JP3467782B2 - カメラ一体型ビデオ映像記録装置 - Google Patents

カメラ一体型ビデオ映像記録装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、カメラ一体型ビデオ映
像記録装置に関し、特に手振れ検出機能を有するカメラ
一体型ビデオ映像記録装置に関する。 【0002】 【従来の技術】カメラ一体型ビデオテープレコーダ(以
下、カメラ一体型VTRという)は、小型軽量化が進ん
でいるだけでなく、最近ではズーム倍率も高くなってき
ている。このため、人がカメラ一体型VTRを持って被
写体を撮影するときに、自分の意思に関係なく手や体が
動いてしまうことにより、撮影した映像の上下左右(斜
め等複雑な動きもあり得る)への動きが大きくなる。 【0003】すなわち、手振れ等でカメラ一体型VTR
を微妙に動かしてしまうことにより、被写体よりの光を
CCD(電荷結合デバイス)素子の撮影面において上下
左右等の方向に移動してしまい、これにより、撮影した
映像をテレビジョンモニタ等の管面上に映し出したとき
に、その画像が上下左右等の方向にたえず動いてしまう
現象を引き起こすものである。 【0004】このような手振れによるカメラ一体型VT
Rの揺れを補正するためには、手振れによる角速度の変
化を水平又は垂直方向で検出し、この検出結果に応じて
例えばVAP(可変頂角)素子と称されるプリズムを水
平又は垂直方向に動かして、光を屈折させ、CCD素子
の撮像面上において光が移動しないようにしている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記手振れ
の状態は、少なくとも撮影者が意思を持って撮影中に起
こる状態であり、手振れの程度も極端に大となることは
あまりない。しかし、撮影者の意思に関係なく撮影が行
われている場合、例えば、撮影者が録画状態に気付かず
にカメラ一体型VTRを単に持ち運んでいる状態では、
上記手振れの程度が非常に大となる。 【0006】すなわち、カメラ一体型VTRでは、撮影
中に録画スタート/ストップのスイッチを押すことで、
2つの状態をトグル動作させ、ビューファインダ内等に
録画中を表示するランプを点灯させ、撮影者に状態を知
らせているが、撮影者がそれを確認しないまま、例え
ば、図6に示すように録画状態からストップボタンを押
した“つもり”で撮影をやめたような場合、結果として
例えば、地面や床等の意味の無いシーンが手振れの程度
が非常に大の状態でテープに記録されることになる。こ
こで、図6のAは、撮影者の意図の変化を示している。
図6のBは、実際に行われる撮影者の操作(撮影の構
え)状態の変化を示している。図6のCは、カメラ一体
型VTRの状態を示している。図6のDは、録画シーン
の状態を示している。 【0007】また、撮影者の意思による撮影中でも手振
れがあまりに大きかったり、走りながら撮影すると、特
にズームが望遠側であるほど、見るに堪えない画面を録
画することとなる。手振れ補正機能が搭載されないカメ
ラ一体型VTRは勿論のこと、搭載されているカメラ一
体型VTRでも望遠側では補正能力が広角側より劣る場
合があり、手振れを補正しきれないことがある。 【0008】さらに、屋外で撮影済みのテープを再生し
ファインダで確認するような場合、再生スイッチを止め
忘れたり、止まっていないことに気付かないまま、手に
ぶら下げてしまうことがある。結果として、無駄にカメ
ラ一体型VTRが動作し、バッテリーを消費してしま
い、いざ撮影しようとするときにバッテリーが不足して
撮影できないことになる。 【0009】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、撮影者の意思によらない無意味な撮影状態又は
無意味な再生状態を撮影者が認識でき、さらに、自動的
に撮影録画又は再生を停止するカメラ一体型ビデオ映像
記録装置の提供を目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明に係るカメラ一体
型ビデオ映像記録装置は、手振れ検出を行う手振れ検出
手段と、上記手振れ検出を整流又は絶対値化した後の所
