光制御手段は、オートフォーカス
動作から取得した注目被写体との距離を基にして決定し
たストロボ発光量でストロボ発光を行なわせることを特
徴とする。
【0008】更に第4の発明は、前記第1の発明の撮像
装置において、前記プリ発光制御手段が、ユーザーの手
動操作により設定されたストロボ発光量でストロボ発光
を行なわせることを特徴とする。
【0009】また、第5の発明の撮像方法は、1回目の
ストロボ発光を行なって得た被写体光量が適正か否かを
判定し、適正でない場合にのみ該被写体光量に基づいて
適正なストロボ発光量を決定し、該光量により2回目の
ストロボ発光を行なわせることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の撮像装置は撮像時に暗所
で撮像を可能とするストロボを備えており、使用者がシ
ャッター操作を行なうと、プリ発光を行なって被写体光
量の適否を判定し、光量が適正な範囲内にある場合には
取込まれた被写体画像を撮影画像として記録/保存す
る。一方、光量が適正でない場合には取込まれた被写体
光量を元に撮像に必要な光量を計算してストロボに本発
光を行なわせ、取込まれた画像を撮影画像として記録す
る。
【0011】<回路構成例>図1は、本発明を適用した
撮像装置の一実施例としてのデジタルカメラの回路構成
例を示すブロック図である。図1で、デジタルカメラ1
00は、光学系10、ストロボ発光部11、信号変換部
12、信号処理部13、DRAM14、制御部20、操
作部30、表示部40、記録部50および電源90を有
している。
【0012】光学系10は、撮像レンズ101と光量検
出部を有する自動絞り機構102から構成され、撮像レ
ンズ101を介して集光された被写体像の光束を後段の
CCD121上に結像させる。
【0013】ストロボ発光部11は、制御部20からの
発光量制御信号を受け取ると極めて短い時間内に所定の
光量を放出(発光)し、周辺の光量を補う。放出する光
量(すなわち、ストロボ発光用コンデンサへの充電量)
は発光量制御信号によって制御される。
【0014】信号変換部12は、CCD121,CCD
駆動用タイミング信号生成回路(TG)122,CCD
駆動用垂直ドライバ123,自動利得制御回路(AG
C)124およびA/D変換器125を含み、前段の光
学系10を介してCCD121に結像した画像を電気信
号に変換し、デジタルデータ(以下、画像データ)に変
換して一定の周期で1フレーム分出力する。AGC12
4は制御部20の制御によりCCD121からの信号を
ゲイン調整してA/D変換器125に与える。
【0015】信号処理部13は、カラープロセス回路お
よびDMAコントローラを有し、信号変換部12からの
出力をカラープロセス処理して、デジタルの輝度、色差
マルチプレクス信号(YUVデータ)とし、YUVデー
タをDRAM14の指定領域にDMA(ダイレクトメモ
リーアクセス)転送し、展開する。信号処理部13は、
また、記録保存の際にDRAM14に書込まれているY
UVデータを読み出してJPEG圧縮処理を施す。ま
た、再生モード下で記録部50を介して取り込まれた記
録媒体(本実施例ではメモリーカード)51に保存記録
されていた画像データに伸張処理を施してYUVデータ
を再生する。
【0016】制御部20はCPU、RAM、ROMを有
している。なお、RAMを設けることなくRAMの代り
としてDRAM14に割当てられた領域を用いるように
してもよい。制御部20は、上述の各回路および図示し
ない電源切換えスイッチ等にバスラインを介して接続
し、ROMに格納されている制御プログラムによりデジ
タルカメラ100全体の制御を行なうと共に、操作部3
0からの状態信号に対応してデジタルカメラの各機能の
実行制御、例えば、ROM内に格納された各モード処理
手段の実行による各モード処理の実行制御を行なう。
【0017】操作部30は、処理モード切換えスイッ
チ、複数個の機能選択用ボタン、メインスイッチ、出力
用ボタンおよび記録/再生モード切換えスイッチ等のス
イッチやボタンの他、ストロボ設定(ストロボ撮像モー
ド選択)ボタン36およびシャッターボタン37を構成
部分とし、これらのスイッチ或いはボタンが操作される
と状態信号が制御部20に送出される。
