JP2002182297A - ストロボ発光手段を有するカメラ - Google Patents
ストロボ発光手段を有するカメラInfo
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- JP2002182297A JP2002182297A JP2000382438A JP2000382438A JP2002182297A JP 2002182297 A JP2002182297 A JP 2002182297A JP 2000382438 A JP2000382438 A JP 2000382438A JP 2000382438 A JP2000382438 A JP 2000382438A JP 2002182297 A JP2002182297 A JP 2002182297A
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- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】暗いところでも操作しやすい操作部材をバック
ライトON、OFF用のスイッチとして兼用することに
より、新たに操作部材を設けることなくバックライトの
ON、OFFが行えるカメラを提供する。 【解決手段】第1の位置から第2の位置に移動可能なス
トロボユニット179を有するカメラにおいて、ストロ
ボユニット179が上記いずれかの位置にあるかを検出
するポップアップSW159と、撮影に関する情報を表
示する液晶表示パネル136と、液晶表示パネル136
を照明するバックライト用LED180とを具備し、バ
ックライト用LED180は、ポップアップSW159
の出力変化に応答して液晶表示パネル136を照明す
る。
ライトON、OFF用のスイッチとして兼用することに
より、新たに操作部材を設けることなくバックライトの
ON、OFFが行えるカメラを提供する。 【解決手段】第1の位置から第2の位置に移動可能なス
トロボユニット179を有するカメラにおいて、ストロ
ボユニット179が上記いずれかの位置にあるかを検出
するポップアップSW159と、撮影に関する情報を表
示する液晶表示パネル136と、液晶表示パネル136
を照明するバックライト用LED180とを具備し、バ
ックライト用LED180は、ポップアップSW159
の出力変化に応答して液晶表示パネル136を照明す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストロボ発光手段を
有するカメラに関する。
有するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】暗いところでの撮影では、カメラの駒数
や、撮影モード、ストロボ発光モードを液晶などの表示
装置に表示していても見えないことがあり、意図しない
撮影モードやストロボの発光モードにより撮影されてし
まい、フィルムを無駄にしてしまうことがあった。
や、撮影モード、ストロボ発光モードを液晶などの表示
装置に表示していても見えないことがあり、意図しない
撮影モードやストロボの発光モードにより撮影されてし
まい、フィルムを無駄にしてしまうことがあった。
【0003】そこで、半透過型の液晶表示部材に後方か
ら発光ダイオードで照明を与え(いわゆる液晶バックラ
イト)、暗いところでも表示が見え易いようにしたカメ
ラが提案された。
ら発光ダイオードで照明を与え(いわゆる液晶バックラ
イト)、暗いところでも表示が見え易いようにしたカメ
ラが提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカメラでは、バックライトの操作に専用の操作部材
を設けずに、日付情報修正用の操作部材を兼用している
のでコストアップやスペース増大にはつながらないが、
暗いところでの操作には使いづらいという欠点がある。
来のカメラでは、バックライトの操作に専用の操作部材
を設けずに、日付情報修正用の操作部材を兼用している
のでコストアップやスペース増大にはつながらないが、
暗いところでの操作には使いづらいという欠点がある。
【0005】一方、バックライト用の操作ボタンを新た
に設けた場合にはコストアップやスペース増大の問題が
発生する。
に設けた場合にはコストアップやスペース増大の問題が
発生する。
【0006】また、バックライト機能は写真がきれいに
写るというカメラ本来の機能機能からはずれるために、
できるだけ低いコストでバックライト機能を達成したい
という要望がある。
写るというカメラ本来の機能機能からはずれるために、
できるだけ低いコストでバックライト機能を達成したい
という要望がある。
【0007】本発明はこのような課題に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、暗いところで
も操作しやすい操作部材を表示手段の照明を行わせるた
めの部材として兼用することで、新たに操作部材を設け
ることなく表示手段の照明が行えるカメラを提供するこ
とにある。
たものであり、その目的とするところは、暗いところで
も操作しやすい操作部材を表示手段の照明を行わせるた
めの部材として兼用することで、新たに操作部材を設け
ることなく表示手段の照明が行えるカメラを提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明は、第1の位置から第2の位置に移動
可能なストロボ発光手段を有するカメラにおいて、上記
ストロボ発光手段が上記いずれかの位置にあるかを検出
する位置検出手段と、撮影に関する情報を表示する表示
手段と、上記表示手段を照明する照明手段とを具備し、
上記照明手段は、上記位置検出手段の出力変化に応答し
て上記表示手段を照明する。
めに、第1の発明は、第1の位置から第2の位置に移動
可能なストロボ発光手段を有するカメラにおいて、上記
ストロボ発光手段が上記いずれかの位置にあるかを検出
する位置検出手段と、撮影に関する情報を表示する表示
手段と、上記表示手段を照明する照明手段とを具備し、
上記照明手段は、上記位置検出手段の出力変化に応答し
て上記表示手段を照明する。
【0009】また、第2の発明は、第1の発明に係るス
トロボ発光手段を有するカメラにおいて、上記第1の位
置は被写界の所望の領域を照明可能な位置であり、上記
第2の位置は上記第1の位置から変位した位置である。
トロボ発光手段を有するカメラにおいて、上記第1の位
置は被写界の所望の領域を照明可能な位置であり、上記
第2の位置は上記第1の位置から変位した位置である。
【0010】また、第3の発明は、第2の発明に係るス
トロボ発光手段を有するカメラにおいて、上記照明手段
は、上記ストロボ発光手段が上記第1の位置から上記第
2の位置、もしくは上記第2の位置から上記第1の位置
へ移動した際に、上記表示手段の照明を行う。
トロボ発光手段を有するカメラにおいて、上記照明手段
は、上記ストロボ発光手段が上記第1の位置から上記第
2の位置、もしくは上記第2の位置から上記第1の位置
へ移動した際に、上記表示手段の照明を行う。
【0011】また、第4の発明は、第1、第2または第
3の発明に係るストロボ発光手段を有するカメラにおい
て、上記照明手段は、上記表示手段を所定時間照明す
る。
3の発明に係るストロボ発光手段を有するカメラにおい
て、上記照明手段は、上記表示手段を所定時間照明す
る。
【0012】また、第5の発明は、第1の発明に係るス
トロボ発光手段を有するカメラにおいて、上記ストロボ
発光手段は、カメラ本体に格納された位置から発光可能
な位置へポップアップ移動する。
トロボ発光手段を有するカメラにおいて、上記ストロボ
発光手段は、カメラ本体に格納された位置から発光可能
な位置へポップアップ移動する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0014】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態に係るカメラの外観図であり、図1(a)は、カメ
ラの側面図、同図(b)はカメラの上面図、同図(c)
は、カメラの正面図である。このカメラは、一眼レフレ
ックス方式で各種の撮影モードを任意に設定可能であ
る。
形態に係るカメラの外観図であり、図1(a)は、カメ
ラの側面図、同図(b)はカメラの上面図、同図(c)
は、カメラの正面図である。このカメラは、一眼レフレ
ックス方式で各種の撮影モードを任意に設定可能であ
る。
【0015】1は本体頭頂部内に格納可能なストロボ発
光手段としてのストロボユニット179であり、必要に
応じてパワーSW112の操作により、バネ付勢の係止
が外れてポップアップして使用される。また、格納する
場合には手でストロボユニット179を軽く押さえて倒
し係止により保持する。136は表示手段としての液晶
表示パネルであり、カメラに関する種々の情報を表示出
力される。
光手段としてのストロボユニット179であり、必要に
応じてパワーSW112の操作により、バネ付勢の係止
が外れてポップアップして使用される。また、格納する
場合には手でストロボユニット179を軽く押さえて倒
し係止により保持する。136は表示手段としての液晶
表示パネルであり、カメラに関する種々の情報を表示出
力される。
【0016】3は撮影モード設定SWであり、ここで
は、「風景モード」、「ポートレートモード」、「スト
