JPH1043027A - 紙容器及び紙容器の成形方法 - Google Patents

紙容器及び紙容器の成形方法

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JPH1043027A
JPH1043027A JP20251296A JP20251296A JPH1043027A JP H1043027 A JPH1043027 A JP H1043027A JP 20251296 A JP20251296 A JP 20251296A JP 20251296 A JP20251296 A JP 20251296A JP H1043027 A JPH1043027 A JP H1043027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形後において保形性の高い紙容器及びその
成形方法を提供する。 【解決手段】 フランジ部126の外周縁に接続する縁
巻127の巻き始め部51と巻込み部53との間に接着
剤55を注入してこれらを接着し、縁巻127の成形後
の緩みを阻止する。縁巻127は紙容器の外周に環状に
形成されているため、縁巻127の形状を保持すること
によって容器全体の保形性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は紙容器に関し、特
に外周部に縁巻が形成された紙容器及び紙容器の成形方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来の縁巻成形された紙製の角
型容器の斜視図である。図を参照して角型容器は、底面
部123と底面部123の四辺から所定の角度で立脚す
る周壁部119と周壁部121と、周壁119と周壁部
121とが接続される周壁コーナ部125と、周壁部1
19及び121並びに周壁コーナ部125の上端部に水
平方向に形成されるフランジ部126と、フランジ部1
26の外縁に形成される縁巻127とから構成されてい
る。
【0003】図9は、図8の成形容器を成形するための
打ち抜き板紙原紙の外観形状を示す図である。図を参照
して、板紙原紙101は、その四隅を丸めた四角形状の
白板紙のシート部材よりなっている。破線の部分は成形
容器の底面部123に対応した境界部分であり、その上
下方向の部分は周壁部121に対応しており、その外縁
は外周直線部103となっている。底面部123の左右
両側の部分は周壁部119に対応した部分となってお
り、その外縁は外周直線部105となっている。周壁コ
ーナ部125に対応する部分に対して領域Aの範囲に、
底面部123に位置する湾曲部中心位置115a,11
5bを中心とし、外周縁の手前まで延びる放射状の線条
117が設けられている。周壁コーナ部125の外縁は
湾曲部中心位置115a,115bを中心とした円弧状
の湾曲部109となっている。この図において領域Aの
範囲は金型成形等によって絞り加工される部分である。
なお、底面部123を規定する破線部分のコーナ部は湾
曲部中心位置115a,115bを中心とした湾曲部1
09に対する同心円の円弧によって規定されている。
【0004】図10は、図9に示した板紙原紙を成形加
工して紙容器を製造するための成形装置の概略構造図で
ある。図を参照して、板紙原紙101を挟むように一対
の型部材としての第1の型部材21及び第2の型部材2
2が設けられている。第1の型部材21の回りには第1
の外枠部材23が設けられており、第1の外枠部材23
は支持板部40を介して台座部27に取付けられてい
る。第1の外枠部材23の下方端部は内側に突き出て係
止部を形成しており、第1の型部材21の上方端部は外
側に突き出て係止部を形成している。
【0005】これらの係止部が互いに当ることにより、
第1の型部材21が第1の外枠部材23に支持されてい
る。第1の型部材21と台座部27との間にはスプリン
グ29及び30が設けられている。このスプリング29
及び30により第1の型部材21は下方向に付勢されて
いる。第2の型部材22は、支持板部33を介して台座
部28に取付けられている。第2の型部材22の回りに
