JPH07170479A - ビデオカメラ - Google Patents

ビデオカメラ

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Publication number
JPH07170479A
JPH07170479A JP6236723A JP23672394A JPH07170479A JP H07170479 A JPH07170479 A JP H07170479A JP 6236723 A JP6236723 A JP 6236723A JP 23672394 A JP23672394 A JP 23672394A JP H07170479 A JPH07170479 A JP H07170479A
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JP
Japan
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recording
information
rotation unevenness
cylinder
state
Prior art date
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Pending
Application number
JP6236723A
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English (en)
Inventor
Yoshito Desaki
芳人 出崎
Mitsuhiro Magasato
光弘 曲里
Atsushi Fujioka
敦 藤岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to DE69410391T priority patent/DE69410391T2/de
Priority to EP94116123A priority patent/EP0649251B1/en
Priority to US08/321,567 priority patent/US5521638A/en
Publication of JPH07170479A publication Critical patent/JPH07170479A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B31/00Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus
    • G11B31/006Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus with video camera or receiver
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/65Control of camera operation in relation to power supply
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/63Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders
    • H04N23/633Control of cameras or camera modules by using electronic viewfinders for displaying additional information relating to control or operation of the camera
    • H04N23/634Warning indications
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S358/00Facsimile and static presentation processing
    • Y10S358/906Hand-held camera with recorder in a single unit

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカメラにおいて使用者の意図した撮影
状態どうかを自動判別する機能を実現することを目的と
する。 【構成】 シリンダ制御部117から得られるシリンダ
の回転むら情報を誤記録判定回路119が取り込んで、
使用者が意図する撮影状態かどうかを判断し、意図しな
いと判断した場合は所定の警告を行い、その後撮影状態
の自動解除を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使用者が意図しない場合
に記録状態を解除するビデオカメラに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオカメラの誤録画防止装置と
しては、例えば特開平2−87875号公報,特開平3
−274969号公報に示されている。
【0003】まず、特開平2−87875号公報につい
て説明する。この公報に示されているビデオカメラの誤
録画防止装置は、撮像画面の一部もしくは全体の変化状
態を検出する検出手段と、検出した情報により撮像画面
が変化していないことを判断する判断手段と、判断手段
の出力により録画状態を停止させる停止手段とを有し、
誤録画を防止するように構成されるものである。
【0004】次に、特開平3−274969号公報につ
いて説明する。この公報に示されている磁気記録再生装
置は、カメラ及びビューファインダを有するものであ
り、光を検出する光センサをビューファインダの監視部
に設け、光センサの検出出力により、使用者がビューフ
ァインダを覗いていないと判断されると録画状態を停止
させる。あるいは、接触、非接触を検出するタッチセン
サをビューファインダの監視部に設け、タッチセンサの
検出出力により、使用者がビューファインダを覗いてい
ないと判断されると録画状態を停止させ、誤録画を防止
するものである。
【0005】現在のビデオカメラは使用者に簡単操作を
実現するために記録ボタンはトグル式のボタン一個で操
作できるようになっている。すなわち、電源ON状態で
記録スタンバイ状態になっており、いつでも記録開始で