定時間内の平均値に基づいて無意味な記録状態を判別す
る判別部と、上記判別部の判別結果に基づいて警告を発
する警告発生部と、上記判別部の判別結果に基づいて異
常録画時間を表示する異常録画時間表示制御部と、上記
異常録画時間に基づいて頭出し回路を制御し、異常録画
開始点の頭出しを行う異常録画時頭出し制御手段とを有
することを特徴として上記課題を解決する。ここで、警
告発生部は、スピーカから警告音を発生するか、また
は、警告灯を点灯するか、或いはその両方を行ってもよ
い。 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【作用】手振れ検出を整流又は絶対値化した後の所定時
間内の平均値に基づいて判別部が判別した無意味な記録
状態の判別結果に基づいて警告発生部が警告を発し、判
別部の判別結果に基づいて異常録画時間表示制御部が異
常録画時間を表示し、異常録画時頭出し制御手段が異常
録画時間に基づいて頭出し回路を制御し、異常録画開始
点の頭出しを行う。 【0016】 【実施例】以下に、本発明に係るカメラ一体型ビデオ映
像記録装置の一実施例となるカメラ一体型VTRについ
て図面を参照しながら説明する。このカメラ一体型VT
Rは、撮影者に無意味な記録及び/又は再生が行なわれ
ていることを警告する等の動作を行うと共に、異常録画
時間表示制御部が異常録画時間を表示し、異常録画時頭
出し制御手段が異常録画時間に基づいて頭出し回路を制
御し、異常録画開始点の頭出しを行う。 【0017】すなわち、図1において、このカメラ一体
型VTRは、手振れ検出部1と、この手振れ検出部1の
手振れ検出を利用して無意味な記録及び/又は再生状態
(以下、誤操作状態という)を判別する誤操作判別部1
0と、その判別結果に応じて警告等の種々の手段を制御
する制御部20と、誤操作状態でないときに手振れ補正
を行う手振れ補正部30と、手振れ補正された映像信号
を記録する映像信号記録部50とを有している。 【0018】先ず、上記誤操作判別部10は、手振れ検
出部1を構成する水平方向の手振れ検出器である角速度
センサ2で検出された水平方向の手振れ検出信号と垂直
方向の手振れ検出器である角速度センサ3で検出された
垂直方向の手振れ検出信号とを増幅する増幅回路11及
び増幅回路12と、この増幅回路11及び増幅回路12
で増幅された水平方向の手振れ検出信号及び垂直方向の
手振れ検出信号を基に撮影されている映像の揺れの状態
から誤操作を判別する誤操作判別回路13とからなる。 【0019】次に、上記制御部20は、上記誤操作判別
部10の上記誤操作判別回路13からの判別結果に応じ
てスピーカ21bからアラーム音を発生するか、または
発光素子21cからアラーム灯を発光するか、或いはそ
の両方を行うアラーム発生回路21aと、上記判別結果
に応じて電源回路22bを遮断制御する電源遮断制御回
路22aと、上記判別結果に応じて録画/再生機構部2
3bの停止を制御する録画/再生停止制御回路23a
と、上記判別結果に応じてズームレンズ24bの広角モ
ードへの移行を制御するレンズ広角制御回路24aと、
上記判別結果に応じて異常録画時間を表示する異常録画
時間表示部25bを制御する異常録画時間表示制御回路
25aと、上記判別結果に応じて頭出し回路26bを制
御し、異常録画開始点の頭出しを行う異常録画時頭出し
制御回路26aとを有する。ここで、上記記録/再生停
止制御回路23aは、上記誤操作判別回路13と共に少
なくともこのカメラ一体型VTRが録画又は再生状態で
あるか否かを認識している。 【0020】上記制御部20は、上述したように上記誤
操作判別部10での判別結果に応じて種々の制御を行
う。この制御部20の制御動作を図2のフローチャート
を用いて説明する。 【0021】図2のフローチャートに示す動作が開始さ
れると、ステップS1では、カメラ一体型VTRが正常
に保持されているか否かを判別する。このステップS1
での判別は上記誤操作判別回路13で行われるが具体的
には図3に示すように、増幅器11、12で増幅された
角速度センサ2、3からの検出出力信号を全波整流又は
絶対値化回路13aで整流又は絶対値化し、平均値算出
回路13bで所定時間の平均値を算出し、比較判別回路
