JP2003043558A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JP2003043558A
JP2003043558A JP2001232927A JP2001232927A JP2003043558A JP 2003043558 A JP2003043558 A JP 2003043558A JP 2001232927 A JP2001232927 A JP 2001232927A JP 2001232927 A JP2001232927 A JP 2001232927A JP 2003043558 A JP2003043558 A JP 2003043558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
emitting body
image pickup
lens
subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001232927A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Uchiyama
浩行 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2001232927A priority Critical patent/JP2003043558A/ja
Publication of JP2003043558A publication Critical patent/JP2003043558A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像時に発生する赤目現象を防止すること。 【解決手段】被写体を撮像し、撮像した被写体の像を感
光媒体に露光する撮像装置であって、被写体の像を受光
するレンズと、像を感光媒体に露光する露光部と、被写
体に対して発光するEL発光体とを備え、EL発光体
は、レンズの近傍に配置される。撮像装置は、感光媒体
及び露光部を格納する筐体を更に備え、レンズは、撮像
時において筐体の被写体に対向する側に配置され、EL
発光体を、レンズ近傍の筐体の外表面に備える。撮像装
置は、EL発光体を、レンズの周囲を囲むようにリング
状に筐体の外表面に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に関す
る。特に本発明は、EL発光体としてEL発光体を使用
する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】EL(エレクトロルミネッセンス)素子
を有するフラッシュ装置が、特開平01−265237
号公報に開示されている。特開平01−265237号
公報に開示されたフラッシュ装置は、EL素子をフラッ
シュ装置のデータ表示部のバックライト照明として用い
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平01−
265237号公報に開示されたフラッシュ装置は、近
距離撮像時に被写体が人である場合に生じやすい赤目現
象を防止することが困難であった。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる撮像装置を提供することを目的とする。この
目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組
み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更な
る有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、被写体を撮像し、撮像した被写体の像を感
光媒体に露光する撮像装置であって、撮像装置は、被写
体の像を受光するレンズと、像を感光媒体に露光する露
光部と、被写体に対して発光するEL発光体とを備え、
EL発光体は、レンズの近傍に配置される。
【0006】撮像装置は、感光媒体及び露光部を格納す
る筐体を更に備え、レンズは、撮像時において筐体の被
写体に対向する側に配置され、EL発光体を、レンズ近
傍の筐体の外表面に備えることが好ましい。また、撮像
装置は、EL発光体を、レンズの周囲を囲むようにリン
グ状に筐体の外表面に備えることが好ましい。
【0007】更に、EL発光体は、複数の色で発光可能
であって、撮像装置は、撮像時の被写体と当該撮像装置
との距離に応じてEL発光体の発光時の色温度を制御す
る制御部を更に備えることが好ましい。また、制御部
は、赤目を防止する色温度でEL発光体を発光させても
よい。
【0008】また、撮像装置は、EL発光体を筐体の被
写体に対向する面に所定の面積備え、制御部は、撮像時
の被写体と当該撮像装置との距離に応じて、発光させる
EL発光体の領域を変化させてもよい。また、制御部
は、近距離撮像時においてレンズ近傍の領域のEL発光
体を発光させることが好ましい。
【0009】更に、撮像装置は、撮像時に被写体に対し
て発光し、発光量がEL発光体より大きい主発光体を更
に備え、EL発光体を、主発光体よりもレンズに近い位
置に備えることが好ましい。この場合、撮像装置は、撮
像時にEL発光体を発光させ、EL発光体が発光した後
で主発光体を発光させることによって赤目を防止する制
御部を更に備えることが好ましい。
【0010】また、撮像装置は、近距離撮像時におい
て、主発光体を発光させず、EL発光体をストロボとし
て発光させる制御部を更に備えてもよい。また、撮像装
置は、近距離撮像時において、主発光体及びEL発光体
を同時に発光させる制御部を更に備えてもよい。
【0011】更に、撮像装置は、感光媒体及び露光部を
格納する筐体を更に備え、レンズは、撮像時において筐
体の被写体に対向する側に配置され、主発光体を、筐体
のレンズが配置された面と略同一の面に更に備え、EL
発光体を、筐体の外表面の主発光体よりも前記レンズに
近い位置に備えることが好ましい。この場合、EL発光
体は、主発光体の周囲で、かつ主発光体よりもレンズに
近い位置に配置されることが好ましい。
【0012】更に、撮像装置は、撮像時に被写体に対し
て発光し、発光量がEL発光体より大きい主発光体を更
に備え、EL発光体は、主発光体の周囲に配置され、近
距離撮像時に制御部は、EL発光体の主発光体よりもレ
ンズに近い領域を発光させることが好ましい。主発光体
を、筐体のレンズが配置された面と略同一の面に更に備
