JP2004040162A - テレビジョンカメラ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】測光する領域、ズームアップする領域、プライバシーを守るために撮像したくない領域等、指定したい映像の領域の入力ミスをなくし、簡単に指定することが可能なテレビジョンカメラを提供する。
【解決手段】撮像した映像を表示するモニタと、該モニタに取り付けたタッチパネルと、該タッチパネルの出力信号を変換するタッチパネルインターフェイスを具備するテレビジョンカメラ装置において、前記モニタに映る範囲内で測光領域や、プライバシーを守る為に撮像したくない領域等を前記タッチパネルで指定することで、前記タッチパネルインターフェイスを介して認識した前記指定領域を用いて、前記測光領域の調整や前記プライバシー領域のマスキング等の所定の映像信号処理を行ない、前記指定領域を映像信号に重畳し、前記モニタに表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】撮像した映像を表示するモニタと、該モニタに取り付けたタッチパネルと、該タッチパネルの出力信号を変換するタッチパネルインターフェイスを具備するテレビジョンカメラ装置において、前記モニタに映る範囲内で測光領域や、プライバシーを守る為に撮像したくない領域等を前記タッチパネルで指定することで、前記タッチパネルインターフェイスを介して認識した前記指定領域を用いて、前記測光領域の調整や前記プライバシー領域のマスキング等の所定の映像信号処理を行ない、前記指定領域を映像信号に重畳し、前記モニタに表示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョンカメラ装置の機能向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
監視用途向けのテレビジョンカメラ装置には、その性質のため通常のテレビジョンカメラとは異なる機能が要求されることが多い。
【0003】
例えば、犯罪防止のため街頭監視を行なう場合には、撮像する対象に一般の民家や商店が含まれるため、プライバシーの保護のための対応が必要である。そのため、一般の民家や商店を撮像する対象から除外する領域として設定し、監視映像には前記除外領域をマスキングして見えなくすることでプライバシーを保護する方法がある。
【0004】
また、屋外撮影時には天候や昼夜の明暗の変化により、撮像対象の光量が刻々と変化するためレンズの自動絞り制御を行なうことが一般的である。この時、撮像する画面全体の光量を測定しつつ制御を行なうと、過剰なレンズ絞りの開閉を行なう場合がある。例えば、夜間に点滅を繰り返すネオンサインのようなものを含む風景を撮像する場合には、前記ネオンサインの点滅に応答してレンズ絞りの開閉が起こり適切なレンズ絞りを得られない。そこで、前記ネオンサインの領域以外を測光領域とし設定し、適切なレンズ絞りを得る方法がある。
【0005】
従来は、監視者がモニタに表示される映像を確認しつつ、リモコン装置やジョイスティック等のテレビジョンカメラ操作器を操作して前記除外領域、または前記測光領域を設定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術ではモニタに表示される映像を確認しつつ、テレビジョンカメラ操作器を操作するため、監視者は視線を繰り返し移動させるような動作を行なう必要があるため極めて煩雑である。また、前記除外領域は1種類のパターンであるとは限らず、2種類、3種類の設定を組み合わせる場合も考えられるため、さらに煩雑な操作を強いられてしまう。
【0007】
本発明は上記問題を除去し、モニタで映像を見ながら設定したい領域を直接指やペン等で触れることで簡単に指定する事ができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、撮像した映像を表示するモニタと、該モニタに取り付けたタッチパネルと、タッチパネルインターフェイスを具備するテレビジョンカメラ装置において、前記モニタに映る範囲内で測光領域や、プライバシーを守る為に撮像したくない領域等を前記タッチパネルで指定し、前記タッチパネルインターフェイスを介して認識した前記指定領域データを用いて、前記測光領域の調整や前記プライバシー領域のマスキング等の所定の映像信号処理を行なうと共に、前記指定領域を映像信号に重畳し、前記モニタに表示するものである。
【0009】
すなわち、映像を出力するモニタ等にタッチパネルを付け、タッチパネル上で設定したい領域を直接指やペン等で指定し、タッチパネルにより指定された領域を示す座標のデータをカメラの制御マイコンに送り、その指定した領域をモニタに表示させる。
その結果、誰でも簡単に領域を指定することができるようになり、監視者の負担を軽減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のテレビジョンカメラ装置のプライバシーを守る為に撮像したくない領域を設定する場合の一実施例を図1に基づき説明する。
