JP2000180933A - カメラの表示装置 - Google Patents

カメラの表示装置

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JP2000180933A
JP2000180933A JP10354536A JP35453698A JP2000180933A JP 2000180933 A JP2000180933 A JP 2000180933A JP 10354536 A JP10354536 A JP 10354536A JP 35453698 A JP35453698 A JP 35453698A JP 2000180933 A JP2000180933 A JP 2000180933A
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organic
display device
light
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Takeshi Musashi
剛 八道
Sumuto Honda
澄人 本田
Shinichi Kodama
晋一 児玉
Yuji Imai
右二 今井
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小スペースでの実装に好適なように部品点数を
少なくすると共に、カメラの外形形状に併せて実装の自
由度を有するカメラの表示装置を提供する。 【解決手段】本発明は、少なくとも撮影情報を表示する
機能と発光する機能とを有する有機EL素子43と、こ
の有機EL素子43を制御するマイコン31と、上記有
機EL素子43に設けられ、上記マイコン31と接続す
るための接続部とを具備し、上記有機EL素子43の表
示面が複数の方向を向くように、上記有機EL素子43
をカメラ内に配置したときに、上記有機EL素子43が
平面となる位置に上記接続部が設けられていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの撮影情報
等を外部表示並びに発光する為のカメラの表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの撮影情報等を使用者に告
知する為の表示手段としては、一般に液晶表示素子(LC
D ;Liquid Crystal Display )が用いられている。
【0003】ここで、図7にはLCDを用いた表示部の
側面断面図を示し説明する。
【0004】同図に示されるように、基板66上に設け
られた電極とLCD63とは、導電ゴムコネクタ64で
接続されており、LCD押さえ部材65により押圧され
ている。また、撮影者は、カメラ本体61に設けられた
表示確認用の窓62からLCD63に表示される情報を
認識することになる。液晶はガラス内に封止され、更
に、偏向板を配置して窓側と逆方向に反射板を設ける構
造をとる。
【0005】上記LCD63は自発光しないため暗い場
所では表示が見えない。よって、暗い場所でも表示確認
できるように、上記LCD63の反射板を半透過又は全
透過にして、その背面にLED等を配置して発光する手
法が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
カメラの大きさは部材の進歩や小型化、設計・生産技術
の向上から小型化が一層進んでおり、これに伴って、外
部表示回りのスペースも狭くなり、上記従来の構成の外
部表示部の大きさがカメラの寸法上の制約になるといっ
た問題が生じてきている。
【0007】また、今日においては、外観上或いは保持
し易さといった機能上等から、外装部の形状も曲面の多
い複雑な形状となり、平面配置する場合のスペースが更
に確保し難くなってきている。
【0008】更には、部品点数が多いと実装時のばらつ
きが不具合の原因になったり、実装コストが高くなると
いった問題も生じてきている。
【0009】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、小スペースでの実装に好
適なように部品点数を少なくすると共に、カメラの外形
形状に併せて実装の自由度を有するカメラの表示装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様では、少なくとも撮影情報を表
示する機能と発光する機能とを有する発光表示手段と、
上記発光表示手段の表示を制御する制御手段と、を具備
し、上記発光表示手段の表示面が複数の方向を向くよう
に配置することを特徴とするカメラの表示装置が提供さ
れる。
【0011】第2の態様では、少なくとも撮影情報を表
示する機能と発光する機能とを有する有機エレクトロル
ミネッセンス素子と、上記有機エレクトロルミネッセン
ス素子を制御する制御手段と、上記有機エレクトロルミ
ネッセンス素子に設けられ、上記制御手段と接続するた
めの接続部と、を具備し、上記有機エレクトロルミネッ
センス素子の表示面が複数の方向を向くように、上記有
