JPH1118042A - 情報記録再生装置および記録媒体 - Google Patents

情報記録再生装置および記録媒体

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JPH1118042A
JPH1118042A JP9163899A JP16389997A JPH1118042A JP H1118042 A JPH1118042 A JP H1118042A JP 9163899 A JP9163899 A JP 9163899A JP 16389997 A JP16389997 A JP 16389997A JP H1118042 A JPH1118042 A JP H1118042A
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聡 江島
Akihiko Hamamura
昭彦 濱村
Akira Omura
晃 大村
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    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/7921Processing of colour television signals in connection with recording for more than one processing mode

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の情報に関連する関連情報の更新を効率
的に行うようにする。 【解決手段】 所定の画像データに対応する画像を所定
の画面に表示させた状態で、画面をペン41等でタッチ
すると、その画像データに関連づけて記憶されている既
存の線画データ(例えば、文字列「山田」)が画面に表
示される。ここで、所定の新規の線画データ(例えば、
文字列「田中」)をペン41を用いて入力すると、新規
の線画データが既存の線画データに追加され、表示中の
画像データに関連づけられて記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録再生装置
および記録媒体に関し、例えば、複数の種類のデータを
互いに関連づけて記録することができる場合において、
所定の種類のデータに関連づけて他の種類の新規のデー
タを記録するとき、既存のデータに新規のデータを追加
することができるようにした情報記録再生装置および記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フィルムを使用したカメラに代わ
って、CCD等を用いて被写体の画像(静止画像)を撮
影し、それをディジタルのデータに変換して内蔵するメ
モリや、着脱可能なメモリカード等に記録する電子カメ
ラが用いられるようになってきている。この電子カメラ
を用いて撮影した画像は、従来のカメラのように現像、
焼き付けを経ることなく、即座に再生し、LCD等の画
面に表示することができる。
【0003】また、静止画像だけでなく、線画や音声等
の異なる種類の情報を記録することができるようにする
ことが考えられる。そして、静止画像、線画、音声等の
複数の種類の情報をそれぞれ別のファイルに記録し、そ
れらの複数の種類の情報を重畳して再生可能にすること
が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、静止画像のみを再生し、その上に線画を描き、それ
を静止画像に関連づけて記録しようとした場合におい
て、すでにその静止画像に関連づけられて記録されてい
る既存の線画が存在するとき、既存の線画をどのように
取り扱うのか、具体的に決められていない課題があっ
た。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、複数の種類の情報を互いに関連づけて記録
することができる場合において、新規に情報を記録した
場合の既存の情報の取り扱いを予め決めておき、既存の
情報が誤って上書きされたり、消去されることがないよ
うにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報記
録再生装置は、複数の種類の情報を入力する入力手段
(例えば、図4のCCD20、図2のタッチタブレット
6A、図1のマイクロホン8)と、入力手段によって入
力された情報を記憶する記憶手段(例えば、図4のメモ
リカード24)と、記憶手段に記憶された情報を再生す
る再生手段(例えば、図6のCPU35)と、情報を更
新し、記憶手段に記憶させる更新手段(例えば、図6の
CPU39)と、記憶手段に記憶されている第1の情報
が再生手段によって再生されている状態で、第1の情報
と異なる種類の第2の情報が入力手段によって入力され
た場合において、第2の情報と同一の種類の第3の情報
がすでに第1の情報と関連づけられて記憶手段に記憶さ
れているとき、再生手段が第3の情報を再生し、更新手
段が第3の情報を第2の情報を用いて更新するように制
御する制御手段(例えば、図6のCPU39)とを備え
ることを特徴とする。
【0007】また、更新手段は、第3の情報に第2の情
報を追加するようにすることができる。
【0008】また、更新手段は、第2の情報によって第
3の情報を置き換えるようにすることができる。
【0009】請求項4に記載の情報記録再生装置は、複
数の種類の情報を入力する入力手段(例えば、図4のC
CD20、図2のタッチタブレット6A、図1のマイク
ロホン8)と、入力手段によって入力された情報に、情
報を識別するための識別情報を付加する付加手段(例え
ば、図6のCPU39)と、識別情報が付加された情報
を記憶する記憶手段(例えば、図6のメモリカード2
4)と、記憶手段に記憶された情報を再生する再生手段
(例えば、図6のCPU39)と、記憶手段に記憶され
ている第1の情報が再生手段によって再生されている状
態で、第1の情報と異なる種類の第2の情報が入力手段
によって入力された場合において、第2の情報と同一の
種類の第3の情報がすでに第1の情報と関連づけられて
記憶手段に記憶されているとき、付加手段が、第1の情
報、第2の情報、および第3の情報に同一の識別情報ま
たは互いに関連する情報であることを表す付加情報を付
加するように制御する制御手段(例えば、図6のCPU
39)とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の情報記録再生装置は、
複数の種類の情報を入力する入力手段(例えば、図4の
CCD20、図2のタッチタブレット6A、図1のマイ
クロホン8)と、入力手段によって入力された情報に、
情報を識別するための識別情報を付加する付加手段(例
えば、図6のCPU39)と、識別情報が付加された情
報を記憶する記憶手段(例えば、図6のメモリカード2
4)と、記憶手段に記憶された情報を再生する再生手段
(例えば、図6のCPU39)と、記憶手段に記憶され
ている第1の情報が再生手段によって再生されている状
態で、第1の情報と異なる種類の第2の情報が入力手段
によって入力された場合において、第2の情報と同一の
種類の第3の情報がすでに第1の情報と関連づけられて
記憶手段に記憶されているとき、付加手段が、第1の情
報と第2の情報に互いに関連する情報であることを表す
付加情報を、第1の情報と第3の情報の関連性を表す付
加情報とは独立して付加するように制御する制御手段
(例えば、図6のCPU39)とを備えることを特徴と
する。
【0011】また、記憶手段に記憶されている第1の情
報が再生手段によって再生されている状態で、第2の情
報が入力手段によって入力された場合において、第2の
情報と同一の種類の第3の情報がすでに第1の情報に関
連づけられて記憶手段に記憶されているとき、制御手段
は、再生手段が第3の情報を再生するように制御するよ
うにすることができる。
【0012】また、更新手段による更新処理を禁止する
禁止手段(例えば、図6のCPU39)をさらに設ける
ようにすることができる。
【0013】また、第1の情報は、画像データであり、
第2の情報および第3の情報は、線画データであるよう
にすることができる。
【0014】また、第1の情報は、音声データであり、
第2の情報および第3の情報は、線画データであるよう
にすることができる。
【0015】また、再生手段によって再生された情報を
表示する表示手段(例えば、図2のLCD6)をさらに
設けるようにし、再生手段は、第2の情報と第3の情報
を、表示手段に異なる色または異なる濃度で表示させる
ようにすることができる。
【0016】また、第1の情報は、画像データであり、
第2の情報および第3の情報は、音声データであるよう
にすることができる。
【0017】また、記憶手段に記憶されている第1の情
報が再生手段によって再生されている状態で、第1の情
報と異なる種類の第2の情報が入力手段によって入力さ
れた場合において、第2の情報と同一の種類の第3の情
報がすでに第1の情報と関連づけられて記憶手段に記憶
されているとき、制御手段は、再生手段が第3の情報を
再生せず、更新手段が第3の情報を第2の情報を用いて
更新するように制御するようにすることができる。
【0018】また、識別情報は、入力手段によって情報
が入力された時刻からなるようにすることができる。
【0019】請求項14に記載の記録媒体は、記憶手段
に記憶されている第1の情報が再生手段によって再生さ
れている状態で、第1の情報と異なる種類の第2の情報
が入力手段によって入力された場合において、第2の情
報と同一の種類の第3の情報がすでに第1の情報と関連
づけられて記憶手段に記憶されているとき、再生手段が
第3の情報を再生し、更新手段が第3の情報を第2の情
報を用いて更新するように制御手段を制御する制御プロ
グラムを記録したことを特徴とする。
【0020】請求項1に記載の情報記録再生装置におい
ては、入力手段が、複数の種類の情報を入力し、記憶手
段が、入力手段によって入力された情報を記憶し、再生
手段が、記憶手段に記憶された情報を再生し、更新手段
が、情報を更新し、記憶手段に記憶させ、制御手段が、
記憶手段に記憶されている第1の情報が再生手段によっ
て再生されている状態で、第1の情報と異なる種類の第
2の情報が入力手段によって入力された場合において、
第2の情報と同一の種類の第3の情報がすでに第1の情
報と関連づけられて記憶手段に記憶されているとき、再
生手段が第3の情報を再生し、更新手段が第3の情報を
第2の情報を用いて更新するように制御する。
【0021】請求項4に記載の情報記録再生装置におい
ては、入力手段が、複数の種類の情報を入力し、付加手
段が、入力手段によって入力された情報に、情報を識別
するための識別情報を付加し、記憶手段が、識別情報が
付加された情報を記憶し、再生手段が、記憶手段に記憶
された情報を再生し、制御手段が、記憶手段に記憶され
ている第1の情報が再生手段によって再生されている状
態で、第1の情報と異なる種類の第2の情報が入力手段
によって入力された場合において、第2の情報と同一の
種類の第3の情報がすでに第1の情報と関連づけられて
記憶手段に記憶されているとき、付加手段が、第1の情
報、第2の情報、および第3の情報に同一の識別情報ま
たは互いに関連する情報であることを表す付加情報を付
加するように制御する。
【0022】請求項5に記載の情報記録再生装置は、入
力手段が、複数の種類の情報を入力し、付加手段が、入
力手段によって入力された情報に、情報を識別するため
の識別情報を付加し、記憶手段が、識別情報が付加され
た情報を記憶し、再生手段が、記憶手段に記憶された情
報を再生し、制御手段が、記憶手段に記憶されている第
1の情報が再生手段によって再生されている状態で、第
1の情報と異なる種類の第2の情報が入力手段によって
入力された場合において、第2の情報と同一の種類の第
3の情報がすでに第1の情報と関連づけられて記憶手段
に記憶されているとき、付加手段が、第1の情報と第2
の情報に互いに関連する情報であることを表す付加情報
を、第1の情報と第3の情報の関連性を表す付加情報と
は独立して付加するように制御する。
【0023】請求項14に記載の記録媒体においては、
記憶手段に記憶されている第1の情報が再生手段によっ
て再生されている状態で、第1の情報と異なる種類の第
2の情報が入力手段によって入力された場合において、
第2の情報と同一の種類の第3の情報がすでに第1の情
報と関連づけられて記憶手段に記憶されているとき、再
生手段が第3の情報を再生し、更新手段が第3の情報を
第2の情報を用いて更新するように制御手段を制御する
制御プログラムを記録した。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0025】図1および図2は、本発明を適用した電子
カメラの一実施の形態の構成例を示す斜視図である。本
実施の形態の電子カメラにおいては、被写体を撮影する
場合において、被写体に向けられる面が面X1とされ、
ユーザ側に向けられる面が面X2とされている。面X1
の上端部には、被写体の撮影範囲の確認に用いられるフ
ァインダ2、被写体の光画像を取り込む撮影レンズ3、
および被写体を照明する光を発光する発光部(ストロ
ボ)4が設けられている。
【0026】さらに、面X1には、ストロボ4を発光さ
せて撮影を行うときに、ストロボ4を発光させる前に発
光させて赤目を軽減する赤目軽減LED15、CCD2
0(図4)の動作を停止させているときに測光を行う測
光素子16、および、CCD20の動作を停止させてい
るときに測色を行う測色素子17が設けられている。
【0027】一方、面X1に対向する面X2の上端部
(面X1のファインダ2、撮影レンズ3、発光部4が形
成されている上端部に対応する位置)には、上記ファイ
ンダ2、およびこの電子カメラ1に記録されている音声
を出力するスピーカ5が設けられている。また、面X2
に形成されているLCD6および操作キー7は、ファイ
ンダ2、撮影レンズ3、発光部4およびスピーカ5より
も、鉛直下側に形成されている。LCD6の表面上に
は、後述するペン型指示装置の接触操作により、指示さ
れた位置に対応する位置データを出力する、いわゆるタ
ッチタブレット6Aが配置されている。
【0028】このタッチタブレット6Aは、ガラス、樹
脂等の透明な材料によって構成されており、ユーザは、
