JP2004032126A - 録画再生装置およびそれを用いたテレビジョン装置 - Google Patents

録画再生装置およびそれを用いたテレビジョン装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーが番組を視聴する際、ユーザーの利便性が最適に考慮された使い勝手の良い番組同時録画再生機能を実現する。
【解決手段】本発明に係る同時録画制御手段は、システム電源の起動と同時に録画を開始する録画制御手段を備えたことを特徴とするものである。また、テレビ画面に複数の番組を同時に表示する場合、音声を出して映像を視聴する番組映像を録画する録画制御手段を設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、番組を録画しながら同時に再生することが可能な録画再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョン放送における番組を録画しながら、その番組の録画済み部分を同時に再生することが可能な同時録画再生装置がある。この同時録画再生装置に用いられる代表的な記録メディアにはハードディスクドライブ(HDD)がある。例えば、特開2001−292422号公報に記載されているように、ハードディスクドライブは、データを書き込みながら同時に書き込んだデータの読み出し(同時録画再生)が可能である。一定のデータを書き込む記憶領域を確保し、その領域に映像と音声のデータを書き込み、その書き込みと同時に書き込んだデータを読み出すことが可能な機能である。この特徴から、ある番組を録画しながら同時に再生する、いわゆる追いかけ再生と言われる機能が実現可能である。この追いかけ再生とは、リアルタイムで番組を録画しながら、時間的に少し以前に録画された録画済み部分を遅延再生することが可能な機能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述するような同時録画再生を実現するためには、ユーザーがテレビ番組を視聴する際、以下に述べるような場面では煩わしい録画操作をしなければならないとういう問題点があるので以下説明する。
【0004】
第1の問題点として、ユーザーが番組を視聴時に録画操作をうっかり忘れてしまっていた場合、その番組の過去の場面にさかのぼって見返したいとユーザーが望んでも番組を再生することができないという問題があった。これは、従来技術では、同時録画再生を行うためには、電源起動した後、ユーザーが番組選局後にリモコン等を用いて録画操作を行う必要があり、録画操作という基本的な操作をし忘れてしまうことにより起こる問題点である。
【0005】
第2の問題点として、複数の番組を同時にテレビ画面に表示する、いわゆるマルチ画面表示にしてユーザーが番組を視聴する時の問題点について説明する。
【0006】
一般的に、このマルチ画面表示にして番組を視聴する場合は、ユーザーがテレビ画面に表示されている複数番組のうち1番組の音声を出し、その他の番組の音声は出さないで視聴する。ここで、音声を出して視聴する番組をユーザーが録画して後ほど追いかけ再生等をしようとする場合において、複数番組の間で音声を頻繁に切換えて色々な番組を視聴する場合、音声切換えの都度、煩わしい録画操作が必要となる。
【0007】
その具体例として、簡単のためにテレビ画面に2つの番組の映像を左右に並べて表示するいわゆる並列2画面表示で番組を視聴する場合について、その問題点を以下に指摘する。
【0008】
今、2つのチュ−ナで受信した2番組を並列2画面に表示している場合において、例えば左側に配置する番組の音声を出して左側を主に視聴し、もう一方(右側に配置)の番組の音声は出さないで映像のみを表示する場合、左側の音声を出すためには例えばリモコンに設けられている左側番組を選択する左側番組選択ボタンを操作して左側番組を選ぶことになる。そして、ユーザーはリモコン等により録画操作を行う。これにより、音声の出力された方の左側番組を録画することができる。このように、複数の番組がテレビ画面に表示されている場合、その複数の番組の中からリモコン操作により音声出力する番組を選択し、その後録画操作を行ってその番組の録画をする必要がある。しかし、このような場合、ユーザーが過去に音声を出して視聴してきた複数の番組を見返そうと、追いかけ再生等をしようとしても、音声切換えをする度に録画操作をしなければ追いかけ再生等をすることはできなかった。また、音声切換えの際に録画操作をし忘れてしまったりする可能性もあった。また、音声を切換えてから録画操作を行うため、音声を切換えてからユーザーが録画操作を実行して番組録画を開始するまでにタイムラグが生じ、厳密に言うと、音声切換え後直ちに番組を録画できにないという問題点もあった。