機エレクトロルミネッセンス素子をカメラ内に配置した
ときに、上記有機エレクトロルミネッセンス素子が平面
となる位置に上記接続部が設けられていることを特徴と
するカメラの表示装置が提供される。
【0012】第3の態様では、少なくとも撮影情報を表
示する機能と発光する機能とを有する有機エレクトロル
ミネッセンス素子と、上記有機エレクトロルミネッセン
ス素子を制御する制御手段と、上記有機エレクトロルミ
ネッセンス素子と上記制御手段とを接続するための接続
部と、上記接続部と上記有機エレクトロルミネッセンス
素子との間に可変自在に設けられた可動部と、を具備す
ることを特徴とするカメラの表示装置が提供される。
【0013】上記第1乃至第3の態様によれば、以下の
作用が奏される。
【0014】即ち、本発明の第1の態様では、少なくと
も撮影情報を表示する機能と発光する機能とを有する発
光表示手段が、その表示面が複数の方向を向くように配
置されており、当該発光表示手段の表示は制御手段によ
り制御される。
【0015】第2の態様では、有機エレクトロルミネッ
センス素子の表示面が複数の方向を向くように当該素子
がカメラ内に配置され、且つ有機エレクトロルミネッセ
ンス素子が平面となる位置に上記接続部が設けられてい
る。
【0016】第3の態様では、有機エレクトロルミネッ
センス素子と制御手段とを接続するための接続部が設け
られ、更に当該接続部と上記有機エレクトロルミネッセ
ンス素子との間に可変自在に可動部が設けられている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0018】先ず、図1は本発明の第1実施例に係るカ
メラの表示装置を採用したカメラの構成を示す図であ
る。この実施の形態では、カメラの表示装置に有機EL
素子を採用し、当該有機EL素子をカメラに実装した構
成となっている。尚、図1(a)はカメラの後面斜視図
であり、図1(b)は側面図である。
【0019】図1(a)に示されるように、カメラ本体
1には、撮影動作を開始するためのレリーズスイッチ
2、ファインダ3が設けられている。更に、レリーズス
イッチ2の配置されたカメラ上面が曲面で構成された外
装部となっており、この外形に沿って外部表示窓4より
撮影情報が外部表示可能となっている。かかる外部表示
窓4の下面には、詳細は後述する有機EL素子が配置さ
れている。
【0020】この他、上記外部表示窓4の上面左側の所
定位置には、撮影モードやセルフ撮影を設定するための
モード設定スイッチ5が設けられている。更に、外部表
示窓4の下部には、デート設定スイッチ6が設けられて
いる。
【0021】ここで、図2には、上記外部表示窓4の下
面に配置され外部表示・発光を行う有機EL素子11の
表示態様を示し説明する。
【0022】尚、請求項記載の発光表示手段は後述する
有機EL素子11に相当し、接続部は電極22に相当す
る。
【0023】有機EL素子11は、カメラの電池残量を
2段階表示で示す電池残量表示部12、ストロボオフ又
は強制発光表示部15、赤目軽減発光を行う赤目軽減発
光表示部17、風景撮影に適した制御を行う風景モード
表示部18、夜景撮影等で露出秒時を長くして背景を写
し込む制御をするスローシンクロモード表示部16の各
モード表示と、セルフタイマ撮影の設定を知らせるセル
フ表示部13、撮影コマ数表示部14、ストロボ発光許
可マーク19、合焦マーク20、及びデート表示部21
を有している。これらの各表示部12乃至21は、マイ
コン(後述する図3の符号31に相当)と各セグメン
ト、コモン電極が電極22を介して接続され、当該マイ
コンにより駆動制御されることになる。
【0024】上記マイコンとの接続は、基板間の熱圧
着、コネクタ差し込みによる接続等、通常用いられる方
法により行われる。
【0025】更に、接続が容易な形状、即ち実装により
平面となる位置で且つ接続先と適切な位置に、上記電極
22が設けられる。
【0026】図1(b)に示されるように、外部表示窓
4からの表示は、撮影前にカメラを持った状態で表示確
認し易いように、カメラ上方7aへ窓開口部が向いてお
り、有機EL素子11により表示・発光される。
【0027】また、先に図2に詳細に示したデート表示
部21と合焦マーク20、充電確認マーク12が、ファ
インダ3から覗く方向7bより確認し易いように、所定
の窓開口部が形成されている。かかる窓は、互いに連続
して形成されているので、確認可能な角度が広く取れる
形状となっている。
【0028】次に、図3には、第1の実施の形態に係る
カメラの表示装置を採用したカメラの制御系の構成を簡
単に示して説明する。
【0029】尚、請求項記載の制御手段は後述するマイ
コン31に相当する。
【0030】同図に於いて、カメラの制御はマイコン3
1が司る。かかるマイコン31には、操作スイッチとし
て、電源スイッチであるPWSW40、セルフモード設
定及び撮影モード設定スイッチであるMODESW4
2、レリーズボタン2の1段目でオンするR1SW3
8、2段目で露出許可するR2SW39、フィルムの強