タッチタブレット6Aの内側に形成されているLCD6
に表示される画像を、タッチタブレット6Aを介して観
察することができる。
【0029】操作キー7は、LCD6に記録データを再
生表示する場合などに操作されるキーであり、ユーザに
よる操作(入力)を検知し、CPU(central processi
ng unit)39(図6)に供給するようになされてい
る。
【0030】操作キー7のうちのメニューキー7Aは、
LCD6上にメニュー画面を表示する場合に操作される
キーである。実行キー7Bは、ユーザによって選択され
た記録情報を再生する場合に操作されるキーである。
【0031】キャンセルキー7Cは、記録情報の再生処
理を中断する場合に操作されるキーである。デリートキ
ー7Dは、記録した情報を削除する場合に操作されるキ
ーである。スクロールキー7Eは、LCD6に記録情報
の一覧が表示されている場合において、画面を上下方向
にスクロールさせるときに操作されるキーである。
【0032】面X2には、LCD6を使用していないと
きに保護する、摺動自在なLCDカバー14が設けられ
ている。LCDカバー14は、鉛直上方向に移動させた
場合、図3に示すように、LCD6およびタッチタブレ
ット6Aを覆うようになされている。また、LCDカバ
ー14を鉛直下方向に移動した場合、LCD6およびタ
ッチタブレット6Aが現れるとともに、LCDカバー1
4の腕部14Aによって、面Y2に配置された電源スイ
ッチ11(後述)がオン状態に切り換えられるようにな
されている。
【0033】この電子カメラ1の上面である面Z1に
は、音声を集音するマイクロホン8、および図示せぬイ
ヤホンが接続されるイヤホンジャック9が設けられてい
る。また、面Z1に対向する面を面Z2とする。
【0034】左側面(面Y1)には、被写体を撮像する
ときに操作されるレリーズスイッチ10と、撮影時の連
写モードを切り換えるときに操作される連写モード切り
換えスイッチ13が設けられている。このレリーズスイ
ッチ10および連写モード切り換えスイッチ13は、面
X1の上端部に設けられているファインダ2、撮影レン
ズ3および発光部4よりも鉛直下側に配置されている。
【0035】一方、面Y1に対向する面Y2(右側面)
には、音声を録音するときに操作される録音スイッチ1
2と、電源スイッチ11が設けられている。この録音ス
イッチ12および電源スイッチ11は、上記レリーズス
イッチ10および連写モード切り換えスイッチ13と同
様に、面X1の上端部に設けられているファインダ2、
撮影レンズ3および発光部4よりも鉛直下側に配置され
ている。また、録音スイッチ12は、面Y1のレリーズ
スイッチ10とほぼ同じ高さに形成されており、左右ど
ちらの手で持っても、違和感のないように構成されてい
る。
【0036】なお、録音スイッチ12とレリーズスイッ
チ10の高さを、あえて異ならせることにより、一方の
スイッチを押す場合に、この押圧力によるモーメントを
打ち消すために反対側の側面を指で保持したとき、誤っ
てこの反対側の側面に設けられたスイッチが押されてし
まわないようにしてもよい。
【0037】上記連写モード切り換えスイッチ13は、
ユーザがレリーズスイッチ10を押して被写体を撮影す
るとき、被写体を1コマだけ撮影するのか、または、所
定の複数コマ撮影するのかを設定する場合に用いられ
る。例えば、連写モード切り換えスイッチ13の指針が
「S」と印刷された位置に切り換えられている(すなわ
ち、Sモードに切り換えられている)場合において、レ
リーズスイッチ10が押されると、1コマだけ撮影が行
われるようになされている。
【0038】また、連写モード切り換えスイッチ13の
指針が「L」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Lモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に8コマの撮
影が行われるようになされている(すなわち、低速連写
モードになる)。
【0039】さらに、連写モード切り換えスイッチ13
の指針が「H」と印刷された位置に切り換えられている
(すなわち、Hモードに切り換えられている)場合にお
いて、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズス
イッチ10の押されている期間中、1秒間に30コマの
撮影が行われるようになされている(すなわち、高速連
写モードになる)。
【0040】次に、電子カメラ1の内部の構成について
説明する。図4は、図1および図2に示す電子カメラの
内部の構成例を示す斜視図である。CCD20は、撮影
レンズ3の後段(面X2側)に設けられており、撮影レ
ンズ3を介して結像する被写体の光画像を電気信号に光
電変換するようになされている。
【0041】ファインダ内表示素子26は、ファインダ
2の視野内に配置され、ファインダ2を介して被写体を
視ているユーザに対して、各種機能の設定状態などを表
示するようになされている。
【0042】LCD6の鉛直下側には、円柱形状の4本
のバッテリ(単3の乾電池)21が縦に並べられてお
り、このバッテリ21に蓄積されている電力が各部に供
給されるようになされている。さらに、LCD6の鉛直
下側には、バッテリ21とともに、発光部4に光を発光
させるための電荷を蓄積するコンデンサ22が配置され
ている。
【0043】回路基板23には、この電子カメラ1の各
部を制御する、種々の制御回路が形成されている。ま
た、回路基板23と、LCD6およびバッテリ21の間
には、挿抜可能なメモリカード24が設けられており、
この電子カメラ1に入力される各種の情報が、それぞ
れ、メモリカード24の予め設定されている領域に記録
されるようになされている。
【0044】さらに、電源スイッチ11に隣接して配置
されているLCDスイッチ25は、その突起部が押圧さ
れている間のみオン状態となるスイッチであり、LCD
カバー14を鉛直下方向に移動させた場合、図5(a)
に示すように、LCDカバー14の腕部14Aによっ
て、電源スイッチ11とともにオン状態に切り換えられ
るようになされている。
【0045】なお、LCDカバー14が鉛直上方向に位
置する場合、電源スイッチ11は、LCDスイッチ25
とは独立に、ユーザによって操作される。例えば、LC
Dカバー14が閉じられ、電子カメラ1が使用されてい
ない場合、図5(b)に示すように、電源スイッチ11
およびLCDスイッチ25がオフ状態になっている。こ
の状態において、ユーザが電源スイッチ11を図5
(c)に示すように、オン状態に切り換えると、電源ス
イッチ11はオン状態となるが、LCDスイッチ25
は、オフ状態のままである。一方、図5(b)に示すよ
うに、電源スイッチ11およびLCDスイッチ25がオ
フ状態になっているとき、LCDカバー14が開かれる
と、図5(a)に示すように、電源スイッチ11および
LCDスイッチ25がオン状態となる。そして、この
後、LCDカバー14を閉じると、LCDスイッチ25
だけが、図5(c)に示すように、オフ状態となる。
【0046】なお、本実施の形態においては、メモリカ
ード24は挿抜可能とされているが、回路基板23上に
メモリを設け、そのメモリに各種情報を記録可能とする
ようにしてもよい。また、メモリ(メモリカード24)
に記録されている各種情報を、図示せぬインタフェース
を介して外部のパーソナルコンピュータ等に出力するこ
とができるようにしてもよい。
【0047】次に、本実施の形態の電子カメラ1の内部
の電気的構成例を、図6のブロック図を参照して説明す
る。複数の画素を備えているCCD20は、各画素に結
像した光画像を画像信号(電気信号)に光電変換するよ
うになされている。デジタルシグナルプロセッサ(以
下、DSPという)33は、CCD20にCCD水平駆
動パルスを供給するとともに、CCD駆動回路34を制
御し、CCD20にCCD垂直駆動パルスを供給させる
ようになされている。
【0048】画像処理部31は、CPU39に制御さ
れ、CCD20が光電変換した画像信号を所定のタイミ
ングでサンプリングし、そのサンプリングした信号を、
所定のレベルに増幅するようになされている。CPU3
9は、ROM(read only memory)43に記憶されてい
る制御プログラムに従って、各部を制御するようになさ
れている。アナログ/デジタル変換回路(以下、A/D
変換回路という)32は、画像処理部31でサンプリン
グした画像信号をデジタル化してDSP33に供給する
ようになされている。
【0049】DSP33は、バッファメモリ36および
メモリカード24に接続されるデータバスを制御し、A
/D変換回路32より供給された画像データをバッファ
メモリ36に一旦記憶させた後、バッファメモリ36に
記憶した画像データを読み出し、その画像データを、メ
モリカード24に記録するようになされている。
【0050】また、DSP33は、A/D変換回路32
より供給された画像データをフレームメモリ35に記憶
させ、LCD6に表示させるとともに、メモリカード2
4から撮影画像データを読み出し、その撮影画像データ
を伸張した後、伸張後の画像データをフレームメモリ3
5に記憶させ、LCD6に表示させるようになされてい
る。
【0051】さらに、DSP33は、電子カメラ1の起
動時において、CCD20の露光レベルが適正な値にな
るまで、露光時間(露出値)を調節しながら、CCD2
0を繰り返し動作させるようになされている。このと
き、DSP33が、最初に、測光回路51を動作させ、
測光素子16により検出された受光レベルに対応して、
CCD20の露光時間の初期値を算出するようにしても
よい。このようにすることにより、CCD20の露光時
間の調節を短時間で行うことができる。
【0052】この他、DSP33は、メモリカード24
への記録、伸張後の画像データのバッファメモリ36へ
の記憶などにおけるデータ入出力のタイミング管理を行
うようになされている。
【0053】バッファメモリ36は、メモリカード24
に対するデータの入出力の速度と、CPU39やDSP
33などにおける処理速度の違いを緩和するために利用
される。
【0054】マイクロホン8は、音声情報を入力し(音
声を集音し)、その音声情報をA/DおよびD/A変換
回路42に供給するようになされている。
【0055】A/DおよびD/A変換回路42は、マイ
クロホン8により検出された音声に対応するアナログ信
号をデジタル信号に変換した後、そのデジタル信号をC
PU39に供給するとともに、CPU39より供給され
た音声データをアナログ化し、アナログ化した音声信号
をスピーカ5に出力するようになされている。
【0056】測光素子16は、被写体およびその周囲の
光量を測定し、その測定結果を測光回路51に出力する
ようになされている。測光回路51は、測光素子16よ
り供給された測光結果であるアナログ信号に対して所定
の処理を施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタ
ル信号をCPU39に出力するようになされている。
【0057】測色素子17は、被写体およびその周囲の
色温度を測定し、その測定結果を測色回路52に出力す
るようになされている。測色回路52は、測色素子17
より供給された測色結果であるアナログ信号に対して所
定の処理を施した後、デジタル信号に変換し、そのデジ
タル信号をCPU39に出力するようになされている。
【0058】タイマ45は、時計回路を内蔵し、現在の
時刻に対応するデータをCPU39に出力するようにな
されている。
【0059】絞り駆動回路53は、絞り54の開口径を
所定の値に設定するようになされている。絞り54は、
撮影レンズ3とCCD20の間に配置され、撮影レンズ
3からCCD20に入射する光の開口を変更するように
なされている。
【0060】CPU39は、LCDスイッチ25からの
信号に応じて、LCDカバー14が開いているときにお
いては、測光回路51および測色回路52の動作を停止
させ、LCDカバー14が閉じているときにおいては、
測光回路51および測色回路52を動作させるととも
に、レリーズスイッチ10が半押し状態になるまで、C
CD20の動作(例えば電子シャッタ動作)を停止させ
るようになされている。
【0061】CPU39は、CCD20の動作を停止さ
せているとき、測光回路51および測色回路52を制御
し、測光素子16の測光結果を受け取るとともに、測色
素子17の測色結果を受け取るようになされている。
【0062】そして、CPU39は、所定のテーブルを
参照して、測色回路52より供給された色温度に対応す
るホワイトバランス調整値を算出し、そのホワイトバラ
ンス調整値を画像処理部31に供給するようになされて
いる。
【0063】即ち、LCDカバー14が閉じているとき
においては、LCD6が電子ビューファインダとして使
用されないので、CCD20の動作を停止させるように
する。CCD20は多くの電力を消費するので、このよ
うにCCD20の動作を停止させることにより、バッテ
リ21の電力を節約することができる。
【0064】また、CPU39は、LCDカバー14が
閉じているとき、レリーズスイッチ10が操作されるま
で(レリーズスイッチ10が半押し状態になるまで)、
画像処理部31が各種処理を行わないように、画像処理
部31を制御するようになされている。
【0065】さらに、CPU39は、LCDカバー14
が閉じているとき、レリーズスイッチ10が操作される
まで(レリーズスイッチ10が半押し状態になるま
で)、絞り駆動回路53が絞り54の開口径を変更など
の動作を行わないように、絞り駆動回路53を制御する
ようになされている。
【0066】また、CPU39は、ストロボ駆動回路3
7を制御して、ストロボ4を適宜発光させるようになさ
れている他、赤目軽減LED駆動回路38を制御して、
ストロボ4を発光させる前に、赤目軽減LED15を適
宜発光させるようになされている。また、LED駆動回
路55を制御して、LED56を適宜、点灯および点滅
させるようになされている。
【0067】なお、CPU39は、LCDカバー14が
開いているとき(即ち、電子ビューファインダが利用さ
れているとき)においては、ストロボ4を発光させない
ようにすることができる。このようにすることにより、
電子ビューファインダに表示されている画像の状態で、
被写体を撮影することができる。
