JPH09163253A - 遠隔操作機能付き携帯用画像表示装置 - Google Patents

遠隔操作機能付き携帯用画像表示装置

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JPH09163253A
JPH09163253A JP34480195A JP34480195A JPH09163253A JP H09163253 A JPH09163253 A JP H09163253A JP 34480195 A JP34480195 A JP 34480195A JP 34480195 A JP34480195 A JP 34480195A JP H09163253 A JPH09163253 A JP H09163253A
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video
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定佳 鈴木
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美絵 富宇加
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活用範囲の広い遠隔操作機能付き画像表示装
置を提供する。 【解決手段】 LCD6に表示されるボタンアイコンと
LCD6に貼付されたタッチセンサシート12により入
力手段を形成する。入力手段を介して入力された情報は
制御回路100に供給される。制御回路100は、供給
された情報が、リモコン信号を送信することを指示する
情報であるときには、リモコン信号送信部11を制御し
て、ユーザの指示に応じたリモコン信号を生成し、これ
を送信する。これにより、各種電子機器の遠隔制御を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、テレビ
受信機、ビデオテープレコーダ、ビデオカメラなどの各
種の電子機器に対して遠隔操作を行なうことができる遠
隔操作機能付き携帯用画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯用画像表示装置として、
表示画面に例えばLCD(液晶ディスプレイ)を用いる
などして、小型化、軽量化された、いわゆる携帯用テレ
ビ受信機が広く提供されている。この携帯用テレビ受信
機の電源としては、乾電池などの1次電池や充電式の2
次電池が用いられている。
【0003】このため、携帯用テレビ受信機は、野外な
ど電源の確保が難しい場所などでの使用に適しており、
家庭内だけでなく、外出先などでのテレビ放送番組の視
聴を可能にしている。
【0004】また、携帯用テレビ受信機は、ビデオカメ
ラに接続して、そのモニタ装置としても利用することが
できるようにされている。このため、携帯性に優れてい
ることもあり、野外でのビデオ撮影時のモニタとしても
利用することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現状では、
携帯用テレビ受信機は、前述したように、野外などでの
利用度が高く、家庭内での利用度は低いと考えられる。
すなわち、通常、各家庭には、固定的に置かれて使用さ
れる画面が大きなテレビ受信機が設置されている。この
ため、家庭内において、あえて携帯用テレビ受信機を使
用する必要性が少ないと考えられる。
【0006】したがって、家庭内においては、携帯用テ
レビ受信機が有効に活用されることが少なく、携帯用テ
レビ受信機を所持していても、家庭内においては無駄な
ものとなっている場合が少なくないと考えられる。
【0007】一方、家庭内においては、テレビ受信機や
ビデオテープレコーダ、各種オーディオ機器など、様々
な電子機器が利用され、これら電子機器は、遠隔操作が
可能なようにされたものが多い。すなわち、各電子機器
ごとに、いわゆる遠隔操作装置が存在する。
【0008】このため、ユーザは、使用する電子機器に
応じて、その電子機器に対応する遠隔操作装置を使用す
る。しかし、電子機器ごとに、異なる遠隔操作装置を用
いることは、非常に不便であるため、複数の電子機器の
遠隔操作が可能な、いわゆる学習機能付きの遠隔操作装
置が提供されるようになった。
【0009】ところが、この学習機能付き遠隔操作装置
は、使用方法が一般のユーザにとって難解な部分がある
場合があり、手軽に使用することができない場合があ
る。
【0010】このため、このような学習機能付き遠隔操
作装置に液晶ディスプレイを設けて、操作情報などを表
示するようにすることも考えられるが、遠隔操作装置と
しては大きくなりすぎてしまいがちである。
【0011】この発明は、以上のように携帯用テレビ受
信機などの携帯用画像表示装置の家庭内での活用範囲の
拡大と、複数の電子機器の遠隔操作が可能で、かつ操作
が非常に簡単な遠隔操作装置とを実現し、オーディオ・
ビジュアルシステムの核となる遠隔操作機能付き画像表
示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、画像表示手段を備え、放
送波信号を受信することにより、及び/または、外部装
置からの映像信号の供給を受けて、画像を表示する携帯
用画像表示装置であって、ユーザからの指示情報の入力
を受け付ける指示情報入力手段と、前記指示情報入力手
段を介して入力された前記指示情報に応じて各種の電子
機器に対する遠隔操作信号を形成し、これを送信する遠
隔操作信号送信手段とを備え、前記指示情報入力手段を
操作することにより、前記各種の電子機器に対して遠隔
操作を行なうことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照しながら、この発
明を携帯用受信機に提供した場合の一つの実施の形態に
ついて説明する。図1は、この実施の形態の携帯用テレ
ビ受信機を説明するためのブロック図であり、図2は、
この携帯用テレビ受信機の外観を示す図である。この携
帯用テレビ受信機は、画面のサイズが数インチ、例えば
2インチ程度のカラー液晶ディスプレイを用いた携帯用
テレビ受信機である。
【0014】この実施の形態の携帯用テレビ受信機は、
アンテナ1、チューナ部2、中間周波増幅および検波回
路3、スイッチ回路SW1、SW2,ビデオ信号処理回
路4、重畳表示処理回路5、LCD6、オーディオ信号
処理回路7、スピーカ8、例えばビデオテープレコーダ
(以下、VTRと略称する)などの外部機器からのビデ
