JP2002268126A

JP2002268126A - カメラ

Info

Publication number: JP2002268126A
Application number: JP2001065548A
Authority: JP
Inventors: Koichi Sugiura; 康一杉浦
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 2001-03-08
Filing date: 2001-03-08
Publication date: 2002-09-18

Abstract

(57)【要約】【課題】ファインダ内に測距情報の表示用のＬＣＤを
もたないカメラにおいても、撮影者に測距情報を認識さ
せることが可能であり、撮影の失敗を防止することがで
き、かつ、価格を低減させることが可能であるカメラを
提供する。【解決手段】本発明のカメラは、撮影視野内の複数の
測距領域における被写体距離を計測する測距手段５と、
この測距手段５により得られる複数の測距領域の測距結
果から１つの測距領域を選択する選択手段と、ファイン
ダ１３の近傍に配置され前記測距手段により得られる前
記測距結果を表示する表示手段９、１０と、を具備した
カメラにおいて、前記選択手段により選択された前記測
距領域によって表示手段９、１０による表示色を異なら
せる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、撮影視野内の複数
の測距領域を使用することができるカメラに関する。

【０００２】

【従来の技術】コンパクトなオートフォーカス（ＡＦ）
カメラにおいては、測距結果が主要被写体の距離と一致
しているかどうかを前もって確認することができない。
したがて、ファインダ内において、測距した測距領域、
距離データまたは距離データに対応する絵表示にて撮影
者に測距情報を知らせている。しかし、この場合は、フ
ァインダ内にＬＣＤ等の表示装置を配置する必要があ
り、表示装置を配置するスペースが大きくなり、また、
価格が高くなるという問題があった。また、普及カメラ
および低価格カメラにおいては、前記ファインダ内に表
示装置がなく、ファインダの近傍に配置された発光ダイ
オード（ＬＥＤ）を有し、この発光ダイオードにより測
距結果がＯＫ（成功）かＮＧ（失敗）かを表示してい
る。測距結果がＯＫの場合はＬＥＤの点灯表示とし、測
距結果がＮＧまたは撮影距離範囲外の場合にはＬＥＤの
点滅表示として、撮影者に報知している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカメラ
においては、測距結果がどの被写体に対して測距したも
のであるかが分からず、例えば、遠近混在の被写体にお
いては遠近どちらを測距したのかが不明である。この場
合には、撮影者が近側の被写体を主要被写体と考えてい
ても、測距被写体が遠の場合でも測距結果がＯＫの場合
はＬＥＤは点灯表示となり、撮影者はそのまま撮影動作
に入ってしまい、遠側にピントの合った写真となり主要
被写体である近側被写体はピンぼけとなってしまうとい
う問題がある。本発明の目的は、ファインダ内に測距情
報の表示用のＬＣＤをもたないカメラにおいても、撮影
者に測距情報を認識させることが可能であり、撮影の失
敗を防止することができ、かつ、価格を低減させること
が可能であるカメラを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１に記載の発明は、撮影視野内の複数の測距
領域における被写体距離を計測する測距手段と、この測
距手段により得られる複数の測距領域の測距結果から１
つの測距領域を選択する選択手段と、ファインダの近傍
に配置され前記測距手段により得られる前記測距結果を
表示する表示手段と、を具備したカメラにおいて、前記
選択手段により選択された前記測距領域によって前記表
示手段による表示色を異ならせることを特徴とする。請
求項２に記載の発明は、請求項１に記載のカメラにおい
て、前記選択手段は、前記撮影視野内の左領域と中領域
および右領域の３つの測距領域のうちのいづれか１つを
選択することを特徴とする。請求項３に記載の発明は、
請求項２に記載のカメラにおいて、前記表示手段は２色
の発光ダイオードで構成され、前記発光ダイオードによ
る表示は、前記発光ダイオードの各々の点灯による表示
と２つの前記発光ダイオードの同時の点灯による表示の
３色の表示とすることを特徴とする。請求項４に記載の
発明は、請求項３に記載のカメラにおいて、前記表示手
段は赤色発光ダイオードと緑色発光ダイオードで構成さ
れ、前記赤色発光ダイオードのみを点灯する赤色表示
と、前記緑色発光ダイオードのみを点灯する緑色表示
と、前記赤色発光ダイオードと前記緑色発光ダイオード
の両方を同時に点灯する橙色表示との３色の表示とする
ことを特徴とする。請求項５に記載の発明は、請求項１
に記載のカメラにおいて、前記測距手段による測距結果
が失敗である場合において、前記表示手段は、前記複数
の測距領域のうちの中央部の測距領域を前記選択手段が
選択した時の色表示の点滅をすることを特徴とする。請
求項６に記載の発明は、請求項１に記載のカメラにおい
て、前記測距手段による測距結果が近側の撮影距離範囲
外の場合において、前記表示手段は、前記選択手段によ
り選択された測距領域に対応する色表示の点滅をするこ
とを特徴とする。

