JPH1036487A - El素子用フルオレン系重合体及びそれを用いたel素子 - Google Patents

El素子用フルオレン系重合体及びそれを用いたel素子

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JPH1036487A
JPH1036487A JP9069479A JP6947997A JPH1036487A JP H1036487 A JPH1036487 A JP H1036487A JP 9069479 A JP9069479 A JP 9069479A JP 6947997 A JP6947997 A JP 6947997A JP H1036487 A JPH1036487 A JP H1036487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造方法が簡単で、最終物質の構造が明確で
あり、有機溶媒によく溶解され得る多種の高分子EL材
料を提供する。 【解決手段】 一般式(I) 【化8】 (式中、R、R′は、水素又は炭素数が22までのアル
キル基等、Xは水素等、Arは、フェニレン基等、nは
1〜2,000の整数を表す)で示されるフルオレン系
交互共重合体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高分子系の電界発
光(Electroluminescence 、以下、ELと称する)素子
の発光材料として用いられるフルオレン系交互共重合体
(FluorenebasedAlternating Copolymers)及びそれを
用いたEL素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、研究されているEL素子は、Ga
Asのような無機系の半導体であり、該半導体は大きさ
が小さく、低消費電力のため、現在、小面積のディスプ
レイ、発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下、
LEDと称する)ランプ、及び半導体レーザとして用い
られている。しかし、このような素子の製造には、高清
浄の工程が必要で、広い面積のLEDを製造することが
難しく、効率のよい青色光を得ることも難しいという短
所がある。その他、金属化合物の蛍光体イオンが添加さ
れた無機半導体及びこれを高分子に分散させた無機系E
L素子等もあるが、それらは駆動電圧が高く、高電界で
作動するため、半導体の安定性に問題点がある。
【0003】そこで、最近、このような問題点を解決し
た有機系(Appl. Phys. Lett, 51,p.913 (1987)) 及び
高分子系(Nature, 347, p.539 (1990))EL材料が開発
され、この分野に対する研究が盛んに行われている。即
ち、有機染料を蒸着するか(特開平6−13360号及
び特開平7−26254号)、又は、共役二重結合を有
する高分子(国際特許WO92/03491号、WO9
3/14177号及びWO94/15368号)を陽極
と陰極間に置いたEL素子に電圧を掛けると、一般に、
陽極側からは正孔が、陰極側からは電子がそれぞれ注入
され、それらが発光層に移動して再結合するときに発光
する。そして、これらを現在の陰極線チューブ(CR
T)、プラズマディスプレイ(PDP)、及び液晶ディ
スプレイ(LCD)を代替する次世代平板カラーディス
プレイ又は電気化学的セル、イメージセンサ、及び光カ
ップラに応用しようとする研究が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の有機染
料を蒸着して製造した素子は、再現性及び均一な薄膜を
製造することにおいて問題があり、高分子系素子ではこ
のような問題がある程度は解決されているが、商業化す
るには未だ安定性、効率、寿命の点において解決すべき
課題が多い。一方、前記の高分子系発光材料としては、
ポリフェニレンビニレン(以下、PPVと称する)、ポ
リチオフェン(以下、PThと称する)、及びポリフェ
ニレン系高分子(Synth. Met, 50 (1-3), p.491 (1992)
、及びAdv. Mater., 4, p.36(1992))等があり、現在こ
のような高分子材料に対する研究が行われているが、有
機溶媒に溶解され得ないという問題がある。更に、適切
な置換基を導入して、加工性を向上させ、青色、緑色、
及び赤色の多様な色の発光をするPPV及びPTh誘導
体(Synth. Met., 62, p.35 (1994)、Adv. Mater., 4,
p.36 (1994) 、及びMacromolecules, 28, p.7525 (199
5))も提案されているが、その製造工程が複雑で、安定
性に問題がある。
【0005】また、青色の発光をするフルオレン系高分
子も提案されている(Jpn. I. Appl. Phys., 30, p.194
1 (1991)) が、これも多様な共役二重結合を有する高分
子を製造し得ない物質及びその製造方法を使用してい
た。そこで、本発明者らは、製造方法が簡単で、最終物
質の構造が明確であり、有機溶媒によく溶解され得る多
種類の高分子EL材料を製造するため研究を重ねた結
果、本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高分子系E
L素子の発光材料として用いられるフルオレン系交互共
重合体は次の一般式(I)により表示される。
【0007】
【化4】
【0008】(式中、R及びR′はそれぞれ水素、炭素
数が22個までのアルキル基、シクロアルキル基、アル
コキシ基、アルコキシアルキル基、アルコキシアルコキ
シアルキル基、アルコキシアルコキシアルコキシアルキ
ル基、炭素数が6〜18個のアリール基、アリールオキ
シ基、又はアラルキル基を表し、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、エチルヘキシル、ヘプチル、オクチ
ル、イソオクチル、ノニル、デシル、ドデシル、ヘキサ
デシル、オクタデシル、ドコデシル、シクロプロピル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、メトキシ、エトキ
シ、ブトキシ、ヘキシルオキシ、メトキシエトキシエチ
ル、メトキシエトキシエトキシエチル、フェニル、フェ
ノキシ、トリル、ベンジル、ナフチル、アントリル等を
表し、Xは、水素又はシアノ基を表し、Arは下記式
【0009】
【化5】
【0010】
【化6】
【0011】(式中、R″及びR″′は、それぞれ炭素
数が22個までのアルキル基、シクロアルキル基、アル
コキシ基、アルコキシアルキル基、アルコキシアルコキ
シアルキル基、アルコキシアルコキシアルコキシアルキ
ル基、炭素数が6〜18個のアリール基、アリールオキ
シ基又はアラルキル基を表し、n′は1〜22の整数を
表す)で示される基を表し、nは1〜2,000の整数
を表す)
【0012】ここで、本発明の共重合体の重合度は特に
限定されないが、有機溶媒への可溶性があってスピンコ
ーティングやキャスティング方法により薄膜が形成し得
るという点において、重合度としては1〜2,000が
好ましく、3〜1,000であることが更に好ましい。
共役二重結合を有する共重合体の製造方法も特に限定さ
れず、例えば、公知の方法であるウィッティッヒ(Witt
ig)反応(J. Am. Chem. Soc., 82, p.4669, Org. Reac
t., 25, p.73 (1977))(下記の反応式(a)参照。式
中、R、R′、Ar 及びnは、前記の定義に同じ。反応
式(b)〜(e)においても同様)、クネベナーゲル
(Knoevenagel)縮合(J. Org. Chem., 25, p.813 (196
0), Maacromolecules, 27, p.3009 (1994))(下記の反
応式(b)参照)、パラジウム触媒によるヘック(Hec
k)の方法(Org. React., 27, p.345 (1981), Macromol
ecules, 28, p.6410 (1995)) (下記の反応式(c)参
照)、前駆体を用いる方法(米国特許第3,401,1
52号、J. Chem. Soc., Chem, Commun., p.32 (1992),
