JP2009071517A - カメラ装置及び記録システム - Google Patents

カメラ装置及び記録システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009071517A
JP2009071517A JP2007236892A JP2007236892A JP2009071517A JP 2009071517 A JP2009071517 A JP 2009071517A JP 2007236892 A JP2007236892 A JP 2007236892A JP 2007236892 A JP2007236892 A JP 2007236892A JP 2009071517 A JP2009071517 A JP 2009071517A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
feature point
unit
output
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007236892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4859795B2 (ja
Inventor
Takuya Yamada
拓也 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007236892A priority Critical patent/JP4859795B2/ja
Publication of JP2009071517A publication Critical patent/JP2009071517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4859795B2 publication Critical patent/JP4859795B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】防犯に必要な事象を取り逃すことなく詳細な画像を出力することができるカメラ装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るカメラ装置500は、エレベータのかご内を広範囲画像として撮影する撮影部200と、撮影部200が撮影した広範囲画像から動きや人の顔などを示す特徴点を検出する特徴点検出部130と、特徴点の位置や種類に応じて画像出力範囲を決定する画像出力範囲決定部120と、画像出力範囲と広範囲画像とから抽出画像を抽出する画像抽出部110と、抽出した画像を出力画像として出力する画像出力部300を備える。そのため、解像度の低いNTSCやPALなどの伝送方式である表示装置400に対して、特徴点を識別できる情報量にして伝送・表示することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、エレベータのかご内に設置され、かご内を撮影するカメラ装置に関する。
エレベータのかご内に設置する防犯カメラの従来技術として、防犯カメラをかご上に設置し反射板で反射したかご内部の画像を撮影するものがある(例えば、特許文献1参照)。これにより画角の狭い防犯カメラでもかご内の広い範囲を撮影することができる。しかし、この構成でもかご内の全部を撮影することはできない。仮に反射板を凸面鏡などにして広範囲を撮影することはできるが、その分撮影対象が小さくなり識別しづらくなる。
また、一般的な防犯カメラを使用する場合、防犯カメラはCRT(Cathode ray tube)やLCD(Liquid Crystal Display)など表示装置もしくはVTR(Video Tape Recorder)やHDD(Hard Disk Drive)レコーダーなどの記録装置に接続される。一般的に画像出力はNTSC(National TV Standards Committee)やPAL(Phase Alternating Line)といった業界標準のアナログ信号が用いられる。NTSCやPALといったアナログ信号はあまり解像度が高くなく(NTSCの場合、垂直解像度約450本、水平解像度約320本)、広範囲な画像・映像を記録した場合、細部が識別しにくくなるといった課題がある。また、表示装置への出力信号をディジタル信号化した製品もあるが、その場合はディジタル信号の形式はメーカ毎に異なるのが現状である。
実開平5−95967号公報
エレベータの防犯カメラは撮影対象との距離が近い為、通常の防犯カメラの画角ではかご内に死角ができてしまう。死角を無くす為に広角レンズを備えた防犯カメラで撮影して画像全体をNTSCやPALなどの画像規格に収めると「動きのある点」や「人の顔」などの特徴点の情報量が少なくなり、画像として特徴点を認識しづらくなるという課題があった。また、逆に特徴点を認識できる情報量にするとNTSCやPALなどの伝送方式に収まらなくなるという課題もある。
狭角レンズのカメラをモータなどでパン/チルトしてかご内を全て撮影する方法もあるが、かご室全体を撮影するのに時間がかかるため必要な事象を取り逃す可能性もある。
本発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、防犯に必要な事象を取り逃すことなく詳細な画像を出力することができるカメラ装置を提供することを目的とする。
本発明に係るカメラ装置は、
所定の範囲を撮影し、撮影した所定の範囲の画像を広範囲画像として入力する撮影部と、
前記撮影部が入力した前記広範囲画像を処理する画像処理部と、
前記画像処理部が処理した前記広範囲画像の少なくとも一部を出力画像として出力する画像出力部とを備え、
前記画像処理部は、
前記撮影部が入力した前記広範囲画像から、前記広範囲画像の特徴を示す特徴点を所定の検出手順により検出し、検出結果をもとに前記特徴点の種類を示す特徴点種類情報と前記広範囲画像における前記特徴点の位置を示す特徴点位置情報とを決定し、決定した前記特徴点種類情報と前記特徴点位置情報とを出力する特徴点検出部と、
前記特徴点種類情報と前記特徴点位置情報とを入力し、前記特徴点種類情報と前記特徴点位置情報とを用いて所定の範囲決定手順により出力範囲を決定する画像出力範囲決定部と、
前記撮影部が入力した前記広範囲画像から、前記画像出力範囲決定部が決定した前記出力範囲に含まれる画像を抽出画像として抽出し、前記画像出力部に前記抽出画像を出力する画像抽出部とを備え、
前記画像出力部は、
前記画像抽出部が抽出した前記抽出画像を前記出力画像として出力する
ことを特徴とする。
本発明に係るカメラ装置によれば、画像処理部が、撮影部が撮影した広範囲画像から、画像の動きや人の顔などを示す特徴点を検出し、出力範囲(画像出力範囲)を決定し、広範囲画像と画像出力範囲とから抽出画像を抽出し、画像出力部に出力する。そのため、解像度の低いNTSCやPALなどの伝送方式である表示装置に対して、特徴点を識別できる情報量にして伝送・表示することができるという効果を奏する。また、広範囲画像から特徴点を検出し、特徴点を中心として狭い範囲を出力画像として出力することで、特徴点をより詳細に表示することができるという効果を奏する。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
図1は、以下で説明する実施の形態に係るカメラ装置を含む記録システムの構成を示すブロック構成図である。図2は、実施の形態1に係るカメラ装置及び記録システムのハードウェア構成の一例を示す図である。図3は、実施の形態1に係るカメラ装置の動作を示すフローチャートである。
記録システム1000はカメラ装置500、CRTやLCDなどの表示装置400、VTRやHDDレコーダーなどの記録装置920からなる。カメラ装置500は表示装置400もしくは記録装置920に接続される。カメラ装置500から表示装置400もしくは記録装置920へ出力される一般的な画像出力信号は、NTSCやPALといった業界標準のアナログ信号が用いられる。カメラ装置500からの画像出力信号をディジタル信号化した製品もあり、記録装置920、表示装置400ともにディジタル化信号に対応している場合は、カメラ装置500はディジタル化した画像出力信号を出力しても構わない。
本実施の形態に係るカメラ装置500について説明する。カメラ装置500は、撮影部200、画像識別回路100(画像処理部の一例)、タイマー180、画像出力部300から構成されている。
