JP2002155258A - 光反応性ホットメルト接着剤組成物 - Google Patents

光反応性ホットメルト接着剤組成物

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JP2002155258A
JP2002155258A JP2000354611A JP2000354611A JP2002155258A JP 2002155258 A JP2002155258 A JP 2002155258A JP 2000354611 A JP2000354611 A JP 2000354611A JP 2000354611 A JP2000354611 A JP 2000354611A JP 2002155258 A JP2002155258 A JP 2002155258A
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melt adhesive
hot melt
photoreactive hot
metal
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JP2000354611A
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Takashi Shinjo
隆 新城
Takeshi Hasegawa
剛 長谷川
Takeshi Miyake
武司 三宅
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活性エネルギー線の照射により速やかに硬化
し、硬化後はPETのような難接着性のプラスチックか
らなる被着体に対しても優れた接着強度や耐熱性を発現
し、且つ、貯蔵安定性に優れ、作業環境に好ましくない
影響を及ぼすこともない光反応性ホットメルト接着剤組
成物を提供する。 【解決手段】 下記一般式(1)で表されるカチオン重
合性反応基を1分子当たり平均1個以上有するカチオン
重合性化合物、及び、金属塩、金属水酸化物及び金属酸
化物からなる群より選択される少なくとも1種の金属イ
オン源、並びに、光カチオン重合開始剤が含有されてな
ることを特徴とする光反応性ホットメルト接着剤組成
物。 (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は、水素原子、メチ
ル基、エチル基、イソプロピル基、イソアミル基または
フェニル基のいずれかを示し、m及びnは、0、1また
は2のいずれかを示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱溶融塗工によ
り適用され、活性エネルギー線の照射により硬化する光
反応性ホットメルト接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ホットメルト接着剤は、接着力の発現が
速く、無溶剤型なので安全衛生面でも有利なことから、
製本、包装、製袋、繊維加工、木工、家具、弱電、輸送
などの各分野において、紙、繊維、木材、プラスチッ
ク、金属、ガラスなどを接着するために幅広く利用され
ている。
【0003】ホットメルト接着剤は、その使用に際し、
ホットメルト用のアプリケーター内で通常100〜20
0℃程度の温度で加熱溶融され、溶融状態で被着体に塗
工される。溶融塗工されたホットメルト接着剤は、冷却
固化することによって被着体を接着する。このようなホ
ットメルト接着剤は、被着体を貼り合わせてから接着強
度を発現するまでの時間が通常1分以内と非常に速く、
接着作業を非常に短時間で行うことが可能である。
【0004】しかし、ホットメルト接着剤は、加熱溶融
する必要があるため熱可塑性の成分からなり、一般的に
耐熱性が劣るという問題点がある。そこで、ホットメル
ト接着剤の塗工や貼り合わせの際に、何らかの化学反応
による硬化システムを導入することにより、耐熱性を向
上させる検討が幅広く行われている。
【0005】上記硬化システムを導入したホットメルト
接着剤として、例えば、特開昭49−98445号公報
では、ウレタンプレポリマー、エチレン−酢酸ビニル共
重合体及びアビエチン酸型ロジンの誘導体やテルペン−
フェノール共重合体樹脂からなる湿気硬化型の反応性ホ
ットメルト接着剤が開示されている。
【0006】しかし、上記公報に開示されている湿気硬
化型ホットメルト接着剤は、空気中や被着体中の水分に
よって硬化反応が進行するものなので、一般的に硬化反
応が遅く、特に被着体が非透湿性材料である場合、硬化
が不十分となったり、硬化に非常な長時間を要すという
問題点や、湿気硬化反応は常温で進行するため、貯蔵安
定性が阻害されるという問題点、或いは、イソシアネー
ト系化合物(ウレタンプレポリマー)を含有しているた
め、作業環境に好ましくない影響を及ぼすという問題点