ップアクションモード」、「夜景モード」または「フル
オートモード」などの撮影モードを設定することが可能
である。4は2段押下げ式のレリーズSWであり、1段
目のファーストレリーズSWと2段目のセカンドレリー
ズSWとから構成されている。5はズームアップ/ダウ
ンSWであり、6は撮影レンズである。
は、「風景モード」、「ポートレートモード」、「スト
ップアクションモード」、「夜景モード」または「フル
オートモード」などの撮影モードを設定することが可能
である。4は2段押下げ式のレリーズSWであり、1段
目のファーストレリーズSWと2段目のセカンドレリー
ズSWとから構成されている。5はズームアップ/ダウ
ンSWであり、6は撮影レンズである。
【0017】本実施形態では上記の構成に加えて、操作
手段としてのパワーSW112がカメラの上部に、途中
巻戻し操作手段としての途中巻戻しSW111がカメラ
の底部に設けられている。
手段としてのパワーSW112がカメラの上部に、途中
巻戻し操作手段としての途中巻戻しSW111がカメラ
の底部に設けられている。
【0018】図2は、第1実施形態に係るカメラの内部
回路の構成を示す図である。
回路の構成を示す図である。
【0019】図2において、制御手段としてのメインC
PU120は内部ROMに記憶されたプログラムを逐次
実行していき、周辺のIC等の制御を行なうようになっ
ている。AFIC134はオートフォーカス用のICで
ある。なお、本カメラではオートフォーカス方式はTT
L位相差検出方式を採用している。
PU120は内部ROMに記憶されたプログラムを逐次
実行していき、周辺のIC等の制御を行なうようになっ
ている。AFIC134はオートフォーカス用のICで
ある。なお、本カメラではオートフォーカス方式はTT
L位相差検出方式を採用している。
【0020】上記AFIC134は、まず始めにメイン
CPU120よりAFIC134のリセット信号(AF
RES)Sig101が送られリセットされる。被写体
からの光は撮影レンズ6を通りAFIC134上面に配
置されたフォトセンサアレイ上に達する。すると、AF
IC134内部では、光量積分、量子化といった処理が
行なわれる。そして測距情報としてピントのズレ量が算
出される。
CPU120よりAFIC134のリセット信号(AF
RES)Sig101が送られリセットされる。被写体
からの光は撮影レンズ6を通りAFIC134上面に配
置されたフォトセンサアレイ上に達する。すると、AF
IC134内部では、光量積分、量子化といった処理が
行なわれる。そして測距情報としてピントのズレ量が算
出される。
【0021】光量積分が終了すると、光量積分が終了し
たことを示す信号(AFEND)Sig102がメイン
CPU120へ送られる。測距情報はAFIC134と
メインCPU120間の通信を行なうことを示す信号
(AFCEN)Sig103、データ信号(DATA)
Sig104、同期用クロック信号(CLK)Sig1
05にて、メインCPU120へ転送される。
たことを示す信号(AFEND)Sig102がメイン
CPU120へ送られる。測距情報はAFIC134と
メインCPU120間の通信を行なうことを示す信号
(AFCEN)Sig103、データ信号(DATA)
Sig104、同期用クロック信号(CLK)Sig1
05にて、メインCPU120へ転送される。
【0022】ところで、上記フォトセンサアレイの各素
子の特性にばらつきがあると、そのままでは正確な測距
情報を得ることができない。そこで不揮発性記憶素子で
あるEEPROM135に予めフォトセンサアレイのば
らつき情報を記憶させておき、AFIC134から得ら
れる測距情報の補正演算をメインCPU120にて行な
う。その他EEPROM135には機械的なばらつき、
各種素子の電気的特性のばらつき等、様々な調整値が記
憶されている。
子の特性にばらつきがあると、そのままでは正確な測距
情報を得ることができない。そこで不揮発性記憶素子で
あるEEPROM135に予めフォトセンサアレイのば
らつき情報を記憶させておき、AFIC134から得ら
れる測距情報の補正演算をメインCPU120にて行な
う。その他EEPROM135には機械的なばらつき、
各種素子の電気的特性のばらつき等、様々な調整値が記
憶されている。
【0023】これらの調整値は必要に応じてEEPRO
M135を活性化する、つまり通信可能な状態にする信
号(EPCEN)Sig107、およびデータ信号(D
ATA)Sig108、同期クロック信号(CLK)S
ig109により読み出しが可能となる。なお、メイン
CPU120、AFIC134、EEPROM135の
間でのデータの授受はシリアル通信にて行なわれる。
M135を活性化する、つまり通信可能な状態にする信
号(EPCEN)Sig107、およびデータ信号(D
ATA)Sig108、同期クロック信号(CLK)S
ig109により読み出しが可能となる。なお、メイン
CPU120、AFIC134、EEPROM135の
間でのデータの授受はシリアル通信にて行なわれる。
【0024】デートモジュール137はメインCPU1
20からの写し込み信号Sig110によりフィルムに
日付けの写し込みを行なう。写し込みランプの発光時間
はフィルムISO感度によって段階的に変化する。イン
ターフェースIC(以下IFIC)138はメインCP
U120からのIFIC起動信号(IFCENb)Si
g111によって起動され、メインCPU120とラッ
チ信号(LATCH)Sig112、4bitバスライ
ン信号(D0b〜D3b)Sig113〜Sig11
6、D/Ab信号Sig117を用いてパラレル通信を
行ない、被写体輝度の測定、カメラ内温度の測定、フォ
トインタラプタ等の出力信号の波形整形、モータの定電
圧駆動制御、温度安定電圧の生成、温度比例電圧の生
成、バッテリーの残量チェック、赤外光リモコンの受
信、モータドライバICの制御、各種LEDの制御、電
源電圧の低電圧監視、昇圧回路の制御等が行なわれる。
20からの写し込み信号Sig110によりフィルムに
日付けの写し込みを行なう。写し込みランプの発光時間
はフィルムISO感度によって段階的に変化する。イン
ターフェースIC(以下IFIC)138はメインCP
U120からのIFIC起動信号(IFCENb)Si
g111によって起動され、メインCPU120とラッ
チ信号(LATCH)Sig112、4bitバスライ
ン信号(D0b〜D3b)Sig113〜Sig11
6、D/Ab信号Sig117を用いてパラレル通信を
行ない、被写体輝度の測定、カメラ内温度の測定、フォ
トインタラプタ等の出力信号の波形整形、モータの定電
圧駆動制御、温度安定電圧の生成、温度比例電圧の生
成、バッテリーの残量チェック、赤外光リモコンの受
信、モータドライバICの制御、各種LEDの制御、電
源電圧の低電圧監視、昇圧回路の制御等が行なわれる。
【0025】なお、ラッチ信号Sig112は、バスラ
イン上の信号を読み取るタイミングをとるための信号で
ある。D/Ab信号は4bitバスライン信号Sig1
13〜Sig116がアドレスを示すものなのか、また
はデータを示すものなのかを表す信号である。D/Ab
信号が“L”のときは4bitバスライン信号Sig1
13〜Sig116はアドレスを表し、D/Ab信号が
“H”のときは4bitバスライン信号Sig113〜
Sig116はデータを表す。
イン上の信号を読み取るタイミングをとるための信号で
ある。D/Ab信号は4bitバスライン信号Sig1
13〜Sig116がアドレスを示すものなのか、また
はデータを示すものなのかを表す信号である。D/Ab
信号が“L”のときは4bitバスライン信号Sig1
13〜Sig116はアドレスを表し、D/Ab信号が
“H”のときは4bitバスライン信号Sig113〜
Sig116はデータを表す。
【0026】被写体輝度の測定は2分割のシリコンフォ
トダイオード170を用いて行なう。該シリコンフォト
ダイオード170の受光面は画面中央部分とその周辺部
分というように2分割されており、画面中央の一部分の
みで測光を行なうSPOT測光と、画面全体を使用して
測光するアベレージ測光と2通りの測光を行なうことが
できる。該測光センサは被写体輝度に応じた電流をIF
IC138に出力する。IFIC138では測光センサ
からの出力を電圧に変換してメインCPU120へ転送
する。上記メインCPU120ではその電圧情報をもと
に、露出演算、逆光判断等を行なう。
トダイオード170を用いて行なう。該シリコンフォト
ダイオード170の受光面は画面中央部分とその周辺部
分というように2分割されており、画面中央の一部分の
みで測光を行なうSPOT測光と、画面全体を使用して
測光するアベレージ測光と2通りの測光を行なうことが
できる。該測光センサは被写体輝度に応じた電流をIF
IC138に出力する。IFIC138では測光センサ
からの出力を電圧に変換してメインCPU120へ転送
する。上記メインCPU120ではその電圧情報をもと
に、露出演算、逆光判断等を行なう。
【0027】カメラ内温度の測定は、IFIC138に
内蔵された回路により絶対温度に比例した電圧が出力さ
れ、その信号をメインCPU120にてA/D変換を行
なうことで値を得る。得られた測温値は温度によって状
態が変化する機械部材や電気信号の補正等に用いる。フ
ォトインタラプタ等の波形整形は、フォトインタラプ
タ、あるいはフォトリフレクタ等の出力の光電流を基準