撮影部200はレンズとCCD(Charge−Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどから構成され、光画像を電気信号に変換する。レンズが広角である場合は、広い範囲を撮影することが可能である。所定の範囲を撮影し、撮影した所定の範囲の画像を広範囲画像として入力する。エレベータのかご内にカメラ装置500が設置された場合、エレベータのかご内全域を広角レンズで撮影し、広範囲画像として入力することが可能である。
画像識別回路100は、撮影部200が撮影し入力した広範囲画像を処理する。
タイマー180は、時刻を計時・計測する装置であり、撮影部200が所定の範囲を撮影する間隔である撮影周期と、画像識別回路100が入力した画像を処理する間隔(例えば、特徴点を検出する間隔)である検出周期を計測する。
画像出力部300は、画像識別回路100が処理した画像を入力し、出力画像として出力する。画像出力部300は、出力画像を出力先の表示装置400や記録装置920の方式にあわせて出力する。例えば、表示装置400がテレビの場合は、NTSCやPALと言ったアナログ信号に変換して出力する。カメラ装置500に接続する表示装置400や記録装置920がディジタル信号方式の場合は、画像出力部300はディジタル信号を表示装置400や記録装置920に出力する。
画像識別回路100は画像抽出部110、画像出力範囲決定部120、特徴点検出部130から構成される。撮影部200が撮影した画像信号(広範囲画像の一例)は特徴点検出部130と画像抽出部110に送られる(入力される)。
特徴点検出部130は、所定の検出手順により、広範囲画像から特徴を示す特徴点を検出する。また、特徴点検出部130は、タイマー180が計測した所定の検出周期毎に特徴点を検出する。
所定の検出手順とは、例えば、画像解析により周期的に入力した画像より動きのある物体を特徴点として検出する手順や、画像のパターンマッチング等により、特徴点として人の顔や手を検出する画像処理や、エレベータドアの開閉やインジケータの変化を検出するなどの検出手順がある。
特徴点検出部130が特徴点を検出した場合、特徴点検出部130は、更に、検出結果をもとに、特徴点かどのようなものなのかを判別し、判別結果を示す特徴点種類情報を生成する。特徴点種類情報とは、例えば、「人の顔、手、荷物、不明」という情報である。特徴点検出部130は、特徴点が人の顔であるのか、運ばれた荷物なのかを決定(判定)する。また同時に、特徴点検出部130は、広範囲画像における特徴点の位置を示す特徴点位置情報を決定(算出)する。検出された特徴点は、一般に一定の範囲を持っている。特徴点の範囲の情報として、例えば、かたまりとして検出された特徴点の範囲のうち、最も上下左右に位置する点のそれぞれの座標をもって、特徴点の範囲の情報としてもよい。特徴点検出部130は、検出された特徴点の範囲の情報から中心(重心)を算出し中心点を決定する。広範囲画像における中心点の座標と、特徴点の範囲の情報とを含めた情報を特徴点位置情報とする。
特徴点検出部130は、特徴点を検出後、特徴点位置情報と特徴点種類情報とを画像出力範囲決定部120に送る。
画像出力範囲決定部120は、特徴点の特徴点位置情報と特徴点種類情報とから、広範囲画像から少なくとも一部の画像を抽出して拡大する範囲(以下では、出力範囲又は画像出力範囲と呼ぶ)を決定し、検出周期毎に画像出力範囲を画像抽出部110に送る。
画像抽出部110は、画像出力範囲決定部120から送られてくる画像出力範囲を用いて撮影部200から撮影周期毎に送られる全撮影範囲の画像(広範囲画像の一例)の一部を抽出して画像出力部300に送る。
画像出力部300は、画像抽出部110が抽出した抽出画像を出力画像としてNTSCやPALと言ったアナログ信号に変換して出力する。
ここで、タイマー180が計測する撮影周期と検出周期について説明する。撮影部200は、タイマー180が計測した撮影周期のタイミングにあわせて繰り返し所定の範囲を撮影し、広範囲画像として画像識別回路100に出力する。また、画像識別回路100は、タイマー180が計測した検出周期のタイミングにあわせて、入力された広範囲画像を処理する。撮影周期と検出周期とは、同一の周期であっても構わない。しかしながら、画像識別回路100が広範囲画像を処理する時間は、撮影部200が広範囲画像を撮影する時間と比較して、長時間がかかる場合がある。画像識別回路100の処理時間が長い場合は、例えば、検出周期を撮影周期の倍数(撮影周期が30分の1秒である場合、検出周期を5分の1秒等の値とする)とする。倍数とすれば、撮影するタイミングと処理するタイミングとを一定間隔で同期することができる。
画像識別回路100は、例えば、1回の検出周期で、広範囲画像を入力し、特徴点検出部130が特徴点を検出し、画像出力範囲決定部が画像出力範囲を決定するまでの処理を行なう。画像抽出部110は、撮影周期にあわせて、広範囲画像と画像出力範囲とから抽出画像を抽出し、画像出力部300へ出力する。画像抽出部110は、撮影周期にあわせて抽出画像を抽出して画像出力部300に抽出画像を出力するため、撮影周期より検出周期が長い場合は、画像出力範囲決定部120が新しい画像出力範囲を決定するまで、画像抽出部110は同じ画像出力範囲を用いて広範囲画像から抽出画像を抽出する。
次に図2を用いて、記録システム1000のハードウェア資源の一例について説明する。
図2において、記録システム1000は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置ともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、表示装置400、入力機器902、記録装置920、カメラ(撮影部200)と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。記録装置920は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置、HHDレコーダー、VTRなどである。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、記録装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。
通信ボード915、入力機器902、カメラ(撮影部200)などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置400などは、出力部、出力装置の一例である。
通信ボード915は、ファクシミリ機932、電話器931、LAN942等に接続されている。通信ボード915は、LAN942に限らず、インターネット940、ISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
記録装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、プログラム群922、ファイル群923が記憶されている。プログラム群922のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921により実行される。
上記プログラム群922には、実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群923には、実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明するデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。
また、各実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、記録装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、以下に述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、以下に述べる「〜部」の手順をコンピュータに実行させるものである。
次に、本実施の形態に係るカメラ装置500の動作の一例を、図3を用いて説明する。
まず、最初にステップS101(広範囲画像撮影処理)において、カメラ装置500の撮影部200が広範囲画像を撮影する。広範囲画像とは、例えば、広角レンズを通じてエレベータのかご内の全範囲を撮影した画像情報である。
