JPH104531A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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Publication number
JPH104531A
JPH104531A JP8153783A JP15378396A JPH104531A JP H104531 A JPH104531 A JP H104531A JP 8153783 A JP8153783 A JP 8153783A JP 15378396 A JP15378396 A JP 15378396A JP H104531 A JPH104531 A JP H104531A
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lcd
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Pending
Application number
JP8153783A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Kono
洋介 河野
Akira Omura
晃 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP8153783A priority Critical patent/JPH104531A/ja
Publication of JPH104531A publication Critical patent/JPH104531A/ja
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Priority to US10/095,524 priority patent/US7154544B2/en
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/69Control of means for changing angle of the field of view, e.g. optical zoom objectives or electronic zooming

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤操作を抑制するとともに、操作部の数を少
なくする。 【解決手段】 撮影時においてズームボタン15を操作
することにより、撮影レンズ3の焦点距離を連続的に変
更することができる。また、焦点距離が変更することに
より、電子ビューファインダとしての液晶ディスプレイ
(LCD)に表示されている被写体の画像の倍率が変化
する(焦点距離を長くすると、被写体が拡大されて表示
され、焦点距離を短くすると、被写体が縮小されて表示
される)。一方、既に記録されている画像を再生してL
CDに表示しているときに、ズームボタン15を操作す
ると、表示されている再生画像の拡大または縮小が行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関
し、特に、被写体からの光を集光する集光部の焦点距離
を変更するときに操作され、かつ、表示部に表示される
画像を、拡大または縮小させるときに操作される操作部
を有する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路の進歩に伴い、光電変換素子を
利用し、撮影した画像を電気的に処理する電子カメラが
普及している。
【0003】このような電子カメラは、液晶ディスプレ
イ(LCD)を有していることが多い。LCDは、撮影
時においてユーザに画像を呈示する所謂電子ビューファ
インダとして利用される他、撮影した画像を表示すると
きに利用される。
【0004】図15および図16は、このような従来の
電子カメラ81の一例を示している。この電子カメラ8
1においては、撮影レンズ101を介して入射した被写
体からの光を図示せぬ光電変換素子によって電気信号に
変換し、さらにその電気信号をデジタル化し、画像デー
タを生成する。
【0005】そして、その画像データをLCD106に
表示することにより、ユーザは、被写体を確認すること
ができる。
【0006】そして、ユーザによってレリーズスイッチ
102が押されると、その時の被写体の画像が撮影さ
れ、その画像に対応する画像データが、内蔵する記憶部
(図示せず)に記憶される。
【0007】また、焦点距離切り換えスイッチ107を
操作して、撮影レンズ101の焦点距離を切り換えるこ
とにより、例えば、「標準(NORMAL)」と「望遠
(TELE)」のいずれかを選択することができる。
「望遠」に切り換えられた場合、撮影レンズ101は、
焦点距離が長くなるように調整され、電子ビューファイ
ンダとしてのLCD106には、「標準」の場合より拡
大された被写体の画像が表示される。
【0008】このようにして、「標準」、「望遠」のい
ずれかの焦点距離で被写体の画像を撮影することができ
る。また、所定の操作ボタン(図示せず)を操作するこ
とにより、例えば、図17に示すような、既に撮影した
画像を再生し、LCD106に表示させることができ
る。
【0009】そして、このとき、ズームボタン105を
押すことにより、LCD106に表示されている画像
(図17)を、図18に示すように、拡大させることが
できる。
【0010】さらに、図18の画像が表示されている状
態で、(−)スイッチ103を押すと、図19に示す、
図17の左部分を拡大した画像が表示され、図18が表
示されている状態で、(+)スイッチ104を押すと、
図20に示す、図17の右部分を拡大した画像が表示さ
れる。
【0011】そして、図18乃至図20の画像が表示さ
れている状態で、ズームボタン105を再度押すことに
より、元のサイズの画像(図17)が表示される。
【0012】以上のように、撮影時には、焦点距離切り
換えスイッチ107を操作することにより、焦点距離が
変更され、電子ビューファインダとしてのLCD106
に被写体が拡大して表示されるとともに、画像の再生時
には、ズームボタン105を操作することにより、LC
D106に表示された画像が拡大される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LCD
106に表示されている画像を拡大するという同様の操
作に、撮影時においては、焦点距離切り換えスイッチ1
07を利用し、画像の再生時においては、ズームボタン
105を利用するので、ユーザがこれらの操作を混同し
易く、誤操作を行い易いという問題を有している。
【0014】さらに、このように、2つの操作部(ズー
ムボタン105と焦点距離切り換えスイッチ107)を
設けることにより、操作部の数が増え、装置の外観を損
ねるという問題を有している。
【0015】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、同一の操作部を操作することにより、撮影時
には、撮影レンズの焦点距離が変更され、再生時には、
表示部における画像の倍率が変更されるようにして、誤
操作を抑制するとともに、操作部の数を増やさないよう
にするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、被写体からの光を集光する集光手段と、集光
手段により集光された被写体からの光を受光し、電気信
号に変換する光電変換手段と、所定の画像データを記憶
する記憶手段と、光電変換手段により変換された電気信
号に対応する被写体の画像、または、記録手段に記録さ
れている画像データに対応する画像を表示する表示手段
と、集光手段の焦点距離を変更するときに操作され、か
つ、記録手段に記録されている画像データに対応する画
像を、拡大または縮小して表示手段に表示させるときに
操作される操作手段と、操作手段における操作に応じ
て、記録手段に記録されている画像データに対応する画
像を拡大または縮小する拡大縮小手段とを備えることを
特徴とする。
【0017】請求項1に記載の情報処理装置において
は、例えば、被写体の撮影時において操作手段が操作さ
れると、集光手段(例えば撮影レンズ)の焦点距離が変
更され、記録手段(例えばメモリ)に記録されている画
像データに対応する画像の再生時において操作手段が操
作されると、再生画像が拡大または縮小して表示手段
(例えば液晶ディスプレイ)に表示される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0019】図1および図2は、本発明を適用した電子
カメラの第1の実施例の構成を示す斜視図である。本実
施例の電子カメラにおいては、被写体を撮影する場合に
おいて、被写体に向けられる面が面X1とされ、ユーザ
側に向けられる面が面X2とされている。面X1の上端
部には、被写体の撮影範囲の確認に用いられるファイン
ダ2、被写体の光画像を取り込む撮影レンズ3(集光手