電流と比較し、矩形波としてIFIC138より出力す
る。このとき、基準電流にヒステリシスをもたせること
によってノイズ除去を行なっている。また、メインCP
U120との通信により、基準電流およびヒステリシス
特性を変化させることができる。
内蔵された回路により絶対温度に比例した電圧が出力さ
れ、その信号をメインCPU120にてA/D変換を行
なうことで値を得る。得られた測温値は温度によって状
態が変化する機械部材や電気信号の補正等に用いる。フ
ォトインタラプタ等の波形整形は、フォトインタラプ
タ、あるいはフォトリフレクタ等の出力の光電流を基準
電流と比較し、矩形波としてIFIC138より出力す
る。このとき、基準電流にヒステリシスをもたせること
によってノイズ除去を行なっている。また、メインCP
U120との通信により、基準電流およびヒステリシス
特性を変化させることができる。
【0028】バッテリーの残量チェックは、バッテリー
の両端に低抵抗を接続して、電流を流したときのバッテ
リー両端の電圧をIFIC138内部で分圧してメイン
CPU120へ出力し、該メインCPU120にてA/
D変換を行ない電圧値を得る。赤外光リモコンの受信
は、リモコン送信用ユニット140の投光用LED14
1より変調された赤外光が発せられ、その赤外光を受光
用シリコンフォトダイオード142にて受光する。シリ
コンフォトダイオード142の出力はIFIC138内
部で波形整形等の処理が行なわれメインCPU120へ
転送される。
の両端に低抵抗を接続して、電流を流したときのバッテ
リー両端の電圧をIFIC138内部で分圧してメイン
CPU120へ出力し、該メインCPU120にてA/
D変換を行ない電圧値を得る。赤外光リモコンの受信
は、リモコン送信用ユニット140の投光用LED14
1より変調された赤外光が発せられ、その赤外光を受光
用シリコンフォトダイオード142にて受光する。シリ
コンフォトダイオード142の出力はIFIC138内
部で波形整形等の処理が行なわれメインCPU120へ
転送される。
【0029】電源電圧の低電圧監視はIFIC138に
専用端子が設けられており、ここに入力される電圧が規
定値より低下すると、IFIC138からリセット信号
がメインCPU120へ出力され、メインCPU120
の暴走等を未然に防止している。昇圧回路の制御は、電
源電圧が所定値より低下したときに昇圧回路を作動させ
るというものである。また、IFIC138にはAF測
距終了、ストロボ発光警告等のファインダ内表示用LE
D143、あるいはフォトインタラプタ等に使用されて
いるLEDが接続されている。
専用端子が設けられており、ここに入力される電圧が規
定値より低下すると、IFIC138からリセット信号
がメインCPU120へ出力され、メインCPU120
の暴走等を未然に防止している。昇圧回路の制御は、電
源電圧が所定値より低下したときに昇圧回路を作動させ
るというものである。また、IFIC138にはAF測
距終了、ストロボ発光警告等のファインダ内表示用LE
D143、あるいはフォトインタラプタ等に使用されて
いるLEDが接続されている。
【0030】これらのLEDのオン、オフおよび発光光
量の制御はメインCPU120およびEEPROM13
5、IFIC138間で通信を行ない、IFIC138
が直接制御する。制御するものは、SCPI147のL
ED電流Sig131、LDPI148のLED電流S
ig132、ZMPR172のLED電流Sig13
3、ZMPI173のLED電流Sig134、AVP
I152のLED電流Sig135、WPR178のL
ED電流Sig146およびファインダー内表示用LE
D143のオン、オフである。
量の制御はメインCPU120およびEEPROM13
5、IFIC138間で通信を行ない、IFIC138
が直接制御する。制御するものは、SCPI147のL
ED電流Sig131、LDPI148のLED電流S
ig132、ZMPR172のLED電流Sig13
3、ZMPI173のLED電流Sig134、AVP
I152のLED電流Sig135、WPR178のL
ED電流Sig146およびファインダー内表示用LE
D143のオン、オフである。
【0031】モータの定電圧駆動制御においてはメイン
CPU120との通信により、駆動電圧を段階的に設定
することができる。モータドライバIC139は、フィ
ルムの巻上げ、巻戻しを含むフィルム給送およびシャッ
ターのチャージ、ミラー駆動を行なうシーケンスモータ
(フィルム巻戻し手段、フィルム給送手段)144、フ
ォーカス調整のためのレンズ駆動用LDモータ145、
鏡枠のズーミング用のZMモータ146の3つのモータ
の駆動、および昇圧回路の駆動、セルフタイマー動作表
示用のLED171の駆動と、フォーカルプレーンシャ
ッターの先幕を吸着保持する先幕マグネット(MGF)
176、フォーカルプレーンシャッターの後膜を吸着保
持する後膜マグネット(MGS)177の制御等を行な
うようになっている。
CPU120との通信により、駆動電圧を段階的に設定
することができる。モータドライバIC139は、フィ
ルムの巻上げ、巻戻しを含むフィルム給送およびシャッ
ターのチャージ、ミラー駆動を行なうシーケンスモータ
(フィルム巻戻し手段、フィルム給送手段)144、フ
ォーカス調整のためのレンズ駆動用LDモータ145、
鏡枠のズーミング用のZMモータ146の3つのモータ
の駆動、および昇圧回路の駆動、セルフタイマー動作表
示用のLED171の駆動と、フォーカルプレーンシャ
ッターの先幕を吸着保持する先幕マグネット(MGF)
176、フォーカルプレーンシャッターの後膜を吸着保
持する後膜マグネット(MGS)177の制御等を行な
うようになっている。
【0032】これらの動作制御、たとえば、どのデバイ
スを駆動するか、モータは正転させるか逆転させるか、
制動をかけるか、等はメインCPU120の信号をIF
IC138が受け、IFIC138がモータドライバ1
39の各トランジスタをオン、オフする信号Sig11
8によって制御する。シーケンスモータ144がシャッ
ターチャージ、フィルム巻上げ、フィルム巻戻しのどの
状態にあるかは検出用のフォトインタラプタであるSC
PI147で検出し、その信号Sig119はメインC
PU120へ出力される。
スを駆動するか、モータは正転させるか逆転させるか、
制動をかけるか、等はメインCPU120の信号をIF
IC138が受け、IFIC138がモータドライバ1
39の各トランジスタをオン、オフする信号Sig11
8によって制御する。シーケンスモータ144がシャッ
ターチャージ、フィルム巻上げ、フィルム巻戻しのどの
状態にあるかは検出用のフォトインタラプタであるSC
PI147で検出し、その信号Sig119はメインC
PU120へ出力される。
【0033】レンズの繰り出し量はLDモータ145に
取付けられたフォトインタラプタLDPI148で検出
し、その出力Sig120はIFIC138で波形整形
した後にメインCPU120へ送られる。鏡枠のズーミ
ングの状態は鏡枠に内蔵されたフォトインタラプタZM
PI173およびフォトリフレクタZMPR172で検
出する。鏡枠がTELEからWIDEの間にあるとき、
鏡枠に設けられた高反射部がZMPR172に対向する
ように構成されまたそれ以外の範囲では低反射部が対向
するように構成されている。
取付けられたフォトインタラプタLDPI148で検出
し、その出力Sig120はIFIC138で波形整形
した後にメインCPU120へ送られる。鏡枠のズーミ
ングの状態は鏡枠に内蔵されたフォトインタラプタZM
PI173およびフォトリフレクタZMPR172で検
出する。鏡枠がTELEからWIDEの間にあるとき、
鏡枠に設けられた高反射部がZMPR172に対向する
ように構成されまたそれ以外の範囲では低反射部が対向
するように構成されている。
【0034】これによりZMPR172の出力Sig1
21をメインCPU120へ入力することで、TELE
端、WIDE端の検出が可能となる。ZMPI173
は、ZMモータ146に取り付けられ、その出力Sig
122はIFIC138で波形整形されたのちメインC
PU120へ入力され、TELE端またはWIDE端か
らのズーミング量を検出するようになっている。
21をメインCPU120へ入力することで、TELE
端、WIDE端の検出が可能となる。ZMPI173
は、ZMモータ146に取り付けられ、その出力Sig
122はIFIC138で波形整形されたのちメインC
PU120へ入力され、TELE端またはWIDE端か
らのズーミング量を検出するようになっている。
【0035】モータドライバIC150は、絞り調整ユ
ニット駆動用のステッピングモータ、AVモータ151
をメインCPU120からのオン、オフ信号(ENA)
Sig136および正転、逆転信号(IN)Sig12
3により駆動するようになっている。AVPI152
は、その出力Sig124をIFIC138で波形整形
してメインCPU120へ入力され、絞り開放位置の検
出を行なうようになっている。
ニット駆動用のステッピングモータ、AVモータ151
をメインCPU120からのオン、オフ信号(ENA)
Sig136および正転、逆転信号(IN)Sig12
3により駆動するようになっている。AVPI152
は、その出力Sig124をIFIC138で波形整形
してメインCPU120へ入力され、絞り開放位置の検