は、その外縁が直線部と曲線部とからなる環状のカール
リング部材25が設けられている。カールリング部材2
5の回りには環状の第2の外側部材24が設けられてい
る。カールリング部材25及び第2の外枠部材24は、
共にスプリング31及び32により上方向に付勢されて
いる。
【0006】第2の型部材22の上方部は外側に突き出
して係止部を形成しており、この係止部は、カールリン
グ部材25の下方部で内側に突き出て形成されている係
止部と当接して、カールリング部材25の上方向の移動
が規制され、位置決めされている。カールリング部材2
5の下方部は外側にも突き出して係止部を形成してお
り、この係止部は第2の外枠部材24の上方で突き出た
係止部と当接している。
【0007】第2の外枠部材24の回りには、さらに位
置決めリング34が設けられており、この位置決めリン
グ34は、スプリング35及び36により上方向に付勢
されている。位置決めリング34の上方向への移動は、
位置決めリング34の下方部で内側に突出した係止部と
第2の外枠部材24の上方で外側に突出した係止部との
係止により規制されている。
【0008】位置決めリング34の上方部は、第2の外
枠部材24及びカールリング部材25よりも上方に突き
出るように形成されており、この上方に突き出た位置決
めリング34の上方部をスプリング35及び36の付勢
力に抗するように押し付けることにより、位置決めリン
グ34は下方向に移動可能にされている。第2の外枠部
材24及びカールリング部材25を上方向に付勢してい
るスプリング31及び32の下方は、支持板部33に形
成された穴を通り台座部28の上に位置している。支持
板部33のスプリング31及び32が通された穴の上に
は、環状のストッパリング39が載置されており、スプ
リング31及び32はこのストッパリング39に形成さ
れた穴を通っている。
【0009】ストッパリング39の内側のカールリング
部材25に対応する部分はやや高くなるように段差部3
9aが設けられている。このため、スプリング31及び
32の付勢力に抗して第2の外枠部材24及びカールリ
ング部材25が下方向に移動したとき、カールリング部
材25がストッパリング39の段差部39aに当り、そ
の移動が停止される。なお、第2の外枠部材24の下端
とストッパリング39とは、底付きしないように下死点
においても当接しないように構成されている。
【0010】第2の外枠部材24の下方部の適当な箇所
には、ピン41及び42が取付けられている。このピン
41及び42は、各々係合板43及び44の係合穴43
a及び44aに通されている。第2の外枠部材24の上
下方向の移動と共に、ピン41及び42が係合穴43a
及び44aの領域内で上下方向に移動する。従って、係
合穴43a及び44aとピン41及び42の相対的な位
置を調整することによって、第2の外枠部材24が移動
する上死点及び下死点の位置を調整することができる。
【0011】第1の外枠部材23の回りにはバンドヒー
タ38が取付けられており、第2の型部材22にはバン
ドヒータ37がその内部に設けられている。なお、バン
ドヒータ37は第2の型部材22の内部に代えて第2の
型部材22の外面に設けてもよい。位置決めリング34
を付勢するスプリング35及び36は、弱い付勢力のス
プリングが用いられており、第1の外枠部材23が下方
に移動して、第2の外枠部材24及びカールリング部材
25と衝合する際、わずかな力でも圧縮されて、第1の
外枠部材23が第2の外枠部材24及びカールリング部
材25と衝合するように構成されている。
【0012】なお、図面においては左右方向のスプリン
グ35及び36のみを図示しているが、位置決めリング
34を付勢するスプリングは位置決めリング34に沿っ
てその他の適当な箇所にも設けられている。同様に、第
2の外枠部材24及びカールリング部材25を付勢する
スプリングも、スプリング31及び32のみならず、第
2の外枠部材24及びカールリング部材25に沿ってそ
の他の適当な箇所にも設けられている。第1の型部材2
1を付勢するスプリング29及び30についても同様で
ある。
【0013】図11は、図9の板紙原紙を用いて図8の
