JPH10330717A - 接着剤組成物、接着体及び液晶表示パネル - Google Patents
接着剤組成物、接着体及び液晶表示パネルInfo
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- JPH10330717A JPH10330717A JP15170097A JP15170097A JPH10330717A JP H10330717 A JPH10330717 A JP H10330717A JP 15170097 A JP15170097 A JP 15170097A JP 15170097 A JP15170097 A JP 15170097A JP H10330717 A JPH10330717 A JP H10330717A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】基材の接着強度が優れ、液晶への影響がほとん
どなく、液晶表示パネルの液晶をシールする接着剤とし
て良好な性能を示す接着剤組成物を提供する。 【解決手段】カチオン重合性化合物（Ａ）、分子中に少
なくとも２個の水酸基を有する化合物（Ｂ）及び光カチ
オン重合開始剤（Ｃ）を含有する接着剤組成物。
どなく、液晶表示パネルの液晶をシールする接着剤とし
て良好な性能を示す接着剤組成物を提供する。 【解決手段】カチオン重合性化合物（Ａ）、分子中に少
なくとも２個の水酸基を有する化合物（Ｂ）及び光カチ
オン重合開始剤（Ｃ）を含有する接着剤組成物。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤組成物に関
し、殊に液晶表示パネルの液晶を封止するのに適する紫
外線硬化性接着剤組成物、接着体及び液晶表示パネルに
関する。
し、殊に液晶表示パネルの液晶を封止するのに適する紫
外線硬化性接着剤組成物、接着体及び液晶表示パネルに
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に液晶表示パネルとしては、大別し
て、一対のストライプ状透明電極を形成した基板を一定
の間隙を保つように貼り合せ、該基板間に液晶組成物を
保持させた単独マトリックス型液晶表示パネルと、少な
くとも一方の基板に、ＴＦＴ、ＭＩＭ、ダイオード等の
液晶制御素子を備えた一対の基板を一定の間隙を保つよ
うに貼り合せ、該基板間に液晶組成物を保持させたアク
ティブマトリックス型液晶表示パネルとがある。特にア
クティブマトリックス型液晶表示パネルは、コントラス
トや中間調の制御性能が優れているため、カラー画像表
示用あるいは投射型ティスプレイ用として使用されてい
る。
て、一対のストライプ状透明電極を形成した基板を一定
の間隙を保つように貼り合せ、該基板間に液晶組成物を
保持させた単独マトリックス型液晶表示パネルと、少な
くとも一方の基板に、ＴＦＴ、ＭＩＭ、ダイオード等の
液晶制御素子を備えた一対の基板を一定の間隙を保つよ
うに貼り合せ、該基板間に液晶組成物を保持させたアク
ティブマトリックス型液晶表示パネルとがある。特にア
クティブマトリックス型液晶表示パネルは、コントラス
トや中間調の制御性能が優れているため、カラー画像表
示用あるいは投射型ティスプレイ用として使用されてい
る。
【０００３】アクティブマトリックス型液晶表示パネル
は、隣接絵素間の混色、コントラストの低下やＴＦＴ特
性の低下を防止するため、ＴＦＴ、ダイオード等の素子
やバスライン電極等を形成したアクティブマトリックス
基板と、該アクティブマトリックス基板の上記素子を強
い光から保護するための遮光パターンを形成した対向電
極基板とを貼り合せる際、高精度でアライメントする必
要がある。
は、隣接絵素間の混色、コントラストの低下やＴＦＴ特
性の低下を防止するため、ＴＦＴ、ダイオード等の素子
やバスライン電極等を形成したアクティブマトリックス
基板と、該アクティブマトリックス基板の上記素子を強
い光から保護するための遮光パターンを形成した対向電
極基板とを貼り合せる際、高精度でアライメントする必
要がある。
【０００４】従来、これらの一対の基板を一定の間隙を
保つようにして貼り合せるシール材として、熱硬化型エ
ポキシ樹脂が用いられている。しかしながら、熱硬化型
エポキシ樹脂系シール材を用いる場合には、基板を貼り
合せたシール材を硬化するため加圧工程と加熱工程に長
時間を要するので、大量連続生産に適さないという問題
点があった。また、一対の基板の材質が互いに異なる場
合には、加熱工程が熱膨張係数の違いにより、アライメ
ントがずれ、さらにはセルの厚さが不均一になり、得ら
れた液晶表示パネルの表示品位ガ低下するという欠点が
ある。
保つようにして貼り合せるシール材として、熱硬化型エ
ポキシ樹脂が用いられている。しかしながら、熱硬化型
エポキシ樹脂系シール材を用いる場合には、基板を貼り
合せたシール材を硬化するため加圧工程と加熱工程に長
時間を要するので、大量連続生産に適さないという問題