Science, 269, p.376 (1995))(下記の反応式(d)参
照)、及びカリウム− tert ブトキシドのような強塩基
を用いた反応(J. Polym. Sci., Part A-1.4, p.1337
(1996), Synth, Met., 62, p.35 (1994))(下記の反応
式(e)参照)等を、本発明に利用することができる。
【0013】
【化7】
【0014】より詳細に説明すると、ウィッティッヒ反
応を利用した共重合体の製造に供する単量体は、一般に
ホスホニウム塩とジアルデヒドであり、それらをエタノ
ールのような有機溶媒を用い、ナトリウム又はアルキル
リチウムのような強塩基性触媒下で反応させるものであ
る。
【0015】本発明においては、ホスホニウム塩として
はビス(ブロモ(又はクロロ)メチル)フルオレンやそ
の一部に置換基を有するフルオレン系ホスホニウム塩
を、一方、ジアルデヒドとしては、種々のジアルデヒド
を用いることができるが、重合後に一般式(I)で表示
されるすべてのフルオレン系ホスホニウム塩、及び飽和
脂肪族又は芳香族ジアルデヒドが包含される。具体的に
は、フルオレン系ホスホニウム塩としては、2,7−ビ
ス(ブロモメチル)フルオレンのトリフェニルホスホニ
ウム塩、2,7−ビス(ブロモメチル)−9−アルキル
フルオレンのトリフェニルホスホニウム塩のように、フ
ルオレンの9位置の水素1個が、炭素数が22個までの
アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アルコ
キシアルキル基、アルコキシアルコキシアルキル基、ア
ルコキシアルコキシアルコキシアルキル基、炭素数が6
〜18個のアリール基、アリールオキシ基又はアラルキ
ル基で置換されたフルオレンのホスホニウム塩、及び
2,7−ビス(ブロモメチル)−9,9−ジアルキルフ
ルオレンのトリフェニルホスホニウム塩のようにフルオ
レンの9位置の水素2個が、それぞれ炭素数が22個ま
でのアルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、ア
ルコキシアルキル基、アルコキシアルコキシアルキル
基、アルコキシアルコキシアルコキシアルキル基、炭素
数が6〜18個のアリール基、アリールオキシ基又はア
ラルキル基で置換されたフルオレンのホスホニウム塩が
挙げられる。一方、ジアルデヒドとしては、グルタルア
ルデヒドのような飽和脂肪族ジアルデヒド若しくはフタ
ルアルデヒド、イソフタルアルデヒド、テレフタルアル
デヒドのような置換基を有しない芳香族ジアルデヒド若
しくは1,4−ジアルキル−2,5−ジホルミルベンゼ
ンのように炭素数が22個までのアルキル基、シクロア
ルキル基、若しくはアルコキシ基又は炭素数6〜18個
のアリール基、アリールオキシ基、若しくはアラルキル
基で芳香環の水素2個が置換された芳香族ジアルデヒ
ド、2,2′−又は3,3′−若しくは4,4′−ジホ
ルミルビフェニル、2,2′−又は3,3′−若しくは
4,4′−ジホルミルジフェニルエーテル又はジフェニ
ルスルフィイド又はジフェニルアルキルアミンのような
ジホルミルビフェニル誘導体、2,7−ジホルミルフル
オレン誘導体、4,4′−ジホルミルテルフェニルのよ
うなテルフェニルジアルデヒド化合物、1,8−ジホル
ミルナフタレンのようなナフタレンジアルデヒド化合
物、1,8−又は3,6−ジホルミルアントラセンのよ
うなアントラセンジアルデヒド化合物、2,6−ジホル
ミルピリジン、2,5−ジホルミルフラン、2,5−ジ
ホルミルチオフェン、3,4−ジアルキル−2,5−ジ
ホルミルチオフェン、5,5′−ジホルミル−2,2′
−ビチオフェン、1,4−ジアルキル−2,5−ジホル
ミルピロール、1,1′−ジアルキル−5,5′−ジホ
ルミル−2,2′−ビピロール、5,5′−ジホルミル
−1,1′−ビピロール、3,6−ジホルミルジベンゾ
フラン、3,6−ジホルミルジベンゾチオフェン、2,
5−ビス(2−又は3−若しくは4ーホルミルフェニ
ル)−1,3,4−ジフェニルチアジアゾール、アルキ
ル−3,6−ジホルミルカルバゾールのような炭素数が
22個までのアルキル基またはシクロアルキル基で置換
されたジホルミルカルバゾール等がある。
【0016】また、クネベナーゲル(Knoevenagel)縮合
を利用した共重合体の製造に供する単量体としては、前
記のフルオレン系ホスホニウム塩に代えて、前記のビス
(ブロモメチル)フルオレン及びその誘導体にシアン化
ナトリウムのようなシアン化合物を反応させて製造され
たビス(シアノメチル)フルオレン及びその誘導体を用
いることができるし、ジアルデヒドとしては、前記のウ
ィッティッヒ(Wittig) 反応で用いたジアルデヒド化合
物をそのまま使用することができる。この共重合反応
は、二つの単量体化合物をテトラヒドロフラン又はトル
エンのような有機溶媒を用い、テトラ−n−ブチルアン
モニウム水酸化物又はカリウム−tertブトキシドのよう
な強塩基性触媒下反応させるものである。
【0017】更に、パラジウム触媒によるヘック(Hec
k) の方法は、一般に、ジメチルホルムアミドのような
塩基性溶媒中で臭素化又はヨウ素化芳香族化合物と芳香
族ジビニル化合物を、パラジウムアセテート、トリ− o
−トリルホスフェン、トリブチルアミンのようなアミン
化合物と一緒に用いて縮合反応させるものである。よっ
て、本発明に係る臭素化又はヨウ素化芳香族化合物は、
前記のフルオレン及びその誘導体に臭素又はヨウ素を付
加して臭素化又はヨウ素化させた誘導体をそのまま使用
することができる。例えば、ジメチルホルムアミド又は
クロロホルム溶媒中でフルオレン又は9−アルキル若し
くは9,9−ジアルキルフルオレンを臭素で処理する
と、2,7−ジブロモフルオレン又はその9位置の水素
がアルキル基で置換されたフルオレン化合物が得られ
る。一方、芳香族ジビニル化合物としては、例えば、m
−ジビニルベンゼン、p−ジビニルベンゼン、2,2′
−又は3,3′−若しくは4,4′−ジビニルビフェニ
ル、2,5−ジビニルチオフェン、及び2,6−ジビニ
ルナフタレン等、前記のジアルデヒド化合物をウィッテ
ィッヒ反応させて得る。
【0018】更に、前記の前駆体を用いる方法では、単
量体として、例えば、本発明に関連してビス(クロロ又
はブロモメチル)フルオレン及びその誘導体をメタノー
ル溶媒中でテトラヒドロチオフェンと反応させればテト
ラヒドロチオフェン塩を容易に得ることができる。よっ
て、前記のウィッティッヒ反応で得られるビス(クロロ
又はブロモメチル)フルオレン及びその誘導体をそのま
ま本発明の単量体の一方として用いることができる。該
テトラヒドロチオフェン塩を水又はメタノール溶媒中で
重合反応させ、透析した後、真空中で加熱すると本発明
の重合体が得られる。
【0019】また、強塩基を用いて重合させる方法で
は、本発明に係る前記のビス(クロロ又はブロモメチ
ル)フルオレン及びその誘導体をトルエン又はテトラヒ
ドロフラン溶媒中でカリウム−tert−ブトキシド又はn
−ブチルリチウムのような強塩基で反応させると、容易
に重合体が得られる。よって、この方法でも前記のビス
(クロロ又はブロモメチル)フルオレン及びその誘導体
を単量体としてそのまま使用することができる。
【0020】更に、本発明のフルオレン系高分子を用い
るEL素子の構成は、発光層を形成する本発明に係るポ
リマーを陽極と陰極間に置く、即ち、陽極/発光層/陰
極のような一般の素子構成のものに用いることができる
し、また公知の事実である正孔注入層及び電子注入層の
材料(特開平2−135361号、特開平3−1521
84号、及び特開平6−207170号)と一緒に用い
て構成することもできるため、素子構成については特に
限定されない。即ち、陽極/正孔注入層/発光層/電子
注入層/陰極という素子構成も本発明のEL素子に包含
され、この場合、陽極としては、透明な支持基板として
のガラス、透明プラスチック、又は石英上に電極材料と
してのITO、金、銅、酸化スズ、酸化亜鉛のような金
属若しくは金属酸化物、又は、ポリピロール、ポリアニ
リン、ポリチオフェンのような有機半導体化合物が通常
10nm−1μの厚さに被覆された材料を用い、一方、陰
極としては、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、
