JP4045377B2 - 情報処理装置および記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4045377B2
JP4045377B2 JP10127397A JP10127397A JP4045377B2 JP 4045377 B2 JP4045377 B2 JP 4045377B2 JP 10127397 A JP10127397 A JP 10127397A JP 10127397 A JP10127397 A JP 10127397A JP 4045377 B2 JP4045377 B2 JP 4045377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
operated
image
operating member
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10127397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10294919A (ja
Inventor
聡 江島
晃 大村
昭彦 濱村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP10127397A priority Critical patent/JP4045377B2/ja
Priority to US08/965,198 priority patent/US6327423B1/en
Publication of JPH10294919A publication Critical patent/JPH10294919A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4045377B2 publication Critical patent/JP4045377B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置に関し、特に、被写体の光画像とともに、音声を記録することが可能な情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体の小型化と実装技術の進歩とにより、被写体の画像だけでなく、音声も記録可能な電子カメラが市場に流通されるようになってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、画像は空間的な情報であるのに対して、音声は時間的な情報であるので、音声を記録する場合には、記録開始と記録終了を指定する必要がある。例えば、電子カメラにより画像と音声を同時に記録する場合には、画像では、レリーズスイッチが押された時点の被写体の光画像を記録すればよいのに対して、音声では、録音を終了するタイミングを更に指定する必要がある。
【0004】
そこで、例えば、撮影が実行されると同時に録音を開始し、所定の操作がなされた場合に、録音を終了する構成とすることにより、画像と音声を同時に記録することが可能となる。しかしながら、そのような構成では、撮影を行う度に、録音を終了させるための操作を行わなければならず、そのため、操作が煩雑となるという課題があった。
【0005】
そのような課題を解決するために、例えば、レリーズスイッチが押された場合には、被写体の光画像を記録するとともに、所定の時間(例えば、10秒間)だけ録音を行うようにすれば、録音を終了させる操作を行う必要がなくなる。
【0006】
しかしながら、そのような構成では、10秒よりも長い録音ができなくなるという課題があった。また、撮影を行うと、常に10秒間だけ録音が行われることになるので、例えば、不測の事態により、録音中に撮影の必要が生じた場合でも、これに対応することができないため、シャッターチャンスを逸することになるという課題もあった。
【0007】
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、撮影と同時に録音が行われる電子カメラにおいて、操作を煩雑にすることなく、録音終了のタイミングを簡単に変更することを可能とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の情報処理装置は、第1の操作部材が操作された場合に、静止画像を記録する静止画像記録手段と、第1の操作部材が操作された後、操作に応答して所定の時間だけ音声を記録する音声記録手段と、第1の操作部材と異なる第2の操作部材が操作されたことを検出する検出手段と、音声記録手段の録音時間を変更する録音時間変更手段とを備え、第1の操作部材が操作されてから所定の時間内に検出手段により第2の操作部材が操作されたことが検出された場合には、その操作内容に応じて録音時間変更手段が録音時間を変更することを特徴とする。
【0009】
請求項7に記載の記録媒体は、第1の操作部材が操作された場合に静止画像を記録し、第1の操作部材が操作された後、操作に応答して所定の時間だけ音声を記録し、第1の操作部材と異なる第2の操作部材が操作されたことを検出し、第1の操作部材が操作されてから所定の時間内に第2の操作部材が操作されたことが検出された場合には、その操作内容に応じて音声の記録時間を変更する制御プログラムを記録していることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
【0011】
図1及び図2は、本発明を適用した電子カメラの一実施例の構成を示す斜視図である。本実施例の電子カメラにおいては、被写体を撮影する場合において、被写体に向けられる面が面X1とされ、ユーザ側に向けられる面が面X2とされている。面X1の上端部には、被写体の撮影範囲の確認に用いられるファインダ2、被写体の光画像を取り込む撮影レンズ3、及び被写体を照明する光を発光する発光部(ストロボ)4が設けられている。
【0012】
さらに、面X1には、ストロボ4を発光させて撮影を行うときに、ストロボ4を発光させる前に発光させて赤目を軽減する赤目軽減ランプ15、CCD20(静止画像記録手段)の動作を停止させているときに測光を行う測光素子16、および、CCD20の動作を停止させているときに測色を行う測色素子17が設けられている。
【0013】
一方、面X1に対向する面X2の上端部(面X1のファインダ2、操作レンズ3、発光部4が形成されている上端部に対応する位置)には、上記ファインダ2、及びこの電子カメラ1に記録されている音声を出力するスピーカ5が設けられている。また、面X2に形成されているLCD6及び操作キー7は、ファインダ2、撮影レンズ3、発光部4及びスピーカ5よりも、鉛直下側に形成されている。LCD6の表面上には、後述するペン型指示装置の接触操作により、指示された位置に対応する位置データを出力する、いわゆるタッチタブレット6Aが配置されている。
【0014】
このタッチタブレット6Aは、ガラス、樹脂等の透明な材料によって構成されており、ユーザは、タッチタブレット6Aの内側に形成されているLCD6に表示される画像を、タッチタブレット6Aを介して観察することができる。
【0015】
操作キー7は、LCD6に記録データを再生表示する場合などに操作されるキーであり、ユーザによる操作(入力)を検知し、CPU39(図6)(検出手段、録音時間変更手段)に供給するようになされている。
【0016】
操作キー7のうちのメニューキー7Aは、LCD6上にメニュー画面を表示する場合に操作されるキーである。実行キー7Bは、ユーザによって選択された記録情報を再生する場合に操作されるキーである。
【0017】
クリアキー7Cは、記録した情報を削除する場合に操作されるキーである。キャンセルキー7Dは、記録情報の再生処理を中断する場合に操作されるキーである。スクロールキー7Eは、LCD6に記録情報の一覧が表示されている場合において、画面を上下方向にスクロールさせるときに操作されるキーである。
【0018】
面X2には、LCD6を使用していないときに保護する、しゅう動自在なLCDカバー14が設けられている。LCDカバー14は、鉛直上方向に移動させた場合、図3に示すように、LCD6及びタッチタブレット6Aを覆うようになされている。また、LCDカバー14を鉛直下方向に移動した場合、LCD6及びタッチタブレット6Aが現れるとともに、LCDカバー14の腕部14Aによって、面Y2に配置された電源スイッチ11(後述)がオン状態に切り換えられるようになされている。
【0019】
この電子カメラ1の上面である面Zには、音声を集音するマイクロホン8(音声記録手段)、及び図示せぬイヤホンが接続されるイヤホンジャック9が設けられている。
【0020】
左側面(面Y1)には、被写体を撮像するときに操作されるレリーズスイッチ10と、撮影時の連写モードを切り換えるときに操作される連写モード切り換えスイッチ13が設けられている。このレリーズスイッチ10及び連写モード切り換えスイッチ13は、面X1の上端部に設けられているファインダ2、撮影レンズ3及び発光部4よりも鉛直下側に配置されている。
