JP2014119580A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置と被写体とが相互に近接した状態で撮像を行う場合(いわゆる接写などを行う場合)にも、画像に意図しない明るさ分布が生じてしまうことを抑制できるようにする。
【解決手段】撮像装置は、レンズ10を介して被写体を撮像する撮像部20と、被写体に光を照射する発光部30と、撮像部20および発光部30を制御する制御部40と、を備える。レンズ10の視野方向から見て、発光部30はレンズ10を囲むように配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置に関する。
一般的に、撮像装置(撮像機能付きの電子機器を含む)には、撮像時に被写体を照明する機能を有するものが多い。
特許文献1には、カメラ付き電子機器の表示画面が、被写体に対する照明機能を有することが記載されている。このカメラ付き電子機器のカメラのレンズは、表示画面の脇に配置されている。また、同文献には、表示画面が有機EL(Electro Luminescence)パネルからなる点が記載されている。
特許文献2には、撮像装置等に搭載される照明装置として、有機EL素子を用いる点が記載されている。その照明装置は、撮像装置のレンズの脇に配置されている。また、同文献には、有機EL素子が、前方に向けて凸又は凹の断面弧状の曲面形状に形成されている点が記載されている。更に、同文献には、可撓性を有する有機EL素子の形状を、上記曲面形状となるように変化させる機構を、照明装置が有する点について記載されている。
また、特許文献3には、カメラ付き携帯情報端末について記載されている。このカメラ付き携帯情報端末は、被写体を照明する補助ライトをレンズの脇に備える。
特開2004−350208号公報 特開2007−163876号公報 特開2006−146050号公報
本発明者は、一般的な撮像装置には、以下に説明する課題があると考えた。
例えば特許文献3等に記載されているように、撮像機能付きの携帯情報端末(携帯電話機等)においては、被写体の周囲が暗い場合などに被写体を照明するための補助ライトがレンズの脇に備えられている。この補助ライトを用いて撮像を行った場合、補助ライトの近傍が明るく、補助ライトから離れるほど暗くなるため、撮像により得られた画像に明るさ分布が発生してしまう。特に、撮像装置と被写体とが相互に近接した状態で撮像を行う場合(いわゆる接写などを行う場合)には、画像に顕著な明るさ分布が発生してしまう。
また、撮像機能に特化した通常の撮像装置においても、同様の課題がある。
本発明が解決しようとする課題としては、撮像装置と被写体とが相互に近接した状態で撮像を行う場合にも、画像に意図しない明るさ分布が生じてしまうことを抑制できるようにすることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、レンズを介して被写体を撮像する撮像部と、
前記被写体に光を照射する発光部と、
前記撮像部および前記発光部を制御する制御部と、
を備え、
前記レンズの視野方向から見て、前記発光部が前記レンズを囲むように配置されている撮像装置である。
実施形態に係る撮像装置の正面図である。 実施形態に係る撮像装置のブロック図である。 実施例1に係る撮像装置の正面図である。 発光部が有機EL素子である場合の発光部の構造の一例を示す断面図である。 有機機能層の層構造の第1例を示す断面図である。 有機機能層の層構造の第2例を示す断面図である。 図7(a)は実施例2に係る撮像装置の側断面図、図7(b)は発光部を折り曲げる前の状態を示す正面図、図7(c)は発光部を折り曲げた状態の斜視図である。 実施例3に係る撮像装置の側断面図である。 図9(a)は実施例4に係る撮像装置の発光部を平坦にした状態の平面図、図9(b)は図9(a)のA−A線に沿った断面図である。 図10(a)は実施例4に係る撮像装置の発光部を錐台形状にした状態の平面図、図10(b)は図10(a)のA−A線に沿った断面図である。 図11(a)は実施例5に係る撮像装置の正面図、図11(b)は実施例5に係る撮像装置の側断面図である。図11(c)は実施例6に係る撮像装置の側断面図である。 実施例8に係る撮像装置の正面図である。 実施例8に係る撮像装置のブロック図である。