次に、ステップS102(特徴点検出処理)において、特徴点検出部130が、広範囲画像を撮影部200より入力し、CPUを用いて画像解析を行う。特徴点検出部130が、画像解析により、広範囲画像の特徴点を検出した場合(Yesの場合)、特徴点検出部130は、特徴点種類情報と特徴点位置情報とを決定する。
まず、特徴点検出部130は、画像解析の結果を基に、特徴点がどのようなものかを判別し、判別した結果に基づき特徴点の種類を示す特徴点種類情報を決定する。特徴点の種類とは、例えば、特徴点が人の顔であるのか、人ではない動きのある荷物であるのかを区別した情報である。特徴点の種類は特徴点検出部130が広範囲画像を画像解析することにより決定する。画像解析として、例えば、パターンマッチングがある。パターンマッチングとは、例えば、特徴点の画像をあらかじめ特定のパターンとして記憶しておき、広範囲画像に特定のパターンと類似したものがあるか否かを検索し、特定のパターンと略一致したものが発見された場合に、特定のパターンが意味する特徴点が含まれていると判別する方法である。
また、特徴点検出部130は、特徴点位置情報を決定する。特徴点位置情報とは、例えば、特徴点の一定の範囲を示す情報と特徴点の中心点の座標である。特徴点は広範囲画像からある一定の範囲をもつ画素(ピクセル)の塊として検出される。特徴点の範囲を示す情報として、例えば、特徴点として検出された画素の内、最も上下左右端にある画素の座標で表す方法がある。特徴点検出部130は、特徴点の範囲の情報から特徴点の中心点を算出し、特徴点位置情報に含める。中心点は、最も上下にある画素の中間点のY座標を中心点のY座標に、最も左右にある画素の中間点のX座標を中心点のX座標としても構わない。
特徴点を検出した特徴点検出部130は、決定された特徴点位置情報と特徴点種類情報を画像出力範囲決定部120に入力する。
ステップS102において特徴点検出部130が特徴点を検出しなかった場合(Noの場合)は、ステップS106に移動する。ステップS106において、画像抽出部110は広範囲画像を抽出画像として画像出力部300に出力する。ステップS106において、特徴点を有しない広範囲画像はエレベータのかご内には異常がないことを意味している。そのため、例えば、画像抽出部110は抽出画像を出力する代わりに異常無しを示す信号を画像出力部に入力しても構わない。この場合、記録装置920には、何も記録しない、又は、異常なしを意味する信号のみを記録する。この場合は、記録装置920の記憶容量の節約になる。
ステップS103(画像出力範囲決定処理)において、画像出力範囲決定部120は、特徴点検出部130から入力された特徴点の情報(特徴点位置情報、特徴点種類情報)をもとに、画像出力範囲を決定する。画像出力範囲は、次のステップ104において、画像抽出部110が、撮影部200より入力した広範囲画像より一部を切り取るための情報である。画像出力範囲の形状は、記録装置920が記録する記録方式や表示装置400の表示方式に依存する。例えば、NTSC信号の場合はアスペクト比が4:3の四角形となる。画像出力範囲の決定方法として、入力された特徴点位置情報を中心として、特徴点種類情報により大きさを決定する。例えば、特徴点が人の顔であった場合は、人の顔を判別できるよう、特徴点位置情報に含まれている特徴点の範囲の情報から特徴点が最大限含まれる範囲を画像出力範囲とする。また、特徴点がどういったものであるかは不明である場合は、ある程度周囲の様子がわかるよう、特徴点の範囲の情報から一回り広い範囲を画像出力範囲とする。
画像出力範囲を決定後、画像出力範囲決定部120は画像出力範囲を画像抽出部110に出力する。画像抽出部110は、画像出力範囲決定部120から画像出力範囲を入力する。
ステップS104(画像抽出処理)において、画像抽出部110は、撮影部200より入力された広範囲画像から、画像出力範囲決定部120より入力された画像出力範囲をもちいて、画像出力範囲に含まれる画像を抽出する。画像抽出部110が抽出した画像は抽出画像と呼ぶ。広範囲画像から、画像出力範囲の画像を抽出することにより特徴点が拡大された画像を出力することが可能となる。画像抽出部110は、抽出した抽出画像を、画像出力部300に出力する。出力。
ステップS105(画像出力処理)において、画像出力部300は、画像抽出部110が入力した画像(抽出画像)を出力画像として、記録装置920や表示装置400に出力する。ステップS102において、特徴点が検出されなかった場合は、撮影部200が撮影した広範囲画像を出力画像として出力する。
本実施の形態で説明したカメラ装置500は、
所定の範囲を撮影し、撮影した所定の範囲の画像を広範囲画像として入力する撮影部200と、撮影部200が入力した広範囲画像を処理する画像処理部(画像識別回路100)と、画像処理部(画像識別回路100)が処理した広範囲画像の少なくとも一部を出力画像として出力する画像出力部300とを備え、
画像処理部(画像識別回路100)は、撮影部200が入力した広範囲画像から、広範囲画像の特徴を示す特徴点を所定の検出手順により検出し、検出結果をもとに特徴点の種類を示す特徴点種類情報と広範囲画像における特徴点の位置を示す特徴点位置情報とを決定し、決定した特徴点種類情報と特徴点位置情報とを出力する特徴点検出部130と、
特徴点種類情報と特徴点位置情報とを入力し、特徴点種類情報と特徴点位置情報とを用いて所定の範囲決定手順により出力範囲を決定する画像出力範囲決定部120と、
撮影部200が入力した広範囲画像から、画像出力範囲決定部120が決定した出力範囲に含まれる画像を抽出画像として抽出し、前記画像出力部に前記抽出画像を出力する画像抽出部110とを備え、
前記画像出力部300は、前記画像抽出部110が抽出した抽出画像を前記出力画像として出力することを特徴とする。
カメラ装置500は、さらに、
撮影部200が撮影する間隔を示す撮影周期と、特徴点検出部130が特徴点を検出する間隔を示す検出周期とを計測するタイマー180を備え、
撮影部200は、タイマー180が計測した撮影周期毎に、所定の範囲を撮影し、撮影した所定の範囲の画像を広範囲画像として入力し、
特徴点検出部130は、タイマー180が計測した検出周期毎に、撮影部200より入力された広範囲画像の特徴を示す特徴点を所定の検出手順により検出し、検出結果をもとに前記特徴点の種類を示す特徴点種類情報と前記広範囲画像における前記特徴点の位置を示す特徴点位置情報を出力し、
画像出力範囲決定部120は、検出周期毎に、特徴点種類情報と特徴点位置情報とを入力し、特徴点種類情報と特徴点位置情報とを用いて所定の範囲決定手順により出力範囲を決定し、
画像抽出部110は、検出周期毎に、撮影部200が入力した広範囲画像から、画像出力範囲決定部が決定した前記出力範囲に含まれる画像情報を抽出画像として抽出し、画像出力部300に抽出画像を出力することを特徴とする。
本実施の形態で説明したカメラ装置500によれば、画像処理部(画像識別回路100)が、撮影部200により撮影した広範囲画像から、画像の動きや人の顔などを示す特徴点を識別し、画像出力範囲を決定し、広範囲画像から画像出力範囲内の画像を抽出して、画像出力部300に出力画像として出力する。そのため、解像度の低いNTSCやPALなどの伝送方式である表示装置に対して、特徴点を識別できる情報量にして伝送・表示することができるという効果を奏する。また、広範囲画像から特徴点を検出し、特徴点を中心として狭い範囲を出力画像として出力することで、表示装置400は特徴点をより詳細に表示することができるという効果を奏する。
また、タイマーを備えることにより、所定の撮影周期で撮影部が撮影するため、動画として特徴点を記録することが可能となる。また、特徴点を検出する処理に時間がかかる場合があるため、撮影部が撮影する撮影周期と特徴点検出部130が特徴点を検出する検出周期とを別々に設けることにより、撮影周期と検出周期とは異なった周期で設定することが可能である。例えば撮影周期は30分の1秒であるが、検出周期は5分の1秒とすることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、撮影部200が広角レンズにより撮影した広範囲画像と特徴点を中心とした画像出力範囲とから画像抽出部110が抽出画像を抽出し、画像出力部300が、抽出画像を出力画像として記録装置920や表示装置400に出力している。本実施の形態に係るカメラ装置は、実施の形態1で説明したカメラ装置500において、さらに、広角レンズにより撮影したことによる画像の歪を補正する画像補正部を備えたことを特徴とする。