制巻き戻し用RWSW41が電気的に接続されている。
【0031】上記マイコン31は、表示セグメントとコ
モンの両電極からなる外部表示部(有機EL素子)43
を直接的に制御する。さらに、マイコン31には、被写
体輝度を測光するためのAE回路33、被写体までの距
離を測定するAF回路34、カメラ駆動用の不図示の電
池の残量をチェックするバッテリチェック回路36、撮
影コマ数等の撮影に必要な情報を記憶する電気的に書き
換え可能なメモリEEPROM37が電気的に接続され
ている。
【0032】かかるマイコン31は、上記撮影モード、
測距及び測光結果に基づいて露出条件を決定し、電気的
に接続されたストロボ制御部32、フォーカス・シャッ
タ制御部35を駆動制御する。
【0033】ここで、図4には、上記外部表示部43に
用いられる有機EL素子の構造を示し説明する。
【0034】同図に示されるように、この有機EL素子
は、電流注入型発光ダイオード構造を有し、発光窓とな
る透明樹脂フィルム51上に形成されたITO(Ind
ium Tin Oxide)膜からなるセグメント陽
極52と、Mg−Inから成るコモン陰極54間に2色
発光可能な電荷輸送能を持つ有機複合薄膜層からなる発
光層53を有し、電極間に所定の直流電圧(5〜8V)
を順方向バイアスで印加すると選択されたセグメントが
青色発光し、逆方向バイアスを印加すると赤色発光す
る。非発光時は同電位にしておく。
【0035】図5には、上記有機EL素子への印加電圧
の状態を示し説明する。
【0036】有機EL素子を青色発光するために順方向
バイアスする時は、先ず電極間を(Lo,Lo)状態に
してオフの状態400から発光表示させるSEG端子を
Hiにして順バイアスする(状態401)。
【0037】これに対して、消灯する場合は、状態40
2でSEG端子をLoに戻す。逆バイアイスして赤色発
光する場合は、SEG,COM両端子を(Hi,Hi)
状態にして(状態403)、同電位であるオフ状態を作
る。そして、発光表示させるSEG端子をLoにして端
子間を逆バイアスする(状態404)。
【0038】続けて、発光する場合と発光動作を終わる
場合でオフ状態は状態400、状態403のいずれかを
選択する。このような制御を行えばマトリクス上にSE
G端子とCOM端子とが配置された場合でも、端子SE
G,COMの選択を同一にして発光色のみを切換えるこ
とができる。
【0039】以上のように、制御回路の電源が上記条件
を満たしていれば先に図3に示したマイコン31から直
接的に外部表示部43たる有機EL素子を駆動すること
ができ、しかも積層構造のため極性を反転させれば異な
る発光色が得られる。
【0040】ここで、図6は、上記構造の有機EL素子
のバイアス状態による発光スペクトルを示す図である。
同図に示されるように、順バイアス時は410nm付近
にピークを持つ青色の発光特性を有し、逆バイアス時は
620nm付近にピークを持つ赤色の発光特性を有す
る。尚、各々の発光輝度は略等しい。
【0041】以下、図8のフローチャートを参照して、
上記カメラのマイコン31で実行される動作シーケンス
を詳細に説明する。
【0042】PWSW40がオンされると(ステップS
1)、マイコン31は先ず各部のイニシャライズを行う
(ステップS2)。その後、マイコン31はバッテリチ
ェック回路36によりバッテリチェックを行い(ステッ
プS3)、その結果、バッテリ残量が不足(NG)或は
少ないと判定された場合には、有機EL素子による外部
表示部43に表示内容の変更を指示する(ステップS
4)。
【0043】そして、所定の時間をマイコン31に内蔵
されたタイマによって計時した後(ステップS5)、一
連の処理を終了する。上記ステップS3でバッテリチェ
ックの結果がOKであった場合は、マイコン31はEE
PROM37からコマ数を読み出して(ステップS
6)、外部表示部43により先に説明したステップS4
と同様の処理で表示を行う(ステップS7)。次にステ
ップS8で撮影モードの変更があったかどうか、即ちM
ODESW42が操作されたかどうかを調べ(ステップ
S8)、操作された場合は、その操作に応じたモード設
定を行った後(ステップS9)、モードに応じた外部表
示を行う(ステップS10)。
【0044】これに対して、変更が無いと判断された場
合、及び上記ステップS10で外部表示を行った後にお
いては、R1SW38がオンされたかどうか判断し(ス
テップS11)、オンされていない場合は、更にPWS
W40がオンされているかどうかを判断する(ステップ
S12)。ここで、PWSW40がオンされていれば上
記ステップS7へ戻り、オフされた時には処理を終了す
る。
【0045】一方、R1SW38がオンされた時は、再
度バッテリチェック回路36によるバッテリチェックを
行い(ステップS13)、NGであれば上記ステップS
4に戻る。これに対して、バッテリチェックの結果がO
Kであれば、AE回路33による被写体測光の結果、露
出条件とストロボ制御部32を発光させる必要があるか
どうかを判別する(ステップS14)。次に、AF回路