段)、および、被写体を照明する光を発光するストロボ
4が設けられている。
【0020】一方、面X1に対向する面X2の上端部
(面X1のファインダ2、操作レンズ3、ストロボ4が
形成されている上端部に対応する位置)には、上記ファ
インダ2、および、この電子カメラ1に記録されている
音声を出力するスピーカ5が設けられている。また、面
X2に形成されているLCD6(表示手段)および操作
キー7は、ファインダ2、撮影レンズ3、ストロボ4お
よびスピーカ5よりも、鉛直下側に形成されている。L
CD6の表面上には、ペン型指示部材での接触操作によ
り、指示された位置に対応する位置データを出力する、
いわゆるタッチタブレット6Aが配置されている。
【0021】このタッチタブレット6Aは、ガラス、樹
脂等の透明な材料によって構成されており、ユーザは、
タッチタブレット6Aの内側に形成されているLCD6
に表示される画像を、タッチタブレット6Aを介して観
察することができる。
【0022】操作キー7は、LCD6に記録データを再
生表示する場合などに操作されるキーであり、ユーザに
よる操作(入力)を検知し、その操作に対応する信号を
CPU39(図4)に供給するようになされている。
【0023】操作キー7のうちのメニューキー7Aは、
LCD6上にメニュー画面を表示する場合に操作される
キーである。実行キー7Bは、ユーザによって選択され
た記録情報を再生する場合に操作されるキーである。
【0024】クリアキー7Cは、記録した情報を削除す
る場合に操作されるキーである。キャンセルキー7D
は、記録情報の再生処理を中断する場合に操作されるキ
ーである。スクロールキー7Eは、LCD6に記録情報
の一覧が表示されている場合において、画面を上下方向
にスクロールさせるときに操作されるキーである。
【0025】面X2には、LCD6を使用していないと
きに保護する、しゅう動自在なLCDカバー14が設け
られている。LCDカバー14は、鉛直上方向に移動さ
せた場合、LCD6およびタッチタブレット6Aを覆う
ようになされている。また、LCDカバー14を鉛直下
方向に移動した場合、LCD6およびタッチタブレット
6Aが現れるとともに、LCDカバー14の腕部14A
によって、面Y2に配置された電源スイッチ11がオン
状態に切り換えられるようになされている。
【0026】この電子カメラ1の上面である面Zには、
音声を集音するマイクロホン8、および、図示せぬイヤ
ホンが接続されるイヤホンジャック9が設けられてい
る。
【0027】左側面(面Y1)には、被写体を撮像する
ときに操作されるレリーズスイッチ10、撮影時におい
て撮影レンズ3の焦点距離を変更するときに操作される
とともに、画像の再生時において表示画像の倍率を変更
するときに操作されるズームボタン15(操作手段)、
および、撮影時の連写モードを切り換えるときに操作さ
れる連写モード切り換えスイッチ13が設けられてい
る。このレリーズスイッチ10および連写モード切り換
えスイッチ13は、面X1の上端部に設けられているフ
ァインダ2、撮影レンズ3およびストロボ4よりも鉛直
下側に配置されている。
【0028】一方、面Y1に対向する面Y2(右側面)
には、音声を録音するときに操作される録音スイッチ1
2と、電源スイッチ11が設けられている。この録音ス
イッチ12および電源スイッチ11は、上記レリーズス
イッチ10および連写モード切り換えスイッチ13と同
様に、面X1の上端部に設けられているファインダ2、
撮影レンズ3およびストロボ4よりも鉛直下側に配置さ
れている。また、録音スイッチ12は、面Y1のレリー
ズスイッチ10とほぼ同じ高さに形成されており、左右
どちらの手で持っても、違和感のないように構成されて
いる。
【0029】なお、録音スイッチ12とレリーズスイッ
チ10の高さを、あえて異ならせることにより、一方の
スイッチを押す場合に、この押圧力によるモーメントを
打ち消すために反対側の側面を指で保持したとき、誤っ
てこの反対側の側面に設けられたスイッチが押されてし
まわないようにしてもよい。
【0030】上記連写モード切り換えスイッチ13は、
ユーザがレリーズスイッチ10を押して被写体を撮影す
るとき、被写体を1コマだけ撮影するのか、または、所
定の複数コマ撮影するのかを設定する場合に用いられ
る。例えば、連写モード切り換えスイッチ13の指針が
「S」と印刷された位置に切り換えられている(すなわ
ち、Sモードに切り換えられている)場合において、レ
リーズスイッチ10が押されると、1コマだけ撮影が行
われるようになされている。
【0031】また、連写モード切り換えスイッチ13の
指針が「L」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Lモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に8コマの撮
影が行われるようになされている(すなわち、低速連写
モードになる)。
【0032】さらに、連写モード切り換えスイッチ13
の指針が「H」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Hモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に30コマの
撮影が行われるようになされている(すなわち、高速連
写モードになる)。
【0033】ズームボタン15は、2つのスイッチを内
蔵しており、一方のスイッチは、ズームボタン15の
「T」と印刷された部分が押されている間だけオン状態
になり、他方のスイッチは、「W」と印刷された部分が
押されている間だけオン状態になる。いずれも押されて
いない場合(即ち、ズームボタン15が操作されていな
い場合)は、2つのスイッチともオフ状態になる。
【0034】そして、被写体の撮影時においては、ズー
ムボタン15の「T」と印刷された部分が押されると、
一方のスイッチがオン状態になり、それに対応して、撮
影レンズ3の一部を移動させ、焦点距離を長くする。一
方、被写体の撮影時において、ズームボタン15の
「W」と印刷された部分が押されると、他方のスイッチ
がオン状態になり、それに対応して、撮影レンズ3の一
部を移動させ、焦点距離を短くする。
【0035】このように、撮影時においてズームボタン
15を操作することにより、撮影レンズ3の焦点距離を
連続的に変更することができる。また、焦点距離が変更
することにより、電子ビューファインダとしてのLCD
6に表示されている被写体の画像の倍率が変化する(焦
点距離を長くすると、被写体が拡大して表示され、焦点
距離を短くすると、被写体が縮小して表示される)。
【0036】また、既に記録されている画像を再生して
LCD6に表示しているときに、ズームボタン15を操
作すると、表示されている画像の拡大または縮小が行わ
れる。既に記録されている画像を再生しているとき、ズ
ームボタン15の「T」と印刷された部分が押される
と、ズームボタン15の2つのスイッチのうちの一方が
オン状態となり、そのスイッチの状態に対応して、LC
D6に表示されている画像が拡大される。一方、ズーム
ボタン15の「W」と印刷された部分を押すことによ
り、他方のスイッチがオン状態になり、そのスイッチの
状態に対応して、LCD6に表示されている画像が縮小
される。
【0037】次に、電子カメラ1の内部の構成について
説明する。図3は、図1および図2に示す電子カメラの
内部の構成例を示す斜視図である。CCD20(光電変
換手段)は、撮影レンズ3の後段(面X2側)に設けら
れており、撮影レンズ3を介して結像する被写体の光画
像を電気信号に光電変換するようになされている。
【0038】LCD6の鉛直下側には、円柱形状の4本
のバッテリ(単3の乾電池)21が縦に並べられてお
り、このバッテリ21に蓄積されている電力が各部に供
給される。さらに、LCD6の鉛直下側には、バッテリ
21とともに、ストロボ4に光を発光させるための電荷
を蓄積しているコンデンサ22が配置されている。
【0039】回路基板23には、この電子カメラ1の各
部を制御する、種々の制御回路が形成されている。ま
た、回路基板23と、LCD6およびバッテリ21の間
には、挿抜可能なメモリカード24(記憶手段)が設け
られており、この電子カメラ1に入力される各種の情報
が、それぞれ、メモリカード24の予め設定されている
領域に記録される。
【0040】さらに、電源スイッチ11に隣接して配置
されているLCDスイッチ25は、その突起部が押圧さ
れている間のみオン状態となるスイッチであり、LCD
カバー14を鉛直下方向に移動させた場合、LCDカバ
ー14の腕部14Aによって、電源スイッチ11ととも
にオン状態に切り換えられるようになされている。
【0041】なお、LCDカバー14が鉛直上方向に位
置する場合、電源スイッチ11は、LCDスイッチ25
とは独立に、ユーザによって操作される。電源スイッチ
11およびLCDスイッチ25が、両方ともオン状態で
あるとき、LCD6に電力が供給され、LCDスイッチ