オ信号の入力端子VD、外部機器からのオーディオ信号
の入力端子AU、例えばVTRのテープカウンタの値な
どのデータ入力を受け付ける入力端子DT、ビデオRA
M9、ディスプレイコントローラ10、ボタンスイッチ
RM、FNC、PW、リモコン信号送信部11、タッチ
センサシート12、電源回路14、LED(発光ダイオ
ード)15を備えるとともに、マイクロコンピュータに
よって構成された制御回路100を備えている。
【0015】なお、この実施の形態の携帯用テレビ受信
機は、後述の図2に示すように、オーディオ用として2
チャンネルの入力端子Au(L)、Au(R)を備え、
オーディオ信号は2チャンネルステレオ信号の再生が可
能であるが、図1では、説明の簡単のため、1チャンネ
ルとして示し、例えばオーディオ入力端子は1つの端子
Auとして示している。
【0016】チューナ部2は、アンテナ1で受信した信
号から、ユーザの選局操作により指定された放送チャン
ネルの信号を選局し、選局した放送波信号を中間周波信
号に変換する。チューナ部2からの中間周波信号は、中
間周波増幅および検波回路3に供給される。
【0017】中間周波増幅および検波回路3は、中間周
波信号を増幅するとともに、検波処理を行なって、ビデ
オ信号とオーディオ信号を復調する。復調されたビデオ
信号は、スイッチ回路SW1の一方の入力端TVに供給
され、復調されたオーディオ信号は、スイッチ回路SW
2の一方の入力端TVに供給される。
【0018】そして、スイッチ回路SW1の他方の入力
端VTには、VTRなどの外部機器からのビデオ信号が
入力端子VDを介して供給される。また、スイッチ回路
SW2の他方の入力端VTには、VTRなどの外部機器
からのオーディオ信号が入力端子AUを介して供給され
る。
【0019】スイッチ回路SW1、SW2はチューナ部
2からの信号を出力するか、外部機器からの信号を出力
するかの切り換え回路である。スイッチ回路SW1、S
W2は、制御回路100からの切り換え制御信号によっ
て、切り換えられる。スイッチ回路SW1、SW2に対
する切り換え制御信号は共通である。
【0020】そして、スイッチ回路SW1、SW2は、
ユーザがテレビ放送番組を視聴する場合には、入力端T
V側に切り換えられ、VTRなどの外部機器からの映
像、音声を視聴する場合には、入力端VT側に切り換え
られる。スイッチ回路SW1からのビデオ信号は、ビデ
オ信号処理回路4に供給される。スイッチ回路SW2か
らのオーディオ信号は、オーディオ信号処理回路7に供
給される。
【0021】ビデオ信号処理回路4は、例えばビデオ信
号用のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)から
なり、制御回路100から、このビデオ信号処理回路4
に供給される画質調整用データに応じて、再生画像に対
して、例えば、ブライトネス(明るさ)、コントラスト
(濃淡)などの画質を調整する処理を行なう。このビデ
オ信号処理回路4からのビデオ信号は、重畳表示処理回
路5に供給される。
【0022】重畳表示処理回路5は、ビデオ信号処理回
路4からのビデオ信号と、後述する文字、図形などを画
面に例えばスーパーインポーズにより重畳する処理を行
なう。重畳表示処理回路5においての処理は、制御回路
100の制御に応じて、適宜行なわれる。重畳すべき信
号は、後述するように制御回路100の制御に従って発
生するものである。
【0023】重畳表示処理回路5からのビデオ信号は、
この携帯用テレビ受信機においては、LCD6に供給さ
れ、このLCD6の画面に、選局したテレビ放送番組の
画像や入力端子VDを介して供給されたVTRなどの外
部機器からのビデオ信号による画像がカラー表示され
る。
【0024】オーディオ信号処理回路7は、スイッチ回
路SW2からのオーディオ信号について、再生音声の音
量、音質の調整などを行なう。このオーディオ信号処理
回路7は、例えばオーディオ信号用のDSPからなり、
制御回路100からの再生音声調整用データに応じて音
量、音質の調整を行なう。このオーディオ信号処理回路
7からのオーディオ信号はスピーカ8に供給され、再生
音声が放音される。
【0025】次に、制御回路100について説明する。
制御回路100は、前述したように、マイクロコンピュ
ータを備える構成となっており、システムバス102に
対して、CPU101と、ROM103と、DRAM1
04と、SRAM105とが接続されている。また、シ
ステムバス102に対して、I/Oポート111〜11
6、119が接続され、種々の信号が入出力されるとと
もに、インターフェース117と118とが接続されて
いる。
【0026】そして、制御回路100は、チューナ部2
に対しては、I/Oポート111を介して選局制御信号
を供給し、スイッチ回路SW1、SW2に対しては、I
/Oポート113を介して切り換え制御信号を供給す
る。
【0027】また、制御回路100は、ビデオ信号処理
回路4に対しては、I/Oポート114を介して、前述
した画質調整用データを供給し、オーディオ信号処理回
路7に対しては、I/Oポート114を介して、音量、
音質などの再生音声調整用データを供給する。
【0028】制御回路100は、重畳表示処理回路5に
対しては、I/Oポート115を介して、重畳表示を行
なうか否かを制御する制御信号を供給する。重畳表示処
理回路5での重畳表示の例としては、チャンネル切り換
え時に何チャンネルに切り替わったかをチャンネル番号
で示す表示や、現在の受信チャンネルの表示、音量がど
の程度大きくなったかをバー表示で知らせる場合の表示
の他、後述するような、この携帯用テレビ受信機の遠隔
操作機能を用いて、離れた場所にある、例えばVTRや
テレビ受信機などの電子機器を遠隔制御するために用い
られる、いわゆるタッチパネルとしての画像の表示など
が挙げられる。
【0029】この重畳表示のため、システムバス102
に対しては、ビデオRAM9が接続され、ビデオRAM
9には、ディスプレイコントローラ10が接続されてい
る。
【0030】ビデオRAM9は、ROM103に記録さ
れているキャラクタ情報を用いて、制御回路100で形
成された文字情報や記号情報を一旦蓄える。
【0031】ディスプレイコントローラ10は、CPU
101のプログラム制御に従って、ビデオRAM9に蓄
えられた情報を読み出して、それを画面への重畳表示用
として重畳表示処理回路5に供給する。
【0032】この場合、ROM103には、重畳表示に
必要な文字や記号のフォントデータ、イメージデータが