きるようにシリンダにテープを巻つけておいて記録ボタ
ンを押すことにより直ちに記録が開始される。そして、
記録終了時には再度記録ボタンを押すことにより記録停
止になる。ここで、しばしば問題となることは、使用者
は記録停止をしたつもりで記録終了したとおもっている
が、実はボタンが押されていないことがある。この場
合、カメラは記録動作をし続けることになってしまう。
その結果、無駄なテープの消費、バッテリの消費をきた
し、肝心の意図して記録しようとしたときにはテープ
も、バッテリの電力もなくなってしまうことになる。
【0006】本発明はこの点に鑑み、使用者の意図して
いる記録状態かどうかを判定する機能をもたせ、意図し
ない記録状態を解除させる機能を実現させるものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな誤記録判定に関する技術は上記の特開平2−878
75号公報で示される誤録画防止装置を有するビデオカ
メラでは、ビデオカメラを三脚などに固定した状態で静
止画を使用者が意図して撮影している場合などにおい
て、その録画状態を停止させてしまい、使用者の意に反
する制御を行う虞れがある。また、使用者が録画ボタン
を切り忘れている状態でビデオカメラをストラップで肩
にかけたまま歩行しているときなど、ビデオカメラは多
少なりとも揺れ、1フィールドあるいは1フレーム間の
画像信号の変化が大きくなってしまい、上記の従来の誤
録画防止装置を有するビデオカメラではその録画状態を
停止することができないという問題点を有していた。
【0008】また、特開平3−274969号公報で示
される磁気記録再生装置を有するビデオカメラでは、使
用者が意図して録画している途中で被写体の確認等のた
めにある時間の間ビューファインダから目を離している
ときなど、その録画状態を停止させ、使用者の意に反す
る制御を行う虞れがある。また、人混みの中で被写体を
撮影しようとしてビデオカメラを両手で頭上高く固定し
録画を行っている時なども、その録画状態を停止させ、
使用者の意に反する制御を行ってしまうという問題点を
有していた。
【0009】本発明は上記の問題点を解決するもので、
上記のような場合を含め、意図した撮影のときはそのま
ま録画状態を継続させ、誤録画状態に対してはその録画
状態を自動停止するビデオカメラを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のビデオカメラは、シリンダの回転むらを検出
する第1の回転むら検出手段とキャプスタンの回転むら
を検出する第2の回転むら検出手段とのどちらか一方も
しくは双方の回転むら検出手段と、前記回転むら検出手
段からの回転むら検出情報により使用者の意図する録画
かどうかを判定する誤録画判定手段とで構成される。
【0011】
【作用】本発明は上記の構成により、録画ボタンがオン
状態において、シリンダあるいはキャプスタンの回転む
らが大きいという回転むら検出情報が得られたときに、
誤録画判定手段において誤録画状態と判断され、その録
画状態を自動停止する。上記に示した場合以外において
は、誤録画判定手段において使用者の意図した録画状態
と判断され、その録画状態を継続させる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例におけるビデ
オカメラの全体構成の概要図を示すものであり、図2は
ビデオカメラの外観斜視図である。
【0014】図1,図2において、101は入射光を撮
像素子に当てるためのレンズ等を含む光学系、102は
受けた光の強弱を電気信号に変換する撮像素子、103
は撮像素子102から送られる電気信号を輝度信号と色
信号とに変換するカメラ部信号処理回路、104はカメ
ラ部信号処理回路103からの輝度信号と色信号とを記
憶するメモリ、105はカメラ部信号処理回路103か
らの輝度信号を複数の領域に分割し、各々における画像
の動きベクトルを演算し、それら各領域の動きベクトル
の有効性を判定し、それらの動きベクトルとその有効性
により各々の動きベクトルの発散度を表す動きベクトル
係数を求め、それらの要素をもとにして画面全体の動き
ベクトルを演算する動きベクトル検出手段、106は動
きベクトル検出手段105により求められる画面全体の
動きベクトルにより、メモリ104に記録された画像の
読み出し位置を演算する読み出し位置制御手段、121
は動きベクトル検出手段105と読み出し位置制御手段
106とから構成される手搖れ検出手段である。
【0015】108は録画を開始するための電気信号を
供給する録画ボタン、109は録画状態を停止させるた
めの電気信号を供給する停止ボタン、110は使用者の
意図しない録画を防止する誤録画防止機能を解除させる
ための電気信号を供給する誤録画防止機能解除ボタンで
ある。111はシステムコントロールマイコンを表し、
これは録画ボタン108,停止ボタン109,誤録画防
止機能解除ボタン110等からのオン,オフ状態を示す
情報等を得、カメラ部,ビデオテープレコーダ部(以
後、VTR部と略す。)を制御する。
【0016】112は磁気テープに記録再生を行う磁気
ヘッド、113は記録再生を行う磁気ヘッド112を備
えたシリンダ、114はシリンダ113の回転速度に応
じた周波数の信号を発生するセンサ(FG;Frequency
Generator)、115は2つの磁気ヘッド112の信号
切り替えを行う角度にくるとパルス信号を発生するセン
サ(PG;Pulse Generator)である。116はVTR
部信号処理回路を表し、これは読み出し位置制御手段1
06により読み出し位置を制御されてメモリ104から
読み出された映像信号を輝度信号と色信号とに変換し
て、磁気テープに記憶するための信号を生成する。11
7はFG114,PG115からの信号によりシリンダ
113の回転速度と位相のずれを検出し、シリンダ11
3が正常に回転するための制御情報を駆動回路に送るシ
リンダ制御部、118はシリンダ制御部117からの情
報により、シリンダ113内のモータを駆動させるため
の駆動回路である。
【0017】119はシリンダ制御部117からの回転
むら情報から使用者の意図した録画状態かどうかを判定
する誤録画判定回路、120は使用者に誤録画状態であ
ることを警告する警告手段である。
【0018】201は使用者が撮影構図を目で確認する
ためのビューファインダ、202はビデオカメラ全体に
電源を供給する電源ボタンである。
