JP2003037757A - 画像撮像装置 - Google Patents
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/45—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof for generating image signals from two or more image sensors being of different type or operating in different modes, e.g. with a CMOS sensor for moving images in combination with a charge-coupled device [CCD] for still images
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
- H04N23/63—Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
- H04N23/631—Graphical user interfaces [GUI] specially adapted for controlling image capture or setting capture parameters
-
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- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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- H04N23/60—Control of cameras or camera modules
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- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Focusing (AREA)
- Cameras In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像撮像装置において、撮像可能な用途範囲
を拡大する。 【解決手段】 撮像ユニット20は、撮像光学系21
a,21bを有する撮像光学部21、各撮像光学系から
の光を各別に受光して撮像信号を出力する撮像デバイス
30a,30bを有する撮像デバイス部30、撮像系C
PU50、測距センサ52、および測光センサ54を備
える。第1撮像光学系21aは明るいレンズであり、第
2撮像光学系21bは暗いレンズである。第1CCD3
0aは高感度のCCDであり、第2CCD30bは低感
度のCCDである。撮像系CPU50は、測光センサ5
4による測光データに基づいて、CCDへの入射光の強
度が、予め定められた強度よりも弱いときには第1撮像
光学系21aと第1CCD30aとの組合せを選択さ
せ、予め定められた強度よりも強いときには第2撮像光
学系21bと第2CCD30bとの組合せを選択させ
る。
を拡大する。 【解決手段】 撮像ユニット20は、撮像光学系21
a,21bを有する撮像光学部21、各撮像光学系から
の光を各別に受光して撮像信号を出力する撮像デバイス
30a,30bを有する撮像デバイス部30、撮像系C
PU50、測距センサ52、および測光センサ54を備
える。第1撮像光学系21aは明るいレンズであり、第
2撮像光学系21bは暗いレンズである。第1CCD3
0aは高感度のCCDであり、第2CCD30bは低感
度のCCDである。撮像系CPU50は、測光センサ5
4による測光データに基づいて、CCDへの入射光の強
度が、予め定められた強度よりも弱いときには第1撮像
光学系21aと第1CCD30aとの組合せを選択さ
せ、予め定められた強度よりも強いときには第2撮像光
学系21bと第2CCD30bとの組合せを選択させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体の画像を撮
像する画像撮像装置に関する。
像する画像撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被写体の画像を撮像する画像撮像装置の
一例として、撮像された画像をビデオテープなどの磁気
記憶媒体に記憶させるビデオムービーや、撮像された画
像をデジタルデータに変換して、半導体メモリなどの記
憶媒体に保存するデジタルカメラなどが知られている。
一例として、撮像された画像をビデオテープなどの磁気
記憶媒体に記憶させるビデオムービーや、撮像された画
像をデジタルデータに変換して、半導体メモリなどの記
憶媒体に保存するデジタルカメラなどが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の画像撮
像装置では、撮像可能な用途範囲が、撮像光学系や撮像
デバイスなどから構成される撮像系の性能によって制限
されるため、1つの装置だけでは、多様な撮影用途に応
えることが難しい。
像装置では、撮像可能な用途範囲が、撮像光学系や撮像
デバイスなどから構成される撮像系の性能によって制限
されるため、1つの装置だけでは、多様な撮影用途に応
えることが難しい。
【0004】そこで、本発明は、上記の課題を解決する
ことのできる画像撮像装置を提供することを目的とす
る。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の
特徴の組合せにより達成される。また従属項は、本発明
のさらなる有利な具体例を規定する。
ことのできる画像撮像装置を提供することを目的とす
る。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の
特徴の組合せにより達成される。また従属項は、本発明
のさらなる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の形態に係る画像撮像装置は、被写体の画像を撮像する
画像撮像装置であって、複数の撮像光学系、および複数
の撮像光学系からの光を各別に受光し、被写体の画像を
各別に撮像して撮像信号を出力する複数の撮像デバイス
を有する撮像部と、被写体と当該画像撮像装置との位置
関係に基づいて定まる撮像条件を取得する撮像条件取得
部と、撮像条件取得部が取得した撮像条件に応じて、複
数の撮像光学系のうちのいずれか一方、および/または
複数の撮像デバイスのうちのいずれか一方を撮像部に選
択させる選択制御部とを備えた。
の形態に係る画像撮像装置は、被写体の画像を撮像する
画像撮像装置であって、複数の撮像光学系、および複数
の撮像光学系からの光を各別に受光し、被写体の画像を
各別に撮像して撮像信号を出力する複数の撮像デバイス
を有する撮像部と、被写体と当該画像撮像装置との位置
関係に基づいて定まる撮像条件を取得する撮像条件取得
部と、撮像条件取得部が取得した撮像条件に応じて、複
数の撮像光学系のうちのいずれか一方、および/または
複数の撮像デバイスのうちのいずれか一方を撮像部に選
択させる選択制御部とを備えた。
【0006】本発明の画像撮像装置においては、複数の
撮像光学系は、焦点距離が短い第1の撮像光学系と焦点
距離が長い第2の撮像光学系とを含んでいてもよい。こ
の場合、撮像条件取得部は、被写体と当該画像撮像装置
との距離を測定し、選択制御部は、被写体と当該画像撮
像装置との距離が、予め定められた距離よりも短いとき
には第1の撮像光学系を選択させ、予め定められた距離
よりも長いときには第2の撮像光学系を選択させるとよ
い。
撮像光学系は、焦点距離が短い第1の撮像光学系と焦点
距離が長い第2の撮像光学系とを含んでいてもよい。こ
の場合、撮像条件取得部は、被写体と当該画像撮像装置
との距離を測定し、選択制御部は、被写体と当該画像撮
像装置との距離が、予め定められた距離よりも短いとき
には第1の撮像光学系を選択させ、予め定められた距離
よりも長いときには第2の撮像光学系を選択させるとよ
い。
【0007】本発明の画像撮像装置においては、複数の
撮像光学系は、通常光領域での波長透過率が大きい第1
の撮像光学系と通常光領域での波長透過率が小さい第2
の撮像光学系とを含んでいてもよい。この場合、撮像条
件取得部は、撮像条件を示す情報として、被写体と当該
画像撮像装置との距離を示す情報を取得する測距部を有
し、選択制御部は、入射光の強度が、予め定められた強
度よりも弱いときには第1の撮像光学系を選択させ、予
め定められた強度よりも強いときには第2の撮像光学系
を選択させるとよい。
撮像光学系は、通常光領域での波長透過率が大きい第1
の撮像光学系と通常光領域での波長透過率が小さい第2
の撮像光学系とを含んでいてもよい。この場合、撮像条
件取得部は、撮像条件を示す情報として、被写体と当該
画像撮像装置との距離を示す情報を取得する測距部を有
し、選択制御部は、入射光の強度が、予め定められた強
度よりも弱いときには第1の撮像光学系を選択させ、予
め定められた強度よりも強いときには第2の撮像光学系
を選択させるとよい。
【0008】本発明の画像撮像装置においては、複数の
撮像デバイスは、通常光領域での受光感度が高い第1の
撮像デバイスと通常光領域での受光感度が低い第2の撮
像デバイスとを含んでいてもよい。この場合撮像条件取
得部は、撮像条件を示す情報として、被写体を照明する
照明の明るさに応じて定まる撮像デバイスに入射する入
射光の強度を示す情報を取得する測光部を有し、選択制
御部は、入射光の強度が、予め定められた強度よりも弱
いときには第1の撮像デバイスを選択させ、予め定めら
れた強度よりも強いときには第2の撮像デバイスを選択
させるとよい。
撮像デバイスは、通常光領域での受光感度が高い第1の
撮像デバイスと通常光領域での受光感度が低い第2の撮
像デバイスとを含んでいてもよい。この場合撮像条件取
得部は、撮像条件を示す情報として、被写体を照明する
照明の明るさに応じて定まる撮像デバイスに入射する入
射光の強度を示す情報を取得する測光部を有し、選択制
御部は、入射光の強度が、予め定められた強度よりも弱
いときには第1の撮像デバイスを選択させ、予め定めら
れた強度よりも強いときには第2の撮像デバイスを選択
させるとよい。
【0009】またこの場合、複数の撮像光学系は、通常
光領域での波長透過率が大きい第1の撮像光学系と通常
光領域での波長透過率が小さい第2の撮像光学系とを含
んでおり、選択制御部は、入射光の強度が、予め定めら
れた強度よりも弱いときには第1の撮像光学系を選択さ
せ、予め定められた強度よりも強いときには第2の撮像
光学系を選択させるとよい。
光領域での波長透過率が大きい第1の撮像光学系と通常
光領域での波長透過率が小さい第2の撮像光学系とを含
んでおり、選択制御部は、入射光の強度が、予め定めら
れた強度よりも弱いときには第1の撮像光学系を選択さ
せ、予め定められた強度よりも強いときには第2の撮像
光学系を選択させるとよい。
【0010】本発明の画像撮像装置においては、複数の
撮像光学系は、赤外光領域での波長透過率が小さい第1
の撮像光学系と赤外光領域での波長透過率が大きい第2
の撮像光学系とを含んでいてもよい。この場合、撮像条
件取得部は、撮像条件を示す情報として、被写体を照明
する照明の明るさに応じて定まる撮像デバイスに入射す
る入射光の強度を示す情報を取得する測光部を有し、選
択制御部は、入射光の強度が、予め定められた強度より
も強いときには第1の撮像光学系を選択させ、予め定め
られた強度よりも弱いときには第2の撮像光学系を選択
させるとよい。
撮像光学系は、赤外光領域での波長透過率が小さい第1
の撮像光学系と赤外光領域での波長透過率が大きい第2
の撮像光学系とを含んでいてもよい。この場合、撮像条
件取得部は、撮像条件を示す情報として、被写体を照明
する照明の明るさに応じて定まる撮像デバイスに入射す
る入射光の強度を示す情報を取得する測光部を有し、選
択制御部は、入射光の強度が、予め定められた強度より
も強いときには第1の撮像光学系を選択させ、予め定め
られた強度よりも弱いときには第2の撮像光学系を選択
させるとよい。
【0011】本発明の画像撮像装置においては、複数の
撮像デバイスは、赤外光領域での受光感度が低い第1の
撮像デバイスと赤外光領域での受光感度が高い第2の撮
像デバイスとを含んでいてもよい。この場合撮像条件取
得部は、撮像条件を示す情報として、被写体を照明する
照明の明るさに応じて定まる撮像デバイスに入射する入