以下、実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は実施形態に係る撮像装置の正面図、図2は実施形態に係る撮像装置のブロック図である。本実施形態に係る撮像装置は、レンズ(対物レンズ)10を介して被写体を撮像する撮像部20と、被写体に光を照射する発光部30と、撮像部20および発光部30を制御する制御部40と、を備える。レンズ10の視野方向から見て、発光部30がレンズ10を囲むように配置されている。レンズ10の視野方向とは、レンズ10の前方である。
撮像装置は、携帯電話機或いはその他の携帯情報端末装置のような撮像機能付きの電子機器であっても良いし、通常のカメラやデジタルカメラなどのように撮像機能に特化したものであっても良い。なお、撮像装置は、例えば、レンズ10および発光部30が配置されている面とは反対側の面にディスプレイ(表示部)を有していることが挙げられる。
撮像装置は、筐体50を有している。この筐体50は、例えば、扁平な直方体形状などに形成されている。筐体50の一方の面には、撮像用のレンズ10が配置されているとともに、このレンズ10の周囲を囲むようにして発光部30が配置されている。ここで、筐体50の一方の面は、レンズ10の視野方向を向いている。すなわち、発光部30は、筐体50において、レンズ10の視野方向を向く面に配置されている。なお、発光部30の形状は、例えば図1に示すように筐体50の一方の面の周縁部を除く全域を覆うような矩形状であることが挙げられるが、その他の任意の形状であっても良い。
レンズ10は、例えば、撮像装置と被写体とが(レンズ10と被写体とが)相互に近接した状態で撮像を行う際(いわゆる接写等を行う際)に、被写体に対して焦点が合う構造となっている。
発光部30はレンズ10の全周を囲んでいることが好ましい。ただし、発光部30は、レンズ10の周囲における3箇所以上にそれぞれ配置されていても良い(例えばレンズと同心の円周上に等角度間隔で配置されている等)。
発光部30は、例えば、有機EL素子からなる面発光部(面発光光源)であることが挙げられる。すなわち、発光部30は、例えば、シート状に形成されている。ただし、発光部30は、複数のLEDをアレイ状に配列することにより構成されていても良い。また、発光部30は、複数の有機EL素子を同一面上に配列することにより構成されていても良い。
更に、撮像装置は、ユーザの操作を受け付ける操作部60を備えている。操作部60は、例えば、撮像ボタンおよび照明ボタンを有している。
例えば、暗い場所で撮像を行う場合などにおいて、ユーザが照明ボタンを操作することにより、制御部40の制御下で発光部30が発光動作を行う。これにより、レンズ10の視野に位置する被写体を発光部30によって照明することができるようになっている。更に、ユーザが撮像ボタンを操作することにより、制御部40の制御下で撮像部20が被写体を撮像する。
以上、本実施形態によれば、レンズ10の視野方向から見て、発光部30がレンズ10を囲むように配置されているので、発光部30によってレンズ10の視野の全域を均一に照明することができる。よって、撮像により得られた画像の明るさを均一にすることができる。特に、撮像装置と被写体とが(レンズ10と被写体とが)相互に近接した状態で撮像を行う場合(いわゆる接写等を行う場合)にも、画像に意図しない明るさ分布が生じてしまうことを抑制することができる。よって、良好な撮像画像を得ることができる。
特に、発光部30がレンズ10の全周を囲んでいることにより、発光部30によってレンズ10の視野の全域をより均一に照明することができる。
また、発光部30が有機EL素子からなる場合、発光部30を薄型且つ軽量に構成することができる。よって、撮像装置の薄型化および軽量化を図ることができる。
(実施例1)
図3は本実施例に係る撮像装置の正面図である。本実施例に係る撮像装置は、発光部30の形状が上記の実施形態に係る撮像装置と相違し、その他の点では実施形態に係る撮像装置と同様に構成されている。
本実施例の場合、発光部30はレンズ10と同心のドーナツ状の領域に配置されている。すなわち、発光部30はレンズ10と同心のドーナツ状に形成されている。
ここで、発光部30が有機EL素子である場合の発光部30の構造の例を説明する。