【0018】表示部40は液晶ディスプレイ装置等の表
示装置から構成されており、撮像時に画面に被写体画像
が表示されるので、画面をファインダとして用いること
ができる。また、再生モード時には再生画像を表示でき
る。
【0019】記録部50は記録媒体を収容し制御部20
の制御により記録媒体51上に信号処理部13からの画
像データを記録する。なお、実施例では記録部50は記
録媒体としてのメモリーカード51を着脱可能に構成
し、データの書込/読み出しを行なうように構成した
が、フラッシュメモリ等の内部に固定された記録媒体に
データの書込/読み出しを行なうように構成してもよ
い。
【0020】<外観例>図2は、デジタルカメラ100
の一実施例の外観(前面)図であり、デジタルカメラ1
00の前面にはストロボ発光部11,撮像レンズ101
が、上面にはストロボ充電状態表示ランプ35,ストロ
ボ撮像モード選択ボタン36,およびシャッターボタン
37が示されている。
【0021】<処理モード>デジタルカメラ100の処
理モードは記録、再生モードからなる通常モードおよび
近接撮影等の特殊撮影モードに大別され、処理モード切
換えスイッチの切換えにより通常モードと特殊撮影モー
ドとの切換えがなされ、記録/再生モード切換えスイッ
チの操作により記録モードと再生モードの切換えが行な
われる。なお、特殊撮影モード下でも通常モードと同様
に記録モードおよび再生モードがある(以下の説明は、
通常モードの場合について述べるが特殊撮影モードにお
いても同様である)。また、各スイッチの切換えによる
各モードへの遷移は使用者による各モード設定(または
モード選択)ボタン或いはスイッチの操作によって行な
われる。制御部20はモード設定ボタン等の操作によっ
て、操作部30から制御部20に送られる状態信号を調
べて対応のモード処理用回路或いはプログラムに遷移す
る。また、モード判定はモード判定手段(実施例ではプ
ログラムで構成)によって行なわれる。
【0022】[RECモード]RECモードはCCD1
21から周期的に取り込んでくる画像データをファイン
ダ(液晶ディスプレイ)40上にスルー画像として表示
する通常撮像モードと、ストロボ発光により撮像を行な
うストロボ撮像モードと、ユーザーが、スルー画像を視
覚的に確認しながら取り込みたいタイミングでシャッタ
ーボタン37を押し下げることにより、その時点で表示
されている画像データ(YUVデータ)をDRAM14
からメモリーカード51に保存する記録保存モードを含
んでいる。
【0023】[ストロボ撮像モード]ストロボ撮像モー
ドが選択されると、ストロボ設定がなされ、ストロボ充
電状態表示ランプが赤色表示されると共に、ストロボ発
光部11に電源90から電荷が印加され、ストロボを発
光可能状態まで電荷が蓄積される。ストロボが発光可能
状態になるとストロボ充電状態表示ランプ35が緑色に
点灯される。ストロボ撮像モード下では、光学系10か
らの光学像は信号変換部12のCCDにより電気信号に
変換されゲイン調整等が施された後にA/D変換され、
信号処理部13で色信号成分や輝度成分等が取り出さ
れ、制御部20の制御の下で映像信号処理される。制御
部20はシャッターボタン37が押されるとストロボ制
御手段110を起動してストロボ発光量を決定し、発光
量制御パルスをストロボ発光部11に送出する。制御部
20は、また、ストロボ発光(プリ発光)後、増量され
た被写体光量を下にその適否を判定して、記録保存モー
ドに遷移するか、再発光(本発光)制御を行なうかを決
定する。具体的には、使用者が所望のアングルでシャッ
ター操作を行なうと、まず、プリ発光を行なって被写体
画像(図4)を取込んでその光量の適否を判定する。そ
して、プリ発光により増量された被写体光量が適正な範
囲内(図5(a))にある場合には、取込まれた被写体
画像を撮影画像として記録するため記録保存モードに遷
移する。一方、光量が適正でない場合(図5(b),
(c))には取込まれた被写体光量を元に撮像に必要な
光量を計算してストロボに本発光を行なわせて被写体画
像を取込む。ストロボ発光部11は発光量制御パルスを
受取ってそれによって決定された発光量によって発光を
行なう。
【0024】[記録保存モード]通常撮影モードでシャ
ッターボタン37が押されると記録保存モードに遷移