25がオフ状態であるとき(即ち、LCDカバー14が
閉じているとき)は、LCD6は消灯するようになされ
ている(このとき、電源スイッチ11がオン状態であれ
ば、他の回路には、電力が供給される)。
【0042】なお、本実施例においては、メモリカード
24は挿抜可能とされているが、回路基板23上にメモ
リを設け、そのメモリに各種情報を記録可能とするよう
にしてもよい。また、メモリ(メモリカード24)に記
録されている各種情報を、図示せぬインタフェースを介
して外部のパーソナルコンピュータに出力することがで
きるようにしてもよい。
【0043】次に、本実施例の電子カメラ1の内部の電
気的構成を、図4のブロック図を参照して説明する。複
数の画素を備えているCCD20は、各画素に結像した
光画像を画像信号(電気信号)に光電変換するようにな
されている。ディジタルシグナルプロセッサ(以下、D
SPという)33は、CCD20にCCD水平駆動パル
スを供給するとともに、CCD駆動回路(VDRV)3
4を制御し、CCD20にCCD垂直駆動パルスを供給
させるようになされている。
【0044】相関二重サンプリング回路(以下、CDS
という)31は、CPU39(拡大縮小手段)に制御さ
れ、CCD20が光電変換した画像信号を所定のタイミ
ングでサンプリングし、そのサンプリングした信号を、
内蔵する自動利得調整器(Automatic Gain Controlle
r)(以下、AGCという)31Aで所定のレベルに増
幅するようになされている。アナログ/ディジタル変換
回路(以下、A/D変換回路という)32は、CDS3
1でサンプリングした画像信号をディジタル化してDS
P33に供給するようになされている。
【0045】圧縮伸張回路およびメモリコントローラ3
5は、DSP33、バッファメモリ36およびメモリカ
ード24を接続するデータバスを制御し、DSP33に
供給された画像信号をバッファメモリ36のデータ領域
(後述)に一旦記憶させ、バッファメモリ36のデータ
領域に記憶されている画像データを読み出し、その画像
データを圧縮した後、その圧縮処理された画像データ
(以下、単に撮影画像データという)を、メモリカード
24の所定の領域(撮影画像記録領域)に記録するよう
になされている。
【0046】バッファメモリ36は、データ領域とフレ
ームメモリ領域に分割されている。バッファメモリ36
のデータ領域は、処理の途中のデータを一時的に保持す
る他、メモリカード24に対するデータの入出力の速度
と、CPU39やDSP33などにおける処理速度の違
いを緩和するために利用され、バッファメモリ36のフ
レームメモリ領域は、LCD6の各画素の値を保持する
フレームメモリとして使用される。
【0047】また、圧縮伸張回路およびメモリコントロ
ーラ35は、DSP33に供給された画像データをバッ
ファメモリ36のフレームメモリ領域に記憶させ、電子
ビューファインダとしてのLCD6に表示させるととも
に、メモリカード24から撮影画像データを読み出し、
その撮影画像データを伸張した後、伸張後の画像データ
をバッファメモリ36のフレームメモリ領域に記憶さ
せ、LCD6に表示させるようになされている。
【0048】この他、圧縮伸張回路およびメモリコント
ローラ35は、メモリカード24への記録、伸張後の画
像データのバッファメモリ36への記憶などにおけるデ
ータ入出力のタイミング管理を行うようになされてい
る。
【0049】また、圧縮伸張回路およびメモリコントロ
ーラ35は、図示せぬ時計回路及びバックアップ電池を
内蔵しており、撮影した日時の情報を画像データのヘッ
ダ情報として、メモリカード24の撮影画像記録領域に
記録するようになされている。(すなわち、メモリカー
ド24の撮影画像記録領域に記録される撮影画像データ
には、撮影日時のデータが付随している)。
【0050】マイクロホン8は、音声情報を入力し(音
声を集音し)、その音声情報を音声処理回路(音声I
C)42に供給するようになされている。音声処理回路
42は、供給された音声情報をディジタル化してCPU
39に出力するようになされている。
【0051】CPU39は、ディジタル化された音声情
報を圧縮した後、ディジタル化および圧縮化された音声
データを一旦、バッファメモリ36(データ領域)に記
憶させた後、メモリカード24の所定の領域(音声記録
領域)に記録するようになされている。また、このと
き、メモリカード24の音声記録領域には、録音日時の
データが音声データのヘッダ情報として記録されるよう
になされている。
【0052】音声処理回路42は、CPU39より供給
された音声データをアナログ化し、アナログ化した音声
信号をスピーカ5に出力するようになされている。
【0053】また、ユーザの操作するペン(ペン型指示
部材)41によってタッチタブレット6Aの所定の位置
が押圧されると、CPU39は、タッチタブレット6A
の押圧された位置のX−Y座標を読み取り、その座標デ
ータ(後述する線画情報)を、バッファメモリ36のデ
ータ領域に蓄積するようになされている。また、CPU
39は、バッファメモリ36に蓄積した線画情報を、線
画情報入力日時のヘッダ情報とともに、メモリカード2
4の線画情報記録領域に記録するようになされている。
【0054】CPU39は、電源スイッチ11や録音ス
イッチ12などの操作スイッチ40からの信号を受け取
り、適宜処理するようになされている。
【0055】CPU39は、ストロボ駆動回路37を制
御して、ストロボ4を適宜発光させるようになされてい
る。また、CPU39は、AF駆動回路30を制御し、
撮影レンズ3の一部のレンズ3Aを移動させることによ
り、オートフォーカス動作を行うとともに、操作スイッ
チ40のうちのズームボタン15における操作に応じ
て、ズーム駆動回路43を制御し、撮影レンズ3の一部
のレンズ3Bを移動させることにより、撮影レンズ3の
焦点距離を変更するようになされている。
【0056】さらに、メモリカード24に記憶されてい
る画像をLCD6に表示している場合、CPU39は、
ズームボタン15における操作に応じて、表示している
画像の倍率を変更する(拡大または縮小する)。
【0057】CPU39は、画像を拡大する場合、バッ
ファメモリ36のフレームメモリ領域に記憶されている
元の画像の各画素の値から、拡大した画像の画素の値を
補間することにより、拡大した画像を生成し、その拡大
した画像をフレームメモリ領域に記憶させる。一方、画
像を縮小する場合、CPU39は、バッファメモリ36
のフレームメモリ領域に記憶されている元の画像の各画
素の値から、所定の画素を間引くことにより、縮小した
画像を生成し、その縮小した画像をフレームメモリ領域
に記憶させる。
【0058】なお、この場合(画像の再生時)、ズーム
ボタン15が操作されても、CPU39は、撮影レンズ
3の焦点距離の変更を行わない。
【0059】次に、本実施例の電子カメラ1の各種動作
について説明する。最初に、本装置による被写体の撮影
について説明する。
【0060】第1に、面Y1に設けられている連写モー
ド切り換えスイッチ13が、Sモード(1コマだけ撮影
を行うモード)に切り換えられている場合について説明
する。最初に、図1に示す電源スイッチ11を「ON」
と印刷されている側に切り換えて電子カメラ1に電源を
投入する。ファインダ2で被写体を確認し、面Y1に設
けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体の
撮影処理が開始される。
【0061】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備える
CCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、CDS3
1によってサンプリングされる。CDS31によってサ
ンプリングされた画像信号は、A/D変換回路32に供
給され、そこでディジタル化されてDSP33に出力さ
れる。
【0062】DSP33は、その画像データをバッファ
メモリ36のデータ領域に出力する。そして、圧縮伸張
回路およびメモリコントローラ35は、バッファメモリ
36より、その画像データを読み出し、離散的コサイン
変換、量子化およびハフマン符号化を組み合わせたJP
EG(Joint Photographic Experts Group)方式に従っ
て圧縮し、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録
させる。このとき、メモリカード24の撮影画像記録領
域には、撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ
情報として記録される。
【0063】なお、連写モード切り換えスイッチ13が
Sモードに切り換えられている場合においては、1コマ
の撮影だけが行われ、レリーズスイッチ10が継続して
押され続けても、それ以降の撮影は行われない。また、
レリーズスイッチ10が継続して押され続けると、LC
D6上に、撮影した画像が表示される。