【0019】なお、本発明は主にシリンダと画像信号に
関与するものであるので、音声信号等本発明の内容と関
与しないものに関しては説明等を省略する。
【0020】以上のように構成されたビデオカメラにつ
いて、図1,図2を用いてその動作を説明する。
【0021】まず、カメラ部の動作について説明する。
光学系101を通った入射光は撮像素子102によって
その光に応じた電気信号に変換され、その電気信号はカ
メラ部信号処理回路103によって輝度信号と色信号と
に変換される。その変換された輝度信号と色信号はメモ
リ104にフィールドあるいはフレーム毎に記憶され、
また、その輝度信号は動きベクトル検出手段105にお
いて、毎フィールドあるいは毎フレームごとに各領域の
動きベクトルを演算し、各々の動きベクトルの有効性を
判定し、それらにより各々の動きベクトルの分散の度合
を表す発散度を求め、それらの要素をもとにして画面全
体の動きベクトルを演算する。動きベクトル情報は読み
出し位置制御手段106に送られ、読み出し位置制御手
段106はその動きベクトル情報によりメモリ104に
記憶された画像の読み出し位置を演算し、その演算値の
示すメモリ104のアドレスからVTR部信号処理回路
116へ各フィールドごとの映像情報を送るよう制御す
る。これにより手搖れ補正が行われる。
【0022】なお、動きベクトル検出手段105の詳細
については、例えば特開平3−198488号公報に開
示されている。この公開公報によれば、画面の一部分の
被写体に動きがあり、動きベクトル検出に誤りが発生す
る可能性がある場合、出力される動きベクトルの大きさ
を制御することにより、誤検出を抑圧することができ
る。
【0023】次に、VTR部の動作について説明する。
システムコントロールマイコン111からの情報により
VTR部信号処理回路116,シリンダ制御部117,
駆動回路118を起動させ、まず、駆動回路118はシ
リンダ113にシリンダ113を回転させるような電気
信号を送り、シリンダ113を回転させる。シリンダ1
13が回転している状態において、FG114,PG1
15から得られる信号によって、シリンダ制御部117
にてシリンダ113の回転のむらの度合を示す回転むら
情報を駆動回路118,誤録画判定回路119に送る。
なお、シリンダ制御部117の構成は図3に示してお
り、その動作の説明は後述する。駆動回路118は送ら
れてきた回転むら情報(回転エラー信号)によって、シ
リンダ113が回転むらなく回転するようにシリンダ1
13の回転を補正、制御する。次に、メモリ104より
送られてきた映像信号をVTR部信号処理回路116に
て輝度信号と色信号とに分け、それらの情報を磁気ヘッ
ド112に送り、磁気テープに記録する。通常、磁気ヘ
ッドは映像の再生をも行い、それに対する処理回路等も
存在するが、本発明では録画時に関するので、再生作用
に関する説明は省略する。
【0024】シリンダ制御部117の動作について図1
と図3を参照しながら説明する。図3はシリンダ制御部
117の構成図を示すものであり、301はFG114
からの情報によりシリンダ113の回転速度を検出する
速度検出回路、302は速度検出回路301からの情報
によりシリンダ113を正常な回転速度で回転させるた
めの情報を送る速度制御回路、303はPG115から
の情報によりシリンダ113の回転位相を検出する位相
検出回路、305は位相検出回路303からの情報と、
映像信号の基準となる同期信号およびサーボ信号(以
後、「基準信号」と呼ぶ。)とにより、シリンダ113
を正常な回転位相で回転させるための情報を送る位相制
御回路、306は速度制御回路302からの情報と位相
制御回路305からの情報とをある重みを付けて足し合
わせる加算回路、118は加算回路306からの情報に
よりシリンダ113を正常な状態で駆動させる駆動回路
である。
【0025】シリンダ113が回転している状態におい
て、速度検出回路301はFG114からの情報により
シリンダ113の回転速度を検出し、その情報を速度制
御回路302に送る。速度制御回路302は速度検出回
路301からの情報によりシリンダ113を正常な回転
速度で回転させるための情報を加算回路306に送る。
また、位相検出回路303はPG115からの情報によ
りシリンダ113の回転位相を検出し、その情報を位相
制御回路305に送る。位相検出回路303からの情報
と基準信号とによりシリンダ113を正常な回転位相で
回転させるための情報を加算回路306に送る。なお、
基準信号のうち同期信号はビデオカメラのその他の随所
に送られるが、それらについては本発明の核心からはず
れるので説明は省略する。加算回路306は速度制御回
路302からの情報と位相制御回路305からの情報と
をある重みを付けて足し合わせ、この演算結果がシリン
ダ113の回転のむらの度合を示す回転むら情報として
出力される。
【0026】次に、システムコントロールマイコン11
1の動作について説明する。録画ボタン108,停止ボ
タン109,誤録画防止機能解除ボタン110,その他
ボタンからのオン,オフ状態を示す情報等を得、それら
の情報を誤録画判定回路119に毎フィールドあるいは
毎フレームごとに送るとともに、カメラ部,VTR部,
メカニズム部を制御する。
【0027】次に、誤録画判定回路119の動作につい
て説明するが、これはマイクロコンピュータのソフト処
理により実現し得るので図4のフローチャートを参照し
ながら説明する。
【0028】まず、ステップ1Aでシステムコントロー
ルマイコン111に録画ボタン108など各種ボタンが
オンの状態かどうかを問い合わせ、その後ステップ2A
に移る。ステップ2Aではシステムコントロールマイコ
ンから録画ボタンなどの各種ボタンのオン,オフ状態を
示す情報を得、それらの情報をマイクロコンピュータの
メモリ内に記憶しておき、その後ステップ3Aに移る。
ステップ3Aにおいて録画ボタン108がオンの状態の
場合はステップ4Aに移り、オフの状態の場合は(1)
に戻る。ステップ4Aではマイクロコンピュータのメモ
リ内に設けられた変数である判定カウンタをリセット
し、ステップ5Aに移る。判定カウンタは誤録画状態が
何フィールドあるいは何フレーム続くかを示す変数であ
る。ステップ5Aにおいて誤録画防止機能解除ボタン1
10がオフの状態の場合はステップ6Aに移り、オンの
場合はビデオカメラの使用者が誤録画防止機能を不要と