え、EL発光体は、主発光体の周囲の筐体の外表面に配
置され、近距離撮像時に制御部は、EL発光体の主発光
体よりもレンズに近い領域を発光させてもよい。
【0013】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0015】図1は、本発明の一実施形態である撮像装
置10の構成の概略を示すブロック図である。撮像装置
10は、被写体を撮像し、撮像した被写体の像をCCD
30又はフィルム等の感光媒体に露光する。図1では、
撮像装置10の一例としてデジタルカメラの構成につい
て説明するが、本発明は、デジタルカメラに限られず、
フィルムに撮像する銀塩カメラであってもよい。撮像装
置10は、主に撮像ユニット20、撮像制御ユニット4
0、処理ユニット60、表示ユニット100、および操
作ユニット110を含む。
【0016】撮像ユニット20は、撮影および結像に関
する機構部材および電気部材を含む。撮像ユニット20
はまず、映像を取り込んで処理を施す撮影レンズ22、
露光部140、CCD30、および撮像信号処理部32
を含む。露光部140は、絞り24、シャッタ26、お
よび光学LPF(ローパスフィルタ)28を含み、撮影
レンズ22から取り込まれた映像をCCD30に露光す
る。撮影レンズ22は、フォーカスレンズやズームレン
ズ等からなる。この構成により、被写体像がCCD30
の受光面上に結像する。結像した被写体像の光量に応
じ、CCD30の各センサエレメント(図示せず)に電
荷が蓄積される(以下その電荷を「蓄積電荷」とい
う)。蓄積電荷は、リードゲートパルスによってシフト
レジスタ(図示せず)に読み出され、レジスタ転送パル
スによって電圧信号として順次読み出される。
【0017】撮像装置10は一般に電子シャッタ機能を
有するので、シャッタ26のような機械式シャッタは必
須ではない。電子シャッタ機能を実現するために、CC
D30にシャッタゲートを介してシャッタドレインが設
けられる。シャッタゲートを駆動すると蓄積電荷がシャ
ッタドレインに掃き出される。シャッタゲートの制御に
より、各センサエレメントに電荷を蓄積するための時
間、すなわちシャッタスピードが制御できる。
【0018】CCD30から出力される電圧信号、すな
わちアナログ信号は撮像信号処理部32でR、G、B成
分に色分解され、まずホワイトバランスが調整される。
つづいて撮像信号処理部32はガンマ補正を行い、必要
なタイミングでR、G、B信号を順次A/D変換し、そ
の結果得られたデジタルの画像データ(以下単に「デジ
タル画像データ」とよぶ)を処理ユニット60へ出力す
る。
【0019】撮像ユニット20はさらに、ファインダ3
4とEL発光体120を有する。ファインダ34には図
示しないLCDを内装してもよく、その場合、後述のメ
インCPU62等からの各種情報をファインダ34内に
表示できる。図1に示すようにEL発光体120は、撮
影レンズ22の近傍に配置され、電流を供給されたとき
に発光して被写体を照射する。EL発光体120を撮影
レンズ22の近傍に配置することによって、撮像装置1
0が人間の被写体を撮像するときに、EL発光体120
が撮像装置10において撮影レンズ22の中心と人間の
目とを結ぶ線に近い位置に存在する。したがって、近距
離撮像時にEL発光体120を赤目防止及びストロボと
して発光させても、赤目現象が発生しない。更に、EL
発光体120が複数の色で発光可能である場合、撮像装
置10は、EL発光体120の発光時の色温度を制御す
ることによって赤目を防止する色温度でEL発光体12
0を発光させることができる。
【0020】撮像制御ユニット40は、ズーム駆動部4
2、フォーカス駆動部44、絞り駆動部46、シャッタ
駆動部48、それらを制御する撮像系制御部50、測距
センサ52、および測光センサ54をもつ。ズーム駆動
部42などの駆動部は、それぞれステッピングモータ等
の駆動手段を有する。後述のレリーズスイッチ114の
押下に応じ、測距センサ52は被写体までの距離を測定
し、測光センサ54は被写体輝度を測定する。測定され
た距離のデータ(以下単に「測距データ」という)およ
び被写体輝度のデータ(以下単に「測光データ」とい
う)は撮像系制御部50へ送られる。撮像系制御部50
は、ユーザから指示されたズーム倍率等の撮影情報に基
づき、ズーム駆動部42とフォーカス駆動部44を制御
して撮影レンズ22のズーム倍率とピントの調整を行
う。
【0021】撮像系制御部50は、1画像フレームのR
GBのデジタル信号積算値、すなわちAE情報に基づい
て絞り値とシャッタスピードを決定する。決定された値
にしたがい、絞り駆動部46とシャッタ駆動部48がそ
れぞれ絞り量の調整とシャッタ26の開閉を行う。
【0022】撮像系制御部50はまた、測光データに基
づいてEL発光体120の発光を制御し、同時に絞り2
4の絞り量を調整する。ユーザが映像の取込を指示した
とき、CCD30が電荷蓄積を開始し、測光データから
計算されたシャッタ時間の経過後、蓄積電荷が撮像信号
処理部32へ出力される。EL発光体120が複数の色
で発光可能である場合、撮像系制御部50は、撮像時の
被写体と撮像装置10との距離に応じてEL発光体12
0の発光時の色温度を制御してもよい。また、このとき
に撮像系制御部50は、赤目を防止する色温度でEL発
光体120を発光させることが好ましい。更に、撮像系
制御部50は、撮像時の被写体と撮像装置10との距離
に応じて赤目を防止するようにEL発光体120の発光
量を制御してもよい。
【0023】処理ユニット60は、撮像装置10全体、
とくに処理ユニット60自身を制御するメインCPU6
2と、これによって制御されるメモリ制御部64、YC
処理部70、オプション装置制御部74、圧縮伸張処理
部78、通信I/F部80を有する。メインCPU62
は、シリアル通信などにより、撮像系制御部50との間
で必要な情報をやりとりする。メインCPU62の動作
クロックは、クロック発生器88から与えられる。クロ
ック発生器88は、撮像系制御部50、表示ユニット1
00に対してもそれぞれ異なる周波数のクロックを提供
する。
【0024】メインCPU62には、キャラクタ生成部
84とタイマ86が併設されている。タイマ86は電池
でバックアップされ、つねに日時をカウントしている。
このカウント値から撮影日時に関する情報、その他の時
刻情報がメインCPU62に与えられる。キャラクタ生
成部84は、撮影日時、タイトル等の文字情報を発生
