JPH117758A - ビデオカメラ用の接続装置、およびビデオカメラシステム - Google Patents

ビデオカメラ用の接続装置、およびビデオカメラシステム

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JPH117758A
JPH117758A JP9175182A JP17518297A JPH117758A JP H117758 A JPH117758 A JP H117758A JP 9175182 A JP9175182 A JP 9175182A JP 17518297 A JP17518297 A JP 17518297A JP H117758 A JPH117758 A JP H117758A
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cassette
video camera
solid
state memory
tape
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JP9175182A
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Hideo Tamamura
秀雄 玉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセットテープ(テープカセット)に内蔵さ
れた固体メモリの記憶情報を、ビデオカメラと他のテレ
ビ等の機器とを簡単に接続するための接続装置(AVス
テーション)を用いて認識できるようにする。 【解決手段】 磁気テープを収納するテープカセットに
内蔵された固体メモリに対して日付等の情報を記録可能
に構成されたビデオカメラをテレビ等の他の電気機器と
接続するための接続装置において、テープカセット20
を装着するカセット装着部と、カセット装着部に装着さ
れたテープカセット20内の固体メモリ(カセットメモ
リ27)にアクセスするためのカセット用接点5と、カ
セット用接点5を介してカセットメモリ27にアクセス
するアクセス手段としてのCPU505と、CPU50
5により読出された情報を表示する液晶表示パネル60
とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラをテ
レビ、VTR(ビデオテープレコーダ)等と簡単に接続
するためのビデオカメラ用の接続装置、およびビデオカ
メラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラでは、一般に、予めカセッ
トテープを装填し、このカセットテープ上に画像データ
を記録しているが、近年、カセットテープのカセット内
に固体メモリを内蔵させ、撮影した日付や時間、テープ
アドレス等を固体メモリに記憶して、所望の画像の高速
頭出し等に利用するものが実現されている(特開平7−
105664号公報)。
【0003】また、ビデオカメラで撮影した画像をテレ
ビで再生したり、VTRでダビングしたりするために、
その都度、ビデオカメラとテレビ、またはVTRとを信
号ケーブルにより接続する繁雑さを解消するため、予め
テレビ、またはVTRと接続された接続装置を用意して
おき、この接続装置にビデオカメラを装着するだけで該
ビデオカメラをテレビ、またはVTRと簡単に接続でき
るようにしたものも実現されている(特開平6−861
22号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−1
05664号公報の発明では、固体メモリに記憶された
情報をユーザが認識する方法としては、ビデオカメラ本
体のファインダ、またはテレビに表示させる方法しかな
く、更に、その表示を行うためには、カセットをビデオ
カメラに装填しておく必要があり、使い勝手が悪かっ
た。
【0005】また、特開平6−86122号公報の接続
装置は、ビデオカメラ用のバッテリーを充電することは
できるが、上記固体メモリに記憶された情報を再生する
ことはできなかった。
【0006】本発明は、このような背景の下になされた
もので、その課題は、カセットテープのカセットに内蔵
された固体メモリの記憶情報を、ビデオカメラと他の機
器とを簡単に接続するための接続装置を用いて認識でき
るようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、磁気テープを収納するテー
プカセットに内蔵された固体メモリに対して日付等の情
報を記録可能に構成されたビデオカメラをテレビ等の他
の電気機器と接続するための接続装置において、前記テ
ープカセットを装着するカセット装着部と、前記カセッ