【0064】第2に、連写モード切り換えスイッチ13
がLモード(1秒間に8コマの連写を行うモード)に切
り換えられている場合について説明する。電源スイッチ
11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子カ
メラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリー
ズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始され
る。
【0065】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備える
CCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、CDS3
1によって1秒間に8回の割合でサンプリングされる。
また、このとき、CDS31は、CCD20の全画の画
像電気信号のうち4分の3の画素を間引く。
【0066】すなわち、CDS31は、マトリクス状に
配列されているCCD20の画素を、図5に示すよう
に、2×2画素(4つの画素)を1つとする領域に分割
し、その1つの領域から、所定の位置に配置されている
1画素の画像信号をサンプリングし、残りの3画素を間
引く。
【0067】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリン
グされ、その他の画素b,c,dが間引かれる。第2回
目のサンプリング時(2コマ目)においては、各領域の
右上の画素bがサンプリングされ、その他の画素a,
c,dが間引かれる。以下、第3回目、第4回目のサン
プリング時においては、左下の画素c、右下の画素d
が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引
かれる。つまり、4コマ毎に各画素がサンプリングされ
る。
【0068】CDS31によってサンプリングされた画
像信号(CCD20の全画素中の4分の1の画素の画像
信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこでディ
ジタル化されてDSP33に出力される。
【0069】DSP33は、ディジタル化された画像信
号をバッファメモリ36のデータ領域に出力し、圧縮伸
張回路およびメモリコントローラ35は、その画像信号
を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、ディジ
タル化および圧縮処理された撮影画像データを、メモリ
カード24の撮影画像記録領域に記録する。このとき、
メモリカード24の撮影画像記録領域には、撮影日時の
データが、撮影画像データのヘッダ情報として記録され
る。
【0070】第3に、連写モード切り換えスイッチ13
がHモード(1秒間に30コマの連写を行うモード)に
切り換えられている場合について説明する。電源スイッ
チ11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子
カメラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリ
ーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始さ
れる。
【0071】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、CCD20に結像す
る。複数の画素を備えるCCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、CDS3
1によって1秒間に30回の割合でサンプリングされ
る。また、このとき、CDS31は、CCD20の全画
素の画像電気信号のうち9分の8の画素を間引く。
【0072】すなわち、CDS31は、マトリクス状に
配列されているCCD20の画素を、図6に示すよう
に、3×3画素を1つとする領域に分割し、その1つの
領域から、所定の位置に配置されている1画素の画像電
気信号を、1秒間に30回の割合でサンプリングし、残
りの8画素を間引く。
【0073】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリン
グされ、その他の画素b乃至iが間引かれる。第2回目
のサンプリング時(2コマ目)においては、画素aの右
側に配置されている画素bがサンプリングされ、その他
の画素a,c乃至iが間引かれる。以下、第3回目以降
のサンプリング時においては、画素c、画素d・・・
が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引
かれる。つまり、9コマ毎に各画素がサンプリングされ
る。
【0074】CDS31によってサンプリングされた画
像信号(CCD20の全画素中の9分の1の画素の画像
信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこでディ
ジタル化されてDSP33に出力される。
【0075】DSP33は、ディジタル化された画像信
号をバッファメモリ36のデータ領域に出力し、圧縮伸
張回路およびメモリコントローラ35は、その画像信号
を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、ディジ
タル化および圧縮処理された撮影画像データを、撮影日
時のヘッダ情報を付随して、メモリカード24の撮影画
像記録領域に記録する。
【0076】なお、必要に応じて、ストロボ4を動作さ
せ、被写体に光を照射させることもできる。
【0077】次に、タッチタブレット6Aから2次元の
情報(ペン入力情報)を入力する場合の動作について説
明する。
【0078】タッチタブレット6Aがペン41のペン先
で押圧されると、接触した箇所のX−Y座標が、CPU
39に入力される。このX−Y座標は、バッファメモリ
36のデータ領域に記憶される。また、バッファメモリ
36のフレームメモリ領域における上記X−Y座標の各
点に対応した箇所にデータを書き込み、LCD6におけ
る上記X−Y座標に、ペン41の接触に対応した線画を
表示させることができる。
【0079】上述したように、タッチタブレット6A
は、透明部材によって構成されているので、ユーザは、
LCD6上に表示される点(ペン41のペン先で押圧さ
れた位置の点)を観察することができ、あたかもLCD
6上に直接ペン入力をしたかのように感じることができ
る。また、ペン41をタッチタブレット6A上で移動さ
せると、LCD6上には、ペン41の移動に伴う線が表
示される。さらに、ペン41をタッチタブレット6A上
で断続的に移動させると、LCD6上には、ペン41の
移動に伴う破線が表示される。以上のようにして、ユー
ザは、タッチタブレット6A(LCD6)に所望の文
字、図形等の線画情報を入力する。
【0080】また、LCD6上に撮影画像が表示されて
いる場合において、ペン41によって線画情報が入力さ
れると、この線画情報が、撮影画像情報とともに、バッ
ファメモリ36のフレームメモリ領域で合成され、LC
D6上に同時に表示される。
【0081】なお、ユーザは、図示せぬ色選択スイッチ
を操作することによって、LCD6上に表示される線画
の色を、黒、白、赤、青等の色から選択することができ
る。
【0082】ペン41によるタッチタブレット6Aへの
線画情報の入力後、操作キー7の実行キー7Bが押され
ると、バッファメモリ36のデータ領域に蓄積されてい
る線画情報が、入力日時のヘッダ情報とともにメモリカ
ード24に供給され、メモリカード24の線画情報記録
領域に記録される。
【0083】なお、メモリカード24に記録される線画
情報は、圧縮処理の施された情報である。タッチタブレ
ット6Aに入力された線画情報は空間周波数成分の高い
情報を多く含んでいるので、上記撮影画像の圧縮に用い
られるJPEG方式によって圧縮処理を行うと、圧縮効
率が悪く情報量が小さくならず、圧縮および伸張に必要
とされる時間が長くなってしまう。さらに、JPEG方
式による圧縮は、非可逆圧縮であるので、情報量の少な
い線画情報の圧縮には適していない(伸張してLCD6
上に表示した場合、情報の欠落に伴うギャザ、にじみが
際だってしまうため)。
【0084】そこで、本実施例においては、ファックス
等において用いられるランレングス法によって、線画情
報を圧縮するようにしている。ランレングス法とは、線
画画面を水平方向に走査し、黒、白、赤、青等の各色の
情報(点)の継続する長さ、および無情報(ペン入力の
ない部分)の継続する長さを符号化することにより、線
画情報を圧縮する方法である。
【0085】このランレングス法を用いることにより、
線画情報を最小に圧縮することができ、また、圧縮され
た線画情報を伸張した場合においても、情報の欠落を抑
制することが可能になる。なお、線画情報は、その情報
量が比較的少ない場合には、圧縮しないようにすること