射光の強度を示す情報を取得する測光部を有し、選択制
御部は、入射光の強度が、予め定められた強度よりも強
いときには第1の撮像デバイスを選択させ、予め定めら
れた強度よりも弱いときには第2の撮像デバイスを選択
させるとよい。
撮像デバイスは、赤外光領域での受光感度が低い第1の
撮像デバイスと赤外光領域での受光感度が高い第2の撮
像デバイスとを含んでいてもよい。この場合撮像条件取
得部は、撮像条件を示す情報として、被写体を照明する
照明の明るさに応じて定まる撮像デバイスに入射する入
射光の強度を示す情報を取得する測光部を有し、選択制
御部は、入射光の強度が、予め定められた強度よりも強
いときには第1の撮像デバイスを選択させ、予め定めら
れた強度よりも弱いときには第2の撮像デバイスを選択
させるとよい。
【0012】またこの場合、複数の撮像光学系は、赤外
光領域での波長透過率が小さい第1の撮像光学系と赤外
光領域での波長透過率が大きい第2の撮像光学系とを含
んでおり、選択制御部は、入射光の強度が、予め定めら
れた強度よりも強いときには第1の撮像光学系を選択さ
せ、予め定められた強度よりも弱いときには第2の撮像
光学系を選択させるとよい。
光領域での波長透過率が小さい第1の撮像光学系と赤外
光領域での波長透過率が大きい第2の撮像光学系とを含
んでおり、選択制御部は、入射光の強度が、予め定めら
れた強度よりも強いときには第1の撮像光学系を選択さ
せ、予め定められた強度よりも弱いときには第2の撮像
光学系を選択させるとよい。
【0013】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションもまた発明となり得る。
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションもまた発明となり得る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説
明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必
須であるとは限らない。
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説
明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必
須であるとは限らない。
【0015】図1は、本発明の画像撮像装置の一例とし
てのデジタルカメラ10の外観図である。デジタルカメ
ラ10には、デジタルスチルカメラや静止画像を撮影で
きるデジタルビデオカメラなどが含まれる。デジタルカ
メラ10は、筐体の撮像面側に2つの撮影レンズ22
a,22b(纏めて撮影レンズ22という)と、ファイ
ンダ部34と、ストロボ36とを有する。またデジタル
カメラ10は、筐体の上面にレリーズスイッチ114を
有する。
てのデジタルカメラ10の外観図である。デジタルカメ
ラ10には、デジタルスチルカメラや静止画像を撮影で
きるデジタルビデオカメラなどが含まれる。デジタルカ
メラ10は、筐体の撮像面側に2つの撮影レンズ22
a,22b(纏めて撮影レンズ22という)と、ファイ
ンダ部34と、ストロボ36とを有する。またデジタル
カメラ10は、筐体の上面にレリーズスイッチ114を
有する。
【0016】図2は、デジタルカメラ10のブロック図
である。デジタルカメラ10は、主に撮像ユニット2
0、撮像制御ユニット40、処理ユニット60、画像表
示部の一例である表示ユニット100、および操作ユニ
ット110を含む。
である。デジタルカメラ10は、主に撮像ユニット2
0、撮像制御ユニット40、処理ユニット60、画像表
示部の一例である表示ユニット100、および操作ユニ
ット110を含む。
【0017】撮像ユニット20は、撮影および結像に関
する機構部材および電気部材を含む。撮像ユニット20
はまず、被写体画像を取り込む独立した複数の撮像光学
系を含む撮像光学部21と、各撮像光学系からの光を各
別に受光し、被写体画像を各別に撮像する複数の撮像デ
バイスを有する撮像デバイス部30を備える。撮像デバ
イスは、たとえば固体撮像素子の一例であるCCDであ
る。本実施形態では、撮像光学部21は2つの撮像光学
系を有し、撮像デバイス部30は前記撮像光学部21に
対応して2つの撮像デバイスを有する。
する機構部材および電気部材を含む。撮像ユニット20
はまず、被写体画像を取り込む独立した複数の撮像光学
系を含む撮像光学部21と、各撮像光学系からの光を各
別に受光し、被写体画像を各別に撮像する複数の撮像デ
バイスを有する撮像デバイス部30を備える。撮像デバ
イスは、たとえば固体撮像素子の一例であるCCDであ
る。本実施形態では、撮像光学部21は2つの撮像光学
系を有し、撮像デバイス部30は前記撮像光学部21に
対応して2つの撮像デバイスを有する。
【0018】また撮像ユニット20は、各撮像デバイス
により得られる撮像信号のいずれか一方を選択する選択
部31と、選択部31により選択された撮像信号に対し
て、予め定められた画像処理を施して処理済撮像信号を
処理ユニット60に出力する撮像信号処理部32と、フ
ァインダ部34と、ストロボ36とを備える。
により得られる撮像信号のいずれか一方を選択する選択
部31と、選択部31により選択された撮像信号に対し
て、予め定められた画像処理を施して処理済撮像信号を
処理ユニット60に出力する撮像信号処理部32と、フ
ァインダ部34と、ストロボ36とを備える。
【0019】撮像制御ユニット40は、ズーム駆動部4
2と、フォーカス駆動部44と、絞り駆動部46と、シ
ャッタ駆動部48と、それらを制御する撮像系CPU5
0と、測距部の一例である測距センサ52および測光部
の一例である測光センサ54を包含する撮像条件取得部
51とを有する。撮像系CPU50は本発明の選択制御
部としても機能する。ズーム駆動部42などの駆動部
は、それぞれステッピングモータなどの駆動手段を有す
る。
2と、フォーカス駆動部44と、絞り駆動部46と、シ
ャッタ駆動部48と、それらを制御する撮像系CPU5
0と、測距部の一例である測距センサ52および測光部
の一例である測光センサ54を包含する撮像条件取得部
51とを有する。撮像系CPU50は本発明の選択制御
部としても機能する。ズーム駆動部42などの駆動部
は、それぞれステッピングモータなどの駆動手段を有す
る。
【0020】後述のレリーズスイッチ(シャッタスイッ
チ)114の押下に応じ、測距センサ52は被写体と当
該デジタルカメラ10との距離を測定して撮像条件を示
す情報の一例としての距離のデータ(以下測距データと
いう)を取得し、測光センサ54は被写体輝度を測定す
ることで、被写体を照明する照明の明るさに応じて定ま
るCCDに入射する入射光の強度を測定して、撮像条件
を示す情報の一例としての被写体輝度のデータ(以下測
光データという)を取得する。撮像条件取得部51は、
取得した測距データおよび測光データを撮像系CPU5
0へ送る。撮像系CPU50は、ユーザ(操作者)から
指示されたズーム倍率などの撮影情報に基づき、ズーム
駆動部42を制御信号C1で制御して後述するズームレ
ンズ220a,220bのズーム倍率の調整を行なうと
ともに、フォーカス駆動部44を制御信号C2で制御し
て後述するフォーカスレンズ222a,222bによる
ピントの調整を行なう。撮像系CPU50は、視差画像
を撮像するなどのために、ズーム駆動部42を制御して
各レンズの位置を移動させてもよい。
チ)114の押下に応じ、測距センサ52は被写体と当
該デジタルカメラ10との距離を測定して撮像条件を示
す情報の一例としての距離のデータ(以下測距データと
いう)を取得し、測光センサ54は被写体輝度を測定す
ることで、被写体を照明する照明の明るさに応じて定ま
るCCDに入射する入射光の強度を測定して、撮像条件
を示す情報の一例としての被写体輝度のデータ(以下測
光データという)を取得する。撮像条件取得部51は、
取得した測距データおよび測光データを撮像系CPU5
0へ送る。撮像系CPU50は、ユーザ(操作者)から
指示されたズーム倍率などの撮影情報に基づき、ズーム
駆動部42を制御信号C1で制御して後述するズームレ
ンズ220a,220bのズーム倍率の調整を行なうと
ともに、フォーカス駆動部44を制御信号C2で制御し
て後述するフォーカスレンズ222a,222bによる
ピントの調整を行なう。撮像系CPU50は、視差画像
を撮像するなどのために、ズーム駆動部42を制御して
各レンズの位置を移動させてもよい。
【0021】撮像系CPU50は、1画像フレームのR
GBのデジタル信号積算値、すなわちAE情報に基づい
て絞り値とシャッタ速度を決定する。決定された値にし
たがい、絞り駆動部46が制御信号C3で絞り機構を制
御して絞り量の調整をするとともに、シャッタ駆動部4
8が制御信号C4でシャッタの開閉を行なう。
GBのデジタル信号積算値、すなわちAE情報に基づい
て絞り値とシャッタ速度を決定する。決定された値にし
たがい、絞り駆動部46が制御信号C3で絞り機構を制
御して絞り量の調整をするとともに、シャッタ駆動部4
8が制御信号C4でシャッタの開閉を行なう。
【0022】撮像系CPU50はまた、測光データに基
づいてストロボ36の発光を制御し、同時に絞り量を調
整する。ユーザが映像の取込みを指示したとき、撮像デ
バイスが電荷蓄積を開始し、測光データから計算された
シャッタ時間の経過後、蓄積電荷が撮像信号処理部32
へ出力される。
づいてストロボ36の発光を制御し、同時に絞り量を調
整する。ユーザが映像の取込みを指示したとき、撮像デ
バイスが電荷蓄積を開始し、測光データから計算された
シャッタ時間の経過後、蓄積電荷が撮像信号処理部32
へ出力される。
【0023】処理ユニット60は、デジタルカメラ10
全体、とくに処理ユニット60自身を制御するとともに
本発明の記憶制御部としても機能するメインCPU62
と、これによって制御されるメモリ制御部64、YC処
理部70、オプション装置制御部74、圧縮伸張処理部
78、通信I/F部80、およびクロック発生器88を
有する。本実施形態においては、オプション装置76の
一種として、画像を記憶する記憶媒体(画像メモリ)の
一例であるメモリカード77が装着される。
全体、とくに処理ユニット60自身を制御するとともに
本発明の記憶制御部としても機能するメインCPU62
と、これによって制御されるメモリ制御部64、YC処
理部70、オプション装置制御部74、圧縮伸張処理部
78、通信I/F部80、およびクロック発生器88を
有する。本実施形態においては、オプション装置76の
一種として、画像を記憶する記憶媒体(画像メモリ)の
一例であるメモリカード77が装着される。
【0024】メインCPU62は、シリアル通信などに
より、撮像系CPU50との間で必要な情報をやりとり
する。メインCPU62の動作クロックは、クロック発
生器88から与えられる。クロック発生器88は、撮像
系CPU50、表示ユニット100に対してもそれぞれ
異なる周波数のクロックを提供する。
より、撮像系CPU50との間で必要な情報をやりとり
する。メインCPU62の動作クロックは、クロック発
生器88から与えられる。クロック発生器88は、撮像
系CPU50、表示ユニット100に対してもそれぞれ
異なる周波数のクロックを提供する。
【0025】メインCPU62には、キャラクタ生成部
84とタイマ86とが併設されている。タイマ86は電
池でバックアップされ、つねに日時をカウントしてい
る。このカウント値から撮影日時に関する情報、その他
の時刻情報がメインCPU62に与えられる。キャラク
タ生成部84は、撮影日時、タイトルなどの文字情報を
発生し、この文字情報が適宜撮影画像に合成される。
84とタイマ86とが併設されている。タイマ86は電
池でバックアップされ、つねに日時をカウントしてい
る。このカウント値から撮影日時に関する情報、その他
の時刻情報がメインCPU62に与えられる。キャラク
タ生成部84は、撮影日時、タイトルなどの文字情報を
発生し、この文字情報が適宜撮影画像に合成される。
【0026】メモリ制御部64は、不揮発性メモリ66
とメインメモリ68を制御する。不揮発性メモリ66
は、EEPROM(電気的消去およびプログラム可能な
ROM)やFLASHメモリなどで構成され、ユーザに
よる設定情報や出荷時の調整値など、デジタルカメラ1
0の電源がオフの間も保持すべきデータが格納されてい
る。不揮発性メモリ66には、場合によりメインCPU
62のブートプログラムやシステムプログラムなどが格
納されてもよい。一方、メインメモリ68は一般にDR
