JPH10321070A - 管状スイッチ及びその接続器具 - Google Patents

管状スイッチ及びその接続器具

Info

Publication number
JPH10321070A
JPH10321070A JP18088897A JP18088897A JPH10321070A JP H10321070 A JPH10321070 A JP H10321070A JP 18088897 A JP18088897 A JP 18088897A JP 18088897 A JP18088897 A JP 18088897A JP H10321070 A JPH10321070 A JP H10321070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
tubular
tubular switch
hose
switch according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18088897A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ebato
浩 江波戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EBATSUKU KK
Original Assignee
EBATSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EBATSUKU KK filed Critical EBATSUKU KK
Priority to JP18088897A priority Critical patent/JPH10321070A/ja
Priority to IL12775697A priority patent/IL127756A0/xx
Priority to CA002260012A priority patent/CA2260012A1/en
Priority to PCT/JP1997/002356 priority patent/WO1998001875A1/ja
Priority to AU33595/97A priority patent/AU720449B2/en
Priority to CNB97196274XA priority patent/CN1167095C/zh
Priority to US09/214,706 priority patent/US6166338A/en
Priority to EP97929553A priority patent/EP0913844A4/en
Priority to KR10-1999-7000106A priority patent/KR100449529B1/ko
Publication of JPH10321070A publication Critical patent/JPH10321070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/50Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member
    • H01H13/52Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state immediately upon removal of operating force, e.g. bell-push switch
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/14Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch adapted for operation by a part of the human body other than the hand, e.g. by foot
    • H01H3/141Cushion or mat switches
    • H01H3/142Cushion or mat switches of the elongated strip type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/10Contact cables, i.e. having conductors which may be brought into contact by distortion of the cable
    • H01B7/104Contact cables, i.e. having conductors which may be brought into contact by distortion of the cable responsive to pressure

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性があり、場所を選ばす敷設でき、長い
検出範囲を有することができ、しかも、故障箇所の発見
や修理、調整が容易であり、構造が簡単で柔軟性があ
り、安価に製造できる管状スイッチ及びその接続器具を
提供する。 【解決手段】 絶縁性及び弾性を有する管状のホース部
材11と、ホース部材11のすべての断面においてホー
ス内面に、その表面の一部が内部空間に露出するように
固定された、複数条螺旋状に配置された柔軟性のある導
電部材12とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常時オフ型であっ
て外圧によって瞬時にオンする検出距離が長い管状スイ
ッチ及びその接続器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図29は、従来の長尺スイッチの一例
(テープスイッチ)を示す図である。このスイッチは、
焼入れ処理したバネ材に厚く銅メッキを施した2枚の帯
状導体1,2と、その帯状導体1,2が略平行になるよ
うに、長手方向の両側を保持する絶縁フィルム3と、そ
れらの周囲を被覆する耐蝕性の高い樹脂からなる被覆部
材4とから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のテープスイッチは、全体が帯状であり、帯の厚み方向
の荷重によって作動するので、検出方向が限定されると
いう問題があった。また、帯がねじれた場合には、破損
する可能性があり、凹凸があったり、折れ曲がった場所
などでは使用できなかった。さらに、帯状であるので、
巻き取る場合に、帯の面を平行にして巻き取る必要があ
り、柔軟性にかけ、設置や収納を繰り返す用途には、取
り扱いが面倒であった。
【0004】一方、帯状導体を所定の隙間を保って平行
に保持するために、構造が複雑で、高価となるうえ、長
いものは実用にならなかった。また、帯状導体が永久変
形を起こして接触したままとなったり、切断してしまっ
た場合に、簡単に故障箇所を発見できず、また、一部が
破損した場合であっても、修理して使用することが困難
であった。さらに、構造的に作動力が決まってしまい、
作動力の変更を後から行なうことが困難であった。
【0005】本発明は、耐久性があり、場所を選ばす敷
設でき、長い検出範囲を有することができ、しかも、故
障箇所の発見や修理、調整が容易であり、構造が簡単で
柔軟性があり、安価に製造できる管状スイッチ及びその
接続器具を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、絶縁性及び弾性を有する管状の
ホース部材と、前記ホース部材のすべての断面において
ホース内面に、その表面の一部が内部空間に露出するよ
うに固定された、複数条螺旋状に配置された柔軟性のあ
る導電部材とを含む管状スイッチである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の管状
スイッチにおいて、前記ホース部材は、透明又は半透明
であることを特徴とする管状スイッチである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の管状スイッチにおいて、前記導電部材は、細い
複数の金属素線を撚ったもの又は編んだ裸電線部材であ
ることを特徴とする管状スイッチである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
のいずれか1項に記載の管状スイッチにおいて、前記導
電部材は、可撓性及び/又は弾性を有する導電層と、前
記導電層に接して配置された裸電線部材とを備えたこと
を特徴とする管状スイッチである。
【0010】請求項5の発明は、請求項4に記載の管状
スイッチにおいて、前記導電層は、導電ゴム又は導電樹
脂であることを特徴とする管状スイッチである。
【0011】請求項6の発明は、請求項1から請求項5
のいずれか1項に記載の管状スイッチにおいて、前記導
電部材は、可撓性及び弾性を有する導電層と可撓性及び
弾性を有する絶縁層とを交互に螺旋状に巻まいて、その
導電層の外周に裸電線部材を重ねて巻いたものであり、
前記ホース部材は、前記導電層、前記絶縁層及び前記裸
電線部材を、絶縁材料によって被覆したものであること
を特徴とする管状スイッチである。
【0012】請求項7の発明は、請求項1から請求項5
のいずれか1項に記載の管状スイッチにおいて、前記導
電部材は、可撓性及び弾性を有する導電層を間隔をあけ
て、螺旋状に巻まいて、その導電帯の外周に裸電線部材