出を行なうようになっている。
【0036】液晶表示パネル136は、メインCPU1
20から送られるセグメント信号(SEG)Sig12
5、コモン信号(COM)Sig126により、フィル
ム駒数、撮影モード、ストロボモード、絞り値、電池残
量等の表示をするようになっている。液晶表示パネル1
36の背面後方には、LED180によるバックライト
(照明手段)が設けられていて、IFIC138により
駆動され、必要に応じて液晶表示パネル136を背面か
ら照明する。これによって暗いところでも明瞭な状態で
情報表示の確認ができる。
20から送られるセグメント信号(SEG)Sig12
5、コモン信号(COM)Sig126により、フィル
ム駒数、撮影モード、ストロボモード、絞り値、電池残
量等の表示をするようになっている。液晶表示パネル1
36の背面後方には、LED180によるバックライト
(照明手段)が設けられていて、IFIC138により
駆動され、必要に応じて液晶表示パネル136を背面か
ら照明する。これによって暗いところでも明瞭な状態で
情報表示の確認ができる。
【0037】なお、本実施形態では、LED180によ
り液晶表示パネル136の照明を行っているが、EL
(エレクトロルミネッサンス)素子と、その駆動回路を
使った回路方式を照明手段として置き換えることも可能
である。
り液晶表示パネル136の照明を行っているが、EL
(エレクトロルミネッサンス)素子と、その駆動回路を
使った回路方式を照明手段として置き換えることも可能
である。
【0038】ストロボユニット179は、撮影時または
オートフォーカス測距時、被写体の輝度が不足していた
ときに、発光管を発光させて必要な輝度を被写体に与え
るためのもので、メインCPU120からの信号にてI
FIC138のストロボ充電信号(STCHG)Sig
127、ストロボ発光開始信号(STON)Sig12
8、ストロボ発光を停止させる信号(STOFF)Si
g129の各信号にて制御されるようになっている。ま
た、ストロボの充電電圧はVST信号Sig130とし
てメインCPU120に送られるようになっている。
オートフォーカス測距時、被写体の輝度が不足していた
ときに、発光管を発光させて必要な輝度を被写体に与え
るためのもので、メインCPU120からの信号にてI
FIC138のストロボ充電信号(STCHG)Sig
127、ストロボ発光開始信号(STON)Sig12
8、ストロボ発光を停止させる信号(STOFF)Si
g129の各信号にて制御されるようになっている。ま
た、ストロボの充電電圧はVST信号Sig130とし
てメインCPU120に送られるようになっている。
【0039】WPR178は、フィルムの給送量及びフ
ィルムエンドを検出するためのフォトリフレクタであ
る。このWPR178はフィルムのパーフォレーション
に対向するように配置されている。フィルム面とパーフ
ォレーションの部分では光の反射率が異なるため、該W
PR178の出力はそれぞれに対応したときに異なる。
フィルム給送時には該WP178はフィルム面とパーフ
ォレーションと交互に対向するため、WPR178の出
力Sig147はパルス状になり、その数をカウントす
ることでフィルム1コマ分の移動量を検出することがで
きる。
ィルムエンドを検出するためのフォトリフレクタであ
る。このWPR178はフィルムのパーフォレーション
に対向するように配置されている。フィルム面とパーフ
ォレーションの部分では光の反射率が異なるため、該W
PR178の出力はそれぞれに対応したときに異なる。
フィルム給送時には該WP178はフィルム面とパーフ
ォレーションと交互に対向するため、WPR178の出
力Sig147はパルス状になり、その数をカウントす
ることでフィルム1コマ分の移動量を検出することがで
きる。
【0040】キー信号0〜5(KEY0〜KEY5)S
ig137〜Sig142およびキーコモン0〜2(K
EYCOM0〜2)Sig143〜Sig145は、ス
イッチ121〜スイッチ133のどのスイッチがオンし
ているかの検出に用いる。
ig137〜Sig142およびキーコモン0〜2(K
EYCOM0〜2)Sig143〜Sig145は、ス
イッチ121〜スイッチ133のどのスイッチがオンし
ているかの検出に用いる。
【0041】上記KEY0〜KEY5は通常、メインC
PU120内部でプルアップされているため信号レベル
は“H”状態にある。ここで、例えばKEYCOM0S
ig143を“L”、KEYCOM1Sig144を
“H”、KEYCOMSig145を“H”としたとす
る。この時点でR1SW121をオンすれば、KEY0
Sig137が“H”から“L”に変化する。したがっ
てKEYCOM0〜2Sig143〜Sig145の信
号レベルと、KEY0〜5Sig137〜Sig142
の信号レベルがわかれば、スイッチ121〜スイッチ1
33のうちのどれがオンとなっているかを知ることがで
きる。なお、KEYCOM0〜2Sig143〜Sig
145は同時に2つ以上“L”にすることはできない。
PU120内部でプルアップされているため信号レベル
は“H”状態にある。ここで、例えばKEYCOM0S
ig143を“L”、KEYCOM1Sig144を
“H”、KEYCOMSig145を“H”としたとす
る。この時点でR1SW121をオンすれば、KEY0
Sig137が“H”から“L”に変化する。したがっ
てKEYCOM0〜2Sig143〜Sig145の信
号レベルと、KEY0〜5Sig137〜Sig142
の信号レベルがわかれば、スイッチ121〜スイッチ1
33のうちのどれがオンとなっているかを知ることがで
きる。なお、KEYCOM0〜2Sig143〜Sig
145は同時に2つ以上“L”にすることはできない。
【0042】ファーストレリーズSW(1RSW)12
1はレリーズボタンが半押しされた状態のときにオンと
なり、測距動作を行なう。セカンドレリーズSW(2R
SW)122はレリーズボタンが全押しされた状態のと
きにオンとなり、各種測定値をもとに撮影動作が行なわ
れる。ズームアップスイッチ(ZUSW)123および
ズームダウンスイッチ(ZDSW)124は鏡枠のズー
ミングを行なうスイッチでZUSW123がオンすると
長焦点方向に、ZDSW124がオンすると短焦点方向
にズーミングする。
1はレリーズボタンが半押しされた状態のときにオンと
なり、測距動作を行なう。セカンドレリーズSW(2R
SW)122はレリーズボタンが全押しされた状態のと
きにオンとなり、各種測定値をもとに撮影動作が行なわ
れる。ズームアップスイッチ(ZUSW)123および
ズームダウンスイッチ(ZDSW)124は鏡枠のズー
ミングを行なうスイッチでZUSW123がオンすると
長焦点方向に、ZDSW124がオンすると短焦点方向
にズーミングする。
【0043】セルフスイッチ(SELFSW)125が
オンとなると、セルフタイマー撮影モード、またはリモ
コンの待機状態となる。この状態においてR2SW12
2がオンされればセルフタイマー撮影が行なわれ、リモ
コン送信機にて撮影操作を行えば、リモコンによる撮影
を行なう。スポットスイッチ(SPOTSW)126を
オンすると、測光を撮影画面の中央の一部のみで行なう
スポット測光モードとなる。なお、SPOTSW126
がオフでの通常の測光は撮影画面全体を用いて行なう。
オンとなると、セルフタイマー撮影モード、またはリモ
コンの待機状態となる。この状態においてR2SW12
2がオンされればセルフタイマー撮影が行なわれ、リモ
コン送信機にて撮影操作を行えば、リモコンによる撮影
を行なう。スポットスイッチ(SPOTSW)126を
オンすると、測光を撮影画面の中央の一部のみで行なう
スポット測光モードとなる。なお、SPOTSW126
がオフでの通常の測光は撮影画面全体を用いて行なう。
【0044】ピクト1スイッチ(PCT1SW)127
〜ピクト4SW(PCT4SW)130およびプログラ
ムスイッチ(PSW)131はプログラム撮影モードの
切換スイッチで、撮影条件に合わせて撮影者がモード選
択を行なう。PCT1SW127をオンすると、ポート
レートモードとなり、適正露出範囲内で被写界深度が浅
くなるように絞り、およびシャッタースピードを決定す
る。PCT2SW128をオンすると、夜景モードとな
り、通常撮影時の適正露出の値よりも一段アンダーに設
定する。PCT3SW129をオンすると、風景モード
となり、適正露出範囲内で被写界深度ができるだけ深く
なる様に絞り、およびシャッタースピードの値を決定す
る。
〜ピクト4SW(PCT4SW)130およびプログラ
ムスイッチ(PSW)131はプログラム撮影モードの
切換スイッチで、撮影条件に合わせて撮影者がモード選
択を行なう。PCT1SW127をオンすると、ポート
レートモードとなり、適正露出範囲内で被写界深度が浅
くなるように絞り、およびシャッタースピードを決定す
る。PCT2SW128をオンすると、夜景モードとな
り、通常撮影時の適正露出の値よりも一段アンダーに設
定する。PCT3SW129をオンすると、風景モード
となり、適正露出範囲内で被写界深度ができるだけ深く
なる様に絞り、およびシャッタースピードの値を決定す
る。
【0045】PCT4SW130をオンすると、ストッ
プモーションモードとなり、シャッタースピードができ
るだけ速くなるように設定される。また、このときはス
トロボモードの赤目防止モードは使用できなくなる。
