JP2000098479A - カメラのファインダ内表示装置 - Google Patents

カメラのファインダ内表示装置

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JP2000098479A
JP2000098479A JP10273147A JP27314798A JP2000098479A JP 2000098479 A JP2000098479 A JP 2000098479A JP 10273147 A JP10273147 A JP 10273147A JP 27314798 A JP27314798 A JP 27314798A JP 2000098479 A JP2000098479 A JP 2000098479A
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camera
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display device
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JP10273147A
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Takeshi Musashi
剛 八道
Shinichi Kodama
晋一 児玉
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファインダ内のカラー表示を薄型で安く提供で
きるようにすること。 【解決手段】カメラのファインダ2内に、同一素子で多
色発光可能な薄型で且つ低電圧駆動可能な有機エレクト
ロルミネッセンス(EL)素子2Bを配置し、CPU8
は、カメラの撮影状況(ストロボ発光・合焦/非合焦)
に応じて表示の色を異ならせるように、第1のドライバ
回路7Aによって上記有機EL素子2Bを駆動制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのファイン
ダ内に当該カメラの状態をカラー表示するカメラのファ
インダ内表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ストロボ発光表示のようなカメラの状態
をファインダ内にカラー表示する装置が、特開平8−2
48499号公報や、特開平10−48592号公報に
開示されている。
【0003】特開平8−248499号公報に開示され
ているカメラの表示装置は、例えば適正露出のときは緑
色で表示し、露出補正がかけられたときには赤色で表示
することで、識別をし易くするために、カラー表示可能
な液晶素子を用いてカメラの状態をカラー表示するとい
うものである。
【0004】また、特開平10−48592号公報に開
示されているファインダ表示装置は、高分子分散液晶と
横からの異なる色の光源とを用いてカラー表示を行うと
いうものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−248499号公報に開示されたようなカラー表示
可能な液晶素子を用いてカメラの状態をカラー表示する
装置では、液晶素子それ自体は発光体ではないので、暗
い場合に見易くするためにはバックライトが必要とな
る。従って、ファインダ内の表示装置自体のコストが高
くなったり、実装スペースを必要とするといった問題点
がある。
【0006】一方、特開平10−48592号公報に開
示されたような高分子分散液晶と横からの異なる色の光
源とを用いてカラー表示を行う装置では、横からの光源
の場合は均一に照らすことが難しい。また、上記特開平
8−248499号公報の表示装置と同様に、液晶と光
源が必要となるため、ファインダ内の表示装置自体のコ
ストが高くなったり、実装スペースを必要とするという
問題も存在する。
【0007】近年、カメラの小型化・省エネルギー・個
性化にともなって、表示に関しても薄型・低電圧・カラ
ー化が必要になってきていることからも、上記のような
問題の解決が強く望まれている。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、ファインダ内のカラー表示を薄型で安く提供できる
カメラのファインダ内表示装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるカメラのファインダ内表示装置は、
ファインダ光路中に配され、多色発光可能な有機エレク
トロルミネッセンス素子と、この有機エレクトロルミネ
ッセンス素子を駆動する駆動制御手段とを備え、上記有
機エレクトロルミネッセンス素子により多色表示を行う
ようにしたことを特徴とする。
【0010】即ち、本発明のカメラのファインダ内表示
装置によれば、カメラのファインダ内に、同一素子で多