【0068】CPU39は、タイマ45より供給される
日時データに従って、撮影した日時の情報を画像データ
のヘッダ情報として、メモリカード24の撮影画像記録
領域に記録するようになされている。(すなわち、メモ
リカード24の撮影画像記録領域に記録される撮影画像
データには、撮影日時のデータが付随している)。
【0069】また、CPU39は、デジタル化された音
声情報を圧縮した後、デジタル化および圧縮化された音
声データを一旦、バッファメモリ36に記憶させた後、
メモリカード24の所定の領域(音声記録領域)に記録
するようになされている。また、このとき、メモリカー
ド24の音声記録領域には、録音日時のデータが音声デ
ータのヘッダ情報として記録されるようになされてい
る。
【0070】CPU39は、レンズ駆動回路30を制御
し、撮影レンズ3を移動させることにより、オートフォ
ーカス動作を行う他、絞り駆動回路53を制御して、撮
影レンズ3とCCD20の間に配置されている絞り54
の開口径を変更させるようになされている。
【0071】さらに、CPU39は、ファインダ内表示
回路40を制御して、各種動作における設定などをファ
インダ内表示素子26に表示させるようになされてい
る。
【0072】CPU39は、インタフェース(I/F)
48を介して、所定の外部装置(図示せず)と所定のデ
ータの授受を行うようになされている。
【0073】また、CPU39は、操作キー7からの信
号を受け取り、適宜処理するようになされている。
【0074】ユーザの操作するペン(ペン型指示部材)
41によってタッチタブレット6Aの所定の位置が押圧
されると、CPU39は、タッチタブレット6Aの押圧
された位置のX−Y座標を読み取り、その座標データ
(後述するメモ情報)を、バッファメモリ36に蓄積さ
せるようになされている。また、CPU39は、バッフ
ァメモリ36に蓄積したメモ情報を、メモ情報入力日時
のヘッダ情報とともに、メモリカード24のメモ情報記
録領域に記録するようになされている。
【0075】次に、本実施の形態の電子カメラ1の各種
動作について説明する。最初に、本装置のLCD6にお
ける電子ビューファインダ動作について説明する。
【0076】ユーザがレリーズスイッチ10を半押し状
態にすると、DSP33は、CPU39より供給され
る、LCDスイッチ25の状態に対応する信号の値か
ら、LCDカバー14が開いているか否かを判断し、L
CDカバー14が閉じていると判断した場合、電子ビュ
ーファインダ動作を行わない。この場合、DSP33
は、レリーズスイッチ10が操作されるまで、処理を停
止する。
【0077】なお、LCDカバー14が閉じている場
合、電子ビューファインダ動作を行わないので、CPU
39は、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆
動回路53の動作を停止させる。そして、CPU39
は、CCD20を停止させる代わりに、測光回路51お
よび測色回路52を動作させ、それらの測定結果を、画
像処理部31に供給する。画像処理部31は、それらの
測定結果の値を、ホワイトバランス制御や輝度値の制御
を行うときに利用する。
【0078】また、レリーズスイッチ10が操作された
場合、CPU39は、CCD20および絞り駆動回路5
3の動作を行わせる。
【0079】一方、LCDカバー14が開いている場
合、CCD20は、所定の時間毎に、所定の露光時間
で、電子シャッタ動作を行い、撮影レンズ3によって集
光された被写体の光画像を光電変換し、その動作で得ら
れた画像信号を画像処理部31に出力する。
【0080】画像処理部31は、ホワイトバランス制御
および輝度値の制御を行い、その画像信号に対して所定
の処理を施した後、画像信号をA/D変換回路32に出
力する。なお、CCD20が動作しているときは、画像
処理部31は、CPU39により、CCD20の出力を
利用して算出された、ホワイトバランス制御および輝度
値の制御に利用される調整値を利用する。
【0081】そして、A/D変換回路32は、その画像
信号(アナログ信号)を、デジタル信号である画像デー
タに変換し、その画像データをDSP33に出力する。
【0082】DSP33は、その画像データをフレーム
メモリ35に出力し、LCD6にその画像データに対応
する画像を表示させる。
【0083】このように、電子カメラ1においては、L
CDカバー14が開いている場合、所定の時間間隔で、
CCD20が電子シャッタ動作し、その度に、CCD2
0から出力された信号を画像データに変換し、その画像
データをフレームメモリ35に出力して、LCD6に被
写体の画像を絶えず表示させることで、電子ビューファ
インダ動作を行う。
【0084】また、上述のように、LCDカバー14が
閉じている場合においては、電子ビューファインダ動作
を行わず、CCD20、画像処理部31、および、絞り
駆動回路53の動作を停止させ、消費電力を節約してい
る。
【0085】次に、本装置による被写体の撮影について
説明する。
【0086】第1に、面Y1に設けられている連写モー
ド切り換えスイッチ13が、Sモード(1コマだけ撮影
を行うモード)に切り換えられている場合について説明
する。最初に、図1に示す電源スイッチ11を「ON」
と印刷されている側に切り換えて電子カメラ1に電源を
投入する。ファインダ2で被写体を確認し、面Y1に設
けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体の
撮影処理が開始される。
【0087】なお、LCDカバー14が閉じられている
場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状
態になったとき、CCD20、画像処理部31、およ
び、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズス
イッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処
理を開始させる。
【0088】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備える
CCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理
部31によってサンプリングされる。画像処理部31に
よってサンプリングされた画像信号は、A/D変換回路
32に供給され、そこでデジタル化されてDSP33に
出力される。
【0089】DSP33は、その画像データをバッファ
メモリ36に一旦出力した後、バッファメモリ36よ
り、その画像データを読み出し、離散的コサイン変換、
量子化およびハフマン符号化を組み合わせたJPEG
(Joint Photographic Experts Group)方式に従って圧
縮し、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録させ
る。このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域に
は、撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報
として記録される。
【0090】なお、連写モード切り換えスイッチ13が
Sモードに切り換えられている場合においては、1コマ
の撮影だけが行われ、レリーズスイッチ10が継続して
押されても、それ以降の撮影は行われない。また、レリ
ーズスイッチ10が継続して押されると、LCDカバー
14が開いている場合、LCD6に、撮影した画像が表
示される。
【0091】第2に、連写モード切り換えスイッチ13
がLモード(1秒間に8コマの連写を行うモード)に切
り換えられている場合について説明する。電源スイッチ
11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子カ
メラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリー
ズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始され
る。
【0092】なお、LCDカバー14が閉じられている
場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状
態になったとき、CCD20、画像処理部31、およ
び、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズス
イッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処
理を開始させる。
【0093】ファインダ2で観察される被写体の光画像
は、撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備え
るCCD20に結像する。CCD20に結像した被写体
の光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処
理部31によって1秒間に8回の割合でサンプリングさ
れる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20
の全画素の画像電気信号のうち4分の3の画素を間引
く。
【0094】すなわち、画像処理部31は、マトリクス
状に配列されているCCD20の画素を、図7に示すよ
うに、2×2画素(4つの画素)を1つとする領域に分
割し、その1つの領域から、所定の位置に配置されてい
る1画素の画像信号をサンプリングし、残りの3画素を
間引く。
【0095】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリン
グされ、その他の画素b,c,dが間引かれる。第2回
目のサンプリング時(2コマ目)においては、各領域の
右上の画素bがサンプリングされ、その他の画素a,
c,dが間引かれる。以下、第3回目、第4回目のサン
プリング時においては、左下の画素c、右下の画素d
が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引
かれる。つまり、4コマ毎に各画素がサンプリングされ
る。
【0096】画像処理部31によってサンプリングされ
た画像信号(CCD20の全画素中の4分の1の画素の
画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこで
デジタル化されてDSP33に出力される。
【0097】DSP33は、デジタル化された画像信号
をバッファメモリ36に一旦出力した後、その画像信号
を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、デジタ
ル化および圧縮処理された撮影画像データを、メモリカ
ード24の撮影画像記録領域に記録する。このとき、メ
モリカード24の撮影画像記録領域には、撮影日時のデ
ータが、撮影画像データのヘッダ情報として記録され
る。
【0098】第3に、連写モード切り換えスイッチ13
がHモード(1秒間に30コマの連写を行うモード)に
切り換えられている場合について説明する。電源スイッ
チ11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子
カメラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリ
ーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始さ
れる。
【0099】なお、LCDカバー14が閉じられている
場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状
態になったとき、CCD20、画像処理部31、およ
び、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズス
イッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処
理を開始させる。
【0100】ファインダ2で観察される被写体の光画像
が撮影レンズ3によって集光され、CCD20に結像す
る。複数の画素を備えるCCD20に結像した被写体の
光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理
部31によって1秒間に30回の割合でサンプリングさ
れる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20
の全画素の画像電気信号のうち9分の8の画素を間引
く。
【0101】すなわち、画像処理部31は、マトリクス
状に配列されているCCD20の画素を、図8に示すよ
うに、3×3画素を1つとする領域に分割し、その1つ
の領域から、所定の位置に配置されている1画素の画像
電気信号を、1秒間に30回の割合でサンプリングし、
残りの8画素を間引く。
【0102】例えば、第1回目のサンプリング時(1コ
マ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリン
グされ、その他の画素b乃至iが間引かれる。第2回目
のサンプリング時(2コマ目)においては、画素aの右
側に配置されている画素bがサンプリングされ、その他
の画素a,c乃至iが間引かれる。以下、第3回目以降
のサンプリング時においては、画素c、画素d・・・
が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引
かれる。つまり、9コマ毎に各画素がサンプリングされ
る。
【0103】画像処理部31によってサンプリングされ
た画像信号(CCD20の全画素中の9分の1の画素の
画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこで
デジタル化されてDSP33に出力される。
【0104】DSP33は、デジタル化された画像信号
をバッファメモリ36に一旦出力した後、その画像信号
を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、デジタ
ル化および圧縮処理された撮影画像データを、撮影日時
のヘッダ情報を付随して、メモリカード24の撮影画像