プモーションモードとなり、シャッタースピードができ
るだけ速くなるように設定される。また、このときはス
トロボモードの赤目防止モードは使用できなくなる。
【0046】以上のPCT1SW127〜PCT4SW
130は、同時に2つ以上選択することはできない。
130は、同時に2つ以上選択することはできない。
【0047】PSW131は通常のプログラム撮影モー
ド用スイッチである。このPSW131を押すことで、
PCT1SW127〜PCT4SW130のリセットお
よび後述するAV優先プログラムモードのリセットを行
なう。AV優先スイッチ(AVSW)133をオンする
と、撮影モードが絞り優先プログラムモードとなる。こ
のモードはAV値を撮影者が決定し、そのAV値に合わ
せてプログラムでシャッタースピードを決める。このモ
ードになると、PCT2SW128とPCT4SW13
0は前述の機能はなくなりAV値の設定スイッチとな
る。PCT2SW128はAV値を大きくするスイッチ
となり、PCT4SW130はAV値を小さくするスイ
ッチとなる。
ド用スイッチである。このPSW131を押すことで、
PCT1SW127〜PCT4SW130のリセットお
よび後述するAV優先プログラムモードのリセットを行
なう。AV優先スイッチ(AVSW)133をオンする
と、撮影モードが絞り優先プログラムモードとなる。こ
のモードはAV値を撮影者が決定し、そのAV値に合わ
せてプログラムでシャッタースピードを決める。このモ
ードになると、PCT2SW128とPCT4SW13
0は前述の機能はなくなりAV値の設定スイッチとな
る。PCT2SW128はAV値を大きくするスイッチ
となり、PCT4SW130はAV値を小さくするスイ
ッチとなる。
【0048】ストロボスイッチ(STSW)132はス
トロボの発光モードの切換スイッチで、通常自動発光モ
ード(AUTO)、赤目軽減自動発光モード(AUTO
−S)、強制発光モード(FILL−IN)、ストロボ
オフモードを切換えるスイッチである。
トロボの発光モードの切換スイッチで、通常自動発光モ
ード(AUTO)、赤目軽減自動発光モード(AUTO
−S)、強制発光モード(FILL−IN)、ストロボ
オフモードを切換えるスイッチである。
【0049】パワースイッチ(PWSW)153は、本
カメラのメインスイッチであり、図1のパワーSW11
2に対応するものである。
カメラのメインスイッチであり、図1のパワーSW11
2に対応するものである。
【0050】パノラマスイッチ(PANSW)154は
撮影状態が、パノラマ撮影か通常撮影かを検出するため
のスイッチでパノラマ撮影時にオンとなる。
撮影状態が、パノラマ撮影か通常撮影かを検出するため
のスイッチでパノラマ撮影時にオンとなる。
【0051】裏蓋スイッチ(BKSW)155は裏蓋の
状態を検出するためのスイッチで、裏蓋が閉じている状
態がオフ状態となる。BKSW155がオンからオフへ
状態が移行すると、フィルムのローデングを開始する。
状態を検出するためのスイッチで、裏蓋が閉じている状
態がオフ状態となる。BKSW155がオンからオフへ
状態が移行すると、フィルムのローデングを開始する。
【0052】シャッターチャージスイッチ(SCSW)
156はシャッターチャージ状態を検出するためのスイ
ッチである。
156はシャッターチャージ状態を検出するためのスイ
ッチである。
【0053】ミラーアップスイッチ(MUSW)157
はミラーアップ状態を検出するためのスイッチでミラー
アップでオンとなる。
はミラーアップ状態を検出するためのスイッチでミラー
アップでオンとなる。
【0054】DXスイッチ(DXSW)158はフィル
ムのパトローネに印刷されているフィルム感度を示すD
Xコードを読み取るため、およびフィルム装填の有無を
検出するためのスイッチで、図示していないが5つのス
イッチ群で構成されている。
ムのパトローネに印刷されているフィルム感度を示すD
Xコードを読み取るため、およびフィルム装填の有無を
検出するためのスイッチで、図示していないが5つのス
イッチ群で構成されている。
【0055】ポップアップスイッチ(PUPSW)15
9はストロボユニット179を制御するスイッチであ
る。PUPSW159はストロボユニット179の動き
に連動しており、ストロボユニット179が完全にポッ
プアップしたときにPUPSW159はオン状態となり
(これについては図3、図4、図5を参照して後述す
る)、ストロボ充電を行なう。また被写体が低輝度で、
ストロボモードが通常自動発光モード(AUTO)、ま
たは赤目軽減自動発光モード(AUTO−S)となって
いるときにPUPSW159がオンならばストロボ発光
を許可する。
9はストロボユニット179を制御するスイッチであ
る。PUPSW159はストロボユニット179の動き
に連動しており、ストロボユニット179が完全にポッ
プアップしたときにPUPSW159はオン状態となり
(これについては図3、図4、図5を参照して後述す
る)、ストロボ充電を行なう。また被写体が低輝度で、
ストロボモードが通常自動発光モード(AUTO)、ま
たは赤目軽減自動発光モード(AUTO−S)となって
いるときにPUPSW159がオンならばストロボ発光
を許可する。
【0056】巻戻しスイッチ(RWMSW)111はフ
ィルムの強制巻戻しを行なうための操作スイッチであ
り、図1の途中巻戻しSW111に対応するものであ
る。RWMSW160がオンのときにフィルムの強制巻
戻しを行なう。
ィルムの強制巻戻しを行なうための操作スイッチであ
り、図1の途中巻戻しSW111に対応するものであ
る。RWMSW160がオンのときにフィルムの強制巻
戻しを行なう。
【0057】XSW174はストロボ発光のタイミング
をとるためのスイッチでシャッターの先幕が走行を終了
した時点でオンし、シャッターチャージ完了時にオフと
なる。
をとるためのスイッチでシャッターの先幕が走行を終了
した時点でオンし、シャッターチャージ完了時にオフと
なる。
【0058】圧電ブザー(PCV)175はオートフォ
ーカス時の合焦時、およびスイッチの操作時に音を発す
る。
ーカス時の合焦時、およびスイッチの操作時に音を発す
る。
【0059】図3は、ストロボユニット179が完全に
ポップアップした状態を示し、図4はストロボユニット
179を軽く押して傾かせた状態を示している。ストロ
ボユニット179は、被写界の所望の領域を照明可能な
第1の位置と、ストロボユニット179を格納した第2
の位置との間で移動可能である。
ポップアップした状態を示し、図4はストロボユニット
179を軽く押して傾かせた状態を示している。ストロ
ボユニット179は、被写界の所望の領域を照明可能な
第1の位置と、ストロボユニット179を格納した第2
の位置との間で移動可能である。
【0060】図5に示すように、ストロボユニット17
9の位置を検出するポップアップSW159は、切片1
59A、切片159B、スイッチ押圧部材159C、切
片159Aの一端と切片159Bの対応する一端との間
に配置された絶縁部材159Dから構成される。
9の位置を検出するポップアップSW159は、切片1
59A、切片159B、スイッチ押圧部材159C、切
片159Aの一端と切片159Bの対応する一端との間
に配置された絶縁部材159Dから構成される。
【0061】ポップアップSW159の切片159Aと
切片159Bとは通常は図5に示すように離れている
が、図3に示すようにストロボユニット179が完全に
ポップアップするとスイッチ押圧部材159Cにより切
片159Bが押圧されて切片159Bの他端に設けられ
た突出部が切片159Aの他端に接触する。この接触状
態はリード線159Eを介してメインCPU120に伝
えられ、ポップアップスイッチ159のオン状態が認識
される。
切片159Bとは通常は図5に示すように離れている
が、図3に示すようにストロボユニット179が完全に
ポップアップするとスイッチ押圧部材159Cにより切
片159Bが押圧されて切片159Bの他端に設けられ
た突出部が切片159Aの他端に接触する。この接触状
態はリード線159Eを介してメインCPU120に伝
えられ、ポップアップスイッチ159のオン状態が認識
される。
【0062】ポップアップ状態からストロボユニット1
79を図4に示す矢印の方向に軽く押すと、切片159
Bはスイッチ押圧部材159Cの押圧から開放されるの
で、切片159Bは元の位置に変位して切片159Aと
は非接触状態になる。この状態はリード線159Eを介
してメインCPU120に伝えられて、ポップアップス
イッチ159のオフ状態が認識される。
79を図4に示す矢印の方向に軽く押すと、切片159
Bはスイッチ押圧部材159Cの押圧から開放されるの
で、切片159Bは元の位置に変位して切片159Aと
は非接触状態になる。この状態はリード線159Eを介
してメインCPU120に伝えられて、ポップアップス
イッチ159のオフ状態が認識される。
【0063】本実施形態では上記の方法によりポップア
ップSW159の出力変化を検出して液晶表示パネル1
36に情報を表示させるとともに、バックライト用のL
ED179を点灯させて液晶表示パネル136を所定時
間照明するようにしている。
ップSW159の出力変化を検出して液晶表示パネル1
36に情報を表示させるとともに、バックライト用のL
ED179を点灯させて液晶表示パネル136を所定時
間照明するようにしている。
【0064】図6〜図10は、カメラ本体側のメインC
