JP3110789B2 - 画像記録再生装置 - Google Patents
画像記録再生装置Info
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Description
る画像記録再生装置に関するものである。
対する要求が高まっており、ビデオテープレコーダ(V
TR)においてもテープの走行速度を低下させ、更に高
密度の記録を行うようになってきている。テープの走行
速度が低下すると、例えば固定ヘッドを用いてオーディ
オ信号を記録した場合、相対速度が大きくとれず、再生
音質が低下してしまうという問題点が生じた。
ッドで走査されるトラックの長さを従来より長くして、
その延長部分に時間軸圧縮したオーディオ信号を順次記
録する方法がある。具体的には、回転2ヘッドヘリカル
スキャンタイプのVTRにおいて、従来回転シリンダー
に磁気テープを180度以上巻き付けていたのに対し、
この方法では回転シリンダーに(180+θ)度以上巻
き付け、余分に巻き付けた“θ”の部分にPCM化さ
れ、時間軸圧縮されたオーディオ信号を記録する方法で
ある。
示す図、図4は図3に示すVTRによる磁気テープ上の
記録軌跡を示す図である。図3および図4において、9
は磁気テープ、22は回転シリンダ、8A,8Bはそれ
ぞれシリンダー22に取り付けられたヘッド、23(図
4)はテープ9上に形成されたトラックのビデオ信号領
域部分、24(図4)は同じくPCMオーディオ領域部
分である。ビデオ信号領域部分23は回転シリンダー2
2の180度分でヘッド8A,8Bそれぞれによりトレ
ースされ、また、PCMオーディオ領域部分24は回転
シリンダー22のθ分でトレースされる。以上のよう
に、ビデオ信号を記録しながら、別の領域にデジタル信
号を記録する方式を応用した例として、前記デジタル信
号領域に静止画像をデジタル信号で記録することが提案
されている。
回走査することによって、その情報を磁気テープ上に全
記録することが可能である。この方法によれば、動画撮
影と同一の撮影装置と同一の記録媒体を使って静止画撮
影が行えるばかりではなく、従来のVTRにおける、テ
ープの走行を停止し、同一トラックのビデオ信号を再生
する静止画より、高画質の静止画を得ることが可能とな
る。
動作を図5を用いて説明する。図5は従来例の磁気記録
再生装置の構成図である。図5において、1はカメラ部
のレンズ、2は映像を電気信号に変える撮像素子、3は
前記電気信号をビデオ信号に変換処理する信号処理回
路、4は通常の映像信号と特殊効果をかけられた映像信
号とを切り替えるスイッチ、5は再生時には記録動作が
されない様にするスイッチ、6は映像信号をテープに記
録するための処理を行う記録処理回路、7は映像モニタ
用のビューファインダ、8は信号を記録するヘッド、9
は磁気テープ、10は信号処理回路3で処理された信号
をディジタルデータに変換するA/Dコンバータ、11
は映像信号データを一時的に記憶する画像メモリ、12
は映像信号に特殊効果を与えるための特殊効果メモリ、
13はディジタルデータを映像信号に変換するD/Aコ
ンバータ、14は映像信号を再生する処理を行う再生処
理回路である。
への入り込みを防止するスイッチ、16はズームレンズ
を動作させるスイッチ、18はVTR各部の動作や静止
画記録,特殊効果などを制御するシステムコントロール
マイコン(シスコンという)、19はA/D10,画像
メモリ11,特殊効果メモリ12,D/A13のそれぞ
れに対して各々のタイミング信号を発生するタイミング
発生回路、20はズームレンズ16の信号によりズーム
モータ21を駆動させるズーム駆動回路、21はレンズ
1を駆動させるモータ、25は電子ズーム用のスイッチ
である。
明する。まず、記録時には、ズームスイッチ16に入力
すると、ズーム駆動回路20およびモータ21によって
レンズ1が駆動する。また、レンズ1を通り、撮像素子
2によって撮像された信号は、信号処理回路3によって
映像信号に変換される。映像信号はスイッチ4およびス
イッチ5を通り記録処理回路6によって記録信号に変換
され、ヘッド8によって磁気テープ9に記録される。ま
たその様子はビューファインダ7によってモニタするこ
とができる。
ズーム動作は、電子ズームスイッチ25により入力され
た信号に対応した指令をシスコン18により発令し、タ
イミング発生装置19により、所望のクロックを発生さ
せる。一方、ヘッド8により磁気テープ9に記録された
信号を電気信号に変え、再生処理回路14により映像信