アルミニウム、インジウム、銀、金、銅のような金属又
はそれらの合金を使用することができる。正孔注入層
は、ポリビニルカルバゾール、2,5−ビス(4−ジエ
チルアミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾー
ル、又はN,N′−ジフェニル−N,N′−(3−メチ
ルフェニル)−1,1′−ビフェニル−4,4′−ジア
ミン(TPD)を、電子注入層としてはトリス(8−キ
ノリノール)アルミニウム、2−(4−tert−ブチルフ
ェニル)−5−(4−ビフェニル)−1,3,4−オキ
サジアゾール、2,4,7−トリニトロフルオレノンの
ような公知の化合物をそれぞれ真空蒸着、スピンコーテ
ィング、キャスティング、又はLB法等の公知の薄膜形
成方法を用い、陽極又は陰極上にこれらの薄膜を形成す
ればよい。
【0021】そして、本発明の発光重合体を前記の正孔
注入層及び電子注入層、又は、本発明の相異なる発光重
合体及び可溶性のPPV及びPTh誘導体のような既存
の発光重合体と混合して使用することもできる。例え
ば、ポリビニルカルバゾール及びポリ(1,4−ヘキシ
ルオキシフェニレン−2,5−ジイルビニレン)、又は
ポリ(3−ヘキシルチオフェン)、本発明のフルオレン
系高分子をクロロホルムのような有機溶媒に溶かした
後、それをスピンコーティング法又はキャスティング法
により隣接する層に当該層を形成させることができる。
ここで、特に限定されないが、濃度は本発明のフルオレ
ン系高分子をポリビニルカルバゾールに対し0.001
重量%以上、好ましくは、0.1〜50重量%となるよ
うに調製し、薄膜の厚さは5nm〜5μ、好ましくは50
nm〜1μになるようにして使用する。また、正孔伝達層
及び電子伝達層以外に一般の有機溶媒に溶解して薄膜形
成が可能な高分子も、前記の濃度及び厚さの範囲に混合
して使用することができる。例えば、使用可能な高分子
としては、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸エ
ステル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビ
ニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニ
トリル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
ル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルアミン、ポリカプロラクトン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブテンテレフタレート、ポリウレタン、A
BS、ポリスルホン、ポリビニルフッ化物のような熱可
塑性プラスチック、又は、ポリアセタール、ポリアミ
ド、ポリイミド、ポリエステル、アルキド樹脂、ウレア
樹脂、フラン樹脂、ナイロン、メラミン樹脂、フェノー
ル樹脂、シリコーン樹脂、及びエポキシ樹脂のような汎
用樹脂等がある。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るEL素子用フ
ルオレン系交互共重合体及びそれを用いたEL素子を実
施例に基づき詳細に説明するが、本発明はこれら実施例
に限定されるものではない。
【0023】
【実施例】単量体合成 本発明に用いられる単量体は重合体が一般式(I)を満
足する高分子である限りにおいて、どのような単量体を
用いても構わない。また、以下に記載されていないが、
一般に容易に合成し得るか、又は公知の化合物、類似化
合物、及び購買可能な単量体は、公知の方法及び類似の
方法にて合成及び購入して重合体の製造に用いた。
【0024】2,7−ビス(ブロモメチル)−9−ヘキ
シルフルオレンの合成 攪拌機、温度計、及び還流コンデンサーを備えた1L の
3口フラスコに9−ヘキシルフルオレン50.0g
(0.2mol)、パラホルムアルデヒド60g(2.0mo
l)、及び30%のHBr硝酸溶液500gを入れ、60
℃の温度で24時間反応させた。反応後、常温まで温度
を低下させ、薄黄色の固体を析出させた。これを濾過し
た後、水とメタノールとで数回洗浄し、40℃の真空オ
ーブン中で十分に乾燥させ、74g(85%収率)の白
色の固体を得た。融点は143〜145℃であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), d 0.88(t, 3H, CH3),
1.25(m, 8H, CH2), 2.01(m, 2H, CH2), 3.98(t, 1H, C
H), 4.63(s, 4H, CH2Br), 7.39-7.72(m, 6H, 芳香族)
【0025】2,7−ビス(ブロモメチル)−9−ヘキ
シルフルオレンのトリフェニルホスホニウム塩の合成 攪拌機、温度計、及び還流コンデンサーを備えた1L の
3口フラスコに2,7−ビス(ブロモメチル)−9−ヘ
キシルフルオレン43.6g(0.1mol)、トリフェニ
ルホスフィン78.7g(0.3mol)、及びN,N−ジ
メチルホルムアミド500mLを入れ、還流温度で12時
間反応させた。反応後、常温まで温度を低下させ、次い
で攪拌された3L のエチルエーテル溶媒中に徐々に滴下
し、白色の固体を析出させた。これを濾過した後、エチ
ルエーテルで数回洗浄し、40℃の真空オーブン中で十
分に乾燥させ、92.2g(96%収率)の白色の固体
を得た。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), d 0.25(br, 3H, CH3),
1.60-1.24(m, 10H, CH2), 2.83(t, 1H, CH), 5.66-5.7
6(d, 4H, CH2Br), 6.76-7.11(m, 6H, フルオレニル芳香
族), 7.49-7.81(m, 30H,芳香族)
【0026】2,7−ビス(ブロモメチル)−9,9−
ジヘキシルフルオレンの合成 攪拌機、温度計、及び還流コンデンサーを備えた1L の
3口フラスコに9,9−ジヘキシルフルオレン33.4
g(0.1mol)、パラホルムアルデヒド30g(1.0
mol)、30%のHBr硝酸溶液300g、及び48%の
HBr水溶液120gを入れ、60℃で24時間反応さ
せた。反応後、常温まで温度を低下させ、500mLの冷
水で該反応生成物を希釈した後、200mLのジクロロメ
タンにて3回抽出した。該抽出された有機溶液を合わせ
た後、再び水、飽和NaHCO3水溶液及び塩水で洗っ
た。その後、得られた有機溶液を無水硫酸マグネシウム
にて乾燥し、濾過後、溶媒を蒸発させ、粘性のある液体
を得た。該液体をシリカゲルカラム(酢酸エチル/ヘキ
サン=1/10の混合溶液)を用いて精製し溶媒を蒸発
させ、44.2g(85%収率)の無色透明な粘性のあ
る液体を得た。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), d 0.59(br, 6H, CH3),
0.72-1.04(m, 16H, CH2), 1.95(m, 4H, CH2), 4.60(s,
4H, CH2Br), 7.33-7.62(m, 6H, 芳香族)
【0027】2,7−ビス(ブロモメチル)−9,9−
ジヘキシルフルオレンのトリフェニルホスホニウム塩の
合成 攪拌機、温度計、及び還流コンデンサーを備えた1L の
3口フラスコに2,7−ビス(ブロモメチル)−9,9
−ジヘキシルフルオレン26.0g(0.05mol)、ト
ルフェニルホスフィン39.3g(0.15mol)、及び
N,N−ジメチルホルムアミド300mLを入れ、 還流温
度で12時間反応させた。反応後、常温まで温度を低下
させ、次いで攪拌された1.5L のエチルエーテル溶媒
中に徐々に滴下し、白色の固体を析出させた。これを濾
過した後、エチルエーテルで数回洗浄し、40℃の真空
オーブン中で十分に乾燥させ、49.6g(95%収
率)の白色の固体を得た。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), d 0.11(br, 6H, CH3),
0.62-1.09(m, 16H, CH2), 1.39(m, 4H, CH2), 5.21-5.