AMのように比較的安価で容量の大きなメモリで構成さ
れる。メインメモリ68は、撮像ユニット20から出力
されたデータを格納するフレームメモリとしての機能、
各種プログラムをロードするシステムメモリとしての機
能、その他ワークエリアとしての機能をもつ。不揮発性
メモリ66とメインメモリ68は、処理ユニット60内
外の各部とメインバス82を介してデータのやりとりを
行なう。
とメインメモリ68を制御する。不揮発性メモリ66
は、EEPROM(電気的消去およびプログラム可能な
ROM)やFLASHメモリなどで構成され、ユーザに
よる設定情報や出荷時の調整値など、デジタルカメラ1
0の電源がオフの間も保持すべきデータが格納されてい
る。不揮発性メモリ66には、場合によりメインCPU
62のブートプログラムやシステムプログラムなどが格
納されてもよい。一方、メインメモリ68は一般にDR
AMのように比較的安価で容量の大きなメモリで構成さ
れる。メインメモリ68は、撮像ユニット20から出力
されたデータを格納するフレームメモリとしての機能、
各種プログラムをロードするシステムメモリとしての機
能、その他ワークエリアとしての機能をもつ。不揮発性
メモリ66とメインメモリ68は、処理ユニット60内
外の各部とメインバス82を介してデータのやりとりを
行なう。
【0027】YC処理部70は、デジタル画像データに
YC変換を施し、輝度信号Yと色差(クロマ)信号B−
Y、R−Yを生成する。輝度信号と色差信号はメモリ制
御部64によってメインメモリ68に一旦格納される。
圧縮伸張処理部78はメインメモリ68から順次輝度信
号と色差信号を読み出して圧縮する。こうして圧縮され
た被写体画像のデータ(以下圧縮データという)は、オ
プション装置制御部74を介してオプション装置76の
一種として装着されたメモリカード77の所定の記憶領
域に記憶される(書き込まれる)。
YC変換を施し、輝度信号Yと色差(クロマ)信号B−
Y、R−Yを生成する。輝度信号と色差信号はメモリ制
御部64によってメインメモリ68に一旦格納される。
圧縮伸張処理部78はメインメモリ68から順次輝度信
号と色差信号を読み出して圧縮する。こうして圧縮され
た被写体画像のデータ(以下圧縮データという)は、オ
プション装置制御部74を介してオプション装置76の
一種として装着されたメモリカード77の所定の記憶領
域に記憶される(書き込まれる)。
【0028】処理ユニット60はさらにエンコーダ72
をもつ。エンコーダ72は輝度信号と色差信号を入力
し、これらをビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変
換してビデオ出力端子90から出力する。オプション装
置76に記録されたデータからビデオ信号を生成する場
合、そのデータはまずオプション装置制御部74を介し
て圧縮伸張処理部78へ与えられる。つづいて、圧縮伸
張処理部78で必要な伸張処理が施されたデータはエン
コーダ72によってビデオ信号へ変換される。
をもつ。エンコーダ72は輝度信号と色差信号を入力
し、これらをビデオ信号(NTSCやPAL信号)に変
換してビデオ出力端子90から出力する。オプション装
置76に記録されたデータからビデオ信号を生成する場
合、そのデータはまずオプション装置制御部74を介し
て圧縮伸張処理部78へ与えられる。つづいて、圧縮伸
張処理部78で必要な伸張処理が施されたデータはエン
コーダ72によってビデオ信号へ変換される。
【0029】オプション装置制御部74は、オプション
装置76に認められる信号仕様およびメインバス82の
バス仕様にしたがい、メインバス82とオプション装置
76の間で必要な信号の生成、論理変換、または電圧変
換などを行なう。デジタルカメラ10は、オプション装
置76として前述のメモリカード77のほかに、たとえ
ばPCMCIA準拠の標準的なI/Oカードをサポート
してもよい。その場合、オプション装置制御部74は、
PCMCIA用バス制御LSIなどで構成してもよい。
装置76に認められる信号仕様およびメインバス82の
バス仕様にしたがい、メインバス82とオプション装置
76の間で必要な信号の生成、論理変換、または電圧変
換などを行なう。デジタルカメラ10は、オプション装
置76として前述のメモリカード77のほかに、たとえ
ばPCMCIA準拠の標準的なI/Oカードをサポート
してもよい。その場合、オプション装置制御部74は、
PCMCIA用バス制御LSIなどで構成してもよい。
【0030】通信I/F部80は、デジタルカメラ10
がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−23
2C、イーサネット(登録商標)、ブルートゥース(Bl
uetooth )、IrDAなどの仕様に応じたプロトコル変
換などの制御を行なう。通信I/F部80は、必要に応
じてドライバICを含み、ネットワークを含む外部機器
とコネクタ92を介して通信する。そうした標準的な仕
様のほかに、たとえばプリンタ、カラオケ機、ゲーム機
などの外部機器との間で独自のI/Fによるデータ授受
を行なう構成としてもよい。
がサポートする通信仕様、たとえばUSB、RS−23
2C、イーサネット(登録商標)、ブルートゥース(Bl
uetooth )、IrDAなどの仕様に応じたプロトコル変
換などの制御を行なう。通信I/F部80は、必要に応
じてドライバICを含み、ネットワークを含む外部機器
とコネクタ92を介して通信する。そうした標準的な仕
様のほかに、たとえばプリンタ、カラオケ機、ゲーム機
などの外部機器との間で独自のI/Fによるデータ授受
を行なう構成としてもよい。
【0031】表示ユニット100は、表示デバイスの一
例であるLCDモニタ102と、LCDパネル104と
を有する。それらはLCDドライバであるモニタドライ
バ106、パネルドライバ108によってそれぞれ制御
される。LCDモニタ102は、たとえば2インチ程度
の大きさでカメラ背面に設けられ、現在の撮影や再生の
モード、撮影や再生のズーム倍率、電池残量、日時、モ
ード設定のための画面、被写体画像などを表示する。L
CDパネル104はたとえば小さな白黒LCDでカメラ
上面に設けられ、画質(FINE/NORMAL/BA
SICなど)、ストロボ発光/発光禁止、標準撮影可能
枚数、画素数、電池容量などの情報を簡易的に表示す
る。
例であるLCDモニタ102と、LCDパネル104と
を有する。それらはLCDドライバであるモニタドライ
バ106、パネルドライバ108によってそれぞれ制御
される。LCDモニタ102は、たとえば2インチ程度
の大きさでカメラ背面に設けられ、現在の撮影や再生の
モード、撮影や再生のズーム倍率、電池残量、日時、モ
ード設定のための画面、被写体画像などを表示する。L
CDパネル104はたとえば小さな白黒LCDでカメラ
上面に設けられ、画質(FINE/NORMAL/BA
SICなど)、ストロボ発光/発光禁止、標準撮影可能
枚数、画素数、電池容量などの情報を簡易的に表示す
る。
【0032】操作ユニット110は、ユーザがデジタル
カメラ10の動作やそのモードなどを設定または指示す
るために必要な機構および電気部材を含む。パワースイ
ッチ112は、デジタルカメラ10のメイン電源のオン
オフを決める。
カメラ10の動作やそのモードなどを設定または指示す
るために必要な機構および電気部材を含む。パワースイ
ッチ112は、デジタルカメラ10のメイン電源のオン
オフを決める。
【0033】レリーズスイッチ114は、半押しと全押
しの二段階押し込み構造になっている。メインCPU6
2は、たとえば操作者によるレリーズスイッチ114へ
の接触または半押し(シャッター半押し)を、撮影の前
処理の操作であると判断する一方、操作者による全押し
(シャッター全押し)を、撮影の実行処理の操作である
と判断する。一例として、半押しでAFおよびAEがロ
ックし、全押しで撮影画像の取込みが行なわれ、必要な
信号処理、データ圧縮などの後、メインメモリ68、オ
プション装置76などに記録される。操作ユニット11
0はこれらのスイッチの他、回転式のモードダイヤルや
十字キーなどによる設定を受け付けてもよく、それらは
図2において機能設定部116と総称されている。操作
ユニット110で指定できる動作または機能の例とし
て、「ファイルフォーマット」、「特殊効果」、「印
画」、「決定/保存」、「表示切換」などがある。ズー
ムスイッチ118は、ズーム倍率を決める。
しの二段階押し込み構造になっている。メインCPU6
2は、たとえば操作者によるレリーズスイッチ114へ
の接触または半押し(シャッター半押し)を、撮影の前
処理の操作であると判断する一方、操作者による全押し
(シャッター全押し)を、撮影の実行処理の操作である
と判断する。一例として、半押しでAFおよびAEがロ
ックし、全押しで撮影画像の取込みが行なわれ、必要な
信号処理、データ圧縮などの後、メインメモリ68、オ
プション装置76などに記録される。操作ユニット11
0はこれらのスイッチの他、回転式のモードダイヤルや
十字キーなどによる設定を受け付けてもよく、それらは
図2において機能設定部116と総称されている。操作
ユニット110で指定できる動作または機能の例とし
て、「ファイルフォーマット」、「特殊効果」、「印
画」、「決定/保存」、「表示切換」などがある。ズー
ムスイッチ118は、ズーム倍率を決める。
【0034】図3は、撮像デバイス部30における、2
つの固体撮像デバイスの撮像特性の種類の組合せの一例
を示す。この撮像デバイス部30は、各固体撮像デバイ
スを構成する受光素子の配置の形態(たとえば受光素子
の形状と配列の組合せ)が異なることにより、異なる種
類の撮像特性を呈する。
つの固体撮像デバイスの撮像特性の種類の組合せの一例
を示す。この撮像デバイス部30は、各固体撮像デバイ
スを構成する受光素子の配置の形態(たとえば受光素子
の形状と配列の組合せ)が異なることにより、異なる種
類の撮像特性を呈する。
【0035】たとえば、撮像デバイス部30は、光強度
入力に対する受光感度(あるいはダイナミックレンジ)
が異なる組合せ(態様1)や、分光感度特性の少なくと
も一部が異なる組合せ(態様2)の撮像デバイスを有す
る。
入力に対する受光感度(あるいはダイナミックレンジ)
が異なる組合せ(態様1)や、分光感度特性の少なくと
も一部が異なる組合せ(態様2)の撮像デバイスを有す
る。
【0036】受光感度が異なる組合せ(態様1)におい
ては、たとえば、第1撮像デバイスは、各受光素子の画
素サイズ(受光面積)が大きくかつ低解像度あって比較
的低照度の撮像に適した通常光領域での受光感度が高い
デバイスである一方、第2撮像デバイスは、画素サイズ
が小さくかつ高解像度あって比較的高照度の撮像に適し
た通常光領域での受光感度が低いデバイスであるとよ
い。
ては、たとえば、第1撮像デバイスは、各受光素子の画
素サイズ(受光面積)が大きくかつ低解像度あって比較
的低照度の撮像に適した通常光領域での受光感度が高い
デバイスである一方、第2撮像デバイスは、画素サイズ
が小さくかつ高解像度あって比較的高照度の撮像に適し
た通常光領域での受光感度が低いデバイスであるとよ
い。
【0037】分光感度特性が異なる組合せ(態様2)に
おいては、たとえば、可視光領域での分光感度が第1撮
像デバイスの方が第2撮像デバイスよりも高く、不可視
光領域(たとえば赤外光領域)での分光感度が第2撮像
デバイスの方が第1撮像デバイスよりも高い、すなわち
第1撮像デバイスは可視光撮像に適したデバイスである
一方、第2撮像デバイスは不可視光撮像に適したデバイ
スであってもよい。ここで、第1撮像デバイスを可視光
撮像に適したデバイスとする場合、第1撮像光学系は、
赤外光(IR)カットフィルタを有するのが好ましい。
一方、第2撮像デバイスを不可視光撮像の一例である赤
外光撮像に適したデバイスとする場合、第2撮像光学系
は、赤外光(IR)カットフィルタを有しないのが好ま
しい。
おいては、たとえば、可視光領域での分光感度が第1撮
像デバイスの方が第2撮像デバイスよりも高く、不可視
光領域(たとえば赤外光領域)での分光感度が第2撮像
デバイスの方が第1撮像デバイスよりも高い、すなわち
第1撮像デバイスは可視光撮像に適したデバイスである
一方、第2撮像デバイスは不可視光撮像に適したデバイ
スであってもよい。ここで、第1撮像デバイスを可視光
撮像に適したデバイスとする場合、第1撮像光学系は、
赤外光(IR)カットフィルタを有するのが好ましい。
一方、第2撮像デバイスを不可視光撮像の一例である赤
外光撮像に適したデバイスとする場合、第2撮像光学系
は、赤外光(IR)カットフィルタを有しないのが好ま