蓄えられており、CPU101によって実行されるプロ
グラムに従って、必要な文字や記号のフォントデータや
イメージが読み出されて、ビデオRAM9の任意のアド
レスに転送される。そして、ビデオRAM9に蓄えられ
た情報は、ディスプレイコントローラ10を介して、重
畳表示処理回路5に供給されることによって、ビデオR
AM9のイメージデータがビデオ信号と合成され、LC
D6の画面に適宜の時間にわたって表示されることにな
る。
【0033】また、この携帯用テレビ受信機において
は、図1に示したように入力端子DTとI/Oポート1
12を介して、外部装置からのデータを制御回路100
が取得することができるようにしている。また、I/O
ポート116を介してリモコン信号送信部11が、シス
テムバス102に接続され、インターフェース117を
介してLCD6の画像の表示面に貼付されたタッチセン
サシート12がシステムバス102に接続されている。
【0034】さらに、インターフェース118を介し
て、ボタンスイッチRM、FNC、PWがシステムバス
102に接続される。また、I/Oポート119を介し
て電源回路14がシステムバス102に接続されてい
る。
【0035】リモコン信号送信部11は、制御回路10
0からの指示情報に応じて、離れた場所にある電子機器
を遠隔操作するための、例えば赤外線のリモコン信号を
送信する。これにより、例えば、VTR、テレビ受信
機、ビデオカメラなど、リモコン信号の受信部などを備
え、遠隔制御が可能なようにされている各種の電子機器
を遠隔操作することができるようにしている。すなわ
ち、この携帯用テレビ受信機は、各種電子機器を遠隔操
作する機能を備えたものである。
【0036】タッチセンサシート12は、前述したよう
にLCD6に貼付されたものである。そして、タッチセ
ンサシート12は、ユーザがLCD6の表示面上を、例
えば指先などで触れることにより、その接触位置を検知
して、この接触位置を示す位置情報をインターフェース
117を介して制御回路100に通知する。
【0037】制御回路100は、タッチセンサシート1
2から位置情報が通知されると、その位置情報の示すL
CD6の表示面上の位置に表示されている表示情報に応
じた処理を実行させることができる。このようにタッチ
センサシート12は、LCD6に表示された文字や図形
などの表示情報とともに、いわゆる操作キーとしての機
能を有する。
【0038】すなわち、詳しくは後述するが、この携帯
用テレビ受信機においては、図3Aに示す用にLCD6
の表示画面の下側部分の領域に、リモコン信号送信部1
1からのリモコン信号によって遠隔操作する電子機器を
選択するための初期メニューパネル61や、図3Bに示
すように、遠隔操作の対象とされた電子機器を遠隔操作
するための遠隔操作用ファンクションパネル62などの
タッチパネルとしての画像を表示することができるよう
にされている。
【0039】そして、前述したように、初期メニューパ
ネル61や遠隔操作用ファンクションパネル62などの
タッチパネルとしての画像とタッチセンサシート12と
により、いわゆる操作キーを形成し、ユーザは、初期メ
ニューパネル61や遠隔操作用ファンクションパネル6
2が表示されたLCD6の表示領域を指などで触れるこ
とにより、遠隔操作する電子機器の選択指示や、遠隔操
作のための指示などを、この携帯用テレビ受信機に与え
ることができるようにされている。
【0040】なお、図3Bに示した遠隔操作用ファンク
ションパネル62は、VTR用のものであり、この携帯
用テレビ受信機においては、初期メニューパネル61の
選択操作に応じて、選択された電子機器に対する遠隔操
作用ファンクションパネルが表示される。
【0041】また、この携帯用テレビ受信機において
は、電源スイッチPW、遠隔操作モードスイッチRM、
ファンクションモードスイッチFNCが、インターフェ
ース118を介して、システムバス102に接続されて
いる。これら各スイッチPW、RM、FNCがユーザに
より押されると、その操作に応じた信号がインターフェ
ース118を介してシステムバス102に供給される。
この場合、電源スイッチPWは、この携帯用テレビ受信
機に対して電源のオン/オフを行なう場合に用いられ
る。また、遠隔操作モードスイッチRMは、他の電子機
器に対する遠隔操作を行なうモードである遠隔操作モー
ドの実行/終了を指示する場合に用いられる。ファンク
ションモードスイッチFNCは、この携帯用テレビ受信
機に対する選局チャンネルの変更情報や、音量、音質、
画質などの調整情報を入力するモードである、自機操作
用のファンクションモードの実行/終了を指示する場合
に用いられる。
【0042】そして、制御回路100は、各スイッチP
W、RM、FNCからインターフェース118を介して
制御信号の供給を受けると、その信号に応じて、電源の
オン/オフ制御や、遠隔操作モード、ファンクションモ
ードの切り換え制御を行なう。
【0043】また、制御回路100は、電源回路14に
対しては、I/Oポート119を介して電源のオン・オ
フを制御する制御信号を供給する。
【0044】電源回路14は、制御回路100からの電
源をオンにする制御信号を受けたときには、電池からの
電源電圧の供給を受けて、この携帯用テレビ受信機の各
部に供給する安定化電源電圧を形成し、これを各部に供
給する。このとき、電源電圧は、LED(発光ダイオー
ド)15にも供給され、LED15が点灯することによ
り、この携帯用テレビ受信機に電源が投入されたことを
通知する。
【0045】また、電源回路14は、制御回路100か
ら電源をオフにする制御信号の供給を受けたときには、
この携帯用テレビ受信機の各部への安定化電源電圧の供
給を停止する。したがって、LED15も消灯される。
【0046】そして、この携帯用テレビ受信機の場合、
図2に示すように、筐体の画面6が設けられる前面側の
右上に設けられた電源スイッチPWが押され、電源をオ
ンにするように操作されると、前述したように制御回路
100は、電源回路14を制御して、各部に電源電圧を
供給するように制御する。そして、制御回路100は、
SRAM105から前回の視聴終了時に選択されていた
チャンネル情報や、音量、音質、画質などの設定情報、
いわゆるラストメモリ情報を読み出して、これらの情報
を関係する各部に供給する。
【0047】これにより、チューナ部2において、前回
の視聴終了時と同じチャンネルが選局され、中間周波増
幅および検波回路3でビデオ信号とオーディオ信号が復
調される。復調されたビデオ信号は、スイッチ回路SW