紙容器を図10の成形装置によって成形加工する成型工
程を概略的に示した工程断面図である。図の(1)に示
されている板紙原紙101は、成形装置の型部材によっ
て押圧されて、図の(2)に示されているように成形容
器の周壁部119,121,125が形成され、その外
縁は平坦部129となっている。
【0014】次に、図の(3)に示されているように、
平坦部129は水平フランジ部126と縁巻用脚立部1
33とに形成される。そして、図の(4)に示されてい
るように、縁巻用脚立部133は縁巻成形され、縁巻1
27が全周に形成される。このようにして従来の紙製の
縁巻成形された角型容器は一枚の板紙原紙から成形加工
されていた。なお、上記では角型紙容器を例として説明
したが、丸型紙容器についてもその成形過程については
基本的に同一である。この場合、板紙原紙の周辺全周に
線条が設けられることになる。
【0015】図12は、図9の板紙原紙101に形成さ
れた線条117の成形加工時における変化状況を説明す
るための図である。これらの図を参照して、図12の
(1)に示されているように、線条117が形成されて
いる周壁コーナ部125の成形前の厚さをD1 とする。
このような板紙原紙101に対して図11の(2)に示
されているように、周壁部119,121,125が形
成されると、周壁コーナ部125はその両側の平面状の
周壁部119及び121の成形によって絞り込まれた量
だけ圧縮されている状態となり、その厚さがD2 となっ
て増加することになる。この状態で図10に示されてい
る第1の外枠部材23aが下降することによって、縁巻
用脚立部133が成形される。このとき第1の外枠部材
23と第2の型部材22とのクリアランスによって縁巻
用脚立部133はしごかれることになる。結果として図
12の(3)に示されているように、容器の外面側の線
条117の凸部117bを中心とした折りシワ135が
形成され、容器の内面側に形成されていた線条117の
凹み部117aは、その両側の部分から圧縮されて一本
の凹み線117cに変化する。そして、その周壁コーナ
部125は、最終的には図12の(4)に示されている
ように容器内面側は凹み線117cのみが形成された平
滑面となり、容器外面側は折りシワ135が扁平状態に
された状態となって、図12の(5)のように縁巻加工
が行われることになる。
【0016】図13から図15は各種形状の紙容器を成
形するための板紙原紙であって、図13は長円形又は楕
円形状の紙容器、図12は三角形状の紙容器及び図14
は円形形状の紙容器に各々対応するものである。なお、
各図において示されているように、板紙原紙101には
外縁が曲線部(円形形状であれば全周)である部分に
は、外方へ放射状に延びる複数の線条117が形成され
ている。これによって、成形時にシワが発生し易い曲線
部においてこれらの線条によって発生シワが吸収され、
すっきりとした外観の紙容器が形成される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の紙
容器は、紙容器単体で使用する他、収容物によっては蓋
板と併せて使用される場合がある。図16は、図8の角
型紙容器に蓋板を取付けた状態の断面図である。図を参
照して、合成樹脂等からなる蓋150の外周部151は
下方に折曲げられており、紙容器の縁巻127の外周に
係合している。
【0018】従って、容器の密閉性を高めようとする
と、外周部151と縁巻127との寸法関係が所定の範
囲に入っている必要がある。しかしながら、紙容器は上
述のように板紙原紙をプレス加工して寄りシワを発生し
ながら絞り込み成形されるものであるから、経時による
シワの戻りや、板紙原紙そのものの復帰力が容器の形状
変化となって現れる。
【0019】又、板紙原紙は主としてパルプの繊維(セ
ルロース)の絡み合いにより形成されており、合成樹脂
やアルミニウム箔等の非吸湿性の素材と異なり雰囲気中
の湿度、水分及び温度の影響を受けて絡み合いが弱くな
り、また、繊維の膨潤や絡まりの戻りによる強度の低
下、紙の延びに起因して成形時の形状を保ち難い。その
ため、前記要因との相乗効果で容器自体の保形性が低下