PU120による処理動作について説明するためのフロ
ーチャートである。
PU120による処理動作について説明するためのフロ
ーチャートである。
【0065】図6において、まず電池の装填等により電
源が供給され、メインCPU120がイニシャライズさ
れる(ステップS1)。この時、RAM及びポートは初
期化され、EEPROM135より必要なデータが読み
出されて設定される。
源が供給され、メインCPU120がイニシャライズさ
れる(ステップS1)。この時、RAM及びポートは初
期化され、EEPROM135より必要なデータが読み
出されて設定される。
【0066】次に、カメラに設けられたパワーSW11
2が操作されたか否かを判定し(ステップS2)、操作
されたならば(YES)、パワーSW112がONされ
たか否かを判定する(ステップS3)。この判定におい
て、パワーSW112がONされた(OFFからON)
場合には(YES)、撮影レンズ6を沈胴位置から撮影
可能な位置まで繰り出すとともに(ステップS4)、液
晶表示パネル136に、コマ数のほかに撮影モードやス
トロボモード等の情報を表示する(ステップS4−
1)。
2が操作されたか否かを判定し(ステップS2)、操作
されたならば(YES)、パワーSW112がONされ
たか否かを判定する(ステップS3)。この判定におい
て、パワーSW112がONされた(OFFからON)
場合には(YES)、撮影レンズ6を沈胴位置から撮影
可能な位置まで繰り出すとともに(ステップS4)、液
晶表示パネル136に、コマ数のほかに撮影モードやス
トロボモード等の情報を表示する(ステップS4−
1)。
【0067】一方、ステップS3においてパワーSW1
12がONされなかった(ONからOFF)場合は(N
O)、撮影レンズ6を沈胴状態にするとともに(ステッ
プS5)、液晶表示パネル136に、コマ数のほかに撮
影モードやストロボモード等の情報を表示する(ステッ
プS5−1)。
12がONされなかった(ONからOFF)場合は(N
O)、撮影レンズ6を沈胴状態にするとともに(ステッ
プS5)、液晶表示パネル136に、コマ数のほかに撮
影モードやストロボモード等の情報を表示する(ステッ
プS5−1)。
【0068】一方、上記ステップS2でパワーSW11
2が操作されなかった場合(NO)、若しくは撮影レン
ズ6が撮影可能な状態まで繰り出し完了した若しくは沈
胴が完了した場合には、途中巻き戻しSW111が操作
されたか否かを判定する(ステップS6)。
2が操作されなかった場合(NO)、若しくは撮影レン
ズ6が撮影可能な状態まで繰り出し完了した若しくは沈
胴が完了した場合には、途中巻き戻しSW111が操作
されたか否かを判定する(ステップS6)。
【0069】この判定で、途中巻き戻しSW111がO
Nされた場合には(YES)、フィルムの巻き戻しを行
う(ステップS7)。しかし、途中巻き戻しSW111
が操作されていなければ(NO)、若しくは巻き戻しが
完了したならば、裏蓋101の開閉状態を裏蓋SW15
5が操作されたか否かで判別し(ステップS8)、操作
されたならば(YES)、裏蓋SW155がONされた
か否かを判定する(ステップS9)。
Nされた場合には(YES)、フィルムの巻き戻しを行
う(ステップS7)。しかし、途中巻き戻しSW111
が操作されていなければ(NO)、若しくは巻き戻しが
完了したならば、裏蓋101の開閉状態を裏蓋SW15
5が操作されたか否かで判別し(ステップS8)、操作
されたならば(YES)、裏蓋SW155がONされた
か否かを判定する(ステップS9)。
【0070】この判定で裏蓋SW155がONでなかっ
た(ONからOFF)ならば(NO)、開いていた裏蓋
101が閉じられたものと判断して、その際に装填され
たフィルムカートリッジからフィルムを引き出してスプ
ールに巻きつけるための空送りを行い(ステップS1
0)、空送りの成功によりフィルムの装填完了を認識す
る(ステップS11)。しかし、上記ステップS9にお
いて、裏蓋SW155がONされた(OFFからON)
ならば(YES)、閉じていた裏蓋101が開けられた
ことを認識する(ステップS12)。
た(ONからOFF)ならば(NO)、開いていた裏蓋
101が閉じられたものと判断して、その際に装填され
たフィルムカートリッジからフィルムを引き出してスプ
ールに巻きつけるための空送りを行い(ステップS1
0)、空送りの成功によりフィルムの装填完了を認識す
る(ステップS11)。しかし、上記ステップS9にお
いて、裏蓋SW155がONされた(OFFからON)
ならば(YES)、閉じていた裏蓋101が開けられた
ことを認識する(ステップS12)。
【0071】そして、上記ステップS8で裏蓋SW15
5が操作されなかった(NO)、即ち、裏蓋101の開
閉がなかった場合、ステップS11,S12による認識
が終了したならば、電源がON状態であるか否かを判定
し(ステップS13)、パワーSW112がONしてい
なければ(NO)、上記ステップS2に戻る。
5が操作されなかった(NO)、即ち、裏蓋101の開
閉がなかった場合、ステップS11,S12による認識
が終了したならば、電源がON状態であるか否かを判定
し(ステップS13)、パワーSW112がONしてい
なければ(NO)、上記ステップS2に戻る。
【0072】一方、パワーSW112がONしていたな
らば(YES)、図7のステップS50に進んでポップ
アップSW159がOFF状態からON状態に変化した
かあるいはON状態からOFF状態に変化したかを判断
する。ここでNOの場合には直ちにステップS55に移
行するが、YESの場合にはステップS51に進んでメ
インCPU120の内部に設けられたタイマー1に所定
のカウント値(例えば8秒)を設定し、タイマー1によ
るカウントを開始する(ステップS52)。次に液晶表
示パネル136に、コマ数のほかに撮影モードやストロ
ボモード等の情報を再度表示するとともに(ステップS
53)、LED180を駆動してバックライトを点灯
(オン)させる(ステップS54)。
らば(YES)、図7のステップS50に進んでポップ
アップSW159がOFF状態からON状態に変化した
かあるいはON状態からOFF状態に変化したかを判断
する。ここでNOの場合には直ちにステップS55に移
行するが、YESの場合にはステップS51に進んでメ
インCPU120の内部に設けられたタイマー1に所定
のカウント値(例えば8秒)を設定し、タイマー1によ
るカウントを開始する(ステップS52)。次に液晶表
示パネル136に、コマ数のほかに撮影モードやストロ
ボモード等の情報を再度表示するとともに(ステップS
53)、LED180を駆動してバックライトを点灯
(オン)させる(ステップS54)。
【0073】次のステップS55では、タイマー1がカ
ウント動作中であるかどうかを判断し、NOの場合には
直ちに図8のステップS15に移行するが、YESの場
合にはタイマー1がオーバーフローしたかどうかを判断
する(ステップS56)。ここでNOの場合には直ちに
ステップS15に移行し、YESの場合にはステップS
57に進んでタイマー1のカウントを終了するとともに
(ステップS57)、バックライトをオフする(ステッ
プS58)。
ウント動作中であるかどうかを判断し、NOの場合には
直ちに図8のステップS15に移行するが、YESの場
合にはタイマー1がオーバーフローしたかどうかを判断
する(ステップS56)。ここでNOの場合には直ちに
ステップS15に移行し、YESの場合にはステップS
57に進んでタイマー1のカウントを終了するとともに
(ステップS57)、バックライトをオフする(ステッ
プS58)。
【0074】図8のステップS15では、例えばズーム
SWや撮影モード設定SW3等の状態検出やその処理を
行い、次に何らかの操作ボタンが押されたかどうかを判
断する(ステップS60)。ここでの操作ボタンとは、
121〜133、153〜155、さらには159や1
11のボタンが考えられる。ここでNOの場合には直ち
にステップS64に移行するが、YESの場合にはステ
ップS61に進んでメインCPU120の内部に設けら
れているタイマ−2に所定のカウント値(例えば25
秒)を設定し、タイマー2のカウントを開始する(ステ
ップS62)。
SWや撮影モード設定SW3等の状態検出やその処理を
行い、次に何らかの操作ボタンが押されたかどうかを判
断する(ステップS60)。ここでの操作ボタンとは、
121〜133、153〜155、さらには159や1
11のボタンが考えられる。ここでNOの場合には直ち
にステップS64に移行するが、YESの場合にはステ
ップS61に進んでメインCPU120の内部に設けら
れているタイマ−2に所定のカウント値(例えば25
秒)を設定し、タイマー2のカウントを開始する(ステ
ップS62)。
【0075】その後、液晶表示パネル136に、コマ数
のほかに撮影モードやストロボモード等の情報を再度表
示する(ステップS63)。
のほかに撮影モードやストロボモード等の情報を再度表
示する(ステップS63)。
【0076】次のステップS64では、タイマー2がカ
ウント動作中であるかどうかを判断し、NOの場合には
直ちにステップS16に移行するが、YESの場合には
ステップS65に進んでタイマー2がオーバーフローし
たかどうかを判断する。ここでNOの場合には直ちにス
テップS16に移行するが、YESの場合にはステップ