13cで該所定時間内の平均値と入力端子13dから供
給されるしきい値とを比較し、正常保持状態又は異常保
持状態を判別する。そして、この判別結果は上記制御部
20に供給される。このステップS1でYES(正常保
持状態である)を判別するとこのステップS1にとどま
り、NO(異常保持状態である)を判別するとステップ
S2に進む。 【0022】ステップS2は、このカメラ一体型VTR
が再生中であるか否かを判別する。これは、録画スイッ
チ又は再生スイッチが操作されているか否かで判別でき
る。ここで、YES(再生中)を判別するとステップS
3に進み、NO(録画中)を判別するとステップS4に
進む。 【0023】ステップS3は、上記ステップS2での判
別結果を受けてアラーム(警告)を発生する。すなわ
ち、正常保持状態でない(異常保持状態)にもかかわら
ずこのビデオカメラが再生中であることを撮影者に知ら
せるため、図1に示したアラーム発生回路21aがスピ
ーカ21bからアラーム音(警告音)を発生するか、又
は、発光素子21cからアラーム灯(警告灯)を発光す
るか、或いは両方を行う。 【0024】ステップS4は、上記ステップS2で録画
中であると判別されたにもかかわらず正常保持状態でな
い(異常保持状態)ということを撮影者に知らせるため
に、アラームを発生する。 【0025】ステップS5では上記ステップS1と同様
に図3に示したような構成の上記誤操作判別回路13で
カメラ一体型VTRが正常に保持されているか否かを判
別する。ここで、YES(カメラ一体型VTRが正常に
保持されている)を判別するとステップS1に戻り、N
O(正常に保持されていない)を判別するとステップS
6に進む。 【0026】ステップS6は、上記ステップS5の判別
結果を受けて、このカメラ一体型VTRの再生を停止す
る。すなわち、上記記録/再生停止制御回路23aで録
画/再生機構23bの再生機構を停止する。 【0027】ステップS7では、上記ステップS1及び
ステップS5と同様にカメラ一体型VTRが正常に保持
されているか否かを判別する。ここで、YESを判別す
るとステップS1に戻り、NOを判別すると後述するス
テップS13に進む。 【0028】ステップS8では、上記ステップS4で誤
操作による録画中であることを撮影者に警告した後、さ
らに撮影者がその警告に気付かずに録画中のままである
か否かを判別する。ここでYESを判別するとステップ
S9に進み、NOを判別すると録画スタンバイの状態で
あるとして後述するステップS12に進む。 【0029】ステップS9では、上述したステップS
1、S5及びS7と同様にカメラ一体型VTRが正常に
保持されているか否かを判別する。ここでYESを判別
するとステップS1に戻り、NOを判別するとステップ
S10に進む。 【0030】ステップS10では、上記ステップS9の
判別結果を受けて、録画を停止する。すなわち、上記記
録/再生停止制御回路23aで録画/再生機構23bの
録画機構を停止する。 【0031】ステップS11は、上記ステップS4で誤
操作による録画中であることを撮影者に警告した後、ズ
ームレンズを広角モードにする。すなわち、上記レンズ
広角制御回路24aでズームレンズ24bを広角に切り
換える。 【0032】ステップS12では、上述したステップS
1、S5、S7及びステップS9と同様にカメラ一体型
VTRが正常に保持されているか否かを判別する。ここ
でYESを判別するとステップS1に戻り、NOを判別
するとステップS13に進む。 【0033】ステップS13では、上記ステップS12
の判別結果を受けて、電源を遮断する。すなわち、上記
電源遮断制御回路22aで電源回路22bを遮断する。 【0034】ここで、本実施例は、録画/再生の停止と
電源遮断制御については、どちらか一を行うようにして
もよい。 【0035】なお、このカメラ一体型VTRでは、上記
ステップS13の電源遮断後、新たに録画/再生を始め
ようとすると、図4のフローチャートに示すような動作
を行う。ステップS21で電源オンにすると、ステップ
S22では、異常録画時間を表示する。すなわち、上記
異常録画時間表示制御回路25aが電源遮断前の異常録
画の時間を上記異常録画時間表示部25bに表示させ