し、ファインダ40にその時点で表示されている画像が
静止画となり、画像バッファの内容はJPEG圧縮処理
されてメモリーカード51に記録される。一方、ストロ
ボ撮像モードでシャッターボタン37が押された場合に
は、上述したように、まず、プリ発光による被写体光量
の適否を判定し、被写体光量が適正な範囲内にある場合
には取込まれた被写体画像を撮影画像としてメモリーカ
ード51に記録する。一方、被写体光量が適正でない場
合にはストロボに本発光によって取込まれた被写体画像
をメモリーカード51に記録する。
【0025】<実施例1−1> [ストロボ撮像手段]ストロボ撮像手段110は、ユー
ザーがストロボ設定ボタン36を押した場合に起動さ
れ、ストロボ撮像処理および記録保存処理を実行する。
図3はストロボ撮像手段110の構成例を示すブロック
図であり、ストロボ撮像手段110は、プリ発光指示手
段112,光量判定手段113,適正光量決定手段11
4,本発光指示手段115および記録指示手段116を
含んでいる。これら各手段はハードウエア或いはソフト
ウエア(プログラム)で構成されている(本実施例では
プログラムで構成されている)。
【0026】プリ発光指示手段112はストロボ撮像モ
ードに遷移すると、シャッターボタン37の押し下げを
待ち、シャッターボタン37が押されると所定のプリ発
光量で発光させるための発光量制御信号をストロボ発光
部11に送出する。プリ発光量は本実施例では本発光量
より少ない光量としているが多くてもよい(実施例1−
2参照)。
【0027】光量判定手段113はプリ発光時に取り込
まれDRAM14に格納されている被写体画像の光量検
出値が適正範囲(適正光量下限φmin〜上限φmax
の範囲内(図5))にあるか否かを判別し、画像の全て
の領域の光量値が下限φmin未満の場合(図5
(c))または画像の所定割合以上の領域の光量が適正
範囲にない場合(図5(b))には適正光量決定手段1
14に遷移する。また、画像の所定割合以上の領域の光
量が適正範囲(下限φmin〜上限φmax(図5
(a))にある場合には画像記録指示手段116に遷移
する。
【0028】適正光量決定手段114は、光量判定手段
113によりプリ発光時の被写体光量が下限φmin未
満の場合(図5(c))または画像の所定割合以上の領
域の光量が適正範囲にない場合に、被写体画像の所定割
合以上の領域の光量が適正光量の範囲になるように光量
(ストロボ発光量)値を決定して、本発光指示手段11
5に遷移する。決定方法の例として、いま、画像1枚分
の幅をWとするとき図5(a)のように幅w1〜w2の
範囲内で光量yが適正値内にある場合の総光量Yは、 Y=∫w1 w2y であるから、φmin<Y<φmaxとなるようにw
1,w2を決定すればよいので、総光量Yの比率を定め
ておけば、中心被写体(図4の例では人物1)を中心と
する正規分布曲線からw1,w2を得ることができる。
従って、図5(b)や(c)のように光量が適正値に満
たない場合には、得られた光量のうちの最大値をY1と
する場合に、φmin<Y<φmaxとなるようにw
1,w2を決定し、そのときの最大値Y1の増分、すな
わちY−Y1=ΔY”とプリ発光時の発光光量ΔY’の
和(ΔY=ΔY’+ΔY”)が本発光指示時にストロボ
発光部11に与える光量となる。
【0029】本発光指示手段115は適正光量決定手段
114からの遷移があった場合に適正光量決定手段11
4で得られた光量値ΔYのストロボ発光を行なわせるた
めの発光量制御信号をストロボ発光部11に送出し、本
発光を行なわせる。記録指示手段116は光量判定手段
113から遷移があった場合、または本発光時にDRA
M14の画像バッファに記憶されている画像データの読
み出し,データ圧縮およびフラッシュメモリ51への転
送を指示するための指示信号を送出し、画像データの記
録処理を行なわせる。
【0030】図4は被写体の一例を示す説明図であり、
図5は図4の被写体を例としたストロボ撮像による光量
分布の例を示す説明図であり、(a)は画像の所定割合
以上が適正光量範囲である例、(b)は画像の一部は適
正光量範囲であるが、大部分が適正光量以下である例、
(c)は全体が適正光量以下である例、(d)は(c)
の例に適正光量決定手段114により算出された光量増