34により測距を行ってその結果からマイコン31は合
焦、非合焦判定を行い合焦した場合は、その結果に基づ
いて撮影レンズの駆動量を設定し(ステップS15)、
合焦結果をファインダ内に表示する(ステップS1
6)。
【0046】上記処理の後、マイコン31はR1SW3
8がオンしているかどうかを調べ(ステップS17)、
当該R1SW38がオンしている場合には、更にR2S
W39がオンされたかどうかを調べる(ステップS1
8)。ここで、R2SW39がオンされていない場合は
ステップS17へ戻る。一方、R2SW39がオンされ
ている時は、上記ステップでの演算結果を基に露出動作
を行った後(ステップS19)、EEPROM37に記
憶されたコマ数をカウントアップして(ステップS2
0)、上記ステップS7へ戻る。
【0047】次に、図9のフローチャートを参照して、
外部表示処理を説明する。
【0048】先ず撮影モード、撮影状態に応じた情報か
ら表示するデータ読込みを行う(ステップS30)。そ
して、バッテリチェック結果からバッテリ残量を判断し
(ステップS31)、残量注意が必要な時はステップS
33で先に図5で述べた信号を用いて赤色発光駆動を行
い、表示起動駆動制御する。
【0049】外部表示部43の全体が赤色になるので、
撮影者に対して警告が効果的に行える。また、ステップ
S31でバッテリ残量が十分ある場合は、ステップS8
32で青色発光表示駆動を行い、処理を終了する。
【0050】次に図10を参照して、本発明の第2の実
施の形態を説明する。
【0051】この第2の実施の形態は、外観上制約があ
る場合の例であり、有機EL素子が可動部に配置された
ことを特徴としている。
【0052】尚、請求項記載の接続部は電極接続部80
に相当し、可動部、可撓部材は摺動部78に相当し、発
光表示手段は外部表示部77を含む有機EL素子に相当
する。
【0053】図10(a)は第2の実施の形態に係るカ
メラの背面図である。
【0054】本体71には背面にフィルム確認用窓10
0、ファインダ接眼窓74が設けられている。そして、
カメラの上面の所定位置には、レリーズボタン72、撮
影モード及びセルフ撮影モード設定スイッチ73、撮影
時にポップアップするストロボ部76、及び撮影レンズ
バリア75がそれぞれ設けられている。
【0055】図10(b)は上記ストロボ部76がポッ
プアップした状態を示す図である。外部表示部77は、
撮影状態になって初めて撮影者が確認できるようになっ
ている。非撮影時は本体に収納されるため、不注意で表
示部を傷つけたり破損するのを防止できることになる。
上記外部表示部77は、実装スペースが小さく、しかも
曲面に実装された例である。
【0056】第2の実施例の表示に用いられる有機EL
素子は、図10(c)に示されるように、各表示セグメ
ントからなる曲面に配置される表示・発光部79、平面
で対応する駆動端子に接続される電極接続部80、各表
示セグメントから接続部80に電極を導くための摺動部
78、実装時に位置決めをするための溝81からなって
いる。更に、曲面に実装して可動部の動作に対応するよ
う、摺動部78を設け、接続部80は平面にて接続され
ている。
【0057】以上説明したように、本発明によれば、表
示と発光が同一の部材で可能な有機EL素子を用いて曲
面に実装することで、配置の自由度、外形の自由度を向
上させることができる。また、曲面に小スペースで表示
・発光が可能なため、表示の確認がし易くなる。更に、
単一部材で表示・発光が可能になるため、実装も楽にで
き、可動部材上にも簡易に実装可能となる。
【0058】尚、本発明の上記実施の形態には以下の発
明が含まれる。
【0059】(1)撮影情報の表示と発光とが同一の部
材で可能な表示・発光手段と、上記表示内容を変更する
ための操作部材と、を有し、上記表示・発光手段の表示
面が複数の方向になるよう配置されることを特徴とする
表示装置。
【0060】この態様によれば、同一素子で表示と発光
が可能な薄型の有機EL素子を用いたのでカメラの外形
形状に適応し易くレイアウトの自由度が向上させ、且
つ、一枚の有機EL素子で複数の方向への表示を可能と
することで表示確認性も向上される。
【0061】(2)撮影情報の表示と発光とが同一の部
材で可能な有機EL素子と、上記有機EL素子を制御す
る制御手段と、上記有機EL素子に設けられ、上記制御
手段と接続するための接続部と、を有し、上記接続部
は、上記有機EL素子が配置された時に平面となる位置
に設けられたことを特徴とする。
【0062】この態様では、上記接続部を平面に設ける
ことを特徴としている。
【0063】(3)撮影情報を表示する機能と発光する
機能とを有する有機EL素子と、上記有機EL素子を制
御する制御手段と、上記有機EL素子と上記制御手段と
を接続するための接続部と、上記接続部と上記EL素子
との間に介在された可撓部材と、を具備することを特徴
とするカメラの表示装置。
【0064】この態様によれば、同一素子で表示と発光
が可能な薄型の有機EL素子を用いたのでカメラの外形
形状に適応し易くレイアウトの自由度が向上させ、且