【0021】
一方、面Y1に対向する面Y2(右側面)には、音声を録音するときに操作される録音スイッチ12と、電源スイッチ11が設けられている。この録音スイッチ12及び電源スイッチ11は、上記レリーズスイッチ10及び連写モード切り換えスイッチ13と同様に、面X1の上端部に設けられているファインダ2、撮影レンズ3及び発光部4よりも鉛直下側に配置されている。また、録音スイッチ12は、面Y1のレリーズスイッチ10とほぼ同じ高さに形成されており、左右どちらの手で持っても、違和感のないように構成されている。
【0022】
なお、録音スイッチ12とレリーズスイッチ10の高さを、あえて異ならせることにより、一方のスイッチを押す場合に、この押圧力によるモーメントを打ち消すために反対側の側面を指で保持したとき、誤ってこの反対側の側面に設けられたスイッチが押されてしまわないようにしてもよい。
【0023】
上記連写モード切り換えスイッチ13は、ユーザがレリーズスイッチ10を押して被写体を撮影するとき、被写体を1コマだけ撮影するのか、または、所定の複数コマ撮影するのかを設定する場合に用いられる。例えば、連写モード切り換えスイッチ13の指針が「S」と印刷された位置に切り換えられている(すなわち、Sモードに切り換えられている)場合において、レリーズスイッチ10が押されると、1コマだけ撮影が行われるようになされている。
【0024】
また、連写モード切り換えスイッチ13の指針が「L」と印刷された位置に切り換えられている(すなわち、Lモードに切り換えられている)場合において、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズスイッチ10の押されている期間中、1秒間に8コマの撮影が行われるようになされている(すなわち、低速連写モードになる)。
【0025】
さらに、連写モード切り換えスイッチ13の指針が「H」と印刷された位置に切り換えられている(すなわち、Hモードに切り換えられている)場合において、レリーズスイッチ10が押されると、レリーズスイッチ10の押されている期間中、1秒間に30コマの撮影が行われるようになされている(すなわち、高速連写モードになる)。
【0026】
次に、電子カメラ1の内部の構成について説明する。図4は、図1及び図2に示す電子カメラの内部の構成例を示す斜視図である。CCD20は、撮影レンズ3の後段(面X2側)に設けられており、撮影レンズ3を介して結像する被写体の光画像を電気信号に光電変換するようになされている。
【0027】
ファインダ内表示素子26は、ファインダ2の視野内に配置され、ファインダ2を介して被写体を視ているユーザに対して、各種機能の設定状態などを表示するようになされている。
【0028】
LCD6の鉛直下側には、円柱形状の4本のバッテリ(単3の乾電池)21が縦に並べられており、このバッテリ21に蓄積されている電力が各部に供給される。さらに、LCD6の鉛直下側には、バッテリ21とともに、発光部4に光を発光させるための電荷を蓄積しているコンデンサ22が配置されている。
【0029】
回路基板23には、この電子カメラ1の各部を制御する、種々の制御回路が形成されている。また、回路基板23と、LCD6及びバッテリ21の間には、挿抜可能なメモリカード24が設けられており、この電子カメラ1に入力される各種の情報が、それぞれ、メモリカード24の予め設定されている領域に記録される。
【0030】
さらに、電源スイッチ11に隣接して配置されているLCDスイッチ25は、その突起部が押圧されている間のみオン状態となるスイッチであり、LCDカバー14を鉛直下方向に移動させた場合、図5(a)に示すように、LCDカバー14の腕部14Aによって、電源スイッチ11とともにオン状態に切り換えられるようになされている。
【0031】
なお、LCDカバー14が鉛直上方向に位置する場合、電源スイッチ11は、LCDスイッチ25とは独立に、ユーザによって操作される。例えば、LCDカバー14が閉じられ、電子カメラ1が使用されていない場合、図5(b)に示すように、電源スイッチ11及びLCDスイッチ25がオフ状態になっている。この状態において、ユーザが電源スイッチ11を図5(c)に示すように、オン状態に切り換えると、電源スイッチ11はオン状態となるが、LCDスイッチ25は、オフ状態のままである。一方、図5(b)に示すように、電源スイッチ11及びLCDスイッチ25がオフ状態になっているとき、LCDカバー14が開かれると、図5(a)に示すように、電源スイッチ11及びLCDスイッチ25がオン状態となる。そして、この後、LCDカバー14を閉じると、LCDスイッチ25だけが、図5(c)に示すように、オフ状態となる。
【0032】
なお、本実施例においては、メモリカード24は挿抜可能とされているが、回路基板23上にメモリを設け、そのメモリに各種情報を記録可能とするようにしてもよい。また、メモリ(メモリカード24)に記録されている各種情報を、図示せぬインタフェースを介して外部のパーソナルコンピュータに出力することができるようにしてもよい。
【0033】
次に、本実施例の電子カメラ1の内部の電気的構成を、図6のブロック図を参照して説明する。複数の画素を備えているCCD20は、各画素に結像した光画像を画像信号(電気信号)に光電変換するようになされている。デジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPという)33(静止画像記録手段)は、CCD20にCCD水平駆動パルスを供給するとともに、CCD駆動回路34を制御し、CCD20にCCD垂直駆動パルスを供給させるようになされている。
【0034】
画像処理部31(静止画像記録手段)は、CPU39に制御され、CCD20が光電変換した画像信号を所定のタイミングでサンプリングし、そのサンプリングした信号を、所定のレベルに増幅するようになされている。アナログ/デジタル変換回路(以下、A/D変換回路という)32(静止画像記録手段)は、画像処理部31でサンプリングした画像信号をデジタル化してDSP33に供給するようになされている。
【0035】
DSP33は、バッファメモリ36およびメモリカード24に接続されるデータバスを制御し、A/D変換回路32より供給された画像データをバッファメモリ36に一旦記憶させた後、バッファメモリ36に記憶した画像データを読み出し、その画像データを、メモリカード24に記録するようになされている。
【0036】
また、DSP33は、A/D変換回路32より供給された画像データをフレームメモリ35に記憶させ、LCD6に表示させるとともに、メモリカード24から撮影画像データを読み出し、その撮影画像データを伸張した後、伸張後の画像データをフレームメモリ35に記憶させ、LCD6に表示させるようになされている。
【0037】
さらに、DSP33は、電子カメラ1の起動時において、CCD20の露光レベルが適正な値になるまで、露光時間(露出値)を調節しながら、CCD20を繰り返し動作させるようになされている。このとき、DSP33が、最初に、測光回路51を動作させ、測光素子16により検出された受光レベルに対応して、CCD20の露光時間の初期値を算出するようにしてもよい。このようにすることにより、CCD20の露光時間の調節を短時間で行うことができる。
【0038】
この他、DSP33は、メモリカード24への記録、伸張後の画像データのバッファメモリ36への記憶などにおけるデータ入出力のタイミング管理を行うようになされている。
【0039】
バッファメモリ36は、メモリカード24に対するデータの入出力の速度と、CPU39やDSP33などにおける処理速度の違いを緩和するために利用される。
【0040】
マイクロホン8は、音声情報を入力し(音声を集音し)、その音声情報をA/DおよびD/A変換回路42(音声記録手段)に供給するようになされている。
【0041】
A/DおよびD/A変換回路42は、マイクロホン8により検出された音声に対応するアナログ信号をデジタル信号に変換した後、そのデジタル信号をCPU39に出力するとともに、CPU39より供給された音声データをアナログ化し、アナログ化した音声信号をスピーカ5に出力するようになされている。
【0042】
測光素子16は、被写体およびその周囲の光量を測定し、その測定結果を測光回路51に出力するようになされている。
【0043】
測光回路51は、測光素子16より供給された測光結果であるアナログ信号に対して所定の処理を施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタル信号をCPU39に出力するようになされている。
【0044】
測色素子17は、被写体およびその周囲の色温度を測定し、その測定結果を測色回路52に出力するようになされている。
【0045】