図4は発光部30が有機EL素子である場合の発光部30の構造の一例を示す断面図である。この場合、発光部30は、例えば、透光性基板110と、透光性の第1電極130と、有機機能層140と、第2電極150と、を有する。第1電極130は、透光性基板110の一方の面側(図4において下面側)に配置されている。有機機能層140は、第1電極130を基準として透光性基板110とは反対側(図4において下側)に配置されている。第2電極150は、有機機能層140を基準として第1電極130とは反対側(図4において下側)に配置されている。なお、透光性基板110と第1電極130とは相互に接していても良いし、それらの間に他の層が存在していても良い。同様に、第1電極130と有機機能層140とは相互に接していても良いし、それらの間に他の層が存在していても良い。同様に、有機機能層140と第2電極150とは相互に接していても良いし、それらの間に他の層が存在していても良い。また、第2電極150の下面には必要に応じて封止層を形成しても良い。
透光性基板110は、ガラスや樹脂などの透光性を有する材料からなる板状部材である。例えば、透光性基板110の上面、すなわち透光性基板110における有機機能層140とは反対側の面は、平坦な光取り出し面となっている。この光取り出し面は、光放出空間を充たす空気(屈折率1)と接している。なお、透光性基板110の上面には、光拡散フィルムなどの光取り出しフィルムが貼り付けられており、この光取り出しフィルムの上面が光取り出し面を構成していても良い。
第1電極130は、例えばITO(Indium Tin Oxide)やIZO(Indium Zinc Oxide)などの金属酸化物導電体からなる透明電極とすることができる。ただし、第1電極130は、光が透過する程度に薄い金属薄膜であっても良い。有機機能層140は、少なくとも発光層を含んで構成されている。第2電極150は、例えば、AlやAgなどの金属膜からなる反射電極である。第2電極150は、有機機能層140から第2電極150側に向かう光を、透光性基板110側に向けて反射する。
第1電極130と第2電極150との間に電圧が印加されることにより、有機機能層140の発光層が発光する。透光性基板110、第1電極130及び有機機能層140は、いずれも、有機機能層140の発光層が発光した光の少なくとも一部を透過する。発光層が発光した光の一部は、透光性基板110の光取り出し面から、発光部30の外部(つまり上記光放出空間)に放射される(取り出される)。
なお、発光部30の発光色、すなわち発光スペクトル(発光する光の波長スペクトル)は特に限定しない。発光部30は、発光色を様々な色に変化させることができるような構造のものであっても良いし、常時白などの単色の発光色で発光するものであっても良い。また、発光部30は、複数の領域に分割されていて、領域毎に異なる発光色に設定できるようになっていても良い。
以下、有機機能層140の層構造のより具体的な例を説明する。
図5は有機機能層140の層構造の第1例を示す断面図である。この有機機能層140は、正孔注入層141、正孔輸送層142、発光層143、電子輸送層144、及び電子注入層145をこの順に積層した構造を有している。すなわち有機機能層140は、有機エレクトロルミネッセンス発光層である。なお、正孔注入層141及び正孔輸送層142の代わりに、これら2つの層の機能を有する一つの層を設けてもよい。同様に、電子輸送層144及び電子注入層145の代わりに、これら2つの層の機能を有する一つの層を設けてもよい。
発光層143は、例えば赤色の光を発光する層、青色の光を発光する層、黄色の光を発光する層、又は緑色の光を発光する層である。この場合、平面視において、赤色の光を発光する発光層143を有する領域、緑色の光を発光する発光層143を有する領域、及び青色の光を発光する発光層143を有する領域が繰り返し設けられていても良い。この場合、各領域を同時に発光させると、発光装置は白色等の単一の発光色で発光する。また、赤色、緑色、青色の各領域の光量のバランスを調節することにより、様々な光スペクトルでの発光を行うことができる。
なお、発光層143は、複数の色を発光するための材料を混ぜることにより、白色等の単一の発光色で発光するように構成されていても良い。