1、映像信号処理回路4、重畳信号処理回路5を介し
て、LCD6に供給され、図2に示すように、選局され
たテレビ放送番組の画像がLCD6に表示される。
【0048】また、復調されたオーディオ信号は、スイ
ッチ回路SW2、オーディオ信号処理回路7を介して、
スピーカ8に供給されて、選局されたテレビ放送番組の
音声がスピーカ8から放音される。
【0049】そして、前述したように、この携帯用テレ
ビ受信機は、リモコン信号送信部11を備えており、こ
のリモコン信号送信部11から送信されるリモコン信号
が届く範囲内にあるテレビ受信機やVTRなどの各種の
電子機器を遠隔操作する機能を有している。
【0050】すなわち、この携帯用テレビ受信機に電源
が投入された状態のときに、図2に示したように、この
携帯用テレビ受信機の前面左下に設けられた遠隔操作モ
ードスイッチRMがオンにされると、制御回路100
は、この携帯用テレビ受信機を遠隔操作モードにする。
【0051】この場合、制御回路100は、まずROM
103に記憶されている初期メニューパネル61を形成
するキャラクタ情報やフォントデータなどを読み出し
て、図3Aに示すように、遠隔操作の対象となる電子機
器を選択するための初期メニューパネル61をビデオR
AM9に形成する。そして、制御回路100は、ディス
プレイコントローラ10、重畳表示処理回路5を制御し
て、ビデオRAM9に形成した初期メニューパネル61
を、表示画像に重畳させて、LCD6の表示画面の下側
部分の領域に表示するようにする。
【0052】この携帯用テレビ受信機においては、図3
Aに示すように、初期メニューパネル61により遠隔操
作の対象となる電子機器としてTV(テレビ受信機)、
VTR(ビデオテープレコーダ)、LD(レーザディス
クプレーヤ)、CD(コンパクトディスクプレーヤ)、
AMP(オーディオアンプ)、VIDEO CAMER
A(ビデオカメラ)などの電子機器を選択することがで
きるとともに、編集(ビデオ編集)を選んだ場合には、
2台のVTRを遠隔制御して、ビデオ編集処理ができる
ようにされている。このビデオ編集処理についての詳細
は後述する。
【0053】そして、制御回路100は、初期メニュー
パネル61のTV、VTR、LDなどの個々の表示情報
と、それら表示情報が表示された表示領域の位置や大き
さを関連付けて管理している。この場合、個々の表示情
報が表示された表示領域は、図3Aの初期メニューパネ
ル61に示すように、TV、VTR、LDなどの各表示
情報を個々に囲む四角枠内側の領域である。
【0054】そして、ユーザが、LCD6に表示された
初期メニューパネル61上に指などを接触させると、タ
ッチセンサシート12から、その接触位置を示す位置情
報が制御回路100に供給される。制御回路100は、
供給された位置情報が示す表示領域内に表示されている
表示情報は何かを判別することにより、ユーザにより指
示された電子機器を判定する。
【0055】このように、タッチセンサシート12とと
もに、ユーザからの指示情報の入力を可能にするTV、
VTR、LDなどの表示情報を、以下の説明において
は、ボタンアイコンという。
【0056】そして、上述のようにして、例えばVTR
が遠隔操作する電子機器として選択された場合には、制
御回路100は、図3Bに示したVTR用の遠隔操作用
ファンクションパネル62を表示画像に重畳させてLC
D6の表示画面の下側部分の領域に表示する。この遠隔
操作用ファンクションパネル62もまた、前述の初期メ
ニューパネル61と同様に、制御回路100の制御によ
って、ROM103に記憶された遠隔操作用ファンクシ
ョンパネル62を形成するキャラクタ情報などが用いら
れてビデオRAM9に形成され、ディスプレイコントロ
ーラ10、重畳処理回路5を介して、LCD6に表示さ
れる。
【0057】この場合ユーザは、遠隔制御用ファンクシ
ョンパネル62のボタンアイコンであるREC STA
RT(録画開始)、REC STOP(録画停止)、R
EW(巻き戻し)、PLAY(再生)、FF(早送
り)、STOP(停止)、ON/OFF(電源スイッ
チ)を操作することによって、VTRを遠隔操作するこ
とができる。すなわち、ユーザが、LCD6に表示され
た遠隔制御用ファンクションパネル62のボタンアイコ
ンに触れると、制御回路100は、LCD6に貼付され
たタッチセンサシート12からの接触位置を示す情報の
供給を受けて、ユーザにより操作されたボタンアイコン
は何かを検知する。
【0058】そして、制御回路100は、検知したボタ
ンアイコンに応じてリモコン信号送信部11を制御し
て、遠隔操作するVTRに対して目的とする処理を行な
わせるための、例えば赤外線のリモコン信号を送信す
る。
【0059】そして、このリモコン信号を受信したVT
Rでは、このリモコン信号に応じて電源のオン/オフや
録画の開始、終了、ビデオテープの再生、巻き戻し、早
送り、それらの停止などの処理を実行する。
【0060】また、初期メニューパネル61において、
例えばTV(テレビ受信機)を遠隔操作する電子機器と
して選択した場合には、当該テレビ受信機に対して、電
源のオン/オフを行なうためのボタンアイコン、選局チ
ャンネルを変更するためのチャンネルアップボタンアイ
コン、ダウンボタンアイコン、音量アップボタンアイコ
ン、ダウンボタンアイコンなどのボタンアイコンからな
る遠隔操作用ファンクションパネルを表示する。同様
に、初期メニューパネル61において、LD(レーザデ
ィスクプレーヤ)、CD(コンパクトディスクプレー
ヤ)、AMP(オーディオアンプ)、VIDEO CA
MERA(ビデオカメラ)などの電子機器を選択した場
合には、制御回路100は、選択された電子機器を遠隔
操作するためのボタンアイコンからなる遠隔操作用ファ
ンクションパネルを表示し、各電子機器に対する遠隔操
作を可能にする。
【0061】遠隔操作を終わる場合には、遠隔操作モー
ドスイッチRMを再度押すことにより、遠隔操作モード
を終了させるように指示する信号がインターフェース1
18を介して制御回路100に供給される。そして、制
御回路100は、LCD6に表示した初期メニューパネ
ル61、または、遠隔操作する電子機器に応じた遠隔操
作用ファンクションパネルの表示を終了させるなどの処
理を行なって、遠隔操作モードを終了させる。
【0062】また、この携帯用テレビ受信機に電源が投
入された状態のときに、図2に示したように、遠隔操作
モードスイッチRMの右側に設けられたファンクション
モードスイッチFNCがオンにされると、制御回路10