ト装着部に装着された前記テープカセット内の固体メモ
リにアクセスするための接点と、前記接点を介して前記
固体メモリにアクセスするアクセス手段と、前記アクセ
ス手段により読出された情報を当該接続装置に接続され
ている他の電気機器に出力する出力手段とを備えてい
る。
【0008】また、請求項2記載の発明は、磁気テープ
を収納するテープカセットに内蔵された固体メモリに対
して日付等の情報を記録可能に構成されたビデオカメラ
をテレビ等の他の電気機器と接続するための接続装置に
おいて、前記テープカセットを装着するカセット装着部
と、前記カセット装着部に装着された前記テープカセッ
ト内の固体メモリにアクセスするための接点と、前記接
点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセス手段
と、前記アクセス手段により読出された情報を表示する
表示手段とを備えている。
【0009】また、請求項3記載の発明は、磁気テープ
を収納するテープカセットに内蔵された固体メモリに対
して日付等の情報を記録可能に構成されたビデオカメラ
をテレビ等の他の電気機器と接続するための接続装置に
おいて、前記テープカセットを装着するカセット装着部
と、前記カセット装着部に装着された前記テープカセッ
ト内の固体メモリにアクセスするための接点と、前記接
点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセス手段
と、前記アクセス手段により読出された音声情報を出力
する音声出力手段とを備えている。
【0010】また、請求項4記載の発明は、磁気テープ
を収納するテープカセットに内蔵された固体メモリに対
して日付等の情報を記録可能に構成されたビデオカメラ
をテレビ等の他の電気機器と接続するための接続装置に
おいて、前記テープカセットを装着するカセット装着部
と、前記カセット装着部に装着された前記テープカセッ
ト内の固体メモリにアクセスするための接点と、前記接
点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセス手段
と、前記アクセス手段により読出された情報を表示する
表示手段と、前記アクセス手段により読出された音声情
報を出力する音声出力手段とを備えている。
【0011】また、請求項5記載の発明では、請求項
2、または請求項4記載の前記表示手段は、液晶表示パ
ネルにより構成されている。
【0012】また、請求項6記載の発明では、請求項
3、または請求項4記載の前記音声情報は、前記磁気テ
ープに映像と共に音声情報を記録するためのマイクロホ
ンとは別に前記ビデオカメラに設けられた専用のマイク
ロホンにより前記固体メモリに記録されたものとなって
いる。
【0013】また、請求項7記載の発明は、磁気テープ
を収納するテープカセットに内蔵された固体メモリに対
して日付等の情報を記録可能に構成されたビデオカメラ
をテレビ等の他の電気機器と接続するための接続装置を
用いたビデオカメラシステムにおいて、前記接続装置
に、前記テープカセットを装着するカセット装着部と、
前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
の固体メモリにアクセスするための接点と、前記接点を
介して前記固体メモリにアクセスするアクセス手段と、
前記アクセス手段により読出された情報を当該接続装置
に接続されている他の電気機器に出力する出力手段とを
設けている。
【0014】また、請求項8記載の発明は、磁気テープ
を収納するテープカセットに内蔵された固体メモリに対
して日付等の情報を記録可能に構成されたビデオカメラ
をテレビ等の他の電気機器と接続するための接続装置を
用いたビデオカメラシステムにおいて、前記接続装置
に、前記テープカセットを装着するカセット装着部と、
前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
の固体メモリにアクセスするための接点と、前記接点を
介して前記固体メモリにアクセスするアクセス手段と、
前記アクセス手段により読出された情報を表示する表示
手段とを設けている。
【0015】また、請求項9記載の発明は、磁気テープ
を収納するテープカセットに内蔵された固体メモリに対
して日付等の情報を記録可能に構成されたビデオカメラ
をテレビ等の他の電気機器と接続するための接続装置を
用いたビデオカメラシステムにおいて、前記接続装置
に、前記テープカセットを装着するカセット装着部と、
前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
の固体メモリにアクセスするための接点と、前記接点を
介して前記固体メモリにアクセスするアクセス手段と、