記録領域に記録する。
【0105】なお、必要に応じて、ストロボ4を動作さ
せ、被写体に光を照射させることもできる。ただし、L
CDカバー14が開いているとき、即ち、LCD6が電
子ビューファインダ動作を行っているとき、CPU39
は、ストロボ4を、発光させないように制御することが
できる。
【0106】次に、タッチタブレット6Aから2次元の
情報(ペン入力情報)を入力する場合の動作について説
明する。
【0107】タッチタブレット6Aがペン41のペン先
で押圧されると、接触した箇所のX−Y座標が、CPU
39に入力される。このX−Y座標は、バッファメモリ
36に記憶される。また、フレームメモリ35における
上記X−Y座標の各点に対応した箇所にデータを書き込
み、LCD6における上記X−Y座標に、ペン41の接
触に対応したメモを表示させることができる。
【0108】上述したように、タッチタブレット6A
は、透明部材によって構成されているので、ユーザは、
LCD6上に表示される点(ペン41のペン先で押圧さ
れた位置の点)を観察することができ、あたかもLCD
6上に直接ペン入力をしたかのように感じることができ
る。また、ペン41をタッチタブレット6A上で移動さ
せると、LCD6上には、ペン41の移動に伴う線が表
示される。さらに、ペン41をタッチタブレット6A上
で断続的に移動させると、LCD6上には、ペン41の
移動に伴う破線が表示される。以上のようにして、ユー
ザは、タッチタブレット6A(LCD6)に所望の文
字、図形等のメモ情報を入力する。
【0109】また、LCD6上に撮影画像が表示されて
いる場合において、ペン41によってメモ情報が入力さ
れると、このメモ情報が、撮影画像情報とともに、フレ
ームメモリ35で合成され、LCD6上に同時に表示さ
れる。
【0110】なお、ユーザは、所定の色選択スイッチを
操作することにより、LCD6上に表示されるメモの色
を、黒、白、赤、青等の色から選択することができる。
【0111】ペン41によるタッチタブレット6Aへの
メモ情報の入力後、操作キー7の実行キー7Bが押され
ると、バッファメモリ36に蓄積されているメモ情報
が、入力日時のヘッダ情報とともにメモリカード24に
供給され、メモリカード24のメモ情報記録領域に記録
される。
【0112】なお、メモリカード24に記録されるメモ
情報は、圧縮処理の施された情報である。タッチタブレ
ット6Aに入力されたメモ情報は空間周波数成分の高い
情報を多く含んでいるので、上記撮影画像の圧縮に用い
られるJPEG方式によって圧縮処理を行うと、圧縮効
率が悪く情報量が小さくならず、圧縮および伸張に必要
とされる時間が長くなってしまう。さらに、JPEG方
式による圧縮は、非可逆圧縮であるので、情報量の少な
いメモ情報の圧縮には適していない(伸張してLCD6
上に表示した場合、情報の欠落に伴うギャザ、にじみが
際だってしまうため)。
【0113】そこで、本実施の形態においては、ファッ
クス等において用いられるランレングス法によって、メ
モ情報を圧縮するようにしている。ランレングス法と
は、メモ画面を水平方向に走査し、黒、白、赤、青等の
各色の情報(点)の継続する長さ、および無情報(ペン
入力のない部分)の継続する長さを符号化することによ
り、メモ情報を圧縮する方法である。
【0114】このランレングス法を用いることにより、
メモ情報を最小に圧縮することができ、また、圧縮され
たメモ情報を伸張した場合においても、情報の欠落を抑
制することが可能になる。なお、メモ情報は、その情報
量が比較的少ない場合には、圧縮しないようにすること
もできる。
【0115】また、上述したように、LCD6上に撮影
画像が表示されている場合において、ペン入力を行う
と、撮影画像データとペン入力のメモ情報がフレームメ
モリ35で合成され、撮影画像とメモの合成画像がLC
D6上に表示される。その一方で、メモリカード24に
おいては、撮影画像データは、撮影画像記録領域に記録
され、メモ情報は、メモ情報記録領域に記録される。こ
のように、2つの情報が、各々異なる領域に記録される
ので、ユーザは、撮影画像とメモの合成画像から、いず
れか一方の画像(例えばメモ)を削除することができ、
さらに、各々の画像情報を個別の圧縮方法で圧縮するこ
ともできる。
【0116】メモリカード24の音声記録領域、撮影画
像記録領域、またはメモ情報記録領域にデータを記録し
た場合、図9に示すように、LCD6にその一覧表を表
示させることができる。
【0117】図9に示すLCD6の表示画面上において
は、情報を記録した時点の年月日(記録年月日)(この
場合、1996年11月1日)が画面の上端部に表示さ
れ、その記録年月日に記録された情報の番号と記録時刻
が画面の左側に表示されている。
【0118】記録時刻の右側には、サムネイル画像が表
示されている。このサムネイル画像は、メモリカード2
4に記録された撮影画像データの各画像データのビット
マップデータを間引いて(縮小して)作成されたもので
ある。この表示のある情報は、撮影画像情報を含む情報
である。つまり、「10時16分」、および「10時2
1分」に記録(入力)された情報には、撮影画像情報が
含まれており、それ以外の時間に記録された情報には画
像情報が含まれていない。
【0119】また、メモアイコン「□」は、線画情報と
して所定のメモが記録されていることを表している。
【0120】サムネイル画像の表示領域の右側には、音
声アイコン(音符)が表示され、その右隣りには録音時
間(単位は秒)が表示されている(音声情報が入力され
ていない場合には、これらは表示されない)。
【0121】ユーザは、図9に示すように、LCD6に
表示された一覧表の中の所望の音声アイコンを、ペン4
1のペン先で押圧して再生する情報を選択指定し、図2
に示す実行キー7Bをペン41のペン先で押圧すること
により、選択した情報を再生する。
【0122】例えば、図9に示す「10時16分」の表
示されている音声アイコンがペン41によって押圧され
ると、CPU39は、選択された録音日時(10時16
分)に対応する音声データをメモリカード24から読み
出し、その音声データを伸張した後、A/DおよびD/
A変換回路42に供給する。A/DおよびD/A変換回
路42は、供給された音声データをアナログ化した後、
スピーカ5を介して再生する。
【0123】メモリカード24に記録した撮影画像デー
タを再生する場合、ユーザは、所望のサムネイル画像
を、ペン41のペン先で押圧することによりその情報を
選択し、実行キー7Bを押して選択した情報を再生させ
る。
【0124】即ち、CPU39は、選択されたサムネイ
ル画像の撮影日時に対応する撮影画像データをメモリカ
ード24から読み出すように、DSP33に指示する。
DSP33は、メモリカード24より読み出した上記撮
影画像データ(圧縮されている撮影画像データ)を伸張
し、この撮影画像データをビットマップデータとしてフ
レームメモリ35に蓄積させ、LCD6に表示させる。
【0125】Sモードで撮影された画像は、LCD6上
に、静止画像として表示される。この静止画像は、CC
D20の全ての画素の画像信号を再生したものであるこ
とはいうまでもない。
【0126】Lモードで撮影された画像は、LCD6上
において、1秒間に8コマの割合で連続して表示され
る。このとき、各コマに表示される画素数は、CCD2
0の全画素数の4分の1である。
【0127】通常、人間の目は、静止画像の解像度の劣
化に対しては敏感に反応するため、静止画像の画素を間
引くことは、ユーザに画質の劣化として捉えられてしま
う。しかしながら、撮影時の連写速度が上がり、Lモー
ドにおいて1秒間に8コマ撮影され、この画像が1秒間
に8コマの速さで再生された場合においては、各コマの
画素数がCCD20の画素数の4分の1になるが、人間
の目は1秒間に8コマの画像を観察するので、1秒間に
人間の目に入る情報量は、静止画像の場合に比べて2倍
になる。
【0128】すなわち、Sモードで撮影された画像の1
コマの画素数を1とすると、Lモードで撮影された画像
の1コマの画素数は1/4となる。Sモードで撮影され
た画像(静止画像)がLCD6に表示された場合、1秒
間に人間の目に入る情報量は1(=(画素数1)×(コ
マ数1))となる。一方、Lモードで撮影された画像が
LCD6に表示された場合、1秒間に人間の目に入る情
報量は2(=(画素数1/4)×(コマ数8))となる
(すなわち、人間の目には、静止画像の2倍の情報が入
る)。従って、1コマ中の画素の数を4分の1にして
も、再生時において、ユーザは、画質の劣化をさほど気
にすることなく再生画像を観察することができる。
【0129】さらに、本実施の形態においては、各コマ
毎に異なる画素をサンプリングし、そのサンプリングし
た画素をLCD6に表示するようにしているので、人間
の目に残像効果が起こり、1コマ当たり4分の3画素を
間引いたとしても、ユーザは、画質の劣化をさほど気に
することなくLCD6に表示されるLモードで撮影され
た画像を観察することができる。
【0130】また、Hモードで撮影された画像は、LC
D6上において、1秒間に30コマの割合で連続して表
示される。このとき、各コマに表示される画素数は、C
CD20の全画素数の9分の1であるが、Lモードの場
合と同様の理由で、ユーザは、画質の劣化をさほど気に
することなくLCD6に表示されるHモードで撮影され
た画像を観察することができる。
【0131】本実施の形態においては、Lモードおよび
Hモードで被写体を撮像する場合、画像処理部31が、
再生時における画質の劣化が気にならない程度にCCD
20の画素を間引くようにしているので、DSP33の
負荷を低減することができ、DSP33を、低速度、低
電力で作動させることができる。また、このことによ
り、装置の低コスト化および低消費電力化が可能にな
る。
【0132】なお、必要に応じて、発光部4を動作さ
せ、被写体に光を照射させることもできる。
【0133】ところで、本実施例においては、上述した
ように、メモリカード24に記録される各種の情報(デ
ータ)には、それぞれの情報が入力された日時のデータ
がヘッダ情報として付随されている。ユーザは、LCD
6上に表示される一覧表画面(図9)から、所望の情報
を選択して再生することができる。
【0134】また、複数の情報(撮影画像、音声、線
画)が同時に入力された場合、各々の情報は、記録カー
ド24の所定の領域に別個に記録されるが、その各々の
情報には、互いに同一の日時のヘッダ情報が付随してい
る。
【0135】例えば、情報A(撮影画像)、情報B(音
声)、情報C(線画)が同時に入力された場合、メモリ
カード24の所定の領域に記録される各情報A,B,C
は、同一の入力日時のデータをヘッダ情報として各々備
えるようにする。また、情報Aのヘッダ情報を入力日時
のデータとし、情報B及びCのヘッダ情報を、情報Aに
関連する旨のデータとするようにしてもよい。
【0136】以上のようにすることにより、同時に入力
された複数の種類の情報が、再生時において、同時に再
生されるようにすることができる。
【0137】また、本実施例においては、第1の情報
(例えば、撮影画像)を記録した後に、第1の情報と異
なる第2の情報(例えば、線画(メモ))を、第1の情
報に追加した形で記録させることもできる。このよう
に、第1の情報に追加して、第2の情報を加える場合、
第1の情報を再生した状態で、第2の情報を入力するよ
うにする。以下に、この場合の詳細な説明をする。
【0138】例えば、予め記録されている音声情報が再
生されている場合において、レリーズスイッチ10が押
され、被写体の撮影処理が行われると、メモリカード2
4の撮影画像記録領域に記録される撮影画像データに
は、その音声情報の記録が開始された日時のヘッダ情報
が付随される。
【0139】また、例えば、1995年8月25日10
時5分に記録が開始された音声情報の再生中において、
再生開始から1分経過したとき(すなわち、再生データ
が1995年8月25日10時6分のデータになったと
き)、撮影処理が行われると、メモリカード24の撮影
画像記録領域に記録される撮影画像データには、199
5年8月25日10時6分のヘッダ情報が付随されるよ
うにすることもできる(なお、開始時刻(10時5分)
をヘッダ情報とするようにしてもよいし、いずれか一方
をデフォルトとして登録するようにしてもよい(その選
択は、ユーザによってなされる))。
【0140】同様に、予め記録されている音声情報が再
生されている場合において、線画情報が入力されると、
メモリカード24の線画情報記録領域には、その線画情
報とともに、音声情報の記録日時のヘッダ情報と同一の
ヘッダ情報が記録される。
【0141】予め、同時に入力された音声情報及び撮影
画像情報が再生されている場合において、線画情報が入
力されると、メモリカード24の線画情報記録領域に
は、その線画情報とともに、音声情報(または撮影画像
情報)の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ情報が記
録される。
【0142】予め、同時に入力された音声情報及び線画
情報が再生されている場合において、撮影画像情報が入
力されると、メモリカード24の撮影画像記録領域に
は、その撮影画像データとともに、音声情報(または線
画情報)の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ情報が
記録される。
【0143】予め入力されている撮影画像が再生されて
いる場合において、音声情報が入力されると、メモリカ
ード24の音声情報記録領域には、その音声データとと
もに、撮影画像の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ
情報が記録される。
【0144】予め入力されている撮影画像が再生されて
いる場合において、線画情報が入力されると、メモリカ
ード24の線画情報記録領域には、その線画情報ととも
に、撮影画像の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ情
報が記録される。
【0145】予め、同時に入力された撮影画像情報及び
線画情報が再生されている場合において、音声情報が入
力されると、メモリカード24の音声記録領域には、そ
の音声データとともに、撮影画像情報(または線画情