考えていると思われるので(1)に戻る。ステップ6A
において停止ボタン109がオフの状態の場合はステッ
プ7Aに移り、オンの状態の場合はビデオカメラの使用
者が録画状態を意図して停止させたと考えられるので
(1)に戻る。ステップ7Aにおいてシリンダ制御部1
17から回転むら情報を得、その情報をマイクロコンピ
ュータのメモリ内に記憶しておき、ステップ8Aに移
る。ステップ8Aにおいてシリンダ113の回転むらが
大きい場合はステップ9Aに移り、大きくない場合は
(1)に戻る。
【0029】ステップ9Aまで達するということはその
フィールドあるいはフレームにおいて誤録画状態にある
ということを意味し、それ故ステップ9Aにおいて判定
カウンタの値を1だけインクリメントし、その後ステッ
プ10Aに移る。ステップ10Aにおいて判定カウンタ
の示す値がある設定値以上になった場合は誤録画状態で
あると判定されステップ11Aに移り、その設定値より
小さい場合は(2)に戻り、次のフィールドあるいはフ
レームに対しての誤録画判定を行う。ステップ11Aに
おいてLEDを点滅させたり、ビューファインダ201
内の画面上に警告のサインを表示させる等の警告手段1
20を動作させる情報をシステムコントロールマイコン
111に送り、ステップ12Aに移る。ステップ12A
においてマイクロコンピュータのメモリ内に設けられた
変数である警告タイマをリセットし、ステップ13Aに
移る。警告タイマは警告開始後何フィールドあるいは何
フレーム間ビデオカメラの使用者からの応答がないかを
示す変数である。ステップ13Aにおいてシステムコン
トロールマイコン111に録画ボタン108など各種ボ
タンがオンの状態かどうかを問い合わせ、その後ステッ
プ14Aに移る。ステップ14Aにおいてシステムコン
トロールマイコンから録画ボタン108などの各種ボタ
ンのオン,オフ状態を示す情報を得、それらの情報をマ
イクロコンピュータのメモリ内に記憶しておき、その後
ステップ15Aに移る。ステップ15Aにおいて誤録画
防止機能解除ボタン110がオフの状態の場合はステッ
プ16Aに移り、オンの場合はビデオカメラの使用者が
誤録画防止機能を不要と考えていると思われるので
(1)に戻る。ステップ16Aにおいて停止ボタン10
9がオフの状態の場合はステップ17Aに移り、オンの
状態の場合はビデオカメラの使用者が録画状態を意図し
て停止させたと考えられるので(1)に戻る。
【0030】ステップ17Aまで達するということはそ
のフィールドあるいはフレームにおいてビデオカメラの
使用者からの応答がないということを意味し、それ故ス
テップ17Aにおいて警告タイマの値を1だけインクリ
メントし、その後ステップ18Aに移る。ステップ18
Aにおいて警告タイマの示す値がある設定値以上になっ
た場合は誤録画状態であると判定されステップ19Aに
移り、その設定値より小さい場合は(3)に戻り、次の
フィールドあるいはフレームに対応する時間の経過後警
告を行う。
【0031】ステップ19Aまで達するということは誤
録画状態であると判定されたことを意味し、それ故ステ
ップ19Aにおいてシステムコントロールマイコン11
1に録画ボタン108をオフにする情報を送り、誤録画
を防止し、その後(1)に戻る。
【0032】以上のようにこのフローチャートの処理に
従えば、シリンダの回転むらが大きいという状態が一定
以上続いた場合に誤録画の判断を行う。一般的に、使用
者が意図して録画している状態ではビデオカメラが揺れ
ることは少なくシリンダの回転むらも小さい、一方、録
画ボタンを切り忘れている状態でビデオカメラをストラ
ップで肩にかけたまま歩行しているときなど、ビデオカ
メラが揺れている状態ではシリンダの回転むらが大きく
なる。従って、本実施例に示すようにシリンダの回転む
ら情報を用いることにより、本実施例の目的である誤録
画を防止することが可能となる。
【0033】図5は本発明の第2の実施例におけるビデ
オカメラの全体構成の概要図を示すものである。同図に
おいて、第1の実施例の図1と同様な構成については同
符号を付してその詳細な説明は省略する。第1の実施例
と異なるのは図1における動きベクトル検出手段105
と誤録画判定回路119をそれぞれ動きベクトル検出手
段105B、誤録画判定回路119Bに変更した点であ
る。
【0034】動きベクトル検出手段105Bは、毎フィ
ールドあるいは毎フレームごとに各領域の動きベクトル
を演算し、各々の動きベクトルの有効性を判定し、それ
らにより各々の動きベクトルの分散の度合を表す発散度
を求め、それらの要素をもとにして画面全体の動きベク
トルを演算する。さらに、動きベクトル検出手段105
Bにおいて求められた、各領域の動きベクトルの有効性
情報と発散度を示す動きベクトル係数を誤録画判定回路
119Bに出力する。誤録画判定回路119Bはシリン
ダ制御部117からの回転むら情報と、動きベクトル検
出手段105Bからの画面ぶれ情報とから使用者の意図
した録画状態かどうかを判定する。なお、動きベクトル
検出手段105Bは基本的には特開平3−198488
号公報に開示されている「動きベクトル検出装置」と同
じ構成で成し得るが、その「動きベクトル検出装置」は
「動きベクトル」を求めてそれを使うことによって手振
れ防止を実現することを目的としているのに対し、本発
明の動きベクトル検出手段105Bは上記の「動きベク
トル検出装置」の途中の過程で求められている「各領域
の動きベクトルが有効かどうかを示す情報(有効性判定
情報)」と「動きベクトル係数」を使うことによって誤
録画防止を実現することを目的としている。
【0035】以上のように構成されたビデオカメラにお
いて、図6,図7のフローチャートを用いて誤録画判定
動作を説明する。
【0036】まず、ステップ1Bでシステムコントロー
ルマイコン111に録画ボタン108など各種ボタンが
オンの状態かどうかを問い合わせ、その後ステップ2B
に移る。ステップ2Bではシステムコントロールマイコ
ンから録画ボタンなどの各種ボタンのオン,オフ状態を
示す情報を得、それらの情報をマイクロコンピュータの
メモリ内に記憶しておき、その後ステップ3Bに移る。
ステップ3Bにおいて録画ボタン108がオンの状態の
場合はステップ4Bに移り、オフの状態の場合は(1)
に戻る。ステップ4Bではマイクロコンピュータのメモ
リ内に設けられた変数である判定カウンタをリセット
し、ステップ5Bに移る。判定カウンタは誤録画状態が