前記アクセス手段により読出された音声情報を出力する
音声出力手段とを設けている。
【0016】また、請求項10記載の発明は、磁気テー
プを収納するテープカセットに内蔵された固体メモリに
対して日付等の情報を記録可能に構成されたビデオカメ
ラをテレビ等の他の電気機器と接続するための接続装置
を用いたビデオカメラシステムにおいて、前記接続装置
に、前記テープカセットを装着するカセット装着部と、
前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
の固体メモリにアクセスするための接点と、前記接点を
介して前記固体メモリにアクセスするアクセス手段と、
前記アクセス手段により読出された情報を表示する表示
手段と、前記アクセス手段により読出された音声情報を
出力する音声出力手段とを設けている。
【0017】また、請求項11記載の発明では、請求項
8、または請求項10記載の前記表示手段は、液晶表示
パネルにより構成されている。
【0018】また、請求項12記載の発明では、請求項
9、または請求項10記載の前記音声情報は、前記磁気
テープに映像と共に音声情報を記録するためのマイクロ
ホンとは別に前記ビデオカメラに設けられた専用のマイ
クロホンにより前記固体メモリに記録されたものとなっ
ている。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例を説
明する。
【0020】[第1の形態例]まず、第1の形態例を図
1〜図5を参照しながら説明する。
【0021】図1は、本発明の実施の第1の形態例によ
る接続装置の斜視図である。図1において、1は接続装
置本体(以下、AVステーションという)、2はビデオ
カメラを装着するカメラ装着部であり、カメラ装着部2
には、ビデオカメラに設けられた接点(図示省略)と接
続するためのカメラ用接点3が設けられている。4はカ
セットテープを装着するカセット装着部であり、このカ
セット装着部4には、カセットテープに設けられた接点
26(図2参照)と接続するためのカセット用接点5が
設けられている。6は操作ボタン、7は電源コード8を
介してAC電源に接続するための電源端子、9はテレビ
コード10を介してテレビと接続するための映像と音声
のテレビ端子である(図5参照)。
【0022】図2は、カセットテープの斜視図である。
図2において、20はカセットテープのカセット本体
(以下、テープカセットという)、21,22はテープ
保護用の蓋、23,24はテープを巻取るためのリール
の軸、25はシールを貼るための溝、26はテープカセ
ット20に内蔵された固体メモリ27(以下、カセット
メモリという、図4参照)に対して情報を読み書きする
ためのアクセス接点である。
【0023】図3に示したように、第1の形態例では、
AVステーション1のカセット装着部4にテープカセッ
ト20を装着すると共にテレビ30を接続し、このテレ
ビ30によりテープカセット20内の固体メモリ27に
記憶された情報を見ることができるように構成されてい
る。なお、図3に示した矢印は、テープカセット20の
着脱方向を表している。
【0024】図4は、固体メモリ内蔵のカセットテープ
を使用するビデオカメラの基本的なブロック図である。
図4において、401は被写体の映像を光学的に取込む
ためのレンズユニット、402はレンズユニット401
にて光学的に取込まれた映像を光電変換する撮像素子
(CCD)、403はCCD402から出力された映像
信号を処理するデジタル信号処理回路である。
【0025】404はビデオ・オーディオ信号処理回路
であり、へッドアンプが含まれている。このビデオ・オ
ーディオ信号処理回路404は、デジタル信号処理回路
403からの映像信号を標準カラーテレビジョシ・フォ
−マットの複合信号に変換してV−OUT端子417に
出力したり、マイクら418(後述する第1のマイク)
から入力された音声信号を映像信号とミックスしたりす
る。また、ヘッドアンプを介してヘッド414に映像信
号、および音声信号を入出力することにより、テープカ
セット20内の磁気テープ28に対する記録再生を行
う。
【0026】405はマイコンであり、操作部材410
からの操作信号等に基づいて、ビデオカメラ全体の動作
タイミング等を制御する。406はオートフォーカス制
御を行うためにレンズを駆動するAFモータ407用の
駆動回路、408はズーム制御を行うためにレンズを駆
動するズームモータ409用の駆動回路であり、AFモ
ータ駆動回路406、ズームモータ駆動回路408は、
マイコン405により制御される。
【0027】412はVTRメカ部413内のテープ走
行用モータ(図示省略)等を駆動するメカ駆動回路であ
り、マイコン405により駆動制御される。なお、VT