以下では、本実施の形態について図4、図5を用いて説明する。
図4は、実施の形態2に係るカメラ装置500の構成を示すブロック構成図である。図5は、実施の形態2に係るカメラ装置500の動作を示すフローチャートである。なお、以下では、本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。図4において、実施の形態1と同一の機能及び動作を示す機能ブロックには、同一の番号を付し、その説明を省略する。図4において、実施の形態1との相違点は、カメラ装置500の画像識別回路100が画像歪補正部140を備えたことである。
撮影部200は広角レンズを通じて、広範囲画像を撮影し入力する。撮影部200はミラー(例えば湾曲した鏡)を用いて広範囲画像を撮影しても構わない。撮影部200の撮影範囲が広角になり180度に近づくほど周囲の画像(撮影範囲の中心から遠い方向の画像、広範囲画像の周辺部分)には歪が生ずる。これは3次元空間を2次元の画面に当てはめる為に必ず生じる。画像抽出部110が、広範囲画像から抽出画像を抽出する際、画像を拡大する範囲が狭くなればほとんど歪のない画像にすることができる。しかしながら、広角で撮影した周囲の画像は既に歪んでおり、これを単純に拡大しても歪んだままの画像になる。そこで、抽出画像を拡大するときに等倍にするのではなく、画像の歪みを補正することで見やすい画像とする。
画像歪補正部140は、画像抽出部110が抽出した抽出画像を入力する。画像歪補正部140は、抽出画像の歪を補正し、補正画像として画像出力部300に出力する。
歪を補正する際の使用する補正係数(パラメータ)は、広角レンズで撮影した広範囲画像から抽出した位置によって異なる。広範囲画像の中心部は歪が小さいが、端の部分は歪が大きい。
そのため、画像歪補正部140は、抽出画像の歪を補正する際、画像出力範囲決定部が決定した画像出力範囲を取得し、画像出力範囲から補正係数を求めても構わない。
次に、図5を用いて、カメラ装置500の動作を説明する。実施の形態1と同一の処理内容については同一の番号を付し、その説明を省略する。
図5において、実施の形態1との相違点は、ステップS107(歪補正処理)が追加されたこと点である。
ステップS104において画像抽出部110が、画像出力範囲に基き、広範囲画像から抽出画像を抽出する。抽出した抽出画像は、画像抽出部110から画像歪補正部140に入力される。
ステップS107(歪補正処理)では、画像歪補正部140は抽出画像を入力し、歪を補正した補正画像を作成する。画像歪補正部140は、補正画像を画像出力部300に入力する。
ステップS105においは、画像出力部300は、入力された補正画像を出力画像として、記録装置920又は表示装置400に出力する。
本実施の形態に係るカメラ装置500は、
撮影部200が広角で所定の範囲(例えばエレベータのかご内)を撮影し、画像識別回路100(画像処理部)は、さらに、画像抽出部110より抽出画像を入力し、撮影部200が広角レンズを用いて広角で所定の範囲を撮影したことにより生じた抽出画像の歪を補正し、補正した画像を補正画像として画像出力部300に出力する画像歪補正部140を備え、画像出力部300は、画像歪補正部140から補正画像を入力して出力画像として出力することを特徴とする。
本実施の形態に係るカメラ装置500によれば、広角で撮影した画像の歪を補正する画像歪補正部140を備えているため、出力画像は歪のほとんどない画像を出力することができる。そのため、防犯目的でカメラ装置500をエレベータのかご内に備えた場合においても、歪が無い見やすい画像が表示装置等に出力される。すなわち、かご内の様子を明瞭に確認することができるという効果を奏する。
実施の形態3.
実施の形態1〜2では、タイマー180が計測した検出周期毎に特徴点検出部130が特徴点を検出し、特徴点の特徴点位置情報と特徴点種類情報により、画像出力範囲決定部120が画像出力範囲を決定するカメラ装置500について説明した。本実施の形態では、例えば、検出周期毎の特徴点の特徴点位置情報を記憶し、特徴点の移動量を特徴点移動量として算出し、特徴点移動量をもとに画像出力範囲を決定することを特徴とするカメラ装置500について説明する。
実施の形態1で説明したカメラ装置500が出力する出力画像は、撮影部200が撮影した広範囲画像から特徴点を中心として、抜き出した画像である。そのため、特徴点が瞬時に大きく移動した場合、画像出力範囲決定部120が決定する画像出力範囲も瞬時に移動し、最終的に画像出力部300から出力される出力画像に撮影されている画像も瞬時に移動する。特徴点は拡大して撮影されているが、周囲の状況が瞬時に変わることから特徴点がどの場所にあるのか出力画像から判別することが困難となるという課題がある。
そこで、特徴点が瞬時に移動した場合でも、画像出力部300が出力する画像が瞬間的に切り替わることが無く見やすい画像を出力すること目的としたカメラ装置500について、以下に説明する。
本実施の形態に係るカメラ装置500の構成及びハードウェア構成は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
実施の形態1で示したカメラ装置500との相違点は、特徴点検出部130が検出周期毎に検出した特徴点の特徴点位置情報を記憶し、画像出力範囲決定部が、検出周期毎に画像出力範囲を記憶していることである。
特徴点検出部130は、タイマー180が計測した検出周期毎に特徴点を検出し、さらに、その特徴点の位置情報を示した特徴点位置情報を記憶している。そして、検出周期毎に、記憶している1周期前の特徴点位置情報と、現時点で検出した特徴点の特徴点位置情報とを比較し、特徴点移動量として移動量を算出する。特徴点検出部130が算出した特徴点移動量は、画像出力範囲決定部120に入力される。
画像出力範囲決定部120は、特徴点位置情報と特徴点種類情報に加え、特徴点検出部130が算出し入力した特徴点移動量とに基き、画像出力範囲を決定する。特徴点移動量が小さい場合は、特徴点の詳細を把握することから、特徴点位置情報に含まれる特徴点の最も左右に位置する点のX座標を用いて特徴点の幅を算出し、特徴点が最大限含まれるように画像出力範囲を決定する。例えば、特徴点の幅と、画像出力範囲の幅とを略同じにする。また、特徴点移動量が大きい場合、画像出力範囲を特徴点の範囲よりも広く設定する。広く設定することにより、特徴点と特徴点の周囲の状況が、出力画像に含まれるようになり、特徴点の周囲の状況を把握しやすくなる。例えば、特徴点の幅の二倍の長さ(距離)を画像出力範囲の幅とする。特徴点の高さ(特徴点の最も上下にある端のY座標より求める)を基準に画像出力範囲を求めても構わない。特徴点の幅と高さを比較して大きいほうを基準に、画像出力範囲を定めてもよい。
また、画像出力範囲決定部120は、検出周期毎の画像出力範囲を記憶している。画像出力範囲決定部120は、例えば、以下のように画像出力範囲の中心位置を決定し最終的な画像出力範囲を求めることができる。
画像出力範囲決定部120は特徴点位置情報(ベクトルSとする)を受取ると、一つ前の検出周期において、画像出力範囲決定部120が決定した画像出力範囲の中心位置(ベクトルP、nは検出周期の番号)からの出力範囲移動量(|S‐P|)を計算する。出力範囲移動量が所定の値(Mとする)を超えた場合、特徴点位置情報と現在設定されている画像出力範囲の中心との途中の任意の位置に次の画像中心位置(仮にベクトルPn+1)を決定する。出力範囲移動量が所定の値Mを超えない場合は、特徴点の特徴点位置情報を中心として画像出力範囲を決定する。
例えば、
|S‐P|>Mの場合に
n+1=P+(S−P)・(M/|S−P|)
|S‐P|≦Mの場合に
n+1=S
により、画像中心位置を決定する。そのような処理を行えば、瞬時に移動した特徴点を追いかけるように、所定の速度で画像出力範囲を移動させながら出力画像を出力することが可能となる。
もしくは、以下のように、所定の値Mの倍数も基準値として加え、画像出力範囲の中心位置を設定しても構わない。
|S‐P|>2Mの場合に
n+1=P+(S−P)・(M/|S−P|)
2M≧|S‐P|>Mの場合に
n+1=P+(S−P)/2
|S‐P|≦Mの場合に
n+1=S
本実施の形態で説明したカメラ装置500は、
特徴点検出部130が、さらに、検出周期毎に、検出した特徴点の特徴点位置情報を記憶し、