測色回路52は、測色素子17より供給された測色結果であるアナログ信号に対して所定の処理を施した後、デジタル信号に変換し、そのデジタル信号をCPU39に出力するようになされている。
【0046】
タイマ45は、時計回路を内蔵し、現在の時刻に対応するデータをCPU39に出力するようになされている。
【0047】
絞り駆動回路53は、絞り54の開口径を所定の値に設定するようになされている。
【0048】
絞り54は、撮影レンズ3とCCD20の間に配置され、撮影レンズ3からCCD20に入射する光の開口を変更するようになされている。
【0049】
CPU39は、LCDスイッチ25からの信号に応じて、LCDカバー14が開いているときにおいては、測光回路51および測色回路52の動作を停止させ、LCDカバー14が閉じているときにおいては、測光回路51および測色回路52を動作させるとともに、レリーズスイッチ10が半押し状態(第1の操作を行った状態)になるまで、CCD20の動作(例えば電子シャッタ動作)を停止させるようになされている。
【0050】
CPU39は、CCD20の動作を停止させているとき、測光回路51および測色回路52を制御し、測光素子16の測光結果を受け取るとともに、測色素子17の測色結果を受け取るようになされている。
【0051】
そして、CPU39は、所定のテーブルを参照して、測色回路52より供給された色温度に対応するホワイトバランス調整値を算出し、そのホワイトバランス調整値を画像処理部31に供給するようになされている。
【0052】
即ち、LCDカバー14が閉じているときにおいては、LCD6が電子ビューファインダとして使用されないので、CCD20の動作を停止させるようにする。CCD20は多くの電力を消費するので、このようにCCD20の動作を停止させることにより、バッテリ21の電力を節約することができる。
【0053】
また、CPU39は、LCDカバー14が閉じているとき、レリーズスイッチ10が操作されるまで(レリーズスイッチ10が半押し状態になるまで)、画像処理部31が各種処理を行わないように、画像処理部31を制御するようになされている。
【0054】
さらに、CPU39は、LCDカバー14が閉じているとき、レリーズスイッチ10が操作されるまで(レリーズスイッチ10が半押し状態になるまで)、絞り駆動回路53が絞り54の開口径を変更などの動作を行わないように、絞り駆動回路53を制御するようになされている。
【0055】
CPU39は、ストロボ駆動回路37を制御して、ストロボ4を適宜発光させるようになされている他、赤目軽減ランプ駆動回路38を制御して、ストロボ4を発光させる前に、赤目軽減ランプ15を適宜発光させるようになされている。
【0056】
なお、CPU39は、LCDカバー14が開いているとき(即ち、電子ビューファインダが利用されているとき)においては、ストロボ4を発光させないようにする。このようにすることにより、電子ビューファインダに表示されている画像の状態で、被写体を撮影することができる。
【0057】
CPU39は、タイマ45より供給される日時データに従って、撮影した日時の情報を画像データのヘッダ情報として、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録するようになされている。(すなわち、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録される撮影画像データには、撮影日時のデータが付随している)。
【0058】
また、CPU39は、デジタル化された音声情報を圧縮した後、デジタル化及び圧縮化された音声データを一旦、バッファメモリ36に記憶させた後、メモリカード24の所定の領域(音声記録領域)に記録するようになされている。また、このとき、メモリカード24の音声記録領域には、録音日時のデータが音声データのヘッダ情報として記録されるようになされている。
【0059】
CPU39は、レンズ駆動回路30を制御し、撮影レンズ3を移動させることにより、オートフォーカス動作を行う他、絞り駆動回路53を制御して、撮影レンズ3とCCD20の間に配置されている絞り54の開口径を変更させるようになされている。
【0060】
さらに、CPU39は、ファインダ内表示回路40を制御して、各種動作における設定などをファインダ内表示素子26に表示させるようになされている。
【0061】
CPU39は、インタフェース(I/F)48を介して、所定の外部装置(図示せず)と所定のデータの授受を行うようになされている。
【0062】
また、CPU39は、操作キー7からの信号を受け取り、適宜処理するようになされている。
【0063】
ユーザの操作するペン(ペン型指示部材)41によってタッチタブレット6Aの所定の位置が押圧されると、CPU39は、タッチタブレット6Aの押圧された位置のX−Y座標を読み取り、その座標データ(後述する線画情報)を、バッファメモリ36に蓄積するようになされている。また、CPU39は、バッファメモリ36に蓄積した線画情報を、線画情報入力日時のヘッダ情報とともに、メモリカード24の線画情報記録領域に記録するようになされている。
【0064】
次に、本実施例の電子カメラ1の各種動作について説明する。最初に、本装置のLCD6における電子ビューファインダ動作について説明する。
【0065】
ユーザがレリーズスイッチ10を半押し状態にすると、DSP33は、CPU39より供給される、LCDスイッチ25の状態に対応する信号の値から、LCDカバー14が開いているか否かを判断し、LCDカバー14が閉じていると判断した場合、電子ビューファインダ動作を行わない。この場合、DSP33は、レリーズスイッチ10が操作されるまで、処理を停止する。
【0066】
なお、LCDカバー14が閉じている場合、電子ビューファインダ動作を行わないので、CPU39は、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆動回路53の動作を停止させる。そして、CPU39は、CCD20を停止させる代わりに、測光回路51および測色回路52を動作させ、それらの測定結果を、画像処理部31に供給する。画像処理部31は、それらの測定結果の値を、ホワイトバランス制御や輝度値の制御を行うときに利用する。
【0067】
また、レリーズスイッチ10が操作された場合、CPU39は、CCD20および絞り駆動回路53の動作を行わせる。
【0068】
一方、LCDカバー14が開いている場合、CCD20は、所定の時間毎に、所定の露光時間で、電子シャッタ動作を行い、撮影レンズ3によって集光された被写体の光画像を光電変換し、その動作で得られた画像信号を画像処理部31に出力する。
【0069】
画像処理部31は、ホワイトバランス制御および輝度値の制御を行い、その画像信号に対して所定の処理を施した後、画像信号をA/D変換回路32に出力する。なお、CCD20が動作しているときは、画像処理部31は、CPU39により、CCD20の出力を利用して算出された、ホワイトバランス制御および輝度値の制御に利用される調整値を利用する。
【0070】
そして、A/D変換回路32は、その画像信号(アナログ信号)を、デジタル信号である画像データに変換し、その画像データをDSP33に出力する。
【0071】
DSP33は、その画像データをフレームメモリ35に出力し、LCD6にその画像データに対応する画像を表示させる。
【0072】
このように、電子カメラ1においては、LCDカバー14が開いている場合、所定の時間間隔で、CCD20が電子シャッタ動作し、その度に、CCD20から出力された信号を画像データに変換し、その画像データをフレームメモリ35に出力して、LCD6に被写体の画像を絶えず表示させることで、電子ビューファインダ動作を行う。
【0073】
また、上述のように、LCDカバー14が閉じている場合においては、電子ビューファインダ動作を行わず、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆動回路53の動作を停止させ、消費電力を節約している。
【0074】
次に、本装置による被写体の撮影について説明する。
【0075】
第1に、面Y1に設けられている連写モード切り換えスイッチ13が、Sモード(1コマだけ撮影を行うモード)に切り換えられている場合について説明する。最初に、図1に示す電源スイッチ11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子カメラ1に電源を投入する。ファインダ2で被写体を確認し、面Y1に設けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始される。
【0076】
なお、LCDカバー14が閉じられている場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状態になったとき、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズスイッチ10が全押し状態(第2の操作を行った状態)になったとき、被写体の撮影処理を開始させる。