図6は有機機能層140の層構造の第2例を示す断面図である。この有機機能層140の発光層143は、発光層143a,143b,143cをこの順に積層した構成を有している。発光層143a,143b,143cは、互いに異なる色の光(例えば赤、緑、及び青)を発光する。そして発光層143a,143b,143cが同時に発光することにより、発光装置は白色等の単一の発光色で発光する。また、赤色、緑色、青色の各発光層143a,143b,143cの光量のバランスを調節することにより、様々な光スペクトルでの発光を行うことができる。
本実施例によれば、上記の実施形態と同様の効果が得られる。また、発光部30はレンズ10と同心のドーナツ状の領域に配置されているので、発光部30によってレンズ10の視野の全域を均一に照明することができる。
(実施例2)
図7(a)は本実施例に係る撮像装置の側断面図、図7(b)は発光部30を折り曲げる前の状態を示す正面図、図7(c)は発光部30を折り曲げた状態の斜視図である。本実施例に係る撮像装置は、以下に説明する点で、上記の実施例1に係る撮像装置と相違し、その他の点では、実施例1に係る撮像装置と同様に構成されている。
本実施例の場合、発光部30は有機EL素子からなる。この有機EL素子はシート状に形成されているとともに、可撓性を持つ。具体的には、透光性基板110(図4)をフレキシブルな材料により構成することによって、発光部30を可撓性とし、該発光部30を自由に屈曲させることができるようになる。
図7(a)および図7(c)に示すように、発光部30を構成する有機EL素子は、レンズ10から遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状に折り曲げ可能である。すなわち、発光部30を構成する有機EL素子は、メガホンのような形状にすることができる。
本実施例においては、発光部30は、例えば、レンズ10に対して着脱自在となっている。これにより、発光部30を使用しないときに撮像装置が嵩張ってしまうことを抑制できるので、例えば、撮像装置を容易にポケットなどに入れて携行することができる。
本実施例の場合、例えば、レンズ10は筐体50の一方の面から突出しており、発光部30は、レンズ10の先端部に連結することができるようになっている。なお、筐体50の内部から発光部30への電力の供給および制御信号の入力は、例えば、レンズ10と発光部30との連結部70を介して行うことができる。
本実施例の場合、被写体を撮像するには、先ず、発光部30を構成する有機EL素子をレンズ10から遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状に折り曲げる。また、被写体を、例えば机などの平坦な面上に設置する。そして、この被写体の周囲が発光部30により囲まれるように撮像装置を構えて、被写体を撮像する。これにより、影を作らずに被写体を撮像することができる。
本実施例によれば、発光部30を構成する有機EL素子は可撓性を持つため、発光部30を様々な形状に折り曲げることができる。
また、発光部30を構成する有機EL素子は、レンズ10から遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状に折り曲げ可能であるので、発光部30をその形状に折り曲げた状態で撮像することにより、影を作らずに被写体を撮像することなどが可能である。
(実施例3)
図8は実施例3に係る撮像装置の側断面図である。本実施例に係る撮像装置は、以下に説明する点で、上記の実施例2に係る撮像装置と相違し、その他の点では、実施例2に係る撮像装置と同様に構成されている。
本実施例の場合、撮像装置は、発光部30を支持する支持体80を有している。支持体80は、例えばプラスチックなどにより成形されている。支持体80は、レンズ10から遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状に形成されている。本実施例の場合も、発光部30は可撓性を持つ。この発光部30は、支持体80の内面に沿って接着剤等により固定されている。これにより、発光部30は、レンズ10から遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状とされている。
本実施例によれば、上記の実施例2と同様の効果が得られる他、発光部30が支持体80により支持されているので、発光部30の形状を容易に維持することができる。
(実施例4)
