JPH06105221A - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JPH06105221A
JPH06105221A JP4280903A JP28090392A JPH06105221A JP H06105221 A JPH06105221 A JP H06105221A JP 4280903 A JP4280903 A JP 4280903A JP 28090392 A JP28090392 A JP 28090392A JP H06105221 A JPH06105221 A JP H06105221A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレクトロニックフラッシュの発光を必要と
する暗い状態で撮影を行う場合であっても、電子式ビュ
ーファインダで被写体を明瞭に確認できると共に、適正
な露出でフラッシュ撮影を行うことのできる電子スチル
カメラを提供することを目的とする。 【構成】 エレクトロニックフラッシュ13を使用する
際に、電子式ビューファインダ20に被写体の画像を明
瞭に出力するのに最適な絞り値とシャッター速度値とを
記憶する第1の撮影情報記憶手段15と、エレクトロニ
ックフラッシュ13を使用して撮影する際に、被写体の
画像を記録するのに最適な絞り値とシャッター速度値と
を記憶する第2の撮影情報記憶手段16と、撮影実行前
および撮影実行後においては、前記第1の撮影情報記憶
手段15に記憶された絞り値とシャッター速度値に設定
し、撮影実行時には前記第2の撮影情報記憶手段16に
記憶された絞り値とシャッター速度値に設定する制御手
段9を備えているので、電子式ビューファインダで被写
体を明瞭に確認できると共に、適正な露出でフラッシュ
撮影を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、撮影した静止画像
(スチル画像)を磁気媒体に記録する電子スチルカメラ
に係り、特に光量不足の際にはエレクトロニックフラッ
シュを使用した撮影ができる電子スチルカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子スチルカメラは、撮像用のレンズ系
を通過した光を撮影素子CCD(Charge Coupled Devic
e)によって電子信号に変換し、その電子信号を画像デ
ータとして専用の磁気媒体(例えば、磁気ディスク)に
記録されるようになされており、被写体の確認は電子式
のビューファインダによって行うように構成されてい
る。
【0003】ところで、このような電子スチルカメラに
よって、夜間や薄暗い室での撮影を行う場合には、一般
的にストロボ(商品名)と呼称されるクセノン放電管を
内蔵したエレクトロニックフラッシュ(Electronic fla
sh)を発光させてその閃光によって光量不足を行うよう
にしている。こういったフラッシュ撮影を行うために、
電子スチルカメラには、エレクトロニックフラッシュの
最大発光時に同調して電子シャッターが開放されるよう
に制御するフラッシュ同調機構と、被写体の明るさに応
じて適正な絞り値とシャッター速度値を自動的に設定す
るAE機構(オートマチックエクスポージャー機構)が
設けられている。即ち、ROM等で構成される記憶手段
にシャッター速度に対応する最適な絞り値(シャッター
優先方式)、或いは絞り値に対応する最適なシャッター
速度値(絞り優先方式)をプログラム線図として格納し
て、撮影を行う際にその記憶手段から絞り値或いはシャ
ッター速度値を読み出して所謂自動露出を行うようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子スチルカメラでは、光量が不足する状態においてフ
ラッシュ撮影を行う場合には、エレクトロニックフラッ
シュの閃光が照射された被写体照度の高い状態(即ち、
被写体が明るい状態)の撮影画像の記録に適した絞り値
とシャッター速度値(例えば、1/60秒〜1/125
秒程度のシャッター速度値に対して、光彩絞りがF4〜
F5.6程度まで絞られた状態)に設定されてしまうた
め、エレクトロニックフラッシュの閃光が照射される前
の被写体(即ち、暗い状態での被写体)を所謂ビデオス
ルーで電子式ビューファインダに表示するには、画面が
暗くなりすぎてしまい(即ち、シャッター速度値が速す
ぎたり、絞り値が大きすぎてしまい)被写体を明瞭に確
認できないという欠点があった。即ち、エレクトロニッ
クフラッシュの発光が必要な程暗い状況において、電子
式ビューファインダで被写体を明瞭に確認するために
は、絞り値を開放に近づけ、シャッター速度値を低速に
設定する必要があるが、逆にこの設定値で実際にエレク
トロニックフラッシュを発光させた撮影を行うと、露出