がある。
【0007】一方、近年の環境問題への配慮の高まりに
伴い、脱塩化ビニル樹脂の動向が加速され、例えば、塩
化ビニル樹脂フィルムをポリエチレンテレフタレート樹
脂(PET)フィルムに置き換える検討が盛んに行われ
ている。しかし、PETは一般的に難接着性の被着体で
あり、上記公報に開示されている湿気硬化型ホットメル
ト接着剤では、PETのような難接着性の被着体に対し
ては十分な接着強度を得ることが困難であるという問題
点もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点に鑑み、活性エネルギー線の照射により速やかに
硬化し、硬化後はPETのような難接着性のプラスチッ
クからなる被着体に対しても優れた接着強度や耐熱性を
発現し、且つ、貯蔵安定性に優れ、作業環境に好ましく
ない影響を及ぼすこともない光反応性ホットメルト接着
剤組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よる光反応性ホットメルト接着剤組成物は、下記一般式
(1)で表されるカチオン重合性反応基を1分子当たり
平均1個以上有するカチオン重合性化合物、及び、金属
塩、金属水酸化物及び金属酸化物からなる群より選択さ
れる少なくとも1種の金属イオン源、並びに、光カチオ
ン重合開始剤が含有されてなることを特徴とする。
【化2】 (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は、水素原子、メチ
ル基、エチル基、イソプロピル基、イソアミル基または
フェニル基のいずれかを示し、m及びnは、0、1また
は2のいずれかを示す。)
【0010】本発明で用いられる上記一般式(1)で表
されるカチオン重合性反応基を1分子当たり平均1個以
上有するカチオン重合性化合物(以下、単に「カチオン
重合性化合物」と略記する)は、上記一般式(1)で表
されるカチオン重合性反応基を分子中に平均1個以上有
する化合物であれば良く、特に限定されるものではな
い。
【0011】上記カチオン重合性化合物は、上記一般式
(1)で表されるカチオン重合性反応基を分子骨格内や
分子骨格の末端に有していても良いし、側鎖として有し
ていても良い。また、上記カチオン重合性化合物は、炭
素原子、水素原子、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、リ
ン原子等を構成原子として含有していても良い。
【0012】上記カチオン重合性化合物の構造、分子
量、性状等も特に限定されるものではなく、モノマー、
オリゴマー、ポリマー等のいずれであっても良い。
【0013】また、上記カチオン重合性化合物は、常温
で固形状もしくは半固形状であって、それ自体がホット
メルト型樹脂であっても勿論良いし、常温で液状であっ
ても良いが、常温で液状である場合、該液状カチオン重
合性化合物と例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体のよ
うな常温で固形状の熱可塑性樹脂とが混合されてなる常
温で固形状の熱可塑性樹脂組成物として用いられること
が好ましい。
【0014】このようなカチオン重合性化合物として
は、特に限定されるものではないが、例えば、エポキシ
系化合物、オキセタン系化合物、オキソラン系化合物等
の環状エーテル系化合物等が挙げられ、なかでもカチオ
ン重合性に優れていることから、エポキシ系化合物が好
適に用いられる。また、これらのカチオン重合性化合物
は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用され
ても良い。
【0015】本発明で用いられる金属イオン源は、金属
塩、金属水酸化物及び金属酸化物からなる群より選択さ
れる少なくとも1種であれば良く、特に限定されるもの
ではない。但し、上記金属イオン源は、水分子がカチオ
ン重合性を阻害する恐れがあるため、水和物よりも無水
物である方が好ましい。これらの金属イオン源は、単独
で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良
い。
【0016】金属塩としては、特に限定されるものでは
ないが、例えば、酢酸亜鉛、酢酸ナトリウム、酢酸マグ
ネシウム等の酢酸金属塩や、炭酸亜鉛、炭酸二ナトリウ
ム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等の炭酸金属塩
等が挙げられる。これらの金属塩は、単独で用いられて
も良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0017】金属水酸化物としては、特に限定されるも
のではないが、例えば、水酸化マグネシウムや水酸化カ
ルシウム等が挙げられる。これらの金属水酸化物は、単