もできる。
【0086】また、上述したように、LCD6上に撮影
画像が表示されている場合において、ペン入力を行う
と、撮影画像データとペン入力の線画情報がバッファメ
モリ36のフレームメモリ領域で合成され、撮影画像と
線画の合成画像がLCD6上に表示される。その一方
で、メモリカード24においては、撮影画像データは、
撮影画像記録領域に記録され、線画情報は、線画情報記
録領域に記録される。このように、2つの情報が、各々
異なる領域に記録されるので、ユーザは、撮影画像と線
画の合成画像から、いずれか一方の画像(例えば線画)
を削除することができ、さらに、各々の画像情報を個別
の圧縮方法で圧縮することもできる。
【0087】メモリカード24の音声記録領域、撮影画
像記録領域、または線画情報記録領域にデータを記録し
た場合、図7に示すように、LCD6に所定の表示が行
われる。
【0088】図7に示すLCD6の表示画面上において
は、情報を記録した時点の年月日(記録年月日)(この
場合、1995年8月25日)が画面の下端部に表示さ
れ、その記録年月日に記録された情報の記録時刻が画面
の最も左側に表示されている。
【0089】記録時刻の右側には、サムネイル画像が表
示されている。このサムネイル画像は、メモリカード2
4に記録された撮影画像データの各画像データのビット
マップデータを間引いて(縮小して)作成されたもので
ある。この表示のある情報は、撮影画像情報を含む情報
である。つまり、「10時16分」と「10時21分」
に記録(入力)された情報には、撮影画像情報が含まれ
ており、「10時05分」、「10時28分」、「10
時54分」、「13時10分」に記録された情報には、
画像情報が含まれていない。
【0090】また、メモ記号「*」は、線画情報として
所定のメモが記録されていることを表している。
【0091】サムネイル画像の表示領域の右側には、音
声情報バーが表示され、録音時間の長さに対応する長さ
のバー(線)が表示される(音声情報が入力されていな
い場合は、表示されない)。
【0092】ユーザは、図7に示すLCD6の所望の情
報の表示ラインのいずれかの部分を、ペン41のペン先
で押圧して再生する情報を選択指定し、図2に示す実行
キー7Bをペン41のペン先で押圧することにより、選
択した情報を再生する。
【0093】例えば、図7に示す「10時05分」の表
示されているラインがペン41によって押圧されると、
CPU39は、選択された録音日時(10時05分)に
対応する音声データをメモリカード24から読み出し、
その音声データを伸張した後、音声処理回路42に供給
する。音声処理回路42は、供給された音声データをア
ナログ化した後、スピーカ5を介して再生する。
【0094】メモリカード24に記録した撮影画像デー
タを再生する場合、ユーザは、所望のサムネイル画像
を、ペン41のペン先で押圧することによりその情報を
選択し、実行キー7Bを押して選択した情報を再生させ
る。
【0095】CPU39は、選択された撮影日時に対応
する撮影画像データをメモリカード24から読み出すよ
うに、圧縮伸張回路およびメモリコントローラ35に指
示する。圧縮伸張回路およびメモリコントローラ35
は、メモリカード24より読み出された撮影画像データ
(圧縮されている撮影画像データ)を伸張し、この撮影
画像データをビットマップデータとしてバッファメモリ
36のフレームメモリ領域に蓄積させ、LCD6に表示
させる。
【0096】Sモードで撮影された画像は、LCD6上
に、静止画像として表示される。この静止画像は、CC
D20の全ての画素の画像信号を再生したものであるこ
とはいうまでもない。
【0097】Lモードで撮影された画像は、LCD6上
において、1秒間に8コマの割合で連続して表示され
る。このとき、各コマに表示される画素数は、CCD2
0の全画素数の4分の1である。
【0098】通常、人間の目は、静止画像の解像度の劣
化に対しては敏感に反応するため、静止画像の画素を間
引くことは、ユーザに画質の劣化として捉えられてしま
う。しかしながら、撮影時の連写速度が上がり、Lモー
ドにおいて1秒間に8コマ撮影され、この画像が1秒間
に8コマの早さで再生された場合においては、各コマの
画素数がCCD20の画素数の4分の1になるが、人間
の目は1秒間に8コマの画像を観察するので、1秒間に
人間の目に入る情報量は、静止画像の場合に比べて2倍
になる。
【0099】すなわち、Sモードで撮影された画像の1
コマの画素数を1とすると、Lモードで撮影された画像
の1コマの画素数は1/4となる。Sモードで撮影され
た画像(静止画像)がLCD6に表示された場合、1秒
間に人間の目に入る情報量は1(=(画素数1)×(コ
マ数1))となる。一方、Lモードで撮影された画像が
LCD6に表示された場合、1秒間に人間の目に入る情
報量は2(=(画素数1/4)×(コマ数8))となる
(すなわち、人間の目には、静止画像の2倍の情報が入
る)。従って、1コマ中の画素の数を4分の1にして
も、再生時において、ユーザは、画質の劣化をさほど気
にすることなく再生画像を観察することができる。
【0100】さらに、本実施例においては、各コマ毎に
異なる画素をサンプリングし、そのサンプリングした画
素をLCD6に表示するようにしているので、人間の目
に残像効果が起こり、1コマ当たり4分の3画素を間引
いたとしても、ユーザは、画質の劣化をさほど気にする
ことなくLCD6に表示されるLモードで撮影された画
像を観察することができる。
【0101】また、Hモードで撮影された画像は、LC
D6上において、1秒間に30コマの割合で連続して表
示される。このとき、各コマに表示される画素数は、C
CD20の全画素数の9分の1であるが、Lモードの場
合と同様の理由で、ユーザは、画質の劣化をさほど気に
することなくLCD6に表示されるHモードで撮影され
た画像を観察することができる。
【0102】本実施例においては、LモードまたはHモ
ードで被写体を撮像する場合、CDS31が、再生時に
おける画質の劣化が気にならない程度にCCD20の画
素を間引くようにしているので、DSP33と、圧縮伸
張回路およびメモリコントローラ35の負荷を低減する
ことができ、DSP33と、圧縮伸張回路およびメモリ
コントローラ35を、低速度、低電力で作動させること
ができる。また、このようにすることにより、装置の低
コスト化および低消費電力化が可能になる。
【0103】このようにして既に記録されている画像が
LCD6に表示されているときに、ズームボタン15を
操作すると、表示画像の拡大または縮小を行うことがで
きる。なお、表示画像の倍率(元の表示画面に対する拡
大率または縮小率)は、ズームボタン15における操作
に対応して連続的に設定することができる。
【0104】ところで、本実施例においては、上述した
ように、メモリカード24に記録される各種の情報(デ
ータ)には、それぞれの情報が入力された日時のデータ
がヘッダ情報として付随されている。ユーザは、LCD
6上に表示される日時のデータから、所望の情報を選択
して再生することができる(図7)。
【0105】また、複数の情報(撮影画像、音声、線
画)が同時に入力された場合、各々の情報は、記録カー
ド24の所定の領域に別個に記録されるが、その各々の
情報には、互いに同一の日時のヘッダ情報が付随してい
る。
【0106】例えば、情報A(撮影画像)、情報B(音
声)、情報C(線画)が同時に入力された場合、メモリ
カード24の所定の領域に記録される各情報A,B,C
は、同一の入力日時のデータをヘッダ情報として各々備
えるようにする。また、情報Aのヘッダ情報を入力日時
のデータとし、情報BおよびCのヘッダ情報を、情報A
に関連する旨のデータとするようにしてもよい。
【0107】以上のようにすることにより、同時に入力
された情報は、再生時において、同時に再生される。
【0108】また、本実施例においては、第1の情報
(例えば、撮影画像)を記録した後に、第1の情報と異
なる第2の情報(例えば、線画)を、第1の情報に追加
した形で記録させることもできる。このように、第1の
情報に追加して、第2の情報を加える場合、第1の情報
を再生した状態で、第2の情報を入力するようにする。
以下に、この場合の詳細な説明をする。
【0109】例えば、予め記録されている音声情報が再
生されている場合において、レリーズスイッチ10が押
され、被写体の撮影処理が行われると、メモリカード2
4の撮影画像記録領域に記録される撮影画像データに
は、その音声情報の記録が開始された日時のヘッダ情報
が付随される。
【0110】また、例えば、1995年8月25日10
時5分に記録が開始された音声情報の再生中において、
再生開始から1分経過したとき(すなわち、再生データ
が1995年8月25日10時6分のデータになったと
き)、撮影処理が行われると、メモリカード24の撮影
画像記録領域に記録される撮影画像データには、199
5年8月25日10時6分のヘッダ情報が付随されるよ
うにすることもできる(なお、開始時刻(10時5分)