28(d, 4H, CH2Br), 6.83-7.27(m, 6H,フルオレニル芳香
族), 7.54-7.75(m, 30H,芳香族)
【0028】2,7−ビス(シアノメチル)−9−ヘキ
シルフルオレンの合成 窒素雰囲気下で攪拌機、温度計、及び還流コンデンサー
を備えた500mLの3口フラスコに精製したジメチルス
ルホキシド300mLとシアン化ナトリウム2.8g
(0.057mol)を入れ、90℃に加熱しながら攪拌し
た。その後、シアン化物が完全に溶解したら加熱を止
め、2,7−ビス(ブロモメチル)−9−ヘキシルフル
オレン10g(0.023mol)を徐々に添加した後、9
0℃で12時間反応させた。この場合、該反応液の色は
赤い色から段々濃い暗茶色に変化する。反応終了後、温
度を常温まで低下させ、500mLの蒸留水を加えた後、
200mLのジクロロメタンで3回該反応物を抽出し、該
抽出物に有機溶媒を混合した後、無水硫酸マグネシウム
を用いて十分に乾燥させる。該溶液を濾過した後、溶媒
を蒸発させ、オレンジ色の固体を得た。これを酢酸エチ
ル/ヘキサン(1:1)中で再結晶させ、5.7g(7
6%の収率)の固体を得た。その融点は130〜131
℃であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.89(t, 3H, CH3),
1.25(m, 8H, CH2), 2.04(m, 2H, CH2), 3.90(s, 4H, C
H2CN), 4.02(t, 1H, CH), 7.35-7.79(m, 6H,芳香族)
【0029】2,7−ジブロモ−9,9−ジヘキシルフ
ルオレンの合成 窒素雰囲気下で攪拌機付の500mLの3口フラスコにて
9,9−ジヘキシルフルオレン33.4g(0.1mol)
を精製したN,N−ジメチルホルムアミド300mLに完
全に溶かした後、臭素48g(0.3mol)を徐々に添加
した。次いで、常温で12時間反応させた後、500mL
の水に注ぎ200mLのジエチルエーテルで3回抽出し、
有機溶媒と混合した後、チオ硫酸ナトリウム水溶液及び
塩水で連続的に洗い、有機物層を分離し、無水硫酸マグ
ネシウムを用いて十分に乾燥させた。該溶液を濾過した
後、溶媒を蒸発させ、薄黄色の固体を得た。これをヘキ
サン中で再結晶させ、43.8g(89%収率)の白色
の結晶固体を得た。その融点は61〜62℃であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.55(br, s, 6H, C
H3), 0.73-1.03(m, 16H,CH2), 1.90-1.94(m, 4H, CH2),
7.41-7.53(m, 6H,芳香族)
【0030】2,7−ビス(ブロモメチル)−9−{2
−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕エチル}
フルオレンの合成 攪拌機、温度計、及び還流コンデンサーを備えた1L の
3口フラスコに9−メトキシエトキシエトキシエチルフ
ルオレン31.2g(0.1mol)、パラホルムアルデヒ
ド30g(1.0mol)、30%のHBr硝酸溶液300
g、及び48%のHBr水溶液120gを入れ、60℃
で24時間反応させた。反応後、常温まで温度を低下さ
せ、500mLの冷水で反応物を希釈した後、200mLの
ジクロロメタンで3回抽出した。該抽出された有機溶液
を混合した後、再び水、飽和NaHCO3 水溶液及び塩
水で連続して洗い、有機物層を分離し、無水硫酸マグネ
シウムを用いて十分乾燥させた。該溶液を濾過した後、
溶媒を蒸発させ、薄黄色の粘性のある液体を得た。該液
体をシリカゲルカラム(酢酸エチル/ヘキサン=1/4
の混合溶液)を用いて精製し溶媒を蒸発させ、39.8
g(80%収率)の無色透明な粘性のある液体を得た。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 2.28(m, 3H, OC
H3), 3.41-3.71(m, 12H, OCH2CH2), 4.09(t, 1H, CH),
4.60(s, 4H, CH2Br), 7.25-7.71(m, 6H, 芳香族)
【0031】2,7−ビス(ブロモメチル)−9−{2
−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕エチル}
フルオレンのトリフェニルホスホニウム塩の合成 攪拌機、温度計、及び還流コンデンサーを備えた1L の
3口フラスコに2,7−ビス(ブロモメチル)−9−
{2−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕エチ
ル}フルオレン24.9g(0.05mol)、トリフェニ
ルホスフィン39.3g(0.15mol)、及びN,N−
ジメチルホルムアミド300mLを入れ、還流温度で12
時間反応させた。反応後、常温まで温度を低下させ、攪
拌された1.5L のエチルエーテル溶媒中に徐々に滴下
し、白色の固体を析出させ、それを濾過した後、エチル
エーテルで数回洗浄し、40℃の真空オーブン中で十分
に乾燥させ、48.5g(95%収率)の白色の固体を
得た。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 1.22-1.41(m, 2H,
CH2), 2.16-2.42(br, s,3H, OCH3), 3.41-3.71(m, 10H,
OCH2CH2), 4.18(t, 1H, CH), 5.58-5.81(d, 4H, CH2B
r), 6.81-7.22(m, 6H,フルオレン芳香族), 7.27-7.84
(m, 30H,芳香族)
【0032】N−{2−〔2−(2−メトキシエトキ
シ)エトキシ〕エチル}−3,6−ジホルミルカルバゾ
ールの合成 窒素雰囲気下で攪拌機、温度計、及び還流コンデンサー
を備えた1L の3口フラスコにジメチルホルムアルデヒ
ド191g(2.61mol)及び1,2−ジクロロエタン
100mLを入れ、0℃まで十分に冷却した後、これに塩
化ホスホリル(Phosphorus Oxychloride) 197.6g
(1.29mol)を徐々に滴下した。次いで、該反応液を
常温まで昇温して、1時間攪拌した後、再び0℃まで冷
却し、これに1,2−ジクロロエタン30mLに希釈され
たN−{2−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキ
シ〕エチル}カルバゾール21.0g(0.067mol)
を徐々に添加した。1時間後反応温度を90℃まで昇温
し、24時間反応させた後、、再び常温まで温度を低下
させ、1.5L の氷水にて希釈した後、200mLのジク
ロロメタンにて3回抽出した。該抽出された有機溶液を
混合した後、再び水、飽和NaHCO3 水溶液及び塩水
で連続して洗い、有機物層を分離し、無水硫酸マグネシ
ウムを用いて十分に乾燥させた。該溶液を濾過した後、
溶媒を蒸発させ、黄色の粘性のある液体を得た。該液体
を少量の酢酸エチル中で3回再結晶させ、融点が108
〜109℃である11.1g(45%収率)の薄黄色の
固体を得た。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 3.48-3.56(m, 11H,
OCH2CH2及びOCH3), 3.98(t, 2H, OCH2), 4.61(t, 2H,
NCH2), 7.62(d, 2H,芳香族), 8.13(d, 2H, 芳香族),
8.68(s, 2H,芳香族), 10.15(s, 2H, CHO)
【0033】重合体の合成 実施例1ポリ(フルオレン−2,7−ジイルビニレン−N−{2
−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕エチル}
カルバゾール−3,6−ジイルビニレン)の合成 窒素雰囲気下で攪拌機付の100mLフラスコに2,7−
ビス(ブロモメチル)フルオレンのトリフェニルホスホ
ニウム塩1.75g(2mmol)とN−{2−〔2−(2
−メトキシエトキシ)エトキシ〕エチル}−3,6−ジ
ホルミルカルバゾール0.74g(2mmol)とを入れ、
無水エタノール60mL及びクロロホルム20mLに完全に
溶かした後、これに無水エタノールに金属ナトリウムが
5%溶解された溶液2.3gを注射器で取って徐々に滴
下する。次いで、常温で12時間反応させた後、0.1
N 塩酸水溶液1mLを入れて反応を終了し、析出した固体
を濾過した。該固体をメタノールで洗い40℃の真空オ
ーブン中で十分に乾燥させ、0.82gの黄色固体の標
題重合体を得た。該重合体をテトラヒドロフランを溶媒
としポリスチレンを基準物質として用いてGPCにより
重量平均分子量及び分子量分布を測定した結果は、それ
ぞれ2,700及び1.69であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 3.3-4.0(br, d, フ
ルオレン-CH2及びカルバゾール−アルコキシ), 4.3-4.6