し、成形時の寸法を長期間保持することが困難となり易
い。
【0020】図17は、上記の容器の保形性が低下する
現象の一つとして成形後の折りシワ部の変化を示した図
である。図の(1)を参照して、図12の成形工程図に
も示したように成形後においては、周壁コーナ部125
には板紙原紙の圧縮によって容器内面側から深く折り込
まれた凹み線117cが形成され、対応した容器外面側
の位置には折りシワ135が形成される。成形後、時間
が経過し、又周囲の湿気や温度変化を受けると、図の
(2)のように圧縮されていた周壁コーナ部125には
元の状態への復帰力が働き、密着されていた凹み線11
7cは隙間となって容器内面に現れてくる。
【0021】又、このような紙の復帰現象は、周壁部の
みならず縁巻部にも当然生じる。縁巻は容器の外縁部に
環状に形成されているため、容器の保形性に大きく寄与
するものである。従って、縁巻部の巻込程度が低下する
と縁巻部外縁の形状寸法が変わるばかりか容器の保形性
にも大きく影響を与える。図18は、このような成形後
の変形状態を示した紙容器の概略断面図である。
【0022】図を参照して、実線は成形時の角型容器の
断面形状を表しており、二点鎖線は成形後形状変化した
ときの角型容器の断面形状を表している。このように、
縁巻127の巻込程度が低下し、又、底面部123と周
壁部119,121とのなす角度θ1 及び周壁部11
9,121とフランジ部126とのなす角度θ2 が大き
くなり、紙容器は横に広がったような形状に変化しその
品質を低下させてしまう。
【0023】請求項1から請求項10記載の発明は、成
形後において保形性の高い紙容器を提供することを目的
としている。請求項11及び請求項12記載の発明は、
成形後に所望の形状となる紙容器の成形方法を提供する
ことを目的とする。請求項13から請求項15記載の発
明は、成形後において保形性の高い紙容器の成形方法を
提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、一枚の板紙原紙からプレス
成形のみによって形成される紙容器であって、底部と、
底部に接続する側壁部と、側壁部に接続しかつ水平方向
に延びるフランジ部と、フランジ部の外周縁に形成され
た縁巻部と、縁巻部の巻込の緩みを阻止する阻止手段と
を備えたものである。
【0025】ここで縁巻部の巻込の緩みを阻止すると
は、成形後における縁巻部の巻き込み径が大きくなるこ
とを防止することをいい、具体的には阻止手段は、例え
ば請求項2に記載されているように縁巻部の巻き始め部
と巻込み部とを接着固定することによって達成される。
なお、接着固定する際には、その接着部は請求項3に記
載されているように縁巻部の全周にわたって設けてもよ
く、又は請求項4に記載されているように縁巻部の全周
に対して所定間隔毎に設けてもよい。
【0026】請求項5記載の発明は、一枚の板紙原紙か
らプレス成形のみによって形成され、外縁が直線部と曲
線部とが相互に連続した形状の多角型の紙容器であっ
て、底部と、底部に接続する側壁部と、側壁部に接続し
かつ水平方向に延びるフランジ部と、フランジ部の外周
縁に形成された縁巻部とを備え、フランジ部の内、曲線
部に対応する曲線対応部分の幅は、直線部に対応する直
線対応部分の幅より大きくしたものである。
【0027】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の構成に加えて、曲線対応部分に凹み部が形成された
ものである。請求項9記載の発明は、容器の内面から外
面へ折り込まれた複数の凹み線が形成された紙容器であ
って、凹み線の各々を形成する両側の紙素材の間隔が広
くなることを阻止する阻止手段を備えたものである。
【0028】阻止手段は具体的には、例えば請求項10
に記載されているように凹み線の折り込み部に充填され
て凹み線を形成する紙素材を互いに接着する接着層を含
むものである。請求項11記載の発明は、一枚の板紙原
紙をプレス成形して所望の寸法の紙容器とする紙容器の
成形方法であって、成形時の寸法を所望の寸法に対して
板紙原紙の特性による成形後の変形を考慮した寸法とな
るように板紙原紙を成形するものである。