分ΔY”を補って画像全体を適正光量範囲に納めた例を
示す。
【0031】[動作例]図6は、ストロボ撮像モード下
のデジタルカメラの動作例を示すフローチャートであ
る。以下、図1〜図6を基に説明する。図6で、REC
モードが選択されると撮像モードに遷移してスルー画像
がファインダ40に表示される。ここで、撮像者が周辺
の明るさからストロボ撮影が必要と判断するか、或いは
ファインダ40を見て画面の明るさからストロボ撮影を
所望してストロボ設定ボタン36を押すと、ストロボ撮
像手段110が起動され、ストロボ表示ランプ35が点
灯されS1に移行する。ストロボ表示ランプ35はスト
ロボ充電状態では赤、ストロボ発光可能状態では青色に
点灯する。ストロボ設定ボタン36を再度押すとストロ
ボ表示ランプ35が消灯し、ストロボ撮像/記録手段1
10による処理が中断されて通常撮像モードに戻る(S
0)。
【0032】次に、制御部20は操作部30からの状態
信号を調べ、ストロボが発光可能状態になった以降の任
意のタイミングでユーザーがシャッターボタン37を押
すと(S1)、プリ発光用の光量制御信号をストロボ発
光部11に送ってプリ発光を行なわせ、周辺光量を補う
(S2)。制御部20はプリ発光時に取り込まれた画像
データの被写体光量を検出して(S3)、光量検出値と
適正光量の下限値φminを比較し、最大検出光量が下
限φmin以上の場合にはS5に遷移し、検出値が下限
φmin未満の場合にはS6に移行する(S4)。上記
S6で検出光量が適正光量下限φmin以上の場合に
は、画像の所定割合以上の領域の光量が適正光量範囲内
であるか否かを判定し、所定割合未満の場合にはS6に
遷移し、所定割合以上の場合にはS8に遷移する(S
5)。上記ステップS4で検出光量が適正光量下限φm
in未満の場合、或いは上記ステップS5で被写体画像
のうち一部だけが適正光量範囲内の場合には、検出光量
が適正光量になるようなストロボ発光量を決定し(S
6)、決定された光量値で発光を行なわせるための本発
光用の光量制御信号をストロボ発光部11に送って本発
光を行なわせ、周辺光量を補う(S7)。制御部20
は、ステップS2のプリ発光時、或いはステップS7の
本発光時に撮影され信号処理されDRAM14の画像バ
ッファに記憶されているストロボ撮像済み画像データを
読み出してデータ圧縮処理を施させて、フラッシュメモ
リ51に書込むよう制御する(S8)。
【0033】<実施例1−2>本実施例は、図3のスト
ロボ撮像手段110で、シャッターボタン37が押され
ると本発光量より多いプリ発光量でストロボ発光させる
ための発光量制御信号をストロボ発光部11に送出する
ようにプリ発光指示手段112を構成した例である。ま
た、図7は図4の被写体を例としたストロボ撮像による
光量分布の例を示す説明図であり、(a)は画像の所定
割合以上が適正光量範囲である例、(b)は画像の一部
は適正光量範囲であるが、大部分が適正光量を超える
例、(c)は全体が適正光量を超える例、(d)は
(c)の例で適正光量決定手段114から光量増分Δ
Y”を差引いて画像全体を適正光量範囲に納めた例であ
る。
【0034】本実施例では図3のストロボ撮影手段11
0で、光量判定手段113はプリ発光時に取り込まれた
被写体画像の光量検出値が適正範囲(適正光量下限φm
in〜上限φmaxの範囲内(図7(a))にあるか否
かを判定し、全てが上限φmaxを超える場合(図7
(c))か、または画像の所定割合以上の光量が適正範
囲にない場合(図7(b))には適正光量決定手段11
4に遷移する。また、画像の所定割合以上の光量が適正
範囲(下限φmin〜上限φmax)にある場合には画
像記録指示手段116に遷移する。
【0035】適正光量決定手段114は、光量判定手段
113によりプリ発光時の被写体光量が上限φmaxを
超える場合(図7(c))または画像の所定割合以上の
光量が適正範囲にない場合に、被写体画像の所定割合以
上の光量が適正光量の範囲になる光量値を決定して、本
発光指示手段115に遷移する。決定方法の例として、
いま、画像1枚分の幅をWとするとき図5(a)のよう
に幅w1〜w2の範囲内で光量yが適正値内にある場合
の総光量Yは、 Y=∫w1 w2y であるから、図7(b)や(c)のように光量が適正値