号に変換される。この映像信号はA/Dコンバータ10
によってディジタルデータに変換し、画像メモリ11,
特殊効果メモリ12により電子ズームを施し、D/Aコ
ンバータ13によりアナログ映像信号に変換し、ビュー
ファインダ7によりモニタされる。この場合のスイッチ
15,4,5のそれぞれは点線で示す位置に変位してい
る。
来例の画像メモリを備えたカメラ一体型ビデオは、前記
画像メモリを具備しないビデオカメラに比べて、特殊効
果再生機能が付加されているから、このための新しい操
作部(例えば電子ズームスイッチ25)を設ける必要が
あり、部品点数の増加とコストの増大という問題点があ
った。
ので、画像記録時のズームレンズの操作と画像再生時の
再生画像の電子ズームの操作のための操作性の良い構成
を、少ない部品点数で安価に達成できる画像記録再生装
置を提供しようとするものである。
に本発明は、画像記録時にはズームレンズの操作用とし
て機能し、画像再生時には再生する画像の電子ズーム操
作用として機能する操作手段と、前記画像再生時に前記
操作手段の操作に応答して再生画像の一部を切り出し拡
大処理して電子ズームを行う信号処理手段とを有する画
像記録再生装置とするものである。
説明する。図1はこの発明の一実施例である磁気記録再
生装置の構成図、図2はこの実施例の画像メモリ内のア
ドレスを示す図である。図中、前記従来例と同一符号は
同一又は相当構成要素を示し、その重複説明は省略す
る。
換えスイッチ(以下スイッチという)17で構成され、
再生時の特殊効果の再生と、記録時のズームレンズ1の
駆動のそれぞれの操作を兼用する手段である。Yは磁気
記録再生装置(以下装置という)である。
は、スイッチ17によって行い、スイッチ4,5,15
のそれぞれもこのスイッチ17のモード切り換え動作に
連動している。
1を用いて説明する。図1において、まずスイッチ17
の記録側aへの切り換え(図中実線で示す)により、ス
イッチ4はa側に、またスイッチ5はON状態になる。
次に、レンズ1を介し、撮像素子2によって撮像された
信号は、信号処理回路3によって映像信号に変換され
る。
通り、記録処理回路6によって記録信号に変換され、ヘ
ッド8によって磁気テープ9に記録される。また、その
様子はビデオ出力7にテレビなどを接続することによ
り、モニタすることができる。
ッチ16への入力により、スイッチ17を経てズーム駆
動回路20が作動し、ズームモータ21を駆動させ、ズ
ームレンズ1が移動する。
る再生時の電子ズーム動作について図1を用いて説明す
る。図1において、まずスイッチ17の再生側(b)へ
の切り換え(図中点線で示す)と同時に、スイッチ4は
b側に、またスイッチ5はOFF状態になる。
ッド8によって読み取られ、再生処理回路14により映
像信号に変換される。映像信号はスイッチ15を経てA
/Dコンバータ10でディジタルデータに変換し、画像
用メモリ11にクロック周波数WCKで一時的に記憶さ
れる。ここで記憶された画像データのうち、所望のズー
ム比に対応したデータを読み取り、前記クロック周波数
WCKとは異なり、所望のズーム比に対応し得るような
クロック周波数RCKで特殊処理メモリ12に読み出さ
れる。
ムを施されたデータであり、D/Aコンバータ13によ
って映像信号に変換し、スイッチ4を通りビデオ出力
(ビューファインダ)7によってモニタされる。前記画
像メモリ11への読み取り、読み出しそれぞれの前記ク
ロック周波数WCK,RCKは、ズームスイッチ16,
スイッチ17,システムコントローラ(シスコン)1
8,タイミング発生回路19を経て発生されたものであ
る。
2を用いて説明する。図2はこの実施例の画像メモリ1
1内のアドレスを例示した図である。図2において、こ
の例示はA×A領域の画像からB×B領域の画像へのテ
レ動作を示したものである。まず、ズームスイッチ16
(図1)の入力により、画像データの第1のデータ(以
下始点という)は対角線方向(矢印)に移動する様に構
成されており、テレ側入力時には左上部から中心部
の方向へ移動し、ワイド側入力時には中心部から左上
部へと移動する。この実施例では、ズームスイッチ1
6の入力はテレ方向であり、始点はからに移動した
場合を想定している。
点と画像データの中心点の距離A1 と、始点と中
心点の距離B1 との比が求められ、B1 /A1 により
画像のズーム比が求められる。さらにこのズーム比によ
り拡大する画素領域の幅Bが求められ、B×B領域の画
像データがクロック周波数WCKにより読み取られる。