点があった。また、一対の基板の材質が互いに異なる場
合には、加熱工程が熱膨張係数の違いにより、アライメ
ントがずれ、さらにはセルの厚さが不均一になり、得ら
れた液晶表示パネルの表示品位ガ低下するという欠点が
ある。
【０００５】また、最近ではシール材として、紫外線硬
化型樹脂を使用した液晶表示パネルが報告されている
（特開平６−１６０８７２号公報）、しかしながら、こ
の紫外線硬化型樹脂を用いる場合、熱硬化剤を併用して
いたため、シェルフライフが短いという欠点を有してい
る。
化型樹脂を使用した液晶表示パネルが報告されている
（特開平６−１６０８７２号公報）、しかしながら、こ
の紫外線硬化型樹脂を用いる場合、熱硬化剤を併用して
いたため、シェルフライフが短いという欠点を有してい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、短時
間に硬化させることができるという点で、生産効率を向
上させることができ、又基板に対する接着強度が優れ、
水分等の透過性が極めて低く、液晶への影響がほとんど
ないため配向不良、電気抵抗の低下等が生じることがな
いという信頼性と接着強度の向上を両立させた液晶表示
パネルの液晶を封止するのに適した接着剤組成物、接着
体及び液晶表示パネルを提供することにある。
間に硬化させることができるという点で、生産効率を向
上させることができ、又基板に対する接着強度が優れ、
水分等の透過性が極めて低く、液晶への影響がほとんど
ないため配向不良、電気抵抗の低下等が生じることがな
いという信頼性と接着強度の向上を両立させた液晶表示
パネルの液晶を封止するのに適した接着剤組成物、接着
体及び液晶表示パネルを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決すべく、鋭意検討の結果特定の成分を含有する紫外
線硬化性組成物がこれらの課題を解決するものであるこ
とを見出し本発明を完成させた。即ち、本発明は、
（１）カチオン重合性化合物（Ａ）、分子中に少なくと
も２個の水酸基を有する化合物（Ｂ）及び光カチオン重
合開始剤（Ｃ）を含有する接着剤組成物、（２）カチオ
ン重合性化合物（Ａ）がグリシジルエーテル化合物（Ａ
−１）及び／または脂環族エポキシ化合物（Ａ−２）で
ある（１）項記載の接着剤組成物、（３）光カチオン重
合開始剤（Ｃ）の添加量が０．０５〜０．７重量％であ
る（１）項及び（２）項記載の接着剤組成物、（４）
（１）項〜（３）項記載の接着剤組成物の硬化物からな
る層を有する接着体、（５）一対の透明基板間に液晶組
成物を保持し、該基板の少なくとも一方の内面に透明電
極又は液晶制御素子を備えた液晶パネルであって、両基
板の周縁を（１）項〜（３）項記載の接着剤組成物の硬
化物でシールされた液晶表示パネルである（４）項記載
の接着体、に関する。
解決すべく、鋭意検討の結果特定の成分を含有する紫外
線硬化性組成物がこれらの課題を解決するものであるこ
とを見出し本発明を完成させた。即ち、本発明は、
（１）カチオン重合性化合物（Ａ）、分子中に少なくと
も２個の水酸基を有する化合物（Ｂ）及び光カチオン重
合開始剤（Ｃ）を含有する接着剤組成物、（２）カチオ
ン重合性化合物（Ａ）がグリシジルエーテル化合物（Ａ
−１）及び／または脂環族エポキシ化合物（Ａ−２）で
ある（１）項記載の接着剤組成物、（３）光カチオン重
合開始剤（Ｃ）の添加量が０．０５〜０．７重量％であ
る（１）項及び（２）項記載の接着剤組成物、（４）
（１）項〜（３）項記載の接着剤組成物の硬化物からな
る層を有する接着体、（５）一対の透明基板間に液晶組
成物を保持し、該基板の少なくとも一方の内面に透明電
極又は液晶制御素子を備えた液晶パネルであって、両基
板の周縁を（１）項〜（３）項記載の接着剤組成物の硬
化物でシールされた液晶表示パネルである（４）項記載
の接着体、に関する。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いる（Ａ）成分の具体例としては、例えば、
ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂、ビスフェノールＦ型
エポキシ樹脂、フェノール・ノボラック型エポキシ樹
脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、トリスフェ
ノールメタン型エポキシ樹脂、ビスフェノールＳ型エポ
キシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂等の芳香族エ
ポキシ化合物、ポリエチレングリコールジグリシジルエ
ーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、ト
リメチロールプロパントリグリシジルエーテル、グリセ
リンジグリシジルエーテル等の脂肪族エポキシ化合物等
のグリシジルエーテル化合物（Ａ−１）、ビス−（２，