を超える場合には、得られた光量のうちの最大値をY1
とする場合に、φmin<Y<φmaxとなるようにw
1,w2を決定し、そのときの最大値Y1の増分(=減
少分=マイナス増分)、すなわちY1−Y=ΔY”とプ
リ発光時の発光光量ΔY’の差(ΔY=ΔY’−Δ
Y”)が本発光指示時にストロボ発光部11に与える光
量となる。また、動作フローチャートは、ステップS4
〜S6を次のように変更すればよい。すなわち、図6の
ステップS4で、光量検出値と適正光量の上限値φma
xを比較し、最大検出光量が上限φmax以下の場合に
はS5に遷移し、検出値が上限φmaxを超える場合に
はS6に移行する(S4)。上記S6で検出光量が適正
光量上限φmax以下の場合には、画像の所定割合以上
の領域が適正光量範囲内であるか否かを判定し、所定割
合未満の場合にはS6に遷移し、所定割合以上の場合に
はS8に遷移する(S5)。上記ステップS4で検出光
量が適正光量上限φmax以下の場合、或いは上記ステ
ップS5で被写体画像のうち一部だけが適正光量範囲内
の場合には、検出光量が適正光量になるような光量を決
定する(S6)。上記実施例1−1および実施例1−2
ではプリ発光撮像による被写体光量が適正光量範囲の場
合にプリ発光で得た画像を記録するので、本発光を行な
う必要がなくなり、バッテリの延命を実現できる。
【0036】<実施例2−1>本実施例は中心被写体ま
での距離を取得してプリ発光の光量を決定してプリ発光
を行なわせ、プリ発光による光量が適正光量の場合には
撮像された画像データを記録する例のうち、中心被写体
が一番撮影されやすい距離を予め定めておき、その距離
に合わせてプリ発光を行なわせる例である。
【0037】[ストロボ撮像手段]ストロボ撮像手段1
10’は、ユーザーがストロボ設定ボタン36を押した
場合に起動され、ストロボ撮像処理および記録保存処理
を実行する。図8はストロボ撮像手段110’の構成例
を示すブロック図であり、ストロボ撮像手段110’
は、距離取得手段111,プリ発光指示手段112,光
量判定手段113,適正光量決定手段114,本発光指
示手段115および記録指示手段116を含んでいる。
なお、プリ発光指示手段112,光量判定手段113,
適正光量決定手段114,本発光指示手段115および
記録指示手段116の構成および機能は実施例1−1
(図3)または実施例1−2の構成および機能と同様で
ある。距離取得手段111は、中心被写体が一番撮影さ
れやすい距離として予め定められている距離Rを取得し
て、距離Rで最適な光量をプリ発光量として決定する。
【0038】[動作例]図9は、設定されている被写体
までの距離を基にプリ発光を行なう構成の下でのデジタ
ルカメラの動作例を示すフローチャートである。なお、
ステップT2以下の動作は図6のステップS1以下の動
作と同様である。図9で、RECモードが選択されると
撮像モードに遷移してスルー画像がファインダ40に表
示される。ここで、撮像者が周辺の明るさからストロボ
撮影が必要と判断するか、或いはファインダ40を見て
画面の明るさからストロボ撮影を所望してストロボ設定
ボタン36を押すと、ストロボ撮像手段110’が起動
され、ストロボ表示ランプ35が点灯されT1に移行す
る。ストロボ表示ランプ35はストロボ充電状態では
赤、ストロボ発光可能状態では青色に点灯する。ストロ
ボ設定ボタン36を再度押すとストロボ表示ランプ35
が消灯し、ストロボ撮像/記録手段110’による処理
が中断されて通常撮像モードに戻る(T0)。
【0039】次に、制御部20は中心被写体が一番撮影
されやすい距離(被写体距離)として予め定められてい
る距離Rを取得して、距離Rで最適な光量をプリ発光量
として決定する(T1)。制御部20は操作部30から
の状態信号を調べ、ストロボが発光可能状態になった以
降の任意のタイミングでユーザーがシャッターボタン3
7を押すと(T2)、距離Rで適正な光量をプリ発光用
の光量として決定して、光量制御信号をストロボ発光部
11に送ってプリ発光を行なわせ、周辺光量を補う(T
3)。以下、ステップT4〜T9は図6のステップS3
〜S8と同様である。上記実施例2−1では撮像距離を
最頻距離と仮定してプリ発光用の光量を決定し、被写体
