JP2003322900A - カメラ - Google Patents
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- JP2003322900A JP2003322900A JP2002128940A JP2002128940A JP2003322900A JP 2003322900 A JP2003322900 A JP 2003322900A JP 2002128940 A JP2002128940 A JP 2002128940A JP 2002128940 A JP2002128940 A JP 2002128940A JP 2003322900 A JP2003322900 A JP 2003322900A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- light emission
- light
- switch
- exposure
- Prior art date
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- Pending
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- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】赤目軽減モードに設定した場合にシャッタタイ
ミングが変わることなく、且つ無駄なエネルギーを消費
することのないカメラを提供することである。 【解決手段】このカメラは、測光センサ51により被写
界輝度が測定される。一方、メインCPU40及びスト
ロボユニット44によってストロボの光量が制御されて
発光が行われる。また、露出時の発光に先立って少なく
とも2種類の発光量が選択可能であり、選択された発光
量で所定回数、連続して発光して赤目が軽減される。そ
して、測光センサ51から出力された測光値に応じて、
メインCPU40にてプリ発光時の発光量が切換え制御
される。
ミングが変わることなく、且つ無駄なエネルギーを消費
することのないカメラを提供することである。 【解決手段】このカメラは、測光センサ51により被写
界輝度が測定される。一方、メインCPU40及びスト
ロボユニット44によってストロボの光量が制御されて
発光が行われる。また、露出時の発光に先立って少なく
とも2種類の発光量が選択可能であり、選択された発光
量で所定回数、連続して発光して赤目が軽減される。そ
して、測光センサ51から出力された測光値に応じて、
メインCPU40にてプリ発光時の発光量が切換え制御
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人物を撮影する
ときに発生する赤目現象を軽減するための赤目軽減プリ
発光機能を備えるカメラに関するものである。
ときに発生する赤目現象を軽減するための赤目軽減プリ
発光機能を備えるカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】露出時のストロボ発光、いわゆる本発光
に先立ち、ストロボを小発光量で所定周期で所定回数連
続して発光させ、人物の瞳孔を狭めて眼底でのストロボ
光の反射により発生する赤目現象を軽減させる技術が知
られている。
に先立ち、ストロボを小発光量で所定周期で所定回数連
続して発光させ、人物の瞳孔を狭めて眼底でのストロボ
光の反射により発生する赤目現象を軽減させる技術が知
られている。
【0003】フォーカルプレーンシャッタ(FPシャッ
タ)を備えるカメラでは、ストロボを閃光発光させるに
は、シャッタが全開になった瞬間に発光させなければな
らない。そのため、高速秒時であっても、ストロボを高
周期で連続発光させて、あたかも閃光発光よりも長い時
間発光しているようにする技術が、フラット発光(FP
発光)という名称で知られている。
タ)を備えるカメラでは、ストロボを閃光発光させるに
は、シャッタが全開になった瞬間に発光させなければな
らない。そのため、高速秒時であっても、ストロボを高
周期で連続発光させて、あたかも閃光発光よりも長い時
間発光しているようにする技術が、フラット発光(FP
発光)という名称で知られている。
【0004】また、高輝度下であっても、人物を撮影す
るためにストロボを発光させ、キャッチライトを入れる
ことにより、人物を生き生きとさせる撮影方法が知られ
ている。このように、高輝度下でストロボ撮影する場合
には、既に瞳孔が狭まっているために、赤目の写真にな
ることは少ない。
るためにストロボを発光させ、キャッチライトを入れる
ことにより、人物を生き生きとさせる撮影方法が知られ
ている。このように、高輝度下でストロボ撮影する場合
には、既に瞳孔が狭まっているために、赤目の写真にな
ることは少ない。
【0005】更に、特開平7−199291号公報に
は、測光値が所定値以下であれば予備発光を行い、測光
値が所定値を越える場合は予備発光を行わないカメラの
ストロボ装置が開示されている。
は、測光値が所定値以下であれば予備発光を行い、測光
値が所定値を越える場合は予備発光を行わないカメラの
ストロボ装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平7−199291号公報のように、ユーザによ
り赤目軽減モードに設定してあっても、高輝度下であっ
た場合に、カメラ側で赤目プリ発光機能を解除してしま
うと、レリーズタイミングが変わってしまうため、ユー
ザの撮影チャンスを狂わせてしまうことになる。
た特開平7−199291号公報のように、ユーザによ
り赤目軽減モードに設定してあっても、高輝度下であっ
た場合に、カメラ側で赤目プリ発光機能を解除してしま
うと、レリーズタイミングが変わってしまうため、ユー
ザの撮影チャンスを狂わせてしまうことになる。
【0007】また、赤目プリ発光を行うと、発光量は本
発光に比べて小さいとはいえ、エネルギーを消費してし
まうという課題を有していた。
発光に比べて小さいとはいえ、エネルギーを消費してし
まうという課題を有していた。
【0008】したがってこの発明は、上記課題に鑑みて
なされたものであり、赤目軽減モードに設定した場合に
シャッタタイミングが変わることなく、且つ無駄なエネ
ルギーを消費することのないカメラを提供することを目
的とする。
なされたものであり、赤目軽減モードに設定した場合に
シャッタタイミングが変わることなく、且つ無駄なエネ
ルギーを消費することのないカメラを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、被
写界輝度を測定して、測光値を出力する測光手段と、ス
トロボの光量を制御して発光を行うストロボ発光手段
と、露出時の発光に先立って少なくとも2種類の発光量
を選択可能で、選択した発光量で所定回数、連続して発
光して赤目を軽減するためのプリ発光を行う赤目プリ発
光手段と、上記測光値に応じてプリ発光時の発光量を切
換え制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
写界輝度を測定して、測光値を出力する測光手段と、ス
トロボの光量を制御して発光を行うストロボ発光手段
と、露出時の発光に先立って少なくとも2種類の発光量
を選択可能で、選択した発光量で所定回数、連続して発
光して赤目を軽減するためのプリ発光を行う赤目プリ発
光手段と、上記測光値に応じてプリ発光時の発光量を切
換え制御する制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0010】またこの発明は、被写体距離を測定して、
測距値を出力する測距手段と、ストロボの光量を制御し
て発光を行うストロボ発光手段と、露出時の発光に先立
って少なくとも2種類の発光量を選択でき、選択した発
光量で所定回数、連続して発光し赤目を軽減するための
プリ発光を行う赤目プリ発光手段と、上記測距値に応じ
てプリ発光時の発光量を切換え制御する制御手段と、を
具備することを特徴とする。
測距値を出力する測距手段と、ストロボの光量を制御し
て発光を行うストロボ発光手段と、露出時の発光に先立
って少なくとも2種類の発光量を選択でき、選択した発
光量で所定回数、連続して発光し赤目を軽減するための
プリ発光を行う赤目プリ発光手段と、上記測距値に応じ
てプリ発光時の発光量を切換え制御する制御手段と、を
具備することを特徴とする。
【0011】この発明のカメラにあっては、測光手段に
より被写界輝度が測定される。一方、ストロボ発光手段
によってストロボの光量が制御されて発光が行われる。
また、露出時の発光に先立って少なくとも2種類の発光
量が赤目プリ発光手段で選択可能であり、選択された発
光量で所定回数、連続して発光して赤目が軽減される。
そして、上記測光手段から出力された測光値に応じて、
制御手段にてプリ発光時の発光量が切換え制御される。
より被写界輝度が測定される。一方、ストロボ発光手段
によってストロボの光量が制御されて発光が行われる。
また、露出時の発光に先立って少なくとも2種類の発光
量が赤目プリ発光手段で選択可能であり、選択された発
光量で所定回数、連続して発光して赤目が軽減される。
そして、上記測光手段から出力された測光値に応じて、
制御手段にてプリ発光時の発光量が切換え制御される。
【0012】また、この発明カメラにあっては、測距手
段によって被写体距離が測定される。一方、ストロボ発
光手段によって、ストロボの光量が制御されて発光が行
われる。また、露出時の発光に先立って少なくとも2種
類の発光量が、赤目プリ発光発光手段で選択可能であ
り、選択された発光量で所定回数、連続して発光し赤目
が軽減される。そして、上記測距手段から出力された測
距値に応じて、制御手段にてプリ発光時の発光量が切換
え制御される。
段によって被写体距離が測定される。一方、ストロボ発
光手段によって、ストロボの光量が制御されて発光が行
われる。また、露出時の発光に先立って少なくとも2種
類の発光量が、赤目プリ発光発光手段で選択可能であ
り、選択された発光量で所定回数、連続して発光し赤目
が軽減される。そして、上記測距手段から出力された測
距値に応じて、制御手段にてプリ発光時の発光量が切換
え制御される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0014】図2はこの発明に係るカメラの外観を示し
たもので、(a)は該カメラの側面図、(b)は上面
図、(c)は正面図である。
たもので、(a)は該カメラの側面図、(b)は上面
図、(c)は正面図である。
【0015】このカメラは、一眼レフレックス方式で、
各種の撮影モードを任意に設定可能なシステムを有して
いる。
各種の撮影モードを任意に設定可能なシステムを有して
いる。
【0016】カメラ本体1の前面部には、変倍機構を備
える撮影光学系である撮影レンズ2が装着されている。
このカメラ本体1の上部には、パワー操作レバー3、シ
ャッタレリーズ釦4、スポット測光釦5及びストロボ発
光装置7が、それぞれ配置されている。
える撮影光学系である撮影レンズ2が装着されている。
このカメラ本体1の上部には、パワー操作レバー3、シ
ャッタレリーズ釦4、スポット測光釦5及びストロボ発
光装置7が、それぞれ配置されている。
【0017】また、カメラ本体1の背面側には、ズーム
操作釦6が設けられている。更に、カメラ本体1の側面
部には、後述する裏蓋を開閉するための裏蓋開閉レバー
8が設けられている。
操作釦6が設けられている。更に、カメラ本体1の側面
部には、後述する裏蓋を開閉するための裏蓋開閉レバー
8が設けられている。
【0018】上記パワー操作レバー3は、カメラを撮影
可能状態にしたり、撮影不可能な状態にするためのレバ
ーであり、ストロボ発光装置7のポップアップ操作も可
能である。また、上記ストロボ発光装置7は、カメラ本
体1に格納可能に設けられている。ストロボ発光装置7
は、図示されないがばね付勢されており、使用時にパワ
ー操作レバー3の操作に連動してポップアップされる。
可能状態にしたり、撮影不可能な状態にするためのレバ
ーであり、ストロボ発光装置7のポップアップ操作も可
能である。また、上記ストロボ発光装置7は、カメラ本
体1に格納可能に設けられている。ストロボ発光装置7
は、図示されないがばね付勢されており、使用時にパワ
ー操作レバー3の操作に連動してポップアップされる。
【0019】このような構成に於いて、ストロボ部は、
ストロボ発光装置7を本体頭頂部内に通常格納して備
え、必要に応じてポップアップして使用される。
ストロボ発光装置7を本体頭頂部内に通常格納して備
え、必要に応じてポップアップして使用される。
【0020】図3は、カメラの外観構成を示す背面図で
ある。
ある。
【0021】図3に於いて、カメラ本体1の上部側に
は、ファインダ10が設けられており、該ファインダ1
0の周辺には、視度調整ダイヤル11と、パノラマレバ
ー12と、パノラマ表示窓13とが設けられている。こ
のパノラマ表示窓13は、パノラマレバー12がパノラ
マ側になっている時に、後述するパノラマ用のLEDが
点灯するようになっている。また、ファインダ10は、
一眼レフレックス方式により、撮影レンズ2からの像を
観察すると共に、ファインダ10の視界円にも撮影情報
の表示を行って確認することができるように構成されて
いる。
は、ファインダ10が設けられており、該ファインダ1
0の周辺には、視度調整ダイヤル11と、パノラマレバ
ー12と、パノラマ表示窓13とが設けられている。こ
のパノラマ表示窓13は、パノラマレバー12がパノラ
マ側になっている時に、後述するパノラマ用のLEDが
点灯するようになっている。また、ファインダ10は、
一眼レフレックス方式により、撮影レンズ2からの像を
観察すると共に、ファインダ10の視界円にも撮影情報
の表示を行って確認することができるように構成されて
いる。
【0022】更に、カメラ本体1の背面には、フィルム
装填時に上述した裏蓋開閉レバー8で開閉する裏蓋15
が、開閉自在に設けられている。この裏蓋15には、カ
メラ内に装填されるフィルム(図示せず)を確認するた
めのフィルムカートリッジ確認窓16が設けられてい
る。
装填時に上述した裏蓋開閉レバー8で開閉する裏蓋15
が、開閉自在に設けられている。この裏蓋15には、カ
メラ内に装填されるフィルム(図示せず)を確認するた
めのフィルムカートリッジ確認窓16が設けられてい
る。
【0023】また、裏蓋15には、ストロボモード釦2
0、セルフタイマ釦21、露出補正釦22、日付写込み
モード設定釦23、日付写込みデータ設定釦24、LC
D表示パネル25、露出モード釦30及び露出値設定レ
バー31、イメージセレクト釦34及びフルオート釦3
5が、それぞれ配置されている。
0、セルフタイマ釦21、露出補正釦22、日付写込み
モード設定釦23、日付写込みデータ設定釦24、LC
D表示パネル25、露出モード釦30及び露出値設定レ
バー31、イメージセレクト釦34及びフルオート釦3
5が、それぞれ配置されている。
【0024】上記ストロボモード釦20は、ストロボ発
光装置7の発光モードを、自動、赤目軽減、強制発光に
切り換えるためのものである。ストロボ発光のオフは、
ストロボ発光装置7がカメラ本体1に格納されることで
設定される。
光装置7の発光モードを、自動、赤目軽減、強制発光に
切り換えるためのものである。ストロボ発光のオフは、
ストロボ発光装置7がカメラ本体1に格納されることで
設定される。
【0025】上記セルフタイマ釦21は、セルフタイ
マ、リモコン撮影、リモコン/マクロ撮影、連写のモー
ドを切り換えるための釦である。
マ、リモコン撮影、リモコン/マクロ撮影、連写のモー
ドを切り換えるための釦である。
【0026】また、露出補正釦22は露出を補正する際
に操作する釦であり、露出補正値を設定する時に露出値
設定レバー31と合わせて操作することで設定が行われ
るようになっている。
に操作する釦であり、露出補正値を設定する時に露出値
設定レバー31と合わせて操作することで設定が行われ
るようになっている。
【0027】上記露出モード釦30は、「プログラム露
出モード」、「絞り優先露出モード」、「シャッタスピ
ード優先露出モード」、「マニュアル露出モード」の中
から、所望のモードを選択するための釦である。
出モード」、「絞り優先露出モード」、「シャッタスピ
ード優先露出モード」、「マニュアル露出モード」の中
から、所望のモードを選択するための釦である。
【0028】露出値設定レバー31は、「絞り優先露出
モード」、「シャッタスピード優先露出モード」、「マ
ニュアル露出モード」が設定された状態で、該レバーを
図示矢印方向に操作することで、設定する値を増減させ
る。そして、「マニュアル露出モード」時には、露出補
正釦22と合わせて操作することで、絞り値、シャッタ
スピード値の両方を設定することができる。
モード」、「シャッタスピード優先露出モード」、「マ
ニュアル露出モード」が設定された状態で、該レバーを
図示矢印方向に操作することで、設定する値を増減させ
る。そして、「マニュアル露出モード」時には、露出補
正釦22と合わせて操作することで、絞り値、シャッタ
スピード値の両方を設定することができる。
【0029】上記イメージセレクト釦34は、プログラ
ム撮影モードの一種であるモードを設定するための釦で
ある。この場合、「風景撮影モード」、「ポートレート
撮影モード」、「ストップアクション撮影モード」、
「夜景撮影モード」が直接設定されるように構成されて
いる。更に、フルオート釦35は、カメラの撮影モード
を電源を入れた状態に戻すための釦である。
ム撮影モードの一種であるモードを設定するための釦で
ある。この場合、「風景撮影モード」、「ポートレート
撮影モード」、「ストップアクション撮影モード」、
「夜景撮影モード」が直接設定されるように構成されて
いる。更に、フルオート釦35は、カメラの撮影モード
を電源を入れた状態に戻すための釦である。
【0030】上記LCD表示パネル25は、カメラに関
する情報を表示出力するが、特にモード設定用のイメー
ジセレクト釦34の形状と同様なレイアウトで、このL
CD表示パネル25上に撮影モードのイメージでビジュ
アライズされる。
する情報を表示出力するが、特にモード設定用のイメー
ジセレクト釦34の形状と同様なレイアウトで、このL
CD表示パネル25上に撮影モードのイメージでビジュ
アライズされる。
【0031】図4は、上述したLCD表示パネル25を
詳細に示した図である。
詳細に示した図である。
【0032】マーク25aは電池残量を示すものであ
り、マーク25bはストロボポップアップ時の発光モー
ドを示すものである。また、マーク25bの左側は強制
発光モードを、マーク25bの右側は赤目軽減自動発光
モードを示す。但し、AUTOの時にはマーク25bは
何も表示されない。更に、マーク25cはフィルムの撮
影駒数を表示するものである。
り、マーク25bはストロボポップアップ時の発光モー
ドを示すものである。また、マーク25bの左側は強制