３−エポキシシクロペンチル）エーテル、ビス（２，３
−エポキシシクロヘキシルメチル）アジペート、ビス
（２，３−エポキシ−６−メチルシクロヘキシルメチ
ル）アジペート、３，４−エポキシシクロヘキシルメチ
ル−３，４−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト、３，４−エポキシ−６−メチルシクロヘキシルメチ
ル−３，４−エポキシ−６−メチルシクロヘキサンカル
ボキシレート、ジシクロペンタジエンオキサイド、ビニ
ルシクロヘキセンオキサイド、
本発明に用いる（Ａ）成分の具体例としては、例えば、
ビスフェノールＡ型エポキシ樹脂、ビスフェノールＦ型
エポキシ樹脂、フェノール・ノボラック型エポキシ樹
脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、トリスフェ
ノールメタン型エポキシ樹脂、ビスフェノールＳ型エポ
キシ樹脂、ビスフェノール型エポキシ樹脂等の芳香族エ
ポキシ化合物、ポリエチレングリコールジグリシジルエ
ーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、ト
リメチロールプロパントリグリシジルエーテル、グリセ
リンジグリシジルエーテル等の脂肪族エポキシ化合物等
のグリシジルエーテル化合物（Ａ−１）、ビス−（２，
３−エポキシシクロペンチル）エーテル、ビス（２，３
−エポキシシクロヘキシルメチル）アジペート、ビス
（２，３−エポキシ−６−メチルシクロヘキシルメチ
ル）アジペート、３，４−エポキシシクロヘキシルメチ
ル−３，４−エポキシシクロヘキサンカルボキシレー
ト、３，４−エポキシ−６−メチルシクロヘキシルメチ
ル−３，４−エポキシ−６−メチルシクロヘキサンカル
ボキシレート、ジシクロペンタジエンオキサイド、ビニ
ルシクロヘキセンオキサイド、
【０００９】
【化１】
【００１０】
【化２】
【００１１】
【化３】
【００１２】
【化４】
【００１３】
【化５】
【００１４】
【化６】
【００１５】等の脂環族エポキシ化合物（Ａ−２）、オ
キセタン化合物（例えば、下記構造式の化合物）等を
キセタン化合物（例えば、下記構造式の化合物）等を
【００１６】
【化７】
【００１７】
【化８】
【００１８】を挙げることができる。
【００１９】本発明に用いる（Ｂ）成分の分子中に少な
くとも２個の水酸基を有する化合物の具体例としては、
例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、
１，４−ブタンジオール、１，３−ブタンジオール、ネ
オペンチルグリコール、トリシクロデカンジメチロー
ル、シクロヘキサンジメチロール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ジエチレングリコール、トリプロピ
レングリコール、１，９−ノナンジオール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコール、ジトリメチロールプロパン、ビス
フェノールＡポリエトキシグリコール、ポリカーボネー
トポリオール、ポリブタジエンポリオール、水添ポリブ
タジエンポリオール、水添ダイマージオール等のポリオ
ール化合物（Ｂ−１）、ポリオール化合物（Ｂ−１）と
多塩基酸又はその無水物（例えば、マレイン酸、コハク
酸、アジピン酸、フタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、水
添ダイルー酸あるいは、これらの酸無水物）の反応物で
あるポリエステルポリオール化合物（Ｂ−２）、ポリオ
ール化合物（Ｂ−１）とε−カプロラクトンの反応物あ
るいは、ポリオール化合物（Ｂ−１）と前記、多塩基酸
又はその無水物とε−カプロラクトンの反応物等のポリ
カプロラクトンポリオール化合物（Ｂ−３）等を挙げる
ことができる。好ましい（Ｂ）成分としては、低吸水性
の化合物が好ましく、例えば、トリシクロデカンジメチ
ロール、トリメチロールプロパンのε−カプロラクトン
反応物、ポリテトラメチレングリコール、水添ダイマー
ジオール、水添ダイマー酸のポリエステルポリオール、
シクロヘキサンジメチロール、ポリブタジエンポリエー
テル、水添ポリブタジエンポリオール等を好ましい例と
して挙げることができる。
くとも２個の水酸基を有する化合物の具体例としては、
例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、
１，４−ブタンジオール、１，３−ブタンジオール、ネ
オペンチルグリコール、トリシクロデカンジメチロー
ル、シクロヘキサンジメチロール、トリメチロールプロ
パン、グリセリン、ジエチレングリコール、トリプロピ
レングリコール、１，９−ノナンジオール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラ
メチレングリコール、ジトリメチロールプロパン、ビス