独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良
い。
【0018】金属酸化物としては、特に限定されるもの
ではないが、例えば、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸
化カルシウム等が挙げられる。これらの金属酸化物は、
単独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても
良い。
【0019】光反応性ホットメルト接着剤組成物中にお
ける上記金属イオン源の配合量は、特に限定されるもの
ではないが、前記カチオン重合性化合物100重量部に
対して、金属イオン源0.01〜10重量部であること
が好ましい。
【0020】カチオン重合性化合物100重量部に対す
る金属イオン源の配合量が0.01重量部未満である
と、得られる光反応性ホットメルト接着剤組成物のPE
Tのような難接着性の被着体に対する接着強度が不十分
となることがあり、逆にカチオン重合性化合物100重
量部に対する金属イオン源の配合量が10重量部を超え
ると、光反応性ホットメルト接着剤組成物中における金
属イオン源の分散性が悪くなることがある。
【0021】本発明で用いられる光カチオン重合開始剤
としては、活性エネルギー線の照射により、カチオン重
合性化合物の重合を開始するためのカチオンを生成し得
るものであれば良く、特に限定されるものではないが、
例えば、イオン性光酸発生型の光カチオン重合開始剤や
非イオン性光酸発生型の光カチオン重合開始剤等が挙げ
られる。これらの光カチオン重合開始剤は、単独で用い
られても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0022】イオン性光酸発生型の光カチオン重合開始
剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、
芳香族ヨードニウム塩、芳香族スルホニウム塩、芳香族
ジアゾニウム塩、芳香族ハロニウム塩等のオニウム塩類
や、メタロセン塩類、アリールシラノール−アルミニウ
ム錯体、鉄−アレン錯体、チタノセン錯体等の有機金属
錯体類等が挙げられる。これらのイオン性光酸発生型の
光カチオン重合開始剤は、単独で用いられても良いし、
2種類以上が併用されても良い。
【0023】非イオン性光酸発生型の光カチオン重合開
始剤としては、特に限定されるものではないが、例え
ば、ニトロベンジルエステル、スルホン酸誘導体、燐酸
エステル、フェノールスルホン酸エステル、ジアゾナフ
トキノン、N−ヒドロキシイミドスルホナート等が挙げ
られる。これらの非イオン性光酸発生型の光カチオン重
合開始剤は、単独で用いられても良いし、2種類以上が
併用されても良い。
【0024】上記光カチオン重合開始剤の具体例は、例
えば、芳香族ヨードニウム塩及び芳香族スルホニウム塩
については米国特許第4, 256, 828号公報に開示
されており、また、メタロセン塩については米国特許第
5, 089, 536号公報に開示されている。
【0025】光反応性ホットメルト接着剤組成物中に光
カチオン重合開始剤を含有させることにより、200〜
400nmの波長の紫外線を含む光を照射することによ
り、光反応性ホットメルト接着剤組成物の硬化を速やか
に進行させることができ、優れた接着強度や耐熱性を発
現させることができる。また、活性エネルギー線を遮断
しておけば硬化反応は起こらないので、貯蔵安定性も優
れたものとなる。
【0026】光反応性ホットメルト接着剤組成物中にお
ける上記光カチオン重合開始剤の配合量は、活性エネル
ギー線の種類や強度、カチオン重合性化合物の種類や
量、光カチオン重合開始剤の種類等に応じて適宜設定さ
れれば良く、特に限定されるものではないが、一般的に
は、前記カチオン重合性化合物100重量部に対して、
光カチオン重合開始剤0.01〜10重量部であること
が好ましい。
【0027】カチオン重合性化合物100重量部に対す
る光カチオン重合開始剤の配合量が0.01重量部未満
であると、カチオン重合性化合物の重合反応が順調に進
展しないことがあり、逆にカチオン重合性化合物100
重量部に対する光カチオン重合開始剤の配合量が10重
量部を超えると、光反応性ホットメルト接着剤組成物の
硬化物の物性が却って低下することがある。
【0028】本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成
物には、必須成分であるカチオン重合性化合物、金属イ
オン源及び光カチオン重合開始剤以外に、本発明の課題
達成を阻害しない範囲で必要に応じて、常温で固形状も
しくは半固形状の熱可塑性樹脂(熱可塑性エラストマー
も包含する)が配合されていても良い。特に、カチオン
重合性化合物が常温で液状である場合、上記熱可塑性樹