し、この文字情報が適宜撮影画像に合成される。
【0025】メモリ制御部64は、不揮発性メモリ66
とメインメモリ68を制御する。不揮発性メモリ66
は、EEPROM(電気的消去およびプログラム可能な
ROM)やFLASHメモリなどで構成され、ユーザー
による設定情報や出荷時の調整値など、撮像装置10の
電源がオフの間も保持すべきデータが格納されている。
不揮発性メモリ66には、場合によりメインCPU62
のブートプログラムやシステムプログラムなどが格納さ
れてもよい。一方、メインメモリ68は一般にDRAM
のように比較的安価で容量の大きなメモリで構成され
る。メインメモリ68は、撮像ユニット20から出力さ
れたデータを格納するフレームメモリとしての機能、各
種プログラムをロードするシステムメモリとしての機
能、その他ワークエリアとしての機能をもつ。不揮発性
メモリ66とメインメモリ68は、処理ユニット60内
外の各部とメインバス82を介してデータのやりとりを
行う。
【0026】YC処理部70は、デジタル画像データに
YC変換を施し、輝度信号Yと色差(クロマ)信号B−
Y、R−Yを生成する。輝度信号と色差信号はメモリ制
御部64によってメインメモリ68に一旦格納される。
圧縮伸張処理部78はメインメモリ68から順次輝度信
号と色差信号を読み出して圧縮する。こうして圧縮され
たデータ(以下単に「圧縮データ」という)は、オプシ
ョン装置制御部74を介してオプション装置76の一種
であるメモリカードへ書き込まれる。
【0027】処理ユニット60はさらにエンコーダ72
をもつ。エンコーダ72は輝度信号と色差信号を入力
し、これらをビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変
換してビデオ出力端子90から出力する。オプション装
置76に記録されたデータからビデオ信号を生成する場
合、そのデータはまずオプション装置制御部74を介し
て圧縮伸張処理部78へ与えられる。つづいて、圧縮伸
張処理部78で必要な伸張処理が施されたデータはエン
コーダ72によってビデオ信号へ変換される。
【0028】オプション装置制御部74は、オプション
装置76に認められる信号仕様およびメインバス82の
バス仕様にしたがい、メインバス82とオプション装置
76の間で必要な信号の生成、論理変換、または電圧変
換などを行う。撮像装置10は、オプション装置76と
して前述のメモリカードのほかに、例えばPCMCIA
準拠の標準的なI/Oカードをサポートしてもよい。そ
の場合、オプション装置制御部74は、PCMCIA用
バス制御LSIなどで構成してもよい。
【0029】通信I/F部80は、撮像装置10がサポ
ートする通信仕様、たとえばUSB、RS−232C、
イーサネット(登録商標)などの仕様に応じたプロトコ
ル変換等の制御を行う。通信I/F部80は、必要に応
じてドライバICを含み、ネットワークを含む外部機器
とコネクタ92を介して通信する。そうした標準的な仕
様のほかに、例えばプリンタ、カラオケ機、ゲーム機等
の外部機器との間で独自のI/Fによるデータ授受を行
う構成としてもよい。
【0030】表示ユニット100は、LCDモニタ10
2とLCDパネル104を有する。それらはLCDドラ
イバであるモニタドライバ106、パネルドライバ10
8によってそれぞれ制御される。LCDモニタ102
は、例えば2インチ程度の大きさでカメラ背面に設けら
れ、現在の撮影や再生のモード、撮影や再生のズーム倍
率、電池残量、日時、モード設定のための画面、被写体
画像などを表示する。LCDパネル104は例えば小さ
な白黒LCDでカメラ上面に設けられ、画質(FINE
/NORMAL/BASICなど)、ストロボ発光/発
光禁止、標準撮影可能枚数、画素数、電池容量などの情
報を簡易的に表示する。
【0031】操作ユニット110は、ユーザーが撮像装
置10の動作やそのモードなどを設定または指示するた
めに必要な機構および電気部材を含む。パワースイッチ
112は、撮像装置10の電源のオンオフを決める。レ
リーズスイッチ114は、半押しと全押しの二段階押し
込み構造になっている。一例として、半押しでAFおよ
びAEがロックし、全押しで撮影画像の取込が行われ、
必要な信号処理、データ圧縮等の後、メインメモリ6
8、オプション装置76等に記録される。操作ユニット
110はこれらのスイッチの他、回転式のモードダイヤ
ルや十字キーなどによる設定を受け付けてもよく、それ
らは図1において機能設定部116と総称されている。
操作ユニット110で指定できる動作または機能の例と
して、「ファイルフォーマット」、「特殊効果」、「印
画」、「決定/保存」、「表示切換」等がある。ズーム
スイッチ118は、ズーム倍率を決める。また、操作ユ
ニット110の機能設定部116にスイッチを設けて、
撮像装置10を近距離撮像のモードに設定できるように
することによって、ユーザが、近距離撮像時に手動で撮
像装置10を近距離撮像のモードに設定してもよい。
【0032】以上の構成による主な動作は以下のとおり
である。
【0033】まず撮像装置10のパワースイッチ112
がオンされ、カメラ各部に電力が供給される。メインC
PU62は、機能設定部116の状態を読み込むこと
で、撮像装置10が撮影モードにあるか再生モードにあ
るかを判断する。
【0034】カメラが撮影モードにあるとき、メインC
PU62はレリーズスイッチ114の半押し状態を監視
する。半押し状態が検出されたとき、メインCPU62
は測光センサ54および測距センサ52からそれぞれ測
光データと測距データを得る。得られたデータに基づい
て撮像制御ユニット40が動作し、撮影レンズ22のピ
ント、絞りなどの調整が行われる。このときに撮像系制
御部50は、EL発光体120が複数の色で発光可能で
ある場合、被写体と撮像装置10との距離を含む測距デ
ータに応じてEL発光体120の発光時の色温度および
発光量を調整する。例えば、撮像系制御部50は、赤目
を防止する色温度および発光量で発光するようにEL発
光体120を制御する。また、操作ユニット110の機
能設定部116に近距離撮像モード用のスイッチが設け
られた場合、ユーザは、手動で撮像装置10を近距離撮
像のモードに設定することによって、近距離撮像時にE
L発光体120を赤目を防止する色温度および発光量で
発光させてもよい。
【0035】調整が完了すると、LCDモニタ102に
「スタンバイ」などの文字を表示してユーザーにその旨