Rメカ部413には、テープカセット20を装着するこ
とができると共に上記のヘッド414が含まれており、
テープカセット20内の磁気テープ(図示省略)には、
ビデオ・オーディオ信号処理回路404のヘッドアンプ
を介して入力されたAV信号がヘッド414により記録
される。
【0028】また、テープカセット20を本ビデオカメ
ラに装着すると、上記のアクセス接点26はビデオ本体
側の接点411と接触するように構成されており、この
状態において、マイコン405は、撮影の日時、撮影し
た映像の磁気テープ上の位置情報(タイムコード)等を
テープカセット20内のカセットメモリ27に記録す
る。なお、カセットメモリ27に記録される情報は、文
字コードにより記録される。
【0029】415は液晶表示パネル416を駆動する
液晶駆動回路である。液晶表示パネル416には、撮影
された画像がリアルタイムで表示され、ファインダーと
して機能する。なお、液晶表示パネル416には、バッ
クライトが内蔵されている。419は電源回路であり、
ビデオカメラの各ユニットや素子に電源を供給してい
る。
【0030】図5は、AVステーション1の回路構成を
示すブロック図である。501はシステム制御回路であ
り、映像ミックス回路502とキャラクタ発生回路50
3を内蔵している。また、AVステーション1には、上
述したカメラ用接点3(不図示)、カセット用接点5、
電源端子7、テレビ端子9の他に、ビデオメラに装填さ
れているバッテリを充電するための充電端子(図示省
略)が設けられている。504はAVステーション1の
各部に直流電源を供給するための電源回路である。
【0031】なお、システム制御回路501は、CPU
505、ROM506、RAM507を有しており、C
PU505は、ROM506にプリセットされたプログ
ラムに従って、RAM507をワークエリア等として利
用しながら、映像ミックス回路502、キャラクタ発生
回路503等を制御することにより、次のような処理を
行う。
【0032】すなわち、カセットテープ20が装填され
た状態のビデオカメラがAVステーション1に装着され
た状態で、所定の操作ボタン6が操作されると、CPU
505は、カセットテープ20内のカセットメモリ27
に記録された日時等のデータを読出して、キャラクタ発
生回路503により文字パターンを生成させる。そし
て、カセットテープ20内の磁気テープ28に記録され
た映像信号と文字パターンとを映像ミックス回路502
によりミックスさせ、この複合映像信号をテレビ端子9
に出力することにより、テレビ30に映像と共に日時等
の情報を表示させる。また、図3に示したように、カセ
ットテープ20が単体でAVステーション1に装着され
た状態で、所定の操作ボタン6が操作されると、CPU
505は、カセットテープ20内のカセットメモリ27
に記録された日時等のデータを読出して、キャラクタ発
生回路503により文字パターンを生成させ、その文字
パターン信号をテレビ端子9に出力することにより、テ
レビ30に日時等の情報のみを表示させる。
【0033】このように、第1の形態例では、カセット
テープ20をAVステーション1に装着することによ
り、カセットメモリ27に記録された日時等の情報をテ
レビで簡単に確認することが可能となる。
【0034】[第2の形態例]次に、第2の形態例を図
6〜図8を参照しながら説明する。なお、第2〜第4の
形態例については、他の形態例と異なる点だけを説明す
る。
【0035】図6は、第2の形態例に係るAVステーシ
ョンの斜視図であり、液晶表示パネル60を追加した点
に特徴がある。また、図7に示したように、液晶表示パ
ネル60の追加したのに伴って、この液晶表示パネル6
0を駆動するための液晶駆動回路70も追加されてい
る。
【0036】この第2の形態例では、図6に示したよう
に、カセットテープ20をAVステーション1のカセッ
ト装着部4に装着して使用する。すなわち、この状態で
所定の操作ボタン6が操作されると、CPU505は、
カセットテープ20内のカセットメモリ27に記録され
た日時等のデータを読出して、キャラクタ発生回路50
3により文字パターンを生成させ、液晶駆動回路70に
より液晶表示パネル60に表示させる。
【0037】なお、図8に示したように、カセットテー
プ20をAVステーション1のカセット装着部4に装着
すると共に、ビデオカメラ80もカメラ装着部2に装着
することにより、テレビ(図8では図示省略)で映像を
見ながら液晶表示パネル60で日時等を確認することも
できる。
【0038】このように、第2の形態例では、カセット
メモリ27に記録された日時等の情報をAVステーショ
ン1により確認することができるので、テレビを接続す
る手間を省くことが可能となる。