色発光可能な薄型で且つ低電圧駆動可能な有機エレクト
ロルミネッセンス素子を配置し、カメラの撮影状況(ス
トロボ発光・合焦/非合焦)に応じて表示の色を異なら
せるように上記有機エレクトロルミネッセンス素子を制
御するようにしている。従って、ファインダ内のカラー
表示を薄型で安く提供可能なカメラのファインダ内表示
装置を提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 [第1の実施の形態]図1の(A)及び図2の(A)は
それぞれ、本発明の第1の実施の形態としてのカメラの
ファインダ内表示装置の適用されたコンパクトカメラの
ブロック構成図及び外観斜視図である。
【0012】このカメラは、カメラ本体1の背面にファ
インダ2が配され、上面に外部表示部3が配されてい
る。そして、外部表示部3の両側に、レリーズボタン4
と、メインスイッチ(SW)5及びモードSW6とが振
り分けて配置されている。
【0013】ファインダ2内には、ファインダ(F)内
ブラックアウト用ポリマネット液晶(PN−LCD)2
Aと、F内表示用有機エレクトロルミネッセンス(E
L)素子2Bとが配されている。この有機EL素子につ
いては、後で詳細を説明するが、赤と緑の2色発光可能
な素子である。また、外部表示部3は、外部表示用LC
D3Aと外部バックライト用有機EL素子3Bとから構
成されている。
【0014】F内ブラックアウト用LCD2AとF内表
示用有機EL素子2B、及び外部バックライト用有機E
L素子3Bは、第1のドライバ回路7Aを介して、また
外部表示用LCD3Aは、第2のドライバ回路7Bを介
して、当該カメラ全体を制御するCPU8に接続されて
いる。このCPU8には、上記カメラ上面に配されたレ
リーズボタン4の1段目の押下でオンするファーストレ
リーズ(1stR)SW4Aと、レリーズボタン4の2
段目の押下でオンするセカンドレリーズ(2ndR)S
W4B、並びに、メインSW5及びモードSW6が接続
されている。
【0015】また、このCPU8には、被写体輝度を測
定するための測光(AE)回路9、被写体までの距離を
測定する測距(AF)回路10、当該カメラ駆動用の図
示しないバッテリの残量をチェックするバッテリチェッ
ク回路11、撮影駒数等の各種情報を不揮発的に記憶す
るEEPROM12が接続されている。さらに、該CP
U8には、上記AE回路9による測定結果に基づいて該
CPU8により必要に応じて発光制御されるストロボ1
3、及び、上記AF回路10による測定結果に基づいて
該CPU8によりフォーカス制御されるレンズユニット
14が接続されている。
【0016】図2の(B)は、上記外部表示用LCD3
Aに表示されるパターンの全てを示している。即ち、こ
の外部表示用LCD3Aによって、バッテリチェックマ
ーク3A1、撮影日時3A2、ストロボ発光マーク3A
3、フルオートモードマーク3A4、スローモードマー
ク3A5、フィルム装填並びにフィルム巻上げ・巻戻し
マーク3A6、赤目軽減モードマーク3A7、風景モー
ドマーク3A8、セルフタイマモードマーク3A9、及
びフィルム駒数3A10が表示される。
【0017】そして、これらの表示パターンのうち、バ
ッテリチェックマーク3A1、スローモードマーク3A
5、及びフィルム駒数3A10に対応する位置に、上記
外部バックライト用有機EL素子3Bとして、有機EL
素子3B1,3B2,3B3が配置され、バックライト
として機能する。従って、これらバッテリチェックマー
ク3A1、スローモードマーク3A5、及びフィルム駒
数3A10を赤または緑でカラー表示可能となってい
る。
【0018】また、図3の(A)は、F内ブラックアウ
ト用PN−LCD2AとF内表示用有機EL素子2Bの
配置を示す図である。即ち、ファインダ光路上に、F内
ブラックアウト用PN−LCD2Aが配され、その右側
部分にF内表示用有機EL素子2Bとして、ストロボ発
光表示用有機EL2B1とAF表示用有機EL2B2と
が配されている。ここで、F内ブラックアウト用PN−
LCD2Aは、詳細は後述するが、光を透過する透過状
態と、光を散乱させる非透過状態とを切換えられるもの
で、パワーオン状態では透過して被写体を観察可能と
し、パワーオフ状態やバッテリロック状態等では、図3
の(B)に示すように、非透過としてファインダ2をブ
ラックアウトする。また、ストロボ発光表示用有機EL
2B1は、ストロボ発光の場合に赤の表示を行い、AF
表示用有機EL2B2は、合焦時は緑の表示で、非合焦
時は赤の表示を行ういうように、カラー表示を行う。
【0019】図4は、上記第1のドライバ回路7Aの回
路構成を示す図で、所定の電圧を生成する倍電圧回路7
A1と、上記有機EL素子2B1,2B2,3B1,3
B2,3B3それぞれを駆動するためのEL駆動回路7
A2(図では代表して有機EL素子2B1用のみを示す
が、他の有機EL素子用も同じ構成である)と、上記F