【0077】
ファインダ2で観察される被写体の光画像が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備えるCCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理部31によってサンプリングされる。画像処理部31によってサンプリングされた画像信号は、A/D変換回路32に供給され、そこでデジタル化されてDSP33に出力される。
【0078】
DSP33は、その画像データをバッファメモリ36に一旦出力した後、バッファメモリ36より、その画像データを読み出し、離散的コサイン変換、量子化及びハフマン符号化を組み合わせたJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式に従って圧縮し、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録させる。このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域には、撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報として記録される。
【0079】
なお、連写モード切り換えスイッチ13がSモードに切り換えられている場合においては、1コマの撮影だけが行われ、レリーズスイッチ10が継続して押されても、それ以降の撮影は行われない。また、レリーズスイッチ10が継続して押されると、LCDカバー14が開いている場合、LCD6に、撮影した画像が表示される。
【0080】
第2に、連写モード切り換えスイッチ13がLモード(1秒間に8コマの連写を行うモード)に切り換えられている場合について説明する。電源スイッチ11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子カメラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始される。
【0081】
なお、LCDカバー14が閉じられている場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状態になったとき、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズスイッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処理を開始させる。
【0082】
ファインダ2で観察される被写体の光画像が撮影レンズ3によって集光され、複数の画素を備えるCCD20に結像する。CCD20に結像した被写体の光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理部31によって1秒間に8回の割合でサンプリングされる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20の全画素の画像電気信号のうち4分の3の画素を間引く。
【0083】
すなわち、画像処理部31は、マトリクス状に配列されているCCD20の画素を、図7に示すように、2×2画素(4つの画素)を1つとする領域に分割し、その1つの領域から、所定の位置に配置されている1画素の画像信号をサンプリングし、残りの3画素を間引く。
【0084】
例えば、第1回目のサンプリング時(1コマ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリングされ、その他の画素b,c,dが間引かれる。第2回目のサンプリング時(2コマ目)においては、各領域の右上の画素bがサンプリングされ、その他の画素a,c,dが間引かれる。以下、第3回目、第4回目のサンプリング時においては、左下の画素c、右下の画素dが、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引かれる。つまり、4コマ毎に各画素がサンプリングされる。
【0085】
画像処理部31によってサンプリングされた画像信号(CCD20の全画素中の4分の1の画素の画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこでデジタル化されてDSP33に出力される。
【0086】
DSP33は、デジタル化された画像信号をバッファメモリ36に一旦出力した後、その画像信号を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、デジタル化及び圧縮処理された撮影画像データを、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録する。このとき、メモリカード24の撮影画像記録領域には、撮影日時のデータが、撮影画像データのヘッダ情報として記録される。
【0087】
第3に、連写モード切り換えスイッチ13がHモード(1秒間に30コマの連写を行うモード)に切り換えられている場合について説明する。電源スイッチ11を「ON」と印刷されている側に切り換えて電子カメラ1に電源を投入し、面Y1に設けられているレリーズスイッチ10を押すと、被写体の撮影処理が開始される。
【0088】
なお、LCDカバー14が閉じられている場合、CPU39は、レリーズスイッチ10が半押し状態になったとき、CCD20、画像処理部31、および、絞り駆動回路53の動作を再開させて、レリーズスイッチ10が全押し状態になったとき、被写体の撮影処理を開始させる。
【0089】
ファインダ2で観察される被写体の光画像が撮影レンズ3によって集光され、CCD20に結像する。複数の画素を備えるCCD20に結像した被写体の光画像は、各画素で画像信号に光電変換され、画像処理部31によって1秒間に30回の割合でサンプリングされる。また、このとき、画像処理部31は、CCD20の全画素の画像電気信号のうち9分の8の画素を間引く。
【0090】
すなわち、画像処理部31は、マトリクス状に配列されているCCD20の画素を、図8に示すように、3×3画素を1つとする領域に分割し、その1つの領域から、所定の位置に配置されている1画素の画像電気信号を、1秒間に30回の割合でサンプリングし、残りの8画素を間引く。
【0091】
例えば、第1回目のサンプリング時(1コマ目)においては、各領域の左上の画素aがサンプリングされ、その他の画素b乃至iが間引かれる。第2回目のサンプリング時(2コマ目)においては、画素aの右側に配置されている画素bがサンプリングされ、その他の画素a,c乃至iが間引かれる。以下、第3回目以降のサンプリング時においては、画素c、画素d・・・が、それぞれ、サンプリングされ、その他の画素が間引かれる。つまり、9コマ毎に各画素がサンプリングされる。
【0092】
画像処理部31によってサンプリングされた画像信号(CCD20の全画素中の9分の1の画素の画像信号)は、A/D変換回路32に供給され、そこでデジタル化されてDSP33に出力される。
【0093】
DSP33は、デジタル化された画像信号をバッファメモリ36に一旦出力した後、その画像信号を読み出し、JPEG方式に従って圧縮した後、デジタル化及び圧縮処理された撮影画像データを、撮影日時のヘッダ情報を付随して、メモリカード24の撮影画像記録領域に記録する。
【0094】
なお、必要に応じて、ストロボ4を動作させ、被写体に光を照射させることもできる。ただし、LCDカバー14が開いているとき、即ち、LCD6が電子ビューファインダ動作を行っているとき、CPU39は、ストロボ4を、発光させないように制御する。
【0095】
次に、タッチタブレット6Aから2次元の情報(ペン入力情報)を入力する場合の動作について説明する。
【0096】
タッチタブレット6Aがペン41のペン先で押圧されると、接触した箇所のX−Y座標が、CPU39に入力される。このX−Y座標は、バッファメモリ36に記憶される。また、フレームメモリ35における上記X−Y座標の各点に対応した箇所にデータを書き込み、LCD6における上記X−Y座標に、ペン41の接触に対応した線画を表示させることができる。
【0097】
上述したように、タッチタブレット6Aは、透明部材によって構成されているので、ユーザは、LCD6上に表示される点(ペン41のペン先で押圧された位置の点)を観察することができ、あたかもLCD6上に直接ペン入力をしたかのように感じることができる。また、ペン41をタッチタブレット6A上で移動させると、LCD6上には、ペン41の移動に伴う線が表示される。さらに、ペン41をタッチタブレット6A上で断続的に移動させると、LCD6上には、ペン41の移動に伴う破線が表示される。以上のようにして、ユーザは、タッチタブレット6A(LCD6)に所望の文字、図形等の線画情報を入力する。