【0029】ここで板紙原紙の特性による成形後の変形
とは、板紙原紙周りの湿度、温度等の要因によって、板
紙が膨潤や曲げ等による復帰力の発生に基づいた変形を
いい、このような変形を考慮した寸法とするためには具
体的には、請求項12に記載されているように底部と側
壁部とがなす角度を成形後の対応角度より小さく、かつ
側壁部とフランジ部とがなす角度を成形後の対応角度よ
り小さくなるように成形しようとするものである。
【0030】請求項13記載の発明は、板紙原紙の一方
面に熱可塑性の合成樹脂層を形成する形成工程と、板紙
原紙の一方面を内面とし、板紙原紙をプレス加工するこ
とによって所定形状の紙容器を形成するプレス工程と、
合成樹脂層を加熱して、紙容器の内面に融着させる融着
工程とを備えたものである。ここで合成樹脂層を加熱し
て紙容器の内面に融着させるとは、成形後の紙容器の形
状に合成樹脂層を一体化することをいい、具体的には請
求項14に記載されているようにプレス工程において板
紙原紙の内面から外面に折り込まれるように形成される
複数の凹み線に合成樹脂層が折り込まれ、請求項15に
記載されているように凹み線と共に折り込まれた合成樹
脂層を超音波加熱又は高周波誘導加熱によって紙容器の
内面に融着させるものである。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、阻止手段によっ
て縁巻部の巻込の緩みが阻止される。縁巻部は容器の外
周に形成されているため、この巻込の緩みが阻止される
ことによって、容器全体の保形性が向上する。又、請求
項2記載の発明では、請求項1記載の発明の阻止手段
が、縁巻部の巻き始め部と巻込み部とを接着固定するこ
とによって達成されるため、水分や湿度等の影響で縁巻
部の巻込が元に戻ろうとしても、その戻りが物理的に阻
止される。
【0032】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
発明における接着手段が縁巻部の全周にわたって設けら
れるため、請求項4記載の発明における所定間隔毎に設
けられるものに比べてより巻込の緩みを阻止することが
できる。請求項5記載の発明は、フランジ部の曲線対応
部分の幅はフランジ部の直線対応部分の幅より大きくさ
れている。従って、曲線対応部分の幅が直線対応部分の
幅と同じのものに比べて、曲線対応部分に生じる折りシ
ワの各々は長く形成され、その状態で圧縮されることに
なるため、圧縮面積が大きくなり容器の保形性が向上す
る。
【0033】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明の効果に加えて、曲線対応部分に凹み部が形成されて
いるため、フランジ部に形成された折りシワがこの凹み
部によってより強く圧縮されることになり、より保形性
が向上する。請求項9記載の発明は、凹み線の各々を形
成する両側の紙素材の間隔が広くなることが阻止される
ため、成形後の経時変化によって凹み線部分を構成する
紙素材の延びが最小限に防止され、容器の保形性が向上
する。
【0034】請求項11記載の発明は、成形時の寸法を
板紙原紙の特性による成形後の変形を考慮した寸法とす
るため、所望の寸法の紙容器を得ることができる。請求
項13記載の発明は、合成樹脂層を加熱して紙容器の内
面に融着させるため、紙容器の内面から板紙に与える湿
度や温度等の影響を極力小さくすることができ、保形性
の高い紙容器を成形することができる。
【0035】特に、合成樹脂層が板紙原紙の内面から外
面に形成される複数の凹み線と共に折り込まれ、加熱に
よって融着されると、凹み線を構成する紙素材同士が接
着されることになり、凹み線部分から生じる紙の延びを
防止することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の第1の実施の
形態による紙容器の縁巻部周りの構成を示した断面図で
ある。図を参照して、紙容器の周壁部119,121又
は周壁コーナ部125の上端に水平方向に延びるフラン
ジ部126が接続され、フランジ部126の外縁から縁
巻127の巻き始め部51が開始し、縁巻127の端部