内ブラックアウト用PN−LCD2Aを駆動するための
PN−LCD駆動回路7A3とからなる。
【0020】ここで、PN−LCDは、図5に示すよう
に、その両端子に逆極性の所定の電圧(5〜8V)を約
100Hzで印可することで、透過状態となり、電圧が
印加されない状態では光を散乱させ非透過状態となる素
子である。
【0021】また、有機EL素子は、図6に示すよう
に、ガラス基板(Glass substrate )上のITO電極と
Mg−In電極との間に積層高分子を積層した構造を有
し、図5に示すように、基板側ITO電極にのみ所定の
電圧(5〜8V)を印可した順バイアスでは緑色で発光
し、逆に端子側のMg−In電極にのみ上記所定の電圧
を印可した逆バイアスでは赤色で発光する素子である。
【0022】従って、PN−LCDと有機EL素子はど
ちらも上記所定の電圧(5〜8V)で駆動されるため、
駆動回路を共通化することができ、上記所定の電圧を倍
電圧回路7A1で生成するようにしている。
【0023】図7は、上記のような構成のカメラのCP
U8で実行される動作シーケンスを示すフローチャート
である。即ち、メインSW5がオンされると(ステップ
S1)、CPU8は、まず、各部のイニシャライズを行
う(ステップS2)。このイニシャライズは、第1のド
ライバ回路7AによるF内ブラックアウト用PN−LC
D2Aの駆動も含み、これにより、図3の(A)に示す
ように、F内ブラックアウト用PN−LCD2Aが透過
状態とされて、被写体をファインダ2により見ることが
できるようになる。
【0024】その後、CPU8は、バッテリチェック回
路11によりバッテリチェックを行い(ステップS
3)、その結果、バッテリ残量が不足(NG)或いは少
ない(注意)と判定された場合には、そのことを報知す
るために外部表示部3の表示を変更する(ステップS
4)。そして、所定の時間をCPU8内部に設けた図示
しないタイマによって計時後(ステップS5)、第1の
ドライバ回路7AによるF内ブラックアウト用PN−L
CD2Aへの電圧印可を終了して、図3の(B)に示す
ようにフィンダ2をブラックアウトしてから(ステップ
S6)、処理を終了する。
【0025】ここで、上記ステップS4での外部表示処
理は、図8に示すようにして行われる。但し、この図
は、有機EL素子の発光色制御の部分を示し、その他の
外部表示用LCD3Aによる表示については従来と同様
であるので省略してある。
【0026】即ち、まず、バッテリチェックの結果がN
G又は注意であったかどうか判断し(ステップS3
1)、そうであったときにはEEPROM12に設けた
フラグFBをセット(“1”)する(ステップS3
2)。
【0027】また、バッテリチェックの結果がOKであ
った場合には、或いは上記フラグFBのセット後、スロ
ーモードに設定されているかどうか判断する(ステップ
S33)。そして、そうであった場合には、EEPRO
M12に設けたフラグFMをセットする(ステップS3
4)。
【0028】スローモードに設定されていない場合に
は、或いは上記フラグFMのセット後、次に、フィルム
の残りの駒数が所定数Nよりも少なくなったかどうか判
断する(ステップS35)。そして、そうであった場合
には、EEPROM12に設けたフラグFNをセットす
る(ステップS36)。
【0029】そして、残り駒数がN以上であった場合に
は、或いは上記フラグFNのセット後は、上記フラグF
B,FM,FNの何れかがセットされているかどうか判
断する(ステップS37)。ここで、それらフラグの何
れもセットされていない場合には、緑(G)表示モード
となり、第1のドライバ回路7Aによって上記外部バッ
クライト用有機EL素子3Bとしての有機EL素子3B
1,3B2,3B3を全て順バイアスして緑色で発光さ
せた後(ステップS38)、上位のルーチンに戻る。
【0030】これに対して、何れかのフラグがセットさ
れていた場合には、緑赤(RG)表示モードとなり、第
1のドライバ回路7Aによって上記外部バックライト用
有機EL素子3Bとしての有機EL素子3B1,3B
2,3B3の内の、上記セットされていたフラグに対応
するものを逆バイアスして赤色で、またリセット
(“0”)されているフラグに対応するものを順バイア
スして緑色で発光させる(ステップS39)。つまり、
フラグFBがセットされている場合には有機EL素子3
B1を赤色発光させ、フラグFMがセットされている場
合には有機EL素子3B2を赤色発光させ、フラグFN
がセットされている場合には有機EL素子3B3を赤色
発光させる。そしてその後、上記フラグFB,FM,F
Nを全てリセットして(ステップS40)、上位のルー
チンに戻る。
【0031】上記ステップS3において、バッテリチェ
ックの結果がOKであった場合には、CPU8は、次
に、EEPROM12から駒数を読み出して(ステップ
S7)、外部表示部3による外部表示を行う(ステップ
S8)。このステップS8での外部表示処理は、上記ス