【0039】[第3の形態例]次に、第3の形態例を図
9〜図13を参照しながら説明する。第3の形態例は、
ビデオカメラ80によりタイトル等を音声で入力してカ
セットメモリ27に記録し、その音声信号をAVステー
ション1により再生できるようにしたものである。
【0040】このように、ビデオカメラ80により音声
信号をカセットメモリ27に記録するため、第3の形態
例で使用するビデオカメラ80は、図9に示したよう
に、タイトル等の音声を入力するための第2のマイク9
1、第2のマイク91をオン/オフするためのタイトル
音声スイッチ92を有している。図9に示した93はフ
ァインダ、94はレンズ部、418は第1のマイク、9
5はカセット装填蓋、96はスタンバイスイッチ、97
は接点部、98は電源を入れるメインSWである。第1
のマイク418は、磁気テープ28に映像信号と共に音
声信号を記録するために通常設けられているものであ
る。また、接点部97には、映像信号、音声信号を入出
力するための接点が形成されている。なお、タイトル音
声スイッチ92により第2のマイク91をオンした場合
には、第1のマイク418はオフするように構成されて
いる。
【0041】第3の形態例に係るAVステーション1に
は、図10に示したように、カセットメモリ27に記録
された音声信号を出力するためのスピーカ101が設け
られており、電気回路としては、図11に示したよう
に、アンプ111が設けられている。そして、図10に
示したように、テープカセット20を装填したビデオカ
メラ80をAVステーション1に装着した状態で、所定
の操作ボタン6を操作すると、カセットメモリ27に記
録された音声信号が接点部97を介してビデオカメラ8
0からAVステーション1に入力され、アンプ111を
介してスピーカ101から再生される。この場合、カセ
ットメモリ27からの音声信号(デジタル信号)の読出
し処理は、ビデオカメラ80内のマンコン405により
行われ、読出した音声信号の復調処理等の再生処理は、
ビデオ・オーディオ信号処理回路404により行われ
る。
【0042】なお、テープカセット20をAVステーシ
ョン1に直接装着することにより、カセットメモリ27
に記録された音声信号をスピーカ101から再生させる
ことも可能である。ただし、この場合は、図AVステー
ション1には、図11に破線で示したように、カセット
メモリ27から読出した音声信号(デジタル信号)を復
調する等の再生処理を行う音声再生回路112、および
再生処理された音声信号をアナログデータに変換するD
/Aコンバータ113を設ける必要がある。
【0043】このように、第3の形態例では、カセット
メモリ27に録音されたタイトル等を音声信号をAVス
テーション1により再生できるので、ユーザは、他の作
業をしながら、またはAVステーション1から離れた場
所からでもタイトル等を確認でき、使い勝手が向上す
る。
【0044】次に、カセットメモリ27への音声信号の
2つの記録処理例を、それぞれ図12、図13のフロー
チャートに従って説明する。なお、図12の記録処理例
は、撮影動作を完全に停止した状態でカセットメモリ2
7に音声信号を記録する例であり、図13の記録処理例
は、撮影動作をスタンバイさせた状態でカセットメモリ
27への音声信号の記録処理を行う例である。
【0045】まず、図12の記録処理例について説明す
ると、ビデオカメラ80にテープカセット20を装填し
た状態で所定の操作部材410により記録モードを設定
し、ビデオカメラ80の電源をオンする(ステップS
1)。
【0046】次に、タイトル音声スイッチ92をオンす
ると(ステップS2)、タイマ(図示省略)がスタート
し(ステップS3)、テープカセット20内のカセット
メモリ27に日時を示すタイムコードが記録される(ス
テップS4)。そして、ユーザが、例えば「今日は5月
5日です。○×遊園地にきています」等と音声情報を第
2のマイク91により入力すると、その音声信号がビデ
オ・オーディオ信号処理回路404により変調され、A
/D変換されてカセットメモリ27に記録される(ステ
ップS5)。タイマがカウントアップするか(ステップ
S6)、或いはタイトル音声スイッチ92をオフすると
(ステップS7)、カセットメモリ27への録音が停止
される(ステップS8)。
【0047】次に、図13の記録処理例について説明す
る。ビデオカメラ80にテープカセット20を装填した
状態でビデオカメラ80の電源をオンし(ステップS2
1)、スタンバイスイッチ96をオンすると(ステップ
S22)、カセットメモリ27に日時を示すタイムコー
ドが記録される(ステップS23)。この状態でタイト
ル音声スイッチ92をオンしない場合は、スタンバイス
イッチ96がオフされるまで、テープカセット20内の