しい。
【0038】また、各撮像デバイスがカラー撮像用であ
る場合には、それぞれの色分離フィルタの配列が異なる
デバイスの組合せであってもよい(態様3)。色分解フ
ィルタの配列は、G(緑)、R(赤)、B(青)の3原
色の色フィルタのみを用いた色調優先タイプである原色
フィルタ配列と、Cy(シアン)、Mg(マゼンタ)、
Ye(イエロー)などの補色フィルタを用いた解像度優
先タイプである補色フィルタ配列とに大別される。また
原色フィルタ配列にはストライプ配列や市松状配列など
があり、補色フィルタ配列には色差順次方式やインター
リーブ方式などがある。たとえば、第1撮像デバイスの
色分離フィルタはストライプ状に配列され、第2撮像デ
バイスの色分離フィルタは市松状(モザイク状を含む)
に配列されていてもよい。ストライプ状配列の場合、G
を水平方向1画素おきに配置し、残りの部分にRとBを
市松状に配列させたGストライプ方式、RGBを水平方
向に順次配列したRGBストライプ方式、あるいはGと
2つの補色CyとYeを順次配列させたCYGストライ
プ方式などがある。なお、ストライプの方向は、縦方向
に限らず、斜め方向でもよい。一方、市松状配列の場
合、市松状に高解像度が必要な輝度信号用の色(たとえ
ばG)を配列し、残りの部分に比較的解像度を要求され
ない2種類の色を配列させたベイヤー方式やインターラ
イン方式などがある。
る場合には、それぞれの色分離フィルタの配列が異なる
デバイスの組合せであってもよい(態様3)。色分解フ
ィルタの配列は、G(緑)、R(赤)、B(青)の3原
色の色フィルタのみを用いた色調優先タイプである原色
フィルタ配列と、Cy(シアン)、Mg(マゼンタ)、
Ye(イエロー)などの補色フィルタを用いた解像度優
先タイプである補色フィルタ配列とに大別される。また
原色フィルタ配列にはストライプ配列や市松状配列など
があり、補色フィルタ配列には色差順次方式やインター
リーブ方式などがある。たとえば、第1撮像デバイスの
色分離フィルタはストライプ状に配列され、第2撮像デ
バイスの色分離フィルタは市松状(モザイク状を含む)
に配列されていてもよい。ストライプ状配列の場合、G
を水平方向1画素おきに配置し、残りの部分にRとBを
市松状に配列させたGストライプ方式、RGBを水平方
向に順次配列したRGBストライプ方式、あるいはGと
2つの補色CyとYeを順次配列させたCYGストライ
プ方式などがある。なお、ストライプの方向は、縦方向
に限らず、斜め方向でもよい。一方、市松状配列の場
合、市松状に高解像度が必要な輝度信号用の色(たとえ
ばG)を配列し、残りの部分に比較的解像度を要求され
ない2種類の色を配列させたベイヤー方式やインターラ
イン方式などがある。
【0039】また撮像デバイス部30は、各受光素子の
配列ピッチが異なるデバイスの組合せ(態様4)、受光
素子の撮影に寄与する有効総画素数(有効撮像画素数)
が異なるデバイスの組合せ(態様5)、あるいはデバイ
ス全体の有効撮像面積が異なるデバイスの組合せ(態様
6)を有していてもよい。たとえば、第1撮像デバイス
は、受光素子の受光面積が広くかつ広ピッチで配列され
た総画素数が40万画素、1/4インチ(対角サイズ;
以下同様)のデバイスであり、第2撮像デバイスは、受
光素子の受光面積が狭くかつ狭ピッチで配列された総画
素数が200万画素、2/3インチのデバイスであれば
よい。
配列ピッチが異なるデバイスの組合せ(態様4)、受光
素子の撮影に寄与する有効総画素数(有効撮像画素数)
が異なるデバイスの組合せ(態様5)、あるいはデバイ
ス全体の有効撮像面積が異なるデバイスの組合せ(態様
6)を有していてもよい。たとえば、第1撮像デバイス
は、受光素子の受光面積が広くかつ広ピッチで配列され
た総画素数が40万画素、1/4インチ(対角サイズ;
以下同様)のデバイスであり、第2撮像デバイスは、受
光素子の受光面積が狭くかつ狭ピッチで配列された総画
素数が200万画素、2/3インチのデバイスであれば
よい。
【0040】さらに撮像デバイス部30は、それぞれ異
なる種類の読出方式(走査方式)で蓄積電荷が読み出さ
れるデバイスにより、異なる種類の撮像特性を呈しても
よい(態様7)。たとえば、第1撮像デバイスはXYア
ドレス型のデバイスであり、第2撮像デバイスはCCD
であればよい。あるいは、両撮像デバイスが、同じ読出
方式であってもよい。XYアドレス型には、MOS型
(C−MOS型を含む)デバイスや増幅型撮像デバイス
の一例であるCMD(Charge Modulation Device)など
がある。一方、CCDには、たとえばFT(Frame Tran
sfer;フレーム転送)方式、FFT(Full Frame Trans
fer; フルフレーム転送)方式、FIT(frame Interl
ine Transfer;フレームインタライン転送)方式、IT
(Interline Transfer;インタライン転送)方式、ある
いは全画素読出しIT方式などがある。
なる種類の読出方式(走査方式)で蓄積電荷が読み出さ
れるデバイスにより、異なる種類の撮像特性を呈しても
よい(態様7)。たとえば、第1撮像デバイスはXYア
ドレス型のデバイスであり、第2撮像デバイスはCCD
であればよい。あるいは、両撮像デバイスが、同じ読出
方式であってもよい。XYアドレス型には、MOS型
(C−MOS型を含む)デバイスや増幅型撮像デバイス
の一例であるCMD(Charge Modulation Device)など
がある。一方、CCDには、たとえばFT(Frame Tran
sfer;フレーム転送)方式、FFT(Full Frame Trans
fer; フルフレーム転送)方式、FIT(frame Interl
ine Transfer;フレームインタライン転送)方式、IT
(Interline Transfer;インタライン転送)方式、ある
いは全画素読出しIT方式などがある。
【0041】さらに撮像デバイス部30は、それぞれ異
なる読出速度(走査速度)で蓄積電荷が読み出されるデ
バイスの組合せを有していてもよい(態様8)。たとえ
ば、第1撮像デバイスは比較的高速(たとえば50〜6
0枚/1秒程度)での読出しに適したデバイスである一
方、第2撮像デバイスは比較的低速(たとえば5枚/1
秒以下)での読出しに適したデバイスであるとよい。
なる読出速度(走査速度)で蓄積電荷が読み出されるデ
バイスの組合せを有していてもよい(態様8)。たとえ
ば、第1撮像デバイスは比較的高速(たとえば50〜6
0枚/1秒程度)での読出しに適したデバイスである一
方、第2撮像デバイスは比較的低速(たとえば5枚/1
秒以下)での読出しに適したデバイスであるとよい。
【0042】図4は、撮像光学部21における、2つの
撮像光学系の種類の組合せの一例を示す。撮像光学部2
1は、異なる種類の光学系として、異なる焦点距離の組
合せの光学系を有していてもよい。たとえば撮像光学部
21は、それぞれが担う焦点距離の範囲が異なる2つの
ズームレンズの組合せ(態様1)、ズームレンズと固定
焦点レンズとの組合せ(態様2)、あるいは、それぞれ
が担う焦点距離が異なる2つの固定焦点(単焦点)レン
ズの組合せ(態様3)などの光学系を有する。
撮像光学系の種類の組合せの一例を示す。撮像光学部2
1は、異なる種類の光学系として、異なる焦点距離の組
合せの光学系を有していてもよい。たとえば撮像光学部
21は、それぞれが担う焦点距離の範囲が異なる2つの
ズームレンズの組合せ(態様1)、ズームレンズと固定
焦点レンズとの組合せ(態様2)、あるいは、それぞれ
が担う焦点距離が異なる2つの固定焦点(単焦点)レン
ズの組合せ(態様3)などの光学系を有する。
【0043】また、撮像光学部21は、異なる種類の光
学系として、異なる明るさの組合せの光学系を有してい
てもよい(態様4)。たとえば第1撮像光学系21a
は、通常光領域での波長透過率が大きい明るいレンズ、
第2撮像光学系21bは、通常光領域での波長透過率が
小さい暗いレンズであるとよい。ここで、明るいレンズ
とは、たとえば開放F値が小さいレンズであり、暗いレ
ンズとは、たとえば開放F値が大きいレンズである。
学系として、異なる明るさの組合せの光学系を有してい
てもよい(態様4)。たとえば第1撮像光学系21a
は、通常光領域での波長透過率が大きい明るいレンズ、
第2撮像光学系21bは、通常光領域での波長透過率が
小さい暗いレンズであるとよい。ここで、明るいレンズ
とは、たとえば開放F値が小さいレンズであり、暗いレ
ンズとは、たとえば開放F値が大きいレンズである。
【0044】図5は、撮像光学部21として、図4に示
す態様1を採用する場合において、2つのズームレンズ
が担う焦点距離の範囲の組合せの一例を示す。たとえ
ば、撮像光学部21は、焦点距離が17mm〜38mm
の広角ズームと焦点距離が35mm〜70mmの標準ズ
ームの組合せ(態様A)、焦点距離が65mm〜130
mmの望遠ズームと焦点距離が35mm〜70mmの標
準ズームの組合せ(態様B)、あるいは、焦点距離が1
7mm〜38mmの広角ズームと焦点距離が65mm〜
130mmの望遠ズームの組合せ(態様C)などの光学
系を有する。
す態様1を採用する場合において、2つのズームレンズ
が担う焦点距離の範囲の組合せの一例を示す。たとえ
ば、撮像光学部21は、焦点距離が17mm〜38mm
の広角ズームと焦点距離が35mm〜70mmの標準ズ
ームの組合せ(態様A)、焦点距離が65mm〜130
mmの望遠ズームと焦点距離が35mm〜70mmの標
準ズームの組合せ(態様B)、あるいは、焦点距離が1
7mm〜38mmの広角ズームと焦点距離が65mm〜
130mmの望遠ズームの組合せ(態様C)などの光学
系を有する。
【0045】図6は、第1実施形態によるデジタルカメ
ラ10の撮像ユニット20の詳細を示す。撮像光学部2
1は、第1撮像光学系21aと第2撮像光学系21bと
を有する。撮像デバイス部30は、第1撮像光学系21
aからのL1aを受光する第1CCD30aと、第2撮
像光学系21bからのL1bを受光する第2CCD30
bとを有する。
ラ10の撮像ユニット20の詳細を示す。撮像光学部2
1は、第1撮像光学系21aと第2撮像光学系21bと
を有する。撮像デバイス部30は、第1撮像光学系21
aからのL1aを受光する第1CCD30aと、第2撮
像光学系21bからのL1bを受光する第2CCD30
bとを有する。
【0046】本実施形態においては、第1CCD30a
と第2CCD30bとは、それぞれ異なる種類の撮像特
性を呈する。たとえば第1CCD30aと第2CCD3
0bとは、色分離フィルタを有するカラー撮像用のCC
D(電荷転送型撮像デバイス)である点で共通するが、
それぞれは、異なる種類の受光特性(受光感度特性)を
呈する。具体的には、第1CCD30aは、画素サイズ
(受光素子の受光面積のサイズ)が大きくかつ低解像度
あって比較的低照度の通常光撮像に適した高感度のCC
Dである一方、第2CCD30bは、画素サイズが小さ
くかつ高解像度あって比較的高照度の通常光撮像に適し
た低感度のCCDであり、各CCD30a,30bは光
強度入力に対する受光感度や許容範囲(ダイナミックレ
ンジ)が異なる。すなわち、各CCD30a,30b
は、図3に示した態様1に該当する。また、各CCD3
0a,30bは、撮像解像度の違いに応じて、分光感度
特性などの受光特性、各CCDを構成する受光素子の受
光領域の形状や配列、色分離フィルタの配列、あるいは
受光素子の配列ピッチや総画素数が、それぞれ異なって
いてもよい。
と第2CCD30bとは、それぞれ異なる種類の撮像特
性を呈する。たとえば第1CCD30aと第2CCD3
0bとは、色分離フィルタを有するカラー撮像用のCC
D(電荷転送型撮像デバイス)である点で共通するが、
それぞれは、異なる種類の受光特性(受光感度特性)を
呈する。具体的には、第1CCD30aは、画素サイズ
(受光素子の受光面積のサイズ)が大きくかつ低解像度
あって比較的低照度の通常光撮像に適した高感度のCC
Dである一方、第2CCD30bは、画素サイズが小さ
くかつ高解像度あって比較的高照度の通常光撮像に適し
た低感度のCCDであり、各CCD30a,30bは光
強度入力に対する受光感度や許容範囲(ダイナミックレ
ンジ)が異なる。すなわち、各CCD30a,30b
は、図3に示した態様1に該当する。また、各CCD3
0a,30bは、撮像解像度の違いに応じて、分光感度
特性などの受光特性、各CCDを構成する受光素子の受
光領域の形状や配列、色分離フィルタの配列、あるいは
受光素子の配列ピッチや総画素数が、それぞれ異なって
いてもよい。