S66に進んでタイマー2のカウントを終了するととも
に、液晶表示パネル136の表示をオフして(ステップ
S67)、ステップS16に進む。
ウント動作中であるかどうかを判断し、NOの場合には
直ちにステップS16に移行するが、YESの場合には
ステップS65に進んでタイマー2がオーバーフローし
たかどうかを判断する。ここでNOの場合には直ちにス
テップS16に移行するが、YESの場合にはステップ
S66に進んでタイマー2のカウントを終了するととも
に、液晶表示パネル136の表示をオフして(ステップ
S67)、ステップS16に進む。
【0077】ステップS16ではレリーズ釦が押下され
て1RSWがONされたか否かを判定する。この判定
で、1RSWがONしていなければ(NO)、上記ステ
ップS2に戻る。また、1RSWがONしたならば(Y
ES)、図9のステップS16−1に進んでタイマー1
のカウントを終了するとともに、バックライトをオフす
る(ステップS16−2)。
て1RSWがONされたか否かを判定する。この判定
で、1RSWがONしていなければ(NO)、上記ステ
ップS2に戻る。また、1RSWがONしたならば(Y
ES)、図9のステップS16−1に進んでタイマー1
のカウントを終了するとともに、バックライトをオフす
る(ステップS16−2)。
【0078】上記したように本実施形態では、タイマー
2のカウント値をタイマー1のカウント値よりも大きく
とることにより、液晶表示パネル136の表示が消えた
状態でバックライトが点灯されることがないようにして
いる。
2のカウント値をタイマー1のカウント値よりも大きく
とることにより、液晶表示パネル136の表示が消えた
状態でバックライトが点灯されることがないようにして
いる。
【0079】次に測光を行い(ステップS17)、フィ
ルムカートリッジに記載されたフィルム感度を検出し
(ステップS18)、シャッタ速度等を決定するための
露出演算を行う(ステップS19)。
ルムカートリッジに記載されたフィルム感度を検出し
(ステップS18)、シャッタ速度等を決定するための
露出演算を行う(ステップS19)。
【0080】その後、AFセンサの積分を行い、デフォ
ーカス量を演算して合焦のためのレンズ駆動量を求める
(ステップS20〜S22)。求めたレンズ駆動量に基
づき、合焦用レンズを駆動して(ステップS23)、駆
動終了後に合焦用レンズによる合焦が予め定めた範囲内
か否かを判定して(ステップS24)、範囲内を越えて
いた場合には(NO)、上記ステップS17に戻り、再
度測光からやり直す。しかし、範囲内であれば(YE
S)、液晶表示パネル136やファインダ内に合焦した
ことを表すシンボル等を表示する(ステップS25)。
ーカス量を演算して合焦のためのレンズ駆動量を求める
(ステップS20〜S22)。求めたレンズ駆動量に基
づき、合焦用レンズを駆動して(ステップS23)、駆
動終了後に合焦用レンズによる合焦が予め定めた範囲内
か否かを判定して(ステップS24)、範囲内を越えて
いた場合には(NO)、上記ステップS17に戻り、再
度測光からやり直す。しかし、範囲内であれば(YE
S)、液晶表示パネル136やファインダ内に合焦した
ことを表すシンボル等を表示する(ステップS25)。
【0081】そして、1RSWがON状態であるか否か
を判定して(ステップS26)、OFFされていれば
(NO)、上記ステップS2に戻る。しかし、ONして
いれば(YES)、2RSWがONされたか否かを検出
し(ステップS27)、ONされていなければ(N
O)、上記ステップS26に戻って待機し、 ONされ
たならば(YES)、図10のステップS28に進む。
を判定して(ステップS26)、OFFされていれば
(NO)、上記ステップS2に戻る。しかし、ONして
いれば(YES)、2RSWがONされたか否かを検出
し(ステップS27)、ONされていなければ(N
O)、上記ステップS26に戻って待機し、 ONされ
たならば(YES)、図10のステップS28に進む。
【0082】ステップS28では、図9のステップS1
9で行なった露出演算の結果に基づいてフィルムに露出
を行なう。ステップS29では、図6のステップS11
においてフィルム装填の完了が認識されているかどうか
を確認する。フィルム装填の完了が確認できた場合には
ステップS30に進んでフィルム一駒分の巻上げを行な
い、ステップS31でフィルムエンドかどうかを判断す
る。フィルムエンドかどうかは、所定時間内において所
定数のパーフォレーションが検出できたかどうかによっ
て決定し、所定時間内における所定数のパーフォレーシ
ョンが検出できなかった場合にフィルムエンドであると
判断する。この場合はステップS32に進んで自動フィ
ルム巻戻しを実行する。
9で行なった露出演算の結果に基づいてフィルムに露出
を行なう。ステップS29では、図6のステップS11
においてフィルム装填の完了が認識されているかどうか
を確認する。フィルム装填の完了が確認できた場合には
ステップS30に進んでフィルム一駒分の巻上げを行な
い、ステップS31でフィルムエンドかどうかを判断す
る。フィルムエンドかどうかは、所定時間内において所
定数のパーフォレーションが検出できたかどうかによっ
て決定し、所定時間内における所定数のパーフォレーシ
ョンが検出できなかった場合にフィルムエンドであると
判断する。この場合はステップS32に進んで自動フィ
ルム巻戻しを実行する。
【0083】ステップS32の実行の後、あるいはステ
ップS29またはS31の判断がNOの場合には図6の
ステップS2に戻る。
ップS29またはS31の判断がNOの場合には図6の
ステップS2に戻る。
【0084】(第2実施形態)図11は本発明の第2実
施形態に係るカメラの外観斜視図であり、ズームレバー
500、ファインダー501、レリーズ釦502、液晶
表示パネル(LCD)503、バリア504、鏡枠50
5、ストロボユニット506等が設けられている。第2
実施形態では、バリア504がパワーSWを兼用してお
り、バリア504を開けるとパワーSWがONするとと
もに、図示せぬリンク機構によりストロボユニット50
6がポップアップするようになっている。
施形態に係るカメラの外観斜視図であり、ズームレバー
500、ファインダー501、レリーズ釦502、液晶
表示パネル(LCD)503、バリア504、鏡枠50
5、ストロボユニット506等が設けられている。第2
実施形態では、バリア504がパワーSWを兼用してお
り、バリア504を開けるとパワーSWがONするとと
もに、図示せぬリンク機構によりストロボユニット50
6がポップアップするようになっている。
【0085】図12はストロボユニット506における
ポップアップSW507のON、OFF機構を説明する
ための図である。
ポップアップSW507のON、OFF機構を説明する
ための図である。
【0086】ポップアップSW507はスイッチ押圧部
材507−1と切片507−2、507−3とから構成
される。通常は切片507−3の突起部が切片507−
2に接触しているが、ストロボユニット506が軽く押
されるとスイッチ押圧部材507−1が切片507−3
を下方に押圧することにより、切片507−2と切片5
07−3とが非接触状態になる。このことがメインCP
U120に伝えられることによりポップアップSW50
7がオフされたことがわかる。
材507−1と切片507−2、507−3とから構成
される。通常は切片507−3の突起部が切片507−
2に接触しているが、ストロボユニット506が軽く押
されるとスイッチ押圧部材507−1が切片507−3
を下方に押圧することにより、切片507−2と切片5
07−3とが非接触状態になる。このことがメインCP
U120に伝えられることによりポップアップSW50
7がオフされたことがわかる。
【0087】上記した実施形態によれば、暗いところで
も操作しやすい大きな操作部材であるストロボユニット
のポップアップ機構を検出するスイッチを、液晶表示の
バックライトON、OFF用のスイッチとして兼用した
ので、操作しやすくかつ新たな操作部材を設けることな
しにバックライトのON、OFFが行えるようになる。
も操作しやすい大きな操作部材であるストロボユニット
のポップアップ機構を検出するスイッチを、液晶表示の
バックライトON、OFF用のスイッチとして兼用した
ので、操作しやすくかつ新たな操作部材を設けることな
しにバックライトのON、OFFが行えるようになる。
【0088】なお、上記した実施形態ではポップアップ
SWによりストロボユニットを移動させるようにしたが
これに限定されない。また、ストロボユニットの突出方
向も上記した例に限定されることはない。
SWによりストロボユニットを移動させるようにしたが
これに限定されない。また、ストロボユニットの突出方
向も上記した例に限定されることはない。
【0089】(付記1)撮影時に被写体を照明するスト
ロボ発光装置と、上記ストロボ発光装置を格納状態から
発光可能な状態に移動させるストロボポップアップ手段
と、上記ストロボ発光装置の移動を検出する、ストロボ
ポップアップ検出手段と、撮影に関する情報を表示する
表示手段と、上記表示手段を照明する照明手段と、上記
ストロボポップアップ検出手段により、ストロボの移動
を検出したら上記照明手段により、上記表示手段を照明
することを特徴とするカメラの表示装置。
ロボ発光装置と、上記ストロボ発光装置を格納状態から