をヘッダ情報とするようにしてもよいし、いずれか一方
をデフォルトとして登録するようにしてもよい(その選
択は、ユーザによってなされる))。
【0111】同様に、予め記録されている音声情報が再
生されている場合において、線画情報が入力されると、
メモリカード24の線画情報記録領域には、その線画情
報とともに、音声情報の記録日時のヘッダ情報と同一の
ヘッダ情報が記録される。
【0112】予め、同時に入力された音声情報および撮
影画像情報が再生されている場合において、線画情報が
入力されると、メモリカード24の線画情報記録領域に
は、その線画情報とともに、音声情報(または撮影画像
情報)の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ情報が記
録される。
【0113】予め、同時に入力された音声情報および線
画情報が再生されている場合において、撮影画像情報が
入力されると、メモリカード24の撮影画像記録領域に
は、その撮影画像データとともに、音声情報(または線
画情報)の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ情報が
記録される。
【0114】予め入力されている撮影画像が再生されて
いる場合において、音声情報が入力されると、メモリカ
ード24の音声情報記録領域には、その音声データとと
もに、撮影画像の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ
情報が記録される。
【0115】予め入力されている撮影画像が再生されて
いる場合において、線画情報が入力されると、メモリカ
ード24の線画情報記録領域には、その線画情報ととも
に、撮影画像の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ情
報が記録される。
【0116】予め、同時に入力された撮影画像情報およ
び線画情報が再生されている場合において、音声情報が
入力されると、メモリカード24の音声記録領域には、
その音声データとともに、撮影画像情報(または線画情
報)の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ情報が記録
される。
【0117】予め入力されている線画情報が再生されて
いる場合において、撮影画像情報が入力されると、メモ
リカード24の撮影画像記録領域には、その撮影画像デ
ータとともに、線画情報の記録日時のヘッダ情報と同一
のヘッダ情報が記録される。
【0118】予め入力されている線画情報が再生されて
いる場合において、音声情報が入力されると、メモリカ
ード24の音声記録領域には、その音声データととも
に、線画情報の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ情
報が記録される。
【0119】以上のように、予め記録されている第1の
情報が再生されている場合において、第2の情報が入力
されると、第1の情報の記録日時が第2の情報のヘッダ
情報となる(以下、通常モードという)。このようにす
ることによって、後から情報を追加しても、元の情報と
追加された情報の関係を保つことができる。
【0120】さらに、本実施例においては、予め記録さ
れている第1の情報に第2の情報を追加した場合、第2
の情報の入力時刻を第2の情報のヘッダ情報として記録
するだけでなく、第1の情報のヘッダ情報を、第2の情
報のヘッダ情報で書き換えるようにしてもよい(以下、
記録日時変更モードという)。このようにする場合、電
子カメラ1に、記録日時のモード切り換えスイッチ(図
示せず)をさらに設け、ユーザの選択により記録日時の
変更(通常モードと記録日時変更モードの切り換え)が
行われるようにする。
【0121】例えば、ユーザが、後日の特定の時刻に、
特定の被写体を撮影することを予定しており、その撮影
画像についてのコメントを予め線画情報として記録した
場合(すなわち、線画情報が第1の情報)、上記の記録
日時のモード切り換えスイッチを、記録日時変更モード
に切り換え、記録した線画情報を再生しながら上記被写
体を撮影する(すなわち、撮影画像が第2の情報)。す
ると、線画情報(第1の情報)および撮影画像(第2の
情報)の両方に、撮影画像(第2の情報)の入力日時が
ヘッダ情報として付随される。
【0122】また、入力される情報に優先順位を付け、
その優先順位に対応させて、各情報に入力時刻のヘッダ
情報を付随させるようにしてもよい。
【0123】例えば、撮影画像の優先順位を第1位と
し、音声情報の優先順位を第2位とし、線画情報の優先
順位を第3位とした場合、予め記録されている線画情報
を再生させながら、音声情報を入力すると、メモリカー
ド24に記録される線画情報および音声情報の両者に
は、音声情報の入力時刻を含むヘッダ情報が付随される
(音声情報の優先順位が線画情報の優先順位よりも上位
とされているため)。さらに、その音声情報および線画
情報を再生させながら、撮影画像を入力すると、メモリ
カード24に記録される線画情報、音声情報、および、
撮影画像には、撮影画像の入力時刻を含むヘッダ情報が
付随される(撮影画像の優先順位が、他の情報の優先順
位よりも上位とされているため)。この優先順位は、ユ
ーザによって設定されるものとしてもよい。
【0124】次に、被写体を撮影しているときに、音声
を記録する場合について説明する。
【0125】まず、連写モード切り換えスイッチ13が
Sモード(単写モード)に切り換えられている場合につ
いて説明する。最初に、録音スイッチ12が押される
と、音声情報の入力が行われ、メモリカード24の音声
情報記録領域には、音声データとともに、記録開始日時
のヘッダ情報が記録される。そして、音声情報の入力
中、レリーズスイッチ10が押されると(Sモード)、
被写体が1コマ撮影され、その撮影画像データがメモリ
カード24に記録される。この撮影画像データには、レ
リーズスイッチ10が押されたとき(撮影開始時)の日
時のヘッダ情報が付随している。
【0126】一方、最初に、レリーズボタン10が押さ
れると、被写体が1コマ撮影される。このとき、メモリ
カード24に記録される撮影画像データには、撮影時の
日時がヘッダ情報として記録される。さらに、レリーズ
ボタン10が継続して押されていると、撮影した画像
が、LCD6上に表示される。また、このとき、録音ス
イッチ12が押されると、音声情報が入力される。この
とき、メモリカード24の音声情報記録領域に記録され
る音声データには、撮影したときの日時がヘッダ情報と
して付随される。
【0127】次に、連写モード切り換えスイッチ13
が、LモードまたはHモード(連写モード)に切り換え
られている場合について説明する。最初に、レリーズス
イッチ10が押され、次に録音スイッチ12が押された
場合、および、レリーズスイッチ10と録音スイッチ1
2が同時に押された場合、撮影画像および音声情報は、
次に示すように記録される。
【0128】連写モード切り換えスイッチ13がLモー
ドに切り換えられている場合においては、1秒間に8コ
マの撮影が行われ、メモリカード24の撮影画像記録領
域に記録される各コマの撮影画像データには、各々が撮
影された日時のヘッダ情報が付随される。従って、各コ
マのヘッダには、0.125秒間隔の日時が記録される
ことになる。また、このとき、音声情報は0.125秒
毎に記録され(但し、継続して入力される)、メモリカ
ード24の音声情報記録領域に記録される音声データに
も、0.125秒間隔の日時のヘッダ情報が記録され
る。
【0129】同様に、連写モード切り換えスイッチ13
がHモードに切り換えられている場合においては、1秒
間に30コマの撮影が行われ、メモリカード24の撮影
画像記録領域に記録される各コマの撮影画像データに
は、各々が撮影された日時のヘッダ情報が付随される。
従って、各コマのヘッダには、1/30秒間隔の日時が
記録されることになる。また、このとき、音声情報は1
/30秒毎に記録され(但し、継続して入力される)、
メモリカード24の音声情報記録領域に記録される音声
データにも、1/30秒間隔の日時のヘッダ情報が記録
される。
【0130】以上のようにすることにより、記録後に撮
影画像または音声を編集する場合、任意の撮影画像を除
去すると、その撮影画像のヘッダ情報と同一のヘッダ情
報を有する音声情報も除去することができる。
【0131】一方、連写モード切り換えスイッチ13
が、LモードまたはHモードに切り換えられている場合
(連写モードに切り換えられている場合)において、最
初に録音スイッチ12が押され、後からレリーズスイッ
チ10が押されると、メモリカード24に記録される情
報には、以下に示すヘッダ情報が記録される。
【0132】すなわち、この場合においては、レリーズ
スイッチ10が押されるまでの音声データが、メモリカ
ード24の音声情報記録領域に、1つのファイルとして
記録される。その後、レリーズスイッチ10が押された
場合には、撮影画像の各コマに対応する日時のヘッダ情