を伝え、つづいてレリーズスイッチ114の全押し状態
を監視する。レリーズスイッチ114が全押しされる
と、EL発光体120が発光し、所定のシャッタ時間を
おいてシャッタ26が閉じられ、CCD30の蓄積電荷
が撮像信号処理部32へ掃き出される。撮像信号処理部
32による処理の結果生成されたデジタル画像データは
メインバス82へ出力される。デジタル画像データは一
旦メインメモリ68へ格納され、この後YC処理部70
と圧縮伸張処理部78で処理を受け、オプション装置制
御部74を経由してオプション装置76へ記録される。
記録された画像は、フリーズされた状態でしばらくLC
Dモニタ102に表示され、ユーザーは撮影画像を知る
ことができる。以上で一連の撮影動作が完了する。
【0036】一方、撮像装置10が再生モードの場合、
メインCPU62は、メモリ制御部64を介してメイン
メモリ68から最後に撮影した画像を読み出し、これを
表示ユニット100のLCDモニタ102へ表示する。
この状態でユーザーが機能設定部116にて「順送
り」、「逆送り」を指示すると、現在表示している画像
の前後に撮影された画像が読み出され、LCDモニタ1
02へ表示される。
【0037】図2は、図1に示した撮像装置10の正面
図である。撮像装置10は、外表面上に、被写体の像を
受光する撮影レンズ22と、被写体に対して発光するE
L発光体120、CCD30等の感光媒体及び露光部1
40等を主に格納する筐体200とを備える。撮影レン
ズ22は、撮像時において筐体200の被写体に対向す
る側に配置される。EL発光体120は、例えば、筐体
200において撮影レンズ22と同一の面に形成され
る。より具体的には、EL発光体120は、撮影レンズ
22近傍の筐体200の外表面に配置される。
【0038】例えば、図2では、EL発光体120は、
撮影レンズ22の周囲を囲むようにリング状に筐体20
0の外表面に配置される。この場合、EL発光体120
の内周と、撮影レンズ22の外周を覆う外周カバーとが
接する。EL発光体120を撮影レンズ22の近傍に配
置することによって、撮像装置10が人間の被写体を撮
像するときに、EL発光体120は、撮像装置10にお
いて撮影レンズ22の中心と人間の目とを結ぶ線に近い
位置に存在する。したがって、EL発光体120の光が
目に直接入りやすいので、近距離撮像時にEL発光体1
20をストロボとして発光させても、赤目現象が発生し
ない。
【0039】図3は、図2に示した撮像装置10の変形
例を示す。図3の撮像装置10は、EL発光体130の
配置位置を除いては図2の撮像装置10と同様の構成を
有する。図3のEL発光体130は、図2のEL発光体
120と同様に、撮影レンズ22の周囲を囲むようにリ
ング状に筐体200の外表面に配置される。しかし、図
2に示すEL発光体120と違い、図3のEL発光体1
30は、撮影レンズ22の外周を覆う外周カバーと所定
の距離を保って、撮影レンズ22の周囲をリング状に囲
む。
【0040】図3の実施形態においても、撮像装置10
が人間の被写体を撮像するときに、EL発光体120
は、撮像装置10において撮影レンズ22の中心と人間
の目とを結ぶ線に近い位置に存在する。したがって、近
距離撮像時にEL発光体130を赤目防止及びストロボ
として発光させても、赤目現象が発生しない。
【0041】図4は、図1に示した撮像装置10の更に
他の実施形態を示す。撮像装置10は、EL発光体12
0を、筐体200の被写体に対向する面に所定の面積備
える。例えば、図4に示すEL発光体120は、筐体2
00の被写体に対向する面の所定の領域に形成された第
1発光領域132A、第2発光領域132B、および第
3発光領域132Cを含む。
【0042】第1発光領域132Aは、3つの発光領域
の中で最も撮影レンズ22に近い領域に形成され、撮影
レンズ22の周囲を囲むように形成される。第2発光領
域132Bは、第1発光領域132Aの周囲を囲むよう
に形成される。第3発光領域132Cは、3つの発光領
域の中で最も撮影レンズ22から遠い領域に形成され、
第2発光領域132Bの周囲を囲むように形成される。
図4では、第3発光領域132Cは、筐体200の被写
体に対向する面の端部に至るまで形成されているが、第
3発光領域132Cは、筐体200の被写体に対向する
面の端部に至るまで形成されてなくてもよい。また、図
4に示す発光領域は、矩形に形成されているが、発光領
域は矩形に限られず、円形、三角形等の他の形状に形成
されてもよい。
【0043】撮像系制御部50は、撮像時の被写体と撮
像装置10との距離に応じて、発光させるEL発光体1
20の領域を変化させる。例えば、遠距離撮像時には、
撮像系制御部50は、第1発光領域132A、第2発光
領域132B、および第3発光領域の全てを発光させ、
近距離撮像時には、撮像系制御部50は、撮影レンズ2
2近傍の領域の第1発光領域132Aのみを発光させ
る。近距離撮像時に撮影レンズ22の近傍の第1発光領
域132Aを発光させることによって、撮像装置10に
おいて撮影レンズ22の中心と人間の目とを結ぶ線に最
も近い位置の第1発光領域132Aが発光する。したが
って、近距離撮像時にEL発光体120を赤目防止及び
ストロボとして発光させても、赤目現象が発生しない。
【0044】図5は、図1に示した撮像装置10の変形
例の構成の概略を示すブロック図である。図5に示す撮
像ユニット20は、図1に示した撮像ユニット20の構
成に加えて主発光体36を更に備える。主発光体36
は、撮像時に被写体に対して発光し、発光量がEL発光
体120より大きい。主発光体36は、撮像系制御部5
0に接続され、撮像系制御部50によって発光のタイミ
ングおよび発光量が制御される。主発光体36は、コン
デンサ(図示せず)に蓄えられたエネルギが放電管36
aに供給されたときに、放電管36aが発光することに
よって機能する。図5の撮像装置10の構成は、撮像ユ
ニット20が主発光体36を備える以外の点について
は、図1に示した撮像装置10と同様の構成を有する。
【0045】図5における撮像装置10は、EL発光体
120を、主発光体36よりも撮影レンズ22に近い位
置に備える。図5の場合、EL発光体120は、撮影レ
ンズ22の近傍に配置される。図5に示す撮像系制御部
50は、主発光体36およびEL発光体120の2つの
発光体を有するので、2つの発光体の機能を組み合わせ
ることにより、赤目を防止しつつ強い発光量で被写体を
撮像することができる。例えば、撮像系制御部50は、