報)の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ情報が記録
される。
【0146】予め入力されている線画情報が再生されて
いる場合において、撮影画像情報が入力されると、メモ
リカード24の撮影画像記録領域には、その撮影画像デ
ータとともに、線画情報の記録日時のヘッダ情報と同一
のヘッダ情報が記録される。
【0147】予め入力されている線画情報が再生されて
いる場合において、音声情報が入力されると、メモリカ
ード24の音声記録領域には、その音声データととも
に、線画情報の記録日時のヘッダ情報と同一のヘッダ情
報が記録される。
【0148】以上のように、予め記録されている第1の
情報が再生されている場合において、第2の情報が入力
されると、第1の情報の記録日時が第2の情報のヘッダ
情報となる(以下、通常モードという)。このようにす
ることによって、後から情報を追加しても、元の情報と
追加された情報の関係を保つことができる。
【0149】さらに、本実施例においては、予め記録さ
れている第1の情報に第2の情報を追加した場合、第2
の情報の入力時刻を第2の情報のヘッダ情報として記録
するだけでなく、第1の情報のヘッダ情報を、第2の情
報のヘッダ情報で書き換えるようにしてもよい(以下、
記録日時変更モードという)。このようにする場合、変
更情報入力装置1に、記録日時のモード切り換えスイッ
チ(図示せず)をさらに設け、ユーザの選択により記録
日時の変更(通常モードと記録日時変更モードの切り換
え)が行われるようにする。
【0150】例えば、ユーザが、後日の特定の時刻に、
特定の被写体を撮影することを予定しており、その撮影
画像についてのコメントを予め線画情報として記録した
場合(すなわち、線画情報が第1の情報)、上記の記録
日時のモード切り換えスイッチを、記録日時変更モード
に切り換え、記録した線画情報を再生しながら上記被写
体を撮影する(すなわち、撮影画像が第2の情報)。す
ると、線画情報(第1の情報)及び撮影画像(第2の情
報)の両方に、撮影画像(第2の情報)の入力日時がヘ
ッダ情報として付随される。
【0151】また、入力される情報に優先順位を付け、
その優先順位に対応させて、各情報に入力時刻のヘッダ
情報を付随させるようにしてもよい。
【0152】例えば、撮影画像の優先順位を第1位と
し、音声情報の優先順位を第2位とし、線画情報の優先
順位を第3位とした場合、予め記録されている線画情報
を再生させながら、音声情報を入力すると、メモリカー
ド24に記録される線画情報及び音声情報の両者には、
音声情報の入力時刻を含むヘッダ情報が付随される(音
声情報の優先順位が線画情報の優先順位よりも上位とさ
れているため)。さらに、その音声情報及び線画情報を
再生させながら、撮影画像を入力すると、メモリカード
24に記録される線画情報、音声情報、及び撮影画像に
は、撮影画像の入力時刻を含むヘッダ情報が付随される
(撮影画像の優先順位が、他の情報の優先順位よりも上
位とされているため)。この優先順位は、ユーザによっ
て設定されるものとしてもよい。
【0153】次に、被写体を撮影しているときに、音声
を記録する場合について説明する。
【0154】まず、連写モード切り換えスイッチ13が
Sモード(単写モード)に切り換えられている場合につ
いて説明する。最初に、録音スイッチ12が押される
と、音声情報の入力が行われ、メモリカード24の音声
情報記録領域には、音声データとともに、記録開始日時
のヘッダ情報が記録される。そして、音声情報の入力
中、レリーズスイッチ10が押されると(Sモード)、
被写体が1コマ撮影され、その撮影画像データがメモリ
カード24に記録される。この撮影画像データには、レ
リーズスイッチ10が押されたとき(撮影開始時)の日
時のヘッダ情報が付随している。
【0155】一方、最初に、レリーズボタン10が押さ
れると、被写体が1コマ撮影される。このとき、メモリ
カード24に記録される撮影画像データには、撮影時の
日時がヘッダ情報として記録される。さらに、レリーズ
ボタン10が継続して押されていると、撮影した画像
が、LCD6上に表示され、このとき、録音スイッチ1
2が押されると、音声情報が入力される。このとき、メ
モリカード24の音声情報記録領域に記録される音声デ
ータには、撮影したときの日時がヘッダ情報として付随
される。
【0156】次に、連写モード切り換えスイッチ13
が、LモードまたはHモード(連写モード)に切り換え
られている場合について説明する。最初に、レリーズス
イッチ10が押され、次に録音スイッチ12が押された
場合、及びレリーズスイッチ10と録音スイッチ12が
同時に押された場合、撮影画像及び音声情報は、次に示
すように記録される。
【0157】連写モード切り換えスイッチ13がLモー
ドに切り換えられている場合においては、1秒間に8コ
マの撮影が行われ、メモリカード24の撮影画像記録領
域に記録される各コマの撮影画像データには、各々が撮
影された日時のヘッダ情報が付随される。従って、各コ
マのヘッダには、0.125秒間隔の日時が記録される
ことになる。また、このとき、音声情報は0.125秒
毎に記録され(但し、継続して入力される)、メモリカ
ード24の音声情報記録領域に記録される音声データに
も、0.125秒間隔の日時のヘッダ情報が記録され
る。
【0158】同様に、連写モード切り換えスイッチ13
がHモードに切り換えられている場合においては、1秒
間に30コマの撮影が行われ、メモリカード24の撮影
画像記録領域に記録される各コマの撮影画像データに
は、各々が撮影された日時のヘッダ情報が付随される。
従って、各コマのヘッダには、1/30秒間隔の日時が
記録されることになる。また、このとき、音声情報は1
/30秒毎に記録され(但し、継続して入力される)、
メモリカード24の音声情報記録領域に記録される音声
データにも、1/30秒間隔の日時のヘッダ情報が記録
される。
【0159】以上のようにすることにより、記録後に撮
影画像または音声を編集する場合、任意の撮影画像を除
去すると、その撮影画像のヘッダ情報と同一のヘッダ情
報を有する音声情報も除去することができる。
【0160】一方、連写モード切り換えスイッチ13
が、LモードまたはHモードに切り換えられている場合
(連写モードに切り換えられている場合)において、最
初に録音スイッチ12が押され、後からレリーズスイッ
チ10が押されると、メモリカード24に記録される情
報には、以下に示すヘッダ情報が記録される。
【0161】すなわち、この場合においては、レリーズ
スイッチ10が押されるまでの音声データが、メモリカ
ード24の音声情報記録領域に、1つのファイルとして
記録される。その後、レリーズスイッチ10が押された
場合には、撮影画像の各コマに対応する日時のヘッダ情
報が音声データとともに記録される。
【0162】ところで、本実施の形態においては、既述
のように、被写体の光画像を撮影するだけでなく、メモ
(線画)情報を記録することも可能である。本実施の形
態においては、これらの情報を入力するモード(撮影モ
ードおよびメモ入力モード)を具備しており、ユーザの
操作に応じてこれらのモードが適宜選択され、情報の入
力がスムーズに実行されるようになされている。
【0163】次に、図10のフローチャートを参照し
て、所定の画像データにメモ情報(メモデータ(線画デ
ータ))が関連づけられて記憶されている状態で、画像
データのみを再生し、メモデータを新たに記録する場合
の動作について説明する。図11は、上記画像データと
線画データを再生した様子を示している。
【0164】最初に、ステップS1において、ユーザ
は、所定の操作を行うことにより、図9に示したような
一覧表画面をLCD6に表示させる。そして、所定のサ
ムネイル画像をペン41等を用いて選択する。選択され
たサムネイル画像に対応する情報はCPU39に供給さ
れ、CPU39により、メモリカード24に記憶されて
いる選択されたサムネイル画像に対応する画像データが
読み出され、フレームメモリ35に転送される。これに
より、図12に示すように、LCD6の画面には選択さ
れたサムネイル画像に対応する画像が表示される。
【0165】次に、ステップS2において、CPU39
により、タッチタブレット6Aがペン41等によってタ
ッチされたか否かが判定される。タッチタブレット6A
がペン41等によってタッチされていないと判定された
場合、ステップS2の処理が繰り返し実行される。一
方、図13に示すように、タッチタブレット6Aがペン
41等によりタッチされたと判定された場合、ステップ
S3に進み、CPU39により、いま、LCD6の画面
に表示されている画像に関連づけられてメモリカード2
4に記憶されている既存の線画データが存在するか否か
が判定される。
【0166】いま、LCD6の画面に表示されている画
像に関連づけられてメモリカード24に記憶されている
既存の線画データが存在すると判定された場合、ステッ
プS4に進み、CPU39により、既存の線画データが
メモリカード24から読み出され、フレームメモリ35
に転送される。これにより、図14に示すように、LC
D6の画面には、先に選択されたサムネイル画像に対応
する画像と、その画像に関連づけられて記憶されている
線画(この例の場合、「山田」)が重畳されて表示され
る。
【0167】ステップS4の処理が終了するか、また
は、ステップS3において、いま、LCD6の画面に表
示されている画像に関連づけられて記憶されている既存
の線画データが存在しないと判定された場合、ステップ
S5に進む。
【0168】ステップS5においては、ユーザにより新
規に線画データがタッチタブレット6Aを介して入力さ
れる。入力された線画データは、CPU39の制御によ
り、一旦バッファメモリ36に供給され、記憶される。
そして、CPU39は、バッファメモリ36に記憶され
た線画データを逐次、フレームメモリ35に供給する。
これにより、既存の線画データが存在する場合、図15
に示すように、フレームメモリ35に記憶されている既
存の線画データ(この例の場合、「山田」)といま新た
に入力された新規の線画データ(この例の場合、「田
中」)とが重畳されてLCD6の画面に表示される。
【0169】ここで、既存の線画データと新規の線画デ
ータを異なる色で表示させるようにすることができる。
これにより、既存の線画データと新規の線画データを識
別するようにすることができる。
【0170】既存の線画データが存在しない場合、図1
6に示すように、いま、新たに入力された新規の線画デ
ータが画像データに重畳されてLCD6の画面に表示さ
れる。
【0171】次に、ステップS6において、CPU39
により、キャンセルキー7Cが押されたか否かが判定さ
れる。キャンセルキー7Cが押されたと判定された場
合、ステップS7に進み、CPU39により、バッファ
メモリ36に記憶されている線画データが消去される。
また、フレームメモリ35に記憶されている新規の線画
データも同様に消去される。
【0172】ステップS7における処理が終了するか、
または、ステップS6において、キャンセルキー7Cが
押されていないと判定された場合、ステップS8に進
み、CPU39により、デリートキー7Dが押されたか
否かが判定される。デリートキー7Dが押されたと判定
された場合、ステップS9に進み、CPU39により、
バッファメモリ36に記憶されている線画データが消去
される。また、フレームメモリ35に記憶されている線
画データが全て消去される。即ち、既存の線画データと
新規の線画データがともに消去される。
【0173】ステップS9における処理が終了するか、
または、ステップS8において、デリートキー7Dが押
されていないと判定された場合、ステップ10に進む。
【0174】ステップS10においては、CPU39に
より、メニューキー7Aが押されたか否かが判定され
る。メニューキー7Aが押されていないと判定された場
合、ステップS11に進み、実行キー(エンターキー)
7Bが押されたか否かが判定される。実行キー7Bが押
されていないと判定された場合、ステップS5に戻り、
ステップS5以降の処理が繰り返し実行される。一方、
ステップS11において、実行キー7Bが押されたと判
定された場合、ステップS12に進み、フレームメモリ
35に記憶されている線画データがすべて、メモリカー
ド24に供給され、記憶される。
【0175】一方、ステップS10において、メニュー
キー7Aが押されたと判定された場合、処理を終了す
る。従って、メモリカード24に記憶されているデータ
の更新が行われないので、結果的に、線画データの更新
は行われない。即ち、メニューキー7Aを押すことによ
り、更新処理を中断し、既存の線画データを復活させる
ことができる。
【0176】例えば、ステップS5において新規の線画
データを入力し、実行キー7Bを押すことにより、図1
5に示したように、既存の線画データに新規の線画デー
タを追加したものをメモリカード24に記憶させること
ができる。また、デリートキー7Dを押し、フレームメ
モリ35内の線画データを消去した後、ステップS5に
おいて、新規の線画データを入力し、次に、実行キー7
Bを押すことにより、図16に示すように、既存の線画
データを消去し、新規の線画データだけを、いまLCD
6の画面に表示されている画像に関連づけてメモリカー
ド24に記憶させることができる。
【0177】上記例の場合、線画データは、メモリカー
ド24に1つのファイルとして記録されるが、新規の線
画データが入力されたとき、既存の線画データと新規の
線画データをそれぞれ別のファイルとしてメモリカード
24に記憶させるようにすることもできる。
【0178】上述したように、画像データには、その画
像データが入力されたときの入力日時からなるヘッダ情
報が付加されている。また、その画像データに関連する
線画データにも同様のヘッダ情報が付加されている。こ
の状態で、新規の線画データが入力された場合、新規の
線画データに関連づけられる画像データ(新規の線画デ
ータの入力時にLCD6の画面に表示されている画像の
データ)に付加されているヘッダ情報の入力日時と同一
の入力日時からなるヘッダ情報を新規の線画データに付
加する方法と、新規の線画データが入力されたときの入
力日時からなるヘッダ情報を新規の線画データに付加す
る方法が考えられる。
【0179】新規の線画データに関連づけられる画像デ
ータに付加されているヘッダ情報の入力日時と同一の入