何フィールドあるいは何フレーム続くかを示す変数であ
る。ステップ5Bにおいて誤録画防止機能解除ボタン1
10がオフの状態の場合はステップ6Bに移り、オンの
場合はビデオカメラの使用者が誤録画防止機能を不要と
考えていると思われるので(1)に戻る。ステップ6B
において停止ボタン109がオフの状態の場合はステッ
プ7Bに移り、オンの状態の場合はビデオカメラの使用
者が録画状態を意図して停止させたと考えられるので
(1)に戻る。ステップ7Bにおいてシリンダ制御部1
17から回転むら情報を得、その情報をマイクロコンピ
ュータのメモリ内に記憶しておき、ステップ8Bに移
る。ステップ8Bにおいてシリンダ113の回転むらが
大きい場合はステップ9Bに移り、大きくない場合は
(1)に戻る。ステップ9Bにおいて動きベクトル検出
手段105Bから動きベクトル有効性情報と発散度情報
を得、その情報をマイクロコンピュータのメモリ内に記
憶しておき、ステップ10Bに移る。ステップ10Bに
おいて動きベクトル有効性情報により各領域の動きベク
トルのうち少なくとも一領域の動きベクトルが有効であ
ると判定された場合はステップ11Bに移り、各領域の
動きベクトルの全てが有効でない場合はステップ12B
に移る。一般的に、ビデオカメラが非常に大きく揺れて
いる状態においては動きベクトルの検出範囲を越えるた
めに有効な動きベクトルはでなくなる。従って、ステッ
プ10Bにおいて、ビデオカメラの揺れが大きいかどう
かの判定が可能となる。ステップ11Bにおいて発散度
を表す動きベクトル係数がある設定値以上になった場合
はステップ12Bに移り、その設定値より小さい場合は
(1)に戻る。録画ボタンを切り忘れている状態でビデ
オカメラをストラップで肩にかけたまま歩行していると
きなどでは、ビデオカメラは上下、左右以外に回転方向
の揺れが発生する。その場合に動きベクトル係数は大き
くなるためステップ11Bにおいて判定が可能となる。
【0037】ステップ12Bまで達するということはそ
のフィールドあるいはフレームにおいて誤録画状態にあ
るということを意味し、それ故ステップ12Bにおいて
判定カウンタの値を1だけインクリメントし、その後ス
テップ13Bに移る。ステップ13Bにおいて判定カウ
ンタの示す値がある設定値以上になった場合は誤録画状
態であると判定されステップ14Bに移り、その設定値
より小さい場合は(2)に戻り、次のフィールドあるい
はフレームに対しての誤録画判定を行う。ステップ14
BにおいてLEDを点滅させたり、ビューファインダ2
01内の画面上に警告のサインを表示させる等の警告手
段120を動作させる情報をシステムコントロールマイ
コン111に送り、ステップ15Bに移る。ステップ1
5Bにおいてマイクロコンピュータのメモリ内に設けら
れた変数である警告タイマをリセットし、ステップ16
Bに移る。警告タイマは警告開始後何フィールドあるい
は何フレーム間ビデオカメラの使用者からの応答がない
かを示す変数である。ステップ16Bにおいてシステム
コントロールマイコン111に録画ボタン108など各
種ボタンがオンの状態かどうかを問い合わせ、その後ス
テップ17Bに移る。ステップ17Bにおいてシステム
コントロールマイコンから録画ボタン108などの各種
ボタンのオン,オフ状態を示す情報を得、それらの情報
をマイクロコンピュータのメモリ内に記憶しておき、そ
の後ステップ18Bに移る。ステップ18Bにおいて誤
録画防止機能解除ボタン110がオフの状態の場合はス
テップ19Bに移り、オンの場合はビデオカメラの使用
者が誤録画防止機能を不要と考えていると思われるので
(1)に戻る。ステップ19Bにおいて停止ボタン10
9がオフの状態の場合はステップ20Bに移り、オンの
状態の場合はビデオカメラの使用者が録画状態を意図し
て停止させたと考えられるので(1)に戻る。
【0038】ステップ20Bまで達するということはそ
のフィールドあるいはフレームにおいてビデオカメラの
使用者からの応答がないということを意味し、それ故ス
テップ20Bにおいて警告タイマの値を1だけインクリ
メントし、その後ステップ21Bに移る。ステップ21
Bにおいて警告タイマの示す値がある設定値以上になっ
た場合は誤録画状態であると判定されステップ22Bに
移り、その設定値より小さい場合は(3)に戻り、次の
フィールドあるいはフレームに対応する時間の経過後警
告を行う。
【0039】ステップ22Bまで達するということは誤
録画状態であると判定されたことを意味し、それ故ステ
ップ22Bにおいてシステムコントロールマイコン11
1に録画ボタン108をオフにする情報を送り、誤録画
を防止し、その後(1)に戻る。
【0040】以上のように本実施例によれば、回転むら
情報に加えて動きベクトルの有効性情報と発散度を表す
動きベクトル係数を用いることにより、ビデオカメラが
不自然に揺れている状態かどうかを正確に検出すること
が可能となる。
【0041】図8は本発明の第3の実施例におけるビデ
オカメラの全体構成の概要図を示すものである。同図に
おいて、第1の実施例の図1と同様な構成については同
符号を付してその詳細な説明は省略する。第1の実施例
と異なるのは、使用者がビューファインダを覗いている
かどうかを検知するアイセンサ回路107を付加した点
と、図1における誤録画判定回路119を前記アイセン
サ回路107とシリンダ制御部117からの回転むら情
報とから使用者の意図した録画状態かどうかを判定する
誤録画判定回路119Cに変更した点である。
【0042】以上のように構成されたビデオカメラにお
いて、図9,図10のフローチャートを用いて誤録画判
定動作を説明する。
【0043】まず、ステップ1Cでシステムコントロー
ルマイコン111に録画ボタン108など各種ボタンが
オンの状態かどうかを問い合わせ、その後ステップ2C
に移る。ステップ2Cではシステムコントロールマイコ
ンから録画ボタンなどの各種ボタンのオン,オフ状態を
示す情報を得、それらの情報をマイクロコンピュータの
メモリ内に記憶しておき、その後ステップ3Cに移る。
ステップ3Cにおいて録画ボタン108がオンの状態の
場合はステップ4Cに移り、オフの状態の場合は(1)
に戻る。ステップ4Cではマイクロコンピュータのメモ
リ内に設けられた変数である判定カウンタをリセット
し、ステップ5Cに移る。判定カウンタは誤録画状態が
何フィールドあるいは何フレーム続くかを示す変数であ
る。ステップ5Cにおいて誤録画防止機能解除ボタン1