撮像時に撮影レンズ22近傍のEL発光体120を発光
させ、EL発光体120が発光した後で主発光体36を
EL発光体120よりも大きい発光量で発光させること
によって赤目を防止することができる。
【0046】図5における撮像系制御部50の主発光体
36およびEL発光体120を制御する動作について以
下に説明する。カメラが撮影モードにあるとき、メイン
CPU62はレリーズスイッチ114の半押し状態を監
視する。半押し状態が検出されたとき、撮像系制御部5
0は、測光センサ54および測距センサ52からそれぞ
れ測光データと測距データを得る。このときに撮像系制
御部50は、EL発光体120を発光させることにより
測距センサ52から被写体と撮像装置10との距離を含
む測距データを得てもよい。また、操作ユニット110
の機能設定部116にスイッチを設けて、撮像装置10
を近距離撮像のモードに設定できるようにすることによ
って、ユーザが、近距離撮像時に手動で撮像装置10を
近距離撮像のモードに設定してもよい。
【0047】次に、得られた測光データおよび測距デー
タに基づいて撮像制御ユニット40が動作し、撮影レン
ズ22のピント、絞りなどの調整が行われる。撮像系制
御部50は、測距データから得られた被写体と撮像装置
10との距離に基づいて主発光体36およびEL発光体
120の発光量および発光のタイミングを制御する。例
えば、被写体と撮像装置10との距離が所定の距離以上
である場合、撮像系制御部50は、レリーズスイッチ1
14が全押しされると、EL発光体120を発光させ、
EL発光体120が発光した後で主発光体36を発光さ
せることによって赤目を防止する。また、被写体と撮像
装置10との距離が所定の距離より小さい場合、撮像系
制御部50は、レリーズスイッチ114が全押しされる
と、主発光体36を発光させず、EL発光体120をス
トロボとして発光させる。この場合、撮像系制御部50
は、EL発光体120の色温度を赤目現象が生じない色
温度および発光量に調整することで赤目を防止する。
【0048】また、主発光体36およびEL発光体12
0の発光タイミングは、上記に限らない。例えば、被写
体と撮像装置10との距離が所定の距離より小さい場合
に、撮像系制御部50は、EL発光体120を発光さ
せ、EL発光体120が発光した後で主発光体36を発
光させてもよい。更に、撮像系制御部50は、被写体と
撮像装置10との距離が所定の距離より小さい場合に、
主発光体36及びEL発光体120を同時に発光させて
もよい。この場合、撮像系制御部50は、主発光体36
及びEL発光体120を同時に発光させたときの色温度
が赤目現象を生じさせない色温度となるようにEL発光
体120を調整する。
【0049】図6は、図5に示す撮像装置10の正面図
を示す。撮像装置10は、CCD30等の感光媒体及び
露光部140を格納する筐体200を備える。更に、撮
像装置10は、筐体200の被写体に対向する外表面
に、撮影レンズ22と、主発光体36と、EL発光体1
20とを有する。EL発光体120は、主発光体36よ
りも撮影レンズ22に近い位置に配置される。例えば、
図6では、EL発光体120は、撮影レンズ22の周囲
にリング上に設けられる。
【0050】EL発光体120を主発光体36よりも撮
影レンズ22の近傍に配置することによって、撮像装置
10が人間の被写体を撮像するときに、EL発光体12
0は、主発光体36よりも撮像装置10において撮影レ
ンズ22の中心と人間の目とを結ぶ線に近い位置に存在
する。したがって、近距離撮像時にEL発光体120を
発光させた後で主発光体36を発光させることにより、
赤目を防止することができる。
【0051】図7は、図6に示した撮像装置10の断面
の構成の概略を示す。撮像装置10の内部構成は、説明
を簡単にするために、撮影レンズ22、測距センサ5
2、撮像系制御部50、筐体200、主発光体36、お
よびEL発光体120以外の構成を省略する。図7は、
撮像装置10が人間を被写体として撮影する状況を示
す。図7に示すように撮像系制御部50は、測距センサ
52、主発光体36、およびEL発光体120に接続さ
れる。したがって、図5において説明したのと同様に、
測距センサ52から得た被写体と撮像装置10との距離
に基づいて撮像系制御部50は、主発光体36およびE
L発光体120の発光タイミングおよび発光量を制御す
ることにより赤目を効果的に防止することができる。
【0052】更に、EL発光体120を、主発光体36
よりも撮影レンズ22に近い位置に配置することによっ
て、EL発光体120は、被写体の目18と撮影レンズ
22の中心とを結ぶ線の近傍に位置する。したがって、
EL発光体120の光が目に直接入りやすいので、近距
離撮像時にEL発光体120をプレ発光させた後で主発
光体36を発光させることにより、赤目を防止すること
ができる。
【0053】図8(A)および図8(B)は、撮像装置
10の他の実施形態を示す。図8(A)および図8
(B)に示す実施形態において、EL発光体122は、
主発光体36の周囲で、かつ主発光体36よりも撮影レ
ンズ22に近い位置に配置される。図8(A)では、E
L発光体122は、主発光体36の周囲の一箇所におい
て、かつ主発光体36よりも撮影レンズ22に近い位置
に形成される。図8(B)では、EL発光体122は、
主発光体36の周囲の一部を囲み、かつ主発光体36よ
りも撮影レンズ22に近い位置に形成される。EL発光
体122は、図8(A)および図8(B)に示すような
矩形に限られず、円形、または三角形等の形に形成され
てもよい。
【0054】図8(A)および図8(B)の撮像装置1
0は、EL発光体122を主発光体36の周囲に形成す
ることによって主発光体12の発光によってCCD30
等の感光媒体に形成される影を消すことができる。更
に、EL発光体120は、被写体の目18と撮影レンズ
22の中心とを結ぶ線の近傍に配置されるので、主発光
体36の発光によって発生する赤目現象を、被写体の目
18に直接対向する位置の近傍に配置されたEL発光体
120の発光により効果的に防ぐことができる。
【0055】図9は、図8に示す撮像装置10の変形例
を示す。図9の撮像装置10は、EL発光体122が主
発光体36の周囲を囲むように配置される。近距離撮像
時に撮像系制御部50は、EL発光体122内で主発光
体36よりも撮影レンズ22に近い領域128を発光さ
せる。また、EL発光体122内の発光領域128は、
図9に示すような主発光体36を囲む矩形の2辺を占め
