JP5045590B2 - 表示装置 - Google Patents

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    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/56Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof provided with illuminating means

Description

この発明は、カメラ映像をモニタに表示する際に、表示する映像として有効な領域を検出し、有効な領域のみ表示する表示装置に関し、とくに、エレベータかご内の監視カメラの映像を表示する表示装置に関する。
近年の防犯意識の高まりにより、エレベータシステムにおいても、監視カメラをかご内に設置し、管理人室や警備会社などで、監視映像を表示・記録することが一般におこなわれるようになってきている。また、エレベータかご内や、乗り場などにモニタを設け、エレベータかご内の映像を数秒間だけ表示することで、プライバシーを守りつつ、防犯に役立てようとする簡易防犯システムが普及しつつある。
このような、カメラとモニタを接続し、モニタにカメラ映像を表示する場合、両者を低コストで接続するためには、テレビ信号(NTSCやPAL等の規格化された信号)で接続することが一般的である。そのため、カメラがカメラ映像を出力するときには、カメラ内部においてイメージセンサで取得した映像をテレビ信号に変換してから、出力する。
映像をテレビ信号に変換するときに、カメラのイメージセンサの画素数よりテレビ信号の画素数が異なることがある。これに対してはトリミング処理や拡大・縮小処理などの映像処理をおこなうことで対処するが、とくにカメラのイメージセンサの画素数よりテレビ信号の画素数が大きい場合には、表示画面端に黒い無映像領域を付加することで対処する場合がある。
しかしこの場合、テレビ信号を入力され、カメラ映像をモニタに表示する表示装置が、テレビ信号の表示画面端に付加された黒い無映像領域をそのままモニタに表示すると、見苦しく、モニタの画面を有効に活用できないという問題点があった。
一方、放送信号を受信してモニタに表示するテレビジョン装置では、黒い無映像領域を表示モードの切り替えにより表示しないようにすることが一般的に行われており、映像の上下などに無映像領域がある映像が入力された場合に、無映像領域と、映像有効領域との境界を検出し、表示モードを設定する手法が提案されている。(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平7−162751号公報(第1頁、第1図) 特開2006−229781号公報(第1頁、第1図)
従来、監視カメラの設置作業者は、カメラのイメージセンサとテレビ信号の画素数の違いから生じる無映像領域について、映像有効領域との境界を目視で判定し、映像の表示サイズと表示位置の調整を手動で行わねばならなかった。
監視カメラで撮影された映像を表示するシステムにおいても、特許文献1、2の技術を用いることにより、自動で境界の判定を行い、その境界に合わせた表示モードに設定することはできる。しかしこれらの従来技術では、カメラの視界内を照らす照明が不点灯で、カメラの視界内が暗い場合にも判定を行ってしまい、不適切な表示モードに設定されるおそれがあった。例えばエレベータの監視カメラ映像表示システムにおいては、エレベータを一定時間操作せずにおくなどすると、電力の節約のためにエレベータかご内の照明が不点灯になる場合がある。この場合は一般に、エレベータ操作盤を照らす光量の小さな非常用ランプのみが点灯しており、カメラの視界内のうちランプが照らすエレベータ操作盤付近以外は真っ暗になっている。この状態で特許文献1、2の技術を用いた境界の判定を行い、その境界に合わせた表示モードに設定すると、ランプが照らすエレベータ操作盤付近だけを表示する表示モードに設定してしまうことになる。その後、エレベータが操作されて人が乗り込んできても、表示モードを再設定しないかぎり、モニタは不適切な表示モードのまま映像を表示し続けることになる。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、自動でカメラ映像の映像有効領域の判定を行い、適した表示サイズ、表示位置を設定するが、照明が点灯していない場合に、モニタに表示する映像を誤った表示サイズ、表示位置に設定することのない表示装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の表示装置においては、カメラの視界内を照らす照明が点灯していればカメラから出力される動画像から作成した静止画の黒い領域を検出して映像有効領域の判定を行い、点灯していなければ判定を行わないようにする。