【0011】
図1において、1は被写体からの光が入射する撮像レンズ、2は撮像レンズ1から入射する光を光電変換し、電荷として蓄積し、露光終了後映像信号として出力する撮像素子、3は撮像素子2から出力された映像信号の雑音を除去する相関二重サンプリング(CDS)回路、4は映像信号をマイクロコンピュータ9で指定した所要レベルになるよう調整する自動利得制御(AGC)回路、5はアナログ/デジタル(A/D)変換回路、6はデジタル映像信号の各種処理を行うデジタル信号処理回路(DSP)、7はデジタル/アナログ(D/A)変換回路、8は映像信号を所要レベルに増幅し出力する増幅回路、9は自動利得制御回路4のゲインと、撮像素子2の駆動回路10を制御し、タッチパネルインターフェイス15から出力される座標データを判断し、前記座標データに応じてデジタル信号処理回路6を制御するマイクロコンピュータ、10はマイクロコンピュータ9で指定した蓄積時間になるように撮像素子2の電荷読みだしパルスを出力する駆動回路、11は白や黒色のキャラクタや枠を発生させるキャラクタ発生回路、12はD/A変換回路7でアナログ信号に変換された映像信号とキャラクタ発生回路11から出力されるキャラクタ信号を重畳させるMIX回路を示す。13は前記座標データ等を保持するEEPROMを示す。14はモニタ、15はタッチパネル16から出力される座標データを変換するタッチパネルインターフェイス、16はタッチパネルを示す。
【0012】
本発明のテレビジョンカメラにおいて、被写体からの光は撮像レンズ1を介して撮像素子2に入射する。その光を撮像素子2で光電変換し、マイクロコンピュータ9により制御される駆動回路10から出力される電荷読みだしパルスにより、所要の露光時間までの電荷を蓄積し、1画面分の映像信号が相関二重サンプリング回路3へ出力される。
相関二重サンプリング回路3は撮像素子2から出力された映像信号の雑音を除去し、サンプルホールドを行い、自動利得制御回路4へ出力する。
自動利得制御回路4は相関二重サンプリング回路3から入力した映像信号をマイクロコンピュータ9により指定されるレベルになるまで利得の制御を行い、所要の信号レベルの映像信号をA/D変換回路5へ出力する。
A/D変換回路5は自動利得制御回路4から入力した所要の信号レベルの映像信号をデジタル処理に適応させるためにデジタル信号に変換し、デジタル信号処理回路6へ出力する。
【0013】
デジタル映像信号処理回路6は、マイクロコンピュータ9の制御により、A/D変換回路5から入力したデジタルの映像信号に輝度処理、色処理、ガンマ補正、輪郭補償等の画質制御とホワイトバランスの調整等の信号処理を行う。信号処理を行ったデジタル映像信号をD/A変換回路7へ出力する。D/A変換回路7は、デジタル映像信号をアナログ信号に変換し、アナログの映像信号を増幅回路8へ出力する。MIX回路12は、D/A変換回路7から入力した映像信号にキャラクタ発生回路11により発生したキャラクタ信号を重畳する。
増幅回路8は、アナログの映像信号を所要の信号レベルに増幅し、他の機器、例えばビデオモニタ、VTR等の装置に出力する。
【0014】
前述のテレビジョンカメラの動作は通常のテレビジョンカメラの動作と同様であり、デジタル信号処理回路6では各種信号処理が行われているが、本発明のテレビジョンカメラにおいては、モニタ14の前に取り付けたタッチパネル16から得られた座標データをタッチパネルインターフェース15より画素ごとの信号にしてマイクロコンピュータ9に入力する。マイコン9はその座標データをデジタル映像信号処理回路6とキャラクタ発生回路11に送る。
【0015】
監視者がタッチパネル16から撮像したくない領域指定操作をするモードを選択する。例えば、図2に示すように指定領域の左上/右上/左下/右下の4カ所を指やペン等で触れると、その位置に対応した座標のデータがタッチパネルインターフェース15を介してマイクロコンピュータ9に送られる。マイクロコンピュータ9は、この座標のデータを撮像した映像信号の対応する画素に相当したデータに変換し、キャラクタ発生回路11に送る。これによりキャラクタ発生回路11から、指定した4カ所の座標を結ぶ四角形の枠のキャラクタ信号が発生しMIX回路12で映像信号に重畳されモニタ14に表示される。ここで、指定した領域に指定順に番号を付け、この番号も表示するようにすれば複数の領域の設定、管理が容易となる。
【0016】
また、前記領域指定操作により、設定された座標データはデジタル映像信号処理回路6に送られ、所定の画像処理を行なう領域を示す情報として用いられる。例えば、プライバシーを守る為に撮像したくない領域を設定する場合には、前記座標データは、撮像した映像信号をマスキングする領域情報として用いられ、前記座標データの示す領域は映像信号を出力しないように、デジタル映像信号処理回路6により画像処理をされ出力される。もちろん、前記座標データの示す領域を映像を出力する領域とし、その他の領域をマスキングする領域とすることができるのは、言うまでも無い。