力日時からなるヘッダ情報を新規の線画データに付加し
た場合、図17に示したような一覧表画面が表示され
る。即ち、サムネイル画像Aに対応する画像データとそ
れに関連づけられた2つの線画データが同一の時刻に入
力されたものとされ、各線画データに対応する2つのメ
モアイコンが同一の記録時刻(この例の場合、時刻10
時21分)の後ろ(この例の場合、右側)に並べて表示
される。
【0180】従って、この場合、サムネイル画像Aとサ
ムネイル画像Aに対応づけられた2つの線画データを同
時に再生し、3つのデータを重畳してLCD6に表示す
ることができる。
【0181】一方、新規の線画データが入力されたとき
の入力日時からなるヘッダ情報を新規の線画データに付
加した場合、例えば、図18に示すような画面が表示さ
れる。即ち、10時21分に入力された画像データに対
応するサムネイル画像Aと、サムネイル画像Aに関連す
る線画データに対応するメモアイコンが表示され、10
時35分に入力された新規の線画データに対応するメモ
アイコンが表示され、その線画データを入力したときに
LCD6の画面に表示されていた画像に対応するサムネ
イル画像Aが、メモアイコンの後に表示される。
【0182】即ち、この例の場合、例えば、10時21
分に画像データと関連する線画データが入力され、メモ
リカード24に記憶される。そして、その画像データが
再生され、LCD6の画面に表示されている状態で、1
0時35分に新規の線画データが入力されている。
【0183】このように、既存の線画データと新規の線
画データとが、それぞれ独立にサムネイル画像Aに対応
する所定の画像データに対応づけられているので、既存
の線画データと新規の線画データとをそれぞれ独立にサ
ムネイル画像Aに対応する画像データに重畳してLCD
6の画面に表示させることができる。
【0184】また、図19に示すように、新規の線画デ
ータにサムネイル画像Aに対応する画像データが入力さ
れた入力日時からなるヘッダ情報を付加し、かつ、サム
ネイル画像Aに対応する画像データと新規の線画データ
との関連づけを、サムネイル画像Aに対応する画像デー
タと既存の線画データとの関連づけとは独立に行うよう
にすることができる。
【0185】この例の場合、10時21分に入力された
画像データに対応するサムネイル画像Aと、サムネイル
画像Aに対応する画像データに関連する既存の線画デー
タに対応するメモアイコンが表示され、次に、10時2
1分に入力された画像データに対応するサムネイル画像
Aと、サムネイル画像Aに対応する画像データに関連す
る新規の線画データに対応するメモアイコンが表示され
る。
【0186】従って、この例の場合も、サムネイル画像
Aに対応する画像データと、その画像データに関連づけ
られた既存の線画データを重畳して表示させたり、サム
ネイル画像Aに対応する画像データとその画像データに
関連づけられた新規の線画データを重畳して表示させる
ことができる。
【0187】また、このように、既存の線画データと新
規の線画データを別のファイルにすることにより、一覧
表画面において、データ更新順に並べ替えたときに、不
具合が生じないようにすることができる。また、別のフ
ァイルにする場合、ステップS4において、既存の線画
データをLCD6の画面に表示しないようにすることが
できる。
【0188】次に、図20のフローチャートを参照し
て、所定の音声データにメモ情報(メモデータ(線画デ
ータ))が関連づけられて記憶されている状態で、音声
データのみを再生し、メモデータを新たに記録する場合
の動作について説明する。図21は、上記音声データと
線画データを再生したときに、LCD6に表示される画
面の例を示している。
【0189】最初に、ステップS21において、ユーザ
は、所定の操作を行うことにより、図9に示したような
一覧表画面をLCD6に表示させる。そして、所定の音
声アイコンをペン41等を用いて選択する。選択された
音声アイコンに対応する情報はCPU39に供給され、
CPU39により、メモリカード24に記憶されている
選択された音声アイコンに対応する音声データが読み出
され、バッファメモリ36に転送される。バッファメモ
リ36に転送された音声データは、A/DおよびD/A
変換回路42に供給され、アナログの音声信号に変換さ
れた後、スピーカ5より出力される。
【0190】また、CPU39は、音声アイコンを表示
するためのデータをフレームメモリ35に供給する。こ
れにより、図22に示すように、音声アイコンが選択さ
れたことを表す所定の音符マークがLCD6の画面の左
上部に表示される。以下では、音符マークが左上端部に
表示された画面のことを適宜、音声画面ということにす
る。
【0191】次に、ステップS22において、CPU3
9により、タッチタブレット6Aがペン41等によって
タッチされたか否かが判定される。タッチタブレット6
Aがペン41等によってタッチされていないと判定され
た場合、ステップS22の処理が繰り返し実行される。
一方、図23に示すように、タッチタブレット6Aがペ
ン41等によりタッチされたと判定された場合、ステッ
プS23に進み、CPU39により、いま、再生された
音声データに関連づけられてメモリカード24に記憶さ
れている既存の線画データが存在するか否かが判定され
る。
【0192】いま、再生された音声データに関連づけら
れてメモリカード24に記憶されている既存の線画デー
タが存在すると判定された場合、ステップS24に進
み、CPU39により、既存の線画データがメモリカー
ド24から読み出され、バッファメモリ36に転送され
る。バッファメモリ36に転送された線画データは、フ
レームメモリ35に供給される。これにより、図24に
示すように、LCD6の画面には、先に選択された音声
アイコンに対応する音声データに関連づけられて記憶さ
れている既存の線画データに対応する線画(この例の場
合、「My Voice」)が音声画面に重畳されて表
示される。
【0193】ステップS24の処理が終了するか、また
は、ステップS23において、いま、再生された音声デ
ータに関連づけられてメモリカード24に記憶されてい
る既存の線画データが存在しないと判定された場合、ス
テップS25に進む。
【0194】ステップS25においては、ユーザにより
新規に線画データがタッチタブレット6Aを介して入力
される。入力された線画データは、CPU39の制御に
より、一旦バッファメモリ36に供給され、記憶され
る。そして、CPU39は、バッファメモリ36に記憶
された線画データを逐次、フレームメモリ35に供給す
る。これにより、既存の線画データが存在する場合、図
25に示すように、フレームメモリ35に記憶されてい
る既存の線画データ(この例の場合、「My Voic
e」)と、いま新たに入力された新規の線画データ(こ
の例の場合、「その1」)とが重畳されてLCD6の画
面に表示される。既存の線画データが存在しない場合、
図26に示すように、いま新たに入力された新規の線画
データが画像データに重畳されてLCD6の画面に表示
される。
【0195】次に、ステップS26において、CPU3
9により、キャンセルキー7Cが押されたか否かが判定
される。キャンセルキー7Cが押されたと判定された場
合、ステップS27に進み、CPU39により、バッフ
ァメモリ36に記憶されている線画データが消去され
る。また、フレームメモリ35に記憶されている新規の
線画データも同様に消去される。
【0196】ステップS27における処理が終了する
か、または、ステップS26において、キャンセルキー
7Cが押されていないと判定された場合、ステップS2
8に進み、CPU39により、デリートキー7Dが押さ
れたか否かが判定される。デリートキー7Dが押された
と判定された場合、ステップS29に進み、CPU39
により、バッファメモリ36に記憶されている線画デー
タが消去される。また、フレームメモリ35に記憶され
ている線画データが全て消去される。即ち、既存の線画
データと新規の線画データがともに消去される。
【0197】ステップS29における処理が終了する
か、または、ステップS28において、デリートキー7
Dが押されていないと判定された場合、ステップS30
に進む。
【0198】ステップS30においては、CPU39に
より、メニューキー7Aが押されたか否かが判定され
る。メニューキー7Aが押されていないと判定された場
合、ステップS31に進み、実行キー(エンターキー)
7Bが押されたか否かが判定される。実行キー7Bが押
されていないと判定された場合、ステップS25に戻
り、ステップS25以降の処理が繰り返し実行される。
一方、ステップS31において、実行キー7Bが押され
たと判定された場合、ステップS32に進み、フレーム
メモリ35に記憶されている線画データがすべて、メモ
リカード24に供給され、記憶される。
【0199】一方、ステップS30において、メニュー
キー7Aが押されたと判定された場合、処理を終了す
る。従って、メモリカード24に記憶されているデータ
の更新が行われないので、結果的に、線画データの更新
は行われない。即ち、メニューキー7Aを押すことによ
り、更新処理を中断し、既存の線画データを復活させる
ことができる。
【0200】例えば、ステップS25において新規の線
画データを入力し、実行キー7Bを押すことにより、図
25に示したように、既存の線画データに新規の線画デ
ータを追加した線画データをメモリカード24に記憶さ
せることができる。また、デリートキー7Dを押し、フ
レームメモリ35内の線画データを消去した後、ステッ
プS25において、新規の線画データを入力し、次に、
実行キー7Bを押すことにより、図26に示すように、
既存の線画データを消去し、新規の線画データだけを、
いまLCD6の画面に表示されている画像に関連づけて
メモリカード24に記憶させることができる。
【0201】上記例の場合、線画データは、メモリカー
ド24に1つのファイルとして記録されるが、後述する
ように、新規の線画データが入力されたとき、既存の線
画データと新規の線画データをそれぞれ別のファイルと
してメモリカード24に記憶させるようにすることもで
きる。
【0202】上述したように、画像データの場合と同様
に、音声データにも、それが入力されたときの入力日時
からなるヘッダ情報が付加されている。また、その音声
データに関連する線画データにも同様のヘッダ情報が付
加されている。この状態で、新規の線画データが入力さ
れた場合、新規の線画データに関連づけられる音声デー
タ(新規の線画データの入力時、または入力される直前
に再生された音声データ)に付加されているヘッダ情報
の入力日時と同一の入力日時からなるヘッダ情報を新規
の線画データに付加する方法と、新規の線画データが入
力されたときの入力日時からなるヘッダ情報を新規の線
画データに付加する方法が考えられる。
【0203】新規の線画データが関連づけられる音声デ
ータに付加されているヘッダ情報の入力日時と同一の入
力日時からなるヘッダ情報を新規の線画データに付加し
た場合、図17に示したような一覧表画面が表示され
る。即ち、所定の音声に対応する音声アイコンとその音
声アイコンに対応する音声データに関連づけられた2つ
の線画データが同一の時刻に入力されたものとされ、各
線画データに対応する2つのメモアイコンが同一の記録
時刻(いまの場合、時刻10時22分)の後ろ(この例
の場合、右側)に並べて表示される。
【0204】従って、この場合、音声データと音声デー
タに対応づけられた2つの線画データを同時に再生し、
音声データに対応する音声をスピーカ5より出力させる
とともに、その音声に関連する2つの線画データを重畳
してLCD6に表示することができる。
【0205】一方、新規の線画データが入力されたとき
の入力日時からなるヘッダ情報を新規の線画データに付
加した場合、例えば、図18に示すような画面が表示さ
れる。即ち、10時22分に入力された音声データに対
応する音声アイコンと、音声アイコンに関連する線画デ
ータに対応するメモアイコンが表示され、10時36分
に入力された新規の線画データに対応するメモアイコン
と、その線画データを入力したとき、またはその直前に
再生された音声データに対応する音声アイコンが、メモ
アイコンの後に表示される。
【0206】即ち、この例の場合、例えば、10時22
分に音声データと関連する線画データが入力され、メモ
リカード24に記憶される。そして、その音声データが
再生され、スピーカ5より出力されているとき、または
その後の10時36分に新規の線画データが入力されて
いる。
【0207】このように、既存の線画データと新規の線
画データとが、それぞれ独立に所定の音声データに対応
づけられているので、既存の線画データと新規の線画デ
ータとをそれぞれ独立に音声データと関連づけてLCD
6の画面に表示させることができる。
【0208】また、図19に示すように、新規の線画デ
ータにその新規の線画データが入力されたとき、または
直前に、スピーカ5より出力されていた音声データが入
力された入力日時からなるヘッダ情報を付加し、かつ、
音声データと新規の線画データとの関連づけを、音声デ
ータと既存の線画データとの関連づけとは独立に行うよ
うにすることができる。
【0209】この例の場合、10時22分に入力された
音声データに対応する音声アイコンと、音声データに関
連する既存の線画データに対応するメモアイコンが表示
され、次に、10時22分に入力された音声データに対
応する音声アイコンと、音声アイコンに関連する新規の
線画データに対応するメモアイコンが表示される。
【0210】従って、この例の場合も、音声データと音
声データに関連づけられた既存の線画データを同時に再
生したり、音声データと音声データに関連づけられた新
規の線画データを同時に再生することができる。
【0211】また、このように、既存の線画データと新
規の線画データを別のファイルにすることにより、一覧
表画面において、データを更新順に並べ替えたときに、
不具合が生じないようにすることができる。また、別の
ファイルにする場合、ステップS24において、既存の
線画データをLCD6の画面に表示しないようにするこ
とができる。
【0212】次に、図27のフローチャートを参照し
て、所定の画像データに音声データが関連づけられて記
憶されている状態で、画像データのみを再生し、音声デ
ータを新たに記録する場合の動作について説明する。
【0213】最初に、ステップS41において、ユーザ