本発明の表示装置は、自動で境界の判定を行い、その境界に合わせた表示サイズ、表示位置に設定するが、照明が点灯していない場合には表示サイズ、表示位置の設定を行わず、不適切な表示サイズ、表示位置に設定することのない表示装置を提供することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1であるエレベータの監視カメラ映像表示システムを説明するブロック図である。図において、10はカメラ、11はカメラ10からテレビ信号(NTSC信号やPAL信号等)を入力され、映像処理をおこなって表示信号を出力する映像処理部であり、12は、映像処理部11から出力される表示信号により表示をおこなう液晶モニタなどのモニタである。また、13は、監視カメラ10が設置されたエレベータかご内に設置される照明である。111は照明13の点灯を制御する照明制御部である。カメラ10については、CCD (Charge Coupled Device)イメージセンサーや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーの普及により、小型、低価格、高解像度のものを使用することができる。
映像処理部11は、以下で構成される。101は、カメラ10より入力されるテレビ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換部(AD変換部)であり、107は、AD変換部101に入力されたテレビ信号から水平同期信号、垂直同期信号を検出する同期信号検出部である。102は、AD変換部101より出力された映像データのコントラストを調整するコントラスト調整部であり、103は、コントラスト調整部102よりコントラスト調整された映像データを、同期信号検出部107で検出された水平同期信号、垂直同期信号にもとづきキャプチャする映像キャプチャ部である。
104は、映像キャプチャ部103でキャプチャされた映像から、映像有効領域を判定する映像有効領域判定部であり、105は、映像有効領域判定部104で判定された映像有効領域の座標を記憶する映像有効領域座標記憶部である。
106は、映像有効領域座標記憶部105に記憶された映像有効領域の座標を元に、映像キャプチャ部103から送信される映像データを、拡大縮小および、表示位置の調整をおこなう映像調整処理部であり、映像調整処理部106から出力される信号が表示信号となって、モニタ12に入力され、表示される。
108は、AD変換部101、コントラスト調整部102、映像キャプチャ部103、映像有効領域判定部104、映像調整処理部106が使用するワークメモリである。110は、照明制御部111から点灯信号を入力される点灯信号入力部である。
次に、動作について説明する。映像処理部11は、有効映像領域を判定する判定処理と、判定によって得られた有効映像領域の座標情報にもとづき、有効映像領域の映像の表示信号を出力する通常処理の2つの処理をおこなう。判定処理は照明が点灯されている場合にのみ、後述するイベントをきっかけとしておこなう。通常処理は常時おこなっている。
まず、判定処理における映像信号の流れと処理内容を、図2と図1をもちいて説明する。図2はこの実施の形態の映像処理部11でおこなわれる判定処理における映像信号の流れと処理内容を説明するフロー図である。判定処理は、たとえば、利用者が、判定処理は、たとえば、判定処理開始用のボタンを設けておき、利用者がそのボタンを押したときや、同期信号検出部にて垂直同期信号を正常に検出し始めて所定時間経過後、等のように、イベントをきっかけとして開始することができる。