光量が適正光量範囲の場合にプリ発光で得た画像を記録
するので、実施例1−1,1−2の場合より、本発光を
行なわなくてすむケースが多くなるので、バッテリ寿命
をより長くできる。
【0040】<実施例2−2>本実施例は中心被写体ま
での距離を取得してプリ発光の光量を決定してプリ発光
を行なわせ、プリ発光による光量が適正光量の場合には
撮像された画像データを記録する例のうち、オートフォ
ーカス動作により得られた距離に合わせてプリ発光を行
なわせる例である。本実施例では図1の回路構成でデジ
タルカメラ100がオートフォーカス機構を備えている
場合の例であり、ストロボ撮影手段110’で、距離取
得手段111は、オートフォーカス動作により得られた
距離Rを取得して、距離Rで最適な光量をプリ発光量と
して決定する。なお、距離Rを手動操作で変更設定でき
る、すなわちプリ発光量を所望の発光量に変更設定でき
るようにしてもよい。以下、プリ発光指示手段112,
光量判定手段113,適正光量決定手段114,本発光
指示手段115および記録指示手段116の構成および
機能は実施例1−1(図3)または実施例1−2の構成
および機能と同様である。
【0041】<実施例2−2>本実施例は中心被写体ま
での距離を取得してプリ発光の光量を決定してプリ発光
を行なわせ、プリ発光による光量が適正光量の場合には
撮像された画像データを記録する例のうち、オートフォ
ーカス動作により得られた距離に合わせてプリ発光を行
なわせる例である。本実施例では図1の回路構成でデジ
タルカメラ100がオートフォーカス機構を備えている
場合の例であり、ストロボ撮影手段110’で、距離取
得手段111は、オートフォーカス動作により得られた
距離Rを取得して、距離Rで最適な光量をプリ発光量と
して決定する。なお、距離Rを手動操作で変更設定でき
る、すなわちプリ発光量を所望の発光量に変更設定でき
るようにしてもよい。以下、プリ発光指示手段112,
光量判定手段113,適正光量決定手段114,本発光
指示手段115および記録指示手段116の構成および
機能は実施例1−1(図3)または実施例1−2の構成
および機能と同様である。
【0042】[動作例]図10は、オートフォーカス動
作で得た被写体までの距離を基にプリ発光を行なう構成
の下でのデジタルカメラの動作例を示すフローチャート
である。なお、ステップU3以下の動作は図6のステッ
プS1以下の動作と同様である。図10で、RECモー
ドが選択されると撮像モードに遷移してスルー画像がフ
ァインダ40に表示される。ここで、撮像者が周辺の明
るさからストロボ撮影が必要と判断するか、或いはファ
インダ40を見て画面の明るさからストロボ撮影を所望
してストロボ設定ボタン36を押すと、ストロボ撮像手
段110’が起動され、ストロボ表示ランプ35が点灯
されU1に移行する。ストロボ表示ランプ35はストロ
ボ充電状態では赤、ストロボ発光可能状態では青色に点
灯する。ストロボ設定ボタン36を再度押すとストロボ
表示ランプ35が消灯し、ストロボ撮像/記録手段11
0’による処理が中断されて通常撮像モードに戻る(U
0)。
【0043】制御部20は、この間に、オートフォーカ
ス機構を動作させて合焦動作を行なわせ(U1)、オー
トフォーカス動作時に得られる注目被写体との距離Rを
取得して、この距離Rで最適な光量をプリ発光量として
決定する(U2)。制御部20は操作部30からの状態
信号を調べ、ストロボが発光可能状態になった以降の任
意のタイミングでユーザーがシャッターボタン37を押
すと(U3)、距離Rで適正な光量をプリ発光用の光量
として決定して、光量制御信号をストロボ発光部11に
送ってプリ発光を行なわせ、周辺光量を補う(U4)。
以下、ステップU5〜U10は図6のステップS3〜S
8と同様である。
【0044】上記実施例2−2ではオートフォーカス動
作により得られた注目被写体との距離を基にプリ発光用
の光量を決定し、被写体光量が適正光量範囲の場合にプ
リ発光で得た画像を記録するので、実施例2−1の場合
よりさらに本発光を行なわなくてすむケースが多くなる
ので、バッテリ寿命をより長くできる。なお、上記各実
施例においては、被写体画像を常時取り込み、電子ファ
インダに表示する構成のデジタルカメラに本発明を適用
した場合について説明したが、例えば光学ファインダを