フェノールＡポリエトキシグリコール、ポリカーボネー
トポリオール、ポリブタジエンポリオール、水添ポリブ
タジエンポリオール、水添ダイマージオール等のポリオ
ール化合物（Ｂ−１）、ポリオール化合物（Ｂ−１）と
多塩基酸又はその無水物（例えば、マレイン酸、コハク
酸、アジピン酸、フタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘ
キサヒドロフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、水
添ダイルー酸あるいは、これらの酸無水物）の反応物で
あるポリエステルポリオール化合物（Ｂ−２）、ポリオ
ール化合物（Ｂ−１）とε−カプロラクトンの反応物あ
るいは、ポリオール化合物（Ｂ−１）と前記、多塩基酸
又はその無水物とε−カプロラクトンの反応物等のポリ
カプロラクトンポリオール化合物（Ｂ−３）等を挙げる
ことができる。好ましい（Ｂ）成分としては、低吸水性
の化合物が好ましく、例えば、トリシクロデカンジメチ
ロール、トリメチロールプロパンのε−カプロラクトン
反応物、ポリテトラメチレングリコール、水添ダイマー
ジオール、水添ダイマー酸のポリエステルポリオール、
シクロヘキサンジメチロール、ポリブタジエンポリエー
テル、水添ポリブタジエンポリオール等を好ましい例と
して挙げることができる。
【００２０】本発明に用いる（Ｃ）成分の光重合開始剤
の具体例としては、例えば、４，４′−ビス〔ジフェニ
ルスルホニオ〕フェニルスルフィドービス−ヘキサフル
オロアンチモネート、４，４′−ビス〔ジフェニルスル
ホニオ〕フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロホ
スフェート、４，４′−ビス〔ジ〔β−ヒドロキシエト
キシ）フェニルスルホニオ〕フェニルスルフィド−ビス
−ヘキサフルオロアンチモネート、４，４′−ビス〔ジ
（２−ヒドロキシプロピルオキシ）フェニルスルホニ
オ〕フェニルスルフィド、ビス−ヘキサフルオロフォス
フェート、ジフェニルヨードニシム−ヘキサフルオロア
ンチモネート、ジフェニルヨードニウム−ヘキサフルオ
ロホスフェート、ジフェニルヨードニウム−テトラ（パ
ーフルオロフェニル）ボレート、トリフェニルスルホニ
ウム−ヘキサフルオロアンチモネート、トリフェニルス
ルホニウム−ヘキサフルオロホスフェート等の３６０ｎ
ｍ以下の波長において最大モル吸光係数が１００００以
上の光カチオン重合開始剤（Ｃ−１）や７−〔ジ（４−
フルオロ）フェニルスルホニオ〕−２−クロロチオキサ
ントン−ヘキサフルオロアンチモネート、７−〔ジ（４
−フルオロ）フェニルスルホニオ〕−２−クロロチオキ
サントン−ヘキサフルオロホスフェート、７−〔ジ（４
−メチル）フェニルスルホニオ〕−２−イソプロピルチ
オキサントン−ヘキサフルオロアンチモネート、７−
〔ジ（４−メチル）フ−ニルスルホニオ〕−２−イソプ
ロピルチオキサントン−ヘキサフルオロホスフェート、
７−〔ジ（４−フルオロ）フェニルスルホニオ〕−２−
クロロチオキサントン−テトラ（パーフルオロフェニ
ル）ボレート、７−〔ジ（４−メチル）フェニルスルホ
ニオ〕−２−イソプロピルチオキサントン−テトラ（パ
ーフルオロフェニル）ボレート、７−〔ジ（４−フルオ
ロ）フェニルスルホニオ〕−１−クロロ−４−ブトキシ
チオキサントン−ヘキサフルオロホスフェート、７−
〔ジ（４−フルオロ）フェニルスルホニオ〕−１−クロ
ロ−４−ブトキシチオキサントン−ヘキサフルオロアン
チモネート等の波長３６０ｎｍ〜５００ｎｍの範囲で最
大モル吸光係数が１００以上の光カチオン重合開始剤
（Ｃ−２）等を挙げることができる。これらは１種又は
２種以上混合して使用することができる。上記のうち
（Ｃ−２）成分あるいは（Ｃ−１）成分と（Ｃ−２）成
分の混合物が好ましい例として挙げられる。本発明の組
成物を構成する各成分（Ａ）〜（Ｃ）の総量を１００と
した時の各成分の使用割合（重量％）は、（Ａ）成分の
含有量は、好ましくは４０〜９９．４より好ましくは５
０〜９０、（Ｂ）成分の含有量は、好ましくは０．５〜
５９．９、より好ましくは９．９〜４９．９、（Ｃ）成
分の含有量は、好ましくは０．１〜０．７、より好まし
くは０．１〜０．５であり、（Ｃ）成分の含有量が０．
７以上であると液晶に対する影響があり好ましくなく、
逆に０．１以下であると硬化が遅く好ましくない。
の具体例としては、例えば、４，４′−ビス〔ジフェニ
ルスルホニオ〕フェニルスルフィドービス−ヘキサフル
オロアンチモネート、４，４′−ビス〔ジフェニルスル
ホニオ〕フェニルスルフィド−ビス−ヘキサフルオロホ
スフェート、４，４′−ビス〔ジ〔β−ヒドロキシエト
キシ）フェニルスルホニオ〕フェニルスルフィド−ビス
−ヘキサフルオロアンチモネート、４，４′−ビス〔ジ
（２−ヒドロキシプロピルオキシ）フェニルスルホニ
オ〕フェニルスルフィド、ビス−ヘキサフルオロフォス