【0047】一方、各撮像光学系21a,21bは、そ
れぞれ異なる種類のズームレンズで構成されている。ズ
ームレンズは、ピント位置を変えることなく、焦点距離
や画像の倍率を実質的に連続的に変えることができる。
また、各撮像光学系21a,21bは、通常光領域での
波長透過率がそれぞれ異なる。すなわち、各撮像光学系
21a,21bは、図4に示した態様1および態様4に
該当する。
れぞれ異なる種類のズームレンズで構成されている。ズ
ームレンズは、ピント位置を変えることなく、焦点距離
や画像の倍率を実質的に連続的に変えることができる。
また、各撮像光学系21a,21bは、通常光領域での
波長透過率がそれぞれ異なる。すなわち、各撮像光学系
21a,21bは、図4に示した態様1および態様4に
該当する。
【0048】たとえば第1撮像光学系21aは、ズーム
レンズ220aおよびフォーカスレンズ222aを有す
る撮影レンズ22aと、絞り24aと、シャッタ26a
と、ハーフミラー27aと、光学LPF(ローパスフィ
ルタ)28aとを有し、通常光領域での波長透過率が大
きい明るいレンズである。光学LPF28aは、CCD
30aを構成する受光素子の配列ピッチ(画素ピッチ)
あるいは色分離フィルタのピッチ間隔の空間周波数より
も高い空間周波数成分により生じ得る偽信号(あるいは
偽色信号)も発生を防止するためのものである。図示し
ていないが、第1撮像光学系21aは、光路上の光学L
PF28aの近傍に、可視光領域の波長透過率が高くか
つ不可視光領域の一例である赤外光領域の波長透過率が
低く、赤外光をカットするIRカットフィルタ(IR)
を有する。この構成により、第1撮像光学系21aで取
り込まれた被写体像が第1CCD30aの受光面上に結
像する。結像した被写体像の光量に応じ、第1CCD3
0aの図示しない各センサエレメントに電荷が蓄積され
る(この電荷が蓄積電荷である)。蓄積電荷は、リード
ゲートパルスによって、図示しないシフトレジスタに読
み出され、レジスタ転送パルスによってアナログの電圧
信号として順次読み出される。第1CCD30aから出
力されたアナログの電圧信号は選択部31に入力され
る。
レンズ220aおよびフォーカスレンズ222aを有す
る撮影レンズ22aと、絞り24aと、シャッタ26a
と、ハーフミラー27aと、光学LPF(ローパスフィ
ルタ)28aとを有し、通常光領域での波長透過率が大
きい明るいレンズである。光学LPF28aは、CCD
30aを構成する受光素子の配列ピッチ(画素ピッチ)
あるいは色分離フィルタのピッチ間隔の空間周波数より
も高い空間周波数成分により生じ得る偽信号(あるいは
偽色信号)も発生を防止するためのものである。図示し
ていないが、第1撮像光学系21aは、光路上の光学L
PF28aの近傍に、可視光領域の波長透過率が高くか
つ不可視光領域の一例である赤外光領域の波長透過率が
低く、赤外光をカットするIRカットフィルタ(IR)
を有する。この構成により、第1撮像光学系21aで取
り込まれた被写体像が第1CCD30aの受光面上に結
像する。結像した被写体像の光量に応じ、第1CCD3
0aの図示しない各センサエレメントに電荷が蓄積され
る(この電荷が蓄積電荷である)。蓄積電荷は、リード
ゲートパルスによって、図示しないシフトレジスタに読
み出され、レジスタ転送パルスによってアナログの電圧
信号として順次読み出される。第1CCD30aから出
力されたアナログの電圧信号は選択部31に入力され
る。
【0049】デジタルカメラ10は一般に電子シャッタ
機能を有するので、シャッタ26aのような機械式シャ
ッタは必須ではない。電子シャッタ機能を実現するため
に、第1CCD30aにシャッタゲートを介してシャッ
タドレインが設けられる。シャッタゲートを駆動すると
蓄積電荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタ
ゲートの制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積
するための時間、すなわちシャッタ速度が制御できる。
機能を有するので、シャッタ26aのような機械式シャ
ッタは必須ではない。電子シャッタ機能を実現するため
に、第1CCD30aにシャッタゲートを介してシャッ
タドレインが設けられる。シャッタゲートを駆動すると
蓄積電荷がシャッタドレインに掃き出される。シャッタ
ゲートの制御により、各センサエレメントに電荷を蓄積
するための時間、すなわちシャッタ速度が制御できる。
【0050】第2撮像光学系21bも、上記第1撮像光
学系21aと同様に、ズームレンズ220bおよびフォ
ーカスレンズ222bを有する撮影レンズ22bと、絞
り24bと、シャッタ26bと、ハーフミラー27b
と、光学LPF28bとを有する。図示していないが、
第2撮像光学系21bは、第1撮像光学系21aと同様
に、光路上の光学LPF28bの近傍にIRカットフィ
ルタを有する。この構成により、第2撮像光学系21b
で取り込まれた被写体像が第2CCD30bの受光面上
に結像し、第2CCD30bから出力されたアナログの
電圧信号は選択部31に入力される。
学系21aと同様に、ズームレンズ220bおよびフォ
ーカスレンズ222bを有する撮影レンズ22bと、絞
り24bと、シャッタ26bと、ハーフミラー27b
と、光学LPF28bとを有する。図示していないが、
第2撮像光学系21bは、第1撮像光学系21aと同様
に、光路上の光学LPF28bの近傍にIRカットフィ
ルタを有する。この構成により、第2撮像光学系21b
で取り込まれた被写体像が第2CCD30bの受光面上
に結像し、第2CCD30bから出力されたアナログの
電圧信号は選択部31に入力される。
【0051】ズームレンズで構成されている各撮像光学
系21a,21bは、それぞれが担う焦点距離の範囲が
略同一であってもよいし、一部のみが共通していてもよ
いし、あるいは互いに異なっていてもよい。なお、各C
CDから出力される2系統の電圧信号のキャリブレーシ
ョンをとっておくことが好ましい。
系21a,21bは、それぞれが担う焦点距離の範囲が
略同一であってもよいし、一部のみが共通していてもよ
いし、あるいは互いに異なっていてもよい。なお、各C
CDから出力される2系統の電圧信号のキャリブレーシ
ョンをとっておくことが好ましい。
【0052】選択部31は、選択制御部として機能する
撮像系CPU50からの指令に基づいて、各CCD30
a,30bにより得られる撮像信号のいずれか一方を選
択し、選択した撮像信号を撮像信号処理部32に入力す
る。
撮像系CPU50からの指令に基づいて、各CCD30
a,30bにより得られる撮像信号のいずれか一方を選
択し、選択した撮像信号を撮像信号処理部32に入力す
る。
【0053】入力された撮像信号は、撮像信号処理部3
2でR,G,Bの各成分に色分解され、まずホワイトバ
ランスが調整される。つづいて撮像信号処理部32は、
ガンマ補正を行ない、必要なタイミングでR,G,Bの
各信号を順次A/D変換し、その結果得られたデジタル
の画像データ(デジタル画像データ)を処理ユニット6
0のメインバス82へ出力する。
2でR,G,Bの各成分に色分解され、まずホワイトバ
ランスが調整される。つづいて撮像信号処理部32は、
ガンマ補正を行ない、必要なタイミングでR,G,Bの
各信号を順次A/D変換し、その結果得られたデジタル
の画像データ(デジタル画像データ)を処理ユニット6
0のメインバス82へ出力する。
【0054】撮像ユニット20はさらに、ファインダ3
4aを有するファインダ部34とストロボ36とを有す
る。ファインダ部34は、光学切替部350と、光学切
替部350を通過した光をファインダ34aに入力させ
るミラー352を有する。光学切替部350は、第1撮
像光学系21aのハーフミラー27aにより反射された
被写体像の一部を担う参照光L2aと第2撮像光学系2
1bのハーフミラー27bにより反射された被写体像の
一部を担う参照光L2bのいずれか一方を、選択的に通
過させる。この選択は、撮像系CPU50からの指令に
基づいて、選択部31における撮像信号の選択と連動し
て行なわれる。たとえば、選択部31が第1CCD30
aの撮像信号を選択するときには、光学切替部350
は、第1撮像光学系21aのハーフミラー27aにより
反射された参照光L2aを通過させる。
4aを有するファインダ部34とストロボ36とを有す
る。ファインダ部34は、光学切替部350と、光学切
替部350を通過した光をファインダ34aに入力させ
るミラー352を有する。光学切替部350は、第1撮
像光学系21aのハーフミラー27aにより反射された
被写体像の一部を担う参照光L2aと第2撮像光学系2
1bのハーフミラー27bにより反射された被写体像の
一部を担う参照光L2bのいずれか一方を、選択的に通
過させる。この選択は、撮像系CPU50からの指令に
基づいて、選択部31における撮像信号の選択と連動し
て行なわれる。たとえば、選択部31が第1CCD30
aの撮像信号を選択するときには、光学切替部350
は、第1撮像光学系21aのハーフミラー27aにより
反射された参照光L2aを通過させる。
【0055】光学切替部350は、例えば撮像系CPU
50からの指令に基づき向きを変える可動式ミラー及び
/又は可動式プリズムと、固定式ミラー及び/又は固定
式プリズムの組合せにより実現される。
50からの指令に基づき向きを変える可動式ミラー及び
/又は可動式プリズムと、固定式ミラー及び/又は固定
式プリズムの組合せにより実現される。
【0056】また、ファインダ部34には図示しないL
CDを内装してもよく、その場合、後述のメインCPU
62などからの各種情報をファインダ34内に表示でき
る。ストロボ36は、図示しないコンデンサに蓄えられ
たエネルギが放電管36aに供給されたときそれが発光
することで機能する。
CDを内装してもよく、その場合、後述のメインCPU
62などからの各種情報をファインダ34内に表示でき
る。ストロボ36は、図示しないコンデンサに蓄えられ
たエネルギが放電管36aに供給されたときそれが発光
することで機能する。
【0057】以上の構成によるデジタルカメラ10の主
な動作の一例は以下の通りである。まずデジタルカメラ
10のパワースイッチ112がオンされるとメイン電源
が投入され、カメラ各部に電力が供給される。
な動作の一例は以下の通りである。まずデジタルカメラ
10のパワースイッチ112がオンされるとメイン電源
が投入され、カメラ各部に電力が供給される。
【0058】次にメインCPU62は、機能設定部11
6の状態を読み込むことで、デジタルカメラ10が撮影
モードにあるか再生モードにあるかを判断する。デジタ
ルカメラ10が撮影モードにあるとき、メインCPU6
2は、レリーズスイッチ114の半押し状態を監視す
る。メインCPU62は、半押しの操作指令を取得した
とき、ユーザが画像の撮像指令のうちの前処理の指令を
発したと判断し、まず、測光センサ54および測距セン
サ52からそれぞれ測光データと測距データを得る。得
られたデータに基づいて撮像制御ユニット40が動作
し、撮影レンズ22のピント、絞りなどの調整が行なわ
れる。なおこのとき、撮像系CPU50は、得られたデ
ータに基づいて、第1撮像光学系21aと第1CCD3
0aとの組合せ、あるいは第2撮像光学系21bと第2
CCD30bとの組合せのいずれか一方のみに対して調
整してもよい。
6の状態を読み込むことで、デジタルカメラ10が撮影
モードにあるか再生モードにあるかを判断する。デジタ
ルカメラ10が撮影モードにあるとき、メインCPU6
2は、レリーズスイッチ114の半押し状態を監視す
る。メインCPU62は、半押しの操作指令を取得した
とき、ユーザが画像の撮像指令のうちの前処理の指令を
発したと判断し、まず、測光センサ54および測距セン
サ52からそれぞれ測光データと測距データを得る。得
られたデータに基づいて撮像制御ユニット40が動作
し、撮影レンズ22のピント、絞りなどの調整が行なわ
れる。なおこのとき、撮像系CPU50は、得られたデ
ータに基づいて、第1撮像光学系21aと第1CCD3
0aとの組合せ、あるいは第2撮像光学系21bと第2
CCD30bとの組合せのいずれか一方のみに対して調
整してもよい。
【0059】調整が完了すると、メインCPU62は、
「スタンバイ」などの文字を重ねた被写体画像をLCD
モニタ102に表示させ、デジタルカメラ10が「スタ
ンバイ」状態にある旨をユーザに伝える。これにより、
ユーザは、「スタンバイ」状態であることだけでなく、
被写体画像を動画的に確認することができる。
「スタンバイ」などの文字を重ねた被写体画像をLCD