【0017】
モニタ14に表示する、領域を示すキャラクタ信号は四角形に限るものではなく、また領域の枠のみ表示するか、黒や白に塗りつぶすのか、等をあらかじめ設定することができる。また不要な場合には表示させないこともできる。なお座標のデータ、領域の表示の種類、領域の番号はEEPROM13に記録される。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、モニタで映像を見ながら測光領域の調整やプライバシー領域のマスキング等をタッチパネルで行なえるため、特別な操作機器を用いずに簡単な操作で設定ができる。そのため監視者の負担を軽減でき、操作に習熟を要することも無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】本発明の領域指定方法の一例を示す図
【符号の説明】
1:撮像レンズ,2:撮像素子,3:相関二重サンプリング回路,4:自動利得制御回路,5:A/D変換回路器,6:デジタル映像信号処理回路,7:D/A変換回路,8:出力増幅回路,9:マイクロコンピュータ,10:駆動回路,11:キャラクタ発生回路,12:MIX回路,13:EEPROM,14:モニタ,15:タッチパネルインターフェース,16:タッチパネル
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョンカメラ装置の機能向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
監視用途向けのテレビジョンカメラ装置には、その性質のため通常のテレビジョンカメラとは異なる機能が要求されることが多い。
【0003】
例えば、犯罪防止のため街頭監視を行なう場合には、撮像する対象に一般の民家や商店が含まれるため、プライバシーの保護のための対応が必要である。そのため、一般の民家や商店を撮像する対象から除外する領域として設定し、監視映像には前記除外領域をマスキングして見えなくすることでプライバシーを保護する方法がある。
【0004】
また、屋外撮影時には天候や昼夜の明暗の変化により、撮像対象の光量が刻々と変化するためレンズの自動絞り制御を行なうことが一般的である。この時、撮像する画面全体の光量を測定しつつ制御を行なうと、過剰なレンズ絞りの開閉を行なう場合がある。例えば、夜間に点滅を繰り返すネオンサインのようなものを含む風景を撮像する場合には、前記ネオンサインの点滅に応答してレンズ絞りの開閉が起こり適切なレンズ絞りを得られない。そこで、前記ネオンサインの領域以外を測光領域とし設定し、適切なレンズ絞りを得る方法がある。
【0005】
従来は、監視者がモニタに表示される映像を確認しつつ、リモコン装置やジョイスティック等のテレビジョンカメラ操作器を操作して前記除外領域、または前記測光領域を設定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述の従来技術ではモニタに表示される映像を確認しつつ、テレビジョンカメラ操作器を操作するため、監視者は視線を繰り返し移動させるような動作を行なう必要があるため極めて煩雑である。また、前記除外領域は1種類のパターンであるとは限らず、2種類、3種類の設定を組み合わせる場合も考えられるため、さらに煩雑な操作を強いられてしまう。
【0007】
本発明は上記問題を除去し、モニタで映像を見ながら設定したい領域を直接指やペン等で触れることで簡単に指定する事ができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、撮像した映像を表示するモニタと、該モニタに取り付けたタッチパネルと、タッチパネルインターフェイスを具備するテレビジョンカメラ装置において、前記モニタに映る範囲内で測光領域や、プライバシーを守る為に撮像したくない領域等を前記タッチパネルで指定し、前記タッチパネルインターフェイスを介して認識した前記指定領域データを用いて、前記測光領域の調整や前記プライバシー領域のマスキング等の所定の映像信号処理を行なうと共に、前記指定領域を映像信号に重畳し、前記モニタに表示するものである。
【0009】
すなわち、映像を出力するモニタ等にタッチパネルを付け、タッチパネル上で設定したい領域を直接指やペン等で指定し、タッチパネルにより指定された領域を示す座標のデータをカメラの制御マイコンに送り、その指定した領域をモニタに表示させる。
その結果、誰でも簡単に領域を指定することができるようになり、監視者の負担を軽減できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のテレビジョンカメラ装置のプライバシーを守る為に撮像したくない領域を設定する場合の一実施例を図1に基づき説明する。
【0011】