【０００５】請求項７に記載の発明は、撮影視野内の測
距領域における被写体距離を計測する測距手段と、ファ
インダの近傍に配置された表示手段と、を具備したカメ
ラにおいて、前記測距手段により得られる距離データに
よって前記表示手段による表示色を異ならせることを特
徴とする。請求項８に記載の発明は、請求項７に記載の
カメラにおいて、前記測距手段により得られる距離デー
タを遠距離と中距離および近距離の３つゾーンのうちの
いづれかに設定する距離ゾーン設定手段を有し、この距
離ゾーン設定手段により設定されたゾーンによって前記
表示手段による表示色を異ならせることを特徴とする。
請求項９に記載の発明は、請求項７に記載のカメラにお
いて、前記測距手段による測距結果が失敗である場合に
おいて、前記表示手段は、前記距離ゾーン設定手段によ
り前記中距離が設定された時の色表示の点滅をすること
を特徴とする。請求項１０に記載の発明は、請求項７に
記載のカメラにおいて、前記測距手段による測距結果が
前記近距離の側の撮影範囲外の場合において、前記表示
手段は、前記距離ゾーン設定手段により前記近距離が設
定された時の色表示の点滅をすることを特徴とする。請
求項１１に記載の発明は、請求項１に記載のカメラにお
いて、シングルオートフォーカスモードを設定するシン
グルＡＦモード設定手段を有し、このシングルＡＦモー
ド設定手段による前記シングルオートフォーカスモード
の設定時には、前記測距手段から得られる距離データに
よって前記表示手段による表示色を異ならせることを特
徴とする。請求項１２に記載の発明は、請求項１に記載
のカメラにおいて、固定距離での撮影を行う距離固定モ
ードを設定する距離固定モード設定手段を有し、この距
離固定モード設定手段による前記距離固定モードの設定
時には、この距離固定モードでの固定距離データによっ
て前記表示手段による表示色を異ならせることを特徴と
する。

【０００６】

【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図１は、本発明の１つの実
施の形態としてのカメラの要部を示すブロック図であ
る。図１に示すように、本発明の１つの実施の形態とし
てのカメラは、中央処理装置（ＣＰＵ）１と、電池２
と、セラミック発信子３と、測光集積回路（測光IＣ）
４と、マルチ測距集積回路（マルチ測距IＣ）５と、ス
トロボユニット６と、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）７
と、ＥＥＰＲＯＭ８と、赤色発光ダイオード（赤色ＬＥ
Ｄ）９と、緑色発光ダイオード（緑色ＬＥＤ）１０と、
レリーズスッチＳＷ１、ＳＷ２と、オートフォーカス
（ＡＦ）モードスッチＳＷ３とを有している。ＣＰＵ１
は、電池２と、セラミック発信子３と、測光IＣ４と、
マルチ測距IＣ５と、ストロボユニット６と、ＬＣＤ７
と、ＥＥＰＲＯＭ８と、赤色ＬＥＤ９と、緑色ＬＥＤ１
０と、レリーズスッチＳＷ１、ＳＷ２と、ＡＦモードス
ッチＳＷ３とに接続されている。ＥＥＰＲＯＭ８は、不
揮発性記憶素子でカメラ出荷前の調整値等が格納されて
いる。請求項における選択手段および距離ゾーン設定手
段は、ＣＰＵ１で構成される。

