JPH07245725A - ビデオカメラとアクセサリー - Google Patents

ビデオカメラとアクセサリー

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JPH07245725A
JPH07245725A JP6033809A JP3380994A JPH07245725A JP H07245725 A JPH07245725 A JP H07245725A JP 6033809 A JP6033809 A JP 6033809A JP 3380994 A JP3380994 A JP 3380994A JP H07245725 A JPH07245725 A JP H07245725A
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Kazunori Suemoto
一紀 末元
Kenji Tamaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ビデオカメラにアクセサリーが接続されていて
もそのアクセサリーを使用していない場合には省電力状
態にし、これにより消費電力の節約を図る。 【構成】アクセサリーの種類を識別するためのアクセサ
リー識別用端子をビデオカメラ100に設け、ビデオカ
メラ100はこのアクセサリー識別用端子から入力する
識別情報からアクセサリーが接続されていないと判断す
ると、少なくともアクセサリーを駆動するための回路を
動作不能にして省電力状態にする。一方、アクセサリー
200側には、アクセサリー単体の電源スイッチ204
が設けられており、この電源スイッチ204がONにさ
れると、アクセサリー識別用端子制御ブロック218
は、前記アクセサリー識別用端子への識別情報を、その
アクセサリーを示す識別情報に制御し、電源スイッチ2
04がOFFにされると、アクセサリー200が接続さ
れていない状態を示す識別情報にする。これによりアク
セサリーが接続されていてもアクセサリーの電源スイッ
チ204がOFFにされている場合には、ビデオカメラ
100は省電力状態を維持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラとアクセサ
リーに係り、特にビデオカメラの消費電力の低減を図る
ようにしたビデオカメラとアクセサリーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビデオカメラで撮影を行う場合
には、電源投入後に録画スタンバイ状態にし、その後、
録画スタート/ストップを操作することにより、録画状
態と録画スタンバイ状態との切り換えを行うようにして
いる。ところで、電源投入後に録画スタンバイ状態にす
るのは、録画スタート/ストップの操作時に直ちに録画
が開始できるようにするためであり、そのため録画スタ
ンバイ状態では、カメラブロック、VTRブロック、シ
ステムコントロールブロックの殆ど全ての回路を動作さ
せるようにしている。
【0003】しかしながら、上記録画スタンバイ状態が
長く続くと、消費電力が多くなり、バッテリーの容量が
一定のため、実際の録画時間が公称の録画時間よりも大
幅に下回るおそれがあった。これを解決するために、最
近、光学ビューファインダを設け、録画スタンバイ状態
時にはカメラブロックにおける映像信号を生成する回路
への電源を切り、これにより省電力化を図るようにした
ビデオカメラが提案されている(特願平5−74270
号明細書)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ビデオ
カメラに液晶モニタ等のアクセサリーを接続し、この液
晶モニタをファインダとして使用する場合が考えられる
が、この場合には録画スタンバイ状態時にも映像信号を
液晶モニタに出力しなければならないため、上記省電力
化を解除する必要がある。
【0005】しかしながら、ビデオカメラにアクセサリ
ーが接続されている状態でも、ユーザーが省エネのため
にアクセサリーに設けられている電源スイッチをOFF
にする場合が考えられる。従って、アクセサリーを接続
しただけでビデオカメラ本体の省電力状態を解除する
と、そのアクセサリーの電源スイッチがOFFにされて
実際には使用していない場合にも、そのアクセサリーの
ためにビデオカメラ側の回路が駆動されることになり、
電源電池の無用な消費を招くという問題が生じる。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、ビデオカメラにアクセサリーが接続されていて
もそのアクセサリーを使用していない場合には省電力状
態にすることができ、これにより消費電力の節約を図る
ことができるビデオカメラとアクセサリーを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、アクセサリーの種類を識別するための第1
のアクセサリー識別用端子及びアクセサリーとの間で信