モニタ102に表示させ、デジタルカメラ10が「スタ
ンバイ」状態にある旨をユーザに伝える。これにより、
ユーザは、「スタンバイ」状態であることだけでなく、
被写体画像を動画的に確認することができる。
【0060】つづいてメインCPU62は、レリーズス
イッチ114の全押し状態を監視する。メインCPU6
2は、レリーズスイッチ114の全押しの操作指令を取
得したとき、ユーザが画像の撮像指令のうちの実行処理
の指令を発したと判断する。すると、所定のシャッタ時
間をおいてシャッタが閉じられ、CCDの蓄積電荷が選
択部31へ掃き出される。
イッチ114の全押し状態を監視する。メインCPU6
2は、レリーズスイッチ114の全押しの操作指令を取
得したとき、ユーザが画像の撮像指令のうちの実行処理
の指令を発したと判断する。すると、所定のシャッタ時
間をおいてシャッタが閉じられ、CCDの蓄積電荷が選
択部31へ掃き出される。
【0061】選択部31は、撮像系CPU50により制
御されることで、各CCD30a,30bにより得られ
る撮像信号のいずれか一方を選択し、選択した撮像信号
を撮像信号処理部32に入力する。撮像信号処理部32
による画像処理の結果生成されたデジタル画像データは
メインバス82へ出力される。デジタル画像データは、
一旦メインメモリ68へ格納され、この後YC処理部7
0と圧縮伸張処理部78で処理を受ける。本発明の記憶
制御部として機能するメインCPU62は、これらの処
理がされた画像データを、オプション装置制御部74を
経由してメモリカード77の所定の記憶領域に記憶(記
録)させる。メインCPU62は、たとえば記録された
画像をフリーズされた状態でしばらくLCDモニタ10
2に表示させる。この場合、ユーザは撮影済の被写体画
像を確認することができる。以上で一連の撮影動作が完
了する。
御されることで、各CCD30a,30bにより得られ
る撮像信号のいずれか一方を選択し、選択した撮像信号
を撮像信号処理部32に入力する。撮像信号処理部32
による画像処理の結果生成されたデジタル画像データは
メインバス82へ出力される。デジタル画像データは、
一旦メインメモリ68へ格納され、この後YC処理部7
0と圧縮伸張処理部78で処理を受ける。本発明の記憶
制御部として機能するメインCPU62は、これらの処
理がされた画像データを、オプション装置制御部74を
経由してメモリカード77の所定の記憶領域に記憶(記
録)させる。メインCPU62は、たとえば記録された
画像をフリーズされた状態でしばらくLCDモニタ10
2に表示させる。この場合、ユーザは撮影済の被写体画
像を確認することができる。以上で一連の撮影動作が完
了する。
【0062】一方デジタルカメラ10が再生モードの場
合、メインCPU62は、メモリ制御部64を介してメ
インメモリ68から最後に撮影した画像を読み出し、こ
れを表示ユニット100のLCDモニタ102へ表示さ
せる。この状態でユーザが機能設定部116にて「順送
り」、「逆送り」を指示すると、メインCPU62は、
オプション装置制御部74を介して、現在表示されてい
る画像の前後に撮影された画像をメモリカード77から
読み出し、LCDモニタ102に表示させる。
合、メインCPU62は、メモリ制御部64を介してメ
インメモリ68から最後に撮影した画像を読み出し、こ
れを表示ユニット100のLCDモニタ102へ表示さ
せる。この状態でユーザが機能設定部116にて「順送
り」、「逆送り」を指示すると、メインCPU62は、
オプション装置制御部74を介して、現在表示されてい
る画像の前後に撮影された画像をメモリカード77から
読み出し、LCDモニタ102に表示させる。
【0063】次にメインCPU62は、機能設定部11
6の状態を読み込むことで、デジタルカメラ10が撮影
モードにあるか再生モードにあるかを判断する。デジタ
ルカメラ10が撮影モードにあるとき、メインCPU6
2は、レリーズスイッチ114の半押し状態を監視す
る。メインCPU62は、半押しの操作指令を取得した
とき、ユーザが画像の撮像指令のうちの前処理の指令を
発したと判断し、まず、測光センサ54および測距セン
サ52からそれぞれ測光データと測距データを得る。得
られたデータに基づいて撮像制御ユニット40が動作
し、撮影レンズ22のピント、絞りなどの調整が行なわ
れる。なおこのとき、撮像系CPU50は、得られたデ
ータに基づいて、第1撮像光学系21aと第1CCD3
0aとの組合せ、あるいは第2撮像光学系21bと第2
CCD30bとの組合せのいずれか一方のみに対して調
整してもよい。
6の状態を読み込むことで、デジタルカメラ10が撮影
モードにあるか再生モードにあるかを判断する。デジタ
ルカメラ10が撮影モードにあるとき、メインCPU6
2は、レリーズスイッチ114の半押し状態を監視す
る。メインCPU62は、半押しの操作指令を取得した
とき、ユーザが画像の撮像指令のうちの前処理の指令を
発したと判断し、まず、測光センサ54および測距セン
サ52からそれぞれ測光データと測距データを得る。得
られたデータに基づいて撮像制御ユニット40が動作
し、撮影レンズ22のピント、絞りなどの調整が行なわ
れる。なおこのとき、撮像系CPU50は、得られたデ
ータに基づいて、第1撮像光学系21aと第1CCD3
0aとの組合せ、あるいは第2撮像光学系21bと第2
CCD30bとの組合せのいずれか一方のみに対して調
整してもよい。
【0064】調整が完了すると、メインCPU62は、
「スタンバイ」などの文字を重ねた被写体画像をLCD
モニタ102に表示させ、デジタルカメラ10が「スタ
ンバイ」状態にある旨をユーザに伝える。これにより、
ユーザは、「スタンバイ」状態であることだけでなく、
被写体画像を動画的に確認することができる。
「スタンバイ」などの文字を重ねた被写体画像をLCD
モニタ102に表示させ、デジタルカメラ10が「スタ
ンバイ」状態にある旨をユーザに伝える。これにより、
ユーザは、「スタンバイ」状態であることだけでなく、
被写体画像を動画的に確認することができる。
【0065】つづいてメインCPU62は、レリーズス
イッチ114の全押し状態を監視する。メインCPU6
2は、レリーズスイッチ114の全押しの操作指令を取
得したとき、ユーザが画像の撮像指令のうちの実行処理
の指令を発したと判断する。すると、所定のシャッタ時
間をおいてシャッタが閉じられ、CCDの蓄積電荷が選
択部31へ掃き出される。
イッチ114の全押し状態を監視する。メインCPU6
2は、レリーズスイッチ114の全押しの操作指令を取
得したとき、ユーザが画像の撮像指令のうちの実行処理
の指令を発したと判断する。すると、所定のシャッタ時
間をおいてシャッタが閉じられ、CCDの蓄積電荷が選
択部31へ掃き出される。
【0066】選択部31は、撮像系CPU50により制
御されることで、各CCD30a,30bにより得られ
る撮像信号のいずれか一方を選択し、選択した撮像信号
を撮像信号処理部32に入力する。撮像信号処理部32
による画像処理の結果生成されたデジタル画像データは
メインバス82へ出力される。デジタル画像データは、
一旦メインメモリ68へ格納され、この後YC処理部7
0と圧縮伸張処理部78で処理を受ける。本発明の記憶
制御部として機能するメインCPU62は、これらの処
理がされた画像データを、オプション装置制御部74を
経由してメモリカード77の所定の記憶領域に記憶(記
録)させる。メインCPU62は、たとえば記録された
画像をフリーズされた状態でしばらくLCDモニタ10
2に表示させる。この場合、ユーザは撮影済の被写体画
像を確認することができる。以上で一連の撮影動作が完
了する。
御されることで、各CCD30a,30bにより得られ
る撮像信号のいずれか一方を選択し、選択した撮像信号
を撮像信号処理部32に入力する。撮像信号処理部32
による画像処理の結果生成されたデジタル画像データは
メインバス82へ出力される。デジタル画像データは、
一旦メインメモリ68へ格納され、この後YC処理部7
0と圧縮伸張処理部78で処理を受ける。本発明の記憶
制御部として機能するメインCPU62は、これらの処
理がされた画像データを、オプション装置制御部74を
経由してメモリカード77の所定の記憶領域に記憶(記
録)させる。メインCPU62は、たとえば記録された
画像をフリーズされた状態でしばらくLCDモニタ10
2に表示させる。この場合、ユーザは撮影済の被写体画
像を確認することができる。以上で一連の撮影動作が完
了する。
【0067】ここで、第1撮像光学系21aは、通常光
領域での波長透過率が大きい明るいレンズである一方、
第2撮像光学系21bは、通常光領域での波長透過率が
小さい暗いレンズである。また第1CCD30aは、比
較的低照度の通常光撮像に適した高感度のCCDである
一方、第2CCD30bは、比較的高照度の撮像に適し
た低感度のCCDである。したがって、撮像系CPU5
0が、測光センサ54による測光データに基づいて、撮
像デバイスであるCCDへの入射光の強度が、予め定め
られた強度よりも弱いときには、第1撮像光学系21a
と第1CCD30aとの組合せを選択させ、予め定めら
れた強度よりも強いときには第2撮像光学系21bと第
2CCD30bとの組合せを選択させる。たとえば、選
択部31が、比較的低照度の撮影環境下における撮影時
には第1CCD30aからの撮像信号に切り替え、比較
的高照度の撮影環境下における撮影時には第2CCD3
0bからの撮像信号に切り替えることで、実質的には光
強度入力に対するダイナミックレンジを自動的に拡大す
ることができ、撮像可能な用途範囲が拡大する。また、
S/Nの良好な画像を必要とするときには第1CCD3
0aからの撮像信号に切り替え、高精細な画像を必要と
するときには第2CCD30bからの撮像信号に切り替
えることもできる。さらに、使用する各CCDの撮像解
像度の違いに応じて、分光感度特性などの受光特性、各
CCDを構成する受光素子の受光領域の形状や配列、色
分離フィルタの配列、あるいは受光素子の配列ピッチや
総画素数を適宜選択して撮像デバイス部を構成すること
ができるから便利である。
領域での波長透過率が大きい明るいレンズである一方、
第2撮像光学系21bは、通常光領域での波長透過率が
小さい暗いレンズである。また第1CCD30aは、比
較的低照度の通常光撮像に適した高感度のCCDである
一方、第2CCD30bは、比較的高照度の撮像に適し
た低感度のCCDである。したがって、撮像系CPU5
0が、測光センサ54による測光データに基づいて、撮
像デバイスであるCCDへの入射光の強度が、予め定め
られた強度よりも弱いときには、第1撮像光学系21a
と第1CCD30aとの組合せを選択させ、予め定めら
れた強度よりも強いときには第2撮像光学系21bと第
2CCD30bとの組合せを選択させる。たとえば、選
択部31が、比較的低照度の撮影環境下における撮影時
には第1CCD30aからの撮像信号に切り替え、比較
的高照度の撮影環境下における撮影時には第2CCD3
0bからの撮像信号に切り替えることで、実質的には光
強度入力に対するダイナミックレンジを自動的に拡大す
ることができ、撮像可能な用途範囲が拡大する。また、
S/Nの良好な画像を必要とするときには第1CCD3
0aからの撮像信号に切り替え、高精細な画像を必要と
するときには第2CCD30bからの撮像信号に切り替
えることもできる。さらに、使用する各CCDの撮像解
像度の違いに応じて、分光感度特性などの受光特性、各
CCDを構成する受光素子の受光領域の形状や配列、色
分離フィルタの配列、あるいは受光素子の配列ピッチや
総画素数を適宜選択して撮像デバイス部を構成すること
ができるから便利である。
【0068】また、2つのズームレンズ220a,22
0bのそれぞれが担う焦点距離の範囲の関係として、た
とえば図5に示した態様Aおよび態様Bのように、両者
の焦点距離範囲の一部が共通するものの、第1撮像光学
系21aの焦点距離が短く設定され、第2撮像光学系2
1bの焦点距離が長く設定された場合、撮像系CPU5
0が、測距センサ52による測距データに基づいて、被
写体との間の距離が、予め定められた距離よりも短いと
きには第1撮像光学系21aを選択させ、予め定められ
た距離よりも長いときには第2撮像光学系21bを選択
させる、つまり、2つのズームレンズ220a,220
bの撮像信号を測距データに基づいて自動的に切り替え
て使用することで、実質的にはズームの可変範囲を連続
的に拡大することができ、撮像可能な用途範囲が拡大す
る。
0bのそれぞれが担う焦点距離の範囲の関係として、た