【0009】
このように、複数系統の番組を同時表示して視聴し、音声を出す1番組を録画する際、従来技術においては、音声を出力して視聴してきた番組を追いかけ再生するには、番組切換えする毎に煩わしい録画操作をしなければならないという問題点があった。また、これらの問題点についての具体的な指摘や解決方法などについては上記開示例では一切述べられていない。
【0010】
本発明は、上記のような課題に鑑みて為されたものであって、その目的は、ユーザーが番組を視聴する際、ユーザーの番組視聴方法によらず利便性が良い追いかけ再生を可能とする同時録画再生機能を有した同時録画再生装置およびそれを用いたテレビジョン受信機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項に記載した構成とする。本発明の構成によれば、視聴してきた番組を漏れなく録画することができるので、ユーザーは必要に応じて視聴してきた過去の映像を再生することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る同時録画再生装置の一実施形態を示すブロック図である。
まず、本実施の形態の基本動作について説明する。図1において、アンテナ100を介して入力されたテレビジョン信号は、第1のチューナ101並びに第2のチューナ102へ入力される。第1のチューナ101並びに第2のチューナ102では受信したい所望のテレビ番組が選局され、映像信号と音声信号(以下映像・音声信号と省略する)が出力される。第1のチューナ101、第2のチュ−ナ102でのテレビ番組の選局は、ユーザーにより一般的なリモコン115を用いて行なわれる。
【0013】
ここで、リモコン115について簡単に説明する。リモコン115は、一般的な遠隔操作をユーザーが行うものであり、電源の入、切やチャンネル選局、後述する同時録画再生回路104の録画、再生、停止、マルチ画面表示している場合の音声切換えのための番組選択等の基本操作を行う等、テレビやVTR等で使用される一般的なリモートコントローラーと同様なものである。リモコン115は、必要な操作をコマンド信号に変換し、この信号を赤外線に変調し、リモコン115からこの変調信号が出力される。この変調信号はリモコン受信部114に入力され、リモコン受信部114はこの変調信号から操作コマンド信号を再生する。この再生されたコマンド信号はマイコン113へ入力され、マイコン113は、後述する各ブロックを制御する。
【0014】
第1のチューナ101で選局出力された映像・音声信号は、切換回路103の入力端子Aと切換回路105の入力端子Aに入力される。また、第2のチューナ102で選局出力された映像・音声信号は、切換回路103の入力端子Bと切換回路106の入力端子Bに入力される。切換回路103では、第1のチューナ101出力映像・音声信号かまたは第2のチューナ102出力映像・音声信号のどちらか一方が選択され出力される。この切換回路103の選択制御はマイコン113により行われる。そして切換回路103出力の映像・音声信号は同時録画再生回路104に入力される。同時録画再生回路104では入力された映像・音声信号は、図示しないAD変換器でAD変換されてデジタル信号に変換される。そして、このデジタル信号は図示しないMPEG符号化処理回路によりデジタル圧縮データに変換された上で圧縮データをファイルとしてハードディスクドライブに書き込まれ録画が完了する。同時録画再生回路104の録画動作はマイコン113から録画命令を受け実行される。そして、同時録画再生回路104は、再生動作はマイコン113よりの再生制御命令を受けることにより、ハードディスクドライブよりファイルを読み出し、MPEG復号化を行い映像信号と音声信号を出力する。同時録画再生回路104より再生出力された映像・音声信号は、切換回路105の入力端子Bと切換回路106の入力端子Aへ入力される。切換回路105は、入力端子A(第1のチューナ101出力)と入力端子B(同時録画再生回路104出力)の入力のどちらか一方の映像・音声信号を選択して出力する。この選択は、マイコン113からの切換制御信号により行われる。また、切換回路106は、入力端子B(第2のチューナ102出力)と入力端子A(同時録画再生回路104出力)の入力のどちらか一方の映像・音声信号を選択して出力する。この選択も、マイコン113からの切換制御信号により行われる。そして、切換回路105よりの出力において、映像信号は映像表示処理回路107へ入力され、そして、音声信号は切換回路109の入力端子Aに入力される。
【0015】