フェート、ジフェニルヨードニシム−ヘキサフルオロア
ンチモネート、ジフェニルヨードニウム−ヘキサフルオ
ロホスフェート、ジフェニルヨードニウム−テトラ（パ
ーフルオロフェニル）ボレート、トリフェニルスルホニ
ウム−ヘキサフルオロアンチモネート、トリフェニルス
ルホニウム−ヘキサフルオロホスフェート等の３６０ｎ
ｍ以下の波長において最大モル吸光係数が１００００以
上の光カチオン重合開始剤（Ｃ−１）や７−〔ジ（４−
フルオロ）フェニルスルホニオ〕−２−クロロチオキサ
ントン−ヘキサフルオロアンチモネート、７−〔ジ（４
−フルオロ）フェニルスルホニオ〕−２−クロロチオキ
サントン−ヘキサフルオロホスフェート、７−〔ジ（４
−メチル）フェニルスルホニオ〕−２−イソプロピルチ
オキサントン−ヘキサフルオロアンチモネート、７−
〔ジ（４−メチル）フ−ニルスルホニオ〕−２−イソプ
ロピルチオキサントン−ヘキサフルオロホスフェート、
７−〔ジ（４−フルオロ）フェニルスルホニオ〕−２−
クロロチオキサントン−テトラ（パーフルオロフェニ
ル）ボレート、７−〔ジ（４−メチル）フェニルスルホ
ニオ〕−２−イソプロピルチオキサントン−テトラ（パ
ーフルオロフェニル）ボレート、７−〔ジ（４−フルオ
ロ）フェニルスルホニオ〕−１−クロロ−４−ブトキシ
チオキサントン−ヘキサフルオロホスフェート、７−
〔ジ（４−フルオロ）フェニルスルホニオ〕−１−クロ
ロ−４−ブトキシチオキサントン−ヘキサフルオロアン
チモネート等の波長３６０ｎｍ〜５００ｎｍの範囲で最
大モル吸光係数が１００以上の光カチオン重合開始剤
（Ｃ−２）等を挙げることができる。これらは１種又は
２種以上混合して使用することができる。上記のうち
（Ｃ−２）成分あるいは（Ｃ−１）成分と（Ｃ−２）成
分の混合物が好ましい例として挙げられる。本発明の組
成物を構成する各成分（Ａ）〜（Ｃ）の総量を１００と
した時の各成分の使用割合（重量％）は、（Ａ）成分の
含有量は、好ましくは４０〜９９．４より好ましくは５
０〜９０、（Ｂ）成分の含有量は、好ましくは０．５〜
５９．９、より好ましくは９．９〜４９．９、（Ｃ）成
分の含有量は、好ましくは０．１〜０．７、より好まし
くは０．１〜０．５であり、（Ｃ）成分の含有量が０．
７以上であると液晶に対する影響があり好ましくなく、
逆に０．１以下であると硬化が遅く好ましくない。
【００２１】本発明の組成物には、上記（Ａ）〜（Ｃ）
成分の他、必要に応じて、粘度を調整するための有機溶
剤、接着強度及びスクリーン印刷性を向上させるための
無機質充填剤、さらに接着強度を向上させるカップリン
剤、その他添加剤を本発明の効果を妨げない範囲で使用
することができる。
成分の他、必要に応じて、粘度を調整するための有機溶
剤、接着強度及びスクリーン印刷性を向上させるための
無機質充填剤、さらに接着強度を向上させるカップリン
剤、その他添加剤を本発明の効果を妨げない範囲で使用
することができる。
【００２２】使用しうる有機溶剤としては、例えば、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセト
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル、カルビトールアセテー
ト、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、カルビトール、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、トルエン、キシレン、イソプロパノール、ｎ−
ブタノール等を挙げることができる。
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセト
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル、カルビトールアセテー
ト、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、カルビトール、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテル、トルエン、キシレン、イソプロパノール、ｎ−
ブタノール等を挙げることができる。
【００２３】又使用しうる無機充填剤としては、例え
ば、タルク、カオリン、クレー、硫酸バリウム、石英、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、シリカ、微粒シリ
カ、酸化チタン、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウ
ム、ケイ酸アルミニウム等を挙げることができる。
ば、タルク、カオリン、クレー、硫酸バリウム、石英、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、シリカ、微粒シリ