用いる構成のデジタルカメラにも本発明を適用すること
ができる。但し、この場合は、図6のステップS2,S
7でストロボ発光と同時に被写体画像の取り込み処理
(撮像処理)を実行する必要がある。以上本発明の一適
用例としてデジタルカメラの場合について幾つかの実施
例を説明したが、本発明はデジタルカメラに限定される
ものではなく、撮像部を備えた種々の装置に実施が可能
であることはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、第1及び第5の発
明によればプリ発光による被写体光量が適正光量範囲の
場合にプリ発光で得た画像を記録するので、発光回数を
減少させることができ、バッテリの延命を実現できる。
【0046】また、第2の発明によれば中心被写体との
撮像距離を最頻距離と仮定してプリ発光用の光量を決定
し、被写体光量が適正光量範囲の場合にプリ発光で得た
画像を記録するので、発光回数をより減少させることが
でき、バッテリ寿命をより長くできる。
【0047】また、第3の発明によればオートフォーカ
ス動作により得られた注目被写体との距離を基にプリ発
光用の光量を決定し、被写体光量が適正光量範囲の場合
にプリ発光で得た画像を記録するので、上記第1および
第2の発明より発光回数を減少させることができ、バッ
テリ寿命をより長くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した撮像装置の一実施例としての
デジタルカメラの回路構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のデジタルカメラの一実施例の外観(前
面)図である。
【図3】ストロボ撮像手段の構成例を示すブロック図で
ある。
【図4】被写体の一例を示す図である。
【図5】ストロボ撮像による光量分布の例を示す説明図
である。
【図6】ストロボ撮像モード下のデジタルカメラの動作
例を示すフローチャートである。
【図7】ストロボ撮像による光量分布の例を示す説明図
である。
【図8】ストロボ撮像手段の構成例を示すブロック図で
ある。
【図9】距離を基にプリ発光を行なう構成の下でのデジ
タルカメラの動作例を示すフローチャートである。
【図10】オートフォーカス動作で得た距離を基にプリ
発光を行なう構成の下でのデジタルカメラの動作例を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
11 ストロボ発光部 100 デジタルカメラ(撮像装置) 111 距離取得手段(プリ光量決定手段) 112 プリ発光指示手段(プリ発光制御手段) 113 光量判定手段 114 適正光量決定手段(本発光制御手段) 115 本発光指示手段(本発光制御手段) 116 記録指示手段(画像記録制御手段)
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】適正光量決定手段114は、光量判定手段
113によりプリ発光時の被写体光量が下限φmin未
満の場合(図5(c))または画像の所定割合以上の領
域の光量が適正範囲にない場合に、被写体画像の所定割
合以上の領域の光量が適正光量の範囲になるように光量
(ストロボ発光量)値を決定して、本発光指示手段11
5に遷移する。決定方法の例として、いま、画像1枚分
の幅をWとするとき図5(a)のように幅w1〜w2の
範囲内で光量yが適正値内にある場合の総光量Yは、Y=Sw1 W2y dy であるから、φmin<Y<φmaxとなるようにw
1,w2を決定すればよいので、総光量Yの比率を定め
ておけば、中心被写体(図4の例では人物1)を中心と
する正規分布曲線からw1,w2を得ることができる。
従って、図5(b)や(c)のように光量が適正値に満
たない場合には、得られた光量のうちの最大値をY1と
する場合に、φmin<Y<φmaxとなるようにw
1,w2を決定し、そのときの最大値Y1の増分、すな
わちY−Y1=ΔY”とプリ発光時の発光光量ΔY’の
和(ΔY=ΔY’+ΔY”)が本発光指示時にストロボ
発光部11に与える光量となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】適正光量決定手段114は、光量判定手段