特徴点検出部130が、検出周期毎に、検出した特徴点の特徴点位置情報と、記憶している1周期前に検出した特徴点の特徴点位置情報とから特徴点の移動量を特徴点移動量として算出し、
画像出力範囲決定部120は、前記特徴点移動量に応じて出力範囲を決定することを特徴とする。
本実施の形態で説明したカメラ装置500は、
画像出力範囲決定部120が、さらに、検出周期毎に、決定した出力範囲を記憶し、
特徴点検出部130が検出した特徴点の特徴点位置情報と、記憶している1周期前に決定した出力範囲の中心位置とから、出力範囲の移動量を出力範囲移動量として算出し、算出した出力範囲移動量が所定の値を超えた場合、出力範囲移動量に応じて出力範囲を決定することを特徴とする。
本実施の形態で説明したカメラ装置500によれば、特徴点検出部130が、特徴点移動量を算出し記憶しているため、画像出力範囲決定部120は、特徴点種類情報、特徴点位置情報とともに、特徴点移動量もあわせて画像出力範囲を決定することが可能である。
また、画像出力範囲決定部120が、画像出力範囲を検出周期毎に記憶している。そのため、特徴点が瞬時に大きく移動した場合、画像出力範囲決定部120は、画像出力範囲の中心を瞬時に移動するのではなく、所定の速度で中心を移動させることが可能である。これにより特徴点が瞬時に移動しても画像が瞬間的に切り換わることが無くなり、見やすい画像を表示装置又は記録装置に出力することが可能である。
実施の形態4.
本実施の形態では、特徴点検出部130が、撮影部200が撮影した広範囲画像から、複数の特徴点を検出した場合のカメラ装置500の動作について説明する。
撮影部200が撮影した広範囲画像に特徴点が複数ある場合、画像出力範囲決定部120が全ての特徴点を画像出力範囲に入るようにすると画像出力する範囲が広くなり詳細の画像を出力できなくなってしまう。
そこで、本実施の形態に係るカメラ装置500は、画像識別回路100において特徴点の位置だけではなく、その種類と検出状況(動き検知の場合は動きの量、顔の場合は撮影された顔の大きさや範囲など)および発生した時間的関係から任意の規則によって画像出力する範囲を決定する機能を備えることを特徴とする。
例えば広角レンズを備えた防犯カメラの撮影範囲の両端で動きが検知された場合、動きの大きい方を選択して画像出力する。この状態が継続した場合、数秒後にもう一方の点に切り換えて画像出力する。これのより2つの動きのある特徴点の詳細な画像を出力することができる。
もしくは広範囲画像から顔が検出され、その特徴点を画像出力範囲とした後、別の特徴点で動きが検出された場合は即時に画像を切り換えて画像出力する。人の顔は一瞬でも画像出力すれば記録装置920に人の顔の画像を残すことができる為、即時に次の動きのある特徴点を拡大することで必要な画像を得ることができる。
本実施の形態に係るカメラ装置500の構成について図6を用いて説明する。図6は、本実施の形態に係るカメラ装置500を含む記録システムの構成を示すブロック構成図である。
本実施の形態に係るカメラ装置500の特徴点検出部130は、複数の特徴点を検出するため、特徴点1検出部130−1から特徴点N検出部130−Nに分かれる。例えば特徴点1検出部130−1は動きのあるものを特徴点1として検出し、特徴点2検出部130−2は、特徴点1検出部130−1が検出した以外の場所で、特徴点2として人の顔を検出する。
それぞれの特徴点検出部130は、広範囲画像から同時に特徴点の検出を行い、検出の程度を特徴点検出量として、画像出力範囲決定部120に送る。例えば、特徴点検出部130−1は特徴点を検出し、それぞれの位置(特徴点位置情報)と動きの量(特徴点移動量)と特徴点種類情報とを決定し、特徴点検出量として画像出力範囲決定部120に送る。画像出力範囲決定部120はそれぞれの特徴点検出部130から送られる全ての特徴点検出量を用いて、所定の規則に基づいていて画像出力範囲を決定する。
所定の規則とは、例えば、複数の特徴点を特徴点検出部130が検出し、それぞれの特徴点検出量が画像出力範囲決定部120に入力された場合、画像出力範囲決定部120が、どの順番で検出した特徴点を撮影するか、または、どれだけの時間で各特徴点を撮影するかを定めた規則である。この規則は、あらかじめファイルとして記録されており、画像出力範囲決定部120はこの規則を記録したファイルを参照して、画像出力範囲を決定する。画像出力範囲決定部120は、特徴点検出部130が検出した複数の特徴点をそれぞれ明瞭な状態で記録装置920や表示装置400に出力するため、画像出力範囲を決定する際の優先順位を決定する。画像出力範囲決定部120は、自ら決定した優先順位、各特徴点について画像出力範囲を決定した回数・時間の情報を、特徴点検出部130が同一の特徴点を検出している間は記憶しているものとする。
例えば、撮影部200が撮影した広範囲画像より、特徴点検出部130が3つの特徴点を検出した場合、画像出力範囲決定部120は以下のような動作をする。
所定の規則の具体例として、例えば、決定する際の優先順位を「人、荷物、不明」とし、表示時間(表示装置が出力画像を表示する時間)を、検出周期を基準として、「1周期、2周期、5周期」とする。特徴点の動きが検出された場合は、それぞれの表示時間を倍にするものとする。
動作を以下に示す。まず、特徴点検出部130が特徴点を検出する。検出した複数の特徴点のうち、各特徴点の特徴点種類情報は、特徴点1が人の顔であり、特徴点2は荷物であり、特徴点3は不明であったとする。特徴点1と特徴点2の特徴点移動量は略0であるが、特徴点3は頻繁に動きがあるものとする。
特徴点検出部130は、各特徴点を検出後、それぞれの特徴点位置情報、特徴点種類情報、特徴点移動量を画像出力範囲決定部120に入力する。
画像出力範囲決定部120は、あらかじめ定められた所定の規則に基いて、各特徴点に対する画像出力範囲を決定する優先順位・出力時間・回数を決定する。上述の所定の規則によれば人をもっとも優先して画像を出力するので、まず、特徴点1に対して画像出力範囲を決定する。人の顔は、一瞬出力されれば記録として十分であるため、検出周期が1周期経過するまで表示する。次の優先順位は荷物なので、荷物として検出された特徴点2に対する画像出力範囲を決定する。所定の規則により、特徴点2を検出周期の2周期分撮影する。画像出力部300は、特徴点2を表示した出力画像を記録装置920や表示装置400に出力する。
2周期経過後、画像出力範囲決定部120は、次の優先順位である特徴点3に対する画像出力範囲を決定する。特徴点3はどういったものか検出できないが、動きはあるものである。そのため、画像出力範囲決定部120は、5周期の倍である10周期分、特徴点3に対する画像出力範囲を決定する。不明な特徴点は、他の特徴点と比較して長時間、表示装置400表示され、カメラ装置500の利用者は、特徴点3の動きから、特徴点3が何かを確認することができる。例えば、特徴点3の動きにより、特徴点3が入り込んだ虫であることを認識することができる。
本実施の形態で説明したカメラ装置500は、
特徴点検出部130が、撮影部200が入力した広範囲画像から、少なくとも2以上の特徴点を検出するとともに、撮影部200が入力した広範囲画像から、複数の特徴点を検出した場合、特徴点毎に、特徴点種類情報と特徴点位置情報と特徴点移動量とを画像出力範囲決定部120に出力し、
画像出力範囲決定部120は、複数の特徴点の特徴点種類情報と特徴点位置情報と特徴点移動量とから所定の規則に従って出力範囲を決定することを特徴とする。
本実施の形態のカメラ装置500によれば、複数の特徴点を検出し、それぞれの特徴点に対して画像出力範囲決定部120が画像出力範囲を決定し、順番を設定して出力するため、検出した各特徴点に対する詳細な画像を出力することが可能となるという効果を奏する。
実施の形態5.
本実施の形態では、実施の形態1〜4で説明したカメラ装置500をエレベータの防犯カメラ装置として利用した場合の設置場所(取り付け位置)について説明する。
図7は、カメラ装置500の取り付け位置を説明するための図であり、図7(a)はカメラ装置500の取り付け位置をエレベータのかご内から見た図、図7(b)はそのカメラ装置500の取り付け位置を示す平面図である。
カメラ装置500の取り付け位置について説明する。カメラ装置500は、広角レンズを備えた撮影部200を、エレベータのかご内の天井に設置することにより、エレベータのかご内全体を撮影することができる。撮影部200が広角レンズを通じて撮影したエレベータのかご内の画像は、広範囲画像としてカメラ装置500に取込むことが可能である。