報が音声データとともに記録される。
【0133】以上のようにして、第1の実施例である電
子カメラ1においては、画像、音声、線画情報などが記
録される。そして、ズームボタン15を操作すると、画
像の撮影時においては、撮影レンズ3の焦点距離が変更
されるとともに、それに応じて表示画像の倍率が変化
し、画像の再生時においては、再生画像の倍率が変更さ
れる。
【0134】なお、上記実施例においては、被写体の撮
影時においてズームボタン15を操作することにより、
撮影レンズ3の焦点距離を変更し、光学的に撮影画像の
倍率を変更させているが、ズームボタン15の操作に対
応して、撮影した画像の倍率を電気的に変更させるよう
にすることもできる。
【0135】次に、本発明を適用した電子カメラの第2
の実施例について説明する。
【0136】第2の実施例は、第1の実施例と同様の構
成を有し、上述の動作と同様の動作を行う他、タッチタ
ブレット6Aを利用して、画像の再生時においては、表
示画像の拡大または縮小を行うことができ、撮影時にお
いては、撮影レンズ3の焦点距離を変化させることがで
きる。また、画像の再生時においては、タッチタブレッ
ト6Aを操作することにより、表示画像における拡大す
る部分の選択を行うこともできる。
【0137】次に、画像の再生時において、タッチタブ
レット6Aに対する操作に応じて、表示画像を拡大また
は縮小させる場合の本実施例の動作について説明する。
【0138】例えば、図8に示すように、LCD6に所
定の画像が表示されているとき、ペン41のペン先をL
CD6(タッチタブレット6A)の所定の位置(ドラッ
グ開始点(例えば図8の点a))に押圧し、外側方向の
所定の位置(ドラッグ終了点(例えば図8の点b))ま
で、ペン先をLCD6(タッチタブレット6A)に押圧
した状態で移動させる(ドラッグさせる)。
【0139】このとき、CPU39は、タッチタブレッ
ト6Aからドラッグ開始点とドラッグ終了点の座標値を
受け取り、このドラッグの距離(ドラッグ開始点からド
ラッグ終了点までの距離)と、ドラッグの方向(LCD
6の長辺の右方向を0度としたときの、ドラッグ開始点
に対するドラッグ終了点の角度)を算出し、ドラッグの
方向が所定の角度範囲内にある場合、図9に示すよう
に、ドラッグ開始点(図8の点a)がLCD6の中心に
表示されるようにして、ドラッグの距離に比例した倍率
で画像を拡大する。
【0140】一方、図10に示すように、ペン41のペ
ン先を、点c(ドラッグ開始点)から点dまで、LCD
6の中心方向に向かってドラッグした場合、CPU39
は、このドラッグの距離と、ドラッグの方向を算出し、
ドラッグの方向が所定の角度範囲内にあるとき、図11
に示すように、ドラッグ開始点(図10の点c)がLC
D6の中心に表示されるようにして、ドラッグの距離に
比例した倍率で画像を縮小する。
【0141】なお、画像を縮小したために生じるLCD
6の余白には、予め設定されている背景(壁紙)72が
表示される。また、画像を縮小した場合、縮小された画
像の上方にセンタリングボタン71が表示され、このボ
タン71をペン41で押圧すると、図12に示すよう
に、画像の中心がLCD6の中心に配置されて、縮小し
た画像全体が表示される。
【0142】次に、ペン41によるドラッグの方向と、
表示画像の拡大および縮小との対応関係について、図1
3を参照して説明する。
【0143】最初に、タッチタブレット6A(LCD
6)を、右上、右下、左上、左下の4つの領域A乃至D
に分割する。そして、図13(a)に示すように、ドラ
ッグ開始点が領域Aにあり、かつ、ドラッグの方向が0
度乃至90度の範囲内にある場合、CPU39は、その
ドラッグ開始点の画像がLCD6の中心に表示されるよ
うにするとともに、ドラッグの距離に対応する倍率で画
像を拡大する。一方、ドラッグ開始点が領域Aにあり、
かつ、ドラッグの方向が180度乃至270度の範囲内
にある場合、CPU39は、そのドラッグ開始点の画像
がLCD6の中心に表示されるようにするとともに、ド
ラッグの距離に対応する倍率で画像を縮小する。
【0144】次に、図13(b)に示すように、ドラッ
グ開始点が領域Bにあり、かつ、ドラッグの方向が27
0度乃至360度(即ち0度)の範囲内にある場合、C
PU39は、そのドラッグ開始点の画像がLCD6の中
心に表示されるようにするとともに、ドラッグの距離に
対応する倍率で画像を拡大する。一方、ドラッグ開始点
が領域Bにあり、かつ、ドラッグの方向が90度乃至1
80度の範囲内にある場合、CPU39は、そのドラッ
グ開始点の画像がLCD6の中心に表示されるようにす
るとともに、ドラッグの距離に対応する倍率で画像を縮
小する。
【0145】また、図13(c)に示すように、ドラッ
グ開始点が領域Cにあり、かつ、ドラッグの方向が90
度乃至180度の範囲内にある場合、CPU39は、そ
のドラッグ開始点の画像がLCD6の中心に表示される
ようにするとともに、ドラッグの距離に対応する倍率で
画像を拡大する。一方、ドラッグ開始点が領域Cにあ
り、かつ、ドラッグの方向が270度乃至360度(即
ち0度)の範囲内にある場合、CPU39は、そのドラ
ッグ開始点の画像がLCD6の中心に表示されるように
するとともに、ドラッグの距離に対応する倍率で画像を
縮小する。
【0146】そして、図13(d)に示すように、ドラ
ッグ開始点が領域Dにあり、かつ、ドラッグの方向が1
80度乃至270度の範囲内にある場合、CPU39
は、そのドラッグ開始点の画像がLCD6の中心に表示
されるようにするとともに、ドラッグの距離に対応する
倍率で画像を拡大する。一方、ドラッグ開始点が領域D
にあり、かつ、ドラッグの方向が0度乃至90度の範囲
内にある場合、CPU39は、そのドラッグ開始点の画
像がLCD6の中心に表示されるようにするとともに、
ドラッグの距離に対応する倍率で画像を縮小する。
【0147】なお、ドラッグの方向が、上述のように設
定された範囲内にない場合、画像の拡大および縮小は行
われない。
【0148】あるいは、ペン41によるドラッグの方向
と、表示画像の拡大または縮小との対応関係を、図14
に示すように設定することもできる。最初に、タッチタ
ブレット6A(LCD6)を、右上、右下、左上、左下
の4つの領域A乃至Dに分割する。
【0149】そして、図14(a)に示すように、ドラ
ッグ開始点が領域Aにあり、かつ、ドラッグの方向が3
15度乃至135度の範囲内(315度乃至360度の
範囲内または0度乃至135度の範囲内)にある場合、
CPU39は、そのドラッグ開始点の画像がLCD6の
中心に表示されるようにするとともに、ドラッグの距離
に対応する倍率で画像を拡大する。一方、ドラッグ開始
点が領域Aにあり、かつ、ドラッグの方向が135度乃
至315度の範囲内にある場合、CPU39は、そのド
ラッグ開始点の画像がLCD6の中心に表示されるよう
にするとともに、ドラッグの距離に対応する倍率で画像
を縮小する。
【0150】次に、図14(b)に示すように、ドラッ
グ開始点が領域Bにあり、かつ、ドラッグの方向が22
5度乃至45度の範囲内(225度乃至360度の範囲
内または0度乃至45度の範囲内)にある場合、CPU
39は、そのドラッグ開始点の画像がLCD6の中心に
表示されるようにするとともに、ドラッグの距離に対応
する倍率で画像を拡大する。一方、ドラッグ開始点が領
域Bにあり、かつ、ドラッグの方向が45度乃至225
度の範囲内にある場合、CPU39は、そのドラッグ開
始点の画像がLCD6の中心に表示されるようにすると
ともに、ドラッグの距離に対応する倍率で画像を縮小す
る。
【0151】また、図14(c)に示すように、ドラッ
グ開始点が領域Cにあり、かつ、ドラッグの方向が45
度乃至225度の範囲内にある場合、CPU39は、そ
のドラッグ開始点の画像がLCD6の中心に表示される
ようにするとともに、ドラッグの距離に対応する倍率で
画像を拡大する。一方、ドラッグ開始点が領域Cにあ
り、かつ、ドラッグの方向が225度乃至45度の範囲
内(225度乃至360度の範囲内または0度乃至45
度の範囲内)にある場合、CPU39は、そのドラッグ
開始点の画像がLCD6の中心に表示されるようにする
とともに、ドラッグの距離に対応する倍率で画像を縮小
する。
【0152】そして、図14(d)に示すように、ドラ
ッグ開始点が領域Dにあり、かつ、ドラッグの方向が1
35度乃至315度の範囲内にある場合、CPU39
は、そのドラッグ開始点の画像がLCD6の中心に表示
されるようにするとともに、ドラッグの距離に対応する
倍率で画像を拡大する。一方、ドラッグ開始点が領域D
にあり、かつ、ドラッグの方向が315度乃至135度
の範囲内(315度乃至360度の範囲内または0度乃
至135度の範囲内)にある場合、CPU39は、その
ドラッグ開始点の画像がLCD6の中心に表示されるよ
うにするとともに、ドラッグの距離に対応する倍率で画
像を縮小する。
【0153】このようにすることにより、表示画像のう
ち、所望の部分を拡大することができる。なお、ペン4