磁気テープ28に対する録画、および録音が行われる
(ステップS24、S25、S26、S27)。なお、
電源をオンした初期状態では、第1のマイク418はオ
ン、第2のマイク91はオフとなっている。
【0048】一方、タイトル音声スイッチ92をオンし
た場合は、タイマーがスタートし(ステップS28)、
第1のマイク95がオフされると共に第2のマイク91
がオンされる(ステップS29)。そこで、ユーザが音
声情報を第2のマイク91により入力すると、その音声
信号がビデオ・オーディオ信号処理回路404により変
調され、A/D変換されてカセットメモリ27に記録さ
れる(ステップS30)。タイマがカウントアップする
か(ステップS31)、或いはタイトル音声スイッチ9
2をオフすると(ステップS32)、第1のマイク95
がオンされると共に第2のマイク91がオフされて(ス
テップS33)、カセットメモリ27への録音が停止さ
れる(ステップS34)。
【0049】[第4の形態例]次に、第4の形態例を図
14、図15を参照しながら説明する。第4の形態例
は、カセットメモリ27にタイトル、日時等を音声信
号、或いは文字コードで記録し、その音声信号、或いは
文字コードをAVステーション1により再生出力できる
ようにしたものである。
【0050】すなわち、図14、図15に示したよう
に、AVステーション1は、液晶表示パネル60と液晶
駆動回路70、およびスピーカ101とアンプ111を
有しており、カセットメモリ27に記録された音声信号
は、スピーカ101により聞き、文字情報は液晶表示パ
ネル60により見ることにより確認することができる。
【0051】なお、カセットメモリ27を装填したビデ
オカメラ80をAVステーション1に装着した状態で
も、或いはカセットメモリ27を直接AVステーション
1に装着した状態でも、カセットメモリ27に記録され
た音声信号をAVステーション1のスピーカ101によ
り聞けるように、AVステーション1には、上記の音声
再生回路112、およびD/Aコンバータ113が設け
られている(図15参照)。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁気テープを収納するテープカセットに内蔵された固体
メモリに対して日付等の情報を記録可能に構成されたビ
デオカメラをテレビ等の他の電気機器と接続するための
接続装置において、前記テープカセットを装着するカセ
ット装着部と、前記カセット装着部に装着された前記テ
ープカセット内の固体メモリにアクセスするための接点
と、前記接点を介して前記固体メモリにアクセスするア
クセス手段と、前記アクセス手段により読出された情報
を当該接続装置に接続されている他の電気機器に出力す
る出力手段とを備えたので、カセットテープ(テープカ
セット)に内蔵された固体メモリの記憶情報を、ビデオ
カメラと他のテレビ等の機器とを簡単に接続するための
接続装置(AVステーション)を用いて認識できるよう
になり、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態例による接続装置の
斜視図である。
【図2】固体メモリを内蔵したテープカセットの斜視図
である。
【図3】第1の形態例において固体メモリの記憶情報を
確認する場合の接続状態を示した図である。
【図4】ビデオカメラの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図5】第1の形態例における接続装置の回路構成を示
すブロック図である。
【図6】第2の形態例による接続装置の斜視図である。
【図7】第2の形態例における接続装置の回路構成を示
すブロック図である。
【図8】第2の形態例において固体メモリの記憶情報を
確認する場合の接続状態を示した斜視図である。
【図9】第3の形態例において使用するビデオカメラの
斜視図である。
【図10】第3の形態例による接続装置を示すと共に、
固体メモリの記憶情報を確認する場合の接続状態を示し
た斜視図である。
【図11】第3の形態例における接続装置の回路構成を
示すブロック図である。
【図12】第3の形態例においてビデオカメラにより音
声を固体メモリに記録する場合の第1の記録処理例を示
すフローチャートである。
【図13】第3の形態例においてビデオカメラにより音
声を固体メモリに記録する場合の第2の記録処理例を示
すフローチャートである。
【図14】第4の形態例による接続装置の斜視図であ
る。