発光モードを、マーク25bの右側は赤目軽減自動発光
モードを示す。但し、AUTOの時にはマーク25bは
何も表示されない。更に、マーク25cはフィルムの撮
影駒数を表示するものである。
【0033】マーク25dはリモコン待機中を示すもの
であり、マーク25eはセルフタイマモードを示すもの
である。また、マーク25fマクロ撮影モードを示すも
のであり、マーク25gは連写撮影モードを示すマーク
である。
であり、マーク25eはセルフタイマモードを示すもの
である。また、マーク25fマクロ撮影モードを示すも
のであり、マーク25gは連写撮影モードを示すマーク
である。
【0034】マーク25hは、後述するマーク25lの
表示が絞り表示であることを示すための表示マークであ
る。マーク25iは、スポット測光値をロック中である
ことを示すものである。マーク25jは、長秒時露出モ
ードであることを示すマークである。
表示が絞り表示であることを示すための表示マークであ
る。マーク25iは、スポット測光値をロック中である
ことを示すものである。マーク25jは、長秒時露出モ
ードであることを示すマークである。
【0035】マーク25kは、露出補正値が設定されて
いることを示すもので、「+」、「−」の表示が独立し
て点灯する。マーク25lは、絞り値若しくは露出補正
値を設定中は、露出補正値を表示するマークである。更
に、マーク25mは、シャッタスピード値を表示するた
めのものである。
いることを示すもので、「+」、「−」の表示が独立し
て点灯する。マーク25lは、絞り値若しくは露出補正
値を設定中は、露出補正値を表示するマークである。更
に、マーク25mは、シャッタスピード値を表示するた
めのものである。
【0036】マーク25oは、露出モードに絞り優先モ
ードが設定されていることを示す表示マークである。マ
ーク25pは、露出モードにシャッタスピード優先モー
ドが設定されていることを示す表示マークである。更
に、マーク25qは、露出モードにマニュアル露出モー
ドが設定されていることを示す表示マークである。
ードが設定されていることを示す表示マークである。マ
ーク25pは、露出モードにシャッタスピード優先モー
ドが設定されていることを示す表示マークである。更
に、マーク25qは、露出モードにマニュアル露出モー
ドが設定されていることを示す表示マークである。
【0037】マーク25rは、露出モードにプログラム
露出モード、若しくはイメージセレクトモードが設定さ
れていることを示す表示マークである。マーク25s
は、イメージセレクトモードのうち、何れのモードが選
択されているかを示す表示マークである。このマーク2
5sの分割されているブロックが、上記イメージセレク
ト釦34のそれぞれのモードの釦位置と対応している。
露出モード、若しくはイメージセレクトモードが設定さ
れていることを示す表示マークである。マーク25s
は、イメージセレクトモードのうち、何れのモードが選
択されているかを示す表示マークである。このマーク2
5sの分割されているブロックが、上記イメージセレク
ト釦34のそれぞれのモードの釦位置と対応している。
【0038】更に、マーク25tは、フィルムに写し込
まれる日付情報を表示するためのものである。
まれる日付情報を表示するためのものである。
【0039】図1は、この発明の第1の実施の形態に係
るカメラの回路構成を示した図である。
るカメラの回路構成を示した図である。
【0040】尚、このカメラは、オートフォーカス方式
として、例えば「TTL位相差検出方式」を採用してい
るが、これに限定されるものではない。
として、例えば「TTL位相差検出方式」を採用してい
るが、これに限定されるものではない。
【0041】図1に於いて、メインCPU40は100
から120PiNのPiN数を有するCPUで構成さ
れ、その内部R0Mに記録された所定の制御プログラム
を逐次実行して、周辺の各種IC等の制御を適宜に行
い、このカメラ全体のシステムを総合的に制御する。ま
た、このメインCPU40は、ストロボ発光手段と制御
手段として構成される。
から120PiNのPiN数を有するCPUで構成さ
れ、その内部R0Mに記録された所定の制御プログラム
を逐次実行して、周辺の各種IC等の制御を適宜に行
い、このカメラ全体のシステムを総合的に制御する。ま
た、このメインCPU40は、ストロボ発光手段と制御
手段として構成される。
【0042】このメインCPU40には、図示されない
発振子(10MHz)が接続されて、メインCPU40
の原振を与えるようになっている。
発振子(10MHz)が接続されて、メインCPU40
の原振を与えるようになっている。
【0043】また、メインCPU40には、測距手段と
してのオートフォーカス(AF)用のICであるAFI
C41と、不揮発性記憶素子であるEEPROM42
と、LCD表示パネル25に対応した液晶表示パネル4
3と、ストロボ発光装置7に対応したストロボ発光手段
と赤目プリ発光手段としてのストロボユニット44、及
びインターフェースIC45とが接続されている。
してのオートフォーカス(AF)用のICであるAFI
C41と、不揮発性記憶素子であるEEPROM42
と、LCD表示パネル25に対応した液晶表示パネル4
3と、ストロボ発光装置7に対応したストロボ発光手段
と赤目プリ発光手段としてのストロボユニット44、及
びインターフェースIC45とが接続されている。
【0044】このインターフェースIC45には、リモ
コン送信ユニット48の投光用LED49より変調され
た赤外光を受信する受光用シリコンフォトダイオード5
0と、被写体輝度測定用の測光センサ51と、ファイン
ダ10内に設けられたLED52と、パノラマLED5
3と、フィルム55のパーフォレーションを検出するフ
ォトリフレクタ(WPR)54と、モータドライバIC
60とが接続されている。
コン送信ユニット48の投光用LED49より変調され
た赤外光を受信する受光用シリコンフォトダイオード5
0と、被写体輝度測定用の測光センサ51と、ファイン
ダ10内に設けられたLED52と、パノラマLED5
3と、フィルム55のパーフォレーションを検出するフ
ォトリフレクタ(WPR)54と、モータドライバIC
60とが接続されている。
【0045】上記パノラマLED53は、カメラ背面部
に設けられたパノラマレバー12がパノラマ側にある場
合に、後述するパノラマスイッチ102がオンになるこ
とより、CPU40とインターフェースIC45との通
信により点灯されて、ユーザにパノラマ撮影状態である
ことを告知する。
に設けられたパノラマレバー12がパノラマ側にある場
合に、後述するパノラマスイッチ102がオンになるこ
とより、CPU40とインターフェースIC45との通
信により点灯されて、ユーザにパノラマ撮影状態である
ことを告知する。
【0046】また、上記フォトリフレクタ54は、フィ
ルム55の給送の停止位置等を制御するために、フィル
ム55のパーフォレーションを検出する。
ルム55の給送の停止位置等を制御するために、フィル
ム55のパーフォレーションを検出する。
【0047】上記モータドライバIC60には、焦点調
節用のモータ(M1)61と、ズーム駆動用のモータ
(M2)62と、ミラーのアップダウンとフォーカルプ
レーンシャッタのチャージとフィルム給装用のモータ
(M3)63が接続される。その他に、モータドライバ
IC60には、セルフタイマ用のLED65と、フォー
カルプレーンシャッタの先幕と後幕を保持するためのマ
グネット66及び67と、絞り開放位置検出用のフォト
インタラプタAVPI68とが接続される。
節用のモータ(M1)61と、ズーム駆動用のモータ
(M2)62と、ミラーのアップダウンとフォーカルプ
レーンシャッタのチャージとフィルム給装用のモータ
(M3)63が接続される。その他に、モータドライバ
IC60には、セルフタイマ用のLED65と、フォー
カルプレーンシャッタの先幕と後幕を保持するためのマ
グネット66及び67と、絞り開放位置検出用のフォト
インタラプタAVPI68とが接続される。
【0048】上記焦点調節用のモータ(M1)61とズ
ーム駆動用のモータ(M2)62で駆動される機構に
は、駆動パスルを出力するフォトインタラプタLDPI
72、ズーム位置と移動量を出力するフォトリフレクタ
ZMPR73及びフォトインタラプタZMPI74が設
けられており、その出力信号は、インターフェースIC
45を介して、或いは直接メインCPU40へ送られ
る。また、上記モータ(M3)63には、図示されない
駆動対象を切り換えるクラッチ機構と、その対象を識別
するためのセンサであるフォトインタラプタSCPI7
1が設けられている。
ーム駆動用のモータ(M2)62で駆動される機構に
は、駆動パスルを出力するフォトインタラプタLDPI
72、ズーム位置と移動量を出力するフォトリフレクタ
ZMPR73及びフォトインタラプタZMPI74が設
けられており、その出力信号は、インターフェースIC
45を介して、或いは直接メインCPU40へ送られ
る。また、上記モータ(M3)63には、図示されない
駆動対象を切り換えるクラッチ機構と、その対象を識別
するためのセンサであるフォトインタラプタSCPI7
1が設けられている。
【0049】上記メインCPU40には、また、絞り調
整ユニット駆動用のステッピングモータ、AVモータ
(M4)78を駆動するためのモータドライバIC77
と、オートフォーカス時の合焦時及びスイッチの操作時
に音を発する圧電ブザ(PCV)111、及び以下に述
べる各種のスイッチ81〜109が接続されている。
整ユニット駆動用のステッピングモータ、AVモータ
(M4)78を駆動するためのモータドライバIC77
と、オートフォーカス時の合焦時及びスイッチの操作時
に音を発する圧電ブザ(PCV)111、及び以下に述
べる各種のスイッチ81〜109が接続されている。
【0050】ファーストレリーズスイッチ(1RSW)
81はオンされた時に測距動作を行い、セカンドレリー
ズスイッチ(2RSW)82は各種測定値を基にした露
光を行うスイッチである。これらファーストレリーズス
イッチ81及びセカンドレリーズスイッチ82は、上述
したシャッタレリーズ釦4に対応するもので、1段目の
ファーストレリーズスイッチ81と2段目のセカンドレ
リーズスイッチ82の2段押下げ式のスイッチで構成さ
れる。
81はオンされた時に測距動作を行い、セカンドレリー
ズスイッチ(2RSW)82は各種測定値を基にした露
光を行うスイッチである。これらファーストレリーズス
イッチ81及びセカンドレリーズスイッチ82は、上述
したシャッタレリーズ釦4に対応するもので、1段目の
ファーストレリーズスイッチ81と2段目のセカンドレ
リーズスイッチ82の2段押下げ式のスイッチで構成さ
れる。
【0051】ズームアップスイッチ(ZUSW)83及
びズームダウンスイッチ(ZDSW)84は、撮影レン
ズ2を有する鏡枠のズーミング動作を行うためのスイッ
チである。上記ズームアップスイッチ83がオンされと
長焦点方向に、ズームダウかスイッチ84がオンされる
と短焦点方向にズーミングが行われる。
びズームダウンスイッチ(ZDSW)84は、撮影レン
ズ2を有する鏡枠のズーミング動作を行うためのスイッ
チである。上記ズームアップスイッチ83がオンされと
長焦点方向に、ズームダウかスイッチ84がオンされる
と短焦点方向にズーミングが行われる。
【0052】セルフスイッチ(SELFSW)85は、
オンされる度にセルフタイマ撮影モード、リモコン待機
状態、リモコンマクロ撮影モード、連写モードが切り替
わる。このセルフスイッチ85がオンされた状態に於い
て、セカンドレリーズスイッチ82がオンされると、セ
ルフタイマ撮影が行われ、リモコン送信ユニット48を
有した図示されないリモコン送信機により撮影指示操作
が行われれば、リモコンによる撮影が行われる。
オンされる度にセルフタイマ撮影モード、リモコン待機
状態、リモコンマクロ撮影モード、連写モードが切り替
わる。このセルフスイッチ85がオンされた状態に於い
て、セカンドレリーズスイッチ82がオンされると、セ
ルフタイマ撮影が行われ、リモコン送信ユニット48を
有した図示されないリモコン送信機により撮影指示操作
が行われれば、リモコンによる撮影が行われる。
【0053】スポットスイッチ(SPOTSW)86
は、オンされると、測光を撮影画面の中央の一部のみを
測光センサ51で行うスポット測光モードとなるスイッ
チである。尚、このスポットスイッチ86がオフでの通
常の測光は、撮影画面全体を用いて行われる中央重点平
均測光モードとなる。
は、オンされると、測光を撮影画面の中央の一部のみを
測光センサ51で行うスポット測光モードとなるスイッ
チである。尚、このスポットスイッチ86がオフでの通
常の測光は、撮影画面全体を用いて行われる中央重点平
均測光モードとなる。
【0054】風景撮影モードスイッチ(FKSW)87
は、被写界深度を深くして風景撮影に適した撮影モード
にするためのスイッチである。
は、被写界深度を深くして風景撮影に適した撮影モード
にするためのスイッチである。
【0055】ポートレート撮影モードスイッチ(PRS
W)88は、被写界深度を浅くして、背景のボケをきれ
いに撮影するモードにするためのスイッチである。スト
ロボ発光装置7がポップアップされている状態では、シ
ャッタスピードに応じて閃光発光とフラット発光が切り
換えられて、必ず発光させるように設定される。
W)88は、被写界深度を浅くして、背景のボケをきれ
いに撮影するモードにするためのスイッチである。スト
ロボ発光装置7がポップアップされている状態では、シ
ャッタスピードに応じて閃光発光とフラット発光が切り
換えられて、必ず発光させるように設定される。
【0056】ストップアクション撮影モードスイッチ
(SASW)89は、シャッタスピードを速くするよう
なプログラム線図により、動きの速いものを撮影するモ
ードに設定するためのスイッチである。
(SASW)89は、シャッタスピードを速くするよう
なプログラム線図により、動きの速いものを撮影するモ
ードに設定するためのスイッチである。
【0057】夜景撮影モードスイッチ(YKSW)90
は、手ブレ限界の撮影秒時を超えて、長秒時露出により
暗い背景を写し込む撮影モードを行うためのスイッチで
ある。
は、手ブレ限界の撮影秒時を超えて、長秒時露出により
暗い背景を写し込む撮影モードを行うためのスイッチで
ある。
【0058】基本プログラム線図スイッチ(FASW)
91は、基本プログラム線図により撮影を行うモードに
設定するためのスイッチであり、セルフタイマの中断、
合焦レンズを常焦点位置にリセット動作させる等の機能
を有している。ここで、常焦点位置とは、例えば、よく
使用する焦点距離の位置(2.5m等)のことである。
91は、基本プログラム線図により撮影を行うモードに
設定するためのスイッチであり、セルフタイマの中断、
合焦レンズを常焦点位置にリセット動作させる等の機能
を有している。ここで、常焦点位置とは、例えば、よく
使用する焦点距離の位置(2.5m等)のことである。
【0059】上記風景撮影モードスイッチ87、ポート
レート撮影モードスイッチ88、ストップアクション撮
影モードスイッチ89、夜景撮影モードスイッチ90及
び基本プログラム線図スイッチ91は、上述したイメー
ジセレクト釦34を構成するモード設定用のスイッチ群
である。これらは、各撮影モード毎にそれぞれ割り付け
られ、ワンタッチで第1モードとしての5種類の撮影モ
ード、例えば、「風景撮影モード」、「ポートレート撮
影モード」、「ストップアクション撮影モード」、「夜
景撮影モード」または「フルオート撮影モード」から1
つを選択することができる。
レート撮影モードスイッチ88、ストップアクション撮
影モードスイッチ89、夜景撮影モードスイッチ90及
び基本プログラム線図スイッチ91は、上述したイメー
ジセレクト釦34を構成するモード設定用のスイッチ群
である。これらは、各撮影モード毎にそれぞれ割り付け
られ、ワンタッチで第1モードとしての5種類の撮影モ
ード、例えば、「風景撮影モード」、「ポートレート撮
影モード」、「ストップアクション撮影モード」、「夜
景撮影モード」または「フルオート撮影モード」から1
つを選択することができる。
【0060】ストロボスイッチ(STSW)92は、ス
トロボの発光モードの切換用スイッチであり、このスト
ロボスイッチ92が操作されることにより、通常自動発
光モード(AUTO)、赤目軽減自動発光モード(AU
TO−S)、強制発光モード(FILL−IN)が切り
換えられる。
トロボの発光モードの切換用スイッチであり、このスト
ロボスイッチ92が操作されることにより、通常自動発
光モード(AUTO)、赤目軽減自動発光モード(AU
TO−S)、強制発光モード(FILL−IN)が切り
換えられる。
【0061】露出補正スイッチ(CVSW)93は露出
補正を行うためのスイッチであり、日付設定スイッチ
(DMODSW)94は日付写し込みのモードを設定す
るためのスイッチである。更に、日付変更スイッチ(D
SETSW)95は日付修正時に、値を変更するための
スイッチである。
補正を行うためのスイッチであり、日付設定スイッチ
(DMODSW)94は日付写し込みのモードを設定す
るためのスイッチである。更に、日付変更スイッチ(D
SETSW)95は日付修正時に、値を変更するための
スイッチである。
【0062】更に、露出モード変更スイッチ(AEMO
DSW)96は露出モードを変更するためのスイッチで
あり、露出値変更スイッチ(AEUPSW)97及び
(AEDNSW)98は、それぞれ変更される露出値を
増加及び減少させるためのスイッチである。
DSW)96は露出モードを変更するためのスイッチで
あり、露出値変更スイッチ(AEUPSW)97及び
(AEDNSW)98は、それぞれ変更される露出値を
増加及び減少させるためのスイッチである。
【0063】パワースイッチ(PWSW)101は、こ
のカメラのメインスイッチである。また、パノラマスイ
ッチ(PANSW)102は、撮影状態がパノラマ撮影
か通常撮影かを検出するためのスイッチであり、パノラ
マ撮影時にオンとなる。
のカメラのメインスイッチである。また、パノラマスイ
ッチ(PANSW)102は、撮影状態がパノラマ撮影
か通常撮影かを検出するためのスイッチであり、パノラ
マ撮影時にオンとなる。
【0064】裏蓋スイッチ(BKSW)103は、カメ
ラ本体1の裏蓋15の開閉状態を検出するためのスイッ
チである。裏蓋15が閉じられている状態が裏蓋スイッ
チ103オフの状態となる。そして、裏蓋スイッチ10
3の状態がオンからオフへ変化すると、フィルムのロー
デングが開始される。
ラ本体1の裏蓋15の開閉状態を検出するためのスイッ
チである。裏蓋15が閉じられている状態が裏蓋スイッ
チ103オフの状態となる。そして、裏蓋スイッチ10
3の状態がオンからオフへ変化すると、フィルムのロー
デングが開始される。
【0065】シャッタチャージスイッチ(SCSW)1
04は、図示されないフォーカルプレーンシャッタユニ