図9(a)は本実施例に係る撮像装置の発光部を平坦にした状態の平面図、図9(b)は図9(a)のA−A線に沿った断面図である。図10(a)は本実施例に係る撮像装置の発光部を錐台形状にした状態の平面図、図10(b)は図10(a)のA−A線に沿った断面図である。本実施例に係る撮像装置は、以下に説明する点で、上記の実施例2に係る撮像装置と相違し、その他の点では、実施例2に係る撮像装置と同様に構成されている。
本実施例の場合、発光部30を構成する有機EL素子は、筐体50の一方の面に沿う平坦な形状(図9)と、レンズ10から遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状(図10)と、に変形可能である。以下、図9の状態を第1状態、図10の状態を第2状態と称する。
図9に示すように、第1状態では、発光部30は、筐体50の一方の面に沿う平坦な形状となっている。発光部30は、レンズ10の周囲を囲むドーナツ状の形状に形成されている。発光部30には一対の切れ目31が形成されている。発光部30は一対の切れ目31を境界として、それぞれ扇形の第1領域32および第2領域33に分割されている。このうち第1領域32は、レンズ10の周囲の180度よりも広い領域に配置され、第2領域33は、180度よりも狭い領域に配置されている。第2領域33は、その全面に亘って、筐体50の一方の面に貼り付けられている。第1領域32は、その内周縁の接続部34において筐体50の一方の面に対して接続されている。また、第1領域32における接続部34以外の部分は、筐体50の一方の面から容易に剥がすことができるようになっている。なお、第1領域32における接続部34以外の部分の裏面には、密着シートが貼り付けられていて、第1領域32における接続部34以外の部分が筐体50の一方の面に対して密着するようになっていても良い。
発光部30を第2状態にするには、第1領域32を筐体50の一方の面から剥がして、図10に示すように、第1領域32をレンズ10から遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状に変形させる。このとき、第1領域32の両端の切れ目31が互いに合わさるようにする。なお、第1領域32をレンズ10から遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状に維持できるように、例えば、専用の接着テープにより第1領域32の両端を貼り付けたりしても良い。
ここで、第1状態においてレンズ10を発光部30の中心から僅かにオフセットさせておくことにより(図9)、第2状態において、レンズ10を発光部30の中心に位置させることができる(図10)。
また、第2状態においては、制御部40は、第1領域32と第2領域33とのうち、第1領域32のみを選択的に発光させるようにしても良い。
本実施例によれば、上記の実施例2と同様の効果が得られる他、発光部30を構成する有機EL素子は、筐体50の一方の面に沿う平坦な形状と、レンズ10から遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状と、に変形可能である。よって、目的に応じて発光部30の形状を変形させることができる。
(実施例5)
図11(a)は本実施例に係る撮像装置の正面図、図11(b)は本実施例に係る撮像装置の側断面図(図11(a)のA−A線に沿った断面図)である。本実施例に係る撮像装置は、以下に説明する点で、上記の実施例1に係る撮像装置と相違し、その他の点では、実施例1に係る撮像装置と同様に構成されている。
本実施例の場合、発光部30は有機EL素子からなる。この有機EL素子はシート状に形成されているとともに、可撓性を持つ。具体的には、透光性基板110(図4)をフレキシブルな材料により構成することによって、発光部30を可撓性とし、該発光部30を自由に屈曲させることができるようになる。
本実施例の場合、撮像装置の筐体50の外表面は、曲面を含んでいる。具体的には、筐体50の一方の面(図11(b)の上面)の周縁部が曲面となっている。そして、図11(b)に示すように、発光部30を構成する有機EL素子は、筐体50の曲面に沿って屈曲して配置されている。
本実施例によれば、発光部30を構成する有機EL素子は可撓性を持つため、発光部30を様々な形状に折り曲げることができる。このため、例えば、図11(b)に示すように、発光部30を構成する有機EL素子を、筐体50の曲面に沿って屈曲させて配置することができる。すなわち、撮像装置の筐体50のデザインに応じて有機EL素子の配置を変更することができる。