一方、切換回路106出力において、映像信号は映像表示処理回路107へ同様に入力され、そして、音声信号は切換回路109の入力端子Bに入力される。映像表示処理回路107は、入力された2つの映像信号のうちどちらか一方を選択出力し、また、両映像信号の個々の画面サイズを縮小する等のスケーリング処理や並列2画面同時表示処理等の映像信号処理を行い、映像出力端子Pから表示装置へ出力する。なお、この映像表示処理回路107で処理の制御の選択はユーザーのリモコン115操作によりマイコン113よって制御が行われる。音声に関しては、切換回路105出力において音声信号は、切換回路109の入力端子Aを介して音声処理回路110で適切に音声信号処理が行なわれ、音声出力端子Qより出力される。
【0016】
同時録画再生装置は、電源オフである待機状態の時でも、ユ−ザ−によるリモコン115からの指示を受信して処理できるように、マイコン113とリモコン受信部114は待機電源回路120から電力の供給を受けている。システム電源回路121は、同時録画再生装置のメイン電源であり、同時録画再生装置全体に電力を供給し、マイコン113からのパワ−オン指示で電源が立ち上るものである。パワ−オンリセットパルス発生回路116は、システム電源回路121の電源立ち上りを検出して、リセットパルスをマイコン113に入力する。マイコン113はリセットパルスを受けて同時録画再生装置をパワ−オン(起動)する。
【0017】
マイコン113は、パワ−オフする時、第1のチュ−ナ101と第2のチュ−ナの選局状態と、切換回路103,105,106,109の切換状態(以下これらの状態をラストチャンネル状態と称す)を不揮発性メモリ(図示せず)等に記憶させ、パワ−オンリセットパルス発生回路116からのリセットパルスを受けると前回パワ−オフする前のラストチャンネル状態を再現(コ−ル)する。但し、同時録画再生装置が同時録画再生状態にあるときに、例えば第1のチュ−ナ101の選局番組を録画しながら同時に録画した部分を再生していた(切換回路103は入力Aを、切換回路105は入力Bを選択)ときにパワ−オフされた場合には、パワ−オン時、切換回路105は入力Aに切り換るようにする。これは同時録画再生をしている状態でパワ−オフされても、パワ−オン時には再生動作を停止させ、同時録画再生していた選局チャンネルの番組を視聴するようにするためである。
【0018】
次に、本実施における発明の主要部分について説明する。最初に、表示装置108にテレビ画面全体にある一番組が表示される通常表示モード状態でユーザーが視聴している場合について説明する。この表示設定もリモコン115によりユーザーの希望により設定が可能である。
【0019】
まず、ユーザーがリモコン115によりパワ−オン指示をすると、システム電源が起動し、これを受けてパワーオンリセットパルス発生回路116はリセットパルス信号を出力してマイコン113へ入力する。リセットパルス信号を受けて、マイコン113は前回のパワ−オフする前のラストチャンネル状態を再現し、第1のチュ−ナまたは第2のチュ−ナの選局番組を切換回路103を介して同時録画再生回路104へ入力し、録画開始コマンドを同時録画再生回路104へ入力し、同時録画再生回路104で録画を開始させる。
【0020】
説明を容易とするために、今再生を行わずに、第1のチューナ101の映像・音声信号を同時録画再生回路104を通さずに視聴している状態であるとする。
この状態では、切換回路103は入力端子Aに切換り、切換回路105と109は入力端子Aに切換わっており、第1のチューナ101の選局番組を同時録画再生回路104で録画し、一方、映像表示処理回路107で映像処理を行って、映像出力端子Pに接続される表示装置で映像の表示を行い、さらに、音声信号を音声処理回路110を介して、音声出力端子Qより出力する。この一連の制御処理はマイコン113が内蔵するプログラムに従って行う。
【0021】
この状態からユーザーが同時録画再生操作に切換える場合の動作について説明する。ユーザーがリモコン115により再生操作を行うと、マイコン113は同時録画再生回路104と切換回路105の制御を行う。つまり、マイコン113は同時録画再生回路104に再生を指示するとともに、切換回路105の入力を入力Aから入力B側へ切換える。マイコン113より出力される同時録画再生コマンド信号が同時録画再生回路104へ入力されると、同時録画再生回路104は同時録画再生動作を実行し録画済み番組を所定場所より再生し、その再生信号は切換回路105を通過して映像出力端子Pに接続される表示装置で映像表示され、再生信号の音声信号は音声出力端子Qより出力される。
【0022】