カ、酸化チタン、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウ
ム、ケイ酸アルミニウム等を挙げることができる。
【００２４】更に使用しうるカップリング剤としては、
例えば、ビニルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、β−（３，４−エポキシ
シクロヘキシル）エチルトリメトキシシラン等のシラン
カップリング剤；イソプロピルトリイソステアロイルチ
タネート、イソプロピルトリス（ジオクチルピロホスフ
ェート）チタネート、テトラオクチルビス（ジトリジテ
ルフスファイト）チタネート等のチタネート系カップリ
ング剤；アセトアルコキシアルミニウムジイソプロピオ
ネート等のアルミニウム系カップリング剤などを挙げる
ことができる。
例えば、ビニルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシ
プロピルトリメトキシシラン、β−（３，４−エポキシ
シクロヘキシル）エチルトリメトキシシラン等のシラン
カップリング剤；イソプロピルトリイソステアロイルチ
タネート、イソプロピルトリス（ジオクチルピロホスフ
ェート）チタネート、テトラオクチルビス（ジトリジテ
ルフスファイト）チタネート等のチタネート系カップリ
ング剤；アセトアルコキシアルミニウムジイソプロピオ
ネート等のアルミニウム系カップリング剤などを挙げる
ことができる。
【００２５】さらに、使用しうるその他の添加剤として
は、例えばレベリング剤、消泡剤、重合禁止剤等を挙げ
ることができる。また、本発明の接着剤は、液晶表示パ
ネルに用いる場合はその基板間のギャップに一致した粒
径のスペーサーを添加したものを用いるのか好ましい。
スペーサーとしては、公知のものを用いることができ
る。例えば、ポリマービーズ、ガラスファバー等を挙げ
ることができるが、同等の粒度分布、硬度を有するもの
であれば、これに限定されるものではない。スペーサー
の配合量は、接着剤組成物１００重量部に対して、通常
０〜５０重量部の範囲で用いられる。
は、例えばレベリング剤、消泡剤、重合禁止剤等を挙げ
ることができる。また、本発明の接着剤は、液晶表示パ
ネルに用いる場合はその基板間のギャップに一致した粒
径のスペーサーを添加したものを用いるのか好ましい。
スペーサーとしては、公知のものを用いることができ
る。例えば、ポリマービーズ、ガラスファバー等を挙げ
ることができるが、同等の粒度分布、硬度を有するもの
であれば、これに限定されるものではない。スペーサー
の配合量は、接着剤組成物１００重量部に対して、通常
０〜５０重量部の範囲で用いられる。
【００２６】本発明の接着剤組成物は透明基板どうし又
は透明基板と不透明基板どうしの接着剤として有用であ
る。透明基板としてはガラス板、石英基板、プラスチッ
ク基板などが挙げられる。又、不透明基板としては、例
えば光ディスク基板（例えば、ポリカーボネート樹脂、
アモルファスポリフィン系樹脂等）であって、これに無
機スパッタ膜、特に金属スパッタ膜を形成した基板、さ
らに、その無機スパッタ膜、特に金属スパッタ膜上に紫
外線硬化型保護膜が形成された基板等が挙げられる。本
発明の接着剤組成物は、透明又は不透明基板上に、ロー
ルコーター、スピンコーター、スクリーン印刷機等の塗
工装置を用いて乾燥塗布膜厚が好ましくは１〜１００μ
ｍ、より好ましくは５〜５０μｍとなるように塗布し、
紫外線を透明基材の上から照射して硬化することにより
基板どうしを接着させることができる。尚、これらの方
法において、本接着剤組成物の硬化は紫外線の代わりに
可視光レーザーによることもできる。
は透明基板と不透明基板どうしの接着剤として有用であ
る。透明基板としてはガラス板、石英基板、プラスチッ
ク基板などが挙げられる。又、不透明基板としては、例
えば光ディスク基板（例えば、ポリカーボネート樹脂、
アモルファスポリフィン系樹脂等）であって、これに無
機スパッタ膜、特に金属スパッタ膜を形成した基板、さ
らに、その無機スパッタ膜、特に金属スパッタ膜上に紫
外線硬化型保護膜が形成された基板等が挙げられる。本
発明の接着剤組成物は、透明又は不透明基板上に、ロー
ルコーター、スピンコーター、スクリーン印刷機等の塗
工装置を用いて乾燥塗布膜厚が好ましくは１〜１００μ
ｍ、より好ましくは５〜５０μｍとなるように塗布し、
紫外線を透明基材の上から照射して硬化することにより
基板どうしを接着させることができる。尚、これらの方
法において、本接着剤組成物の硬化は紫外線の代わりに
可視光レーザーによることもできる。
【００２７】本発明における接着体は、本発明の接着剤
組成物の硬化層を接着層として有する物品であって、例
えば液晶表示パネル、光ディスク、光カード、ＩＣカー
ド、ＩＤカード等があげられる。光ディスクとしては、
例えばＣＤ（コンパクトディスク）、ＬＤ（レーザーデ
ィスク）、ＭＯ（光磁気ディスク）、ＤＶＤ（デジタル
バーサタイル又はビデオディスク）等が具体例としてあ