オーバーになり、撮影された画像のハイライト部の調子
が飛んだ映像となってしまう。また、エレクトロニック
フラッシュを発光させて撮影した画像と通常のビデオス
ルーの画像とでは電子式ビューファインダに表示される
画像の状態が相違するので、エレクトロニックフラッシ
ュを発光させて撮影した後、その撮影した画像を確認す
ることが困難であるという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めになされたもので、エレクトロニックフラッシュの発
光を必要とする暗い状態で撮影を行う場合であっても、
電子式ビューファインダで被写体を明瞭に確認できると
共に、適正な露出でフラッシュ撮影を行うことのでき、
また、フラッシュ撮影した画像をすぐに確認することの
できる電子スチルカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。即ち、上記課題を解決するために、本発明に係
る電子スチルカメラは、電子式ビューファインダを備
え、撮影時にエレクトロニックフラッシュ(Electronic
flash)を使用可能な電子スチルカメラにおいて、前記
エレクトロニックフラッシュを使用する際に前記電子式
ビューファインダに被写体の画像を明瞭に出力するのに
最適な絞り値とシャッター速度値とを記憶する第1の撮
影情報記憶手段(例えば、RAM)と、前記エレクトロ
ニックフラッシュを使用して撮影する際に被写体の画像
を記録するのに最適な絞り値とシャッター速度値とを記
憶する第2の撮影情報記憶手段(例えば、RAM)と、
撮影実行前および撮影実行後においては、前記第1の撮
影情報記憶手段に記憶された絞り値とシャッター速度値
に設定し、撮影実行時には前記第2の撮影情報記憶手段
に記憶された絞り値とシャッター速度値に設定する制御
手段(例えば、CPU)とを備えたことを特徴としてい
る。さらに、上記手段に加え、撮影が実行された後に、
撮影された画像を前記電子式ビューファインダ内に所定
時間に限って表示する撮影画像表示手段(例えば、CP
U)とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明に係る電子スチルカメラによれば、第1
の撮影情報記憶手段に記憶されているエレクトロニック
フラッシュを使用する際に電子式ビューファインダに被
写体の画像を明瞭に出力するのに最適な絞り値とシャッ
ター速度値と、第2の撮影情報記憶手段に記憶されたエ
レクトロニックフラッシュを使用して撮影する際に被写
体の画像を記録するのに最適な絞り値とシャッター速度
値とを制御手段によって適宜切り替えて設定するように
なっている。即ち、例えばCPUで構成される制御手段
によって、撮影実行前および撮影実行後においては、前
記第1の撮影情報記憶手段に記憶された絞り値とシャッ
ター速度値に設定し、撮影実行時には前記第2の撮影情
報記憶手段に記憶された絞り値とシャッター速度値に設
定することによって、エレクトロニックフラッシュの発
光が必要な暗い状態であっても電子式ビューファインダ
で被写体を明瞭に確認できると共に、適正な露出でフラ
ッシュ撮影を行うことが可能となる。さらに、上記構成
に加えて、撮影後に撮影画像表示手段によって所定時間
に限って撮影した画像を表示するようになっているの
で、フラッシュ撮影した画像をすぐに確認することが可
能となる。
【0008】
【実施例】以下、図1乃至図2を参照して実施例を説明
する。ここに、図1は本発明に係る電子スチルカメラの
概略構成を示すブロック図であって、図中1は、撮像光
学系を構成するレンズ系であり、このレンズ系1は、図
示しないオートフォーカス機構のフォーカスモータによ
りその光軸上に沿って移動可能に成され、結像のピント
調整を行うように構成されている。
【0009】そして、レンズ系1の光軸上には受光手段
を構成する撮像素子である1チップのCCD(Charge C
oupled Device)2が配設され、レンズ系1を介して被
写体の撮影像がCCD2の撮像面に結像するように成さ
れている。尚、CCD2は、図示は省略したが、タイミ
ング発生器により動作タイミングをはかるCCDドライ
バによって、その撮像動作を制御されるようになってい
る。
【0010】また、CCD2の前方には入射する光量を
調節する光彩絞り(アイリス絞り)3が配設され、当該
絞り3の開度を調節する絞り調節モータ4が設けられて
いる。そして、上記CCD2により撮像された画像信号
は増幅器5を構成するオペ・アンプ(Op-Amp)に出力さ
れて、所定のレベルまで増幅される。増幅器5からの増
幅された画像信号はA/Dコンバータ6に出力されて、
アナログ信号からデジタル信号へ変換される。デジタル
化された画像信号は画像信号処理回路7に出力されて、
輝度信号YHと色差信号(CR(=R−Y),CB(=B