号の授受を行う第1の端子を有し、前記第1のアクセサ
リー識別用端子から入力する識別情報に基づいてアクセ
サリーの接続の有無及び種類を識別し、アクセサリーが
接続されていないと判断すると、少なくともアクセサリ
ーを駆動するための回路を動作不能にして省電力状態と
するビデオカメラと、前記ビデオカメラの少なくとも第
1のアクセサリー識別用端子及び第1の端子とそれぞれ
接続される第2のアクセサリー識別端子及び第2の端子
と、電源スイッチと、前記電源スイッチがONにされる
と、前記第2のアクセサリー識別用端子の識別情報をそ
のアクセサリーを示す識別情報とし、前記電源スイッチ
がOFFにされると、アクセサリーが接続されていない
状態を示す識別情報とする識別情報制御手段とを有する
アクセサリーと、から構成されていることを特徴として
いる。
【0008】
【作用】本発明によれば、アクセサリーの種類を識別す
るための第1のアクセサリー識別用端子をビデオカメラ
に設け、ビデオカメラは第1のアクセサリー識別用端子
から入力する識別情報に基づいてアクセサリーが接続さ
れていないと判断すると、少なくともアクセサリーを駆
動するための回路を動作不能にして省電力状態にする。
一方、アクセサリー側には、アクセサリー単体の電源ス
イッチが設けられており、この電源スイッチがONにさ
れると、前記第1のアクセサリー識別用端子と接続され
る第2のアクセサリー識別用端子の識別情報を、そのア
クセサリーを示す識別情報に制御し、前記電源スイッチ
がOFFにされると、アクセサリーが接続されていない
状態を示す識別情報にしている。即ち、アクセサリーが
接続されていても電源スイッチがOFFにされると、第
2のアクセサリー識別用端子の識別情報は、アクセサリ
ーが接続されていない状態を示すようになり、これによ
りビデオカメラは省電力状態を維持するようになる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るビデオカ
メラとアクセサリーの好ましい実施例を詳述する。図1
は本発明が適用されるビデオカメラの一実施例を示す斜
視図である。同図に示すように、このビデオカメラ10
0はカメラ前後方向(図1上の矢印AB方向)に薄い、
偏平な略直方体の外観形状を有している。また、撮影レ
ンズ110及び光学ビューファインダ120はカメラ上
方に併設され、ステレオマイク130はカメラ頂部に配
設されている。尚、140はVTRデッキ部、150は
サイドグリップ部、152は撮影ボタン、154はテレ
/ワイド切換ボタンである。
【0010】撮影レンズ110は、広角撮影及び望遠撮
影(約、2倍ズーム)用の焦点距離のうちのいずれか一
方に電動で切り換えられる2焦点レンズであり、テレ/
ワイド切換ボタン154をワンプッシュする毎に2つの
焦点距離の間で交互に焦点距離が切り換えられるように
なっている。尚、この撮影レンズ110は被写界深度が
深く、いずれの焦点距離に切り換えられても、被写界深
度によって至近から無限遠まで合焦できるように設計さ
れている。また、撮影レンズ110のテレ/ワイド切換
時間は、0.2秒程度である。
【0011】光学ビューファインダ120は、撮影範囲
と視野範囲が一致するように撮影レンズ110の焦点距
離の切換えに応じて、即ち、テレ/ワイド切換ボタン1
54のボタン操作に応じて視野範囲が切り換わるように
構成されている。尚、この光学ビューファインダ120
は、レンズによるファインダ倍率の切換えと、視野枠の
大きさの切換えを併用することによって上記視野範囲を
切り換えている。
【0012】VTRデッキ部140は、図示しない回転
ヘッドドラム、テープローディング機構、テープ給送機
構等を含み、前記撮影レンズ110によって撮影した被
写体を示すビデオ信号やステレオマイク130によって
検出したオーディオ信号を8ミリカセットのビデオテー
プに磁気記録再生する。尚、142はカセットの挿入及
び取出時に開閉されるカセット蓋であり、144はカセ
ットイジェクトボタンである。
【0013】サイドグリップ部150はふくらみをもっ
て形成されており、カメラ前面には指掛かり部151が
形成されている。撮影ボタン152はカメラ前面に配設
され、上記サイドグリップ部150を把持する右手の人
指し指によって操作される。また、前記テレ/ワイド切
換ボタン154も右手の人指し指によって操作できる位
置に配設されている。尚、156はグリップベルトであ
る。
【0014】次に、上記ビデオカメラ100の内部構成
について説明する。図2に示すように、このビデオカメ
ラ100はカメラブロック10と、VTRブロック20
と、システムコントロールブロック30と、マルチコネ
クタ40とから構成されている。カメラブロック10
は、主に撮影レンズ110を含み、カメラマイコン1
1、マイク12、オーディオ回路13、及び映像信号を
生成する回路(破線Eで示す回路)から構成されてい
る。この破線Eの回路は、固体撮像素子(CCD)14