は巻込み部53となって縁巻127の内部に巻き込まれ
ている。そして、縁巻127の巻き始め部51と巻込み
部53との間のスペースに接着剤55が注入され、巻き
始め部51と巻込み部53とを接着させている。従っ
て、縁巻127は成形後の経時変化によってもその巻込
程度が緩むことなく、成形時の形状が保持される。縁巻
127は図8に示されているように、紙容器の外縁に環
状に形成されるため、その形状が維持されることによっ
て、紙容器の保形性及び寸法安定性が大幅に向上する。
【0037】なお、接着剤55の注入は、図10で示し
た成形装置の一部にその注入孔を組み込むようにしても
よく、又は成形装置から取り出した紙容器に別途接着剤
を注入又は塗布するようにしてもよい。さらに、接着剤
55は縁巻127の全周に連続して注入してもよく、あ
るいは縁巻127の全周に対して所定間隔毎に注入する
ようにしてもよい。
【0038】この注入する接着剤55は紙容器の用途に
より選択する必要があるが、例えばポリオレフィン系、
ビニル系、アクリル系、ブタジエン系、エチレン−酢酸
ビニル系等の熱可塑性樹脂及びそれらを組み合わせて使
用することができる。図2は、この発明の第2の実施の
形態による成形時の紙容器の断面状態を示した図であ
る。
【0039】図を参照して、実線は成形時の紙容器の断
面を示し、二点鎖線は成形後の所望の寸法としての紙容
器の紙素材の中心位置を示した図である。図17の従来
例で示したように、紙容器は成形後経時変化によって各
部分が延びるように変形するのが一般的である。従っ
て、この実施の形態では、成形後の変形を見越すことに
よって、成形時の寸法を板紙原紙の特性による成形後の
変形を考慮した寸法としている。具体的には、成形時の
底面部123と周壁部119,121又は周壁コーナ部
125とのなす角度α1 は所望の寸法θ1 に比べて小さ
く、成形時の周壁部119,121又は周壁コーナ部1
25とフランジ部126とのなす角度α2 は所望の角度
θ2 より小さくなるように成形装置の金型形状が定めら
れている。このようにして成形時の紙容器の寸法を規定
すると、成形後の経時変化に係らず、所望の寸法の紙容
器を得ることができる。なお、成形時の角度と所望の角
度との差は3〜5度程度であることが好ましい。
【0040】図3は、この発明の第3の実施の形態によ
る紙容器のコーナ部等に生じる線条に基づく凹み線の変
化を示した図である。なお、この図は従来例で示した図
12に対応しているものであるが、この実施の形態にお
いては、容器内面側に熱可塑性合成樹脂フィルム(厚さ
10〜35μm)又はコート剤(乾燥状態で厚さ1〜5
μm)とからなる合成樹脂層57が全面に接着されてい
る。この状態で板紙原紙のプレス加工が開始されると図
の(1)から(2)に示されるように、線条の凹み部1
17aは凹み線117cとなり、合成樹脂層57は凹み
線117cの部分に折り込まれることになる。なお、線
条の凸部117bはプレス加工によって折りシワ135
となって容器外面側に現れる点は従来例と同じである。
【0041】次に図3の(2)の状態となって紙容器の
成形が終了すると、超音波加熱又は高周波誘導加熱によ
って合成樹脂層57を局部的に加熱する。すると、合成
樹脂層57は熱可塑性を有するために、凹み線117c
と共に折り込まれた部分が溶融して融着層59となって
凹み線117cに融着する。これによって凹み線117
cを構成する周壁コーナ部125の紙素材は互いに融着
層59によって接着されることになり、図17の(2)
に示すような周壁コーナ部125の変形が阻止される。
従って、周壁コーナ部やそれに続くフランジ部の凹み線
117cを含む折りシワは成形時の形状が維持され、紙
容器全体の保形性を向上する。
【0042】図4は、この発明の第4の実施の形態によ
る紙容器の平面図であり、図5は、図4で示した紙容器
のコーナ部周りを拡大した図である。これらの図を参照
して、周壁コーナ部125の上端から水平にフランジ部
が延びてフランジ部の外周縁には縁巻127が形成され
ている。この実施の形態においては、縁巻127の曲線
部分に対応する曲線対応部分126bの幅W2 は、縁巻
127の直線部分に対応する直線対応部分126aの幅