ットのシャッタチャージを検出するためのスイッチであ
る。更に、ミラーアップスイッチ(MUSW)105
は、図示されないクイックリターンミラーのアップを検
出するためのスイッチであり、ミラーアップでオンとな
る。
04は、図示されないフォーカルプレーンシャッタユニ
ットのシャッタチャージを検出するためのスイッチであ
る。更に、ミラーアップスイッチ(MUSW)105
は、図示されないクイックリターンミラーのアップを検
出するためのスイッチであり、ミラーアップでオンとな
る。
【0066】DXスイッチ(DXSW)106は、フィ
ルムのパトローネに印刷されているフィルム感度を表す
DXコードを読み取るため、及びフィルム装填の有無を
検出するためのスイッチであり、図示されないが5つの
スイッチ群で構成されている。
ルムのパトローネに印刷されているフィルム感度を表す
DXコードを読み取るため、及びフィルム装填の有無を
検出するためのスイッチであり、図示されないが5つの
スイッチ群で構成されている。
【0067】ポップアップスイッチ(PUPSW)10
7は、ストロボを制御するスイッチである。このポップ
アップスイッチ107は、ストロボ発光部の動きに連動
しており、発光部が上がった状態でオン状態となり、ス
トロボ充電が行われる。また、被写体が低輝度で,スト
ロボモードが“Auto”になっていて、ポップアップ
スイッチ107がオンならば、ストロボ発光が許可され
る。
7は、ストロボを制御するスイッチである。このポップ
アップスイッチ107は、ストロボ発光部の動きに連動
しており、発光部が上がった状態でオン状態となり、ス
トロボ充電が行われる。また、被写体が低輝度で,スト
ロボモードが“Auto”になっていて、ポップアップ
スイッチ107がオンならば、ストロボ発光が許可され
る。
【0068】巻き戻しスイッチ(RWMSW)108
は、フィルム55の強制巻き戻しを行うためのスイッチ
である。この巻き戻しスイッチ108がオンされると、
フイルム55は強制的に巻戻される。
は、フィルム55の強制巻き戻しを行うためのスイッチ
である。この巻き戻しスイッチ108がオンされると、
フイルム55は強制的に巻戻される。
【0069】そして、ストロボ発光スイッチ(XSW)
109は、ストロボ発光のタイミングを取るためのスイ
ッチである。このストロボ発光スイッチ109は、シャ
ッタの先幕が走行して終了した時点でオンとなり、シャ
ッタチャージ完了時にオフとなる。
109は、ストロボ発光のタイミングを取るためのスイ
ッチである。このストロボ発光スイッチ109は、シャ
ッタの先幕が走行して終了した時点でオンとなり、シャ
ッタチャージ完了時にオフとなる。
【0070】次に、このように構成されたカメラの一連
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0071】このカメラに於いて、先ず、AFIC41
は、メインCPU40からリセット信号(AFCEN)
Sig1が送られ、リセットされる。次いで、被写体像
が撮影レンズ2を通ってAFIC41上面に配置された
フォトセンサアレイ(図示せず)上に結像すると、AF
IC41内部では、光量積分、量子化等の処理が行わ
れ、測距情報としてピントのずれ量が算出される。そし
て、光量積分の終了と共に、光量積分処理が終了したこ
とを示す信号(AFEND)Sig2がメインCPU4
0へ送られる。
は、メインCPU40からリセット信号(AFCEN)
Sig1が送られ、リセットされる。次いで、被写体像
が撮影レンズ2を通ってAFIC41上面に配置された
フォトセンサアレイ(図示せず)上に結像すると、AF
IC41内部では、光量積分、量子化等の処理が行わ
れ、測距情報としてピントのずれ量が算出される。そし
て、光量積分の終了と共に、光量積分処理が終了したこ
とを示す信号(AFEND)Sig2がメインCPU4
0へ送られる。
【0072】また、測距情報は、AFIC41とメイン
CPU40間の通信を行うことを示す信号(AFCE
N)Sig3と、データ信号(DATA)Sig4と、
同期用クロック信号(CLK)Sig5とによって、A
FIC41からメインCPU40へ転送される。
CPU40間の通信を行うことを示す信号(AFCE
N)Sig3と、データ信号(DATA)Sig4と、
同期用クロック信号(CLK)Sig5とによって、A
FIC41からメインCPU40へ転送される。
【0073】しかし、上記フォトセンサアレイの各素子
の特性にばらつきがあると、そのままでは正確な測距情
報を得ることができない。そこで、EEPROM42に
予めフォトセンサアレイの所定のばらつき情報を参照可
能に記憶させておき、AFIC41から得られる測距情
報の補正演算が、メインCPU40にて行われる。
の特性にばらつきがあると、そのままでは正確な測距情
報を得ることができない。そこで、EEPROM42に
予めフォトセンサアレイの所定のばらつき情報を参照可
能に記憶させておき、AFIC41から得られる測距情
報の補正演算が、メインCPU40にて行われる。
【0074】上記EEPROM42には、その他にも、
機械的なばらつきや、各種素子の電気的特性のばらつき
等々のような調整値が予め記憶されている。これらの調
整値は、必要に応じてEEPROM42を通信可能状態
にする信号(EPCEN)Sig7や、データ信号(D
ATA)Sig8や、同期クロック信号(CLK)Si
g9により読み出し可能となる。
機械的なばらつきや、各種素子の電気的特性のばらつき
等々のような調整値が予め記憶されている。これらの調
整値は、必要に応じてEEPROM42を通信可能状態
にする信号(EPCEN)Sig7や、データ信号(D
ATA)Sig8や、同期クロック信号(CLK)Si
g9により読み出し可能となる。
【0075】尚、これらメインCPU40とAFIC4
1及びEEPROM42との間のデータ授受は、シリア
ル通信によって行われる。
1及びEEPROM42との間のデータ授受は、シリア
ル通信によって行われる。
【0076】上記インターフェースIC45は、メイン
CPU40からのインターフェースIC起動信号(IF
CENb)Sig11によって起動される。
CPU40からのインターフェースIC起動信号(IF
CENb)Sig11によって起動される。
【0077】そして、メインCPU40とラッチ信号
(LATCH)Sig12と、4bitバスライン信号
(D0b〜D3b)Sig13〜Sig16と、D/A
b信号Sig17が用いられてパラレル通信が行われ、
被写体輝度の測定、カメラ内温度の測定、フォトインタ
ラプタ等の出力信号の波形整形、モータの定電圧駆動制
御、及び温度安定電圧や温度比例電圧等の各種定電圧の
生成、また、バッテリの残量チェック、赤外光リモコン
の受信、モータドライバの制御、各種LEDの制御、電
源電圧の低電圧監視及び昇圧回路の制御等が行われる。
(LATCH)Sig12と、4bitバスライン信号
(D0b〜D3b)Sig13〜Sig16と、D/A
b信号Sig17が用いられてパラレル通信が行われ、
被写体輝度の測定、カメラ内温度の測定、フォトインタ
ラプタ等の出力信号の波形整形、モータの定電圧駆動制
御、及び温度安定電圧や温度比例電圧等の各種定電圧の
生成、また、バッテリの残量チェック、赤外光リモコン
の受信、モータドライバの制御、各種LEDの制御、電
源電圧の低電圧監視及び昇圧回路の制御等が行われる。
【0078】また、ストロボ発光予告や合焦及び輝度警
告は、ファインダ内のLED52の点灯等によって撮影
者に告知される。被写体輝度の測定は、2分割のシリコ
ン発光ダイオード(SPD)で構成される測光センサ5
1を用いて行われる。
告は、ファインダ内のLED52の点灯等によって撮影
者に告知される。被写体輝度の測定は、2分割のシリコ
ン発光ダイオード(SPD)で構成される測光センサ5
1を用いて行われる。
【0079】この測光センサ51の受光面は、画面中央
部分とその周辺部分とに2分割されており、画面中央の
一部のみで測光を行うスポット測光と、画面全体を使用
して測光するマルチ測光との2通りの測光を選択的に行
うことができるようになっている。
部分とその周辺部分とに2分割されており、画面中央の
一部のみで測光を行うスポット測光と、画面全体を使用
して測光するマルチ測光との2通りの測光を選択的に行
うことができるようになっている。
【0080】上記インターフェースIC45は、メイン
CPU40からの指示により、モータドライバIC60
を制御する。また、このインターフェースIC45は、
定電流回路を備えており、メインCPU40からの指示
により、複数の所定電流の中から所定電流を選択し、出
力することができる。
CPU40からの指示により、モータドライバIC60
を制御する。また、このインターフェースIC45は、
定電流回路を備えており、メインCPU40からの指示
により、複数の所定電流の中から所定電流を選択し、出
力することができる。
【0081】更に、カメラをセルフタイマで動作中に
は、セルフタイマ用LED65を使用して、カメラから
離れている撮影者に告知する。
は、セルフタイマ用LED65を使用して、カメラから
離れている撮影者に告知する。
【0082】上記液晶表示パネル43は、メインCPU
40から送られるセグメント信号(SEG)Sig34
や、コモン信号(COM)Sig35により、フィルム
駒数、撮影モード、ストロボモード、絞り値及び電池残
量等の表示がなされるように構成されている。
40から送られるセグメント信号(SEG)Sig34
や、コモン信号(COM)Sig35により、フィルム
駒数、撮影モード、ストロボモード、絞り値及び電池残
量等の表示がなされるように構成されている。
【0083】更に、ストロボユニット44は、撮影時や
AF測距時の補助光として機能し、メインCPU40か
ら出力された、ストロボ充電信号(STCHG)Sig
36、ストロボ発光開始信号(STON)Sig37及
びトリガ回路を制御する信号(STRG)Sig38の
各信号にて制御される。更に、ストロボの充電電圧は、
VST信号Sig39として、メインCPU40に送ら
れる。
AF測距時の補助光として機能し、メインCPU40か
ら出力された、ストロボ充電信号(STCHG)Sig
36、ストロボ発光開始信号(STON)Sig37及
びトリガ回路を制御する信号(STRG)Sig38の
各信号にて制御される。更に、ストロボの充電電圧は、
VST信号Sig39として、メインCPU40に送ら
れる。
【0084】上記スイッチ81〜92及びスイッチ93
〜98では、キー信号0〜5(KEY0〜KEY5)S
ig40〜Sig45及びキーコモン0〜2(KEYC
OM0〜2)Sig46〜Sig48が検出される。こ
れらの信号によって、上記スイッチ81〜92及びスイ
ッチ93〜98の何れのスイッチがオンされているかが
判る。
〜98では、キー信号0〜5(KEY0〜KEY5)S
ig40〜Sig45及びキーコモン0〜2(KEYC
OM0〜2)Sig46〜Sig48が検出される。こ
れらの信号によって、上記スイッチ81〜92及びスイ
ッチ93〜98の何れのスイッチがオンされているかが
判る。
【0085】次に、図5乃至図12のフローチャートを
参照して、この発明の第1の実施の形態に係るメインC
PU40の処理動作について説明する。
参照して、この発明の第1の実施の形態に係るメインC
PU40の処理動作について説明する。
【0086】初めに、カメラ本体1側のメインCPU4
0に於ける処理動作について説明する。
0に於ける処理動作について説明する。
【0087】先ず、ステップS1にて、図示されない電
池の装填等により電源が供給され、メインCPU40が
イニシャライズされる。このとき、図示されないRAM
及びポートは初期化され、EEPROM42より必要な
データが読み出されて設定される。更に、このとき、A
E、AFロックフラグがクリア(“0”)されると共
に、リモコン受信フラグがクリア(“0”)される。
池の装填等により電源が供給され、メインCPU40が
イニシャライズされる。このとき、図示されないRAM
及びポートは初期化され、EEPROM42より必要な
データが読み出されて設定される。更に、このとき、A
E、AFロックフラグがクリア(“0”)されると共
に、リモコン受信フラグがクリア(“0”)される。
【0088】次いで、ステップS2に於いて、カメラに
設けられたパワースイッチ101が操作されたか否かが
判定される。ここで、パワースイッチ101が操作され
たならば、ステップS3に移行してパワースイッチ10
1がオンされたか否かが判定される。
設けられたパワースイッチ101が操作されたか否かが
判定される。ここで、パワースイッチ101が操作され
たならば、ステップS3に移行してパワースイッチ10
1がオンされたか否かが判定される。
【0089】この判定に於いて、パワースイッチ101
がオンされた(OFFからON)場合には、ステップS
4に移行して、撮影レンズ2が沈胴位量から撮影可能な
位置まで繰り出される。一方、上記ステップS3にて、
パワースイッチ101がオンされなかった(ONからO
FF)場合は、ステップS5に移行して、撮影レンズ2
が沈胴された沈胴状態にされる。
がオンされた(OFFからON)場合には、ステップS
4に移行して、撮影レンズ2が沈胴位量から撮影可能な
位置まで繰り出される。一方、上記ステップS3にて、
パワースイッチ101がオンされなかった(ONからO
FF)場合は、ステップS5に移行して、撮影レンズ2
が沈胴された沈胴状態にされる。
【0090】上記ステップS2にてパワースイッチ10
1が操作されなかった場合、若しくは撮影レンズ2が撮
影可能な状態まで繰り出しが完了した、若しくは沈胴が
完了した場合には、ステップS6に移行して巻き戻しス
イッチ108が操作されたか否かが判定される。
1が操作されなかった場合、若しくは撮影レンズ2が撮
影可能な状態まで繰り出しが完了した、若しくは沈胴が
完了した場合には、ステップS6に移行して巻き戻しス
イッチ108が操作されたか否かが判定される。
【0091】ここで、巻き戻しスイッチ108がオンさ
れた場合には、ステップS7に移行してフィルムの巻き
戻しが行われる。一方、上記ステップS6にて巻き戻し
スイッチ108がオンされていない、若しくはステップ
S7にてフィルムの巻き戻しが完了したならば、ステッ
プS8に移行して、裏蓋スイッチ103の操作により裏
蓋15の開閉状態が判定される。
れた場合には、ステップS7に移行してフィルムの巻き
戻しが行われる。一方、上記ステップS6にて巻き戻し
スイッチ108がオンされていない、若しくはステップ
S7にてフィルムの巻き戻しが完了したならば、ステッ
プS8に移行して、裏蓋スイッチ103の操作により裏
蓋15の開閉状態が判定される。
【0092】このステップS8にて、裏蓋スイッチ10
3が操作されたならば、続くステップS9にて裏蓋スイ
ッチ103の状態が判定される。ここで、裏蓋スイッチ
103がオンからオフへ変化したならば、開いていた裏
蓋15が閉じられたものと判定されてステップS10へ
移行する。
3が操作されたならば、続くステップS9にて裏蓋スイ
ッチ103の状態が判定される。ここで、裏蓋スイッチ
103がオンからオフへ変化したならば、開いていた裏
蓋15が閉じられたものと判定されてステップS10へ
移行する。
【0093】そして、このステップS10にて、その際
に装填されたフィルムカートリッジからフィルムが引き
出されてスプールに巻付けられるための空送りが行われ
る。次いで、ステップS11にて、空送りの成功により
フィルムの装填完了が認識される。
に装填されたフィルムカートリッジからフィルムが引き
出されてスプールに巻付けられるための空送りが行われ
る。次いで、ステップS11にて、空送りの成功により
フィルムの装填完了が認識される。
【0094】これに対し、上記ステップS9に於いて、
裏蓋スイッチ103の状態がオフからオンに変化したな
らば、閉じられていた裏蓋15が開けられたことが認識
される。
裏蓋スイッチ103の状態がオフからオンに変化したな
らば、閉じられていた裏蓋15が開けられたことが認識
される。
【0095】そして、上記ステップS8で裏蓋スイッチ
103が操作されなかった、すなわち裏蓋15の開閉が
なかった場合、及び上記ステップS11及びS12によ
る認識が終了したならば、ステップS13に移行して電
源がオン状態であるか否かが判定される。ここで、パワ
ースイッチ101がオンされていなければ、上記ステッ
プS2に移行する。
103が操作されなかった、すなわち裏蓋15の開閉が
なかった場合、及び上記ステップS11及びS12によ
る認識が終了したならば、ステップS13に移行して電
源がオン状態であるか否かが判定される。ここで、パワ
ースイッチ101がオンされていなければ、上記ステッ
プS2に移行する。
【0096】一方、上記ステップS13にてパワースイ
ッチ101がオンされていたならば、ステップS14に
移行して、カメラ本体1側のLCD表示パネル25に情
報が表示される。ここでは、例えば、ステップS15に
て各種スイッチの押下状態を検出する処理が行われる。
すなわち、ステップS2からステップS17の処理が繰
り返されることにより、周期的にスイッチの状態が、図
示されないRAMに記憶されて比較され、これにより、
スイッチの状態変化が検出され、押下されたことが検出
される。
ッチ101がオンされていたならば、ステップS14に
移行して、カメラ本体1側のLCD表示パネル25に情
報が表示される。ここでは、例えば、ステップS15に
て各種スイッチの押下状態を検出する処理が行われる。
すなわち、ステップS2からステップS17の処理が繰
り返されることにより、周期的にスイッチの状態が、図
示されないRAMに記憶されて比較され、これにより、
スイッチの状態変化が検出され、押下されたことが検出
される。
【0097】その後、ステップS16にて押下されたス
イッチによるモード変更処理が行われる。尚、このステ
ップS16に於ける処理の詳細については後述する。
イッチによるモード変更処理が行われる。尚、このステ
ップS16に於ける処理の詳細については後述する。
【0098】そして、ステップS17に於いて、ファー
ストレリーズスイッチ81の状態が検出される。ここ
で、ファーストレリーズスイッチ81がオンであればス
テップS18へ移行し、オフであれば上記ステップS2
へ移行する。
ストレリーズスイッチ81の状態が検出される。ここ
で、ファーストレリーズスイッチ81がオンであればス
テップS18へ移行し、オフであれば上記ステップS2
へ移行する。
【0099】ステップS18では、測光及び測距の処理
(サブルーチン)が行われる。この処理の詳細について
は後述する。次いで、ステップS19にて、LCD表示
パネル25に合焦表示が行われると共に、PCV111
による合焦音「ピピッ」という発音が行われる。
(サブルーチン)が行われる。この処理の詳細について
は後述する。次いで、ステップS19にて、LCD表示
パネル25に合焦表示が行われると共に、PCV111