【図15】第4の形態例における接続装置の回路構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1…AVステーション 2…カメラ装着部 3…カメラ用接点 4…カセット装着部 5…カセット用接点 9…テレビ端子 20…テープカセット 26…アクセス接点 27…カセットメモリ(固体メモリ) 28…磁気テープ 60…液晶表示パネル 91…第2のマイク 101…スピーカ 112…音声再生回路 113…D/Aコンバータ 501…システム制御回路 502…映像ミックス回路 503…キャラクタ発生回路 505…CPU 506…ROM 507…RAM

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを収納するテープカセットに
    内蔵された固体メモリに対して日付等の情報を記録可能
    に構成されたビデオカメラをテレビ等の他の電気機器と
    接続するための接続装置において、 前記テープカセットを装着するカセット装着部と、 前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
    の固体メモリにアクセスするための接点と、 前記接点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセ
    ス手段と、 前記アクセス手段により読出された情報を当該接続装置
    に接続されている他の電気機器に出力する出力手段と、 を備えたことを特徴とするビデオカメラ用の接続装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープを収納するテープカセットに
    内蔵された固体メモリに対して日付等の情報を記録可能
    に構成されたビデオカメラをテレビ等の他の電気機器と
    接続するための接続装置において、 前記テープカセットを装着するカセット装着部と、 前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
    の固体メモリにアクセスするための接点と、 前記接点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセ
    ス手段と、 前記アクセス手段により読出された情報を表示する表示
    手段と、 を備えたことを特徴とするビデオカメラ用の接続装置。
  3. 【請求項3】 磁気テープを収納するテープカセットに
    内蔵された固体メモリに対して日付等の情報を記録可能
    に構成されたビデオカメラをテレビ等の他の電気機器と
    接続するための接続装置において、 前記テープカセットを装着するカセット装着部と、 前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
    の固体メモリにアクセスするための接点と、 前記接点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセ
    ス手段と、 前記アクセス手段により読出された音声情報を出力する
    音声出力手段と、 を備えたことを特徴とするビデオカメラ用の接続装置。
  4. 【請求項4】 磁気テープを収納するテープカセットに
    内蔵された固体メモリに対して日付等の情報を記録可能
    に構成されたビデオカメラをテレビ等の他の電気機器と
    接続するための接続装置において、 前記テープカセットを装着するカセット装着部と、 前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
    の固体メモリにアクセスするための接点と、 前記接点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセ
    ス手段と、 前記アクセス手段により読出された情報を表示する表示
    手段と、 前記アクセス手段により読出された音声情報を出力する
    音声出力手段と、 を備えたことを特徴とするビデオカメラ用の接続装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、液晶表示パネルにより
    構成されたことを特徴とする請求項2、または請求項4
    記載のビデオカメラ用の接続装置。
  6. 【請求項6】 前記音声情報は、前記磁気テープに映像
    と共に音声情報を記録するためのマイクロホンとは別に
    前記ビデオカメラに設けられた専用のマイクロホンによ
    り前記固体メモリに記録されたものであることを特徴と
    する請求項3、または請求項4記載のビデオカメラ用の
    接続装置。
  7. 【請求項7】 磁気テープを収納するテープカセットに
    内蔵された固体メモリに対して日付等の情報を記録可能
    に構成されたビデオカメラをテレビ等の他の電気機器と
    接続するための接続装置を用いたビデオカメラシステム