0は、この携帯用テレビ受信機を自機操作用のファンク
ションモードにする。
【0063】すなわち、この場合には、制御回路100
は、前述の図3A、Bに示したボタンアイコンと同様に
して、この携帯用テレビ受信機に対して選局チャンネル
のアップダウンや、音量のアップダウン、音質の調整や
画質の調整を行なうためのボタンアイコンからなるタッ
チパネルを表示する。ユーザは、表示されたタッチパネ
ルのボタンアイコンを操作することで、この携帯用テレ
ビ受信機自体の選局チャンネル変更、音量、音質、画質
の調整を行なうことができる。
【0064】また、この自機操作用のファンクションモ
ードを終了させる場合には、オンにしたファンクション
モードスイッチFNCを再度押すことにより、自機操作
用のファンクションモードをオフにする信号が制御回路
100に供給される。そして、制御回路100は、表示
されているタッチパネルを消去するなどの処理を行なっ
て、自機操作用のファンクションモードを終了させる。
【0065】次に、制御回路100の動作について、遠
隔操作モード時の動作を中心に、図4のフローチャート
を参照しながら説明する。
【0066】制御回路100は、ボタンスイッチPWが
操作されるか、あるいは、ボタンスイッチPWが押さ
れ、電源が投入された後に、ボタンスイッチRM、FN
Cのいずれかが操作され、I/F118からの信号の供
給を受けると、図4に示す処理ルーチンを起動する。そ
して、供給された信号は、ボタンスイッチRMが押され
ることにより発生し、この携帯用テレビ受信機を遠隔操
作モードにする信号か否かを判断する(ステップ20
1)。ステップ201の判断処理において、遠隔操作モ
ードをオンにする信号でないと判断したときには、供給
された信号に応じた処理を行ない(ステップ202)、
このルーチンを終了する。
【0067】ステップ201の判断処理において、遠隔
操作モードをオンにする信号が供給されたと判断したと
きには、制御回路100は、図3Aに示したように、遠
隔操作の対象となる電子機器を選択するための初期メニ
ューパネル61をLCD6の表示画面の下側部分の領域
に表示する(ステップ203)。
【0068】次に、制御回路100は、ユーザにより、
タッチセンサシート12が貼付されたLCD6の表示画
面に指などを接触させるなどするボタンアイコンの選択
操作がされたか否かを判断する(ステップ204)。ス
テップ204の判断処理において、選択操作がされてい
ないと判断したときには、ボタンスイッチRMが再度押
されることにより遠隔操作モードがオフにされたか否か
を判断する(ステップ205)。
【0069】ステップ205の判断処理において、遠隔
操作モードがオフにされていないと判断したときには、
ステップ204からの処理を繰り返す。また、ステップ
205の判断処理において、遠隔操作モードがオフにさ
れたと判断したときには、現在表示中の遠隔操作の対象
となる電子機器を選択するための初期メニューパネル6
1を消去して、通常の画像表示に戻し(ステップ20
6)、このルーチンを終了する。
【0070】ステップ204の判断処理において、タッ
チセンサシート12に対して操作がされたと判断したと
きには、操作されたボタンアイコンを判別して、選択さ
れた電子機器を遠隔操作するための、例えば、図3Bに
示したような遠隔操作用ファンクションパネルを表示す
る(ステップ207)。そして、リモコン信号送信部1
1を動作可能な状態にする(ステップ208)。このス
テップ208の処理は、ユーザの操作に応じて、遅れる
ことなくリモコン信号を生成/送信することができるよ
うにするための処理であり、リモコン信号の送信機部分
の立ち上げ処理である。
【0071】そして、次に制御回路100は、ステップ
204の判断処理と同様に、ボタンアイコンの選択操作
がされたか否かを判断する(ステップ209)。
【0072】ステップ209の判断処理において、ボタ
ンアイコンの選択操作がされたと判断したときには、制
御回路100は、リモコン信号送信部11を制御して、
選択されたボタンアイコンに応じたリモコン信号を生成
し、送信する(ステップ210)。
【0073】そして、制御回路100は、ステップ20
5の判断処理と同様に遠隔操作モードがオフにされたか
否かを判断し(ステップ211)、オフにされていない
と判断したときには、ステップ209からの処理を繰り
返す。また、ステップ211の判断処理において、遠隔
操作モードがオフにされたと判断したときには、現在表
示されている遠隔操作用ファンクションパネルを消去し
て、通常の画像の表示に戻し(ステップ212)、この
ルーチンを終了する。
【0074】また、ステップ209の判断処理におい
て、タッチセンサシート12に対し、ボタンアイコンの
選択操作がされていないと判断したときには、ステップ
211からの処理を行なう。
【0075】このように、この携帯用テレビ受信機は、
テレビ放送番組などの画像と音声を提供することができ
るとともに、テレビ受信機、VTR、レーザディスクプ
レーヤ、コンパクトディスクプレーヤ、オーディオアン
プなどの各種の電子機器を、この携帯用テレビ受信機1
台で遠隔操作することができる。
【0076】また、ユーザからの指示情報の入力は、L
CD6に貼付されたタッチセンサシート12と、LCD
6に表示されるボタンアイコンにより行なうことができ
るようにされている。各遠隔操作したい電子機器に応じ
て、必要となるボタンアイコンを表示させて、ユーザか
らの指示情報の入力を受けるようにすることができ、ボ
タンアイコンの表示により操作ボタン名などが表示され
るため、操作を誤ることなく、簡単にすることができ
る。また、遠隔操作などのための機械的なボタンスイッ
チを数多く設けることもないため、携帯用テレビ受信機
が大きくなることもない。
【0077】[ビデオ編集を行なう場合の例]次に、前
述した携帯用テレビ受信機を用いて、2台のVTRを遠
隔操作して、ビデオ編集を行なう場合の例について説明
する。図5は、ビデオテープレコーダVTR1を録画側
のビデオテープレコーダ、ビデオテープレコーダVTR
2を再生側のビデオテープレコーダとし、前述した携帯
用テレビ受信機をVTR1、VTR2を遠隔操作する携
帯用テレビ受信機TV1として構築したビデオ簡易自動
編集システムを説明するための図である。なお、以下に
おいては、ビデオテープレコーダVTR1をVTR1
と、ビデオテープレコーダVTR2をVTR2と、携帯
用テレビ受信機TV1をTV1と略称する。
【0078】この場合、VTR1と、VTR2は、異な
るリモートコントロールプロトコルで動作する。これら