による合焦音「ピピッ」という発音が行われる。
【0100】次に、ステップS20及びS21に於い
て、ファーストレリーズスイッチ81及びセカンドレリ
ーズスイッチ82の状態が検出される。ここで、ファー
ストレリーズスイッチ81がオフであれば上記ステップ
S2へ移行する。また、ファーストレリーズスイッチ8
1がオンでセカンドレリーズスイッチ82がオフの場合
は、該ステップS20及びS21が繰り返される。そし
て、ファーストレリーズスイッチ81及びセカンドレリ
ーズスイッチ82の何れもがオンになると、ステップS
22に移行する。
て、ファーストレリーズスイッチ81及びセカンドレリ
ーズスイッチ82の状態が検出される。ここで、ファー
ストレリーズスイッチ81がオフであれば上記ステップ
S2へ移行する。また、ファーストレリーズスイッチ8
1がオンでセカンドレリーズスイッチ82がオフの場合
は、該ステップS20及びS21が繰り返される。そし
て、ファーストレリーズスイッチ81及びセカンドレリ
ーズスイッチ82の何れもがオンになると、ステップS
22に移行する。
【0101】このステップS22では、上記ステップS
18での露出演算で被写界輝度が検出された結果、スト
ロボ発光要求があるか否かが判定される。
18での露出演算で被写界輝度が検出された結果、スト
ロボ発光要求があるか否かが判定される。
【0102】図13は、ストロボ発光装置7のプログラ
ム線図の例を示したもので、(a)は該ストロボ発光装
置7が格納された状態(ストロボオフ時)のプログラム
線図、(b)はストロボ発光装置7がポップアップされ
た状態(ストロボオート時)のプログラム線図である。
したがって、ストロボ発光装置7が格納された状態であ
れば図13(a)に示されるプログラム線図が選択さ
れ、ストロボ発光装置7がポップアップされた状態であ
れば図13(b)に示されるプログラム線図が選択され
る。
ム線図の例を示したもので、(a)は該ストロボ発光装
置7が格納された状態(ストロボオフ時)のプログラム
線図、(b)はストロボ発光装置7がポップアップされ
た状態(ストロボオート時)のプログラム線図である。
したがって、ストロボ発光装置7が格納された状態であ
れば図13(a)に示されるプログラム線図が選択さ
れ、ストロボ発光装置7がポップアップされた状態であ
れば図13(b)に示されるプログラム線図が選択され
る。
【0103】被写界輝度が、全開秒時である1/90s
ec.よりも明るい場合はストロボ発光装置7は発光し
ない。つまり、暗い場合にのみ発光する。この場合、ス
トロボ発光装置7がポップアップされた状態の、図13
(b)に示されるプログラム線図にて、EV値(露出
値)が12以下でストロボ発光することがわかる。した
がって、上記ステップS22にて、EV値が12以下で
ストロボ発光要求ありとなってステップS23へ移行す
る。一方、EV値が12を越えるとストロボ発光要求が
ないのでステップS28へ移行する。
ec.よりも明るい場合はストロボ発光装置7は発光し
ない。つまり、暗い場合にのみ発光する。この場合、ス
トロボ発光装置7がポップアップされた状態の、図13
(b)に示されるプログラム線図にて、EV値(露出
値)が12以下でストロボ発光することがわかる。した
がって、上記ステップS22にて、EV値が12以下で
ストロボ発光要求ありとなってステップS23へ移行す
る。一方、EV値が12を越えるとストロボ発光要求が
ないのでステップS28へ移行する。
【0104】ステップS23では、赤目軽減自動発光モ
ードであるか否かが判定される。その結果、赤目軽減モ
ードでなければステップS28へ移行し、赤目軽減モー
ドであればステップS24へ移行する。
ードであるか否かが判定される。その結果、赤目軽減モ
ードでなければステップS28へ移行し、赤目軽減モー
ドであればステップS24へ移行する。
【0105】更に、ステップS24では測光値が判定さ
れる。ここで、測光値が高輝度(BV値が4を越える)
の場合はステップS25へ移行し、測光値が低輝度(B
V値4以下)であればステップS26へ移行する。
れる。ここで、測光値が高輝度(BV値が4を越える)
の場合はステップS25へ移行し、測光値が低輝度(B
V値4以下)であればステップS26へ移行する。
【0106】ステップS25では、ストロボ発光装置7
の1発の発光時間が6μsec.(6μS)に設定され
る。一方、ステップS26では、ストロボ発光装置7の
1発の発光時間が16μsec.(6μS)に設定され
る。これらの発光時間は、図14のタイミングチャート
に於いてt1 で示される時間である。
の1発の発光時間が6μsec.(6μS)に設定され
る。一方、ステップS26では、ストロボ発光装置7の
1発の発光時間が16μsec.(6μS)に設定され
る。これらの発光時間は、図14のタイミングチャート
に於いてt1 で示される時間である。
【0107】上記ステップS25またはステップS26
にて発光時間が設定されたならば、続くステップS27
にて赤目プリ発光が行われる。更に、ステップS28に
て露出の処理が行われる。
にて発光時間が設定されたならば、続くステップS27
にて赤目プリ発光が行われる。更に、ステップS28に
て露出の処理が行われる。
【0108】次いで、ステップS29に於いて、カメラ
へのフィルム装填が完了したか否かが判定される。ここ
で、フィルム装填が完了していればステップS30でフ
ィルム給送が行われた後、上記ステップS2に移行す
る。一方、ステップS29でフィルム装填が完了してい
なければ、ステップS30をスキップして上記ステップ
S2に移行する。
へのフィルム装填が完了したか否かが判定される。ここ
で、フィルム装填が完了していればステップS30でフ
ィルム給送が行われた後、上記ステップS2に移行す
る。一方、ステップS29でフィルム装填が完了してい
なければ、ステップS30をスキップして上記ステップ
S2に移行する。
【0109】尚、上記ステップS24に於いて、測光値
の判定にBV値が4を基準として説明したが、これに限
られるものではない。すなわち、この判定には、BV値
を2〜8の範囲で切り換えるようにしても良い。
の判定にBV値が4を基準として説明したが、これに限
られるものではない。すなわち、この判定には、BV値
を2〜8の範囲で切り換えるようにしても良い。
【0110】次に、図7のフローチャートを参照して、
上述した測光、測距のサブルーチンについて説明する。
上述した測光、測距のサブルーチンについて説明する。
【0111】先ず、ステップS41にて測光が行われ、
続くステップS42にてフィルムカートリッジに記載さ
れたフィルム感度が検出される。更に、ステップS43
にて、シャッタ速度等を決定するための露出演算が行わ
れる。この露出演算は、図13に示されるプログラム線
図に基いて行われる。
続くステップS42にてフィルムカートリッジに記載さ
れたフィルム感度が検出される。更に、ステップS43
にて、シャッタ速度等を決定するための露出演算が行わ
れる。この露出演算は、図13に示されるプログラム線
図に基いて行われる。
【0112】次いで、ステップS44にてAFセンサの
積分が行われると、ステップS45及びS46にて、デ
フォーカス量が演算されて合焦のためのレンズ駆動量が
求められる。そして、求められたレンズ駆動量に基い
て、ステップS47で合焦用レンズが駆動される。
積分が行われると、ステップS45及びS46にて、デ
フォーカス量が演算されて合焦のためのレンズ駆動量が
求められる。そして、求められたレンズ駆動量に基い
て、ステップS47で合焦用レンズが駆動される。
【0113】そして、ステップS48に於いて、駆動終
了後に合焦用レンズによる合焦が、予め定めた範囲内か
否かが判定される。その結果、合焦範囲内でない場合
は、上記ステップS41に移行して再度測光からやり直
される。一方、合焦範囲内であれば、本ルーチンを抜け
る。
了後に合焦用レンズによる合焦が、予め定めた範囲内か
否かが判定される。その結果、合焦範囲内でない場合
は、上記ステップS41に移行して再度測光からやり直
される。一方、合焦範囲内であれば、本ルーチンを抜け
る。
【0114】尚、一眼レフレックスカメラのTTLAF
形式の場合、ステップS47にて合焦用レンズが駆動さ
れたときに、合焦レンズを駆動した結果で被写体までの
距離が演算される。また、レンズシャッタの場合は、ア
クティブ三角測距法によって被写体までの距離が演算さ
れる。
形式の場合、ステップS47にて合焦用レンズが駆動さ
れたときに、合焦レンズを駆動した結果で被写体までの
距離が演算される。また、レンズシャッタの場合は、ア
クティブ三角測距法によって被写体までの距離が演算さ
れる。
【0115】次に、図8乃至図12を参照して、図5の
フローチャートに於けるステップS16の押下されたス
イッチ(SW)によるモード変更処理の動作について説
明する。
フローチャートに於けるステップS16の押下されたス
イッチ(SW)によるモード変更処理の動作について説
明する。
【0116】先ず、ステップS51に於いて、ズームア
ップスイッチ(ZUSW)83に立下がりの変化があっ
たか否かが判定される。ここで、ズームアップスイッチ
83が変化されていれば、ステップS52に移行してズ
ームアップのための処理が行われる。その後、本ルーチ
ンを抜ける。
ップスイッチ(ZUSW)83に立下がりの変化があっ
たか否かが判定される。ここで、ズームアップスイッチ
83が変化されていれば、ステップS52に移行してズ
ームアップのための処理が行われる。その後、本ルーチ
ンを抜ける。
【0117】一方、上記ステップS51にてズームアッ
プスイッチが変化していなければ、ステップS53に移
行して、ズームダウンスイッチ(ZDSW)84の立下
がりの変化の有無が判定される。ここで、ズームダウン
スイッチ84が変化されていれば、ステップS54に移
行してズームダウンのための処理が行われる。その後、
本ルーチンを抜ける。
プスイッチが変化していなければ、ステップS53に移
行して、ズームダウンスイッチ(ZDSW)84の立下
がりの変化の有無が判定される。ここで、ズームダウン
スイッチ84が変化されていれば、ステップS54に移
行してズームダウンのための処理が行われる。その後、
本ルーチンを抜ける。
【0118】一方、上記ステップS53にてズームダウ
ンスイッチが変化していなければ、ステップS55に移
行する。そして、このステップS55に於いて、セルフ
スイッチ(SELFSW)85に立下がりの変化があっ
たか否かが判定される。ここで、変化があった場合はス
テップS56へ移行し、変化がなければステップS65
に移行する。
ンスイッチが変化していなければ、ステップS55に移
行する。そして、このステップS55に於いて、セルフ
スイッチ(SELFSW)85に立下がりの変化があっ
たか否かが判定される。ここで、変化があった場合はス
テップS56へ移行し、変化がなければステップS65
に移行する。
【0119】セルフスイッチ85は、上述したように、
オンされる度にセルフタイマ撮影モード、リモコン待機
状態、リモコンマクロ撮影モード、連写モードに順次切
り替わる。したがって、ステップS56で現在のモード
がセルフタイマ撮影モード(セルフモード)であるか否
かが判定される。ここで、セルフタイマ撮影モードであ
った場合は、ステップS57に移行して、リモコン待機
状態にするべくリモコンモードに変更される。
オンされる度にセルフタイマ撮影モード、リモコン待機
状態、リモコンマクロ撮影モード、連写モードに順次切
り替わる。したがって、ステップS56で現在のモード
がセルフタイマ撮影モード(セルフモード)であるか否
かが判定される。ここで、セルフタイマ撮影モードであ
った場合は、ステップS57に移行して、リモコン待機
状態にするべくリモコンモードに変更される。
【0120】一方、セルフタイマ撮影モードでない場合
は、ステップS58に移行して、現在のモードがリモコ
ン待機状態(リモコンモード)であるか否かが判定され
る。ここで、リモコン待機状態であった場合は、ステッ
プS59に移行して、リモコンマクロ撮影モードにする
べくモードが変更される。
は、ステップS58に移行して、現在のモードがリモコ
ン待機状態(リモコンモード)であるか否かが判定され
る。ここで、リモコン待機状態であった場合は、ステッ
プS59に移行して、リモコンマクロ撮影モードにする
べくモードが変更される。
【0121】上記ステップS58にて、リモコンモード
でない場合は、ステップS60に移行して、現在のモー
ドがリモコンマクロ撮影モード(リモコンマクロ)であ
るか否かが判定される。ここで、リモコンマクロ撮影モ
ードであった場合は、ステップS61に移行して、連写
モードにするべくモードが変更される。
でない場合は、ステップS60に移行して、現在のモー
ドがリモコンマクロ撮影モード(リモコンマクロ)であ
るか否かが判定される。ここで、リモコンマクロ撮影モ
ードであった場合は、ステップS61に移行して、連写
モードにするべくモードが変更される。
【0122】また、上記ステップS60にて、リモコン
マクロ撮影モードでない場合は、ステップS62に移行
して、現在のモードが連写モードであるか否かが判定さ
れる。ここで、連写モードであった場合は、ステップS
63に移行して連写モードが解除される。一方、上記ス
テップS62にて連写モードでない場合は、ステップS
64に移行して、セルフスイッチが初めてオンされたも
のとして、セルフタイマ撮影モードにするべくモードが
変更される。
マクロ撮影モードでない場合は、ステップS62に移行
して、現在のモードが連写モードであるか否かが判定さ
れる。ここで、連写モードであった場合は、ステップS
63に移行して連写モードが解除される。一方、上記ス
テップS62にて連写モードでない場合は、ステップS
64に移行して、セルフスイッチが初めてオンされたも
のとして、セルフタイマ撮影モードにするべくモードが
変更される。
【0123】上記ステップS57、S59、S61、S
63及びS64の処理の後は、本ルーチンを抜ける。
63及びS64の処理の後は、本ルーチンを抜ける。
【0124】ステップS65では、スポットスイッチ
(SPOTSW)86がオンされたか否かが判定され
る。ここで、スポットスイッチ86がオンされていれば
ステップS66へ移行し、オンされていなければステッ
プS70に移行する。
(SPOTSW)86がオンされたか否かが判定され
る。ここで、スポットスイッチ86がオンされていれば
ステップS66へ移行し、オンされていなければステッ
プS70に移行する。
【0125】ステップS66では、現在のモードがスポ
ットモードであるか否かが判定される。そして、スポッ
トモード中でない場合は、ステップS67に移行して、
AFセンサによって測光が行われる。次いで、ステップ
S68にて測光値が記憶されて、AEロック中であるこ
とを示すスポットモードが設定される。その後、本ルー
チンを抜ける。
ットモードであるか否かが判定される。そして、スポッ
トモード中でない場合は、ステップS67に移行して、
AFセンサによって測光が行われる。次いで、ステップ
S68にて測光値が記憶されて、AEロック中であるこ
とを示すスポットモードが設定される。その後、本ルー
チンを抜ける。
【0126】一方、上記ステップS66にてスポットモ
ード中であると判定された場合は、ステップS69に移
行する。そして、このステップS69にて、測光値がク
リアされ、AEロックが解除されて、スポットモードが
解除される。その後、本ルーチンを抜ける。
ード中であると判定された場合は、ステップS69に移
行する。そして、このステップS69にて、測光値がク
リアされ、AEロックが解除されて、スポットモードが
解除される。その後、本ルーチンを抜ける。
【0127】ステップS70では、露出モードが絞り優
先モードであるか否かが判定される。その結果、絞り優
先モードである場合はステップS88へ移行し、絞り優
先モードでない場合はステップS71に移行する。
先モードであるか否かが判定される。その結果、絞り優
先モードである場合はステップS88へ移行し、絞り優
先モードでない場合はステップS71に移行する。
【0128】次いで、ステップS71に於いて、露出モ
ードがシャッタスピード優先モードであるか否かが判定
される。ここで、シャッタスピード優先モードである場
合はステップS88へ移行し、シャッタスピード優先モ
ードでない場合はステップS72へ移行する。
ードがシャッタスピード優先モードであるか否かが判定
される。ここで、シャッタスピード優先モードである場
合はステップS88へ移行し、シャッタスピード優先モ
ードでない場合はステップS72へ移行する。
【0129】そして、ステップS72では、露出モード
がマニュアル露出モードであるか否かが判定される。こ
こで、マニュアル露出モードである場合はステップS8
8へ移行し、マニュアル露出モードでない場合はステッ
プS73へ移行する。
がマニュアル露出モードであるか否かが判定される。こ
こで、マニュアル露出モードである場合はステップS8
8へ移行し、マニュアル露出モードでない場合はステッ
プS73へ移行する。
【0130】上記ステップS70〜S72で、何れの露
出モードでもない場合は、標準プログラム撮影モードで
あるので、次に撮影モードについての判定が行われる。
すなわち、ステップS73に於いて風景撮影モードスイ
ッチ(FKSW)87が操作されたか否かが判定され
る。その結果、風景撮影モードスイッチ87が操作され
ていればステップS74に移行し、操作されていなけれ
ばステップS76に移行する。
出モードでもない場合は、標準プログラム撮影モードで
あるので、次に撮影モードについての判定が行われる。
すなわち、ステップS73に於いて風景撮影モードスイ
ッチ(FKSW)87が操作されたか否かが判定され
る。その結果、風景撮影モードスイッチ87が操作され
ていればステップS74に移行し、操作されていなけれ
ばステップS76に移行する。
【0131】ステップS74では合焦用レンズが無限位
置に駆動され、続くステップS75にて、撮影モードが
風景撮影モードに設定される。このとき、連写モードは
オフにされる。その後、本ルーチンを抜ける。
置に駆動され、続くステップS75にて、撮影モードが
風景撮影モードに設定される。このとき、連写モードは
オフにされる。その後、本ルーチンを抜ける。
【0132】また、ステップS76では、ポートレート
撮影モードスイッチ(PRSW)88が操作されたか否
かが判定される。そして、ポートレート撮影モードスイ
ッチ88が操作された場合はステップS77に移行し、
撮影モードがポートレート撮影モードに変更される。こ
のとき、ストロボモードは赤目軽減自動発光モード(A
UTO−S)に設定される。その後、本ルーチンを抜け
る。
撮影モードスイッチ(PRSW)88が操作されたか否
かが判定される。そして、ポートレート撮影モードスイ
ッチ88が操作された場合はステップS77に移行し、
撮影モードがポートレート撮影モードに変更される。こ
のとき、ストロボモードは赤目軽減自動発光モード(A