また、図7に示すように、カメラ装置500を、例えば、かご内のドア付近(かご内ドア戸当り側付近)、ドアが閉まる上板710の下側であって、特に戸の閉まる位置に設置する。この位置に、カメラの撮影方向を真下(もしくはその付近)に向けて取り付けることにより、エレベータのかご内部だけでなく、ドアが開いた場合、乗場の画像を撮影することができる。この場合、カメラ装置500で使用する広角レンズの画角は180度に近いものとする。
本実施の形態で説明した、カメラ装置500の撮影部200は、エレベータのかご内におけるドア戸が互いに当る部分の天井付近又は上板に、エレベータのかご内を撮影する撮影方向を下方に向けて取り付けられたことを特徴とする。
そのため、ドアが開いた場合、エレベータのかご内部だけでなく、ドアが開いた場合、乗場の画像を撮影することが可能となるという効果を奏する。
実施の形態6.
本実施の形態に係るカメラ装置500について図8〜図10を用いて説明する。
図8は本実施の形態に係るカメラ装置500を利用するエレベータ防犯システム1100の構造を示すブロック構成図である。図9はカメラ装置500が検出するドア挟まれ検出範囲を示す図である。図9(a)はドア挟まれ検出範囲をエレベータ内部から見た図、図9(b)は平面図である。図10はカメラ装置500が検出するドア引込まれ検出範囲を示す図である。図10(a)はドア引込まれ検出範囲をエレベータ内部から見た図、図10(b)はその平面図である。
なお、以下では、本実施の形態について、主に実施の形態1〜5との差異を説明する。図8において、実施の形態1〜4で示した同一の機能及び動作を示す機能ブロックには、同一の番号を付し、その説明を省略する。図8において、実施の形態1との相違点は、カメラ装置500がドア挟まれ検出部150、ドア引込まれ検出部160、信号出力部170を備えたことである。また、エレベータ防犯システム1100は、信号出力部170が出力した信号を入力し、信号に応じてドア戸700の開閉や、エレベータ運行を制御するエレベータ制御装置600を備えている。信号出力部170が信号を出力する先は、ドア戸700の開閉を制御するドア制御装置であっても構わない。以下で述べるエレベータ制御装置600にはドア制御装置も含まれているものとする。
ドア挟まれ検出部150は、ドア戸700を閉める際に、撮影部200から入力された広範囲画像を解析し、ドア挟まれ検出範囲810に含まれる特徴点を検出する。ドア挟まれ検出部150は、特徴点(ドア戸700に挟まれる物体)を検出した場合、信号出力部170に、検出したことを示す信号を出力する。また、乗場側のドア付近の画像から動きを検知しても信号を出力する。
信号出力部170は、ドア挟まれ検出部150から、エレベータのかご内のドア戸700間に特徴点があることを示す信号が入力された場合、エレベータ制御装置600に、エレベータのかご内のドア間に特徴点があることを示すドア挟まれ検出信号を出力する。信号出力部170から出力された信号は、例えば、シリアル通信や接点信号などによりエレベータ制御装置600に伝達される。
ドア挟まれ検出範囲810とは、図9に示すように、ドア戸700の間に位置する範囲である。ドア戸700が開いている場合、カメラ装置500は乗場部分も含めて撮影する。
エレベータ制御装置600は、信号出力部170からドア挟まれ検出信号が入力された場合、例えば、ドア戸700の開閉の動作を一時的にストップする(とくにドア戸700を閉める動作をストップする)。エレベータ制御装置600は、信号出力部170からのドア挟まれ検出信号がなくなり、安全が確認された後に、ドア戸700の開閉を再開する。
ドア引込まれ検出部160は、撮影部200により撮影された画像(広範囲画像)から戸閉時、戸を開く直前、戸を開く途中にドア戸700と戸袋720付近(ドア引込まれ検出範囲820)にある特徴点(ドア戸700に引込まれる物体)を検出して、検出したことを示す信号を出力する。
信号出力部170は、ドア引込まれ検出部160から、ドア引込まれ検出範囲に特徴点があるとことが検出された信号を受け取った場合、エレベータ制御装置600に、エレベータのかご内のドア戸700と戸袋720の間付近に特徴点があることを示すドア引込まれ信号を出力する。
エレベータ制御装置600は、ドア引込まれ信号が信号出力部170より入力された場合、例えば、ドア戸700の開く動作を一時的にストップする。エレベータ制御装置600は、信号出力部170からのドア引込まれ検出信号がなくなり、安全が確認された後に、ドア戸700の開閉を再開する。
ドア引込まれ検出範囲820とは、図10に示すように、エレベータかご内から見た場合の、ドア戸700と戸袋720との間の範囲である。
本実施の形態で説明したカメラ装置500は、
撮影部200が撮影し入力した広範囲画像から、エレベータのかご内の開いているドア間に位置する特徴点を検出するドア挟まれ検出部150と、
ドア挟まれ検出部150が、エレベータのかご内の開いているドア間に位置する特徴点を検出した場合、前記エレベータのかご内のドア間に特徴点があることを示すドア挟まれ検出信号を出力する信号出力部170とを備えたことを特徴とする。
本実施の形態で説明したカメラ装置500は、また、撮影部200が撮影し入力した広範囲画像から、エレベータのかご内のドアと戸袋との間付近に位置する特徴点を検出するドア引込まれ検出部160と、
ドア引込まれ検出部160が、エレベータのかご内のドアと戸袋との間付近に位置する特徴点を検出した場合、エレベータのかご内のドアと戸袋との間付近に特徴点があることを示すドア引込まれ検出信号を出力する信号出力部170とを備えたことを特徴とする。
本実施の形態で説明した、カメラ装置500を含むエレベータ防犯システム1100を用いれば、ドア間やドア戸袋付近の特徴点を検出し、特徴点が検出された場合には、信号出力部170を介して、信号をエレベータ制御装置600に出力する。そのため、通常、専用のセンサによって検出しているドアの挟まれ検出およびドアの引込まれ検出をカメラ装置500において兼用できるという効果を奏する。
以上で説明した実施の形態のうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
また、各実施の形態で説明した図2、図5のフローチャートは、カメラ装置500を実現するコンピュータ上で実行されるカメラ制御プログラムの処理手順に相当するものとする。
実施の形態1に係るカメラ装置500を含む記録システム1000の構成を示すブロック構成図である。 実施の形態1に係るカメラ装置500及び記録システム1000のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係るカメラ装置500の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るカメラ装置500を含む記録システム1000の構成を示すブロック構成図である。 実施の形態2に係るカメラ装置500の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4に係るカメラ装置500を含む記録システム1000の構成を示すブロック構成図である。 実施の形態5に係るカメラ装置500の取り付け位置を示す図である。 実施の形態6に係るカメラ装置500を含むエレベータ防犯システム1100の構成を示すブロック図である。 カメラ装置500が検出するドア挟まれ検出範囲810を示す図である。 カメラ装置500が検出するドア引込まれ検出範囲820を示す図である。
符号の説明
100 画像識別回路、110 画像抽出部、120 画像出力範囲決定部、130 特徴点検出部、140 画像歪補正部、150 ドア挟まれ検出部、160 ドア引込まれ検出部、170 信号出力部、180 タイマー、200 撮影部、300 画像出力部、400 表示装置、600 エレベータ制御装置、700 ドア戸、710 上板、720 戸袋、810 ドア挟まれ検出範囲、820 ドア引込まれ検出範囲、911 CPU、913 ROM、914 RAM、902 入力機器、915 通信ボード、920 記録装置、921 オペレーティングシステム、922 プログラム群、923 ファイル群、1000 記録システム、1100 エレベータ防犯システム。

Claims (11)

  1. 所定の範囲を撮影し、撮影した所定の範囲の画像を広範囲画像として入力する撮影部と、
    前記撮影部が入力した前記広範囲画像を処理する画像処理部と、