(br, s, NCH2), 6.5-8.4(br, m, ビニル、及び芳香族)
【0034】実施例2ポリ(9−ヘキシルフルオレン−2,7−ジイルビニレ
ン−N−{2−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキ
シ〕エチル}カルバール−3,6−ジイルビニレン)の
合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9−ヘキシルフルオレンのトリフェニルホスホ
ニウム塩1.92g(2mmol)とN−{2−〔2−(2
−メトキシエトキシ)エトキシ〕エチル}−3,6−ジ
ホルミルカルバゾール0.74g(2mmol)とを重合さ
せた結果、0.86gの黄色固体の標題重合体を得た。
実施例1と同様な方法により、該重合体の重量平均分子
量及び分子量分布を測定した結果は、それぞれ5,90
0及び1.87であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.6-2.2(br, m, フ
ルオレン−脂肪族), 3.4-4.0(br,d,フルオレン-CH,フル
オレン,カルバゾール及びアルコキシ), 4.3-4.6(br,
s, NCH2), 6.6-8.3(br, m, ビニル、及び芳香族)
【0035】実施例3ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−N−{2−〔2−(2−メトキシエトキシ)
エトキシ〕エチル}カルバール−3,6−ジイルビニレ
ン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)とN−{2−〔2
−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕エチル}−3,
6−ジホルミルカルバゾール0.74g(2mmol)とを
重合させた結果、0.92gの黄色固体の標題重合体を
得た。実施例1と同様な方法により、該重合体の重量平
均分子量及び分子量分布を測定した結果は、それぞれ1
1,400及び2.04であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.6-2.2(br, m, フ
ルオレン−脂肪族), 3.3-3.9(br, d, カルバゾール−ア
ルコキシ), 4.3-4.6(br, s, NCH2), 6.6-8.4(br,m, ビ
ニル、及び芳香族)
【0036】実施例4ポリ(9−{2−〔2−(2−メトキシエトキシ)エト
キシ〕エチル}−フルオレン−2,7−ジイルビニレン
−N−{2−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキ
シ〕エチル}カルバール−3,6−ジイルビニレン)の
合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9−{2−〔2−(2−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕エチル}フルオレンのトリフェニルホスホニウ
ム塩2.05g(2mmol)とN−{2−〔2−(2−メ
トキシエトキシ)エトキシ〕エチル}−3,6−ジホル
ミルカルバゾール0.74g(2mmol)とを重合させた
結果、0.81gの黄色固体の標題重合体を得た。実施
例1と同様な方法により、該重合体の重量平均分子量及
び分子量分布を測定した結果は、それぞれ2,900及
び1.41であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 2.1-2.4(br, s, フ
ルオレン-CH2), 3.2-3.9(br, m, フルオレン-CH, フル
オレンとカルバゾール−アルコキシ), 4.3-4.6(br, s,
NCH2), 6.5-8.4(br, m, ビニル、及び芳香族)
【0037】実施例5ポリ(9−ヘキシルフルオレン−2,7−ジイル−1−
シアノビニレン−N−{2−〔2−(2−メトキシエト
キシ)エトキシ〕エチル}カルバゾール−3,6−ジイ
ル−1−シアノビニレン)の合成 窒素雰囲気下で攪拌機付の100mLフラスコにて2,7
−ビス(シアノメチル)−9−ヘキシルフルオレン0.
66g(2mmol)とN−{2−〔2−(2−メトキシエ
トキシ)エトキシ〕エチル}−3,6−ジホルミルカル
バゾール0.74g(2mmol)とを精製したテトラヒド
ロフラン20mLに完全に溶かした後、−78℃まで冷却
した。これに1.0mol の水酸化テトラ−n−ブチルア
ンモニウムを含有するメタノール0.04mLをマイクロ
注射器で滴下した。次いで、30分後、温度を50℃ま
で徐々に昇温させて12時間反応させ、0.1N塩酸水
溶液1mLを入れて反応を終了させた後、該反応液を25
0mLのメタノールに徐々に注いで固体を析出させた。該
固体をメタノールで洗い40℃の真空オーブン中で十分
に乾燥させ、0.80gの黄色固体の標題重合体を得
た。該固体をテトラヒドロフランを溶媒としポリスチレ
ンを基準物質として用いてGPCにより重量平均分子量
及び分子量分布を測定した結果は、それぞれ38,70
0及び4.28であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.5-2.1(br, m, フ
ルオレン−脂肪族), 3.2-4.0(br, m, フルオレン-CH,及
びフルオレンとカルバゾール−アルコキシ), 4.3-4.6(b
r, s, NCH2), 6.5-8.2(br, m, ビニル、及び芳香族)
【0038】実施例6ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−m−フェニレンビニレン)の合成 窒素雰囲気下で攪拌機付の100mLフラスコにて2,7
−ジブロモ−9,9−ジヘキシルフルオレン0.98g
(2mmol)、m−ジビニルベンゼン0.26g(2mmo
l) 、酢酸パラジウム18.2mg、及びトリ−o−トリ
ルホスフィン124mgを精製したジメチルホルムアミド
15mLに完全に溶かした後、トリブチルアミン1.4mL
を注射器で滴下した。次いで、30分後、温度を100
℃まで徐々に昇温させて24時間反応させ、0.1N塩
酸水溶液1mLを入れて反応を終了させた後、該反応液2
50mLのメタノールに徐々に注いで固体を析出させた。
該固体をメタノールで洗い40℃の真空オーブン中で十
分に乾燥させ、0.81gの黄色固体の標題重合体を得
た。該重合体をテトラヒドロフランを溶媒としポリスチ
レンを基準物質として用いてGPCにより重量平均分子
量及び分子量分布を測定した結果は、それぞれ35,4
00及び3.21であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.4-2.2(br, m, 脂
肪族), 6.5-7.8(br, m,ビニル、及び芳香族)
【0039】実施例7ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−p−フェニレンビニレン)の合成 実施例6と同様な方法により、2,7−ジブロモ−9,
9−ジヘキシルフルオレン0.98g(2mmol)とp−
ジビニルベンゼン0.26g(2mmol) とを重合させた
結果、0.85gの黄色固体の標題重合体を得た。実施
例6と同様な方法により、重量平均分子量及び分子量分
布を測定した結果は、それぞれ26,300及び2.8
9であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.5-2.2(br, m, 脂
肪族), 6.5-7.8(br, m,ビニル、及び芳香族)
【0040】実施例8ポリ(9−ヘキシルフルオレン−2,7−ジイルビニレ
ン−p−フェニレンビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9−ヘキシルフルオレンのトリフェニルホスホ
ニウム塩1.92g(2mmol)とテレフタルアルデヒド
0.27g(2mmol) とを重合させた結果、0.62g
の黄色固体の標題重合体を得た。実施例1と同様な方法
により、該重合体の重量平均分子量及び分子量分布を測
定した結果は、それぞれ7,200及び3.41であっ
た。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.7-2.1(br, m, 脂
肪族), 3.7-4.0(br, s,フルオレン-CH), 6.5-7.8(br,
m,ビニル、及び芳香族)
【0041】実施例9ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−p−フェニレンビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)とテレフタルアル
デヒド0.27g(2mmol) とを重合させた結果、0.