1 に比べて、大きく設定されている。なお、板紙原紙
のプレス加工によって生じる凹み線117cは、従来例
と同様に底面部123のコーナ部分から縁巻127の外
周縁に向かって放射状に形成されている。
【0043】なお、図で破線で示しているのは、従来例
におけるフランジ部と周壁コーナ部との境界位置を示し
ている。図から明らかなようにポイントP1 〜P2 にお
けるフランジ部の曲線対応部分126bに形成された線
条117cの長さは、破線でフランジ部の境界が示され
た従来の紙容器の線条の長さに比べて長い。従って、線
条117cや折りシワ135の圧縮面積が大きくなって
線条117cや折りシワ135の成形後の経時変化によ
る戻りがより小さくなり、紙容器としての保形性を向上
させる。
【0044】図6は、この発明の第5の実施の形態によ
る紙容器のコーナ部の平面図であり、図7は、図6のV
II−VIIラインの断面図である。これらの図を参照
して、この実施の形態による紙容器は、図5で示したこ
の発明の第4の実施の形態における曲線対応部分126
bに容器の表面から裏面に凹む凹み部61が形成された
ものである。このように凹み部61が形成されることに
よって、曲線対応部分126bに形成された線条117
c及びその裏面に形成された折りシワはより圧縮される
ことになり、線条117c及び折りシワの戻りをより阻
止することができる。これによって紙容器全体の保形性
を図5に示した紙容器に比べてより高めることができ
る。
【0045】なお、上記で述べた各実施の形態はそれぞ
れ容器の保形性又は容器の寸法安定性に寄与するもので
あるが、これらの実施の形態を全て組み合わせたものと
したり、又必要に応じて個々に組み合わせるようにして
もよい。又、上記で述べた第1の実施の形態において
は、縁巻部の巻き始め部と巻き込み部とを接着固定して
縁巻部の緩みを防止しているが、これに代えて、成形後
の縁巻部全体を樹脂等で覆って固めることによって、縁
巻部の緩みを防止してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による紙容器の縁
巻部周りの断面図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態による成形時の紙
容器の断面構造図である。
【図3】この発明の第3の実施の形態による凹み線周り
の変化状態を示した図である。
【図4】この発明の第4の実施の形態による紙容器の平
面図である。
【図5】図4で示した紙容器のコーナ部分を拡大した図
である。
【図6】この発明の第5の実施の形態による紙容器のコ
ーナ部の拡大図である。
【図7】図6のVII−VIIラインの断面図である。
【図8】従来の縁巻角型紙容器の外観形状を示す斜視図
である。
【図9】図8で示した紙容器を成形するための板紙原紙
を示した図である。
【図10】図8の紙容器を成形するための成形装置の断
面構成図である。
【図11】図10の成形装置を用いて図9の板紙原紙を
プレス加工した際の板紙原紙の成型工程を示した図であ
る。
【図12】図11で示した成型工程において、周壁コー
ナ部等に形成された線条の変化状態を示した図である。
【図13】従来の長円形又は楕円形の容器を成形するた
めの板紙原紙の形状を示した図である。
【図14】従来の三角形状の紙容器を成形するための板
紙原紙の形状を示した図である。
【図15】従来の円形形状の紙容器を成形するための型
紙原紙の形状を示した図である。
【図16】従来の紙容器の問題点を説明するための紙容
器と蓋板とを組み合わせた状態の断面図である。
【図17】従来の紙容器における凹み線117c部分の
経時的変化を示した図である。
【図18】従来の紙容器の経時的変化を示した断面図で
ある。
【符号の説明】
51・・・巻き始め部 53・・・巻込み部 55・・・接着剤 57・・・合成樹脂層 59・・・融着層 61・・・凹み部 117c・・・凹み線 119・・・周壁部 121・・・周壁部 123・・・底面部 125・・・周壁コーナ部 126・・・フランジ部 126a・・・直線対応部分 126b・・・曲線対応部分 127・・・縁巻 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一枚の板紙原紙からプレス成形のみによ