判定処理が開始されると、図2のS102において、カメラ10からのテレビ信号をAD変換部101でAD変換し、同期信号検出部107で同期信号を検出する。次に、S103において、AD変換された映像データは、コントラスト調整部102によってコントラストを高められ、黒い部分は、より黒くされ、白い部分はより白くされる。S104において、照明制御部111からの点灯信号を点灯信号入力部110が受け取っているか確認する。点灯している場合はS105へ進み、点灯していない場合は判定処理を中止する。これにより、判定処理が続行される場合にカメラ10で撮影されている映像は、照明があてられたエレベータかご内のカメラ映像となる。ここで、同期信号検出部107で同期信号が検出されていれば、カメラ映像が映像処理部11に入力されていることになり、映像キャプチャ部103には、通常撮影されるカメラ映像でコントラストが高められた映像データとして入力される。
S105では、映像キャプチャ部103で、垂直同期信号に同期して、静止画をキャプチャする。この静止画を用いて、S106では、映像有効領域の境界を判定する。この映像有効領域の判定方法を、図3を用いて説明する。
図3は、映像キャプチャ部103で、キャプチャされる映像の例を説明する図である。ここではキャプチャされる映像のサイズを、一般的なテレビ信号で使用される720ドット×480ドットとする。また、映像の座標については、左上を座標(0,0)(図3における201)とし、右上が、座標(719、0)(図3における202)、左下が、座標(0,479)(図3における203)、右下が座標(719,479)(図3における204)とする。
また、映像上部2ライン、映像左側2ライン、映像右側2ライン、映像下部2ラインが黒い無映像領域であるとする。この無映像領域は、カメラ10に搭載されているイメージセンサが、一般的なテレビ信号で使用される720×480ドットの映像サイズとは異なるため、イメージセンサからの映像をテレビ信号に合わせるために、カメラ10で付加された映像である。イメージセンサの画素数が異なれば、無映像領域の大きさも異なる。この例では、イメージセンサの映像サイズは、716×476ドットになる。
図4は、映像キャプチャ部103が、キャプチャのためにワークメモリ108内に有しているメモリのメモリマップを説明する図である。キャプチャされたデータは、図3における映像の座標(0,0)から、右方向に、1画素ずつ、順次メモリに格納される。図4の251が、座標(0,0)の映像をあらわすデータであり、253は、座標(719,0)の映像をあらわすデータ、254は、座標(0,1)の映像をあらわすデータとなる。
キャプチャデータが、16ビットカラーで表現されている場合は、1画素あたり、16ビット(=2バイト)のデータとして格納される。本実施の形態においても、16ビットカラーの例で説明するため、図4においても、便宜上2バイトでの表現としている。また、16ビットカラーにおいては、0x0000が黒、0xFFFFが白をあらわし、16ビットデータで、65536色の色を表現する。たとえば、座標(2、2)は、図4のメモリマップ上では0x5F3Dとなり(図中の258)、黒でないデータが格納されている。
図2のS106における映像有効領域の判定については、図3の映像が、データとして割り付けられた図4で示すメモリマップ上のデータを検索することで、黒い領域とそうでない領域とを判別することができる。
この判別のための黒い領域の検出手順を、図5〜図12を用いて説明する。図5は、映像有効領域の上部を検出する処理を説明するフロー図であり、図6は、このときの処理を説明する映像の例である。図5において、S302で、変数Yに240を入力する。この変数Yは、映像の縦方向の座標変数であり、初期値として、映像中央の値を設定する。次に、S303で、Y<0かどうか確認し、Y<0でないならS304で、Y行目の水平ラインのデータをすべて検索する。すなわち、図6で示す映像の座標において、301の座標(0、240)から302の座標(719、240)までの映像データが割り付けてあるメモリマップ上のデータを検索する。S305で、水平ラインに、0x0000以外のデータがあるか確認し、もし、あれば、有効な映像があると判定し、S306に進む。S306で、Yに、Y−1を代入し、S303に戻り、再度水平ラインのデータを検索する。
S303において、Y<0であれば、映像の上部まで「映像あり」と判定され、S308で、映像有効領域の上部(Top)は、「0」となる。今回の例では、図3に示す映像のとおり、映像上部2ラインが、黒い映像であることから、図6の303座標(0,1)と304座標(719,1)の水平ラインのデータを検索するときに、S305において、「水平ラインに、0x0000以外のデータがない」と判断されるため、S307で、Top=1が代入され、映像有効領域の上部が検出される。