【0098】
また、LCD6上に撮影画像が表示されている場合において、ペン41によって線画情報が入力されると、この線画情報が、撮影画像情報とともに、フレームメモリ35で合成され、LCD6上に同時に表示される。
【0099】
なお、ユーザは、図示せぬ色選択スイッチを操作することによって、LCD6上に表示される線画の色を、黒、白、赤、青等の色から選択することができる。
【0100】
ペン41によるタッチタブレット6Aへの線画情報の入力後、操作キー7の実行キー7Bが押されると、バッファメモリ36に蓄積されている線画情報が、入力日時のヘッダ情報とともにメモリカード24に供給され、メモリカード24の線画情報記録領域に記録される。
【0101】
なお、メモリカード24に記録される線画情報は、圧縮処理の施された情報である。タッチタブレット6Aに入力された線画情報は空間周波数成分の高い情報を多く含んでいるので、上記撮影画像の圧縮に用いられるJPEG方式によって圧縮処理を行うと、圧縮効率が悪く情報量が小さくならず、圧縮及び伸張に必要とされる時間が長くなってしまう。さらに、JPEG方式による圧縮は、非可逆圧縮であるので、情報量の少ない線画情報の圧縮には適していない(伸張してLCD6上に表示した場合、情報の欠落に伴うギャザ、にじみが際だってしまうため)。
【0102】
そこで、本実施例においては、ファックス等において用いられるランレングス法によって、線画情報を圧縮するようにしている。ランレングス法とは、線画画面を水平方向に走査し、黒、白、赤、青等の各色の情報(点)の継続する長さ、及び無情報(ペン入力のない部分)の継続する長さを符号化することにより、線画情報を圧縮する方法である。
【0103】
このランレングス法を用いることにより、線画情報を最小に圧縮することができ、また、圧縮された線画情報を伸張した場合においても、情報の欠落を抑制することが可能になる。なお、線画情報は、その情報量が比較的少ない場合には、圧縮しないようにすることもできる。
【0104】
また、上述したように、LCD6上に撮影画像が表示されている場合において、ペン入力を行うと、撮影画像データとペン入力の線画情報がフレームメモリ35で合成され、撮影画像と線画の合成画像がLCD6上に表示される。その一方で、メモリカード24においては、撮影画像データは、撮影画像記録領域に記録され、線画情報は、線画情報記録領域に記録される。このように、2つの情報が、各々異なる領域に記録されるので、ユーザは、撮影画像と線画の合成画像から、いずれか一方の画像(例えば線画)を削除することができ、さらに、各々の画像情報を個別の圧縮方法で圧縮することもできる。
【0105】
メモリカード24の音声記録領域、撮影画像記録領域、または線画情報記録領域にデータを記録した場合、図9に示すように、LCD6に所定の表示が行われる。
【0106】
図9に示すLCD6の表示画面上においては、情報を記録した時点の年月日(記録年月日)(この場合、1995年8月25日)が画面の下端部に表示され、その記録年月日に記録された情報の記録時刻が画面の最も左側に表示されている。
【0107】
記録時刻の右側には、サムネイル画像が表示されている。このサムネイル画像は、メモリカード24に記録された撮影画像データの各画像データのビットマップデータを間引いて(縮小して)作成されたものである。この表示のある情報は、撮影画像情報を含む情報である。つまり、「10時16分」と「10時21分」に記録(入力)された情報には、撮影画像情報が含まれており、「10時05分」、「10時28分」、「10時54分」、「13時10分」に記録された情報には、画像情報が含まれていない。
【0108】
また、メモ記号「*」は、線画情報として所定のメモが記録されていることを表している。
【0109】
サムネイル画像の表示領域の右側には、音声情報バーが表示され、録音時間の長さに対応する長さのバー(線)が表示される(音声情報が入力されていない場合は、表示されない)。
【0110】
ユーザは、図9に示すLCD6の所望の情報の表示ラインのいずれかの部分を、ペン41のペン先で押圧して再生する情報を選択指定し、図2に示す実行キー7Bをペン41のペン先で押圧することにより、選択した情報を再生する。
【0111】
例えば、図9に示す「10時05分」の表示されているラインがペン41によって押圧されると、CPU39は、選択された録音日時(10時05分)に対応する音声データをメモリカード24から読み出し、その音声データを伸張した後、A/DおよびD/A変換回路42に供給する。A/DおよびD/A変換回路42は、供給された音声データをアナログ化した後、スピーカ5を介して再生する。
【0112】
メモリカード24に記録した撮影画像データを再生する場合、ユーザは、所望のサムネイル画像を、ペン41のペン先で押圧することによりその情報を選択し、実行キー7Bを押して選択した情報を再生させる。
【0113】
CPU39は、選択された撮影日時に対応する撮影画像データをメモリカード24から読み出すように、DSP33に指示する。DSP33は、メモリカード24より読み出された撮影画像データ(圧縮されている撮影画像データ)を伸張し、この撮影画像データをビットマップデータとしてフレームメモリ35に蓄積させ、LCD6に表示させる。
【0114】
Sモードで撮影された画像は、LCD6上に、静止画像として表示される。この静止画像は、CCD20の全ての画素の画像信号を再生したものであることはいうまでもない。
【0115】
Lモードで撮影された画像は、LCD6上において、1秒間に8コマの割合で連続して表示される。このとき、各コマに表示される画素数は、CCD20の全画素数の4分の1である。
【0116】
通常、人間の目は、静止画像の解像度の劣化に対しては敏感に反応するため、静止画像の画素を間引くことは、ユーザに画質の劣化として捉えられてしまう。しかしながら、撮影時の連写速度が上がり、Lモードにおいて1秒間に8コマ撮影され、この画像が1秒間に8コマの速さで再生された場合においては、各コマの画素数がCCD20の画素数の4分の1になるが、人間の目は1秒間に8コマの画像を観察するので、1秒間に人間の目に入る情報量は、静止画像の場合に比べて2倍になる。
【0117】
すなわち、Sモードで撮影された画像の1コマの画素数を1とすると、Lモードで撮影された画像の1コマの画素数は1/4となる。Sモードで撮影された画像(静止画像)がLCD6に表示された場合、1秒間に人間の目に入る情報量は1(=(画素数1)×(コマ数1))となる。一方、Lモードで撮影された画像がLCD6に表示された場合、1秒間に人間の目に入る情報量は2(=(画素数1/4)×(コマ数8))となる(すなわち、人間の目には、静止画像の2倍の情報が入る)。従って、1コマ中の画素の数を4分の1にしても、再生時において、ユーザは、画質の劣化をさほど気にすることなく再生画像を観察することができる。
【0118】
さらに、本実施例においては、各コマ毎に異なる画素をサンプリングし、そのサンプリングした画素をLCD6に表示するようにしているので、人間の目に残像効果が起こり、1コマ当たり4分の3画素を間引いたとしても、ユーザは、画質の劣化をさほど気にすることなくLCD6に表示されるLモードで撮影された画像を観察することができる。
【0119】
また、Hモードで撮影された画像は、LCD6上において、1秒間に30コマの割合で連続して表示される。このとき、各コマに表示される画素数は、CCD20の全画素数の9分の1であるが、Lモードの場合と同様の理由で、ユーザは、画質の劣化をさほど気にすることなくLCD6に表示されるHモードで撮影された画像を観察することができる。
【0120】
本実施例においては、Lモード及びHモードで被写体を撮像する場合、画像処理部31が、再生時における画質の劣化が気にならない程度にCCD20の画素を間引くようにしているので、DSP33の負荷を低減することができ、DSP33を、低速度、低電力で作動させることができる。また、このことにより、装置の低コスト化及び低消費電力化が可能になる。
【0121】
ところで、本実施例においては、レリーズスイッチ10を操作することにより、画像とともに、音声を同時に記録することも可能とされている。次に、図10を参照して、そのような場合の動作について説明する。
【0122】
図10は、レリーズスイッチ10を押圧することにより、画像とともに音声を記録する処理の一例を説明するフローチャートである。なお、本プログラムは、予めメモリカード24に記憶された状態で使用者に供給されてもよいし、メモリカード24にコピー可能なようにCD−ROM(Compact Disc-ROM)などに記憶された状態で使用者に供給されてもよい。
【0123】