のリモートコントロールプロトコルは、携帯用テレビ受
信機TV1の例えばSRAM105に登録されている。
このため、携帯用テレビ受信機TV1は、VTR1、V
TR2の両方に対して、遠隔制御を行なうことができ
る。
【0079】図5に示すように、VTR1とVTR2
は、ケーブルV、AL、ARにより接続されている。ケ
ーブルVは、ビデオ信号を伝送し、ケーブルAL、AR
はオーディオ信号を伝送する。この例の場合、VTR2
からVTR1にビデオ信号とオーディオ信号を供給する
ように接続されている。
【0080】また、VTR2とTV1もケーブルV、A
L、ARにより接続されている。そして、TV1は、V
TR2からビデオ信号とオーディオ信号の供給を受け
て、画像と音声を再生する。すなわち、TV1は、VT
R2のモニタ装置としても用いられる。また、VTR2
とTV1は、ケーブルDATAによっても接続されてい
る。ケーブルDATAは、データを伝送するケーブルで
あり、この例の場合には、VTR2のテープカウンタの
データであるテープカウント値を、TV1に供給する。
【0081】そして、ユーザは、いわゆるマスターテー
プとなるビデオテープをVTR2にセットし、編集した
画像、音声を記録するスレーブビデオテープをVTR1
にセットする。次にユーザは、TV1の前述したような
遠隔操作機能を用いてVTR2を遠隔操作して、VTR
2にセットしたタイマービデオテープの再生、巻き戻
し、早送りを実行し、TV1によってVTR2からの画
像と音声をモニタしながらVTR1のビデオテープに記
録するシーン、すなわち目的とするシーンの開始の位置
を探し出す。このとき、TV1は、目的とするシーンの
始まりの位置を示すテープカウント値をケーブルDAT
Aを介して取得する。TV1が取得したテープカウント
値は、TV1のDRAM104に記憶する。同様にし
て、目的とするシーンの終了位置を探し出し、その位置
のテープカウント値をTV1のDRAM104に記憶す
る。
【0082】そして、TV1は、DRAM104に記憶
した目的とするシーンの開始位置、終了位置を示すテー
プカウント値に基づいて、VTR2、VTR1を制御し
て、目的とするシーンのビデオ信号とオーディオ信号を
VTR2からVTR1に供給し、VTR1は、これを記
録する。これを繰り返すことにより、VTR2にセット
されたマスターテープから必要なシーンだけがVTR1
のスレーブテープに記録される。
【0083】このように、VTR1、VTR2、TV1
によって形成されたこのビデオ簡易自動編集システムの
処理について、図6、図7のフローチャートを用いてさ
らに説明する。
【0084】図6、図7に示す編集モードルーチンは、
前述したように、携帯用テレビ受信機TV1の遠隔操作
モードスイッチRMが押された場合に、TV1のLCD
6に表示される図3Aに示した初期メニューパネル61
の中から、“編集”ボタンアイコンを選択した場合に、
TV1の制御回路100において起動されて実行され
る。
【0085】この編集モードルーチンがTV1の制御回
路100で起動されると、まず制御回路100は、TV
1の各部を制御して、VTR2にセットされたマスター
テープから、目的とするシーンの開始の位置であるスタ
ートポイントを設定するようにユーザを促すメッセージ
を、画像や音声により提供する。そして、このとき、図
5に示すように、TV1のLCD6にVTR2を遠隔制
御するための遠隔操作用ファンクションパネル63を表
示する(ステップ301)。
【0086】そして、ユーザが表示された遠隔操作用フ
ァンクションパネル63のうち、REW(巻き戻し)、
PLAY(再生)、FF(早送り)、STOP(停止)
の各ボタンアイコンを操作すると、TV1の制御回路1
00は、リモコン信号送信部11を制御して、VTR2
に対して、ビデオテープの走行制御を行なうリモコン信
号を送信する(ステップ302)。これにより、VTR
2は、TV1からのリモコン信号に応じてビデオテープ
の走行制御がされて、スタートポイントが検索される。
このとき、VTR2からのビデオ信号とオーディオ信号
は、TV1に供給されて、TV1により、ユーザは、こ
れらをモニタしながらスタートポイントを検索すること
ができる。
【0087】次に、TV1の制御回路100は、SET
ボタンアイコン(確定ボタンアイコン)が選択されたか
否かを判断する(ステップ303)。SETボタンアイ
コンは、目的とするシーンの開始位置、終了位置を示す
テープカウント値をTV1に設定する場合に用いられ
る。ステップ303の判断処理において、SETボタン
アイコンが選択されていないと判断したときには、まだ
スタートポイント検索中であると判断し、ステップ30
2からの処理を繰り返す。
【0088】ステップ303の判断処理において、SE
Tボタンアイコンが選択されたと判断したときには、制
御回路100は、スタートポイントが検出されたと判断
し、SETボタンアイコンが選択された時点にケーブル
DATAを介してVTR2から供給されたテープカウン
ト値を取得して、これをDRAM104に保存する(ス
テップ304)。
【0089】次に、制御回路100は、TV1の各部を
制御して、VTR2にセットされたマスターテープか
ら、目的とするシーンの終了位置であるエンドポイント
を設定するようにユーザを促すメッセージを、画像や音
声により提供する(ステップ305)。そして、ステッ
プ302と同様に、ユーザにより、TV1のLCD6に
表示された遠隔操作用ファンクションパネルの、REW
(巻き戻し)、PLAY(再生)、FF(早送り)、S
TOP(停止)のボタンアイコンが操作されると、制御
回路100は、リモコン信号送信部11を制御して、V
TR2に対して、リモコン信号を送信する。これによ
り、VTR2は、ビデオテープの走行制御がされて、エ
ンドポイントが検索される(ステップ306)。
【0090】このとき、VTR2からのビデオ信号とオ
ーディオ信号は、TV1に供給されるので、スタートポ
イントの検索時と同様に、ユーザは、TV1により、そ
れらをモニタしながらエンドポイントを検索することが
できる。
【0091】そして、TV1の制御回路100は、SE
Tボタンアイコンが選択されたか否かを判断し(ステッ
プ307)、SETボタンアイコンが選択されていない
と判断したときには、エンドポイント検索中であると判
断して、ステップ306からの処理を繰り返す。
【0092】ステップ307の判断処理において、SE
Tボタンアイコンが選択されたと判断したときには、エ