    において、 前記接続装置に、前記テープカセットを装着するカセッ
    ト装着部と、 前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
    の固体メモリにアクセスするための接点と、 前記接点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセ
    ス手段と、 前記アクセス手段により読出された情報を当該接続装置
    に接続されている他の電気機器に出力する出力手段と、 を設けたことを特徴とするビデオカメラシステム。
  8. 【請求項8】 磁気テープを収納するテープカセットに
    内蔵された固体メモリに対して日付等の情報を記録可能
    に構成されたビデオカメラをテレビ等の他の電気機器と
    接続するための接続装置を用いたビデオカメラシステム
    において、 前記接続装置に、前記テープカセットを装着するカセッ
    ト装着部と、 前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
    の固体メモリにアクセスするための接点と、 前記接点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセ
    ス手段と、 前記アクセス手段により読出された情報を表示する表示
    手段と、 を設けたことを特徴とするビデオカメラシステム。
  9. 【請求項9】 磁気テープを収納するテープカセットに
    内蔵された固体メモリに対して日付等の情報を記録可能
    に構成されたビデオカメラをテレビ等の他の電気機器と
    接続するための接続装置を用いたビデオカメラシステム
    において、 前記接続装置に、前記テープカセットを装着するカセッ
    ト装着部と、 前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
    の固体メモリにアクセスするための接点と、 前記接点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセ
    ス手段と、 前記アクセス手段により読出された音声情報を出力する
    音声出力手段と、 を設けたことを特徴とするビデオカメラシステム。
  10. 【請求項10】 磁気テープを収納するテープカセット
    に内蔵された固体メモリに対して日付等の情報を記録可
    能に構成されたビデオカメラをテレビ等の他の電気機器
    と接続するための接続装置を用いたビデオカメラシステ
    ムにおいて、 前記接続装置に、前記テープカセットを装着するカセッ
    ト装着部と、 前記カセット装着部に装着された前記テープカセット内
    の固体メモリにアクセスするための接点と、 前記接点を介して前記固体メモリにアクセスするアクセ
    ス手段と、 前記アクセス手段により読出された情報を表示する表示
    手段と、 前記アクセス手段により読出された音声情報を出力する
    音声出力手段と、 を設けたことを特徴とするビデオカメラシステム。
  11. 【請求項11】 前記表示手段は、液晶表示パネルによ
    り構成されたことを特徴とする請求項8、または請求項
    10記載のビデオカメラシステム。
  12. 【請求項12】 前記音声情報は、前記磁気テープに映
    像と共に音声情報を記録するためのマイクロホンとは別
    に前記ビデオカメラに設けられた専用のマイクロホンに
    より前記固体メモリに記録されたものであることを特徴
    とする請求項9、または請求項10記載のビデオカメラ
    システム。
JP9175182A 1997-06-17 1997-06-17 ビデオカメラ用の接続装置、およびビデオカメラシステム Pending JPH117758A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011258175A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Giga-Byte Technology Co Ltd コンピュータシステム及びそのベース構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011258175A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Giga-Byte Technology Co Ltd コンピュータシステム及びそのベース構造

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