脂が配合されていることが好ましい。
【0029】上記熱可塑性樹脂としては、加熱により溶
融し、冷却により固化する樹脂であれば良く、特に限定
されるものではないが、例えば、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリブタジエン、
ポリクロロプレン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジ
エン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体
等のエラストマー、ポリエチレンオキサイド、ポリプロ
ピレンオキサイド、ポリテトラメチレンオキサイド等の
ポリエーテル系樹脂、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、エチレン−塩化ビニ
ル共重合体、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコー
ル、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリビニル
ホルマール、ポリビニルブチラール、ポリビニルエーテ
ル等のポリビニル系樹脂、(メタ)アクリル共重合体樹
脂、スチロール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂、ケトン樹脂、アクリロニトリル−スチレン共
重合体樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
共重合体樹脂等が挙げられるが、なかでも光反応性ホッ
トメルト接着剤組成物の硬化物の耐熱性が優れたものと
なることから、常温で固形状の熱可塑性樹脂が好適に用
いられ、具体的には、ポリビニル系樹脂、メタアクリル
共重合体樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹
脂等が好適に用いられる。これらの熱可塑性樹脂は、単
独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良
い。
【0030】上記熱可塑性樹脂の配合量とカチオン重合
性化合物及び金属イオン源の合計配合量との比率は、特
に限定されるものではないが、重量比で、5/95〜9
5/5の範囲であることが好ましく、より好ましくは1
0/90〜80/20の範囲である。
【0031】また、本発明の光反応性ホットメルト接着
剤組成物には、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必
要に応じて、シランカップリング剤やチタンカップリン
グ剤等の密着性改良剤、ベンゾフェノンや9,10−ア
ントラキノン等の光増感剤、脱水剤、酸化防止剤(老化
防止剤)、熱安定剤、軟化剤、可塑剤、ワックス、充填
剤、難燃剤、発泡剤、帯電防止剤、防黴剤、粘度調整
剤、着色剤等の各種添加剤の1種もしくは2種以上が添
加されていても良い。また、これらの添加剤は、既述し
たカチオン重合性化合物、金属イオン源、光カチオン重
合開始剤、熱可塑性樹脂等に予め添加されていても良い
し、後から添加(後添)されても良い。
【0032】本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成
物の製造方法としては、配合する各成分を混合し均一に
分散し得る限り、如何なる混練設備や混練方法を採用し
ても良いが、各成分が溶融し得る適度な加熱条件下で製
造することが好ましい。また、製造に際しての各成分の
混合分散は無溶媒で行っても勿論良いし、不活性溶媒中
で混合分散した後、脱溶媒を行っても良い。具体的な混
練設備としては、例えば、ダブルヘリカルリボン浴、ゲ
ート浴、バタフライミキサー、プラネタリミキサー、三
本ロール、ニーダールーダー型混練機、エクストルーダ
ー型混練押出機等が挙げられるが、これらに限定される
ものではない。また、これらの混練設備や混練方法は、
単一の設備や単一の方法が用いられても良いし、2種類
以上の設備や2種類以上の方法が併用されても良い。
【0033】上記光反応性ホットメルト接着剤組成物の
製造は、カチオン重合性化合物のカチオン重合反応を阻
害する成分である水分の混入を少なくするために、無水
条件下で行われることが好ましい。また、上記製造は、
大気圧下で行われても良いし、必要に応じて減圧下もし
くは加圧下で行われても良い。さらに、上記製造は、カ
チオン重合反応による硬化開始に有効な活性エネルギー
線を実質的に遮断した状態で行うことが好ましい。製造
時の加熱温度範囲は、特に限定されるものではないが、
50〜250℃が好ましく、より好ましくは80〜20
0℃である。
【0034】こうして得られる本発明の光反応性ホット
メルト接着剤組成物は、常温で粘着性を有していても良