の他に、サンプルホールド回路及びAGC回路15、A
/D変換回路16、及びホワイトバランス回路、γ補正
回路、エンコーダ回路等を含み、A/D変換回路16か
ら入力するデジタル信号を処理して輝度信号(Y信号)
及びクロマ信号(C信号)を出力する信号処理回路1
7,18等から構成されている。
【0015】VTRブロック20は、記録/再生アンプ
21、カメラブロック10から入力するY信号及びC信
号から磁気記録に適した記録信号を生成するとともに記
録/再生アンプ21から入力する信号を映像信号に変換
するY信号処理回路22及びC信号処理回路23、及び
シリアル/パラレル変換回路24から構成されている。
このVTRブロック20はシステムコントロールブロッ
ク30のシステムマイコンAとの間でシリアルデータ転
送を行っており、前記シリアル/パラレル変換回路24
は入力するシリアルデータをパラレルデータに変換して
VTRブロック20の各部に出力する。即ち、VTRブ
ロック20とシステムコントロールブロック30との間
の制御信号のやり取りの多くはこのシリアルデータ転送
を利用し、VTRブロック20とシステムコントロール
ブロック30との接続の簡素化及びワイヤハーネスやコ
ネクタの削減がなされている。
【0016】システムコントロールブロック30は、シ
ステムマイコンA、バックアップバッテリー31、メイ
ンバッテリー32、DC/DCコンバータ33、キース
イッチ34、メカマイコン35、ドラムモータ、ローデ
ィングモータ、キャプスタンモータ及びこれらのモータ
を駆動するためのモータドライバからなる駆動装置D、
メカデッキ36、及びATF回路37等から構成されて
いる。尚、ATF回路37は、再生時における回転ヘッ
ドと記録トラックとのトラックずれを検知して、キャプ
スタンモータをサーボ制御するためのものである。
【0017】マルチコネクタ40は、アクセサリーとの
接続に使用されるもので、上記各回路と接続されてお
り、図4に示すように電源/グランド端子(UNREG,UNRE
G GND), カメラ電源ON/OFF識別用端子(LANC DC)
、アクセサリー識別用端子(ADPSEL0,1,2)、映像/音声
入出力端子(VIDEO Y,C,AUDIO OUT) 等が設けられてい
る。
【0018】上記アクセサリー識別用端子は3端子から
成り、各端子のレベル(Hレベル,Lレベル)の組み合
わせからなるアクセサリー識別情報を入力する。ビデオ
カメラ100は、このアクセサリー識別用端子から入力
するアクセサリー識別情報に基づいてマルチコネクタ4
0に接続されている種類を認識する。ここで、アクセサ
リー識別用端子の論理とアクセサリーの種類は、例え
ば、次表に示すようになっている。 上記表1における「液晶モニタ」とは、ビデオカメラの
映像や音声をモニタしたり、ビデオカメラをデッキとし
て使用したりするときに、その再生画を表示するアクセ
サリーであり、また、カメラ撮影時にはファインダとし
ても使用できるものである。
【0019】次に、ビデオカメラにアクセサリーを接続
しない場合におけるビデオカメラのパワーセーブ方法に
ついて、図3に示すタイミングチャートを参照しながら
詳述する。同図に示すように、先ずバックアップバッテ
リー31を装着すると、システムマイコンAのみに電源
が供給される。このときの消費電流は、8μA程度であ
る。続いて、メインバッテリー32を装着すると、シス
テムマイコンA及びDC/DCコンバータ33等の電源
系(即ち、図2の点線Bで示す回路)に電源が供給され
る。このときの消費電流は1.5mA程度である。
【0020】次に、カセットなしで電源スイッチをON
にすると、前記範囲Bに示す回路及びカメラブロック1
0及びVTRブロック20の一部(即ち、図2の一点鎖
線Cで示す回路)に電源が供給される。尚、上記状態の
ときには、撮影レンズ110はテレ/ワイド切換ボタン
154の操作に基づくテレ/ワイドの切り換えのみが動
作可能になっており、従って、テレ/ワイド切換ボタン
154をワンプッシュする毎に2つの焦点距離の間で交
互に焦点距離が切り換えられるようになっており、ま
た、光学ビューファインダ120も上記撮影レンズ11
0のテレ/ワイド切換えに連動して視野範囲が切り換え
られるが、撮影レンズ110の絞り(図示せず)には電
源が供給されず、絞りは動作不能状態になっている。ま
た、VTRブロック20には、記録/再生アンプ21及
びシリアル/パラレル変換回路24には電源は供給され
ているが、他の回路(Y信号処理回路22及びC信号処
理回路23)には電源は供給されていない。尚、このと
きの消費電流は200mA程度である。
【0021】一方、電源スイッチがONにされ且つカセ
ットが装着されている状態では、録画スタンバイ状態と
なる。即ち、この録画スタンバイ状態に移行する間は、
システムコントロールブロック30は、メカマイコン3
5からの制御信号によって駆動装置Dのドラムモータ、
ローディングモータ、キャプスタンモータを駆動し、そ