【０００７】図２は、本発明の１つの実施の形態として
のカメラを示す背面図である。図２に示すように、カメ
ラは、本体１１と、この本体１１に取り付けられた裏蓋
１２と、本体１１の上部に設けられたファインダ１３
と、このファインダ１３の近くの本体１１に形成された
ＡＦ表示窓１４と、本体１１の上端部に設けられたレリ
ーズ釦１５およびＡＦモード釦１６と、裏蓋１２に形成
されたフィルム有無確認窓１７とを有している。図３に
示すように、ＡＦ表示窓１４には拡散パネル１８が配置
されている。拡散パネル１８の奥側には、緑色ＬＥＤ９
および赤色ＬＥＤ１０が配置されている。緑色ＬＥＤ９
および赤色ＬＥＤ１０は、本体１１に固定されたＬＥＤ
搭載基板１９に固定されている。赤色ＬＥＤ９および緑
色ＬＥＤ１０は、表示手段を構成している。

【０００８】図４は、ＬＣＤ７の表示の例を示す図であ
る。図４（ａ）は、マルチＡＦモードの場合におけるＬ
ＣＤ７の表示の例を示す。図４（ｂ）は、シングルＡＦ
モードの場合におけるＬＣＤ７の表示の例を示す。図４
（ｃ）は、遠景モードの場合におけるＬＣＤ７の表示の
例を示す。ＬＣＤ７は、フィルムカウンタ表示、ＡＦモ
ードマークおよびバッテリーマーク等の表示が可能とな
っている。ＣＰＵ１は、レリーズスッチＳＷ１、ＳＷ２
およびＡＦモードスッチＳＷ３の各々の入力に応答して
動作を制御する。レリーズスッチＳＷ１の入力（オン）
信号がＣＰＵ１に与えられると、ＣＰＵ１はレリーズ１
オン処理に入る。

【０００９】次に、図５に基づいてレリーズ１オン処理
を説明する。図５はレリーズ１オン処理を説明するため
のフローチャートである。ステップＳ１においてバッテ
リー・チェック動作を行い、ステップＳ２においてバッ
テリーがＯＫか否かを判断する。バッテリーがＯＫでな
い、すなわち、ＮＧである場合には、ここで処理を終了
する、すなわち、レリーズロックとなる。ステップＳ２
においてバッテリーがＯＫである場合は、ステップＳ３
において測光ＩＣ４により測光動作を行い、続いてステ
ップＳ４においてＡＦ動作を実行する。このＡＦ動作で
は、ＡＦモード状態によって動作が異なる。ＡＦモード
の選択手段がマルチＡＦモードを選択している場合は、
マルチ測距ＩＣ５によりマルチＡＦ動作を行う。マルチ
ＡＦ動作では、撮影視野内の７つの領域の測距を行い、
一番近い測距領域を採用する。ＡＦモードの選択手段が
シングルＡＦモードを選択している場合は、マルチ測距
IＣ５によりシングルＡＦ動作を行う。シングルＡＦ動
作でも、撮影視野内の７つの領域の測距を行い、中央部
の測距領域のみを採用する。また、ＡＦモードの選択手
段が遠景モードを選択している場合は、マルチ測距IＣ
５による測距動作は行わない。ステップＳ４のＡＦ動作
の終了後には、測距結果をもとにステップＳ５において
緑色ＬＥＤ９および赤色ＬＥＤ１０によるＡＦＬＥＤ表
示をする。

【００１０】次に、図６を参照してステップＳ５のＡＦ
ＬＥＤ表示を説明する。図６は、ステップＳ５のＡＦＬ
ＥＤ表示を説明するためのフローチャートである。ステ
ップＳ１１においてＡＦモードの判定を行う。すなわ
ち、ステップＳ１１において、ＡＦモードの選択手段が
マルチＡＦモードとシングルＡＦモードおよび遠景モー
ドのいずれかを選択しているかを判定する。ＡＦモード
の選択手段がマルチＡＦモードを選択している場合は、
ステップＳ１２で選択領域の判定を行って７つの測距領
域（右側から順次に１から７まで番号で示される）のう
ち選択の測距領域が右側の２つの領域のいづれかの場合
は、ステップＳ１５においてファインダの近傍に配置さ
れた赤色ＬＥＤ９のみを点灯（赤色表示）させる。ま
た、ステップＳ１２で選択領域の判定において選択の測
距領域が中央の３つの領域のいづれかの場合は、ステッ
プＳ１６において緑色ＬＥＤ１０のみを点灯（緑色表
示）させる。また、ステップＳ１２で選択領域の判定に
おいて選択の測距領域が左側の２領域のいづれかの場合
は、ステップＳ１７において赤色ＬＥＤ９および緑色Ｌ
ＥＤ１０を同時に点灯（橙色表示）させる。