発光可能な状態に移動させるストロボポップアップ手段
と、上記ストロボ発光装置の移動を検出する、ストロボ
ポップアップ検出手段と、撮影に関する情報を表示する
表示手段と、上記表示手段を照明する照明手段と、上記
ストロボポップアップ検出手段により、ストロボの移動
を検出したら上記照明手段により、上記表示手段を照明
することを特徴とするカメラの表示装置。
【0090】(付記2)上記ストロボポップアップ検出
手段は、上記ストロボ発光装置が格納状態でオフとな
り、完全に移動した状態でオンとなるストロボポップア
ップスイッチで構成されることを特徴とする付記1記載
のカメラの表示装置。
手段は、上記ストロボ発光装置が格納状態でオフとな
り、完全に移動した状態でオンとなるストロボポップア
ップスイッチで構成されることを特徴とする付記1記載
のカメラの表示装置。
【0091】(付記3)上記ストロボポップアップ検出
手段によりストロボの移動を検出したら、上記照明手段
により、上記表示手段を所定時間照明することを特徴と
する付記1記載のカメラの表示装置。
手段によりストロボの移動を検出したら、上記照明手段
により、上記表示手段を所定時間照明することを特徴と
する付記1記載のカメラの表示装置。
【0092】(付記4)カメラを撮影可能な状態にする
パワースイッチと、上記パワースイッチのオンでカメラ
の撮影情報を表示し、所定時間操作がなされなかった場
合には表示を消す表示手段と、上記表示手段を照明する
バックライト手段と、ストロボのポップアップでオンに
なるポップアップスイッチと、上記表示手段が所定時間
操作されずに表示オフとなった状態で、上記ストロボの
ポップアップスイッチによりストロボのポップアップが
検出されたら、上記表示手段の表示をオンにするととも
に、上記バックライト手段により表示を照明することを
特徴とするカメラの表示装置。
パワースイッチと、上記パワースイッチのオンでカメラ
の撮影情報を表示し、所定時間操作がなされなかった場
合には表示を消す表示手段と、上記表示手段を照明する
バックライト手段と、ストロボのポップアップでオンに
なるポップアップスイッチと、上記表示手段が所定時間
操作されずに表示オフとなった状態で、上記ストロボの
ポップアップスイッチによりストロボのポップアップが
検出されたら、上記表示手段の表示をオンにするととも
に、上記バックライト手段により表示を照明することを
特徴とするカメラの表示装置。
【0093】(付記5)上記バックライト手段は、所定
時間照明したらオフとなることを特徴とする付記4記載
のカメラの表示装置。
時間照明したらオフとなることを特徴とする付記4記載
のカメラの表示装置。
【0094】(付記6)上記バックライト手段は、撮影
準備動作を行うレリーズ釦の操作でオフすることを特徴
とする付記5記載のカメラの表示装置。
準備動作を行うレリーズ釦の操作でオフすることを特徴
とする付記5記載のカメラの表示装置。
【0095】
【発明の効果】本発明によれば、暗いところでも操作し
やすい操作部材を表示手段の照明を行わせるための部材
として兼用したので、新たに操作部材を設けることなく
表示手段の照明が行えるカメラを提供することができ
る。
やすい操作部材を表示手段の照明を行わせるための部材
として兼用したので、新たに操作部材を設けることなく
表示手段の照明が行えるカメラを提供することができ
る。
【図1】本発明の第1実施形態に係るカメラの外観図で
ある。
ある。
【図2】第1実施形態に係るカメラの内部回路の構成を
示す図である。
示す図である。
【図3】ストロボユニット179が完全にポップアップ
した状態を示す図である。
した状態を示す図である。
【図4】ストロボユニット179を軽く押して傾かせた
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図5】ポップアップSW159の構成を示す図であ
る。
る。
【図6】カメラ本体側のメインCPU120による処理
動作について説明するためのフローチャート(その1)
である。
動作について説明するためのフローチャート(その1)
である。
【図7】カメラ本体側のメインCPU120による処理
動作について説明するためのフローチャート(その2)
である。
動作について説明するためのフローチャート(その2)
である。
【図8】カメラ本体側のメインCPU120による処理
動作について説明するためのフローチャート(その3)
である。
動作について説明するためのフローチャート(その3)
である。
【図9】カメラ本体側のメインCPU120による処理
動作について説明するためのフローチャート(その4)
である。
動作について説明するためのフローチャート(その4)
である。
【図10】カメラ本体側のメインCPU120による処
理動作について説明するためのフローチャート(その
5)である。
理動作について説明するためのフローチャート(その
5)である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るカメラの外観斜
視図である。
視図である。
【図12】ストロボユニット506におけるポップアッ
プSW507のON、OFF機構を説明するための図で
ある。
プSW507のON、OFF機構を説明するための図で
ある。
2 表示部 3 撮影モード設定SW 4 レリーズSW 5 ズームアップ/ダウンSW 6 撮影レンズ 111 途中巻戻しSW 112 パワーSW 120 メインCPU 136 液晶表示パネル 159 ポップアップSW 179 ストロボユニット 180 バックライト用LED
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/05 G03B 15/05
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の位置から第2の位置に移動可能な
ストロボ発光手段を有するカメラにおいて、 上記ストロボ発光手段が上記いずれかの位置にあるかを
検出する位置検出手段と、 撮影に関する情報を表示する表示手段と、 上記表示手段を照明する照明手段と、を具備し、 上記照明手段は、上記位置検出手段の出力変化に応答し
て上記表示手段を照明することを特徴とするストロボ発
光手段を有するカメラ。 - 【請求項2】 上記第1の位置は被写界の所望の領域を
照明可能な位置であり、上記第2の位置は上記第1の位
置から変位した位置であることを特徴とする請求項1記
載のストロボ発光手段を有するカメラ。 - 【請求項3】 上記照明手段は、上記ストロボ発光手段
が上記第1の位置から上記第2の位置、もしくは上記第
2の位置から上記第1の位置へ移動した際に、上記表示
手段の照明を行うことを特徴とする請求項2記載のスト
ロボ発光手段を有するカメラ。 - 【請求項4】 上記照明手段は、上記表示手段を所定時
間照明することを特徴とする請求項1、2または3記載
のストロボ発光手段を有するカメラ。 - 【請求項5】 上記ストロボ発光手段は、カメラ本体に
格納された位置から発光可能な位置へポップアップ移動
することを特徴とする請求項1記載のストロボ発光手段
を有するカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000382438A JP2002182297A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | ストロボ発光手段を有するカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000382438A JP2002182297A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | ストロボ発光手段を有するカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002182297A true JP2002182297A (ja) | 2002-06-26 |
Family
ID=18850260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000382438A Withdrawn JP2002182297A (ja) | 2000-12-15 | 2000-12-15 | ストロボ発光手段を有するカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002182297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007004069A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Fujifilm Holdings Corp | カメラ |
-
2000
- 2000-12-15 JP JP2000382438A patent/JP2002182297A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007004069A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Fujifilm Holdings Corp | カメラ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080304 |