以上のように、パワ−オンすればパワ−オフする前に選局していた番組を録画することができるので、ユーザーが録画操作をし忘れることもなく、テレビ電源をオンすると同時に録画動作が開始するので、従来のようなユーザーの録画操作が解消される効果があり、いままでユーザーが録画操作していた時間的なロスも解消でき少しでも早く録画を開始することができる効果もある。
【0023】
勿論、パワ−オンしてラストチャンネル状態を再現した後に、選局操作があった場合には、操作されたチュ−ナの選局番組が録画されることはいうまでもない。例えば、番組選局が第2のチュ−ナでなされた場合には、切換回路103は入力Aから入力B側に切換り、第2のチュ−ナの選局番組が同時録画再生回路104で録画されることになる。
このように、本実施の形態では、常時録画を行い、かつ、録画番組の入力切換えと音声切換えとを連動させている。
【0024】
次に、映像出力端子Pに接続される表示装置に並列2画面に分割して番組表示する並列2画面表示モードに設定してユーザーが番組を視聴する場合の本実施の形態の動作について説明する。
【0025】
図1において、ユーザーがリモコン115により並列2画面表示指示を送ると、リモコン受信部114を介しその制御指示をうけたマイコン113は、切換回路103、切換回路105、切換回路106、切換回路109の切換え制御と同時録画再生回路104、映像表示処理回路107の制御を行う。図2には、並列2画面表示の例を示す。以下、詳しく説明する。
【0026】
説明を容易とするために、今再生を行わずに、第1のチューナ101の映像・音声信号を同時録画再生回路104で録画しながら視聴し、第1のチューナ101の映像信号と第2のチューナ102の映像信号を表示装置で並列2画面表示(左側映像が第1のチュ−ナ101の映像とする)している状態であるとする。この状態では、切換回路103は入力端子Aに切換り、切換回路105と109は入力端子Aに切換り、切換回路106は入力端子Bに切換わっており、第1のチューナ101の選局番組を同時録画再生回路104で録画し、一方、第1のチューナ101と第2のチューナ102の選局番組を映像表示処理回路107で映像処理を行って、表示装置で映像の並列2画面表示を行い、さらに、第1のチューナ101の選局番組の音声信号を音声処理回路110を介して音声出力端子Qより出力する。この一連の制御処理はマイコン113が内蔵するプログラムに従って行う。
【0027】
この状態からユーザーが再生操作に切換える場合の動作について説明する。なお、並列2画面表示の場合、同時録画再生回路104は音声出力端子Qより音声信号が出力されている番組を録画しているものとしている。
【0028】
ユーザーがリモコン115により再生操作を行うと、マイコン113は同時録画再生回路104と切換回路105の制御を行う。つまり、マイコン113は同時録画再生回路104に再生を指示するとともに、切換回路105の入力を入力Aから入力B側へ切換える。マイコン113より出力される同時録画再生コマンド信号が同時録画再生回路104へ入力されると、同時録画再生回路104は同時録画再生動作を実行し録画済み番組を所定場所より再生し、その再生信号は切換回路105を通過して表示装置で映像表示され、音声出力端子Qより再生信号の音声信号が出力される。
【0029】
また、この状態から、並列2画面表示している右側番組である第2のチュ−ナの選局番組を録画したい場合には、例えばリモコン115に設けられている右側番組を選択する右側番組選択ボタン(図示せず)を操作して右側番組を選ぶことになる。図2は、その時の画面表示を示す。画面全体を2つの領域に分割しそれぞれに、第1のチューナおよび第2のチューナの選局番組を表示する。
【0030】
右側番組選択ボタンを操作すると、マイコン113は切換回路103の入力を入力Aから入力B側に切換え、同時録画再生回路104で右側番組である第2のチュ−ナの選局番組を録画させるとともに、同時録画再生をクリアして、切換回路105の入力を入力Aにまた切換回路106の入力を入力Bに切換え、さらに、切換回路109の入力を入力Bに切換え、第2のチュ−ナの選局番組の音声信号を音声出力端子Qより出力する。このようにして、マイコン113は切換回路103と109を連動して切換え、第2のチュ−ナの選局番組の映像信号と音声信号とを録画しながら視聴することができる。
【0031】
図2において、音符画像が表示されている側の番組が、現在音声が出力されている番組である。2画面表示においては、図示しない右側番組選択ボタンを操作すると、音声出力が右側番組に切換り、右側番組の音声が出力されていることを知らせるために、切換え後、所定時間あるいは継続して音符画像を表示する。なお、本発明における同時録画再生装置においては、常に録画をしているので、画面上にREC表示をする必要はないが、上記のような音符表示に替えて、いずれの番組について録画がなされているかを示すREC表示をしてもよい。このような表示処理は、映像表示処理回路107にて行なわれる。