とえば図5に示した態様Aおよび態様Bのように、両者
の焦点距離範囲の一部が共通するものの、第1撮像光学
系21aの焦点距離が短く設定され、第2撮像光学系2
1bの焦点距離が長く設定された場合、撮像系CPU5
0が、測距センサ52による測距データに基づいて、被
写体との間の距離が、予め定められた距離よりも短いと
きには第1撮像光学系21aを選択させ、予め定められ
た距離よりも長いときには第2撮像光学系21bを選択
させる、つまり、2つのズームレンズ220a,220
bの撮像信号を測距データに基づいて自動的に切り替え
て使用することで、実質的にはズームの可変範囲を連続
的に拡大することができ、撮像可能な用途範囲が拡大す
る。
【0069】また、たとえば図5に示した態様Cのよう
に、両者の焦点距離範囲に共通する部分がない、すなわ
ち、それぞれが担う焦点距離の範囲が互いに異なる場合
にも、遠景撮影時には望遠(テレ)側にする一方、ポー
トレイト撮影など比較的近距離の被写体を取り扱う近接
撮影時には広角(ワイド)側にするなど、撮影条件に応
じて広角側あるいは望遠側の撮像信号を使用するように
切り替えることができるから、撮像可能な用途範囲が拡
大し、撮影できる情報量が増す。
に、両者の焦点距離範囲に共通する部分がない、すなわ
ち、それぞれが担う焦点距離の範囲が互いに異なる場合
にも、遠景撮影時には望遠(テレ)側にする一方、ポー
トレイト撮影など比較的近距離の被写体を取り扱う近接
撮影時には広角(ワイド)側にするなど、撮影条件に応
じて広角側あるいは望遠側の撮像信号を使用するように
切り替えることができるから、撮像可能な用途範囲が拡
大し、撮影できる情報量が増す。
【0070】また、撮像信号処理部32や記憶媒体を共
用化することができるので、光学系の種類が異なる2系
統の撮像信号処理部などを独立に用意するよりも、部品
点数が低減し、またその分だけコストが低減する。ま
た、2系統の画像データのキャリブレーションは、2台
別々のデジタルカメラよりもはるかに容易である。
用化することができるので、光学系の種類が異なる2系
統の撮像信号処理部などを独立に用意するよりも、部品
点数が低減し、またその分だけコストが低減する。ま
た、2系統の画像データのキャリブレーションは、2台
別々のデジタルカメラよりもはるかに容易である。
【0071】さらにユーザは、光学系の種類が異なる2
台のデジタルカメラ10を持ち歩く必要がなくなるとと
もに、測距データや測光データに基づいて撮像光学系や
撮像デバイスが自動的に切り替えられるので、便利であ
る。
台のデジタルカメラ10を持ち歩く必要がなくなるとと
もに、測距データや測光データに基づいて撮像光学系や
撮像デバイスが自動的に切り替えられるので、便利であ
る。
【0072】図7は、第2実施形態によるデジタルカメ
ラ10の撮像ユニット20の詳細を示す。本実施形態の
撮像デバイス部30は、異なる種類の撮像特性として、
分光感度特性がそれぞれ異なるCCDを有する点が上記
第1実施形態と異なる。たとえば、可視光領域での分光
感度は第1CCD30aの方が第2CCD30bよりも
高く、不可視光領域の一例である赤外光領域での分光感
度は第2CCD30bの方が第1CCD30aよりも高
い。すなわち各CCD30a,30bは、図3に示した
態様2に該当し、第1CCD30aは可視光撮像に適し
たカラー画像撮像用のデバイスである一方、第2CCD
30bは赤外光撮像に適したデバイスである。なお、受
光素子の受光領域の形状や配列方式、各受光素子の配列
ピッチ、総画素数、有効撮像面積、あるいは読出方式
は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
ラ10の撮像ユニット20の詳細を示す。本実施形態の
撮像デバイス部30は、異なる種類の撮像特性として、
分光感度特性がそれぞれ異なるCCDを有する点が上記
第1実施形態と異なる。たとえば、可視光領域での分光
感度は第1CCD30aの方が第2CCD30bよりも
高く、不可視光領域の一例である赤外光領域での分光感
度は第2CCD30bの方が第1CCD30aよりも高
い。すなわち各CCD30a,30bは、図3に示した
態様2に該当し、第1CCD30aは可視光撮像に適し
たカラー画像撮像用のデバイスである一方、第2CCD
30bは赤外光撮像に適したデバイスである。なお、受
光素子の受光領域の形状や配列方式、各受光素子の配列
ピッチ、総画素数、有効撮像面積、あるいは読出方式
は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
【0073】また、撮像光学部21は、光路上の光学L
PF28aの後段にIRカットフィルタ29aを有する
第1撮像光学系21aと、IRカットフィルタを有しな
い第2撮像光学系21bとを備える点が、上記第1実施
形態と異なる。この構成により、第1撮像光学系21a
と第2撮像光学系21bは、それぞれ異なる波長通過特
性を有する。第1CCD30aは第1撮像光学系21a
を通過した光L1aを受光して可視光画像を撮像し、第
2CCD30bは第2撮像光学系21bを通過した光L
1bを受光して不可視光画像の一例である赤外光画像を
撮像する。このとき、第2撮像光学系21bがIRカッ
トフィルタを有していない分だけ、第2CCD30bか
ら出力される赤外光に対する撮像信号の出力レベルが一
層大きくなる。
PF28aの後段にIRカットフィルタ29aを有する
第1撮像光学系21aと、IRカットフィルタを有しな
い第2撮像光学系21bとを備える点が、上記第1実施
形態と異なる。この構成により、第1撮像光学系21a
と第2撮像光学系21bは、それぞれ異なる波長通過特
性を有する。第1CCD30aは第1撮像光学系21a
を通過した光L1aを受光して可視光画像を撮像し、第
2CCD30bは第2撮像光学系21bを通過した光L
1bを受光して不可視光画像の一例である赤外光画像を
撮像する。このとき、第2撮像光学系21bがIRカッ
トフィルタを有していない分だけ、第2CCD30bか
ら出力される赤外光に対する撮像信号の出力レベルが一
層大きくなる。
【0074】そこで、この第3実施形態によるデジタル
カメラ10においては、撮像系CPU50が、測光セン
サ54による測光データに基づいて、撮像デバイスであ
るCCDへの入射光の強度が予め定められた強度よりも
強いときには、可視光(通常光)撮影を目的として、第
1撮像光学系21aと第1CCD30aとの組合せを選
択させ、入射光の強度が予め定められた強度よりも強い
ときには、赤外光撮影を目的として、第2撮像光学系2
1bと第2CCD30bとの組合せを選択させる。これ
により、ユーザは、デジタルカメラ10を、可視光撮影
用と赤外光撮影用とに使い分けることができ、撮像可能
な用途範囲が拡大する。
カメラ10においては、撮像系CPU50が、測光セン
サ54による測光データに基づいて、撮像デバイスであ
るCCDへの入射光の強度が予め定められた強度よりも
強いときには、可視光(通常光)撮影を目的として、第
1撮像光学系21aと第1CCD30aとの組合せを選
択させ、入射光の強度が予め定められた強度よりも強い
ときには、赤外光撮影を目的として、第2撮像光学系2
1bと第2CCD30bとの組合せを選択させる。これ
により、ユーザは、デジタルカメラ10を、可視光撮影
用と赤外光撮影用とに使い分けることができ、撮像可能
な用途範囲が拡大する。
【0075】図8は、第3実施形態によるデジタルカメ
ラ10の撮像ユニット20の詳細を示す。撮像光学部2
1の各撮像光学系21a,21bは、ズームレンズを有
しない固定焦点レンズで構成されており、それぞれ異な
る単一の焦点距離を有する点が第1実施形態と異なる。
すなわち、各撮像光学系21a,21bは、図4に示し
た態様3に該当する。
ラ10の撮像ユニット20の詳細を示す。撮像光学部2
1の各撮像光学系21a,21bは、ズームレンズを有
しない固定焦点レンズで構成されており、それぞれ異な
る単一の焦点距離を有する点が第1実施形態と異なる。
すなわち、各撮像光学系21a,21bは、図4に示し
た態様3に該当する。
【0076】2つの固定焦点レンズのそれぞれが担う焦
点距離fが互いに異なり、一方が広角側(たとえばf=
28mm)で他方が望遠側(たとえばf=300mm)
である場合、たとえば遠景撮影時には望遠側にする一
方、近接撮影時には広角側にするなど、撮影条件に応じ
て広角側あるいは望遠側の撮像信号を使用するように切
り替えることができるから、この第3実施形態において
も、撮像可能な用途範囲が拡大し、撮影できる情報量が
増す。
点距離fが互いに異なり、一方が広角側(たとえばf=
28mm)で他方が望遠側(たとえばf=300mm)
である場合、たとえば遠景撮影時には望遠側にする一
方、近接撮影時には広角側にするなど、撮影条件に応じ
て広角側あるいは望遠側の撮像信号を使用するように切
り替えることができるから、この第3実施形態において
も、撮像可能な用途範囲が拡大し、撮影できる情報量が
増す。
【0077】また、この第3実施形態のデジタルカメラ
10においても、撮影環境下における照度の条件に応じ
て各CCDからの撮像信号を切り替えることで実質的に
光強度入力に対するダイナミックレンジを拡大すること
ができ、また光学特性が異なる2系列の画像処理部など
を独立に用意するよりも部品点数やコストが低減するな
ど、第1実施形態と同様の効果を有する。
10においても、撮影環境下における照度の条件に応じ
て各CCDからの撮像信号を切り替えることで実質的に
光強度入力に対するダイナミックレンジを拡大すること
ができ、また光学特性が異なる2系列の画像処理部など
を独立に用意するよりも部品点数やコストが低減するな
ど、第1実施形態と同様の効果を有する。
【0078】図9は、第4実施形態によるデジタルカメ
ラ10の撮像ユニット20の詳細を示す。撮像光学部2
1の第1撮像光学系21aは、第3実施形態と同様に、
ズームレンズを有しない固定焦点レンズであり、第2撮
像光学系21bは、第1実施形態と同様に、ズームレン
ズ220bで構成されている。すなわち、各撮像光学系
21a,21bは、図4に示した態様2に該当する。た
とえば、第1撮像光学系21aによる固定焦点レンズの
焦点距離は、第2撮像光学系21bのズームレンズ22
0bが担う焦点距離範囲の外にあるのがよい。
ラ10の撮像ユニット20の詳細を示す。撮像光学部2
1の第1撮像光学系21aは、第3実施形態と同様に、
ズームレンズを有しない固定焦点レンズであり、第2撮
像光学系21bは、第1実施形態と同様に、ズームレン
ズ220bで構成されている。すなわち、各撮像光学系
21a,21bは、図4に示した態様2に該当する。た
とえば、第1撮像光学系21aによる固定焦点レンズの
焦点距離は、第2撮像光学系21bのズームレンズ22
0bが担う焦点距離範囲の外にあるのがよい。
【0079】この第4実施形態のデジタルカメラ10に
おいても、撮影環境下における照度の条件に応じて各C
CDからの撮像信号を切り替えることで実質的に光強度
入力に対するダイナミックレンジを拡大することがで
き、また被写体距離などの撮影条件に応じて撮像光学系
を切り替えることができるから、撮像可能な用途範囲が
拡大し、また、部品点数やコストが低減するなど、第1
実施形態と同様の効果を有する。
おいても、撮影環境下における照度の条件に応じて各C
CDからの撮像信号を切り替えることで実質的に光強度
入力に対するダイナミックレンジを拡大することがで
き、また被写体距離などの撮影条件に応じて撮像光学系
を切り替えることができるから、撮像可能な用途範囲が
拡大し、また、部品点数やコストが低減するなど、第1
実施形態と同様の効果を有する。
【0080】図10は、第5実施形態によるデジタルカ
メラ10の撮像ユニット20の詳細を示す。撮像信号処
理部32と選択部31との配置の順序を逆にしている点
が、上記第1実施形態と異なる。撮像信号処理部32
は、第1CCD30aからの撮像信号に対して予め定め
られた画像処理を施す第1撮像信号処理部32aと、第
2CCD30bからの撮像信号に対して予め定められた
画像処理を施す第2撮像信号処理部32bとを有する。
第1撮像信号処理部32aと第2撮像信号処理部32b
とは、各撮像光学系21a,21bや撮像デバイス30
a,30bの種類に応じて、各CCDから出力された撮
像信号に対して、それぞれ異なる画像処理を施す。各撮
像信号処理部32a,32bから出力される処理済の撮
像信号は、撮像信号処理部32の後段に配された選択部
31に入力される。
メラ10の撮像ユニット20の詳細を示す。撮像信号処
理部32と選択部31との配置の順序を逆にしている点