(実施例6)
図11(c)は本実施例に係る撮像装置の側断面図である。本実施例に係る撮像装置は、以下に説明する点で、上記の実施例5に係る撮像装置と相違し、その他の点では、実施例5に係る撮像装置と同様に構成されている。本実施例の場合、筐体50の一方の面が波打った形状となっている。この場合も、発光部30を構成する有機EL素子を、筐体50の形状に沿うように屈曲させて配置することができる。
(実施例7)
本実施例に係る撮像装置は、以下に説明する点で、上記の実施例1に係る撮像装置と相違し、その他の点では、実施例1に係る撮像装置と同様に構成されている。
本実施例の場合、操作部60(図2)に対する操作によって発光部30の発光色を変更できるように、撮像装置は構成されている。すなわち、撮像装置は、ユーザの操作を受け付ける操作部60を備え、制御部40は、操作部60に対する操作に応じて、発光部30の発光色を制御する。
ここで、有機機能層140が図5の構成の場合に、発光部30の発光色を調節するには、例えば、平面視において、赤色の光を発光する発光層143を有する領域、緑色の光を発光する発光層143を有する領域、及び青色の光を発光する発光層143を有する領域を繰り返し配置し、且つ、赤色、緑色、青色の各領域の光量のバランスを調整する。このような光量のバランスの調整は、制御部40によって、各領域に印加する電流値を個別に制御することによって行うことができる。
より具体的には、制御部40は、例えば、ユーザが指定可能な各種の発光色と対応する各領域の光量の値(重み付けの値)を記憶したルックアップテーブルを有している。そして、制御部40は、操作部60に対する操作により指定された発光色と対応する各領域の光量の値を、このルックアップテーブルから抽出し、この抽出された光量で各領域が発光するように、各領域に電流を印加する。これにより、発光部30の発光色を、ユーザにより指定された発光色にすることができる。
また、有機機能層140が図6の構成の場合に、発光部30の発光色を調節するには、赤色、緑色、青色の各発光層143a、143b、143cの光量のバランスを制御部40の制御下で調整する。すなわち、制御部40によって、各発光層143a、143b、143cに印加する電流値を個別に制御することにより、発光部30の発光色を調節することができる。
この場合も、制御部40は、例えば、操作部60に対する操作により指定された発光色と対応する各領域の光量の値を、上記ルックアップテーブルから抽出する。そして、この抽出された光量で各発光層143a、143b、143cが発光するように、各発光層143a、143b、143cに電流を印加する。これにより、発光部30の発光色を、ユーザにより指定された発光色にすることができる。
このように、本実施例では、調色可能な発光部30の調色を、ユーザの操作に応じて、制御部40の制御下で行う。
本実施例によれば、撮像装置は、ユーザの操作を受け付ける操作部60を備え、制御部40は、操作部60に対する操作に応じて、発光部30の発光色を制御する。よって、ユーザが好みの発光色で発光部30を発光させた状態で、撮像部20により被写体を撮像することができる。これにより、例えば、セピア色などの各種の色味を帯びた画像を得ることができる。
(実施例8)
図12は本実施例に係る撮像装置の正面図、図13は本実施例に係る撮像装置のブロック図である。本実施例に係る撮像装置は、以下に説明する点で、上記の実施例1に係る撮像装置と相違し、その他の点では、実施例1に係る撮像装置と同様に構成されている。
本実施例の場合、操作部60(図2)に対する操作によって発光部30における発光領域を変更できるように、撮像装置は構成されている。すなわち、撮像装置は、ユーザの操作を受け付ける操作部60を備え、制御部40は、操作部60に対する操作に応じて、発光部30における発光領域を切り替える制御を行う。
例えば、図12に示すように、発光部30は、複数の領域に区分けされている。例えば、発光部30は、第1発光領域30a、第2発光領域30b、第3発光領域30cおよび第4発光領域30dを有している。そして、操作部60(図2)に対する操作によって、これら発光領域30a〜30dのうち、所望の1つ以上の発光領域を選択的に発光させることができるようになっている。