−Y))が抽出され、当該各信号は画像メモリ8に一時
記憶されると共に、記録装置18によって専用の磁気デ
ィスク或いはICカード等の記憶媒体に記録保存され
る。
【0011】また、前記画像メモリ8に一時記憶された
輝度信号YHおよび色差信号(CR(=R−Y),CB
(=B−Y))は、D/Aコンバータ17に出力され
て、デジタル信号からアナログ信号に変換され、エンコ
ーダ19の制御を経て電子ビューファインダ20へ画像
再生信号として出力される。
【0012】一方、前記画像信号処理回路7で抽出され
た輝度信号YHと色差信号(CR(=R−Y),CB(=
B−Y))はCPU(Central Processing Unit)など
で構成されるコントロールユニット9にも出力され、前
記輝度信号YHに基づいてCCD2に結像した被写体照
度(即ち、被写体の明るさ)が検出され、前記電子式ビ
ューファインダ20に被写体の画像を明瞭に出力するの
に最適な絞り値とシャッター速度値とを、例えば図2に
示すようなプログラム線図を格納してあるROM(Read
Only Memory)15から前記被写体照度に応じた適当な
値が選択されて読み出され、第1の撮影情報記憶手段を
構成するRAM(Random Access Memory)16に記憶さ
れる。そして、前記RAM16に記憶された絞り値とシ
ャッター速度値に基づいて、コントロールユニット9に
接続されるCCD駆動部10および絞り駆動部12が駆
動されて、CCD2が所定シャッター速度に対応する感
光時間に制御され、前記光彩絞り3が所定の絞り値に設
定される。これにより、たとえ被写体照度が低い場合
(即ち、被写体が暗い場合)であっても、絞り値および
シャッター絞り値はROM15に格納されたプログラム
線図に基づいて、電子式ビューファインダ20に被写体
の画像を明瞭に出力できる値に自動的に設定されるた
め、被写体を確実に視認することができる。尚、図2に
示した一実施例であるプログラム線図は横軸にシャッタ
ー速度値(2秒〜1/500秒)が目盛られ、縦軸には
絞り値(Fナンバー:1.6〜16)が目盛られてお
り、横軸の値と縦軸の値との間に一定の相関関係がもた
されている。即ち、シャッター速度値と絞り値の組合せ
で露光量を表す値であるEV(エクスポージャーバリュ
ー)値に対応する被写体照度を指定すると、撮影者によ
り任意に指定されたプログラム線図(つまり、同じEV
値で、絞り値とシャッター速度値の組合せが複数あるた
め、その組合せを指定する)に従い、電子式ビューファ
インダに被写体を明瞭に出力できる適正な絞り値とシャ
ッター速度値が決定される。したがって、例えばコント
ロールユニット9で求められた被写体照度のEV値がE
V5である場合にはプログラム線図上の撮影者によって
指定されたプログラム線との交点(ポイントA)からシ
ャッター速度値が1/8秒に設定され、絞り値がF2に
設定されることとなる。但し、被写体に対する適正なE
V値はCCD2の感度によって異なる値をとることは勿
論である。
【0013】また、コントロールユニット9は、電子ス
チルカメラ本体に内蔵されるエレクトロニックフラッシ
ュ13或いは、外付けのエレクトロニックフラッシュを
セットするホットシューの接点(図示省略)に接続さ
れ、シャッターレリーズボタン等を構成する操作スイッ
チ14の操作によって、エレクトロニックフラッシュ1
3を発光させた撮影を実行する場合には、被写体の画像
を前記記録装置18の磁気ディスク等に記録するのに最
適な絞り値とシャッター速度値をプログラム線図を格納
してあるROM15から読み出し、第2の撮影情報記憶
手段を構成するRAM16に記憶される。そして、CC
D駆動部10と絞り駆動部12とを駆動させて、CCD
2の感光時間および光彩絞り3を、前記RAM16の第
1の撮影情報によって設定された状態から、瞬時にRA
M16に記憶された第2の撮影状態(即ち、エレクトロ
ニックフラッシュ13が被写体に照射された際のEV値
がEV11である場合にはシャッター速度値が1/60
秒に設定され、絞り値がF5.6に設定された状態)に
変動させ、適正な露出でフラッシュ撮影した画像信号を
前記画像メモリ8に一時記憶すると共に、記録装置18
によって磁気ディスクなどに記録される。また、エレク
トロニックフラッシュ13を発光させて撮影を終了する
と、コントロールユニット9の制御によって、再びRA
M16に記憶された撮影前と同様の絞り値とシャッター
速度値に設定され、電子式ビューファインダ20による
被写体を明瞭に確認できる状態に復帰する。したがっ
て、本発明に係る電子スチルカメラによれば、エレクト
ロニックフラッシュの発光が必要な暗い被写体を撮影す
る場合に、電子式ビューファインダによる被写体の明瞭
な確認を行うことができると共に、適正な露出によるフ
ラッシュ撮影を行うことが可能である。