れぞれ所定位置になったところで、ローディングモータ
及びキャプスタンモータを停止させ、ドラムモータだけ
駆動状態にして録画スタンバイ状態への移行を終了し、
録画スタンバイ状態に入る。尚、録画スタンバイ状態の
消費電流は300mA程度である。
【0022】上記録画スタンバイ状態において、撮影ボ
タン152をワンプッシュすると、カメラブロック10
及びVTRブロック20の電源が供給されていない残り
の回路(図2におけるカメラブロック10の破線Eで示
す回路及びVTRブロック20の点線Fで示す信号処理
回路22、23)に電源が供給され、また、撮影レンズ
110の絞りにも電源が供給されて録画が開始される。
尚、撮影ボタン152をワンプッシュしてからカメラブ
ロック10の破線Eで示す回路に電源を供給するタイミ
ングから微小時間遅れてVTRブロック20の点線Fで
示す信号処理回路22、23に電源が供給される。ま
た、録画が開始されると、キャプスタンモータが駆動さ
れ、テープ送りが行われることは言うまでもない。この
録画中の消費電流は700mA程度である。
【0023】また、録画中に撮影ボタン152をワンプ
ッシュすると、再び録画スタンバイ状態に戻る。一方、
ビデオカメラ100は、マルチコネクタ40にアクセサ
リーが接続されていることを認識すると、そのアクセサ
リーの駆動に必要な回路のパワーセープを解除する。以
下、アクセサリーとして液晶モニタを仮定して説明す
る。
【0024】マルチコネクタ40に液晶モニタが接続さ
れていることを認識すると、録画スタンバイ状態のとき
でも、図2におけるカメラブロック10の破線Eで示す
回路に電源を供給し、液晶モニタに映像信号を出力す
る。これにより、液晶モニタをカメラ撮影時のファイン
ダとして使用することができる。次に、ビデオカメラ1
00のマルチコネクタ40に接続される液晶モニタにつ
いて説明する。
【0025】図4に示すように、液晶モニタ200は、
主としてマルチコネクタ202、電源スイッチ204、
電源ブロック206、アクセサリー識別用端子制御ブロ
ック208、ビデオブロック210、液晶表示部21
2、オーディオブロック214及びスピーカ216から
構成されている。この液晶モニタ200のマルチコネク
タ202は、ビデオカメラ100のマルチコネクタ40
における電源/グランド端子(UNREG,UNREG GND), カメ
ラ電源ON/OFF識別用端子(LANC DC) 、アクセサリ
ー識別用端子(ADP SEL0,1,2)、映像/音声入出力端子(V
IDEO Y,C,AUDIO OUT) と接続される端子を有しており、
液晶モニタ200はこのマルチコネクタ202を介して
ビデオカメラ100から電源、カメラ電源ON/OFF
情報(LANC DC) 、映像信号、音声信号等を入力すること
ができようになっている。電源ブロック206は液晶モ
ニタ200の各回路に電源を供給するもので、ビデオカ
メラ100の電源/グランド端子(UNREG,UNREG GND)か
ら電源が供給されるようになっている。この電源ブロッ
ク206は、ビデオカメラ100の電源が入っていて且
つ電源スイッチ204がONになっているときのみ動作
し、電源スイッチ206がOFFにされると動作不能に
なる。
【0026】ビデオブロック210は、ビデオカメラ1
00から加えられる輝度信号Y及びクロマ信号Cに基づ
いて液晶表示部212を駆動制御し、液晶表示部212
に映像を表示させ、また、オーディオブロック214
は、ビデオカメラ100から加えられる音声信号に基づ
いてスピーカ314を駆動して音声を発生させる。次
に、アクセサリー識別用端子制御ブロック218につい
て説明する。
【0027】このアクセサリー識別用端子制御ブロック
218は、ビデオカメラ100の電源が入っていて且つ
電源スイッチ204がONにされている場合には、液晶
モニタ200を示すアクセサリー識別情報(L,H,
H)をアクセサリー識別用端子に出力し、電源スイッチ
204がOFFにされている場合には、「アクセサリー
無し」を示すアクセサリー識別情報(H,H,H)をア
クセサリー識別用端子に出力する(表1参照)。
【0028】即ち、アクセサリー識別用端子制御ブロッ
ク218は、図5のフローチャートに示すように、ビデ
オカメラ100の電源が入っているか否かを判別する
(ステップ220)。尚、"LANC DC" の信号は、カメラ
電源がONのときには“H”レベルとなり、カメラ電源
がOFFのときには“L”レベルとなる信号であり、ア
クセサリー識別用端子制御ブロック218はこの"LANC
DC" の信号から上記判別を行うことができる。
【0029】そして、カメラ電源が入っている場合に
は、ステップ222で液晶モニタ200の電源スイッチ
がONになっているか否かを判別し、ONになっている
場合にはアクセサリー識別情報(L,H,H)を出力す
る(ステップ224)。一方、カメラ電源が入っていな
い場合又は液晶モニタ200の電源スイッチがOFFに
なっている場合には、アクセサリー識別情報(H,H,