図1において、1は被写体からの光が入射する撮像レンズ、2は撮像レンズ1から入射する光を光電変換し、電荷として蓄積し、露光終了後映像信号として出力する撮像素子、3は撮像素子2から出力された映像信号の雑音を除去する相関二重サンプリング(CDS)回路、4は映像信号をマイクロコンピュータ9で指定した所要レベルになるよう調整する自動利得制御(AGC)回路、5はアナログ/デジタル(A/D)変換回路、6はデジタル映像信号の各種処理を行うデジタル信号処理回路(DSP)、7はデジタル/アナログ(D/A)変換回路、8は映像信号を所要レベルに増幅し出力する増幅回路、9は自動利得制御回路4のゲインと、撮像素子2の駆動回路10を制御し、タッチパネルインターフェイス15から出力される座標データを判断し、前記座標データに応じてデジタル信号処理回路6を制御するマイクロコンピュータ、10はマイクロコンピュータ9で指定した蓄積時間になるように撮像素子2の電荷読みだしパルスを出力する駆動回路、11は白や黒色のキャラクタや枠を発生させるキャラクタ発生回路、12はD/A変換回路7でアナログ信号に変換された映像信号とキャラクタ発生回路11から出力されるキャラクタ信号を重畳させるMIX回路を示す。13は前記座標データ等を保持するEEPROMを示す。14はモニタ、15はタッチパネル16から出力される座標データを変換するタッチパネルインターフェイス、16はタッチパネルを示す。
【0012】
本発明のテレビジョンカメラにおいて、被写体からの光は撮像レンズ1を介して撮像素子2に入射する。その光を撮像素子2で光電変換し、マイクロコンピュータ9により制御される駆動回路10から出力される電荷読みだしパルスにより、所要の露光時間までの電荷を蓄積し、1画面分の映像信号が相関二重サンプリング回路3へ出力される。
相関二重サンプリング回路3は撮像素子2から出力された映像信号の雑音を除去し、サンプルホールドを行い、自動利得制御回路4へ出力する。
自動利得制御回路4は相関二重サンプリング回路3から入力した映像信号をマイクロコンピュータ9により指定されるレベルになるまで利得の制御を行い、所要の信号レベルの映像信号をA/D変換回路5へ出力する。
A/D変換回路5は自動利得制御回路4から入力した所要の信号レベルの映像信号をデジタル処理に適応させるためにデジタル信号に変換し、デジタル信号処理回路6へ出力する。
【0013】
デジタル映像信号処理回路6は、マイクロコンピュータ9の制御により、A/D変換回路5から入力したデジタルの映像信号に輝度処理、色処理、ガンマ補正、輪郭補償等の画質制御とホワイトバランスの調整等の信号処理を行う。信号処理を行ったデジタル映像信号をD/A変換回路7へ出力する。D/A変換回路7は、デジタル映像信号をアナログ信号に変換し、アナログの映像信号を増幅回路8へ出力する。MIX回路12は、D/A変換回路7から入力した映像信号にキャラクタ発生回路11により発生したキャラクタ信号を重畳する。
増幅回路8は、アナログの映像信号を所要の信号レベルに増幅し、他の機器、例えばビデオモニタ、VTR等の装置に出力する。
【0014】
前述のテレビジョンカメラの動作は通常のテレビジョンカメラの動作と同様であり、デジタル信号処理回路6では各種信号処理が行われているが、本発明のテレビジョンカメラにおいては、モニタ14の前に取り付けたタッチパネル16から得られた座標データをタッチパネルインターフェース15より画素ごとの信号にしてマイクロコンピュータ9に入力する。マイコン9はその座標データをデジタル映像信号処理回路6とキャラクタ発生回路11に送る。
【0015】
監視者がタッチパネル16から撮像したくない領域指定操作をするモードを選択する。例えば、図2に示すように指定領域の左上/右上/左下/右下の4カ所を指やペン等で触れると、その位置に対応した座標のデータがタッチパネルインターフェース15を介してマイクロコンピュータ9に送られる。マイクロコンピュータ9は、この座標のデータを撮像した映像信号の対応する画素に相当したデータに変換し、キャラクタ発生回路11に送る。これによりキャラクタ発生回路11から、指定した4カ所の座標を結ぶ四角形の枠のキャラクタ信号が発生しMIX回路12で映像信号に重畳されモニタ14に表示される。ここで、指定した領域に指定順に番号を付け、この番号も表示するようにすれば複数の領域の設定、管理が容易となる。
【0016】
また、前記領域指定操作により、設定された座標データはデジタル映像信号処理回路6に送られ、所定の画像処理を行なう領域を示す情報として用いられる。例えば、プライバシーを守る為に撮像したくない領域を設定する場合には、前記座標データは、撮像した映像信号をマスキングする領域情報として用いられ、前記座標データの示す領域は映像信号を出力しないように、デジタル映像信号処理回路6により画像処理をされ出力される。もちろん、前記座標データの示す領域を映像を出力する領域とし、その他の領域をマスキングする領域とすることができるのは、言うまでも無い。
【0017】