10がオフの状態の場合はステップ6Cに移り、オンの
場合はビデオカメラの使用者が誤録画防止機能を不要と
考えていると思われるので(1)に戻る。ステップ6C
において停止ボタン109がオフの状態の場合はステッ
プ7Cに移り、オンの状態の場合はビデオカメラの使用
者が録画状態を意図して停止させたと考えられるので
(1)に戻る。ステップ7Cではアイセンサ回路107
からビデオカメラの使用者がビューファインダ201を
覗いているかどうかを示すアイセンサー情報を得、その
情報をマイクロコンピュータのメモリ内に記憶してお
き、ステップ8Cに移る。ステップ8Cにおいてアイセ
ンサ情報によりビデオカメラの使用者がビューファイン
ダ201を覗いていないと考えられる場合はステップ9
Cに移り、覗いていると考えられる場合はその使用者に
録画撮影の意思があるものと考えられるので(1)に戻
る。ステップ9Cにおいてシリンダ制御部117から回
転むら情報を得、その情報をマイクロコンピュータのメ
モリ内に記憶しておき、ステップ10Cに移る。ステッ
プ10Cにおいてシリンダ113の回転むらが大きい場
合はステップ11Cに移り、大きくない場合は(1)に
戻る。
【0044】ステップ11Cまで達するということはそ
のフィールドあるいはフレームにおいて誤録画状態にあ
るということを意味し、それ故ステップ11Cにおいて
判定カウンタの値を1だけインクリメントし、その後ス
テップ12Cに移る。ステップ12Cにおいて判定カウ
ンタの示す値がある設定値以上になった場合は誤録画状
態であると判定されステップ13Cに移り、その設定値
より小さい場合は(2)に戻り、次のフィールドあるい
はフレームに対しての誤録画判定を行う。ステップ13
CにおいてLEDを点滅させたり、ビューファインダ2
01内の画面上に警告のサインを表示させる等の警告手
段120を動作させる情報をシステムコントロールマイ
コン111に送り、ステップ14Cに移る。ステップ1
4Cにおいてマイクロコンピュータのメモリ内に設けら
れた変数である警告タイマをリセットし、ステップ15
Cに移る。警告タイマは警告開始後何フィールドあるい
は何フレーム間ビデオカメラの使用者からの応答がない
かを示す変数である。ステップ15Cにおいてシステム
コントロールマイコン111に録画ボタン108など各
種ボタンがオンの状態かどうかを問い合わせ、その後ス
テップ16Cに移る。ステップ16Cにおいてシステム
コントロールマイコンから録画ボタン108などの各種
ボタンのオン,オフ状態を示す情報を得、それらの情報
をマイクロコンピュータのメモリ内に記憶しておき、そ
の後ステップ17Cに移る。ステップ17Cにおいて誤
録画防止機能解除ボタン110がオフの状態の場合はス
テップ18Cに移り、オンの場合はビデオカメラの使用
者が誤録画防止機能を不要と考えていると思われるので
(1)に戻る。ステップ18Cにおいて停止ボタン10
9がオフの状態の場合はステップ19Cに移り、オンの
状態の場合はビデオカメラの使用者が録画状態を意図し
て停止させたと考えられるので(1)に戻る。ステップ
19Cではアイセンサ回路107からビデオカメラの使
用者がビューファインダ201を覗いているかどうかを
示すアイセンサ情報を得、その情報をマイクロコンピュ
ータのメモリ内に記憶しておき、ステップ20Cに移
る。ステップ20Cにおいてアイセンサ情報によりビデ
オカメラの使用者がビューファインダ201を覗いてい
ないと考えられる場合はステップ21Cに移り、覗いて
いると考えられる場合はその使用者に録画撮影の意思が
あるものと考えられるので(1)に戻る。
【0045】ステップ21Cまで達するということはそ
のフィールドあるいはフレームにおいてビデオカメラの
使用者からの応答がないということを意味し、それ故ス
テップ21Cにおいて警告タイマの値を1だけインクリ
メントし、その後ステップ22Cに移る。ステップ22
Cにおいて警告タイマの示す値がある設定値以上になっ
た場合は誤録画状態であると判定されステップ23Cに
移り、その設定値より小さい場合は(3)に戻り、次の
フィールドあるいはフレームに対応する時間の経過後警
告を行う。
【0046】ステップ23Cまで達するということは誤
録画状態であると判定されたことを意味し、それ故ステ
ップ23Cにおいてシステムコントロールマイコン11
1に録画ボタン108をオフにする情報を送り、誤録画
を防止し、その後(1)に戻る。
【0047】以上のように本実施例によれば、アイセン
サ情報によりビューファインダを覗いているかどうかを
誤録画の判断情報としているだけでなく、シリンダの回
転むら情報によりビデオカメラが揺れている状態かどう
かも検出して総合判断を行っている。従って、ビューフ
ァーを覗いているかどうかだけを誤録画の判断情報に利
用している特開平3ー274969号公報で示す技術の
ように、人混みのなかで被写体を撮影しようとしてビデ
オカメラを両手で頭上高く固定して録画している場合等
で誤った判断をすることがなくなり使い勝手が向上す
る。
【0048】図11は本発明の第4の実施例におけるビ
デオカメラの全体構成の概要図を示すものである。同図
において、第2実施例の図5と同様な構成については同
符号を付してその詳細な説明は省略する。第2実施例と
異なるのは、使用者がビューファインダを覗いているか
どうかを検知するアイセンサ回路107を付加した点
と、図5における誤録画判定回路119Bをシリンダ制
御部117からの回転むら情報と、動きベクトル検出手
段105Bからの画面ぶれ情報と、アイセンサ回路10
7からのアイセンサ情報とから使用者の意図した録画状
態かどうかを判定する誤録画判定回路119Cに変更し
た点である。
【0049】以上のように構成されたビデオカメラにお
いて、図12,図13のフローチャートを用いて誤録画
判定動作を説明する。
【0050】まず、ステップ1Dでシステムコントロー
ルマイコン111に録画ボタン108など各種ボタンが
オンの状態かどうかを問い合わせ、その後ステップ2D
に移る。ステップ2Dではシステムコントロールマイコ
ンから録画ボタンなどの各種ボタンのオン,オフ状態を
示す情報を得、それらの情報をマイクロコンピュータの
メモリ内に記憶しておき、その後ステップ3Dに移る。
ステップ3Dにおいて録画ボタン108がオンの状態の
場合はステップ4Dに移り、オフの状態の場合は(1)
に戻る。ステップ4Dではマイクロコンピュータのメモ