テップS4でのそれと同様である。
【0032】次に、CPU8は、モード変更が有るかど
うか即ちモードSW6が操作されたかどうか判別し(ス
テップS9)、それが操作された場合には、その操作に
応じたモード設定を行った後(ステップS10)、その
モードに応じた外部表示を行う(ステップS11)。こ
のステップS11での外部表示処理も、上記ステップS
4でのそれと同様である。
【0033】そして、上記ステップS9でモード変更が
無いと判断された場合、或いは上記ステップS11での
外部表示を行った後、1stR(1stレリーズ)SW
4Aがオンされたかどうか判断し(ステップS12)、
それがオンされていない場合には、更に、メインSW5
がオンされているかどうか判断する(ステップS1
3)。このメインSW5がオンされていれば、上記ステ
ップS8に戻り、オフされたときには処理を終了する。
【0034】一方、1stRSW4Aがオンされたとき
には、再度、バッテリチェック回路11によるバッテリ
チェックを行い(ステップS14)、NGであれば上記
ステップS4に進む。これに対して、バッテリチェック
の結果がOKであれば、AE9回路及びAF回路10に
よる測光及び測距を行って(ステップS15)、その結
果に応じたファインダ内表示を行う(ステップS1
6)。
【0035】このファインダ内表示処理は、図9に示す
ようにして行われる。即ち、ストロボ禁止モードの設定
又はAE回路9による測光の結果、ストロボ13を発光
させる必要が有るかどうか判別し(ステップS51)、
その必要が無い場合には、ストロボ発光表示用有機EL
2B1を発光させないで(ステップS52)、後述する
ステップS57に進む。
【0036】これに対して、ストロボ発光が必要な場合
には、図示しない既知の検出手段によりストロボ13の
充電状態を検出し(ステップS53)、充電が完了して
いるかどうか判別する(ステップS54)。その結果、
まだ充電が不十分な場合には、第1のドライバ回路7A
によりストロボ発光表示用有機EL2B1を逆バイアス
して赤色で発光させ(ステップS55)、また、充電が
完了している場合には、ストロボ発光表示用有機EL2
B1を順バイアスして緑色で発光させる(ステップS5
6)。
【0037】一方、CPU8は、上記AF回路10による
測距の結果に応じてレンズユニット14を駆動してお
り、上記ステップS52,S55,S56の何れかを実
行後、ここで、合焦の判別を行う(ステップS57)。
そして、合焦していなければ、第1のドライバ回路7A
によりAF表示用有機EL2B2を逆バイアスして赤色
で発光させ(ステップS58)、また、合焦していれ
ば、AF表示用有機EL2B2を順バイアスして緑色で
発光させた後(ステップS59)、上位のルーチンに戻
る。
【0038】このようなファインダ内表示処理実行後、
CPU8は、再度、1stRSW4Aがオンされている
かどうか判断し(ステップS17)、それがオンされて
いない場合には、上記ステップS13に進む。これに対
して、1stRSW4Aがオンされている場合には、更
に、2ndR(2ndレリーズ)SW4Bがオンされた
かどうか判断する(ステップS18)。2ndRSW4
Bがオンされていない場合には、上記ステップS17に
戻る。
【0039】そして、2ndRSW4Bがオンされたな
らば、撮影動作を行った後(ステップS19)、EEP
ROM12に記憶された駒数をカウントアップして(ス
テップS20)、上記ステップS8に戻る。
【0040】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。図5に示したように、PN−
LCD及び有機EL素子はいずれも、所定の電圧(5〜
8V)で駆動される。ここで、この所定の電圧を5Vと
した場合、これは、CPU8により直接駆動可能な電圧
である。
【0041】従って、本第2の実施の形態においては、
図1の(B)に示すように、F内ブラックアウト用LC
D2A、F内表示用有機EL素子2B、及び外部バック
ライト用有機EL素子3Bを、CPU8のオープンドレ
イン出力ポートに接続して、直接駆動する構成としてい
る。
【0042】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、ファインダ内表示はストロボ,AFに限らずカメ
ラの各種情報の表示に適用しても良く、さらに本発明は
上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能である。ここ
で、本発明の要旨をまとめると以下のようになる。
【0043】(1) ファインダ光路中に配され、多色
発光可能な有機エレクトロルミネッセンス素子と、この
有機エレクトロルミネッセンス素子を駆動する駆動制御
手段と、を具備し、上記有機エレクトロルミネッセンス
素子により多色表示を行うようにしたことを特徴とする
カメラのファインダ内表示装置。