モニタ14に表示する、領域を示すキャラクタ信号は四角形に限るものではなく、また領域の枠のみ表示するか、黒や白に塗りつぶすのか、等をあらかじめ設定することができる。また不要な場合には表示させないこともできる。なお座標のデータ、領域の表示の種類、領域の番号はEEPROM13に記録される。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、モニタで映像を見ながら測光領域の調整やプライバシー領域のマスキング等をタッチパネルで行なえるため、特別な操作機器を用いずに簡単な操作で設定ができる。そのため監視者の負担を軽減でき、操作に習熟を要することも無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】本発明の領域指定方法の一例を示す図
【符号の説明】
1:撮像レンズ,2:撮像素子,3:相関二重サンプリング回路,4:自動利得制御回路,5:A/D変換回路器,6:デジタル映像信号処理回路,7:D/A変換回路,8:出力増幅回路,9:マイクロコンピュータ,10:駆動回路,11:キャラクタ発生回路,12:MIX回路,13:EEPROM,14:モニタ,15:タッチパネルインターフェース,16:タッチパネル
Claims (1)
- 撮像した映像を表示するモニタと、該モニタに取り付けたタッチパネルと、タッチパネルインターフェイスを具備するテレビジョンカメラ装置において、前記モニタに映る範囲内で測光領域や、プライバシーを守る為に撮像したくない領域等を前記タッチパネルで指定し、前記タッチパネルインターフェイスを介して認識した前記指定領域データを用いて、前記測光領域の調整や前記プライバシー領域のマスキング等の所定の映像信号処理を行なうと共に、前記指定領域を映像信号に重畳し、前記モニタに表示することを特徴とするテレビジョンカメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002190294A JP2004040162A (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | テレビジョンカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002190294A JP2004040162A (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | テレビジョンカメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004040162A true JP2004040162A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31700244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002190294A Pending JP2004040162A (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | テレビジョンカメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004040162A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007324930A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Secom Co Ltd | 盗撮検出装置、および盗撮検出システム |
US8692904B2 (en) | 2010-03-18 | 2014-04-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus having masking function |
JP2016007070A (ja) * | 2015-09-04 | 2016-01-14 | 京セラ株式会社 | 画像合成装置、画像合成方法および画像合成プログラム |
-
2002
- 2002-06-28 JP JP2002190294A patent/JP2004040162A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007324930A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Secom Co Ltd | 盗撮検出装置、および盗撮検出システム |
US8692904B2 (en) | 2010-03-18 | 2014-04-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup apparatus having masking function |
JP2016007070A (ja) * | 2015-09-04 | 2016-01-14 | 京セラ株式会社 | 画像合成装置、画像合成方法および画像合成プログラム |
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