【0032】
この時、ユ−ザが第2のチュ−ナの選局番組を録画しながら再生する同時録画再生操作をリモコン115で行うと、マイコン113は同時録画再生回路104と切換回路106の制御を行う。つまり、マイコン113は同時録画再生回路104に同時録画再生を指示するとともに、切換回路106の入力を入力Bから入力A側へ切換える。マイコン113より出力される同時録画再生コマンド信号が同時録画再生回路104へ入力されると、同時録画再生回路104は同時録画再生動作を実行し録画済み番組を所定場所より再生し、その再生信号は切換回路106を通過して映像出力端子Pに接続される表示装置で第1のチュ−ナ101の番組とともに並列2画面映像表示され、音声出力端子Qより再生信号の音声信号が出力される。
【0033】
このように、音声切換制御と録画映像の選択が連動されて行えるため、並列2画面表示であっても常に番組視聴中の番組を録画することができ、ユーザーが希望する番組に音声を切換えて視聴したとしても、それに追随して録画を行うことができるので、ユーザーが過去に視聴した番組映像の再生を希望すれば、必ず再生することができる。なお、ユーザーのリモコン115操作による初期設定によっては、録画番組を片方の番組に固定して視聴する制御も可能である。
【0034】
以上より、本実施の形態では、複数の番組をテレビ画面に同時に表示して1番組だけ映像だけでなく音声を出して視聴するような場合、音声を出す映像を常に録画することができるので、ユーザーが複数の同時表示している番組の中から視聴する番組を次々に音声を切換えて視聴番組を選択したとしても視聴してきた番組を漏れなく録画をすることができるので、ユーザーは必要に応じて視聴してきた過去の映像を再生することができる効果がある。
【0035】
なお、図1に示す実施の形態では、2つのチュ−ナを備え表示装置で並列2画面表示している場合において、常時録画を行い、かつ、録画番組の入力切換えと音声切換えとを連動させ、音声切換えで選択した音声信号に対応する番組を録画するとしたが、これに限定されるものではなく、録画番組としては3つ以上であってもよいことは明らかである。可能であれば3つ以上のチュ−ナを搭載し、表示装置の画面上に同時表示する場合にも本発明を適用できる。また、番組としては、チュ−ナで選局した受信番組に限定されるものではなく、外部から入力されるAV信号(映像信号と音声信号)を含んでいてもよいことも当然のことである。
【0036】
また、本実施の形態について、追加的な構成としては、同期検出回路201を設けることも可能である。かかる回路を設けなくともこれまで説明した動作が可能であることは言うまでもない。ここでは、第1のチューナ101の出力からの映像信号と、第2のチューナ102の出力からの映像信号とが同期検出回路201に入力される。同期検出回路201では、それぞれのチューナより映像信号が出力されているか否かを同期信号の有無により検出し、検出信号をマイコン113へ出力する。マイコン113は、それぞれのチューナより映像信号が出力されているか否かを判定し、映像信号が出力されてないと判断される場合、次のような処理を行うことが可能となる。
【0037】
例えば、録画をしている間に、放送が終了し、同期信号が検出されなくなった場合、録画を停止するようにすることが可能となる。また、第2のチュ−ナの選局番組を録画していて、放送が終了し、第2のチュ−ナは映像信号がなく放送が行なわれていないと判定され、第1のチュ−ナは映像信号が出力されている場合、マイコン113は放送が行なわれている第1のチュ−ナの方の番組を記録するように制御することができるという新たな効果もある。
【0038】
以上述べた実施の形態では、電源オンの間、常時録画できる構成としたが、常時録画できるモ−ドか、従来のように録画操作を必要とするモ−ドか、を同時録画再生装置の各種の設定モ−ドを設定する初期設定画面で選択するようにしてもよいことは当然のことである。また、録画中においては、装置の筐体前面に例えば赤のLEDで録画中であることを示すことができる。
【0039】
また、同時録画再生回路を構成する記録媒体であるハ−ドディスクドライブ(HDD)は記録できる容量に限りがあり、容量を越える場合には、上書きして記録を継続するようにするのは当然のことである。もしくは、容量を越える場合の対応について、初期設定画面で、上書きするか、録画を停止するかを設定するようにしてもよい。録画を停止するように初期設定した場合には、ユ−ザにより不要な録画を消去して、録画できるエリアを確保するようにすることも当然のことである。
【0040】