次に、映像有効領域の下部を検出する処理を説明する。図7は、映像有効領域の下部を検出する処理を説明するフロー図であり、図8は、このときの処理を説明する映像の例である。図7において、S402で、変数Yに240を入力する。この変数Yは、映像の縦方向の座標変数であり、初期値として、映像中央の値を設定する。次に、S403で、Y>479かどうか確認し、Y>479でないならS404で、Y行目の水平ラインのデータをすべて検索する。すなわち、図8で示す映像の座標において、401の座標(0,240)から402の座標(719,240)までの映像データが割り付けてあるメモリマップ上のデータを検索する。S405で、水平ラインに、0x0000以外のデータがあるか確認し、もし、あれば、映像があると判定し、S406に進む。S406で、Yに、Y+1を代入し、S403に戻り、再度水平ラインのデータを検索する。
S403において、Y>479であれば、映像の下部まで「映像あり」と判定され、S408で、映像有効領域の下部(Bottom)は、「479」となる。今回の例では、図3に示す映像のとおり、映像下部2ラインが、黒い映像であることから、図8の403座標(0,478)と404座標(719,478)の水平ラインのデータを検索するときに、S405において、「水平ラインに、0x0000以外のデータがない」と判断されるため、S407で、Bottom=478が代入され、映像有効領域の下部が検出される。
次に、映像有効領域の左部を検出する処理を説明する。図9は、映像有効領域の左部を検出する処理を説明するフロー図であり、図10は、このときの処理を説明する映像の例である。図9において、S502で、変数Xに360を入力する。この変数Xは、映像の横方向の座標変数であり、初期値として、映像中央の値を設定する。次に、S503で、X<0かどうか確認し、X<0でないならS504で、X列目の垂直ラインのデータをすべて検索する。すなわち、図10で示す映像の座標において、501の座標(360,0)から502の座標(360,479)までの映像データが割り付けてあるメモリマップ上のデータを検索する。S505で、垂直ラインに、0x0000以外のデータがあるか確認し、もし、あれば、映像があると判定し、S506に進む。S506で、Xに、X−1を代入し、S503に戻り、再度垂直ラインのデータを検索する。
S503において、X<0であれば、映像の左部まで「映像あり」と判定され、S508で、映像有効領域の左部(Left)は、「0」となる。今回の例では、図3に示す映像のとおり、映像左部2ラインが、黒い映像であることから、図10の503座標(1,0)と504座標(1,479)の垂直ラインのデータを検索するときに、S505において、「垂直ラインに、0x0000以外のデータがない」と判断されるため、S507で、Left=1が代入され、映像有効領域の左部が検出される。
次に、映像有効領域の右部を検出する処理を説明する。図11は、映像有効領域の右部を検出する処理を説明するフロー図であり、図12は、このときの処理を説明する映像の例である。図11において、S602で、変数Xに360を入力する。この変数Xは、映像の横方向の座標変数であり、初期値として、映像中央の値を設定する。次に、S603で、X>719かどうか確認し、X>719でなければS604で、X列目の垂直ラインのデータをすべて検索する。すなわち、図12で示す映像の座標において、601の座標(360,0)から602の座標(360,479)までの映像データが割り付けてあるメモリマップ上のデータを検索する。S605で、垂直ラインに、0x0000以外のデータがあるか確認し、もし、あれば、映像があると判定し、S606に進む。S606で、Xに、X+1を代入し、S603に戻り、再度垂直ラインのデータを検索する。
S603において、X>719であれば、映像の右部まで「映像あり」と判定され、S608で、映像有効領域の右部(Right)は、「719」となる。今回の例では、図3に示す映像のとおり、映像右部2ラインが、黒い映像であることから、図12の603座標(718,0)と304座標(718,479)の垂直ラインのデータを検索するときに、S605において、「垂直ラインに、0x0000以外のデータがない」と判断されるため、S607で、Right=718が代入され、映像有効領域の右部が検出される。