    って形成される紙容器であって、 底部と、 前記底部に接続する側壁部と、 前記側壁部に接続しかつ水平方向に延びるフランジ部
    と、 前記フランジ部の外周縁に形成された縁巻部と、 前記縁巻部の緩みを阻止する阻止手段とを備えた、紙容
    器。
  2. 【請求項2】 前記阻止手段は、前記縁巻部の巻き始め
    部と巻込み部とを接着固定する接着手段を含む、請求項
    1記載の紙容器。
  3. 【請求項3】 前記接着手段は、前記縁巻部の全周にわ
    たって設けられる、請求項2記載の紙容器。
  4. 【請求項4】 前記接着手段は、前記縁巻部の全周に対
    して所定間隔毎に設けられる、請求項2記載の紙容器。
  5. 【請求項5】 一枚の板紙原紙からプレス成形のみによ
    って形成された、外縁が直線部と曲線部とが相互に連続
    した形状の多角型の紙容器であって、 底部と、 前記底部に接続する側壁部と、 前記側壁部に接続しかつ水平方向に延びるフランジ部
    と、 前記フランジ部の外周縁に形成された縁巻部とを備え、 前記フランジ部の内、前記曲線部に対応する曲線対応部
    分の幅は、前記直線部に対応する直線対応部分の幅より
    大きい、紙容器。
  6. 【請求項6】 前記曲線対応部分に凹み部が形成され
    た、請求項5記載の紙容器。
  7. 【請求項7】 前記曲線部に対応した、前記側壁部、前
    記フランジ部及び前記縁巻部の一部には、前記外縁に向
    かって放射状に延びる複数のシワが形成される、請求項
    5又は請求項6記載の紙容器。
  8. 【請求項8】 前記シワは、前記板紙原紙に予め形成さ
    れた放射状の複数の線条に基づいて形成される、請求項
    7記載の紙容器。
  9. 【請求項9】 容器の内面から外面へ折り込まれた複数
    の凹み線が形成された紙容器であって、 前記凹み線の各々を形成する両側の紙素材の間隔が広く
    なることを阻止する阻止手段を備えた、紙容器。
  10. 【請求項10】 前記阻止手段は、前記凹み線の折り込
    み部に充填され、前記シワを形成する紙素材を互いに接
    着する接着層を含む、請求項9記載の紙容器。
  11. 【請求項11】 一枚の板紙原紙をプレス成形して所望
    の寸法の紙容器とする紙容器の成形方法であって、 成形時の寸法を、前記所望の寸法に対して前記板紙原紙
    の特性による成形後の変形を考慮した寸法となるよう
    に、前記板紙原紙を成形する、紙容器の成形方法。
  12. 【請求項12】 前記紙容器は、底部と、前記底部に接
    続する側壁部と、前記側壁部に接続しかつ水平方向に延
    びるフランジ部と、前記フランジ部の外周縁に形成され
    た縁巻部とを備え、 前記底部と前記側壁部とがなす角度が成形後の対応角度
    より小さく、かつ前記側壁部と前記フランジ部とがなす
    角度が成形後の対応角度より小さくなるように成形す
    る、請求項11記載の紙容器の成形方法。
  13. 【請求項13】 板紙原紙の一方面に熱可塑性の合成樹
    脂層を形成する形成工程と、 前記板紙原紙の一方面を内面として、前記板紙原紙をプ
    レス加工することによって所定形状の紙容器を形成する
    プレス工程と、 前記合成樹脂層を加熱して、前記紙容器の内面に融着さ
    せる融着工程とを備えた、紙容器の成形方法。
  14. 【請求項14】 前記プレス工程において、前記板紙原
    紙の内面から外面に折り込まれる、複数の凹み線が形成
    され、前記合成樹脂層は前記凹み線と共に折り込まれ
    る、請求項13記載の紙容器の成形方法。
  15. 【請求項15】 前記融着工程において、超音波加熱又
    は高周波誘導加熱によって前記合成樹脂層を前記凹み線
    に融着させる、請求項14記載の紙容器の成形方法。
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