図10に示す処理は、メニューキー7Aを操作することにより表示されるメニュー画面(図示せず)において、「音声同時記録モード」を選択した場合に実行される。この処理が実行されると、ステップS1において、CPU39は、レリーズスイッチ10が押されたか否かを判定する。その結果、レリーズスイッチ10が押されていない(NO)と判定した場合は、ステップS1に戻り、レリーズスイッチ10が押されるまで同様の処理を繰り返す。また、レリーズスイッチ10が押された(YES)と判定した場合は、ステップS2に進む。
【0124】
ステップS2では、撮影処理が実行される。即ち、CCD20より入力され、画像処理部31によりサンプリングされ、更に、A/D変換回路32によりディジタル信号に変換された被写体の光画像は、DSP33においてJPEG方式に基づくデータ圧縮が施された後、撮影日時のデータが付加されてメモリカード24の撮影画像記録領域に格納される。
【0125】
続くステップS3では、録音処理が実行される。即ち、マイクロホン8に入力された音声は、対応する電気信号に変換され、A/DおよびD/A変換回路42に供給されて、そこでディジタル信号に変換された後、メモリカード24に逐次格納される。
【0126】
次のステップS4では、CPU39は、録音処理が開始されたことを示すために、LCD6に文字「REC」を表示させる。図11は、このときにLD6に表示される中間調画像の写真の一例である。この表示例では、LCD6に撮影された画像が表示されている。また、画面の左上には文字「REC」が表示されており、録音処理が実行中であることを示している。
【0127】
図10に戻って、ステップS5では、CPU10は、録音処理が開始されてから(レリーズスイッチ10が押されてから)10秒が経過したか否かを判定する。その結果、10秒が経過した(YES)と判定した場合は、ステップS9に進む。また、10秒が経過していない(NO)と判定した場合には、ステップS6に進む。
【0128】
ステップS6では、CPU39は、録音スイッチ12が押されたか否かを判定する。その結果、録音スイッチ12が押されていない(NO)と判定した場合はステップS5に戻り、前述の場合と同様の処理を繰り返す。また、録音スイッチ12が押された(YES)と判定した場合にはステップS7に進む。
【0129】
ステップS7では、CPU39はLCD6に文字「REC HOLD」を表示し、録音がホールド状態である(録音が継続状態である)ことを示す。図12は、このときにLCD6に表示される中間調画像の写真の一例である。この表示例では、撮影された画像がLCD6に表示され、また、画面の左上に文字「RECHOLD」が表示されており、録音処理が継続状態であることが示されている。
【0130】
続くステップS8では、CPU39は、録音スイッチ12が再度押されたか否かを判定する。その結果、録音スイッチ12が再度押されていない(NO)と判定した場合は、ステップS8に戻り、録音スイッチ12が押されるまで同様の処理を繰り返す。また、録音スイッチ12が再度押された(YES)と判定した場合には、ステップS9に進む。
【0131】
ステップS5またはステップS8において、YESと判定された場合には、ステップS9に進む。ステップS9では、CPU39は、ステップS3において開始された録音処理を終了する。即ち、CPU39は、A/DおよびD/A変換回路42に対して所定の制御信号を送り、音声信号のA/D変換処理を終了させるとともに、メモリカード24に対する音声データの格納処理を停止する。
【0132】
そして、ステップS10に進み、CPU39は、LCD6に文字「REC STOP」を表示し、処理を終了する(エンド)。図13は、ステップS10においてLCD6に表示される中間調画像の写真の一例である。この表示例では、撮影された画像が表示されているとともに、画面の左上に文字「REC STOP」が表示されており、録音処理が終了したことが示されている。
【0133】
以上のような処理によれば、レリーズボタン10が押されると、撮影が行われるとともに、録音処理が開始され、10秒が経過すると自動的に録音処理が停止される。なお、録音が開始されてから終了するまでの10秒の間に、録音スイッチ12が押された場合には、ステップS6においてYESと判定され、再度録音スイッチ12が押されるまで録音が継続して行われることになる。従って、録音時間を適宜変更することが可能となる。なお、撮影が行われてから10秒以内に2度続けて録音スイッチ12を操作すれば、録音時間を10秒より短縮することも可能である。
【0134】
なお、以上の実施の形態においては、撮影が行われてから10秒以内に録音スイッチ12が押された場合に録音を継続状態とし、録音スイッチ12が再度押された場合に録音を終了するようにした。しかしながら、例えば、撮影が行われてから10秒以内に録音スイッチ12が押された場合に録音を継続状態とし、録音スイッチ12が離された場合に録音を終了するようにしてもよい。
【0135】
図14は、そのような処理を実現するフローチャートの一例である。この処理において、図10に示すフローチャートと対応する部分には同一の符号が付してあるので、その説明は適宜省略する。なお、本プログラムは、前述の場合と同様に、予めメモリカード24に記憶された状態で使用者に供給されてもよいし、メモリカード24にコピー可能なようにCD−ROM(Compact Disc-ROM)などに記憶された状態で使用者に供給されてもよい。
【0136】
このフローチャートでは、図10の場合と比較して、ステップS9の処理がステップS20の処理に置換されている。それ以外は、図10の場合と同様である。
【0137】
この処理が実行されると、CPU39は、ステップS1において、レリーズスイッチ10が押されたか否かを判定し、押された(YES)と判定した場合には、ステップS2に進む。ステップS2では、撮影処理が実行され、CCD20から出力された画像信号が、所定の処理を施された後、メモリカード24に記録される。
【0138】
ステップS3では、録音処理が開始され、マイクロホン8から出力された音声信号がA/DおよびD/A変換回路42によりディジタル信号に変換された後、メモリカード24に逐次記録されていく。
【0139】
ステップS4では、図11に示すように、LCD6の画面左上に文字「REC」が表示され、音声を録音中であることが示される。そして、ステップS5に進み、撮影が行われてから10秒が経過したか否かが判定され、10秒が経過したと判定された場合にはステップS9に進み、また、10秒が経過していない(NO)と判定された場合には、ステップS6に進む。
【0140】
ステップS6では、CPU39は、録音スイッチ12が押されたか否かを判定する。その結果、録音スイッチ12が押されていない(NO)と判定した場合は、ステップS5に戻って同様の処理を繰り返し、また、録音スイッチ12が押された(YES)と判定した場合にはステップS7に進む。
【0141】
ステップS7では、CPU39は、図12に示すように、文字「REC HOLD」をLCD6に表示し、録音が継続中であることを示す。そして、ステップS20に進み、CPU39は、録音スイッチ12が離されたか否かを判定する。その結果、録音スイッチ12が押され続けている(NO)と判定した場合には、ステップS20に戻り、録音スイッチ12が離されるまで同様の処理を繰り返す。また、録音スイッチ12が離された(YES)と判定した場合には、ステップS9に進む。
【0142】
ステップS9では、録音処理が終了される。即ち、CPU39は、A/DおよびD/A変換回路42に対して制御信号を送り、A/D変換処理を中止させるとともに、メモリカード24に対する音声データの格納処理を停止する。ステップS9の処理が終了すると、ステップS10に進み、CPU39は、図13に示すように、LCD6の画面左上に文字「REC STOP」を表示する。そして、処理を終了する(エンド)。
【0143】
以上の処理によれば、レリーズボタン10が押されると、撮影を行うと同時に録音処理を開始し、10秒が経過すると録音処理を自動的に終了する。なお、録音が開始されてから終了するまでの10秒の間に、録音スイッチ12が押された場合には、ステップS6においてYESと判定され、録音スイッチ12が離されるまで録音が継続して行われることになる。従って、前述の場合と同様に、録音時間を自由に変更することが可能となる。
【0144】
ところで、以上の2つの処理では、レリーズスイッチ10が操作されて撮影が行われると、10秒間だけ録音が自動的に実行されるので、例えば、録音処理中に不測の事態が生じて撮影を再度行う必要が生じた場合には、撮影処理とは無関係の録音スイッチ12を操作して録音処理を停止させる必要がある(図10の処理では2度、図14の処理では1度操作する必要がある)。そこで、そのような場合に対応するために、レリーズスイッチ10を操作することにより録音処理を中断させるようにしてもよい。
【0145】