図1に示す点線内の構成とすれば、録画再生装置として、また、映像表示処理回路107の映像出力に例えば液晶表示素子を用いて映像を表示する表示装置108と、音声処理回路110の音声出力に音声信号を増幅して出力するRスピ−カ−111とLスピ−カ−112を設け、これらを一体として構成すればテレビジョン装置としても適用できる。
【0041】
【発明の効果】
煩雑なユーザーの録画操作が解消され、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る録画再生装置の一実施形態を示すブロック図
【図2】本発明における画面表示の例を示す図
【符号の説明】
100…アンテナ、101…第1のチューナ、102…第2のチューナ、103…切換回路、104…同時録画再生回路、105…切換回路、106…切換回路、107…映像表示処理回路、108…表示装置、109…切換回路、110…音声処理回路、111…Rスピーカー、112…Lスピーカー、113…マイコン、114…リモコン受信部、115…リモコン、116…パワーオンリセットパルス発生回路、120…待機電源回路、121…システム電源回路、201…同期検出回路

Claims (8)

  1. 放送信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段において受信した信号から番組を選局する選局手段と、
    前記選局手段において選局した番組を録画しながら、該番組の録画済み部分を時間を遅延させて再生する録画再生手段と、
    前記録画再生手段を制御する制御手段と、を備えてなる録画再生装置であって、
    前記制御手段は、該録画再生装置におけるメイン電源の投入の指示があったとき、自動的に前記選局手段において選局した番組の録画を開始するように前記録画再生手段を制御することを特徴とする録画再生装置。
  2. 前記制御手段は、該録画再生装置におけるメイン電源の投入がなされているときは、継続して前記選局手段において選局した番組の録画をするように制御することを特徴とする請求項1に記載の録画再生装置。
  3. 前記制御手段が、外部からの入力に基づいて、前記録画再生装置全体に電力を供給する電源手段を起動するように指示することにより前記メイン電源の投入がなされることを特徴とする請求項1または2に記載の録画再生装置。
  4. 放送信号の有無を検出する検出手段を備え、
    前記検出手段が前記選局手段における出力信号において、放送信号の無いことを検出したとき、前記制御手段は、録画を停止するように前記録画再生手段を制御することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の録画再生装置。
  5. 前記録画再生装置は、前記選局手段を複数備え、前記制御手段は、ユーザーの選択した選局手段において選局した番組を録画するように前記録画再生手段を制御することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の録画再生装置。
  6. 映像信号および音声信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段において受信した映像信号および音声信号から番組を選局する複数の選局手段と、
    前記選局手段において選局した番組を録画しながら、該番組の録画済み部分を時間を遅延させて再生する録画再生手段と、
    複数の選局手段からの出力のいずれかを選択し、前記録画再生手段に出力する第1の切換手段と、
    前記複数の選局手段から出力される複数の映像信号を一つの画面上に表示する処理を行う映像表示処理手段と、
    前記複数の選局手段から出力される複数の音声信号のうちから一つを選択する第2の切換手段と、
    前記第2の切換手段において選択された音声信号に対応する映像信号を前記録画再生手段に録画するように、前記第1の切換手段を制御する制御手段と、
    を備えてなることを特徴とする録画再生装置。
  7. 前記制御手段は、前記第2の切換手段において選択された音声信号に対応する映像信号に、選択されたことを示す表示を付加して出力するように前記映像表示処理手段を制御することを特徴とする請求項6に記載の録画再生装置。
  8. 前記選局手段において選局した番組の映像を表示する表示手段と、
    前記選局手段において選局した番組の音声を出力する音声出力手段と、
    請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の録画再生装置と、
    を備えたことを特徴とするテレビジョン装置。
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