る領域に限られず、撮影レンズ22により近く、図9に
示す領域よりも小さい領域を発光させてもよい。
【0056】図9の撮像装置10は、EL発光体122
を主発光体36の周囲に形成することによって主発光体
12の発光によってCCD30等の感光媒体に形成され
る影を消すことができる。更に、近距離撮像時における
EL発光体122の発光領域は、被写体の目18と撮影
レンズ22の中心とを結ぶ線の近傍に配置されるので、
主発光体36の発光によって発生する赤目現象を、被写
体の目18に直接対向する位置の近傍の発光領域128
を主発光体36より先に発光させることにより効果的に
防ぐことができる。
【0057】図10は、図5に示す撮像装置10の更に
他の実施形態を示す。図10に示す撮像装置10は、主
発光体38を筐体200とは別体に備える。EL発光体
124は、主発光体38の周囲で、かつ主発光体38よ
りも撮影レンズ22に近い位置に配置される。図10の
撮像装置10は、EL発光体124を主発光体38の周
囲に形成することによって主発光体38の発光によって
CCD30等の感光媒体に形成される影を消すことがで
きる。更に、近距離撮像時におけるEL発光体124
は、主発光体38に比べて被写体の目18と撮影レンズ
22の中心とを結ぶ線に近い位置に配置される。したが
って、主発光体36の発光によって発生する赤目現象
を、主発光体38よりも被写体の目18に直接対向する
位置の近くに配置されたEL発光体124を主発光体3
6よりも先に発光させることにより防ぐことができる。
【0058】図11は、図5において撮像系制御部50
が、主発光体36およびEL発光体120を制御するフ
ローを示す。まず、撮像系制御部50は、EL発光体を
発光させ(S10)、測距センサ52で被写体と撮像装
置10との間の距離を測定する(S12)。次に撮像系
制御部50は、測距センサ52が測定した距離が所定の
距離以上であるかどうかを判断する(S14)。測定さ
れた距離が、所定の距離以上である場合(S14、YE
S)、撮像系制御部50は、EL発光体120の色温度
を調整し(S22)、EL発光体120を発光させた後
で、主発光体36を発光させる(S26)ことにより赤
目を防止する。一方、測定された距離が、所定の距離よ
り小さい場合(S14、NO)、撮像系制御部50は、
EL発光体120の色温度を調整した後(S22)、主
発光体36を発光させずにEL発光体120をストロボ
として発光させる(S18)。次に、撮像系制御部50
は、撮影レンズ22から取り込まれた映像をCCD30
等の感光媒体に露光する。
【0059】以上、本発明を実施形態を用いて説明した
が、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に
は限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改
良を加えることができる。そのような変更または改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0060】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば撮像時に発生する赤目現象を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である撮像装置10の構成
の概略を示すブロック図である。
【図2】図1に示した撮像装置10の正面図である。
【図3】図2に示した撮像装置10の変形例を示す。
【図4】図1に示した撮像装置10の更に他の実施形態
を示す。
【図5】図1に示した撮像装置10の変形例の構成の概
略を示すブロック図である。
【図6】図5に示す撮像装置10の正面図を示す。
【図7】図6に示した撮像装置10の断面の構成の概略
を示す。
【図8】撮像装置10の他の実施形態を示す。
【図9】図8に示す撮像装置10の変形例を示す。
【図10】図5に示す撮像装置10の更に他の実施形態
を示す。
【図11】図5において撮像系制御部50が、主発光体
36およびEL発光体120を制御するフローを示す。
【符号の説明】
10・・・デジタルカメラ、20・・・撮像ユニット、
22・・・撮影レンズ、24・・・絞り、26・・・シ
ャッタ、28・・・光学LPF、30・・・CCD、3
2・・・撮像信号処理部、34・・・ファインダ、36
・・・主発光体、36a・・・放電管、40・・・撮像
制御ユニット、42・・・ズーム駆動部、44・・・フ
ォーカス駆動部、46・・・絞り駆動部、48・・・シ
ャッタ駆動部、50・・・撮像系制御部、52・・・測
距センサ、54・・・測光センサ、60・・・処理ユニ
ット、62・・・メインCPU、64・・・メモリ制御
部、66・・・不揮発性メモリ、68・・・メインメモ
リ、70・・・YC処理部、72・・・エンコーダ、7
4・・・オプション装置制御部、76・・・オプション
装置、78・・・圧縮伸張処理部、80・・・通信I/
F部、82・・・メインバス、84・・・キャラクタ生
成部、86・・・タイマ、88 ・・・クロック発生
器、90 ・・・ビデオ出力端子、92 ・・・コネク
タ、100・・・表示ユニット、102 ・・・LCD
モニタ、104・・・ LCDパネル、106・・・
モニタドライバ、108・・・ パネルドライバ、11
0 ・・・操作ユニット、112 ・・・パワースイッ
チ、114 ・・・レリーズスイッチ、116 ・・・
機能設定部、118 ・・・ズームスイッチ、120・
・・EL発光体、132A・・・第1発光領域、132
B・・・、第2発光領域、132C・・・第3発光領
域、200・・・筐体

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像し、撮像した前記被写体
    の像を感光媒体に露光する撮像装置であって、 前記被写体の像を受光するレンズと、 前記像を前記感光媒体に露光する露光部と、 前記被写体に対して発光するEL発光体とを備え、 前記EL発光体は、前記レンズの近傍に配置されたこと
    を特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記感光媒体及び前記露光部を格納す
    る筐体を更に備え、 前記レンズは、撮像時において前記筐体の前記被写体に
    対向する側に配置され、 前記EL発光体を、前記レンズ近傍の前記筐体の外表面