【００１１】次に、ステップＳ２１において近距離側の
撮影範囲外の判定を行い、近距離側の撮影範囲外である
場合には、ステップＳ２２において選択の測距領域での
表示色による点滅とする。ステップＳ２１において近距
離側の撮影範囲内である場合には、ステップＳ２３にお
いてが測距不能の判定を行う。ステップＳ２３において
が測距不能である場合にステップＳ２４において緑色Ｌ
ＥＤ１０の点滅表示（緑色点滅表示）をする。ステップ
Ｓ１１において、ＡＦモードの選択手段がシングルＡＦ
モードを選択している場合には、選択の測距領域による
表示を行わずに、ステップＳ１３において距離ゾーンの
判定を行う。ステップＳ１３の距離ゾーンの判定におい
て測距結果から距離データが３ｍよりも遠い場合には、
ステップＳ１８において赤色ＬＥＤ９のみを点灯（赤色
表示）する。ステップＳ１３の距離ゾーンの判定におい
て測距結果から距離データが１ｍ以上３ｍ以下の場合に
はステップＳ１９において緑色ＬＥＤのみ点灯（緑色表
示）する。ステップＳ１３の距離ゾーンの判定において
測距結果から距離データが１ｍ未満の場合はステップＳ
２０において赤色ＬＥＤ９および緑色ＬＥＤ１０を同時
に点灯（橙色表示）させる。ステップＳ１１において、
ＡＦモードの選択手段が遠景モードを選択している場合
には、ステップＳ１４において緑色ＬＥＤ９のみを点灯
（緑色表示）とする。

【００１２】図５に示すように、ステップＳ５のＡＦＬ
ＥＤ表示の後に、ステップＳ６において測光結果と測距
結果からＡＥ演算処理を行い、シャッタ開時間およびス
トロボ発光時間および発光タイミング時間を決定する。
次に、ステップＳ７においてストロボ使用モードの場合
にはストロボユニット６の充電状態を確認し、充電レベ
ルが低い場合は、ステップＳ８において充電動作を行
う。ここで、レリーズ１オン処理は終了となり、レリー
ズスイッチＳＷ２のオン待ちか、または、レリーズスイ
ッチＳＷ１のオフ待ちとなる。レリーズスイッチＳＷ１
をオフした場合は、レリーズ１オフ処理を実行する。レ
リーズ１オフ処理は、赤色ＬＥＤ９および緑色ＬＥＤ１
０の消灯を行う。

【００１３】次に、図７に基づいてレリーズ２オン処理
を説明する。図７はレリーズ２オン処理を説明するため
のフローチャートである。レリーズスイッチＳＷ１がオ
ンの状態で、レリーズスイッチＳＷ２の入力（オン）信
号が検出されると、レリーズ２オン処理に入る。ステッ
プＳ３１において、赤色ＬＥＤ９および緑色ＬＥＤ１０
を消灯させ、ステップＳ３２において測距動作から得ら
れた測距値をフォーカス動作のための繰り出しステップ
数に変換させるフォーカス（ＡＦ）演算処理を行い、ス
テップＳ３３においてフォーカス動作を行う。次に、ス
テップＳ３４においてＡＦ演算処理から算出されたシャ
ッタ開時間を使用して、シャッタ動作を行い、および、
ストロボ使用時には発光時間および発光タイミング時間
をもとにストロボ発光制御を行う。その後、ステップＳ
３５において鏡胴を待機位置に戻し、ステップＳ３６に
おいてフィルム給送動作を行う。

【００１４】次に、ＡＦモードスッチオン処理を図８に
基づいて説明する。図８は、ＡＦモードスッチオン処理
を説明するためのフローチャートである。ＡＦモードス
ッチＳＷ３は、撮影者が撮影シーンによって任意にモー
ドの設定ができるスイッチである。図８に示すように、
ステップＳ４１においてＡＦモードスイッチＳＷ３がオ
ンであるか否かを判定する。ステップＳ４１においてＡ
ＦモードスイッチＳＷ３がオンである時には、ステップ
Ｓ４２においてＡＦモードがマルチＡＦモードであるか
否かを判定する。ステップＳ４２においてＡＦモードが
マルチＡＦモードである時には、ステップＳ４３におい
てシングルＡＦモードを設定する。ステップＳ４２にお
いてＡＦモードがマルチＡＦモードでない時には、ステ
ップＳ４４においてシングルＡＦモードであるか否かを
判定する。ステップＳ４４においてシングルＡＦモード
である時には、ステップＳ４５において遠景モードを設
定する。ステップＳ４４においてシングルＡＦモードで
ない時には、ステップＳ４６においてマルチＡＦモード
を設定する。遠景モードにおいては、ピントは無限に合
うように自動設定される。