H)を出力する(ステップ226)。
【0030】これにより、ビデオカメラ100のマルチ
コネクタ40に液晶モニタ200のマルチコネクタ20
2を接続しても、例えば液晶モニタ側の電源スイッチ2
04がOFFにされている場合には、ビデオカメラ10
0はアクセサリー識別情報(H,H,H)から「アクセ
サリー無し」と認識し、アクセサリー無しの省電力モー
ドで動作することになる。
【0031】また、上記アクセサリー識別用端子制御ブ
ロック218は、図6に示す簡単な回路で実現できる。
同図において、208Aは電源スイッチ204に連動し
てON/OFFするスイッチである。従って、ビデオカ
メラ100の電源が入っていて"LANC DC" が“H”レベ
ルとなり、且つ電源スイッチ204のON動作に連動し
てスイッチ208AがONになるときのみ、トランジス
タ208BがONになり、アクセサリー識別用端子(AD
P SEL 0)が“L”レベルとなる。
【0032】尚、本実施例では、アクセサリーとして液
晶モニタについて説明したが、これに限らず、他のアク
セサリーの場合にも本発明は適用できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るビデオ
カメラとアクセサリーによれば、ビデオカメラにアクセ
サリーを接続していてもアクセサリーの電源が入ってい
ない場合には、アクセサリーの種類を識別するための識
別情報をアクセサリー側で「アクセサリー無し」の識別
情報に自動的に切り換えるようにしたため、ユーザーに
特別な操作を要求することなく、各動作に応じた最適な
省電力動作をビデオカメラにさせることができ、これに
よりビデオカメラの消費電力の節約を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用されるビデオカメラの一実
施例を示す斜視図である。
【図2】図2は図1に示したビデオカメラの内部構成を
示すブロック図である。
【図3】図3は図1に示したビデオカメラの通常のパワ
ーセーブ方法を示すタイミングチャートである。
【図4】図4は図1に示したビデオカメラに接続される
液晶モニタの一実施例を示すブロック図である。
【図5】図5は図4に示したアクセサリー識別用端子制
御ブロックの動作を示すフローチャートである。
【図6】図6は図4に示したアクセサリー識別用端子制
御ブロックの一実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
10…カメラブロック 20…VTRブロック 30…システムコントロールブロック 31…バックアップバッテリー 32…メインバッテリー 40…マルチコネクタ 100…ビデオカメラ 110…撮影レンズ 120…光学ビューファインダ 200…液晶モニタ 202…マルチコネクタ 204…電源スイッチ 206…電源ブロック 208…アクセサリー識別用端子制御ブロック 208A…スイッチ 208B…トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセサリーの種類を識別するための第
    1のアクセサリー識別用端子及びアクセサリーとの間で
    信号の授受を行う第1の端子を有し、前記第1のアクセ
    サリー識別用端子から入力する識別情報に基づいてアク
    セサリーの接続の有無及び種類を識別し、アクセサリー
    が接続されていないと判断すると、少なくともアクセサ
    リーを駆動するための回路を動作不能にして省電力状態
    とするビデオカメラと、 前記ビデオカメラの少なくとも第1のアクセサリー識別
    用端子及び第1の端子とそれぞれ接続される第2のアク
    セサリー識別端子及び第2の端子と、電源スイッチと、
    前記電源スイッチがONにされると、前記第2のアクセ
    サリー識別用端子の識別情報をそのアクセサリーを示す
    識別情報とし、前記電源スイッチがOFFにされると、
    アクセサリーが接続されていない状態を示す識別情報と
    する識別情報制御手段とを有するアクセサリーと、 から成ることを特徴とするビデオカメラとアクセサリ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記アクセサリーは、前記第2の端子か
    ら入力する映像信号に基づいて映像を表示する映像表示
    手段を有する液晶モニタであり、 前記ビデオカメラは、光学ビューファインダを有し、録
    画スタンバイ状態時に前記液晶モニタが接続されていな
    いと判断すると、映像信号を生成する回路への電源を切
    るパワーセーブ手段を有することを特徴とする請求項1
    のビデオカメラとアクセサリー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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