【0044】(2) 上記駆動制御手段は、1チップマ
イクロコンピュータ装置であり、この1チップマイクロ
コンピュータ装置の出力端子に上記有機エレクトロルミ
ネッセンス素子の駆動端子を直結したことを特徴とする
上記(1)に記載のカメラのファインダ内表示装置。
【0045】(3) 上記有機エレクトロルミネッセン
ス素子は、表示する情報に応じて発光色を変更するよう
にしたことを特徴とする上記(1)に記載のカメラのフ
ァインダ内表示装置。
【0046】(4) 複数色の発光が可能な有機エレク
トロルミネッセンス素子を情報表示手段として用いたこ
とを特徴とするカメラのファインダ内表示装置。 (5) 上記有機エレクトロルミネッセンス素子は、1
チップマイクロコンピュータ装置のオープンドレイン出
力ポートにより直接駆動されることを特徴とする上記
(4)に記載のカメラのファインダ内表示装置。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ファインダ内のカラー表示を薄型で安く提供できるカメ
ラのファインダ内表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)はそれぞれ本発明の第1及び
第2の実施の形態としてのカメラのファインダ内表示装
置の適用されたコンパクトカメラのブロック構成図であ
る。
【図2】(A)は第1の実施の形態としてのカメラのフ
ァインダ内表示装置の適用されたコンパクトカメラの外
観斜視図であり、(B)は外部表示用LCDに表示され
るパターンの全てを示す図である。
【図3】(A)及び(B)はそれぞれパワーオン時にお
ける通常のファインダの状態及びバッテリロック又はパ
ワーオフ時におけるファインダの状態を示す図である。
【図4】第1のドライバ回路の回路構成を示す図であ
る。
【図5】PN−LCD及び有機ELそれぞれの印可電圧
と動作状態との関係を示す図である。
【図6】有機EL素子の素子構造を示す断面図である。
【図7】第1の実施の形態としてのカメラのファインダ
内表示装置の適用されたコンパクトカメラの動作シーケ
ンスを示すフローチャートである。
【図8】図7中の外部表示処理のフローチャートであ
る。
【図9】図7中のファインダ内表示処理のフローチャー
トである。
【符号の説明】
2 ファインダ 2A F内ブラックアウト用PN−LCD 2B F内表示用有機EL素子 2B1 ストロボ発光表示用有機EL 2B2 AF表示用有機EL 3 外部表示部 3A 外部表示用LCD 3B 外部バックライト用有機EL素子 3B1,3B2,3B3 有機EL素子 4A 1stRSW 4B 2ndRSW 5 メインSW 6 モードSW 7A 第1のドライバ回路 7A1 倍電圧回路 7A2 EL駆動回路 7A3 PN−LCD駆動回路 7B 第2のドライバ回路 8 CPU 9 AE回路 10 AF回路 11 バッテリチェック回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファインダ光路中に配され、多色発光可
    能な有機エレクトロルミネッセンス素子と、 この有機エレクトロルミネッセンス素子を駆動する駆動
    制御手段と、 を具備し、 上記有機エレクトロルミネッセンス素子により多色表示
    を行うようにしたことを特徴とするカメラのファインダ
    内表示装置。
  2. 【請求項2】 上記駆動制御手段は、1チップマイクロ
    コンピュータ装置であり、この1チップマイクロコンピ
    ュータ装置の出力端子に上記有機エレクトロルミネッセ
    ンス素子の駆動端子を直結したことを特徴とする請求項
    1に記載のカメラのファインダ内表示装置。
  3. 【請求項3】 上記有機エレクトロルミネッセンス素子
    は、表示する情報に応じて発光色を変更するようにした
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラのファインダ
    内表示装置。
JP10273147A 1998-09-28 1998-09-28 カメラのファインダ内表示装置 Withdrawn JP2000098479A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000221578A (ja) * 1999-02-01 2000-08-11 Minolta Co Ltd ファインダー画面内表示装置、ファインダー及び光学機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000221578A (ja) * 1999-02-01 2000-08-11 Minolta Co Ltd ファインダー画面内表示装置、ファインダー及び光学機器

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