を重ねて巻いたものであり、前記ホース部材は、前記導
電帯及び前記裸電線部材を絶縁材料によって被覆したも
のであることを特徴とする管状スイッチである。
【0013】請求項8の発明は、請求項1から請求項3
のいずれか1項に記載の管状スイッチにおいて、前記導
電部材は、裸電線部材と、可撓性及び弾性を有し、前記
ホース部材と接着可能な材料からなり、前記裸電線部材
を前記ホース部材に接合する接合部材とを備えたことを
特徴とする管状スイッチである。
【0014】請求項9の発明は、請求項8に記載の管状
スイッチにおいて、前記裸電線部材は、金属線を筒状に
編んだ筒状網体であって、前記接合部材は、前記筒状網
体の内部に挿入されていることを特徴とする管状スイッ
チである。
【0015】請求項10の発明は、請求項8に記載され
た管状スイッチにおいて、前記裸電線部材は、単線、撚
り線又は平網線を含む金属線であって、前記接合部材
は、導電ゴム又は導電樹脂であって、前記金属線と撚り
合わされていることを特徴とする管状スイッチである。
【0016】請求項11の発明は、請求項8に記載され
た管状スイッチにおいて、前記導電部材は、裸電線部材
と、可撓性及び弾性を有し、前記ホース部材と接着可能
な同系統材料からなる導電ゴム又は導電樹脂であって、
前記裸電線部材を被覆すると共に前記ホース部材に接合
する接合部材とを備えたことを特徴とする管状スイッチ
である。
【0017】請求項12の発明は、請求項1から請求項
11のいずれか1項に記載の管状スイッチにおいて、前
記接合部材又は前記導電部材は、弾性があり、透明又は
半透明なチューブ又は紐状部材であることを特徴とする
管状スイッチである。
【0018】請求項13の発明は、絶縁性及び弾性を有
する管状のホース部材と、前記ホース部材の内面に長手
方向に複数本配置された柔軟性のある第1の導電部材
と、前記第1の導電部材を前記ホース部材に接合する導
電性及び弾性のある第1の接合部材と、前記ホース部材
の径方向のほぼ中心であって、長手方向に配置された柔
軟性のある第2の導電部材と、前記第1の接合部材と接
しない位置に設けられ、前記第2の導電部材を前記ホー
ス部材に放射状の支持部で支持する導電性及び弾性のあ
る第2の接合部材とを備えた管状スイッチである。
【0019】請求項14の発明は、請求項1から請求項
13のいずれか1項に記載の管状スイッチにおいて、前
記ホース部材は、その外面の長手方向にスジ状の溝を有
することを特徴とする管状スイッチである。
【0020】請求項15の発明は、請求項1から請求項
14のいずれか1項に記載の管状スイッチにおいて、前
記ホース部材又は前記接合部材において部材内部又は内
面若しくは外面に設けられた発光体又は光反射体を備え
ることを特徴とする管状スイッチである。
【0021】請求項16の発明は、請求項1から請求項
15のいずれか1項に記載の管状スイッチにおいて、前
記ホース部材の外周に配置され、金属線又は合成繊維を
編んだ補強部材をさらに備えたことを特徴とする管状ス
イッチである。
【0022】請求項17の発明は、請求項1から請求項
16のいずれか1項に記載の管状スイッチの端部と、他
の前記管状スイッチの端部若しくは外部電線に接続する
か又はその端部を封止する管状スイッチの接続器具にお
いて、前記ホース部材の内部に密着して挿入されるコア
部材と、前記コア部材の外周の一部に設けられ前記導電
部材に接触する接点部材と、前記ホース部材の外周に嵌
め込まれるカバー部材とを備えたことを特徴とする管状
スイッチの接続器具である。
【0023】請求項18の発明は、請求項17に記載の
管状スイッチの接続器具において、前記一方の管状スイ
ッチに接続される第1の接続器具と、前記他方の管状ス
イッチ若しくは外部電線に接続され又は前記一方の管状
スイッチの端部を封止する第2の接続器具とを含み、前
記第1の接続器具のカバー部材と、前記第2の接続器具
のカバー部材とは、嵌合固定又は螺合固定されることを
特徴とする管状スイッチの接続器具である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。 (管状スイッチの第1実施形態)図1は、本発明による
管状スイッチの第1実施形態を示す断面図である。この
管状スイッチ10は、ホース部材11と、導電部材12
とから構成されている。ホース部材11は、弾力性及び
絶縁性を有するゴムや樹脂からなる管状の部材である。
導電部材12は、ホース部材11のすべての断面におい
てホース内面に、その表面の一部が内部空間に露出する
ように固定された、電導性及び柔軟性のある複数条の螺
旋状の部材である。
【0025】この管状スイッチ10は、ホース部材11
のいずれの位置(ホース部材11の長手方向のPより大
きな押圧幅)を押圧しても、その内面に露出した複数の
導電部材12が螺旋状をしているので、ホース部材11
が潰れて交叉し必ず接触する。よって、一方の導電部材
12を電源につないでおけば、他方の導電部材12に通
電して、スイッチ作用を果たす。
【0026】ホース部材11は、絶縁性を有しているの
で、押圧物に対して導通することはなく、また、外部に
漏電する心配がない。導電部材12は、後述する自動復
元機能を持たせるために、柔軟性を有するもの、例え
ば、銅線にスズメッキを施した鋼線に銅メッキを施した
ものなど、であることが好ましい。
【0027】ホース部材11は、気密性を持たせること
が好ましく、その場合には、圧縮エアー等で内圧をかけ
ることによって、円形断面を保つことができる。ホース
部材11は、それ自身の弾力性により円形断面を保つの
で、ホースリールで巻き取ったり、巻いて重ねたりした
場合であっても、変形してコイル状の導電部材12同士
が接触するのを防ぐことができ、また、接触してしまっ
た場合であっても、その部分の外圧を取り除くか、内圧
を加えて元に戻して離すことができる。
【0028】ホース部材11は、それ自身の復元力だけ
でなく、潰れた部分を前述した内圧若しくはコイル状の
導電部材12の復元力、又は、その両方によって復元す
ることができる。この自動復元機能によって、繰り返し
使用が可能となる。従って、例えば、回数カウンター
や、道路面に2列に敷設して、その間を通過する車両の
速度計測装置など使用頻度の多い所にも使用できる。
【0029】このホース部材11は、半透明又は透明で
あることが好ましい。この場合には、導電部材12の断
線、変形などが外部から、目視によって判断することが
できる。
【0030】この実施形態の管状スイッチ10は、ホー
ス部材11の径、肉厚、材質、比重や、導電部材12の
弾性係数、線径、材質、条数、ピッチ等を変えることに
よって、感度、耐圧、重量、柔軟性を広範囲に選ぶこと
ができるので、小型の敏感なものから大型で大荷重用の
ものまで、用途に応じて対応可能であり、応用範囲は非
常に広い。例えば、自動ドアのスイッチや、機器類に取
り付けて一定以上の荷重を受けて作動するスイッチ等と
して使用できる。
【0031】この管状スイッチ10は、ホース部材11
を長くしても、反応速度は導電部材12内の通電速度で
あるから殆ど変らず、数kmにしても使用できる。ま
た、多数本密に配置して、人や動物の侵入又は通過を感
知することができる。密に配置する例としては、並列、
格子状、波状又は渦巻き状などが挙げられる。
【0032】この管状スイッチ10は、方向性がなく、
柔軟性があるので、曲りくねった状態で敷設又は配置す
ることもできる。また、雨や風の影響を受けないので、
屋外に設置することも可能である。さらに、移動や撤
去、敷設が容易である。
【0033】この管状スイッチ10は、内圧を加減する
ことにより、気温等周囲の温度変化にも、ホース部材1
1の硬さの調節が可能である。また、圧縮エアによって
内圧をかけて、水面に浮かせられ、水溜りを横切った
り、溝を超えることも可能であり、また、水中に沈めて
敷設する場合には、水圧でつぶれるのを防止することも
できる。
【0034】図2は、本発明による管状スイッチの動作
を説明するための図であり、図2(a)は断面図、図2
(b)は側面図である。なお、図2(b)は、螺旋の曲
線を直線化して、透視図としている。また、実線はスイ
ッチオン、破線はスイッチオフの状態を示している。
【0035】螺旋状の導電部材(A),(C)は電源
側、導電部材(B),(D)は負荷側を示している。こ
こで、導電部材(A)と(B)及び(C)と(D)は、
相互に位相を180°ずらしてあり、(A)と(C)と
は、90°ずらした4条螺旋の例を示している。また、
Pはピッチを示している。
【0036】外圧を受けない場合は、破線に示す状態で
あり、導電部材(A),(B),(C),(D)は、相
互に離れている。図2の場合に、X軸方向の圧力Fを螺
旋ピッチP以上の長さL1にわたって受けると、管状ス
イッチ10は、潰れて実線の状態となる。
【0037】このときに、断面1において、a1はa1
−1に、b1はb1−1に、c1はc1−1に、d1は
d1−1に変位し、c1とd1は、交叉して接触し、c
1−1からd1−1に通電する。
【0038】同様に、断面2において、a2−1とb2
−1が、断面3において、c3−1とd3−1が、断面
4において、a4−1とb4−1が、断面5において、
c5−1とd5−1が、各々交叉して、接触通電する。
すなわち、この場合には、5箇所の接点がある。同様に
して、P以上の長さ、L2の位置では、断面2,3,
4,5の4箇所の接点となる。
【0039】管状スイッチ10は、潰れたときに、X方
向の径は小さくなるが、その分だけ、Y方向の径は大き
くなる。従って、管状スイッチ10は、その内面の表面
積の変化が殆どなく、長手方向の変化も殆どない。よっ
て、螺旋状の導電部材(A),(B),(C),(D)
の長さも殆ど変わらない。
【0040】導電部材(A),(B),(C),(D)
は、螺旋の巻き径Dpに比較して、螺旋ピッチPが大き
いほど、潰れに伴う長さの変化が少なく、ホース部材1
1の内面と導電部材のズレが起こりにくい。よって、長
手方向の最小感知幅を、小さくするには、Dpを小さく
し、螺旋の条数を増加させることが望ましく、螺旋の導
電部材の変形応力を小さくするには、導電部材の線径φ
dを小さくし、ピッチPを大きくすることが望ましい。
このようにすれば、ホース部材の長さの変化と、導電部
材の潰れに伴う長さの変化との差は、ホース部材と導電
部材の柔軟性によって吸収可能である。
【0041】(第2実施形態)図3は、本発明による管
状スイッチの第2実施形態に示す断面図である。なお、
以下に説明する各実施形態では、第1実施形態と同様な
機能を果たす部分には、同一の符号を付すか、末尾に統
一した符号を付して、重複する説明を適宜省略する。こ
の管状スイッチ10−1は、ゴム製のホース部材11−
1の内面に、網状金属線の導電部材12−1を直接接合
したもので、網目にホース部材11−1が食い込んで導
電部材12−1を保持することができ、投錨効果を発揮
する。
【0042】(管状スイッチの第3実施形態)第3実施
形態では、ホース部材11は、消防用送水ホースのよう
に、繊維織布によって筒状に形成し、内面にゴム又は樹
脂などによってコーティングした軽くて、柔らかい部材
とすることもできる。この場合に、布筒の外側に、ゴム
又は樹脂などを貼り、さらに、導電部材12を、複数条
巻付けて、表面に接着固定した後に、布筒の布面が外側
になるように裏返すことによって、容易に作製できる。
【0043】この実施形態では、配置時には、ホース部
材11は、それ自体では復元性が無いので、圧縮エアー
によって内圧を加えて、管状スイッチ10を膨らませ
て、螺旋状の導電部材12をオフの状態に保つ必要があ
る。また、導電部材は、細くて柔軟性の高い、銅の平編
線が好適である。
【0044】第3実施形態によれば、布製の管状スイッ
チは、軽くて柔軟性に富むので、取り扱いが容易で実用
性が高い。
【0045】(管状スイッチの第4実施形態)図4は、
本発明による管状スイッチの第4実施形態を示す図であ
る。第4実施形態の管状スイッチ80は、心棒(マンド
レル)90に、2枚の可撓性及び弾性を有する帯状の導
電ゴム板82A,82Bと、2枚の可撓性及び弾性を有
する帯状の絶縁ゴム板84A,84Bとを交互に4条の
螺旋状に巻き付け(第1の巻き付け工程)、導電ゴム板
82A,82Bの外周に螺旋状に、柔銅撚り線からなる
裸電線83A,83Bを重ねて螺旋状に巻き付け(第2
の巻き付け工程)、導電ゴム板82、裸電線83、絶縁
ゴム板84の外側を被覆用絶縁ゴム(ホース部材)81
によって被覆した(被覆工程)ものである。
【0046】第4実施形態によれば、裸電線83は、導
電ゴム板82,絶縁ゴム板84,被覆用絶縁ゴム81と
は溶着しないが、各ゴム82,84,81同士を加硫工
程(加熱)によって、一体にできるために、導電ゴム板
82と裸電線83とは接して、通電が可能となる。
【0047】そして、この管状スイッチ80は、導電ゴ
ム板82同士の接触により、通電することができる。こ
の場合に、導電ゴム板82同士の接触面積が広いので、
不感知部が少ない。また、裸電線83同士の接触より
も、面圧が低くなり、ソフトで切れにくい。従って、繰
り返し使用ができ、寿命が長くなる。
【0048】このときに、導電ゴム板82は、電気抵抗
が比較的大きいが、接触部の導通距離は板厚分で小さ
く、管状スイッチ80の長手方向には、抵抗が非常に小
さい裸電線83によって導通するので、スイッチの機能
の障害とはならない。また、裸電線83が断線した場合
であっても、導電ゴム板82によって、導通が保たれる
ので、スイッチの機能を保つことができる。
【0049】なお、加硫後に鉄心90が引き抜き難い場
合には、ホース部材の内部に圧縮エアを入れて、内径を
膨らませて、鉄心90を抜くようにすればよい。
【0050】一方、第4実施形態において、心棒90に
導電ゴム板82のみを所定の間隔をあけて、螺旋状に巻
き付ける(第1の巻き付け工程)ようにしてもよい。ま
た、前述のように、導電ゴム板82と絶縁板を巻き付け
て、後に、絶縁板を剥離するようにして使用してもよ
い。この場合に、絶縁板は、ゴムとは接着しない材料に
すればよい。
【0051】裸電線83は、網状に伸縮加工した例で説
明したが、波状(コルゲート状)に屈曲したり、筒状に
編むようにしてもよい。また、導電ゴム板82と裸電線
84の代わりに、裸電線を導電ゴムによって被覆した導
電ゴム管を用いてもよい。なお、この実施形態におい
て、導電ゴムの代わりに、導電樹脂を用いても、同様な
機能を果たすことができる。また、被覆などの絶縁材料
も、他のものを用いてもよい。
【0052】第4実施形態において、加硫工程の後に、
心棒90を引き抜くときに、心棒90とホース部材の内
面との摩擦によって、心棒90が抜けにくいことがあ
る。この問題を解決するために、心棒90として、樹脂
製ホースを用いて、内部に圧縮気体又は液体等の流体を
封入して膨張させておき、加硫工程の後に、内部圧力を
除去して、樹脂製ホースの心棒90の外径を減少させ
て、ホース部材の内面との摩擦を少なくして、引き抜く
ようにすればよい。ここで、樹脂ホース製の心棒と、ゴ
ム製のホース部材の内面とは、加硫工程によっても溶着
することはない。
【0053】(管状スイッチの第5実施形態)図5は、
本発明による管状スイッチの第5実施形態を示す図であ
る。第5実施形態の管状スイッチ110は、心棒(マン
ドレル)90に、可撓性及び弾性のある銅網線などから
なる1本の導電部材112A及びその導電部材112A
の両側に2本ずつ配置された絶縁ゴム又は樹脂コード等
からなる4本の絶縁部材113Bを並べた帯体と、同様
な導電部材112B及び絶縁部材113Bを並べた帯体
とを交互に隙間なく2条の螺旋状に巻き付け(巻き付け
工程)、それらの外側を被覆用絶縁ゴム又は樹脂からな
るホース部材111によって被覆した(被覆工程)もの
である。巻き付け工程において隙間なく巻くことによ
り、被覆工程時に、ホース部材111が導電部材112
とマンドレル90間に入り込むことを防ぎ、導電部材1
12をホース内側に露出させることができる。
【0054】図6は、第5実施形態に係る導電部材の例
を示す図である。導電部材112は、例えば、銅線など
の金属線を用いるので、ゴム又は樹脂からなるホース部
材111とは、接着しない。そこで、本実施形態では、
ホース部材111と同系統の材料からなる接合部材を介
して、ホース部材111の内側に金属線を保持させるよ
うにしたものである。
【0055】図6(A)に示す導電部材112−1は、
金属線を粗く筒状にバイアス編みした網状筒体(導電部
材)112aの内部に、ホース部材111と同系統の材
料からなるゴム又は樹脂製の紐線(接合部材)112b
を挿入したものである。図7,図8は、図6(A)の導
電部材を用いた管状スイッチを示す断面図であって、図
7は、紐線が中実の場合を、図8は、紐線が中空(チュ
ーブ)の場合を、それぞれ示した図である。この場合に
は、網状筒体112aは、内部に紐線112bが挿入さ
れているので、長手方向に伸びきったときの最小径より
も太い状態を保って、心棒90に巻き付けることができ
る。従って、網状筒体112aが心棒90に螺旋状に巻
き付けられるときに、その網状筒体112aには張力が
加わるが、紐線112bが挿入されているので、その張
力によって網状筒体112aが伸びきった状態になるこ
とを防止することができる。これにより、網状筒体11
2aは、ホース部材111の伸縮に追従して、伸縮する
ことが可能となり、ホース部材111に加わる張力を網
状筒体112aが直接受けて、断線したり、ホース部材
111から剥離することを防止できる。
【0056】また、網状筒体112aの網目を通して、
紐線112bの材料であるゴム又樹脂と、ホース部材1
11の内面とが溶着又は接着するので、網状筒体112
aは、確実にホース部材111の内面に保持される。さ
らに、ホース部材111が外力を受けて潰れ、内部の螺
旋状の導電部材112が交差して接触した(スイッチオ
ンの状態)ときに、ゴム又は樹脂からなる紐線112b
がクッション材として働いて面圧をやわらげ、網状筒体
112aを構成する金属線の断線を防ぐことができる。
さらにまた、導電部材112−1が伸縮できるので、成
形後に、心棒90を抜く場合に、ホース部材111の内
部に、圧縮空気又は高圧水等を送り込み、ホース部材1
11の内径を広げると同時に、心棒90を押し出すこと
ができ、作業が容易である。
【0057】図6(B)に示す導電部材112−2は、
銅線などの単線、撚り線又は平網線を含む伸縮性のない
又は少ない金属線112cと、ホース部材111と同系
統の導電性のある材料からなるゴム又は樹脂製の紐線
(接合部材)112dとを撚り合わせたものである。こ
の場合には、紐線112dがホース部材111の内面に
溶着又は接着することにより、金属線112cは、ボー
ス部材111の内面に確実に保持される。また、金属線
112cは、紐線112dと撚ってあるので、伸縮する
ことができ、断線が防止できることや心棒90が抜きや
すいことは、導電部材112−1と同様である。
【0058】図6(C)に示す導電部材112−3は、
金属線112eを、ホース部材111と同系統の材料か
らなるゴム又は樹脂製の導電部材(接合部材)112e
で被覆したものである。図9は、図6(C)の導電部材
を用いた管状スイッチを示す断面図である。また、図6
(D)に示す導電部材112−4は、金属線112gの
外周に、ホース部材111と同系統の材料からなるゴム
又は樹脂製の導電部材(接合部材)112hを螺旋状に
巻くようにして被覆したものである。なお、導電部材1
12−3,112−4の場合には、接合部材は、導電性
を有する必要があるが、導電部材112−1,112−
2の場合には、必ずしも、導電性がなくてもよい。
【0059】ここで、ホース部材111の材料について
説明する。ホース部材111は、ゴム又はビニールなど
の樹脂によって製造することができる。ゴムによって製
造した場合には、弾力性、耐候性、強度などがよい。ま
た、樹脂によって製造した場合には、美観、透明性、成
形性、熱可塑性、生産性(コスト面)がよい。従って、
比較的条件のよい環境下(屋内、ケース内等)では、樹
脂製を使用し、悪条件下(屋外、温度・湿度変化大等)
では、耐久性のあるゴム製を使用するというように、使
い分けることが可能である。
【0060】なお、透明であれば、外から内部の断線な
どが目視でき、保守が容易である。また、使用場所によ
っては、黒色と黄色のストライプ状にカラフルな装飾を
施して、それ自体で注意を喚起するようにしてもよい。
【0061】いずれの材料を用いた場合であっても、内
部に不活性ガスを封入して、裸電線の防錆をすることが
可能である。また、導電部材が接触(スイッチオン)し
たのときに、接点の火花が発生したとしても、ホース部
材の外部に引火する危険性が全くなく、防爆性が極めて
高い。さらに、水や油、その他の液体内に敷設しても、
内部に入り込むことがないので、安全に使用することが
できる。
【0062】(管状スイッチの第6実施形態)図10〜
図13は、本発明による管状スイッチの第6実施形態を
示す断面図である。第6実施形態は、ホース部材111
又は接合部材112,113において、部材内部又は内
面若しくは外面に発光体114又は光反射体115を設
けたものである。
【0063】具体的には、発光体114は、図10に示
すように、絶縁性のチューブ113−1の中に設けても
よいし、図11に示すように、ホース部材111に埋め
込むようにしてもよい。また、図12に示すように、絶
縁性のチューブ113−1の外側(ホース内部)に設け
るようにしてもよい。この場合に、ホース部材111及
び接合部材112,113は、透明又は半透明の材料を
使用する。発光体114は、例えば、芯電極と透明電極
の両電極間に交流電圧を印加し、その間に設けたパイプ
状の発光層を発光させるロープ状のもの(特開平6−2
36797号参照)などを使用することができる。
【0064】一方、光反射体115は、図13に示すよ
うに、ホース部材111の外周に貼付されている。この
場合には、その外側を透明な保護部材116によって被
覆することが好ましい。
【0065】本実施形態によれば、発光体114の発光
により、また、照明などによる光反射体115の反射光
により、管状スイッチ110の存在を認識できるので、
暗所での使用に最適である。
【0066】(管状スイッチの第7実施形態)図14
は、本発明による管状スイッチの第7実施形態を説明す
る図である。この管状スイッチ20は、ホース部材21
の外周の長手方向に、溝部21aが形成されている。こ
の溝部21aは、管状のホース部材21を潰れやすくし
て、スイッチ応答性を向上させる働きを付与するもので
ある。
【0067】次に、この管状スイッチ20の製造装置を
例にあげて、溝部21aの形成方法を説明する。この管
状スイッチ20は、固定されたノズル外側部材31と、
その内部に間隙をあけて配置され、回転駆動されるノズ
ル内側部材32とからなる製造装置によって製造され、
ノズル外側部材31の供給口31−1からホース材料が
圧入され、ホース部材21がノズル外側部材31とノズ
ル内側部材32の間隙から、円筒状に押し出される。こ
のときに、ノズル外側部材31の間隙内周に突出した突
起部31−2によって、ホース部材21の外周に、溝部
21aがストレートに形成される。
【0068】一方、ノズル内側部材32の外周に形成さ
れた螺旋溝32−1に、孔32−2を通して、リール3
3に巻かれた裸電線22が、送り装置34によって供給
される。ノズル内側部材32は、ノズル外側部材31の
内部で回転し、螺旋のピッチによってホース部材21の
内面に、裸電線22を接着しながら送り込む。このとき
に、ホース部材21と裸電線22のホース中心軸方向の
送り速度は、一致している。
【0069】以上のように、この実施形態の管状スイッ
チ20は、ホース部材21の外周の長手方向に、ストレ
ートな溝部21aが形成される。この溝部21aは、ノ
ズル内側部材32の回転によりホース部材21が連れ回
ることを防止する案内の役割を果している。また、ホー
ス部材21の潰れ硬さ(硬度)を小さくする効果を発揮
する。
【0070】(管状スイッチの第8実施形態)図15
は、本発明による管状スイッチの第8実施形態を示す図
である。この管状スイッチ210は、弾性を有する絶縁
ゴム又は絶縁樹脂によって管状に成形されたホース部材
211と、ホース部材211の内周に、長手方向に複数
本(この実施形態では3本)配置された柔軟性のある第
1の導電部材212と、第1の導電部材212をホース
部材211に接合する導電ゴム又は導電樹脂製の導電性
及び弾性のある第1の接合部材213と、ホース部材2
11の径方向のほぼ中心であって、長手方向に配置され
た柔軟性のある第2の導電部材214と、第1の接合部
材213とは接しない位置に設けられ、第2の導電部材
214をホース部材11に放射状の支持膜で支持する導
電ゴム又は樹脂製の導電性及び弾性のある第2の接合部
材215などとを備えている。
【0071】各導電部材212,214は、ホース部材
121の長手方向に沿って直線状に配置されている。ま
た、ホース部材121と、各接合部材213,215と
は、同系統の溶着可能な樹脂又はゴムなどが使用されて
いる。
【0072】この実施形態は、ホース部材121が潰れ
ると、外側の第1の接合部材213のいずれかが、中心
の第2の接合部材215に接するので、それぞれ導電部
材212,214が電気的に導通して、潰れを検知する
ことができる。この実施形態は、押し出し成形の場合に
は、心棒(マンドレル)を引き抜く工程がないので、導
電部材212,214は柔軟性のみあれば、伸縮性はな
くてもよい。
【0073】図16は、本発明による管状スイッチの第
8実施形態の変形形態を示す図である。この管状スイッ
チ210Bは、第2の接合部材215Bの支持膜の厚さ
を厚くしたものであり、他の構造は、図15と同様であ
る。この実施形態は、第2の接合部材の支持膜の厚みを
調整することにより、潰れやすさの度合い、すなわちス
イッチの感度を調整することができる。
【0074】(接続器具の第1実施形態)図17は、本
発明による管状スイッチの接続器具の第1実施形態を示
す断面図である。接続器具40は、本発明による管状ス
イッチ10(20など)同士を接続するための器具であ
り、本体41と、締付部材42等とから構成さている。
本体41は、中玉部分の中央に中空部41aが形成され
外形が中央に向かってテーパー部41bが形成されてお
り、テーパー部41bの外側には、管状スイッチ10の
導電部材12に沿って螺旋状に形成されて電極41cが
形成されている。また、テーパー部41bの中央の外周
には円環部41dが形成され、その外周にフランジ部4
1eが形成され、さらに、フランジ部41eの内側に
は、雌ねじ部41fが形成されている。なお、電極41
cは、円環部41dを貫通して設けられている。締付部
材42は、本体41の両側に設けられており、外周に雌
ねじ部41fと螺合する雄ねじ部42aが形成され、内
周がテーパ部42bとなっている。
【0075】この接続器具40は、管状スイッチ10の
導電部材12を本体41の電極41cに合わせて挿入
し、本体41と締付部材43によって、管状スイッチ1
0を挟み込み、雌ねじ41fと雄ねじ42aとを螺合す
ることによって締め付ける。
【0076】この接続器具40は、管状スイッチ10を
接続してより長くして使用すると共に、管状スイッチ1
0の一部が破損した場合に、その部分を切除して、接合
するのにも使用できる。この場合には、修理が容易であ
り、接続対象装置の修復が迅速に行なえる。また、一部
破損した場合に、使い捨てをすることなく、くり返し使
用できて経済的である。
【0077】(接続器具の第2実施形態)図18は、本
発明による管状スイッチの接続器具の第2実施形態を示
す断面図である。第2実施形態の接続器具40Bは、管
状スイッチ10と、この管状スイッチ10のスイッチ信
号を入力又は出力する装置のコードCとを接続するため
の器具であり、第1実施形態の部品に加えて、中玉部に
中空部のない本体41Bとすると共に、ダミーホース管
43が付加されている。接続器具40Bの管状スイッチ
10側は、第1実施形態と同様に接続し、コードC側
は、ホース部材11とほぼ同一径であって、パッキンの
役割を果たす長さの短いダミーホース管43を本体41
と締付部材42の間に挟んで締め付けるようにしたもの
である。なお、ダミーホース環43は、コードCの径が
太い場合には、省略することもできる。
【0078】(接続器具の第3実施形態)図19は、本
発明による管状スイッチの接続器具の第3実施形態を示
す断面図である。第3実施形態の接続器具50は、第2
実施形態と同様に、管状スイッチ10とコードCを接続
するための器具であり、本体51と、締付部材52と、
スペーサ53と、固定ナット54等とから構成されてい
る。本体51は、中玉部の外形に中央に向かってテーパ
ー部51bが形成されており、テーパー部51bの外周
には、管状スイッチ10の導電部材12に沿って形成さ
れて電極51cが形成されている。また、中玉部の外周
に円環部51dが形成され、その両側にフランジ部51
eが形成され、さらに、フランジ部51eの外側には、
雄ねじ部51fが形成されている。締付部材52は、内
周に本体51の雄ねじ部51fと螺合する雌ねじ部52
a4、後述するスペーサ53A,53Bを押さえるフラ
ンジ部52bが形成されている。スペーサ53A,53
Bは、本体51の両側に設けられ、それぞれ内周が本体
51のテーパー部51bに沿ったテーパー部53bとな
っている。固定ナット54は、本体51の円環部51d
を、ケースなどの板Bに固定する部材である。
【0079】(封止器具の実施形態)図20は、本発明
による管状スイッチの封止器具の第1実施形態を示す断
面図である。この封止器具60は、管状スイッチ10の
端部に接続される終端器具であり、本体61と締付部材
62等とから構成されている。本体61は、一方の面の
中央に形成され外周がテーパー状の凸部61aと、外周
に設けられたフランジ部61bと、フランジ部61bの
内側に形成された雌ねじ部61cを有して、電気的絶縁
材料によって作製されている。締付部材62は、内側に
テーパー部62aを有し、外周に本体61の雌ねじ部6
1cと螺合する雄ねじ部62bを備えている。管状スイ
ッチ10ないを気密に保ち、導電部材12同士の接触を
防止している。
【0080】(接続器具の第4実施形態)図21は、本
発明による管状スイッチの接続器具の第4実施形態を示
す図である。この接続器具140は、第1及び第2のコ
ア部材141,145と、各コア部材141,145の
外側に配置され、管状スイッチ10の端部を挟み込み、
気密を保つように互いに嵌合(又は螺合)可能な第1及
び第2のカバー部材142,146と、各カバー部材1
42,146の外周に配置され、その径の中心方向に締
め付ける2割型のクランプ部材143,147と、一端
が管状スイッチ10,10の導電部材に接続され、連結
時に他端が電気的に接続されるコンタクト部材144,
148などとを備えている。
【0081】コア部材141,145は、ホース部材1
1の端部に挿入される部分に、円錐台形状をした傾斜部
141a,145aが設けられており、ホース部材11
の内部に設けられた導電部材12を押さえる働きをして
いる。また、この傾斜部141a,145aと隆起部1
41b,145bは、外周に配置されるクランプ部材1
43,147の軸方向の移動を規制し、ホース部材11
を固定する働きをしている。
【0082】(接続器具の第5実施形態)図22は、本
発明による管状スイッチの接続器具の第5実施形態を示
す図である。第5の接続器具150は、第4実施形態の
第1及び第2のカバー部材142,146の結合部と同
じ形状をした封止部材151,152とからなり、管状
スイッチ10の終端に接続するものである。なお、この
封止部材151,152に、外部電線との接続を可能に
するプラグ等を設けることができる。
【0083】(管状スイッチの第9実施形態)図23
は、本発明による管状スイッチの第9実施形態を示す図
である。第9実施形態に係る管状スイッチ310は、第
1実施形態の管状スイッチ10の外周に、ブレード部材
301を配置したものである。このブレード部材301
は、ワイヤー又は合成繊維などの紐を編んだブレードで
あって、管状スイッチ10の外側を補強することができ
る。
【0084】第9実施形態の管状スイッチ310によれ
ば、ブレード部材301が設けられているので、引張強
度が向上すると共に、局部的な外力に対する強度が向上
する。また、ブレード部材301は、粗いブレードであ
るので、周囲の圧力(静圧)を通すことができる。この
ために、柔軟性が失われないので、局部的な外圧で変形
する(潰れる)ことができる。さらに、ブレード部材3
01により、重量(特に、金属製ブレードの場合)が増
すので、液中での浮力をなくし、容易に沈めることがで
きる。
【0085】従って、(1)水中に沈めて、周囲(水
底)の圧力感知を行なう、(2)土石や泥、積雪の圧力
感知を行なう、(3)局部的な圧力(石、等)による変
形(潰れ)を感知する、(4)内圧を高くして高圧感知
を行なうなどの用途に使用できる。これらの用途の場合
に、ブレード部材301がないときには、管状スイッチ
10は、内圧によって膨張して破裂する可能性がある
が、外周に配置されたブレード部材301により、これ
を阻止することができる。
【0086】(管状スイッチ検出器の第1実施形態)図
24は、本発明による管状スイッチ検出器の第1実施形
態を示した図である。管状スイッチ検出器320は、電
圧計を内蔵した検出器本体321に、所定の長さのケー
ブル322A,322B,322C,…が、コネクタ3
23A,323B,323C,…を介して、接続されて
おり、これらのコネクタ323A,323B,323
C,…に、それぞれ管状スイッチ10A,10B,10
C,…の一端が接続されている。また、各コネクタ32
3A,323B,323C,…は、段階的に電圧降下を
させるための抵抗324A,324B,324C,…が
設けられている。従って、いずれかの管状スイッチ10
A,10B,10C,…がオンしたときに、図24
(B)に示すように、電圧Vを検出することにより、区
間A,B,C,…のいずれの区間でオンしたかを知るこ
とができる。
【0087】(管状スイッチ検出器の第2実施形態)図
25は、本発明による管状スイッチ検出器の第2実施形
態を示した図である。この管状スイッチ検出器330
は、電圧計(又は電流計)を備えた検出器本体331
に、管状スイッチ10が接続されている。このために、
動作時の電圧Vx(又は電流)を計ることにより、距離
xを検出することができる。従って、管状スイッチ10
が約30kmであった場合に、その30kmの範囲のう
ち、どの辺りでON(異常発生)かを知ることができ
る。
【0088】(管状スイッチ検出器の第3実施形態)図
26は、本発明による管状スイッチ検出器の第3実施形
態を示した図である。この管状スイッチ検出器340
は、タイマを備えた検出器本体341と、距離Lを離し
て配置された管状スイッチ10A,10Bとからなり、
A点の管状スイッチ10AがONしてから、B点の管状
スイッチ10BがONするまでの間の時間Tを測り、A
−B間を通過する車両等の平均速度を検出することがで
きる。
【0089】この管状スイッチ検出器340は、ビデオ
カメラやデジタルカメラなどを備え、その画像データと
前述した速度データを、共に記録することができる。こ
のときに、カメラのシャッタに連動して、時刻を記録す
ることにより、スピード違反の証拠とすることができ
る。
【0090】なお、この管状スイッチ検出器340は、
距離Lを小さく、例えば、車両のホイルベース(2軸間
距離)より短くして、A点,B点のONを1回としてカ
ウントし、平均車軸数によって除算することにより、通
過台数を計測することができる(通過車軸数/平均車軸
数=台数)。また、瞬間車速の検出や、混雑状況把握な
どの検出に用いることもできる。
【0091】(管状スイッチ検出器の第4実施形態)図
27は、本発明による管状スイッチ検出器の第4実施形
態を示した図である。この管状スイッチ検出器350
は、地下道、坑道、大型タンクなどの作業現場に通気す
るために、管状スイッチ10を通気ホースとして使用
し、その通気ホースの潰れによる通気異常を感知しよう
とするものである。管状スイッチ検出器350は、送風
機、検出回路及び警報器などを備えた検出器本体351
と、その検出器本体351に接続された管状スイッチ1
0とを備えており、マンホール352から作業現場35
3に管状スイッチ(通風ホース)10により、空気を送
風する。このときに、落石354などによって、管状ス
イッチ10が潰れた場合には、それを検出して警報を発
することができる。なお、管状スイッチ10は、通気ホ
ース及びその通気ホースが潰れたときの異常を検出する
スイッチとして使用すると同時に、常時は、通伝用ケー
ブルを兼ねることもできる。
【0092】(管状スイッチ検出器の第5実施形態)図
28は、本発明による管状スイッチ検出器の第5実施形
態を示した図である。この管状スイッチ検出器360
は、検出回路、バッテリ、アンテナ及び無線発信機を備
えた検出器本体361と、その検出器本体361に接続
たれた管状スイッチ10とを備えており、土砂崩れ等を
感知する検出器として使用できる。アンテナは、指向性
のないものが好ましく、起き上がりこぶし式、浮子式、
球形などの構造とすることができる。また、人工通信衛
星を自動追尾するアンテナとすれば、どこでも使用する
ことができる。検出回路は、一旦、ONして、そのまま
ONを続ければ、土砂崩れの発生などを検知でき、一定
時間経過後にOFF(タイマーでリセット)するように
すれば、一時的な圧力を感知できる。
【0093】この管状スイッチ検出器360は、小型か
つ配線が不要であるので、設置場所を選ばず、単独配置
が可能である。また、検出器本体361は、無線発信機
の発信周波数を変えることによって、どの検出器がON
しているのかを容易に判別することができる。受信セン
ターは、離れていても、移動中でもよいので、災害対策
車などに使用することができる。このスイッチ検出器3
60は、多数配置が容易にでき、例えば、ヘリコプター
等を用いて、空からバラまいて敷設することができる。
【0094】なお、土砂崩れの他にも、雪崩れの感知、
人や動物の進入の感知、物体が当たる圧力の感知(リミ
ットスイッチとして使用)することができる。この場合
には、使用目的に応じて、ホース部材内の圧力を変え
て、感度を調節すればよい。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような種々の効果がある。 (1) 本発明の管状スイッチは、ホース部材が導電部
材を被覆しているので、スイッチ作動に方向性がなく、
また、柔軟性があるので、巻き取りも容易である。 (2) ホース部材の内圧を変化させることにより、ス
イッチ作動圧を調整することができる。 (3) ホース部材と導電部材だけの簡単な構造である
ので、連続成形が可能となり、長いものを安価に製造す
ることができる。 (4) ホース部材を透明又は半透明にすることによっ
て、外部から容易に破損箇所などを発見できる。破損が
あった場合には、その部分を切除して、接続器具によっ
て容易に接続再生することができる。また、内部に発光
体や光反射体を設けて、視認性を高めることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による管状スイッチの第1実施形態を示
す断面図である。
【図2】本発明による管状スイッチの動作を説明するた
めの図である。
【図3】本発明による管状スイッチの第3実施形態を示
す断面図である。
【図4】本発明による管状スイッチの第4実施形態を示
す断面図である。
【図5】本発明による管状スイッチの第5実施形態を示
す図である。
【図6】第5実施形態に係る導電部材の例を示す図であ
る。
【図7】図6(A)の導電部材を用いた管状スイッチ
(紐線が中実の場合)を示す断面図である。
【図8】図6(A)の導電部材を用いた管状スイッチ
(紐線がチューブの場合)を示す断面図である。
【図9】図6(C)の導電部材を用いた管状スイッチを
示す断面図である。
【図10】本発明による管状スイッチの第6実施形態
(発光体が接合部材内の場合)を示す断面図である。
【図11】本発明による管状スイッチの第6実施形態
(発光体がホース部材内の場合)を示す断面図である。
【図12】本発明による管状スイッチの第6実施形態
(発光体がホース部材の内側の場合)を示す断面図であ
る。
【図13】本発明による管状スイッチの第6実施形態
(光反射体の場合)を示す断面図である。
【図14】本発明による管状スイッチの第7実施形態を
説明する図である。
【図15】本発明による管状スイッチの第8実施形態を
示す図である。
【図16】本発明による管状スイッチの第8実施形態の
変形形態を示す図である。
【図17】本発明による管状スイッチの接続器具の第1
実施形態を示す断面図である。
【図18】本発明による管状スイッチの接続器具の第2
実施形態を示す断面図である。
【図19】本発明による管状スイッチの接続器具の第3
実施形態を示す断面図である。
【図20】本発明による管状スイッチの封止器具の実施
形態を示す断面図である。
【図21】本発明による管状スイッチの接続器具の第4
実施形態を示す断面図である。
【図22】本発明による管状スイッチの接続器具の第5
実施形態を示す断面図である。
【図23】本発明による管状スイッチの第9実施形態を
示す図である。
【図24】本発明による管状スイッチ検出器の第1実施
形態を示した図である。
【図25】本発明による管状スイッチ検出器の第2実施
形態を示した図である。
【図26】本発明による管状スイッチ検出器の第3実施
形態を示した図である。
【図27】本発明による管状スイッチ検出器の第4実施
形態を示した図である。
【図28】本発明による管状スイッチ検出器の第5実施
形態を示した図である。
【図29】従来の長尺スイッチの一例(テープスイッ
チ)を示す図である。
【符号の説明】
10,10−1,20,110 管状スイッチ 11,11−1,21,111 ホース部材 12,12−1,22,112 導電部材 40,50 接続器具 60 封止器具 80 管状スイッチ 81 被覆用絶縁ゴム 82 導電ゴム板 83 裸電線 84 絶縁ゴム板 90 鉄心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01H 13/52 H01H 13/52 Z H02G 1/06 H02G 1/06 Q

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性及び弾性を有する管状のホース部
    材と、 前記ホース部材のすべての断面においてホース内面に、
    その表面の一部が内部空間に露出するように固定され
    た、複数条螺旋状に配置された柔軟性のある導電部材と
    を含む管状スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の管状スイッチにおい
    て、 前記ホース部材は、透明又は半透明であることを特徴と
    する管状スイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の管状スイ
    ッチにおいて、 前記導電部材は、細い複数の金属素線を撚ったもの又は
    編んだ裸電線部材であることを特徴とする管状スイッ
    チ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の管状スイッチにおいて、 前記導電部材は、 可撓性及び/又は弾性を有する導電層と、 前記導電層に接して配置された裸電線部材とを備えたこ
    とを特徴とする管状スイッチ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の管状スイッチにおい
    て、 前記導電層は、導電ゴム又は導電樹脂であることを特徴
    とする管状スイッチ。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載の管状スイッチにおいて、 前記導電部材は、可撓性及び弾性を有する導電層と可撓
    性及び弾性を有する絶縁層とを交互に螺旋状に巻まい
    て、その導電層の外周に裸電線部材を重ねて巻いたもの
    であり、 前記ホース部材は、前記導電層、前記絶縁層及び前記裸
    電線部材を、絶縁材料によって被覆したものであること
    を特徴とする管状スイッチ。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれか1項に
    記載の管状スイッチにおいて、 前記導電部材は、可撓性及び弾性を有する導電層を間隔
    をあけて、螺旋状に巻まいて、その導電帯の外周に裸電
    線部材を重ねて巻いたものであり、 前記ホース部材は、前記導電帯及び前記裸電線部材を絶
    縁材料によって被覆したものであることを特徴とする管
    状スイッチ。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の管状スイッチにおいて、 前記導電部材は、 裸電線部材と、 可撓性及び弾性を有し、前記ホース部材と接着可能な材
    料からなり、前記裸電線部材を前記ホース部材に接合す
    る接合部材とを備えたことを特徴とする管状スイッチ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の管状スイッチにおい
    て、 前記裸電線部材は、金属線を筒状に編んだ筒状網体であ
    って、 前記接合部材は、前記筒状網体の内部に挿入されている
    ことを特徴とする管状スイッチ。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載された管状スイッチに
    おいて、 前記裸電線部材は、単線、撚り線又は平網線を含む金属
    線であって、 前記接合部材は、導電ゴム又は導電樹脂であって、前記
    金属線と撚り合わされていることを特徴とする管状スイ
    ッチ。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載された管状スイッチに
    おいて、 前記導電部材は、 裸電線部材と、 可撓性及び弾性を有し、前記ホース部材と接着可能な同
    系統材料からなる導電ゴム又は導電樹脂であって、前記
    裸電線部材を被覆すると共に前記ホース部材に接合する
    接合部材とを備えたことを特徴とする管状スイッチ。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項11のいずれか1
    項に記載の管状スイッチにおいて、 前記接合部材又は前記導電部材は、弾性があり、透明又
    は半透明なチューブ又は紐状部材であることを特徴とす
    る管状スイッチ。
  13. 【請求項13】 絶縁性及び弾性を有する管状のホース
    部材と、 前記ホース部材の内面に長手方向に複数本配置された柔
    軟性のある第1の導電部材と、 前記第1の導電部材を前記ホース部材に接合する導電性
    及び弾性のある第1の接合部材と、 前記ホース部材の径方向のほぼ中心であって、長手方向
    に配置された柔軟性のある第2の導電部材と、 前記第1の接合部材と接しない位置に設けられ、前記第
    2の導電部材を前記ホース部材に放射状の支持部で支持
    する導電性及び弾性のある第2の接合部材とを備えた管
    状スイッチ。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項13のいずれか1
    項に記載の管状スイッチにおいて、 前記ホース部材は、その外面の長手方向にスジ状の溝を