げられる。これらのうち好ましいものは液晶表示パネル
だる。本発明の液晶表示パネルは、透過型の場合には、
一対の透明基板間に液晶組成物を保持させ、両基板の周
縁を、本発明の接着剤組成物で封止したパネルである。
透明基板の少なくとも一方の内面には、透明電極又は液
晶制御素子を備える。透明基板としては、ガラス基板、
石英基板、プラスチック基板等を用いることができる。
液晶制御素子としては、液晶の電気光学効果を制御する
公知の素子を用いることができ、例えばアモルファスシ
リコンＴＦＴ、多結晶シリコンＴＦＴ、ダイオード、単
結晶のＭＯＳＦＥＴ等を挙げることができる。反射型の
場合には、上記基板の一方にシリコン基板を用いること
ができる。
組成物の硬化層を接着層として有する物品であって、例
えば液晶表示パネル、光ディスク、光カード、ＩＣカー
ド、ＩＤカード等があげられる。光ディスクとしては、
例えばＣＤ（コンパクトディスク）、ＬＤ（レーザーデ
ィスク）、ＭＯ（光磁気ディスク）、ＤＶＤ（デジタル
バーサタイル又はビデオディスク）等が具体例としてあ
げられる。これらのうち好ましいものは液晶表示パネル
だる。本発明の液晶表示パネルは、透過型の場合には、
一対の透明基板間に液晶組成物を保持させ、両基板の周
縁を、本発明の接着剤組成物で封止したパネルである。
透明基板の少なくとも一方の内面には、透明電極又は液
晶制御素子を備える。透明基板としては、ガラス基板、
石英基板、プラスチック基板等を用いることができる。
液晶制御素子としては、液晶の電気光学効果を制御する
公知の素子を用いることができ、例えばアモルファスシ
リコンＴＦＴ、多結晶シリコンＴＦＴ、ダイオード、単
結晶のＭＯＳＦＥＴ等を挙げることができる。反射型の
場合には、上記基板の一方にシリコン基板を用いること
ができる。
【００２８】本発明の液晶表示パネルは、例えば、液晶
制御素子を有する基板（ｄ）とカラーフィルターを有す
る基板（ｅ）のどちらか一方の基板の周縁に本発明の接
着剤組成物を液晶組成物の注入口を残すように、スクリ
ーン印刷等の公知の方法で塗布し、前記、基板（ｄ）と
（ｅ）を重ね合せ、これに紫外線を照射して該接着剤を
硬化させた後、さらに熱硬化させ液晶セルを作製し、こ
れに液晶組成物を注入口から充填した後、好ましくは、
本発明の接着剤組成物で注入口を封止し、さらに封止部
分の接着剤を同様に硬化して得ることができる。
制御素子を有する基板（ｄ）とカラーフィルターを有す
る基板（ｅ）のどちらか一方の基板の周縁に本発明の接
着剤組成物を液晶組成物の注入口を残すように、スクリ
ーン印刷等の公知の方法で塗布し、前記、基板（ｄ）と
（ｅ）を重ね合せ、これに紫外線を照射して該接着剤を
硬化させた後、さらに熱硬化させ液晶セルを作製し、こ
れに液晶組成物を注入口から充填した後、好ましくは、
本発明の接着剤組成物で注入口を封止し、さらに封止部
分の接着剤を同様に硬化して得ることができる。
【００２９】この場合、紫外線の照射時間は、例えば、
２ｋｗの高圧水銀灯を用いた場合、０．５〜１２０秒の
照射、又熱硬化条件としては、８０〜２００℃で１〜６
０分程度加熱するのが好ましい。
２ｋｗの高圧水銀灯を用いた場合、０．５〜１２０秒の
照射、又熱硬化条件としては、８０〜２００℃で１〜６
０分程度加熱するのが好ましい。
【００３０】
【実施例】以下実施例により、本発明を更に詳細に説明
する。実施例において「部」は重量部を意味する。 （接着剤組成物の調製）ビスフェノールＡ型エポキシ樹
脂（油化シェルエポキシ（株）製、エピコート８２８）
３０部、ビス（２，３−エポキシシクロヘキシルメチ
ル）アジペート５０部、平均分子量６５０のポリテトラ
メチレングリコール２０部、７−〔ジ（４−フルオロ）
フェニルスルホニオ〕−２−クロロチオキサントン−ヘ
キサフルオロフォスフェート０．５部及びタルク６０部
及び微粒シリカ１０部を三本ロールミルで混練して本発
明の接着剤組成物を得た。次に此の接着剤組成物１００
部に対し、セルスペーサー５部を混合し、液晶表示パネ
ル用接着剤組成物を得た。
する。実施例において「部」は重量部を意味する。 （接着剤組成物の調製）ビスフェノールＡ型エポキシ樹
脂（油化シェルエポキシ（株）製、エピコート８２８）
３０部、ビス（２，３−エポキシシクロヘキシルメチ
ル）アジペート５０部、平均分子量６５０のポリテトラ
メチレングリコール２０部、７−〔ジ（４−フルオロ）
フェニルスルホニオ〕−２−クロロチオキサントン−ヘ
キサフルオロフォスフェート０．５部及びタルク６０部
及び微粒シリカ１０部を三本ロールミルで混練して本発
明の接着剤組成物を得た。次に此の接着剤組成物１００
部に対し、セルスペーサー５部を混合し、液晶表示パネ
ル用接着剤組成物を得た。
【００３１】（液晶表示パネルの作製）カラーフィルタ
ーを有する基板（ｅ）の周縁に、液晶組成物の注入口を
残すように上記の液晶表示パネル用接着剤組成物をスク
リーン印刷した後、液晶制御素子を有する基板（ｄ）を