【0014】以上、本発明に係る電子スチルカメラの一
例構成を説明したが、次にその動作について説明する。
但し、説明を簡略化するために撮影条件として、薄暗い
室内等でエレクトロニックフラッシュを発光させた撮影
を行う場合を想定する。そして、この撮影条件下でエレ
クトロニックフラッシュを使用した撮影を行うには、先
ず電子スチルカメラの電源を立ち上げ、エレクトロニッ
クフラッシュ13が内蔵型である場合には操作スイッチ
14の一種であるフラッシュON/OFFスイッチをオ
ン状態にし、外付け式のエレクトロニックフラッシュで
ある場合にはホットシューにエレクトロニックフラッシ
ュをセットすると共に撮影モードスイッチ等をフラッシ
ュ撮影モードに設定する。次いで、電子式ビューファイ
ンダ20内に被写体を捉えると、オートフォーカス機構
によってレンズ系1が駆動されて被写体にピントが合わ
される。そして、CCD2からの画像信号に基づきコン
トロールユニット9によって被写体照度が求められ、R
OM15に格納されているから被写体照度のEV値が例
えばEV5である場合にはプログラム線図(図2)のポ
イントAから、シャッター速度値は1/8秒に設定さ
れ、絞り値はF2に設定されRAM16内の第1の記憶
領域に記憶される。このシャッター速度値と絞り値に基
づいて、CCD駆動部10と絞り駆動部12が駆動し、
CCD2の駆動時間および光彩絞り3が前記値に対応す
るように変動される。これにより、電子式ビューファイ
ンダ20に被写体の画像が明瞭に出力され、撮影前の被
写体を的確に捉えることができる。また、エレクトロニ
ックフラッシュ13の使用が検出されると、コントロー
ルユニット9の制御によってROM15に格納されてい
るプログラム線図から、エレクトロニックフラッシュ1
3の閃光が照射された際の被写体照度(例えば、EV1
1)に対応するシャッター速度値(1/60秒)と絞り
値(F5.6)に設定され、RAM16内の第2の記憶
領域に記憶される(図2のポイントBに相当する)。
【0015】そして、電子式ビューファインダ20によ
って撮影する構図を決定した後に、操作スイッチ14の
一種であるシャッターレリーズボタンを一段階押すと、
RAM16内の第2の記憶領域に記憶されたシャッター
速度値と絞り値に基づいて、CCD駆動部10と絞り駆
動部12が駆動し、瞬時にCCD2NO感光時間および
光彩絞り3が前記値に変動され、次いでシャッターレリ
ーズボタンをさらに強く押し込むと、コントロールユニ
ット9からの制御信号によってエレクトロニックフラッ
シュ13が発光すると共にCCD2が所定時間感光し、
CCD2によって撮影された画像は画像メモリ8に一時
記憶され、記録装置18によって磁気ディスクやICカ
ード等の記録媒体に記録される。また、このフラッシュ
撮影が終了すると、コントロールユニット9の制御によ
ってシャッター速度値および絞り値は、撮影前と同様の
値、即ち被写体照度EV5に対応するシャッター速度値
(1/8秒)と絞り値(F2)に復帰し、電子式ビュー
ファインダ20へのビデオスルーの画像出力が再び明瞭
に行われるようになる。したがって、本発明に係る電子
スチルカメラによれば、フラッシュ撮影の前後において
は電子式ビューファインダ20に被写体の画像を明瞭に
出力することができると共に、適正な露出でのフラッシ
ュ撮影を行うことが可能となる。
【0016】尚、本実施例では、電子式ビューファイン
ダに被写体の画像を明瞭に出力するのに最適な絞り値と
シャッター速度値を記憶する第1の撮影情報記憶手段と
してエレクトロニックフラッシュを使用して撮影を実行
する際に被写体の画像を記録するのに最適な絞り値とシ
ャッター速度値とを記憶する第2の撮影情報記憶手段と
をRAM16に設ける場合について説明したが、これに
限らず、例えば別々のRAMの記憶領域を分割して使用
するようにしても良い。また、本実施例では、フラッシ
ュ撮影後には、撮影前の絞り値とシャッター速度値に復
帰させる場合について説明したが、これとは別に、フラ
ッシュ撮影の終了後に、画像メモリ8に一時記憶されて
いる撮影画像を電子式ビューファインダ20に所定時間
出力する撮影画像表示手段を設けて(コントロールユニ
ットを兼用することも可能)、フラッシュ撮影が良好に
行われた否かを確認することができる構成にすることも
できる。また、フラッシュ撮影を行う際の絞り値および
シャッター速度値をマニュアル操作によって撮影者が任
意の値に設定できる構成としても良い。さらに、オート
フォーカス機能を備えた電子スチルカメラに限らず、マ
ニュアルフォーカス機能を備えた電子スチルカメラにも
適用できる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る電子ス
チルカメラによれば、制御手段によって、撮影実行前お
よび撮影実行後においては、前記第1の撮影情報記憶手