UTO−S)に設定される。その後、本ルーチンを抜け
る。
【0133】一方、ポートレート撮影モードスイッチ8
8が操作されなかった場合は、ステップS78に移行し
て、ストップアクション撮影モードスイッチ(SAS
W)89が操作されたか否かが判定される。ここで、ス
トップアクション撮影モードスイッチ89が操作されて
いれば、ステップS79に移行して、撮影モードがスト
ップアクション撮影モードに変更される。このとき、ス
トロボモードは赤目軽減自動発光モード(AUTO−
S)から通常自動発光モード(AUTO)に変更され、
給送モードは連写に設定される。
8が操作されなかった場合は、ステップS78に移行し
て、ストップアクション撮影モードスイッチ(SAS
W)89が操作されたか否かが判定される。ここで、ス
トップアクション撮影モードスイッチ89が操作されて
いれば、ステップS79に移行して、撮影モードがスト
ップアクション撮影モードに変更される。このとき、ス
トロボモードは赤目軽減自動発光モード(AUTO−
S)から通常自動発光モード(AUTO)に変更され、
給送モードは連写に設定される。
【0134】上記ステップS78にて、ストップアクシ
ョン撮影モードスイッチ89が操作されない場合は、ス
テップS80に移行して、夜景撮影モードスイッチ(Y
KSW)90が操作されたか否かが判定される。ここ
で、夜景撮影モードスイッチ90が操作されていれば、
ステップS81に移行して、合焦用レンズが無限位置に
駆動される。次いで、ステップS82にて撮影モードが
夜景撮影モードに変更され、ストロボモードは通常自動
発光モード(AUTO)から赤目軽減自動発光モード
(AUTO−S)に変更される。その後、本ルーチンを
抜ける。
ョン撮影モードスイッチ89が操作されない場合は、ス
テップS80に移行して、夜景撮影モードスイッチ(Y
KSW)90が操作されたか否かが判定される。ここ
で、夜景撮影モードスイッチ90が操作されていれば、
ステップS81に移行して、合焦用レンズが無限位置に
駆動される。次いで、ステップS82にて撮影モードが
夜景撮影モードに変更され、ストロボモードは通常自動
発光モード(AUTO)から赤目軽減自動発光モード
(AUTO−S)に変更される。その後、本ルーチンを
抜ける。
【0135】一方、上記ステップS80にて、夜景撮影
モードスイッチ90が操作されていなければ、ステップ
S83に移行して、基本プログラム線図スイッチ(FA
SW)91が操作されたか否かが判定される。ここで、
基本プログラム線図スイッチ91が操作されていればス
テップS84へ移行し、操作されていなければステップ
S88へ移行する。
モードスイッチ90が操作されていなければ、ステップ
S83に移行して、基本プログラム線図スイッチ(FA
SW)91が操作されたか否かが判定される。ここで、
基本プログラム線図スイッチ91が操作されていればス
テップS84へ移行し、操作されていなければステップ
S88へ移行する。
【0136】ステップS84では、合焦用レンズが常焦
点位置値に駆動される。次いで、ステップS85にて、
撮影モードが標準プログラムモードに設定され、更にス
テップS86にてストロボモードが通常自動発光モード
(AUTO)に変更される。
点位置値に駆動される。次いで、ステップS85にて、
撮影モードが標準プログラムモードに設定され、更にス
テップS86にてストロボモードが通常自動発光モード
(AUTO)に変更される。
【0137】そして、ステップS87にて、各種モード
がクリアされる。すなわち、セルフタイマ撮影モード、
リモコンモード、リモコンマクロ撮影モード、連写モー
ド、スポットモード及び露出補正値の解除若しくはクリ
アが行われる。その後、本ルーチンを抜ける。
がクリアされる。すなわち、セルフタイマ撮影モード、
リモコンモード、リモコンマクロ撮影モード、連写モー
ド、スポットモード及び露出補正値の解除若しくはクリ
アが行われる。その後、本ルーチンを抜ける。
【0138】ステップS88に於いては、ストロボスイ
ッチ(STSW)92が操作されたか否かが判定され
る。ここで、ストロボスイッチ92が操作されていなけ
ればステップS97へ移行する。一方、ストロボスイッ
チ92が操作されている場合は、続くステップS89に
て、ストロボがポップアップ中であるか否かが判定され
る。このステップS89にて、ストロボがポップアップ
中でなければステップS97へ移行する。
ッチ(STSW)92が操作されたか否かが判定され
る。ここで、ストロボスイッチ92が操作されていなけ
ればステップS97へ移行する。一方、ストロボスイッ
チ92が操作されている場合は、続くステップS89に
て、ストロボがポップアップ中であるか否かが判定され
る。このステップS89にて、ストロボがポップアップ
中でなければステップS97へ移行する。
【0139】上記ステップS89にて、ストロボがポッ
プアップ中であれば、ストロボモードが判定されるべく
ステップS90に移行する。そして、ステップS90に
て、現在のストロボモードが通常自動発光モード(AU
TO)であるか否かが判定される。ここで、通常自動発
光モードである場合は、ステップS91に移行して赤目
軽減自動発光モード(AUTO−S)に変更された後、
本ルーチンを抜ける。
プアップ中であれば、ストロボモードが判定されるべく
ステップS90に移行する。そして、ステップS90に
て、現在のストロボモードが通常自動発光モード(AU
TO)であるか否かが判定される。ここで、通常自動発
光モードである場合は、ステップS91に移行して赤目
軽減自動発光モード(AUTO−S)に変更された後、
本ルーチンを抜ける。
【0140】一方、上記ステップS90にて、通常自動
発光モードでない場合は、ステップS92に移行して、
現在のモードが赤目軽減自動発光モード(AUTO−
S)であるか否かが判定される。そして、赤目軽減自動
発光モードである場合は、ステップS93に移行して、
強制発光モード(FILL−IN)に変更された後、本
ルーチンを抜ける。
発光モードでない場合は、ステップS92に移行して、
現在のモードが赤目軽減自動発光モード(AUTO−
S)であるか否かが判定される。そして、赤目軽減自動
発光モードである場合は、ステップS93に移行して、
強制発光モード(FILL−IN)に変更された後、本
ルーチンを抜ける。
【0141】また、上記ステップS92にて赤目軽減自
動発光モードでない場合は、ステップS94に移行し
て、現在のモードが強制発光モード(FILL−IN)
であるか否かが判定される。その結果、強制発光モード
(FILL−IN)である場合はね、ステップS95に
移行して、赤目軽減強制発光モード(FILL−IN−
S)に変更され、その後本ルーチンを抜ける。
動発光モードでない場合は、ステップS94に移行し
て、現在のモードが強制発光モード(FILL−IN)
であるか否かが判定される。その結果、強制発光モード
(FILL−IN)である場合はね、ステップS95に
移行して、赤目軽減強制発光モード(FILL−IN−
S)に変更され、その後本ルーチンを抜ける。
【0142】一方、上記ステップS94にて赤目軽減強
制発光モードでない場合は、ステップS96に移行して
通常自動発光モード(AUTO)に変更され、その後本
ルーチンを抜ける。
制発光モードでない場合は、ステップS96に移行して
通常自動発光モード(AUTO)に変更され、その後本
ルーチンを抜ける。
【0143】このように処理を行うことで、ストロボス
イッチ92を押下する度毎に、AUTO→AUTO−S
→FILL−IN→FILL−IN−S→AUTO…
と、順にモードを変更することができるようになる。
イッチ92を押下する度毎に、AUTO→AUTO−S
→FILL−IN→FILL−IN−S→AUTO…
と、順にモードを変更することができるようになる。
【0144】ステップS97では、露出補正スイッチ
(CVSW)93が操作されたか否かが判定される。そ
して、露出補正スイッチ93が操作されていればステッ
プS98へ移行し、操作されていなければステップS1
02へ移行する。
(CVSW)93が操作されたか否かが判定される。そ
して、露出補正スイッチ93が操作されていればステッ
プS98へ移行し、操作されていなければステップS1
02へ移行する。
【0145】ステップS98では、現在のモードがマニ
ュアル露出モードであるか否かが判定される。ここで、
現在がマニュアル露出モードでない場合は、ステップS
99に移行して露出補正モードであるか否かが判定され
る。その結果、露出補正モードでなければ、ステップS
100に移行して、現在のモードが露出補正モードに変
更される。一方、上記ステップS99にて現在のモード
が露出補正モードである場合は、ステップS101に移
行して、露出補正モードが解除される。尚、上記ステッ
プS100及びS101の後は、本ルーチンを抜ける。
ュアル露出モードであるか否かが判定される。ここで、
現在がマニュアル露出モードでない場合は、ステップS
99に移行して露出補正モードであるか否かが判定され
る。その結果、露出補正モードでなければ、ステップS
100に移行して、現在のモードが露出補正モードに変
更される。一方、上記ステップS99にて現在のモード
が露出補正モードである場合は、ステップS101に移
行して、露出補正モードが解除される。尚、上記ステッ
プS100及びS101の後は、本ルーチンを抜ける。
【0146】上記ステップS98にて、マニュアル露出
モードである場合は、ステップS102に移行して、日
付設定スイッチ(DMODSW)94が操作されたか否
かが判定される。ここで、日付設定スイッチ94が操作
されていれば、ステップS103に移行して、現在のモ
ードが写し込みモードに変更される。その後、本ルーチ
ンを抜ける。
モードである場合は、ステップS102に移行して、日
付設定スイッチ(DMODSW)94が操作されたか否
かが判定される。ここで、日付設定スイッチ94が操作
されていれば、ステップS103に移行して、現在のモ
ードが写し込みモードに変更される。その後、本ルーチ
ンを抜ける。
【0147】上記ステップS102にて、日付設定スイ
ッチ94が操作されていなければ、ステップS104に
移行して、日付変更スイッチ(DSETSW)95が操
作されているか否かが判定される。ここで、日付変更ス
イッチ95が操作されていればステップS105に移行
し、操作されていなければステップS107に移行す
る。
ッチ94が操作されていなければ、ステップS104に
移行して、日付変更スイッチ(DSETSW)95が操
作されているか否かが判定される。ここで、日付変更ス
イッチ95が操作されていればステップS105に移行
し、操作されていなければステップS107に移行す
る。
【0148】上記ステップS105では、現在日付の修
正中であるか否かが判定される。ここで、現在修正中で
あれば、ステップS106に移行して修正中のデータが
インクリメントされた後、本ルーチンを抜ける。一方、
上記ステップS105にて修正中でなければ、ステップ
S107に移行する。
正中であるか否かが判定される。ここで、現在修正中で
あれば、ステップS106に移行して修正中のデータが
インクリメントされた後、本ルーチンを抜ける。一方、
上記ステップS105にて修正中でなければ、ステップ
S107に移行する。
【0149】そして、ステップS107〜S110に於
いて、撮影モードの判定が行われる。すなわち、既にイ
メージセレクト釦34によって、「風景撮影モード」、
「ポートレート撮影モード」、「ストップアクション撮
影モード」、「夜景撮影モード」の何れかに設定されて
いる場合はステップS121へ移行する。一方、これら
4つの何れのモードでもない場合は、ステップS111
へ移行する。
いて、撮影モードの判定が行われる。すなわち、既にイ
メージセレクト釦34によって、「風景撮影モード」、
「ポートレート撮影モード」、「ストップアクション撮
影モード」、「夜景撮影モード」の何れかに設定されて
いる場合はステップS121へ移行する。一方、これら
4つの何れのモードでもない場合は、ステップS111
へ移行する。
【0150】このステップS111では、露出モード変
更スイッチ(AEMODSW)96が操作されたか否か
が判定される。ここで、露出モード変更スイッチ96が
操作されていればステップS112へ移行し、操作され
ていなければステップS121へ移行する。
更スイッチ(AEMODSW)96が操作されたか否か
が判定される。ここで、露出モード変更スイッチ96が
操作されていればステップS112へ移行し、操作され
ていなければステップS121へ移行する。
【0151】ステップS112では、現在の露出モード
が標準プログラム撮影モードであるか否かが判定され
る。そして、現在が標準プログラム撮影モードである場
合は、ステップS113に移行して、露出モードが絞り
優先露出モードに変更される。その後、本ルーチンを抜
ける。
が標準プログラム撮影モードであるか否かが判定され
る。そして、現在が標準プログラム撮影モードである場
合は、ステップS113に移行して、露出モードが絞り
優先露出モードに変更される。その後、本ルーチンを抜
ける。
【0152】一方、上記ステップS112にて、現在が
標準プログラム撮影モードでないと判定された場合は、
ステップS114に移行して、現在の露出モードが絞り
優先露出モードであるか否かが判定される。その結果、
現在が絞り優先露出モードである場合は、ステップS1
15に移行して、現在の露出モードがシャッタスピード
優先モードに変更される。その後、本ルーチンを抜け
る。
標準プログラム撮影モードでないと判定された場合は、
ステップS114に移行して、現在の露出モードが絞り
優先露出モードであるか否かが判定される。その結果、
現在が絞り優先露出モードである場合は、ステップS1
15に移行して、現在の露出モードがシャッタスピード
優先モードに変更される。その後、本ルーチンを抜け
る。
【0153】また、上記ステップS114にて、露出モ
ードが絞り優先露出モードでない場合は、ステップS1
16に移行して、現在の露出モードがシャッタスピード
優先露出モードであるか否かが判定される。ここで、露
出モードがシャッタスピード優先露出モードである場合
は、ステップS117に移行して、現在の露出モードが
マニュアル露出モードに変更される。次いで、ステップ
S118にて、露出補正値がクリアされると共に、露出
補正モードが解除される。その後、本ルーチンを抜け
る。
ードが絞り優先露出モードでない場合は、ステップS1
16に移行して、現在の露出モードがシャッタスピード
優先露出モードであるか否かが判定される。ここで、露
出モードがシャッタスピード優先露出モードである場合
は、ステップS117に移行して、現在の露出モードが
マニュアル露出モードに変更される。次いで、ステップ
S118にて、露出補正値がクリアされると共に、露出
補正モードが解除される。その後、本ルーチンを抜け
る。
【0154】これに対し、上記ステップS116に於い
て、現在の露出モードがシャッタスピード優先露出モー
ドでないと判定された場合は、ステップS119に移行
して現在の露出モードがマニュアル露出モードであるか
否かが判定される。そして、マニュアル撮影モードであ
る場合は、ステップS120へ移行して、現在の露出モ
ードが標準プログラム撮影モードに変更される。その
後、本ルーチンを抜ける。一方、上記ステップS119
にて、現在の露出モードがマニュアル露出モードでない
場合は、ステップS121へ移行する。
て、現在の露出モードがシャッタスピード優先露出モー
ドでないと判定された場合は、ステップS119に移行
して現在の露出モードがマニュアル露出モードであるか
否かが判定される。そして、マニュアル撮影モードであ
る場合は、ステップS120へ移行して、現在の露出モ
ードが標準プログラム撮影モードに変更される。その
後、本ルーチンを抜ける。一方、上記ステップS119
にて、現在の露出モードがマニュアル露出モードでない
場合は、ステップS121へ移行する。
【0155】ステップS121では、露出値変更スイッ
チ(AEUPSW)97が操作されたか否かが判定され
る。ここで、露出値変更スイッチ97が操作されない場
合はステップS130に移行するが、操作される場合は
ステップS122に移行する。
チ(AEUPSW)97が操作されたか否かが判定され
る。ここで、露出値変更スイッチ97が操作されない場
合はステップS130に移行するが、操作される場合は
ステップS122に移行する。
【0156】このステップS122では、現在は露出補
正モード中であるか否かが判定される。そして、露出補
正中である場合は、ステップS123に移行して、露出
補正値が0.5EV分増加される。この場合、例えば上
限が2.0EV以上にならないように設定することも可
能である。その後、本ルーチンを抜ける。
正モード中であるか否かが判定される。そして、露出補
正中である場合は、ステップS123に移行して、露出
補正値が0.5EV分増加される。この場合、例えば上
限が2.0EV以上にならないように設定することも可
能である。その後、本ルーチンを抜ける。
【0157】上記ステップS122にて、露出補正モー
ド中でない場合は、ステップS124に移行して、絞り
優先露出モード中であるか否かが判定される。ここで、
絞り優先露出モード中であれば、ステップS125に移
行して、絞り値が0.5EV分増加される。尚、この場
合もカメラの機能上の絞り値としての上限値の設定が可
能である。その後、本ルーチンを抜ける。
ド中でない場合は、ステップS124に移行して、絞り
優先露出モード中であるか否かが判定される。ここで、
絞り優先露出モード中であれば、ステップS125に移
行して、絞り値が0.5EV分増加される。尚、この場
合もカメラの機能上の絞り値としての上限値の設定が可
能である。その後、本ルーチンを抜ける。
【0158】上記ステップS124にて絞り優先露出モ
ード中でない場合は、ステップS126に移行して、現
在シャッタスピード優先モード中であるか否かが判定さ
れる。ここで、シャッタスピード優先モード中であれ
ば、ステップS127に移行して、シャッタスピード値
が0.5EV分増加される。その後、本ルーチンを抜け
る。
ード中でない場合は、ステップS126に移行して、現
在シャッタスピード優先モード中であるか否かが判定さ
れる。ここで、シャッタスピード優先モード中であれ
ば、ステップS127に移行して、シャッタスピード値
が0.5EV分増加される。その後、本ルーチンを抜け
る。
【0159】更に、ステップS126にてシャッタスピ
ード優先モード中でなければ、ステップS128に移行
してマニュアル露出モード中であるか否かが判定され
る。ここで、マニュアル露出モード中であればステップ
S129に移行し、マニュアル露出モード中でなければ
ステップS130に移行する。
ード優先モード中でなければ、ステップS128に移行
してマニュアル露出モード中であるか否かが判定され
る。ここで、マニュアル露出モード中であればステップ