は、所定の操作を行うことにより、図9に示したような
一覧表画面をLCD6に表示させる。そして、所定のサ
ムネイル画像をペン41等を用いて選択する。選択され
たサムネイル画像に対応する情報はCPU39に供給さ
れ、CPU39により、メモリカード24に記憶されて
いる選択されたサムネイル画像に対応する画像データが
読み出され、フレームメモリ35に転送される。これに
より、図12に示すように、LCD6の画面には選択さ
れたサムネイル画像に対応する画像が表示される。
【0214】次に、ステップS42において、CPU3
9により、録音スイッチ12が操作されたか否かが判定
される。録音スイッチ12が操作されていないと判定さ
れた場合、ステップS42の処理が繰り返し実行され
る。一方、録音スイッチ12が操作されたと判定された
場合、ステップS43に進み、CPU39により、い
ま、LCD6の画面に表示されている画像に関連づけら
れてメモリカード24に記憶されている既存の音声デー
タが存在するか否かが判定される。
【0215】いま、LCD6の画面に表示されている画
像に関連づけられてメモリカード24に記憶されている
既存の音声データが存在すると判定された場合、ステッ
プS44に進み、CPU39により、既存の音声データ
がメモリカード24から読み出され、バッファメモリ3
6に転送される。バッファメモリ36に転送された音声
データは、A/DおよびD/A変換回路42に供給さ
れ、アナログの音声信号に変換された後、スピーカ5よ
り出力される。
【0216】ステップS44の処理が終了するか、また
は、ステップS43において、いま、LCD6の画面に
表示されている画像に関連づけられてメモリカード24
に記憶されている既存の音声データが存在しないと判定
された場合、ステップS45に進む。
【0217】ステップS45においては、ユーザにより
新規に音声データがマイクロホン8を介して入力され
る。入力された音声データは、CPU39の制御によ
り、一旦バッファメモリ36に供給され、記憶される。
このとき、例えば、図22に示したような音声画面を画
像に重畳して表示させ、音声画面の左上端部に表示され
た音声アイコンを選択することにより、バッファメモリ
36に記憶された音声データが再生され、スピーカ5よ
り出力されるようにすることができる。
【0218】次に、ステップS46において、CPU3
9により、キャンセルキー7Cが押されたか否かが判定
される。キャンセルキー7Cが押されたと判定された場
合、ステップS47に進み、CPU39により、バッフ
ァメモリ36に記憶されている新規の音声データが消去
される。
【0219】ステップS47における処理が終了する
か、または、ステップS46において、キャンセルキー
7Cが押されていないと判定された場合、ステップS4
8に進み、CPU39により、デリートキー7Dが押さ
れたか否かが判定される。デリートキー7Dが押された
と判定された場合、ステップS49に進み、CPU39
により、バッファメモリ36に記憶されている音声デー
タがすべて消去される。即ち、既存の音声データと新規
の音声データがともに消去される。
【0220】ステップS49における処理が終了する
か、または、ステップS48において、デリートキー7
Dが押されていないと判定された場合、ステップS50
に進む。
【0221】ステップS50においては、CPU39に
より、メニューキー7Aが押されたか否かが判定され
る。メニューキー7Aが押されていないと判定された場
合、ステップS51に進み、実行キー(エンターキー)
7Bが押されたか否かが判定される。実行キー7Bが押
されていないと判定された場合、ステップS45に戻
り、ステップS45以降の処理が繰り返し実行される。
一方、ステップS51において、実行キー7Bが押され
たと判定された場合、ステップS52に進み、バッファ
メモリ36に記憶されている音声データがすべて、メモ
リカード24に供給され、記憶される。
【0222】一方、ステップS50において、メニュー
キー7Aが押されたと判定された場合、処理を終了す
る。従って、メモリカード24に記憶されているデータ
の更新が行われないので、結果的に、音声データの更新
は行われない。即ち、メニューキー7Aを押すことによ
り、更新処理を中断し、既存の音声データを復活させる
ことができる。
【0223】例えば、ステップS45において新規の音
声データを入力し、実行キー7Bを押すことにより、既
存の音声データに新規の音声データを追加したものをメ
モリカード24に記憶させることができる。また、デリ
ートキー7Dを押し、バッファメモリ36内の音声デー
タを消去した後、ステップS45において、新規の音声
データを入力し、次に、実行キー7Bを押すことによ
り、既存の音声データを消去し、新規の音声データだけ
を、いまLCD6の画面に表示されている画像に関連づ
けてメモリカード24に記憶させることができる。
【0224】上記例の場合、音声データは、メモリカー
ド24に1つのファイルとして記録されるが、新規の音
声データが入力されたとき、既存の音声データと新規の
音声データをそれぞれ別のファイルとしてメモリカード
24に記憶させるようにすることもできる。
【0225】上述したように、画像データには、その画
像が入力されたときの入力日時からなるヘッダ情報が付
加されている。また、その画像に関連する音声データに
も同様のヘッダ情報が付加されている。この状態で、新
規の音声データが入力された場合、新規の音声データに
関連づけられる画像データ(新規の音声データの入力時
にLCD6の画面に表示されている画像のデータ)に付
加されているヘッダ情報の入力日時と同一の入力日時か
らなるヘッダ情報を新規の音声データに付加する方法
と、新規の音声データが入力されたときの入力日時から
なるヘッダ情報を新規の音声データに付加する方法が考
えられる。
【0226】新規の音声データに関連づけられる画像デ
ータに付加されているヘッダ情報の入力日時と同一の入
力日時からなるヘッダ情報を新規の音声データに付加し
た場合、図17に示したような一覧表画面が表示され
る。即ち、所定の画像データに対応するサムネイル画像
Bとそれに関連づけられた2つの音声データが同一の時
刻に入力されたものとされ、例えば、各音声データに対
応する2つの音声アイコンがサムネイル画像の後ろ(こ
の例の場合、右側)に並べて表示される。
【0227】従って、この場合、サムネイル画像とサム
ネイル画像に対応づけられた2つの音声データを同時に
再生し、サムネイル画像に対応する画像をLCD6に表
示し、その画像に関連づけられた2つの音声データをそ
れぞれスピーカ5より出力させることができる。
【0228】一方、新規の音声データが入力されたとき
の入力日時からなるヘッダ情報を新規の音声データに付
加した場合、例えば、図28に示すような画面が表示さ
れる。即ち、10時25分に入力された画像データに対
応するサムネイル画像Bと、サムネイル画像に関連する
音声データに対応する音声アイコンが表示され、さら
に、10時45分に入力された新規の音声データに対応
する音声アイコンが表示され、その音声データを入力し
たときにLCD6の画面に表示されていた画像に対応す
るサムネイル画像Bが、音声アイコンの前(この例の場
合、左側)に表示される。
【0229】即ち、この例の場合、例えば、10時25
分に画像データと関連する音声データが入力され、メモ
リカード24に記憶される。そして、その画像データが
再生され、LCD6の画面に表示されている状態で、1
0時45分に新規の音声データが入力されている。
【0230】このように、既存の音声データと新規の音
声データとが、それぞれ独立にサムネイル画像Bに対応
する所定の画像データに対応づけられているので、既存
の音声データと新規の音声データとをそれぞれ独立にサ
ムネイル画像に対応する画像に対応づけ、それぞれの音
声データを別々に再生し、スピーカ5より出力させるよ
うにすることができる。
【0231】また、図29に示すように、新規の音声デ
ータにサムネイル画像に対応する画像データが入力され
た入力日時からなるヘッダ情報を付加し、かつ、画像と
新規の音声データとの関連づけを、画像と既存の音声デ
ータとの関連づけとは独立に行うようにすることができ
る。
【0232】この例の場合、10時25分に入力された
画像データに対応するサムネイル画像Bと、サムネイル
画像Bに対応する画像データに関連する既存の音声デー
タに対応する音声アイコンが表示され、次に、10時2
5分に入力された画像データに対応するサムネイル画像
Bと、サムネイル画像Bに対応する画像データに関連す
る新規の音声データに対応する音声アイコンが表示され
る。
【0233】従って、この例の場合も、サムネイル画像
Bに対応する画像データとその画像データに関連づけら
れた既存の音声データを同時に再生したり、サムネイル
画像Bに対応する画像データとその画像データに関連づ
けられた新規の音声データを同時に再生することができ
る。
【0234】また、上記実施の形態において、データの
更新を禁止するスイッチを新たに設け、所定のデータに
関連づけられた既存のデータが存在する場合、そのデー
タの更新を禁止するようにすることができる。
【0235】また、上記実施の形態において、図10、
図20、図27に示した各処理をCPU39に行わせる
プログラムは、電子カメラ1のROM43やメモリカー
ド24等に記憶させるようにすることができる。また、
このプログラムは、予め上記ROM43やメモリカード
24に記憶された状態で使用者に供給されるようにして
もよいし、ROM43やメモリカード24にコピー可能
なように、CD−ROM(compact disc-read only mem
ory)等に記憶された状態で使用者に供給されるように
してもよい。その場合、ROM43は、例えば、電気的
に書き換え可能なEEPROM(electrically erasabl
e and programmable read only memory)等で構成する
ようにする。
【0236】なお、上記実施の形態においては、ファイ
ンダ2を光学的なものとしたが、液晶を用いた液晶ファ
インダを用いるようにすることも可能である。
【0237】また、上記実施の形態においては、撮影レ
ンズ、ファインダ、発光部をこの順で、電子カメラの正
面から見て、左から順に並べるようにしたが、右から順
に並べるようにすることも可能である。
【0238】また、上記実施の形態においては、マイク
ロホンを1つだけ設けるようにしたが、マイクロホンを
左右に2つ設けるようにし、音声をステレオで記録する
ようにすることも可能である。
【0239】また、上記実施の形態においては、ペン型
指示装置を用いて各種情報を入力するようにしたが、指
を用いて入力するようにすることも可能である。
【0240】また、LCD6に表示された表示画面は一
例であって、これに限定されるものではなく、様々なレ
イアウトの画面を用いるようにすることが可能である。
同様に、操作キーの種類やレイアウトも一例であって、
これに限定されるものではない。
【0241】また、上記実施の形態において、新規の音
声データを既存の音声データに追加して記録する場合、
図27のステップS44における既存の音声データの再
生を省略するようにすることもできる。これは、音声デ
ータを再生すると、再生が終了するまでの間(例えば、
数秒間)、新規の音声データの入力ができなくなる場合
があるためである。
【0242】また、上記実施の形態においては、本発明
を電子カメラに応用する場合について説明したが、その
他の機器に本発明を応用することもできる。
【0243】さらに、上記実施の形態においては、静止
画、線画、および音声を扱う場合について説明したが、
動画やその他の情報を扱うようにすることも可能であ
る。
【0244】
【発明の効果】請求項1に記載の情報記録再生装置によ
れば、入力手段が、複数の種類の情報を入力し、記憶手
段が、入力手段によって入力された情報を記憶し、再生
手段が、記憶手段に記憶された情報を再生し、更新手段
が、情報を更新し、記憶手段に記憶させ、制御手段が、
記憶手段に記憶されている第1の情報が再生手段によっ
て再生されている状態で、第1の情報と異なる種類の第
2の情報が入力手段によって入力された場合において、
第2の情報と同一の種類の第3の情報がすでに第1の情
報と関連づけられて記憶手段に記憶されているとき、再
生手段が第3の情報を再生し、更新手段が第3の情報を
第2の情報を用いて更新するように制御するようにした
ので、所定のデータに関連する新規のデータを記録する
とき、所定のデータに関連する既存のデータを新規のデ
ータを用いて更新することができる。また、その際、第
3の情報が再生されるので、誤って上書きされたり、消
去されることがないようにすることができる。
【0245】請求項4に記載の情報記録再生装置におい
ては、入力手段が、複数の種類の情報を入力し、付加手
段が、入力手段によって入力された情報に、情報を識別
するための識別情報を付加し、記憶手段が、識別情報が
付加された情報を記憶し、再生手段が、記憶手段に記憶
された情報を再生し、制御手段が、記憶手段に記憶され
ている第1の情報が再生手段によって再生されている状
態で、第1の情報と異なる種類の第2の情報が入力手段
によって入力された場合において、第2の情報と同一の
種類の第3の情報がすでに第1の情報と関連づけられて
記憶手段に記憶されているとき、付加手段が、第1の情
報、第2の情報、および第3の情報に同一の識別情報ま
たは互いに関連する情報であることを表す付加情報を付
加するように制御するようにしたので、所定のデータに
関連する新規のデータを記録するとき、所定のデータに
関連する既存のデータを新規のデータを用いて更新する
ことができる。
【0246】請求項5に記載の情報記録再生装置は、入
力手段が、複数の種類の情報を入力し、付加手段が、入
力手段によって入力された情報に、情報を識別するため
の識別情報を付加し、記憶手段が、識別情報が付加され
た情報を記憶し、再生手段が、記憶手段に記憶された情
報を再生し、制御手段が、記憶手段に記憶されている第
1の情報が再生手段によって再生されている状態で、第
1の情報と異なる種類の第2の情報が入力手段によって
入力された場合において、第2の情報と同一の種類の第
3の情報がすでに第1の情報と関連づけられて記憶手段
に記憶されているとき、付加手段が、第1の情報と第2