ンドポイントが検出されたと判断し、TV1の制御回路
100は、SETボタンアイコンが選択された時点にケ
ーブルDATAを介してVTR2から供給されたテープ
カウント値を取得して、DRAM104に保存する(ス
テップ308)。
【0093】そして、スタートポイントとエンドポイン
トが保持されると、TV1の制御回路100は、目的と
するシーンをVTR1のビデオテープに記録するように
する処理を開始させるためのREC START(録画
開始)ボタンアイコンが選択されたか否かを監視する
(ステップ309)。
【0094】ステップ309の判断処理において、RE
C STARTボタンアイコンが選択されたと判断した
ときには、TV1の制御回路100は、VTR2に対し
てリモコン信号を送信し、ビデオテープを走行制御し
て、VTR2のビデオテープをスタートポイント位置で
停止させる(ステップ310)。
【0095】すなわち、TV1の制御回路100は、V
TR2にリモコン信号を送信し、VTR2のテープ走行
制御を行なう。このとき、TV1の制御回路100は、
ケーブルDATAを介して供給されるVTR2からのテ
ープカウント値を監視し、制御回路100が保持してい
るスタートポイントを示すテープカウント値と一致した
ところで、VTR2のテープ走行を停止させ、目的とす
るシーンの開始位置から再生できるようにする。
【0096】そして、TV1の制御回路100は、VT
R1、VTR2双方のビデオテープ走行の同期を取るよ
うにして、VTR1を録画開始、VTR2を再生開始に
するように、VTR1、VTR2にリモコン信号を送信
し(ステップ311)、VTR2のマスターテープから
VTR1のスレーブビデオテープに目的とするシーンを
録画する。
【0097】そして、TV1の制御回路100は、VT
R2からケーブルDATAを介して提供されるテープカ
ウント値を監視し、当該テープカウント値と、保持して
いるエンドポイントを示すテープカウント値とが一致し
たか否かを判断する(ステップ312)。
【0098】ステップ312の判断処理において、VT
R2からのテープカウント値と、保持しているエンドポ
イントを示すテープカウント値とが一致するまで、VT
R2のマスターテープからのビデオ信号とオーディオ信
号がVTR1のスレーブビデオテープに記録される。そ
して、ステップ312の判断処理において、テープカウ
ント値がエンドポイントになったと判断したときには、
TV1の制御回路100は、VTR1、VTR2を停止
させるリモコン信号をリモコン信号送信部11から送信
させ、VTR1、VTR2を停止させて、この編集モー
ドルーチンを終了する(ステップ313)。
【0099】このように、この携帯用テレビ受信機は、
編集モードを選択することにより、2台のVTRを遠隔
操作するようにして、ユーザが目的とするシーンだけを
抜き出したり、繋ぎ合わせたりする編集処理を行なうこ
とができる。
【0100】なお、このビデオ簡易自動編集システムの
場合、例えばリモートコントロールプロトコルが同じV
TRを2台用いる場合には、例えば、VTR1とVTR
2とを区別するために、識別コードをTV1から送信さ
れるリモコン信号に付加するようにする。各VTRで
は、リモコン信号に付加された識別コードを判別するよ
うにすることにより、自己のVTRに対するリモコン信
号であるかどうかを判別し、自己へのリモコン信号のみ
を取り込むようにする。
【0101】また、前述したように、このビデオ簡易自
動編集システムにおいては、TV1により、VTR2か
らの画像と音声をモニタしながら、VTR1、VTR2
の両方を遠隔操作できるため、簡単かつ正確にビデオ編
集を行なうことができる。また、大きな画面を有するモ
ニタ装置がない場所でもビデオ編集処理を行なうことが
できる。
【0102】また、前述の例においては、テープカウン
ト値を用いてビデオ編集処理を行なうようにしたが、T
V1により画像と音声をモニタしながらユーザのマニュ
アル操作により、ビデオ編集処理を行なうようにするこ
ともできる。
【0103】[ビデオカメラの遠隔制御の例]次に、前
述した携帯用テレビ受信機を用いて、ビデオカメラを遠
隔制御する場合の例について説明する。
【0104】この例の場合には、図8に示すように、遠
隔制御の対象となるビデオカメラCMA1にトランスミ
ッターを取り付けて、ビデオカメラCMA1で捕えた画
像と音声をテレビジョン信号として送信できるようにし
ておく。この場合、ビデオカメラCAM1が捕えた画像
と音声は、ビデオ撮影時の画像だけでなく、いわゆるビ
デオ撮影がいつでもできるスタンバイ状態のときにも、
捕えている画像と音声を、テレビジョン信号として送信
するようにする。
【0105】そして、この携帯用テレビ受信機TV2
は、前述した携帯用テレビ受信機と同様のものであり、
前述した初期メニューパネル61の中から、ビデオカメ
ラに対応するボタンアイコン(VIDEO CAMER
A)が選択されると、空きチャンネルを用いて、ビデオ
カメラCMA1からのテレビジョン信号を受信選局する
ように構成されている。以下においては、携帯用テレビ
受信機TV2は、TV2と略称する。
【0106】これによって、ビデオカメラCMA1によ
って捕えられている画像がTV2のLCD6に映出され
る。また、ビデオカメラCMA1のマイクロフォンによ
って収音された音声が、TV2のスピーカ8から放音さ
れる。
【0107】そして、この場合、図8に示すように、T
V2の表示画面には、ビデオカメラCMA1を遠隔制御
するための遠隔操作用ファンクションパネル64が表示
される。そして、ビデオカメラCMA1からテレビジョ
ン信号として送信されてくる画像と音声を、TV2で視
聴しながら、遠隔操作用ファンクションパネル64のボ
タンアイコンを操作することにより、ビデオカメラCM
A1を遠隔制御することができる。
【0108】この場合、遠隔操作用ファンクションパネ
ルのボタンアイコンREC START(録画開始)、
REC STOP(録画停止)、ZOOM+(ズームア
ップ)、ZOOM−(ズームダウン)、REW(巻き戻
し)、PLAY(再生)、FF(早送り)、STOP
(停止)を操作することによって、ビデオカメラCAM
1に対して録画の開始と停止、捕えている画像のの拡大
と縮小、ビデオテープの巻き戻し、再生、早送り、それ
らの停止などの処理を遠隔操作によって行なわせること
ができる。
【0109】このように、この携帯用テレビ受信機TV
2は、ビデオカメラCMA1のトランスミッターが送信
するテレビジョン信号を受信し、離れた位置からでもビ