S129に移行し、マニュアル露出モード中でなければ
ステップS130に移行する。
【0160】ステップS129に於いては、露出補正ス
イッチ(CVSW)93の操作状態に応じて、絞り値ま
たはシャッタスピード値が切り換えられる。すなわち、
ステップS129にて、露出補正スイッチ93がオンさ
れていれば、上記ステップS125に移行して絞り値が
変更される。一方、ステップS129にて、露出補正ス
イッチ93がオフであれば、上記ステップS127に移
行してシャッタスピード値が変更される。
イッチ(CVSW)93の操作状態に応じて、絞り値ま
たはシャッタスピード値が切り換えられる。すなわち、
ステップS129にて、露出補正スイッチ93がオンさ
れていれば、上記ステップS125に移行して絞り値が
変更される。一方、ステップS129にて、露出補正ス
イッチ93がオフであれば、上記ステップS127に移
行してシャッタスピード値が変更される。
【0161】また、ステップS130では、露出値変更
スイッチ(AEDNSW)98が操作されたか否かが判
定される。ここで、露出値変更スイッチ98が操作され
ない場合は本ルーチンを抜け、操作される場合はステッ
プS131に移行する。
スイッチ(AEDNSW)98が操作されたか否かが判
定される。ここで、露出値変更スイッチ98が操作され
ない場合は本ルーチンを抜け、操作される場合はステッ
プS131に移行する。
【0162】このステップS131では、現在は露出補
正モード中であるか否かが判定される。そして、露出補
正中である場合は、ステップS132に移行して、露出
補正値が0.5EV分減少される。この場合、例えば下
限が−2.0EV以上にならないように設定することも
可能である。その後、本ルーチンを抜ける。
正モード中であるか否かが判定される。そして、露出補
正中である場合は、ステップS132に移行して、露出
補正値が0.5EV分減少される。この場合、例えば下
限が−2.0EV以上にならないように設定することも
可能である。その後、本ルーチンを抜ける。
【0163】上記ステップS131にて、露出補正モー
ド中でない場合は、ステップS133に移行して、絞り
優先露出モード中であるか否かが判定される。ここで、
絞り優先露出モード中であれば、ステップS134に移
行して、絞り値が0.5EV分減少される。尚、この場
合もカメラの機能上の絞り値としての下限値の設定が可
能である。その後、本ルーチンを抜ける。
ド中でない場合は、ステップS133に移行して、絞り
優先露出モード中であるか否かが判定される。ここで、
絞り優先露出モード中であれば、ステップS134に移
行して、絞り値が0.5EV分減少される。尚、この場
合もカメラの機能上の絞り値としての下限値の設定が可
能である。その後、本ルーチンを抜ける。
【0164】上記ステップS133にて絞り優先露出モ
ード中でない場合は、ステップS135に移行して、現
在シャッタスピード優先モード中であるか否かが判定さ
れる。ここで、シャッタスピード優先モード中であれ
ば、ステップS136に移行して、シャッタスピード値
が0.5EV分減少される。その後、本ルーチンを抜け
る。
ード中でない場合は、ステップS135に移行して、現
在シャッタスピード優先モード中であるか否かが判定さ
れる。ここで、シャッタスピード優先モード中であれ
ば、ステップS136に移行して、シャッタスピード値
が0.5EV分減少される。その後、本ルーチンを抜け
る。
【0165】更に、ステップS135にてシャッタスピ
ード優先モード中でなければ、ステップS137に移行
してマニュアル露出モード中であるか否かが判定され
る。ここで、マニュアル露出モード中であればステップ
S138に移行し、マニュアル露出モード中でなければ
本ルーチンを抜ける。
ード優先モード中でなければ、ステップS137に移行
してマニュアル露出モード中であるか否かが判定され
る。ここで、マニュアル露出モード中であればステップ
S138に移行し、マニュアル露出モード中でなければ
本ルーチンを抜ける。
【0166】ステップS138に於いては、露出補正ス
イッチ(CVSW)93の操作状態に応じて、絞り値ま
たはシャッタスピード値が切り換えられる。すなわち、
ステップS138にて、露出補正スイッチ93がオンさ
れていれば、上記ステップS134に移行して絞り値が
変更される。一方、ステップS138にて、露出補正ス
イッチ93がオフであれば、上記ステップS136に移
行してシャッタスピード値が変更される。
イッチ(CVSW)93の操作状態に応じて、絞り値ま
たはシャッタスピード値が切り換えられる。すなわち、
ステップS138にて、露出補正スイッチ93がオンさ
れていれば、上記ステップS134に移行して絞り値が
変更される。一方、ステップS138にて、露出補正ス
イッチ93がオフであれば、上記ステップS136に移
行してシャッタスピード値が変更される。
【0167】図14は、上述した第1の実施の形態に於
ける赤目軽減プリ発光と閃光発光(露出時の本発光)の
動作を説明するタイミングチャートである。
ける赤目軽減プリ発光と閃光発光(露出時の本発光)の
動作を説明するタイミングチャートである。
【0168】同図に於いて、時間t1 は上述したストロ
ボ発光装置7の1発の発光時間であり、この時間t1 を
変化させることにより、発光光量が制御されるようにな
っている。時間t2 は発光の間隔であり、例えば40m
sec.に設定され、そして赤目軽減プリ発光時間t3
は約1sec.となる。
ボ発光装置7の1発の発光時間であり、この時間t1 を
変化させることにより、発光光量が制御されるようにな
っている。時間t2 は発光の間隔であり、例えば40m
sec.に設定され、そして赤目軽減プリ発光時間t3
は約1sec.となる。
【0169】いま、セカンドレリーズスイッチ82がオ
ンされると、発光制御信号に基いてストロボ発光装置7
で赤目軽減プリ発光が行われる。この発光終了後、先幕
のマグネット66がオンされて吸着状態にされ(先幕走
行)、続いて後幕のマグネット67がオンされて吸着状
態にされる(後幕走行)。
ンされると、発光制御信号に基いてストロボ発光装置7
で赤目軽減プリ発光が行われる。この発光終了後、先幕
のマグネット66がオンされて吸着状態にされ(先幕走
行)、続いて後幕のマグネット67がオンされて吸着状
態にされる(後幕走行)。
【0170】そして、図示されないクイックリターンミ
ラーがアップされて、先幕のマグネット66がオフ(先
幕走行終了)にされた後、ストロボ発光スイッチ(XS
W)109がオンされる。これにより、発光制御信号が
出力されてストロボ発光装置7による閃光発光(露出時
の本発光)が行われる。
ラーがアップされて、先幕のマグネット66がオフ(先
幕走行終了)にされた後、ストロボ発光スイッチ(XS
W)109がオンされる。これにより、発光制御信号が
出力されてストロボ発光装置7による閃光発光(露出時
の本発光)が行われる。
【0171】その後、露光時間が経過すると、後幕のマ
グネット67がオフにされる(後幕走行終了)。そし
て、図示されないクイックリターンミラーがダウンされ
ると共にシャッタチャージが行われて、露出のシーケン
スが終了する。
グネット67がオフにされる(後幕走行終了)。そし
て、図示されないクイックリターンミラーがダウンされ
ると共にシャッタチャージが行われて、露出のシーケン
スが終了する。
【0172】このように、露出演算の結果のEV値が大
きい場合には赤目軽減のプリ発光量を小さく、EV値が
小さい場合には大きくする。
きい場合には赤目軽減のプリ発光量を小さく、EV値が
小さい場合には大きくする。
【0173】次に、図15乃至図17を参照して、この
発明の第2の実施の形態について説明する。
発明の第2の実施の形態について説明する。
【0174】図15は、この発明の第2の実施の形態を
説明するフローチャートの一部であり、上述した図6の
フローチャートに於けるステップS22〜S27をステ
ップS141〜S147に置き換えたものである。ま
た、図16はポートレートモードに於けるステップS4
3の露出演算で使用されるプログラム線図の例を示した
もので、(a)は該ストロボ発光装置7が格納された状
態(ストロボオフ時)のプログラム線図、(b)はスト
ロボ発光装置7がポップアップされた状態(ストロボオ
ート時)のプログラム線図である。図17は、第2の実
施の形態に於ける赤目軽減プリ発光とフラット発光の動
作を説明するタイミングチャートである。
説明するフローチャートの一部であり、上述した図6の
フローチャートに於けるステップS22〜S27をステ
ップS141〜S147に置き換えたものである。ま
た、図16はポートレートモードに於けるステップS4
3の露出演算で使用されるプログラム線図の例を示した
もので、(a)は該ストロボ発光装置7が格納された状
態(ストロボオフ時)のプログラム線図、(b)はスト
ロボ発光装置7がポップアップされた状態(ストロボオ
ート時)のプログラム線図である。図17は、第2の実
施の形態に於ける赤目軽減プリ発光とフラット発光の動
作を説明するタイミングチャートである。
【0175】第2の実施の形態では、ポートレートモー
ドで撮影する場合の例について説明する。
ドで撮影する場合の例について説明する。
【0176】ポートレートモードでは、必ずストロボ発
光装置7が発光されるように設定されている。そして、
例えば、EV値が11以下の場合は閃光発光が行われる
が、それより大きい場合は、ストロボを高周波で連続し
て発光する、いわゆるフラット発光が行われる。このフ
ラット発光については周知であるので詳細な説明は省略
する。
光装置7が発光されるように設定されている。そして、
例えば、EV値が11以下の場合は閃光発光が行われる
が、それより大きい場合は、ストロボを高周波で連続し
て発光する、いわゆるフラット発光が行われる。このフ
ラット発光については周知であるので詳細な説明は省略
する。
【0177】そして、カメラ本体1側のメインCPU4
0に於ける処理動作に於いて、ステップS20及びS2
1でファーストレリーズスイッチ81及びセカンドレリ
ーズスイッチ82の何れもがオンになると、ステップS
141に移行する。
0に於ける処理動作に於いて、ステップS20及びS2
1でファーストレリーズスイッチ81及びセカンドレリ
ーズスイッチ82の何れもがオンになると、ステップS
141に移行する。
【0178】このステップS141では、ポートレート
モードであるか否かが判定される。ここで、ポートレー
トモードでなければステップS28へ移行し、ポートレ
ートモードであればステップS142へ移行する。
モードであるか否かが判定される。ここで、ポートレー
トモードでなければステップS28へ移行し、ポートレ
ートモードであればステップS142へ移行する。
【0179】このステップS142では、ストロボ発光
要求があるか否かが判定される。このストロボ発光要求
は、上述したステップS18中の測光演算に於いて、ポ
ートレートモードであって、ストロボ発光装置7がポッ
プアップされていれば、ストロボ発光要求があるという
ことになる。
要求があるか否かが判定される。このストロボ発光要求
は、上述したステップS18中の測光演算に於いて、ポ
ートレートモードであって、ストロボ発光装置7がポッ
プアップされていれば、ストロボ発光要求があるという
ことになる。
【0180】ステップS142にて、ストロボ発光要求
がない場合はステップS28へ移行し、要求がある場合
はステップS143に移行する。そして、ステップS1
43にて、赤目軽減自動発光モード(AUTO−S)、
若しくは赤目軽減強制発光モード(FILL−IN−
S)であるか否かが判定される。その結果、赤目軽減自
動発光モードでなければステップS28へ移行し、赤目
軽減自動発光モードであればステップS144へ移行す
る。
がない場合はステップS28へ移行し、要求がある場合
はステップS143に移行する。そして、ステップS1
43にて、赤目軽減自動発光モード(AUTO−S)、
若しくは赤目軽減強制発光モード(FILL−IN−
S)であるか否かが判定される。その結果、赤目軽減自
動発光モードでなければステップS28へ移行し、赤目
軽減自動発光モードであればステップS144へ移行す
る。
【0181】ステップS144では、シャッタスピード
が、図16にのプログラム線図に示される全開秒時であ
る1/90sec.を基準として比較される。すなわ
ち、シャッタスピードが1/90sec.より遅けれ
ば、ステップS145に移行して、ストロボ発光装置7
の1発の発光時間が16μsec.(16μS)に設定
される。シャッタスピードが1/90sec.より速け
れば、ステップS146に移行して、ストロボ発光装置
7の1発の発光時間が6μsec.(6μS)に設定さ
れる。これらの発光時間は、図17のタイミングチャー
トに於いてt4 で示される時間である。
が、図16にのプログラム線図に示される全開秒時であ
る1/90sec.を基準として比較される。すなわ
ち、シャッタスピードが1/90sec.より遅けれ
ば、ステップS145に移行して、ストロボ発光装置7
の1発の発光時間が16μsec.(16μS)に設定
される。シャッタスピードが1/90sec.より速け
れば、ステップS146に移行して、ストロボ発光装置
7の1発の発光時間が6μsec.(6μS)に設定さ
れる。これらの発光時間は、図17のタイミングチャー
トに於いてt4 で示される時間である。
【0182】上記ステップS145またはステップS1
46にて発光時間が設定されたならば、続くステップS
147にて赤目プリ発光が行われた後、ステップS28
の露出の処理に移行する。
46にて発光時間が設定されたならば、続くステップS
147にて赤目プリ発光が行われた後、ステップS28
の露出の処理に移行する。
【0183】尚、図17のタイミングチャートに於い
て、上述した第1の実施の形態に於ける図14タイミン
グチャートとは、以下の点が異なっている。
て、上述した第1の実施の形態に於ける図14タイミン
グチャートとは、以下の点が異なっている。
【0184】すなわち、第1の実施の形態ではストロボ
発光スイッチ(XSW)109がオンされた後に、発光
制御信号が出力されてストロボ発光装置7による閃光発
光(本発光)が行われたのに対し、第2の実施の形態で
は、先幕走行が開始すると同時に発光制御信号が出力さ
れて、ストロボ発光装置7によるフラット発光がなされ
る点である。
発光スイッチ(XSW)109がオンされた後に、発光
制御信号が出力されてストロボ発光装置7による閃光発
光(本発光)が行われたのに対し、第2の実施の形態で
は、先幕走行が開始すると同時に発光制御信号が出力さ
れて、ストロボ発光装置7によるフラット発光がなされ
る点である。
【0185】その後、露光時間が経過すると、後幕のマ
グネット67がオフにされる(後幕走行開始)。そし
て、後幕の走行に要する所定時間後に、図示されないメ
インミラーがダウンされると共にシャッタチャージが行
われて、露出のシーケンスが終了する。
グネット67がオフにされる(後幕走行開始)。そし
て、後幕の走行に要する所定時間後に、図示されないメ
インミラーがダウンされると共にシャッタチャージが行
われて、露出のシーケンスが終了する。
【0186】このように、シャッタスピードが早い場合
には赤目軽減のプリ発光量を小さく、シャッタスピード
が遅い場合には赤目軽減のプリ発光量を大きくする。
には赤目軽減のプリ発光量を小さく、シャッタスピード
が遅い場合には赤目軽減のプリ発光量を大きくする。
【0187】次に、この発明の第3の実施の形態を説明
する。
する。
【0188】図18は、この発明の第3の実施の形態を
説明するフローチャートの一部であり、上述した図6の
フローチャートに於けるステップS24〜S27をステ
ップS151〜S154に置き換えたものである。ま
た、図19は強制発光モード(FILL−IN)に於け
るステップS43の露出演算で使用されるプログラム線
図である。
説明するフローチャートの一部であり、上述した図6の
フローチャートに於けるステップS24〜S27をステ
ップS151〜S154に置き換えたものである。ま
た、図19は強制発光モード(FILL−IN)に於け
るステップS43の露出演算で使用されるプログラム線
図である。
【0189】第3の実施の形態では、強制発光モード
(FILL−IN)で撮影する場合の例について説明す
る。
(FILL−IN)で撮影する場合の例について説明す
る。
【0190】カメラ本体1側のメインCPU40に於け
る処理動作に於いて、ステップS22及びS23でスト
ロボ発光要求及び赤目軽減自動発光モード(AUTO−
S)であると判定された場合に、ステップS151にて
EV値が所定の基準値と比較される。その結果、例えば
EV値が13以上であればステップS152へ移行し、
EV値が13より小さければステップS153へ移行す
る。
る処理動作に於いて、ステップS22及びS23でスト
ロボ発光要求及び赤目軽減自動発光モード(AUTO−
S)であると判定された場合に、ステップS151にて
EV値が所定の基準値と比較される。その結果、例えば
EV値が13以上であればステップS152へ移行し、
EV値が13より小さければステップS153へ移行す
る。
【0191】ステップS152では、ストロボ発光装置
7の1発の発光時間が6μsec.(6μS)に設定さ
れる。一方、ステップS153では、ストロボ発光装置
7の1発の発光時間が16μsec.(16μS)に設
定される。そして、上記ステップS152またはステッ
プS153にて発光時間が設定されたならば、続くステ
ップS154にて赤目プリ発光が行われた後、ステップ
S28の露出の処理に移行する。
7の1発の発光時間が6μsec.(6μS)に設定さ
れる。一方、ステップS153では、ストロボ発光装置
7の1発の発光時間が16μsec.(16μS)に設
定される。そして、上記ステップS152またはステッ
プS153にて発光時間が設定されたならば、続くステ
ップS154にて赤目プリ発光が行われた後、ステップ
S28の露出の処理に移行する。
【0192】このように、被写界輝度が明るい場合には
赤目軽減のプリ発光量を小さく、暗い場合には大きくす
る。
赤目軽減のプリ発光量を小さく、暗い場合には大きくす
る。
【0193】次に、この発明の第4の実施の形態を説明
する。
する。
【0194】この第4の実施の形態は、レンズシャッタ
タイプのカメラに適用される例について説明する。
タイプのカメラに適用される例について説明する。
【0195】図20は第4の実施の形態に於けるカメラ
のレリーズ後の一連のカメラ動作を説明するタイミング
チャート、図21及び図22は第4の実施の形態に於け
るカメラのファーストレリーズ後の動作を説明するフロ
ーチャートである。
のレリーズ後の一連のカメラ動作を説明するタイミング
チャート、図21及び図22は第4の実施の形態に於け
るカメラのファーストレリーズ後の動作を説明するフロ
ーチャートである。