    に備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記EL発光体を、前記レンズの周囲を
    囲むようにリング状に前記筐体の外表面に備えたことを
    特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記EL発光体は、複数の色で発光可能
    であって、撮像時の前記被写体と当該撮像装置との距離
    に応じて前記EL発光体の発光時の色温度を制御する制
    御部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮
    像装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、赤目を防止する色温度で
    前記EL発光体を発光させることを特徴とする請求項4
    に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記EL発光体を、前記筐体の前記被写
    体に対向する面に所定の面積備え、前記制御部は、撮像
    時の前記被写体と当該撮像装置との距離に応じて、発光
    させる前記EL発光体の領域を変化させることを特徴と
    する請求項2に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、近距離撮像時においてレ
    ンズ近傍の領域の前記EL発光体を発光させることを特
    徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 撮像時に前記被写体に対して発光し、
    発光量が前記EL発光体より大きい主発光体を更に備
    え、 前記EL発光体を、前記主発光体よりも前記レンズに近
    い位置に備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像
    装置。
  9. 【請求項9】 撮像時に前記EL発光体を発光させ、前
    記EL発光体が発光した後で前記主発光体を発光させる
    ことによって赤目を防止する制御部を更に備えたことを
    特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 近距離撮像時において、前記主発光体
    を発光させず、前記EL発光体をストロボとして発光さ
    せる制御部を更に備えたことを特徴とする請求項8に記
    載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 近距離撮像時において、前記主発光体
    及び前記EL発光体を同時に発光させる制御部を更に備
    えたことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  12. 【請求項12】 前記感光媒体及び前記露光部を格納
    する筐体を更に備え、 前記レンズは、撮像時において前記筐体の前記被写体に
    対向する側に配置され前記主発光体を、前記筐体の前記
    レンズが配置された面と略同一の面に更に備え、 前記EL発光体を、前記筐体の外表面の前記主発光体よ
    りも前記レンズに近い位置に備えたことを特徴とする請
    求項8に記載の撮像装置。
  13. 【請求項13】 前記EL発光体が、前記主発光体の周
    囲で、かつ前記主発光体よりも前記レンズに近い位置に
    配置されたことを特徴とする請求項8又は12に記載の
    撮像装置。
  14. 【請求項14】 撮像時に前記被写体に対して発光し、
    発光量が前記EL発光体より大きい主発光体を更に備
    え、 前記EL発光体は、前記主発光体の周囲に配置され、近
    距離撮像時に前記制御部は、前記EL発光体の前記主発
    光体よりも前記レンズに近い領域を発光させることを特
    徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  15. 【請求項15】 前記主発光体を、前記筐体の前記レ
    ンズが配置された面と略同一の面に更に備え、 前記EL発光体は、前記主発光体の周囲の前記筐体の外
    表面に配置され、近距離撮像時に前記制御部は、前記E
    L発光体の前記主発光体よりも前記レンズに近い領域を
    発光させることを特徴とする請求項14に記載の撮像装
    置。
JP2001232927A 2001-07-31 2001-07-31 撮像装置 Pending JP2003043558A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001232927A JP2003043558A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001232927A JP2003043558A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003043558A true JP2003043558A (ja) 2003-02-13

Family

ID=19064769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001232927A Pending JP2003043558A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003043558A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007033745A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Fujifilm Corp 撮影装置
JP2014119580A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Pioneer Electronic Corp 撮像装置
JP2015005737A (ja) * 2013-05-21 2015-01-08 株式会社半導体エネルギー研究所 発光装置、カメラ
JP2019109901A (ja) * 2013-09-19 2019-07-04 株式会社半導体エネルギー研究所 携帯情報端末
JP2019113851A (ja) * 2013-09-19 2019-07-11 株式会社半導体エネルギー研究所 情報処理装置