る。ここで、この異常録画時間の表示は、上記図2に示
したフローチャートのステップS13の電源遮断前でも
よい。 【0036】ステップS23では、異常録画開始点まで
磁気テープを戻す。すなわち、上記異常録画時頭だし制
御回路26aにより、頭出し回路26bを制御し、電源
遮断前の異常録画分だけ磁気テープを巻き戻し、異常録
画が開始された開始点を頭出しする。この頭出しは、上
記ステップS22での異常録画時間表示と同時に行われ
てもよいし、このフローチャートのように引き続いて行
われてもよい。さらに、スイッチを設けて行われるよう
にしてもよい。そして、図2に示したフローチャートの
ステップS1に続く。 【0037】上記誤操作判別回路13では、上述したよ
うに上記角速度センサ2、3の検出出力を基に誤操作か
否かを判別するが、上記角速度センサ2、3の検出出力
について図5を用いて説明する。 【0038】図5のAは、撮影者の意思によりカメラ一
体型VTRが正常保持された上での手振れの状態のカメ
ラ一体型VTRの小さな揺れを示している。この図5の
Aでは、揺れの振幅は平均的に小さく、大きな揺れがあ
っても長時間継続していない。 【0039】図5のBは、撮影者の意思によらないでビ
デオカメラが例えば録画状態にあるとき、例えば手にぶ
ら下げられている状態でのビデオカメラの大きな揺れを
示している。この図5のBでは、揺れの振幅は大きく、
それが長時間継続している。 【0040】したがって、上記誤操作判別回路13にお
いて、撮影者の意思によらないでビデオカメラが例えば
録画状態のまま例えば手にぶら下げられているような正
常保持状態でない異常保持状態(誤操作状態)が判別で
きる。 【0041】上記角速度センサ2、3での検出出力の
内、図5のAに示した状態のものは、手振れ補正部30
での手振れ補正に用いられる。 【0042】次に、手振れ補正部30について説明す
る。図1において、手振れによる例えば水平方向の角速
度は、角速度センサ2で行われる。この角速度センサ2
よりの検出信号はA/D変換器31を介してディジタル
積分回路32に供給される。このディジタル積分回路3
2はA/D変換器31よりのディジタル検出信号を例え
ば減衰した1つ前の検出信号と加算する等して積分を行
う。この積分出力はD/A変換器33によりアナログ信
号になされた後に加算回路34に供給される。この加算
回路34においては、上記D/A変換回路33よりの検
出信号から、頂角センサ38が可変頂角プリズム(VA
P素子)47の水平方向の位置を検出して得た位置信号
が減算される。この加算回路34の出力は次段の加算回
路35に供給される。この加算回路35においては、加
算回路34よりの出力から、制動コイル37よりの信号
が減算され、この結果としてアクチュエータ36に供給
され、これにより、プリズム47が水平に駆動される。 【0043】一方、角速度センサ3よりの検出信号はA
/D変換器39を介してディジタル積分回路40に供給
される。このディジタル積分回路40はA/D変換器3
9よりのディジタル検出信号を、上述と同様に、例えば
減衰した1つ前の検出と加算する等して積分を行う。こ
の積分出力はD/A変換器41によりアナログ信号にな
された後に加算回路42に供給される。この加算回路4
2においては、D/A変換器41よりの検出信号から、
頂角センサ46が可変頂角プリズム47の垂直方向の位
置を検出して得た位置信号が減算される。この加算回路
42の出力は次段の加算回路43に供給される。この加
算回路43においては、加算回路42よりの出力から、
制動コイル45よりの信号が減算され、この結果として
の減算信号が駆動信号としてアクチュエータ44に供給
され、これにより、プリズム47が垂直方向に駆動され
る。 【0044】ここで、上記可変頂角プリズム47は、2
枚の円形の板ガラス47a及び47bを、これら2枚の
板ガラスと略々等しい径の円筒状の透明な蛇腹形状のば
ね部47cで接合し、このばね部47c内に粘性を有す
る液体を充填したものである。 【0045】このプリズム47の板ガラス47aに設け
られた水平軸47eには水平方向駆動用のアクチュエー
タ36が接続され、このプリズム47の板ガラス47b
に設けられた垂直軸47fには垂直方向駆動用のアクチ