【0196】ファーストレリーズスイッチがオンされる
と本ルーチンに入る。そして、先ずステップS61にて
測距及び測光が行われ、続いてステップS162にて、
レンズを合焦させるための繰り出し量が計算される。次
いで、ステップS163にて、測距データDからDV
(=log2 D2 )値が算出され、更にステップS16
4にて、フィルムのDXコードが読み取られてSV値が
算出される。
と本ルーチンに入る。そして、先ずステップS61にて
測距及び測光が行われ、続いてステップS162にて、
レンズを合焦させるための繰り出し量が計算される。次
いで、ステップS163にて、測距データDからDV
(=log2 D2 )値が算出され、更にステップS16
4にて、フィルムのDXコードが読み取られてSV値が
算出される。
【0197】ステップS165では、測光値BVとフィ
ルム感度SVとから露出量であるEV値が求められる。
そして、このEV値を基に、ステップS166にて秒時
が計算される。
ルム感度SVとから露出量であるEV値が求められる。
そして、このEV値を基に、ステップS166にて秒時
が計算される。
【0198】上記ステップS161〜S166の処理
が、図20のタイミングチャートに示される測距、測
光、秒時演算(a)に対応する。
が、図20のタイミングチャートに示される測距、測
光、秒時演算(a)に対応する。
【0199】続く、図20のタイミングチャートに示す
充電電圧チェックと発光の判断(b)に対応するステッ
プS167〜S187の処理は、発光の判断(b1)を
行うステップS167〜S181(図21参照)と、発
光タイミング、発光時間算出(b2)を行うステップS
182〜S187(図22参照)とから成る。
充電電圧チェックと発光の判断(b)に対応するステッ
プS167〜S187の処理は、発光の判断(b1)を
行うステップS167〜S181(図21参照)と、発
光タイミング、発光時間算出(b2)を行うステップS
182〜S187(図22参照)とから成る。
【0200】ここで、この第4の実施の形態に於けるカ
メラには、4つのストロボモード、すなわち、強制発光
モード、ストロボオフモード、赤目低減モード及びノー
マルモードがある。また、発光フラグは本発光するとき
に“1”、しないとき“0”のフラグであり、プリ発光
フラグは、プリ発光するときに“1”、しないとき
“0”のフラグである。
メラには、4つのストロボモード、すなわち、強制発光
モード、ストロボオフモード、赤目低減モード及びノー
マルモードがある。また、発光フラグは本発光するとき
に“1”、しないとき“0”のフラグであり、プリ発光
フラグは、プリ発光するときに“1”、しないとき
“0”のフラグである。
【0201】ステップS167にて、プリ発光フラグが
“0”とされると、続くステップS168に於いて強制
発光モードであるか否かが判定される。ここで、強制発
光モードであれば、ステップS177へ移行して発光フ
ラグに“1”がセットされる。一方、上記ステップS1
68にて強制発光モードでない場合は、ステップS16
9に移行してストロボの状態が判定される。
“0”とされると、続くステップS168に於いて強制
発光モードであるか否かが判定される。ここで、強制発
光モードであれば、ステップS177へ移行して発光フ
ラグに“1”がセットされる。一方、上記ステップS1
68にて強制発光モードでない場合は、ステップS16
9に移行してストロボの状態が判定される。
【0202】ステップS169にて、ストロボオフであ
ればステップS173に移行して発光フラグに“0”が
セットされ、ストロボオンであればステップS170へ
移行する。
ればステップS173に移行して発光フラグに“0”が
セットされ、ストロボオンであればステップS170へ
移行する。
【0203】このステップS170では、手振れ秒時が
計算される。そして、続くステップS171では、ノー
マルモード或いは赤目低減モードの場合に、EV値から
求められた秒時が手振れ秒時(手振れになりやすくなる
秒時で通常焦点距離の逆数)と比較される。その結果、
EV値から求められた秒時が手振れ秒時より速い場合は
ステップS172へ移行し、遅い場合はステップS17
4へ、それぞれ移行する。
計算される。そして、続くステップS171では、ノー
マルモード或いは赤目低減モードの場合に、EV値から
求められた秒時が手振れ秒時(手振れになりやすくなる
秒時で通常焦点距離の逆数)と比較される。その結果、
EV値から求められた秒時が手振れ秒時より速い場合は
ステップS172へ移行し、遅い場合はステップS17
4へ、それぞれ移行する。
【0204】そして、ステップS172では、逆光か否
かが判定される。ここで、順光ならば、ステップS17
3へ移行して発光フラグに“0”がセットされる。一
方、逆光であればステップS175へ移行する。
かが判定される。ここで、順光ならば、ステップS17
3へ移行して発光フラグに“0”がセットされる。一
方、逆光であればステップS175へ移行する。
【0205】上記ステップS174では、秒時が手振れ
の秒時に決定される。次いで、ステップS175に於い
て、赤目低減モードであるか否かが判定される。ここ
で、赤目低減モードであれば、ステップS176に移行
してプリ発光フラグに“1”がセットされる。一方、赤
目低減モードでなければ、ステップS177へ移行して
発光フラグに“1”がセットされる。
の秒時に決定される。次いで、ステップS175に於い
て、赤目低減モードであるか否かが判定される。ここ
で、赤目低減モードであれば、ステップS176に移行
してプリ発光フラグに“1”がセットされる。一方、赤
目低減モードでなければ、ステップS177へ移行して
発光フラグに“1”がセットされる。
【0206】この後、ステップS178にて充電電圧が
検出され、続くステップS179に於いて充電電圧が判
定される。
検出され、続くステップS179に於いて充電電圧が判
定される。
【0207】ここで、充電電圧が260Vより低けれ
ば、ステップS180に移行して発光フラグに“0”が
セットされる。次いで、ステップS181にてプリ発光
フラグにも“0”がされると、ステップS182へ移行
する。
ば、ステップS180に移行して発光フラグに“0”が
セットされる。次いで、ステップS181にてプリ発光
フラグにも“0”がされると、ステップS182へ移行
する。
【0208】以上で発光の判断(b1)を行う処理が終
了する。
了する。
【0209】次に、発光タイミング及び発光時間の算出
(b2)の処理に入る。
(b2)の処理に入る。
【0210】すなわち、ステップS182では、絞り値
AVxが計算される。次いで、ステップS183に於い
て、この値AVxが所定値より大きいか否かが判定され
る。
AVxが計算される。次いで、ステップS183に於い
て、この値AVxが所定値より大きいか否かが判定され
る。
【0211】ここで、AVxが所定値より小さい、つま
り遠距離側であれば、ステップS184に移行して
GVM、SV、DVより発光タイミングが演算される。こ
れにより、絞り制御が実行される。このとき、ステップ
S185にて、発光時間は略フル発光時間にされる。
り遠距離側であれば、ステップS184に移行して
GVM、SV、DVより発光タイミングが演算される。こ
れにより、絞り制御が実行される。このとき、ステップ
S185にて、発光時間は略フル発光時間にされる。
【0212】一方、ステップS183に於いて絞り値A
Vxが所定値以上、つまり近距離側であれば、ステップ
S186に移行して発光タイミングが所定の発光タイミ
ングにされる。その後、ステップS187にて、SV、
DVから発光時間が演算される。これによって、ストロ
ボのガイドナンバ(GNo.)制御が実行される。
Vxが所定値以上、つまり近距離側であれば、ステップ
S186に移行して発光タイミングが所定の発光タイミ
ングにされる。その後、ステップS187にて、SV、
DVから発光時間が演算される。これによって、ストロ
ボのガイドナンバ(GNo.)制御が実行される。
【0213】次に、ステップS188にて、レンズの繰
り出しが行われる。この処理は、図20に示されるタイ
ミングチャートの(c)に対応する。
り出しが行われる。この処理は、図20に示されるタイ
ミングチャートの(c)に対応する。
【0214】そして、図20のタイミングチャートの
(d)に対応する表示処理が実行される。
(d)に対応する表示処理が実行される。
【0215】すなわち、ステップS189に於いて、セ
カンドレリーズスイッチの状態が判定される。そして、
セカンドレリーズスイッチがオンされないと、ステップ
S190に移行して表示処理がなされ、更にステップS
191にてファーストレリーズスイッチの状態が判定さ
れる。このステップS189〜S191の待機期間中
に、セカンドレリーズスイッチがオンされるとステップ
S192へ移行する。
カンドレリーズスイッチの状態が判定される。そして、
セカンドレリーズスイッチがオンされないと、ステップ
S190に移行して表示処理がなされ、更にステップS
191にてファーストレリーズスイッチの状態が判定さ
れる。このステップS189〜S191の待機期間中
に、セカンドレリーズスイッチがオンされるとステップ
S192へ移行する。
【0216】これに対し、この待機期間中に、ファース
トレリーズスイッチがオフになると、ステップS200
へ移行する。そして、このステップS200にて、レン
ズセットがなされてHALTになり、スタンバイ状態と
なる。上記ステップS200は図20のタイミングチャ
ートの(h)に対応する。
トレリーズスイッチがオフになると、ステップS200
へ移行する。そして、このステップS200にて、レン
ズセットがなされてHALTになり、スタンバイ状態と
なる。上記ステップS200は図20のタイミングチャ
ートの(h)に対応する。
【0217】上記ステップS189にて、セカンドレリ
ーズスイッチがオンされると、ステップS192〜S1
97から成るプリ発光(但し、赤目低減モード時のみ)
に移行する。このプリ発光の処理は、図20のタイミン
グチャートの(e)に対応する。
ーズスイッチがオンされると、ステップS192〜S1
97から成るプリ発光(但し、赤目低減モード時のみ)
に移行する。このプリ発光の処理は、図20のタイミン
グチャートの(e)に対応する。
【0218】すなわち、ステップS192にて、プリ発
光フラグが判定される。ここで、プリ発光フラグが
“0”であればステップS198へ移行する。一方、プ
リ発光フラグが“1”であれば、ステップS193へ移
行して発光回数Nに所定回数(本実施の形態に於いては
11とする)がセットされる。次いで、ステップS19
4でプリ発光が行われ、続くステップS195でデクリ
メントされる。
光フラグが判定される。ここで、プリ発光フラグが
“0”であればステップS198へ移行する。一方、プ
リ発光フラグが“1”であれば、ステップS193へ移
行して発光回数Nに所定回数(本実施の形態に於いては
11とする)がセットされる。次いで、ステップS19
4でプリ発光が行われ、続くステップS195でデクリ
メントされる。
【0219】更に、ステップS196にてボローの有無
が判定され、無い場合はステップS197に移行して5
0msec.待機された後、上記ステップS194へ移
行する。
が判定され、無い場合はステップS197に移行して5
0msec.待機された後、上記ステップS194へ移
行する。
【0220】このようにして、50msec.毎に(N
+1)回のプリ発光が行われる。
+1)回のプリ発光が行われる。
【0221】ステップS198では、サブルーチン“S
HUTR”により露光動作が行われる。この処理は、図
20のタイミングチャートの(f)に対応する。
HUTR”により露光動作が行われる。この処理は、図
20のタイミングチャートの(f)に対応する。
【0222】更に、ステップS199では、図20のタ
イミングチャートの(g)に対応する1駒巻き上げが実
行される。その後、ステップS200へ移行する。
イミングチャートの(g)に対応する1駒巻き上げが実
行される。その後、ステップS200へ移行する。
【0223】次に、この発明の第5の実施の形態を説明
する。
する。
【0224】この第5の実施の形態は、被写体までの距
離に応じてプリ発光時間を変化させる例である。
離に応じてプリ発光時間を変化させる例である。
【0225】図23は、この発明の第5の実施の形態に
よるカメラのプリ発光時間を表した図である。
よるカメラのプリ発光時間を表した図である。
【0226】同図に於いて、プリ発光時間(t1 )は、
被写体距離lと被写界輝度BV値に応じて変更が可能に
設定される。こうした対応値をテーブル化して参照し、
ストロボの発光光量を変化させるようにすることもでき
る。
被写体距離lと被写界輝度BV値に応じて変更が可能に
設定される。こうした対応値をテーブル化して参照し、
ストロボの発光光量を変化させるようにすることもでき
る。
【0227】次に、この発明の第6の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0228】上述した第1乃至第5の実施の形態では、
赤目軽減のプリ発光をストロボ発光装置によって行って
いたが、これに限られるものではない。
赤目軽減のプリ発光をストロボ発光装置によって行って
いたが、これに限られるものではない。
【0229】図24に示される第6の実施の形態では、
上述したストロボ発光装置に代えてランプが使用されて
いる。すなわち、ランプ115と制御トランジスタ11
6とで構成されたプリ発光用の回路が使用される。
上述したストロボ発光装置に代えてランプが使用されて
いる。すなわち、ランプ115と制御トランジスタ11
6とで構成されたプリ発光用の回路が使用される。
【0230】このような構成に於いて、ランプ115に
流れる電流が、制御トランジスタ116によって制御さ
れる。これにより、ランプ115の明るさが切り換えら
れる。
流れる電流が、制御トランジスタ116によって制御さ
れる。これにより、ランプ115の明るさが切り換えら
れる。
【0231】また、図25は第6の実施の形態の変形例
を示したもので、ストロボ発光装置に代えてLED11
7が使用された例を示した図である。
を示したもので、ストロボ発光装置に代えてLED11
7が使用された例を示した図である。
【0232】この場合、プリ発光用の回路のLED11
7に流れる電流が制御トランジスタ116で制御される
ことにより、LED117の明るさが切り換えられるよ
うになっている。
7に流れる電流が制御トランジスタ116で制御される
ことにより、LED117の明るさが切り換えられるよ
うになっている。
【0233】尚、この発明の上記実施の形態によれば、
以下の如き構成を得ることができる。
以下の如き構成を得ることができる。
【0234】すなわち、
(付記項1) 被写界輝度を測定して、測光値を出力す
る測光手段と、上記測光値から、少なくとも絞り値と、
シャッタスピード値の露出値を演算する露出演算手段
と、ストロボの光量を制御して発光を行うストロボ発光
手段と、露出時の発光に先立って少なくとも2種類の発
光量を選択でき、選択した発光量で所定回数、連続して
発光し赤目を軽減するためのプリ発光を行う赤目プリ発
光手段と、上記シャッタスピード値に応じてプリ発光時
の発光量を切換える制御手段と、を具備することを特徴
とするカメラ。
る測光手段と、上記測光値から、少なくとも絞り値と、
シャッタスピード値の露出値を演算する露出演算手段
と、ストロボの光量を制御して発光を行うストロボ発光
手段と、露出時の発光に先立って少なくとも2種類の発
光量を選択でき、選択した発光量で所定回数、連続して
発光し赤目を軽減するためのプリ発光を行う赤目プリ発
光手段と、上記シャッタスピード値に応じてプリ発光時
の発光量を切換える制御手段と、を具備することを特徴
とするカメラ。
【0235】(付記項2) 上記制御手段は、上記シャ
ッタスピード値に応じて低速時のプリ発光の発光量を大
きくし、高速時のプリ発光は発光量を小さくすることを
特徴とする付記項1に記載のカメラ。
ッタスピード値に応じて低速時のプリ発光の発光量を大
きくし、高速時のプリ発光は発光量を小さくすることを
特徴とする付記項1に記載のカメラ。
【0236】(付記項3) 上記制御手段は、上記シャ
ッタスピード値に於いて、フォーカルプレーンシャッタ
の全開秒時に対して、低速時のプリ発光の発光量を大き
くし、高速時のプリ発光の発光量を小さくすることを特
徴とする付記項2に記載のカメラ。
ッタスピード値に於いて、フォーカルプレーンシャッタ
の全開秒時に対して、低速時のプリ発光の発光量を大き
くし、高速時のプリ発光の発光量を小さくすることを特
徴とする付記項2に記載のカメラ。
【0237】(付記項4) 被写界輝度を測定して、測
光値を出力する測光手段と、上記測光値に応じて露出を
行う露出手段と、ストロボの光量を制御して発光を行う
ストロボ発光手段と、露出時のストロボ発光に先立って
大小の少なくとも2種類の発光量を選択可能で、選択し
た発光量で所定回数、連続して発光し赤目を軽減するた
めのプリ発光を行う赤目プリ発光手段と、露出時の発光
に先立って小発光量で所定回数、連続して発光する赤目
プリ発光モードと、プリ発光を行わない通常モードとを
少なくとも選択可能なプリ発光モード切換手段と、少な
くとも2種類の撮影モードを選択可能であり、測光値が
低輝度のときにストロボ発光する第1の撮影モードと、
測光値によらず必ずストロボ発光を行う第2の撮影モー
ドとを選択する撮影モード選択手段と、上記第1の撮影
モードに於いて、測光値が低輝度で、赤目プリ発光モー
ドが選択されているときには、大光量のプリ発光を行っ
た後に、ストロボを発光させて露出を行い、上記第2の
撮影モードに於いて、測光値が低輝度の場合は大光量の
プリ発光後に、測光値が高輝度の場合は小発光量のプリ
発光後に、ストロボを発光させて露出を行う制御手段
と、を具備することを特徴とするカメラ。
光値を出力する測光手段と、上記測光値に応じて露出を
行う露出手段と、ストロボの光量を制御して発光を行う
ストロボ発光手段と、露出時のストロボ発光に先立って
大小の少なくとも2種類の発光量を選択可能で、選択し
た発光量で所定回数、連続して発光し赤目を軽減するた
めのプリ発光を行う赤目プリ発光手段と、露出時の発光
に先立って小発光量で所定回数、連続して発光する赤目
プリ発光モードと、プリ発光を行わない通常モードとを
少なくとも選択可能なプリ発光モード切換手段と、少な
くとも2種類の撮影モードを選択可能であり、測光値が
低輝度のときにストロボ発光する第1の撮影モードと、
測光値によらず必ずストロボ発光を行う第2の撮影モー
ドとを選択する撮影モード選択手段と、上記第1の撮影
モードに於いて、測光値が低輝度で、赤目プリ発光モー
ドが選択されているときには、大光量のプリ発光を行っ
た後に、ストロボを発光させて露出を行い、上記第2の
撮影モードに於いて、測光値が低輝度の場合は大光量の
プリ発光後に、測光値が高輝度の場合は小発光量のプリ