1で、タッチタブレット6A(LCD6)の任意の位置
を2回連続してピックすることにより、元の倍率の表示
画像に戻すことができる。
【0154】次に、被写体の撮影時において、タッチタ
ブレット6Aに対する操作に応じて、撮影レンズ3の焦
点距離を変更させる場合の本実施例の動作について説明
する。
【0155】被写体の撮影時においては、上述の再生画
像の倍率を変更する操作と同様に、CPU39は、タッ
チタブレット6Aにおけるドラッグの距離と方向を検出
する。そして、CPU39は、ドラッグの方向に応じ
て、焦点距離の変更の方向(焦点距離を長くするか、あ
るいは、短くするか)を判断し、ドラッグの距離に対応
して、撮影レンズ3の焦点距離を変更させる。
【0156】このときのドラッグの方向と焦点距離の変
更の方向との対応関係は、画像の再生時におけるドラッ
グの方向と表示画像の倍率の変更方向(拡大あるいは縮
小)との対応関係(図13または図14)と同様に設定
されている。即ち、画像の再生時に表示画像を拡大する
操作と同一の操作が、撮影時に、タッチタブレット6A
に対して行われた場合、CPU39は、ズーム駆動回路
43を制御し、撮影レンズ3の焦点距離を増加させる。
一方、画像の再生時に表示画像を縮小する操作と同一の
操作が撮影時に行われた場合、CPU39は、ズーム駆
動回路43を制御し、撮影レンズ3の焦点距離を減少さ
せる。
【0157】なお、画像の再生時においては、ドラッグ
の開始点の画像をLCD6の中心に表示するようにして
いるが、撮影時においては、撮影レンズ3の焦点距離を
変更するだけである。
【0158】また、タッチタブレット6Aに対する操作
により、焦点距離が、予め設定されている上限値より長
くなってしまう場合、CPU39は、撮影レンズ3の一
部のレンズ3Bを、焦点距離が上限値になるように移動
させた後、デジタルズームに切り替え、CCD20で受
光された被写体の画像信号に対して信号処理を行い、被
写体の画像の倍率を電気的に変更することにより、上限
値を超えた分に対応する倍率で、被写体の画像を拡大し
て、電子ビューファインダとしてのLCD6に表示させ
る。
【0159】一方、タッチタブレット6Aに対する操作
により、焦点距離が、予め設定されている下限値より短
くなってしまう場合、CPU39は、撮影レンズ3の一
部のレンズ3Bを、焦点距離が下限値になるように移動
させる。このとき、特に、デジタルズームを利用して、
被写体の画像を縮小する動作は行われない。
【0160】以上のようにして、第2の実施例である電
子カメラ1においては、第1の実施例と同様に、ズーム
ボタン15を操作すると、画像の撮影時においては、撮
影レンズ3の焦点距離が変更されるとともに、それに応
じて表示画像の倍率が変化し、画像の再生時において
は、再生画像の倍率が変更される他、タッチタブレット
6Aを操作することにより、画像の撮影時における撮影
レンズ3の焦点距離の変更、および、画像の再生時にお
ける表示画像の倍率の変更を行うことができる。
【0161】なお、第2の実施例においては、タッチタ
ブレット6Aに対する操作により、焦点距離が、予め設
定されている上限値より長くなってしまう場合、撮影レ
ンズ3の一部のレンズ3Bを、焦点距離が上限値になる
ように移動させた後、デジタルズームに切り替えるよう
にしているが、撮影レンズ3の一部のレンズ3Bを、焦
点距離が上限値になるように移動させるだけで、特にデ
ジタルズームを利用しないようにすることもできる。そ
の場合、LCD6に表示される被写体の画像は、焦点距
離が上限値であるときの被写体の画像より高い倍率で拡
大されることはない。
【0162】また、上記実施例においては、焦点距離を
変更することが可能なズームレンズ(撮影レンズ3)を
設けた電子カメラについて説明したが、焦点距離が固定
されている単焦点レンズの電子カメラであっても、第2
の実施例で説明したデジタルズームが可能な電子カメラ
であれば、本発明を適用して、ズームボタン15あるい
はタッチタブレット6Aを操作することにより、再生時
の画像の倍率および撮影時の被写体の画像の倍率を変更
させるようにすることができる。
【0163】
【発明の効果】以上のごとく、請求項1に記載の情報処
理装置によれば、1つの操作部を操作することにより、
被写体の撮影時においては、集光部の焦点距離を変更し
て表示部に表示されている画像の倍率を変化させ、記録
されている画像データの再生時においては、その画像デ
ータに対応する画像を、拡大または縮小して表示させる
ようにしたので、誤操作を抑制するとともに、操作部の
数を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子カメラの一実施例の正面
から見た場合の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電子カメラ1の背面から見た場合の
構成を示す斜視図である。
【図3】図1および図2に示す電子カメラ1の内部の構
成を示す斜視図である。
【図4】図1および図2に示す電子カメラの内部の電気
的構成を示すブロック図である。
【図5】Lモード時における画素の間引き処理を説明す
る図である。
【図6】Hモード時における画素の間引き処理を説明す
る図である。
【図7】図1および図2に示す電子カメラの表示画面の
例を示す図である。
【図8】表示画像を拡大する場合におけるドラッグを説
明する図である。
【図9】図8の表示画像を拡大したときの画像の一例を
示す図である。
【図10】表示画像を縮小する場合におけるドラッグを
説明する図である。
【図11】図10の表示画像を縮小したときの画像の一
例を示す図である。
【図12】図10の表示画像を縮小したときの画像の他
の例を示す図である。
【図13】ドラッグの方向と画像の拡大および縮小との
対応関係の一例を説明する図である。
【図14】ドラッグの方向と画像の拡大および縮小との
対応関係の他の例を説明する図である。
【図15】従来の電子カメラの正面から見た場合の構成
を示す斜視図である。
【図16】図15に示す従来の電子カメラの背面から見
た場合の構成を示す斜視図である。
【図17】図15および図16に示す従来の電子カメラ
における表示画像の一例を示す図である。
【図18】図17の表示画像の中央を拡大した図であ
る。
【図19】図17の表示画像の左側を拡大した図であ
る。
【図20】図17の表示画像の右側を拡大した図であ
る。
【符号の説明】
1 電子カメラ 2 ファインダ 3 撮影レンズ 4 ストロボ 5 スピーカ 6 LCD 6A タッチタブレット 7 操作キー 7A メニューキー 7B 実行キー 7C クリアキー 7D キャンセルキー 7E スクロールキー 8 マイクロホン 9 イヤホンジャック 10 レリーズスイッチ 11 電源スイッチ 12 録音スイッチ 13 連写モード切り換えスイッチ 15 ズームボタン 20 CCD 21 バッテリ 22 コンデンサ 23 回路基板 24 メモリカード 31 相関二重サンプリング回路(CDS) 31A 自動利得調整器(AGC) 32 アナログ/ディジタル変換回路 33 ディジタルシグナルプロセッサ(DSP) 34 CCD駆動回路 35 圧縮伸張回路およびメモリコントローラ 36 バッファメモリ 39 CPU 41 ペン 42 音声処理回路 43 ズーム駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光を集光する集光手段と、 前記集光手段により集光された前記被写体からの光を受
    光し、電気信号に変換する光電変換手段と、 所定の画像データを記憶する記憶手段と、 前記光電変換手段により変換された電気信号に対応する
    前記被写体の画像、または、前記記録手段に記録されて
    いる画像データに対応する画像を表示する表示手段と、 前記集光手段の焦点距離を変更するときに操作され、か
    つ、前記記録手段に記録されている画像データに対応す
    る画像を、拡大または縮小して前記表示手段に表示させ
    るときに操作される操作手段と、 前記操作手段における操作に応じて、前記記録手段に記
    録されている画像データに対応する画像を拡大または縮
    小する拡大縮小手段とを備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記拡大縮小手段は、前記画像の画素値
    を補間し、前記画像を拡大することを特徴とする請求項
    1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記拡大縮小手段は、前記記録手段に記
    録されている画像データに対応する画像の他、前記光電
    変換手段により電気信号に変換された前記被写体の画像
    を拡大または縮小することを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
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