いし、常温で非粘着性であっても良い。
【0035】本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成
物は、活性エネルギー線の照射によりカチオン重合反応
が進行するので、貯蔵に際しては、カチオン重合反応に
よる硬化開始に有効な光を含む活性エネルギー線を実質
的に遮断し得る貯蔵容器を用いることが好ましい。好ま
しい貯蔵容器としては、例えば、ペール缶、ブリキ缶、
ドラム缶、カートリッジ、離型箱、離型トレー、段ボー
ルケース、紙袋、プラスチック容器等の、活性エネルギ
ー線を透過しない不透明な容器や容器材質が挙げられる
が、これらの容器や容器材質に限定されるものではな
い。また、本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成物
は、これらの貯蔵方法を採用することなく、製造直後に
使用されても良い。
【0036】本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成
物を用いて被着体を接着する方法としては、例えば、光
反応性ホットメルト接着剤組成物を加熱溶融して、被着
体の一方もしくは両方に溶融状態で塗工し、塗工された
光反応性ホットメルト接着剤組成物に活性エネルギー線
を照射した後、被着体を貼り合わせ、常温圧着または加
熱圧着することにより接着を行う方法や、加熱溶融した
光反応性ホットメルト接着剤組成物から、ロールコータ
ー、フローコーター、バーコーター等によりフィルムを
作製し、得られたフィルム状光反応性ホットメルト接着
剤組成物に活性エネルギー線を照射した後、被着体を貼
り合わせ、常温圧着または加熱圧着することにより接着
を行う方法等が挙げられるが、これらの接着方法に限定
されるものではない。また、被着体として活性エネルギ
ー線を透過する材質を用いる場合には、被着体を貼り合
わせた後または圧着した後に活性エネルギー線を照射す
る方法を採っても良い。
【0037】光反応性ホットメルト接着剤組成物を被着
体に加熱溶融塗工する方法としては、例えば、通常のホ
ットメルトアプリケーターやホットメルトコーターなど
により加熱溶融した接着剤組成物を被着体に塗工する方
法、被着体を加熱溶融した接着剤組成物中に浸漬する方
法、ホットメルトエアーガンなどにより加熱溶融した接
着剤組成物を被着体に噴霧(スプレー)する方法、押出
機などにより加熱溶融した接着剤組成物を被着体上に押
し出す方法等が挙げられるが、これらの塗工方法に限定
されるものではない。また、光反応性ホットメルト接着
剤組成物は、ペールアンローダーやカートリッジディス
ペンサーなどを使用してホットメルトアプリケーターや
ホットメルトコーター等に供給されても良いし、スティ
ック状、ペレット状、スラッグ状、ブロック状、ピロー
状、ビレット状などの形状で上記の各種塗工装置に供給
されても良い。また、光反応性ホットメルト接着剤組成
物の加熱溶融は、接着剤組成物全体を加熱溶融しても良
いし、加熱体の近傍に位置する接着剤組成物のみを加熱
溶融しても良い。上記いずれの溶融塗工方法の場合も、
接着剤組成物のカチオン重合反応による硬化開始に有効
な活性エネルギー線を遮断した状態で行うことが好まし
い。
【0038】本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成
物のカチオン重合反応を励起するために用いられる活性
エネルギー線としては、前記光カチオン重合開始剤から
カチオンを生成し得るものであれば良く、任意の活性エ
ネルギー線を用いることができる。活性エネルギー線の
種類は、光カチオン重合開始剤の種類に応じて適宜選択
されれば良いが、一般的には200〜600nmの波長
の紫外線を含む光を用いることが好ましい。特に、光カ
チオン重合開始剤として芳香族ヨードニウム塩や芳香族
スルホニウム塩等のオニウム塩類や、メタロセン塩類な
どを用いる場合には、200〜400nmの波長の紫外
線を含む光を用いることが好ましい。また、活性エネル
ギー線の照射方法は、溶融塗工された接着剤組成物に有
効量の活性エネルギー線を直接的に照射する方法であっ
ても良いし、被着体が透明もしくは半透明の光透過性の
材質である場合、溶融塗工された接着剤組成物に該被着
体を介して有効量の活性エネルギー線を間接的に照射す
る方法であっても良い。
【0039】活性エネルギー線の照射量は、光カチオン
重合開始剤の種類や光反応性ホットメルト接着剤組成物
の塗工厚みや塗工量によっても異なるため、一義的には
定め難いが、一般的には、0. 001〜10Jの範囲と
することが好ましい。本発明の光反応性ホットメルト接
着剤組成物は低照射量のエネルギーで硬化するため、塗
工厚みが200μm程度であれば60mJ以上の照射量
で十分に硬化する。活性エネルギー線として紫外線を用
いる場合、紫外線を発生する光源としては、例えば、蛍