このように、映像有効領域の上部、下部、左部、右部が検出、判定され、図2のS106映像有効領域の判定が完了する。次に、S107において、映像有効領域座標記憶部105に有効領域の座標を記憶する。
図3に示す映像の例では、映像上部2ライン、映像左側2ライン、映像右側2ライン、映像下部2ラインが黒い映像であることから、上述の映像有効領域の判定において、Top=1、Bottom=478、Left=1、Right=718が記憶される。これにより、判定処理が終了する。
なお、データが0x0000の場合のみを黒い映像と判定したが、テレビ信号に含まれるノイズを考慮して、0x0000に近い閾値を設定し、その閾値より、0x0000に近いデータであれば、黒い映像と判定するように構成してもよい。また、水平ラインのデータ、垂直ラインのデータを検索するときに、それぞれの1ライン分のデータの平均値を用いて、黒い映像と判定するように構成してもよい。以上が判定処理の説明である。
次に、通常処理について説明する。図13は通常処理の流れと処理内容を示したフロー図である。以下、通常処理について図13と図1を用いて説明する。すでに判定処理を終え、映像有効領域座標判定部105が映像有効領域の座標を記憶しているとする。
まず、図13のS122において、カメラ10からのテレビ信号をAD変換部101でAD変換し、同期信号検出部107で同期信号を検出する。S123においては、コントラスト調整部102でコントラストを標準の設定とする。次にS124では、映像キャプチャ部103で、垂直同期信号に同期して、映像をキャプチャする。判定処理では、静止画を一枚キャプチャしたが、通常処理では、連続的にキャプチャし、動画として処理する。
次に、S125では、映像有効領域座標記憶部105に記憶されている有効映像領域の座標を元に、映像キャプチャ部103でキャプチャされた映像の拡大縮小および、表示位置調整を、映像調整処理部106でおこなう。このとき、映像の拡大縮小、表示位置調整は、表示するモニタ12の縦横の画素数にもとづき、おこなう。
たとえば、上記判定処理の例で使用した図3の映像を、縦横の画素数を、640×480ドットとしたモニタに表示するときの映像調整処理部106の処理の例を図14を用いて説明する。図14において、図1のカメラ10から入力される映像のサイズは720×480ドット(図中701で示す部分)で、映像有効領域として判定された領域は、映像有効領域座標記憶部105に記憶されている映像有効領域の座標(Top=1、Bottom=478、Left=1、Right=718)から、各辺これより1ライン内側となり、横は、2ドット目から717ドット目までの716ドット、縦は、2ドット目から、477ドット目までの476ドットが映像有効領域となる(図中702で示す部分)。
一方、モニタ120の縦横の画素数は、640×480ドットであるため(図中703で示す部分)、横を、640/716の縮小処理(図中704で示す部分)、縦を480/476の拡大処理(図中705で示す部分)をおこなう。さらに、表示位置は、映像有効領域の左上座標が、表示装置の左上座標に一致するように調整する。図14の例では、映像有効領域左上座標(2,2)(図中706で示す部分)を、表示装置の座標(0,0)(図中707で示す部分)に一致するように調整し表示する。
このように構成することで、カメラで撮影された映像のうち、黒い領域が除去された映像を表示装置に表示することができる。
また、本実施の形態では、カメラのイメージセンサとテレビ信号の画素数の違いから生じる無映像領域が生じる場合に、表示サイズと表示位置の調整を自動でおこなうため、カメラ設置作業者の負担を軽減することができる。同様に、メンテナンス作業者の負担も軽減することができる。
また、本実施の形態では、カメラで付加された黒い領域を除去する例を説明したが、カメラの設置状態により、撮影映像のいずれかの辺を覆うようにカメラの視界内にものが入り込んだことによって生じた黒い領域も除去することができる。これによってモニタ13に無駄な領域を表示せずにすみ、モニタ13の画面を有効活用できるようになる。
とくに、コントラスト部102で映像のコントラストを高めることで、無駄な領域を除去しやすくなり、モニタ13の画面をさらに有効活用できるようになる。
さらに、監視カメラの設置位置によって、カメラの視界内にものが入り黒い領域を撮影してしまう場合であっても、その監視カメラ映像を用いて、監視カメラ映像の黒い領域を検出し、表示しないようにするため、監視カメラの設置自由度を高めることができる。
実施の形態2.