リ内に設けられた変数である判定カウンタをリセット
し、ステップ5Dに移る。判定カウンタは誤録画状態が
何フィールドあるいは何フレーム続くかを示す変数であ
る。ステップ5Dにおいて誤録画防止機能解除ボタン1
10がオフの状態の場合はステップ6Dに移り、オンの
場合はビデオカメラの使用者が誤録画防止機能を不要と
考えていると思われるので(1)に戻る。ステップ6D
において停止ボタン109がオフの状態の場合はステッ
プ7Dに移り、オンの状態の場合はビデオカメラの使用
者が録画状態を意図して停止させたと考えられるので
(1)に戻る。ステップ7Dではアイセンサ回路107
からビデオカメラの使用者がビューファインダ201を
覗いているかどうかを示すアイセンサー情報を得、その
情報をマイクロコンピュータのメモリ内に記憶してお
き、ステップ8Dに移る。ステップ8Dにおいてアイセ
ンサ情報によりビデオカメラの使用者がビューファイン
ダ201を覗いていないと考えられる場合はステップ9
Dに移り、覗いていると考えられる場合はその使用者に
録画撮影の意思があるものと考えられるので(1)に戻
る。ステップ9Dにおいてシリンダ制御部117から回
転むら情報を得、その情報をマイクロコンピュータのメ
モリ内に記憶しておき、ステップ10Dに移る。ステッ
プ10Dにおいてシリンダ113の回転むらが大きい場
合はステップ11Dに移り、大きくない場合は(1)に
戻る。ステップ11Dにおいて動きベクトル検出手段1
05Bから動きベクトル有効性情報と発散度情報を得、
その情報をマイクロコンピュータのメモリ内に記憶して
おき、ステップ12Dに移る。ステップ12Dにおいて
動きベクトル有効性情報により各領域の動きベクトルの
うち少なくとも一領域の動きベクトルが有効であると判
定された場合はステップ13Dに移り、各領域の動きベ
クトルの全てが有効でない場合はステップ14Dに移
る。ステップ13Dにおいて発散度を表す動きベクトル
係数がある設定値以上になった場合はステップ14Dに
移り、その設定値より小さい場合は(1)に戻る。
【0051】ステップ14Dまで達するということはそ
のフィールドあるいはフレームにおいて誤録画状態にあ
るということを意味し、それ故ステップ14Dにおいて
判定カウンタの値を1だけインクリメントし、その後ス
テップ15Dに移る。ステップ15Dにおいて判定カウ
ンタの示す値がある設定値以上になった場合は誤録画状
態であると判定されステップ16Dに移り、その設定値
より小さい場合は(2)に戻り、次のフィールドあるい
はフレームに対しての誤録画判定を行う。ステップ16
DにおいてLEDを点滅させたり、ビューファインダ2
01内の画面上に警告のサインを表示させる等の警告手
段120を動作させる情報をシステムコントロールマイ
コン111に送り、ステップ17Dに移る。ステップ1
7Dにおいてマイクロコンピュータのメモリ内に設けら
れた変数である警告タイマをリセットし、ステップ18
Dに移る。警告タイマは警告開始後何フィールドあるい
は何フレーム間ビデオカメラの使用者からの応答がない
かを示す変数である。ステップ18Dにおいてシステム
コントロールマイコン111に録画ボタン108など各
種ボタンがオンの状態かどうかを問い合わせ、その後ス
テップ19Dに移る。ステップ19Dにおいてシステム
コントロールマイコンから録画ボタン108などの各種
ボタンのオン,オフ状態を示す情報を得、それらの情報
をマイクロコンピュータのメモリ内に記憶しておき、そ
の後ステップ20Dに移る。ステップ20Dにおいて誤
録画防止機能解除ボタン110がオフの状態の場合はス
テップ21Dに移り、オンの場合はビデオカメラの使用
者が誤録画防止機能を不要と考えていると思われるので
(1)に戻る。ステップ21Dにおいて停止ボタン10
9がオフの状態の場合はステップ22Dに移り、オンの
状態の場合はビデオカメラの使用者が録画状態を意図し
て停止させたと考えられるので(1)に戻る。ステップ
22Dではアイセンサ回路107からビデオカメラの使
用者がビューファインダ201を覗いているかどうかを
示すアイセンサ情報を得、その情報をマイクロコンピュ
ータのメモリ内に記憶しておき、ステップ23Dに移
る。ステップ23Dにおいてアイセンサ情報によりビデ
オカメラの使用者がビューファインダ201を覗いてい
ないと考えられる場合はステップ24Dに移り、覗いて
いると考えられる場合はその使用者に録画撮影の意思が
あるものと考えられるので(1)に戻る。
【0052】ステップ24Dまで達するということはそ
のフィールドあるいはフレームにおいてビデオカメラの
使用者からの応答がないということを意味し、それ故ス
テップ24Dにおいて警告タイマの値を1だけインクリ
メントし、その後ステップ25Dに移る。ステップ25
Dにおいて警告タイマの示す値がある設定値以上になっ
た場合は誤録画状態であると判定されステップ26Dに
移り、その設定値より小さい場合は(3)に戻り、次の
フィールドあるいはフレームに対応する時間の経過後警
告を行う。
【0053】ステップ26Dまで達するということは誤
録画状態であると判定されたことを意味し、それ故ステ
ップ26Dにおいてシステムコントロールマイコン11
1に録画ボタン108をオフにする情報を送り、誤録画
を防止し、その後(1)に戻る。
【0054】以上のように本実施例によれば、アイセン
サ情報を用いてビューファインダを覗いていない状態か
どうかを検出し、さらに、回転むら情報に加えて動きベ
クトルの有効性情報と発散度を表す動きベクトル係数に
よってビデオカメラが不自然に揺れている状態かどうか
を正確に検出し、この2つの情報を総合して誤録画を判
断するため使用者の意に反する制御をするおそれがより
少なくなり使い勝手が向上するものである。
【0055】なお、図3において、誤録画判定回路11
9,119B〜119Dの回転むら情報として加算回路
306の出力を用いた例を示したが、速度制御回路30
2或いは位相制御回路305の出力を用いてもよく、シ
リンダの回転むらに対応した信号であればこれに限らな
い。
【0056】また、第1〜第4の実施例ではシリンダの
回転むら情報を用いた例を示したが、キャプスタンの回
転むら情報を用いても同様の効果があるのはいうまでも
ない。
【0057】また、第1〜第4の実施例の誤録画判定回
路119,119B,119C,119Dは、それぞれ
ソフトウェアで実現できるためシステムコントロールマ
イコン111で実現してもよい。