段に記憶された絞り値とシャッター速度値に設定し、撮
影実行時には前記第2の撮影情報記憶手段に記憶された
絞り値とシャッター速度値に設定することによって、エ
レクトロニックフラッシュの発光が必要な暗い状態であ
っても電子式ビューファインダで被写体を明瞭に確認で
きると共に、適正な露出でフラッシュ撮影を行うことが
可能となるという優れた効果がある。さらに、撮影され
た画像を撮影後に所定時間表示することによって、フラ
ッシュ撮影された画像をすぐに確認することが可能とな
り、撮影の良否を即座に判断でき、電子スチルカメラの
使い勝手が一層向上するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子スチルカメラの概略構成を示
すブロック図である。
【図2】シャッター速度値と絞り値の相関関係とプログ
ラム線との関係を示すプログラム線図である。
【符号の説明】
1 レンズ系 2 撮像素子(CCD(Charge Coupled Device)) 3 光彩絞り 4 絞り調節モータ 5 増幅器 6 A/Dコンバータ 7 画像信号処理回路 8 画像メモリ 9 コントロールユニット(CPU(Central Processi
ng Unit)) 10 CCD駆動部 12 絞り駆動部 13 エレクトロニックフラッシュ 14 操作スイッチ 15 ROM 16 RAM(第1の撮影情報記憶手段,第2の撮影情
報記憶手段) 17 D/Aコンバータ 18 記録装置 19 エンコーダ 20 電子式ビューファインダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子式ビューファインダを備え、撮影時に
    エレクトロニックフラッシュ(Electronic flash)を使
    用可能な電子スチルカメラにおいて、 前記エレクトロニックフラッシュを使用する際に、前記
    電子式ビューファインダに被写体の画像を明瞭に出力す
    るのに最適な絞り値とシャッター速度値とを記憶する第
    1の撮影情報記憶手段と、 前記エレクトロニックフラッシュを使用して撮影する際
    に、被写体の画像を記録するのに最適な絞り値とシャッ
    ター速度値とを記憶する第2の撮影情報記憶手段と、 撮影実行前および撮影実行後においては、前記第1の撮
    影情報記憶手段に記憶された絞り値とシャッター速度値
    に設定し、撮影実行時には前記第2の撮影情報記憶手段
    に記憶された絞り値とシャッター速度値に設定する制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】電子式ビューファインダを備え、撮影時に
    エレクトロニックフラッシュ(Electronic flash)を使
    用可能な電子スチルカメラにおいて、 前記エレクトロニックフラッシュを使用する際に、前記
    電子式ビューファインダに被写体の画像を明瞭に出力す
    るのに最適な絞り値とシャッター速度値とを記憶する第
    1の撮影情報記憶手段と、 前記エレクトロニックフラッシュを使用して撮影する際
    に、被写体の画像を記録するのに最適な絞り値とシャッ
    ター速度値とを記憶する第2の撮影情報記憶手段と、 撮影実行前においては、前記第1の撮影情報記憶手段に
    記憶された絞り値とシャッター速度値に設定し、撮影実
    行時には前記第2の撮影情報記憶手段に記憶された絞り
    値とシャッター速度値に設定する制御手段と、 撮影が実行された後に、撮影された画像を前記電子式ビ
    ューファインダー内に所定時間に限って表示する撮影画
    像表示手段と、 を備えたことを特徴とする電子スチルカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007057971A1 (ja) * 2005-11-21 2009-04-30 パナソニック株式会社 デジタルカメラ、デジタルカメラを搭載した電子機器、デジタルカメラの撮像方法、およびデジタルカメラのプログラムを記憶した記憶媒体
US7639304B2 (en) 2001-08-16 2009-12-29 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup device and method for automatic exposure control and exposure control based on a user-set value and computer-readable storage medium having a program for controlling such a device

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