光ランプ、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、メタルハライド
ランプ、ケミカルランプ、キセノンランプ等が挙げられ
る。
【0040】本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成
物は活性エネルギー線を照射することにより十分に硬化
し得るが、さらに硬化時間を短縮したい場合には、活性
エネルギー線の照射時もしくは照射後に適度な加熱を行
っても良い。この場合の加熱方法としては、接着剤組成
物の種類、被着体の形状や性質、加熱条件等に応じて適
宜最適な方法を採れば良く、例えば、温風もしくは熱風
を吹き付ける方法、加熱したオーブン中に置く方法、ヒ
ーター等で加熱する方法等が挙げられるが、これらの加
熱方法に限定されるものではない。尚、硬化時間を短縮
するための加熱温度は、光反応性ホットメルト接着剤組
成物自体が軟化する温度よりも低い温度であることが好
ましい。さもないと、光反応性ホットメルト接着剤組成
物自体の軟化により、接着部分のズレなどが生じる恐れ
がある。また、これらの硬化方法は、単独で用いられて
も良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0041】本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成
物が好適に適用される被着体としては、例えば、PET
のような難接着性のプラスチックからなる被着体を始
め、鉄、アルミニウムなどの金属及びその合金、PET
のような難接着性のプラスチック以外のプラスチック及
びその複合物、ガラス、コンクリート、石、石膏、モル
タル、セラミックなどの無機材料、木材、紙などのセル
ロース材料、皮革等の各種被着体が挙げられるが、これ
らの被着体に限定されるものではない。これらの被着体
は、板、塊、棒、シート、紐、繊維、ハニカム、管、粒
子等の様々な形態であって良い。また、同種の被着体の
接着に適用されても良いし、異種の被着体の接着に適用
されても良い。
【0042】本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成
物は、例えば、弾性接着剤、構造用接着剤、感圧性接着
剤、シーリング剤、コーティング剤、ライニング剤等と
して幅広く使用することができる。特に好適に使用され
る用途としては、PETフィルムからなるカード類の接
着、PETからなる成型品の接着などPETを被着体と
する用途が挙げられる。また、ドアパネル、間仕切り、
雨戸、家具、黒板、白板、事務機器のハウジング用パネ
ル等のサンドイッチパネルの芯材と表面材との接着や、
家具、パーティション、自動車内装材用のドアパネルや
天井材等の芯材と表面材との接着などの用途にも好適に
使用されるが、これらの用途に限定されるものではな
い。
【0043】
【作用】本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成物
は、前記一般式(1)で表されるカチオン重合性反応基
を1分子当たり平均1個以上有するカチオン重合性化合
物を主成分としてなるので、活性エネルギー線の照射に
より、上記カチオン重合性反応基をカチオン重合反応さ
せて接着剤組成物を硬化させることができる。従って、
比較的低温での加熱溶融により被着体へ塗工することが
可能であり、貼り合わせ時の低粘度化と硬化後の高接着
強度や高耐熱性とを両立することができる。
【0044】また、本発明の光反応性ホットメルト接着
剤組成物は、上記主成分としてのカチオン重合性化合物
に対して、金属イオン源が配合されているので、PET
からなる被着体に貼り合わせた場合、PET構造中及び
カチオン重合性化合物中で僅かに負電荷を帯びている酸
素原子と、金属イオン源中で正電荷を帯びている金属イ
オンとが、クーロン相互作用もしくはイオン結合を形成
することにより、PETに対する接着性が著しく向上す
る。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明するた
め以下に実施例を挙げるが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。
【0046】(実施例1) (1)光反応性ホットメルト接着剤組成物の製造 カチオン重合性化合物としてビスフェノールA型エポキ
シ樹脂(商品名「エピコート1001」、油化シェルエ
ポキシ社製)100量部、金属イオン源として酸化亜鉛
(商品名「酸化亜鉛(試薬特級)」、和光純薬工業社
製)0.5重量部及び光カチオン重合開始剤(商品名
「UVI−6990」、UCC社製)1重量部からなる
組成物を、加熱したオイルを循環させることのできるジ
ャケット付きプラネタリーミキサーを用いて、150℃