つ、一枚の有機EL素子で複数の方向への表示を可能と
することで表示確認性も向上される。
【0065】(4)上記可撓部材は、フレキシブルプリ
ント基板であることを特徴とする上記(3)に記載のカ
メラの表示装置。
【0066】この態様によれば、フレキシブルプリント
基板により可撓性が向上される。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
小スペースでの実装に好適なように部品点数を少なくす
ると共に、カメラの外形形状に併せて実装の自由度を有
するカメラの表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るカメラの構成を示す図
である。
【図2】外部表示窓4の下面に配置され外部表示・発光
を行う有機EL素子11の表示態様を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係るカメラの表示装置を採
用したカメラの制御系の構成を示す図である。
【図4】有機EL素子43の構造を示す図である。
【図5】有機EL素子43への印加電圧の状態を示す図
である。
【図6】有機EL素子43のバイアス状態による発光ス
ペクトルを示す図である。
【図7】従来技術に係るLCDを用いた表示部の側面断
面図である。
【図8】カメラのマイコン31で実行される動作シーケ
ンスを詳細に説明するためのフローチャートである。
【図9】外部表示処理を説明するためのフローチャート
である。
【図10】第2の実施の形態に係るカメラの構成を示す
図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 レリーズスイッチ 3 ファインダ 4 外部表示窓 5 モード設定スイッチ 6 デート設定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児玉 晋一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 今井 右二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H102 AA51 AB02 AB13 AB15 BB06 CA03 CA04 3K007 AB04 AB06 AB17 AB18 BA07 CA06 CC05 DA01 DB03 EB00 FA02 GA00 5G435 AA04 AA17 AA18 BB05 CC02 CC05 CC12 CC13 EE10 EE14 EE41 FF11 GG41 KK02 LL14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも撮影情報を表示する機能と発
    光する機能とを有する発光表示手段と、 上記発光表示手段の表示を制御する制御手段と、を具備
    し、 上記発光表示手段の表示面が複数の方向を向くように配
    置することを特徴とするカメラの表示装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも撮影情報を表示する機能と発
    光する機能とを有する有機エレクトロルミネッセンス素
    子と、 上記有機エレクトロルミネッセンス素子を制御する制御
    手段と、 上記有機エレクトロルミネッセンス素子に設けられ、上
    記制御手段と接続するための接続部と、を具備し、 上記有機エレクトロルミネッセンス素子の表示面が複数
    の方向を向くように、上記有機エレクトロルミネッセン
    ス素子をカメラ内に配置したときに、上記有機エレクト
    ロルミネッセンス素子が平面となる位置に上記接続部が
    設けられていることを特徴とするカメラの表示装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも撮影情報を表示する機能と発
    光する機能とを有する有機エレクトロルミネッセンス素
    子と、 上記有機エレクトロルミネッセンス素子を制御する制御
    手段と、 上記有機エレクトロルミネッセンス素子と上記制御手段
    とを接続するための接続部と、 上記接続部と上記有機エレクトロルミネッセンス素子と
    の間に可変自在に設けられた可動部と、を具備すること
    を特徴とするカメラの表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014119580A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Pioneer Electronic Corp 撮像装置

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JP2014119580A (ja) * 2012-12-17 2014-06-30 Pioneer Electronic Corp 撮像装置

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