図15は、そのような処理を実行するためのフローチャートの一例である。なお、このプログラムも前述の場合と同様の提供形態を取ることができる。この処理が実行されると、ステップS50において、CPU39は、レリーズスイッチ10が押されたか否かを判定する。その結果、レリーズスイッチ10が押されていない(NO)と判定した場合は、ステップS50に戻り、レリーズスイッチ10が押されるまで同様の処理を繰り返す。また、レリーズスイッチ10が押されたと判定した場合には、ステップS51に進む。
【0146】
ステップS51では、撮影処理が実行される。即ち、CPU39は、CCD20より入力された後、画像処理部31、A/D変換回路32、および、DSP33により所定の処理が施された画像をメモリカード24の撮影画像記録領域に格納する。
【0147】
続くステップS52では、録音処理が開始される。即ち、マイクロホン8より出力された音声信号は、A/DおよびD/A変換回路42によりディジタル信号に変換され、メモリカード24の音声記録領域に逐次格納されていく。
【0148】
ステップS52において録音処理が開始され、ディジタル化された音声の格納が開始されると、ステップS53に進み、図11に示すように、LCD6の画面左上に文字「REC」が表示される。
【0149】
次に、ステップS54では、CPU39は、撮影が行われてから10秒が経過したか否かを判定する。その結果、撮影が行われてから10秒が経過した(YES)と判定した場合は、ステップS56に進む。また、撮影が行われてから10秒が経過していない(NO)と判定した場合は、ステップS55に進む。
【0150】
ステップS55では、CPU39は、レリーズスイッチ10が再度押されたか否かを判定する。その結果、レリーズスイッチ10が再度押されていない(NO)と判定した場合は、ステップS54に戻り、前述の場合と同様の処理を繰り返し、また、レリーズスイッチ10が再度押された(YES)と判定した場合には、ステップS56に進む。
【0151】
ステップS56では、録音処理が終了される。即ち、A/DおよびD/A変換回路42の動作が停止されるとともに、メモリカード24に対するデータの格納処理が停止される。
【0152】
続く、ステップS57では、図13に示すように、LCD6の画面左上に文字「REC STOP」が表示され、処理を終了する(エンド)。
【0153】
以上のような処理によれば、レリーズスイッチ10が押されると、撮影が行われると同時に録音処理が開始され、10秒が経過すると自動的に録音が停止される。また、撮影が行われてから10秒が経過する前に、例えば、不測の事態が生じて、再度撮影を行う必要が生じた場合は、レリーズスイッチ10を1回押すことにより、録音処理が中断され、直ちに撮影が可能な状態となる。
【0154】
なお、録音中にレリーズスイッチ10が押された場合には、録音処理を停止するだけでなく、撮影を行うようにしてもよいことは勿論である。
【0155】
【発明の効果】
請求項1に記載の情報処理装置および請求項7に記載の記録媒体によれば、第1の操作部材が操作された場合に静止画像を記録し、第1の操作部材が操作された後、操作に応答して所定の時間だけ音声を記録し、第1の操作部材と異なる第2の操作部材が操作されたことを検出し、第1の操作部材が操作されてから所定の時間内に第2の操作部材が操作されたことが検出された場合には、その操作内容に応じて音声の記録時間を変更するようにしたので、簡単な操作により録音時間を変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子カメラの一実施例の正面から見た場合の構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示す電子カメラ1の背面から見た場合の構成を示す斜視図である。
【図3】LCDカバー14を閉じた状態の電子カメラ1を示す斜視図である。
【図4】図1及び図2に示す電子カメラ1の内部の構成を示す斜視図である。
【図5】LCDカバー14の位置と、電源スイッチ11及びLCDスイッチ25の状態との関係を説明する図である。
【図6】図1及び図2に示す電子カメラの内部の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】Lモード時における画素の間引き処理を説明する図である。
【図8】Hモード時における画素の間引き処理を説明する図である。
【図9】図1及び図2に示す電子カメラの表示画面の例を示す図である。
【図10】本実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図11】図10のステップS4の処理が実行された場合にディスプレイ上に表示される中間調画像の写真である。
【図12】図10のステップS7の処理が実行された場合にディスプレイ上に表示される中間調画像の写真である。
【図13】図10のステップS10の処理が実行された場合にディスプレイ上に表示される中間調画像の写真である。
【図14】本実施の形態において実行される他の処理の一例を説明するフローチャートである。
【図15】本実施の形態において実行される更に他の処理の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子カメラ
2 ファインダ
3 撮影レンズ
4 発光部
5 スピーカ
6 LCD
6A タッチタブレット
7 操作キー
7A メニューキー
7B 実行キー
7C クリアキー
7D キャンセルキー
7E スクロールキー
8 マイクロホン(音声記録手段)
9 イヤホンジャック
10 レリーズスイッチ
11 電源スイッチ
12 録音スイッチ
13 連写モード切り換えスイッチ
15 赤目軽減ランプ
16 測光素子
17 測色素子
20 CCD(静止画像記録手段)
21 バッテリ
22 コンデンサ
23 回路基板
24 メモリカード
25 LCDスイッチ
26 ファインダ内表示素子
30 レンズ駆動回路
31 画像処理部(静止画像記録手段)
32 アナログ/デジタル変換回路(静止画像記録手段)
33 デジタルシグナルプロセッサ(DSP)(静止画像記録手段)
34 CCD駆動回路
35 フレームメモリ
36 バッファメモリ
37 ストロボ駆動回路
38 赤目軽減ランプ駆動回路
39 CPU(検出手段、録音時間変更手段)
40 ファインダ内表示回路
42 A/DおよびD/A変換回路(音声記録手段)
45 タイマ
48 インタフェース
51 測光回路
52 測色回路
53 絞り駆動回路
54 絞り

Claims (12)

  1. 音声と画像とを記録可能な情報処理装置において、
    第1の操作部材が操作された場合に、静止画像を記録する静止画像記録手段と、
    前記第1の操作部材が操作された後、前記操作に応答して所定の時間だけ音声を記録する音声記録手段と、
    前記第1の操作部材と異なる第2の操作部材が操作されたことを検出する検出手段と、
    前記音声記録手段の録音時間を変更する録音時間変更手段とを備え、
    前記第1の操作部材が操作されてから前記所定の時間内に前記検出手段により前記第2の操作部材が操作されたことが検出された場合には、その操作内容に応じて前記録音時間変更手段が録音時間を変更する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記録音時間変更手段は、前記第1の操作部材が操作されてから前記所定の時間内に前記検出手段により前記第2の操作部材が1度操作されたことが検出された場合には、前記音声記録手段による音声の記録を終了する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記録音時間変更手段は、前記第1の操作部材が操作されてから前記所定の時間内に前記検出手段により前記第2の操作部材が1度操作されたことが検出された場合には、前記音声記録手段による音声の記録を継続状態とし、
    前記第2の操作部材に対して2度目の操作がなされたことが前記検出手段により検出された場合には、前記音声記録手段による音声の記録を終了する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記録音時間変更手段は、前記第1の操作部材が操作されてから前記所定の時間内に前記検出手段により前記第2の操作部材が操作状態とされたことが検出された場合には、前記音声記録手段による音声の記録を継続状態とし、
    前記第2の操作部材の操作状態が停止されたことが前記検出手段により検出された場合には、前記音声記録手段による音声の記録を終了する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の操作部材は録画スイッチであり、前記第2の操作部材は録音スイッチである
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理装置。
  6. 前記第1および第2の操作部材はともに録画スイッチである
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の情報処理装置。