    前記画像処理部が処理した前記広範囲画像の少なくとも一部を出力画像として出力する画像出力部とを備え、
    前記画像処理部は、
    前記撮影部が入力した前記広範囲画像から、前記広範囲画像の特徴を示す特徴点を所定の検出手順により検出し、検出結果をもとに前記特徴点の種類を示す特徴点種類情報と前記広範囲画像における前記特徴点の位置を示す特徴点位置情報とを決定し、決定した前記特徴点種類情報と前記特徴点位置情報とを出力する特徴点検出部と、
    前記特徴点種類情報と前記特徴点位置情報とを入力し、前記特徴点種類情報と前記特徴点位置情報とを用いて所定の範囲決定手順により出力範囲を決定する画像出力範囲決定部と、
    前記撮影部が入力した前記広範囲画像から、前記画像出力範囲決定部が決定した前記出力範囲に含まれる画像を抽出画像として抽出し、前記画像出力部に前記抽出画像を出力する画像抽出部とを備え、
    前記画像出力部は、
    前記画像抽出部が抽出した前記抽出画像を前記出力画像として出力する
    ことを特徴とするカメラ装置。
  2. 前記カメラ装置は、さらに、
    前記撮影部が撮影する間隔を示す撮影周期と、前記特徴点検出部が前記特徴点を検出する間隔を示す検出周期を計測するタイマーを備え、
    前記撮影部は、
    前記タイマーが計測した前記撮影周期毎に、所定の範囲を撮影し、撮影した所定の範囲の画像を前記広範囲画像として入力し、
    前記特徴点検出部は、
    前記タイマーが計測した前記検出周期毎に、前記撮影部より入力された前記広範囲画像の特徴を示す特徴点を所定の検出手順により検出し、検出結果をもとに前記特徴点の種類を示す特徴点種類情報と前記広範囲画像における前記特徴点の位置を示す特徴点位置情報を出力し、
    前記画像出力範囲決定部は、
    前記検出周期毎に、前記特徴点種類情報と前記特徴点位置情報とを入力し、前記特徴点種類情報と前記特徴点位置情報とを用いて所定の範囲決定手順により出力範囲を決定し、
    前記画像抽出部は、
    前記検出周期毎に、前記撮影部が入力した前記広範囲画像から、前記画像出力範囲決定部が決定した前記出力範囲に含まれる画像情報を抽出画像として抽出し、前記画像出力部に前記抽出画像を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラ装置。
  3. 前記特徴点検出部は、さらに、
    前記検出周期毎に、検出した特徴点の特徴点位置情報を記憶し、
    前記検出周期毎に、検出した特徴点の特徴点位置情報と、記憶している1周期前に検出した特徴点の特徴点位置情報とから特徴点の移動量を特徴点移動量として算出し、前記画像出力範囲決定部に出力し、
    前記画像出力範囲決定部は、前記特徴点移動量を入力し、前記特徴点種類情報と前記特徴点位置情報と前記特徴点移動量とに応じて出力範囲を決定する
    ことを特徴とする請求項2記載のカメラ装置。
  4. 前記画像出力範囲決定部は、さらに、
    前記検出周期毎に、決定した出力範囲を記憶し、
    前記特徴点検出部が検出した特徴点の特徴点位置情報と、記憶している1周期前に決定した出力範囲の中心位置とから、出力範囲の移動量を出力範囲移動量として算出し、
    算出した前記出力範囲移動量が所定の値を超えた場合、前記出力範囲移動量に応じて出力範囲を決定する
    ことを特徴とする請求項3記載のカメラ装置。
  5. 前記特徴点検出部は、
    前記撮影部が入力した前記広範囲画像から、少なくとも2以上の特徴点を検出するとともに、
    前記撮影部が入力した前記広範囲画像から、複数の特徴点を検出した場合、
    特徴点毎に、特徴点種類情報と特徴点位置情報と特徴点移動量とを前記画像出力範囲決定部に出力し、
    前記画像出力範囲決定部は、
    前記複数の特徴点の特徴点種類情報と特徴点位置情報と特徴点移動量とから所定の規則に従って出力範囲を決定する
    ことを特徴とする請求項3又は4記載のカメラ装置。
  6. 前記撮影部は、
    広角レンズを用いて広角で前記所定の範囲を撮影し、
    前記画像処理部は、さらに、
    前記画像抽出部より前記抽出画像を入力し、前記撮影部が前記広角レンズを用いて広角で前記所定の範囲を撮影したことにより生じた前記抽出画像の歪を補正し、補正した画像を補正画像として前記画像出力部に出力する画像歪補正部を備え、
    前記画像出力部は、
    前記画像歪補正部から前記補正画像を入力して前記出力画像として出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至5何れかに記載のカメラ装置。
  7. 前記カメラ装置は、
    エレベータのかご内に設置され、前記エレベータのかご内を前記所定の範囲として撮影する
    ことを特徴とする請求項1乃至6何れかに記載のカメラ装置。
  8. 前記撮影部は、
    前記エレベータのかご内におけるドア戸が互いに当る部分の天井付近又は上板に、前記エレベータのかご内を撮影する撮影方向を下方に向けて取り付けられたこと
    を特徴とする請求項7記載のカメラ装置。
  9. 前記カメラ装置は、
    前記撮影部が撮影し入力した前記広範囲画像から、前記エレベータのかご内の開いているドア間に位置する特徴点を検出するドア挟まれ検出部と
    前記ドア挟まれ検出部が、前記エレベータのかご内の開いているドア間に位置する特徴点を検出した場合、前記エレベータのかご内のドア間に特徴点があることを示すドア挟まれ検出信号を出力する信号出力部と
    を備えたことを特徴とする請求項7記載のカメラ装置。
  10. 前記カメラ装置は、
    前記撮影部が撮影し入力した前記広範囲画像から、前記エレベータのかご内のドアと戸袋との間付近に位置する特徴点を検出するドア引込まれ検出部と
    前記ドア引込まれ検出部が、前記エレベータのかご内のドアと戸袋との間付近に位置する特徴点を検出した場合、前記エレベータのかご内のドアと戸袋との間付近に特徴点があることを示すドア引込まれ検出信号を出力する信号出力部と
    を備えたことを特徴とする請求項7記載のカメラ装置。
  11. 請求項1乃至10何れかに記載したカメラ装置と、
    前記カメラ装置の画像出力部が出力する前記出力画像を記録する記録装置と、
    前記出力画像を表示する表示装置と
    を備えたことを特徴とする記録システム。
JP2007236892A 2007-09-12 2007-09-12 カメラ装置及び記録システム Expired - Fee Related JP4859795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007236892A JP4859795B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 カメラ装置及び記録システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007236892A JP4859795B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 カメラ装置及び記録システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009071517A true JP2009071517A (ja) 2009-04-02
JP4859795B2 JP4859795B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=40607336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007236892A Expired - Fee Related JP4859795B2 (ja) 2007-09-12 2007-09-12 カメラ装置及び記録システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4859795B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011229044A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp 画像監視記録装置