図15は、この発明の実施の形態2における監視カメラ映像表示システムを説明する図である。構成は図1に示した実施の形態1における監視カメラ映像表示システムの構成とほぼ同様であり、同一箇所には同一番号を付して、その説明を省略する。相違点は、映像処理部11に映像有効領域差分判定部150とアラーム送信部151が追加されている点と、アラーム送信部151を介して映像処理部11とネットワークで接続されている監視システム160を有する点である。なお、監視システム160は、建物の管理人室や警備会社にもネットワークで接続され、情報をやり取りしている。
次に動作について説明する。実施の形態1では、判定処理は、たとえば、判定処理開始用のボタンを設けておき、利用者がそのボタンを押したときや、同期信号検出部にて垂直同期信号を正常に検出し始めて所定時間経過後、等のように、イベントをきっかけとしてスタートする例を示したが、実施の形態2においては、定期的なイベント発生、たとえば、5秒に一回のイベント発生のときにおこなう。
映像有効領域差分判定部150は、映像有効領域座標記憶部105に記憶されている座標情報を、実施の形態1で説明した判定処理を行うたびに記録していき、その差分を検出し、映像有効領域の変化を調べる。判定処理ごとに記録される映像有効領域の座標に所定の変化が生じた場合は、アラーム送信部151に座標変化信号を出力する。アラーム送信部151は、たとえばネットワークで接続された監視システム160にアラーム信号を送信する。アラーム信号を受信した監視システム160は建物の管理人室や警備会社に異常を知らせる。
有効映像領域の座標にどの程度の変化が生じた場合に、映像有効領域差分判定部150が座標変化信号を出力するかは、セキュリティレベルやカメラを使用する環境に応じて決めればよい。1画素の差分で座標変化信号を出力するようにしてもよいし、所定の閾値以上の差分を検出した場合に出力するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態における表示装置によれば、監視カメラの無映像領域の変化を検出することができるため、カメラの異常や、撮影状況の異常、たとえば、監視カメラにカバーが掛けられたりした場合等の異常検出を行うことができ、防犯に役立てることができる。
とくに、アラーム送信部151がアラーム信号を送信することによって、すばやく異常を知らせることができる。
実施の形態1であるエレベータの監視カメラ映像表示システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1における、判定処理の流れと処理内容を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態1における、キャプチャされる映像の例を説明する図である。 この発明の実施の形態1における、映像キャプチャ部が、キャプチャのためにワークメモリ内に有しているメモリのメモリマップを説明する図である。 この発明の実施の形態1における、映像有効領域の上部を検出する処理を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態1における、映像有効領域の上部を検出する処理を説明する図である。 この発明の実施の形態1における、映像有効領域の下部を検出する処理を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態1における、映像有効領域の下部を検出する処理を説明する図である。 この発明の実施の形態1における、映像有効領域の左部を検出する処理を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態1における、映像有効領域の左部を検出する処理を説明する図である。 この発明の実施の形態1における、映像有効領域の右部を検出する処理を説明するフロー図トである。 この発明の実施の形態1における、映像有効領域の右部を検出する処理を説明する図である。 この発明の実施の形態1における、通常処理における映像信号の流れと処理内容を説明する図である。 この発明の実施の形態1における、映像調整処理部の処理の例を説明する図である。 この発明の実施の形態2であるエレベータの監視カメラ映像表示システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 カメラ、11 映像処理部、 12 モニタ、13 照明、101 AD変換部、102 コントラスト調整部、103 映像キャプチャ部、104 映像有効領域判定部、105 映像有効領域座標記憶部、106 映像調整処理部、107 同期信号検出部、108 ワークメモリ、110 点灯信号入力部、111 照明制御部、150 映像有効領域差分判定部、151 アラーム送信部、160 監視システム

Claims (6)

  1. 照明により照らされた範囲を撮像し動画像を出力するカメラと、
    前記照明の点灯時に前記カメラから出力される動画像から静止画を作成する映像キャプチャ部と、
    前記静止画の黒い領域を検出して映像有効領域を判定する映像有効領域判定部と、
    前記静止画の映像有効領域を画像表示装置の表示領域に合わせて拡大または縮小する映像調整処理部とを備えた表示装置。
  2. カメラと映像キャプチャ部との間に前記カメラが出力した動画像のコントラストを高めるコントラスト調整部を備えた請求項1に記載の表示装置。
  3. 映像有効領域判定部は、静止画の中心部から上方向、下方向、右方向又は左方向に向けてラインごとに黒い領域を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. カメラがエレベータかご内を撮像する請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 有効領域の変化を検出する映像有効領域差分判定部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 有効領域の変化が一定以上のとき警報を発する請求項に記載の表示装置。
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