68gの黄色固体の標題重合体を得た。実施例1と同様
な方法により、該重合体の重量平均分子量及び分子量分
布を測定した結果は、それぞれ38,200及び4.4
5であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.5-2.2(br, m, 脂
肪族), 6.5-7.8(br, m,ビニル、及び芳香族)
【0042】実施例10ポリ(9−ヘキシルフルオレン−2,7−ジイルビニレ
ン−m−フェニレンビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9−ヘキシルフルオレンのトリフェニルホスホ
ニウム塩1.92g(2mmol)とイソフタルアルデヒド
0.27g(2mmol) とを重合させた結果、0.64g
の薄黄色固体の標題重合体を得た。実施例1と同様な方
法により、該重合体の重量平均分子量及び分子量分布を
測定した結果は、それぞれ12,700及び5.01で
あった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.6-2.2(br, m, 脂
肪族), 3.6-4.0(br, s,フルオレン-CH), 6.4-7.8(br,
m,ビニル、及び芳香族)
【0043】実施例11ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−m−フェニレンビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)とイソフタルアル
デヒド0.27g(2mmol) とを重合させた結果、0.
69gの薄黄色固体の標題重合体を得た。実施例1と同
様な方法により、該重合体の重量平均分子量及び分子量
分布を測定した結果は、それぞれ43,500及び4.
12であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.4-2.2(br, m, 脂
肪族), 6.5-7.8(br, m,ビニル、及び芳香族)
【0044】実施例12ポリ(9−ヘキシルフルオレン−2,7−ジイルビニレ
ン−ピリジン−2,6−ジイルビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9−ヘキシルフルオレンのトリフェニルホスホ
ニウム塩1.92g(2mmol)と2,6−ジホルミルピ
リジン0.27g(2mmol) とを重合させた結果、0.
66gの黄色固体の標題重合体を得た。実施例1と同様
な方法により、該重合体の重量平均分子量及び分子量分
布を測定した結果は、それぞれ20,800及び5.1
0であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.7-2.2(br, m, 脂
肪族), 3.7-3.9(br, s,フルオレン-CH), 6.6-7.8(br,
m,ビニル、及び芳香族)
【0045】実施例13ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−ピリジン−2,6−ジイルビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と2,6−ジホル
ミルピリジン0.27g(2mmol) とを重合させた結
果、0.68gの黄色固体の標題重合体を得た。実施例
1と同様な方法により、該重合体の重量平均分子量及び
分子量分布を測定した結果は、それぞれ35,700及
び3.33であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.4-2.2(br, m, 脂
肪族), 6.6-7.8(br, m,ビニル、及び芳香族)
【0046】実施例14ポリ(9−ヘキシルフルオレン−2,7−ジイルビニレ
ン−2,2′−ビピロール−5,5′−ジイルビニレ
ン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9−ヘキシルフルオレンのトリフェニルホスホ
ニウム塩1.92g(2mmol)と5,5′−ジホルミル
−2,2′−ビピロール0.40g(2mmol) とを重合
させた結果、0.78gの黄色固体の標題重合体を得
た。実施例1と同様な方法により、該重合体の重量平均
分子量及び分子量分布を測定した結果は、それぞれ3,
500及び1.75であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.7-2.0(br, m, 脂
肪族), 3.6-3.8(br, s,フルオレン-CH), 5.4-5.8(br,
d,ピロール-CH2), 6.0-7.8(br, m, ビニル、及び芳香
族)
【0047】実施例15ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−2,2′−ビピロール−5,5′−ジイルビ
ニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と5,5′−ジホ
ルミル−2,2′−ビピロール0.40g(2mmol) と
を重合させた結果、0.85gの黄色固体の標題重合体
を得た。実施例1と同様な方法により、該重合体の重量
平均分子量及び分子量分布を測定した結果は、それぞれ
8,100及び2.03であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.4-2.1(br, m, 脂
肪族), 5.5-5.8(br, d,ピロール-CH2), 6.1-7.8(br, m,
ビニル、及び芳香族)
【0048】実施例16ポリ(9−ヘキシルフルオレン−2,7−ジイルビニレ
ン−フラン−2,5−ジイルビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9−ヘキシルフルオレンのトリフェニルホスホ
ニウム塩1.92g(2mmol)と2,5−ジホルミルフ
ラン0.25g(2mmol) とを重合させた結果、0.6
2gの樺色固体の標題重合体を得た。実施例1と同様な
方法により、該重合体の重量平均分子量及び分子量分布
を測定した結果は、それぞれ20,200及び4.35
であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.6-2.2(br, m, 脂
肪族), 3.8-4.0(br, s,フルオレン-CH), 6.2-7.8(br,
m,ビニル、及び芳香族)
【0049】実施例17ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−フラン−2,5−ジイルビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と2,5−ジホル
ミルフラン0.25g(2mmol) とを重合させた結果、
0.58gの濃黄色固体の標題重合体を得た。実施例1
と同様な方法により、該重合体の重量平均分子量及び分
子量分布を測定した結果は、それぞれ9,600及び
1.78であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.5-2.1(br, m, 脂
肪族), 6.2-7.8(br, m,ビニル、及び芳香族)
【0050】実施例18ポリ(9−ヘキシルフルオレン−2,7−ジイルビニレ
ン−チオフェン−2,5−ジイルビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9−ヘキシルフルオレンのトリフェニルホスホ
ニウム塩1.92g(2mmol)と2,5−ジホルミルチ
オフェン0.28g(2mmol) とを重合させた結果、
0.62gの濃樺色固体の標題重合体を得た。実施例1
と同様な方法により、該重合体の重量平均分子量及び分
子量分布を測定した結果は、それぞれ9,300及び
3.89であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.6-2.2(br, m, 脂
肪族), 3.7-4.0(br, s,フルオレン-CH), 6.4-7.8(br,
m,ビニル、及び芳香族)
【0051】実施例19ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−チオフェン−2,5−ジイルビニレン)の合
実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と2,5−ジホル
ミルチオフェン0.28g(2mmol) とを重合させた結
果、0.68gの濃黄色固体の標題重合体を得た。実施
例1と同様な方法により、該重合体の重量平均分子量及
び分子量分布を測定した結果は、それぞれ5,600及
び1.73であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.3-2.1(br, m, 脂
肪族), 6.4-7.7(br, m,ビニル、及び芳香族)
【0052】実施例20ポリ(フルオレン−2,7−ジイルビニレン−3−ヘキ
シルチオフェン−2,5−ジイルビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)フルオレンのトリフェニルホスホニウム塩1.7
5g(2mmol)と3−ヘキシル−2,5−ジホルミルチ
オフェン0.45g(2mmol) とを重合させた結果、
0.58gの赤色固体の標題重合体を得た。実施例1と
同様な方法により、該重合体の重量平均分子量及び分子
量分布を測定した結果は、それぞれ8,600及び3.
43であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.8-1.8(br, m, 脂
肪族), 2.4-2.7(br, s,チオフェン-CH2), 3.7-4.0(br,
s, フルオレン-CH2), 6.4-7.8(br, m, ビニル、及び芳
香族)
【0053】実施例21ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−3−ヘキシルチオフェン−2,5−ジイルビ
ニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と3−ヘキシル−
2,5−ジホルミルチオフェン0.45g(2mmol) と
を重合させた結果、0.64gの赤色固体の標題重合体
を得た。実施例1と同様な方法により、該重合体の重量
平均分子量及び分子量分布を測定した結果は、それぞれ
8,200及び1.95であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.6-3.0(br, m, 脂
肪族), 6.5-7.8(br, m,ビニル、及び芳香族)
【0054】実施例22ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−2,2′−−ビチオフェン−5,5′−ジイ
ルビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と5,5′−ジホ
ルミル−2,2′−ビチオフェン0.44g(2mmol)
とを重合させた結果、0.62gの濃赤色固体の標題重
合体を得た。実施例1と同様な方法により、該重合体の
重量平均分子量及び分子量分布を測定した結果は、それ
ぞれ14,600及び2.52であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.6-2.2(br, m, 脂
肪族), 6.6-7.8(br, m,ビニル、及び芳香族)
【0055】実施例23ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−1,4−ジヘキソキシ−2,5−フェニレン
ビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と1,4−ジヘキ
ソキシ−2,5−ジホルミルベンゼン0.66g(2mm
ol) とを重合させた結果、0.98gの樺色固体の標題
重合体を得た。実施例1と同様な方法により、該重合体
の重量平均分子量及び分子量分布を測定した結果は、そ
れぞれ13,500及び3.05であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.4-2.2(br, m, 脂
肪族), 4.0-4.3(br, s,OCH2), 6.7-7.8(br, m, ビニ
ル、及び芳香族)
【0056】実施例24ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−ジフェニルエーテル−2,2′−ジイルビニ
レン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と2,2′−ジホ
ルミルジフェニルエーテル0.45g(2mmol) とを重
合させた結果、0.68gの薄黄色固体の標題の重合体
を得た。実施例1と同様な方法により、該重合体の重量
平均分子量及び分子量分布を測定した結果は、それぞれ
18,500及び3.52であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.5-2.1(br, m, 脂
肪族), 6.7-7.9(br, m,ビニル、及び芳香族)
【0057】実施例25ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−(3−メトキシ)−1,4−フェニレン−
1,6−ジオキシヘキサメチレン−(2−メトキシ)−
1,4−フェニレンビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と{〔2,2′−
ジメトキシ(4,4′−ジホルミル)〕1,6−フェノ
キシ}ヘキサン0.77g(2mmol) とを重合させた結
果、1.08gの薄緑色固体の標題重合体を得た。実施
例1と同様な方法により、該重合体の重量平均分子量及
び分子量分布を測定した結果は、それぞれ8,200及
び2.51であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.3-2.1(br, m, 脂
肪族), 3.6-4.2(br, m,OCH2), 6.4-7.7(br, m, ビニ
ル、及び芳香族)
【0058】実施例26ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−1,2−フェニレン−1,6−ジオキシヘキ
サメチレン−1,2−フェニレンビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と、〔(2,2′
−ジホルミル)1,6−ジフェノキシ〕ヘキサン0.6
5g(2mmol)とを重合させた結果、0.85gのアン
ズ色固体の標題重合体を得た。実施例1と同様な方法に
より、該重合体の重量平均分子量及び分子量分布を測定
した結果は、それぞれ4,500及び1.79であっ
た。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.4-2.0(br, m, 脂
肪族), 3.9-4.1(br, s,OCH2), 6.6-7.7(br, m, ビニ
ル、及び芳香族)
【0059】実施例27ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−1,3−フェニレン−1,6−ジオキシメチ
レン−1,3−フェニレンビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と、〔(3,3′
−ジホルミル)1,6−ジフェノキシ〕ヘキサン0.6
5g(2mmol)とを重合させた結果、0.88gの薄黄
色固体の標題の重合体を得た。実施例1と同様な方法に
より、該重合体の重量平均分子量及び分子量分布を測定
した結果は、それぞれ9,800及び2.23であっ
た。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.4-2.0(br, m, 脂
肪族), 3.9-4.1(br, s,OCH2), 6.5-7.7(br, m, ビニ
ル、及び芳香族)
【0060】実施例28ポリ(9,9−ジヘキシルフルオレン−2,7−ジイル
ビニレン−1,4−フェニレン−1,6−ジオキシヘキ
サメチレン−1,4−フェニレンビニレン)の合成 実施例1と同様な方法により、2,7−ビス(ブロモメ
チル)−9,9−ジヘキシルフルオレンのトリフェニル
ホスホニウム塩2.09g(2mmol)と、〔(3,3′
−ジホルミル)1,6−ジフェノキシ〕ヘキサン0.6
5g(2mmol)とを重合させた結果、0.86gの黄色
固体の標題重合体を得た。実施例1と同様な方法によ
り、該重合体の重量平均分子量及び分子量分布を測定し
た結果は、それぞれ6,800及び1.68であった。1 H-NMRスペクトル(溶媒CDCl3), δ 0.4-2.1(br, m, 脂
肪族), 3.8-4.1(br, s,OCH2), 6.6-7.7(br, m, ビニ
ル、及び芳香族)
【0061】以上の実施例で製造された重合体の構造を
それぞれ表1に示すと共に、実施例11で製造された高
分子のプロトン及び炭素−13核磁気共鳴スペクトルそ
れぞれ図1及び図2に示す。
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】
【表3】
【0065】
【表4】
【0066】紫外線、光発光及び電界発光特性と、EL
素子の製造 前記の実施例で製造された重合体を用いて紫外線(Utra
violet、以下、UVと称する)スペクトルと光発光(Ph
otoluminescence 、以下、PLと称する)スペクトルを
薄膜のフィルムから求めた。ここで、薄膜の形成は、前
記重合体0.1gを5mLのクロロホルム溶液に溶解さ
せ、0.2μのフィルタを用いて精製した後、薄膜の厚
さが100nm程度になるようにスピン速度を制御(通常
900〜1,200rpm)したスピンコーティング法によ
った。コーティング終了後の試料を常温で乾燥させた
後、まず、UVスペクトルを求め、その後、UVピーク
極大値の波長を用いてPLスペクトルを求めた。このよ
うにして得られた結果を表2に要約して表示した。
【0067】
【表5】
【0068】表2に示すように、本発明の重合体は広い
領域のPLピーク極大値(420〜564nm)を示す。
即ち、本発明の重合体は多様な色相の光発光をするもの
である。尚、これらのUVスペクトルとPLスペクトル
を図3〜図23に示す。
【0069】次に、一般に用いられる素子構成、即ちI
TO基板/発光層/電極からなるEL素子を製造してE
L特性を調査した。ここで、発光層は、前記の実施例で
製造された重合体をそのまま使用するか、又は前述した
汎用高分子、例えば、ポリビニルカルバゾール、ポリメ
チルメタアクリルレート、ポリスチレン、及びエポキシ
樹脂をクロロホルム溶媒で本発明に係る重合体と混合し
たものを用い、電極としてはアルミニウムを選択した。
【0070】EL素子の製造は、前記のUVスペクトル
及びPLスペクトル測定用試料の製造と同様に、ITO
ガラス基板上に厚みが100nmとなるようにスピンコー
ティング法にて発光層を形成し、次いで該発光層上にア
ルミニウムを真空蒸着させることによった。このように
構成されたEL素子の電圧−電流特性を求めるため、電
圧を−10Vから25V又はそれ以上まで変化させなが
ら電流変化を測定した。図24〜図31に示すように、
本発明に係る重合体の臨界電圧、即ち、それ以上の電圧
で電界発光が行われるということを示す電圧は10〜2
0Vであった。また、電圧−電界発光特性を図32〜図
35に示す。電界発光した光を分析するため、ITOガ
ラス面を透過する光のスペクトルを分光器で測定し、最
大発光を示す波長から発光色相を定義した。更に、EL
スペクトルを図36〜図39に、前記の実施例中製造さ
れた複数の重合体と前記の汎用高分子とを混合した発光
体のPLスペクトルと、該発光体を前記の構成に従って