【００１５】

【発明の効果】以上の説明のように、請求項１に記載の
発明によれば、ファインダの近傍に配置された表示手段
の表示色によりマルチＡＦモードの選択の測距領域を認
識することができるから、ファインダ内に測距情報の表
示用のＬＣＤをもたないカメラにおいても、撮影者に測
距情報を認識させることが可能であり、撮影の失敗を防
止することができ、かつ、価格を低減させることが可能
である。また、請求項２に記載の発明によれば、請求項
１に記載の発明の効果に加えて、測距領域を３つの領域
に分割することで、表示色を減らし、分かりやすくする
ことが可能である。。また、請求項３に記載の発明によ
れば、請求項２に記載の発明の効果に加えて、２つの発
光ダイオードにより３色表示が可能である。また、請求
項４に記載の発明によれば、請求項３に記載の発明の効
果に加えて、一般的な色の発光ダイオードを使用するこ
とにより安価となる。また、請求項５に記載の発明によ
れば、請求項１に記載の発明の効果に加えて、測距の失
敗を認識することが可能である。また、請求項６に記載
の発明によれば、請求項１に記載の発明の効果に加え
て、近距離側の撮影範囲外を認識することが可能であ
る。

【００１６】また、請求項７に記載の発明によれば、フ
ァインダの近傍に配置された表示手段の表示色により測
定距離を認識することが可能となり、ファインダ内に測
距情報の表示用のＬＣＤをもたないカメラにおいても、
撮影者に測距情報を認識させることが可能であり、撮影
の失敗を防止することができ、かつ、価格を低減させる
ことが可能である。また、請求項８に記載の発明によれ
ば、請求項７に記載の発明の効果に加えて、測定距離ゾ
ーンを３つのゾーンに分割することにより、表示色を減
らし、分かりやすくすることができる。また、請求項９
に記載の発明によれば、請求項７に記載の発明の効果に
加えて、測距の失敗を認識することが可能である。ま
た、請求項１０に記載の発明によれば、請求項７に記載
の発明の効果に加えて、近距離側の撮影範囲外を認識す
ることが可能である。また、請求項１１に記載の発明に
よれば、請求項１に記載の発明の効果に加えて、シング
ルＡＦモード時には概略の測定距離を認識することが可
能である。また、請求項１２に記載の発明によれば、請
求項１に記載の発明の効果に加えて、距離固定モード時
には設定距離を認識することが可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の１つの実施の形態としてのカメラの要
部を示すブロック図である。