重ね合せた。これに高圧水銀灯（２ｋｗ）を用いて３０
秒間紫外線を照射した後、１５０℃で１０分間加熱して
接着剤組成物を硬化させて液晶セルを得た。次に、液晶
セルの注入口からフッ素系液晶組成物をセル内に充填し
た後、注入口を上記の接着剤組成物で封止し、さらに封
止部分の接着剤組成物を上記同様にして硬化させ液晶表
示パネルを得た。得られた液晶パネルについて評価した
結果、水分の透過性、液晶の電気抵抗、接着強度等にお
いて優れた結果をしめした。
ーを有する基板（ｅ）の周縁に、液晶組成物の注入口を
残すように上記の液晶表示パネル用接着剤組成物をスク
リーン印刷した後、液晶制御素子を有する基板（ｄ）を
重ね合せた。これに高圧水銀灯（２ｋｗ）を用いて３０
秒間紫外線を照射した後、１５０℃で１０分間加熱して
接着剤組成物を硬化させて液晶セルを得た。次に、液晶
セルの注入口からフッ素系液晶組成物をセル内に充填し
た後、注入口を上記の接着剤組成物で封止し、さらに封
止部分の接着剤組成物を上記同様にして硬化させ液晶表
示パネルを得た。得られた液晶パネルについて評価した
結果、水分の透過性、液晶の電気抵抗、接着強度等にお
いて優れた結果をしめした。
【００３２】
【発明の効果】本発明の接着剤組成物は、基材を貼り合
せるときに、長時間熱処理する必要がなく、紫外線照射
するだけで硬化物が得られるため、大量連続処理が可能
になり大幅にコストが低減できると同時に、熱処理時に
すでに紫外線照射により硬化しているので、接着剤組成
物の粘度低下による上下基材の滑りがなく厚み不良が本
質的に発生しないため、特に液晶表示パネルの製造に使
用する液晶のシール材として特に適している。
せるときに、長時間熱処理する必要がなく、紫外線照射
するだけで硬化物が得られるため、大量連続処理が可能
になり大幅にコストが低減できると同時に、熱処理時に
すでに紫外線照射により硬化しているので、接着剤組成
物の粘度低下による上下基材の滑りがなく厚み不良が本
質的に発生しないため、特に液晶表示パネルの製造に使
用する液晶のシール材として特に適している。
Claims (5)
- 【請求項１】カチオン重合性化合物（Ａ）、分子中に少
なくとも２個の水酸基を有する化合物（Ｂ）及び光カチ
オン重合開始剤（Ｃ）を含有する接着剤組成物。 - 【請求項２】カチオン重合性化合物（Ａ）がグリシジル
エーテル化合物及び／または脂環族エポキシ化合物であ
る請求項１記載の接着剤組成物。 - 【請求項３】光カチオン重合開始剤（Ｃ）の添加量が
０．１〜０．７重量％である請求項１及び２記載の接着
剤組成物。 - 【請求項４】請求項１〜３記載の接着剤組成物の硬化物
からなる層を有する接着体。 - 【請求項５】一対の透明基板間に液晶組成物を保持し、
該基板の少なくとも一方の内面に透明電極又は液晶制御
素子を備えた液晶パネルであって、両基板の周縁を請求
項１〜３記載の接着剤組成物の硬化物でシールされた液
晶表示パネルである請求項４記載の接着体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15170097A JPH10330717A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 接着剤組成物、接着体及び液晶表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15170097A JPH10330717A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 接着剤組成物、接着体及び液晶表示パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10330717A true JPH10330717A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15524362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15170097A Pending JPH10330717A (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 接着剤組成物、接着体及び液晶表示パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10330717A (ja) |
Cited By (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000144079A (ja) * | 1998-11-18 | 2000-05-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 反応性ホットメルト接着剤組成物及び接着方法 |
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