JP2017114586A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社日立ビルシステム エレベーター
KR20220003374A (ko) * 2020-07-01 2022-01-10 한국미쓰비시엘리베이터 주식회사 애완동물 인식 열림 시간 연장 시스템 및 방법

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06153065A (ja) * 1992-11-11 1994-05-31 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2005079784A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Clarion Co Ltd 画像処理装置
JP2005255404A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Mitsubishi Electric Corp エレベータ制御装置
JP2006089273A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Niles Co Ltd エレベータかご内監視システム
JP2006206301A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Toshiba Elevator Co Ltd 防犯システム及びエレベータ
JP2007025767A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Nikon Corp 画像認識システムと画像認識方法、および画像認識プログラム
JP2007081826A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Fujifilm Corp 監視システム
JP2007150993A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Olympus Corp 撮像装置及びインターバル撮影機能を備えた撮像装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06153065A (ja) * 1992-11-11 1994-05-31 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2005079784A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Clarion Co Ltd 画像処理装置
JP2005255404A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Mitsubishi Electric Corp エレベータ制御装置
JP2006089273A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Niles Co Ltd エレベータかご内監視システム
JP2006206301A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Toshiba Elevator Co Ltd 防犯システム及びエレベータ
JP2007025767A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Nikon Corp 画像認識システムと画像認識方法、および画像認識プログラム
JP2007081826A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Fujifilm Corp 監視システム
JP2007150993A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Olympus Corp 撮像装置及びインターバル撮影機能を備えた撮像装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011229044A (ja) * 2010-04-22 2011-11-10 Mitsubishi Electric Corp 画像監視記録装置
JP2017114586A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 株式会社日立ビルシステム エレベーター
KR20220003374A (ko) * 2020-07-01 2022-01-10 한국미쓰비시엘리베이터 주식회사 애완동물 인식 열림 시간 연장 시스템 및 방법
KR102357910B1 (ko) * 2020-07-01 2022-02-03 한국미쓰비시엘리베이터 주식회사 애완동물 인식 열림 시간 연장 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4859795B2 (ja) 2012-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8134604B2 (en) Camera shake correction device, camera shake correction method and imaging device
EP3024227B1 (en) Image processing apparatus and image processing method
US8437504B2 (en) Imaging system and imaging method
US20070222858A1 (en) Monitoring system, monitoring method and program therefor
JP2009290860A (ja) 撮像装置
CN108156365B (zh) 摄像装置、摄像方法以及记录介质
CN109510967B (zh) 摄像装置、摄像装置的控制方法和存储介质
KR20090062881A (ko) 이동 로봇 및 그 이동 객체 검출 방법
US20120314951A1 (en) Image processing system and image processing method
JP2007281555A (ja) 撮像装置
JP5955170B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム
JP4859795B2 (ja) カメラ装置及び記録システム
KR20080109940A (ko) 화상 처리 장치, 카메라 장치 및 화상 처리 방법
EP1829361A1 (en) Method for extracting of multiple sub-windows of a scanning area by means of a digital video camera
JP5769468B2 (ja) 物体検出システム及び物体検出方法
JP5132705B2 (ja) 画像処理装置
JP2007336431A (ja) 映像監視装置及び方法
JP2004165804A (ja) カメラ監視システム
JP2005210392A (ja) 撮像装置
KR20180017329A (ko) 촬상 장치
JP5029573B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP5446641B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
JP5834671B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
US20230336682A1 (en) Image processing apparatus, method of controlling image processing apparatus, and program storage
JP2792906B2 (ja) パンニング検出回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4859795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees