JP2001098242A - 反応性ホットメルト接着剤組成物 - Google Patents

反応性ホットメルト接着剤組成物

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JP2001098242A
JP2001098242A JP27451999A JP27451999A JP2001098242A JP 2001098242 A JP2001098242 A JP 2001098242A JP 27451999 A JP27451999 A JP 27451999A JP 27451999 A JP27451999 A JP 27451999A JP 2001098242 A JP2001098242 A JP 2001098242A
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Japan
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melt adhesive
adhesive composition
hot melt
reactive hot
cationically polymerizable
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JP27451999A
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English (en)
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Takeshi Miyake
武司 三宅
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貼り合わせに際しての作業性に優れ、硬化後
の硬化物の耐熱性及び耐湿熱性に優れた反応性ホットメ
ルト接着剤組成物を得る。 【解決手段】 一分子あたり、下記の式(1)の構造を
有するカチオン重合反応性基を平均1以上有するカチオ
ン重合性化合物と、ポリビニルブチラールからなる高分
子皮膜形成剤と、6フッ化リンを対アニオンとして有す
る芳香族スルホニウム塩からなる光カチオン重合開始剤
とを含み、室温において非粘着性である、反応性ホット
メルト接着剤組成物。 (なお、式(1)中、m、nは、0、1または2を示
し、R1 、R2 、R3 及びR4 は、メチル基、エチル
基、イソプロピル基、イソアミル基、フェニル基または
水素原子を示し、これらは同一であってもよく、異なっ
ていてもよい。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱溶融塗工によ
り適用され、光の照射により硬化が進行する光硬化型の
反応性ホットメルト接着剤組成物に関し、より詳細に
は、室温において非もしくは微粘着性であり、比較的低
温で貼り合わせることができ、硬化後において耐熱性及
び耐湿熱性に優れた反応性ホットメルト接着剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】製本、包装、繊維加工、家具木工、弱
電、輸送などの各種分野において、紙、繊維、木材、ガ
ラス、プラスチックあるいは金属などの各種材料を接着
するために、ホットメルト接着剤が幅広く用いられてい
る。ホットメルト接着剤は、使用に際し、アプリケータ
ー内で通常70〜200℃程度の温度にて加熱溶融され
る。そして、溶融されたホットメルト接着剤は、溶融状
態で被着体に塗工する、もしくはホットメルト接着剤を
被着体、離型フィルム等に塗布し巻き取る、あるいは押
出塗布加工機で押し出すことにより、フィルム状に加工
し、別の被着体あるいは被着体同士の間に挟んで加熱プ
レスすることにより貼り合わせる。該ホットメルト接着
剤が冷却固化することにより被着体同士が接着される。
【0003】ホットメルト接着剤では、被着体を貼り合
わせてから接着強度を発現するまでの時間が、通常1分
以内であり、非常に短い。従って、接着作業を非常に短
時間で行うことができる。
【0004】しかしながら、上記ホットメルト接着剤が
室温で粘着性を有する場合には、被着体との間にエアを
巻き込むことになる。従って、後の工程において加熱さ
れた場合に、巻き込まれた空気が膨張し、ふくれと称さ
れている現象が生じたり、被着体が薄い場合には、上記
ふくれにより外観性状が大きく損なわれることがあっ
た。
【0005】また、特開平6−306304号公報に
は、エポキシ/ポリエステル系ホットメルト組成物が開
示されている。このホットメルト組成物では、常温非粘
着性であるが、ポリエステルを用いているため、高温か
つ高湿度下の雰囲気に置かれると、加水分解が起こり、
接着力が著しく低下する。
【0006】また、特開平4−185633号公報に
は、ホットメルト接着剤ではないが、常温で液状の接着
剤として、ポリビニルアセタール−エポキシ系接着剤が
開示されている。従って、この接着剤は、常温で塗り置
きした後、被着体に重ねることができなかった。また、
硬化物が硬くてもろいため、耐衝撃性が悪いという欠点
があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、作業
性が良好であり、良好な接着性を有し、硬化後の硬化物
の耐湿熱性及び耐衝撃性に優れた反応性ホットメルト接
着剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る反応性ホッ
トメルト接着剤組成物は、1分子あたり、下記の式
(1)の構造を有するカチオン重合性反応基を平均で1
以上有するカチオン重合性化合物と、ポリビニルブチラ
ールからなる高分子皮膜形成剤と、6フッ化リンを対ア
ニオンとして有する芳香族スルホニウム塩からなる光カ
チオン重合開始剤とを含み、室温において非粘着性であ
ることを特徴とする。
【0009】
【化2】
【0010】(なお、式(1)中、m、nは、0、1ま
たは2を示し、R1 、R2 、R3 及びR4 は、メチル
基、エチル基、イソプロピル基、イソアミル基、フェニ
ル基または水素原子を示し、これらは同一であってもよ
く、異なっていてもよい。)上記カチオン重合性化合物
としては、好ましくはエポキシ化合物が用いられる。
【0011】また、上記カチオン重合性化合物として、
より好ましくは、ビスフェノールA骨格と、エチレンオ
キシドもしくはプロピレンオキシドとを共重合してなる
エポキシ樹脂が用いられる。
【0012】本発明に係る反応性ホットメルト接着剤組
成物では、ヒドロキシル基含有化合物がさらに含まれて
いてもよい。以下、本発明の詳細を説明する。
【0013】(カチオン重合性化合物)本発明で用いら
れるカチオン重合性化合物は、上述した式(1)の構造
のカチオン重合反応性基を平均1以上有する有機化合物
であれば、特に限定されず、モノマー、オリゴマーまた
はポリマーのいずれであってもよい。また、炭素、水
素、酸素、窒素、イオウ、リンなどの有機化合物構成原
子を含んでいてもよく、カチオン重合反応性基は分子骨
格の末端に存在していてもよく、側鎖に存在していても
よく、分子骨格内に存在していてもよく、その構造や分
子量についても特に限定されるものではない。
【0014】上記カチオン重合性化合物は、それ自身が
ホットメルト型樹脂であってもよい。また、カチオン重
合性化合物は、常温で液状であってもよく、この場合に
は、液状カチオン重合性化合物と固形の熱可塑性樹脂と
を混合することにより、固形の樹脂として提供すること
ができる。
【0015】上記カチオン重合性化合物としては、より
具体的には、例えば、(エポキシ化合物、オキセタン化
合物あるいはオキソラン化合物などの)環状エーテル化
合物、環状エステル化合物、ビニルエーテル化合物など
を挙げることができ、中でも、カチオン重合性に優れて
いるので、エポキシ化合物が好適に用いられる。本発明
では、上記カチオン重合性化合物は2種以上併用されて
もよい。
【0016】また、1分子あたりの「平均」のカチオン
重合反応性基の数は、カチオン重合性化合物中のカチオ
ン重合反応性基の数を存在するカチオン重合性化合物の
総数によって除算することにより求められる値である。
【0017】上記カチオン重合性化合物としては、好ま
しくは、ビスフェノールA骨格と、エチレンオキシドも
しくはプロピレンオキシドとを共重合してなるエポキシ
樹脂が用いられる。このようなエポキシ樹脂の例として
は、ビスフェノールAビス(プロピレングリコールグリ
シジルエーテル)エーテル、ビスフェノールAビス(ト
リエチレングリコールグリシジルエーテル)エーテルな
どを挙げることができ、これらのエポキシ樹脂を用いる
ことにより、カチオン重合性をより高めることができ
る。
【0018】(ポリビニルブチラール)本発明で用いら
れるポリビニルブチラールは、高分子皮膜形成剤として
用いられている。ポリビニルブチラールは、ポリビニル
アルコールに酸触媒のもとでブチルアルデヒドを反応さ
せることにより得られる。
【0019】ポリビニルブチラールを得るのに用いられ
る上記ポリビニルアルコールの重合度は、好ましくは2
00〜3500、鹸化度75〜99.8モル%のものが
用いられる。重合度が200未満のポリビニルアルコー
ルや変性ポリビニルアルコールの合成は難しく、350
0を超えると、水溶液の粘度が高くなり過ぎ、均一なア
セタール化反応がし難いことがある。
【0020】また、鹸化度が75モル%未満では、水に
対するポリビニルアルコールの溶解性が十分でないこと
があり、99.8モル%を超える鹸化度は実現し難い。
ポリビニルアルコールは変性ポリビニルアルコールであ
ってもよく、その場合、変性度は特に限定されないが、
好ましくは、親水性基団を有するモノマーユニットの含
有割合が10モル%以下とされる。
【0021】10モル%を超えて変性される必要は少な
く、また、このような大きく変性された変性ポリビニル
アルコールの合成自体が困難である。上記ポリビニルブ
チラールは、ビニルブチラールと、酢酸ビニルと、ビニ
ルアルコールとの共重合体と考えることができる。ポリ
ビニルブチラールの数平均分子量は、好ましくは100
〜200000、より好ましくは200〜60000の
範囲とされる。ホットメルト接着剤組成物として用いる
ことを考慮すると、数平均分子量が大き過ぎると他の配
合成分との溶融混合が難しくなることがあり、小さ過ぎ
ると、高分子皮膜形成能が低下することがある。
【0022】また、本発明に係る反応性ホットメルト接
着剤組成物では、上記光カチオン重合開始剤として、好
ましくは、6フッ化リンを対アニオンとして有する芳香
族スルホニウム塩が用いられる。
【0023】上記のように6フッ化リンを対アニオンと
して有する芳香族スルホニウム塩からなるカチオン重合
開始剤は、例えば、米国特許第4,256,828号に
開示されている。
【0024】好ましくは、上記6フッ化リンを対アニオ
ンとして有する芳香族スルホニウム塩化合物として、式
(2)または(3)で示される構造を有する芳香族スル
ホニウム塩化合物が用いられる。このような化合物とし
ては、ユニオン・カーバイド社製、商品名:サイラキュ
アーUVI−6990、旭電化工業社製、商品名:オプ
トマーSP−150、SP151などが市販されてい
る。
【0025】
【化3】
【0026】
【化4】
【0027】上記カチオン重合開始剤は、紫外領域以外
の光ではカチオンを生成しないが、芳香族アミンや着色
芳香族多環式炭化水素などの公知の増感剤を併用するこ
とにより、近視外領域や可視光領域の光でもカチオンを
生成する。
【0028】カチオン重合開始剤の有効な配合量は、活
性エネルギー線の種類や強度、カチオン重合性化合物及
び必要に応じて含有される熱可塑性樹脂の種類や配合
量、カチオン重合開始剤の種類等によって異なり、特に
限定されるものではないが、一般的には、カチオン重合
性化合物100重量部に対し、カチオン重合開始剤0.
01〜10重量部であることが好ましく、0.1〜10
重量部であることがより好ましい。
【0029】カチオン重合開始剤の配合量が0.01重
量部未満であると、反応性ホットメルト接着剤組成物に
活性エネルギー線を照射しても硬化が十分に進行しない
ことがあり、逆にカチオン重合開始剤の添加量が10重
量部を超えると、活性エネルギー線を照射された反応性
ホットメルト接着剤組成物の硬化が速くなり過ぎて、可
使時間が短くなり過ぎ、被着体同士を貼り合わせるのが
困難となることがある。
【0030】(ヒドロキシル基含有化合物)本発明に係
る反応性ホットメルト接着剤組成物には、必要に応じ
て、ヒドロキシル基含有化合物を含有させてもよい。使
用し得るヒドロキシル化合物は、液体であってもよく、
固体であってもよい。もっとも、少なくとも1個、好ま
しくは2個のヒドロキシル基を有するヒドロキシル化合
物が用いられる。ヒドロキシル基は、化合物の末端に存
在してもよく、ポリマーもしくはコポリマーの側鎖に存
在していてもよい。
【0031】上記ヒドロキシル化合物としては、例え
ば、アルキレングリコール、ポリヒドロキシルアルカ
ン、ポリオキシアルキレンポリオールなどを挙げること
ができるが、これらに限定されるものではない。また、
ヒドロキシル化合物は、単独で用いられてもよく、2種
以上併用されてもよい。
【0032】好ましくは、上記ヒドロキシル基含有化合
物として、分子中に芳香族環とエステル結合とを有し、
1級のヒドロキシル基を有するヒドロキシル基含有化合
物が用いられる。このようなヒドロキシル基含有化合物
の例としては、例えば、オルトフタル酸エステルジエチ
レンジオール、プロピレングリコールなどを挙げること
ができる。
【0033】ヒドロキシル基含有化合物を添加すること
により、被着体への密着力で高めたり、活性エネルギー
線照射後貼り合わせまでの接着可能時間を調整すること
ができる。
【0034】また、上記ヒドロキシル基含有化合物を含
有させる場合、その配合割合については、特に限定され
ないが、カチオン重合性化合物100重量部に対し、1
〜50重量部の割合とすることが望ましい。1重量部未
満の場合には、上記効果が得られないことがあり、50
重量部を超えると硬化物の耐熱性が低下することがあ
る。
【0035】(添加し得る他の成分)本発明に係る反応
性ホットメルト接着剤組成物には、さらに、必要に応じ
て、熱可塑性樹脂を添加してもよい。上記熱可塑性樹脂
としては、特に限定されず、例えば、従来よりホットメ
ルト接着剤において汎用されている粘着付与樹脂、ポリ
オレフィン系樹脂、ゴム系樹脂、アクリル系共重合樹脂
などを用いることができる。これらの熱可塑性樹脂は、
1種のみを添加してもよく、2種以上添加してもよい。
【0036】さらに、本発明に係る反応性ホットメルト
接着剤組成物には、必要に応じて、密着向上剤(シラン
カップリング剤、チタンカップリング剤など)、増感
剤、脱水剤、老化防止剤、安定剤、可塑剤、ワックス、
充填剤、難燃剤、発泡剤、帯電防止剤、防カビ剤、粘度
調整剤などの成分を添加してもよい。もっとも、添加し
得る成分はこれらに限定されるわけではない。また、こ
れらの添加成分は2種以上併用されてもよい。さらに、
これらの成分は、先に述べた成分に予め添加されていて
もよい。
【0037】本発明による反応性ホットメルト接着剤組
成物の製造方法は、特に限定されるものではなく、配合
すべき各成分の所定量を均一に混練し得る限り、如何な
る方法を採用しても良いが、各成分が溶融し得る適度な
加熱条件下で製造する必要がある。また、製造に際して
の各成分の混練は無溶媒で行っても良く、例えば芳香族
炭化水素、酢酸エステル、ケトン等のような不活性溶媒
中で行っても良いが、不活性溶媒中で行った場合には、
混練後に減圧及び/または加熱により不活性溶媒を除去
する必要がある。具体的には、ダブルヘリカルリボン浴
もしくはゲート浴、パドル、バタフライミキサー、プラ
ネタリミキサー、三本ロール、ニーダールーダー型混練
機、エクストルーダー型混練押出機等の1種もしくは2
種以上を用いて各成分の混練を行い得るが、各成分を混
練する装置については、これらに限定されるものではな
い。
【0038】また、各成分の混合分散に際しては、大気
圧下あるいは必要ならば大気圧以上もしくは大気圧以下
で行うことが好ましい。さらに、各成分の仕込み順序
は、特に限定されるものではないが、溶融時間を短縮し
たり、得られる反応性ホットメルト接着剤組成物の劣化
を防止するために、溶融し難い成分や溶融時の熱や機械
的剪断力により劣化を受け難いものから順に仕込むこと
が望ましい。特に、カチオン重合開始剤は熱により分解
もしくは劣化し易いので、最後に仕込むことが望まし
い。
【0039】尚、上記製造においては、硬化開始に有効
な活性エネルギー線を遮断した状態で行うことが必要で
ある。本発明に係る反応性ホットメルト接着剤組成物は
上記のようにして得られるが、常温において非粘着性で
ある。非粘着性とは、粘着性を示さないことを意味し、
具体的には、触圧あるいは手圧で、接着剤が手及び被着
体等の接着剤以外の他のものと合着しないことを意味
し、本明細書における非粘着性に相当するものとする。
本発明に係る反応性ホットメルト接着剤組成物は常温に
おいて非粘着性であるため、取り扱いが容易である。
【0040】本発明による反応性ホットメルト接着剤組
成物の貯蔵方法は、硬化開始に有効な活性エネルギー線
を遮断し得る限り、特に限定されるものではないが、好
ましい貯蔵容器としては、ペール缶、ブリキ缶、ドラム
缶、カートリッジ、離型箱、離型トレー、段ボール容
器、紙袋、プラスチック製の袋(例えばアルミ箔をサン
ドイッチした複合フィルム)等のような硬化開始に有効
な活性エネルギー線に対して不透明な各種容器が挙げら
れ、好適に用いられるが、これらの容器に限定されるも
のではなく、また、これらの容器の材質についても、活
性エネルギー線を遮断し得る限り、特に限定されるもの
ではない。
【0041】さらに、本発明による反応性ホットメルト
接着剤組成物は、貯蔵されることなく、製造直後に直ち
に使用されても勿論良い。上述した本発明の反応性ホッ
トメルト接着剤組成物を用いて接着を行うには、該ホッ
トメルト接着剤組成物を加熱溶融し、溶融状態で被着体
の一方または両方に塗工し、被着体同士の貼り合わせ前
もしくは貼り合わせ後に、塗工された反応性ホットメル
ト接着剤組成物に活性エネルギー線を照射し、被着体同
士を圧着する、もしくはホットメルト接着剤を被着体、
離型フィルム等に塗布し巻き取る、あるいは押出塗布加
工機で押し出すことによりフィルム状に加工し、活性エ
ネルギー線を照射し、別の被着体あるいは被着体同士の
間に挟んで加熱プレスする、あるいは別の被着体あるい
は被着体同士の間に挟んだ後、活性エネルギー線を照射
し、いずれの場合も貼り合わせ後に活性エネルギー線を
照射する場合は、被着体のどちらか一方がカチオン重合
開始剤を励起させるのに十分な量と波長の活性エネルギ
ー線を透過させる必要がある。
【0042】上記反応性ホットメルト接着剤組成物を加
熱溶融して塗工する方法としては、特に限定されるわけ
ではないが、例えば、通常のホットメルトアプリケータ
ーやホットメルトコーター等を用いて、加熱溶融状態に
ある反応性ホットメルト接着剤組成物を被着体の一方も
しくは両方に塗布する方法、加熱溶融状態にある反応性
ホットメルト接着剤組成物中に被着体の一方もしくは両
方を浸漬する方法、ホットメルトエアーガンなどを用い
て、加熱溶融状態にあるホットメルト接着剤組成物を被
着体の一方もしくは両方に噴霧する方法、押出機などを
用いて、加熱溶融状態にある反応性ホットメルト接着剤
組成物を被着体の一方もしくは両方の表面に押出塗工す
る方法等が挙げられ、いずれの方法も好適に採用され
る。
【0043】さらに、反応性ホットメルト接着剤組成物
は、ペールアンローダーやカートリッジディスペンサー
等を用いてホットメルトアプリケーター等の塗布装置へ
供給しても良いし、スティック、ペレット、スラッグ、
ブロック、ピロー、ビレット等の各種形状でホットメル
トアプリケーター等の塗布装置へ供給しても良い。
【0044】さらにまた、加熱溶融については、反応性
ホットメルト接着剤組成物全体を加熱溶融しても良い
し、加熱体の近傍のみで部分的に加熱溶融しても良い。
上記反応性ホットメルト接着剤組成物の塗工厚みは、所
望の接着強度が得られる厚みであれば良く、被着体の種
類や塗工方法等によって適宜設定されれば良いが、照射
した活性エネルギー線が接着剤層の内部まで十分に到達
し得る厚みであることが好ましい。
【0045】上記いずれの溶融塗工方法を用いる場合で
も、反応性ホットメルト接着剤組成物を被着体に塗工し
た後、被着体同士を貼り合わせる迄の塗り置き時間を十
分に長く設定したい時には、硬化開始に有効な活性エネ
ルギー線を遮断した状態で溶融塗工を行い、貼り合わせ
直前に活性エネルギー線の照射を行うことが望ましい。
また、活性エネルギー線の照射は、塗工された反応性ホ
ットメルト接着剤組成物が溶融状態にある時に行っても
良いし、塗工された反応性ホットメルト接着剤組成物が
冷却固化した後に行っても良い。
【0046】反応性ホットメルト接着剤組成物を硬化さ
せるための活性エネルギー線としては、前記カチオン重
合開始剤からカチオンを生成し得るものであれば良く、
特に限定されるものではない。活性エネルギー線の種類
は、カチオン重合開始剤の種類に応じて適宜選択されれ
ば良いが、好ましくは紫外線が用いられ、特に、200
〜400nmの波長の光を含む活性エネルギー線を用い
ることが望ましい。
【0047】上記活性エネルギー線の照射方法として
は、反応性ホットメルト接着剤組成物に対し直接照射し
ても勿論良いし、透明もしくは半透明の被着体または保
護フィルムを通して反応性ホットメルト接着剤組成物に
対し間接的に照射しても良い。
【0048】また、活性エネルギー線の照射源として
は、特に限定されるものではないが、炭素アーク、水銀
蒸気アーク、蛍光ランプ、アルゴングローランプ、ハロ
ゲンランプ、白熱ランプ、低圧水銀灯、高圧水銀灯、超
高圧水銀灯、フラッシュUVランプ、ディープUVラン
プ、キセノンランプ、タングステンフィラメントラン
プ、太陽光等が挙げられ、これらの1種もしくは2種以
上が好適に用いられる。
【0049】上記活性エネルギー線の照射量は、反応性
ホットメルト接着剤組成物を構成する各成分の種類や
量、塗工厚み、活性エネルギー線の照射源等によっても
異なるため、一義的には定め得ないが、カチオン重合開
始剤からカチオンを生成するのに有効な波長の照射量を
0.001〜10J/cm2 の範囲とすることが望まし
い。もっとも、本発明に係る反応性ホットメルト接着剤
組成物は、低照射エネルギーで硬化するため、200μ
程度の厚みであれば1000mJ以上であれば十分であ
る。
【0050】被着体同士の貼り合わせと圧着は、活性エ
ネルギー線を照射された反応性ホットメルト接着剤組成
物が溶融状態にある時に行っても良いし、活性エネルギ
ー線を照射された反応性ホットメルト接着剤組成物が冷
却固化した後に行っても良い。この時、反応性ホットメ
ルト接着剤組成物は粘着性を有する状態であっても良い
し、非粘着性の状態であっても良い。
【0051】被着体同士の貼り合わせ方法及び圧着方法
としては、例えば、一方の被着体に反応性ホットメルト
接着剤組成物を塗工した後、他方の被着体を貼り合わ
せ、適宜の圧力及び温度で必要な時間加圧する方法や、
両方の被着体に反応性ホットメルト接着剤組成物を塗工
した後、適宜の圧力及び温度で必要な時間加圧する方法
等が挙げられるが、これらの方法に限定されるものでは
ない。上記方法において、熱プレスや熱ラミネーター等
を用いても良いし、貼り合わせ及び圧着時に、十分に加
熱を行い、反応性ホットメルト接着剤組成物の硬化を完
了させても良い。
【0052】本発明による反応性ホットメルト接着剤組
成物は、常温常圧下において上記活性エネルギー線を照
射することにより十分硬化し得るが、さらに硬化時間を
短縮したい場合には、適度な温度に加熱しても良い。こ
の場合、加熱方法としては、反応性ホットメルト接着剤
組成物を構成する各成分の種類や量、被着体の種類や形
状、加熱条件等によっても異なるため一義的には定め得
ないが、例えば、温風を吹き付ける方法、加熱したオー
ブン中に置く方法、ヒーターにて加熱する方法等が挙げ
られ、これらの1種もしくは2種以上の方法が好適に採
用されるが、これらの方法に限定されるものではない。
尚、硬化時間を短縮する場合の加熱温度については、反
応性ホットメルト接着剤組成物自体が軟化する温度より
も低い温度とすることが望ましい。さもないと、反応性
ホットメルト接着剤組成物の軟化により接着部分のズレ
等が生じる恐れがある。
【0053】本発明による反応性ホットメルト接着剤組
成物が適用される被着体は、特に限定されるものではな
いが、例えば、鉄、アルミニウム、銅、鉛、錫、亜鉛、
ニッケル、マグネシウム、チタン、金、銀、白金等の金
属もしくは合金またはこれらの塗装体、各種プラスチッ
クまたはプラスチック混合物、ガラス、コンクリート、
石、モルタル、セラミック、陶磁器等の無機材料、木材
や紙等のセルロース系材料、皮革等の広範な材料からな
る各種被着体が挙げられ、好適に適用することができ
る。また、上記各種被着体は、同一材料の被着体が接着
されても良いし、異種材料の被着体が接着されても良
い。
【0054】上記被着体の形状は、板、塊、棒、シー
ト、フィルム、紐、繊維、ハニカム、管、粒子等のいず
れの形状であっても良く、また、同一形状の被着体が接
着されても良いし、異なる形状の被着体が接着されても
良い。
【0055】本発明による反応性ホットメルト接着剤組
成物は、通常広く一般に使用されている反応性ホットメ
ルト接着剤としてだけでなく、構造用接着剤や弾性接着
剤としても、また、感圧接着剤、シーリング剤、コーテ
ィング剤等としても、好適に使用することが出来る。こ
のような反応性ホットメルト接着剤組成物の具体的用途
としては、例えば、ドアパネル、間仕切り、雨戸、家
具、黒板、白板、事務機器のハウジング用パネル等のサ
ンドイッチパネルの芯材と表面材との接着;家具、パー
ティション、自動車内装材としてのドアパネルや天井材
等の芯材と表面材との接着;自動車、建材、電気製品等
に緩衝材、遮音材、断熱材等として使用されるポリオレ
フィン樹脂発泡体と各種基材との接着;ランプ用レンズ
の接着;スポンジ研磨材、研磨布紙、タワシ、発泡マッ
トレス、建具、包装材料、座席シート、電気カーペッ
ト、テーブル、デスク、システムキッチン、テレビ、ス
ピーカー等の製作;合板、化粧板等の貼り合わせ;テー
プボンディングやフレキシブルボンディング等への適
用;光学式オーディオ・ビデオディスクや光磁気ディス
ク等の貼り合わせ、ICカードの基板と表面化粧板の貼
り合わせ;自動車のサイドモール、ボディーパネルシー
ラー、ドア、インパネ周辺部、ヘッドランプ、テールラ
ンプ、窓周辺部等の接着やシーリング等の広範な用途が
挙げられるが、勿論これらの用途に限定されるものでは
ない。
【0056】また、本発明による反応性ホットメルト接
着剤組成物は、固形状のホットメルト接着剤組成物とし
てのみならず、サポート型またはノンサポート型のフィ
ルム状もしくは室温で非粘着性のテープ状接着剤組成物
として用いることもできる。
【0057】(作用)本発明に係る反応性ホットメルト
接着剤組成物は、上記特定の組成を有し、加熱により溶
融し、軟化するため、通常のホットメルト接着剤と同様
にして被着体に適用することができる。また、活性エネ
ルギー線の照射により、カチオン重合性化合物中のカチ
オン重合反応性基が反応するため、比較的低温で被着体
に塗布したり、フィルム化することができる。また、貼
り合わせ後には、上記ポリビニルブチラールが配合され
ているので、貼り合わせと硬化後の双方において優れた
耐熱性及び耐湿熱性を示す。
【0058】さらに、常温では非粘着性であるため、作
業性に優れている。
【0059】
【実施例】以下、本発明の非限定的な実施例を挙げるこ
とにより、本発明をより詳細に説明する。なお、以下に
おいて、「部」は、特に断わらない限り、「重量部」を
意味する。
【0060】以下に挙げる実施例及び比較例では、下記
の諸原料を用いて反応性ホットメルト接着剤組成物を製
造した。 カチオン重合性化合物1…東亜合成社製のオキセタン、
商品名:「XDO」。
【0061】カチオン重合性化合物2…油化シェルエポ
キシ社製、ビスフェノールAのジグリシジルエーテル、
商品名:「エピコート1001」。 ポリビニルブチラール樹脂…積水化学工業社製、数平均
分子量18000のポリビニルブチラール、商品名:
「エスレックBX−1L」。
【0062】ポリエステル樹脂…東洋紡社製、数平均分
子量25000のポリエステル、商品名:「バイロン2
00」。 カチオン重合開始剤1…ユニオン・カーバイド社製、6
フッ化リンを対アニオンとして有する芳香族スルホニウ
ム塩、商品名:「サイラキュアーUVI−6990」。
【0063】カチオン重合開始剤2…旭電化工業社製、
6フッ化アンチモンを対アニオンとして有する芳香族ス
ルホニウム塩、商品名:「オプトマーSP−170」。 ヒドロキシル基含有化合物…大日本インキ工業社製、数
平均分子量約350のオルトフタル酸エステルジエチレ
ンジオール、商品名:「スピノドールRD3150
P」。
【0064】(実施例1) (反応性ホットメルト接着剤組成物の製造)上記カチオ
ン重合性化合物1を40部と、ポリビニルブチラール樹
脂を50部と、ヒドロキシル基含有化合物を10部と、
カチオン重合開始剤1を1部とを、加熱オイルを循環さ
せ得るジャケットを備えたプラネタリーミキサーに投入
し、アルミ箔で覆った後、160℃にて30rpmで6
0分混合し、反応性ホットメルト接着剤組成物を得た。
【0065】(実施例2及び比較例1〜3)下記の表1
に示すように、組成を変更したことを除いては、実施例
1と同様にしてホットメルト接着剤組成物を得た。
【0066】(評価)実施例1〜4及び比較例1,2で
得られた各接着剤組成物について、接着強度、耐熱
接着強度及び湿熱後接着強度を以下の要領で評価し
た。
【0067】接着強度…150℃の温度に設定された
ロールコーターを用いて、接着剤組成物を25×125
×1.6mmのSPCCダル鋼板に、200μmの厚さ
となるように塗布した。次に、塗布された接着剤組成物
にORK製作所社製、高圧水銀灯「ジェットライトJL
2300」を用い、365mmの波長が照度25mW/
cm2 となるように紫外線を60秒間照射した。しかる
後、25×125mmの9号綿帆布を、所定の可使時間
(10秒または1分)経過後に、接着剤組成物に重ね合
わせ、120℃、2分間及び0.5kg/cm2 の圧力
で加熱プレスし、剥離試験片を得た。この剥離試験片
を、23℃、相対湿度67%の環境のもとで7日間養生
した後に、JIS K6854に準じ、25℃において
浮動ローラー法剥離試験を行い、剥離に至った最大強度
を接着強度を接着強度とした。
【0068】耐熱接着強度…接着強度の評価の場合
と同様にして、剥離試験片を作成した。この剥離試験片
を、23℃及び相対湿度60%の環境のもとに7日間養
生した後に、JIS K6854に準じて、80℃にお
いて浮動ローラー法剥離試験を行い、剥離に至った最大
強度を耐熱接着強度とした。
【0069】湿熱後接着強度…の接着強度の評価の
場合と同様にして、剥離試験片を作成した。この剥離試
験片を、23℃及び相対湿度60%の環境のもとで7日
間養生した後に、さらに85℃及び相対湿度85%の雰
囲気に500時間放置した後に、JIS K6854に
準じて80℃において浮動ローラー法剥離試験を行い、
剥離に至った最大強度を湿熱後接着強度とした。
【0070】結果を下記の表1に示す。
【0071】
【表1】
【0072】
【発明の効果】本発明に係る反応性ホットメルト接着剤
組成物では、常温で非粘着性であるため、作業性に優れ
ている。また、活性エネルギー線の照射により、硬化が
進行し、硬化物は、耐熱性において優れている。
【0073】また、ポリビニルブチラールを高分子皮膜
形成剤として含んでいるため、硬化物は耐湿熱性におい
ても優れている。また、上記光カチオン重合開始剤が、
6フッ化リンを対アニオンとして有する芳香族スルホニ
ウム塩からなるので加熱時の安定性に優れており、従っ
て溶融塗工作業を容易にかつ安定に行い得る。
【0074】また、本発明に係る反応性ホットメルト接
着剤組成物では、活性エネルギー線照射後の硬化が暗反
応で行われるので、活性エネルギー線を透過しない被着
体や非透湿性の被着体にも適用し得る。また、硬化後
は、優れた接着強度、耐熱性などの諸物性を発現するの
で、自動車用、電気製品用、電子、通信材料用、建材用
などを始め、各種工業製品用の反応性ホットメルト接着
剤として好適に用いることができる。
【0075】さらに、本発明に係る反応性ホットメルト
接着剤組成物は、活性エネルギー線硬化型であり、湿気
硬化型ではないので、湿気を厳密に遮断する必要がな
く、従って、特殊な製造設備や包装材料などを用いる必
要はなく、経済的である。
【0076】従って、様々な環境のもとで好適に用い得
る反応性ホットメルト接着剤組成物を提供することがで
きる。上記カチオン重合性化合物として、エポキシ化合
物を用いた場合には、カチオン重合性に優れているの
で、硬化が速やかに進行する。
【0077】また、カチオン重合性化合物として、ビス
フェノールA骨格と、エチレンオキシドもしくはプロピ
レンオキシドとを共重合してなるエポキシ樹脂を用いた
場合には、カチオン重合性をより高めることができるの
で、より高い耐熱性を得ることができる。
【0078】本発明に係る反応性ホットメルト接着剤組
成物においてヒドロキシル基含有化合物がさらに備えら
れている場合には、ヒドロキシル基含有化合物の配合に
より、被着体への密着力を高めたり、活性エネルギー線
照射後貼り合わせまでの接着可能時間を調整することが
できる。
【0079】上記ヒドロキシル基含有化合物が、分子中
に芳香族環とエステル結合とを有し、1級のヒドロキシ
ル基を有する場合には、さらに、難被着体であるPET
フィルムへの密着力を高めることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1分子あたり、下記の式(1)の構造を
    有するカチオン重合性反応基を平均で1以上有するカチ
    オン重合性化合物と、 ポリビニルブチラールからなる高分子皮膜形成剤と、 6フッ化リンを対アニオンとして有する芳香族スルホニ
    ウム塩からなる光カチオン重合開始剤とを含み、室温に
    おいて非粘着性であることを特徴とする、反応性ホット
    メルト接着剤組成物。 【化1】 (なお、式(1)中、m、nは、0、1または2を示
    し、R1 、R2 、R3 及びR4 は、メチル基、エチル
    基、イソプロピル基、イソアミル基、フェニル基または
    水素原子を示し、これらは同一であってもよく、異なっ
    ていてもよい。)
  2. 【請求項2】 前記カチオン重合性化合物が、エポキシ
    化合物である、請求項1に記載の反応性ホットメルト接
    着剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記カチオン重合性化合物が、ビスフェ
    ノールA骨格と、エチレンオキシドもしくはプロピレン
    オキシドとを共重合してなるエポキシ樹脂である、請求
    項1または2に記載の反応性ホットメルト接着剤組成
    物。
  4. 【請求項4】 ヒドロキシル基含有化合物をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の反
    応性ホットメルト接着剤組成物。
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