デオカメラCMA1が捕えている画像を確認できる。そ
して、ユーザは、その画像を確認しながら、ズームなど
を調整したり録画をスタートさせたり、停止させたりす
る遠隔制御を行なうことができる。
【0110】このように、この携帯用テレビ受信機は、
ビデオ簡易自動編集システムやビデオカメラで捕えてい
る画像、音声をモニタしながらのビデオカメラの遠隔制
御など、様々な態様で、各種の電子機器を遠隔操作でき
る。
【0111】また前述した携帯用テレビ受信機は、LC
D6にタッチセンサシート12を貼付し、このタッチセ
ンサシート12と、LCD6に表示されるボタンアイコ
ンとにより、ユーザからの情報の入力を受け付ける入力
手段を形成していたが、タッチセンサシートを用いない
ようにすることもできる。
【0112】すなわち、図9に示すように、タッチセン
サシートに変えて、複数のキー20を携帯用テレビ受信
機の全面パネルに設ける。そして、図9に示すように、
LCD6に、複数のキー20の配列に対応する操作キー
名の表示などを行なう。
【0113】この場合、表示された操作キー名の表示
は、ボタンアイコンとしてではなく、いわゆるガイダン
スの役割を果たすものである。そして、ユーザは、表示
されたガイダンスのキー操作名の並びを確認し、対応す
るキー群20の1つのキーを操作することによって、タ
ッチセンサシートを用いた場合と同様に、携帯用テレビ
受信機を操作し、活用することができる。その他の部分
については、前述の図2の携帯用テレビ受信機と同様で
ある。
【0114】そして、この場合、自機を操作するための
ファンクションモードにする場合には、キー群20のう
ちの1つを、前述した携帯用テレビ受信機の自機操作用
ファンクションモードスイッチFNCとして用いるよう
にすることにより、自機操作用のガイダンスを表示する
こともできる。また、ガイダンスを表示するまでもな
く、遠隔操作モード時以外のときには、キー群20を自
機操作用として各キーに固定的に実行する処理、例え
ば、選局チャンネルのアップ/ダウン、音量のアップ/
ダウンを割り当てておくようにすることもできる。
【0115】なお、前述の説明においては、この発明を
携帯用テレビ受信機に適用した場合として説明したが、
チューナ部や、中間周波および検波回路などがない、単
なるモニタ装置に、この発明を適用することもできる。
この場合には、前述のビデオ簡易自動編集システムのモ
ニタ装置として活用するなどの場合に有効である。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による遠
隔操作機能付き携帯用画像表示装置によれば、単なる携
帯用画像表示装置や、単なる遠隔操作装置に比べ、その
活用範囲が広がり、様々な態様で活用できる遠隔操作機
能付き携帯用画像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を携帯用テレビ受信機に適用した場合
の一実施の形態を説明するためのブロック図である。
【図2】この発明が適用された一実施の形態の携帯用テ
レビ受信機の外観の例を示す図である。
【図3】この発明が適用された一実施の形態の携帯用テ
レビ受信機に用いられるボタンアイコンの例について説
明するための図である。
【図4】この発明が適用された一実施の形態の携帯用テ
レビ受信機においての遠隔操作モード時の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】この発明が適用された一実施の形態の携帯用テ
レビ受信機の利用例を説明するための図である。
【図6】この発明が適用された一実施の形態の携帯用テ
レビ受信機の利用例を説明するためのフローチャートで
ある。
【図7】図6に続くフローチャートである。
【図8】この発明が適用された一実施の形態の携帯用テ
レビ受信機の他の利用例を説明するための図である。
【図9】この発明が適用された一実施の形態の携帯用テ
レビ受信機の他の例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナ部 3 中間周波増幅および検波回路 4 ビデオ信号処理回路 5 重畳表示処理回路 6 LCD(液晶ディスプレイ) 7 オーディオ信号処理回路 8 スピーカ 9 ビデオRAM 10 ディスプレイコントローラ 11 リモコン信号送信部 12 タッチセンサシート 14 電源回路 15 LED(発光ダイオード) SW1、SW2 スイッチ回路 101 CPU 102 システムバス 103 ROM 104 DRAM 105 SRAM 111〜116、119 I/Oポート 117、118 インターフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像表示手段を備え、放送波信号を受信す
    ることにより、及び/または、外部装置からの映像信号
    の供給を受けて、画像を表示する携帯用画像表示装置で
    あって、 ユーザからの指示情報の入力を受け付ける指示情報入力
    手段と、 前記指示情報入力手段を介して入力された前記指示情報
    に応じて各種の電子機器に対する遠隔操作信号を形成
    し、これを送信する遠隔操作信号送信手段とを備え、 前記指示情報入力手段を操作することにより、前記各種
    の電子機器に対して遠隔操作を行なうことを特徴とする
    遠隔操作機能付き携帯用画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記画像表示手段の画面に重畳表示される
    前記各種の電子機器の遠隔操作用の画像を形成し、これ
    を表示するようにする重畳表示処理手段と、 前記画像表示手段に設けられたタッチセンサシートとを
    備え、 前記指示情報入力手段は、前記重畳表示処理手段により
    表示された前記遠隔操作用の画像情報と、前記タッチセ
    ンサシートとにより形成されたことを特徴とする請求項
    1に記載の遠隔操作機能付き携帯用画像表示装置。
  3. 【請求項3】外部装置からのデータの入力を受け付ける
    外部データ入力端子と、 前記外部データ入力端子を介して入力されたデータを保
    持するデータ保持手段とを備え、 前記外部データ入力端子を介して供給されたデータに応
    じて、前記各種の電子機器を遠隔操作することを特徴と
    する請求項1に記載の遠隔操作機能付き携帯用画像表示
    装置。
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