本実施例によれば、撮像装置は、ユーザの操作を受け付ける操作部60を備え、制御部40は、操作部60に対する操作に応じて、発光部30における発光部位を切り替える制御を行う。よって、ユーザが所望の発光部位を発光させた状態で、撮像部20により被写体を撮像することができる。これにより、撮像される画像における明るい領域と暗い領域とをユーザの好みで容易に変更することができる。
なお、本実施例において、制御部40は、操作部60に対する操作に応じて、複数の発光領域30a〜30dのうちの2つ以上を互いに異なる明るさで発光させる制御を行うようになっていても良い。この場合、撮像される画像の領域毎の明るさのバランスをより細かく調整することなどが可能である。
また、本実施例において、制御部40は、操作部60に対する操作に応じて、複数の発光領域30a〜30dのうちの2つ以上を互いに異なる発光色で発光させる制御を行うようになっていても良い。この場合、撮像される画像の領域毎に、異なる色味に調整することができる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、発光部30は、カラー画像を表示する表示部を兼ねても良い。これにより、発光部30とは別に表示部を備える必要を無くすことができる。また、この場合、制御部40は、撮像部20により撮像される画像を随時更新して表示部に表示させる制御を行っても良い。これにより、例えば、ユーザが自分を撮像する場合に、表示部をファインダーとして利用することができる。
また、上記の実施例2〜4のように、レンズ10から遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状の発光部30を撮像装置が有する場合、撮像装置により画像を撮像する際に限らず、撮像装置を拡大鏡の用途で利用する際にも、対象物の全体を明るく照らして対象物を見やすくする効果が得られる。
10 レンズ
20 撮像部
30 発光部
40 制御部
60 操作部

Claims (10)

  1. レンズを介して被写体を撮像する撮像部と、
    前記被写体に光を照射する発光部と、
    前記撮像部および前記発光部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記レンズの視野方向から見て、前記発光部が前記レンズを囲むように配置されている撮像装置。
  2. 前記発光部は有機EL素子からなる請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記発光部は前記レンズの全周を囲んでいる請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記発光部は前記レンズと同心のドーナツ状の領域に配置されている請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記発光部は有機EL素子からなり、
    前記有機EL素子はシート状に形成されているとともに、可撓性を持つ請求項1〜4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記有機EL素子は、前記レンズから遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状に折り曲げ可能である請求項5に記載の撮像装置。
  7. 当該撮像装置は、筐体を有し、
    前記有機EL素子は、前記筐体の一方の面に沿う平坦な形状と、前記レンズから遠ざかるにつれて拡径する錐台形状又は錐形状と、に変形可能である請求項6に記載の撮像装置。
  8. 当該撮像装置は、筐体を有し、
    前記筐体の外表面は、曲面を含み、
    前記有機EL素子は、前記筐体の前記曲面に沿って屈曲して配置されている請求項5に記載の撮像装置。
  9. ユーザの操作を受け付ける操作部を更に備え、
    前記制御部は、前記操作部に対する操作に応じて、前記発光部の発光色を制御する請求項1〜8の何れか一項に記載の撮像装置。
  10. ユーザの操作を受け付ける操作部を更に備え、
    前記制御部は、前記操作部に対する操作に応じて、前記発光部における発光領域を切り替える制御を行う請求項1〜8の何れか一項に記載の撮像装置。
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