JP2020030429A (ja) * 2013-06-27 2020-02-27 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007033745A (ja) * 2005-07-26 2007-02-08 Fujifilm Corp 撮影装置
JP2014119580A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Pioneer Electronic Corp 撮像装置
KR20210016090A (ko) * 2013-05-21 2021-02-10 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 발광 장치 및 카메라
JP2015005737A (ja) * 2013-05-21 2015-01-08 株式会社半導体エネルギー研究所 発光装置、カメラ
KR102625606B1 (ko) * 2013-05-21 2024-01-17 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 전자 기기 및 카메라
KR20220034933A (ko) * 2013-05-21 2022-03-18 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 전자 기기 및 카메라
KR102373396B1 (ko) * 2013-05-21 2022-03-11 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 반도체 장치, 휴대 전화, 및 디지털 스틸 카메라
US10764481B2 (en) 2013-05-21 2020-09-01 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting device and camera
US11172109B2 (en) 2013-06-27 2021-11-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Light-emitting device and camera
JP2020030429A (ja) * 2013-06-27 2020-02-27 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器
JP2021170134A (ja) * 2013-06-27 2021-10-28 株式会社半導体エネルギー研究所 電子機器
JP2020095734A (ja) * 2013-09-19 2020-06-18 株式会社半導体エネルギー研究所 防犯装置
KR102231537B1 (ko) * 2013-09-19 2021-03-23 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 방범 장치, 정보 처리 장치
KR102213611B1 (ko) * 2013-09-19 2021-02-05 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 방범 장치, 정보 처리 장치
KR20200005518A (ko) * 2013-09-19 2020-01-15 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 방범 장치, 정보 처리 장치
KR20200004781A (ko) * 2013-09-19 2020-01-14 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 방범 장치, 정보 처리 장치
JP2019113851A (ja) * 2013-09-19 2019-07-11 株式会社半導体エネルギー研究所 情報処理装置
JP2022048189A (ja) * 2013-09-19 2022-03-25 株式会社半導体エネルギー研究所 携帯情報端末
JP2019109901A (ja) * 2013-09-19 2019-07-04 株式会社半導体エネルギー研究所 携帯情報端末

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4101421B2 (ja) 入力ユニット、入力ユニットを利用可能な情報記録装置およびデジタルカメラ
JP3473552B2 (ja) デジタルスチルカメラ
JP2003037757A (ja) 画像撮像装置
JP3914060B2 (ja) 合焦装置
JP3971100B2 (ja) デジタルカメラ及び画像投影方法
JP3806038B2 (ja) 画像処理システム及び撮像装置
JP2003179807A (ja) 撮像装置
JP2003018445A (ja) 画像撮像装置
JP2001197347A (ja) 情報記録装置、情報取得方法、およびデジタルカメラ
JP2003018437A (ja) 画像撮像装置
JP2003043558A (ja) 撮像装置
US7433099B2 (en) Image sensing apparatus, image sensing method, program, and storage medium
JP2003219217A (ja) 撮像装置、撮像方法、及びプログラム
JP2003023555A (ja) 画像撮像装置
JP4087631B2 (ja) 撮像装置、画像処理装置、撮像方法、画像処理方法、画像処理システム、及びプログラム
JPH11298793A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP4054173B2 (ja) カメラ
JP2001222049A (ja) 撮像装置、撮像制御方法およびコンピュータ読取り可能な記録媒体
JP4188531B2 (ja) 撮像装置及び露出制御方法
JP3837000B2 (ja) 電源供給回路装置
JP4421788B2 (ja) 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2002185825A (ja) 撮像装置
JP4180234B2 (ja) 撮影装置
JP3844698B2 (ja) 表示装置
JP2008271566A (ja) 撮像装置