作成したEL素子の電圧−電流特性と電圧−電界発光特
性及びELスペクトルを、それぞれ図40〜図46、図
47〜図50、図51〜52にそれぞれ示した。更に、
本発明で用いた素子構成の概要図を図53に示した。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るEL素
子用フルオレン系交互共重合体及びそれを用いた電界発
光素子は、その製造方法が簡単で、最終物質の構造が明
確であり、有機溶媒によく溶解され得る多様な種類の高
分子EL材料を製造し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例11に係る重合体 1H−NMR
スペクトルを示した図である。
【図2】本発明の実施例11に係る重合体13C−NMR
スペクトルを示した図である。
【図3】本発明の実施例1に係る重合体のUVスペクト
ル(実線。以下、同様)及びPLスペクトル(破線。以
下、同様)を示した図である。
【図4】本発明の実施例2に係る重合体のUVスペクト
ル及びPLスペクトルを示した図である。
【図5】本発明の実施例3に係る重合体のUVスペクト
ル及びPLスペクトルを示した図である。
【図6】本発明の実施例5に係る重合体のUVスペクト
ル及びPLスペクトルを示した図である。
【図7】本発明の実施例6に係る重合体のUVスペクト
ル及びPLスペクトルを示した図である。
【図8】本発明の実施例7に係る重合体のUVスペクト
ル及びPLスペクトルを示した図である。
【図9】本発明の実施例8に係る重合体のUVスペクト
ル及びPLスペクトルを示した図である。
【図10】本発明の実施例10に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図11】本発明の実施例12に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図12】本発明の実施例13に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図13】本発明の実施例14に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図14】本発明の実施例15に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図15】本発明の実施例17に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図16】本発明の実施例19に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図17】本発明の実施例21に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図18】本発明の実施例23に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図19】本発明の実施例24に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図20】本発明の実施例25に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図21】本発明の実施例26に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図22】本発明の実施例27に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図23】本発明の実施例28に係る重合体のUVスペ
クトル及びPLスペクトルを示した図である。
【図24】本発明の実施例1に係る重合体を用いたEL
素子の電圧−電流特性を示した図である。
【図25】本発明の実施例2に係る重合体を用いたEL
素子の電圧−電流特性を示した図である。
【図26】本発明の実施例3に係る重合体を用いたEL
素子の電圧−電流特性を示した図である。
【図27】本発明の実施例5に係る重合体を用いたEL
素子の電圧−電流特性を示した図である。
【図28】本発明の実施例6に係る重合体を用いたEL
素子の電圧−電流特性を示した図である。
【図29】本発明の実施例7に係る重合体を用いたEL
素子の電圧−電流特性を示した図である。
【図30】本発明の実施例8に係る重合体を用いたEL
素子の電圧−電流特性を示した図である。
【図31】本発明の実施例10に係る重合体を用いたE
L素子の電圧−電流特性を示した図である。
【図32】本発明の実施例6に係る重合体を用いたEL
素子の電圧−電界発光特性を示した図である。
【図33】本発明の実施例7に係る重合体を用いたEL
素子の電圧−電界発光特性を示した図である。
【図34】本発明の実施例8に係る重合体を用いたEL
素子の電圧−電界発光特性を示した図である。
【図35】本発明の実施例10に係る重合体を用いたE
L素子の電圧−電界発光特性を示した図である。
【図36】本発明の実施例6に係る重合体を用いたEL
素子の電界発光スペクトルを示した図である。
【図37】本発明の実施例7に係る重合体を用いたEL
素子の電界発光スペクトルを示した図である。
【図38】本発明の実施例8に係る重合体を用いたEL
素子の電界発光スペクトルを示した図である。
【図39】本発明の実施例10に係る重合体を用いたE
L素子の電界発光スペクトルを示した図である。
【図40】本発明の実施例6に係る重合体とポリビニル
カルバゾールとの混合物フィルムのPLスペクトルを示
した図である。(ボックス内の数字は重合体の重量分率
を示す。以下、同様)
【図41】本発明の実施例7に係る重合体とポリビニル
カルバゾールとの混合物フィルムのPLスペクトルを示
した図である。
【図42】本発明の実施例12に係る重合体とポリビニ
ルカルバゾールとの混合物フィルムのPLスペクトルを
示した図である。
【図43】本発明の実施例6に係る重合体とポリメチル
メタアクリレートとの混合物フィルムのPLスペクトル
を示した図である。
【図44】本発明の実施例12に係る重合体とポリスチ
レンとの混合物フィルムのPLスペクトルを示した図で
ある。
【図45】本発明の実施例12に係る重合体とポリメチ
ルメタアクリレートとの混合物フィルムのPLスペクト
ルを示した図である。
【図46】本発明の実施例6に係る重合体とエポキシと
の混合物フィルムのPLスペクトルを示した図である。
【図47】本発明の実施例6に係る重合体(重量分率
0.25)とポリビニルカルバゾールとの混合物フィル
ムを用いたEL素子の電圧−電流特性を示した図であ
る。
【図48】本発明の実施例6に係る重合体(重量分率
0.25)とポリビニルカルバゾールとの混合物フィル
ムを用いたEL素子の電圧−電界発光特性を示した図で
ある。
【図49】本発明の実施例13に係る重合体(重量分率
0.5)とポリビニルカルバゾールとの混合物フィルム
を用いたEL素子の電圧−電界発光特性を示した図であ
る。
【図50】本発明の実施例13に係る重合体(重量分率
0.5)とポリビニルカルバゾールとの混合物フィルム
を用いたEL素子の電圧−電界発光特性を示した図であ
る。
【図51】本発明の実施例6に係る重合体(重量分率
0.2)とポリビニルカルバゾールとの混合物フィルム
を用いたEL素子のELスペクトルを示した図である。
【図52】本発明の実施例7に係る重合体(重量分率
0.2)とポリビニルカルバゾールとの混合物フィルム
を用いたEL素子のELスペクトルを示した図である。
【図53】本発明に係るフルオレン系交互共重合体、又
はこれと汎用高分子との混合物フィルムを発光層として
用いたEL素子の構成例を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 33/14 H05B 33/14 // C07C 13/567 9734−4H C07C 13/567 255/33 9357−4H 255/33 381/12 7106−4H 381/12 C07D 207/335 C07D 207/335 209/86 209/86 307/36 307/36 (72)発明者 金 東 英 大韓民国ソウル特別市城北区下月谷洞39− 1番地 キストアパート9732 (72)発明者 金 永 ▲ちゅる▼ 大韓民国ソウル特別市蘆原区中溪洞5−1 ブロック 青丘3次アパート106−505 (72)発明者 李 ▲じゅん▼ 榮 大韓民国ソウル特別市城北区下月谷洞39− 1番地 キストアパート9952 (72)発明者 金 在 敬 大韓民国ソウル特別市麻浦区大興洞101− 1番地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R及びR′は、それぞれ水素、炭素数が22個
    までのアルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、
    アルコキシアルキル基、アルコキシアルコキシアルキル
    基、アルコキシアルコキシアルコキシアルキル基、炭素
    数が6〜18個のアリール基、アリールオキシ基又はア
    ラルキル基を表し、 Xは、水素又はシアノ基を表し、 Arは、式(II) 【化2】 【化3】 (式中、R″及びR″′は、それぞれ炭素数が22個ま
    でのアルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、ア
    ルコキシアルキル基、アルコキシアルコキシアルキル
    基、アルコキシアルコキシアルコキシアルキル基、炭素
    数が6〜18個のアリール基、アリールオキシ基又はア
    ラルキル基を表し、n′は、1〜22までの整数を表
    す)で示される基を表し、 nは、1〜2,000の整数を表す)で示されるフルオ
    レン系交互共重合体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフルオレン系交互共重合
    体を発光層の発光材料として含むEL素子。
  3. 【請求項3】 前記の発光材料が、前記のフルオレン系
    交互共重合体と汎用高分子材料との混合物である請求項
    2に記載のEL素子。
  4. 【請求項4】 前記の汎用高分子材料が、ポリビニルカ
    ルバゾール、ポリメチルメタアクリルレート、ポリスチ
    レン又はエポキシ樹脂の中から選択される請求項3に記
    載のEL素子。
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