【0058】また、第2,第4の実施例の誤録画判定回
路119B,119Dでは、図6,図12に示すよう
に、回転むら情報による判断処理をした後に動きベクト
ル情報による判断処理をする処理順序の場合を示した
が、この処理順序は逆であっても構わない。
【0059】また、第3の実施例の誤録画判定回路11
9Cでは、図9に示すように、アイセンサ情報による判
断処理をした後に動き回転むら情報による判断処理をす
る処理順序の場合すなわち2つの情報に優先順位をつけ
たAND条件が成立する場合としたが、優先順位をつけ
ないOR条件が成立する場合としても構わない。
【0060】また、第4の実施例の誤録画判定回路11
9Dでは、図12に示すように、アイセンサ情報による
判断処理をした後に回転むら情報による判断処理をし、
その後さらに動きベクトル情報による判断処理をする処
理順序の場合すなわち3つの情報に優先順位をつけたA
ND条件が成立する場合としたが、回転むら情報と動き
ベクトル情報はAND条件とし、このAND条件の結果
とアイセンサ情報とのOR条件が成立する場合としても
構わない。
【0061】また、第1,第3の実施例においてカメラ
部に手揺れ検出手段121を用いているが、これは必要
不可欠な構成要素ではない。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明は、シリンダの回転
むらを検出する第1の回転むら検出手段とキャプスタン
の回転むらを検出する第2の回転むら検出手段とのどち
らか一方もしくは双方の回転むら検出手段と、前記回転
むら検出手段からの回転むら検出情報とにより使用者の
意図する録画かどうかを判定する誤録画判定手段とを設
けることにより、その使用者の意図した録画状態のとき
はそのまま録画状態を継続させ、誤録画状態に対しては
その録画状態を自動停止することでテープや電力の無駄
な消費を削減するビデオカメラを実現できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のビデオカメラの要部の構
成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例におけるビデオカメラの外観斜
視図
【図3】同第1の実施例のシリンダのサーボ系の構成を
示すブロック図
【図4】同第1の実施例の誤録画防止を行うための制御
手順を示すフローチャート
【図5】本発明の第2実施例のビデオカメラの要部の構
成を示すブロック図
【図6】同第2の実施例の誤録画防止を行うための制御
手順を示すフローチャート
【図7】同第2の実施例の誤録画防止を行うための制御
手順を示すフローチャート
【図8】本発明の第3実施例のビデオカメラの要部の構
成を示すブロック図
【図9】同第3の実施例の誤録画防止を行うための制御
手順を示すフローチャート
【図10】同第3の実施例の誤録画防止を行うための制
御手順を示すフローチャート
【図11】本発明の第4実施例のビデオカメラの要部の
構成を示すブロック図
【図12】同第4の実施例の誤録画防止を行うための制
御手順を示すフローチャート
【図13】同第4の実施例の誤録画防止を行うための制
御手順を示すフローチャート
【符号の説明】
108 録画ボタン 109 停止ボタン 110 誤録画防止機能解除ボタン 111 システムコントロールマイコン 113 シリンダ 117 シリンダ制御部 119 誤録画判定回路 120 警告手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダの回転むらを検出する第1の回
    転むら検出手段とキャプスタンの回転むらを検出する第
    2の回転むら検出手段とのどちらか一方もしくは双方の
    回転むら検出手段と、 前記回転むら検出手段からの回転むら検出情報により使
    用者の意図する録画かどうかを判定する誤録画判定手段
    とを備えたことを特徴とするビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 画像のぶれ具合を検出する画面ぶれ検出
    手段と、 シリンダの回転むらを検出する第1の回転むら検出手段
    とキャプスタンの回転むらを検出する第2の回転むら検
    出手段とのどちらか一方もしくは双方の回転むら検出手
    段と、 前記画面ぶれ検出手段からの画面ぶれ検出情報と前記回
    転むら検出手段からの回転むら検出情報とにより使用者
    の意図する録画かどうかを判定する誤録画判定手段とを
    備えたことを特徴とするビデオカメラ。
  3. 【請求項3】 使用者が録画する時に覗き込むビューフ
    ァインダと、 使用者が前記ビューファインダを覗いているかどうかを
    検知するアイセンス手段と、 シリンダの回転むらを検出する第1の回転むら検出手段
    とキャプスタンの回転むらを検出する第2の回転むら検
    出手段とのどちらか一方もしくは双方の回転むら検出手
    段と、 前記アイセンス手段からのアイセンス情報と前記回転む
    ら検出手段からの回転むら検出情報とにより使用者の意
    図する録画かどうかを判定する誤録画判定手段とを備え
    たことを特徴とするビデオカメラ。
  4. 【請求項4】 使用者が録画する時に覗き込むビューフ
    ァインダと、 使用者が前記ビューファインダを覗いているかどうかを
    検知するアイセンス手段と、 画像のぶれ具合を検出する画面ぶれ検出手段と、 シリンダの回転むらを検出する第1の回転むら検出手段
    とキャプスタンの回転むらを検出する第2の回転むら検
    出手段とのどちらか一方もしくは双方の回転むら検出手
    段と、 前記アイセンス手段からのアイセンス情報と前記画面ぶ
    れ検出手段からの画面ぶれ検出情報と前記回転むら検出
    手段からの回転むら検出情報とにより使用者の意図する
    録画かどうかを判定する誤録画判定手段とを備えたこと
    を特徴とするビデオカメラ。
JP6236723A 1993-10-15 1994-09-30 ビデオカメラ Pending JPH07170479A (ja)

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JP25814293 1993-10-15
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