発光後に、ストロボを発光させて露出を行う制御手段
と、を具備することを特徴とするカメラ。
【0238】(付記項5) 被写界輝度を測定して測光
値を出力する測光手段と、上記測光値から露出値を演算
する露出演算手段と、上記露出値に応じて露出を行う露
出手段と、露出時にストロボの光量を制御して閃光発光
と、露出中に高周期で連続発光させるフラット発光を行
うストロボ発光手段と、露出時のストロボ発光に先立っ
て大小の少なくとも2種類の発光量を選択可能であり、
選択した発光量で所定回数、連続して発光し赤目を軽減
するためのプリ発光を行う赤目プリ発光手段と、露出時
の発光に先立って小発光量で所定回数、連続して発光す
る赤目プリ発光モードと、ブリ発光を行わない通常モー
ドとを少なくとも選択可能なプリ発光モード切換手段
と、少なくとも2種類の撮影モードを選択可能であっ
て、露出値がシャッタの全開秒時よりも遅いときにスト
ロボ閃光発光し、露出値がシャッタの全開秒時よりも早
いときにはストロボの発光を禁止する第1の撮影モード
と、露出値がシャッタの全開秒時よりも遅いときにスト
ロボ閃光発光し、露出値がシャッタの全開秒時よりも早
いときにはフラット発光する第2の撮影モードとを選択
する撮影モード選択手段と、上記赤目プリ発光モードが
選択されていて、且つストロボ閃光発光を行う場合には
大光量のプリ発光を行った後にストロボを閃光発光させ
て露出を行い、上記フラット発光を行う場合には小発光
量のプリ発光後にストロボをフラット発光させて露出を
行う制御手段と、を具備することを特徴とするカメラ。
値を出力する測光手段と、上記測光値から露出値を演算
する露出演算手段と、上記露出値に応じて露出を行う露
出手段と、露出時にストロボの光量を制御して閃光発光
と、露出中に高周期で連続発光させるフラット発光を行
うストロボ発光手段と、露出時のストロボ発光に先立っ
て大小の少なくとも2種類の発光量を選択可能であり、
選択した発光量で所定回数、連続して発光し赤目を軽減
するためのプリ発光を行う赤目プリ発光手段と、露出時
の発光に先立って小発光量で所定回数、連続して発光す
る赤目プリ発光モードと、ブリ発光を行わない通常モー
ドとを少なくとも選択可能なプリ発光モード切換手段
と、少なくとも2種類の撮影モードを選択可能であっ
て、露出値がシャッタの全開秒時よりも遅いときにスト
ロボ閃光発光し、露出値がシャッタの全開秒時よりも早
いときにはストロボの発光を禁止する第1の撮影モード
と、露出値がシャッタの全開秒時よりも遅いときにスト
ロボ閃光発光し、露出値がシャッタの全開秒時よりも早
いときにはフラット発光する第2の撮影モードとを選択
する撮影モード選択手段と、上記赤目プリ発光モードが
選択されていて、且つストロボ閃光発光を行う場合には
大光量のプリ発光を行った後にストロボを閃光発光させ
て露出を行い、上記フラット発光を行う場合には小発光
量のプリ発光後にストロボをフラット発光させて露出を
行う制御手段と、を具備することを特徴とするカメラ。
【0239】(付記項6) 被写体距離を測定して測距
値を出力する測距手段と、上記露出値に応じて露出を行
う露出手段と、露出時にストロボの光量を制御して閃光
発光と、露出中に高周期で連続発光させるフラット発光
を行うストロボ発光手段と、露出時のストロボ発光に先
立って大小の少なくとも2種類の発光量を選択可能であ
り、選択した発光量で所定回数、連続して発光して赤目
を軽減するためのプリ発光を行う赤目プリ発光手段と、
露出時の発光に先立って、小発光量で所定回数、連続し
て発光する赤目プリ発光モードと、プリ発光を行わない
通常モードとを少なくとも選択可能なプリ発光モード切
換手段と、上記測距値が遠距離で、且つ赤目プリ発光モ
ードが選択されているときには、大光量のプリ発光を行
った後にストロボを発光させて露出を行い、上記測距値
が近距離では小発光量のプリ発光後にストロボを発光さ
せて露出を行う制御手段と、を具備することを特徴とす
るカメラ。
値を出力する測距手段と、上記露出値に応じて露出を行
う露出手段と、露出時にストロボの光量を制御して閃光
発光と、露出中に高周期で連続発光させるフラット発光
を行うストロボ発光手段と、露出時のストロボ発光に先
立って大小の少なくとも2種類の発光量を選択可能であ
り、選択した発光量で所定回数、連続して発光して赤目
を軽減するためのプリ発光を行う赤目プリ発光手段と、
露出時の発光に先立って、小発光量で所定回数、連続し
て発光する赤目プリ発光モードと、プリ発光を行わない
通常モードとを少なくとも選択可能なプリ発光モード切
換手段と、上記測距値が遠距離で、且つ赤目プリ発光モ
ードが選択されているときには、大光量のプリ発光を行
った後にストロボを発光させて露出を行い、上記測距値
が近距離では小発光量のプリ発光後にストロボを発光さ
せて露出を行う制御手段と、を具備することを特徴とす
るカメラ。
【0240】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、被写
界、被写体の環境条件を判断することにより、赤目軽減
効果を維持しながら、また、ストロボの発光に必要なエ
ネルギーを無駄にしないようにし、ユーザの意図しない
シャッタレリーズタイミングで、レリーズが切れないよ
うにしたので、ユーザにとって使いやすく、経済的なカ
メラを提供することができる。
界、被写体の環境条件を判断することにより、赤目軽減
効果を維持しながら、また、ストロボの発光に必要なエ
ネルギーを無駄にしないようにし、ユーザの意図しない
シャッタレリーズタイミングで、レリーズが切れないよ
うにしたので、ユーザにとって使いやすく、経済的なカ
メラを提供することができる。
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るカメラの回
路構成を示した図である。
路構成を示した図である。
【図2】この発明に係るカメラの外観を示したもので、
(a)は該カメラの側面図、(b)は上面図、(c)は
正面図である。
(a)は該カメラの側面図、(b)は上面図、(c)は
正面図である。
【図3】カメラの外観構成を示す背面図である。
【図4】図3のLCD表示パネル25を詳細に示した図
である。
である。
【図5】この発明の第1の実施の形態に係るメインCP
U40の処理動作について説明するフローチャートであ
る。
U40の処理動作について説明するフローチャートであ
る。
【図6】この発明の第1の実施の形態に係るメインCP
U40の処理動作について説明するフローチャートであ
る。
U40の処理動作について説明するフローチャートであ
る。
【図7】図6のフローチャートに於けるステップS18
の測光、測距の動作を説明するサブルーチンである。
の測光、測距の動作を説明するサブルーチンである。
【図8】図5のフローチャートに於けるステップS16
の押下されたスイッチ(SW)によるモード変更処理の
動作について説明するサブルーチンである。
の押下されたスイッチ(SW)によるモード変更処理の
動作について説明するサブルーチンである。
【図9】図5のフローチャートに於けるステップS16
の押下されたスイッチ(SW)によるモード変更処理の
動作について説明するサブルーチンである。
の押下されたスイッチ(SW)によるモード変更処理の
動作について説明するサブルーチンである。
【図10】図5のフローチャートに於けるステップS1
6の押下されたスイッチ(SW)によるモード変更処理
の動作について説明するサブルーチンである。
6の押下されたスイッチ(SW)によるモード変更処理
の動作について説明するサブルーチンである。
【図11】図5のフローチャートに於けるステップS1
6の押下されたスイッチ(SW)によるモード変更処理
の動作について説明するサブルーチンである。
6の押下されたスイッチ(SW)によるモード変更処理
の動作について説明するサブルーチンである。
【図12】図5のフローチャートに於けるステップS1
6の押下されたスイッチ(SW)によるモード変更処理
の動作について説明するサブルーチンである。
6の押下されたスイッチ(SW)によるモード変更処理
の動作について説明するサブルーチンである。
【図13】ストロボ発光装置7のプログラム線図の例を
示したもので、(a)は該ストロボ発光装置7が格納さ
れた状態(ストロボオフ時)のプログラム線図、(b)
はストロボ発光装置7がポップアップされた状態(スト
ロボオート時)のプログラム線図である。
示したもので、(a)は該ストロボ発光装置7が格納さ
れた状態(ストロボオフ時)のプログラム線図、(b)
はストロボ発光装置7がポップアップされた状態(スト
ロボオート時)のプログラム線図である。
【図14】第1の実施の形態に於ける赤目軽減プリ発光
と閃光発光(露出時の本発光)の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
と閃光発光(露出時の本発光)の動作を説明するタイミ
ングチャートである。
【図15】この発明の第2の実施の形態を説明するフロ
ーチャートの一部である。
ーチャートの一部である。
【図16】ポートレートモードに於ける図7のフローチ
ャートのステップS43の露出演算で使用されるプログ
ラム線図の例を示したもので、(a)は該ストロボ発光
装置7が格納された状態(ストロボオフ時)のプログラ
ム線図、(b)はストロボ発光装置7がポップアップさ
れた状態(ストロボオート時)のプログラム線図であ
る。
ャートのステップS43の露出演算で使用されるプログ
ラム線図の例を示したもので、(a)は該ストロボ発光
装置7が格納された状態(ストロボオフ時)のプログラ
ム線図、(b)はストロボ発光装置7がポップアップさ
れた状態(ストロボオート時)のプログラム線図であ
る。
【図17】この発明の第2の実施の形態に於ける赤目軽
減プリ発光とフラット発光の動作を説明するタイミング
チャートである。
減プリ発光とフラット発光の動作を説明するタイミング
チャートである。
【図18】この発明の第3の実施の形態を説明するフロ
ーチャートの一部である。
ーチャートの一部である。
【図19】強制発光モード(FILL−IN)に於ける
図7のフローチャートのステップS43の露出演算で使
用されるプログラム線図である。
図7のフローチャートのステップS43の露出演算で使
用されるプログラム線図である。
【図20】この発明の第4の実施の形態に於けるカメラ
のレリーズ後の一連のカメラ動作を説明するタイミング
チャートである。
のレリーズ後の一連のカメラ動作を説明するタイミング
チャートである。
【図21】この発明の第4の実施の形態に於けるカメラ
のファーストレリーズ後の動作を説明するフローチャー
トである。
のファーストレリーズ後の動作を説明するフローチャー
トである。
【図22】この発明の第4の実施の形態に於けるカメラ
のファーストレリーズ後の動作を説明するフローチャー
トである。
のファーストレリーズ後の動作を説明するフローチャー
トである。
【図23】この発明の第5の実施の形態によるカメラの
プリ発光時間を表した図である。
プリ発光時間を表した図である。
【図24】この発明の第6の実施の形態のプリ発光用の
回路構成を示した図である。
回路構成を示した図である。
【図25】この発明の第6の実施の形態の変形例のプリ
発光用の回路構成を示した図である。
発光用の回路構成を示した図である。
1 カメラ本体、
2 撮影レンズ、
3 パワー操作レバー、
4 シャッタレリーズ釦、
7 ストロボ発光装置、
10 ファインダ、
15 裏蓋、
20 ストロボモード釦、
21 セルフタイマ釦、
22 露出補正釦、
23 日付写込みモード設定釦、
24 日付写込みデータ設定釦、
25 LCD表示パネル、
30 露出モード釦、
31 露出値設定レバー、
34 イメージセレクト釦、
35 フルオート釦、
40 メインCPU、
41 AFIC、
42 EEPROM、
43 液晶表示パネル、
44 ストロボユニット、
45 インターフェースIC、
48 リモコン送信ユニット、
51 測光センサ、
81 ファーストレリーズスイッチ(1RSW)、
82 セカンドレリーズスイッチ(2RSW)、
83 ズームアップスイッチ(ZUSW)、
84 ズームダウンスイッチ(ZDSW)、
85 セルフスイッチ(SELFSW)、
86 スポットスイッチ(SPOTSW)、
87 風景撮影モードスイッチ(FKSW)、
88 ポートレート撮影モードスイッチ(PRSW)、
89 ストップアクション撮影モードスイッチ(SAS
W)、 90 夜景撮影モードスイッチ(YKSW)、 91 基本プログラム線図スイッチ(FASW)、 92 ストロボスイッチ(STSW)、 93 露出補正スイッチ(CVSW)、 94 日付設定スイッチ(DMODSW)、 95 日付変更スイッチ(DSETSW)、 96 露出モード変更スイッチ(AEMODSW)、 97 露出値変更スイッチ(AEUPSW)、 98 露出値変更スイッチ(AEDNSW)、 101 パワースイッチ(PWSW)、 102 パノラマスイッチ(PANSW)、 103 裏蓋スイッチ(BKSW)、 104 シャッタチャージスイッチ(SCSW)、 105 ミラーアップスイッチ(MUSW)、 106 DXスイッチ(DXSW)、 107 ポップアップスイッチ(PUPSW)、 108 巻き戻しスイッチ(RWMSW)、 109 ストロボ発光スイッチ(XSW)。
W)、 90 夜景撮影モードスイッチ(YKSW)、 91 基本プログラム線図スイッチ(FASW)、 92 ストロボスイッチ(STSW)、 93 露出補正スイッチ(CVSW)、 94 日付設定スイッチ(DMODSW)、 95 日付変更スイッチ(DSETSW)、 96 露出モード変更スイッチ(AEMODSW)、 97 露出値変更スイッチ(AEUPSW)、 98 露出値変更スイッチ(AEDNSW)、 101 パワースイッチ(PWSW)、 102 パノラマスイッチ(PANSW)、 103 裏蓋スイッチ(BKSW)、 104 シャッタチャージスイッチ(SCSW)、 105 ミラーアップスイッチ(MUSW)、 106 DXスイッチ(DXSW)、 107 ポップアップスイッチ(PUPSW)、 108 巻き戻しスイッチ(RWMSW)、 109 ストロボ発光スイッチ(XSW)。
Claims (4)
- 【請求項1】 被写界輝度を測定して、測光値を出力す
る測光手段と、 ストロボの光量を制御して発光を行うストロボ発光手段
と、 露出時の発光に先立って少なくとも2種類の発光量を選
択可能で、選択した発光量で所定回数、連続して発光し
て赤目を軽減するためのプリ発光を行う赤目プリ発光手
段と、 上記測光値に応じてプリ発光時の発光量を切換え制御す
る制御手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 上記制御手段は、上記測光値に応じて、
低輝度時のプリ発光は発光量を大きくし、高輝度時のプ
リ発光は発光量を小さくする制御を行うことを特徴とす
る請求項1に記載のカメラ。 - 【請求項3】 被写体距離を測定して、測距値を出力す
る測距手段と、 ストロボの光量を制御して発光を行うストロボ発光手段
と、 露出時の発光に先立って少なくとも2種類の発光量を選
択でき、選択した発光量で所定回数、連続して発光し赤
目を軽減するためのプリ発光を行う赤目プリ発光手段
と、 上記測距値に応じてプリ発光時の発光量を切換え制御す
る制御手段と、 を具備することを特徴とするカメラ。 - 【請求項4】 上記制御手段は、上記測距値に応じて遠
距離時のプリ発光は発光量を大きくし、近距離時のプリ
発光は発光量を小さくすることを特徴とする請求項3に
記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002128940A JP2003322900A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002128940A JP2003322900A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003322900A true JP2003322900A (ja) | 2003-11-14 |
Family
ID=29542531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002128940A Pending JP2003322900A (ja) | 2002-04-30 | 2002-04-30 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003322900A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009157004A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 撮像装置 |
CN100565323C (zh) * | 2006-10-25 | 2009-12-02 | 索尼株式会社 | 成像设备,成像设备控制方法 |
JP2010160217A (ja) * | 2009-01-06 | 2010-07-22 | Nikon Corp | 撮影用照明装置及び撮像装置 |
CN103024278A (zh) * | 2012-12-26 | 2013-04-03 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种拍照红眼消除方法及装置 |
-
2002
- 2002-04-30 JP JP2002128940A patent/JP2003322900A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100565323C (zh) * | 2006-10-25 | 2009-12-02 | 索尼株式会社 | 成像设备,成像设备控制方法 |
JP2009157004A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 撮像装置 |
JP2010160217A (ja) * | 2009-01-06 | 2010-07-22 | Nikon Corp | 撮影用照明装置及び撮像装置 |
CN103024278A (zh) * | 2012-12-26 | 2013-04-03 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种拍照红眼消除方法及装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050210 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070725 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070731 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071127 |