の情報に互いに関連する情報であることを表す付加情報
を、第1の情報と第3の情報の関連性を表す付加情報と
は独立して付加するように制御するようにしたので、所
定のデータに関連する新規のデータを記録するとき、所
定のデータに関連する既存のデータを新規のデータを用
いて更新することができる。
【0247】請求項14に記載の記録媒体においては、
記憶手段に記憶されている第1の情報が再生手段によっ
て再生されている状態で、第1の情報と異なる種類の第
2の情報が入力手段によって入力された場合において、
第2の情報と同一の種類の第3の情報がすでに第1の情
報と関連づけられて記憶手段に記憶されているとき、再
生手段が第3の情報を再生し、更新手段が第3の情報を
第2の情報を用いて更新するように制御手段を制御する
制御プログラムを記録したので、所定のデータに関連す
る新規のデータを記録するとき、所定のデータに関連す
る既存のデータを新規のデータを用いて更新することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子カメラの一実施の形態を
正面の側から見た斜視図である。
【図2】電子カメラ1をLCDカバー14を開けた状態
で背面の側から見た斜視図である。
【図3】電子カメラ1をLCDカバー14を閉じた状態
で背面の側から見た斜視図である。
【図4】電子カメラ1の内部の構成例を示す図である。
【図5】電子カメラ1のLCDスイッチ25とLCDカ
バー14の動作を説明する図である。
【図6】電子カメラ1の内部の電気的構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】間引き処理を説明するための図である。
【図8】間引き処理の他の例を示す図である。
【図9】電子カメラ1のLCD6に表示される表示画面
例を示す図である。
【図10】画像データを再生し、その画像データに関連
する線画データを入力した場合の処理手順を説明するフ
ローチャートである。
【図11】画像データとその画像データに関連する既存
の線画データを示す図である。
【図12】画像データを再生した様子を示す図である。
【図13】ペン41を用いてタッチタブレット6Aにタ
ッチする様子を示す図である。
【図14】表示中の画像に対応する既存の線画データが
再生され、表示された様子を示す図である。
【図15】新規の線画データを入力する様子を示す図で
ある。
【図16】新規の線画データを別ファイルとして入力す
る様子を示す図である。
【図17】一覧表画面の例を示す図である。
【図18】一覧表画面の他の例を示す図である。
【図19】一覧表画面のさらに他の例を示す図である。
【図20】音声データを再生し、その音声データに関連
する線画データを入力した場合の処理手順を説明するフ
ローチャートである。
【図21】音声データを再生するときに表示される音声
画面に関連する既存の線画データが重畳されて表示され
ている様子を示す図である。
【図22】音声データを再生するときに表示される音声
画面の例を示す図である。
【図23】ペン41を用いてタッチタブレット6Aにタ
ッチする様子を示す図である。
【図24】音声の再生中または再生直後に、対応する既
存の線画データが再生され、表示された様子を示す図で
ある。
【図25】新規の線画データを入力する様子を示す図で
ある。
【図26】新規の線画データを別ファイルとして入力す
る様子を示す図である。
【図27】再生中の画像データに関連する音声を入力す
るときの処理手順を示すフローチャートである。
【図28】新規に入力した音声が既存の音声とは独立し
て、所定の画像に関連づけられているときの一覧表画面
の例を示す図である。
【図29】新規に入力した音声が既存の音声とは独立し
て、所定の画像に関連づけられているときの一覧表画面
の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 電子カメラ 2 ファインダ 3 撮影レンズ 4 発光部(ストロボ) 5 スピーカ 6 LCD 6A タッチタブレット(入力手段) 7 操作キー 7A メニューキー 7B 実行キー 7C キャンセルキー 7D デリートキー 7E スクロールキー 8 マイクロホン(入力手段) 9 イヤホンジャック 10 レリーズスイッチ 11 電源スイッチ 12 録音スイッチ 13 連写モード切り換えスイッチ 15 赤目軽減LED 16 測光素子 17 測色素子 20 CCD(入力手段) 21 バッテリ 22 コンデンサ 23 回路基板 24 メモリカード(記憶手段) 26 ファインダ内表示素子 30 レンズ駆動回路 31 画像処理部 32 アナログ/デジタル変換回路(A/D) 33 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 34 CCD駆動回路 35 フレームメモリ 36 バッファメモリ 37 ストロボ駆動回路 38 赤目軽減LED駆動回路 39 CPU(再生手段、更新手段、制御手段、付加手
段、禁止手段) 40 ファインダ内表示回路 41 ペン 42 A/DおよびD/A変換回路 43 ROM 45 タイマ 48 インタフェース 51 測光回路 52 測色回路 53 絞り駆動回路 54 絞り 55 LED駆動回路 56 LED

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の種類の情報を入力する入力手段
    と、 前記入力手段によって入力された前記情報を記憶する記
    憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記情報を再生する再生手段
    と、 前記情報を更新し、前記記憶手段に記憶させる更新手段
    と、 前記記憶手段に記憶されている第1の情報が前記再生手
    段によって再生されている状態で、前記第1の情報と異
    なる種類の第2の情報が前記入力手段によって入力され
    た場合において、前記第2の情報と同一の種類の第3の
    情報がすでに前記第1の情報と関連づけられて前記記憶
    手段に記憶されているとき、前記再生手段が前記第3の
    情報を再生し、前記更新手段が前記第3の情報を前記第
    2の情報を用いて更新するように制御する制御手段とを
    備えることを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記更新手段は、前記第3の情報に前記
    第2の情報を追加することを特徴とする請求項1に記載
    の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記更新手段は、前記第2の情報によっ
    て前記第3の情報を置き換えることを特徴とする請求項
    1に記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 複数の種類の情報を入力する入力手段
    と、 前記入力手段によって入力された前記情報に、前記情報
    を識別するための識別情報を付加する付加手段と、 前記識別情報が付加された情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記情報を再生する再生手段
    と、 前記記憶手段に記憶されている第1の情報が前記再生手
    段によって再生されている状態で、前記第1の情報と異
    なる種類の第2の情報が前記入力手段によって入力され
    た場合において、前記第2の情報と同一の種類の第3の
    情報がすでに前記第1の情報と関連づけられて前記記憶
    手段に記憶されているとき、前記付加手段が、前記第1
    の情報、前記第2の情報、および前記第3の情報に同一
    の識別情報または互いに関連する情報であることを表す
    付加情報を付加するように制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 複数の種類の情報を入力する入力手段
    と、 前記入力手段によって入力された前記情報に、前記情報
    を識別するための識別情報を付加する付加手段と、 前記識別情報が付加された情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記情報を再生する再生手段
    と、 前記記憶手段に記憶されている第1の情報が前記再生手
    段によって再生されている状態で、前記第1の情報と異
    なる種類の第2の情報が前記入力手段によって入力され
    た場合において、前記第2の情報と同一の種類の第3の
    情報がすでに前記第1の情報と関連づけられて前記記憶
    手段に記憶されているとき、前記付加手段が、前記第1
    の情報と前記第2の情報に互いに関連する情報であるこ
    とを表す付加情報を、前記第1の情報と前記第3の情報
    の関連性を表す付加情報とは独立して付加するように制
    御する制御手段とを備えることを特徴とする情報記録再
    生装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶されている前記第1
    の情報が前記再生手段によって再生されている状態で、
    前記第2の情報が前記入力手段によって入力された場合
    において、前記第2の情報と同一の種類の前記第3の情
    報がすでに前記第1の情報に関連づけられて前記記憶手
    段に記憶されているとき、前記制御手段は、前記再生手
    段が前記第3の情報を再生するように制御することを特
    徴とする請求項4または5に記載の情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記更新手段による更新処理を禁止する
    禁止手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれかに記載の情報記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の情報は、画像データであり、
    前記第2の情報および前記第3の情報は、線画データで
    あることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載
    の情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の情報は、音声データであり、
    前記第2の情報および前記第3の情報は、線画データで
    あることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載
    の情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記再生手段によって再生された前記
    情報を表示する表示手段をさらに備え、 前記再生手段は、前記第2の情報と前記第3の情報を、
    前記表示手段に異なる色または異なる濃度で表示させる
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の情報記録再
    生装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の情報は、画像データであ
    り、前記第2の情報および前記第3の情報は、音声デー
    タであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに
    記載の情報記録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段に記憶されている第1の
    情報が前記再生手段によって再生されている状態で、前
    記第1の情報と異なる種類の第2の情報が前記入力手段
    によって入力された場合において、前記第2の情報と同
    一の種類の第3の情報がすでに前記第1の情報と関連づ
    けられて前記記憶手段に記憶されているとき、前記制御
    手段は、前記再生手段が前記第3の情報を再生せず、前
    記更新手段が前記第3の情報を前記第2の情報を用いて
    更新するように制御することを特徴とする請求項11に
    記載の情報記録再生装置。
  13. 【請求項13】 前記識別情報は、前記入力手段によっ
    て前記情報が入力された時刻からなることを特徴とする
    請求項1乃至12のいずれかに記載の情報記録再生装
    置。
  14. 【請求項14】 複数の種類の情報を入力する入力手段
    と、前記入力手段によって入力された前記情報を記憶す
    る記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記情報を再
    生する再生手段と、前記情報を更新し、前記記憶手段に
    記憶させる更新手段と、前記記憶手段に記憶されている
    第1の情報が前記再生手段によって再生されている状態
    で、前記第1の情報と異なる種類の第2の情報が前記入
    力手段によって入力された場合において、前記第2の情
    報と同一の種類の第3の情報がすでに前記第1の情報と
    関連づけられて前記記憶手段に記憶されているとき、前
    記再生手段が前記第3の情報を再生し、前記更新手段が
    前記第3の情報を前記第2の情報を用いて更新するよう
    に制御する制御手段を備える情報記録再生装置で使用さ
    れる制御プログラムを記録した記録媒体であって、 前記記憶手段に記憶されている第1の情報が前記再生手
    段によって再生されている状態で、前記第1の情報と異
    なる種類の第2の情報が前記入力手段によって入力され
    た場合において、前記第2の情報と同一の種類の第3の
    情報がすでに前記第1の情報と関連づけられて前記記憶
    手段に記憶されているとき、前記再生手段が前記第3の
    情報を再生し、前記更新手段が前記第3の情報を前記第
    2の情報を用いて更新するように前記制御手段を制御す
    る制御プログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
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