    有することを特徴とする管状スイッチ。
  15. 【請求項15】 請求項1から請求項14のいずれか1
    項に記載の管状スイッチにおいて、 前記ホース部材又は前記接合部材において部材内部又は
    内面若しくは外面に設けられた発光体又は光反射体を備
    えることを特徴とする管状スイッチ。
  16. 【請求項16】 請求項1から請求項15のいずれか1
    項に記載の管状スイッチにおいて、 前記ホース部材の外周に配置され、金属線又は合成繊維
    を編んだ補強部材をさらに備えたことを特徴とする管状
    スイッチ。
  17. 【請求項17】 請求項1から請求項16のいずれか1
    項に記載の管状スイッチの端部と、他の前記管状スイッ
    チの端部若しくは外部電線に接続するか又はその端部を
    封止する管状スイッチの接続器具において、 前記ホース部材の内部に密着して挿入されるコア部材
    と、 前記コア部材の外周の一部に設けられ前記導電部材に接
    触する接点部材と、 前記ホース部材の外周に嵌め込まれるカバー部材とを備
    えたことを特徴とする管状スイッチの接続器具。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の管状スイッチの接
    続器具において、 前記一方の管状スイッチに接続される第1の接続器具
    と、 前記他方の管状スイッチ若しくは外部電線に接続され又
    は前記一方の管状スイッチの端部を封止する第2の接続
    器具とを含み、 前記第1の接続器具のカバー部材と、前記第2の接続器
    具のカバー部材とは、嵌合固定又は螺合固定されること
    を特徴とする管状スイッチの接続器具。
JP18088897A 1996-07-09 1997-07-07 管状スイッチ及びその接続器具 Pending JPH10321070A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18088897A JPH10321070A (ja) 1996-07-09 1997-07-07 管状スイッチ及びその接続器具
IL12775697A IL127756A0 (en) 1996-07-09 1997-07-08 Tubular switch and device for connecting the switch
CA002260012A CA2260012A1 (en) 1996-07-09 1997-07-08 Tubular switch and device for connecting the switch
PCT/JP1997/002356 WO1998001875A1 (fr) 1996-07-09 1997-07-08 Commutateur tubulaire et dispositif de raccordement du commutateur
AU33595/97A AU720449B2 (en) 1996-07-09 1997-07-08 Tubular switch and device for connecting the switch
CNB97196274XA CN1167095C (zh) 1996-07-09 1997-07-08 管状开关以及用于连接该开关的装置
US09/214,706 US6166338A (en) 1996-07-09 1997-07-08 Tubular switch and device for connecting the switch
EP97929553A EP0913844A4 (en) 1996-07-09 1997-07-08 TUBULAR SWITCHES AND DEVICE FOR CONNECTING THESE SWITCHES
KR10-1999-7000106A KR100449529B1 (ko) 1996-07-09 1997-07-08 관 형상 스위치 및 그 접속 기구

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17901896 1996-07-09
JP33988696 1996-12-19
JP8-339886 1997-03-14
JP9-60788 1997-03-14
JP6078897 1997-03-14
JP8-179018 1997-03-14
JP18088897A JPH10321070A (ja) 1996-07-09 1997-07-07 管状スイッチ及びその接続器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10321070A true JPH10321070A (ja) 1998-12-04

Family

ID=27463959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18088897A Pending JPH10321070A (ja) 1996-07-09 1997-07-07 管状スイッチ及びその接続器具

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6166338A (ja)
EP (1) EP0913844A4 (ja)
JP (1) JPH10321070A (ja)
KR (1) KR100449529B1 (ja)
CN (1) CN1167095C (ja)
AU (1) AU720449B2 (ja)
CA (1) CA2260012A1 (ja)
IL (1) IL127756A0 (ja)
WO (1) WO1998001875A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153981A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Oonanba Kk 感圧ケーブル
JP2003197054A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Togawa Rubber Co Ltd 管状スイッチ部材の製造方法
KR100777268B1 (ko) * 1999-06-25 2007-11-20 가부시키가이샤 도쿄센사 장척스위치 및 그 제조방법
JP2008004457A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Tokyo Sensor:Kk 長尺スイッチ
JP2014017206A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Asmo Co Ltd 異物検知センサの製造方法及び異物検知センサ
JP2015145791A (ja) * 2014-01-31 2015-08-13 株式会社ハイレックスコーポレーション 感圧センサ
JP2017062153A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 日立金属株式会社 感圧センサ及びその製造方法

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2211449C (en) * 1995-12-04 2003-04-22 Shigeru Kashiwazaki Cord switch and pressure sensor
EP0935268A3 (en) * 1998-02-09 2000-09-06 Shinmei Rubber Ind. Co., Ltd. Omnidirectional response cable switch
JP2002195894A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd 感圧センサ
JP3844684B2 (ja) * 2001-12-11 2006-11-15 アスモ株式会社 感圧センサ及び感圧センサの端末処理方法
KR20060023572A (ko) * 2003-06-24 2006-03-14 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 신장가능 직물 스위치
GB0402191D0 (en) * 2004-02-02 2004-03-03 Eleksen Ltd Linear sensor
US7282654B2 (en) * 2005-06-08 2007-10-16 Peter Salgo Patient weighing system
US20070068741A1 (en) * 2005-09-27 2007-03-29 Dora Janos Pressure sensor for automatic door
JP4504904B2 (ja) * 2005-10-31 2010-07-14 アスモ株式会社 コードスイッチ及びこれを用いた検知装置
US7256347B2 (en) * 2005-12-14 2007-08-14 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Cord control and accessories having cord control for use with portable electronic devices
CN101449349B (zh) * 2006-06-15 2011-11-30 株式会社美姿把 压力检测开关和车辆用开闭装置