ュエータ44が接続されている。 【0046】上記手振れ補正部30によって振れが補正
された状態での映像は、映像信号記録部50によって、
記録される。すなわち、上記手振れ補正部30によって
手振れ補正された映像は、レンズ51を通り、CCD5
2に映像信号として蓄積される。このCCD52より読
み出された信号は、カメラ信号処理回路53でカメラ信
号処理が行われ、A/D変換器54によりディジタル信
号に変換され、映像メモリ部55に書き込まれる。この
映像メモリ部55から読み出された映像信号は、D/A
変換器56でアナログ映像信号とされ、映像信号処理回
路57に供給される。このアナログ映像信号は、上記映
像信号処理回路57により映像信号処理が施こされ、出
力端子58からモニタ等に導出される。また、上記映像
信号処理回路57からのアナログ映像信号は、ビューフ
ァインダ59に供給され、視認される。さらに、上記映
像信号処理回路57からのアナログ映像信号は、増幅器
60を介して回転磁気ヘッド61から磁気テープ62に
記録される。 【0047】したがって、このカメラ一体型VTRは、
上記誤操作判別部10が揺れの状態から誤操作であるか
否かを判別し、誤操作であるときには、上記制御部20
が撮影者に警告を与えたり、記録/再生を停止したり、
電源を遮断したり、ズームレンズを広角モードにした
り、異常録画時間を表示したり、異常録画開始点を頭出
ししたりすると共に、誤操作でないとき(撮影者の意思
による手振れの状態のとき)には、上記手振れ補正部3
0が手振れ補正を行って、手振れ補正された映像信号を
上記映像信号記録部50が記録する。 【0048】なお、本発明に係るカメラ一体型ビデオ映
像記録装置は、上記実施例にのみ限定されるものではな
いことはいうまでもなく、例えば、手振れ補正部、映像
信号記録部は様々な構成をとりえる。 【0049】 【発明の効果】本発明に係るカメラ一体型ビデオ映像記
録装置は、手振れ検出を整流又は絶対値化した後の所定
時間内の平均値に基づいて判別部が判別した無意味な記
録状態の判別結果に基づいて警告発生部が警告を発し、
判別部の判別結果に基づいて異常録画時間表示制御部が
異常録画時間を表示し、異常録画時頭出し制御手段が異
常録画時間に基づいて頭出し回路を制御し、異常録画開
始点の頭出しを行うので、録画ストップボタンの押しミ
ス等による誤操作での無意味な撮影状態を撮影者が認識
できる。また装置自体が自動的に適切な処理をするので
無意味なシーンの録画を減らせ、バッテリー及びテープ
の浪費を防げる。また、撮影者の意思による手振れ状態
で著しく揺れているとき、録画を停止できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施例の構成を示すブロック図である。 【図2】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。 【図3】本実施例の要部の構成を示すブロック図であ
る。 【図4】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。 【図5】本実施例に用いられる角速度センサの振幅特性
を示す図である。 【図6】撮影時の従来の問題点を説明するための図であ
る。 【符号の説明】 10・・・・・誤操作判別部 20・・・・・制御部 30・・・・・手振れ補正部 50・・・・・映像信号記録部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 手振れ検出を行う手振れ検出手段と、 上記手振れ検出を整流又は絶対値化した後の所定時間内
    の平均値に基づいて無意味な記録状態を判別する判別部
    と、 上記判別部の判別結果に基づいて警告を発する警告発生
    部と、 上記判別部の判別結果に基づいて異常録画時間を表示す
    る異常録画時間表示制御部と、 上記異常録画時間に基づいて頭出し回路を制御し、異常
    録画開始点の頭出しを行う異常録画時頭出し制御手段と
    を有することを特徴とするカメラ一体型ビデオ映像記録
    装置。
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