  7. 音声と画像とを記録可能な情報処理装置において使用される制御プログラムを記録した記録媒体において、
    第1の操作部材が操作された場合に静止画像を記録し、
    前記第1の操作部材が操作された後、前記操作に応答して所定の時間だけ音声を記録し、
    前記第1の操作部材と異なる第2の操作部材が操作されたことを検出し、
    前記第1の操作部材が操作されてから前記所定の時間内に前記第2の操作部材が操作されたことが検出された場合には、その操作内容に応じて前記音声の記録時間を変更する制御プログラムを記録した記録媒体。
  8. 前記第1の操作部材が操作されてから前記所定の時間内に前記第2の操作部材が1度操作されたことが検出された場合には、音声の記録を終了する
    ことを特徴とする請求項7に記載の記録媒体。
  9. 前記第1の操作部材が操作されてから前記所定の時間内に前記第2の操作部材が1度操作されたことが検出された場合には、音声の記録を継続状態とし、
    前記第2の操作部材に対して2度目の操作がなされたことが検出された場合には、音声の記録を終了する
    ことを特徴とする請求項7に記載の記録媒体。
  10. 前記第1の操作部材が操作されてから前記所定の時間内に前記第2の操作部材が操作状態とされたことが検出された場合には、音声の記録を継続状態とし、
    前記第2の操作部材の操作状態が停止されたことが検出された場合には、音声の記録を終了する
    ことを特徴とする請求項7に記載の記録媒体。
  11. 前記第1の操作部材は録画スイッチであり、前記第2の操作部材は録音スイッチである
    ことを特徴とする請求項7乃至10の何れかに記載の記録媒体。
  12. 前記第1および第2の操作部材はともに録画スイッチである
    ことを特徴とする請求項7乃至10の何れかに記載の記録媒体。
JP10127397A 1997-04-18 1997-04-18 情報処理装置および記録媒体 Expired - Lifetime JP4045377B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10127397A JP4045377B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 情報処理装置および記録媒体
US08/965,198 US6327423B1 (en) 1997-04-18 1997-11-06 Information processing apparatus and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10127397A JP4045377B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 情報処理装置および記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10294919A JPH10294919A (ja) 1998-11-04
JP4045377B2 true JP4045377B2 (ja) 2008-02-13

Family

ID=14296286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10127397A Expired - Lifetime JP4045377B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 情報処理装置および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4045377B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8221846B2 (en) 2002-05-02 2012-07-17 Hussmann Corporation Merchandisers having anti-fog coatings and methods for making the same
US8534006B2 (en) 2002-05-02 2013-09-17 Hussmann Corporation Merchandisers having anti-fog coatings and methods for making the same

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030002929A (ko) * 2001-07-02 2003-01-09 주식회사 아이앤씨 디지털 비디오 카메라의 음성정보 기록방법
JP4413771B2 (ja) 2004-12-28 2010-02-10 Hoya株式会社 防水機能を備えたカメラ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8221846B2 (en) 2002-05-02 2012-07-17 Hussmann Corporation Merchandisers having anti-fog coatings and methods for making the same
US8534006B2 (en) 2002-05-02 2013-09-17 Hussmann Corporation Merchandisers having anti-fog coatings and methods for making the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10294919A (ja) 1998-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4239041B2 (ja) 電子カメラ、電子カメラの制御方法、および、記録媒体
JP3899497B2 (ja) 電子カメラ、電子カメラの制御方法、および、記録媒体
JPH104531A (ja) 情報処理装置
US6327423B1 (en) Information processing apparatus and recording medium
JP4408456B2 (ja) 情報処理装置
JPH10313444A (ja) 情報処理装置および記録媒体
JPH10228483A (ja) 情報処理装置
JPH10224684A (ja) 情報処理装置
JP4429394B2 (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP4570171B2 (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP4045377B2 (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP3918228B2 (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP4558108B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および、記録媒体
JP2004186866A (ja) 画像記録装置
JP4671989B2 (ja) カメラ
JP4360395B2 (ja) 情報処理装置
JPH11341454A (ja) 画像情報処理装置、情報処理装置、並びに記録媒体
JP2008065851A (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP4437562B2 (ja) 情報処理装置および記憶媒体
JPH10224690A (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP4423681B2 (ja) 情報処理装置および記録媒体
JP4038842B2 (ja) 情報処理装置
JP4492890B2 (ja) デジタルカメラ
JP4397055B2 (ja) 電子カメラ
JP4349371B2 (ja) 情報処理装置および情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070312

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070606

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071024

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071106

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term