JP5023994B2 (ja) * 2007-11-22 2012-09-12 日立電線株式会社 コードスイッチ
GB0916756D0 (en) * 2009-09-24 2009-11-04 Cronapress Ltd A switch
KR200459140Y1 (ko) 2009-12-07 2012-03-21 유원선 휴대용 레일밀착측정기
JP5553032B2 (ja) * 2011-01-13 2014-07-16 日立金属株式会社 ポジションセンサ用コード及びポジションセンサ並びに平面ポジションセンサ
DE102012010043A1 (de) * 2012-05-23 2013-11-28 Volkswagen Aktiengesellschaft Druckschlauchsensor
JP6410340B2 (ja) * 2014-04-21 2018-10-24 フォスター電機株式会社 ケーブルスイッチ
CN104252750A (zh) * 2014-09-05 2014-12-31 绍兴金创意塑化电器有限公司 挤压触发式信号线
CN104639142A (zh) * 2015-02-12 2015-05-20 徐理邦 柔性无定向接触式传感器
JP2022115412A (ja) * 2021-01-28 2022-08-09 日立金属株式会社 感圧センサ
CN113036709A (zh) * 2021-03-26 2021-06-25 广东安恒电力科技有限公司 一种电缆接头柔性防火防爆装置及其施工方法
CN113362569B (zh) * 2021-05-24 2022-12-06 机械工业第九设计研究院股份有限公司 一种土木工程用护坡滑坡监测方法及检测系统及方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE482283C (de) * 1929-09-11 Oskar Nagy Elektrische Kontakteinrichtung in Form eines Kabels
FR1071182A (fr) * 1952-10-31 1954-08-26 Houilleres Bassin Du Nord Câble de télécommande
US3778805A (en) * 1972-02-11 1973-12-11 Cable Switch Corp Alarm utilizing pressure and temperature responsive switch
GB1509031A (en) * 1975-04-09 1978-04-26 Peachey G Pressure actuated continuous electrical switch
JPS5512559U (ja) * 1978-07-12 1980-01-26
DE2908471C2 (de) * 1979-03-05 1982-12-30 Erwin Sick Gmbh Optik-Elektronik, 7808 Waldkirch Einklemmschutz
JPS618816A (ja) * 1984-06-25 1986-01-16 株式会社 信明産業 加圧導電スイツチの製造方法と加圧導電スイツチ
JPS6145518A (ja) * 1984-08-07 1986-03-05 株式会社デンソー 線状スイツチ
JPH0419695Y2 (ja) * 1985-12-14 1992-05-06
IT1210777B (it) * 1987-06-02 1989-09-20 Leda Logarithmic Elect Devices Conduttore elettrico continuo e deformabile in grado di esplicare la funzione di interruttore elettrico
FR2643171A1 (fr) * 1989-02-13 1990-08-17 Jaeger Systeme detecteur d'obstacle comprenant un ensemble de connexion perfectionne
US5118910A (en) * 1990-03-12 1992-06-02 Tapeswitch Corporation Of America Illuminated, pressure-actuated switch
JPH08171833A (ja) * 1994-12-16 1996-07-02 Tokyo Sensor:Kk 帯状スイッチ装置
JP3834909B2 (ja) * 1996-04-23 2006-10-18 アスモ株式会社 車両用動力付窓開閉装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153981A (ja) * 1997-07-31 1999-02-26 Oonanba Kk 感圧ケーブル
KR100777268B1 (ko) * 1999-06-25 2007-11-20 가부시키가이샤 도쿄센사 장척스위치 및 그 제조방법
JP2003197054A (ja) * 2001-12-26 2003-07-11 Togawa Rubber Co Ltd 管状スイッチ部材の製造方法
JP2008004457A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Tokyo Sensor:Kk 長尺スイッチ
JP2014017206A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Asmo Co Ltd 異物検知センサの製造方法及び異物検知センサ
JP2015145791A (ja) * 2014-01-31 2015-08-13 株式会社ハイレックスコーポレーション 感圧センサ
JP2017062153A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 日立金属株式会社 感圧センサ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO1998001875A1 (fr) 1998-01-15
AU720449B2 (en) 2000-06-01
US6166338A (en) 2000-12-26
AU3359597A (en) 1998-02-02
EP0913844A4 (en) 1999-09-29
CN1167095C (zh) 2004-09-15
KR20000023653A (ko) 2000-04-25
CA2260012A1 (en) 1998-01-15
EP0913844A1 (en) 1999-05-06
IL127756A0 (en) 1999-10-28
CN1225189A (zh) 1999-08-04
KR100449529B1 (ko) 2004-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10321070A (ja) 管状スイッチ及びその接続器具
US4394705A (en) Anti-static hose assemblies
KR101604153B1 (ko) 고장 검출 능력을 구비한 호스
CA2007738C (en) Multi-layer elastic sleeves for electric power cable joints and joints therewith
US5807447A (en) Neutral conductor grounding system
US7604435B2 (en) Umbilical without lay up angle
JP5323901B2 (ja) 海中ケーブル、海中ケーブルの遮水層用複層テープおよび海中ケーブルの疲労特性の向上方法
CN115359961B (zh) 超高压配电装置用特种控制电缆
AU2008312342B2 (en) Sensing cable
US20200075196A1 (en) Electrical cable and methods of making the same
CN109920594B (zh) 一种高强度高屏蔽防噬咬耐磨矿用通信电缆
JP5340714B2 (ja) ホースの損傷検知方法、及び耐磨耗性ホース
US4571450A (en) Moisture impervious power cable and conduit system
JP6037333B2 (ja) ケーブル
CA1051793A (en) Composite paint hose
JP6831724B2 (ja) 電線管
JPH113629A (ja) ホーススイッチ式車両侵入警報装置
CN215527309U (zh) 抗拉伸耐曲挠铠装型连接用软电缆
JP2018157678A (ja) 電線管
CN219778554U (zh) 一种抗拉伸防断裂电缆
CN213601668U (zh) 一种电力工程电缆保护装置
CN109801753B (zh) 一种三网合一用综合光电缆
KR19990030400A (ko) 전도성 합성수지관
JPH0582284A (ja) 避雷針などのアース構造
CN113488264A (zh) 一种抗拉伸的矿用电缆

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040701

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071221