さらにこの画像データはズーム比の逆数であるA1 /B
1 のクロック周波数RCKにより特殊処理メモリ12に
読み出され、D/Aコンバータ13によりアナログ映像
信号に変換される。
作時においても同様な方法で動作することができる。ま
た、以上の動作を繰返し行うことにより、ほぼ連続的な
電子ズーム動作が可能となる。
録時のズーム動作時と再生時の電子ズーム動作時とで兼
用したが、これに限ることなく、例えば手動用のズーム
レバーを兼用させることも可能である。
画像記録時のズームレンズの操作と画像再生時の再生画
像の電子ズームの操作のための操作性の良い構成を、少
ない部品点数で安価に達成できる画像記録再生装置を提
供できるものである。
の構成図
図
軌跡を示す図
Claims (6)
- 【請求項1】 画像記録時にはズームレンズの操作用と
して機能し、画像再生時には再生する画像の電子ズーム
操作用として機能する操作手段と、前記画像再生時に前
記操作手段の操作に応答して再生画像の一部を切り出し
拡大処理して電子ズームを行う信号処理手段とを有する
ことを特徴とする画像記録再生装置。 - 【請求項2】 画像記録モードと画像再生モードとを切
り換えるモード切換え手段を有し、前記操作手段の機能
は、前記モード切換え手段の切り換えに連動することを
特徴とする請求項1記載の画像記録再生装置。 - 【請求項3】 前記画像記録時に記録される画像を前記
ズームレンズを介して取り込む撮像手段を有することを
特徴とする請求項1又は2記載の画像記録再生装置。 - 【請求項4】 前記画像記録時に前記操作手段の操作に
応答して前記ズームレンズを駆動するモータを有するこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像記
録再生装置。 - 【請求項5】 前記画像記録時に画像を磁気記録する磁
気記録手段を有することを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかに記載の画像記録再生装置。 - 【請求項6】 前記画像再生時に電子ズームを行うため
の画像メモリ手段を有することを特徴とする請求項1〜
5のいずれかに記載の画像記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03100739A JP3110789B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 画像記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03100739A JP3110789B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 画像記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04356877A JPH04356877A (ja) | 1992-12-10 |
JP3110789B2 true JP3110789B2 (ja) | 2000-11-20 |
Family
ID=14281937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03100739A Expired - Lifetime JP3110789B2 (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 画像記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3110789B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH104531A (ja) | 1996-06-14 | 1998-01-06 | Nikon Corp | 情報処理装置 |
JP4774118B2 (ja) * | 2009-12-03 | 2011-09-14 | 富士フイルム株式会社 | 電子カメラ |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP03100739A patent/JP3110789B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04356877A (ja) | 1992-12-10 |
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