【図２】本発明の１つの実施の形態としてのカメラを示
す背面図である。

【図３】本発明の１つの実施の形態としてのカメラの要
部を示す断面図である。

【図４】本発明の１つの実施の形態としてのカメラにお
けるＬＣＤの表示の例を示す図である。

【図５】本発明の１つの実施の形態としてのカメラにお
けるレリーズ１オン処理を説明するためのフローチャー
トである。

【図６】図５のレリーズ１オン処理におけるステップＳ
５のＡＦＬＥＤ表示を説明するためのフローチャートで
ある。

【図７】本発明の１つの実施の形態としてのカメラにお
けるレリーズ２オン処理を説明するためのフローチャー
トである。

【図８】本発明の１つの実施の形態としてのカメラにお
けるＡＦモードスッチオン処理を説明するためのフロー
チャートである。

【符号の説明】

１中央処理装置（ＣＰＵ）、２電池、３セラミッ
ク発振子、４測光集積回路（ＩＣ）、５マルチ測距
集積回路（ＩＣ）、６ストロボユニット、７液晶ディ
スプレイ（ＬＣＤ）、８ＥＥＰＲＯＭ、９赤色発光
ダイオード（赤色ＬＥＤ）、１０緑色発光ダイオード
（緑色ＬＥＤ）、１１本体、１２裏蓋、１３ファイ
ンダ、１４ＡＦ表示窓、１５レリーズ釦、１６Ａ
Ｆモード釦、１７フィルム有無確認窓、１８拡散パ
ネル、１９ＬＥＤ搭載基板、ＳＷ１、ＳＷ２レリー
ズスイッチ、ＳＷ３ＡＦモードスイッチ。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】撮影視野内の複数の測距領域における被
写体距離を計測する測距手段と、この測距手段により得
られる複数の測距領域の測距結果から１つの測距領域を
選択する選択手段と、ファインダの近傍に配置され前記
測距手段により得られる前記測距結果を表示する表示手
段と、を具備したカメラにおいて、前記選択手段により
選択された前記測距領域によって前記表示手段による表
示色を異ならせることを特徴とするカメラ。
【請求項２】請求項１に記載のカメラにおいて、前記
選択手段は、前記撮影視野内の左領域と中領域および右
領域の３つの測距領域のうちのいづれか１つを選択する
ことを特徴とするカメラ。
【請求項３】請求項２に記載のカメラにおいて、前記
表示手段は２色の発光ダイオードで構成され、前記発光
ダイオードによる表示は、前記発光ダイオードの各々の
点灯による表示と２つの前記発光ダイオードの同時の点
灯による表示の３色の表示とすることを特徴とするカメ
ラ。
【請求項４】請求項３に記載のカメラにおいて、前記
表示手段は赤色発光ダイオードと緑色発光ダイオードで
構成され、前記赤色発光ダイオードのみを点灯する赤色
表示と、前記緑色発光ダイオードのみを点灯する緑色表
示と、前記赤色発光ダイオードと前記緑色発光ダイオー
ドの両方を同時に点灯する橙色表示との３色の表示とす
ることを特徴とするカメラ。
【請求項５】請求項１に記載のカメラにおいて、前記
測距手段による測距結果が失敗である場合において、前
記表示手段は、前記複数の測距領域のうちの中央部の測
距領域を前記選択手段が選択した時の色表示の点滅をす
ることを特徴とするカメラ。
【請求項６】請求項１に記載のカメラにおいて、前記
測距手段による測距結果が近側の撮影距離範囲外の場合
において、前記表示手段は、前記選択手段により選択さ
れた測距領域に対応する色表示の点滅をすることを特徴
とするカメラ。
【請求項７】撮影視野内の測距領域における被写体距
離を計測する測距手段と、ファインダの近傍に配置され
た表示手段と、を具備したカメラにおいて、前記測距手
段により得られる距離データによって前記表示手段によ
る表示色を異ならせることを特徴とするカメラ。
【請求項８】請求項７に記載のカメラにおいて、前記
測距手段により得られる距離データを遠距離と中距離お
よび近距離の３つゾーンのうちのいづれかに設定する距
離ゾーン設定手段を有し、この距離ゾーン設定手段によ
り設定されたゾーンによって前記表示手段による表示色
を異ならせることを特徴とするカメラ。
【請求項９】請求項７に記載のカメラにおいて、前記
測距手段による測距結果が失敗である場合において、前
記表示手段は、前記距離ゾーン設定手段により前記中距
離が設定された時の色表示の点滅をすることを特徴とす
るカメラ。
【請求項１０】請求項７に記載のカメラにおいて、前
記測距手段による測距結果が前記近距離の側の撮影範囲
外の場合において、前記表示手段は、前記距離ゾーン設
定手段により前記近距離が設定された時の色表示の点滅
をすることを特徴とするカメラ。
【請求項１１】請求項１に記載のカメラにおいて、シ
ングルオートフォーカスモードを設定するシングルＡＦ
モード設定手段を有し、このシングルＡＦモード設定手
段による前記シングルオートフォーカスモードの設定時
には、前記測距手段から得られる距離データによって前
記表示手段による表示色を異ならせることを特徴とする
カメラ。
【請求項１２】請求項１に記載のカメラにおいて、固
定距離での撮影を行う距離固定モードを設定する距離固
定モード設定手段を有し、この距離固定モード設定手段
による前記距離固定モードの設定時には、この距離固定
モードでの固定距離データによって前記表示手段による
表示色を異ならせることを特徴とするカメラ。