が、上記第1実施形態と異なる。撮像信号処理部32
は、第1CCD30aからの撮像信号に対して予め定め
られた画像処理を施す第1撮像信号処理部32aと、第
2CCD30bからの撮像信号に対して予め定められた
画像処理を施す第2撮像信号処理部32bとを有する。
第1撮像信号処理部32aと第2撮像信号処理部32b
とは、各撮像光学系21a,21bや撮像デバイス30
a,30bの種類に応じて、各CCDから出力された撮
像信号に対して、それぞれ異なる画像処理を施す。各撮
像信号処理部32a,32bから出力される処理済の撮
像信号は、撮像信号処理部32の後段に配された選択部
31に入力される。
【0081】選択部31は、撮像系CPU50により制
御されることで、各撮像信号処理部32a,32bから
出力される処理済の撮像信号のいずれか一方を選択し、
選択した撮像信号を処理ユニット60のメインバス82
へ出力する。
御されることで、各撮像信号処理部32a,32bから
出力される処理済の撮像信号のいずれか一方を選択し、
選択した撮像信号を処理ユニット60のメインバス82
へ出力する。
【0082】撮像信号処理部32と選択部31との配置
の順序が逆ではあるが、この構成においても、上記第1
実施形態と同様の効果を得ることができる。また、撮像
信号処理部32は独立の撮像信号処理部を有するので、
各撮像光学系の種類と各撮像デバイスの撮像特性の組合
せに応じて、それぞれ最も好ましい処理部を構成するこ
とができるから、設計の自由度が増す。
の順序が逆ではあるが、この構成においても、上記第1
実施形態と同様の効果を得ることができる。また、撮像
信号処理部32は独立の撮像信号処理部を有するので、
各撮像光学系の種類と各撮像デバイスの撮像特性の組合
せに応じて、それぞれ最も好ましい処理部を構成するこ
とができるから、設計の自由度が増す。
【0083】なおこの第5実施形態は、第1実施形態に
限らず、上記第2〜第4の実施形態に適用することもで
き、それぞれ各実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
限らず、上記第2〜第4の実施形態に適用することもで
き、それぞれ各実施形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0084】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更ま
たは改良を加えることができる。その様な変更または改
良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更ま
たは改良を加えることができる。その様な変更または改
良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ること
が、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0085】たとえば、撮像光学系や撮像デバイスは、
それぞれ2つに限らず、3以上であってもよい。また撮
像デバイスは、図3の態様8に示したように、CCD
(電荷転送型のデバイス)に限らず、C−MOS型など
のXYアドレス型のデバイスであってもよい。たとえば
C−MOS型デバイスにすると、解像度やS/Nの点で
は不利ではあるが、低コスト、低消費電力の装置を実現
できる。
それぞれ2つに限らず、3以上であってもよい。また撮
像デバイスは、図3の態様8に示したように、CCD
(電荷転送型のデバイス)に限らず、C−MOS型など
のXYアドレス型のデバイスであってもよい。たとえば
C−MOS型デバイスにすると、解像度やS/Nの点で
は不利ではあるが、低コスト、低消費電力の装置を実現
できる。
【0086】また、各撮像光学系により取り込まれた被
写体像の一部を反射させるハーフミラーを設けることな
く、各撮像光学系に対応してそれぞれ独立に参照画像を
確認可能なファインダを設けてもよい。ファインダ単体
の構造は簡単であるから、撮像光学系の切替えに連動さ
せてファインダに入力される参照光を切り替える構造を
有しない分だけ、装置構造が簡易になる。
写体像の一部を反射させるハーフミラーを設けることな
く、各撮像光学系に対応してそれぞれ独立に参照画像を
確認可能なファインダを設けてもよい。ファインダ単体
の構造は簡単であるから、撮像光学系の切替えに連動さ
せてファインダに入力される参照光を切り替える構造を
有しない分だけ、装置構造が簡易になる。
【0087】また、上記各実施形態では、画像撮像装置
の一例として、静止画撮像用のデジタルカメラを例に説
明したが、本発明の画像撮像装置は、デジタルカメラに
限るものではなく、たとえば、動画撮像用のビデオムー
ビーであってもよい。また、撮像された画像を記憶させ
る記憶制御部を有していなくてもよい。この場合、撮像
された画像は、たとえばビデオ出力端子から外部機器へ
出力される。
の一例として、静止画撮像用のデジタルカメラを例に説
明したが、本発明の画像撮像装置は、デジタルカメラに
限るものではなく、たとえば、動画撮像用のビデオムー
ビーであってもよい。また、撮像された画像を記憶させ
る記憶制御部を有していなくてもよい。この場合、撮像
された画像は、たとえばビデオ出力端子から外部機器へ
出力される。
【0088】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被写体
距離や照明条件などの撮影条件に応じて撮像光学系や撮
像デバイスを自動的に切り替えて使用することができる
から、撮像可能な用途範囲が拡大する。
距離や照明条件などの撮影条件に応じて撮像光学系や撮
像デバイスを自動的に切り替えて使用することができる
から、撮像可能な用途範囲が拡大する。
【図1】画像撮像装置の一例としてのデジタルカメラの
外観図
外観図
【図2】デジタルカメラのブロック図
【図3】撮像デバイス部における、2つの撮像デバイス
の撮像特性の種類の組合せの一例を示す図
の撮像特性の種類の組合せの一例を示す図
【図4】撮像光学部における、2つの撮像光学系の種類
の組合せの一例を示す図
の組合せの一例を示す図
【図5】2つのズームレンズが担う焦点距離の範囲の組
合せの一例を示す図
合せの一例を示す図
【図6】第1実施形態によるデジタルカメラの撮像ユニ
ットの詳細を示す図
ットの詳細を示す図
【図7】第2実施形態によるデジタルカメラの撮像ユニ
ットの詳細を示す図
ットの詳細を示す図
【図8】第3実施形態によるデジタルカメラの撮像ユニ
ットの詳細を示す図
ットの詳細を示す図
【図9】第4実施形態によるデジタルカメラの撮像ユニ
ットの詳細を示す図
ットの詳細を示す図
【図10】第5実施形態によるデジタルカメラの撮像ユ
ニットの詳細を示す図
ニットの詳細を示す図
10 デジタルカメラ
20 撮像ユニット
21 撮像光学部
30 撮像デバイス部
31 選択部
32 撮像信号処理部
34 ファインダ部
36 ストロボ
40 撮像制御ユニット
50 撮像系CPU
51 撮影条件取得部
52 測距センサ
54 測光センサ
60 処理ユニット
62 メインCPU
70 YC処理部
100 表示ユニット
102 LCDモニタ
110 操作ユニット
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G03B 19/06 G02B 7/11 N
19/07 G03B 3/00 A
Fターム(参考) 2H002 AB01 AB06 JA09
2H011 AA03 BB04 CA01
2H051 AA00 AA08 EB13 EB20
2H054 BB05 BB07
5C022 AB03 AB13 AB15 AB21 AB66
AC42 AC55 AC56 AC69
Claims (8)
- 【請求項1】 被写体の画像を撮像する画像撮像装置で
あって、 複数の撮像光学系、および前記複数の撮像光学系からの
光を各別に受光し、前記被写体の画像を各別に撮像して
撮像信号を出力する複数の撮像デバイスを有する撮像部
と、 前記被写体と当該画像撮像装置との位置関係に基づいて
定まる撮像条件を示す情報を取得する撮像条件取得部
と、 前記撮像条件取得部が取得した前記撮像条件に応じて、
前記複数の撮像光学系のうちのいずれか一方、および/
または前記複数の撮像デバイスのうちのいずれか一方を
前記撮像部に選択させる選択制御部とを備えたことを特
徴とする画像撮像装置。 - 【請求項2】 前記複数の撮像光学系は、焦点距離が短
い第1の撮像光学系と焦点距離が長い第2の撮像光学系
とを含み、 前記撮像条件取得部は、前記撮像条件を示す情報とし
て、前記被写体と当該画像撮像装置との距離を示す情報
を取得する測距部を有し、 前記選択制御部は、前記被写体と当該画像撮像装置との
距離が、予め定められた距離よりも短いときには前記第
1の撮像光学系を選択させ、前記予め定められた距離よ
りも長いときには前記第2の撮像光学系を選択させるこ
とを特徴とする請求項1記載の画像撮像装置。 - 【請求項3】 前記複数の撮像光学系は、通常光領域で
の波長透過率が大きい第1の撮像光学系と通常光領域で
の波長透過率が小さい第2の撮像光学系とを含み、 前記撮像条件取得部は、前記撮像条件を示す情報とし
て、前記被写体を照明する照明の明るさに応じて定まる
前記撮像デバイスに入射する入射光の強度を示す情報を
取得する測光部を有し、 前記選択制御部は、前記入射光の強度が、予め定められ
た強度よりも弱いときには前記第1の撮像光学系を選択
させ、前記予め定められた強度よりも強いときには前記
第2の撮像光学系を選択させることを特徴とする請求項
1または2記載の画像撮像装置。 - 【請求項4】 前記複数の撮像デバイスは、通常光領域
での受光感度が高い第1の撮像デバイスと通常光領域で
の受光感度が低い第2の撮像デバイスとを含み、 前記撮像条件取得部は、前記撮像条件を示す情報とし
て、前記被写体を照明する照明の明るさに応じて定まる
前記撮像デバイスに入射する入射光の強度を示す情報を
取得する測光部を有し、 前記選択制御部は、前記入射光の強度が、予め定められ
た強度よりも弱いときには前記第1の撮像デバイスを選
択させ、前記予め定められた強度よりも強いときには前
記第2の撮像デバイスを選択させることを特徴とする請
求項1または2記載の画像撮像装置。 - 【請求項5】 前記複数の撮像光学系は、通常光領域で
の波長透過率が大きい第1の撮像光学系と通常光領域で
の波長透過率が小さい第2の撮像光学系とを含み、 前記選択制御部は、前記入射光の強度が、予め定められ
た強度よりも弱いときには第1の撮像光学系を選択さ
せ、前記予め定められた強度よりも強いときには前記第
2の撮像光学系を選択させることを特徴とする請求項4
記載の画像撮像装置。 - 【請求項6】 前記複数の撮像光学系は、赤外光領域で
の波長透過率が小さい第1の撮像光学系と赤外光領域で
の波長透過率が大きい第2の撮像光学系とを含み、 前記撮像条件取得部は、前記撮像条件を示す情報とし
て、前記被写体を照明する照明の明るさに応じて定まる
前記撮像デバイスに入射する入射光の強度を示す情報を
取得する測光部を有し、 前記選択制御部は、前記入射光の強度が、予め定められ
た強度よりも強いときには前記第1の撮像光学系を選択
させ、前記予め定められた強度よりも弱いときには前記
第2の撮像光学系を選択させることを特徴とする請求項
1または2記載の画像撮像装置。 - 【請求項7】 前記複数の撮像デバイスは、赤外光領域
での受光感度が低い第1の撮像デバイスと赤外光領域で
の受光感度が高い第2の撮像デバイスとを含み、 前記撮像条件取得部は、前記撮像条件を示す情報とし
て、前記被写体を照明する照明の明るさに応じて定まる
前記撮像デバイスに入射する入射光の強度を示す情報を
取得する測光部を有し、 前記選択制御部は、前記入射光の強度が、予め定められ
た強度よりも強いときには前記第1の撮像デバイスを選
択させ、前記予め定められた強度よりも弱いときには前
記第2の撮像デバイスを選択させることを特徴とする請
求項1または2記載の画像撮像装置。 - 【請求項8】 前記複数の撮像光学系は、赤外光領域で
の波長透過率が小さい第1の撮像光学系と赤外光領域で
の波長透過率が大きい第2の撮像光学系とを含み、 前記選択制御部は、前記入射光の強度が、予め定められ
た強度よりも強いときには前記第1の撮像光学系を選択
させ、前記予め定められた強度よりも弱いときには前記
第2の撮像光学系を選択させることを特徴とする請求項
7記載の画像撮像装置。
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