113によりプリ発光時の被写体光量が上限φmaxを
超える場合(図7(c))または画像の所定割合以上の
光量が適正範囲にない場合に、被写体画像の所定割合以
上の光量が適正光量の範囲になる光量値を決定して、本
発光指示手段115に遷移する。決定方法の例として、
いま、画像1枚分の幅をWとするとき図5(a)のよう
に幅w1〜w2の範囲内で光量yが適正値内にある場合
の総光量Yは、Y=SW1 W2y dy であるから、図7(b)や(c)のように光量が適正値
を超える場合には、得られた光量のうちの最大値をY1
とする場合に、φmin<Y<φmaxとなるようにw
1,w2を決定し、そのときの最大値Y1の増分(=減
少分=マイナス増分)、すなわちY1−Y=ΔY”とプ
リ発光時の発光光量ΔY’の差(ΔY=ΔY’−Δ
Y”)が本発光指示時にストロボ発光部11に与える光
量となる。また、動作フローチャートは、ステップS4
〜S6を次のように変更すればよい。すなわち、図6の
ステップS4で、光量検出値と適正光量の上限値φma
xを比較し、最大検出光量が上限φmax以下の場合に
はS5に遷移し、検出値が上限φmaxを超える場合に
はS6に移行する(S4)。上記S6で検出光量が適正
光量上限φmax以下の場合には、画像の所定割合以上
の領域が適正光量範囲内であるか否かを判定し、所定割
合未満の場合にはS6に遷移し、所定割合以上の場合に
はS8に遷移する(S5)。上記ステップS4で検出光
量が適正光量上限φmax以下の場合、或いは上記ステ
ップS5で被写体画像のうち一部だけが適正光量範囲内
の場合には、検出光量が適正光量になるような光量を決
定する(S6)。上記実施例1−1および実施例1−2
ではプリ発光撮像による被写体光量が適正光量範囲の場
合にプリ発光で得た画像を記録するので、本発光を行な
う必要がなくなり、バッテリの延命を実現できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ発光部を備えた撮像装置であっ
    て、 ストロボ発光部に1回目のストロボ発光を行なわせるプ
    リ発光制御手段と、 前記1回目のストロボ発光による被写体光量を得て、該
    被写体光量値が適正な値か否かを判定する光量判定手段
    と、 前記被写体光量値が適正でない場合には、前記被写体光
    量に基づいて撮像に適正なストロボ発光量を決定して該
    光量によりストロボ発光部に2回目のストロボ発光を行
    なわせ、前記被写体光量値が適正である場合には、2回
    目のストロボ発光を行なわないようにする本発光制御手
    段と、 前記1回目のストロボ発光による被写体光量値が適正な
    場合にはそれにより得た被写体画像を記録/保存し、2
    回目のストロボ発光を行なった場合にはそれにより得た
    被写体画像を記録/保存する画像記録制御手段と、を備
    えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記プリ発光制御手段は、被写体が存在
    する可能性が最も高い距離に対しての適正なストロボ発
    光量でストロボ発光を行なわせることを特徴とする請求
    項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記プリ発光制御手段は、オートフォー
    カス動作から取得した注目被写体との距離を基にして決
    定したストロボ発光量でストロボ発光を行なわせること
    を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記プリ発光制御手段は、ユーザーの手
    動操作により設定されたストロボ発光量でストロボ発光
    を行なわせることを特徴とする請求項1記載の撮像装
    置。
  5. 【請求項5】 1回目のストロボ発光を行なって得た被
    写体光量が適正か否かを判定し、適正でない場合にのみ
    該被写体光量に基づいて適正なストロボ発光量を決定
    し、該光量により2回目のストロボ発光を行なわせるこ
    とを特徴とする撮像方法。
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