で加熱溶融し、均一に混練して、光反応性ホットメルト
接着剤組成物を製造した。
【0047】(2)複合シートの作製 厚さ0.1mmのPET製の白色シートに上記で得られ
た光反応性ホットメルト接着剤組成物を120℃で塗工
し、超高圧水銀灯を用いて、1500mJ/cm2 の照
射量の紫外線を照射した後、別に用意した厚さ0.1m
mのPET製の白色シートと積層し、70℃で熱ラミネ
ートを行って、複合シートを作製した。
【0048】(比較例1)金属イオン源としての酸化亜
鉛「酸化亜鉛(試薬特級)」を配合しなかったこと以外
は実施例1の場合と同様にして、光反応性ホットメルト
接着剤組成物を製造した。次いで、上記で得られた光反
応性ホットメルト接着剤組成物を用いたこと以外は実施
例1の場合と同様にして、複合シートを作製した。
【0049】実施例1及び比較例1で得られた複合シー
トの性能(常態接着性、耐熱接着性)を以下の方法
で評価した。その結果は表1に示すとおりであった。
【0050】常態接着性 作製した複合シートを23℃の雰囲気下に72時間放置
した後、引張試験機を用いて、測定温度23℃、剥離速
度50mm/分の条件で、複合シートのT型剥離試験を
行い、T型剥離強度を測定すると共に、破壊形態を目視
で観察した。尚、破壊形態が材質(PET)破壊の場合
には、材破時のT型剥離強度を表1に記載し、破壊形態
がその他の場合には、平均T型剥離強度を表1に記載し
た。
【0051】耐熱接着性 作製した複合シートを23℃の雰囲気下に72時間放置
した後、引張試験機を用いて、測定温度80℃、剥離速
度50mm/分の条件で、複合シートのT型剥離試験を
行い、T型剥離強度を測定すると共に、破壊形態を目視
で観察した。尚、破壊形態が材質(PET)破壊の場合
には、材破時のT型剥離強度を表1に記載し、破壊形態
がその他の場合には、平均T型剥離強度を表1に記載し
た。
【0052】
【表1】
【0053】表1から明らかなように、本発明による実
施例1の光反応性ホットメルト接着剤組成物は、23℃
におけるT型剥離強度及び80℃におけるT型剥離強度
のいずれもが高く、また、いずれの破壊形態もPET製
の白色シートの材質破壊であり、優れた常態接着性と優
れた耐熱接着性とを発現した。
【0054】これに対し、金属イオン源(酸化亜鉛)を
配合しなかった比較例1の光反応性ホットメルト接着剤
組成物は、23℃におけるT型剥離強度及び80℃にお
けるT型剥離強度のいずれもが低く、また、いずれの破
壊形態もPET製の白色シートの界面剥離であり、常態
接着性及び耐熱接着性のいずれもが劣っていた。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の光反応性ホ
ットメルト接着剤組成物は、活性エネルギー線の照射に
より速やかに硬化し、硬化後はPETのような難接着性
のプラスチックからなる被着体に対しても優れた接着強
度や耐熱性を発現する。また、活性エネルギー線を実質
的に遮断しておけば硬化することがないので、貯蔵安定
性に優れ、しかもイソシアネート系化合物を含有しない
ので、作業環境に好ましくない影響を及ぼすこともな
い。
【0056】本発明の光反応性ホットメルト接着剤組成
物は、上記優れた性能を兼備するので、PETのような
難接着性のプラスチックからなる被着体用を始め、各種
材質からなる被着体用のホットメルト接着剤として好適
に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J040 EC001 EE031 HA136 HA196 HB06 HB24 HC14 HD18 HD41 JA01 JA06 JB01 JB07 KA11 KA14 LA05 LA06 LA08 LA11 MA02 MA03 MA05 MA06 MA08 MA09 MA10 MB02 MB03 MB04 MB05 MB07 NA12 NA16 PA32 PA33

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で表されるカチオン重
    合性反応基を1分子当たり平均1個以上有するカチオン
    重合性化合物、及び、金属塩、金属水酸化物及び金属酸
    化物からなる群より選択される少なくとも1種の金属イ
    オン源、並びに、光カチオン重合開始剤が含有されてな
    ることを特徴とする光反応性ホットメルト接着剤組成
    物。 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は、水素原子、メチ
    ル基、エチル基、イソプロピル基、イソアミル基または
    フェニル基のいずれかを示し、m及びnは、0、1また
    は2のいずれかを示す。)
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